Don't wanna be here? Send us removal request.
Text
2024/11/09(金)
「早く家族に会いたい」なんていつぶりに思った?家族といる時の自分はなんだかみんなに気を遣ってばかりで、帰省のたびに正直疲れる。けどあそこには確かに居場所があった。
今朝、インドで買った絵本がぐしゃっと落ちた音で目が覚めた。この前たまたま立ち寄ったBDS運動の場で、寄付と引き換えに貰ったポスターが巻き込まれて床で曲がっている。ただの物理現象にすら存在を否定されているような気がした。
どこに行っても最近は漂っている。ぼやぼやしてるわけではない。体がずっと半透明みたいな感覚。なんにも実感がない。そんなまま生活してるもんだから、よくわかんないうちに人に気に入られたりあしらわれたりして。自分も自分がよく捉えられないから、元気なく元気に過ごしている。
憂鬱だなーと思いながら、仕事して、お客さんとか同僚と話して、帰ってポトフ煮込んだり、初めての鶏油作ってみたり、すんなりシャワーもして、洗い物片付けて、応募しようとしてた求人が無くなっちゃったのに気持ち切り替えて、日記書いて。こんなのさ、この人憂鬱なはずなのに嘘か��ーとか思っちゃうよ。今も落ち込みすらしていないのなんなの。
憂鬱気取ってんのかな。息は少し吸いづらい。
0 notes
Text
2024年9月第4週
23(月)
料理において、甘味がとても好きで、卵焼きは甘いのが好きだし、豚汁にはさつまいもを入れたい。酸っぱいより甘酸っぱい、辛いより甘辛いのが好き。覚えておいてください。
24(火)
昨日から急に涼しくなった。少し肌寒いことがやけに居心地が良くて人と分かち合いたいなーと思う。
熱は分子の運動エネルギーによるものと学んでから、夏が好きになった。暑ければ暑いほどエネルギー今溢れてるんだなって。でもこう暑さが続くと流石に秋が嬉しいね。できるだけ外にいたい。できるだけ窓を開けていたい。
25(水)
映画を見に、少し遠くの映画館まで自転車で行った。メインの移動手段を自転車にしてから、生活圏がぐっと広がってやれることが増えた。節約にもなる。普段ながら聞きしがちなラジオをちゃんと聞けるのも嬉しい。痩せる。
真空ジェシカのポッドキャストを聴きながら向かう。虹の黄昏回だ。「まーごめ」のアンサーの「ぎしゃはいらんですよ」ってずっと偽謝(偽りの謝罪)だと思っていたら、義丹謝罪の略らしい。そんな最中、馬込駅が見えてきてホクホクした。
映画はインドの「ジガルタンダ・ダブルX」というもの。南インドのマドゥライという街が舞台で、ちょうど今春にマドゥライに行ったので懐かしさを覚えながらインド映画を見るという貴重な体験をした。しかも現地のリキシャ(ミニタクシーみたいな)でシャザムした曲が劇中で流れてきて���いた。Maamaduraという曲でこの映画のサントラだったみたいだ。これまたホクホクだ。妙な縁を感じた一日。
26(木)
知人にショカーリョという楽器をいただいた。というのも、最近ブラジルの音楽をやるバンドに加わり、晴れてショカーリョプレイヤーになったからだ。雑にいうとタンバリンについてるちっちゃいシンバルみたいなのを、そろばん状に並べた楽器。そのバンドのライブを見た時に感動して、やりたい!と言ったらこの楽器になった。吹奏楽でチューバを任されたような感覚でした。ともあれ、やるからには上手くやりたいので川辺でひたすら振ってきます。どうか探さないで。
27(木)
念願のタコパです。タコスだし1人でしたが。急な思いつきだったんだけど、使いもしないコーンフラワーを常備していた自分に感謝。帰ってパッと作れた。粉物はいつもハードルが高く感じるけど、作り始めればすぐですね。普段使いメニューにリストインだこりゃ。発酵はいらないし、そんなに寝かすこともない。粉とお湯と塩をまとめてお皿で潰し広げるだけ。それでとても美味しい。具材を用意するのも楽しくて、タコミート、キノコとナスの炒めたやつ、紫キャベツのクミン酢漬けを作ってみた。美味しいし彩りも良し。ナイスタコスでした。
28(土)
今日もタコス作った。慣れればすぐだね。明日の朝ごはんはタコライス。
