ervengel
Märklinとレイアウトのある生活
109 posts
鉄道模型趣味(主にメルクリンH0)について綴っていこうと思います。
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ervengel · 1 year ago
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39810 RABe 501 Giruno その2
続きです。
このモデルのウリの一つが、点灯する行き先表示器です。ただ点灯するだけでなく、走り始めると自���で消え、停止すると自動で点きます。いちいちファ��クション制御しなくても良いのが嬉しい。エクステリアに目を移すと、まず、白の塗装が滑らかでヨシ!最近はプリンタでざらついたのが多いのですが、やはりこちらの方が好みです。床下ハッチのラッチハンドル部のが白で塗り分けされていたり、ドア周りのスイッチ類がモールドだけでなく色が入っているなど、随所に「モールド+塗り分け」がなされており、精密感を高めます。近くで見るとオーバースケールかもですが、遠くから見ていると却って精密に感じるので、不思議です。
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インテリアはいつものあっさりですが、シートカラーが実車とあっており、雰囲気は出てます。ヘッドレストカバーをつけてやると映えそう
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パンタはファンクションで昇降します。メルクリンでは、もはや珍しくはなくなりましたね。基部に黄色い塗り分けあり。細かいなぁ…
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連接台車は、ヨーダンパ周りの作りをよく再現していて、走りに影響を出さずにいい雰囲気に仕上げてます。よく見たらケーブルのモールド抜けてる…←メルクリン��実車→
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運転席横の紋章。San Gottardo(聖ゴッタルド?)の紋章がはいってます。製造メーカーであるStadlerのロゴも含めてキレイに印刷されてます。
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普通に走らせても連接台車でヌルヌル走るし、止まっているときは、点灯する行先表示器が良いアクセントになります。小さなレイアウトでも編成モノを走らせたい!という人にはもってこいなモデルだとおもいます。
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おまけ:
箱は厚みがだいぶ増した代わりに、縦横はちょっと小さくなったようです。
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解結用の治具。連接台車のロック機構を外す使います。普通にはちょっとやそっとでは外れない機構なので、赤い紙で注意書きが入ってますが、なんせ読みにくい…
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ervengel · 1 year ago
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39810 RABe 501 Giruno その1
SBBの最新の特急型車両がついにメルクリンから模型化されました。2022年新製品として発表されて以来、例の如く何度も遅延し、ドイツでは3月終わり頃から出回り始めたものです。日本には先日やっと入荷ということで、HRSでの検品を経て、我が家にもやってきました。
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製品化発表後の2023年1月、現地で実車に乗る機会がありました。列車はミラノ行きのEC。乗車区間はBasel〜Luzernと短距離でしたが、最新らしく外装はピカピカ、内装もシンプルかつ清潔感があり、風光明媚な景色と相まって、ステキなひとときを堪能するとともに、メルクリンの製品が心底楽しみになりました。入手した今、喜びもひとしおです。
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では、モデルを見ていくとします。
基本セット5輌(39810)と増結2輌セット×3(43461、43462、43463)で11輌フル編成になりますが、全長も2mオーバー。基本セットだけだと112cmと扱いやすい長さです。
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基本セットは、中間車3輌が一体となっており解結不可。食堂車が動力車になっており、両端の連接台車の計4軸をカルダンシャフト経由で駆動しています。
32ファンクションフル割当です。使い切れない笑。パンタ昇降が4つもある…サウンドや照明も種類がたくさん。スイス尾灯はもちろんありますね。
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連接台車とカプラー。導電カプラーはなんと12極。内訳不明ですが、ファンクションから推定するとおそらく下記。フルで使ってますね。幌カバーの内側の見えないところまで印刷が入っていたり、ケーブルがモールド再現されていたりと芸が細かいです。メスコネクタ側にはロック機構がついており、一度連結したら、解結するには同梱の専用治具が必要です。
1:シュー(フィダー線の赤線相当)
2:線路(フィダー線の茶線相当)
3:前照灯(白)
4:前照灯(ハイビーム)
5:尾灯(赤)
6:室内照明
7:運転席照明
8:運転台ディスプレイ
9:行先表示器
10:照明GND
11:スピーカー線
12:スピーカー線
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先頭車のコックピット部
SBBの紋章はちゃんとモールド再現
ウインドシールドの曇り止めエアー用ルーバー再現。意外に目立つ!
前照灯/尾灯のLED照明をクリアパーツのモールドで再現。つぶつぶ感がよく出てます。
運転台モニターはON/OFF 可能で、進行方向側が光る。各種機器類はそれらしくモールド再現
運転席ドアの手摺りが別パーツ再現
運転席照明は前後個別制御
運転席ドア横の突起(後方カメラ?)は、発売前のイメージ図ではオミットされていたが、製品版では再現!
