#3316好美味
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I'm NOT a LECfosi, okay?
translation: who are you saying? talking with my friends bout why Maxie always avoid answering the question and smoothly change the topic to Charlie, so i spend precious 30mins in my life to make this meme... if ur majesty is disturb by this im sorry
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● 源 氏 物 語
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◆源氏物語 これだけ世に知れ渡っていて謎の多いものは無いだろう。 題名一つ定かでない。 二部構成説、三部構成説 或いは四部構成だというものまで入る。 帖数も54帖説が一般的で居なる説を解く人もいる。 巻名も その巻の中で使用されている言葉に由来するもの。 他の巻に見える言葉に由来するもの。 など諸説がある。 成立・生成・作者に関する諸説有る。 源氏物語60巻説 まで飛び出している。 これだけ有名なだけに動機も解からない部分があるという。 「もののあはれ」論がこれに重なる。 藤原氏と源氏の覇権争いの様も呈している。 いろんな人物や事柄を調べてきたけれども こんなのはなかった。 日本は謎の多い国であることは確かなようだ。 だから国学者は面白くてしょうがないのだろう。 はっきりしなければソレを野心として金儲けにも走るものまで出てくる。 考古学などもそういうたぐいの人は沢山居るようだ。 何年か前に捏造して捕まった教授が居たけれども自分の中の鬱憤などを 晴らすためにしたようだ。 学会というところはドコモかしこも個人主義が多いのではないかな。 認めて欲しい 認められないと何か事起こす。 人間らしくて良いけれども度が過ぎると御用学者に成り下がってしまう。 人が社会で生きるのは大変。 大変だけど 者の大切さだけは何時も肝に銘じていて欲しいものである。 素人は解からないものがたくさんあったほうが楽しいものだけど。
一度みなさんもこの妖艶と言うか奥の深い物語に一度足を踏み入れてはどうかな。 ● 5分でわかる源氏物語!紫式部が描く平安時代の貴族社会を解説 2017.10.27 https://honcierge.jp/articles/shelf_story/4808 世界最古の長編小説とも言われる『源氏物語』。 光源氏を主人公にして、作者の紫式部は何を描きたかったのでしょうか。 ただの平安貴族の恋愛ストーリーだけではない、 『源氏物語』を知るための本も合わせて紹介します。 『源氏物語』は平安時代中期の1008年頃に成立した長編小説。 20ヶ国以上の言語に翻訳され、世界的にも高い評価を受けています。 作者は女���歌人で作家の紫式部で、 『源氏物語』は彼女が遺した唯一の物語作品です。 ���よそ70年間におよぶ時代を描き、文字数はおよそ100万、 タイトルのみの「雲隠」を含めて全54帖(巻)から成っています。 (巻数については諸説あり) 登場人物は500人ほどで、彼らの心情に即した795首の和歌が詠まれており、 全帖が紫式部による執筆ではないのではないかという説もあります。 これも諸説ありますが、3部構成と考えるのが一般的です。 第1部:「桐壺」から「藤裏葉」まで。主人公光源氏の誕生と栄光を描いている。 第2部:「若菜」から「幻」まで。光源氏の苦悩と老いを描いている。 「雲隠」:タイトルのみで本文は無し。光源氏の死を示唆している。 第3部:「匂兵部卿」から「夢浮橋」まで。光源氏の死後を描いている。 第3部の最後の10帖は宇治を舞台としており、「宇治十帖」とも呼ばれています。 各帖は1帖完結の構成で、その集合体として長大な物語ができあがっているのです。 光源氏と女性の愛の物語を中心に、紫式部から見た貴族社会に関わる 女性の苦労話、藤原時代の摂関政治などが描かれています。 平安時代の公家文化の遺産とも言うべきこの物語は、 多くの現代語訳がされています。 明治から大正時代にかけては与謝野晶子、昭和に入ってからは谷崎潤一郎など、 著名な文豪も手がけました。 また現代語訳以外にも、現代風に書きかえられた小説やコミックなど、手に取り やすいものが増え、気軽に平安時代の貴族社会に触れることができますよ。 ●源氏物語|日本大百科全書・世界大百科事典 - ジャパンナレッジ https://japanknowledge.com/introduction/keyword.html?i=17 平安時代中期の11世紀初め、紫式部によって創作された長編の虚構物語。 正しい呼称は「源氏の物語」で、 「光源氏(ひかるげんじ)の物語」「紫の物語」「紫のゆかり」 などの呼び方もある。 後世は「源氏」「源語」「紫文」「紫史」などの略称も用いられた。 主人公光源氏の一生とその一族たちのさまざまの人生を70年余にわたって構成し、 王朝文化の最盛期の宮廷貴族の生活の内実を優艶(ゆうえん)に、 かつ克明に描き尽くしている。 これ以前の物語作品とはまったく異質の卓越した文学的達成は、 まさに文学史上の奇跡ともいうべき観がある。 以後の物語文学史に限らず、日本文化史の展開に規範的意義をもち続けた 古典として仰がれるが、日本人にとって��遺産であるのみならず、 世界的にも最高の文学としての評価をかちえている。 [秋山 虔] ●源氏物語について - 和子/源氏物語 http://wakogenji.o.oo7.jp/sonota/genjimo.html 源氏物語は、平安時代中期1000年頃に、作者・紫式部によって書かれた世界最古の長編小説です。 その内容は、帝の御子でありながら源氏という臣下(ただ人)の身分に落とされ、皇位継承権を失った皇子(光源氏)の王権復活の物語で、当時の王朝貴族の華やかなりし時代を背景に語られています。 世界最古の長編小説「源氏物語」入門 http://wakogenji.o.oo7.jp/index.html 「和子/源氏物語」へ ようこそ http://wakogenji.o.oo7.jp/sonota/hajime.html ●「紫式部の人生と源氏物語」(視点・論点) | 視点・論点 | 解説 2016年08月26日 (金) http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/251517.html 『源氏物語』は、天皇の息子・光源氏を主人公に、貴族たちの愛と人生を描いた長編小説です。物語は光源氏の誕生前から死後まで七〇年以上にわたり、登場人物は数百名に及ぶ大作であるとともに、文章の美しさ、盛り込まれた教養の豊かさ、人間洞察の深さなどにより、今なお日本文学の最高峰といわれる作品です。 ●女の大戦略! 紫式部が「源氏物語」を書いた切ない理由 | コラム ... https://www.tm-office.co.jp/column/20160328.html 2016/03/28 そこで今回は、切ない想いが約100万文字、54帖にもわたって綴られた日本最古の(世界最古とも言われている)大長編恋愛小説「源氏物語���に秘められた、千年の謎に迫ってみたいと思います……なんて言うと、きっと多くの源氏物語ファン ... ・ない想いを抱いたら「源氏物語」 切ない想いが約100万文字、54帖にもわたって綴られた日本最古の(世界最古とも言われている)大長編恋愛小説「源氏物語」に秘められた、千年の謎に迫ってみたいと思います……なんて言うと、きっと多くの源氏物語ファンから、こんなお叱りを受けるでしょう。 「えっ、そんな軽々しく源氏物語の謎に迫れると思っているの? これまで数えきれないほど多くの文学者や歴史学者が研究して、まだ分かっていないのに、素人がとんでもないことを言うな!」 もちろん、私も簡単に「千年の謎」を解き明かせるとは思っていませんし、私にできるとも思っていません。ただ、今の価値観をもって作者の紫式部の人生を深掘りすると、「人生がラク」になるヒントがザクザクと見つかるのです。 「紫式部がもし、今どきの女性だったら」――そんな視点で源氏物語が書かれた背景を読み解くと、びっくりするような“女の大戦略”が浮かび上がってきたというわけです。 ※源氏物語の解釈には諸説あります。これから展開する解釈に異論のある方は「こんな見方もあり得る」くらいの大きな心で、お許しいただければ幸いです。 ・紫式部はなぜ、“刺激的な”源氏物語を書いたのか ●源氏物語 (げんじものがたり)とは【ピクシブ百科事典】 https://dic.pixiv.net/a/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E 紫式部による長編小説。最古のライトノベルとか最古の同人誌とかとも言われたりする。