何かを1から作る人への憧れがいつまでも拭えない。曲を作ろうと試みても別に何も湧かないし伝えたいこととかもない。碌に作ってないやつに湧くものなんてそりゃないんだけど。どうコードを並べても全部安っぽいなーとかパクリだなーとか思ってしまって元気がなくなる。音楽は趣味の一つに過ぎないのに、なんで自分の楽しさのためだけにできないんだ。それとも趣味とか言ってんのが舐めてる?覚悟のなさ?なんかこー音楽とうまく付き合えないもんかねえ。
29(日)
と言いつつ、30日夜なんなら10/1になってから書いてるので既に日記として破綻しているのですが。
ここ数週間書いたものを見返したけど、意外に毎日何かしらトピックはあるんだな。実際のイベントでも考えてることでも。記録に残していない時期は何もない日が続いている、過去は曖昧だなと感じていたので、ちゃんと存在していたんだなと感慨深い。
ただ、日記として見れる内容かと言われたらそうではなく、統一感もないし、面白くもない。そりゃ実際毎日に統一感なんてないんですが。
どー書くもんかなーと考えています。例えば料理が好きなのでその日作ったものを残すとか、これ作ったーだけじゃなくて手順も残すとか。タコスの日みたいな。そんなように、大まかな1日を記すよりは1日の中にあった1つのことを掘った方が面白みはあるのかなーと。
まああまり制約を設けると書くのしんどくなっちゃうんでほどほどに楽しい範囲で。
0 notes
Text
2024年9月第3週
2024/09/16(月)
気持ちが落ち着かない日が続いてようやく一区切り。休みとか、何か問題が解決したとか滅多なことは何もない。でもそう感じた。
元気が有り余ってるってことでもないし、夜はオリジン弁当で海苔弁を買った。海苔弁の白身魚のフライってあれなんなんでしょう。いつもこれって美味しいのか?と思いながらタルタルとソースかけている。満足感がないことに満足してる。
2024/09/17(火)
上がらない一日。自分の中にフィルターがかかってしまったのか、面白いと思っていたものにあまり面白さを感じられない。すっかり居心地が悪い。何がどう変わってしまったのだろう。疲れた。
2024/09/18(水)
ただ添えたつもりの手が人を殴っていた。ってよくあるし、よくされる。手が届く距離にいるのであれば常に暴力のリスクを孕んでいる。意思とは関係なく。という説明も人を殴っていたりして、拳も痛いしその事実に殴り返されるしで、もうむずすぎってダウンして10カウント、KO、不貞寝。朝起きても全然あかんわ。なんなんこれ。誰かタオルで包み込んでくれや。
2024/09/19(木)
昔々買った教則本を引っ張り出してきて、ちゃんとピアノを練習し始めた。あまり自分が弾くピアノ好きじゃないんだけど、なんか好んでもらえることは多くて、いつも難しい顔になる。今度は自分が好きになれるピアノを弾いて、尚且つもっと好んでもらうぞーって意気込みです。こつこつわくわく。
あ、今季初の秋刀魚焼きました。今年は安くて嬉しい。いっぱい食べるぞーいぇいいぇい。
2024/09/20(金)
打ち込みをするために鍵盤とパソコンを繋ぐケーブルを買ったのに、気づけばGarageBandがもう手持ちのパソコンに対応していなかった。iPhoneのGarageBandでも打ち込みしてる人がいると聞いたことがあるので、変換のケーブルを追加で購入、明日届く。
今日は仕事を早めに終えたので、帰りに気になってたパン屋によって公園でパンを食べた。木々の多い公園のベンチに��たら両くるぶしが猛烈に痒くなる。パンを口にくわえ両手で両くるぶしを掻く姿を、落ち葉を集めていたおじさんに見られた。もっとゆっくりしたかったんだけど、くるぶしと自尊心が悲鳴をあげていたのでそそくさと後にする。帰って見てみても蚊に刺されたわけではなさそう。もう痒くもないしなんだったんだ。
2024/09/22(土)
曖昧なことを曖昧なまま受け止められない弱さ。
2024/09/23(日)
この前大阪に行った時に自分へのお土産でたこ焼きの鉄板買ってきたので、たまに練習している。と言ってもタコは高いので今日はイカにした。イカってほぼ包丁いらずであんなに捌けてしまって、心配になる。プラスチックみたいな軟骨ついてるくせに。
パッとしない日が続くけど、新しく楽しさを知ったことがちょっとずつ増えている。周囲との関係もいろいろな方々に変化があって、いったい何処に向かっているんだろう。どう舵を取るべきなんだろう。
0 notes
Text
2024年9月第2週
2024/9/9(月)