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これ以上写真が貼れないので、続きます。
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ervengel · 2 years ago
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42988 „München-Nürnberg Express“ その2
前回の続きです。
● Bpmz 295.4
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新金型ではありませんが、200km/h対応のMD台車と気密構造、コルゲート屋根の2等開放室客車です。個人的にこのBpmz 29X 系列は大好きなんです。種車は43765のIC客車(同形式)だと思われます。2両入ってます。
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まだちゃんとMünchen-Nürnberg Expressのロゴを載せてませんでしたね。これです
スカート部の排気メッシュのモールドが繊細かつくっきり輪郭でお気に入り。スイッチやレバー類のモールドの色塗りは、ますます磨きがかかったように思います。数年前から比べて随分上手くなったなーと…
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伝統の(?)MD523台車。ドアの窓下左側の点は汚れじゃなくてちゃんと印刷です。細かすぎるぞ…
白はちょっと梨地気味で、インクジェットプリンタと思われます。最近のメルクリンはどうもこれに頼りがちですが、どうにかならんかな…?
●ABvmsz 184.0
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1等/2等客車です。実車は4両だけが存在したMüNüExp専用車両です。両端の黄色線の入ったコンパートメントが1等、他は2等です。2等のコンパートメントは、子供連れ向けのファミリーコンパートメントかな?
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プラグドアの構造がBpmz 295.4と違います。ドア窓も大きめ。
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車端妻面より。電源のケーブルがそれっぽくモールドされているのが魅力。端部も塗り分けはっきりで好印象。メルクリン的には、モデルの元は43680のIC客車(Bvmz 185.5)で間違い無いでしょう。メルクリン公式曰く、「インテリアは新金型」だそうです。
●その他:新型導電カプラーのおはなし
カプラーが、ウワサの薄型導電カプラーでした。50個入りの単品はまだ販売されていないとのことで、私自身、初めてみました。
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←新しい薄型カプラー   従来カプラー→
HRSで試走時に、我が家のBR 101(従来カプラー装備)を持ち込んだんですが、坂やカーブの途中で頻繁に外れるので、新旧カプラーでどうも相性問題がありそうだと感じました。ただ、我が家でも色々実験したのですが、この不具合事象を未だ再現できていません(=問題なく走りました)。たまたまそのカプラがよくなかった可能性も否定できず、今のところは「どうも怪しいな?」くらいしかいえないです。もうちょっと検証したいところです。
なお、新型カプラ同士では何の問題もありませんでした。
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総評
今までなぜ発売がなかったんだろう?というくらいの列車ですが、実車を調べてみるとそれなりに新金型での製作が必要だったことがわかりました。最近の標準的な出来でソツなくまとめているあたりはさすがです。塗装のクオリティはどうするかな…近寄ると気になっちゃう。
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それにしても、赤い列車は目を惹きますね♪
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早速お遊び: 制御車が違うぞ…?
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ervengel · 2 years ago
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42988 „München-Nürnberg Express“ その1
こちらはだいぶんご無沙汰しております。Twitterメインに移行してしまい、ブログ的に書けるネタはたくさんあれど、忙しいのと面倒くさいのときっとほとんど誰にも見られてないだろうというので書くモチベーションがなかなか沸かなかったのです。
そんな中、メルクリンのMünchen-Nürnberg Express(以下MüNüExp)の客車セットが入線し、調べてみると色々面白かったので備忘録としてこちらに書いておきたいと思った次第です。気が変わらないうちに、まとめておきます。
このMüNüExpですが、その名の通りミュンヘン〜ニュルンベルク間を結ぶRegional Express(RE)で、扱いとしては追加料金のいらない快速ですが、最大の特徴は、ICEと同じニュルンベルグ〜インゴルシュタット間高速新線(NBS)を通り、最速200km/hで爆走するドイツ最速のREであることです。牽引する機関車は200km/h運転に耐えるBR 101で、DB Bahn Personenverkehr(DB AGの長距離旅客部門)からわざわざリースしています。なお、実際の運用は、すでにシュコダの2階建客車に代わってしまいました。
模型の方は、2022年の新製品として発表されましたが、大方の予想通り、2023年に入ってもなかなか発売されず、2023年3月に出荷開始。日本にも4月に入る直前で入ってきたものです。外装はミュンヘン→ニュルンベルクのRE4018を再現しています。
Bpmbdzf 296.3 制御客車 73 80 80-91 311-9 (新金型)
Bpmz 295.4 2等開放室客車 73 80 20-95 626-9 および 632-7
ABvmsz 184.0 1等/2等客車 73 80 31-94 002-1(内装は新金型)
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4輌基本セット(42988)+2輌増結セット(42989)で全6輌の編成になります。標準色のBR 101も併せて発表されましたが、こちらは標準色としては2013年以来の再販になりました。
詳しく見ていきます。
⚫︎制御車: Bpmbdzf 296.3
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制御車は新金型です。これまでに発売済みのBpmmbdzf 286.1(上写真右側)と比較すると、窓の数・配置、屋根上のアンテナ類、運転席横のエアスクープ有無やバッファ横の昇降梯子、運転席部分の外装取り外しのラインの違いなど、ちゃんと実車を再現しているのが分かります。
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後ろからの姿。幌が気密対応になっていたり、尾灯が車体エッジ部に移っていたりと286.1との違いが見えますね。
実車は元東独の所謂ハルバーシュタット客車で、東西統一後にBom 281→1999年に12両がBpmbdzf 297.3に改造→2002〜2003年にかけて全12両がBpmbdzf 296.3に改造 という来歴を辿っています。なおこの後、Bpmmbdzf 286.3へと、さらに改造されています。数値がちょっと減っていってるし、ドイツの形式番号の付け方がよくわかりません()
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台車は旧FIATの流れを汲むSIG 725および726。さて、どっちがどっち?