恋愛というある種人間の不変のテーマを扱った作品であることから、近年でも小説やドラマに漫画、さらに恋愛ゲームの題材になるなど、様々なかたちで創作の素材になっている。
「世界最古級の長編小説」であり、時と所によっては「最古のライトノベル」「最古のナマモノ同人誌」等とも言われたりしている。 寝取られ(藤壺)、ヤンデレ(六条御息所)、ロリコン(若紫)と、現代の萌え要素が1000年以上前のこの時代に既にして完成していたことは、特筆に値する。なお、主人公の光源氏が、義母を父親から寝取ったり、幼女を誘拐したりした事については、話の中で、きっちりエグい報いを受けているので、ネタにする際は注意が必要。 政治に関する詳細については作中では少ししかでない。これは紫式部が女房という立場であったためで『源氏物語』には沢山の名前付きの女房が出てくる。 「若菜」は上下巻。巻名だけで本文の無い「雲隠れ」より後は光源氏の死後の話で、「橋姫」から「夢浮橋」までは宇治十帖と呼ばれる。「雲隠れ」を数えず「若菜」上下巻を分けてカウントすることもある また「桜人(さくらびと)」「巣守(すもり)」「輝く日の宮」「狭筵(さむしろ)」などのように現在まで伝わっていないが様々な文献上では現れる帖がある ●源氏物語 (げんじものがたり) 防府歴史用語辞典 平安時代に紫式部[むらさきしきぶ]の書いた物語で、光源氏[ひかるげんじ]を中心に物語が進みます。全部で54巻あります。現在伝えられているものに、青表紙本[あおびょうしぼん]・河内本[かわちぼん]・別本[べつぼん]の3つがあります。 関連項目 防府の文化財「紙本墨書源氏物語」 ●登場人物の系図 - 和子/源氏物語 http://wakogenji.o.oo7.jp/sonota/keizu.html 第1部 桐壺(第1帖)~藤裏葉(第33帖) 光源氏の出生、継母藤壷への思慕、朧月夜との密会露見から須磨への流離を経て、 准太上天皇の地位を得るまでの栄華物語が綴られています。 ・光源氏(ひかるげんじ)父・桐壺帝の第二皇子。母が身分の低い更衣のため、「源氏」という臣下の身分に落とされ、皇位継承権もないままに育てられ、幼い頃から学問をはじ��琴笛に大層優れている。亡き母に大層よく似た継母・藤壷を慕い続けることから、愛の遍歴がはじまる。輝くばかり美しい容貌から光の君と呼ばれる。「源氏物語」は光源氏を主人公とした愛と栄華の物語である。 ●「早わかり!速攻!?源氏物語」 あらすじ 登場人物 - ZTV http://wakogenji.o.oo7.jp/index.html このページさえ読めば、源氏物語の成り立ちやあらすじがわかります。簡単な言葉を使い、1時間以内で読めるように要点をまとめています。登場人物の相関図、全文の現代語訳へのリンク、動画共有サービスによる映画「紫式部 源氏物語」も掲載しています。 ●この人物相関図、直ちに理解できたら神!「源氏物語」。 - ボンボン ... https://blog.goo.ne.jp/lunaluna0x0x/e/3348721a63f929d69ee86b768908e3ca 2015/05/30 こないだのマルガリータ王女だけどよ、近親結婚の例にもれず、 母の弟。つまり叔父と結婚してるのな。 ちなみにマルガリータの母マリアナは、初めはいとこと結婚するはずであったが、 彼が急死したために、その父。つまり伯父と結婚した。 二代続けての「おじ・めい」婚・・・ しかしこのパターンは、何を隠そうこの国の小説にもあった。 それは何かといいやすと・・・ 「源氏物語」。私は「あさきゆめみし」で読んでるけども、まぁエエやん。どっちも同じ。(笑) きょうび、たとえ現代語訳とはいえ、あの長大な王朝絵巻を文字で読み通せる人が そうそういるとは思えない。作者の大和和紀さんには感謝しても感謝しきれない思いだす。 この「源氏物語」は平安時代の上流階級の物語で、 登場するのは帝(天皇)を始めとする超セレブな貴族たち。 私がこれを読んでまず思ったのは、「近親結婚だらけ」・・・・ そう。今のシモジモの者たちには考えられないほど、 当時の貴人たちには近親結婚が当たり前だったみたい。 ●登場人物の関係図・六條院拝見・風俗博物館~よみがえる源氏 ... http://www.iz2.or.jp/rokujoin/jinbutsu.html 書物や絵巻物でしか味わえなかった源氏物語が立体になり、中には光源氏や紫上などの登場人物が配され、リアルに源氏物語 ... 桐壺院崩御後、東宮を守り源氏を後見者とするために自らは出家の道を選ぶ賢明さには、政治家としての資質を窺うことができる。 ●プレイボーイぶりに唖然!光源氏の愛した女性たち一覧 - NAVERまとめ https://matome.naver.jp/odai/2140836521438759901 2018/07/24 ☆現代だったら最低☆ でも一人一人に一生懸命な源氏の、代表的な妻、恋人一覧です。 年齢層やレパートリーの幅広さにも注��です。 ●【あさきゆめみし】光源氏と女性たち - NAVERまとめ 更新日: 2017年11月28日 https://matome.naver.jp/odai/2146072894313503201 源氏物語のマンガ化した「あさきゆめみし」は、 今でも受験生の古典のバイブル的存在です。 源氏は自分の周りの素晴らしい女性たちをどのように思っていたのでしょうか。 ●色んな人が描いてる!漫画「源氏物語」がカオスすぎるwww https://matome.naver.jp/odai/2142544844545464401 2017年05月12日 あの有名な「源氏物語」を題材にしたマンガについてまとめてみました。 「あさきゆめみし」だけでない、 源氏が栗になったりなめこになったりの漫画や、 男女逆転ネタやBLアンソロジーなども。 ●源氏物語/紫式部・光源氏|【あらすじ・解説】を世界一わかりやすく! http://www.xn--t8judv08rzua689koxn.com/2017/12/16/post-3316/ 更新日:2019年6月29日 今回は『源氏物語/紫式部・光源氏』として、
