#お洒落スタイル
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HANDSOME ANTHEM - チーム・ハンサム! (Team Handsome!) lyrics [kanji/romaji]
言わずと知れた壁ドン王子 Iwazu to shireta kabedon ouji プラスに導いてく don't worry Purasu ni michibiiteku don't worry 料理だ���て お手のもん Ryouri datte otenomon 白馬で通過 大手の門 Hakuba de tsuuka oote no mon 把握してます カメラワーク Haakushitemasu kamera waaku 日々精進為せば成る Hibi shoujin nasebanaru 君への返事 笑顔同封 Kimi e no henji egao doufu まずはこいつだ水田航生 Mazu wa koitsu da Mizuta Kouki
役者魂 丸坊主 Yakusha tamashii marubouzu 見つけ出すハマる構図 Mitsukedasu hamaru kouzu どうする どう演じよう Dousuru dou enjiyou 学びに欠かせないペンにノート Manabi ni kakasenai pen ni noto かかせて大量の汗 Kakasete tairyou no ase 向かう未知なる最高の果て 空のかなた Mukau michinaru saikou no hate sora no kanata 繊細ドラマー早まる鼓動 Sensai dorama hayamaru kodou 恋愛ドラマ Renai dorama
おうちで戯れる (猫) Ouchi de tawamureru (neko) つんで片づける (レゴ) Tsunde katadzukeru (rego) 花開く優しい根っこ Hanahiraku yasashii nekko 前進中我が道 let go Zenshin chu wagamichi let go 笑う門福 in the house Waraukado fuku in the house ゆるくも芯がある良いバランス Yuruku mo shin ga aru yoi baransu ここで1回生存確認 Koko de ikkai seizon kakunin 元気ですか? 鳴ってる着信 Genki desu ka? natteru chakushin
自他共に認める(ソース顔) Jita tomoni mitomeru (sousu kao) 元々入っている (ノーズシャドウ) Motomoto haiteru (nozu shadou) ハイライト入れた憧れのストーリー Hairaito ireta akogare no sutorii ダイエット法なら試した幾通り Daietto hounara tameshita ikutouri
北の大地から登場純白の青年 Kita no daichi kara toujou junpaku no seinen 見せたい新たな表情 Misetai aratana hyoujou 聞こえてくる黄色い声援 Kikoete kuru kiiroi seien so fresh so clean かじりつく So fresh so clean kajiritsuku グリーンアップル Guriin Appuru 木陰に揺れてお茶を飲んで Kokage ni yurete ocha wo nonde 一息ついたらこの名を呼んで Hitoiki tsuitara kono na o yonde
(弓矢の矢!) 心揺らいだ (Yumiya no ya!) Kokoro yuraida 君の手を引く cause I'm your rider Kimi no te o hiku cause I'm your rider なびく髪起す wave Nabiku kami okosu wave 射抜くハートに灯すflame Inuku haato ni tomosu flame 握手交わそう カワウソ Akushu kawasou kawauso あと何分話そう Ato nanbu hanasou ため息の代わりに口付け Tameiki no kawari ni kuchidzuke お洒落にファッション Oshare ni fasshon お喋りバッション Oshaberi basshon
風を受けて走れ Kaze wo ukete hashire 続くこのレール辿って Tsudzuku kono reeru tadotte 描いた場所近づくほどにさざめく Egaita basho chikadzuku hodo ni sazameku さぁ旅に出よう find a way Saa tabi ni de you find a way 君からのエールも抱いて Kimi kara no eeru mo daite 繋いだバトン手を伸ばせ未来へと Tsunaida baton te wo nobase mirai e to
会場小さくないですか? Kaijou chiisakunai desu ka? 愛情足りなくないですか? Aijou tarinakunai desu ka? お願い こっちを向いてよハニー Onegai kocchi wo muite yo hanii 最年長でみんなの兄 Sainenchou de minna no ani 猪突猛進 ちょっとツボ押し Chototsumoushi chotto tsubo oshi 緊張ほぐしてます初通し Kinchou hogushitemasu hatsu toushi ピンチの時は抱きしめるだって Pinchi no toki wa dakishimeru datte 生まれた時から君だけのHERO Umareta toki kara kimi dake no hero
空気以上に台本を読んで Kuuki ijou ni daihon wo yonde 芝居仲間 相棒と飲んで Shibai nakama aibou to nonde 今日も稽古いったい今何場? Kyou mo keiko ittai ima nanba? ワンツーとんでお待ちかねサンバ Wantsuu tonde o machikane sanba 富や名声追いかけて挫くより Tomi ya meisei oikakete kujiku yori 手にするテクニック Te ni suru tekunikku 捉われない固定観念 Towararenai kotei kannen ワンツーとんで石の上三年 Wantsuu tonde ishi no uesannen
彗星の如く現れた(新世代!) Suisei no gotoku awareta (Shin sedai!) ジャンルの垣根越え ダンス Janru no kakine koe dansu 仲間を (タスケタイ!) Nakama wo (tasuketai!) 別にいいじゃん かまってちゃん Betsu ni iijan kamatte chan 今日も勢い余ってターン Kyou mo ikioi amatte taan 指でなぞったシルエット Yubi de nazotta shiruetto シェネパッセピルエット Sheine passe piruetto
SNSより記録を更新 SNS yori kiroku wo koushin メール代わりに魅力を送信 Meeru kawarini miryoku wo soushin ありのまま ごく自然体 Arinomama goku shizentai メリハリつけ目視全体 Meriharitsuke mokushi zentai 小さくまとまらない Chiisaku matomaranai 当てた1発じゃ止まらない Ateta ichipatsu ja tomaranai 涙の結晶 pay attention Namida no kessho pay attention 唯一無二 so so 1 Yuuitsu muni so so one
聴こえてる?リスナー Kikoeteru? risunaa 辛い時は無理すんな Tsurai toki wa murisunna のっけからポッケからキュン Nokke kara pokke kara kyun こう見えて至って単純 Kou miete itatte tanjun 振りカエル前に塗り替える Furi kaeru mae ni nurikaeru おニューのシャツがスタイルに映える O nyuu no shatsu ga sutairu ni haeru 疲れたら浸かる温泉 Tsukaretara tsukaru onsen キミノリズムママが挑戦 Kimi no rizumu mama ga chousen
出身 大阪 マイフッド Shushin Osaka mai fuddo 夢は大きくハリウッド Yume wa ookiku hariuddo いつかは披露したい英語 Itsuka wa hiroushitai eigo 走り続ける未来永劫 Hashiri tsudzukeru mirai eigo
受けたオーディション面接 Uketa oodishon mensetsu ここから始まる伝説 Koko kara hajimaru densetsu 画面をつけてかけるエンジン Gamen o tsukete kakeru enjin 仮面被っていざ変身 Kamen kabutte iza henshin
優しくて大きい志 Yasashikute ooki kokorozashi 寂しくて集うお友達 Sabishikute tsudou o tomodachi ライト浴びたい大舞台で Raito abitai dai butai de 日進月歩 体育会系 Nisshingeppo taiikukaikei
最年少(現状) Sainenshou kakko genjou (**note: he read the "parenthesis") かっ飛ばします ないよ天井 Kattobashimasu nai yo tenjou 西から東右から左 Nishi kara hidashi migi kara hidari 注目の的右肩上がり Chuumoku no teki migikata agari 音が鳴ればとめどねーぜ Oto ga nareba tomedone ne ze お腹鳴れば(ジェノベーゼ!) Onaka nareba (jenobeze!) 出番がくるこのあと緊張 Deban ga kuru kono ato kinchou 伸びてるフォロワーと身長 Nobiteru forowaa to shinchou
エンターテイナー(it's a show!) Entaateinaa (it's a show!) 一杯やってく? (いざしょー!) Ippai yatteku? (izasho!) つけまじゃないよ (じまつげ!) Tsukema janai yo (jimatsuge) 陰で努力(一夜漬け!) Kage de doryoku (ichiyadzuke!) 真ん中より 愛されポジ Mannaka yori aisare poji 先輩してても時にはドジ Senpaishitetemo toki ni wa doji 直立不動 stay tuned Chokuritsu fudou stay tuned ちょっと只今ゲームプレイ中 Chotto tadaima geemu purei chu
100人に1人の(逸材!) Hyakuri ni hitori no (itsuzai!) 爆進中の(逸材!) Bakushinchu ni (itsuzai) あくまでアクター(ヘビー級!) Akumade akutaa (hebii kyu!) お外でお肉 (BBQ!) Oosotogari de oniku (bbq!) 画面に収まらないので引いて下さい Gamen ni atsumaranai no de hiite kudasai もっと大きくなっても引かないで下さい Motto ookikunatte mo hikanaidekudasai 栄養満点 前転バク転 Eiyou manten zenten bakuten 前人未到の(霊長ルイ!) Zenjinmitou no (reichou rui!)
