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Morey-Saint-Denis
Chambolle-Musigny
Chambolle-Musigny
ブルゴーニュで最も優美で女性的なワイン。 華やかな香りとシルクの様にしなやかな質感。
シャンボール・ミュジニーは北をモレ・サン・ドニ、南をヴージョに挟まれた人口僅か300人強の小さな村。ブドウ畑は特級、1級、村名すべて合わせて約180haと広くなく、生産者の数も20名に満たないほど。元来シトー修道院に属していた由緒ある畑はいたずらに面積を増やすことなく、他の村と比べても全体的水準が高い高品質なワインを生み出し続けています。 シャンボール・ミュジニーの最大の魅力は、華やかで愛らしい香りとシルクのように滑らかな飲み心地。ブルゴーニュで「最も女性的」と言われる優美で可憐な味わいは、世界中のワインラヴァ―を虜にしています。
繊細で優美な味わいを生み出す特異なテロワール。
シャンボール・ミュジニーのワインのスタイルを決定づける大きな要因の一つは、石灰岩を基盤とする土壌。シャンボール・ミュジニーのエリアは地層深くの基盤層を固い石灰岩が占め、その上の表土も他の村に比べて石灰質が多い傾向にあります。 ワインに力強さを与えてくれる粘土質に対して、石灰質が多い土壌はミネラルを豊富に含んでいるため、ブドウに繊細さやフィネスを与えてくれます。 また、扇状地と切り立った崖から構成される起伏の大きい地形は地層深くまで貫く亀裂が多く、ブドウの樹は石灰岩の層まで深く根を伸ばし、ミネラル分を十分に吸い上げます。 そして二つ目の要因は標高の高さ。シャンボール・ミュジニーの畑は丘陵地の斜面に位置しているため比較的標高が高く、ブドウの熟成を過度に進ませることなく酸を保った状態で収穫することが可能。その豊富なミネラルと酸がシャンボール・ミュジニーの繊細で優美な印象を決定づけています。
北と南でそれぞれ異なる魅力を放つシャンボール・ミュジニー。
そんなシャンボール・ミュジニーのワインの中でも、北端と南端に位置するボンヌ・マールとミュジニーという2つの偉大なグラン・クリュが象徴するように、村の北部と南部ではワインの特徴が異なります。 村の北端に位置し、モレ・サン・ドニのグラン・クリュ「クロ・ド・タール」の南側に接しているボンヌ・マールは、コート・ド・ニュイ北部の村々に倣って比較的粘土質を多く含む土壌。傾斜が穏やかなため表土が厚く、ジュヴレ・シャンベルタンやニュイ・サン・ジョルジュのように肉付きが良くしっかりとした骨格のワインが生み出されます。 一方、南端のミュジニーは、石灰質の岩だらけの「クロ・ヴージョ」に隣接。勾配がきつい斜面のため土壌の層は薄く、地層の石灰岩が表土近くまで迫ってきており、石灰岩由来のミネラルが優美な骨格と緊張感のある気品を持ち合わせたワインを生み出します。さらにそのミュジニーの直下に位置する特級並みの評価を受ける特別なプルミエ・クリュがレ・ザムルーズ。「ミュジニーの妻」とも呼ばれ鮮やかさや華やかさが際立ったそのスタイルは、格別の人気を誇ります。 ほかにも、2つの丘の中間、比較的なだらかなエリアにはプルミエ・クリュが集合しており、美しい果実味が特徴的な両者の中間的なスタイルが感じられます。24もあるプルミエ・クリュに関してはそれぞれの立地により個性を楽しめ、また村名クラスでは一般的に北部と南部のワインをブレンドし、それぞれの個性を掛け合わせたバランスの良いワインが造られます。
https://www.enoteca.co.jp/item/list?_label=6J
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ピュリニー・モンラッシェ
圧倒的な存在感を放つ「世界最高峰の白ワイン」
「世界最高峰の白ワイン」、「白ワインのプリンス」と称賛され、数あるブルゴーニュのアペラシオンの中でも、白ワインの頂点に君臨するアペラシオン、ピュリニー・モンラッシェ 。 ピュリニー・モンラッシェという名前は、ラテン��の地名である Puliniacus と「山」を意味する Mont 「禿」を意味する Rachet、つまり、「プリニアクスの禿山」という言葉に由来しており、かつてこの地域一帯は、ぶどう以外何も生育しない石灰分の多い土地であったということから、「禿山」という名前がつきました。 ピュリニー・モンラッシェ村の起源はローマ帝国の統治時代に遡り、その頃からワイン造りが始まっていたと言われています。 19世紀には、『三銃士』などを著したアレクサンドル・デュマが、ピュリニー・モンラッシェを代表する特級畑「モンラッシェ」のワインを「ひざまづき、脱帽して飲むべし」と称賛したことで知られています。 古くから白ワインの銘醸地であったピュリニー・モンラッシェ。現在では、グラン・クリュ(特級畑)を4区画、プルミエ・クリュ(1級畑)を17区画も有するブルゴーニュ屈指のアペラシオンとして知られており、ワインラヴァーの心を惹きつけてやまない、圧倒的な存在感を放っています。
シャサーニュ・モンラッシェ
ジュラ紀に形成された特異な土壌が生み出す、 リッチで豊満なスタイル。
シャサーニュ・モンラッシェは白ワインの銘醸地としてだけでなく、「優れた採石地」としても有名。パリのルーブル美術館のピラミッドの敷石として使われている大理石など、多くの歴史的建造物にシャサーニュ産の石が使われています。 畑が位置するのは、村の北西部にある「ブラニィの丘」の南東向きの緩やかな斜面。この斜面は日当りが良く、ブドウの栽培に必要な日照時間を十分に確保できます。標高220m~325mに位置する畑の基盤は、全て約1億7500年前のジュラ紀に形成されたもの。標高の上部よりローラシアン期の絶壁、カロヴィアン期の泥灰土の斜面、バトニアン期の石灰岩と続き、区画により石灰質、砂利質、泥灰質、砂質が複雑に交差。この多様な土壌はワインの味わいに大きく影響を与えます。例えば、斜面中央部に位置する泥灰土の土壌から成る、レ・シャン・ガンやラ・マルトロワは表情豊かな味わいに、一方、斜面の最も高い部分に広がる砂利質の畑、レ・カイユレは、繊細な味わいながらも高い熟成能力を備えたワインが生まれるのです。 こうした特異なテロワールから生み出されるシャサーニュ・モンラッシェのワインは、アカシアの花の香りにヘーゼルナッツやアーモンドのニュアンスが伴う甘美なアロマが特徴。口に含むとリッチな果実味と豊富なミネラルを感じる肉厚なボディでありながら、余韻は優しく柔らか。熟成を経ることで、より凝縮感と複雑味が増しハチミツのようなとろみを帯びた妖艶でゴージャスな味わいへと変化します。
https://www.enoteca.co.jp/item/list?_label=68
https://www.enoteca.co.jp/item/list?_label=CSM
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