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池袋HUMAXシネマズでの舞台挨拶が決定!
上映を記念しまして、舞台挨拶終了後にサイン会も実施予定!
7月9日(金) 池袋HUMAXシネマズ 舞台挨拶
■日にち:7月9日(金) ■会場:池袋HUMAXシネマズ ■時間:18:30��回(上映後舞台挨拶) ■料金:通常料金 ■登壇者(予定):清水ハン栄治監督 ※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
■チケット販売方法: ≪オンライン予約販売≫ (PC) https://cinema.humax-cinema.co.jp/cgi-bin/pc/site/det.cgi?tsc=31000&ymd=2021-07-09 (スマホ) https://cinema.humax-cinema.co.jp/cgi-bin/sp/schd/ttl_list.cgi?tsc=31000&ymd=2021-07-09
チケット販売日時:7月2日(金)0:00より ※残席がある場合、7月2日(金)劇場OPENより劇場窓口でも販売を行います。
■サイン会:本作品のパンフレットをご購入の方に、イベント終了後サイン会を実施いたします。
【感染症対策における注意事項】 ※最前2列を除いた座席の販売とさせていただきます。 ※館内では、マスクの着用をお願い致します。 ※観覧の際の発声及び歓声、立ち上がってのご鑑賞などはご遠慮頂きますようお願い申し上げます。 ※ご来場の際は、マスクの着用や検温をはじめとする映画館の新型コロナウイルス感染症予防ガイドラインへのご協力をお願い致します。
池袋HUMAXシネマズ:https://www.humax-cinema.co.jp/news/68155/ ※当日までの情勢により、上記対応が変更になる可能性もございます。 ※状況により、止む無くイベントを中止させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。
【その他注意事項】 ・場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。 ・全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。 ・登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。 ・緊急事態等に伴う主催者側判断による中止の場合を除き、ご購入者様によるいかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。 ・お申込み内容の変更、お取消し(購入辞退)は一切お受けできませんので、ご注意ください。 ・チケットの不法転売は固く禁じます。転売されたチケットは無効となり入場をお断りさせていただく場合があります。
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夢売劇場サロンシネマ(広島)でのリモート舞台挨拶が決定!
■日にち:7月10日(土) ■会場:サロンシネマ ■時間:12:30の回(上映後リモート舞台挨拶) ■料金:通常料金 ■登壇者(予定):清水ハン栄治監督 ※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。 ※ZOOMによる舞台挨拶です。 ※ティーチイン実施予定。
■チケット販売方法: ≪オンライン予約販売≫ https://johakyu.cineticket.jp/theater/johakyu/schedule
チケット販売日時:7月7日(水)0:00より ※残席がある場合、7月7日(水)劇場OPENより劇場窓口でも販売を行います。
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「トゥルーノース」を観て清水監督と語ろう オンラインイベント第2弾!
「���ゥルーノース」清水ハン栄治監督オンラインQ&Aイベント第2弾!6月24日(木)20:00より清水監督とのオンラインイベント第2弾を行います。上限100名様まで。 https://zoom.us/j/93784215974
【zoomに関するご案内】 ●入室時、マイクは自動的にミュートになります。講座中はミュートとさせていただきますので、ご質問時はマイクミュートを解除してお話ください。 ビデオにつきましては任意となっております。 ●記録のため録画はしますが、見逃し配信は予定しておりません。 また、録画はスピーカーのみの予定ですが、気になる方は名前の変更やビデオオフのご対応をお願いいたします。
●清水監督にご質問がございましたら、zoomのチャットに記載をお願いいたします。
それでは、ご参加を楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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『トゥルーノース』 清水ハン栄治×西野亮廣 トークイベント付き上映会 開催決定!
初挑戦で、共に自身の作品がアニメ映画の最高峰・アヌシー国際アニメーション映画祭にノミネートされた、清水ハン栄治監督と西野亮廣さん(『えんとつ町のプペル』製作総指揮・原作・脚本)による『トゥルーノース』トークイベント付き上映会の開催が決定!