ぽっかり空いた休日。やることはあるけどなんとも最近気力が湧かないし、景気付けに餃子でぽっかりを埋めてやろうかと宇都宮にゴー。青春18きっぷもこれでちょうど使い切った。
大学の時にもこうやって宇都宮に餃子食べに行ったなーとか思いながら、電車の窓から外を覗く。昔住んでいた街を通った。あの頃からいろいろ変わったつもりでいたけど、あの日と今日に限っては同じ気持ちだった気もする。よく覚えていない。
5軒9皿54個。たくさん餃子を食べた。最初に食べたお店の水餃子が、ツルツル生地で小麦の味もしっかり感じてとても好みだった。自分で作るときはもちもちにしがちだがこれも良い。つるっとむふっと。
楽しい1日になった気がする。よくわかんない。なんかごまかしごまかしの休日だった気もする。心の穴が満ちてはいないかもしれないけど、体は確実に満たされているはずだから、よく寝てちゃんと体に肉つけよ。
2024/9/10(火)
明日から家を離れるので、冷蔵庫に残っていたレバーパテをトーストに塗って朝ごはんとする。贅沢なこと。家にレバーパテがあるだけでだいぶ生活が潤うのでみんなも作ったほうが良い。
どれだけ気が滅入っていても身体はいつも元気。すんすん寝てもりもり食べられる。本当は心も元気なんじゃないか?と自分を疑ってもいるけれど、なんとか生活が成り立っているのはこの体質のおかげだと思う。あざす。
同僚に頼りながらどうにか仕事を終え、また家に戻る。少し残��ておいたレバーパテを餃子の皮を焼いた���のに挟んで食べる。普段は夜、炭水化物を摂らないようにしてるけど、餃子の皮ならトーストよりマシだと自分を許す。
市販の餃子の皮はトースターで焼くだけでパリパリして美味しいのでこれもみんなやったほうが良い。スープに入れても美味しいし、ピザにも出来る。
そういえば今日、年上らしくないと言われたなー。そういえばとか言ってるが、この人、言われてからずっと年上らしさ…と考えている。あまり普段周囲の年齢を気にしていないから、そう言ったものが必要だとは思わなかった。ううむ…なんだろ、とりあえず明日は朝が早いので寝る。こういう判断ちゃんとできるのは大人っぽくない?
2024/09/11(水)
実家にいる自分は間違いなく大人っぽくない。全然高校生だった頃と変わりない。さっき親にエアリズム買ってもらった。
大人っぽさって調べると余裕があるとかポジティブとか、まあ良さそうな言葉が並んでるんだけど、これって弱さを見せないってこと?まさか歳を重ねることで弱さがなくなるなんてことはないし。
僕はコミュニケーションにおいて、弱さを見せることで親しさを作ることが多いから、なかなか難しい問題だ。弱さを隠したら多分上手く人と親しくなれないし、弱さを抱えたままひとり衰弱していくな、きっと。墓の前で大人っぽい人だったねとか言われても、そこに私はいません。
かと言って弱い弱いいつも言うてるのも楽しくはない。今は言うとしても、弱さがあることを早く当たり前のことと消化して、強調しないようにはなりたいですね。いやはや。
2024/09/12(木)
夜ご飯、お寿司。海鮮が豊かな土地なので、帰ってくるたびに家族とお寿司を食べに行く。昔はなんでも美味しい美味しいって食べていたのに、歳を重ねたせいか、これは美味しいあれはまあまあだとか思うようになって少し悲しい。なんでも美味しく食べたい。
ここ一年ほど、以前より繊細な料理を食べる機会が増えて、この現象が急激に増えている。舌が肥えるってやつ。そりゃ機会があればより美味しいものを食べたいんだけど、更新するたびに美味しいと思えるものは減っていく。そのうち超一流なものでしか反射的な美味しさを感じられなくなるのか。資金が潤沢ならそれでもいいけど、きっとそんな人生にはならないから、やっぱり悲しい。こうなりゃもっと突き詰める自炊をしなきゃな。
2024/09/13(金)
本を買いすぎた。リュックちぎれそう。明日久々の演奏、楽しみ。ここしばらく憂鬱であまり練習が捗らなかったのが悔やまれる。でも楽しむ。
2024/09/14(土)
内容はともかく、とても楽しかった。演奏をもっとしたい、上手くなりたいと確かに思っている。いつもそのはずなのになぜ練習が手につかないのだろう。お前は気持ちが足りてないんだと測れないものを責めても仕方ない。具体的な目標がないから上手に取り組めないの��も。始めることなんて簡単なはずなのに、分からないから怯えている。ありきたりだけど小さい目標を重ねていくことを改めてやってみよう。ギェ。