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ドア周り。プラグドア周りや屋根上のルーバ形状にも違いが見られます。
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お顔は凛々しい。バッファズレてるな…後で直しておきます
もうこれ以上写真が貼れないので、続きます…
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ervengel · 2 years ago
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37797 TGV Duplex V150
久々のtumblrへの投稿です。
ワールドレコード保持のTGV特別編成が、ヤフオク経由で入線しました。我が家では初のフランス車です。
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実車は、2007年4月3日に、鉄輪走行での最高速度世界記録574.8km/hを叩き出した編成で、さまざまな魔改造が施されたことで有名です。機関車はPOSの4402編成から持ってきて改造、客車はDuplex改造。機関車は動力UP(9.3→15.6MW)、さらに連接台車2台はAGVの動力台車2台を追加(電動機4台で+4MW)しています。車両以外にも、架線は交流25kV→31kVに昇圧の上、張力を20→40kNに増加、分岐器は固定、と、まさに、「できることは全てやって勝ち取った速度記録」と言えるでしょう。
今回の入線の決め手は、仏車を持っていなかったので欲しかったこと、連接台車の車両が欲しかったのと、本モデルが先頭車が両方とも動力車という贅沢仕様であること、調べるほどによく再現されていることが分かるエクステリアであったこと でした。セカンドハンド品でしたが、特に欠品も瑕疵もなく、まずは一安心。
3000セット限定ということで、Zertifikatも付属していました。セット名称が「TGV-Duplex V150」になってますが、先述の通り機関車はPOSなので、ちょっと引っかかるところがあります。
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細かく見ていきましょう。
進行方向側の機関車です。ノーズカバーは開かない一体型、ウィンドウシールド1枚追加でワイパーなしの仕様、パンタグラフなしでカバーで覆われた機関車後部など、正確に再現されています。SNCF(仏国鉄)/Alstom/RFF(仏鉄道線路事業公社)の合同プロジェクトであることを示すマーキングが屋根上及び頭端部に見えます。
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後端側の機関車です。通常のTGVとほぼ同じ形状ですが、前面窓下に��ギゾースト、ワイパーなし、屋根上にパンタグラフ監視用のカメラ?が追加されています。作り分けが素晴らしい!
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内装はいつものごとく最低限ですが、机の折りたたみ線や荷物棚の再現はされており、いつもと比べたらまずまず。
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AGV流用の動力付き連接台車。彫りは深いがあっさりしています。ヨーダンパが両側に伸びているのが印象的です。
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機関車側の台車。実車は大量の信号線が軸箱周りから車内に引き込まれていますが、これを再現するのは酷かな。
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塗装はいい感じです。絶妙なグラデーションを上手く再現していると思います。そしてこの編成、何色?と聞かれると形容し難い。黒?ブルーシルバー?
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ドイツの速度記録保持車であるICE-Vとも並べてみたいですね(406.9km/h in 1988)
#märklin #37797 #TGV #TGV-POS #TGV-Duplex
#V150 #SNCF #Alstom #RFF
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ervengel · 3 years ago
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A.C.M.E. 79201 ETR400 ‘Frecciarossa 1000’ Part 1
最近忙しくて、あんまり模型で遊べない日が続きました。(走らせてはいたけれど)。徹夜勤務が続き、昼前にふらふらになりながら家に帰ってくる生活…
気づいたら、LippeでETR400をフルセットでポチってました。いやだって、忙しい中でも楽しみにしていたRocoのICE-TDが、従来通り内装なしでカップリングもドローバーだっていうんで、購入意欲がすっかり失せてしまったんです(言い訳)。で、そんな中で、Frecciarossaの赤を見てしまったら、もうダメだったんです信じてください()
茶番はともかくとして、無事やってきました!初の二線DC、初のイタ車です。ちなみに、今回は初のFedExでの配送で、ドイツからKöln -CDG-KIXと経由してきました。発送から到着まで5日と、個人的には最速記録です…
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もう見た目から優勝。カッコいい!