圧倒的歌うま Attouteki utauma S Ky's the limit Super Star 高身長かつ強心臟 Koushinchou katsu tsuyo shinzou 美声を浴びればクラクラ Bisei wo abireba kurakura 時に天然かまします Toki ni tennen kamashimasu 眩しい光 放ちます Mabushii hikari hanachimasu あと何ステやりましょうか Ato nan sute yarimashou ka Show must go on
投げる愛はいつだって直球 Nageru ai wa itsudatte chokkyuu ベース弾いて スウィングして Besu hajiite suingushite 海を越え轟く Umi o koe todoroku
電光石火練ったネタオチ担当 Denkkosekka netta neta ochi tantou 無鉄砲滅多にないチャンス Muteppou mettaninai chansu 狙う 虎視眈々と Nerau koshitantan to 爪痕出来るだけ残したいこの会場に Tsumeato dekiru dake nokoshitai kono kaijou ni 最後尾まで想いよ届け All eyes on me Saigobi made omoi yo todoke all eyes on me
ステージ��像 全方位 Suteeji eizou zen houi 天使の笑みに全員フォーリン Tenshii no emi ni zennin fourin 奪う心恋は盲目 Ubau kokoro koi wa moumoku 誘う 次の扉 knock knock Izanau tsugi no tobira knock knock 夏季になったら履く短パン Kaki ni nattara haku tanpan 歌詞に出てくるほど食パン Kashi ni detekuru hodo shokupan 先輩後輩の真ん中 Senpai kouhai no mannaka 一点突破四番打者 Itten toppa yoban dasha
頭からマイク握りライミング Atama kara maiku nigiri raimingu 待ってろ君に会いに行く Mattero kimi ni ai ni iku 階段降りから段違い Kaidan furi kara dan chigai 聞かせて そばで感じたい Kikasete soba de kanjitai 作ってみた ミュージック 監視 Tsukuttemita myujikku kanshi piece of cake, スイーツ男子 Piece of cake, suiitsu danshi カウンターブロー 異次元で Kauntaaburo i jigen de dress up 華麗に七変化 Dress up karei ni shichihenge
風を受けて走れ Kaze wo ukete hashire 続くこのレール辿って Tsudzuku kono reru tadotte 描いた場所近づくほどにさざめく Egaita basho chikadzuku hodo ni sazameku さぁ旅に出よう find a way Saa tabi ni de you find a way 君からのエールも抱いて Kimi kara no eeru mo daite 繋いだバトン手を伸ばせ未来へと Tsunaida baton te wo nobase mirai e to
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簡単なまとめ髪でもグッとおしゃれ度がアップするヘアアクセサリーの��かでも、リボンは、まとめた髪に留めるだけという使いやすさが魅力です。ハイブランド ヘアアクセサリー 安い 人気のヘアアクセサリー 上品なリボンで後ろ髪をおしゃれに。またデザインの豊富さでも、多くの人に選ばれています。
https://www.diororo.com/hair-accessories
チープ感が出やすいリボンのモチーフも、上質な素材で作るブランドもののリボンなら上品さや高級感があるので、パーティーなどの華やかな場にもおすすめです。
Chanel シャネルブランドヘアアクセサリーリボン ヘアクリップ女性らしさを引き立てるきらびやかなヘアアクセサリー
高級なシャネルヘアアクセサリーリボン ヘアクリップを扱うブランドとして多くの女性から人気を集めています。
ヘアクリップやカチューシャに代表されるChanel シャネルヘアアアクセサリーは、細部まで丁寧に作られた繊細なデザインが魅力。 優雅さを引き立てるきらびやかなアイテムが豊富で、フェミニンなテイストが好きな人におすすめです。 数多くの出品の中からこちらをご覧頂きましてありがとうございます。コレクション整理のため出品いたします。こちらは良品 DIOR ディオール ブランド服 Tシャツ パーカー 長シャツ メンズ レディースです。
多くのご説明は不要かと思いますが、なかなか出回っていない一品となります。
Dior ディオールパジャマ シルク セットハイブランド人気 メンズレディースパジャマのおすすめ!
ディオールパジャマ シルクしなやかな触り心地と光沢感が魅力のシルクパジャマは天然素材です。本来シルクは、蚕(かいこ)が快適に過ごせる“シェルター”としての役割を果たすため、『吸湿性』『放湿性』のよさが語られてきました。
Dior ディオールハイブランドパジャマシルクに���まれるセリシンというたんぱく質が人の肌成分と近いため、肌や髪に優しいといわれています。シルクの光沢感を生かすにはやはりサテン織が向いています,サテン織はつるつるとして摩擦が起きにくくなりますが。
ディオールDIORキャップブランドハットどんなスタイルにも取り入れやすいスタンダードタイプ
いつものコーデの雰囲気を変えたいときに便利なキャップ。おすすめのDIORディオールベースボールキャップをご紹介、ぜひチェックしてみてください。
Dior ディオール野球キャップ ハイブランド 男女兼用 アウトドア紫外線対策 日焼け防止 ベースボールキャップ
Dior ディオールベースボールキャップの魅力は、いつものコーデにプラスするだけで雰囲気を手軽に変えられることです。明るい色や個性的な柄を選べば、よりカジュアルに。シックなデザインを選べば、ほどよい抜け感のある大人っぽいコーデを作れます。
4月31日 まで時間限定数量限定 おまけ付きます、それに直接に300円オフのクーポンを配布中、是非見逃せないように
ご注意: ★★ご注文前、弊店のline idを追加いただければすぐ300円のクーポンをゲットできます、クーポンコートがLINEで送りいたします ★★ご注文後、弊店のLINE IDを登録いただいた後、おまけ番号とご注文番号あるいは受取人を教えてください、こちらがおまけ追加いたします
弊店のLINE ID:diororovip
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※顔出し※【初撮り】お洒落な眼鏡ムスメ。ミニマム身体の口 リ乳首をいやらしくこねくり回され発情。ソーセージみたいに巨大なチンチンにじゅぼじゅぼ甘舐め! - 無料動画付き(サンプル動画)
※顔出し※【初撮り】お洒落な眼鏡ムスメ。ミニマム身体の口 リ乳首をいやらしくこねくり回され発情。ソーセージみたいに巨大なチンチンにじゅぼじゅぼ甘舐め! - 無料動画付き(サンプル動画) スタジオ: FC2 更新日: 2023/12/05 時間: 56分 女優: 皆さんこんにちは! 僕はこの闇の撮影を始める前に、普通の雑誌会社で働きたかったんです。 その際に知り合った友人が、今回のひかりちゃんを紹介してくれました。 何だか世間の人が紙の雑誌を読まなくなってきて、 給料も少なくなって、今僕がやってる妙な動画撮影でバイトを始めたんです。 みんな生活しんどいですね。困るときはお互い様です! 撮影、起動((ヾ(`・∀・´*) 撮影の日になり、ひかりちゃんがお洒落な服で来ました。 あまり同年齢とは合わなく、ひかりちゃんは今彼氏いません。 スタイル抜群ですね。 さすが雑誌のモデルを ***********************************
【DVDハッピー】 https://dvd-happy.com/ ストリーミング・ダウンロード・DVD $1.49~ 正規品最安値保障 ***********************************
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MOONLIGHTING - AL JARREAU LYRICS+SUBTITULADA ESPAÑOL
「Moonlighting」
このブログを10月1日に書いている。今日10月1日といえば、私が学生時代を過ごした80年代は就職活動の解禁日とされていた。
当時、会社訪問は4年生の10月1日と同時に始まり、面接を経て試験を受け「内定」が年末までに取れれば、それが就活の順当な在り方だった。現在とは違い、それはホントの「短期決戦」で、数か月という短時間をいかに動くかにより働く会社が決まり、その後に続く大半の人生までも確定してしまうというものだ。中には、私のように年が明けても会社は決まらず、卒業さえも危ぶまれる学生もいたが、それでも4月には無事に入社式を迎えることができていた。 時は昭和62年、西暦1987年。いわゆるバブル入社組は「全員入社」という意味でもバブルの恩恵を受けた「幸運な人たち」だったと思う。
「こちらブルームーン探偵社」というアメリカのテレビドラマをご存じだろうか? シビル・シェパードとブルース・ウィルスが共演するコメディタッチのドラマで、日本では80年代の後半NHKで放送されていた。日本で作られたモノもそうだが、80年代に製作された映画やドラマは、主人公たちの衣装や室内の設えに本物使いや拘りがあり、ストーリー以外にも多くの見どころがある。この「ブルームーン探偵社」でもその傾向は随所に見受けられ、いかにも高級そうなワンピースやジャケット姿で635を操るシビル���当時流行だったノーベントの上着をジャストフィットに着こなすブルース、そしてドラマのスタートとエンディングに華を添えるアル・ジャロウの歌など、CGが多様された今日のドラマにはない贅沢な空気感がこの作品には漂う。 ストーリーはドタバタでコメディテイストだが、衣装や車などの小道具や音楽が洗練され一流であるが故に、その対比がこのドラマを上質なエンターテイメント作品に仕上げている。吹き替え版は無いが、その映像はユーチューブで見ることができるので、興味がある方はご覧になられてはいかがだろう。