【日時(予定)】 2021年6月18日(金)15:50開場/16:20開演 (※上映後のトークイベントとなります)
【会場】丸の内TOEI ②
【登壇者(予定)】 清水ハン栄治監督、西野亮廣 ※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
【チケット販売方法】 ぴあ一般発売 【支払い方法】クレジットカード、ちょコム
■販売期間:2021年6月11日(金)10:00~2021年6月17日(木)16:00 ■チケット購入URL:https://w.pia.jp/t/true-north/ ※インターネットのみの販売
【料金】 1,900円(税込)均一
【感染症対策における注意事項】 ※座席は、最前列等を除き、前後左右1席ずつ間隔空けでのご着席となります。 ※館内では、上映中の飲食時を除き、マスクの着用をお願い致します。 ※マスクを外した状態での会話を防ぐため、上映前・舞台挨拶中の飲食はご遠慮下さい。 ※観覧の際の発声及び歓声、立ち上がってのご鑑賞などはご遠慮頂きますようお願い申し上げます。 ※ご来場の際は、マスクの着用や検温をはじめとする映画館の新型コロナウイルス感染症予防ガイドラインへのご協力をお願い致します。 https://toeitheaters.com/theaters/marunouchi/topics/detail/236.php ※当日までの情勢により、上記対応が変更になる可能性もございます。 ※状況により、止む無くイベントを中止させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。
【その他注意事項】 ・ご購入の際は各種手数料がかかります。詳しくは購入の際ご確認ください。 ・場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。 ・転売目的でのご購入は、固くお断り致します。 ・全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。 ・登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。 ・緊急事態等に伴う主催者側判断による中止の場合を除き、ご購入者様によるいかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。 ・座席番号などのご指定はできません。チケット券面にてご確認ください。 ・お申込み内容の変更、お取消し(購入辞退)は一切お受けできませんので、ご注意ください。 ・チケットの不法転売は固く禁じます。転売されたチケットは無効となり入場をお断りさせていただく場合があります。 ・状況により、止む無くイベントを中止させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。 ・マスコミ、オフィシャル用カメラが入る予定です。予めご了承下さい。
トークイベント付き上映会に関するお問い合わせ 0120-1081-46(東映ビデオカスタマーセンター) 午前10時から午後1時、午後2時から午後5時まで受付。 土・日・祝日及び年末年始はお休みさせていただきます
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『トゥルーノース』劇場パンフレット発売について
『トゥルーノース』パンフレットは上映映画館、及びオンラインショップで販売いたします。
<内容> 清水ハン栄治監督インタビューや日本在住の脱北者の方々による座談会などを掲載した作品理解には欠かせない内容となっております。
・1,000円(税込) ・B5/32P(表紙含む)
<オンラインショップ>※オンラインショップは6/4(金)午前0時より販売します。 東映ビデオオンラインショップ https://shop.toei-video.co.jp/products/detail.php?pid=PSET01548
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「トゥルーノース」を観て、監督・脚本・プロデューサーの 清水ハン栄治と語ろう!
