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イラストレーター、蒼川わかさんのネームロゴ並びにサークルロゴを製作しました。
モチーフは額に巻きつく蔦。
今回の製作にあたっていただいたキーワードは「青、深緑、生い茂った植物、古い建物、ノスタルジック」等でした。そこから浮かんだ情景は、時間の変遷によって姿形を変えながらも、その変化を内包し自分のものとしていく建築物。その強かさは、わかさんの絵が持つ��の強さと通じるものがあると思いました。
額はわかさんの絵の持つ強かさを、それを覆う蔦は時間の経過をそれぞれ象徴しています。わかさんの絵は、時代が移り変わって環境が変化しても、それを受け入れながら確かにそこに在り続けるのだと思います。
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イラストレーター、ロウさんのネームロゴを製作しました。
モチーフは椿の花。
配置のバランスは定型を持たず、フレキシブルに変えることができる少し変わった形になっています。
タイプフェイスには構成するパーツの形を限定し、明確なルールを持たせました。その反面、配置に制限を与えないことで植物がのびのびと成長する自由さを強調しました。
通常VIとして使用されるロゴは数種類の定型と使用法を持ち、その制約を以て独自性を機能させますが、ここでは一定のパーツの組み合わせという最低単位のルールのみを与えることによってより強固な自我を生み出せるのではないか、という試みです。つまり型があって初めて型を破れる、枠があって初めて自由を認識できるみたいな話です。Paul Valéryとか。
ロウさんの活動が自由な広がりを持ち、またそれに寄り添うロゴとなればと思い、作っています。
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