#青の凶器
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m12gatsu · 1 year ago
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無問題
空が青ざめている。金木犀の匂いで回帰する記憶は全部にせもの。パレスチナって口に出していってみる。冷えて硬くなったからあげの思い出。アルミホイルを噛んで交信。雨が空の泣き顔なら、夕焼けは怒り、恥じらい。曇天はぎこちない愛想笑い。よなよな布団を起き出して、光が黄色っぽいトイレで放尿してる。顔の輪郭の歪む音が、パニック発作の合図だった。大学辞めた女のこと。傷だらけの手首、かいな、二の腕。スマホの画面の明かりが、お前の顔を照らしてたよ。真っ暗のワンルームで、乾いた足の裏と、フローリングの擦れる音がしたよ。製氷室を静かに開けて、氷をバリバリ食んで。電話の先で、鼻を啜って泣いていた。神は黄色かった。悪魔は赤かった。凶器と、狂気と、俺の持っていた全部。ポケットは空。ロケットは空。密度の問題。距離の問題。あんたと俺と、間柄の問題。
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fukagawakaidan · 3 months ago
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「お化けの棲家」に登場したお化け。
1、骨女〔ほねおんな〕 鳥山石燕の「今昔画 図続百鬼』に骨だけ の女として描かれ、 【これは御伽ぼうこうに見えたる年ふる女の骸骨、牡丹の灯籠を携へ、人間の交をなせし形にして、もとは剪灯新話のうちに牡丹灯記とてあり】と記されている。石燕が描いた骨女 は、「伽婢子」「牡丹灯籠」に出てくる女つゆの亡霊、弥子(三遊亭円朝の「怪談牡丹灯 籠」ではお露にあたる)のことをいっている。これとは別物だと思うが、「東北怪談の旅」にも骨女という妖怪がある。 安永7年~8年(1778年~1779年)の青森に現れたもので、盆の晩、骸骨女がカタリカタリと音をたてて町中を歩いたという。この骨女は、生前は醜いといわれていたが、 死んでからの骸骨の容姿が優れているので、 人々に見せるために出歩くのだという。魚の骨をしゃぶることを好み、高僧に出会うと崩れ落ちてしまうという。 「鳥山石燕 画図百鬼夜行」高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 「東北怪談の旅」山田 野理夫
2、堀田様のお人形
以下の話が伝わっている。 「佐賀町に堀田様の下屋敷があって、うちの先祖はそこの出入りだったの。それで、先代のおばあさんが堀田様から“金太郎”の人形を拝領になって「赤ちゃん、赤ちゃん」といわれていたんだけど、この人形に魂が入っちゃって。関東大震災のとき、人形と一緒に逃げたら箱の中であちこちぶつけてこぶができたから、修復してもらうのに鼠屋っていう人形師に預けたんだけど少しすると修復されずに返ってきた。聞くと「夜になると人形が夜泣きしてまずいんです」と言われた。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収)
3、ハサミの付喪神(つくもがみ)
九十九神とも表記される。室町時代に描かれた「付喪神絵巻」には、「陰陽雑記云器物百年を経て化して精霊を得てよく人を訛かす、是を付喪神と号といへり」 という巻頭の文がある。 煤祓いで捨てられた器物が妖怪となり、物を粗末に扱う人間に対して仕返しをするという内容だ が、古来日本では、器物も歳月を経ると、怪しい能力を持つと考えられていた。 民俗資料にも擂り粉木(すりこぎ)や杓文字、枕や蒲団といった器物や道具が化けた話しがある。それらは付喪神とよばれていないが、基本的な考え方は「付喪神絵巻」にあるようなことと同じで あろう。 (吉川観方『絵画に見えたる妖怪』)
4、五徳猫(ごとくねこ)  五徳猫は鳥山石燕「画図百器徒然袋」に尾が2つに分かれた猫又の姿として描かれており、「七徳の舞をふたつわすれて、五徳の官者と言いしためしも あれば、この猫もいかなることをか忘れけんと、夢の中におもひぬ」とある。鳥山石燕「画図百器徒然袋」の解説によれば、その姿は室町期の伝・土佐光信画「百鬼夜行絵巻」に描かれた五徳猫を頭に 乗せた妖怪をモデルとし、内容は「徒然袋」にある「平家物語」の 作者といわれる信濃前司行長にまつわる話をもとにしているとある。行長は学識ある人物だったが、七徳の舞という、唐の太宗の武の七徳に基づく舞のうち、2つを忘れてしまったために、五徳の冠者のあだ名がつけられた。そのため、世に嫌気がさし、隠れて生活するようになったという。五徳猫はこのエピソードと、囲炉裏にある五徳(薬缶などを載せる台)を引っ掛けて創作された 妖怪なのであろう。ちなみに土佐光信画「百鬼夜行絵巻」に描かれている妖怪は、手には火吹き 竹を持っているが、猫の妖怪ではなさそうである。 ( 高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕画図百鬼夜行』)→鳥山石燕『百器徒然袋』より 「五徳猫」
5、のっぺらぼー 設置予定場所:梅の井 柳下 永代の辺りで人魂を見たという古老の話しです。その他にも、背中からおんぶされて、みたら三つ目 小僧だったり、渋沢倉庫の横の河岸の辺りでのっぺらぼーを見たという話しが残っています。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収) のっぺらぼーは、顔になにもない卵のような顔の妖怪。特に小泉八雲『怪談』にある、ムジナの話が���く知られている。ある男が東京赤坂の紀国坂で目鼻口のない女に出会い、驚き逃げて蕎麦 屋台の主人に話すと、その顔も同じだったという話。その顔も同じだったという話。
6、アマビエアマビエ 弘化3年(1846年) 4月中旬と記 された瓦版に書かれているもの。 肥後国(熊本県)の海中に毎夜光るものが あるので、ある役人が行ってみたところ、ア マビエと名乗る化け物が現れて、「当年より はやりやまいはや 6ヵ月は豊作となるが、もし流行病が流行ったら人々に私の写しを見せるように」といって、再び海中に没したという。この瓦版には、髪の毛が長く、くちばしを持った人魚のようなアマビエの姿が描かれ、肥後の役人が写したとある。 湯本豪一の「明治妖怪新聞」によれば、アマピエはアマピコのことではないかという。 アマピコは瓦版や絵入り新聞に見える妖怪で、 あま彦、天彦、天日子などと書かれる。件やクダ部、神社姫といった、病気や豊凶の予言をし、その絵姿を持っていれば難から逃れられるという妖怪とほぼ同じものといえる。 アマビコの記事を別の瓦版に写す際、間違 えてアマビエと記してしまったのだというのが湯本説である。 『明治妖怪新聞」湯本豪一「『妖怪展 現代に 蘇る百鬼夜行』川崎市市民ミュージアム編
7、かさばけ(傘お化け) 設置予定場所:多田屋の入口作品です。 一つ目あるいは、二つ目がついた傘から2本の腕が伸び、一本足でピョンピョン跳ねまわる傘の化け物とされる。よく知られた妖怪のわりには戯画などに見えるくらいで、実際に現れたなどの記録はないようである。(阿部主計『妖怪学入門』)歌川芳員「百種怪談妖物双六」に描 かれている傘の妖怪「一本足」
8、猫股(ねこまた)  猫股は化け猫で、尻尾が二股になるまで、齢を経た猫 で、さまざまな怪しいふるまいをすると恐れられた。人をあざむき、人を食らうともいわれる。飼い猫が年をとり、猫股になるため、猫を長く飼うもので はないとか、齢を経た飼い猫は家を離れて山に入り、猫股 になるなどと、各地に俗信がある。 このような猫の持つ妖力から、歌舞伎ではお騒動と化け猫をからめて「猫騒動もの」のジャンルがあり、
「岡崎の猫」「鍋島の猫」「有馬の猫」が三代化け猫とされる。
9、毛羽毛現(けうけげん) 設置予定場所:相模屋の庭 鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に毛むくじゃらの妖怪として描かれた もので、 「毛羽毛現は惣身に毛生ひたる事毛女のごとくなればかくいふ か。或いは希有希現とかきて、ある事まれに、見る事まれなれば なりとぞ」とある。毛女とは中国の仙女のことで、華陰の山中(中国陝西省陰県の西 獄華山)に住み、自ら語るところによると、もともとは秦が亡んだため 山に逃げ込んだ。そのとき、谷春という道士に出会い、松葉を食すことを教わって、遂に寒さも飢えも感じなくなり、身は空を飛ぶほど軽くなった。すでに170余年経つなどと「列仙伝」にある。この毛羽毛現は家の周辺でじめじめした場所に現れる妖怪とされるが、実際は石燕の創作妖 怪のようである。 (高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』→鳥山石燕「今昔百鬼 拾遺」より「毛羽毛現」
10、河童(かっぱ) 設置予定場所:猪牙船 ◇ 河童(『耳袋』) 江戸時代、仙台藩の蔵屋敷に近い仙台堀には河童が出たと言われています。これは、子どもたちが、 なんの前触れもなく掘割におちてしまう事が続き探索したところ、泥の中から河童が出てきたというも のです。その河童は、仙台藩の人により塩漬けにして屋敷に保管したそうです。 ◇ 河童、深川で捕獲される「河童・川太郎図」/国立歴史民俗博物館蔵 深川木場で捕獲された河童。河童は川や沼を住処とする妖怪で、人を水中に引き込む等の悪事を働く 反面、水の恵みをもたらす霊力の持ち主として畏怖されていた ◇ 河童の伝説(『江戸深川情緒の研究』) 安永年間(1772~1781) 深川入船町であった話しです。ある男が水浴びをしていると、河童がその男 を捕えようとしました。しかし、男はとても強力だったので逆に河童を捕えて陸に引き上げ三十三間堂の前で殴り殺そうとしたところ、通りかかった人々が河童を助けました。それ以来、深川では河童が人 間を捕らなくなったといいます。→妖怪画で知られる鳥山石燕による河童
11、���容商〔しろうねり〕
鳥山石燕「画図百器 徒然袋」に描かれ、【白うるりは徒然のならいなるよし。この白うねりはふるき布巾のばけたるものなれども、外にならいもやはべると、夢のうちにおもひぬ】 と解説されている。白うるりとは、吉田兼好の『徒然草」第六十段に登場する、 芋頭(いもがしら)が異常に好きな坊主のあだ名である。  この白うるりという名前に倣って、布雑巾 の化けたものを白容裔(しろうねり)と名づけたといっているので、つまりは石燕の創作妖怪であろう。古い雑巾などが化けて人を襲う、などの説 明がされることがあるが、これは山田野理夫 の『東北怪談の旅』にある��雑巾の妖怪を白 容裔の話として使ったにすぎない。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編
12、轆轤首〔ろくろくび〕
抜け首、飛頭蛮とも つな いう。身体から首が完全に分離して活動する ものと、細紐のような首で身体と頭が繋がっているものの二形態があるようである。 日本の文献には江戸時代から多くみえはじ め、『古今百物語評判』『太平百物語』『新説 百物語」などの怪談集や、『甲子夜話』『耳 囊」「北窓瑣談」「蕉斎筆記』『閑田耕筆』と いった随筆の他、石燕の『画図百鬼夜行」に 代表される妖怪画にも多く描かれた。 一般的な轆轤首の話としては、夜中に首が 抜け出たところを誰かに目撃されたとする内 容がほとんどで、下働きの女や遊女、女房、 娘などと女性である場合が多い。 男の轆轤首は「蕉斎筆記』にみえる。 ある夜、増上寺の和尚の胸の辺りに人の 首が来たので、そのまま取って投げつけると、 どこかへいってしまった。翌朝、気分が悪いと訴えて寝ていた下総出 身の下働きの男が、昼過ぎに起き出して、和 尚に暇を乞うた。わけ その理由を問えば、「昨夜お部屋に首が参りませんでしたか」と妙なことを訊く。確か に来たと答えると、「私には抜け首の病があります。昨日、手水鉢に水を入れるのが遅い とお叱りを受けましたが、そんなにお叱りに なることもないのにと思っていると、 夜中に首が抜けてしまったのです」 といって、これ以上は奉公に差支えがあるからと里に帰って しまった。 下総国にはこの病が多いそうだと、 「蕉斎筆記』は記している。  轆轤首を飛頭蛮と表記する文献があるが、 これはもともと中国由来のものである。「和漢三才図会』では、『三才図会」「南方異 物誌」「太平広記」「搜神記』といった中国の 書籍を引いて、飛頭蛮が大闍波国(ジャワ) や嶺南(広東、広西、ベトナム)、竜城(熱 洞省朝陽県の西南の地)の西南に出没したことを述べている。昼間は人間と変わらないが、夜になると首 が分離し、耳を翼にして飛び回る。虫、蟹、 ミミズなどを捕食して、朝になると元通りの 身体になる。この種族は首の周囲に赤い糸のような傷跡がある、などの特徴を記している。中国南部や東南アジアには、古くから首だけの妖怪が伝わっており、マレーシアのポン ティアナやペナンガルなどは、現在でもその 存在が信じられている。 日本の轆轤首は、こうした中国、東南アジ アの妖怪がその原型になっているようである。 また、��魂病とでもいうのだろうか、睡眠中に魂が抜け出てしまう怪異譚がある。例えば「曽呂利物語」に「女の妄念迷い歩 <事」という話がある。ある女の魂が睡眠中に身体から抜け出て、 野外で鶏になったり女の首になったりしているところを旅人に目撃される。旅人は刀を抜いてその首を追いかけていく と、首はある家に入っていく。すると、その家から女房らしき声が聞こえ、 「ああ恐ろしい夢を見た。刀を抜いた男が追 いかけてきて、家まで逃げてきたところで目 が醒めた」などといっていたという話である。これの類話は現代の民俗資料にも見え、抜け出た魂は火の玉や首となって目撃されている。先に紹介した「蕉斎筆記』の男の轆轤首 も、これと同じように遊離する魂ということ で説明ができるだろう。 轆轤首という妖怪は、中国や東南アジア由 来の首の妖怪や、離魂病の怪異譚、見世物に 出た作りものの轆轤首などが影響しあって、 日本独自の妖怪となっていったようである。 【和漢三才図会』寺島良安編・島田勇雄・竹 島淳夫・樋口元巳訳注 『江戸怪談集(中)』 高田衛編/校注『妖異博物館』柴田宵曲 『随筆辞典奇談異聞編」柴田宵曲編 『日本 怪談集 妖怪篇』今野円輔編著 『大語園』巌谷小波編