一週間ごとに日記をまとめてみようとしている。その方が1日ごとの内容が薄くても成り立つので気楽に感じる。流れができることも楽しいし。これでもう一週間分なので三日坊主とは呼ばせません。
0 notes
Text
毎朝に向けて
すっかり早朝に目が覚める習慣がついている。と思っていた一週間ほど前。今週はまた早起きが憂鬱だ。出勤の20分前に起きて、急ぎマルチタスク式に準備を進める。服を選びながら髭を剃り、髭剃りに髪の毛を巻き込む。歯を磨きながらトーストを焼き、歯磨き後独特の清涼感あるトーストを食べる。(この時に飲む牛乳は、甘味と塩味と苦味となんか色んな味がして格別です)
ようやく家を出ても、外のカーブミラーで服装を確認して(使ってた姿見は引越しで割れた)、「全然思ってたんと違うよ!」って家に戻ったりと落ち着かない。
以前、酪農の仕事をしていたときは、朝4時半には家を出るのに3時過ぎには起き、コーヒー淹れたり夜ご飯の仕込みしてから向かっていた。大違い。これ、たかだか1年前。
つまり、なんか最近うまく生活できていないなーと悶々としているとういうわけです。以前ほどそれらしい自炊できてないしさ。名前のない料理を作る生活はそれだけ料理という行為が馴染んできてたんだろうけど、ただやり過ごしているだけな気もするし。他にも色んなことなあなあになってる。ムカつく。
あと1ヶ月ほどで東京に戻ってきて1年経つ。明日の朝は窓を開けて空気を入れ替えてから出勤しよう。と思ってからはどれくらい経つだろう。
0 notes
Text
2024.05.30
振る舞いきれていない挙動を見られることが本当に得意じゃない。吐きそうになる。
そんな様も見られたくないけど、その段階ではもうなにも振る舞えないし、脳がぐるぐるして、体は熱くなり始めている。逃げるしかない。冷ますしかない。
私を表明する場で、まず私はどういう私でいるべきだろう���考えてしまう。そして、そういるべき私はどうするべきなんだろう。経由した思考はどれも私のものではないのに。
じゃあ素直になろうと思っても、そこに残っているのは空虚な私で、その事実がまた胃液を押し上げる。
どこをどう探したらいいんだろう。
誰かぶん殴ってでもお前はこういう人間だよって教えてくれよ。
どれだけ立ち向かってみても、拳を上げられただけで僕は逃げてしまう。彼らは殴る気もないし、実際拳も上げてないのに。
後どれだけ立ち向かってみたらいいんだろう。
ああ終わらない。
立ち上がるとは決めてしまった。
0 notes
Text
2024.05.27
帰り道、鳩と道の譲り合いがかちあう。いくつかのステップを踏み、結局鳩に道を譲られた。
柔軟な鳩、気が回らない人間。
人混みでは周囲の動きに神経を張り巡らせ、いかに害なく動くかを考える。いつも上手くいかない。
前を歩く人の靴、何度も踏む。
電車の吊革から手を離すと揺れた吊革が人に当たる。
自分の身体と周りの動きをどれだけ意識してもいつも及ばない。及ばないことばっか。
そんな私にできることはそれでも諦めないこと、どこまでも及ぼうとすること。たとえ至らなくても。
外で猫が鳴いている。寂しそうに聞こえるけど実際はわからない。音楽を止めてその声に耳を澄ますことはできる。
部屋を飛ぶ小虫を潰した。
傲慢な私。
1 note
·
View note
Text
部屋にココナツの匂いが充満している。インドで買ったヘアオイルだ。日本の春の気温では融点に達しないらしく、瓶の中の薄黄色のかたまりを指先で削り取りながら使っている。それは人肌に触れるとたまらず溶けだし、甘い香りを漂わせる。
���節が進むにつれ、かたまりはやわらかくなり本来の姿に近づいていく。
今頃だとちょうど使いたい量が溶けていることを知っているから、瓶を逆さにしてゆっくりと流れる液体を観察する。
そういえば今日は久々に夏を感じた日だった。珍しく昼間に仕事を終えて外に出ると、コンクリートとビルに囲まれた道はすっかり夏で、僕も溶けだしそうだった。
いつもはぽとぽとと滴る液体が、瓶の口から目一杯に溢れでる。簡単に手をすり抜け、机へ足へ床へと流れゆく。止まらない。拭き取っても匂いは消えない。見えずとも漂い、確かに存在している。きっと明日の朝にも。
1 note
·
View note