6月6日(日)20:00より 清水ハン栄治監督とオンラインで語れるイベントを開催します。 映画を観た感想、疑問に思ったこと。 直接、清水監督と会話ができるチャンスです! https://zoom.us/j/94205681723 時間になりましたら、こちらより お入りください。参加自由。 ※ネタバレを含みますので、鑑賞してからの参加をお薦めします。
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清水ハン栄治監督インタビュー
●初のプロデュース作『happy――幸せを探すあなたへ』(2012/ロコ・ベリッチ監督)は、アメリカ、デンマーク、日本などさまざまな国の人々の姿をとおして本当の幸福とは何かを探るドキュメンタリーでした。ともすれば真逆とも思える題材を監督デビュー作に選んだ理由を教えてください。
僕は結構、いい歳になってから映画製作に携わる様になりました。死ぬまでに何本作れるのか、と自問した時、人生かけて「普遍的な大きな問い」をテーマとして追及してみたいという欲求が出てきました。その答えが『happy』のテーマである「幸せとは何か?」であり、『トゥルーノース』の「人は何の為に生きるのか?』に繋がったのだと思います。
●この物語を、ドキュメンタリーではなくアニメという形で映画化しようと思ったのはなぜでしょうか。
リリースして既に10年ほど経つのですが、今でもドキュメンタリー映画の『happy 』を観た世界中の人たちから嬉しい声が届きます。中には『happy』のお陰で自殺を思い止まったなんて人もいて、映画の及ぼす影響力って凄いなぁとひしひしと感じています。また、人権と平和のために戦った世界の偉人達の伝記漫画シリーズをプロデュースしたところ、思いがけない反響がありました。ダライ・ラマ法王に認められて亡命チベット子女達の教科書になったり、オバマ大統領にホワイトハウスで愛読してもらったり。漫画で表現することで、想定さえしなかった読者層にまでリーチ出来ることを驚きを持って実感しました。せっかく物語を伝えるならインパクトを出したい、ということで映画と漫画という強力な表現方法の延長直線上でアニメ映画にたどり着きました。
●本作を制作するにあたって、どんなリサーチをされましたか? どんな方たちにインタビューしたか、どういった資料を集めたかなど教えてください。
北朝鮮の強制収容所を体験し脱北した人々の著作、映画、ニュースなどを洗いざらいに探ったつもりです。そして、実際に韓国、日本、アメリカで元収容者、元看守、脱北者の皆さんにインタビューさせていただきました。定期的に各国の人権団体やNGOとも連絡を取らせていただいて情報収集しています。また収容所内で起こった悲惨な出来事はもとより、友情やユーモア、助け合いや恋愛などの人間味のあるエピソードも出来るだけ多くヒアリングしました。
●リサーチやインタビューを行った中で一番衝撃を受けた出来事は何だったでしょうか。
聞き取りをしている最中は衝撃受けっぱなしでした。とりわけ皆さんに知っておいていただきたいのは、これはコリアンだけの受難ではなく、日本人にも密接に関わっている問題なんですよと。聞き取りをする中で、日本人拉致被害者も政治犯強制収容所に収監されていたという証言がありました。この女性は工作員へ日本語を教えるのを拒否したと言う罪状で、悪名高きヨドク15号管理所に収監され、あの極寒で布団も無い毎日を過ごしていたとのことです。この方がまだ存命か分かりませんが、その人生にオマージュを込めて本作でも同じ境遇のキャラクターを登場させています。 ●キャラクターたちの表情や仕草など、やわらかいタッチで描かれていますが、キャラクター造型についてこだわりを教えてください。 造形はデフォルメし過ぎず、かつリアルにし過ぎず、というバランスに苦心しました。というのも、歪曲し過ぎて「これは別世界で起こっている話」と思われてはアクティビズムにならない一方、収容所の現実をリアルに表現し過ぎるとホラー映画みたいになって観客が感情的についていけない。