13、加牟波理入道〔がんばりにゅうどう〕
雁婆梨入道、眼張入道とも書く。便所の妖怪。 鳥山石燕の「画図百鬼夜行」には、便所の台があるよう 脇で口から鳥を吐く入道姿の妖怪として描かれており、【大晦日の夜、厠にゆきて「がんばり入道郭公」と唱ふれば、妖怪を見さるよし、世俗のしる所也。もろこしにては厠 神名を郭登といへり。これ遊天飛騎大殺将軍 とて、人に禍福をあたふと云。郭登郭公同日 は龕のの談なるべし】と解説されている。 松浦静山の『甲子夜話」では雁婆梨入道という字を当て、厠でこの名を唱えると下から入道の頭が現れ、 その頭を取って左の袖に入れてまたとりだすと 頭は小判に変化するなどの記述がある。 「がんばり入道ホトトギス」と唱えると怪異 にあわないというのは、江戸時代にいわれた 俗信だが、この呪文はよい効果を生む(前述 ことわざわざわい ●小判を得る話を含め)場合と、禍をよぶ 場合があるようで、「諺苑」には、大晦日に この話を思い出せば不祥なりと書かれている。 また、石燕は郭公と書いてホトトギスと読ませているが、これは江戸時代では郭公とホト トギスが混同されていたことによる。 ホトトギスと便所との関係は中国由来のようで、「荊楚歲時記』にその記述が見える。 ホトトギスの初鳴きを一番最初に聞いたもの は別離することになるとか、その声を真似すると吐血するなどといったことが記されており、厠に入ってこの声を聞くと、不祥事が起 こるとある。これを避けるには、犬の声を出 して答えればよいとあるが、なぜかこの部分 だけは日本では広まらなかったようである。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 『江戸文学俗信辞典』 石川一郎編『史実と伝説の間」李家正文
14、三つ目小僧
顔に三つの目を持つ童子姿の妖怪。 長野県東筑摩郡教育委員会による調査資料に名は見られるが、資料中には名前があるのみ で解説は無く、どのような妖怪かは詳細に語られていない。 東京の下谷にあった高厳寺という寺では、タヌキが三つ目小僧に化けて現れたという。このタヌ キは本来、百年以上前の修行熱心な和尚が境内に住まわせて寵愛していたために寺に住みついたものだが、それ以来、寺を汚したり荒らしたりする者に対しては妖怪となって現れるようになり、体の大きさを変えたり提灯を明滅させて人を脅したり、人を溝に放り込んだりしたので、人はこれ を高厳寺小僧と呼んで恐れたという。困った寺は、このタヌキを小僧稲荷として境内に祀った。この寺は現存せず、小僧稲荷は巣鴨町に移転している。 また、本所七不思議の一つ・置行堀の近くに住んでいたタヌキが三つ目小僧に化けて人を脅したという言い伝えもある。日野巌・日野綏彦 著「日本妖怪変化語彙」、村上健司校訂 編『動物妖怪譚』 下、中央公論新社〈中公文庫〉、2006年、301頁。 佐藤隆三『江戸伝説』坂本書店、1926年、79-81頁。 『江戸伝説』、147-148頁。
15、双頭の蛇 設置予定場所:水茶屋 「兎園小説」には、「両頭蛇」として以下の内容が著してある。 「文政7年(1824)11月24日、本所竪川通りの町方掛り浚場所で、卯之助という男性 が両頭の蛇を捕まえた。長さは3尺あったという。」
文政7年(1824)11月24日、一の橋より二十町程東よりの川(竪川、現墨田区)で、三尺程の 「両頭之蛇」がかかったと言う話です。詳細な図解が示されています。 (曲亭馬琴「兎園小説」所収『兎園小説』(屋代弘���編『弘賢随筆』所収) 滝沢馬琴他編 文政8年(1825) 国立公文書館蔵
16、深川心行寺の泣き茶釜
文福茶釜は「狸」が茶釜に化けて、和尚に恩返しをする昔話でよく知られています。群馬県館林の茂 林寺の話が有名ですが、深川2丁目の心行寺にも文福茶釜が存在したといいます。『新撰東京名所図会』 の心行寺の記述には「什宝には、狩野春湖筆涅槃像一幅 ―及び文福茶釜(泣茶釜と称す)とあり」 とあります。また、小説家の泉鏡花『深川浅景』の中で、この茶釜を紹介しています。残念ながら、関 東大震災(1923年)で泣茶釜は、他の什物とともに焼失してしまい、文福茶釜(泣き茶釜)という狸が 化けたという同名が残るのみです。鳥山石燕「今昔百鬼拾遺」には、館林の茂森寺(もりんじ)に伝わる茶釜の話があります。いくら湯を 汲んでも尽きず、福を分け与える釜といわれています。 【主な参考資料】村上健司 編著/水木しげる 画『日本妖怪大辞典』(角川出版)
17、家鳴(やなり) 設置予定場所:大吉、松次郎の家の下)  家鳴りは鳥山石燕の「画図百鬼夜行」に描かれたものだが、(石燕は鳴屋と表記)、とくに解説はつけられて いない。石燕はかなりの数の妖怪を創作しているが、初期の 「画図百鬼夜行」では、過去の怪談本や民間でいう妖怪などを選んで描いており、家鳴りも巷(ちまた)に知られた妖怪だったようである。 昔は何でもないのに突然家が軋むことがあると、家鳴りのような妖怪のしわざだと考えたようである。小泉八雲は「化け物の歌」の中で、「ヤナリといふ語の・・・それは地震中、家屋の震動 する音を意味するとだけ我々に語って・・・その薄気 味悪い意義を近時の字書は無視して居る。しかし此語 はもと化け物が動かす家の震動の音を意味して居た もので、眼には見えぬ、その震動者も亦(また) ヤナ リと呼んで居たのである。判然たる原因無くして或る 家が夜中震ひ軋り唸ると、超自然な悪心が外から揺り動かすのだと想像してゐたものである」と延べ、「狂歌百物語」に記載された「床の間に活けし立ち木も倒れけりやなりに山の動く掛軸」という歌を紹介している。 (高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕画図百鬼夜行』、『小泉八雲全集』第7巻)
18、しょうけら 設置予定場所:おしづの家の屋根 鳥山石燕「画図百鬼夜行」に、天井の明かり取り窓を覗く妖怪として描かれているもの。石燕による解説はないが、 ショウケラは庚申(こうしん) 信仰に関係したものといわれる。 庚申信仰は道教の三尸(さんし)説がもとにあるといわ れ、60日ごとに巡ってくる庚申の夜に、寝ている人間の身 体から三尸虫(頭と胸、臍の下にいるとされる)が抜け出し、天に昇って天帝にその人の罪科を告げる。この報告により天帝は人の命を奪うと信じられ、対策とし て、庚申の日は眠らずに夜を明かし、三尸虫を体外に出さ ないようにした。また、これによる害を防ぐために「ショウケラはわたとてまたか我宿へねぬぞねたかぞねたかぞ ねぬば」との呪文も伝わっている。 石燕の描いたショウケラは、この庚申の日に現れる鬼、ということがいえるようである。
19、蔵の大足
御手洗主計という旗本の屋敷に現れた、長さ3尺程(約9m)の大足。(「やまと新聞」明治20年4月29日より)
20、お岩ちょうちん
四世鶴屋南北の代表作である「東海道四谷怪談」のお岩 を、葛飾北斎は「百物語シリーズ」の中で破れ提灯にお岩が 宿る斬新な構図で描いている。北斎は同シリーズで、当時の 怪談話のもう一人のヒロインである「番町皿屋敷のお菊」も描 く。「東海道四谷怪談」は、四世南北が暮らし、没した深川を舞台にした生世話物(きぜわもの)の最高傑作。文政8年(1825) 7月中村座初演。深川に住んだ七代目市川團十郎が民谷伊 右衛門を、三代目尾上菊五郎がお岩を演じた。そのストーリーは当時評判だった実話を南北が取材して描 いている。男女が戸板にくくられて神田川に流された話、また 砂村隠亡堀に流れついた心中物の話など。「砂村隠亡堀の場」、「深川���角屋敷の場」など、「四谷怪 談」の中で深川は重要な舞台として登場する。
21、管狐(くだぎつね)  長野県を中心にした中部地方に多く分布し、東海、関東南部、東北の一部でいう憑き物。関東 南部、つまり千葉県や神奈川県以外の土地は、オサキ狐の勢力になるようである。管狐は鼬(いたち)と鼠(ねずみ)の中間くらいの小動物で、名前の通り、竹筒に入ってしまうほどの大きさだという。あるいはマッチ箱に入るほどの大きさで、75匹に増える動物などとも伝わる個人に憑くこともあるが、それよりも家に憑くものとしての伝承が多い。管狐が憑いた家は管屋(くだや)とか管使いとかいわれ、多くの場合は「家に憑いた」ではなく「家で飼っている」という表現をしている。管狐を飼うと金持ちになるといった伝承はほとんどの土地でいわれることで、これは管 狐を使って他家から金や品物を集めているからだなどという。また、一旦は裕福になるが、管狐は 大食漢で、しかも75匹にも増えるのでやがては食いつぶされるといわれている。 同じ狐の憑き物でも、オサキなどは、家の主人が意図しなくても、狐が勝手に行動して金品を集 めたり、他人を病気にするといった特徴があるが、管狐の場合は使う者の意図によって行動すると考えられているようである。もともと管狐は山伏が使う動物とされ、修行を終えた山伏が、金峰山 (きんぷさん)や大峰(おおみね)といった、山伏に官位を出す山から授かるものだという。山伏は それを竹筒の中で飼育し、管狐の能力を使うことで不思議な術を行った。 管狐は食事を与えると、人の心の中や考えていることを悟って飼い主に知らせ、また、飼い主の 命令で人に取り憑き、病気にしたりするのである。このような山伏は狐使いと呼ばれ、自在に狐を 使役すると思われていた。しかし、管狐の扱いは難しく、いったん竹筒から抜け出た狐を再び元に 戻すのさえ容易ではないという。狐使いが死んで、飼い主不在となった管狐は、やがて関東の狐の親分のお膝元である王子村(東京都北区)に棲むといわれた。主をなくした管狐は、命令する者がいないので、人に憑くことはないという。 (石塚尊俊『日本の憑きもの』、桜井徳太郎編『民間信仰辞典』、金子準二編著『日本狐憑史資料 集成』)
22、かいなで 設置予定場所: 長屋の厠 京都府でいう妖怪。カイナゼともいう。節分の夜に便所へ行くとカイナデに撫でられるといい、これを避けるには、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文を唱えればよいという。 昭和17年(1942年)頃の大阪市立木川小学校では、女子便所に入ると、どこからともなく「赤い 紙やろか、白い紙やろか」と声が聞こえてくる。返事をしなければ何事もないが、返事をすると、尻を舐められたり撫でられたりするという怪談があったという。いわゆる学校の怪談というものだが、 類話は各地に見られる。カイナデのような家庭内でいわれた怪異が、学校という公共の場に持ち込まれたものと思われる。普通は夜の学校の便所を使うことはないだろうから、節分の夜という条件が消失してしまったのだろう。 しかし、この節分の夜ということは、実に重要なキーワードなのである。節分の夜とは、古くは年越しの意味があり、年越しに便所神を祭るという風習は各地に見ることができる。その起源は中国に求められるようで、中国には、紫姑神(しこじん)という便所神の由来を説く次のような伝説がある。 寿陽県の李景という県知事が、何媚(かび) (何麗卿(かれいきょう)とも)という女性を迎えたが、 本妻がそれを妬み、旧暦正月 15 日に便所で何媚を殺害した。やがて便所で怪異が起こるようになり、それをきっかけに本妻の犯行が明るみに出た。後に、何媚を哀れんだ人々は、正月に何媚を便所の神として祭祀するようになったという(この紫姑神は日本の便所神だけではなく、花子さんや紫婆(むらさきばばあ)などの学校の怪談に登場する妖怪にも影響を与えている。) 紫姑神だけを日本の便所神のルーツとするのは安易だが、影響を受けていること���確かであろう。このような便所神祭祀の意味が忘れられ、その記憶の断片化が進むと、カイナデのような妖怪が生まれてくるようである。 新潟県柏崎では、大晦日に便所神の祭りを行うが、便所に上げた灯明がともっている間は決して便所に入ってはいけないといわれる。このケースは便所神に対する信仰がまだ生きているが、便所神の存在が忘れられた例が山田野理夫『怪談の世界』に見える。同書では、便所の中で「神くれ神くれ」と女の声がしたときは、理由は分からなくとも「正月までまだ遠い」と答えればよいという。便所神は正月に祀るものという断片的記憶が、妖怪として伝えられたものといえる。また、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文も、便所神の祭りの際に行われた行為の名残を伝えて いる。便所神の祭りで紙製の人形を供える土地は多く、茨城県真壁郡では青と赤、あるいは白と赤の 男女の紙人形を便所に供えるという。つまり、カイナデの怪異に遭遇しないために「赤い紙やろう か、白い紙やろうか」と唱えるのは、この供え物を意味していると思われるのである。本来は神様に供えるという行為なのに、「赤とか白の紙をやるから、怪しいふるまいをするなよ」というように変化してしまったのではないだろうか。さらに、学校の怪談で語られる便所の怪異では、妖怪化した便所神のほうから、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」とか「青い紙やろうか、赤い紙やろうか」というようになり、より妖怪化が進ん でいったようである。こうしてみると、近年の小学生は古い信仰の断片を口コミで伝え残しているともいえる。 島根県出雲の佐太神社や出雲大社では、出雲に集まった神々を送り出す神事をカラサデという が、氏子がこの日の夜に便所に入ると、カラサデ婆あるいはカラサデ爺に尻を撫でられるという伝 承がある。このカラサデ婆というものがどのようなものか詳細は不明だが、カイナデと何か関係があるのかもしれない。 (民俗学研究所編『綜合日本民俗語彙』、大塚民俗学会編『日本民俗学事典』、『民間伝承』通巻 173号(川端豊彦「厠神とタカガミと」)ほか)
