東京のバンド。2022年6月29日に4枚目のアルバム『悪夢に笑え!』をCall and Response Recordsより発売。
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worst taste『悪夢に笑え!』へのコメント
前作『逃避行は終わらない』から実に10年振り。東京オルタナシーンの3ピースバンドworst tasteがニューアルバム『悪夢に笑え!』をリリース。“悪夢を笑え”でも“悪夢で笑え”でもなく『悪夢に笑え!』。この違いが重要なのか全く大したことじゃないのかわからないけど、微妙に外したこの感じが、らしい。
結成は2001年。2009年から現在まで不定期に続いている東京オルタナシーンの一大イベント「東京BOREDOM」の出運は勿論、タナカカイタ(Vo/G)は主要スタッフとして活動。コジマ(B/Key/Cho)が仕事で渡米中は3ピースにこだわらずに挑戦と模索の日々。コジマ帰国後、やっぱ3ピースだよね!って感じに壊れかけのテープレコーダーズで活動していた440(Dr/Cho)が加入。彼らの年齢は知らないが、��ぶん現在は40歳に手が届く頃か。20代の初めから現在まで、人生に最も変化がある時期。バンドもいろいろあっただろう。 いろいろあったを超えての本作。
私は以前、ほんの数回だけライブの企画をやり、worst tasteに出演してもらい、その時の自分のブログにこう紹介していた。 「2006年にリリースされた1stミニアルバムのタイトルは『おなか痛い』だったが、それこそ子供が「おなか痛い!」って叫んでいるような、いわば「嫌だ!」ってネガティブな衝動がworst tasteの土台にはあるように思う。しかし、そんな欠落感とか焦燥感が、音を出していくうちにどんどんポジティブに変化していくのだ。おなか痛いのが吹き飛ぶというより、おなか痛いけど痛いままに突っ走る。だから彼らのグルーヴはイビツで、そしてどうしようもなくリアルで、更に彼らならではのポップとして突き抜けている。刺さる、だけど楽しい。この快感を体感してほしい。」
コレが2011年のこと。ぶっちゃけ今もこの印象とそう変わらないなぁと思ったのだが…、いや、変わっている。イビツなグルーヴに自覚が生まれ個性となり、イビツなままに踊れるグルーヴとなった。今だけを歌い叫んでいたような歌詞は、あの頃からこの先を歌い叫ぶ。妄想みたいな心象風景が現実社会と重なり合い独特なリアリティを感じさせる。意識より無意識、自覚より無自覚。以前はそう思っていた。だけど今のworst tasteは、自分達の個性を自覚し磨きをかける。叫びたい!ってことに、何を叫びたいかに、意識的になっている(気がする)。
改めてタイトルの『悪夢に笑え!』。微妙に外したこの感じ、だがズバッと言い切る潔さ。本当に“らしい”と思う。
遠藤妙子(音楽ライター)
うっわあー久しぶりこのギラついた音。しかも、めっちゃ踊るしか無い感じに化けてて、こんなの聞いたら心がざわつく、、
もっとシュッとしたかっこいい音がたくさんあるのに!気づいたらリピートしてしまう!まとわりついてクセになるこの感じワーストテイスト! もはや若さも時代も燃料では無く、人生捧げて燃やすどうしようも無い(僕らの)反抗的音楽。に乾杯。 いつまでこんなことやってるんや!誰も追いつけないぜ!最高!
田中JxCx(FLUID)
さしずめキングクリムゾンmeetsダムド? 或いはプログレッシブ・ビートパンク�� 何とも説明しがたい東京アンダーグラウンド随一の謎な音楽性。 密かに溜め込んでいたインテリジェンスを無理やりギュギュっと圧縮して知能ゼロになったような無鉄砲さ。 「ウルトラパワー!とか叫んでどうすんのよ?」とか聞いたら「別にどうもしない」と爽やかに返されそうな佇まい。 もう結構なキャリアがあるし諸々一筋縄ではいかない時期も経たはずなのに、今も異様なテンションでスカスカな音像を鳴らし切っててマジで最高。 そう、ワーステは僕にとって憧れのバンドなのです。
清田 (Doit Science)
紆余曲折ありながら不器用ながら愚直にひたすら突き進めるオルタナティブ。数多くいた同世代の同志達いなくなったよなー。色々あるけどとにかくスタジオ入って仲間と爆音で音を鳴らし続ける。
それが一番の正義だ。
worst taste 今の洗練されたシティポップとは程遠い、最低な味だけどもその方が記憶に残るよな。自分も精進します。
GuruConnect (skillkills)
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2022 6/29 New Album発売!
worst taste 4th album
『悪夢に笑え!』
CAR-039
¥1,980 (tax included)
2022/06/29 OUT
Recorded, mixed, and mastered by Yoshiaki Kondo (GOK SOUND)
Art direction & design: Okubo-T
ドラマーの失踪、ベーシストの渡米、3ピースバンドの両腕をもがれても尚、圧倒的な力でバンドを進めてきた vo.guのタナカカイタが、数多のサポートメンバーを迎えた別名義での活動を続け、そして終えた今、真のメンバーとなり辿り着いた極地『悪夢に笑え!』 worst taste 10年ぶりの大作4th albumの完成である。 本作は10年間の恨みつらみ、怨念、感傷、人生が渦を巻いているが、それさえもユーモアに変えてしまうポップネスを持った、唯一無二、東京屈指の最高峰オルタナティブバンドの傑作である バキバキのパンクを基調にサーフミュージック、ポストパンク、アートロックのエキセントリックな要素を混ぜ合わせた独自���サウンドで、2000年代初頭から東京オルタナティブシーンの重要バンドであり続けて来たworst taste。 ライブハウスに不可欠の存在であるだけでなく、2009年には企画集団「東京BOREDOM」の発起に参加し、以来日本の地下音楽の活性化を支えている担い手でもある。 『悪夢に笑え!』は、2012年の『逃避行は終わらない』から10年ぶりとなるフルアルバム。近藤祥昭(GOK Sound)をエンジニアに迎えて完全アナログ録音され、ヒリヒリしたバンドのエネルギーを小細工なしに刻み込んだ作品となっている。 福岡のオオクボ-Tによるアートワークも本作の魅力。鮮やかでアナーキーなデザインは、worst tasteのブチ切れたサウンドの強度をそのままに伝えている。
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next live
チケット予約等は日時、人数を明記の上、[email protected]までよろしくお願い致します
1/12(木)東高円寺U.F.O. CLUB
《Nyakiセプ天獄〜epic file blast!〜》
Nyaki &September’S
LAGITAGIDA
worst taste
かおてぃっくDEドウシヨウモナイ
Open 19:00 / Start 19:30
ADV ¥2,500 / DAY ¥2,800
(いずれもドリンク代別)
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