全般的に造形のポリゴンが少なく見える(カクカクした折り紙みたい)様な素材感にして、登場人物との擬似体験を少しバッファーを掛けるなどの工夫もしました。 ●本作の音楽監督にディズニー長編アニメ映画『ムーラン』の音楽監督マシュー・ワイルダーを起用した理由は? 共通の友人を介して経験豊富なマシューさんに会ったのですが、作品を通して収監されている人々を救いたい、と本作への思いを熱く語ったところ、即座に意気投合。グラミー&アカデミー賞ノミネートの大御所にも関わらず快くオリジナル音楽を担当していただけることになりました。 ●実際取材した方(脱北者の方など)に本作を見せる機会はありましたか?どういう反応でしたか? プチョン国際アニメーション映画祭では、多くの脱北者の方達に鑑賞いただきました。「涙でマスクがぐちゃぐちゃになった、北朝鮮の知られざる現実をここまで正確に表現した作品はこれまで無かった」などの声をいただき、とても高く評価いただきました。また、脱北して韓国の国会議員になった方からは、北朝鮮の人権問題を世界的に啓蒙していく為にこの映画を上映したいと相談を受けており、色々な国に広げられるように準備を進めています。 ●一度失いかけた人間としての尊厳をヨハンがとりもどす姿を見て、絶望の淵にあっても尊厳を失わなければそこに希望はあると、大変感動しました。北朝鮮強制収容所ほどの環境ではなくても、コロナ禍のいま、暗い感情が日本中、そして世界中を覆っています。この作品を通して、どんなメッセージを伝えたいですか? 脚本執筆中に大きくインスピレーションを受けたのは、第二次大戦中ナチス政権下で強制収容所を生きる人々を描いたヴィクトール・フランクルの『夜と霧』でした。囚人でありながら精神科医だったフランクルが興味を抱いたのは、絶望的状況を生き延びた人と力尽きてしまった人との決定的な違いは「生きる希望」を持てたかということでした。北の収容所でも、日本列島でも同じです。いい加減めげちゃいますが、皆さん、いつか必ずコロナ禍は終わります。いいことあるから、希望を持って生きていきましょうよ。最後まで希望を捨てない主人公ヨハンが、何か���ントを与えてくれるはずです。
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清水ハン栄治監督×映画評論家森直人さん登壇のトークイベントを実施しました
5月27日(木)に渋谷・ユーロライブにて一般試写会を開催し、上映後に清水ハン栄治監督と映画評論家の森直人さん登壇のトークイベントを実施! 本作上映後の余韻が冷めやらぬ中、始まったトークは、森さんが開口一番「超重量級の傑作だと思いますが、作品の内容と監督のお人柄にギャップというか、本日初めてお会いした清水監督は明るくて気さくな方でびっくりしました」と感想を述べつつ、本作制作の経緯やアニメーションにした理由、そして清水監督の熱き思いに迫る、深堀りトークを繰り広げました。
森:『トゥルーノース』、本当に凄まじい映画ですが、色々な感情が一本の映画の中に入っていてクオリティも高いと思いました。監督がプロデュースした『happy-幸せを探すあなたへ』は世界の幸福度を調査する映画ですが、それから8年たち、今度は北朝鮮の強制収容所をテーマにした作品を作りに至った経緯を教えてください。
清水:『happy-幸せを探すあなたへ』公開からずいぶん経ちましたが、いまだに感謝のメールや「この映画のおかげで自殺を考えていたんだけどやめました」というメッセージなど、色々な声をいただきます。映画で観た人の人生を変えられたという気持ちがすごくて、また作りたい、と思っていました。またダライ・ラマ、マザー・テレサなど人権にかかわる偉人たちの人生を描いた伝記マンガプロジェクトを手掛けたのですが、色々な国に訴求していったんです。それらの経験を経て、世界の中で現在進行形で起きている北朝鮮の人権問題にたどり着きました。
森:監督は本作のために、綿密な取材をされたとお聞きしていますが、それならばドキュメンタリーという選択肢もあったと思いますが、なぜアニメーションという形をとったのですか?
