a rape survivor/ South Africa/ X gender / still suffering / diary for visiting my memory/レイプされた後の人生/ 南アフリカでぶらぶら/ 性別はいったんおあずけ/ まだ痛い/ 回復経過観察のための日記
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そしてふたたび処女になる ー避妊と14のときの私のはなし
しばらく書いてなかったけど久々に。母との会話で、今や昔の話をするのはタブーだ、という話。
母は家庭の問題を理解し離婚するために一度は私を受け入れたけれど、問題が過ぎ去った後、わたしがセックスをするというのは受け入れられないらしい。こどもの頃母はわたしの体の成長をわたし以上に嫌っていた。「恋話」という中学生の間で流行っていたことも、家では口にするのも禁止で大学生まであまり変わらなかったように思う。それは「されたくない」という禁止の仕方ではなくて、「今はそれどころじゃないだろ」というのがいつもの口癖だった。母が忙しかったように、わたしも忙しくあるべきだから、だから体や心が成長することは「禁止」されるべきという理論のようだ。
中学だったか高校だったかのころ、「14歳の母」というドラマが放送されて、たまたま性教育のために学校へ来ていた産婦人科医(男)は、あのドラマに流されないようにということを述べていた。一番の理由は、「産んでも育てられないから」。そのころにはすでに父親の性虐待が日常化していたので、何よりもそのことが怖かった。避妊の知識は(完璧ではないけれど)学校で習っていたけれど、父親にそれを求めるには無力だった。避妊はしてなくて、ただ毎月生理だけを待っていた。結局運良く妊娠することはなかったし、ワンストップセンターで「あなたはラッキーだ」と言われたけれどよくわからなかった。わたしはラッキーだったのか。
大人になって、母に聞いた。もしわたしが妊娠していたらどうするつもりだったか、と。一度だけ、電話で彼女は答えてくれた。自分が産んだことにして育てるつもりだったと。今はもうその話はしなくなって、そうしてわたしは母の中で、再び処女で忙しい人に戻っている。
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思い出させないでほしい
せっかく忘れていたし、最近落ち着いていたのに。一部の弁護士さんたちの心無い言葉のせいで気持ちがかき乱されている。
「加害者にも人権がある」
そんなん当たり前じゃん。だからずっと我慢してきたんじゃん。家族みんなだれも私の味方になってくれなくて、むしろ父親の味方だったよ。父親が自白したらすぐ「加害者ケアのために病院に送り迎えもする」とか、治療費は離婚後も出すとかそんなんばっかだよ。あいつすげー心配されてた。なのに私は心配されなかった。PTSDひどくても、だれも訪ねてこないし生活なんか助けてくれない。仕事いけないし、買い物も行けないし、電車乗れなくてもそれでも「大丈夫?」の一言さえかけてくれる人いなかった。言おうとしても、すぐ話を逸らされたり、「私だって…」って被せられたり。私自分が何されたのか、未だにだれにも言えてない。本当はどこかに吐き出したい。
あいつに人権がある?知っている。
あいつ私の目の前でこういった。「お前は論証できない」「時効が切れている」「おれを罰する法律なんかない」よく知ってるじゃん。あんたの弁護士、あんたの法学部時代の友達のつてで探したんだよね。その人はいい人だったから、別に私に無理なこと言わなかった。でも、あいつ仕事失っていないし、未だに教育関係の行政だよね。ペドフィリアなのに。
人権あるの、知っているよ。だから口にするんじゃねえよ。そんなもん14歳で知ってたわ。それで私に人権なんかこれっぽっちもないってことも。
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こんど路上でスピーチをする。サバイバーとして初めて話そうかと思うんだけど、どのタイミングでサバイバーと名乗ろうか、それとも名乗るのはやめつつ自分の視点で話そうか、すごく悩んでいる。「サバイバーです!」ってやらないと締まりのないスピーチになるかな。むずかしいな。
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かならずしも闘わなくてもいい、あなたはただ知っているだけ。そこがどれだけ冷たい海だったかを。
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穴という存在について
定期的に確認することがある。
もうそろそろふさがっただろうか。
子どもの時、そのように扱われて以来私の体にはとても大きな空洞がある。口から肛門にかけて、あるいは膣に向かって伸びる穴。そのどれもが蔑まれた器官であり、私の顔と体はそれに貼り付けられた美しい外面でしかない。本質は、穴が人間の服を着て歩いているようなもの。である気がしてならなかったのだ。
恐る恐る、自分の体を見下ろしてみる。
胸は昔よりもだいぶ平べったくなったし、肋骨がういている。
性器は前に比べて嫌悪感がなくなったかもしれない。順調かどうかはわからないけれど、毎日毎日体は色々な性をさまよいながら、舟に揺られながら、ゆっくりゆっくりと、私は回復という大きな海を渡っている。
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From a survivor
Happy Womans Day, dear all survivors who are struggling to live in a disastrous world. I'm also one of you, wondering a wilderness to seek for some kind of "recovery". We are always seeking for next choice to overcome our scar, which nobody can judge its "correctness". Your choice is a step for you. Our choice will be a step for us. Let's walk with us together!