23、木まくら 展示予定場所:政助の布団の上 江東区富岡にあった三十三間堂の側の家に住んだ医師が病気になり、元凶を探した所 黒く汚れた木枕が出た。その枕を焼くと、死体を焼く匂いがして、人を焼くのと同じ時間がかかったという。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収)
24、油赤子〔あぶらあかご〕鳥山石燕の『今昔 画図続百鬼』に描かれた妖怪。【近江国大津 の八町に、玉のごとくの火飛行する事あり。土人云「むかし志賀の里に油うるものあり。 夜毎に大津辻の地蔵の油をぬすみけるが、その者死て魂魄炎となりて、今に迷いの火となれる」とぞ。しからば油をなむる赤子は此ものの再生せし��や】と記されている。 石燕が引いている【むかし志賀(滋賀) の】の部分は、「諸国里人談』や『本朝故事 因縁集」にある油盗みの火のことである。油盗みの火とは、昔、夜毎に大津辻の地蔵 の油を盗んで売っていた油売りがいたが、死 後は火の玉となり、近江大津(滋賀県大津 市)の八町を縦横に飛行してまわったという もの。石燕はこの怪火をヒントに、油を嘗める赤ん坊を創作したようである。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 『一冊で日本怪異文学 100冊を読む」檜谷昭彦監修『日本随筆大成編集部編
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kijitora3 · 7 months ago
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まだ真相はわからんが、朝鮮人、中国人がらみの事件らしいのでこの残虐さもちょっと納得
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haru-c-o · 2 years ago
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恋について
重たい一重に馴染むアイラインの引き方っていうのを、最近覚えた。これが本当にすごくて、目を開いたときにまぶたが重なってもラインが消えないし、かといって不自然に太くみえないし(実際結構太いんだけど)、目を伏せたときも綺麗に見える。アイラインはもう諦めてしまっていて、最近全然引いてなかったけど、もっと早く教えてよ〜って感じで、近頃は出かけるとき毎回そうやって時間をかけて目を大きくしています。あと、大学1年、2年くらいの頃に滲んじゃうからってすぐやめた下まつ毛も、ちゃんとマスカラを塗るようになったしあれはなんだったんだろうってくらい滲まない。でもこのあいだ、下まつ毛にマスカラを塗るようになってから初めてセックスをしたら目の下真っ黒で見事なパンダでした。早朝、寝ずに仕事に行く相手を暗い部屋で見送ったあとにすぐに鏡で確認して、電気つけなくてよかった〜とか思ってた。相席屋で知り合った人で、どうせ一夜限りなんだけどその瞬間の「かわいい」が欲しくてハイボールをこれでもかというほど飲み込んだ。同じくらい「かわいい」をもらって大満足で、それどころか、「一重好きなんだよね」という言葉までもらって、それが嘘か本当かなんてクソほどどうでもいい話で頑張ってアイラインを引いたこの重たい一重をそうやって言ってもらえるのがただ嬉しかった。
もらった「かわいい」に気持ちがないように、この「嬉しい」にも感情はこもってなくて、そうやって身を寄せた彼ではなくホテルを出て帰路につく私を運んでくれるタクシーのほうがキスしたくなるほど好きではある。横浜から自宅までの道で見る朝焼け、何度目だろうかと巡らせる思考を吐き気が邪魔をする。まだ酔いが覚めていない状態で感じる車の揺れはもはや凶器、私の五臓六腑をこれでもかというほど潰しにかかってくる。車内、一言も喋らず、何も聞かず、ただ脳内では「帰り道タクシーの」とヤマトなんちゃらが京都について歌っていた。「窓ガラス雨に滲んで」「流れる信号の青色」「その一つ一つに」こっそり名前をつけたっておかしいだろ、そんなん、この酔いの中でできるわけない。ああ、いや、そうかこれ、飲み行った帰りの話じゃないのかな。
東海オンエアの、元カノとの思い出の品を焼いて焼き芋を作ったらエモくて美味しくなるんじゃねっていう動画を見たら、私全く関係ないのに泣きそうになってしまった。話題だったsilentを見て、スピッツのロビンソンを聴いて、気持ちを込めた「好き」について、思い出を少し噛み締めた。広い背中が好き、優しい目が好き、「○○ちゃん」って呼んでくれるところが好き。そういうのをまともに考えると脳みそがあのときの五臓六腑よりもグロい感じでぐちゃぐちゃになってしまう。でも好き。好きだったところを思い出すの、好き。好きだった声を思い出して、あ〜好きってなる。好きで、好きで、彼の家から私を運ぶタクシーはこの世から消えてしまえばいいのにって思ってた。
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dvdhappycom · 1 year ago
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アオハルスナッチ2[夏庵]
アオハルスナッチ2[夏庵] スタジオ: メディアバンク シリーズ: アオハルスナッチ 更新日: 2023/12/03 時間: 20分 女優: 夏庵氏原作「アオハルスナッチ」(コアマガジン)OVA化第2弾!! 青春はいつもNTR 最凶無惨◇◇◇ 強奪される青春!!!文学少女が‘堕女’(オトメ)になる瞬間◇ ※本作はインモーション(in-motion)技術を用い、 コミックでしか味わえなかった世界観を創り出します。 【STORY】 文芸部の合宿所では男女別の部屋に分かれて寝ることになった。 女子部員は一人のため、部長のしおりの元へ代わる代わる襲いに行く 男子部員たち。 すでに文芸部の肉便器となったしおりのことなど気付いていない誠は、しおりに 告白し ***********************************
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【DVDハッピー】 https://dvd-happy.com/ ストリーミング・ダウンロード・DVD $1.49~ 正規品最安値保障 ***********************************
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kaoriof · 1 year ago
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無題
家の台所にでかいメロンがおいてあった。8月の素行が悪すぎて、門限を夕方までに変えられた。大学生に門限夕方とか鬼畜すぎだろ、と思いつつも今信頼を重ねておかないと後々自分が泣くことになるかもしれないとなんとなく感じとったので、ほどほどにつきあう。大学の図書館へ行くと伝えて、近場で好きな男の子と会った。アーティストがだしている真っ青なロンTを着ていたので遠目からでもすぐにわかった。嫌なことが続いていたけれど、涙すら枯渇させる彼の肌の潤いや言葉、音楽の湿気、熱。時計の針だけが進んでいた。たまに聞こえる電車の音よりも、心臓の音が近かった。クマを隠すためのコンシーラーで今度は目じりの皺が目立つとか、嫌なことを忘れるために飲んだお酒がそれよりも大きな苦悩の元凶になるとか、人生そういうことばかりだなーと思う。帰宅後、ツイッターのタイムラインに占いのリンクが流れてきたので、試しに双子座の項目を見たらラッキーカラーが青だった。運命の糸は赤いと言うけれど、ピンクでも青でも白でもわたしはきっとそれを運命にしてゆける、わたしはそういう狡さや、鋭さ、不器用なりの逃げ道の掬い方をしってる。ガラスの��なんてよろこんで捨てる。
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yudai-mush · 1 year ago
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感想、ティアーズオブザキングダム
感想というかメモ。ネタバレあり
クリア時ハート16個、がんばり2周、マスターソード、賢者フルセット
プレイ時間は100時間は超えてたかと
ブレワイと無双含め、ゼルダシリーズ大体やってる(※でもほとんど忘れてる)人間の感想
ゲーム性
・戦闘
ブレワイより楽になった!どこかで苦戦して詰まるということはほぼなく、進めやすかった。注目対象が分散するのが1番のポイントかな?あと素手でアイテム投げれるとことか
特に今回は魔物も凶悪になってたり地底とか怖いフィールドもあるし、パーティ組んだようなわらわら感は精神的にも助かるとこあった
ただ賢者は全員出してると誤操作が多いかな…アクションの一部として使えた英傑の気軽さを引き継いでほしかった
・ゾナウギア
初めの頃が慣れなかったが、既製品とか青焼きが出てきて便利になった。あんまり試せてないのでこれから遊ぼうと思う
乗り物は物理とかできると上手く作れるのか?自作すると、つんのめったり進まなかったりでけっこう苦戦する
これは鍋も使えると聞いて最近作ったやつ。バイクにしたいんだけど難しい
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・右手スキル
恒例の、ネーミングがまんまでカッコよくはないけどわかりやすいやつ
スクラビルドで剣に岩というギャグみたいな状態に始めは「ええー…」となったが、最も役にたつ武器だった!しまうと岩が縮むのね
あとくっつける時のパチンという音が良い。糊っぽいけど固定されたんだなとわかるし、組み立てる感じが出る
トーレルーフは出て確認してる間停止するのと、戻れるのが助かる。もはや手のパワーってなんだよって感じだけど
・アイテム
ちょっと多すぎる…というか探しづらいのかな。矢につける素材とかズラーと並んでるし。自分で中身をカスタムできるポーチがほしい
あと効果つかないコスプレ服は、ミニゲーム景品とかがよかった…!ミドナ装備はめちゃありがたかったです!
・操作
クリア優先してたから、なににせよ何か取り出さないといけない億劫さがちょっとあった。リーバルトルネードは便利だったな…
前作できなかったとこがちょっと便利になってるのは良いね。雨天時クライミングとか武器入れ替えとか料理履歴とか
ストーリー
序盤から暗い!おそらくサイドのチャレンジを挟めば和む場面も多かったんだけど、メインまわりだけやってると不穏と閉塞感で沈みがちだった。ラスボス戦手前までほんとに帰りたい気分だった
そういえば初めの頃に出たトレーラーと、本編のムービーはやや変わってるような?トライデントの絵とか出てない?てかトライデント使ってきたっけ?
中盤くらいまでラウルさん黒幕では?などと疑っていましたすいません。たぶん黒っぽいデザインと、エネルギーの緑色とかゾナウのデザインがどっち側にも見える感じじゃない?新キャラだったし警戒してたな
不穏さを際立たせるのがゼルダ(偽とかウワサ含む)の不可解さだった。はじめに残留思念とか言われたら「え…?」てなるのよ。ムービー内のゼルダすら禁断の術を使おうとしてるし
でガノンドロフが作った人形というのがなんだか予想外。ムービー説明には魔物と書いてあるけど瘴気魔なのか?というか魔王前から瘴気を操れることに関して言及あったっけ?自然に発現した能力?
本丸戦はなんか笑ってしまった。「待っています」は魔王が吹き替えしてんのかなとか。神代の存在だからみんなが「魔王?封印戦争?何それ?」状態で説明してくれるのも親切だなとか
正直英傑に比べて子孫たちはまだ若いというイメージがあるから、本人が助太刀に来るとちょっとビビるよね…仲間のHP気にしなくていいのは嬉しいね
あとファントムの武器に「コタケコウメ」って入れてません?なぜ入れた、好き
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お遊びだろうけど、ゲルドでもなく風タク文字な理由とか、ツインローバ出る?とかいろいろ考えちゃったよ
※妄想として瘴気を操る術を教えたのはツインローバじゃないかと思ってる
時系列はやや混乱してる。ムービー通しで見返してようやく理解できてきた
急に空島が現れたのは、前から浮いてたけど視認できない高さにあったってことでいい…?でトリガーは魔王復活だった感じ?ミイラドロフは既にゼルダを知ってたから、ゼルダが過去に飛んでいろいろやったから空島が出たわけじゃないのよね?
これゼルダが秘石を手にしなかった場合、リンクは朽ちて敗北ルートだったのか?
秘石必要だったかな?と思う
能力倍化と龍化に関連性がなくてよくわからんアイテムだなという印象だった
あと善悪関わらず効果があるのに、見えるとこに普通に身につけてるの危なっかしい。まあそれがもたらした悲劇と省みていたけど
トライフォースの話はほんとに出てこなくなった。ブレワイでの見直しのひとつだったのかな
けど文様としてソニアの腕にもゼルダにも出てたし、存在はしている…?