清水:脱北者や実際に収容所を体験した方の証言をカメラで撮影しているので、もちろんそれをドキュメンタリーとして出すことや実写でもできたと思うのですが、あまりにも聞いた話がむごすぎてしまって・・・。拷問の話など実写やドキュメンタリーで描いてしまうと一般の皆さんにはあまりにもショッキングでホラー映画やグロテスクな話になってしまう。観客の皆さんが最後まできちんとみてくれて、かつ、この話が火星や金星などで起こっている話とは思われないリアリティがありつつ、トラウマにならない表現方法を探した結果、 我々が小さい頃からみているアニメーションという方法にたどりつきました。
森:なるほど。アニメにすることで抽象の回路が入るといいましょうか、リアルな話なのだけど、自然に寓話性に昇華することができるのでしょうね。清水監督は、東南アジアのアニメーターのネットワーク「すみません」を主宰されているとききました。
清水:インドネシアのアニメーターが中心なのですが、スタジオという企業体をもつと一つのプロジェクトが終わっても、雇用を確保するために作品づくりを続けなくてはならない。ですので僕はフリーランスのネットワークのような形でプロジェクトごとに集めるようにしました。そして先ほどいわれた「すみません」という名前についてですが、この作品自体のテーマが物議を醸しだすかもしれない、だから会社名で最初に謝っておこうと思って(笑)。いや、本来の思いとしては物議を醸しだす作品をどんどんやっていこうと思っているんです。最近日本は、きっと皆さんも感じていらっしゃると思うのですが、変な同調圧力とか、あれやってはいけない、これやってはいけない、というのがあって。僕のようにちょっと無茶する人が出てくると、迷惑をかけてしまうけれど、そのことによって今までなかった扉が開き、そこでの揺らぎの中で社会が発展していくと思うんです。特に若い人たちと話していても元気がないように思うので、僕の場合は最初から(会社名で)謝ってしまえ、と。
森:とてもよいお話ですね。「すみません」をエクスキューズにしてどんどん無茶をやってしまおうということなんですね。すばらしい!そこをユーモアでふんわり包み込むというのが、清水監督の持ち味なのかなと思います。 本作の作画のトーンも絶妙ですよね。ゴリゴリのリアリズムではなく、かといってコミカライズされたマンガっぽい画ではなく、その中間のほどよいトーンで、内容の情念もきちんと伝わる作画を用いているなぁと思いました。それにアニメーション監督としては初めてで、これだけのものを作るのってすごいと思います。作画はどう���めていったのですか?
清水:映画をご覧になるとわかるのですが、キャラクターがカクカクと折り紙みたいな形で、これは試行錯誤した結果です。ディズニーやピクサーのようなリアリティにどんどん近づけていく形も作れたのですが、本作の場合、内容がきつすぎてリアリティに近づけてしまうと観客がついてこれないのでは、という懸念がありました。なにかバッファを入れて、見ていて心理的に、リアルではないんだ、というブレーキがかかり、トラウマにならないように気をつけました。あと、丸くてふっくらしているものを人間は可愛いと思うんですね。本来、証言してくれた人たちの話をリアルに描くとみんな骸骨みたいな描写になってしまう。ですので飢えているということをみせるために、やせて影をつけるのではなくて、ポリゴンが低いカクカクにすると、丸いんだけど影がでる、そのあたりのバランスを考えました。
森:そうなんですね。こういう考え方は、アニメ専門にやっている方々からは出てきづらいかもしれないですね。
清水:僕はあまりにも無知すぎたから作れたところはあるのではと思っているんです。業界の慣習の中でしっかりステップを踏んで作ってくると、おそらくポリゴン下げるなんて逆の発想だと思うのですね。僕の場合はアニメも短編も映画も作ったこともない、脚本も書いたこともない、そんな人が長編映画を、しかも英語で作るなんて、何考えてんの?(笑)だと思うのですが、だけど知らなかったから飛び込めることもあると思うんです。飛び込んだら、溺れちゃうので自分でなんとか泳ごうとするし、助けてくれる人がいて、形になってくる。あまりにもこうあるべきとか強すぎてしまうと、面白いものが生まれてこないのでは、と思っています。
森:今の監督のお話をきくと、『トゥルーノース』の中で描かれる精神と重なっているように思いますね。本作は社会派映画として見られると思うのですが、もうすこし原理的にみると、ある過酷な環境の中で、いかにサバイバルしていくか、という構造のドラマでもある。何やっても生き抜いていくのが大事なんだ、というメッセージ性を感じました。 話しは変わりますが、本作の音楽監督をディズニーアニメ映画『ムーラン』の挿入曲を担当していたことでも有名なマシュー・ワイルダーさんが担当されています、どういった経緯で依頼されたのですか?