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一回「死んだ」私たちは、この先他の人以上に正しく生きなければいけないというわけではない、その必要はない。ただ生きたいだけ好きに生きて、満足したらいずれ砂のように風に乗って消えることさえできれば、私はそれがいい。
Pink Chrysanthemums
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どうやって抗えば?
この間、仕事の飲み会で行った酒場でセクハラを受けた。セクハラをしたのは飲み屋の主人で、どうしようもない奴だなと思いながら2時間耐えた。
厨房から出てきては隣に座ってセックスの話ばっかり。しかもAVに出てくるようなプレイの話ばっかりなので、うんざりして逐一「それ昔やりました、ぜんぜんよくないですよ」って全部に答えて、そうしたら一緒に来ていた仕事の上司たちが���いて、「この人は例外だからね」と言ってそわそわしだした。
おそらく私に聞いてないふりをして欲しかったんだろうと思う。まさか、セクハラしている女の子にプレイ内容全部口に出されて「全部やったけどよくない」なんて言われるなんて想定外なんだろう。正直、そんななら最初から言わなければいいのにと思った。
2時間が終わり、私はただの変態女になった。でも、どうだろう。私が好き好んでしているんじゃなくて、ただ男たちが「したい」と言ってきたことに付き合ってきた成れの果てでしかない。私にはセックスはない。
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わたしは美しくなんかない。美しくなんかなくても生きてやる。
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仕事でとても馬鹿にされた。とてもよくできがいい、と思う発表をして気分が高揚している時に声をかけられた。発表のあとで、何人かに関心を持ってもらって嬉しかったとき、「コーヒーを飲みながら相談したい」と言われてなんとなく不審に思った。とっさに他の友達を呼んだんだけど、結局メールで「わたしが拒否した」と延々となじるようなメールで、そのくせ宛先は「先生」とついていて、文末にYou looks so niceとあり、その下にDear Princessとあった。もうこれだけでわたしは自分の顔に彫刻刀をさして表面を剥ぎ取りたくなる。父親の声が聞こえる。「お前は綺麗だ」「お前の綺麗さをわかっているのはお父さんだけだ」
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文字通り動けないとき
とてもたくさんの理由があるのだけど、文字通り動けない時がある。
最初に感じたのはベッ���の上で、壁にもたれかかったまま動けなくなってしまった。体は動けるはずだったんだけど、手足がゴムのように動きを失って、ただ体は動かせたのでケータイを手にとった。
「動けないんだよね」
とだけ、そのとき気になっていた男の子に電話をかけたのだけど、状況が伝わらなくて結局動けないまま1日を過ごした。
今日は久々に動けなかった。床にクッションを引いて頭を乗せて、じっと天井を眺めていた。本当はお風呂屋さんでも行こうか、きっと気持ちいいだろうなと思ったんだけど、結局動けなかった。今、スーパーに行って引っ越し用のダンボールを取りたいんだけど、やはり動けない。別に困らないけれど、これは私のペースね。
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生々しいものを書いて本当にごめんなさい。この写真がすごく美しいので、リブログします。本当に美しい。
By: Emma | emscourtney
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埃っぽいあの部屋の中で