あとマスターソードは建国時にはまだなかったのかな?これを造ったといわれる女神と、神の末裔たるゾナウは無関係?このへんよくわからない
全体としては本編と外れたチャレンジも含めて、人々に作用することが強調されてたと思う。ブレワイ後だから厄災を祓った剣士というのが周知されてるのも新鮮
あとはテリーやキルトンで、知りもせず恐れること��の言及多いなと思った。頑張って地底潜ってくださいってことかな
キャラクター
無双がいい感じに繋ぎになってる。チュー���は無双で出てなかったら忘れてたかもしれない
・プルア
無双とも変えてきたな!赤が効いてる
「カカリコ村の族長さんが美人」でインパもアンチエイジしたのかと一瞬思った
・カッシーワ
でてこないんだなー。てっきり馬宿の楽団にいるのかと思ってたが。彼は英傑のためのキャラだったんだね
・イーガ団
今回の最大の癒やし!ブレワイの奈落を繋げてくるとは思わなかった
バナナ要素を除けば機械いじれるし調査できるし普通に優秀な集団だな
イーガ団として生きるの楽しい
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・ゾナウ族
ラウルさん、始め「ヤギかな?」とか思ってたが龍な!だから爪鋭いし鱗紋なのな。手がいい声で喋り出した時はびっくりした
龍化とか急に出たなと思ったけどゾナウは龍信仰てブレワイから出てたし、ゾナウ族自体も龍の特徴があるしで突拍子もないわけではなかったのね。さりげないので気づきにくい
この種族自体は天から来た?らしいがどういう…?宇宙人?天空人?他所から来た民族が王になって周辺一帯を統治するって言ってきたわけね、うーん。確かにガノンドロフ的には嫌だろうな
あと��んで滅びゆく種族だったんだろう
・タウロ
良いギャップ具合だ!けっこう傷痕あるから戦闘も強いと見た。それか気になると茨だろうが突っ込んでくタイプか
・ヨナ
ネーミングとか装飾で出身の違いを出してておもしろい。別の里はハイラル国外ってこと?幼馴染とか年上とかいい設定だなもう
・ガノンドロフ
ずっとミイラだったらどうしようと思った、ベストタイミングで完全復活してくれた。てかミイラ状態で喋れるのちょっと意外だった、唸るだけかと。ドアップ映しもありがたいね!スクショしまくった
ゲルド族、当時どういう状態だったの
魔王化する前まではみんな従ってたの?さすがに魔物とつるむ人にはついていけないでしょってことで賢者候補が別で出てきたのか
ムービーで馬乗ってるけどさ、砂漠にいる間はスナザラシに乗ってたりしたのかなあ
魔王化で角生えて逆に弱そうに見えてしまったなんでだろう。そういえばラウルにも角あったぞといういらぬ疑いをもったりもした(ラウルさん疑いすぎ)
フィールド
地底嫌すぎる!ミネルさん参加でだいぶ楽になったが…しれっとダンジョンボス置かないで
反対に天空が天気よくて良い対比になってる
ゾナウの建物も饕餮紋のような中米のようなプラス枯山水でおもしろい
回生の祠とか、ブレワイの厄災関係はほぼ出てこないのがちょい寂しい。ガーディアンの骸とか撤去したのかな
てか城の地下いろんなもん埋まりすぎでしょ、古代シーカーのさらに下にガノンドロフ封印されてるとか…ハイラルの地盤穴だらけだよ…
音楽
あの逆再生?BGMはだいぶ苦手で何度聞いても慣れない
地底BGMも、もっと陽気になったらいいな…根の解放具合で変わってこないかな
トレーラーで二胡のゼルダの子守唄が入った時はピンとこなかったが、龍化の話が出たとこで納得。
モンスター
ライクライク、ギブド懐かしいね!
ホラブリンはトワプリのボス猿を思い出した
イワロックがトーレルーフで弱体化したのが衝撃。体内通れるってどうなの怖い
手の瘴気魔はガーディアンと同等に「来ないでー!」という動きをする。初見はダッシュで逃げた…。未だに効率のいい倒し方がわからない
グリオークは遠くから眺めるだけにしている
ボス戦
復活ガノンドロフと戦えたので満足!さんざん罵倒されたぜ!過去作の空き瓶とか釣り竿みたいなお遊びがあるか試したかったが、そんな余裕はなかったぜ
魔王状態でゲージが中央外れたのも笑った。あと自信満々の笑顔がたくさん見れたのも良いね!立ち絵の表情はなんだったんだ?
やっぱり巨体で身のこなし軽いのが良いなあ…強い。回避されてめっちゃ嬉しくなっちゃったよ
いやー強くて楽しかった!ボス戦入るまでの地底がほんとに嫌だったので魔王に会えて逆に安心した
余裕なくて変な格好で戦わなきゃいけなかったよ(下シーカーにしてるけど多分ハイリアズボンだった)
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魔王化以降は、曲もデザインも終焉さんの主張がわりとあったのと、そのあと自我もいらんとか言いだしたのでちょっと寂しかった…。ガノンドロフでいてくれ…仮に勝てても喜ぶ自分がいなくなっちゃうでしょ…
自害に近いんだけど、やや自暴自棄な感じが魔王ぽくないなあ…と思ってしまった
まあこの後の演出のために龍化させないといけなかったんだなーとか思い返してる。結局魔物駆除になってしまってもう〜虚しい!
で空中ステージは変なことしなければ死なない易しさがよかった。ちょっと胴体の弱点に目が行きづらい?しばらく目を狙ったりしていた
音楽いいね!メインテーマだし、ボス戦というか勝ちステージの曲というか。地底から上がった爽快感もあるし、サックス?が意外でおしゃれだ
そして、消滅…。この後の展開、演出優先でやや強引な気も。強制半裸とか奇跡とか空中変身解除とか
空中キャッチの演出は最高だったが、もう戻れないとか言ってたのにサラッと解決しちゃうんかい
ほか
スクショ1500枚越えてて笑った
ブレワイも含め、もののけ姫とか宮崎駿作品の魅力を分析して取り入れてる感ある。あと日本のデザインとかあえて入れて個性にしているのかも
ハテノで���った家ゼルダに譲ったの?そして自分は最新式のマイホームへ…完全に武器コレクション置き場にしちゃってるけど、いっぱい置けるのは嬉しい
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yotchan-blog · 6 days ago
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2024/11/8 21:00:23現在のニュース
北海道南部の景気判断据え置き 日銀函館支店11月 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:58:05) 名古屋市長選挙、河村たかし氏の市民税減税継続が争点 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:58:05) 名糖産業、純利益44億円に上方修正 25年3月期 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:58:05) ブラザー工業の25年3月期、純利益80%増に下方修正 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:58:05) 国民民主党、所得税・ガソリン税の減税要求 予算案成立を左右 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:58:05) ソニーグループ純利益37%増 iPhone採用の新型センサー追い風 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:58:05) 厚生年金、年収「106万円の壁」要件は撤廃へ 厚労省調整 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:58:05) ¥サバイバル:「介護サービスは必ず崩壊する」 賃上げ格差が早める社会の危機 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/8 20:58:03) リンクサイド:「アドレナリン、ドバドバでした」 2位発進の三浦佳生 NHK杯(毎日新聞, 2024/11/8 20:57:18) 能登地震の被災地 冬の味覚・ズワイガニの水揚げ始まる(毎日新聞, 2024/11/8 20:57:18) サッカー試合後イスラエル人を集団暴行…オランダで衝突、62人逮捕(朝日新聞, 2024/11/8 20:55:46) 光方式の国産量子コンピューター完成、理研・NTT AI計算も照準(朝日新聞, 2024/11/8 20:55:46) 「凶器は捨てた」と供述 兵庫女児刺傷事件、証拠隠滅図ったか(毎日新聞, 2024/11/8 20:49:59) 「練習通り」で今季自己ベスト、鍵山優真が圧巻の首位発進 NHK杯(毎日新聞, 2024/11/8 20:49:59) 「嚙む力」で偏差値75 トップの都道府県は? ロッテ調査(毎日新聞, 2024/11/8 20:49:59) 記事の女性「前に進める」「記事に誤りない」 松本さん訴え取り下げ(朝日新聞, 2024/11/8 20:47:43) 闇バイト応募で保護46件 留守電に「逃がさない」、10代の相談も(朝日新聞, 2024/11/8 20:47:43) 将棋・西山女流三冠2敗目も「充実感あった」 棋士編入試験第3局(朝日新聞, 2024/11/8 20:47:43) 江崎グリコ「プッチンプリン」出荷停止で減収減益 基幹システム障害([B!]産経新聞, 2024/11/8 20:45:50) 名鉄、本社移転へ 名古屋駅周辺の再開発控え - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/8 20:45:39) 坂本花織が首位スタート 千葉百音2位、青木祐奈3位 NHK杯女子SP(毎日新聞, 2024/11/8 20:41:54) iPS細胞から角膜シート移植 安全性確認し視力も改善 阪大が論文(朝日新聞, 2024/11/8 20:40:30) キオクシア、「年内にも」上場へ 「承認前提出方式」で期間を短縮(朝日新聞, 2024/11/8 20:40:30) 異臭騒ぎで通勤ラッシュの仙台駅が一時騒然 原因は香水?排ガス?(朝日新聞, 2024/11/8 20:40:30) 国民民主、財源確保は「政府・与党の責任」 「103万円の壁」解消へ自公と強気の協議([B!]産経新聞, 2024/11/8 20:39:17) 「今後の政権枠組み、参院選次第」 国民・玉木氏単独インタビュー(毎日新聞, 2024/11/8 20:34:49) 闇バイト応募 警察の保護措置、3週間で46件 親族に脅迫電話も(毎日新聞, 2024/11/8 20:34:49) 光量子コンピューターが完成 あらゆる計算可能な汎用型は世界初 理研など([B!]産経新聞, 2024/11/8 20:33:21) 室温で稼働可能な国内初「光量子コンピューター」、年内稼働へ…ニューラルネットワークへの応用にも期待([B!]読売新聞, 2024/11/8 20:30:25)
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bearbench-3bun4 · 4 months ago
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「虚無への供物」中井英夫 3331
第三章
33 閉ざされた扉
この節は、<八田皓吉(はったこうきち)の供述>と<伊豆金造の供述>です。 つまり、かなりそれぞれの主観で描かれるということです。
本名は八田広吉(やだこうきち)だそうですが、易者の勧めで商売には八田皓吉という名前を使っているみたいです。 八田皓吉の方が分かりやすいですね。
で、 年は四十二歳ですから、大正2年生まれの丑(うし)となります。 先の対戦が1945年に終わってますから、戦争にいったのでしょうか?
本籍は大阪市阿倍野区松虫通三丁目十三となっています。 番地までわかりませんが、三丁目まではすぐに見つかりますね。 大丈夫なんですかね。
現住所としては、麻布谷町から世田谷区太子堂町四五二に移ったことになっています。 職業は、売り家に住み込んで改築して販売する家屋ブローカーだそうです。 女房の千代に先立たれ天涯孤独です。 状況としてはこんなもんですかね。
千代の両親が殺された経緯が、八田皓吉から語られます。 両親が殺された現場を見て、すぐに元晴の犯行ではと疑います。 そこへ、女の声で 「元晴は本郷動坂上の黒馬荘(くろうまそう)いうアパートに鴻巣玄次という名でいる」 と連絡があります。 この女性は誰なんでしょう?
八田皓吉がアパートの部屋に行ってみますと、ちょうど例の金造がいます。 その金造が逃げ出したあと、両親殺しについて問い詰めると、 コップのウィスキーを飲んで倒れ白目むいて苦しみ出したので、 毒飲みよったあと叫んで、靴だけ持ってドアから飛び出して交番へかけつけたといいます。 風呂敷みは置いていたのでしょうか? いずれわかるのでしょう。 金造の証言とはちょっと違うようですね。 八田皓吉はその人の見間違いだろうといいます。
次は、伊豆金造です。
かなり自己中な証言ですね。 嗅いだこともないのに、ウィスキーから青酸カリの臭いがしたとか、 喧嘩する気になってたら、すっかりひるみやがってタジタジになったとか、 人のことは気にしないし、陰口や噂話が��いなので、他人に来た手紙なんか見るわけがないとか、です。
ところで、 八田皓吉は左のコップか右のコップかわからないと言ってましたが、伊豆金造は、左だろうといいます。 そういえば、青酸カリの入ってたのが、左のコップか右のコップかはっきり書かれていなかったような気がします。 いずれわかるのでしょうか? で、肝心の事件の顛末となります。
八田皓吉が来たのと入れ違いに、伊豆金造は部屋を飛び出します。 その後、管理人の婆さんと隣の空き部屋から盗み聞きします。 その後、兄さんって人が毒をって叫んだとき、廊下に顔をだしたから間違いなが、 八田皓吉は部屋から出てないというのである。 まあ、臆病者の伊豆金造の証言なので、警察も信用してないみたいです。 が、 とよ婆さんも、伊豆金造と同じ証言をします。 しかも、部屋のドアがいきなり乱暴にしめられ鴻巣玄次が苦しそうに這って行って、 タンスの引き出しをあける音までしたと証言します。 結局、 八田皓吉が叫んだのは、玄関で靴をつっかけながらだろうということで落ち着いたみたいです。 鴻巣玄次こと川野元晴の自殺だろうということみたいです。
鴻巣玄次がそのアパートにいると電話してきた女は? 八田皓吉が叫んだのが部屋の中だったとしたら、事件はどう変わるのか? 部屋の中からはでられませんしね。 八田皓吉が持ってきた風呂敷包みのことも気になります。 鴻巣玄次こと川野元晴の両親惨殺も状況が語られますが、本編とどれだけ関係があるのか?
