#雨予報だけど僕にとっては雨の方が都合がいい
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yokoham · 25 days ago
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雑記20241103
昨日は運が良かったのか悪かったのか、悪天候下での外出はいろいろありますね。
朝、宇治までJR奈良線で行こうとしたら、人身事故でいつも使っている快速が使えず、4両編成の各駅停車に乗ったこと。事故を把握してから早めに家を出て、実際の奈良線の運行状況が列車走行位置なんかを見てもわからなかったので、完全に運任せで京都駅へ。
山科から地下鉄で六地蔵を経由して宇治に行くルートは、気付いた時点で既に遅刻が確定していたので、賭けるしかなかった。結果的に、JRを選択した賭けに勝ったことになります。4両の電車にぎゅうぎゅうになりながら乗って、なんとか予約した時間には間に合いました。
帰りは帰りで危なかった。自宅に着いてJR西日本の運行状況を確認したら、今度は悪天候でJR奈良線が止まってました。夕方には湖西線も和邇から先はストップ。
日本各地、特に九州や四国では大雨の被害があったようで、やっぱりこれって温暖化のせいだよな? と思わざるを得ない。単に気候の変動期の可能性は無いのか? とか考えるけど、人生の中で年代的な気候変動に興味を持ったことがないので、まったくわからない。
ちょっと勉強したほうがいいかもな。
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株式おじさんたちは常日頃から「この値動き、明らかにサイダー(インサイダー取引)じゃん」みたいなことを言っているのですが、まあやっぱりあるんですよね。
金融庁に出向中の裁判官がインサイダー取引を行ったという事件、詳細が明らかになってきました。
以前から言われていましたけど「これがバレないと思っているって、さすがにアホやろ」という言説には概ね同意しつつ、今回出てきた記事を読んで「たかが100万ちょっとの利益で人生を棒に振るか?」と思いました。
もちろん100万円は大金です。でも、将来的に法曹としていくら稼げるのか、それを考えたらこんなクリティカルな違法行為を行わないと思うんですよね。普通なら。
徐々に金額を増やして、行けると思ったんですかね。さすがに甘すぎる。株の魔力にやられたか。
僕は損得の天秤を常に首からぶら下げている、損得の奴隷ですので、絶対にこんなことはしません。得られる金、得られる名誉、失う金、失う名誉……すべてを天秤に掛けて行動します。一時的に損をしても、最終的に得をするならそれでよし。
それが人生をうまく生きるための秘訣。もっとも、損得をシミュレーションするだけの頭は必要だと思います。裁判官になれるくらいの知性と忍耐力を持ち合わせているなら、僕なんかよりよっぽど上等な頭を持っているんじゃないかと思うんですけどね。
株は運と実力で勝負しろ!
