#雪中雄鶏図
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各地句会報
花鳥誌 令和5年8月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年5月1日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
葉桜に声まで染まるかと思ふ 雪 葉桜の懐深く観世音 同 葉桜を大天蓋に観世音 同 ふと思ふ椿に匂ひ有りとせば 同 葉桜の濃きに始まる暮色かな 泰俊 葉桜の蔭をゆらして風の音 同 老鶯を聞きつつ巡りゐる故山 かづを 四脚門潜ればそこは花浄土 和子 緑陰を句帳手にして一佳人 清女 卯波寄すランプの宿にかもめ飛ぶ 啓子 蝶二つもつれもつれて若葉風 笑 雪解川見え隠れして沈下橋 天
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
五月闇喫茶「乱歩」は準備中 要 だんだんに行こか戻ろか日傘 和子 錻力屋のゆがむ硝子戸白日傘 昌文 空になる途中の空の鯉幟 和子 ラムネ玉胸にこもれる昭和の音 悠紀子 だんだんは夏へ昭和へ下る坂 慶月 だんだん坂麦藁帽子買ひ迷ふ 瑠璃 白シャツのブリキ光らせ道具売る 小鳥 蟻も入れず築地塀の木戸なれば 順子 夕焼はあのアコーディオンで歌ふのか きみよ 谷中銀座の夕焼を待ちて老ゆ 同
岡田順子選 特選句
築地塀崩れながらに若葉光 光子 日傘まづは畳んで谷中路地 和子 ざわめく葉夏の赤子の泣き声を 瑠璃 築地塀さざ波のごと夏めきて 風頭 カフェーの窓私の日傘動くかな 和子 二階より声かけらるる薄暑かな 光子 下闇に下男無言の飯を食ふ 和子 覚えある街角閑かなる立夏 秋尚 谷中銀座の夕焼を待ちて老ゆ きみよ 誰がために頰を染めしや蛇苺 昌文 青嵐売らるる鸚鵡叫びたり きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
カルデラに世帯一万春ともし たかし 大いなる大地を画布に聖五月 朝子 渚恋ひ騒ぐ厨の浅蜊かな たかし しやぼん玉母の笑顔を包みけり 朝子 乙姫の使者の亀ならきつと鳴く たかし 風に鳴るふらここ風の嗚咽とも 睦子 桜貝拾ひ乙女となりし人 久美子 風船の子の手離れて父の空 朝子 夕牡丹ゆつくりと息ととのふる 美穂 はつなつへ父の書棚を開きけり かおり 鷹鳩と化して能古行き渡航路 修二 風光るクレーンは未来建設中 睦子 人去りて月が客なる花筏 孝子 束ね髪茅花流しの端につづく 愛 悔恨深し鞦韆を漕ぎ出せず 睦子 ひとすぢの道に薔薇の香あることも 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
戦争は遠くて近しチューリップ 信子 霾や廃屋多き街となり 三四郎 長長と系図ひろげて柏餅 昭子 鞦韆を揺らし母待つ子等の夕 三四郎 代掻くや越の富士山崩しつつ みす枝 氷菓子あれが青春かもしれぬ 昭子 モナリザの如く微妙に山笑ふ 信子 風なくば立ちて眠るや鯉幟 三四郎 観音の瓔珞めいて若葉雨 時江 春といふ名をもつ妻の春日傘 三四郎 もつれては蝶の行く先定まらず 英美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
金環の眼や神々し鯉幟 実加 テンガロンハットの老夫麦の秋 登美子 筍を運ぶ人夫の太き腕 あけみ 緩やかに青芝を踏み引退馬 登美子 赤き薔薇今咲き誇り絵画展 紀子 自らの影追ひ歩く初夏の昼 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月9日 萩花鳥会
マンションの窓辺で泳ぐ鯉幟 祐子 兜より多産な鯉を子供の日 健雄 山頂に吹き上がるかな春の息 俊文 新緑やバッキンガムの戴冠式 ゆかり 仰向けのベッドに届く風五月 陽子 この日から五類に移行コロナあけ 恒雄 武者人形剣振り回すミニ剣士 美惠子
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令和5年5月10日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
囀や高鳴く木々の夜明けかな 世詩明 すがりたき女心や花薔薇 同 仏舞面の内側春の闇 ただし 菖蒲湯に老の身沈め合ひにけり 同 うららかや親子三代仏舞 同 花筏寄りつ放れつ沈みけり 輝一 花冷や母手造りのちやんちやんこ 同 機音を聞きつ筍育つなり 洋子 客を呼ぶ鹿みな仏風薫る 同 渓若葉上へ上へと釣師かな 誠 子供の日硬貨握りて駄菓子屋へ 同 白無垢はそよ風薫る境内へ 幸只 春雨は水琴窟に託す朝 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月11日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
里山を大きく見せる若葉かな 喜代子 父母座す永代寺も夏に入る 由季子 三国町祭提灯掛かる頃 同 難解やピカソ、ゲルニカ五月闇 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
ホーエンヤ口上述べて祭舟 史子 暮の春どちの館の椅子机 すみ子 声潜めメーデーの歌通り過ぎ 益恵 手擦れ繰る季寄卯の花腐しかな 美智子 鳥帰る曇天を突き斜張橋 宇太郎 海光も包まん枇杷の袋掛 栄子 葉桜や仏の夫の笑みくれし 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
菖蒲湯の香を纏ひつつ床に就く 多美女 風低く吹きたる社の陰祭 ゆう子 やはらかき色にほぐるる萩若葉 秋尚 すと立てし漢の小指祭笛 三無 深みゆく葉桜の下人憩ふ 和代 朴若葉明るき影を高く積み 秋尚 メモになき穴子丼提げ夫帰る 美枝子 祭笛天を招いて始まれり 幸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
植物園脇に馴染みの姫女苑 聰 近づきて見失ひたる山法師 秋尚 母の日の記憶を遠く置き去りに 同 崩れかけたる芍薬の雨細き 同 若葉して柔らかくなる樹々の声 三無 葉桜となりし川辺へ風連れて 秋尚 白映えて幼稚園児の更衣 迪子 くれよんを初めて持つた子供の日 聰
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月17日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
一人逝き村軽くなる麦の秋 世詩明 水琴窟蔵す町屋の軒菖蒲 千代子 三国沖藍深めつつ卯波来る 笑子 母の日や母の草履の小さくて 同 カーネーション戦火の子らに百万本 同 遠ざかる思ひ出ばかり花は葉に 啓子 麦秋の響き合ふごと揺れてをり 千加江 あの世へもカーネーションを届けたし 同 紫陽花やコンペイトウと言ふ可憐 同 人ひとり見えぬ麦秋熟れにうれ 昭子 永き日の噂に尾鰭背鰭つき 清女 更衣命の先があるものと 希子 春愁や逢ひたくなしと云ふは嘘 雪 風知草風の心を風に聞く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月17日 さきたま花鳥句会
鯉幟あえかな風も見逃さず 月惑 土間で輪に岩魚の骨酒郷の友 八草 背に茜萌黄の茶摘む白き指 裕章 薫風や鐘楼の梵字踊りたる 紀花 潦消えたるあとや夏の蝶 孝江 初夏の日差しじわじわ背中這ふ ふゆ子 水音のして河骨の沼明り ふじ穂 なづな咲く太古の塚の低きこと 康子 竹の子の十二単衣を脱ぎ始め みのり 薔薇園に入ればたちまち香立つ 彩香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
野阜に薫風そよぐ母の塔 幸風 突つ伏せる蝶昂然と翅を立て 圭魚 夏めきて観音膝をゆるく曲げ 三無 谷戸深き路傍の石の苔の花 久子 捩花の気まま右巻き左巻き 炳子 人の世を鎮めて森を滴れる 幸子 水音は水を濁さず蜻蛉生る 千種 夏蝶のたはむれ城主墓に罅 慶月 薫風やボールを投げてほしき犬 久
栗林圭魚選 特選句
要害の渓やえご散るばかりなり 千種 恙少し残り見上ぐる桐の花 炳子 十薬の八重に迷へる蟻小さき 秋尚 野いばらの花伸ぶ先に年尾句碑 慶月 忍冬の花の香りの岐れ道 炳子 水音は水を濁さず蜻蛉生る 千種 谷戸闇し帽子にとまる夏の蝶 久子 日曜の子は父を呼び草いきれ 久 ぽとぽとと音立てて落つ柿の花 秋尚 黒南風や甲冑光る団子虫 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月28日 月例会 坊城俊樹選 特選句
二度廻る梓渕さんかも黒揚羽 秋尚 夏めきぬ膝に一筋擦過傷 炳子 茶席へと鳥獣戯画の帯涼し 要 万緑を黒靴下の鎮魂す 順子 美しき黴を持ちたる石畳 みもざ 霊もまた老ゆるものかな桜の実 光子 薄き汗白き項の思案中 昌文 黒服の女日傘を弄ぶ 緋路
岡田順子選 特選句
夏草や禁裏を抜ける風の色 月惑 白きもの真つ白にして夏来る 緋路 女こぐ音のきしみや貸しボート 眞理子 蛇もまた神慮なる青まとひけり 光子 風見鶏椎の花の香強すぎる 要 霊もまた老ゆるものかな桜の実 光子 白扇を開き茶室を出る女 佑天 緑陰に点るテ��ブルクロスかな 緋路 黒服の女日傘を弄ぶ 同 二度廻る梓渕さんかも黒揚羽 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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■東京都美術館『ボストン美術館展 芸術×力』
2020年に開催予定で中止となった本展。 ボストン美術館の東西の逸品が来日。10月2日まで。
印象に残った作品は・・・
ロベール・ルフェーヴルと工房 《戴冠式の正装をしたナポレオン1世の肖像》 権力の象徴として描かれた肖像画だが、そのリアルさに舌を巻く。 ふわりとした毛皮に触れてみたくなった。
《平治物語絵巻 三条殿夜討巻》 藤原信頼と源義朝らが後白河上皇の御所である三条殿を襲撃し、 上皇を拉致した場面。登場人物の混乱ぶりがよく分かる傑作。 もし日本にあれば国宝だそうだ。牛車のスピード感を表すのに 車輪がぐるぐる描かれているのが面白い。
《大日如来坐像》 平安時代の高貴で優美な姿に胸がときめいた。 と同時に美術品として仏像を見る時は 手を合わせない不敬な自分がいるのであった。
ジャン=レオン・ジェローム 《灰色の枢機卿》 これまた写実的な歴史画。 大階段を降りてくる修道士に貴族たちが恭しくお辞儀をする場面。 少し斜め下からの視点は描くのが難しそうで感心する。 館内に射し込む柔らかい光も良かった。 ジェロームは『怖い絵展』で紹介された 《レディ・ジェーン・グレイの処刑》の作者。
ダニエル・マロ1世 発行:ヤーコプ・ホレ 《オラニエ公の誕生日を祝すハウステンボスの舞踏会》 超細密な銅版画。単眼鏡で覗くと物凄い世界が広がった。 銅版画でも遠近感が出せるんだなぁ。
《吉備大臣入唐絵巻》 とても12世紀末に描かれたとは思えない面白脱力絵巻。 現代まで脈々と繋がる奇想天外ナンセンスの系譜を感じた。 こちらも日本にあれば国宝級。堂々の全4巻一挙公開!