2月24日の夜に松次郎が電気コードで絞殺、 コードでぐるぐる巻きにされ押し入れの下段に、 うめの方は後頭部を強打されたのが死因で同じ押し入れの上段のに安置したように上を向いて寝かされていた。 この押し入れが釘でうちつけられていたので、行きずりの強盗などではないと判断し、 家出した不良息子の元晴の仕業と決定づけられた。 ただし、うめの殺害に用いられた凶器が発見されていない。
川野の家では、息子が孝行してくれて一週間ほど九州の親戚へ行くことになっていて、 事件の発覚が遅れることになる。 この息子が、八田皓吉のことなのか、鴻巣玄次こと川野元晴のことなのかとここでわざわざ書いているのは、 意味深ですね。
南千住三丁目が両親殺害のあった場所となっていますが、 そこには、大きなガスタンクの真下に拡がる町だと表現されています。 ガスタンクの正体は、東京ガスの石炭コークスを使���たものみたいです。 現在のイメージでは、球体ですが、当時は円筒形だったみたいで、高さが見る時間によって違ったそうです。 昭和36年に地下鉄の日比谷線の南千住駅が開業してて、 その駅を挟んだ南千住七丁目には昭和37年に開場した東京スタジアムがあります。 だから、ここでいう現代とは、昭和40年頃ということになりますね。
つづく
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fuyungo · 5 months ago
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亡くなった母が認知症で、認知症って脳が小さくなるらしく、優しくするとボスになり、私や子供を虐めました こんな言い方、怒られるでしょうけど、猿山と思い、親と思わず、私がボス猿になりました 食べ物やおやつで釣りました。良くできたら御褒美~そんな感じです しかしデイサービスから帰ると、まず品定めと言うか、凶器の母でした 常にボス猿として強気��接しました。強いボス猿だと、穏やかに過ごす母でした ある日、顔に青アザを作ってました。自ら家具の角に目をぶつけて作るのです。それでもデイサービスの施設に行かせました 私に殴られたと主張。私は『私は右利き、左利きならそこにアザが作れるけど。』と施設の人の前で話したら2度とアザを作るのを辞めました
【速報】94歳母親を暴行死 58歳の弁護士の長男逮捕「暴力をふるったのは私以外にいない」と認める 顔面を頭突き・盆で殴打で骨折・多数の打撲痕 大阪府警(読売テレビ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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kiriri1011 · 6 months ago
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月夜のせいではなく(R18)
 人の子が林檎をかじるように。  ヴァンパイアが血を啜るように。
「愛してる」
 綺麗な夜にそうささやくのは、彼にとって自然なことだった。  後ろめたくはない。だってこれは、“その先”の世界へと進むための、合言葉のようなものだ。  この言葉は200年経っても腐るということがない。  指先を唇に持っていきながら、許しを請うように上目遣いを送るアスタリオンがこの言葉をかければ、哀れな標的はみんな彼をせがむ。  青白い肌は、いくら重なってもまるで火照るということを知らないのに。
「詐欺師の言葉はいらないわ」
 タヴはそう言って、アスタリオンの手をそっと離れた。  不意の展開にまばたきしていると、彼女の顔がさっと冷え切っていくのがわかった。  さっきまで親密な雰囲気だったのに、今は触れれば弾けるような緊張感を纏っている。
「詐欺師? ひどいじゃないか、一夜の感動をともにする相手に対して、これ以上ふさわしい言葉はないというのに」
 お決まりのルーティーンに持っていこうとして失敗した吸血鬼は、小さな焦りを知られないように狡猾な微笑をすうっと浮かべた。  驚くことに、アスタリオンはこうなっても勝利をもぎとる自信があった。  数多ある口説き文句のなかで、たまたまお気に召さない言葉があったというだけだ。  万人受けするはずの魔法の言葉も、あくまで“この女”には効かなかったというだけで――。
「自分の言葉に価値があると思ってるのね」
 黒い髪の垂れた顔は、まるでおめでたい、と言わんばかりに目を細める。  いったい、それの何が悪い? と言わんばかりにアスタリオンも視線を返す。
「お前にもほしいものぐらいあるんじゃないのか? 自由、快楽、希望……もしくは、優しく抱いてくれる恋人とか。そのどれかひとつぐらい俺が叶えてやるって言ってるのに。プライドが高いのは好みだがあんまり強情だと目の前の幸せを逃すぞ」
 相手は表情ひとつ変えずゴブリンの酒樽にワイヴァーンの毒を仕込む女だが、感情がないわけではないのを知っていた。  さきごろ、事実上は森を救ったものの、ともに英雄扱いは肌に合わないアスタリオンと彼女は気の良い仲間たちにすべてを押しつけ、ふたりで夜を明かした。  大量の敵を魔法の炎で焼き払った余韻か、あの晩の彼女は昂っていて、とても凶暴だった。その野性的な手触りをアスタリオンはよく覚えている。  一度では忘れられないと、そう感じて逢引きに納得してくれたと信じていたのに。
「――私がほしいのはね」
 突然、月が雲に翳るように、アスタリオンの唇は奪われた。  あまりの脈絡のなさに息ができない。  女魔術師は細い見た目にそぐわない強引な力で男を抱きすくめると、舌で唇をこじ開け、長い犬歯まであっという間に辿り着く。  なんの遊びもない、大胆不敵なキス。  見た目はエルフだが、その迫り方はまるでオークだ。  だが、アスタリオンが驚いたのは一瞬だけ。なまめかしい舌の感触に喉奥が仔猫のように鳴るのがわかる。  なんだ、結局ほしがるんじゃないのか。  つまり彼女ですら定石通りでしかないと察して、吸血鬼は口の端に銀の糸を垂らしてほくそ笑んだ。  だが、そのチープなところが一番いとおしいとさえ思う。  逆にいえばそれ以外にアスタリオンの望むものはない。  平らな草の上に自分から寝転がり、女の身体を抱え上げる。  夜の静寂にしばらく息を交わす音と、舌のまじりあう音だけが響く。
「………ッは」
 不意に離れた彼女を目で追う。  濡れた唇が光って、月に照らされた瞳がかがやいている。  それを美しいと感じると同時に、アスタリオンは止まったはずの心臓がナイフで傷をつけられたようにかすかな畏怖に震えるのがわかった。  闇を垂らしたような黒い髪を揺らし、タヴは微笑みを浮かべると、腰に回ったアスタリオンの片手をとって、指先に口づける。
「私がほしいのは、本物だけよ」
 月夜を背負うには、この女の微笑みは鋭すぎる。  我ながらなんて皮肉だろうと自嘲して、アスタリオンはうっすらと目を細めた。
「……もったいつけたわりに、随分と素朴なことを言うじゃないか」    その恐ろしいほどの美貌とは裏腹に、タヴの求めるところは単純でしかない。  本物の愛がほしいだなんて、アスタリオンの覚えている限り200年前の処女でももっと背伸びした言葉を使っていただろう。  うすら恐ろしい笑みが似合う女魔術師様が、意外とかわいいところもあるんじゃないか。
「俺に言わせれば、お前は高望みだな。いまどきはセンチメンタルといってもいい。身体は俺みたいな軽い男をほしがっているのに、純粋な気持ちまでよこせとはびっくりだ。早く田舎に帰って、初恋を捧げた幼馴染みの男と幸せな結婚式をあげたほうがいいぞ」
 同情まじりのジョークを告げても、女はくすりともせず、じっとアスタリオンを見つめている。  見つめられすぎて顔に穴が開きそうだと思った。それぐらいタヴの視線は弛みがなく、まっすぐにアスタリオンを見据えている。  腹をすかした狼に見つめられている気分だ。  このままでは場が持たないと感じ、アスタリオンは両腕をタヴの肩に巻きつけると、今度は自分からキスをねだる。  女の温かい舌に積極的に自分の舌を合わせ、彼女のほうから襲いたくなるように鼻にかかった吐息をこぼしながら導いていく。
「……私はお前の口から本物の声が聞きたいわ」
 またそれか。  さすがに呆れてため息をつきそうになるが、その瞬間に長い耳の先を噛まれて、アスタリオンは思わず「あ」と声をあげた。  敏感な場所を食まれて、甘い戦慄が感覚を焼く。
「今のは演技?」
「……ふむ、どっちか当ててみるといい。次は反対の耳で」
「わかったわ」
 女は言う通りにした。アスタリオンは先ほどよりもわざとらしく喘いでみせる。
「すごい! 上手じゃないか」
「……どうやらふざけているみたいね」
 無表情の女が苛立っているのを見て、アスタリオンは愉快な気分だった。  大体、こういう夜に、言葉の裏の読み合いなんてするもんじゃない。  その向こうが空虚にしか続いていないことは、この世の誰もが知っている。  吸血鬼が鏡を覗き込んでも、そこに誰も映らないように。  アスタリオンはキスや愛撫を受けるたび、わざと甘えた声を出してはくすくすと笑いだす。それをタヴは冷たい視線で見ていたが、互いにゆっくりと時間をかけながら服を脱がせ合っていた。
「……?」
 アスタリオンが女の細い腰からズボンを下ろそうと手を伸ばしたとき、違和感に気づいた。  女の股間にふくらみがある。しかも、温かい。  指先でするするとその輪郭を確かめるアスタリオンに、タヴは微笑み、自分から腰を上げてズボンを下ろしていく。
「……それはいったいどうした?」
 タヴの黒い炎のような[[rb:陰毛 > ヘア]]のなかに、男の象徴が半立ちになっている。  前に見たときはこんなものなどなかったはずだが……。アスタリオンが疑問を込めて訊ねると、タヴは少し得意げに目を細めた。
「面白い呪文書を見つけたから、自分で試したのよ」
 黒く長い髪に、豊かな胸と細い腰。魅力的な女らしいパーツが一通り揃った身体に男の性器を生やした彼女は、まるで両性具有の神の像のように堂々としていた。生まれたときからそれを持っていたような不思議な自然さがある。  魔法とはここまで万能だったのか、と呆れたような感心を抱きつつ、アスタリオンは彼女の股間にあるものをしげしげと眺める。
「……触ってみても?」
「かまわないわ」
 了解を得て、右のてのひらでそれを包み込む。  「ほう」と好奇心を隠さずアスタリオンはうなずいた。  すべらかで身の詰まった感触はたしかに本物で、中身を伴わない幻術の類ではないと納得できる。  刺激したらやはり勃起するんだろうか、などと想像を巡らせて触れていると、ふいに顎先を持ち上げられて上からキスされた。
「今夜はこれを使ってお前を抱くわ」
 タヴはそう言って、己の半身をアスタリオンの股間に近づけた。  まだ半分柔らかいものが自分のそれと重ねられる。大きさもほとんど変わらないから、双子のようだ。
「まるで新しい玩具を使いたくてたまらない子どもだな」
「遊び相手になってくれるんでしょう?」
「まあ、そうだな……」
 さすがに股間に一物を生やした女に抱かれるのは初めてだ。  だが、アスタリオンはそこで迷いよりも興味が勝った。  200年を危険な色事に費やしてき��なお、自分に初めての行為があるということが皮肉で愉快だったし、魔法のかかった彼女の身体は魅惑的だと思う。  危険の多い旅路に、彼女を自分の武器で繋ぎとめておけるなら言うこともなしだ。
「いいだろう。一度挿れる側になったら戻れないってことを俺が教えてやる」
「強気だけど大丈夫? 怖くないのかしら」
 タヴはわざと心配そうにため息をつくが、それはアスタリオンには失笑もののリアクションだった。  自分の得意な領域に持っていけることを確信したアスタリオンは青白い頬に完璧な微笑みを浮かべてタヴを見上げる。
「俺に怖いものなんてない」
「あら、カザドールも怖くないの?」
「その話は今するな!」
 問答も惜しくなったアスタリオンはタヴの唇を奪い、細い腕を強引に自分の肌に導いた。  今までのものより荒いキスにふけりながら、アスタリオンの促すまま女の指先はするすると胸の先端に絡みつき、細かい動きで刺激を加え始める。  すでに知っている快感がちりちりと背筋を這い上がった。  こうなるともはや予定調和でしかない。
「あぁ……は、あ……」
 深いキスに溺れたように瞳を潤ませ、アスタリオンは女にいたぶられる悦びを吐息にしてこぼした。  タヴは合図のように乳首を引っ張ると、舌を動かし、さらに奉仕することを要求してくる。  アスタリオンは従順に応えた。めまいがするほど濃厚な口づけに溺れながら、身体に刻まれる刺激のひとつひとつに翻弄され、切ない喘ぎ声を漏らす。  それらはすばらしい手本のひとつとして数えられるような反応だった。  こうやってアスタリオンは千の夜を生きてきたのだ。    夜の森に派手な水音と男の嬌声が響く。  
「あっ! あっ、ああっ、そこだ……もっと……っ」
 彼女の指は後ろの窄まりに潤滑液を塗り込めている真っ最中で、獣のように四つん這いになったアスタリオンは敏感な場所を穿られる感覚のままにあられもない声をあげていた。  夜闇でも淡くかがやくような白い背を揺らし、なまめかしく息を切らす様はどう見ても快楽に溺れているようにしか見えない。  だが、今まで多くの者たちを楽しませてきた彼の痴態を見ても、タヴの顔は冷静なままだった。