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前兵庫県知事の人、知事選で再選できるかは微妙なところだけど、結果的によく考えた立ち回りをしているんだなって分かった。ずる賢いとも言う。
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inthestream-tale · 3 months ago
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サンゴの産卵ネタばらし(1)
僕もあと何年サンゴの産卵できるか?という年だし、どうでもいいことは情報公開(^O^)ネタばらしでもしてみよう。 えっ大事なこと?、、、それは企業秘密(^O^) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 『望』~サンゴが読む言葉とは?~ 『望』の何を、サンゴは読んでいるのか? 『有効産卵・無効産卵』 もっともらしい仮説とデマ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■『望』~サンゴが読む言葉とは?~ 2015年の予想から『望』という言葉を使っています。。実は10年以上前から予想に使っていましたが、公表はしていませんでした。そんな望の話・・・。
流石に今はもうあまり見かけなくなりましたが、サンゴの産卵に旧暦を使う人が多くいました。旧暦の何月に産むとか云々・・・。まったくバカな話です。
うちでは旧暦などサンゴの産卵始めて以来一度も使ったことがありません。 旧暦について調べればすぐにわかります。実は太陰暦ですらありません。太陰太陽暦というとても中途半端で不出来な暦なのです。イスラム暦のような完全な太陰暦なら太陽暦と組み合わせて使いようがあったんですが・・・太陰太陽暦にしたことで閏月ができてしまい、使い物にならない誤差の大きい暦になっています。ましてや閏月の扱いは地方によって異なるので地方によって今が何月か異なるという有様・・・。
サンゴが旧暦を読めるとでもいうのであろうか? オーストラリアのサンゴも旧暦見てるってか!!! そんな馬鹿なぁぁ~~
サンゴに限らず自然は、『暦』は読めません!自然の変化を読むのです。我々ガイドは暦ではなくサンゴが読む言葉を探すのです。
「だって暦って太陽や月の自然の変化を元に作るのじゃないの?」と思うでしょ? 暦を作る際の人間の都合で実際の自然の動きとの誤差が出ます。 太陽暦のように誤差が非常に小さい場合、暦と自然の変化がほぼ一致します。ミドリイシは座間味では5~6月に産卵し、ある種のサンゴは7時50分頃産卵します。 しかし、旧暦のように誤差が大きい場合『旧暦の5月だから・・・』は、何の意味も持ちません。 まぁこれは昔話。今更、旧暦だとか使ってる人はいないでしょうから・・・(^^ゞ
で、���、『望』の話 実は『満月の日』というものも自然には存在しません。そのような24時間など無いのです。 みんな満月の日を基準にサンゴの産卵を語りますが、それは旧暦を使うのと同じく大きな間違いなのです。なぜならそんな特定の一日など自然には存在しないからです。暦だけに存在する1日なのです。
満月とは月と太陽の黄経差が180度の瞬間だけを指すのです。その満月の一瞬を『望』と呼びます。望を含む1日を暦上『満月の日』と言っているだけなのです。従ってサンゴは満月の日などという暦上の日は読めません。望を読んでいるのです。望がもたらす自然の変化を読んでいるのです。月の満ち欠けの変化は望を境界に変わります。 例えば2015年では、6/3が暦上の満月です。望は6/3午前1:19です。1日を夜の0時で区切るのは暦の都合で自然の変化ではありません。サンゴは1日を真夜中の0時で区切ったりはしません。サンゴにとっては6/3という満月の日は読める言葉ではありません、サンゴが読める言葉は望(6/3午前1:19)なのです。 従って暦上の満月の日を基準にサンゴの産卵を語ることは、旧暦を使うのと同じく実に馬鹿げたことなのです。望という自然の変化が基準なのです。
たった1日の差ですが、データを分析するにはとても大きな一日なのです。 今、特定の種や特定のグループについては、かなり産卵日が絞れそうです(仮説検証中だけど)そうなるとこの1日は大きな意味を持つのです。たった1日ではなくものすごく大きな1日なのです。