増山雪斎《孔雀図》 今回のメインビジュアルにもなっている文人大名が描いた名画。 若冲と見紛う程の細密な孔雀図が修復を経て本邦初公開。
■東京藝術大学大学美術館 『日本美術をひも解く 皇室、美の玉手箱』
建替中の宮内庁三の丸尚蔵館より珠玉の名品を公開。 9月25日まで。それにしても名称に大学を繰り返すのは何故? 高階隆兼《春日権現験記絵》 やまと絵の最高峰と言われる絵巻。流石国宝。 状態がすこぶる良く、彩色が美しい。 先に見た都美ボストン展の平治物語絵巻と 牛車の形が全く同じだった。 伊藤若冲《動植綵絵》10幅(芍薬群蝶図 、梅花小禽図 、 向日葵雄鶏図 、紫陽花双鶏図 、老松白鶏図 、芦鵞図 、 蓮池遊魚図 、桃花小禽図、池辺群虫図、芦雁図) 後期の目玉は伊藤若冲! あの動植綵絵を至���距離で鑑賞出来、感無量。 並河靖之《七宝四季花鳥図花瓶》 近代では矢張りこの七宝。何度見ても素晴らしい。
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2017年12月8日(金)
ちょっとドタバタした一週���、何とか週末にこぎ着けた。朝の雨のおかげで気温は下がらず、部屋の窓を開けても寒くはない。しかし、午後になっても気温は上がらず、冷たい雨は雪になってもおかしくない。みなさま、体調管理にはご注意を。
3日間完全静養のツレアイは、さすがに今週の仕事の整理もせぬまま週末を迎えるわけにはいかず、ゆっくりとした動作で試運転。少し早かったが、私の出勤時間に合わせて事務所まで送る。
金曜1限は「社会貢献論(児童教育学科)」、昨日に続いて「JICAボランティアセミナー」。今日の体験談は、モザンビークで小学校の体育指導をされた女性、大学院を休学して24歳で応募された方。手探り・体当たりの活動報告は、スポーツをやっている学生の多いクラスだけに大変親近感が持てた様子。
2限は「情報社会と倫理」、今回のテーマは「情報セキュリティ」。驚いたのは、入学時に発行された学内ネットワークのパス��ード、誰一人変更していなかった。急きょ、パスワードの変更方法を教え、その場で作業させる。プライベートな利用ではそんなことはないようだが、来年度の「情報機器の操作Ⅰ」では、是非とも指導しなくては。
今日も弁当はなし、冷凍してあった菓子パンとジュースでしのぐ。
13時から「企画調整委員会」、来週の「大学協議会」にむけての議題整理。引き続き「人事委員会」、16時の終了はありがたい。
来週の「社会貢献論」は「デートDV啓発研修」、吹田市男女共同参画センターから資料が届く、「教養教育センター」へ搬入。
図書館へ出勤、予算執行申請書に押印。スタッフからツレアイへのお見舞いの言葉をいただき恐縮。そうか、彼女もブログの読者であったことを再確認。
冷たい雨の中を早めの退出、今日も西大路七条セントラルスクエアで買い物。メニューは当然「おでん」に決定。
昆布水1Lに対して塩小さじ1杯、これでスーパー昆布水の完成。下茹でした大根に鶏手羽元を加え、好きな具材を加えれば「塩おでん」の完成。シンプルだが味わい深い、ワンカップが足りない。
昼間録画しておいた「上方楽の会」を楽しむ。
上方落語の会「中村仲蔵」露の新治
「NHK上方落語の会」から露の新治の「中村仲蔵」をお送りする。▽中村仲蔵:苦労の末、名題に昇進した歌舞伎役者・中村仲蔵が昇進後にはじめて与えられた役は、「仮名手本忠臣蔵」五段目の斧定九郎、一役だけ。この役は名題下が勤める役どころで、仲蔵にしたら嫌がらせとも取れるもの。何とかこの役を自分の工夫で見せられる役にしたいと考え、うまい工夫が浮かぶようにとお参りする毎日だが…。▽ゲスト:西村由紀江
【ゲスト】西村由紀江,【案内】小佐田定雄,【出演】落語家…露の新治
先週放映予定であった��、天皇退位をめぐる会議のために順延。友人用に録画も描き出し、一安心。
明日から1泊2日で社会調査実習・補充調査、準備もせぬまま早めの就寝。
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2020/1/2 「福美コレクション展」
2020/1/2 「福美コレクション展」
福田美術館
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年の初鑑賞は福田美術館となりました。
福田美術館は嵐山渡月橋の手前。去年10月にオープンしたばかりで、現在はオープンの門出を祝うコレクションの展示が開催されています。京福嵐山本線では「走る美術館」というラッピング車両が通っています。残念ながら今回はタイミングが合わず、その電車に乗ることはできませんでしたが…。嵐山駅では「走る電車」の広告がたくさん掲示されていたので、そちらで我慢です。
嵐山駅周辺のメインストリートは観光客で混雑していましたが、一歩脇道に逸れるととても静かです。そちらの道を選んで美術館を目指しました。5分ほど歩くともう到着です���元旦ということもあり、少し混んでいました。
会場に入る扉はなんと自動ドアです。そのような美術館はあまりないので、流石にびくついてしまいました。
ちなみに福田美術館は一部を除いて写真撮影OKの美術館です。
第一会場ではトップに上村松園《人形遣之図》が配置されています。驚くことに松園の描く「男性」です。松園の描く男性はほぼ見かけないので、生きているうちに見られるとは…といった感じでありました。
次に目に入るのは横山大観《富士図》。巨大な屏風に雄大な富士が描かれています。三が日に観るには縁起が良いですね。
与謝蕪村、速水御舟、竹久夢二、尾形光琳等、豪華な顔ぶれの中に広告の顔にもなっている木島櫻谷《駅路之春》が現れました。こちらは70年ほど行方がわからないと言われていた屏風です。非常に鮮やかで美しい。
若干頭がクラクラしながら、第2会場へと向かいます。こちらも豪華な顔触れが揃っています。この中でも伊藤若冲《群鶏図押絵貼屏風》が目を引きました。鶏一羽一羽に表情が違い、ポーズも様々。今にも飛び出してきそうな迫力です。
長沢芦雪《海老図》も展示されていました。海老のトリミングの大胆さがまさしく芦雪といった感じ。
第1、第2会場は日本画等の作品がメインですが、第3会場はクロード・モネやアンリ・マティス等の海外の画家の作品がメインでした。こちらの会場は他会場と比べて若干明るく、窓からはうっすらと渡月橋が見えるのが、なんだかロマンチック。
規模について、第1~第3会場まで全体的に規模は小さいものの、どれもこれもが豪華で舌を巻いてしまいました。もはやえげつないほどです。見終わる頃にはフラフラでした。会場設備については展示ガラスが素晴らしい。近付いても人影が写りにくい仕様だったのは有り難かったです。
疲れたのでカフェ「パンとエスプレッソと」で一服です。こちらはオープンビューで広い川と渡月橋が一望できる作りで。のんびり景色を眺めながらチーズケーキをいただきました。
フライヤーのバリエーションが豊富。
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サンモニの癒着体質
サンデーモーニングでは支那や北朝鮮の虐殺や独裁をスルーどころか時には応援しつつ、「日本の民主主義は終わった」「安倍独裁政治」などと罵ることが大好きである。しかし関口宏のサンデーモーニングに匹敵する異様な「独裁」「癒着」番組を私は知らない。 サンデーモーニングには、司会の関口以外にも、 レギュラーのゲストコメンテーターが毎回数名、 ローテーションで顔を連ねるが、なんとそうした「ゲスト」コメンテーターのほとんどは、比喩的な意味でなく文字通り司会関口宏の配下なのだ。
関口は、自ら社長として「タレントマネージメント、テレビ番組企画プロデュースなど」を主な業務 とする「株式会社三桂」(資本金一千万円、本社東京都港区南青山)を経営している。「ゲスト」コメンテーターの多くは、実はこの会社に所属しているのである。浅井信雄(国際政治学者)、浅井愼平(写真家)、中西哲生(元サッカー選手、スポーツジャーナリスト)、涌井雅之(桐蔭横浜大学教授)。レギュラーコメンテーターだけでもこれだけの人間が、関口の会社に所属しているのだ。 範囲を女性アシスタントと女性レポーターにまで広げると、その数はさらに増加する。TBSサンデーモーニングは文字通り、関口とその配下の私腹を肥やすための番組と化しているのである。 このような、他のニュース・報道番組に類を見ない異様な体制こそが、サンデーモーニングの異常と言って良い捏造・反日姿勢を決定付けているのだ。
ところで、サンデーモーニングの報道姿勢の一つに、政治家の世襲批判がある。09年4月26日の放送に至っては、関口が「ずーっと世襲の総理大臣」といつもの世襲批判だけでは飽き足らず、「よほどいい職業なんだなー」と羨んで見せている。そんな関口の父親は俳優の佐野周二であり、関口のドラマデビュー作「お嬢さんカンパイ」では、なんと父親と共演までしている。そればかりか息子の関口知宏も俳優であるうえ、関口の会社の社員でもあるのだ。俳優ってのはよほどいい職業なんだなー。
石原発言テロップ捏造事件
サンデーモーニングによる毎週繰り返されるこうした卑劣なプロパガンダには枚挙にいとまがないが、そうした個々の事例を見ていく前に、なぜこの番組がここまで異常な行為を飽きもせず繰り返すのか、その原因となる体質を探るのが適切であろう。 その際どうしても避けて通れないのが、03年に発生した石原発言テロップ捏造事件である。
事件の三年後にようやく石原との和解に至った際、関口の言い放ったコメントを見れば、彼に反省の意図があるのかどうかは大いに疑わざるを得ない。日頃他人の失敗にはヒステリックにまで厳しく、それどころか成功したことにまで「宇宙のゴミにまたなるの?っていう心配……。ねぇ?だって結構ゴミが多いんですよ。ねぇ?」などとこじつけて噛み付くことに何の躊躇もない関口であるが、自らの不祥事には甘いことこの上ない。06年6月25日の放送で何とこうのたまったのだ。 「(ミステロップが)出ちゃうときがありましてね。まぁそりゃ都知事には大変申し訳なかったとは思いますが」 素直に「都知事、申し訳ございませんでした」と謝罪することは、日頃他人を公共の電波で「馬鹿」だのなんだのと差別しまくる選民思想に凝り固まったこの男には、よほど困難なことであるようだ。
そもそも「石原発言テロップ捏造事件」がいかなるものであったか、インターネット上の百科事典ウィキペディアから引用してみよう。 「2003年11月2日の放送で、当時東京都知事の石原慎太郎の「私は日韓合併100%正当化するつもりはないが、(以下略)」という発言に「私は日韓合併100%正当化するつもりだ」という正反対のテロップをつけ、音声・映像もテロップに合わせるように 「…つもりは…」と切って編集し、放送した。コメンテーター達もその映像、テロップに沿って都知事を批判した。しかし一方では、後枠『サンデージャポン』では普通に「つもりはない」と、石原の発言を出���ていた(岸井成格はこの発言の翌日に石原と面会したと発言していたが、テロップミスに気付いていなかった)。翌週の番組内にこの放送に関しての謝罪があったが、あくまでも「テロップミス」に対する謝罪であり、意図的ともいえる編集、及びそれらに基づいてなされた都知事批判に対する謝罪はなかった」 付け加えると、この事件の前に石原の息子宏高が衆院選に出馬しており、事件が起きたのは「偶然にも」投票日7日前という実に反石原陣営にとって「都合の良い」タイミングであった。
左がサンデーモーニングで流れたテロップ。右が直後に放送されたサンデージャポンで流れたテロップ
このウィキペディアの記述を普通に読めば、事件が単なるミスではなく悪意ある意図的なものであるか、サンデージャポンに比べてコメンテーターは不勉強なバカぞろいかのどちらかである。日頃からサンデーモーニングの異常さを観察している者から見れば、その両方である可能性も高いと言わざるを得ない。もっとも、人間誰でも間違いはあるのであるから、ミスに気づいたら素直に謝罪し訂正すれば済むことだ。しかしサンデーモーニング関係者には、自らのミスを改める意志など毛頭なく、隠蔽体質と居 直り���盗気質が染み付いていると見える。そうでないのであれば、翌04年3月7日に「風をよむ」のコーナーで、自らの「失敗」を差し置いて図々しくも「”失敗”から見えるもの…」などという特集は組めなかったはずだ。
それがどれほど厚顔無恥で自分の失敗を棚に上げた非道徳的な内容であったか、少し詳しく見ていこう。コーナーでは、雪印集団食中毒事件、動燃によるもんじゅナトリウム漏れビデオ編集事件当時世間を騒がせていた事件のいくつかが「隠す… 失敗 不適切な対応…」とおどろおどろしい字幕で紹介される。鳥インフルエンザの発生を隠蔽し被害を拡大させた養鶏場浅田農産もバッシングの対象だ。ちなみに浅田農産の経営者夫妻は、この放送の翌日に自殺している。 驚くべきことに、石原発言捏造についての謝罪は全く見られず、ひたすら他者の「失敗」のみをそれこそ死に追い込むまであげつらい、工学院大学教授畑村洋太郎を引っ張り出してきて「想像力の乏しさ、専門知識の不足」などと批判させ、街頭インタビューでは一般市民に「倫理観がおとろえているんじゃないですか?」などと言わせ、関口に至っては 「失敗は恥じだという感覚も強いでしょ、日本人ってねー」などと醜悪極まりない発言をしてコーナーは終わった。