「私を抱いたときも、そうやって上の空だったわね」
「っき、……急に、なにを、言って………う"あッ!」
 現にアスタリオンは返事も覚束ないのに。  彼女の指は執拗に男の秘所を搔き乱し、容赦なく追い立ててくる。  アスタリオンは素直にその感覚に従っているに過ぎないのに、女はお気に召さないらしい。
「ア、ハッ……心外だな……俺はこんなに昂ってる、のに……、っ!」
 地面に爪を立て、押し寄せる快楽に奥歯を噛み締める。  タヴは���ったい何が気に食わないのかわからない。こんなに感じているところを見せているのに、なぜ納得しないのだろう。  実際のタヴの技巧には演技をする余地がなかった。  アスタリオンに負けず劣らず器用な指先は男の泣きどころを的確に捉えてくるし、異性を抱くのは初めてとは思えないほど手慣れていて、今さらリードするまでもない。  いつの間にかアスタリオンは彼女に主導権を譲って、与えられる快感を享受する一方だった。
「たのむ、もう、イきたい……っ」
「そうしてあげてもいいけど」
 タヴはそっけなくつぶやくと、ずぽりと指先を引き抜いた。  玩具がなくなったことが惜しくて、思わずアスタリオンは喉の奥を鳴らす。
「ああ……タヴ、早く、お前がほしい……」
 本当だ。  絶頂を前にして放り出される狂おしさほど持て余すものはない。  はぁ、はぁ、と荒く息をつきながら視線で訴える。欲望に眩んだ赤い瞳は濡れたようにかがやき、タヴだけを見据える。  冷たい表情だが、彼女の股間にあるものは大きくそそり立っていた。  アスタリオンの飢えた身体を癒せるのは今はそれだけだ。
「なら顔を見せて」
 タヴは涼しくそう言ってのけると、地面に両手と両膝をついた男の身体を裏返しにした。  背中が土にまみれることにアスタリオンは抵抗を感じたが、タヴの腕は妙に強くて逆らえず、彼女の望むままに仰向けになる。  てっきり後ろから挿入されるものだと思っていたのに。  快楽を優先するのかと思いきや、急に顔と顔を突き合わせることになり、すっかり出来上がっていたはずのアスタリオンはかすかに臆した。  月の淡い光を浴びた髪が黒々とかがやいていて、そのうっすら細くなった瞳はよく研いだナイフのように光って見える。  彼女がこんな顔をして、ずっと自分だけを見ていたことを知って、心臓がもう一度止まりそうな気がした。  タヴの手に膝の裏を抱えられ、持ち上げられる。
「挿れるわよ」
 潤滑液で濡れた窄まりに彼女が性器を近づけ、徐々に挿入する。  思わず息を止めていたアスタリオンは、その腹に響く感触に大きく声をあげた。
「あッ……あぁ……!」
 はっきり言って、正常位で挿入されるのは好きじゃない。  やるとしたら処女と童貞同士とか、年季の入った夫婦がたまに愛を確かめ合うときにするもので、少なくとも快楽を優先して行う体位ではないと思っていた。  だが、タヴに挿れられた途端、甘美な刺激が電流となって全身を突き抜けた。彼女の勃起したそれが全部入りきる頃には、アスタリオンは泥に濡れるのも厭わず背をよじって悶えていた。
「今のは少し良い顔だったわね」
 含み笑いをのせた声が降ってくる。  笑われた意味が理解できず、わずかなあいだ呆然となっていた。そのまま二の句を継がせないうちにタヴは腰を動かす。
「はあ……ぅ、ああ……っ」
 ゆっくりとした動きは、十分に蕩けきった後孔を甘やかすように緩やかで、気性の激しいタヴの腰遣いとは思えなかった。  アスタリオンの知るタヴは、冷酷で容赦がなく、威圧的で、荒っぽいキスが好きな女魔術師だ。  だからこんな初めての恋人にするように丁寧に愛されるとは思ってもみない。  戸惑いと快楽に包まれながら、アスタリオンは熱に浮かされた声で喘いだ。
「タヴ……ッ、ま、て」
「お前の中を堪能してるの。……とっても狭くて、ひんやりしてるわね。ちゃんと血は流れてるみたいなのに、不思議だわ」
 ゆっくり腰を突き入れするタヴはそう言って男の股間に手を伸ばした。  前戯のときからすでに昂っていたそれの、敏感な穴を指先で刺激する。  白い首をそらしてアスタリオンは肩を震わせた。
「ぁ、あ!」
「やっぱり顔が見えるといいわね」
 タヴは身悶えするアスタリオンの表情をつぶさに観察して微笑した。  感じているところを見られているだけなのに、なぜだか胸が騒ぐ。今までこの痴態で多くの者を虜にしてきた。ベッドの上ではアスタリオンは常に踊り子で、与えられる快楽のままに振る舞ってきたのに、今はそうあることが難しい。  ただタヴは優しくしているに過ぎないのに。
「ああ……アスタリオン」
 彼女は恍惚となったようにつぶやく。  その甘やかな声が鼓膜を揺さぶり、今行われている行為の濃密さを脳のより深くまで訴えかける。  今まで無表情だった彼女の顔が和らいでいるのがわかる。そんな表情は初めて見た。タヴが満たされていると知ると、なぜかわからないがアスタリオンの胸は不思議と高鳴った。  タヴは大きな胸をゆっくりとはずませ、呼吸を深めて男の肉襞をよく味わっていた。
「お前を近くに感じるわ」
 その言葉に、アスタリオンはどこかむずがゆいような感覚を覚えた。  まるで胸が落ち着かない。挿入されているだけでじわじわと緩やかな絶頂感を味わっているようで、こんなタイプの快楽はあまり感じたことがなかった。
「……動くわよ」
 タヴはつぶやいて、腰を揺らし始めた。  今までよりも強い打ち込み方だが、すっかり彼女の形に馴染んだそこは苦もなく受け入れてしまう。  ぐちゅ、ぐちゅ、と潤滑液で潤った後孔が出し入れのたびに濃厚な水音を立てた。
「ああっ、あっ、ん、っ……あ"ぁッ!」
 激しくなる挿入に耐えかねたのか、ぷつん、と糸が切れたように股間のものが射精する。鍛えられた腹筋が自らの精液で濡れていくさまもたしかめられず、アスタリオンは顎をそらして奥歯を噛み、絶頂を耐え抜く。
「……まだいけるでしょう?」
 荒く息をつき、腰の中に停滞する重い快楽が通り過ぎるのを待っていると、タヴがそっとささやいた。  最初は意味がわからず、聞きそびれたが、彼女は返事を待たずにアスタリオンの膝裏をより高く抱え上げた。  まだ快楽から抜け切れていない身体に強く腰が押しつけられる。それも激しく、何度となく。
「あ"ッ、あ"ぁ"ッ、あ"あ"あっ!」
 意識が脳から押し出されそうになるほど強い衝撃に、アスタリオンは喉を嗄らし、もはや吼えるといってもいい叫び声をあげた。  その反応に、タヴはうっすらと汗を額に浮かべながら微笑む。
「……ああ、なんて良い声」
「ぅあ"ッ、あ"、あ”あ”っ!」
「すばらしいわ、アスタリオン」
 タヴの称賛の声もアスタリオンには届かない。  ただ彼女の腰の動きに身体は芯から翻弄され、途方もない感覚に泣き叫ぶ。
 怖い。
「だ、めだ……ッ、も、う、抜いて……ッ!」
 涙を散らし、首を振って懇願のために喉を振り絞る。  このまま二度目の絶頂を迎えることに、アスタリオンは自分の魂が失われるような恐怖すら覚えた。  始めこそ優しかったものの、今の彼女は捕食者だ。  アスタリオンだけを執拗に追いかけ、首元に両手をかけて、今にもその意思ひとつで絞め殺せる立場にある。  その存在��は心当たりがあった。
「だめよ、アスタリオン」
 彼女に時折覚えたかすかな畏怖は、そこからきていたのだ。  とりわけ冷たく響いた声の後、より深く、より激しく追い立てる動きが��いて、アスタリオンは喉が焼けるほど叫び声をあげた。
「あ"あ"あ"ぁ……!!!」
 強く穿たれ、熱いものが注がれる感触に目の前が白濁する。  全身の血管が逆流し、内臓が裏返しにされるような衝撃が襲う。  タヴはアスタリオンの中になみなみと精液を注ぎ込むと、しばらく余韻を味わってから、そっと性器を外した。
「あ……あ、あぁ……」
 肛門からとろとろと精液が流れ出る制御できない感覚に、アスタリオンは漠然となった。  強すぎる絶頂のショックがまだ身体から抜けきらず、全身が痺れたように動かない。  そんな男を見て、タヴは満足したようにため息をつくと、涙の散った頬に手を伸ばした。
「すごく可愛かったわよ、思い出しただけで興奮してくるくらい……」
 法悦を漏らすタヴは男が自分と同じように余韻に浸っていると思ったのか、優しく頬をなでて女神のように微笑んだ。  しかし、アスタリオンの嗚咽は止まらない。  痛むほど叫んだ喉は震えを吐き出し、肩を震わせながら悲しみに耐える。  あまりにも深刻な表情で涙を流すアスタリオンに、タヴもおかしいと思ったらしい。柳眉をかすかにしかめて、うかがうように見つめてくる。
「ちょっと、大丈夫?」
「…………」
「……もしかして、本当に嫌だったの?」
 アスタリオンは力なく、しかし何度もうなずいた。  そのさまを見て、タヴは唖然と口を開ける。
「そんな、まさか……またふざけてるんだと思ったのに」
 彼女も自分の行いを顧みてショックを受けているらしい。  アスタリオンは震える身体を引きずるように動かし、土の上にへたり込む。  生々しい恐怖が胸の中からなかなか出ていかない。  発作のように呼吸が乱れ、涙が止まらなかった。  あれは普通のセックスではなかった。少なくとも、アスタリオンにとっては。
「……悪かったわ」
 悄然とした声でタヴが言う。  彼女が動く気配がして、反射的に逃げようとしたが、決してその手が伸びてくることはなかった。
「ごめんなさい。お前がふざけているときと本気のときの見分けがつかなかった私が愚かだった」
 タヴの声は明らかに落ち込んでいた。  傍若無人な彼女が他人に謝罪しているところなど想像もしたことがなかったが、その態度は信じがたいほど殊勝だった。  アスタリオンは涙で何度かむせ込んだが、だんだん戻ってきた呼吸に落ち着きを取り戻していった。
「……いや、いい。最初ふざけてたのは俺の方だった」
 子どものようにみっともなく泣いた後なのでやりきれない。  しかもタヴは本気で心配している。  気遣う視線を背中に感じながら、アスタリオンは小さな声で言った。
「俺も自分がふざけてるときとそうでないときの区別がついてない。よくわからないんだ。自分でも俺が言っていることは本気なのか、実はそうでもないのか、……今まで、深く考えたことがない」
 長いあいだ、アスタリオンの止まった心臓は自分自身のものではなかった。  己が使役される道化であることすら忘れようとして生きて、それで今のアスタリオンがある。  権力に従い、自分を演じて、相手の欲望に応えることだけで今まで生きてきたのだ。  だが、先ほどのタヴとのセックスは、今までやってきたそれとは勝手が違った。  今まで闇の中に紛れさせてきた自分自身が、急に明るいところに引きずり出されたようで、ひどく無防備で、子どものように心細い気分になった。
「自分が自由なことを信じていないのね」
 まず、何かを信じるということがどういうことだったか思い出せない。  今でもどこか茫漠とした気分で、アスタリオンは自分の肩を両腕で守るように抱いた。  ゆっくりとタヴが動く気配を察して、びくりと顔を上げたが、彼女は肩の隣に座り込んだだけだ。
「ゆっくり実感すればいい。……ただ、嫌なときは嫌とはっきり言って。それがお前のためよ。ただ、私もお前が本気かそうでないかをもう少し見極める目を養うわ。これからも一緒にいるんだから」
 タヴは穏やかな表情を浮かべると、そっと指を伸ばし、まだ乾いてない涙の粒をとった。  欲望のままに抱き合っているときよりも、今の距離の方がアスタリオンの心には馴染んだ。  それはまったく不思議な感情で、温もりを知らない胸の中に存在する、棘で張り巡らされた冷たい心臓からひとつひとつそれが抜き取られていくようだった。
「ただ、俺は、強引にされるより……その、優しくされるほうが、よかった」
 名前のつけがたい感慨に襲われたアスタリオンは、わずかに臆したように目を伏せると、自分でも知らないうちにわけのわからないことを口走っていた。  自分でも言った後に後悔した。  優しくしてくれと自分から要求するほどみじめなことはないと思っていたからだ。
「次はそうするわ」
 タヴはそう言って、アスタリオンの肩に自分の頭を軽く乗せた。  意外な言葉に、アスタリオンは顔を上げる。
「次があるのか?」
「お前が望めばね」
 タヴの黒い髪が柔らかく肩にかかって、かすかに花のような甘い匂いが鼻先を掠める。  花の香りに夢中になったことはないが、彼女から漂ってくるそれは不快ではなかった。
「……またしたくなるかどうかはわからない」
「別にしたくなければいいわよ」
「しなかったらどうなる? 何もなかったように振る舞うのか?」
 タヴは静かにつぶやいた。
「ただ一緒にいるだけよ」
 アスタリオンは茫然となって、タヴの黒い旋毛を眺めていた。  彼女の言葉を脳裏で何度も反芻させて、一生懸命意図を考える。  だが、言葉以上のものは何も思いつかなかった。  肩を寄せ合い、何もしないまま時間だけが過ぎる。  それはこういうことなのか、とアスタリオンの頭の中が少し片付く気がした。  彼女が肩にもたれたまま動かないので、寝てしまったのかと顔をうかがう。  月のように静かなタヴのまなざしがそこにあった。  鏡を覗き込んだときと同じように、そこは誰の姿を映すこともしない。  だが、タヴはたしかにアスタリオンを見つめている。その月夜のような美しいまなざしは自分だけに注がれていて、自分だけを見ているとアスタリオンは今なら実感できる。  アスタリオンは指先で彼女の唇に触れた。  ふっくらとした下唇の感触を親指でなぞると、そのかすかな温もりがどこか懐かしいとすら思った。