この投稿には生々しい表現があるので、拒否反応のある人は読むことをお勧めしません。むしろ、ぜひ次の投稿の美しい花の写真をみてください。今から書くことは私の傷であってあなたの傷ではありません。あなたは今とても安全です。
あなたの安全を確保するため、余白を大きく開けておきます。
でも今とてもつらいので、せめてこのブログでは吐き出させてください。
私の記憶は時々、暗くて急で、最初の数段で直角に曲がっているあの階段を上がるところまで遡る。それは、私が5歳くらいのこと。
そこは叔父の部屋、父親と彼がかつて一緒に寝起きしていた6畳の和室。入ってすぐに学習机、奥に大量のVHS、右手に再生機器が収められた大きな黒いラックがある。ブラウン管テレビの箱、左手にシミだらけの押入れがあり、そこは叔父がいつもポルノを取り出す場所だった。ポルノに登場する女性はいつも文字通り傷つけられていて、なぜ彼女たちがそんなにも苦しそうなのかわからなかった。そしてなぜそんなものを叔父が集めていたのか、私に見せていたのかもわからなかった。私はクレヨンしんちゃんの漫画を読んでいるとき、叔父がそこにかぶせて見せてくるそれらも目にしていた。
私は埃っぽいあの部屋に寝転んでいる。頭の下には畳まれた布団がある。叔父は私の性器をこじ開け、覗き込む。上目遣いにこちらの顔を除きこみ、静かに「きもちいい?」と聞いてくる。メガネをかけた目がぎょろっとこちらを向き、上目遣いのために額にシワがある、私はそちらを向かない。性器に何か冷たいものを塗っている、おそらくローション。叔父が何かをこっそりと取り出した。ポーチで、その側面にレンズがついている。ボタンのように見せかけているけれど、その表面が冷たくつるっとしていて、私に向けられている。私は本当はそれが何かを知っているけれど、何かわからないままでいようとしている。でも本当は何が起き��いるのかをおそらく理解していたかもしれない。上を向いて、天井の蛍光灯とそこから長く伸びている青のビニール紐を見つめながら、「別に」という。この会話はおそらく1時間くらい続いていた。階下では家族と祖母の談笑する声が聞こえる。窓の外には薄い色の青空が見える。ときどき蝶々が飛んでいる。その下には、私が好きでよく祖母に切ってもらっていた水仙の花が咲いている。黄色い水仙、それは父を殴っていた祖父がもともと大事にしていた花壇。うららかに晴れた日で、外はきもちよさそうだ。
最近この記憶が毎日、においと映像つきで私を訪ねてくる。埃っぽくて、少しカビ臭い。私はこのにおいが嫌いで、叔父が嫌いだ。でも叔父とも、彼の兄にあたる私の父親とも結局性交をしている。私は結局そんなやつだ。
本当は回収しきれていない、私のレイプのもう一つの伏線。私はうすうす知っている。サバイバーが自分の話を聞き入れてもらえるのは一生に一回だけ、告発できる加害者も一生に一人だけ。父が娘をレイプしていたということだけで、私の家族は一度壊れた。母も壊れたし、父親の母にあたり、私が本当に大好きでいた祖母(でも結局絶縁した人)はきっともっと壊れただろう。父親の弟も実はずっと長い間関わっていたということを、今更聞いてくれる人はいないのではないかと思う。おそらくだれも二人目、まさか兄弟で同じ子どもをレイプしていたなんて受け止めきれないだろう。そして、私はあのとき、なぜそれでも叔父の部屋をよく訪ねていたのかわからない。
記憶はあの急な階段を繰り返し上っていく。上ってはまた一番下までおり、そしてまた上っていく。5歳の私は上っていく。叔父が唇に人差指を当ててこちらを振り向く。私の胸の中にある、一番深い井戸はそこにあるような気がしている。暴力なのに、荒々しくはなく、それでいて確実に私の心臓をえぐっているもの。それをどうやって言葉にしていいのか、私はわからない。
吐き気が止まらない。私は、このことをずっと抱えきれるのかわからない、嘘をつき通せるのかわからない。私はどうしたらいいのかわからない。私は何者なのかわからない。私はどうしたいのかわからない。