ついでながら、放送日より十日ほど前の2月27日には、オウム真理教の麻原彰晃被告に死刑判決が下されていたが、わざわざこの時期に「隠す… 失敗 不適切な対応…」などと特集を組むのであれば、 坂本弁護士一家殺害事件のきっかけとなったTBSビデオ事件についての「隠す」「不適切な対応」も当然取り上げるのが、正常な感覚というものであろう。もっとも、自分たちの失敗を隠したくなるのは 人間の性であるから、私も「サンデーモーニングが自らの不祥事を反省するまでは他人の失敗を批判する資格などない」とまで言うつもりはない。しかし、他の時期ならともかく、死者まで出した自分たちの不祥事が関連するニュースが二つまでも存在するこの時期を狙ってわざわざ他人の失敗のみをあげつらう特集を組むような連中に、「邪悪」や「異常」以外の相応しい言葉をみつけることは難しい。関係者全員、精神科医の診断を受けるべきレベルであろう。
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卑劣なプロパガンダ「サンモニ」の正体とは (via bochinohito)
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【京都を楽しもう 第53回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開 建仁寺 両足院】
こんばんは
おつかれさまでした
三双(さんそう)です
いつもブログをご覧いただき ありがとうございます
地震や台風で 被災された世界中のみなさま 心よりお見舞い申しあげます。
今日は 第53回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開 建仁寺 両足院 をご案内します。
長谷川等伯筆「竹林七賢図屏風��や 伊藤若冲筆「雪梅雄鶏図」が特別展示されます。
また道釈画家・七類堂天谿氏が描いた方丈障壁画が 全面完成するのを記念してこの冬初公開となります。
京の冬の旅5年ぶりの公開です。
特別展示の寺宝については、期間中展示替えが行われます。
日程 2019年1月10日(木)~3月18日(月)
時間 10:00~16:00(受付終了)
料金 600円
場所 建仁寺 両足院
アクセス 京阪電車「祇園四条」駅下車、徒歩約10分 京都駅から市バス206系統「東山安井」下車、徒歩約5分
ぜひお出かけください
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最後までお読みいただき ありがとうございます 三双(さんそう) 敏郎 [email protected]
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各地句会報
花鳥誌 令和4年1月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年10月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
秋蝶のひと差し舞うて女坂 順子 筆塚に鏡花名残りの桔梗とも 要 秋草や妓楼のなごり今も濃く 悠紀子 筆塚に秋思の女佇ち替はり 順子 鉄の日時計錆びて天高し 要 蓮の実へ東天紅の影をひく はるか 女坂思ひありしか秋の蝶 三郎 蓮の実を飛ばせぬままに朽ちにけり 和子 実を抱きしままの蓮が水の底 和子
岡田順子選 特選句
実の飛んで慕情の蓮となりしかな 俊樹 蓮の実や弁財天の琵琶に飛び 眞理子 水澄んで鯉肉色の口開く 和子 野分後嘘つぽくなるりんごあめ きみよ 秋高き処に棲みて水のうへ いづみ 秋晴を細く傷つけ昼の月 小鳥 野の秋へからからと鳴る旅鞄 はるか 鶏頭を咲かせて人を葬りけり 和子 竜田姫広小路まで人力車 きみよ オレンヂのカンナの横が台東区 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月6日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
近松像離れぬ秋の蝶一つ ただし 啄木鳥や祈りの道の仏たち 同 切株の匂ふ日照りに秋の蝶 同 彼岸花終りし畦に道祖神 清女 夜の森静かにきのこ生まれけり 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月7日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
祝詞声秋風に乗り天に消ゆ 喜代子 蔵の戸を引くや新酒の香り立つ 都 長き夜や身を乗り���して艶話 同 鬼ごつこ影長くして秋うらら 同 山の辺の刈田に映ゆる入日かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月7日 花鳥さヾれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜の水面芒と光り合ふ かづを 九頭竜に秋晴と云ふ寂しさよ 同 月見草サーカス小屋のたちし頃 清女 小鳥来よ玻璃を磨きて待つ我に 同 落葉舞ふ左内の像や江戸を向く 千代子 江戸を向く左内の像や身にぞしむ 同 河口より秋潮つれて虹屋まで 笑 少年の秋蝶追うて一乗谷 同 柏翠忌思ひおもひの星月夜 匠 忌の心持ちて迎ふる十月を 和子 秋潮の白波高し柏翠忌 啓子 柏翠忌墓石と知るや秋の蝶 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
新しき杉玉軒に新走り 益恵 秋の暮澪引く船に集魚灯 宇太郎 一人居の軒賑はひて吊し柿 すみ子 曼荼羅華とは雨跡の草紅葉 悦子 一面のすみずみ揺れて蕎麦の花 都 猪に荒れし跡ある法の庭 すみ子 人知れず烏瓜にもあをき時 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月9日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
中子逝くとしあつの待つ天の川 独舟 秋刀魚船銀波を超えて今寄港 同 大空を全て我が物鰯雲 晶子 母の字をなぞるノートや夜半の秋 のりこ 魔女の住む庭の真つ赤な唐辛子 岬月 拾ひたる木の実に森の物語 同 弾け出て校庭の子ら秋高し 慧子 一位垣途切れるところ野紺菊 同 時刻表より消えし駅秋桜 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
干されたる地下足袋に来る赤とんぼ 上嶋昭子 小鳥来て神なび鳥語弾みをり 時江 遠堤の紅は静かに曼珠沙華 三四郎 滅亡の火の色をして狐花 上嶋昭子 時空越えお伽の国へ菊人形 中山昭子 野にあれば力むがごとし男郎花 時江 したたかに生き残りたる蚊にさされ 英美子 猪垣に全校生徒十五人 清女 鶏頭の全身燃ゆる赤の庭 三四郎 松手入身を伸ばしつつ縮めつつ みす枝 街角のペンキの匂ひ秋の風 三四郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月11日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
採血の血管逃しうそ寒し 貴薫 目覚めれば仄かに香る菊枕 せつこ 木の実落つ音におびえしお留守番 和魚 木の実独楽いつとき影を正しうす 有有 うそ寒や日の傾ける山の翳 ます江 菊枕闘ふ君の息遣ひ 美貴 橡の実も薪も干されて山の宿 あき子 碧色の潜む湖あり木の実落つ 貴薫 傘寿なる姉に���ひあぐ菊枕 三無 児童館木の実工作靴多彩 聰
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月12日 萩花鳥句会
柿紅葉狭庭はんなり染めにけり 祐子 手を繋ぎ竹灯城下夜夜の月 美恵子 稲田へと鳥たち今は庭へ来ぬ 健雄 彼岸花年ふる毎にいとほしく 陽子 初紅葉抱きしみどりご目も見えて ゆかり 今年また総代のみの在祭 克弘
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令和3年10月12日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋潮や櫓を漕がずとも進む舟 登美子 秋の野にちらりと見えるかくれんぼ 裕子 黙祷は東の空の秋虹へ 登美子 ベトナムの友と見上ぐる渡り鳥 同 山装ふ街に住む子に電話する あけみ 車窓より刈田黄金に流れゆく 同 鳥覗き我も覗くや水澄めり 紀子 休みつつ鍬打つ母や千代見草 登美子 朝参褒美なるかな終の蓮 みえこ 次男坊白菊かかへ祖父の墓 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
わが裳裾翻しをり萩の風 千代子 わが里と連なる大河鮭のぼる 同 柿すだれ過疎の一戸を守りけり 真喜栄 荒磯みち名残りの句碑や野菊晴れ 同 月明り金星月に相寄りて 玲子 長き夜や肩を丸めて爪を切る 富子 暗闇を一枚にして虫時雨 みす枝 すがりたき女ごころや男郎花 世詩明 隠し田の稲も刈られてゐたりけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
末枯を見すゑ子育地蔵尊 慶月 本堂に秋灯暗く濡れてをり 斉 矢印に従ひ行けば秋の声 菟生 昨夜の酔ひ残して雨の酔芙蓉 秋尚 大寺にごつごつ競ふ青花梨 幸風 武士の鬨の声かと鵙鋭声(とごえ) 眞理子 秋雨の空白色に降り続く 貴薫 姦しく森はみ出してゐる小鳥 斉 瓢簞の細きくびれを打てる雨 圭魚 かくれんぼ鬼と芒の残さるる 千種
栗林圭魚選 特選句
秋雨の音聞くばかり年尾句碑 秋尚 濡れそぼつ幼の合羽のうそ寒く 斉 大寺にごつごつ競ふ青花梨 幸風 多重塔おほふ大樹や小鳥来る 芙佐子 白つつじ暗闇坂の返り花 文英 姦しく森はみ出してゐる小鳥 斉 かくれんぼ鬼と芒の残さるる 千種 年尾句碑静寂を好む小鳥来る 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月19日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ひよんの笛吹きつゝ左内偲びをり 千代子 洒落れた街しやれた雲浮く洒落れた秋 和子 夫の忌や空いつぱいの鰯雲 令子 鉄塔の先つちよ点り星月夜 清女 金色の仏の流転秋の風 雪 菊に立ちふと薫陶と云ふ言葉 同 朝倉の世も金風のかく吹かん 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月22日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
戸袋にひそんでゐたる名残りの蚊 上嶋昭子 名画座に清張��のや秋深し 同 母に付き落穂拾ひの遥けき日 一涓 小鳥来る私雨の只中を 同 巫(かんなぎ)のまたあるときは稲刈女 同 秋深む軒に干すもの吊すもの みす枝 鳴らぬまま秋風鈴となりにけり 洋子 耳たぶの大いなる子の帰省かな 世詩明 かぐや姫もしやと思ふ月夜かな 信子 風音も乾いて来たる刈田かな 同 朝は銀夕べ金波の花芒 同 雨よりも雨音淋し冬に入る 中山昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
双つ児の生声高し天高し 孝子 地図に読む夜長の旅の物語 ひとみ いぼむしり意図なく背の枯れはじむ 成子 いつしかに末枯の野に踏み入りぬ 光子 赤鬼も青鬼も棲む唐辛子 喜和 無花果の固き扉の半開き 千代 パンドラの箱の底より秋の声 ひとみ 虚空に日輪枯野には未来図 睦子 金風は檻のものらに吹いてゐる 佐和
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年10月 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
朝寒や鐘の音とよむ磧径 幸風 団栗を五百羅漢に配る子等 同 母の塔真赤に熟るる烏瓜 同 その中の尾花に乱れなかりけり 百合子 ほろほろと零るも雅式部の実 三無 持ち寄りの千草の彩や中子師に 亜栄子 朝寒にペダル踏み出す重さかな 白陶 盛り沢山秋草活けて師を偲ぶ 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年9月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
銀漢の尾に街の灯を繋ぎたし 世詩明 色白が七難隠す砂日傘 同 昼寝してしばし地獄を見に行きし 同 一乗谷無縁仏や茄子の馬 ただし 生き残りかけし秋蚊の刺しつぷり 清女 曼珠沙華蘂が派手や数少な 輝一 漕ぎ出だす柳橋より花火船 誠 遠き日の桑食む夏蚕みしみしと 同 線香の煙漂ふ終戦日 信義
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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#392 新春!SNS ご優待キャンペーンのご案内
1 月 5 日より SNS ご優待キャンペーンがスタ��ト!「#細見美術館 25 周年」or「#江戸時代の絵画」をつけて Twitter もしくは Instagram に投稿いただくと、優待料金でご入館いた だけます。展覧会をお得にご覧いただける機会となっておりますので、是非ご参加ください!