内装も、運転台をデカール+塗装で再現していたり。
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座席は3クラス(Standard/Business/Exective)で作り分け。座席及びヘッドレストの色が違ったり、肘置き再現していたり。
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貫通幌ですが、造形はまずまずの出来。試してみたところ、メーカー保証外ですがメルクリンR2(=437.5mm、ACME推奨値は450mm)を曲がれそうです(もうちょっと検証予定…)。ただ、ピッチ方向の動きしろを考慮していないため、登り坂に差し掛かる所や、下り坂を降りきった所の追従性が心配です。メルクリンだったらVT11.5のように工夫して、R1を曲がれるようにもできたかも。
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デコーダはLokSound v5搭載。合計25ファンクションあります。CS3にはmfx機関車として認識されるので、登録は楽ちんでした。サウンドは種類豊富で楽しい。車内放送がイタリア語と英語で分かれていたり。また、モーター車内の基盤をいじれば、アナログ化もできるので、レンタルレイアウトにも持っていけますね。
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Part 2へ続きます。
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ervengel · 3 years ago
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39153 BR 103.1 Elektrolokomotive
まさか次の投稿まで103になろうとは思っていませんでした。MHI30周年の記念モデルということで、全世界1990セット限定、台座付きで発売されたものです。
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発表当初は、ただのメタルエディションかと思ってそんなに興味なかったんですが、実物をHRSで見た際、「ああ、これはモノクロ写真が現実に出てきたモデルなんだ!」と認識を新たにし、同時にすごく欲しくなりました。が、その時点で既にメーカー完売で、HRSでは入手できず。今般、eBayで比較的安価で新品が出ていたので入手できた次第です。
開梱。内部はいつもの発泡スチロールではなくスポンジ。ボロボロにならなきゃいいけど、、一抹の不案があります。Zertifikat、説明書、WarrantyとInsider Clubの勧誘の紙が同梱。なお、シリアル番号は特に特徴のない数字でした。
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細かく見ていきましょう。
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個体番号は130-1で、ショートキャブバージョンです。ルーバーグリルは、ちょっと青みがかって見えます。
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足回りはメルクリンの最新仕様です。いやー細かい!タンポ印刷もくっきりはっきり。
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いつものエンジンルーム点灯に加え、キャブライトも点灯します。運転士乗せないと…特徴的なハンドルがよく見えます。内部も暗いグレーで、外装との違和感を感じさせません。隅に写っているバッファケース上には、滑り止めのパターンが再現されています。
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屋根上のパンタや碍子等は黒で、白黒写真感が引き立ちます。
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尾灯の赤はインパクト抜群です。メルクリン公式のパンフレットでも、尾灯点灯を斜め正面から捉えた写真を使用していましたが、よくわかります。
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敢えてadeのフルスケール客車と並べてみる。Ep.IV仕様なので違和感なし!
ちなみに、WebアプリのAIでカラー化すると、ちゃんとベージュ-赤のICカラーで色がつきます笑
※こちらはHRSで試させてもらったものです。
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ervengel · 3 years ago
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39170 BR 103.1 Elektrolokomotive
去る10月3日は、「103の日」。日本なら例の通勤電車を挙げる人が多いでしょうが、独鉄ファンならまずBR103.1を挙げるでしょう。言わずと知れた超有名な電気機関車で、日本で言えばEF66?かな?(まぁ貨物はひかないからEF66でもないか、下手なことは言わない方がいいですね…)私個人が一番大好きな機関車でもあります。
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実車は1965年の試作車登場から、定期便引退が2003年、2021年現在でも数両がメンテナンスを受けながら実働可能と、実に50年以上にも渡って活躍してきました。メルクリンでもアナログ時代から試作車、量産車ともラインナップに加えられ、長年に渡って愛されてきたようです。
奥:ショートキャブ(37573)、中: ロングキャブ(39170)、手前:試作車E03 001(37575)
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試作車のE03/BR103.0や、初期型ショートキャブ、初期は菱形パンタだったのがシングルアームパンタに変わったりと、ちょっとずつバリエーションに違いがありますが、この39170は後期型のシングルアームパンタ・ロングキャブのバージョン。2017年のインサイダーモデルとして、会員限定で発売され、パンタ昇降や、進行方向側の運転士が起き上がるなど、盛りだくさんのギミックで話題になりました。アナログ時代を含めて、メルクリン初のロングキャブ車ということも、特筆すべき点でしょう。
詳細を少しご紹介:
こちらは、進行方向に応じて運転士の人形が起き上がるギミック。サーボモータで動かしています。キャブライトは、進行方向側のみが光ります。
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パンタは片方ずつ制御可能。サーボモータでテグスを巻き取る/伸ばす で、パンタを動かしています。動きに同期して架線に当たるサウンドも鳴るので、雰囲気あります。
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CS3の画面にて。デコーダはmfx+、怒涛の32ファンクション。使い切れていないけど、サウンドの種類も多く、楽しい。Spielwelt(運転席モード)では、一応103の運転席をそれらしく模擬してあります。
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前面はスカート付き、バッファ上の金網ステップを無骨ながらも再現と、従来機よりちょっとグレードアップ。ワイパーは立体再現。今までは窓パーツと一体で塗り分けだったので、雰囲気は良くなっています。
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屋根上も結構細かく再現されています。屋根上の碍子を繋ぐケーブルは金属線で、意外に頑丈。
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ドイツの客車特急ならだいたいなんでもこい!な便利な機関車です。
手前:IC(1985年仕様)、奥:IC(2001年仕様)
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ervengel · 3 years ago
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43775 Apmz 125.3 Großraumwagen
先週、Ep.V IC客車群の最後の一両、一等開放室客車を受領してきました。
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現行のIC客車の例に漏れず、本車も改造車であり、種車はApmz 121です。
このApmzは、下図のように機関車の次位に来ることの���い車両なのですが、カプラーは両端とも導電カプラーです。導電カプラーのままでも、機関車とは繋がりますが、少し煩わしいので、機関車側を通常のカプラーに付け替えました。
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詳しく見ていきます。
扉は折戸+折り畳み式ステップ。ステップは網目状のモールドと銀色塗り分けがあり、それっぽい。気密対応のプラグドア仕様は、今後に期待です。台車は200km/h対応のMD367。ドアの取手や手すりは銀色塗装でなく、白一色。ちょっと安っぽい…と思ったら、実車は手すりがないし、取手も白くみえる!!