1、「源氏物語」ってどんな物語?(解説付き) 2、【あらすじ】を箇条書きで5分まとめ! の2つを中心に、 ”世界一わかりやすく” まとめていきます。 ●源氏面白あらすじ 桐壺編(光源氏誕生) https://youtu.be/5d8krfp76Ow 2015/11/21 勉強にも対応?? 古文の世界を面白おかしく学びませんか? 学問的な正しさは知りません。 面白くなきゃ勉強じゃない!がコンセプトです。 笑ってもらえれば幸いです。 続き→https://youtu.be/h9swx-DwT80 本文の解説動画→https://youtu.be/7DSjgr5aMwo ●源氏面白あらすじ2(桐壺 光源氏の誕生) https://youtu.be/h9swx-DwT80 2015/11/24 今回は少し短めで作成してみました。 そして、桐壺の巻はこれでおしまいです。 次回から箒木の巻です。 ●3分で分かる源氏物語の大まとめ! 2016/05/09 https://vokka.jp/2729 「源氏物語」は日本最古の長編小説と言われています。名高い傑作であるため、日本人である以上、読んでおくと様々な場で役立つことは間違い無いのはわかっていても、やはり「内容が難しそう」という理由で敬遠してしまう方が多いのではないでしょうか。そんな方のために、源氏物語を大掴みで理解できるよう紹介します。 目次 古典作品は難しいと思われがち 源氏物語 映画化もされた! もっと面白く読むために 平安時代の昼ドラ ●『源氏物語』よくわかる まとめ「源氏が関係を持った女性達」 https://chokochan.com/1719.html 2018/03/02 源氏物語には母桐壺更衣からはじまって、女性がたくさん出て来ます。 特に源氏が元服してからは、 源氏の恋愛を中心に話が進みますので、 恋人が次々に出て、結婚も何度もします。 源氏物語の中で出会ってから亡くなるまでの生涯を遂げている人も何人も居ます。 ●源氏物語登場人物 http://www003.upp.so-net.ne.jp/ocharake/hito1.htm http://www003.upp.so-net.ne.jp/ocharake/hito2.htm Part.1 光源氏 ひかるげんじ 言わずとしれた源氏物語の主人公! 典型的プレーボーイだよね。おまけにマザコン! 容姿端麗、頭脳明晰、お金持ちで、出世して、女性にまめ・・・ こうなれば、もてないわけ無いんだけどね。 でも母親である桐壺が源氏が幼い頃に亡くなってしまったので、 母の面影を求めて、母そっくりな藤壺をずっと、追いかける。 しかし、藤壺は、父である桐壺帝の寵愛姫であったので、 人目を避けて強引に過ちを犯してしまうんだけど・・・・恋は実らず。。。 その後、桐壺&藤壺にそっくりな、紫の上を手元で、自分好みに育てる。 結局、人生においては位をきわめて成功者だったけど、 愛においてはなんとも中途半端な生き方だったような。。 すべての女性に愛されたようで、 その実、誰からも愛されなかったような気がする。 関わった女性たちを傷つけて、 理想の女性を追い求めてさまよう。 金と地位にものを言わせて、いろんな女性に手を出す。 ただし、1度でも関わった女性には、 「誠意」を尽くそうとする。 芸能人で言うなら、”羽賀健二”あたりが近いんじゃないかな?? 彼も「誠意の人」なんて言われたよね。(笑) でも外見のイメージといえば、線が細い感じで、キンキキッズの ”堂本光一”なら、イメージ近いような気がするけどなぁ~ ●源氏物語あらすじ全まとめ。現代語訳や原文を読む前におさらい https://intojapanwaraku.com/culture/2493/ 2019/09/05 目次 源氏物語は世界最古の恋愛小説! 明かされる光源氏誕生の秘密 一帖 桐壺(きりつぼ) 二帖 帚木(ははきぎ) 三帖 空蝉(うつせみ) 四帖 夕顔(ゆうがお) 紫の上登場! 五帖 若紫(わかむらさき) 六帖 末摘花(すえつむはな) 七帖 紅葉賀(もみじが) 八帖 花宴(はなのえん) 屈辱に震える六条御息所 九帖 葵(あおい) 十帖 賢木(さかき) 十一帖 花散里(はなちるさと) 光源氏須磨へ! 十二帖 須磨(すま) 十三帖 明石(あかし) 十四帖 澪標(みおつくし) 十五帖 蓬生(よもぎう) 十六帖 関屋(せきや) 光源氏この世の栄華を極める 十七帖 絵合(えあわせ) 十八帖 松風(まつかぜ) 十九帖 薄雲(うすぐも) 二十帖 朝顔(あさがお) 二十一帖 少女(おとめ) 二十二帖 玉鬘(たまかずら) 二十三帖 初���(はつね) 二十四帖 胡蝶(こちょう) 二十五帖 蛍(ほたる) 二十六帖 常夏(とこなつ) 二十七帖 篝火(かがりび) 夕霧、紫の上に懸想する 二十八帖 野分(のわけ) 二十九帖 行幸(みゆき) 三十帖 藤袴(ふじばかま) 三十一帖 真木柱(まきばしら) 三十二帖 梅枝(うめがえ) 三十三帖 藤裏葉(ふじのうらば) 三十四帖 若菜上(わかなじょう) 女三の宮と柏木の秘密 三十五帖 若菜下(わかなげ) 三十六帖 柏木(かしわぎ) 三十七帖 横笛(よこぶえ) 三十八帖 鈴虫(すずむし) 三十九帖 夕霧(ゆうぎり) 紫の上死す 四十帖 御法(みのり) 四十一帖 幻(まぼろし) 光源氏亡き後の物語がスタート 四十二帖 匂兵部卿(におうひょうぶきょう) 四十三帖 紅梅(こうばい) 四十四帖 竹河(たけかわ) 四十五帖 橋姫(はしひめ) 四十六帖 椎本(しいがもと) 四十七帖 総角(あげまき) 四十八帖 早蕨(さわらび) 浮舟登場! 四十九帖 宿木(やどりぎ) 五十帖 東屋(あずまや) 五十一帖 浮舟(うきふね) 五十二帖 蜻蛉(かげろう) 五十三帖 手習(てならい) 五十四帖 夢浮橋(ゆめのうきはし) 輝く日の宮(かがやくひのみや) おすすめ関連書籍はこちら 源氏物語は、約千年前紫式部によって書かれた世界最古の恋愛小説です。時代を超えて読み継がれてきた大河ドラマである源氏物語は登場人物が多く、今を生きる私たちにとってハードルが高いのも事実。そこで、現代語訳や原文に挑戦する前に頭に入れておきたい全54帖のあらすじをまとめました。ばくっとあらすじを覚えておくと、源氏物語の世界に没入しやすくなること間違いなし! ●『源氏物語』開題-入門編 1998.9.05 http://www.asahi-net.or.jp/~tu3s-uehr/genjimemo.htm 本解説は 『古典講読 源氏物語・大鏡』(角川書店・1998)によります。 入門編 「成立」 作者の『紫式部日記』によれば、寛弘五年(1008)に、『源氏物語』の手稿本が藤原道長の命によって持ち出され、次女の妍子に献上されたことが知られる。同じ頃、一条天皇が『源氏の物語』の朗読を聞いて、作者を前に「この人は日本紀を読みたるべけれ」と感嘆したことから、紫式部が他の女房に「日本紀の局」とよばれるようになった由来を記している。ただし、この物語に関する資料は、この日記の記述のみであり、成立過程等の詳細は一切不明と言う他はない。 「書名」 前記『紫式部日記』に『源氏の物語』と見えている。やや時代は下って菅原孝標女の『更級日記』治安元年(1021)にも、「叔母なる人」から『源氏の物語』が贈られた記述が見えることから、この物語の書名は、主人公光源氏の物語として流布したことがわかる。そもそも、先行する物語でも『竹���物語』『落窪物語』などのように主要人物の名が物語の書名になることは多い。 ●図書カード:源氏物語 - 青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/000052/files/5016_9758.html 桐壺 紫式部 與謝野晶子訳 紫のかがやく花と日の光思ひあはざることわりもなし (晶子) どの天皇様の御代であったか、女御とか更衣とかいわれる後宮がおおぜいいた中に、最上の貴族出身ではないが深い御愛寵を得ている人があった。 最初から自分こそはという自信と、親兄弟の勢力に恃む所があって宮中にはいった女御たちからは失敬な女としてねたまれた。 その人と同等、もしくはそれより地位の低い更衣たちはまして嫉妬の焔を燃やさないわけもなかった。 ●あなたはどのタイプ?『源氏物語』に登場する魅惑の女性キャラからモテるための秘訣を学ぶ【文学恋愛講座#5】 https://pdmagazine.jp/works/genji-monogatari/ 今から1000年以上も前に書かれた長編小説、『源氏物語』。光源氏の心を射止めた女性キャラクターのうち、あなたは誰にあてはまるのでしょうか。診断チャートでチェックしてみましょう! ●源氏物語の世界にどっぷり浸れる「宇治市源氏物語ミュージアム」 https://travel.navitime.com/ja/area/jp/guide/NTJsingle0001902/ 2016/10/13 「宇治市源氏物語ミュージアム」は、平安時代半ばに紫式部によって書かれた長篇小説『源氏物語』をテーマにした日本で唯一の美術館。映像によるあらすじの紹介や牛車や十二単なども展示されています。 三部構成になっている物語の最後の十帖は宇治が主な舞台。