[一 般] 1,300 円→1,200 円 [学 生] 1,000 円→900 円
対象期間:2023 年 1 月 5 日(木)~2 月 12 日(日)
*入館前に受付にて投稿画面をご提示ください。 *入館後の返金はできません。 *他の優待との併用はできません。 *1 投稿につき 1 名様までご���待させていただきます。
開催中の展覧会「細見コレクション 江戸時代の絵画」は会期中一部展示替えを行い、2/12 まで開催いたします。1/17 以降は伊藤若冲《雪中雄鶏図》など、新たな作品もご覧いただ けます!どうぞお見逃しなく。
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Skyrim:ガイコツさんの冒険・2
たっぷり8時間の睡眠をとり、翌日、出発の準備が整ったのは朝8時頃だった。 パンとチーズで腹ごしらえをすると、いよいよ私はブリークフォール墓地に向かうことにした。
宿を出ると空はあいにくの雨模様だったが、夜に行動するよりはマシだろう。 カミラに教わった山道を登っていくと狼に襲われた。わざわざ出てこなければ殺そうとは思わないのだが、噛みつかれそうになるのではたまらない。……私を噛むと、どんな心地がするのか、もし聞けるものならば聞いてみたいが。やはり骨なのだろうか?
幸い、小さな監視塔のようなものが見えてきたところで雨は上がった。そこに近づくとさっそく山賊たちのお出迎えだ。幸い私には、墓場から持ちだした剣と盾がある。それは彼等が身に着けている粗末な鉄製の武具よりはよくできており、私の旅の助けとなってくれている。ルーカンの金の爪を盗んだのはこいつらだろうか?
そう思ったが、リーダーらしき男の懐にそれらしきものはなく、塔の頂上にあった宝箱にも保管されてはいなかった。やはり爪盗人は墓地の中なのだろう。
山道を登っていくと、やがて目の前に立派なファサードを備えた遺跡が現れた。 それはかなり大きなもので、遺棄されていなければ人々の信仰や安息の中心になったに違いない。しかしここにも山賊たちが数人たむろしていた。全員女性だったが……寒くないのだろうか? 私は暑さ寒さを感じないが、彼女たちは生身だというのに、腹部も露わな毛皮の鎧などを身に着けている。私がもし肉体を持っていたら、とてもこんな格好ではいられなかっただろう。 そう思うということは、私はやはり、この北の大地を故郷とする者ではないのだと思う。もっと南のあたたかな地方で生まれ育てばこそ、今は寒さを感じていないにも関わらず、雪景色を見、彼女たちの格好を見ると、寒くてたまらないのではないかと考えるに違いない。やはり旅は、どんな形であれ私が何者だったかを明らかにしてくれるのだ。 希望を見出したような気持ちで、私は重厚な両開きの扉を押し開け、墓地の中に踏み込んだ。
さっそく奥に人影が見える。おそらく外にいた数人は見張りで、彼等も仲間に違いない。私は隠密行動は苦手だが―――そう、苦手なはずだ。それでもできるだけ音を立てないよう、慎重に近づいた。一つには、彼等がただのトレジャー・ハンターであったりしたときのためだ。しかしもしそうでないならば、先に抜刀していたい。 転がっている死体は、仲間割れのためだろうか。奥の2人はなにやら話し合っているようだったが、私のいるところからはなにを言っているのかは分からなかった。 焚き火に照らされた顔つきや装備からして、ただ宝探しに来ただけのようには見えない。山賊の一味だろう。 私の隠密の技術は実に拙いもので、大きな柱の傍まで寄ったところで足音を聞きつけられてしまった。幸い彼等は強くはなかった。片付けた後で施錠された宝箱を開くと、中にはスタミナ回復の薬や狂乱の巻物、ガーネットなどが入っていた。山賊の戦利品であれば、もらっていくことにそれほどの罪悪感は感じずに済む。中には松明も一本入っていた。打ち捨てられた墓地の中は、山賊たちが探索した後と思われて、あちこちに明かりが灯されている。しかし光の届かないところはかなり暗い。(注:室内やダンジョン内で、光を光源からのみにするというmodのため) 松明など掲げていては見つかりやすくなってしま��が、念の為にしっかりと確保しておいたほうがいいだろう。
蜘蛛の巣を払いながら奥へと進む。私には埋葬壺をあさる気は起きないが、棚に置かれている薬くらいならばいただいても構うまいと感じる。一応、死者に対する敬意のようなものは持ち合わせていたらしい。 明かりを頼りに、時々こまかな砂粒を落とす天井にひやりとしながら進んでいくと、やがて一人の山賊を見つけた。 私の見ている前で、彼は小部屋の中のレバーを操作し、毒の塗られた仕掛け矢によって命を失った。どうやら、正面の柵を開けるには少しばかり頭を使う必要があるらしい。
とはいえ、明らかにこれだろうというレリーフが存在していた。脇にあるものは、軽く押すと回転するようになっていた。そして正面の少し高いところにもレリーフがある。中央は崩れてしまっていたが、落ちたそれがレバーの脇にあった。 通り抜けた先で一冊の本を見つけた。『盗賊』と題されたそれは、しかし冒頭に、先に『物乞い』を読んでくれと書かれていた。今この場で読書もあるまいし、私は本を懐に、ではその『物乞い』というタイトルのものも見つけた後で読もうと決めた。……本は、好きだったようだ。どんなことが書かれているのか、とても楽しみに思う気持ちがある。
スキーヴァーを始末しながら螺旋階段を降りて行くと、その部屋もまた蜘蛛の巣だらけだった。ここにはよほど蜘蛛が多いらしい。テーブルの上には麻痺毒と爆発魔法の巻物があった。これは強敵と戦わざるをえなくなったときに重宝しそうである。 そしてその少し先で、私の足音でも聞きつけたらしく、男がわめくようにして話しかけてきた。姿は見えない。壁の向うにいるらしい。仲間とおぼしき者の名を呼び、「爪を持って行ったのは悪かったから、助けてくれ」と言っている。どうやらこれが金の爪を盗んだ重宝人らしい。 織物のように分厚く重なった蜘蛛の巣を切り払う。そして中に入ると、そこには蜘蛛の巣に絡め取られた男がいた。
そして間もなく天井から、荷馬車ほどもある巨大な蜘蛛が糸を伝って私の目の前に降りてきた。毒を吐きかけてくる蜘蛛との戦いは決して楽ではなかったが、しかし、巨大であろうとしょせんは虫だ。刃が通らないほど固いこともない。 苦戦することなく蜘蛛を倒し、私は蜘蛛の巣の中の男に話しかけた。 アーヴェルという名のダンマーは、金の爪はこの墓地に眠るノルドの宝を手に入れるために必要なのだと言った。金の爪とはいうものの、金でできているわけではないのだろうか。それとも、ノルドの宝というのは金でできている爪よりもなお価値のあるものということか。あるいは、その爪というのは非常に小さいか。 ともあれ、このままでは蜘蛛の餌食になっていただろう憐れな男だ。改心し、爪を返すというのであれば見殺しにする理由もない。そもそもこの有り様では爪を取り出すこともできないだろう。そう思った私が蜘蛛の糸を切ってやると、アーヴェルは、誰が宝を渡すものかと言って走りだした。 しかし……どことなく私には予感があったようだ。彼が背を向けるなり、糸を切るために抜いていた剣を振るった。心を入れ替えるのであれば、出来心で死ぬことなどないとは思うが、やはり根っからの卑怯な盗賊か。生きていても善良な人々を悩ませるだけだろう。……さして心は痛まない。罪悪感も覚えない。私はそれほど心優しい人間ではなかったようだ。 ともあれ懐を探ると、金の爪とともに、アーヴェルの覚書のような手帳が出てきた。
それによると、奥にある「物語の広間」なる場所の扉を開けるために、この爪が必要だったらしい。 私が頼まれたのは、あくまでもこの装飾品を取り戻すことだ。それゆえここから引き返してしまってもいいのだが……物語の間とやらで爪を使ってみたとしても、問題はないはずだ。なにやら盗賊の一味に加わったような心地もして躊躇いはあるのだが、心臓のないこの体にも、好奇心は残っているようだ。 金の爪自体も、金製ではないとはいえ、よくできた品物だった。指の部分には細密な模様が刻まれているし、爪の先は鋭く尖り、古いもののように見えるのに摩耗していない。奇妙なのは、掌にあたる部分に刻まれた3つのマークだ。クマと、フクロウと、中央のものは蛾かなにかだろうか。大切にするのもよく分かる、かなり珍しい品のようだ。早くルーカンに返して安心させてやらなければ。私は少し足を速めて墓地の奥を目指した。 ノルドの墓所は、壁に掘った棚のような部分に遺体を安置するものらしい。急いでいた私は、背後の物音に気付いたときには、その棚から這い出した3体の生ける屍に狙われていた。ノルドたちがドラウグルと呼ぶ怪物だ。ここまでの旅の間にちらほらと聞いてはいたが、出会うのはこれが初めてだった。 片手斧を持ったのが2体と、大剣を持ったのが1体。囲まれては不利だと、私は手近な1体との距離を詰め、盾で押して体勢を崩した隙に思い切り剣を振った。軽い手応えではあったが、その一撃はドラウグルの急所に届いたらしい。さして強くないという事実が、私に弾みをつけてくれた。
調子よく、2体め、3体めと片付ける。 この分ならば、墓地の探索は無事に終わりそうだ。……と、油断したせいだろう。私は危うく床の罠を踏むところだった。壁にあるトゲつきの格子を見て、これはなんだろうと思ったときに、右足の数センチ横に、そのスイッチらしい踏み石があることに気付いたのだ。この骨しかない体でこんなものを食らったら、バラバラになるのではないだろうか。試してみる気は、もろちんない。 刃の振り子をかいくぐり、ドラウグルを倒しながら奥へと進む。私はずっと右手に剣を構えていた。不意に襲われてから武器を抜いたのでは後手に回ってしまう。できるだけの警戒をしたほうがいいだろう。