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妻面。珍しく色の塗り分けが甘い。車端のケーブルも、モールド再現があるのにその上から白地にとレッドストライプを入れています。幌は気密対応前のもの。
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塗装・印刷はいつものメルクリン品質。白塗装はマットに仕上げるためか、少しざらつかせた表面仕上げです。手塗りの色差しは、少しずつ上手になってる…気がする??
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これで一応、全種類揃いました。Bpmzは2両ほど?ご紹介していない気がしますが、気が向いたら。
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BR103にひかせたってええんやで。
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ervengel · 3 years ago
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レイアウト拡張工事:ヤード追加と自動運転
久方ぶりの投稿です。最近はTwitterの方がメインになっており、そちらの方がタイムリーですね。ただ、記録としてはこちらの方が見返しやすいので。
我が家のレイアウトの最外線は、2列車のランダム入れ替え運転をしていました。が、これは動きとして飽きやすい部分もあるし、「ちょっと他の列車を出してみたいなー」という時に自動運転を止めないといけないので、ヤードが欲しくなった次第。
必要は発明の母、ということで(意味違う)、手前に200mm拡張することにしました。
まずは骨組みのイレクターパイプを延長、コントローラ台も移設。
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上板は、カット済みの合板をネットで手配��、ダイノックプライマー塗布後、カッティングシート貼り付け。
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在線検知用にコンタクトレールを仕込む。今回初めて、アンカプラー(カプラー切り離し)レールを一番手前のヤードに導入してみました。車両片付けの時に便利そうだからという理由です。デジタルでも操作できるけど、用途的には手動の方が絶対にラク。
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うちのレイアウトは、列車を入れ替えてもすぐに自動運転させられる様、自動運転のイベントを組む際は信号機の制御のみで組んでおり、列車の制御は入れない、というポリシーでした。が、今回はヤードがある分、前進後進の切り替えが入るため、残念ながら、列車ごとの制御を入れてやる必要があります。手間ですが、そこはCS3でイベントの組み方を工夫すれば、最小限の手間で済みます。
列車ごとに、前進イベント、後進イベント作成
自動運転に供する列車(この場合は3列車分)の各前進イベントを、一つの前進グループ(1イベント)にまとめる。後進イベントも同様に後進グループにまとめる。
あとは、列車方向制御時は、前進グループか後進グループかをactivateさせればよい。同時に3列車に命令が出るが、動かす列車以外は信号機が赤なので命令は伝わらないため、動かす列車のみ、進行方向が変わるという仕組み。
自動運転に供する列車を変更したい時は、新たに追加する列車について、手順1および2を実行する。併せて片付ける列車については、手順2の前進/後進グループから削除しておく。
おまけで、CS3で仮想スイッチをつけ、スイッチon時はヤード込みの3列車自動運転、off時はヤードを使わない2列車自動運転と切り替えられるようにしました。特に、off時にヤードで関係のない車両を自由にいじくりまわせるようになったのでとても便利です。これはCS3で条件分岐(if構文)が使えるようになった恩恵です。
で、ちゃちゃっと自動運転を組んで、完成!目論見通りに動いてくれました。
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ervengel · 3 years ago
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Roco 79267 1116 225-4 ÖBB “Taurus “ für AC ...?