「宇治の間」へと続く「架け橋」は平安京から宇治への道中を体感することができ、ゆかりの地として日本最古の恋愛小説『源氏物語』の世界を身近に感じることができます。 ●源氏物語 - Wikipedia http://bit.ly/z2QQE3 源氏物語(げんじものがたり)は平安時代中期に成立した日本の京都を舞台とした長編物語、小説である。文献初出は長保3年(1001年)で、このころには相当な部分までが成立していたと思われる。 度々喧伝されている「世界最古の長篇小説」という評価 一条天皇中宮・藤原彰子(藤原道長の長女)に女房として仕えた紫式部が作者というのが通説である。 古写本は題名の記されていないものも多く、記されている場合であっても内容はさまざまである。 『源氏物語』の場合は冊子の標題として「源氏物語」ないしそれに相当する物語全体の標題が記されている場合よりも、それぞれの帖名が記されていることが少なくない。こうした経緯から、現在において一般に『源氏物語』と呼ばれているこの物語が書かれた当時の題名が何であったのかは明らかではない。 古い時代の写本や注釈書などの文献に記されている名称は大きく以下の系統に分かれる。 「源氏の物語」、「光源氏の物語」、「光る源氏の物語」、「光源氏」、「源氏」、「源氏の君」などとする系統。 「紫の物語」、「紫のゆかり」、「紫のゆかりの物語」などとする系統。 これらはいずれも源氏(光源氏)または紫の上という主人公の名前をそのまま物語の題名としたものであり、物語の固有の名称であるとはいいがたい。 また、執筆時に著者が命名していたならば、このようにさまざまな題名が生まれるとは考えにくいため、これらは作者によるものではない可能性が高いと考えられている。 ●源氏物語の写本 http://bit.ly/yT7dxi 日本の古典文学を代表する作品である源氏物語には数多くの写本が残されている。 日本でも木版による印刷技術は飛鳥時代から存在したものの、それによって印刷されたのは仏典や漢籍に限られており源氏物語のような文学作品は長く「印刷」される事は無かった。 そのために、源氏物語は平安時代中期に著されてから江戸時代初期までは写本でのみ読むことが出来た。 それ以降は古活字本を始めとする印刷本が流布する事になって行く。 ●成立・生成・作者に関する諸説 https://ja.wikipedia.org/wiki/成立・生成・作者に関する諸説 現在では3部構成説(第1部:「桐壺」から「藤裏葉」までの33帖、第2部:「若菜上」から「幻」までの8帖、第3部:「匂宮」から「夢浮橋」までの13帖)が定説となっているが、その成立・生成・作者・原形態に関しては古くからさまざまな議論がなされてきた。以下に、特に重要であろうと思われるものを掲げる。 作者は誰か 通説 紫式部 一条天皇中宮・藤原彰子(藤原道長の長女)に女房として仕えた紫式部が作者というのが通説である。物語中に「作者名」は書かれていないが、以下の文から作者は紫式部だろうと言われている。 『紫式部日記』(写本の題名はすべて『紫日記』)中に自作の根拠とされる次の3つの記述 藤原公任の「源氏の物語の若紫」という呼びかけ。 一条天皇の「源氏の物語の作者は日本紀をよく読んでいる」という述懐により日本紀の御局と呼ばれたこと。 藤原道長が源氏の物語の前で好色の歌を日記作者に詠んだこと。 尊卑分脈の註記 後世の源氏物語註釈書 「 「左衛門督 あなかしここのわたりに若紫やさぶらふ とうかがひたまふ 源氏にかかるへき人も見えたまはぬにかの上はまいていかでものしたまはむと聞きゐたり」 」 —底本、宮内庁蔵『紫日記』黒川本 「 「内裏の上の源氏の物語人に読ませたまひつつ聞こしめしけるに この人は日本紀をこそよみたまへけれまことに才あるべし とのたまはせけるをふと推しはかりに いみじうなむさえかある と殿上人などに言ひ散らして日本紀の御局ぞつけたりけるいとをかしくぞはべる」 」 —底本、宮内庁蔵『紫日記』黒川本 「 「源氏の物語御前にあるを殿の御覧じて 例のすずろ言ども出で来たるついでに梅の下に敷かれたる紙に書かせたまへる すきものと名にしたてれば見る人の折らで過ぐるはあらじとぞ思ふ たまはせたれば 人にまだ折られぬものをたれかこのすきものぞとは口ならしけむ めざましう と聞こゆ」 」 —底本、宮内庁蔵『紫日記』黒川本 「 「上東門院女房 歌人 紫式部是也 源氏物語作者 或本雅正女云々 ��時妹也云々 御堂関白道長妾」 」 —『新編纂図本朝尊卑分脉系譜雑類要集』 紫式部ひとりが書いたとする説の中にも以下の考え方がある。 短期間に一気に書き上げられたとする考え方 長期間にわたって書き継がれてきたとする考え方。この場合はその間の紫式部の環境の変化(結婚、出産、夫との死別、出仕など)が作品に反映しているとするものが多い。 ●物の哀れ http://bit.ly/wDLkRy もののあはれ(もののあわれ、物の哀れ)とは、平安時代の王朝文学を知る上で重要な文学的・美的理念の一つ。折に触れ、目に見、耳に聞くものごとに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や哀愁。日常からかけ離れた物事(=もの)に出会った時に生ずる、心の底から「ああ(=あはれ)」と思う何とも言いがたい感情。
「もののあはれ」の発見 江戸時代後期の国学者本居宣長が、著作『紫文要領』や『源氏物語玉の小櫛』において提唱し、その頂点が『源氏物語』であると規定した。
江戸時代には、幕府の保護、奨励した儒教から生まれた「勧善懲悪」の概念が浸透し、過去の平安時代の文学に対しても、その概念を前提にして議論され語られた時期があった。この理念の発見はそれを否定し、新しい視点を生み出したことになる。
●勧善懲悪(かんぜんちょうあく)http://bit.ly/zT4VzT 「善を勧め、悪を懲しめる」ことを主題とする物語の類型の一つである。 勧懲(かんちょう)と略して使われることもある。欧米圏の文学において「詩的正義」(英: Poetic justice)と呼ばれる類型と比較できる。
善を勧め、悪を戒める倫理規範や、因果応報を説く思想はさまざまな社会集団や宗教でみられるが、本項では物語の類型としての「勧善懲悪」を中心に扱う。
●源氏物語の世界 http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/ 本文、現代語訳を注釈付きで掲載。その他、関連資料を紹介。 定家本「源氏物語」本文の研究と資料 映雪荘 季節の暦(早春 立春から啓蟄まで) ●源氏物語(トップ)http://www.genjimonogatari.net/ 源氏物語入門、源氏にぴったりのステキBGMを楽しんでください。 源氏をわかり易く、 楽しく、映像的に美しく魅せます。 「源氏物語」登場人物、あらすじ、人物系図等、常に 進化し続ける源氏を長い眼でお楽しみください。 源氏物語ホーム トップあらすじ登場人物人物系図あとがきリンク集更新日記メール画面を閉じる ◆源氏物語絵詞・第二図◆ 鎌倉時代、十三世紀後半(徳川美術館蔵) 背景画は、邸内に忍び入った匂宮が縫物をする女房たちのなかに、浮舟を確認する場面である。 図は「源氏物語」浮舟の前半と蜻蛉の一部を合装しており、全三十四紙分(うち白描の挿絵三図)が現存している。 柔軟性をもった格調高い細線を主に、人物の形態を的確に描き出し、頭髪や冠などを濃墨で塗りつめた「白描絵」の中でも最も古風な画風を示している。 本来は冊子本の形態をとっていたが、江戸時代には屏風に貼込まれ伝来し、近年になって順序を正し巻子装に改められた。絵巻ではないが、物語絵の古例として貴重である。 ●紫式部【源氏物語】第1話〜ロイヤルサクセスパニックラブストーリー感動巨編 2019/12/18 https://youtu.be/YYq2Gyp7c1M?list=PLZBrDKKxkxdgY5OEnpFBRQSW2Iv-ZmGTo ●Hoàng tử Ánh Sáng_Hikaru Genji Monogatari Ep1 千年の恋 ひかる源氏物語 https://youtu.be/k83Xk4i7Ubg Hoàng tử Ánh Sáng_ Hikaru Genji Monogatari Ep2 年の恋 ひかる源氏物語 https://youtu.be/t1-nWT6WBBM ●第4話 紫式部が言いたかったこと 【CGS ねずさん】 ��2014/12/04 https://youtu.be/0zfdt9QFmz0 紫式部と言えば源氏物語であり、世界最古の女流文学者と言えるでしょう。 