「旧暦の・・・」「中潮なのに・・・」「月齢が・・・」などと言ってる店は信用してはいけません。彼らはサンゴとは違う『暦』という言葉を読んでいます。僕らは、自分たちが分かりやすい言葉を読むのではなく、自然が、サンゴが語る言葉を見つけなければいけないのです。
僕が探している言葉がサンゴの読んでいる言葉であるかどうかは分かりません。ただ僕は人間の作った言葉は読まないようにしています。それは���ンゴが絶対読めない言葉だから・・・。
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■『望』の何を、サンゴは読んでいるのか? サンゴの産卵は、望を基準に産卵日を同調させています。 ではサンゴは『望』自体を、読んでいるのでしょうか? それは、『��』です。望は月と太陽の黄経差が180度の瞬間を指します。サンゴは太陽���の動きは読めるはずもありません。 望が引き起こす自然の変化を読んでいるのです。望を境に起こる自然の変化は潮汐力変化や明暗差です。
明暗差を読んでいるのでしょうか? しかし雲の多さなどの天気による差が非常に大きく、ホントかよ?と思いませんか?大雨や台風の真っ暗な夜でもサンゴは生みます。水深の深い所のサンゴは、その明暗差を果たして読めるのであろうか?という問題もあります。 が・・・サンゴの見る光が僕らと同じではないかもしれません。 そもそも可視光線ではなく雲量などに左右されにくいUVAを認識するクリプトクロム(光受容体タンパク質)が概月リズムで満月認識しているのならば天気による影響をあまり受けず明暗差で満月を認識できるはずです。(100%居酒屋レベルの仮説) ただこれはガイドのおっさんレベルでは検証できません(>_<) (注意) 2007年頃、『クリプトクロムが光を感知し満月を知る、一斉産卵の謎解明』という論文が出て、新聞などでも大きなニュースにもなりました。しかしその論文内容とサンゴの産卵の検証は不十分で、今も、サンゴが満月をどう読み取っているのか?は謎のままです。解明されていません。 この件に関する参考ページ http://goo.gl/kwgqO4
潮汐力変化をサンゴは読んでいるのでしょうか? 潮汐力変化自体ではなくそれが引き起こす潮位変化を読んでいるのでしょうか? 潮時表に乗っている予想潮位変化と実測潮位変化は気圧・暖水隗などにより変わります。実測潮位変化との関連も疑わしいのではないかと思っています。それは水圧差にも直結しサンゴが読めそうな言葉だからです。これならガイドのおっさんでも検証できそう?
しかし、水族館の水槽内でもサンゴはちゃんと満月基準で産卵します。水槽内には潮位変化・水圧変化がないじゃないか・・・おっと明暗差もUVA変化もないぞ・・・。 謎です。やはり謎です。彼らの読む言葉が何なのか?
と、最近思ってはいますが・・・その実測潮位変化などのデータを今から数十年分集めるには、もうおっさん過ぎるぜ(^O^) 若いガイドさんで、サンゴの産卵を本気でやってる人は、この辺のデータ集めると20年後面白いかもしれないなぁ~~と思うだけで、じいさんは仮説の実証や反証をあきらめて、過去のデータで来年からもサンゴの産卵を見るのであった~~~~
学者さんたちも頑張っているようなので期待~~ ドーパミンとサンゴの産卵に関する件 http://www.u-ryukyu.ac.jp/univ_info/announcement/data/press2013091701.pdf
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■『有効産卵・無効産卵』
新月のミドリイシの産卵~~などという話を見る事があります。お客さんから質問されることもあります。 通常のミドリイシの一斉産卵は、満月前後です。新月に産んでいるミドリイシは新月に産みたかったのでしょうか?
実は新月に限らず満月の一斉産卵以外でミドリイシが産卵しているのは数多く見られています。僕自身も何度も何度も見ています。一斉産卵の1か月後。満月の1週間前・2週間後・新月・一斉産卵の翌日・数日前・・・ただ僕が見たものはいずれも小規模で1群体だけというものが多数です。
このようなイレギュラーとも思える産卵を一斉産卵と同等に扱っていいものなのでしょうか?データ解析上どう扱うべきなのでしょうか?