普段聴くのはジャズだが、本当はフュージョン好き。シンプルなコード進行の上にきれいなメロディが乗り、アレンジに少し捻りが利いたものをいいと感じる。特にキーボードにローズピアノのサウンドが使われていれば、私の頭の中は80年代の輝く光景で満たされる。今回ユーチューブの映像をきっかけに、80年代に録音されたアル・ジャロウのCDを数枚手に入れた。丸い声質、正確な音程、全体のサウンドは、とても私好みで耳触りが良く、もっと早く聴いていればよかったと思うほど心地よい気分と気分と時間を得ることができた。お店で聴く音楽もしばらくアルの歌声が続くことになるだろう。
アースカラーのスーツを着る男性。ハイウエストのパンツにジャケットを合わせる女性たち。シティポップが流れる街のパブは仕事帰りの男女で賑わう。 パソコンもスマホもなく、全てがアナログ。当然情報も少ないから、それを得るためには自ら体験するしかない。だから人は街へ出る。それが街の活気へと繋がる。人・街・生活スタイルが時間の経過とともに洗練されお洒落になっていったあの頃。80年代とはそんな時代だった。昨今は、便利で多くのものが手に入り、多様性が認められる文化風潮だが、なぜだか心持が豊かに感じられることがない。あの時代を過ごした人なら、きっと誰しもがそう思うはずだ。そういう観点に立てば、昭和末期の80年代は、「あのころはよかった」との懐古的感情では片づけられない「特別」な時代なのだと思う。私の趣味嗜好も当時をベースにするものが大半を締めるのだから、あの時代を生きたことを心から良かったと思うのである。
注文服ヤマキ 木下 達也
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僕の父は酒飲みだった。
しかし父は大酒飲みというわけでもなく、日本酒ならせいぜい3号ぐらいしか飲まなかったように思う。酒はその程度にしておけ、と、その父も言っていた、ビールなら中ジョッキで二杯、日本酒なら二号。僕は多分と言うかかなり酒の飲めない体質で、少量の酒で、本当に少量で満足してしまうというか気分が悪くなってしまうほどだ。そして酒を飲むのを避けるうちに体質としてどんどんアルコールに敏感になっていったような気がする。
父は酒を飲んでよく暴れた。休肝日を設けて、別の飲んだ日に暴れるのだ。休肝日には聖人のようだったが、働肝日(そのようなものがあればだが)には人に絡み、罵り、時に暴力を振るうこともあった。僕は要領が良かったので父からは隠れるようにしていたし、真夜中に家を飛び出して事なきを得るということも幾度かあった。母は父のそんな姿を見て「あのキチガイ水がお父さんを狂わせてる、あんたは絶対に飲むな」とよく泣きながら愚痴をこぼしていた。そのキチガイ水が災いし、皿が宙を舞い、食器棚を破壊するようなこともあった。
では父が昭和スタイルのステレオタイプの頑固おやじだったか?というと全くそんなことはなかった。父はかなり柔軟で、洒落ており、料理が好きでよく厨房に立った。自分の料理が一番うまいと思いこんでおり、また食材には金に糸目をつけなかった。子供にはあまり関心はなく、ただ大学には行けと口を酸っぱくはしていた。
母は教育には関心はなく、というか家庭に関心がないと言っても過言ではなかった。愛情があったか?といえばあった、ただ、それを発揮したなと思うことは稀であった。母はとても洒落ており、料理はどちらかといえば上手かった、味は平均よりは多分良く、美意識の高い美しい料理を作る人であったと思う。ただ、上手であることと好きであることは全く別で、料理をするのはとても嫌いであった。母は高校生の頃から一家7人を支えており、料理なんてものは絶対にしなくてはならないもので、上手くならざるをえないものであったのだろう。好きとか嫌いとかそういう話ではなかったのだろう。
そんなわけで僕は酒には全くいいイメージがない。ところが世間では違う。酒は「飲める」「飲めない」であり、「上戸」「下戸」であり、「強い」「弱い」である。酒は量を飲むことを是とされる。決して、「敏感」「鈍感」、「節制」「惑溺」、「正気」「発狂」で語られるものではない。つい最近まで僕は、酒に対して体が敏感なことをポジティブなイメージで語られたことを聞いたことがなかったが、「アルコールに鈍感な人は手術の時の麻酔や痛み止めが効きにくい」というような話を聞いた。なるほど、僕みたいに痛いのが嫌いな人間には良い体質ではなかろうか、とは思う。
しかも、アルコールは完全にその効果と習慣性はドラッグの一種である。多量に飲めば死ぬ。そういう事を言うと「多量に飲めば死ぬ?いや多量に飲めば死ぬのはどんな液体、たとえ水でも同じだ!アルコールも節度を保てば問題ないのだ」という反駁はとてもよく聞くが、僕は寡聞にして水に習慣性を持ってしまって、それで苦しんでいるという話を聞かない。
じゃぁ、お前は酒の旨さもわからぬ堅物なのだな、そんな悪態をつく人もこれまたとても多いが、酒はごくたまに飲む、それは旨いからだ。酒でないと合わない食べ物というのがこの世に存在する、そういう時には飲まないわけでもない。アルコールの味自体も嫌いではない。この食品にはアルコールが入っていないと、というジャンルの食べ物もいくつかある。しかし旨いから飲む、というのでは、気持ちいいから麻薬をやる、というのと何ら変わりがなくなってしまうとも思う。要するにバランス感覚なのであろう。
僕は酔っ払うことによる時間のロスがとてつもなく嫌いだというのもあるのだけど、要するに酔っ払っていたい人ではないし、酔っ払いたくないということだ。酔っ払っていたい人はそれはそれで好きにすればいいと思う。別にそれを止めたりはしないし、それが原因で癌になったらかわいそうだなとも思うし、僕はそうはなりたくないけれど、周りはみんな酒で死んでいったなと思う。
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SANFRANCISCO HAT SANTA FE(サンタフェ)BLACK
MADE IN USA🇺🇸
¥13,800(税込¥15,180)
https://shop.colors-store.com/?pid=146865316
SAN FRANCISCO HAT(サンフランシスコハット)のSANTA FE(サンタフェ)、ロングブリムが
特徴のリボン、ステッチ等ない最もミニマムでベーシックな中折れウールフェルトハットです。
オーソドックスな形の中折れウールフェルトハットで、上質なウールフェルトが上品な雰囲気です。
約8.5cmのロングブリムが最大の特徴で遊び心に溢れたお洒落なデザインです。
トレンドのロングブリムは、シンプルながらもこだわりのあるお洒落を演出してくれます。
春夏のパナマハットでも人気の高かったロングブリムのデザインを、秋冬に最適なウールフェルトに落とし込んだデザインです。
秋冬のコーディネートのポイントとしてお勧めです。
トップクラウンは、※センターデント。 クラウンの前部分は、※ピンチフロントです。
ブリム(つば)は、柔らかく、反り上がったデザインです。
※センターデントとは、クラウントップ中央部(Center)に窪み(Dent)を持たせた
スタイルフォルムの総称で、別名『ボルサリーノ』 型とも表現されます。
また、ピンチフロントとは、クラウン前部(フロント)を、つまんだ(Pinch)フォルムの総称です。
帽子(ハット)は、『クラウン』と『ブリム』から出来ています。
『クラウン』は、上の部分、頭にかぶる部分を指します。帽子の全体の印象が決まる場所です。
『ブリム』は、ツバの部分をさします。
全て上向きのものは、『オールアップ』、下向きのものは、『オールダウン』
前が下がり、後ろがあがっているものは、『スナップブリム』といいます。
さらに形の良さ、被り心地の良さは、抜群で初めてハットを被る方にもお勧めのファッション性はもちろん、
実用性も兼ね備えたディテールです。
素材には、高品質でしっかりと厚みのあるウールフェルト100%を使用し、スベリには伸縮性のあるゴム製のスベリが採用されています。
内側のスベリは、伸縮性のあるゴム製で肌に触れる側には、『COOLMAX』が採用されています。 『COOLMAX』は、速乾性にすぐれた高機能ファブリックで、汗などの湿気にも快適に着用いただけます。
ゴム製のフィット感のあるスベリを採用することにより、状況に応じたサイズ感でご利用いただけます。
また、程よいフィット感があり長時間の着用でもストレスなく、疲れの少ない被り心地になっています。
さらに形の良さ、被り心地の良さは、抜群で初めてハットを被る方にもお勧めのファッション性はもちろん、実用性も兼ね備えたディテールです。
SAN FRANCISCO HAT(サンフランシスコハット)の商品は、今では数少ないMADE IN USA(アメリカ製)です。
コーディネート次第で少しキレイめなスタイルにも、カジュアルなスタイルにも自然にきまります。
癖がないので様々なスタイルにお楽しみいただけます。
カラーは、ネイビー / ブラックの2色です。
#sanfranciscohat #santafe #longbrimhat #longbrim #woolfelthat #woolhat #madeinusa #madeinusa🇺🇸 #サンフランシスコハット #フェルトハット #ウールフェルト #ウールハット#ウールフェルトハット#ロングプリムハット #ロングプリム #サンタフェ#中折れハット #フェルト帽 #colors #カラーズ #colorsinstag
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90's BURBERRYS black buttons and zip up Jacket
バーバリーといえばコートの印象が強いですが、希少なブルゾンをご紹介です。こんなスタイルなら気取らずデイリーに楽しめ、人と違ったお洒落に自信が持てそうです。