彼女が生涯に詠んだ和歌の中から、一首紹介致します。 しかし最近の解説書では本来の和歌が改変され、意味が変わってしまっています。 和歌の原点は、少ない情報から状況を察することにあります。 ●源氏入門 http://bit.ly/yckL4J 「源氏物語」との出会いのきっかけと、その入門の参考になれば幸いです。 きっと「ぼけない」「若返り」のいいクスリになると思います。 ●源氏物語『源氏物語』原文とその背景を読む http://heian.cocolog-nifty.com/ このBlogでは、基本的に1記事読みきり・順不同で、『源氏物語』の場面解釈や物語に描かれた儀式・習慣、ゆかりの地などをご紹介しています。 ●源氏物語の世界 再編集版 http://www.genji-monogatari.net/ このページは高千穂大学の渋谷教授が公開しているホームページ「源氏物語の世界」を再編集したページです。
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【劇評】高校演劇関東大会(東京会場)全作品レビュー(その1)
11月始めに行われた高校演劇東京都大会の全作品レビューに引き続き、12月29日(木)、30日(金)に東京芸術劇場のプレイハウスで上演された高校演劇関東大会(東京会場)全13作品の劇評です。1日目と2日目の2回に分けて掲載します。
今回レビューに参加したのは以下の6名です。
マユズミヨシズミ(社会人役者・高校演劇ウォッチャー)
中村奏太(大学生)
町田博治(会社役員)
箕浦光(公務員)
片山幹生(WLスタッフ)
友田健太郎(WLスタッフ)
出場校と上演作品は以下のとおりです。
http://tkek.org/2016/11/28/3316
東京:東京都立山崎高等学校『理想という名の偽り』(石澤諒祐作)
東京:東京都立東高等学校『なまちゃんといっしょ』(三輪忍作)
神奈川:桐蔭学園高等学校・中等教育学校『カレハライダーズで待ってる』(田中大河作)
山梨:山梨県立身延高等学校『七人の部長』(越智優作(潤色あり))
茨城:清真学園高等学校・中学校『ひたすら、国道51→6号線。(仮)』(髙木優希作(脚色あり))
千葉:専修大学松戸高等学校『ハブレット』(田村和音美作)
茨城:茨城県立日立第一高等学校『白紙提出』(磯前千春作)
静岡:静岡理工科大学星陵高等学校『あたらしい憲法のはなし』(柴幸男作(潤色あり))
千葉:千葉県立松戸高等学校『見よ、飛行機の高く飛べるを』(永井愛作)
山梨:山梨県立上野原高等学校『575』(加藤さやか・はやおとうじ作)
静岡:静岡県立三島北高等学校『ラフ・ライフ』(新堀浩司作(潤色あり))
東京:早稲田大学高等学院『死神』(早稲田大学高等学院演劇部作)
神奈川:神奈川県立大船高校『戦記 空より高く』(のまさとる作)
審査結果は以下の通りでした。 http://koenkyo.org/?page_id=3791 最優秀賞 茨城県立日立第一『白紙提出』作:磯前千春(全国大会推薦) 優秀賞 山梨県立身延『七人の部長』作:越智優 潤色:スズキユウジ 専修大学松戸『ハブレット』作:田村和音美 静岡県立三島北『ラフ・ライフ』作:新堀浩司 神奈川県立大船『戦記 空より高く』作:のまさとる
【総評】 まずは年末、学校も劇場も仕事納めが済んだ中、大きな大会の運営に当たった演劇部関係者の皆さんに感謝したいです。都大会でも導入されていた予約システムですが、最初はバタつきもあったようですが、随時対応していて2日目には待ち時間もだいぶ少なかったかと思います。全国大会は別として、地方によっては半数ほどしか埋まらない大会もありますから、関東、東京ならではの難しさかなと思います。一方で観客、特に高校生など関係者以外の観客も多いので、大会としての講評以外にも様々な感想、劇評が流れてきて、出場校がうらやましくも感じます。 これも今回の関東大会に限らないのですが、各都県の代表はそれぞれの大会の傾向をうかがわせながらも、結果的にバラエティ豊かな演目になるのは高校演劇の大会ならではの面白さではないでしょうか。(マユズミヨシズミ)
南関東大会は、昨年に引き続き二度目の観劇になります。全体としては、演技演出レベルが安定して高く、観やすい上演が揃っていました。プレイハウスのような大きな劇場では、言葉をきちんと客席まで届けるという単純なことでも、日頃の練習の成果が大きく関わってきます。それがどの高校さんもしっかり出来ているというだけでも、やはり関東ブロック大会に上がってきただけあるな、と。一方で、他の高校演劇のブロック大会で多く使用されているようなホールと比べて、自分たちの世界をそこに作り切れない面もあったのかな、とも感じました。簡単に言えば劇場の持つポテンシャルを活かせているかどうか、その点でやや物足りなさを感じてしまったのも事実です。とはいえその場 所で、その時に、必死にそれをものにしようとし、伝えようとする姿は何ものにも代えがたい魅力を持っています。この60分を終えたら、もう二度と上演出来ないかもしれない。そんな一瞬の輝きに満ちた舞台たちは、また来年も観に行こう、と思わせてくれるものでした。(中村奏太)
先ず、素晴らしい大会運営をしていただいた現場の東京都高等学校演劇連盟の皆さまと実行委員の高校生の皆さまの臨機応変な対応��感謝を申し上げます。 今回ある学校の作品を観終わって、その素晴らしさを誰かと共有したいとロビーで知り合いを探し、ある戯曲家の方が知り合いの方に滔々といかに作品が素晴らしかったか述べておられ、また全校観たあとで数名のシアターゴーアー達がベストに選んだ学校は優秀校にも選ばれませんでした。演劇の審査は、ロックと能楽を比較して優劣を決める様なものなのだと思いますし、あるいは高校演劇の大会では審査基準が無い、いや審査基準などは作れないのかも知れないですが、当然審査員の判断によって結果は違ってきますね。 良かったと思う作品を心に残してゆきますが、選ばれなかった学校に我々の気持ちを何とか届けられないのか。取り敢えずはこのWLのレビューを読んでもらえればと思います。 また、東京都大会で12校観て、そこで選ばれなかった高校、あるいは地区大会から都大会に進めなかった学校の作品の中に今回の南会場にいてもおかしくないものが何校かありました。 今回は13校中、生徒創作の作品が5校でしたが、どの生徒創作も素晴らしい作品で高校生達の才能に驚いています。(町田博治)
演劇部の高校生はどのようなことを考えているのだろうかと考えてみたくなった。舞台から感じたものは、表現願望が強く創造力があり未来を夢見て舞台では弾けるが、実際の高校生活では地味で堅実な思考しているというものである。表現はハチャメチャでもそこには冷静に計算されたものがある。そしてそれを生身の高校生が演じることによってはハチャメチャさと計算されたものが別なものとして生まれ変わっている。そのベースは高校生の溢れ出る生々しい感性だと思った。全て見応えがあった。ちょうとした動作やセリフのイントネーションが今の彼らを表現している。またどの舞台を取ってもチームとしての持ち味がにじみ出てくる。観ていて芝居を作り上げている彼らの背景を探ってみたくなる。たとえ脚本が他人のものでも、彼らの表現したい感覚がビンビン伝わってくる。それぞれに引きずりこまれ、今まで気にしていなかった表現の可能性を教えてくれた舞台であった。(箕���光)