床に溜まっているのは、油だろうか。どうやら天井に吊るされたランプからこぼれたものらしい。いったい誰がこんな深い場所でランプを灯し、油を足していたのかは謎だが、これは利用できそうだ。 幸い私には多少魔術の心得があった。使用に耐えるのはごくごく基本的な魔法くらいだが、物理的な攻撃が効きにくい相手がいたときのため、効果的だと思える相手には積極的に使っい、トレーニングしたほうがいいだろう。ここならば火炎の魔法が良さそうだ。ただ、私自身も炎には弱いのではないかという気がする。普通のスケルトンがそうならば、きっと私もに違いない。巻き込まれないようにしなければ、悲惨なことになりそうである。
更に進むと、水路のような場所にさしかかった。壁には緑色に発光するきのこのようなものが生えている。外の光が差し込んでいる場所もあるようだ。 思っていたよりも深い。時間の感覚がなくなったせいで、今が何時なのかは分からなくなっていた。おそらく、もう昼はすぎているだろう。日が暮れるまでにはリバーウッドに戻れるといいのだが。少しばかり気が急いた。ドラウグルたちはまだちらほらと見かける。
だがとうとう、物語の間に辿り着いたらしい。行き止まりの壁を見た私は、すぐさまそれの意味するところに気がついた。爪の掌に掘られていたマークはこれを示しているに違いない。 三重になった石の輪は思いの外なめらかに回った。私は爪にある順番になるように絵柄を合わせ、そして金の爪は扉の中央にはめ込んだ。
金の爪がドアノブのような役割を果たし、石の扉はひとりでに動き下へと引っ込み始めた。なんと見事な細工だろうか。現代の石工でも、これほどの仕掛けを作れるものはそうそういるまい。
その奥に広がっていたのは、なんとも神秘的な場所だった。明らかに人の手の入った、祭壇か、あるいは儀式場のような雰囲気がある。私に驚いたらしいコウモリたちが慌てて飛び立っていく羽音を聞きながら、私は光の漏れ当たる場所へと近づいた。 近づくにつれ、私の耳に妙な声のようなものが聞こえてきた。私は……エルフではなかったはずだ。人間だったと思う。だからそれほど魔力に敏感なわけではない。だからおそらくブレトンでもないだろう。よって私の感じているそれは、魔力ではなかったはずだ。ではなにかと言われると、分からない。
しかし”なにか”が、石壁に掘られた楔型の模様……文字、かもしれない。だとすると、文章だろうか。そこから私へと流れだしているようだった。 そして不意に、"ファス"という音がわたしの脳裏に響いた。いや、閃いた……軽い衝撃を伴う爆発のように、パッと頭の中で直接開いたのだ。それは、驚くほど力強い言葉だった。その力のイメージが、私にはある。だが、ふと我に返ってみると、"ファス"にはどんな意味もなく、それはごく短い音のつながりでしかなくなっていた。 今のはいったいなんだったのだろうか。不審に思った私は、石壁をよく見ようと近づいた。 途端に背後で、ごとりと重いものの動く音がした。 振り返ったそこに、石棺の中から起き上がるドラウグルの姿を見つけた。身につけた鎧は他のドラウグルたちと大差ないが、そいつは頑丈そうな兜をかぶり、手にした斧には青白い冷気がまとわりついていた。 私は、剣より先に盾を構えた。その盾に、ドラウグルの咆哮がぶつかった。喩えではない。彼が叫ぶと同時に、空気の塊のようなものがぶち当たったのだ。それは構えた盾を弾きあげ、私を大きくよろめかせた。 だが、ドラウグルが重厚な両手斧を振りかぶったときには、私はどうにか姿勢を取り戻していた。横に回りこんでかわし、火炎の魔法をお見舞いする。私の魔法力では大したダメージにはならないだろうが、引火すればいくらかの足しになる。そのうえで、相手の動きをよく見なが斬りかかった。 多少は強いとしても、やはりドラウグルはドラウグルだった。
その懐に、私は奇妙なものを見つけた。石でできたエンブレムのようなものだ。その表面には、壁にあるのと同じような楔型が掘りこまれている。同時に、なにか地図のように見えなくもない。珍しいもの��のだろうか。ルーカンに見せれば、価値があるかどうか分かるかもしれない。
墓地の奥には、裏へと抜ける隠し通路があった。そこを出ると、目の前には雄大な山と湖の景色が広がっていた。 太陽は右手にあり、暮れの色へと変わりつつあった。墓地があった山はリバーウッドの北西だったから……川がこの湖とつながっているとすると、おそらくここから村に戻るには、東のほうへと進んでいけばいいのだとは思うが……。 足場を見つけて湖岸に降りた私は、少しばかりの不安を抱きながら水辺を歩いて行った。
狩人のものらしいキャンプの先、辿り着いたのは、最初に村を訪れるときにも見た3つの石碑だった。見知ったところに出てほっとしたところで、時刻は夕方、空の色もだいぶ変わりつつある。一日を墓地の探索に費やしたらしい。 思っていたよりも大変な探索だったが、無事に爪も取り戻せたし、碑文の広場にあった宝箱からは、なかなか良質な武具も手に入れた。とはいえ、私自身の墓から持ってきたものを手放す気にはなれないので、これは爪を届けた際、ついでに買い取ってもらうとしよう。付呪されているものは、解呪してもいいかもしれない。
リバーウッドに帰り着きさっそくルーカンのところに爪を届けると、彼もカミラも大層喜んでくれた。そして、思いがけず600ゴールドという大金をもらってしまった。素朴な雑貨屋のような見かけだが、実はかなり儲かっているのだろうか。出し惜しむ様子はまるでなかったので、少しばかり申し訳ないとは思いながらも、ありがたくいただくことにした。 石壁のところで手に入れたエンブレムについては、ルーカンにもよく分からないとのことだった。適当な値で買い取ることもできただろうに、なにか貴重なものかもしれないから、価値が分かるまではあんたが持っていたほうがいいと助言してくれた。そう言ってくれるのであれば、もし価値がなかったとしても構うまい。スケルトンになって初めての本格的な探検の記念にしよう。 宿に戻ってベンチに座ると、心地良い疲労と安堵を感じた。無事に依頼は果たせたし、思っていたよりも良い戦いができたようにも思う。それにしても―――やはりあの碑文だ。私の頭の中に、"ファス"という語がこびりついている。ファス……ファス……それだけではなんの意味もないはずなのだが、それだけではない気がしてならない。考えていると頭が痛くなってくる。
もしかすると、気難しい顔でもしていたのかもしれない。隣にかけていた男たちがじっと私を見ていた。……まさか、ガイコツに見えていたわけではないはずだ。もしそうならば騒ぎになったはずだから。 考えても仕方ないと気分を切り替え、オードナーに鶏胸肉のグリルとリーキのソテー、そしてデザートとしてりんごを頼んだ。 やはり鶏肉のグリルには期待感がある。リーキは……野菜も食べたほうがいいとは分かっているから食べるが、なくてもいい。もっとも、この体に意味があるのかどうかは疑問である。りんごは、可もなく不可もなくといったところか。 そして女将のデルフィンにもう一泊したいと頼むと、妙な顔をされた。部屋はもう貸したでしょう、と言われてしまった。いや……それは昨日の分で、今日の支払いはまだしていないのだが……。しかしまるで話を聞いてくれず、そのまま同じ部屋に泊まることになってしまった。いいのだろうか。(筆者注:前回の支払いから24時間経過していなかったためですw)
ともあれ、今日の一杯はノルドハチミツ酒だ。 昨日のホニングブリュー醸造所のものよりも度数が高く、醸造酒にしては少しばかり強い酒だ。翌日にすべきことがあるとなると飲むのを躊躇うが、今日はいいだろう。スカイリムにはあと一つ、ブラックブライアのハチミツ酒というのがあるそうだが、あいにく私はまだ手に入れたことがない。大きな都市に行けば売っているだろうか。 さて―――明日はどうしよう。そういえばオーグナーから、ホワイトランの首長から回ってきた手配書をもらっていた。ヴァルトヘイム砦というところに賊が巣食っているらしい。 私には、自分自身を探すという大きな目的があるが、そのためになにをするかは決まっていない。当たり前の生活の中にいくつものヒントがあるのだから、あまり深く考えず、自分にできることをしていくのがいいだろう。だから明日は、その山賊を退治にしにいってみるとしよう。砦の場所は村の人に聞けばきっと知っているに違いない。 ベッドに潜り込むと、疲労が心地よい重みとなり、間もなく私を深い眠りへと引きずり込んでいった。
(続くかどうかはry)
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#372 茨城県近代美術館に、若冲をはじめとした細見コレクションが登場!
4月23日(土)より、茨城県近代美術館にて「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」展を開催いたします。
本展では、細見コレクションの中から、若冲の作品16点を展観するほか、若冲を生み、その異才を育んだ「京」の歴史・文化を伝える美術品の数々を紹介します。名所図や物語絵、茶の湯の美術、祭礼図、歌仙絵、琳派の絵画など、重要文化財や重要美術品を含む選りすぐりの約90点を4章で構成し、若冲と「京」の美意識が織りなす日本美術の奥深さを浮き彫りにします。 ポスターに掲載されている伊藤若冲「雪中雄鶏図」は前期展示となります。お見逃しなく!