セールでお安くなっていたので買っちゃいました。RocoのRailjet用タウルスです。オリジナルのrailjetカラーも良いですが、こちらもなかなかどうしてカッコいい。
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お店のストック品を買った様なものなので、すでに購入済みの方はたくさんいらっしゃると思いますので、外観・サウンド等ファンクションといったことは省略します。もとい、三線機としてネタの宝庫だったで、記載する気が吹っ飛びました…
色々調べていて、railjet客車に接続できる4極の導電カプラーがついており、どうも機関車内にシュー切り替えのリレーがあるんじゃないか…?(RocoHPで調べた限りではマニュアルには一切記載がないですが)ということで、購入してみましたが、ビンゴです!やったね。推進運転で信号・ブレーキモジュールが使えます。方式はICE3 VelaroDと同じで、リレー横のDIPスイッチ2つをON 側に切り替えるだけです。機関車��けで使用する場合を考えると、ここは妥当ですね。(ICEでは絶対にいらないけど)
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ただ、良かったのはここまでで、この後は(Rocoお馴染みの)苦労の連続でした…大きく分けて以下2つ。一応うちのレイアウトでの自動運転という意味では問題は解決をしています。
車輪がなぜか絶縁車輪
シューが車体側と干渉
さて、詳しくみていきましょう…
1. 車輪がなぜか絶縁車輪
メルクリンの在線検知で一番お手軽、かつ、三線式の特権と言えるのが、線路を絶縁する方式。特定の区間の線路2本を互いに絶縁しておき、車輪が当該区間に差し掛かると、線路2本が車輪を通して繋がることで、S88で検知できる、というものです(下図)。コンタクトレールと呼ばれており、専用の線路もラインナップがありますが、Cトラックの小改造で作れる(メルクリンも公式で紹介している)ということもあり、広く使われています。
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この方式を使うために大事なのは、車輪が絶縁されて「いない」こと。なのに、こいつは絶縁されています…まさかと思って、絶縁が確認されたときは唖然としました。
絶縁車輪は、コンタクトレールとの繋ぎ目において、断続的にS88を反応させる(四軸なので最大4回)ので、このままでは誤検知のオンパレードで走らせられません。
本機、AC専用機だと思っていたら、実はDC機にシューをつけただけのお手軽AC機だったのです…
<解決編>
Rocoの技術陣の中に(一応)ちゃんと考えていた人がいたらしく、テスターで色々漁っていたら、回路基盤に3Lと書かれた意味深な接点にぶち当たりました。この2つを、はんだなりジャンパ線なりで繋いで短絡しておけば、全四軸が通電するようになります。2Lと書かれた接点もあるから、この基盤はほぼ間違いなく使いまわしてるな…
どうせなら最初から短絡しておいてほしかったなぁ…忘れていたのか(だとしたら品質管理上問題あり)、需要ないからわざとやっていないのかはわかりませんが、説明書にも記載はなく、裏メニュー化しているのがまたいやらしい。
とにかく、一応これで解決。
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2. シューが車体と干渉
まずは下図をご覧ください。
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シュー左側が、車体側の部品に引っかかって干渉しています。この状態は、「シューが縮んでいる」かつ、「前後方向にある一定以上傾いた状態にある」時に発生します。
実際に走らせる場合、そんな場面ある??と言われるかもしれませんが、ありました。
それは「傾斜途中の分岐器」です↓
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分岐器のセンターレールは、下図の様に盛り上がっています。これは、線路とセンターレールがシューを介してショートするのを防ぐため、シューを上方に逃すための工夫です。
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この盛り上がったセンターレールを通過する時、シューは「縮む」わけです。さらに、ここに「傾斜」が加わると、無事、干渉する条件が揃ってしまうわけです…orz
で、これ、分岐器で脱線しそうになります。瞬間的にショートしたりもして、いつ壊れても不思議じゃないです。
少なくとも、試作時にまじめに走行テストしてないのはバレバレですね。
<解決編>
幸いにして、干渉する部品は簡単に取り外し可能な小さいものです。なのでとっちゃいました。床下パーツだから、走っていたら見えないですし、つけようと思ったらいつでもつけられますし。(きっとそんな場面は来ないでしょうけど…)
恒久対策としては、シューをちゃんと車軸センター寄りのものにすることですが、Rocoの純正品であるのかしら…面倒なのでこれ以上やるつもりはありません。
<総括>
以上のトラブルからわかるように、また、過去のICE3 VelaroD の導入時にも学んだように、メルクリン以外の三線機というのは、なかなかな地雷含みであることが身に染みてわかってきました。もうトラブル数が段違いです。
特に感じるのは、二線機がメインのメーカーが出している三線用機関車というのは、根強いシェアを持つメルクリンユーザにも製品を売ることを優先して、色々無理をして出しているものだということです。
ただでさえ生産数が少ない鉄道模型にあって、アナログ・デジタル2線・デジタル3線と作り分けるのはコストが嵩みます。なので、これを最小化すべく、回路基盤や部品を極限まで共通化してコストカットしているのではないでしょうか。少なくとも今まで触ったRoco製品からは、その意志を明確に感じられました。そして、二線式ベースであるため、メルクリンシステム上で走らせるには中途半端/不適切なものになっていると思われます。
これをメルクリンと同等に走らせようとすると、一定以上の知識と手間、場合によってはツールが必要になります。下手すると、買って線路に乗せ通電させた瞬間、デコーダを焼いてしまう可能性さえも秘めている。正直万人向けには全くオススメできない。
ヤフオク等で、メルクリン以外の三線機が比較的キレイな状態なのによく売りに出されているのも、こうした事情があるのかもしれません。
でも、我が家では無事走らせられるようになったので、これからガンガン走らせます()
そういえば、RocoのICE-TD楽しみだなー ←懲りてない
P.S. まだある(らしい)問題点
R2のポイント(24611、24612)でS時走行状態になった時に脱線するという噂を聞いています。事実なら、スターターセットになるくらいよく見るレイアウトパターンなので、致命的です。タイミングがあれば、検証してみようと思います。
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我が家ではフルスケール客車を走らせる可能性を見越して、レイアウトの最外線2線(最小半径はメルクリンR2≒RocoR3)は、S字を作らないよう配置しているため、特に問題にはなりませんでした。
こうした事情があってか、RocoのHPでは、客車については最小通過半径が書かれていません。うーん、セコい。
おことわり
この記事に限りませんが、もし読んで(そもそも読まれているかも不明ですが)「やってみようかな」という人は、当然ですが自己責任でお願いします。
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ervengel · 3 years ago
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Roco 74085 ÖBB “railjet” Bmpvz Abteilwagen mit Familienzone