二日間で13本の作品を見た。60分の上演時間、出演者は高校生のみという制限のなかで、高校演劇は実に多様な演劇のかたちを見せてくれる。地区大会から勝ち上がり、関東大会に出場した13校の作品はいずれも個性的な趣向があり、高校演劇という制限が逆説的に演劇の可能性の豊かさを拓くものになっていた。また高校演劇関東大会では、コンクールという一回きりの上演の機会に賭ける高校生たちの熱意が凝縮されている。舞台から彼らの感情、緊張感、集中力が放出され、それを観客も感じとり、会場全体が何ともいえぬ高揚感で満たされる。こんな濃厚な演劇の時間はそうそう味わえるものではない。 関東大会は東京芸術劇場���レイハウスでの上演だった。入場無料ということもあり、予約したものもの無断でキャンセルという観客も多かったはずだ。にもかかわらずおよそ800人の観客を15分ほどの各演目間の時間に総入替えし、各演目ごとに座席指定のチケットを発券するというシステムは非常に優れたものだった。おそらく高校の先生方を中心にボランティアで運営が行われているのだと思うが、この大規模な大会を大きな混乱なく遂行した運営スタッフの方々を大いに賞賛したい。(片山幹生)
都大会を見たあとで関東大会を見ると、やはり違いが目につく。東京外の高校の作品は東京の高校の作品に比べテンポが若干ゆっくりしているように感じた。また洗練度でも落ちると感じたこともあったが、一方でとても洗練された作品もあったので、作り手がいかに情報に向き合っているかによるのだと思う。 もちろん洗練されていること=作品として優れていることだとは言えないが、卒業後も何らかの形で演劇に携わりたいと思うのであれば、情報に敏感である方が有利だということは否定できない(これは全ての分野で言えることだ)。日立第一高校の作品に見られるように、東京から流れてくる情報と自分を取り巻く状況のギャップに意識的であることが大きなパワーを生むこともある。 千葉県立松戸高校の「見よ、飛行機の高く飛べるを」が無冠に終わったのは残念だ。自作の作品が高く評価されるという傾向があるのかもしれないが、上演の完成度、力強さでは群を抜いていたことは一言しておきたい。 なお、すべての作品の上演時に会場にいたのだが、自分の体調が安定せず、評が書けなかった作品があったことをお断りしておきます。(友田健太郎)
【都立山崎高等学校】理想という名の偽り 石澤諒祐(生徒創作) ・「友達って何?」という思春期の人間にとってはとりわけ切実な問いかけに、演劇という手段で真摯に向き合った意欲的な脚本だった。偏狭な理想主義の行く末として、この作品は連合赤軍的な状況まで描き出す。友達がいないという状況を高校生はどう受け入れることが可能なのか? 1本のスポットライトだけで主人公を照らすことで、彼の孤独を残酷に表象する最後の場面の演出が印象的だった。プレイハウスの広い舞台はもてあました感じがある。緊張のためか俳優の滑舌が悪く、台詞がよく聞き取れない箇所がかなりあったのも残念。脚本のパセティックな面だけが強調されすぎていて、見ていてちょっとしんどい舞台になってしまった。(片山)
・友達を作るためのサークルに入ると4つの条項の契約を結ぶ。理想の友達となるため、条項の1つは「サークル外の人と友達になるな(繋がらないクローズの世界に縛る)」とする。友人部は学校の大半が部員になるまでに膨張するが、やがてある部員の自然にできた友達のことがサークルにばれ��暴力化しカルト教団化した部は破綻していく。 大昔に高校生だった者としては、時勢や社会情勢による、生徒同士の関係性にも、変化があり、実感として受け取れず理解が及ばなかった。ただ伝えようとしていた恐れ、狂気は受け取れた。 机と椅子が置かれた学校の部屋。場面は照明と役者の移動で上手く切り替えられていた。声が伝わってこないので台詞が聞き取りづらく、前半は話しが拾えず繋がらなかった部分があり、叫ぶシーンも台詞が聞き取りづらかった。(町田)
・実は地区、県大会でもよく見かける、高校生の心情、思想をダイレクトに反映した生と創作戯曲だったと思います。自分たちの実感を反映して舞台に載せていると思うと、観る側に残すものがあります。一方で演劇的に面白くするのは難しいとの印象にもなりがちです。その子の心の中の変化をそのまましゃべらせたりするなど流れが単調なものが多いせいでしょうか。この作品は関東大会まで来るという事で、演劇的な見どころも多いな、と思わせる瞬間がありました。部員が少ないためでしょうが、登場人物4人でこの世界観を面白く作っていたと思います。特にラスト、元の友人と別れる際の照明が印象的でした。(マユズミ)
・「友達ってなに?」というよくあるテーマに一石を投じるような作品だと思いました。私が以前よく観ていた大阪の中学演劇部ではかなり多くの学校が扱うテーマでしたし、高校でも少し見られます。序盤こそライトノベルのような展開も見せますが、それはどんどん狂気に満ちていく。裏切り者の発生によって暴力事件にまで発展する友人部。設定やストーリー自体は映画などに類似作はありそうですが、雪山シーンの空間の使い方やラストのスマホの光など、観客の心を舞台に引き込み心を揺さぶる工夫が光っていて、演劇として強い力を持っている作品だと感じました。(中村)
【都立東高等学校】なまちゃんといっしょ 三輪忍 ・今後30年に70%の確率で大暴れするという巨大ナマズ「なまちゃん」のひげと同居する高校生たち。ひげが横たわる教室のシュールな光景、中に人が入っているらしいひげの動きなどに目を見張った。首都直下巨大地震の可能性(30年に70%!)とどう折り合いを付けるかというテーマをこのような形で演劇化したアイデアは素晴らしい。ダンスなどの弾けるエネルギーも魅力。だが、女性教師が男子生徒と交際し妊娠しているというくだりが未消化に終わるなど、全体の仕上がりに課題が残った。(友田)
・地震との共存を描きながら、「ゴジラ」や「君の名は。」などの時事ネタ、髭ネタで ETを挟み、歌、ダンスと音響も良く、飽きさせない。俳優の立ち位置も良く計算され、台詞、動作が間で活かされる。堤さんの怪談話、準備した文化祭のセットの破壊シーンなどの���出も良かった。小木君の法螺貝! 髭が暴れたことで文化祭が中止になり、転校することになった本田さんがクラスTシャツを自分の鞄にそっと仕舞う演出! 彼女が静かに去ったあと、転校生の小木君がうんと頷き、踵を返して仲間のところへ戻るシーン、本田と転校生との実らぬ淡い恋に涙。地区や都大会のときには女性教師と男子生徒役の3年2人の演技が際立っていたが、今回1年生の演技の進化に驚いた。(町田)
・この作品は地区大会でも拝見しています。話を知っているからか、色んなシーンで涙が出てきてしまいました。エンタメテイストに日常の楽しさを描いていて、その中にもやはりどこかおかしな点があることも意識される。楽しさの記憶の蓄積から、ふとした静かな瞬間がとても心に響く。どうしたって私たちはここにいて、日常はそう続いていて、隣り合わせに生きていかなきゃならない。決してそれはマイナスばかりじゃなくて、みんなといるこの場所が好きで、できることならずっとここにいたい。静かに音を立てる小さな愛の結晶と、ここに在る私たち全てを肯定する大きな愛。場所と存在の愛おしさを強く感じた作品でした。(中村)
・東高校、三輪さんはセリフない印象的なシーンが多いなと思います。過去に観た「桶屋はどうなる」も幕開きで小さい装置が動いて世界観を分かりやすく示していました。今回も「なまちゃん」の存在で芝居の中身を分からせてくれました。明らかに「地震」の具現化したなまちゃんとの日常は風刺的で面白くも地震が起こったら、ということを想起させました。さらに「地震」を綺麗に見せられると意表を突かれてさらに強く問いかけてきました。一方で先生の妊娠問題が加わって、深刻な展開になることが避けられた中で、やりとりのおかしさを感じつつ、状況の深刻さから目を背けずに観る事ができました。 ラストも他の子が日常に戻る中、一人転校していく子をずっと見ている様はとても切なく感じました。(マユズミ)
・とある高校の教室が舞台。巨大なへびのしっぽのようなものが教室のなかに入り込んでいる。教室を横断するように伸びる黒いしっぽは、なまずのひげだった。学校のプールに巨大なまずがいて、そのひげがこの教室までのびているのだ。巨大なまずという不条理な存在は『シン・ゴジラ』を連想させる。なぜだかわからないが突然、日常のなかに入り込んだ巨大な怪物。ゴジラがそうであったように、このなまずはゴジラより直接的に、震災および原発事故のメタファーとなっている。高校生活の情景をコント風に処理するやり方は手慣れた感じ。芝居はひたすら明るくかしましく勢いがある。群舞のシーケンスを劇中でうまくとりいれていた。(片山)