展覧会名:「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」 会場:茨城県近代美術館 会期:2022年4月23日(土)~6月12日(日) ※5/16(月)展示替:作品入替6点、場面替6点 休館日:月曜日(ただし5月2日は開館) 開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) 詳細はこちら ▶ 茨城県近代美術館 WEBサイト
《 関連イベント 》
■記念講演会「細見コレクションと若冲」
講師:細見良行(細見美術館 館長)
日時:2022年4月23日(土)午後2時~午後3時30分
会場:茨城県近代美術館 地階講堂
定員:100名(要事前申込・参加無料)
■鑑賞講座「細見コレクションでめぐる京都」
講師:伊藤京子(細見美術館 主任学芸員)
日時:2022年5月15日(土)午後2時~午後3時30分
会場:茨城県近代美術館 地階講堂
定員:100名(要事前申込・参加無料)
*お申込み・詳細は茨城県近代美術館 WEBサイトをご覧ください。
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#377 茨城県近代美術館にて「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」開催中!
4月23日(土)より、茨城県近代美術館にて「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」がスタートしました。
開幕前日に行われたオープニングセレモニーでは当館館長によるギャラリートークが行われ、作品の見どころやコレクションに対する熱い思いを語りました。
初日の記念講演会では、当館の若冲コレクションをひも解きながら、若冲が活躍した京都の名所・遊楽図、そして琳派の魅力などについてお話しさせていただきました。多数のご参加、誠にありがとうございました。
伊藤若冲《雪中雄鶏図》は前期展示、《糸瓜群虫図》は後期展示となっております。お見逃しなく!
展覧会名:「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」
会場:茨城県近代美術館
会期:2022年4月23日(土)~6月12日(日) ※5/16(月)展示替:作品入替6点、場面替6点
休館日:月曜日(ただし5月2日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
茨城県近代美術館 WEBサイト
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#348 三重県立美術館にて、細見コレクションがご覧いただけます!
4月10日(土)より、三重県立美術館にて「若冲と京の美術―京都 細見コレクションの精華―」展が開催されています。
細見コレクションの中から、「京」をテーマに厳選した名所図や物語絵、茶陶・茶の湯釜、琳派や伊藤若冲などの絵画が紹介されます。
ポスターに掲載されている伊藤若冲「雪中雄鶏図」は前期展示、「糸瓜群虫図」は後期展示となります。お見逃しなく!
展覧会名:「若冲と京の美術―京都 細見コレクションの精華―」 会場:三重県立美術館 会期:2021年4月10日(土)~5月23日(日)*会期中、展示替えあり 前期/4月10日(土)~5月5日(水・祝) 後期/5月7日(金)~5月23日(日)
休館日:月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日 開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
▶詳細はこちら(三重県立美術館ホームページ) https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
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各地句会報
花鳥誌 令和3年1月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和2年10月1日 うづら三日の月句会 坊城俊樹 選特選句
広々と切株香る刈田道 英子 約束の当てにならぬも温め酒 都 秋深し手に残りたる化粧水 同 草紅葉園児手つなぐ楕円形 同 秋の夜や人に秘す物古りし文 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
色鳥来聖観音は石の膚 千種 青き龍彫り込む廟の冷まじく 順子 秋さぶの解脱門てふ朱の翳り 炳子 秋蝶の思ひありしか秀忠に 三郎 護符を買ふ小鳥の空を背にし 順子 霊廟の魂とし木の実落つる日よ はるか 光背に東京タワー秋の寺 梓渕 鵯騒ぐ正室死後も人寄せず 千種 セルロイド褪せて水子の秋日向 光子 土饅頭裏の湿りに蚊の残る 光子
岡田順子選 特選句
ずつしりと鐘つき堂にある秋思 美智子 色鳥来聖観音は石の膚 千種 鰯雲石段やはき襞なせり 千種 解脱門出で松茸を食ひに行く 俊樹 秋蝶のお江の方へすぢ広げ 慶月 鋳造の龍より涙雁渡し 千種 和宮の矜持の墓やとべらの実 眞理子 鱗雲解くやタワーの赤き針 慶月 古墳ともただの丘とも草紅葉 梓渕 色なき風地蔵千躰かいくぐり 眞理子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
曼珠沙華消えずに咲いてくれし事 清女 生あれば何時か行く道彼岸花 同 天高く三途の川を遠くして 同 背に止まる地蔵菩薩に法師蟬 誠 風立ちて思ひの揺るる芒かな 同 オパールの如き目をもち恋の猫 秋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月9日 芦原花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
あかあかと燃え立つ畦のまんじゆさげ 孝子 落葉掻太白星���山の端に よみ子 白砂ゆく凪の海射す秋日かな けんじ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋霖や孤児ら遊びし鄙の浜 宇太郎 鄙の駅降りて秋霖ありしこと 幸子 秋彼岸墓で出合ひし友久し すみ子 もう誰の碑とも分からぬ露の石 都 鵙去るが合図ものみな暮れにけり 栄子 何かの実爆ぜて赤赤秋日和 都 街の灯を望む谷間や虫すだく 宇太郎 砂丘秋径あるごとく人の散る 悦子 海鳴りを扱き混ぜ靡く芒原 悦子 一村が棚田百景曼珠沙華 益恵 曼珠沙華燃える一叢屋敷跡 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月10日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
秋天や峡の水音遠き日に 独舟 秋の風二軒長屋は路地の奥 清 卒塔婆ただそれだけや草紅葉 同 駆け上がる改札口の秋の空 修子 飲み込んだ言葉が梨の重さかな 同 秋の灯や触れし半紙の裏表 のりこ 草叢に残る温みや秋の蝶 岬月 読み返す便箋七枚秋灯下 慧子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
秋黴雨煉瓦の学舎呆けをり 亜栄子 年尾忌や魂句碑になほ灯る 白陶 散り敷きて雨に際立つ金木犀 秋尚 記念樹の影広がりて年尾の忌 多美女 金木犀雨に濃く散る仏会かな 文英 木犀の香を削ぎ落す雨しとど 秋尚 金木犀煉瓦の門を焦がしをり 亜栄子 年尾忌や錆びることなき黒御影 ゆう子 灯を絶やさぬ想ひ年尾忌に 白陶 雨の色昏く宿せる竹の春 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
廃屋の屋根まで覆ふ蔦紅葉 さよ子 無月かと誰かが言ひてより寂し 信子 秋深し女人ばかりの喫茶店 久子 榠樝の実三角四角戯けたる みす枝 秋高し蓮如上人像凜と 信子 手枕の犬の鼾をきく夜長 清女 名月や故山ゆつくり離れゆく 信子 秋彼岸お供へもなき軍馬の碑 清女 満月の夜の講座の曙覧聞く 久子 彼岸花あれほどの赤着てみたし 錦子 芋の露こぼして去りぬ農婦かな 昭子 提灯の磴に斑をなす秋祭 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
いろり端焦げて集へるきりたんぽ ます江 吊橋や大きく揺れる初紅葉 有有 八幡平下山の後のきりたんぽ せつこ 古き文やうやく棄てし日の秋思 貴薫 水の音離れぬ径の初紅葉 秋尚 初紅葉ある処日の射す処 三無 雨音の途切れぬ秋思ありにけり ます江 晩歳に集ふ炉端や切たんぽ 怜 出汁染みて箸に崩れるきりたんぽ 三無 遺されし靴磨く黙秋淋し 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月13日 萩花鳥句会
美術館カラフルブレザー爽やかに 祐子 螇蚸の飛び付くゾウの滑り台 美恵子 観光の飛機の空路に鳥渡る 健雄 名月やラインで届く宴模様 陽子 言の葉も何も浮かばずそぞろ寒 ゆかり 鍬担ぎ家路を急ぐ秋の暮 克弘
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令和2年10月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
軽やかに電車の影絵刈田行く みえこ 秋の蝶命日参り二頭舞ひ 同 秋涼し写経の御堂開け放し 令子 秋晴や子と作りたる砂の山 裕子 仕事終へ重き体に秋の風 あけみ 真直ぐに続く並木の月夜かな 紀子 紅の深き深きや鶏頭花 同 道問へば指差す方に柿の秋 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
啄木鳥や故郷に帰る兵の墓 ただし 箱膳の流れ着きたる秋の川 同 自ら燃ゆるべく燃ゆ曼珠沙華 雪 蔦紅葉雁字搦めの出作小屋 みす枝 浜の路地ひとつ魔境へ秋の暮 一仁 コスモスや風と綾取りしてゐたり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
時々は石仏掠め木の実降る 亜栄子 秋の雲掴みきれずに母の塔 亜栄子 菩提子を手品のごとくぶら下げて 秋尚 秋風や武士の声はるかなる 炳子 草の実といへぬ実袖につけてゐる 和子 圭魚選 白も黃も矜持のありて供華の菊 三無 吾亦紅蕊に埋み火残しをり 秋尚 木端の香あまく山寺冬仕度 和子 ますかたに集ふ碑のあり年尾の忌 文英 悠然と墓碑の天辺疣毟り 幸風 一本の竜胆正室の墓崩れ 慶月 古寺の庵の廂や郁子秘色 亜栄子 隠沼の水辺明るく末枯るる 斉
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年10月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
名月の一と日限りの夜でありし 世詩明 駅の名の謂れ繙く夜の秋 千代子 越前の山々なべて秋高し 和子 十五夜の月の渡れる屋根いくつ 昭子 十五夜やむかし兎も臼も在り 令子 大花野小さき流れ真ん中に 美代 曼珠沙華刈り横たはる阿鼻叫喚 雪 猫じやらし野にあらば野の遊びせん 同 鈴虫は鳴いてますかと古き文 同
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令和2年10月22日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