僕は産卵を『有効産卵』と『無効産卵』の2つに分けて考えるべきだと思っています。 感動的な産卵!!!産卵すれば大成功!!!と思ってしまいますが・・・それが大きな間違いです。生んでいる卵は未受精卵です。受精して初めて産卵が成功なのです。 すなわち同種の他群体と産卵を同調させなければその卵は捨てているのと同じです。
有効産卵とは、同種の他群体と同調した産卵・受精するであろう産卵・意味のある産卵・サンゴが意図した産卵のことを指します。一つの群体だけではなく周りで同種の産卵が複数確認されなければ有効産卵とは言えません。
無効産卵とは同種の他群体と同調せず未受精卵のまま腐るような産卵・意味のない産卵・サンゴとしては間違った産卵を指します。1群体だけの産卵はすべて無効産卵です。ごく少数だけの産卵も無効産卵と言えるでしょう。僕の知る限り一斉産卵から大きくずれた産卵はすべて無効産卵です。新月の産卵という話も無効産卵ではないかと思っています。
無効産卵については同調システムから外れたサンゴ・合図を間違えたリ見逃したサンゴが生むと思われ、そのようなものは産卵予想のデータとして採用してはいけないのです。また、産卵ツアーで狙ってはいけないのです。
下ネタじゃなくまじめな話・・・ 人間で考えると無効産卵は、男の子のマスターベーション・女の子の毎月の排卵&生理と同じようなものです。生殖に関する現象であっても受精卵を生み出しません。 赤ちゃん��出産時期を予想するのにマスターベーションした日や生理の日を基準にしますか?もちろん全く無意味です。受精日以外から出産日は予測できませんよね? 無効産卵を見て喜んでそれを次の産卵に予想に使うというのは、同じくらい無意味なのです。
そんなものをガイドが狙ってはいけません。 もちろんお客さんの立場でも無効産卵は狙う価値もありませんし、そもそも狙えません。
サンゴの産卵に限らず観察データというものには必ずこのような意味のないデータが混じります。データ量が豊富な場合このようなデータは量が少なく正しいデータの中に埋没していくため統計結果に大きな変化はもたらしません。
しかしサンゴの産卵のようにデータ量が少なく有意な統計結果が得られず、データから推測するしかない場合、データの取捨選択が非常に重要で大きな意味を持ちます。 無効産卵と有効産卵、この2つは非常に重要であると・・・僕は推測しています。今のところ、間違ってはなさそうです。
(P.S.もちろん僕が知らないだけで新月をきっかけに一斉産卵(有効産卵)する種類があるのかもしれません。もしそういうの見たことある人はぜひ教えてください~~)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■もっともらしい仮説とデマ 2015年のミドリイシの一斉産卵は満月の日(6/3)の2日前と1日前(望の晩と1日前)。満月前に生む確率は高くはないが、別に驚くべきことでもなんでもありません。 2004年にもあったし、1990年代末にもあった(データ記録不確実(>_<)。望の夜の産卵ならば2001年・2014年にも産んでいます。 つまり確率は低めだが過去に何度もある通常の出来事なのです。
しかし、こういう年には必ず、「水温は直前に急上昇したから産卵が早まった。」的なまことしやかやデマが飛び交います。そう、そんな物は語る価値のないデマでしかない!!! 水温や積算水温は、どの満月(望)を基準に産卵するかには使われます。だから毎年座間味では5~6月なのです。しかし産卵期間中の産卵日の前後を関連付けるデータなどどこにもありません。それどころか反証データの方が数多いのです。積算水温が高いのに産卵日が産卵期間中の後半にずれることは多くのデータがあります。 もしそんなデマが正しければ産卵日予想なんて誰にでも簡単にできるじゃないか~~こんな苦労はしないぜ~ 実際ミドリイシじゃない特定のサンゴについては積算水温など全く関係がなく産卵期間中の産卵日が特定できるようなデータが出てきています。(正しいかどうかはいずれ時がたてば分かるが・・・)
水温に限らず天候・降雨を産卵日と関連付ける人がいますが、直前1週間や1カ月の積算水温との関連を示すデータなどうちにはありません、聞いたこともありません。荒れた海況・降雨・台風・大雨でもサンゴは生んでいます。そのような悪条件を避けるというデータはどこにもないのです。
仮説としては・・・
大雨直後は水面の塩分濃度が低下する。
従ってサンゴの卵は生存しにくいのではないか?
ならば、サンゴは生存確率が低い時には生まないのではないか?