最近予想外に入線ラッシュ(といっても買ってるのは私なんですけど…)で、記事が追いついていない状況です。頑張って追いつきたい。
Economy客車、Family Zone付きです。
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どの辺がFamily Zoneかというと、車端部のここ。子供にアニメや映画を見せるスペースだそうで。階段状のところに座る感じでしょうか。狭いなぁ…昔のDBのkinderlandと比べると雲泥の差です。
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外からほとんど見えない割に座席の造形がいい出来です。人形載せる意欲が湧きます。
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車体にもFamily Zoneの文字が。ÖBB の列車なのに、どうしてドイツ語表記(familienzone)の方が小さいのかしら。
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自転車を乗せるスペース。見えないのにやたら作り込んでます。メルクリンのEp V IC客車では逆に、自転車置き場はよく見える部分なのに再現なしだからなぁ…
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客室内の荷物棚、クリアパーツでこちらも良くできている。でも外からはあんまり見え(以下略
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こちらの妻面、貫通幌がありません。ミスではなく、機関車がつながる側だからです…別付パーツ用の穴が空いていますがつけたら落としそう。
簡単ながら結構いい造形の内装を持ち合わせている一方、暗くて外からは見えにくいという残念な状況です。LED照明の抵抗、変えてやろうか…
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ervengel · 3 years ago
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Roco 74085 ÖBB “railjet” ARbmpz Speisewagen
レイルジェット食堂車です。実際は、1等客室との合造車です。横面の大きなrailjetの文字が映えます。
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塗り分けきっちり、細かい文字もくっきりはっきりでキモチイイ。モールドはシャープで、塗膜も結構頑丈です。そう判断した理由が、ボディを外す時に結構な力を入れないと外れなかった一方で、塗膜に全然キズがいかなかったから(注:爪だけでやってます)。これは意外。Rocoってもっと繊細なのかと思ってた。
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で、なんとかバラしたんですけど、中身はメルクリンと同等のシンプル再現。内装の整形色は暗いグレー。窓のスモークガラスの再現と合わせると、室内照明がほぼ意味をなさないです。うーん…この方が実車らしいとも言えますが…?
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客室側。車椅子用に、折り畳みの一人がけの椅子が再現されています。左側は身障者対応の広いトイレとインフォポイントが続きますが、簡略化再現で特筆することはありません。
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レストラン側。カウンター内に人形を配置する場合は、下半身切除しなければいけません。ちょっとイケてない。壁も全部グレーだしなぁ…いじるか?イスの造形はいい感じなので。
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台車はSiemensのSF400系列です。もともとICE2に採用されていたこともあり、台車自体のVmaxは280km/hだとか。印字も含めて、よく再現されていると思います。台車1つにつき、ヨーダンパが片側2つずつ、計4つありまず。見た目いかついですが、触ると意外と脆そう??なので、あまり触らない方が良さげです。ヨーダンパの車体側のヒンジ(三角板)は、実車より高さが少し低いですが、再現してくれただけでヨシとするべきか。
まだまだ個性的な車両が続きます。中身ばらすのが楽しみなような怖いような…
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ervengel · 3 years ago
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Roco 74085+74088 ÖBB “railjet” Afmpz Steuerwagen
ついに手を出してしまった、「フルスケールの」編成モノ。だって欲しかったんだもん…
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「オーストリアの赤いあんちくしょう」こと、RJ氏です。RocoのAC版がヤフオクに出ており、思わずポチってしまった…戦わずに落札できて一安心です。で、本日届いたわけですが、色々と(良くも悪くも)気になることが多く、しばらく集中的に記事が書けそうです。
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最初に制御客車(Afmpz)から。これが、最初に手に持った瞬間から違和感が…ボディが中途半端にはまってないし(これはすぐに直せた)、なんかカラカラ音がする…
メルクリン客車的にいうと、ウエイトの鉄の板が暴れ回っているような。恐る恐る開けてみると、やはりそうでした。これはいつかちゃんと治したい。そばにワイヤが複数通っており、断線やショートの原因になりうるので…
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そして、さらに変なことに気づく。何も繋がっていない黒線と茶筅があるぞ…通電カプラーは4極ですが、線の数は6本…そして、機関車も導電カプラ搭載らしい。もしやこれは…?推進運転+ブレーキモジュール対応にできてしまうのでは??変に期待してしまうじゃないか…
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制御客車の運転台付近にはデコーダが載っています。バカでかい電解コンデンサが2つも載っています。最近Nゲージサイズで電子工作していた身としては、回路基盤が大きくてホッとします。
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インテリアはあっさりめですが、リクライニングシートのフットレストが再現されていたり、区分室の壁のガラス部を透明パーツで再現したりと、結構真面目に作られています。ただ、窓がスモークカラーなのと室内灯が暗い影響で、実際には中はよく見えません…
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運転席側。まんまタウルスの頭に、客車の胴体がついた感じ。台車まで印字がなされており、精密感高めです。印刷品質は、RocoのBR407と同じくらい。細かい文字などの、細部印刷の精度はメルクリンよりやや劣っているようにも見受けられますが、全体的な塗装の質感は高く、塗り分けはきっちりされていて滲みもない、いい感じです。
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妻面側側面。ruhezone ということで、お静かに!