十六夜の月は雲間に甍波 洋子 無花果や乳首噛みたる子も遥か 成子 無花果ややをら柔肌包む和紙 さえこ 山彦の栖の標烏瓜 ひとみ 射干玉の夜や石榴の熟れすぎぬ 伸子 天を衝く寺の石階鰯雲 成子 渡り鳥来て賑はひの鼓舞たける 睦子 鎖樋から大甕へ秋の水 愛 腕白の風に案山子の揺れてをり さえこ 母の手を振り切り駆けし鰯雲 順子 無花果の窪みのほどの愁ひかな 桂 空つぽになるまで鳴いて蟬骸 豊子 無花果や口約束はすぐ乾く 寿美香 望の月あげて地軸に狂ひなし 豊子 野の風を束ね小菊の香を母へ 朝子 秋の寺絵解き上手の僧のゐて 孝子 福音の風を信じて小鳥来る 朝子 無花果のお八つ昭和の子沢山 豊子 秋刀魚焼く流離の色を裏返し 寿美香 床屋出て見上げてをりぬ秋の雲 勝利 嚔する手の平うすき少女かな 睦子 群集の嘆きか風の蘆の花 勝利 まぼろしの麒麟出で来よ秋の雲 美穂
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鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
舟小屋の朽ちたる舟や秋の風 ただし 白を着し悪魔の衣裳菊人形 同 銀木犀銀の雫をこぼしけり 信子 赤とんぼ噂話の輪の中へ 同 パラグライダー花野の空を使ひ切る 昭子 自分のこと俺と言ふ子や七五三 同 露の世の翁の色紙塚に触れ 昭子 菊人形美女も野獣も香り良し みす枝 老僧を追かけ廻る赤蜻蛉 世詩明
(順不同特選句のみ掲載)
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2月の各地句会報
平成31年2月の特選句
坊城坊城選
栗林圭魚選 岡田順子選
平成31年2月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
使はれぬ火鉢が廊を冷たくす 千種 文豪の寝台底冷えの容に 要 秋水書院入る隙間風も猫も 野衣 硝子戸の影やはらかく春を待つ 美紀 突き上ぐる霜にも乱れざる茅舎 光子 待春の旧家にありし神隠し 久 蘆花邸は迷路あうらの冷たさに はるか 木漏れ日としての冬日や愛子の間 淸流 妻に買ひし桐の小簞笥日脚伸ぶ 眞理子 茅屋の廊寒きオルガンの黙 要 躙り口ほどの鳥居や午祭 千種 針止めて懐中時計春を待つ 秋尚 オルガンはぷかぷか春を待つ一日 久 オルガンや文士の愛は儘冱てず 順子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月6日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
分校の下校のチャイム日脚伸ぶ 越堂 春禽として南縁の雀たち 越堂 女正月女の愚痴は目で答ふ 世詩明 十指まで悴む夜の静寂かな ただし 日野の土手足投げ座せば寒雀 輝一 雪道に獣の道の交差点 誠 春を呼ぶ水の音淡く渓流へ 幸只 春一番扉が軋む地蔵堂 信義
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月7日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
人会へば豪雪無きを挨拶に 喜代子 躪り口開ければ床に寒椿 由季子 盆梅の一輪遠く昼の月 都 寒明けし着けてみようか耳飾り 都 春めく灯隣家の厨遠く見ゆ 都 如月や女野に出ですぐ戻る 都
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
ちらほらと梅咲く丘の風匂ふ 俊子 冬草や薄日抱きゐる書店跡 都 初鏡病衣の前を整へて 幸子 バス停に鳩迷ひ込む霙かな 佐代子 たまにある春の停電母校訪ふ 幹也 春立つ日閼伽桶さげて父の墓 和子 椿落つ城の古井の被せ蓋へ 栄子 朝戸引く梅一輪の日向へと 悦子 足取りの弾んできしよ犬ふぐり 史子 一瓶に桜三景の秘伝活け 益恵 藤の実や子等姿なき遊園地 立子 二階より海見る暮し春を待つ すみ子 魚は氷に老漁夫は舟繕へる 美智子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月9日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
春の雪行きも帰りも女坂 亜栄子 寺領ひつそり枝垂れ紅梅ひつそりと 文英 撞く銅鑼の音裏返る春の雪 三無 一塩のさより銀光残しをり ゆう子 猪口ぐいと鱵の握り海の青 三無 風吠ゆる振りむく背ナに椿落つ 美枝子 落椿寺苑の黙のゆるみたる 亜栄子 庭苔にのりてしばらく春の雪 三無 母逝きて空き家を照らす寒の月 多美女 回廊に合図の様に紅椿 教子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月11日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
盆梅のあらはなる根の逞しく あき子 茅葺きの影積み重ね春寒し 秋尚 早春の園に水音鳥の声 怜 病むやうな薄ら日の径春寒し 三無 野のいろに水音に春来てをりぬ 三無 盆梅や小さき宇宙を大胆に あき子 黒土の畑を蓋って繁縷かな エイ子 せせらぎの音を抱へて猫柳 三無 臘梅の香りふんだん土手包み せつこ 寄り添ひて語り合ふかに福寿草 秋尚
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月12日 萩花鳥句会
雪消しの雨ひたすらに葉を叩く 小勇 つまづきて朝茶で火傷春浅し 祐子 新しき藁の敷かれて牡丹の芽 孝士 鬼遣らひ鬼はパパだと泣き笑ひ 美恵子 あれ怪人銀輪駆って白マスク 健雄 床の間へ置くランドセル春を待つ 圭三 草青む畑に弥生土器の片 克弘
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平成31年2月17日 伊藤柏翠俳句記念館如月抄 坊城俊樹選 特選句
風花に手を差し伸べてゐる女 雪 見てゐか見られてゐるか寒鴉 雪 凍星に我が吐く息の短かさよ 雪 風花や祈りの道の仏達 ただし 恋猫の爪研ぐ音に目覚めけり ただし 白梅のふふむに応へゐる鳥語 かづを 寒牡丹上野に古りし塔一つ 越堂 月の夜を幻の如風花す 越堂
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
生臭き風の幽かに春炉燃ゆ 炳子 百年の音を潜めて雛の家 佑天 尖塔より魔女の誘ひ春きざす 眞理子 鶴首へ白椿紅椿かな 慶月 春寒や幹の顰める公孫樹 圭魚 藁葺の火色冷たき猟名残 炳子
栗林圭魚選 特選句
西向けば羅針盤めく春の鯉 俊樹 生臭き風の幽かに春炉燃ゆ 炳子 二ン月や細き亀裂の薬医門 炳子 百年の音を潜めて雛の家 佑天 火を囲む煙の背ナにある余寒 斉 まだ固き日を金縷梅の眩しめり 斉 梅が香をたしかむやうに風の止み 悠紀子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月20日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
川風に唇重き余寒かな 越堂 春寒や自販機押せば迷ふ音 世詩明 立春の耳朶やはらかにイヤリング 世詩明 またも逢ふ最終バスの冬帽子 令子 百年の友より今し冬牡丹 淳子 下萌にかくれてをりし小石かな 千代子 羅針盤狂ほしく揺れ春立ちぬ 数幸 寺壁の詞と吾の間に淡き雪 数幸 梅冷の雨の鎮めてゐる城址 松陰 海鼠てふ得体の知れざるものを箸 雪 寒鴉我を一瞥したつもり 雪 刀折れ矢尽きし如く冬籠 雪
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月21日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
カーテンの裾ちとはだけ庭は春 一涓 偕老に大雪晴といふ四恩 一涓 斃れたる父語るかの火吹き竹 一涓 福助と居並ぶ猫や春隣 一涓 草萌の色重ね行く大地かな 信子 春泥や飛び越えるには大きすぎ 信子 世を敵に廻せる如く懐手 雪 一瞥と云ふ表情も寒鴉 雪 俳諧の鬼の館とて豆撒かず 越堂 雛飾る柱時計の音たしか 世詩明
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月24日 花鳥月例会 坊城俊樹選 特選句
落つるべきところに落ちぬ藪椿 公世 春光や狛は巻毛を巻きなほす 野衣 ひと息に絞め殺したき春ショール 公世 早熟な紅は昏みし藪椿 順子 飛行機の薄く剥ぎゆく春の空 野衣 あたたかな大鳥居かな指の跡 和子 紅梅の献饌として香るかな 政江 西へ曵く飛行機雲や卒業す 光子 啓蟄の地を打ち止め大鳥居 野衣 親指を握るかたちの余寒かな 和子
栗林圭魚選 特選句
春禽の過る一瞬荒野たり 炳子 芽吹くものありて御霊の鎮もれり 佑天 観梅の根付の鈴の鳴りにけり 光子 初蝶来白きビルより白き風 梓渕 土の橋渡れば潜む初音かな 炳子 池の泥塗し微睡む春の鯉 久子 引鴨の水音高く戯れり 悠紀子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月27日 九州花鳥会 しろうお句会 坊城俊樹選 特選句
潮調子見極め白魚漁師かな 光子 神おはすかに梢先の春動く 阿佐美 人の世に大罪いくつ白魚汲む 寿美香
岡田順子選 特選句
漁小屋のひとつ余寒の室見川 由紀子 犬ふぐりかたへ特急列車過ぐ 美穂 春浅き川に日がなの番屋守 由紀子 飯店の灯に跳ねしろうをまじまじと 久美子 白魚簗吾が編みたると漁師かな 光子
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年2月28日 九州花鳥会 定例句会
坊城俊樹選 特選句
水仙や火除地蔵の首傾ぐ 山脇順子 語れども噛み合はぬまま目刺焼く 桂 一条の囀に神さぶる枝 岡田順子 薄氷を清瀬へ流す日矢の音 かおり 水飴の水脈引く瀬戸の冬夕焼 勝利 郵便ポストの赤くなる春の宵 朝子 金縷梅の咲くや散るやと縮れをり 志津子 魚籠叩き身悶ゆるしろうを透きて 睦子 揚雲雀青天井を突き抜けて さえこ 落椿蕊に温みを宿しまま かおり 鳥語にも錆びの滲みし白椿 佐和 白魚へ百代の水脈迸る 岡田順子 金縷梅や蒼穹の空黄ばむほど 阿佐美
岡田順子選 特選句
まんさくや昼森閑と裏宰府 美穂 金縷梅の咲くや散るやと縮れをり 志津子 豊壌の御鷹屋敷へ春の雨 かおり 海苔粗朶に潮さす音や終列車 千代 まんさくや渓を渡れば村の塾 朝子 神鶏の春呼ぶ声や絵馬の鳴る ひとみ 夜明くれば忽然と出づ春の山 桂 西陲の館に愁ふ踏絵板 ちぐさ オルガンの重たきペダル紀元節 寿美香 折枝戸の色は飴色蝶生まる 寿美香
(順不同 特選句のみ掲載)
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平成31年1月10日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
美しく目覚め初夢おぼろなる 越堂 鴇色に雪の白山昏れ残る 越堂 雪椿哀しきまでに赤きかな 越堂 炬燵守りなんでもや守り婆達者 越堂 朝露を硯に落とし筆始め ただし 鬼の宮仏の宮も初詣 ただし 改めて父似母似の初鏡 清女
(順不同 特選句のみ掲載)
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さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