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身体について
ブラジャーをしなくなって2年くらい経った。時々、どうしても薄い服を着なきゃいけないときやニットのときでなければ、キャミソールにヒートテックだけで済ませている。一度気にしなくなれば胸の膨らみはどんどん小さく見えるし、もう真っ平らだって思うくらいまでになった。
男だったらなあって思う��ちょっとちがう、と思い直す。でも、明らかに女の人たちとはちがう何かに近づいていっている。服も男物を着るようになって、パートナーにも男の子みたいに見える、と言われた。もはや女の体だとわかるのは生理のときくらいだろうか。どんな風に自分の外見をコントロールしたらいいんだろう。どちらにも属さない何か、ずっとなにも膨らんでもいない子供のような、そんな体でいたいのに。
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カウンセリングでとうとう語れなかったけど語りたかったこと。
結局わたしはどうやってセックスすればいいのかわからない。
今のパートナーとの最中、彼に気付かれてしまったことがあった。
「これはリストカットだよね、やめよう」って。
それ以来、好きなようにしつつ結局わたしは自分の意思に自信が持てない。
「あなたは悪くない」ではなく、もっと自由に話したかった。
どうやってこれからやっていったらいいのか、そもそも大きな傷口になってしまったところをどうやって塞いでいったらいいのか、ということ。
ところで、こんな本もあります。わたしはあまり参考にならなかったけれど、どうやって性的な気分���向き合ったらいいのか、どうやってそういう気分を作り上げたらいいのかについて、実用的な書き方をしているので、関心のある方はどうぞ。
ステイシー・ヘインズ『性的虐待を受けた人のためのポジティブ・セックスガイド』明石書店、2001年。
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私の声が届かない
ガラスごしに、これは人を助けるための戦いです、という声が聞こえる。
私のことを知っている人は、きっとこれが助けるための戦いなんだと信じている。
ある人は、一緒に戦おうと宣言してくれる。
でも私にはもう戦う気力がない。本当は戦うんじゃなくて、助けてほしい。
ざっくりとひらいた傷口がそのままになっている。私はこれをふさぎたい。
でも、みんなは言��。あなたには戦ってほしいと。
ちがう、私はみんなみたいに傷を塞いで普通に生きたい。
救いようのない大人の男が子どもにぶつけた身勝手な愛情の吐露とか、
見苦しい言い訳と一生向き合う人生なんて嫌だ。
そうじゃないんだ。
私は本当は傷口を塞ぐために何が必要か知っている。
少しの間、私と訪問者の間に立ってくれるだけでいいんだ。
そうしたら私は戦わなくても少し、楽に生きていくことができる。
でも戦うことは、自分をいやすことよりも立派で必要なことだとされていて、
だれも私の声を聞いてくれない。
悲しい。私はまだ、だれからもケアされていない。
つらい。私はまだ、だれからもごめんねと言われていない。
だれも大人は謝ってくれないから、
せめて大人の私は、14歳の私に謝りたい。
父親の身勝手な脅しとか、おじの身勝手な憐憫とか、母親の嘘とか祖母の無関心とか、そういうのを引き止める必要なんかなかったんだ。
ごめんね、あの時にあなたを引き止める大人が一人でも近くにいたら、
そして私が知っている今のせいいっぱいの正解を教えてあげられたら、
あなたはあんな大きな嘘を長いこと背負わなくてもよかったのに。
一人で、ロリータのローみたいな真似をして生きていく必要なんかなかったんだ。
ごめんね。
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