清水:マシューは、僕の友達の友達なのですが、偶然出会いました。本作は制作のお金が本当になかったので、アメリカで俳優学校の生徒さんに声優をやってもらったのですが、大きなスタジオを借りる予算もなく、友達の紹介でマシューの自宅スタジオを借りることになりました。そこで3日間くらいかけて作業をやっていくうちに、ハリウッドでアカデミー賞やグラミー賞にノミネートされている大御所なんですが、作品のテーマ性に惹かれて参加してくれることになりました。かなり大風呂敷な話ではあるのですが、これは12万人の収容者たちをもしかしたら救うことに貢献できるかもしれない、という僕の思いに、彼も心震わせてくれ、通常ではありえない金額で引き受けてくれることになりました。
森:日本映画というしばりが窮屈に思えてきた今日この頃なので、国を超えたネットワークで映画がまた幅広く作れるのではないか、と僕自身思い始めています。そういう意味で、この映画には色々なヒントがつまっていると思いますね。監督はアメリカの大学に行かれていますが、聞くところによるとクリストファー・ノーランと若い頃からのご友人とか。 清水:18、19歳のころですかね、そのころにボランティア団体をつくって募金活動をしてモザンビークの難民キャンプに届けるなどアフリカにも一緒にいきました。僕も映画を作っている一人として、例えば友人がこれぐらいだから、僕もこのぐらいを目指して、というベンチマークを置いたりしますが、彼をベンチマークにするにはあまりにも映画界の頂点に行ってしまいましたね(笑)
森:冒頭でTEDのシーンが出てきます。監督ご自身もTEDに出られたことがあるとお聞きしていますが、その関連はありますか? 清水:映画の中で、これは現代で起こっていることなんだ、ということを明確に言いたかったので、例えば国連でスピーチしてもよかったのですが、より現代性をもたせるために、世界でいま一番人気のある講演の場であるTEDの場でのスピーチから始めました。 僕はこの映画を作った目的のうち、一つは今でも実際に強制収容所に12万人の人たちがいるといわれている。アクティビズムの一環として、この映画を色々な人々にみてもらいたいという思いがあります。ただ世界中のアクティビズムは行き詰っていると思うんです。熱くて知識もある人たちがまた大きな声をあげてがんばっているというようにみえてしまい、端からみると、大変そうだとわかっても距離を置かれてしまう。 僕は、以前偉人マンガのプロジェクトに携わったときの経験から、マンガやアニメといったソフトメディアに固い話をのせると広がるのではないか、という確信があります。それと同時に大事なのは、絶対にエンターテイメント性がないと伝わらないということ。この内容で告発系のプロバガンダ映画をつくったら見てくれる人もいない。その意味ではストー��ーの中にアクションやロマンスをいれたりすることによって、メッセージも広がると思うのです。
森:社会的有効性を突き詰めていくと、エンターテインメントの、広い層に届ける力というのは有効ですよね。清水監督が映画監督として、人権問題をどう伝えるかということに向き合い、それをソフトメディアでわかりやすく届けることによって社会変革が起きるのではないかとお考えなのではと感じました。
清水:インテレクチュアルだけでは、人は動かないと思っていて、そこをエモーショナルなものにしないといけない。例えば、ホロコースト、アウシュビッツで起こっていたこと、何万人がなくなったということを知識として知るだけでなく、それと同時にたとえば「アンネの日記」のように、彼女が外の世界にあこがれ、恋をして、将来何になりたいかを語ったりすることによって、我々が自身を彼女に投影することができる。そのときに初めて事実が合致して心に残ると思うのです。本作でも収容所の中で、人々はロボットや家畜のように生きているのではなく、それぞれが夢を持ち、冗談を言い、助け合う、ヒューマニティをみたときに心に響くと。もちろん事実なので残酷なことも描かなければいけないのですが、そんな地獄の中のヒューマニティの部分をきちんと探らなればならないと考えました。 本作のために韓国でインタビューに答えてくれた方の何人かはすでに映画みていただき、コロナ禍なのでマスクをしながらの鑑賞でしたが、マスクが涙でぐしょぐしょになるほどだったと、そして映画で描かれていることは正確だったと話してくれました。 僕は、この映画を通して、本気で12万人の人たちを何かしら救いたいと思っています。映画の最後のシーンにも思いを込めましたが、ぜひ観た方一人一人がSNSなどで広げていただければ、その積み重ねが彼らの希望へとつながってくれると信じています。