左義長の炎を一歩退きて浴び 紀子 白山の稜は白日雪蔵し 登美子 婆二人笑み手をつなぎ伊勢参 みえこ 撒く豆の波を造りて弾け落つ あけみ 色のなき北陸の地も日脚伸ぶ 紀子 入院の鞄重たし春一番 実加 半生は刹那と思ふ春隣 実加 寒波襲来黒光りして日本海 令子
(順不同 特選句のみ掲載)
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芦原花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ビロードの艶ふめく花穂猫柳 孝子 雛段に飾りし桃を地に育て よみ子 もの忘れゑのころやなぎなつかしき 寛子 冬着積み介護の部屋となりにけり 由紀子 街灯の光の渦の雪しまく 由紀子
(順不同 特選句のみ掲載)
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9月の各地句会報
平成29年9月の特選句
坊城俊樹選
栗林圭魚選 栗林眞知子選 岡田順子選
平成29年9月1日
第十八回福井柏翠忌
坊城俊樹選 特選句
髪洗ふことで女は忌を修す 和子
野菊濃く淡く柏翠忌は巡る 省吾
露草や藍より深き師弟句碑 清美
忌ごころに秋潮いよよ濃くなりし 中山昭子
蟬時雨やゝ衰へて忌を修す よみ子
朝顔や廓格子と思案橋 直子
影法師尋ねて伊藤柏翠忌 省吾
水軍の裔で江戸つ子柏翠忌 龍聲
秋潮の一句に天下知らしめし 五灰子
九頭竜に呉越同舟柏翠忌 末政千代子
三国へと黄金の稲田ひた走る 啓子
葉月潮凪ぎて三国に一つの忌 信子
地蔵盆名残の鐘や柏翠忌 英子
柏翠忌隠れて紅をひくことも 清女
秋蟬の細くとぎれて師の墓前 ただし
諸共に高野の月を仰ぎし日 五灰子
偲ぶべし露の見返り橋辺り 省吾
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月2日
零の会
坊城俊樹選 特選句
墓石研ぐ谷中男の秋思かな 佑天
路地曲がる芸大生の秋思とも 要
夕やけだんだん秋草をあしらひて 順子
抱きつきしヒマラヤ杉と秋の空 ラズリ
徳川の秋の翳引く築地塀 三郎
木の実踏み谷中の路地を徘徊す 眞知子
幕臣の墓は花野となりしかな 要
つゆ草のあをきを研ぐや寺の雨 和子
築地塀より秋晴へ木魚の音 ラズリ
築地塀からりと晴れて涼新た あおい
築地塀あさがほだけが今のもの 千種
雲合ひのつまくれなひの坂の道 伊豫
金風を入るる引窓錻力店 彰子
あぶれ蚊を集めて路地の古井かな 耿子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月6日
さくら花鳥句会
栗林眞知子選 特選句
ネクタイを緩め夜食をとる夫 あけみ
柏翠忌三国の句碑を訪ね行く みえこ
思ひ出を話し出す母柏翠忌 紀子
柏翠忌明日に空の月優し 寿子
月祀る窓辺に机寄せて座す 寿子
柏翠忌句集を読みてはや日暮 あけみ
月の他すべてを捨てて出郷す 登美子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月7日
三日の月句会
坊城俊樹選 特選句
村を出て大九頭竜の星月夜 牧羊
九頭竜の対岸よりの踊唄 牧羊
星一つ亦飛ぶ越の星月夜 牧羊
踊の輪更けて手振りの揃ひたる 都
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月7日
県民会館花鳥句会
坊城俊樹選 特選句
男にも艶と云ふもの秋の風 和子
虚子が泣き愛子踊りし宿の月 龍聲
蟻の道急げる蟻の声聞かず 雪
尼寺の屋根より出でて今日の月 天空
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月8日
鳥取花鳥会
岡田順子選 特選句
赤のまま懐かしがりて娘ら摘みぬ 俊子
寝そびれて虫の轟に沈むごと 都
人に寄る夏毛のポニー鼻白で 幸子
野の草の葉擦れの音や秋の声 幹也
神苑の流れに佇てば湧く秋思 和子
宮裾は杉より垂るる葛の花 栄子
白萩のあるとき風に獣めく 悦子
酢橘もぐ棘の太さに気をつけて 立子
水難の子の幾年や地蔵盆 すみ子
秋夕焼サイドミラーに遠ざかる 美智子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月9日
札幌花鳥会
密猟の鮭を獣に覗かるる 岬月
手繰り寄す投網に余る鰯雲 岬月
秋草を戦馬の墓に供へけり 岬月
母許のあかきが嬉し赤のまま 岬月
秋の水一樹の影を底に置き 美江
浪の音聴きたくて来て実玫瑰 美江
コスモスの風の中よりランドセル 美江
蝦夷富士は神の棲む山花野抱く 晶子
火の匂ひ残して終はる秋祭 のりこ
ひとり住む父の晩年カンナの緋 みよ子
平成29年9月9日
枡形句会
栗林圭魚選 特選句
ランタンを吊し月待つ宵となり ゆう子
木製のクルスは古りて赤とんぼ 陽 子
団栗を落す卒寿の寺男 亜栄子
みちのくの旅の終はりの鰯雲 瑞 枝
病む人に耳傾けていわし雲 文 英
月白にバスを一便遅くして 百合子
奥入瀬の苔の厚みや露葎 瑞 枝
鰯雲橋梁の人玩具めく ゆう子
吾亦紅赤く小さく慎ましく 三 無
名月や人の暮しをときめかせ 美枝子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月11日
武生花鳥俳句会
坊城俊樹選 特選句
秋霖やポケットに持つ舌下薬 清女
新米先生日焼けはばかることなく 昭子
鬼灯を鳴らし一里の通学路 文子
流れ星一人のしじまありにけり 芳子
逆さまに吊し退屈蠅叩き 雪
威風堂堂香水の人通る 昭女
ピンヒール歩み寄りたる花氷 昭女
焼き上る目刺の瞳なかりけり ただし
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月11日
なかみち句会
栗林圭魚選 特選句
仕事終へ家路背にして夜学かな せつこ
女郎花黄色き風となつてをり 和魚
秋の蚊の中にそろりと水やりに ことこ
日を溜めて風梳る女郎花 秋尚
夜学なる宇宙談議の父子かな 美貴
秋の蚊に指の間を刺されけり 迪子
咲き揃ふ高さ眩しき女郎花 秋尚
校庭の暗きを眺む夜学の子 貴薫
夜学の子準優勝の垂れ幕が 迪子
秋の蚊を影ごと壁に仕留めけり 秋尚
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月12日
萩花鳥句会
ホテル出て一歩にそこは花野なる 牛子
鉦叩途切れ闇また深まりぬ 小勇
すれ違ふ女に覚えのある花野 孝士
風鈴の短冊風に舞つてをり 七重
鬼灯を鳴らして祖母のしたり顔 美恵子
血一滴石油に等し彼岸花 健雄
来年は三人家族虫の声 吉之
迷ひこむ下着売場の花野かな 圭三
句歴はや二十年余となる九月 克弘
平成29年9月15日
芦原花鳥句会
坊城俊樹選 特選句
東町西町流し風の盆 よみ子
草の闇続くばかりや虫浄土 由紀子
��洩れ日や仏足石に秋の蝶 よみ子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月16日
伊藤柏翠俳句記念館
坊城俊樹選 特選句
秋霖や通ひなれても遠き道 清女
山の風川の風吹く風の盆 ただし
ほの暗き料亭は露の忌中なる ただし
村を出て消息今だ蚯蚓鳴く 英美子
萩枝垂れ寺に古りたる曼陀羅図 文子
歌碑偲ぶ人の秋又里の秋 スヱ子
旧村に四ヶ寺在りて施餓鬼幡 一仁
蟬の声消えてうつろな風ばかり みす枝
冷やかや銀の眼鏡に銀鎖 世詩明
花笠を脱げは男や風の盆 世詩明
水澄みて空に流るる雲迅し 世詩明
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月17日
風月句会
坊城俊樹選 特選句
秋霖や瀑布の音を堰の生み 圭魚
秋霖の嵩堰を消し底を消し 圭魚
神の窟へと銀杏を踏み惑ふ 芙佐子
渓谷の秋思凝れる橋の下 野衣
宝前の銀杏生まれたての色 圭魚
明王へ水引草の炎抜け 千種
細き滝石を叩いて秋の声 ます江
(順不同 特選句のみ掲載)
栗林圭魚選 特選句
細き滝石を叩いて秋の声 ます江
秋祭囃し途絶えて電車過ぐ 亜栄子
堰は龍の咆哮となる秋出水 俊樹
稚児像へ竜胆鶏頭野紺菊 慶月
秋雨に濡れ輝きて苔の青 三無
うかうかと素手で拾ひし銀杏の実 亜栄子
残る蚊の雨を逃るる石祠 炳子
龍の口よりとぼとぼと秋出水 俊樹
銀杏を燈明色に照らす雨 千種
秋出水ゴルフ橋てふ行き止まり 炳子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月20日
福井花鳥句会
坊城俊樹選 特選句
無人駅一人の下車に小鳥来る 牧羊
八十はまだひよつこと爽やかに 清女
かそけさはかの邯鄲の声ならめ よしのり
敬老日父母それぞれの父母に似し 世詩明
露けしや四つの蔵に四つの戸 雪
とは云へど隅には置けぬ生身魂 雪
平凡な海女の生活や秋刀魚焼く 龍聲
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月21日
鯖江花鳥俳句会長月抄
坊城俊樹選 特選句
蟻に現れ蟻に失せたる蟻の道 雪
潮風の千の稲田を刈り終る ただし
一古城火攻めの如く曼珠沙華 越堂
真白きに始まる一ト日酔芙蓉 越堂
蝶を呼び蝶吐き出すや萩の叢 みす枝
三代を支へし梲豊の秋 一涓
万葉の里の三叉路萩の花 信子
曼珠沙華火の手と迫る古戦場 信子
天の下より雲の上の星涼し 世詩明
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月24日
花鳥月例会
坊城俊樹選 特選句
まないたばし露の屋台の括られて 要
榧の実の青く落つ一通の遺書 斉
御簾幾重幾重に遠き秋灯 光子
神さまの裏が賑やか金木犀 光子
大鳥居より変幻の秋の雲 斉
元勲の像ぶつぶつと秋の声 梓渕
秋蟬の途切れてはなほ惜しみなく 要
(順不同 特選句のみ掲載)
栗林圭魚選 特選句
松羽目の翳れば桜紅葉散る 和子
描かれし松露に褪せ能舞台 ゆう子
秋茜朝の湿りの残る芝 政江
水澄みて欲しき物など失せにけり 七湖
幔幕に紙燭に白む秋の水 千種
大鳥居微かに秋の雲移る 要
二拍手の袖の爽やか神楽人 みもざ
銀杏を踏まぬ歩幅であるらしく 要
一尺の落差にも音秋の水 淸流
御簾幾重幾重に遠き秋灯 光子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月26日
みどりや花鳥俳句会
坊城俊樹選 特選句
恋ふ人に逢ひに行くため髪洗ふ 世詩明
老犬の目つむりて暑に耐へてをり 秋子
子ら囃す鉦や太鼓の地蔵盆 ただし
湯上りにあたりごめんの天瓜粉 秋子
秋簾黒く古りたる西の窓 清女
さまよへる小さき蛙の地蔵盆 ただし
金輪際と言ふ言葉あり敗戦忌 越堂
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月28日
九州花鳥会
坊城俊樹選 特選句
葛かづら金剛力に巻く高さ ふじの
赤子抱くネオンの街に青時雨 勝利
犬吼えてをりし月夜の青瓢 由紀子
瓢簞に来て流線の風となる 豊子
墓洗ふ君青春を生きずして 郁子
つくつくし或る日は遠くなほとほく 佐和
箍青きお汐井桶や放生会 阿佐美
面白きこの世瓢の腰まはり 朝子
青空にひとつまなこの鳥威 孝子
(順不同 特選句のみ掲載)
平成29年9月
花鳥さざれ会
坊城俊樹選 特選句
寝そびれて虫の浄土に浸りをり 越堂
句碑裏と云ふ淋しさに昼の虫 雪
露の世に露もとどめぬ虹屋跡 雪
黄の蝶の舞ひて花なき萩の寺 和子
風に舞ひ風に乱れて萩と蝶 越堂
観世音足下にありて虫を聞く 秋野風
(順不同 特選句のみ掲載)
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