「……キスしたいかもしれない」
 タヴはうかがうように男を見上げた。
「かもしれないじゃだめよ」
「じゃあ……、キスしたい」
「それならいいわ」
 タヴはアスタリオンの頬にそっと手を添えると、自分から唇を重ねてきた。  短く触れるだけの口づけ。  離れるたびに彼女と視線が合って、またくっつけることを何度か繰り返す。  ふたりのキスはそれ以上の意味を持たず、またほかの感情を必要としなかった。
「タヴ……」
 知らずにアスタリオンは彼女を呼んでいた。  その声が求めているのは、もっとしたい、なのか、もっとそばにいてほしい、なのか、自分でもよくわからなかった。  曖昧な感情に揺れる赤い瞳を見て、タヴは何も言わずに微笑んだかと思うと、また唇を重ねて、アスタリオンの肩を大きく抱き締める。
「あ……」
 彼女は、その全部を満たしてくれた。  アスタリオンはタヴの行動のひとつひとつに言葉を詰まらせ、彼女がなぜそこまでしてくれるのか不思議でならなかった。  いくら考えても答えは出ない。  だが、今は無性に彼女の温もりが恋しくて、その背中を強く抱き寄せながら、自分からタヴの唇を乞う。  後ろに回ったタヴの手が、月に淡くかがやく銀髪を優しく、何度もなでていく。  言葉にし尽くせない思いを告げるように彼女と唇を重ねながら、この胸を満たす感情が、欲望が、美しい夜のかけた魔法ではないことをアスタリオンは強く願った。  
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babyb1uenavy · 7 months ago
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青 すき なぜ ¦検索 🔍
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◾️カラフルでビビッドなワールド
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白ってな、200色あんねん。
この一言が話題になったのはもう4年も前のことだそうですが
実は、あながち誇張された話という訳でもないようです。
PC等の機器を用いて作成できる色は約1677万色。
その中で、人類が識別できる色はおよそ1000万色もあるそう。
なるほど、世界はそんなにカラフルでビビッドだったのか。疑ってごめん。
1000万色に色付いた鮮やかな世界を、普段あまり意識せずに生きてしまう日々ですが
一色だけ、どうしたって目が離せない色があります。
幸せを呼ぶ色とポジティブな評価を受けながらも、
〇〇ブルーなどといったネガティブなイメージも併せ持つ不思議な色。
青色です。
ついつい私物を青色で揃えてしまうほど、
ひっそり始めた投稿のテーマに据えてしまうほど。
いつだって私にとっていちばん魅力的に映る色ですが
実は、幼少期は一番苦手な色でもありました。
◾️のっぴきならぬ青との確執
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
時は2002年、丁度RIP SLYMEが楽園ベイベーで大ヒットを飛ばしたころ。
私は春から幼稚園に通い始めたばかりでした。
母が抽選に並び、入園権利を勝ち取った(と噂の)その幼稚園は少し辺鄙な立地だっため
遠方から通う園児を対象に、毎朝お迎えバスが運行していました。
一番近い停留所は市の図書館前。
園児を送迎するためのバスですから、当然母は乗れません。
繋いでいた母の手を話し、付添の先生に挨拶をして
ひとりでお迎えバスに乗り込み、窓から母に手を振る。
当時齢3歳にして、私は上記の偉業を毎朝成し遂げていた訳です。えらい。
褒め上手だった母のおかげで泣いた事こそありませんが、
当然母と離れて嬉しいはずがありません。
だって齢3歳ですから。
朝は眠たいし、制服は窮屈でかわいくないし。
制服を着たら、バスに乗らなくちゃいけないし。
『またお着替えか、またバスか。』
と、毎朝私のイヤイヤスイッチをONにした元凶。
且つ、因縁の制服が丁度青い色をしていました。
それも水色じゃありません。濃紺です。
ブレザーやスカートだけでなく、
行事にのみ着用する房飾り付きの角帽までありました。
大人目線だと、無邪気な幼児と落ち着いた制服の対比が大変かわいいのですが
3歳児目線だとこれが本当にかわいく見えない。
『〇〇な、あおきらいやねん。』と家族団欒の場で発言し、爆笑をさらったことがあるほど
当時の私と青色は犬猿の仲でした。※母談
けれど、幼児心と秋の空は常に変わりゆくもの。
時は少し進んで2003年、穏やかな日曜日の午前7時30分。
私は衝撃且つ運命の出会いを果たします。
永遠のスーパーヒーロー、アバレブルーと。
◾️あお、いーじゃん。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
皆様、爆竜戦隊アバレンジャーはご存知でしょうか。
2003年から2004年までテレビ朝日で放送された、幼児から大人まで楽しめる特撮ドラマです。
アバレブルーは、アバレンジャー構成員の1人。
クールで知的、口数は少ないが鋭く冷静な思考でチームを支えるNo.2。
モチーフは温厚な性格に強い力を秘めた太古の大恐竜、トリケラトプス。
アバレッドが太陽なら、アバレブルーは月です。
月光って何だか青っぽいしピッタリですね。
そんなアバレブルーに、私は見事撃ち抜かれました。
全身私の苦手な色なのに。
きっと連日のバス通園でナーバスだったんだと思います。
荒んだ幼児心に、アバレブルーのクールでミステリアスな雰囲気は刺激が強かった。
見事にトリケラローリングフィニッシュを喰らってしまったわけです。
そこからはもう、あお、あお、あお。
3歳児の私は単純ですから、嫌いだったものもすぐ好きになります。長所ですね。
アバレブルーの光るチョッキとパジャマで毎日眠り、新聞紙で変身ベルトを製作。
七夕の短冊に『アバレブルーになりたい。』と書きたいが文字が分からず、
青色の短冊にひらがな2文字で『あお』と書くなど。
あれほど嫌いだった制服もいつの間にか好きになりました。
嫌いを好きに変える長所を持つ私ですが、
好きになったものをずっと好きでいるという長所も併せ持っています。
青は、やっぱり私にとって特別な色なのです。
◾️そういうわけで、
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ここは、私の青を発信する場所です。
私が識別できる青をひとつでも多く探しにいくための教科書であり
それを記録するためのノートでもあり、
皆さんに青を知っていただくための広報活動であり
識別できない青ってどんな色だろうなあ。と、想像するためのツールでもあります。
思いつく限りの青を、思いついた時に発信します。
◾️よろしくお願いいたします!
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kendawk · 11 months ago
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アオハルスナッチ2[夏庵]
アオハルスナッチ2[夏庵] スタジオ: メディアバンク シリーズ: アオハルスナッチ 更新日: 2023/12/03 時間: 20分 女優: 夏庵氏原作「アオハルスナッチ」(コアマガジン)OVA化第2弾!! 青春はいつもNTR 最凶無惨◇◇◇ 強奪される青春!!!文学少女が‘堕女’(オトメ)になる瞬間◇ ※本作はインモーション(in-motion)技術を用い、 コミックでしか味わえなかった世界観を創り出します。 【STORY】 文芸部の合宿所では男女別の部屋に分かれて寝ることになった。 女子部員は一人のため、部長のしおりの元へ代わる代わる襲いに行く 男子部員たち。 すでに文芸部の肉便器となったしおりのことなど気付いていない誠は、しおりに 告白し ***********************************
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cklaick · 1 year ago
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アオハルスナッチ2[夏庵]
アオハルスナッチ2[夏庵] スタジオ: メディアバンク シリーズ: アオハルスナッチ 更新日: 2023/12/03 時間: 20分 女優: 夏庵氏原作「アオハルスナッチ」(コアマガジン)OVA化第2弾!!青春はいつもNTR最凶無惨◇◇◇強奪される青春!!!文学少女が‘堕女’(オトメ)になる瞬間◇※本作はインモーション(in-motion)技術を用い、コミックでしか味わえなかった世界観を創り出します。【STORY】文芸部の合宿所では男女別の部屋に分かれて寝ることになった。女子部員は一人のため、部長のしおりの元へ代わる代わる襲いに行く男子部員たち。すでに文芸部の肉便器となったしおりのことなど気付いていない誠は、しおりに告白し付き合うことになる。だが初々しい二人の姿はどこかぎこちがなさがあった。それは数々の仕打ちが恍惚体験となり、その感 ***********************************
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qqyw2wd9 · 1 year ago
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アオハルスナッチ2[夏庵]
アオハルスナッチ2[夏庵] スタジオ: メディアバンク シリーズ: アオハルスナッチ 更新日: 2023/12/03 時間: 20分 女優: 夏庵氏原作「アオハルスナッチ」(コアマガジン)OVA化第2弾!! 青春はいつもNTR 最凶無惨◇◇◇ 強奪される青春!!!文学少女が‘堕女’(オトメ)になる瞬間◇ ※本作はインモーション(in-motion)技術を用い、 コミックでしか味わえなかった世界観を創り出します。 【STORY】 文芸部の合宿所では男女別の部屋に分かれて寝ることになった。 女子部員は一人のため、部長のしおりの元へ代わる代わる襲いに行く 男子部員たち。 すでに文芸部の肉便器となったしおりのことなど気付いていない誠は、しおりに 告白し ***********************************
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animekirbyserifu · 1 year ago
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メタナイトその2
51話 ・「こんなところで…何をしている?もうすぐ日が暮れるぞ…家に帰らねばな…。」 ・「もう1年か…カービィ…早いものだな…。」 ・「あれは、ボムカービィ!」 ・「(眼を青色に変化させて)この1年で…ずいぶん成長したな…カービィ…。その変身こそ…その証拠…。」
52話 ・「何!?私のフィギュア?うーむ、いよいよ私もレアものか…。」
53話 ・「陛下!これはあくまでルールに則ったスポーツですな?では…じっくり見せていただきましょう。」 ・「敵の波動を本能的に吸いこんだ!」 ・「これでいい…カービィの潜在能力は不意に解き放たれる…。追い詰められることだ…。」 ・「ん、『ファイターつかみ』になだれ込むぞ。」 ・「『ふみつけげり』!初めて見せてもらった。」 ・「敵の弱点を知れ!」 ・「信じられんが…『猫騙し』!」
54話 ・「奇妙だ…なぜ(キハーノは)騎士と名乗る?」 ・「(フームに対して)かなり変な老人だ、見守ってやれ…。」 ・「いかん!(キハーノの)脈拍が落ちている!」 ・「この老人は夢を見ていた…その夢から生きる力を得ていた…。」 ・「うむ、ミラーカービィ!」 ・「あれならずっと(キハーノは)「騎士」と信じて生きていられるだろう…。」
55話 ・「(デデデの怒りの爆発が)それが迫っている!」 ・「いや、まだ魔獣が憑り��いている…。」 ・「愛と寛容は見せかけだった…怒りのパワーを蓄えるための!」
56話 ・「(スカーフィが)来ましたぞ!」 ・「やはり…ナイトメアの!」 ・「(カービィも吸いこめない)魔獣によってはな…。」 ・「あれぞ、ハンマーカービィだ!」
57話 ・「フーム!あそこだ!」 ・「魔獣が怒ったんだ。パイの専門家としてな。」 ・「カービィ!どこだ!」 ・「マズいな…カワサキの言葉に反応したぞ。し、しまった!(パイをくらって)本当に…マズい…。」 ・「これは…本当にマズい!」 ・「あれがパワーストマックの真の姿…胃袋だ!」 ・「胃液で溶かされ…消化は始まっている…。」 ・「失礼…受け取れ!(サトのパラソルをカービィに投げる)」