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貫通幌の端面はまったいらという割り切った設計です。その一方で、幌の上に手動回転式ハンドルが再現されています。
さて、書きたいことはまだまだたくさんありますが、1記事に写真10枚までしか添付できないので、まだまだ続きます…総括もまだ早そう。深堀りして行きたいと思います。
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ervengel · 4 years ago
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KATO 10-1273 ABe8/12 “Allegra” w/DCC decoder
NゲージのDCCを始めてみたくて。Desktop StationのDSair2を導入しました。キットが安くなって、送料込み¥20k。安い!
で、導入したはいいものの、私、NゲージのDCC機は一切持っていない。買ってもイイけど、H0と値段的に大して変わらないし、それならメルクリン買いたいし…ということで、既存のアナログ機をNuckyさんのワンコインデコーダでお安くDCC化しようと決意。
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生贄は、タイトルの通り、KATOのアレグラです。外国型でかつカッコいい、というだけでチョイス。
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事前動作チェック代りのアナログ走行は3秒で終了し、すぐにばらす。かわいそうなアレグラ…KATOの設計陣の苦労と秀逸な設計センスが垣間見える内部構造ですが、DCC化に際しては、両極の絶縁がしづらい、モータの組立精度がシビア、等、障壁が高く、色々苦労しました。
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ワンコインデコーダは、10枚作って、8枚が使えました。残り2枚は、ハンダゴテの熱に部品がやられたか、ソフトウェアのマイコンへの書き込みがうまくいかず(通電・絶縁チェックは別途実施済み)。うーん。にしても小さい。表面実装は久々にやりました。
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ソフト書き込みには、手持ちのPICkit4をNuckyさんのSNAPアダプタを介して使用。
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さて、ここからが車両へのデコーダ搭載。屋根裏に仕込むことにしましたが、室内照明も入れたため、スペースが全然ない…屋根裏に大穴を開けて、干渉箇所を削って、を何回か繰り返して、なんとかデコーダを収容。デコーダ電源は、室内照明基盤から分岐させました。
テスト走行。ちゃんと動くぞ!前尾灯もF0で制御可能。
というわけで、なんとか無事成功。ただし、今回が初めてのNゲージDCC化だったので、それなりに時間がかかりました。デコーダ制作3時間(10枚)、アダプタ製作15分、車輌改造15時間(試行錯誤含めて)。部品費用はめちゃ安いですが、時間を考えると、デコーダは買い物した方が良かったかも…?個人的には走らせることが一番大事なので、お金と時間のかけ方のバランスは難しいなと思いました。まぁ、壊してもさほど痛くない金額でたくさんトライ&エラーをできたので、有意義な時間だったとも言えるでしょう。あと、車種選択がそもそも間違いだったかもしれません。最初の改造にこのアレグラは、いきなりハードすぎた…ともあれ、Ende Gut, alles gutということで…
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ervengel · 4 years ago
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KATO 10−1674 Class 800 LNER „AZUMA“
GWRに続いてLNER AZUMAも開封しました。LED照明も入れてます(GWRも入れた)
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こちらは白地に赤という、ICEに近いカラーコンセプトですが、側面の赤は暗めの色だったり、ストライプ模様になっていたりで、やはり異なります。
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AZUMA見てて気づいたけど、前照灯が上下で色が違う!上は白、下は��球色。これはすごい。
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買ったからには走らせたい。DCC化したいが、どうしようかな?ESUから、KATOのDCCフレンドリータイプのサウンドデコーダが出ているらしいので、検討中。。。
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ervengel · 4 years ago
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KATO 10-1671 Class 800 GWR
我が家にもついにやってきました。
実車は現在、車体のリフティングポイントとヨーダンパ基部周りに亀裂が見つかっており、大トラブルに発展しそうな勢いです。
そして、模型の方も災難続きで、発売延期を経て、GW明け5/11に一旦店頭に並んだものの、1等2等合造車の座席を前後逆に設計してしまったとのことでリコール、先日6/1頃に、改めて発売になったものです。私はLNER「あずま」と一緒に発注していたのですが、「同時発送」を選んでいたため、発売がさらに遅れていたあずまに発送日を引きずられていたため、エラー品GWRはお目にかかることができず、届いたものも修正後の製品でした。にしてもKATOも律儀ですね…海外メーカー、ここまではやらんよ…?
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並べて一言: 「深イイ…」
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プラ車体でこの深いツヤの緑色を表現できるのは、KATOならでは。これだけでお金を払う価値がありますね。
Nゲージ1:148スケールなので、いつものH0の様な細部表現は期待していませんでしたが、ドア枠などのの白い部分(ベース色の白が緑ラッピングの下にみえている部分)なんかもできるだけ実車に忠実に、という意図が見て取れます。
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惜しむらくは、妻面が真っ白なこと、パンタ周りや床下機器が未塗装。省略しちゃった?まぁ、走らせたらあまり気にならないんですけどね。工作派にとっては、色差しできるところでもあります。
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明日はLNERあずまを開封します。あと、照明入れないと…
ICE3VelaroDとのツーショット(違
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