・転校生が入ってきて、なまずと一体化した空間を再構築してみせる物語。なまちゃんとは教室に同居している大なまずの髭。本体はプールに居るが、髭が���室に入り込み時々動く。ハテナだがいっしょにいることが自然な設定として受け入れてしまえる。七人の役者のちぐはぐなポジション取りが一味違った舞台空間を創り上げる。そしてセリフなしの不思議な間が空間を広げる。身体を精一杯使った踊りもあり、SFチックで理屈なく楽しめる。(箕浦)
【桐蔭学園】カレハライダーズで待っている 田中大河(生徒創作) ・屈託のない若者たちの話かと思いきや、彼らは難病と闘う病院内の学級の生徒であることが分かってくる。十代にして死と直面する少年たちの葛藤と友情をリリカルに描いている。「青春とは強くなることだー!」といったセリフを大声で叫ぶことに、今の若者もカタルシスを感じるのだと発見して驚いた。制作意図と姿勢の真剣さは疑えないし、多くの観客にも訴えかけただろうが、それでも全てはこの作品が終わった地点から始まるという思いはぬぐえなかった。(友田)
・かなり話が進んでから舞台が病院内学級と判る。4人の仲間との繋がり、恋愛とも向き合い、青春をもがく姿をテンポよく、間も取りながら描く。坂本龍一の音楽がシーンと溶け合う。仁を始めとし役者は皆上手い。笑いの地雷も満載。ただ途中少し間延びしているかなと思えた。 織姫と彦星は必ず会えるだから我々もだ、輪廻転生、枯葉がアオハライダーズになることを望みながら生きるが、ただ一人病に打ち勝ったマサムネの20年後の最後のシーン、マサムネが、実像ではなくシルエットとなった20年前の4人の仲間との会話シーンが素晴らしかった。その場でジャンプしてから走り出すコミカルなパターンが最後に効いていて、泣き笑い。(町田)
・どこかの高校のサークルの一室。男子高校三人が陽気に脳天気に高校生らしい青春を楽しんでいる様子。三人の高校生ののりのよさ、動きの面白さ、間のとりかたのたくみさで観客席は沸く。このどこにでもいそうな高校生たちが皆、実は治療法のない重病を抱えていることが途中からわかる。近づきつつある死を予感し、その不安をふりきるために、彼らはカレハライダーズというチームを結成し、精一杯普通の高校生らしい青春を謳歌しようとしている。前半の喜劇的で明朗な芝居が、彼らの不治の病が観客に明らかになったあとの後半の悲痛な芝居と対比になっている。前半にさんざん騒がしい演技で笑わされてしまっただけに、後半の悲壮さがたまらなく迫る。ベタベタの悲劇をまっとうなやりかたでまっすぐ上演した舞台だったが、物語にすっかり乗っかってしまい見ながら泣いてしまった。(片山)
・質の高い青春ものは観客として楽しく観れます。高校演劇における部活・仲間もの、青春ものの最大の強みは自分たちに近い役を演じるため、その身体性や部活動��取り組む青春、みたいなものが相乗効果で現れる事ではないかと思います。 全体的に過剰なやりとりが多かったのですが、それも死の裏返しと自然に観ることができました。最後は山だらけで終わりどころが難しい中で、今につなぐ、という形を選択したのかなと思います。(マユズミ)
・イケメンの男子が出てきて、セリフや動きは今の17歳のリアル感がたっぷり。テンポよく展開する。しかし話が進むにしたがって彼らが、治療困難な病気を背負い、施設(病院)で生活しているのが明らかになる。テーマが重たいのにやっと気づくギャップ。彼らは短い一生を充実して生きるために「カレハライダーズ」を結成する。しかし流れ星のように一人ひとりと欠けていく。そして治癒したものは次へとつなぐ架け橋となる。悲しいけど続けることと、前に進む事の大切さを考えさせられる。(箕浦)
【見延高校】七人の部長 作:越智優 ・『12人��怒れる男たち』のフォーマットに則った会議の劇。剣道部、陸上部、文芸部、演劇部など七つの部の部長たちが予算案について意見を戦わせる。予算の少なさに不満を持つ文化部と、話し合いを面倒がる運動部。違いを乗り越えて相互理解に至る過程を描く。生徒会長兼手芸部長の男子生徒、アニメ声のアニメ部長など個性的なキャラクターの書き分けも楽しかった。一方で面白げな脱線がかえって単調に思えるところもあり、「出はけ」なし、室内の会話だけで一時間の作品を作る難しさも感じた。(友田)
・生徒会室に7つのクラブの部長が集まっての各部への予算配分の会議を描く。静かな演劇そのもの。役者の個性を活かして会話が展開するが、場面の転換もなく会話劇だけに役者の技量が求められるが、厳しい状況をこなしていた。机を集めてそれを囲む形で生徒会長以外の6人が座るので、客席に背を向けて座る役者がいる。全体の配置は上手と下手にも椅子や机を配してバランスを取っていたが、後ろを向いている役者の声が聞き取れない時があった。真ん中にデスクと言う同様の舞台設定だった青年団・無隣館の『カガクするココロ』『北限の猿』でも背中を向けていたのは一瞬だったと思う。最後に部室の窓が夕焼けに紅く染まる。劇中、関東の高校演劇界で有名な工学院バッグが登場していた、ただし去年の黒バッグだったが。(町田)
・各部にわりあてられる予算を巡る会議のため、生徒会長(男性は彼一人。この生徒会長は手芸部部長でもある)と文化部3名、運動部3名の部長が集まる。先生たちが作った予算案の承認を求められているのだが、その案では運動部には大きく予算が取られているものの、文化部の予算は少ない。予算案を巡る密室会議もの。『十二人の怒れる男』を連想する。部長達は生徒会長のリードのもと、予算をめぐって議論を始める。生徒会長役は丁寧語で話すがひょうひょうとした雰囲気を持っている面白いキャラクターだった。その中性的な物腰、言動に味がある。柔道部部長とアニメ部部長の対立ぶりも可笑しかった。(片山)
・役者の個性の絡み合いが絶妙のテンポで展開される。スピード感があり最後まで芝居の楽しさを満喫させてくれる。7つの部活の責任者が来年度の予算配分を決める会議に集まる。運動部、文化部等の特徴をセリフの投げ合いで表現する。彼らは決められた配分はおかしいと気づき、やり方自体を変えようとする。結局何も変わらず井戸の中の蛙的だが、見終わった後の充実感が勝り面白かったと唸らせる。(箕浦)
・高校演劇における名作品戯曲だけに、きちんと作られればそれだけでとてもよくできた芝居として観れます。本来は全員女子として設定されていますが、今回は会長を男子に設定していました。男女比の関係などでそういったことは起こりうると思うですが、今回の上演では違和感なく一員としているな、と感じました。一方でほかの女子部長たちとの距離感、孤独感が強まったのではないかな、と思います。(マユズミ)
【清真学園高校】ひたすら、国道51→6号線。 作:髙木優希 ・これはシーケンスの繋がり方が唐突で、私にはわかりにくい作品だった。冒頭は印象的だった。中高一貫の名門校に入った男の子のモノローグが続く。スポットライトのこの一人芝居を演じた男の子役(名前からすると女生徒が演じていたようだ)の動きがばねのようにしなやかで美しい。ほとんど音楽を使わない、そして暗めの照明のストイックな演出のなかで、この男の子の妄想やら回想やら飛躍したシーケンスが続き、その混乱のなかで観客はこの男の子とともにふりまわされる。最後は車に乗って、51号線から6号線へと移動し、彼は福島第一原子力発電所事故に伴う帰還困難区域の瓦礫のなかに行き着くのだが。震災後の原発事故がもたらした混乱と不安を、原発の存在を東京以上に意識せざるをえない茨城で生活する高校生が真摯に演劇として表現しようとしてきたことは伝わってきた。(片山)
・高校生にしては抽象的で高度な構成。女子高校生の緊張感を持続しての演技には驚かされ、レベルの高さを感じる。しかし震災を題材にしているらしいが、何を言いたいかは観客の理解力に委ねられるため、正直観ていて苦しいところがある。そのため面白いかは立ち位置の違いが明確に現れ、意見が分かれると思う。自分としてはすごいと思うものの、勉強不足でよくわからなかった。(箕浦)