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コピーブランド vogvip.com/brand-19-c0.html VERSACEコピーブランド
絶対オススメ? ヴェルサーチ VERSACE ブランドスーパーコピー プルオーバーパーカー パーカー お洒落に細身効果 ヴェルサーチェのこのパーカーは、ファッションとバイタリティの象徴です。パーカーは品質の良い生地を採用して、柔らかくて快適で、通気性は良好です。スタイリッシュでエネルギッシュなデザインです。ブランドの象徴的な要素、例えばメドゥーサの頭部、ギリシャの紋章などは、鮮やかな色と誇張された形でパーカーに現れて、全体のデザインのために1部の独特な魅力を加えます。 コピーブランド vogvip.com/brand-19-c0.html VERSACEコピーブランド 色に関しては、ヴェルサーチェは通常、明るいカラーラインが中心で、ブランドの若さとファッション性を表現しています。コーディネートの上で、このVERSACEの衛衣はジーパン、運働のズボンなどと合わせることができて、ファッションのカジュアルな風格を見せます;ミニスカートやショートパンツなどと合わせても、おしゃれで垢抜けたスタイルに仕上がります。日常のお出かけにもパーティーにも、あなたの注目を集めるアイテムです。いずれにせよ、ヴェルサーチェのこのパーカーは、そのファッションとダイナミックさを象徴する意味で、ファッション好きの必須アイテムとなっています。 スーパーコピー 激安 vogvip.com VOGスーパーコピー 激安 商品番号:vogvip2022vs222 在庫状況: 100 会員価格:8600円 商品ブランド:ヴェルサーチ VERSACE 出品時間:2022-12-26 商品カテゴリ:ジャケット パーカー セーター コート VERSACEスーパーコピー vogvip.com/goods-8019.html ヴェルサーチパーカー コピーブランド vogvip.com へようこそ。 ▲新規会員登録された方に色々な割引サービスを差し上げます。 ▲当店ではご注文日から翌営業日までに当店よりお客様宛てに必ずご注文のお礼メール・ご注文確認メールを送信させて頂いております。 ▲当店メールアドレスが届いていないお客様の中には、サーバーにて迷惑メールと判断され、迷惑メールフォルダにメールが届。 ▲もし本当に届かなかった場合には[email protected]までご連絡くださいませ。 vogvip.com専門店(最高N級ブランドコピーのヴェルサーチ服コピー):主にヴェルサーチブランドコピー ヴェルサーチ VERSACE コピー 激安のバック,財布,靴,服,パーカー,ジャケット,ベルト,デニム,雑貨小物,iphone ケース カバー,ヴェルサーチ メンズバッグ コピー,ヴェルサーチ 財布 スーパーコピー,ヴェルサーチ レディースバッグ コピー,ヴェルサーチ バッグ コピー,ヴェルサーチ コピー服,ヴェルサーチジーンズ 偽物,スーパーコピー 優良,ブランドスーパーコピー 通販などを提供しております,品質保証,安心してご購入ください! VERSACE長袖Tシャツ コピー 激安 vogvip.com/brand-19-c0.html ヴェルサーチブランド半袖Tシャツコピー
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お洒落自在 スーパーコピーサイト ロエベ LOEWE ジャージセット 2024最新入荷 上下セット 2色可選 LOEWEカジュアル野球ブルゾンはファッションと活力を完璧に融合します。それは柔らかい革、繊細なサテン、または高品質の織物材料のような高品質の生地を使用して、手触りがよくて、比類のない品質を示します。デザインは、ベースボールジャケットの古典的な要素と現代的なファッションスタイルを融合させ、すっきりとしたラインで優雅な雰囲気を演出しています。 ブランド コピー vogvip.com/brand-12-c0.html LOEWEブランド コピー 細部の処理は微に入り細に入り精巧で、例えば精巧な縫い目、独特なボタンとポケットのデザイン、ブランドのハイエンドの位置を明らかに示します。カラーバリエーションが豊富で上品で、定番のニュートラルな色から大胆な明るい色まで、スタイルやシーンのニーズに応えてくれます。ロエベカジュアルのベースボールジャケットは、ジーンズにもスウェットにもスカートにも合わせて、全体のスタイリッシュさと躍動感を一気にアップさせてくれます。 スーパーコピー 激安 vogvip.com VOGスーパーコピー 激安 商品番号:vogvip2024WT-LOE015 在庫状況: 50 会員価格:25000円 商品ブランド:ロエベ LOEWE 出品時間:2024-02-27 商品カテゴリ:ジャケット パーカー セーター コート ブランド コピー vogvip.com/goods-12667.html ロエベセーターブランド コピー VOGVIP.COM へようこそ。 ▲新規会員登録された方に色々な割引サービスを差し上げます。 ▲当店ではご注文日から翌営業日までに当店よりお客様宛てに必ずご注文のお礼メール・ご注文確認メールを送信させて頂いております。 ▲当店メールアドレスが届いていないお客様の中には、サーバーにて迷惑メールと判断され、迷惑メールフォルダにメールが届。 ▲もし本当に届かなかった場合には[email protected]までご連絡くださいませ。 vogvip.com 専門店(ロエベ ブランド コピー限量販売):主にブランド 偽物 通販 2024人気新品★超特価★ ロエベ LOEWE コピー ブランド通販販売のトートバック,財布,ブランド バック メンズ 人気,レディース トートバッグ,loewe ブランド コピー専門店,ロエベ コピー,ロエベ スーパーコピー,ロエベ ブランド コピー,ロエベ バッグ ブランドコピー,ブランドバッグコピー,ブランドバッグ コピー,ブランド 偽物 通販 激安などを提供しております,品質保証,安心してご購入ください! ロエベ スーパーコピー vogvip.com/brand-12-c0.html ロエベ スーパーコピー
https://blog.eigyo.co.jp/Donnievip715/
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グッチセーターコピーで叶える上質な冬のファッション
グッチ セーター コピーは、寒い季節に欠かせない一着です。上質な素材を使用し、細部までこだわり抜かれたデザインが、グッチらしい高級感を演出します。エレガントなスタイルでありながらも、日常使いに適したシンプルさが魅力です。
さらに、グッチのセーターコピーは、その暖かさも魅力の一つです。スーパーコピー 通販寒い冬でもしっかりとした保温性があり、快適な着心地を提供します。季節を問わず長く愛用できる一着です。
カジュアル お洒落 ロゴ入り グッチ セーター 偽物 合わせやすい色合いやデザインにこだわりが詰まったこのセーターは、トレンドに敏感な方にもおすすめです。シンプルでありながらも、しっかりとした存在感があるので、どんな場面でもおしゃれに決まります。
グッチ コピーを取り入れて、冬のファッションをさらに楽しんでみませんか。上質な一着で、日常にエレガントさをプラスしましょう。
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二十年続けて来たバンドに今年で一区切りつける決心をした。 青春...というか、自分の人生の一番元気な時期を捧げてきた活動だった。 ここしばらくその公示のためにフライヤー作ったりウェブを更新したりイベントの準備をしたりしていたけど、いちいち心へのダメージが大きくてなかなか大変だった。バンドマンなら知っていると思うけど、「バンマス」というのは死ぬ程孤独な立場なのだが、二十年の中で一番孤独を感じた(苦笑)。寝る前の酒量が増えた。幸い?繁忙期である夏の仕事の準備や、レッスンや教室や、ブラジル太鼓の学校公演/ワークショップのツアー、そして相変わらずの家事育児で本当に忙殺されていて...気が紛れて、とにかく前に進めた所はある。 キウイとパパイヤ、マンゴーズ。略称K.P.M.。 最初は本当に、大学の音楽サークルの営業バンドとして軽い気持ちで、キウイちゃん/パパイヤちゃん/マンゴーちゃんという女子大生三人(すぐにキウイ&マンゴー二人になった)が歌うポップかつアーバンなレゲエ...くらいのノリだった。自分が作曲をするなんて思ってもいなかった。 デビュー作になったこれは曲も詞も正真正銘自分の処女作(22歳くらいの時)で、とても軽いノリで作った。メンバーに聞かせる時はやたら緊張したけど。まあでも今聴くと、特に何も考えてなかったとはいえ自分のミュージシャンとしての根っこはこういう感じなんだよな、と思う。
Maruyeyi · Let's start makin' dub(Gentle rhodes Dub by AG Kanno)
その後、自分のやりたいことや思い、考えを伝えたい。何よりこの日本で「音楽」をやる時の気持ちの悪さや居心地の悪さを何とかしたい!と思って舵を切り換えてやって来た。「モテたい!」とか「売れたい!」とかいう気持ちももちろんあったけども、それより圧倒的に別のことについて思考や行動のエネルギーを使っていた。そんなことやってたらお金になるわけないし、同業者にもあんまり気に入られないし、可愛がられないし、大変なのは仕方ない。楽しかったことよりも、とにかく必死でしんどいことばかり先に思い出す。よく二十年も続いたものだと思う。 自分がバンドで何をやりたかったか、というのは、二年前にアぺトゥンぺ×KPMで出したEP 『KOMPU SATKE MENOKO(昆布干し女)』 をリリースした時に、お買い上げいただいたとあるお客さんからのメールがもの凄く的を射ていてビックリしたので紹介させて欲しい。