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外国特派員協会記者会見を実施しました
5月18日(火)に外国特派員協会にて、監督・脚本・プロデューサーを務めた清水ハン栄治が記者会見を実施。 会見には、清水監督を「この事実をなんとかして世界に伝えねば」と本作製作へと奮い立たせるきっかけとなった国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の日本代表である土井香苗さん、北朝鮮人権問題の国際化に寄与するジャーナリストであり「NO FENCE」(北朝鮮の強制収容所をなくすアクションの会)副代表を務める宋允復 (ソン ユンボク)さんも登壇。 本作上映後、作品の余韻残るなか大きな拍手で迎えられ、清水ハン栄治監督らが登壇。海外メディアからは「この作品を観るのは2度目ですが、この北朝鮮の現状に2度目もショックを感じた。これが現代に繰り広げられているということに改めて驚きを覚える」(ジャパンタイムズ/映画評論家マーク・シリング氏)など率直な感想や色々な質問が飛び交う会見となりました。
■今日登壇されているお二方との関係性の中で本作が作られたかと思うのですが、企画の発端についてお聞かせください。
清水監督:10年前にさかのぼりますが、私は幸福とは何かをテーマにした『happy-幸せを探すあなたへ』というドキュメンタリー映画を制作していました。それ以外にもLGBTQや環境問題、過労死などのテーマに取り組んだり、そのあとは人権問題に関するマンガシリーズを手掛けていました。それらを経て、次に何に取り組もうかと思ったときに、土井さんにお会いし、北朝鮮の政治犯強制収容所での体験を記した手記を勧められて読んだところ、非常にショッキングで、強制収容所の現状が私の想像をはるかに超えるものだったのです。そこで私に何ができるだろうと、土井さんに相談したところ、この問題の専門家である宋さんを紹介していただき、そこから二人三脚のように、10年間にわたる作業が始まりました。
■アニメーションという手法をあえて使うことで、非常に難しいテーマをより描きやすくなる側面がありますが、今回実写でなくアニメーションを使うことになった理由を教えてください。また本作でインドネシアのアニメーターを使うことになった経緯は?
清水監督:今回実写やドキュメンタリーで撮るという選択肢はありましたが、描く内容の過酷さ残忍さを考えると、これを実写で作ってしまうと”ホラー映画“になってしまうのではないか、という懸念がありました。公開処刑や拷問など凄まじい内容を描くのですから。私がこの作品を撮ろうと思った一番の動機は、人々の「なんとかしなければならない」という気持ちを動かしたかったから。怖がらせることが狙いではないので、そのためにはバランス感覚が非常に大事だと思いました。あまりにもフェイクストーリーっぽいものを作ってしまうと、まるで火星で起きているかのような、他人事のようなものに思われる危険性がある。一方あまりにもリアリティを重視してしまうと観客が拒絶してしまうのではないか、という懸念がある。そんな中でアニメーションという手法が一番理想的で、観客が話についてきてくれ、しかも感情を揺さぶられる良いバランスがとれるのではないか、と思ったんです。 インドネシアのアニメーターを起用したのは、非常に才能豊かなアニメーターがいたということ、そして予算的な面で東京やアメリカでの制作よりも適していたということがあります。
■今の北朝鮮の現状に対して、各国では活動や何かアクションは起きてるのでしょうか?