58話 ・「ホーリーナイトメア社の製品だ。学校のマニュアルだ。何故みんな魔獣のような教師になるのか…このマニュアルにヒントがありそうだ…(彼は凶暴化した村人教師を見てないのに、なぜ知ってるのかは不明)。」
60話 ・「確かに…ただごとではなさそうだ。」 ・「行くぞ…ソード、ブレイド!」 ・「(シリカを見て)その顔には…見覚えが…。」 ・「確かめたいのか…。」 ・「休めば…よくなる。」 ・「(シリカを説得できないか聞かれて)親を殺されたと信じているモノをか…。」 ・「(説得できるのは)この剣くらいだ…。これのことは…カブーがよく知っている。」 ・「(シリカに対して)私が相手しよう…。手出しは無用!」 ・「待て!シリカ!」 ・「ギャラクシアを手にできるのは…強力なパワーの持ち主でなければならない…。パワーの足りないものがそれを長く持てば…命を…。」 ・「(魔獣『キリサキン』がやってきて)まずい!ヤツの狙いは宝剣ギャラクシア!」 ・「だが…あの魔獣は…。」 ・「そしてシリカ…そなたは母を超えた…。」
61話 ・「ミイラ取りがミイラか…いずれにせよカービィが食べる可能性が高い…彼はどこにいる?」 ・「(太ったカービィを見て)遅かったか…。禁断症状らしい…。」 ・「(フームに対して)ダメだろう…。」
63話 ・「(デデデに対して)ゴホン…ごめん。」
64話 ・「まぁ正月だ…楽しませてもらおう…。」
65話 ・「うーむ…敵も来てると思ったんだが…。」 ・「これでいい…欲に駆られてもらえば…大いに助かる。」 ・「ソード、ブレイド!ここのシステムに異常がないとすると…追跡者は直接来ることもあり得る…。」 ・「ブン…ジョーは追われている…。」 ・「行くのか…ナックルジョー。失敗を…また繰り返すつもりか…?」 ・「カービィを連れて後を追え…私もできるだけ早く行く…。」 ・「乗れ!」 ・「飛ばすぞ!しっかり掴まってろ!」 ・「説明している間はない!カービィ!変身してくれ!」 ・「マッシャーを止めるんだ!カービィ!時間を稼げ!」 ・「お前のパワーは宝石で増幅される…試せ!」 ・「残念だが…普通の宝石では…像副作用に耐えられないんだ…。」 ・「そのペンダントの宝石は…単なる形見ではない…。お前の父の力…そのものだ!」
66話 ・「(フーム達の着ぐるみを見て)考えることは一緒だな…。」 ・「ここはカービィに任せる!」 ・「冷気は敵を利するだけだ!」
67話 ・「(フームに対して)確かに怪しい…しかし…何ごとも挑戦だ。信じていけば、仮に負けても得るモノはあろう…。」 ・「何?武術を学びたい?教えても良いが、何のために?」 ・「腰をひくな!邪念をはらえ!」 ・「続けろ!もっと強く!もっと強く!」 ・「ペースが落ちたぞ!気合いをいれろ!」
68話 ・「あれはジェットカービィ…。」 ・「あれは『ジェットダッシュ』!」 ・「『ジェットクラッカー』が効いたな…。」
70話 ・「カービィは必ずや…(あの魔獣に勝てるだろう)。」
73話 ・「愚かな民の仲間入りをするのか?」 ・「あれぞスパークカービィ…。」
74話 ・「あるいは…この高熱が羽化を促すか…。」
76話 ・「フーム!ワープスターを!」 ・「信じられないが…ファイアカービィザウルス!」 ・「いや…あの爆弾はあまりに強力過ぎたらしい…クラッシュカービィだ。」 ・「全てを破壊する究極の技!」
77話 ・「真の敵はペイントローラーだ!ヤツの絵は実体化する!ヤツが危険なモノを描けば…。」 ・「やった!ペイントカービィ!」 ・「(爆弾とミサイルが描かれる様子を見て)いかん!みんな逃げろ!」
78話 ・「エスカルゴン殿!(スライディングをする)」
79話 ・「こやつは正直で、心の優しい男…。それゆえ…完全に魔獣にはなれなかった…。」
81話 ・「ゴミ魔獣『ダストン』だ!なぜあんなヤツが…。」 ・「カービィ!これを吸いこめ!(箒を投げる)」 ・「クリーンカービィ!村も頼むぞ!」
82話 ・「どうしたんだ?」 ・「彼らは食事に困っている…。大目に見てくれ…。」 ・「カービィの最大の弱点を突いてきたんだ…。」 ・「そうか!火花だ!」 ・「スパークカービィだ。」
83話 ・「(フームに対して)気になるか…?新任の教師が…。」 ・「彼に問題でも?」 ・「彼の勝利を、願っている…。」
84話 ・「それはあの古文書がニセモノだからだ!」 ・「あの古文書は、デデデ陛下が作った紛い物(字の読み書きができないデデデにはそんなことできなさそうだが)。」 ・「マンビーズは、星の戦士を倒すべく作られた…。宇宙各地に散らばっている魔獣だ…。掘り起こせば自動的に封印が解かれ、星の戦士を攻撃する恐ろしいヤツだ…。」 ・「とにかく!カービィが危ない!」 ・「戦え!カービィ!」 ・「あの青く光る目玉を見ると、眠くなってしまう…。」 ・「これでひと安心…。もうヤツは2度と現れないだろう…。」
85話 ・「(紫外線を)調査しなくてはなるまい。」 ・「(太陽の光が危険なら)我々はとうに絶滅している…。」 ・「このプププランドに…何かが起きている。」 ・「よし、(気球に)乗り込むぞ。」 ・「紫外線が強くなってきた…。バイザーを下ろせ。」 ・「(オゾンホールを見て)あそこから強力な紫外線が…。」 ・「カービィが狙いだ…。彼は肌が柔らかく、恐らく紫外線に弱い。」 ・「やれるか?カービィ…。」 ・「(オゾマシーの吐いた)その光!絶対浴びるな!(※もう当たってます)」
87話 ・「これだ…。これを覚えているかな?(エスケル魔獣黄帝液を見せる)」 ・「(ボスカラスは)ゴミの中にあったものを飲んだらしい…。おそらく…テレパシーで(鳥の)仲間を操っているのだ…。」 ・「あれぞ、ウィングカービィ!」
89話 ・「そうではないようだ…。」 ・「何かが起きる…陛下の挙動がおかしい…(今に始まったことじゃないけど)。」 ・「待て!火花だ!カービィ!(光学式センサーを吸いこめ!)」
91話 ・「ガスなら…恐らく地下牢に!」 ・「離れろ!(鉄格子を斬る)」 ・「急げ!」 ・「つまり…ビートは魔獣だ!(まぁカスタマがいる時点で…)」
92話 ・「それで…何の騒ぎだ、これは?」
94話 ・「カービィ!敵の武器を避けるな!吸いこめ!」 ・「初めて見るコピー能力だ。」 ・「なるほど…あれはスロウカービィ!」 ・「吸いこみで敵を捕まえ、投げる!シンプルだが強力だ!」 ・「今度は『トルネイドフォーム』だ!」
95話 ・「魔獣に取り憑かれ、『デビルカービィ』となったか…。」 ・「カービィはまだ完全に支配されているワケではない…。無垢(むく)なカービィの支配は、至難の技なんだ。もっと呼びかけるんだフーム!」 ・「(デデデに対して)なんと愚かな…。」 ・「(デデデがヘビーアナコンダーに丸飲みされて)自業自得とはこのことか…。」 ・「だがフーム、このまま魔獣を放っておくワケには…。」 ・「フーム!ワープスターを呼ぶんだ!」 ・「冷血動物は火に弱いハズ!」 ・「(フームに対して)その怒りは胸にしまっておけ。」 ・「カービィが真に怒るとき…それは、宇宙の正義が踏みにじられたときだ…。」
96話 ・「フーム!ワープスターを呼べ!」 ・「敵の狙いはワープスターだ!」 ・「たとえカブーの中に隠れたとしても、問題は解決するまい。」 ・「ときによってはな…(目を緑色に変化させる)。」 ・「フーム!危ない!」 ・「命に別状はない。ワープスターが危ない!見ろ!(一部が欠け、緑色に変色している)」 ・「これも星の戦士の試練だ!」 ・「いや、ワープスターはすべて代々の星の戦士たちが乗ったマシンだ。」 ・「その答えは今に分かる…必ずな…(目を緑色に変化させる)。」
97話 ・「フォーミュラスターは速度は早いが…。カービィ!急激に向きを変えろ!」 ・「あれは…バトントワリングカービィ!」 ・「ワープスターが回復するまで、このフォーミュラスターに乗れ!」 ・「(エアライドマシンは)元より星の戦士のモノだ…。」 ・「(カービィには)早すぎて制御できないようだ…。これが(弱点だ)。」 ・「おぉ、ウォーターカービィ!」 ・「(ロケットスターの)燃��が切れた!」 ・「アイアンカービィ…。」 ・「(ウィングスターを乗りこなすカービィを見て)これこそ星の戦士!」 ・「そう、トップカービィだ!」 ・「フーム…(別のワープスターを)本当に見たのか!」 ・「星の戦士とワープスターを守るため、宇宙に配備されたシェルター…それがカブーだが…。」 ・「このままではカブーは破壊される!」 ・「カブー!(ワープスターが直るまで)それまでもつか!」 ・「一か八か…あのミサイルを吸いこむのだ!」
98話 ・「諸君!巨大円盤『デスタライヤー』が再びやってくる。それも大群で…。」 ・「プププランドを完全に破壊すべく、ナイトメアが本気になった証拠だ…。」 ・「だが…このときのために、自分で言うのもなんだが、賢い私はある兵器を用意しておいた。」 ・「志願者よ来たれ!カービィと共に戦おう!」 ・「(村が壊滅する様子を見て)確かにタダごとではない…。」 ・「次の攻撃が来るまでに、急がねばならないことがある。」 ・「今度は一隻だけではあるまい…。ホーリーナイトメア社の本部要塞が近づいているハズだ…。だが、その気さえあれば、反撃も可能だ。」 ・「フーム…村人を集められないか?」 ・「だからこそ…村人全員の命にかかわることだ…(目を緑色に変化させる)。」 ・「地下にご案内する…(ボタンを押す)。さぁ…急いで!」 ・「私がこのププビレッジに住みついて以来…部下と共にひそかに建造を続けてきた、宇宙戦艦…。名づけて…ハルバード!」 ・「銀河戦士団の遺産…私はこの設計図を隠し持っていた。」 ・「この戦艦の攻撃目標はただ1つ…。」 ・「陛下もすべてを失います!今目覚めなければ…。」 ・「では…ブリッジにご案内いたしましょう。」 ・「ナイトメア要塞…ホーリーナイトメア社は、それ自体要塞惑星。」 ・「ごらんなさい陛下。ナイトメアは陛下もろとも私たちを攻撃しています!」 ・「聞いてくれ…ナイトメアの狙いはカービィだけではない。宇宙全てを支配すること。それを食い止めるには…(この戦艦でやっつけるしかない)。」 ・「(ハルバードは)数百光年を一気にワープできる(1光年が約9兆4600億kmだと考えると、性能のすさまじさがよく分かる)。」 ・「乗組員!あるいは戦闘員になりたいものはいないか!」 ・「この巨大なハルバードを存分に動かすには、人手がいるのだ!志願してくれ…(非戦闘員である彼らに頼むのも問題だが…)。」 ・「このままでは出撃できなくなる!」 ・「やはりな…。この平和(?)な村に育てば、戦士など…(聞こえづらい)。」 ・「ダコーニョ軍曹!」 ・「メインエンジン…点火!(目を緑色に変化させる)」 ・「ファイヤー!(重力波干渉砲発射)」 ・「ひとまず敵は粉砕した…。だが、これはほんの序曲に過ぎない。」 ・「目標は…約900光年先のナイトメア要塞!」 ・「では諸君…いくぞ!」
99話 ・「避けられないナイトメアとの戦い…。戦艦ハルバードは、ビレッジの勇者たちを乗せて異空間を進む。」 ・「無論、敵は卑劣な手段で迎え撃つだろう…。」 ・「ナイトメア要塞にたどり着いても、強力な敵にどう立ち向かうべきか…。」 ・「私がいるから安全とはいえ、星のカービィの運命は…。」  ・「決戦のときを待たれよ!」 ・「このワープホールを通過すれば、約900光年の彼方だ!」 ・「ごくろうだったな!」 ・「それまで各自、戦闘準備にかかる!」 ・「申し訳ないが陛下…。」 ・「下手に近づくな!ソイツはメカ魔獣『ヘビーロブスター』だ!」 ・「強力だが動きは鈍い!なんとしても阻止しろ!」 ・「いかん!相手はメカだ!ロブスター料理は出来ん!」 ・「敵の狙いは…機関室か!」 ・「ブリッジに集まれ!ナイトメア要塞が見えたぞ!」 ・「一刻も猶予がない…。全速前進!」 ・「攻撃をかわすには、懐に飛び込むしかない!」 ・「ハルバード!連続上昇!」 ・「急降下!シールド!オン!」 ・「うろたえるな。降下したからこそゲートを発見できた。シールド強化!」 ・「通信が入ったぞ、合わせろ!」 ・「オーサー卿!そして戦士団の諸君!」 ・「今だ!あのゲートに突入するぞ!シールドオフ!エンジン全開!」 ・「ナイトメア…。」
100話 ・「カービィとナイトメアの対決のときが迫る…。」 ・「敵の要塞で繰り広げられる死闘…。明かされるカスタマーサービスのヒミツ…。デデデ陛下はどこまでアホなのか…。」 ・「お、それはそうとカービィ…最後の変身はどうする?」 ・「(カービィのポヨポヨを聞いて)うむ、それはすごそうだ。」 ・「重力波干渉砲!用意!撃て!」 ・「ハルバード!急速停止!」 ・「罠だ…アレは実体ではない!」 ・「(ハルバードを)ゲートに戻せ!」 ・「急速降下!自動防御システムの攻撃を回避!外壁のスキマに避難しろ!」 ・「フーム救出はカービィに任せる!」 ・「これまでか…あの内壁につけろ!全員脱出!」 ・「いや…(帰る方法は)あるにはある…。1つだけな。」 ・「ここにはデリバリーシステムがある…。それで城へ戻るのだ。」 ・「軍曹…キミたちが爆弾を仕掛けた場所だ。」 ・「全員指令室へ向かう!」 ・「皆!台座に乗って!」
特別編 ・「よせ!ブン!ファイアでは勝てぬ!」 ・「敵の武器…それこそが…カギ!」 ・「やった…あれぞカブキカービィ!」
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