【キウイとパパイヤ、マンゴーズについて思っていたことと、新作「Kompu Satke Menoko」の感想】 「トロピカルジャパネスク」や「ワールドワイドローカルズ&アワジェイポップス」では、シャレの効いたタイトルを見たあと音楽を聴くとツッコミどころ満載で、タイトルの意味と行ったり来たり、考えるうちに笑ってしまった。 洒落ているというより皮肉っぽいのかもな。 「これがジェイポップだろ?」と投げかけられた。怒りと笑いの混じった挑発を感じた。 キウイとパパイヤ、マンゴーズの音楽を聴く誰かにはその音楽がジェイ的なものへのアンチテーゼであるように見えるのかもしれない。だがキウイとパパイヤ、マンゴーズにとっては普通にテーゼだ。 聴く人にどう受け取られるかも分かっていながら、実は腹の中でそれを逆手にとって「これがコンテンポラリーな日本の音楽です」という態度を決め込んでいる。ちゃんぽんな盛り込みをしてしれっとした様子だから私は笑けてしまったのだ。 キウイとパパイヤ、マンゴーズの曲調は好みではなかったが、やっていることが私は好きだ。 アペトゥンペとパパイヤ、マンゴーズ名義の新作「Kompu Satke Menoko/ herekanho」がもうすぐ発売だそうで、宣伝の短いビデオを見た。 ジャケットは「Kompu Satke Menoko(昆布干し女)」の世界をイメージしたデザイン。 深い夢の中のような、蜃気楼のような、此方彼方今昔のファンタジックオーバーラップ… 柴刈り男と洗濯女、熊狩り男とコブ干し女… この夜のビーチも、男女の出会いの場の役割を果たしたかつての盆踊り広場のような、ダンスホールなの��せう(ちょうちんやミラーボールは無いが月やビルの電気の光がある)。 仕事帰り大きな月の沈む海 ごらん向こうにシティが見える 音のスタイルにわざと「シティ・ポップ」を選んでいるような気がする なぜなら、都市であるところのモノと、大衆的であるところのモノの、両方の意味があるから 音楽好きの消費者の皆様へ向けてシティポップという既存の用語を巧妙に用いてそれとは異なるものをサブリミナルの方法で刷り込む。 (※どちらが主でどちらが従(異なるもの)ということは本来的にはない。何かに対するアンチテーゼではなく、それぞれに自分にとってのテーゼがある) 「今のこの場所の音楽」とは何か? わたしの考える「今のこの場所の音楽」、それを見せつける、主張する、教え込むという陰謀を成功させるのだ! そう考えたであろう音楽作りの場面を想像し、作品紹介で「シティ・ポップ」と解説しているところを見ると悪意を感じる(笑) 音楽とか文化を人々が受容、消費する様子を見物しているときに始まった「怒り」がシャレと遊びへ昇華されてゆく 怒りがヤケクソになり、諦めてから開き直り、 あくまでもこれが「ポップ」であると最後まで言い張る 音楽を通して自分が共同体とどう繋がるかについての最終的なプライドなのだと思います (そうしたら、何かに対するアンチとしてとか否定で何かを言うのでなくて自分が何であるか、自分の考えは何であるかのほうを言うってことは、いろんな場面で大切だと思いました。) あと、、、 「私の音楽はJ-POP」と言い張る理由のもう一つには「自分のバックグラウンドを考えたときに自分が日本の土着民であることが紛れもない」という生真面目があるのではないか? 自分が各地の音楽のネイティブでは決してない、自分がそれらに学びつつも指揮を執るようなことはしない。「私はその土地の音楽を出来る」と言わない。何をしようが私がするならJ-POPにしかならない。 だとしたらそれはワールドワイドローカルズ、それぞれの土着民への敬意だ。 J-POP人の自分へも含めて。 っていう想像をしました。 今回の作品は曲調が好き! 1枚予約したい。
ありがとうございます。実際、本当にそういうことを考えて葛藤を繰り返して、なんとか少しずつ前に進んできたので... 伝わっている人がいることが本当に嬉しかったし、驚いた。
自分なりに世の中の仕組みと、日本で「音楽」をやる、とはどういうことかというのを、おそらく無駄に考えすぎて来たのかと思う。活動がブーストしそうな時も、少し波に乗れそうな時も、いちいち何かを考えてバンマスの俺がいつも一番動きが���たかった。 2007年に『八月のさよなら』という曲をリリースしたのだけど、「アメリカへのラブソング」というテーマだった。25歳の時に当時のメンバー中井雅子(現・Rayons)と一緒に書いた。
Maruyeyi · 八月のさよなら(2007.August)
これが売れなくて、中井は脱退して、当時のレーベルの社長はどっか逃げちゃって、もう制作にお金もかけられないし、自分が社長で制作費出さなきゃだし、半ばやけくそ気分でアプローチを変えて趣味を込めたのがTropical Japonesque 以降の路線だった。そして佐々木遊太との出会いだった。
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これ以降、Go(Arai)さんが参加してくれて。悠子ちゃんや小春が参加してくれて、そして海外での仕事が増えて行った。大橋キウイは俺と結婚して子供ができたので海外ツアーを続けるのが難しくなり、夫婦で悩んだ末、彼女は引退を決断した。その後はおもだか秋子ちゃんや、山本泉という贔屓目なしの天才民謡歌手たちが我々のツアーを助けてくれた。 海外転戦は本当に楽しかったけど、最初期は富山のSUKIYAKIが手伝ってくれたツアー制作をメンバー五人いた上での収益考えて、結局自分で全てやるようになって... 謎に外国語スキルは上がったけど毎回マジで必死。仕事量、というか仕事の種類?言語の数?しかしアフリカから南欧に渡って「J-POP(と半ば無理やり言い切る)」をやるようなバンドのアレコレを誰にどう頼んで良いものやらさっぱり解らなかった。ツアー初日は「あとは演奏するだけ!」という開放感で頻繁に飲みすぎて二日酔いになっていたし、ツアー終えて帰国するとかなりの頻度で寝込んだ。 あとは、海外でのパフォーマンスが増えたことで、いわゆるリベラルアーツやそれを土台に置いた娯楽の「本場」としての西欧の覇権主義、常識との付き合いにはさらに頭を悩ませることになったし、自分は踊れる音楽が好きだったとはいえ、あまり(特に欧米人が好むような)享楽的な刺激に特化したバンドは志向してこなかったな、とも思い知った。最近、マユンキキの現代アート作品周りで音楽系のサポートすることが多いけど、現代アート、というものにも色々モヤモヤしつつも、そこでのコンテクストの読み合いには、いわゆるバンド活動ではついぞなかったスッキリ感があったりするのが自分だ。 自分のこだわりみたいなものは「近代国家」としての日本でものを作る人間の心持ちとしては別に間違ってなかったとは思うが、「バンドマン」「ミュージシャン」としては独りよがりでメンバーたちには随分迷惑をかけた。皆もう若くはないし、これ以上は「バンド」という形で俺個人の闘いには巻き込めないな、と思う。皆歳をとってライフステージも変わったし、自分にも守らなきゃいけない生活もある。とにかく一緒にやってくれた事に感謝している。 自分は昭和五十六年('81)生だけど、世界一豊かだった頃の日本で育って、社会に出てその凋落とともに大人になり、中年(もう四十代!)になった。バンドブームは俺の青春時代には実はとっくに崩壊していたと思うけど、少なくとも最後の夢を見られた世代なのかなと思う。そして、気づけば元号も変わって「J-POP」の時代も終わっていた。
人前で演奏する「バンド」としては森川浩恵加入以降の、間違いなく今が一番ベストだと思っていて、このメンバーでもっとできることがあるとも思うんだけど、とにかく今年で一区切りにします。去年リリースした「SLASH!」という曲、今一番聴いてほしい。明るく楽しい曲が書けて、森川浩恵のボーカルも新境地見えた気がして、とても嬉しかったし気に入っているので。自分が書いてバンドでやった、今のところ最後の「J-POP(言い切る)」かな。
自分は歌や踊りや合奏を「音楽」として捉える時、その作法は全て輸入ものだと思っている。その上でどう日本の「ミュージシャン」とか...もっと言えば「近代国家」の国民として���きていくか、というのは今後も悩みながらやっていくつもりだ。そのためには消費者とは別の立場で市場の中にも居続けなきゃならないので、演奏するアーティストとして引き続きプロの看板は掲げたままやっていきます。その上で「音楽」だけに関わらず自分の表現をもう少し自由にやるつもり。 メンバーもそれぞれ自分の活動続けます。引き続き注目してほしい。一番長く一緒にやってるメンバーである永田と誠也さんとか...本当にかなりイケてる演奏家になっているんだよな。聴きに行った方が良いし、何か仕事頼んだ方が良いです皆さん。マジで。 今のところ11/17が活動休止前最後のライブになると思う。今まで応援してくれた人たちに感謝の気持ちでやりたいです。配信もあるのでぜひ見てください。よろしくお願いします。
11/17(日)@下北沢Basement Bar
キウイとパパイヤ、マンゴーズ
『活動休止LIVE』
op12:30 st13:00
前売:¥3,500 当日:¥4,000
配信チケット: ¥1,800
【配信チケットについて】
下記URLのwebshopにて配信チケットを11/15までにご購入ください。後日配信URLがメールで届きます。
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NEW ARRIVAL / 2024.07.20
こんばんは。
本日も8点の新着アイテムをアップしました。
ご紹介致します。
00’s~ JOBMAN Painted Work Pants [About W36]
クールなディテール盛り沢山。
ガチのワークパンツだけどカッコイイ物はカッコイイ。
ペンキもいっぱい飛んでてリアルです。
大変気に入っている一本。
90’s NANTUCKET Rainbow Ombre Plaid L/S Shirt Made In U.S.A. [L]
最高のシャツ。
襟やポケットは袋縫いでビンテージ感あり。
でもこれは逆にビンテージでは出ないよなと思う、滅茶苦茶綺麗なレインボーの���ンブレ。
柄の解像度が非常に高く、質の良いコットン生地です。
もう一回言うと、最高のシャツ。
90’s POISON SPIDER BICYCLES Three Quarter Sleeve T-Shirt [XL]
グッドプリントTEE。
ユタ州の自転車屋さんのようですね。
プリントだけでなくボディの雰囲気もまた◎。
おすすめです。
00’s CALVIN KLEIN White Linen BDU Style Pants [W34]
白のオールリネンでBDUスタイル。
これ最高じゃない…?