土井さん:北朝鮮で起きているマグニチュード(重大さ)というのは、私が思っていることを、国連の権威ある方ですが、国連のコミッション・オブ・インクワイアリ―のチェアー(議長)であるオーストラリアのマイケル・カービーさんが発言されております。国連の見解でもあり、北朝鮮の状況を1年間調査したうえで発表したレポートで結論付けたのですが、北朝鮮の人権侵害のスケールは、「without parallel in the contemporary world(現代社会において匹敵するものがないほど)」であるというものです。私も世界中の人権侵害をみておりますが、北朝鮮の収容所内での人権侵害は特にそう思います。しかし世界の政府がそれに見合った態度をとっているかというと、そうではない。特にトランプ元大統領と北朝鮮が蜜月関係になったころから、北朝鮮に対するプレッシャーが減ったということがある。その原因の一つに北朝鮮があまりにも閉鎖的なため、メディアの方々も情報がほとんどなく報道できないため世界の注目が少なくなっている現状があります。そういう意味ではこの映画が果たす役割は大きい。これをきっかけに、各国政府や国連含め、すべてのアクターが北朝鮮の政府に対するプレッシャーをもう一度最大限にかけて、この人権侵害を止めさせる行動を��るべきだと考えています。
■映画の中で、童謡「赤とんぼ」の曲が使われた理由を教えてください。
清水監督:北朝鮮への帰還事業で、約9万3千人の在日コリアンたちが北朝鮮にわたり、そのうち日本人妻が1800人ほど、そのお子さんたちもふくめると6800人ほどは日本のパスポートをもった人々が北朝鮮に渡ったと言われています。調査をしていくと、だいたいその9万3千人のうちの2割~3割はそのまま収容所に送られ、収容所の中には日本人村もあったそうです。その中ではきっと望郷の念をもって童謡を歌っていた人たちもいたのではと思い、「赤とんぼ」を使わせていただきました。
宋さん:以前、10年間北朝鮮の強制収容所に収容されていて、その後亡命した方から話を聞いたときに、その方が「私日本の歌が歌えるんです」と話して歌ってくれたのがまさに「赤とんぼ」でした。収容所で仲良く接していた日本人妻の人が教えてくれた、と。この話は清水監督には伝えていなかったのですが、清水さんご自身のインスピレーションで映画に使われたことに驚きました。
■劇中、収容所に日本人拉致被害者がいたという事実に大変驚きました。
宋さん:これまで自分たちが証言を聞いた収容経験者は社会的バックグラウンドが強くなく、平壌に住んでいたと��ても権力の中枢にいた方ではありませんでした。ところが収容所の中には、平壌で権力に仕える人たちだけを囲い込んでいるエリアがあり、そこでは一定期間厳しくつらい思いをさせて、忠誠心を確かめられたのち、また平壌に連れ帰され仕事をさせられる。そういった幹部たちがいたエリアの中に日本人女性がいたそうです。その人は日本から連れてこられたのだけれど、スパイに日本語教育をすることを拒絶したことで、収容所に何も持たずに連行されたため、布団も持っていないほどだった。そこからまた平壌にもどる他の者たちが彼女に布団を残していったという話があるのです。
■この映画は昨年世界各国の映画祭での出品を経て、ついに日本公開されますが、今後韓国やアメリカでの上映など世界に向けての展開は?
清水監督:まずありがたいことに、日本では6月4日にTOHOシネマズシャンテ他、全国にて劇場公開となります。そこで観客の皆さんからどんな反応があるのか楽しみにしています。そのあとは、色々な国の政治関係者の方にも関心を持っていただいており、なるべく色々なところで、政治や外交、人権活動のリーダーの方々など色々な人たちを巻き込んで作品を広げていきたいと思っています。
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映画『トゥルーノース』公式サイト、オープン
映画『トゥルーノース』公式サイト、オープンいたしました。 https://true-north.jp/
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