結果、「大雨の日はサンゴは生まない」という仮説が出る。
検証としては 1 低塩分濃度下での卵の受精・生存確率が低いことを実証しなければならない。そうなければそもそも仮説の動機がなくなる。 2 サンゴがどうやって大雨を知るのか?というメカニズム解明が必要になる。明暗差などを感知して曇りでも産まなくなるのか?実際に塩分濃度低下を察知して産まなくなるのか?これは難しそう、産卵日自体も謎だから・・・雨はサンゴが読める言葉なのだろうか? 3 当然、実際の天気別に観測データでの裏付けが必要になる。
仮説を立てることは非常に重要です。これは間違いない。 サンゴは卵の受精・生存確率の高い時を選ぶのではないかという仮説は成り立つ。 しかし仮説は実証または反証しなければ意味がない。仮説のままだ。 そして仮説を実証も反証もせず、語るのはプロのガイドのやることではありません。 そんなのはあくまで仮説として居酒屋でやる面白話だ。(僕も居酒屋ではよくやるけど・・・(^^ゞ
水温が低かったから・・・水温が急に上がったから・・・台風だから・・・曇ってたから・・・雨降ったから・・・すべて人間が考えるとありそうな仮説です、しかしこの中にサンゴが読んでいる言葉があるのだろうか? 今の時点では実証されていない居酒屋仮説の域を出ません。 プロのガイドが語るべき事柄ではない。 そしてこの手の話は、サンゴの産卵期間中毎日海に行ってない奴から出てくる。 正直、ちょっとむかつく・・・(大人げないけど・・・(^^ゞ デマを偉そうに語るな!!!ガイドなら海に行け!!!サンゴの語る言葉を探せ!!!
最近、今までのデータを3つのグループに分けて仮説を立てて検証しています。それなりにデータ数がたまってきたから色々やって見てる(^O^) そうすると、仮説通りの興味深い傾向が一つのグループには見られる。また反対に残りの2グループには、見事に反証できてしまった(><) 将来あるグループの産卵については11日間よりもう少し期間の短い予想が立てられるかもしれない。 ただ20年じゃ絶対的データ数が足りなくて・・・数学的確かさには程遠い(--)さてこの仮説は単なるデマになるのか?それとも実証されるのか?
でももう僕もおっさんだ~ もうそんなに長くサンゴの産卵をできるわけでもない(>_<) 見切り発車だが来年からちょっと仮説に基づく予想を出して検証してみよう~ ただ、実証できるほどもう長くはサンゴの産卵は出来ないなぁ~~ みなさん~~僕が爺さんになる前に見に来てね~~
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helloharuo-diary-2023 · 9 months ago
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人情ゆえに動く
Sunday 2 March 2014
朝、Uさんよりも早く起きた真観。猫のニーチェは真観に寄り付きもしない。外は小雨が降っている。1人テレビを観ているとUさん起きて来てコーヒー淹れて朝食を作ってくれた。真観感謝感謝。11時過ぎるとUさん宅を2人で出発して蒲田駅ビルに向かう。今日で閉館となる駅ビルの屋上遊園地に行くのが目的だった。その屋上遊園地にある観覧車をみたいとUさんに数日前からリクエストしていた真観。Uさんは蒲田に住んで4年になるが観覧車の存在は知らなかった。
駅ビルの屋上に上がってみると人で賑わっていた。それはそうで今日で遊園地も閉館。真観は、この情報はFBで知ったが地元の人たちには馴染みの場所に違いない。観覧車はあった。お台場とかの観覧車とは違い随分小振りで可愛い。真観は、Uさんに「Today's Fashion」の撮影を頼んだ。そして観覧車の前に立った。今回の撮影の主人公は、真観ではなく観覧車と決めていた。あいにく観覧車が稼働するのは夕方だと張り紙があったので乗るのは諦めた。45年かぁ、長い間お疲れ様だったね。