お洒落にも程があるよ。
素晴しいCK。
’02 PATAGONIA MLC 3Way Bag Silt
名品MLC。
付属のストラップもちゃんと付いててラッキーじゃないですか。
買い付けのお供に使いたい。
’12 PATAGONIA Half Mass Messenger Bag Black
こちらはショルダータイプのハーフマス。
ベストカラーのブラック。
チャリ通民の皆様、いかがかな?
00’s DICKIES Two Tuck Wide Pants Black [W30 / L30]
2タックでワイド&テーパード。
RLてキャラじゃない、ちょっと悪い若人はこれ良いんじゃないかなと。
ネルシャツを合わせてもオジサンにならないから。(気分的な問題で)
是非。
90’s NO BOUNDARIES Yin-Yang / Dragon T-Shirt [XL]
カッコイイのかダサいのか良く分からないTシャツ。
でもほら、着方によって見え方が真逆になる服の方が楽しいでしょう。
そういう洋服病の方におすすめの一枚です。
以上、今回の新着アイテムでした。
その他の詳細はONLINE STOREに記載しておりますので是非ご覧ください。
よろしくお願い致します。
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山梨県甲府市相生2-4-24 モナークアイオイ1F
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Nana Kinomi = 木の実ナナ* - おまえさん = Omaesan (7", Single)
Vinyl(VG+) Picture Cover(VG+) / コンディション 盤 : Very Good Plus (VG+) コンディション ジャケット : Very Good Plus (VG+) コンディションの表記について [ M > M- > VG+ > VG > G+ > G > F > P ] レーベル : Playboy Records – PB-501 フォーマット : Vinyl, 7″, 45 RPM, Single, Stereo 生産国 : Japan 発売年 : 1976 ジャンル : Pop スタイル : Kayōkyoku 収録曲 : A. おまえさん = Omaesan 3:33B. 洒落 = Share 3:38 Arranged By [編曲] – Tachio AkanoCoordinator [コーディネイター] –…
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レディース総柄ポリシャツなど追加、明日は木曜定休
ご来店お買い物ありがとうございます^ ^
本日も13時〜20時までの営業
体調が優れない方はご来店をお控えください
本日はレディース総柄ポリシャツなど
追加しておりますので、ご紹介☆
EVAN PICONE
東京スタイル、国産レトロ物
感じの良い洗練された配色にキュビズム感のある抽象と花柄がアーティスティックなポリシャツ
独特な襟のデザインも素敵です
レディースMサイズくらい
是非♪♪
blommor sports
国産レトロ物
洒落た配色の花柄と抽象柄の組み合わせが絶妙にモダンで透け感が涼しげな開襟ポリシャツ
白いボトムなど合わせても良い感じ
レディースLサイズくらい
是非♪♪
via col vento
日本製
ベースのカラーが左右背面とグラデがかっていてセピア感あるライオンやヒョウなどサバンナぽい柄がユニークなポリシャツ
コチラもシースルーで涼しげな雰囲気
レディース合わせですがメンズM〜サイズくらい
是非♪♪
それでは本日も元気に営業致します
明日は木曜定休日でお休み
よろにくです^ ^
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【対談】北村道子 × 鈴木親「靴と映画と衣裳のこと」
michiko kitamura x chikashi suzuki
photography: chikashi suzuki interview & text: tomoko ogawa
journal/
1866年の創業以来、伝統的な靴づくりを守りながら時代性を反映したコレクションを展開し、現在はパリのアトリエにてビスポークを、ノーザンプトンのファクトリーでバイリクエストサービスやメンズとウィメンズの既成靴コレクションを製作するブーツメーカー JOHN LOBB(ジョンロブ)。京都、祇園・新門前での新ショップオープンを記念し、映画監督・是枝裕和をモデルに起用した“JOHN LOBB x KORE-EDA”キャンペーンがスタート。鈴木親が撮影し、北村道子がスタイリングした本キャンペーン。京都での撮影を終えた二人が、本キャンペーンビジュアルのビハインド・ザ・シーンを語る。
鈴木親(��下、鈴木):まず、京都に JOHN LOBB の店舗が出来るので何か撮影をということで、相談されたのが始まりでした。ちょうど去年、フランスの雑誌の仕事で何度か是枝さんを撮影する機会が何度かあって、フランス人の是枝さんに対する熱量の大きさや、フランス全土における知名度の高さを知ったんです。そんなこともあり、是枝さんにお願いするのはどうかと制作チームに提案して。そうしたら、日本も本国の JOHN LOBB も大賛成してくれたので、是枝さんのプロデューサーさんを通じて交渉してもらいました。そのときに、条件として出したのは、「俺は自分が見たいものを撮りたいから、スタイリングは北村道子さんにやってもらいたい」ということで。
北村道子(以下、北村):最初、私は断ったのよ。是枝さんとは、私が衣装をやった『幻の光』(95) 以降、会っていなかったしね。
鈴木:まだ写真の仕事を始める前の頃、それまで日本映画を映画館ではほとんど観たことがなかったけれど、意識的に最初に観に行った作品が『幻の光』で。映画館にポスターが貼ってあって、日本映画であまり見たことがないデザインだったこともあり、すごく気になって観に行ったんです。当時は北村さんの存在も全然知らなかったし、是枝さんのことも何もわかってなかったんだけど。
北村:江角マキコさんのポートレートが使われている日本版ポスターは、COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)の服だとわからないように、フリルと襟を全部外したんですよ。リースした服に見えてしまったら、現実に戻されるじゃないですか。
『幻の光』8月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて限定上映 © 1995 TV MAN UNION
『幻の光』8月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて限定上映 © 1995 TV MAN UNION
鈴木:当時、『私をスキーに連れてって』(87) の反動か、単館系の洋画やアジア映画だと Wong Kar Wai (ウォン・カーウァイ) 作品が流行っていて、映画雑誌の表紙はほとんど海外の俳優になっていたし、日本映画はお洒落な子たちからはあまり観られていない時期だったと思うんです。でも、実際観てみて、海外作品の中に入ってても、全然違和感がないと感じたし、ストーリー以前に映像美が入ってくる感覚があって、強く印象に残っています。
北村:最初、私は是枝さんのことを知らなかったわけじゃない。まだ彼は30歳くらいで、それ以前はテレビマンユニオンでドキュメンタリーを撮っていたから、過去作品がなかったんです。私は言っちゃいけないことも言っちゃう人間だし、日本映画の衣装の予算はすごく限られていることは、その前に衣装を担当した森田芳光監督の『それから』(85) で思い知ったから、私が努力とお金を注ぎ込むための証拠となるものはあるのかと聞いたわけ。そうしたら、「会ってほしい」と頼まれて。それで、是枝さんから、浅野忠信くんが出演している作品の VHS を数本渡されて、是枝さんが、「彼はまだ全然有名じゃないけれど、絶対にブレイクする」と言うわけよ。私は、それを観て、やると即答したんです。
鈴木:確かに、岩井俊二監督のドラマ『FRIED DRAGON FISH: THOMAS EARWING’S AROWANA』(93) の浅野さんは、すごく印象的だった。北村さんが即答するのもわかるくらい、美しかった。
『幻の光』8月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて限定上映 © 1995 TV MAN UNION
北村:宮本輝の原作では、舞台が奥能登なんです。是枝さんがモノクロで撮りたいというから、どこのシチュエーションで撮るのかと聞いたら、大阪だと言う。ならば、こういう光だから、洋服の色はこうした方がいいとか、キャスティングも含めて二人でいろいろ話し合いました。それと、私は是枝さんに、「自然光でできるから、照明機材は要らない」と言ったのよ。ただ、暗闇の中で光が必要になるときのために、撮影の中堀正夫さんが丸山文雄さんという人を連れてきたんです。
鈴木:そうだったんですね。“ドグマ95”の純潔の誓いのようですね。
北村:前回と同様、衣装の予算は全然なかったけれど、すごいところまで行く作品だろうという自信があったから、引き受けたんです。映画って早くから準備をするじゃない。私の中で能登というのはアイルランドと同じではないかというイメージがあったから、アイルランドの��をつけていったんです。それで、国内外の店舗から集めた COMME des GARÇONS の洋服を解体して、洋服に組み直した。ちょうど縮毛のコレクションでやっていた頃だったから、 マフラーが50点あれば、コート4着が作れるという計算をしたんだよね。
