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pineapple-books · 5 years ago

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小池信行（chilling）

　2010年より逗子・葉山を拠点にマッサージの仕事を行っている小池信行さん。通常の椅子やベッドで行うマッサージだけでなく、ハンモックに揺られながら施術してもらえる「ハンモックマッサージ」も人気だ。整体院やサロン等の勤務経験もあり、確固たる知識と技術を持ちながらも、海外で目にした「feel fee」をきっかけに、ときに自由料金でマッサージも行っている小池さんに、仕事を始めたきっかけから、現在のスタンスに至るまでのお話を伺いました。

20代頭、世界中を放浪しながら投げ銭から始めたマッサージ

ー通常のマッサージだけでなく、各種イベントやハンモックマッサージなど、面白い試みもされている小池さんですが、マッサージを仕事にし��うと思ったきっかけは何でしょうか？

小池：19〜21歳の頃、語学留学をきっかけにオーストラリアに滞在したのですが、その間に2〜3ヶ月かけてアジアの国々を放浪したんです。ラオスやベトナムなどでの過酷な生活に疲れたあと、タイを訪れた際にマッサージを受けたのですが、それがものすごく気持ちよくて感動して。翌日には外国人でも通えるマッサージの学校を探して入学していました（笑）。

ーすごい行動力ですね！

小池：本当にそのときは全く迷いがなかったですね。とくに仕事にするとも全く考えておらず、2〜3ヶ月だけ通ってオーストラリアに戻りました。その後は普通に生活を送っていたのですが、せっかく習った技術も使わなければ忘れてしまう。オーストラリアでは学校以外に肉体労働もしていたので、疲れた同僚相手にマッサージをしたりしましたね。

ー旅をしながら手に職つけられたのですね！逞しい…。留学先でもマッサージをされていたそうですが、帰国してから本格的にマッサージのお仕事をされたのでしょうか？

小池：いえ、オーストラリア留学が終わってすぐには帰国せず、そのままヨーロッパを11〜12ヶ国くらい旅をしました。自分は様々な表現をしながら旅をするアーティストなどがすごく好きで、旅の合間に様々な国で路上ミュージシャンの隣に勝手に椅子と看板を置いて、投げ銭スタイルでマッサージをしたりしましたね。

ーちょっとしたセッションですね！楽しそうです。

小池：隣がリラックスする音楽だとより効果が高まったり（笑）、なんとなく波長が合いそうな相手を感覚的に選んだりしたかな。旅をしている間に色々な国の人たちをマッサージしたのですが、人種によって反応は様々でしたね。骨格が違うからか西洋人は肩こりしないというのは本当だなと感じましたし、マッサージの概念も違うため、足裏を触ることによってお腹や内臓の動きに変化が起こることに驚かれる人や、目に見えない身体の繋がりや東洋医学に興味をもつ人も多かったですね。そして何よりマッサージは言葉のいらないコミュニケーションツールだと感じました。

ーたしかに。ちなみにいきなり海外の路上で投げ銭マッサージを行うのには抵抗なかったのでしょうか？

小池：海外、とくに西洋では「feel fee＝気軽に、感じたままに」といった文化もあり、表現している人に気持ちよくお金を払うのに抵抗がない方が多くて。チップもそうですが、感情に素直というか。逆に帰国してから代々木公園でもやってみたのですが、恥ずかしくてすぐに辞めてしまいましたね（笑）。

「楽しい」「気持ち��い」を大切に既成概念を壊したい

→続きは　https://pineapplebks.thebase.in/items/27383563　にてご覧いただけます✨

小池信行（こいけのぶゆき） 1985年千葉県生まれ。20歳の頃に旅先で受けたタイ古式マッサージに深く感動したことがきっかけとなり、マッサージやボディワークをコミュニケーションツールとして、国境や人類も関係なく、様々な場所や人との出会いを喜びとする仕事であるセラピストの道を歩む。2010年よりハンモックと出会い、リラクゼーションの新しい形としてハンモックマッサージを考案・開発する。現在は神奈川県葉山町を拠点に全国のイベントやホテル、カフェなどジャンルにとらわれず活動中。

HP : hammockmassage-chilling.com instaglum : @chilling

※このインタビューの宇宙料金は発行人に寄付いたします。

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