・地図でフジヒラが走った国道51号線から6号線を辿ってみた。千葉から鹿島灘を上り、水戸で6号線に合流、更に北上すると福島第一原発。彼は何を見たのだろうか。私自身この作品を一度だけでは受け取り切れなかった。刑務所のシーンでケーキ、刑期なの?もう一度観てみたい。脚立で舞台を切り取る工夫。 観たあとに清真学園の生徒の方に話しを伺い、少し確認できた部分があった。フジヒラ役の男子生徒、観ていてあの役者は女子生徒だなと思っていたが確証を持てなかったが、確かに女生徒さんでした。騙されそうになるくらい彼女を始めとし役者が上手かった。 フジヒラがひたすら51号、6号を走って行き、富士と筑波山が現れ、福島にたどり着く、震災の被災者としてなおさら、心うたれるモノは感じ取れた。そしてそこには未だ自宅に帰宅できない人たちがいる事実を伝えてくれていた。(町田)
・2011年の都大会で話題になり、戯曲も読んでいるのですが、東日本大震災後の東京の一高校生の衝動を反映した、現代演劇らしい作品だと思います。2012年3月の再演を観に行きましたが、役者としての荒さがかえってこの本の混沌とした心理を反映していてとても魅力的な舞台だったのを覚えています。 この演劇部は身体性が高い集団で、今回の上演もとてもきれいに上演されていたと思います。ただ、元の上演を知っていると物足りなさを覚えました。全体的に熱量が一定になりがちだったのもありますが、何より男子の衝動に以上の何かをもっと提示できたのではないかなと思います。(マユズミ)
【専修大学松戸高校】ハブレット 田村和音美(生徒創作) ・タイトルの「ハブレット」はもちろん「ハムレット」のもじりである。「ハムレット」の? To be, or not to be, That is the question ?というあまりに有名な文句が、語呂合わせの連鎖による有機的に繋がりによって、「今、ここにいる」彼らのリアルの中で説得力のあるメッセージとなる。劇中で展開される「いじめ」によって「ハブられる」状況のリアリティや高校生活の風景は当事者である生徒創作ならではのリアリティがあった。ロールプレイによる他者の体験の想像をいじめの再現場面で使い、それがその外枠の演劇の問題とつながっている。演出はめりはりがあってリズミカルで、心地よいテンポと明朗さが高校生の観客の心をつかんでいた。恋愛といじめという定番的で切実な高校演劇テーマを、シェイクスピアという古典を切り口にあざやかに描いた傑作だった。(片山)
・壁に斜めにかかった黒板に大きく「To be or not to be. That is the question」。ポップな感覚あふれる色鮮やかな舞台装置が素晴らしい。学園コメディの軽やかなトーンを維持しつつ、いじめについてのストーリーを展開。戯曲・演出とも極めて高水準だった。主人公・公子のキャラクターの魅力も大きく、独自の世界を作り上げていた。それだけに敵役・黒田明日香が公子の会社の「平社員」になるという結末にもやもやを感じたが、観客にそこまで真剣に考えさせる力を持っていたとも言える。優れた作品であることに違いはない。(友田)
・いじめがモチーフとなる作品。作品に力を感じた。英語の授業での劇中劇、公子はハムレットの台詞を棒読みし、先王の復讐を遂げてゆく。この劇が重厚さを見せていて、ギャグに繋がり、緩急を付け、ハムレットの名台詞をしっかり展開させ、飽きさせない。 演劇部の部長をハブる明日香役が本当��憎らしく、しかし外面は良い子という難しい役をこなしていた。公子と先生、ママも脇の男子2人組や女子生徒、みんな上手い役者がそろっていた。 公子が、思い付いたハブられ代行業を始める。復讐じゃあだめだ、復習だってことで、いじめている人にいじめシーンを再現して反省を促す。 最後、明日香自身、納得しきれないけど少し逡巡して仲間に戻るという展開だったが、瞬時に改心する部分が淡泊。あそこまでこじれている性格、そんなに簡単には改まらない。あそこでの To be, or not to be.って明日香が逡巡する様なシーンがあればなと。それにしてもこれで生徒創作なんだと感嘆した。(町田)
・過去にもシェークスピアを題材とした作品で関東大会に参加するなど、レベルの高い部なんだろうな、と思います。実際にオープニングのダイジェスト版ハムレットも演技、衣装はちゃんとしたもので、椅子を叩いての進行は語り物のようでもありました。 割と分かりやすく演劇部を悪者として設定したのも、最終的にリアルな人間関係というより説経的な終わり方になったのも、いかにも演劇的にはぶることとハムレットを扱ったと分かりやすく示していたのではないかと思います。(マユズミ)
【日立第一高校】白紙提出 磯前千春(生徒創作) ・今回の上演のなかで最も独創的で完成度の高い作品だった。ギャグのパターンとその扱い方についてはそうとう研究していることがうかがえ、その笑いのセンスは素晴らしい。絶妙の間、そして外し方、狙い所。エロ本や変態も笑いにしているのだけれど、その処理のしかたが洗練されているのでえげつない感じは皆で、さらっと笑える。主人公の男の子の変態性だけでなくて、女の子の性への関心、変態嗜好も提示しているのも秀逸な視点だ。誰もが抱えているだろうちょっとした変態的嗜好、変人性を堂々と作品のなかで提示することで、逸脱を大らかに肯定しているような作品だった。内的独白の場面、劇的時間の止まっているときにダンスでその心象風景を表すという手法も効果的だった。俳優も自分の役割をしっかりと理解し、演出に答えていた。あの意識の高さはもう「プロ」なみと言っていい。(片山)
・戦ぐカーテン、そして風鈴。一服の清涼剤が如く、これが良かった、それも忘れた頃に戦ぐ。 5人の高校生のある夏の日と男子生徒の葛藤がメリハリを利かせ描かれる。男子生徒の家に夏休みの課題をやりに、お調子者の男子(役者は女子生徒なんですね。騙されました)と女子3人が訪れる。彼の部屋では、夜な夜な、過去、栄光を手にした時に着ていた女子アイドルのミニの衣装がゴミ箱に捨てられ、また箪笥に戻される。 気持ち悪いってことだけど、他人に見せたくない部分って誰にでもある訳で、それが女装なところには引っ掛かる訳だけど(女装が趣味ではなく、過去の栄光に縋っているに過ぎないのだけど)。 彼が好意を寄せる���子も実は彼のことが好きで、彼の使ってる枕に顔を深く埋め、彼がエロ本を隠してあるのを見つけて驚き、安心する。あの変態性の断片を描くところが効いていた。お互いに思いを伝えられない青春のもどかしさも。 ギャグ、笑いの地雷満載だけどシリアスに、演出、構成良し。照明、主人公の葛藤をテキストで部屋に投影も良かった。前原家の彼の出入りが少し雑だったかな。(町田)
・中学の学園祭で女装して踊って以来、その感覚が忘れられず、毎晩のように自室で女装して踊っている高二の紘生。思いを寄せるかえでを含む男女四人の友達が、夏休みに家にやってくる。紘生が隠しているエロ本や学園祭の衣装を発見し……。爆笑コメディ。キャストもよかったが、脚本と演出には実に非凡なものを感じた。緩急のリズム、からっとした笑いにわずかに混じる不安やペーソス、大事なことほどさりげなく伝える品のよさ。シュールな家族が一瞬だけ出てくる設定、映像の使い方も秀逸だ。作・演出の生徒には卒業後もぜひ芝居を続けてほしい。(友田)
・この作品は今年、何本か高校演劇でも見かけた性意識という題材に挑むのかなと思い、行動の裏を追いかけていたのですがちょっと違いました。男女という性意識以前に個々の趣味嗜好にだって様々な形があると気づかされました。いや、当たり前のネタとして、そういう変態性って普通に扱われるネタのはずなのにこうやって出されるだけで、自分の固定観念をずらされるような感覚を持ちました。もしかしたら男の子が好きなのかもしれないし、ただ自分を認めてほしいだけなのかもしれないし、そういう手前の状態で葛藤する高校生とそれを受け入れてくれる人がいるという気づきがこの作品の描こうとしたものと分かり、とてもいい芝居だったと思えました。(マユズミ)
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又做了小手工,嘻嘻……很适合不会画画又不会写文的我。打算贴床边一整圈。
现在就是非常期待下一场大奖赛的状态~虽然很胆小不太敢看但想到豹豹猫猫要见面我就很期待很激动💗
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