鈴木:それができる人、日本で北村さんくらいしかいないですよね。結局、俳優が役に入る時のスイッチになる衣装のリアリティはすごく重要というか。例えば貴族の役でポリエステルのスーツを着ている人はいないじゃないですか。
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北村:あの時代、是枝さんとの作品から宇多田ヒカルさんのMV三部作 (「FINAL DISTANCE」「traveling」「SAKURAドロップス」) までの私は、集中力が半端じゃなかったんだよね。異常な集中力が無い限り、非日常は生み出せないから。
鈴木:北村さんから是枝さんの話もよく聞いていたし、純粋に、二人が組むところをもう一度見たかったんです。加えて、JOHN LOBB 自体がいわゆるファッションブランドではないので、キャンペーンには必ずストーリーか必然が必要だと思い、撮影自体を是枝さんと北村さんとのストーリーと考えて撮ろうと思った。
北村:何度か断っても、親くんが引かなかったからね。
鈴木:断られるのを承知で電話してたから(笑)。そうしたら、最終的に、「わかったよ。親くんのためだったらやる」と北村さんは言ってくれたんですよね。単純に、撮っている側が撮らされているという意識ではなく、見たいものを見られるかどうかがすごく大事だと思っているから。
北村:しかし、京都で撮影したときのスタッフの数は、ものすごく多かったですね。親くんは是枝さんをウォーミング・アップするために、「散歩がてらに、現場に来てくれないか」と安藤サクラちゃんにも声をかけていたしね(笑)。
鈴木:JOHN LOBB 側には賛成してもらえたけれど、北村さんと是枝さんが約30年ぶりに会うわけだし、北村さんと是枝監督の信頼のあるサクラちゃんに通行人として通りがかってもらおうと(笑)。
北村:写真を送ってもらって、やっぱり親くんの写真だなと思った。写真における高級さがあるんだよね。私たちが Henri Cartier-Bresson (アンリ・カルティエ=ブレッソン) を見ているときに覚える感覚みたいな。
鈴木:二人が再会した時に北村さんが「あんた、大きくなったわね。最初に会ったときは親くんと同じくらいだったわよ」と是枝さんに言ってましたよね(笑)。確かに、『ワンダフルライフ』(98) の公開時のタイミングに、雑誌『DUNE』で是枝さんを撮らせてもらったときの写真を見返したけれど、当時は少年みたいな感じでした。
北村:最初は TOM FORD (トム フォード) でやろうと考えていたんだけれど、サイズが合わないということがわかって、AT LAST&CO (アトラスト) の辺見馨さんに聞いてみたら、北村さんの仕事なら、サイズさえわかれば本人が来なくてもサイズは合わせられると言ってくれたんです。それで、AT LAST&CO のアイテムをリサイズしたものを使用しました。
鈴木:フランスでいろんなメゾンや雑誌のアートディレクションをやっている面白い人がいて、彼は JOHN LOBB や Alden (オールデン) の革靴に、AT LAST&CO や日本のブランドのデニムを合わせているんです。今回、北村さんが持ってきたのがまさにそれで、さすがだなと思った。フランスで今一番注目されているのは、スーツブランド HUSBANDS (ハズバンズ) やブランド FURSAC (フルサ) の周りにいる子たちだと聞いていたけれど、期せずして、北村さんがフランスの今最もクールなスタイリングを、スーツもクラシックなスタイルを取り入れていたから。
北村:もともと AT LAST&CO のスタッフは、Alden か JOHN LOBB を履いていたんですよ。去年まではお店でもセレクトしていたけれど、辺見さんは全部をメイドインジャパンにしたいから、今は靴も自分で作っているんです。
鈴木:ヨーロッパのいわゆる中年男性の着こなしですよね。近年、日本のセレクトショップがフレンチアイビーを打ち出しているのは、その流れを汲んでいると思う。
北村:デニムにも革靴を合わせるのがヨーロッパのスタイルじゃないですか、スニーカーじゃなくてね。私は若い頃、サントリーのCMの仕事で、サッチャー政権のときの政治家で作家の Jeffrey Archer (ジェフリー・アーチャー) をスタイリングして、メンズウェアのルールを知らなかったからすごく恥かいてね。それでロンドンで見ながら勉強して、メンズは真四角のサイズでできていることを知ったわけ。そうして、サヴィル・ロウで、アフターシェーブローションからハンカチまで全部が揃うことがわかったの。
鈴木:JOHN LOBB の撮影をした祇園もサヴィル・ロウに近いというか。祇園という枠の中でお互いに支えながら全部を回しているから、外からの資本が入ってこない。だから伝統が守られているという話を是枝さんもしていましたよね。
北村:そういう伝統を見て、知って、考えた上で、何を着るかなんだよね。そういう意味で、洋服って本当に大事ですよね。
鈴木:やっぱり、着ているものは自分では見えないからこそ、他人にどう見えるかがコミュニケーションツールとして大事になってくる。「何でもいいじゃん」とは言いながらも、何でもよくはないというのが一番いいんだけど、一番難しいから。今回、是枝さんに着てもらったスーツも黒いコットンのスリーピースでしたが、 JOHN LOBB の靴のソールがラバーだったからこそ、北村さんが持ってきてくれたスーツのウールじゃなくコットンだから出てくるカジュアルさやリラックス感がフィットしてましたね。
北村:メンズは、特にしきたりが根強いですから。
鈴木:なかなかそこに気づく人はいないですよ。スーツだけじゃなく、ボタンが猫目のオープンカラーシャツとデニムも用意してくれて、京都に合うクラシックをそのままやらずに、ちょっとズラすことで、モダンに仕上げてくれたなと。
北村:親くんの選んだロケーションが祇園の黒塀だったから、たまたま私がセレクトした洋服と合ったんですよ。
鈴木:商売する場としての祇園というより、仕出し屋さんをはじめとする祇園を支える人たちの生活する場所ですよね。Netflix シリーズ『舞妓さんちのまかないさん』も、このあたりの仕出し屋さんや紙屋さんに取材してたらしくて。
北村:だからか是枝さん、すぐフラフラっとどこかにいなくなってましたよね。
鈴木:そうそう。もうひとつの撮影場所は、祇園の両足院で。制作の人たちは意識していなかったみたいだけど、「両足」って、今回の撮影に最高にぴったりじゃんと(笑)。両足院で撮れたことは面白くて、単純にヨーロッパだったら、靴を脱ぐというシチュエーションは滅多にないけれど、禅寺に行けば自然と脱ぐから。だから、脱ぎ履きするシーンは絶対に入れたいと提案しました。
北村:すごくいいアイディアでしたよ。
鈴木:それこそ、北村さんがいろんな色のソックスを持ってきてくれたから。AT LAST&CO の黒いコットンスーツに合わせたグリーンの靴下は、抹茶感があって一番好きだった(笑)。
北村:いいよね、これ。パンツもサスペンダーで調整して、微妙な丈にしているんですよ。
鈴木:あと、撮影中、一番面白かったのは、ヘアを担当した子が、是枝さんと北村さんを前にカチカチになってしまって(笑)。大御所の二人だし、それは緊張する方が信用できるなと思いながらも、撮影の合間にちょこちょこ直しに入ってくれていたんです。俺も何かが足りないなと感じていたけれど、何の違和感かは気づいてなくて。そうしたら、北村さんとサクラちゃんが気づいてね。
北村:ヘアの子は、制作の人たちから、寝癖を整えるように指示されていたんですよ。私はサクラちゃんと二人でそれをじっと見ながら、「直す前の方がよかったんじゃない」とお互い思っていたわけ。だから、「サクラちゃん、言っておいでよ」と促したんです。彼女が言えば、みんなオッケーじゃないですか。
鈴木:そう北村さんに言われたサクラちゃんが是枝さんのところに駆け寄って、「なんか違う」と言いながら髪の毛をぐしゃぐしゃっとしたら、いつもの是枝さんに戻ったの。それで、カメラの前に立ってもらったら、俄然シャッターが押しやすくなった。是枝さんも撮られることに慣れているわけじゃないから、北村さんとサクラちゃんがそうやって話しかけてくれたことでリラックスしてくれて、すごく撮りやすかったです。
北村:是枝さん、京都の空間に合ってましたよ。撮影を見ていて、やっぱりね、かっこよかったです。
鈴木:北村さんと仕事すると、いい意味で運がついてくる。ちゃんと準備してきてくれるから、その上で現場で生まれる偶然性を取り入れると、さらに面白くなるというか。
北村:藤井保さんと葛西薫さんに、「関係なくても、『北村さん呼ぼうか』と言うのは、写真家にとっての条件を良くしてくれるから」と言われたことがある。ウェザーチェックみたいに、「俺たちだったら鉛のような天気なのに、北村さんが近づいてくると不思議と条件が良くなる。クリアになっていく」と。
鈴木:まさに。
北村:私は親くんと仕事をするときに、撮影が始まるとクリアになっていくのがわかるのよ。
鈴木:日本だと、ファッション撮影をきれいとかかわいいとか点で捉えがちだけれど、ストーリー性が重要だと思っていて、パッと見かっこよくて、ちょっと調べたらストーリーがあるほうがいいじゃない��そういう意味で、北村さんとやると、事前に全部を詰めてなくても、ファッションという点と点で捉えていたものの関連性が見つけられて、ストーリーという線になりやすいんですよね。いい靴だからこそ、その靴に相応しい人が履いているというのも重要だから、是枝さんには絶対に出てほしかったし。
北村:撮影が終わる頃には、是枝さんが子どもを演出するのがすごくうまいのは、やっぱりドキュメンタリーの人だからだということが見えてきましたね。是枝さんの映画は、リアリティとしてそこに子どもがいることによって完成していると思った。
鈴木:となると、デビュー作の『幻の光』は異質ですよね。是枝さんは、小津安二郎を意識してないのに、フランスの取材を受けると、大体“ネクスト・オズ”と呼ばれたりすることを最初は嫌だったと話していたけれど、今の作風を観てそう言われているというより、『幻の光』の印象に引っ張られている気もしますよね。
北村:『幻の光』は、本当に是枝さんの努力でできたものですよ。監督自身が5トントラックを用意してくれて、衣装合わせも二人で全部やったんですよ。それで、スチールで藤井さんと、グラフィックデザイナーで葛西さんを使いたいと私がリクエストしたんです。
鈴木:「私の名前を言えばやってくれるから」と、北村さんが葛西さんと藤井さんにつないでくれたと是枝さんのインタビューで読んだことがあって。過去作やキャリアがあって引き受けてもらえる可能性はあったとしても、普通、予算がなく無名の監督のデビュー作を大御所がデザインすることは難しいし、自分の名前を使っていいと取り計らってくれたことは、一生忘れないだろうなと思った。その後、藤井さんのアシスタントだった瀧本幹也さんがポスターヴィジュアルや撮影監督をしていることを考えると、ある種、北村さんが組んだヴィジュアルの座組は歴史として引き継がれているわけで。
北村:それはね、『それから』の衣装をやったとき、酷いポスターを見て、これはないんじゃない?と思ったからです。ものすごくね。
鈴木:(笑)。トレーラーで映画に観に行く人もいるけれど、結局、ポスターがきっかけになるところも大きいですよね。当時、テレビコマーシャルの延長で、看板のようなポスターはたくさんあったけれど、北村さんが衣装を手がける前は、基本、衣装部にあるものを繰り返し使っていたわけですもんね。
北村:私も最初はそう言われたんですよ。段ボールに入ったカビ臭い衣装が置いてあって、「みんなそれでやっているんだ」と森田芳光さんに言われて。
鈴木:そう言われて鵜呑みにするわけないですもんね、北村さんは。
北村:だから、私のやり方にものすごく驚いてましたよ。
鈴木:こういう仕事って移り変わりが激しいのに、是枝さんにとって最初の映画で出会って、二人ともそれぞれの仕事を続けて進化して。本当に凄いことです。
北村:でもね、今回は勉強になりました。親くんからこういう機会をもらえて、是枝さんとも約30年ぶりに再会して、笑いながら別れられたから。私は映画というものに対して、結構尽くしてきたつ���りなんです。だって、本当にお金のない世界で、たったひとりで衣装を作るわけだから。おそらく、日本映画でそれをやったのは、私だけじゃないかと思う。普通は、複数のスタッフでやっているはずだし。
鈴木:Christopher Nolan (クリストファー・ノーラン) の映画でも、普通にみんながスーツを着ているけれど、その役ごとにスーツのかたちも違うわけで、全てオーダーメイドでしょうし、衣装のディレクションのもと、チームで動いていますよね。
北村:普通はそう考えるよね。日本映画はそうじゃなかったんだけれども。だから、京都の撮影のとき、是枝さんから、「北村さんは、相米慎二さんや森田芳光さんからすごく尊敬されていましたよね?」と言われたから、「そんなことは知らないよ」と答えたのよ。そうしたら、「いや、されていたんだよ。北村さんは彼らの映画の衣装をやって、日本映画を変えたんだ。今観ても新しく感じます」と言われたの。変えるとまではいかないと思うけれど、そういう言葉をもらえたことは、ちょっと嬉しかったですね。
是枝裕和監督の長編映画デビュー作『幻の光』が8月2日よりリバイバル上映
是枝裕和監督の長編映画デビュー作『幻の光』が、8月2日からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で限定上映される。今回のリバイバル上映は「能登半島地震 輪島支援 特別上映」として企画され、収益から諸経費を除いた全額が輪島市に届けられる。
『幻の光』(英題:Maborosi) 祖母が、そして夫が突然死へと旅立った。愛する人を次々と失った記憶と引きとめることができなかった悔恨を胸に秘め、ゆみ子は奥能登に嫁ぎ、新しい家族に囲まれて平穏な日々を送るが──。
監督: 是枝裕和 出演: 江角マキコ、浅野忠信、柏山剛毅、渡辺奈臣、吉野紗香、木内みどり、大杉漣、桜むつ子、赤井英和、市田ひろみ、寺田農、内藤剛志、柄本明
プロフィール
北村道子 (きたむら・みちこ) 1949年、石川県生まれ。サハラ砂漠やアメリカ大陸、フランスなどを放浪ののち、30歳頃から、映画、 広告、雑誌等さまざまな媒体で衣裳を��める。映画衣裳のデビューは85年、『それから』(森田芳光監督)。07年に『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(三池崇史監督)で第62回毎日映画コンクール技術賞を受賞した。著書に『Tribe』(朝日出版社)、『COCUE』(コキュ)、『衣裳術 2』『衣裳術《新装版》』『衣裳術3』(リトルモア)がある。
鈴木親 (すずき・ちかし) 1972年生まれ。96年渡仏し、雑誌『Purple』で写真家としてのキャリアをスタート。『Purple』(仏)、『i-D』(英)、『Dazed & Confused』(英)、『CODE』(オランダ)、『Hobo』(カナダ)、『IANN』(韓)、『honeyee.com』(日)、『GQ』(日)、『commons&sense』(日)、『Libertine / DUNE』など国内外の雑誌で活動。Issey Miyake、United Bamboo、Toga などのワールドキャンペーンを手掛ける。これまでの作品集に『shapes of blooming』(treesaresospecial)、『Driving with Rinko Kikuchi』(THE international)、『CITE』(G/P gallery)、『SAKURA!』(リトルモア)、『新東京』(アートビートパブリッシャーズ supported by FUJIXEROX)など。
michiko kitamura x chikashi suzuki
photography: chikashi suzuki interview & text: tomoko ogawa
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SANFRANCISCO HAT SANTA FE(サンタフェ)BLACK
MADE IN USA🇺🇸
¥13,800(税込¥15,180)
https://shop.colors-store.com/?pid=146865316
SAN FRANCISCO HAT(サンフランシスコハット)のSANTA FE(サンタフェ)、ロングブリムが
特徴のリボン、ステッチ等ない最もミニマムでベーシックな中折れウールフェルトハットです。
オーソドックスな形の中折れウールフェルトハットで、上質なウールフェルトが上品な雰囲気です。
約8.5cmのロングブリムが最大の特徴で遊び心に溢れたお洒落なデザインです。
トレンドのロングブリムは、シンプルながらもこだわりのあるお洒落を演出してくれます。
春夏のパナマハットでも人気の高かったロングブリムのデザインを、秋冬に最適なウールフェルトに落とし込んだデザインです。
秋冬のコーディネートのポイントとしてお勧めです。
トップクラウンは、※センターデント。 クラウンの前部分は、※ピンチフロントです。
ブリム(つば)は、柔らかく、反り上がったデザインです。
※センターデントとは、クラウントップ中央部(Center)に窪み(Dent)を持たせた
スタイルフォルムの総称で、別名『ボルサリーノ』 型とも表現されます。
また、ピンチフロントとは、クラウン前部(フロント)を、つまんだ(Pinch)フォルムの総称です。
帽子(ハット)は、『クラウン』と『ブリム』から出来ています。
『クラウン』は、上の部分、頭にかぶる部分を指します。帽子の全体の印象が決まる場所です。
『ブリム』は、ツバの部分をさします。
全て上向きのものは、『オールアップ』、下向きのものは、『オールダウン』
前が下がり、後ろがあがっているものは、『スナップブリム』といいます。
さらに形の良さ、被り心地の良さは、抜群で初めてハットを被る方にもお勧めのファッション性はもちろん、
実用性も兼ね備えたディテールです。
素材には、高品質でしっかりと厚みのあるウールフェルト100%を使用し、スベリには伸縮性のあるゴム製のスベリが採用されています。
内側のスベリは、伸縮性のあるゴム製で肌に触れる側には、『COOLMAX』が採用されています。 『COOLMAX』は、速乾性にすぐれた高機能ファブリックで、汗などの湿気にも快適に着用いただけます。
ゴム製のフィット感のあるスベリを採用することにより、状況に応じたサイズ感でご利用いただけます。
また、程よいフィット感があり長時間の着用でもストレスなく、疲れの少ない被り心地になっています。
さらに形の良さ、被り心地の良さは、抜群で初めてハットを被る方にもお勧めのファッション性はもちろん、実用性も兼ね備えたディテールです。
SAN FRANCISCO HAT(サンフランシスコハット)の商品は、今では数少ないMADE IN USA(アメリカ製)です。
コーディネート次第で少しキレイめなスタイルにも、カジュアルなスタイルにも自然にきまります。
癖がないので様々なスタイルにお楽しみいただけます。
カラーは、ネイビー / ブラックの2色です。
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