今日は池上にも行く予定にしていた真観。ニューヨークから帰国している友人のSのライブ演奏が目的。Uさんも音楽に精通していて興味を持ってくれて一緒に来てくれた。今回はいつもと趣向が違いライブハウスの代わりにお寺の本堂でライブが開催される。池上駅に着いてからランチを蕎麦屋で食べそのライブ会場になるお寺に向かった。その寺は、本門寺の前に建っていた。開場時間まで時間があったので本門寺へ参拝に長い階段を上った。実はこの本門寺にも用があった真観。真観が東京在住の頃は毎年年が明けると訪れた寺だった。来る度に祈願のお札をお願いしていた。静岡に移住してからは本山である身延山参拝をしている真観。今年はまだ行く予定を決めていない。それは真観なりの理由があった。ただ本門寺も同じ日蓮宗の東京本山なので丁度いい機会と昨年のお札を返納したかった。それでお守り等を売る販売所にいたお坊さんに確認すると、返納料1.000円徴収するという。真観はビックリして諦めることにした。どういう基準か知らないが金額が高過ぎる、そう思った。
ライブがあるお寺に入場するとまずは広間に通され演奏始まるまで暫し待機。お茶と葛餅が振る舞われた。その葛餅は黒蜜との相性も良く美味しかった。次第に30人あまりのお客が集って来た。殆どが女性だった。ご住職の法話もあり仏教と音楽の関連性「声明/せいみょう」のお話をしてくれた。しばらくして本堂に移動し演奏がスタートした。ステージは本堂の中心にあった。Sは元気そうだったが足を骨折するいうアクシデントがあり椅子に座っていた。ボーカル、ギター、ドラム、そしてSのベース。JAZZ系のライブだった。彼らの後ろで日蓮上人はどんな気持ちで聴いているのだろう?ボーカルの方の司会進行も慣れていて聴き覚えのある曲が演奏された。ライブが終ったら真観はUさんとすぐにお寺を後にした。Sとは直接話さなかった。色々な思惑が真観の頭にあり、そうした。その後駅前で喫茶店に入りお茶をしながらSのことを話した。
池上駅でUさんと別れ五反田駅経由で新宿駅に向かう。6時のバスに乗るまで少し時間があるので小田急ハルクの地下売りで買い物をする。お目当ては、花椒。これは真観得意の料理、麻婆豆腐の香り付けに欠かせないからだった。
バスに乗ると小さい子供連れの3人組が席を横並びに座れないことを知りそれを見ていた真観は自分の席を譲ることした。人情だった。バスに乗っている間YouTubeで「近松物語」を観る。たまたま見つけた映画だったが一生忘れられない素晴らしい映画との出会いになった。
その後順調に茶畑庵まで帰り時刻を見るとまだ間に合うと茶畑温泉に出掛けた。いつもの様に温泉、サウナを楽しんだ。
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Today's Fashion (FBより) #02032014 数日前FBフレンドの投稿から蒲田の駅ビル、東急プラザの屋上遊園地が日曜日幕を閉じると知った。週末グッドタイミングで東京蒲田在住の友達の家にお泊まりに行ったのでその屋上遊園地を昨日(3/2)訪ねてみた。この観覧車は、45年(1968年より)続いた都内唯一の屋上観覧車だったらしいです。あいにくの雨でしたが最終日とあって沢山の来場者がいました。この観覧車の名前は「グレ太の観覧車フラワーホイール」僕も10代の頃はグレた経験があります。今もかもしれませんキャイ〜ン!
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heyatoengeki · 1 year ago
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部屋と演劇 対談① 関田育子×福井裕孝
部屋と演劇の中村、野村、福井が話したい同世代かつなんとなく距離の近そうな作り手三人にお声がけをして実現した対談企画です。当初は六人全員でワッと実施する予定でしたが、スケジュール的に無理があったため、一対一に分けて実施しました。8月にSTスポットでおこなった『部屋と演劇』vol.1を見ていただき、後日オンライン上で話したものを書き起こして編集しています。今回は関田育子さんと福井が話しました。
福井 たしか下北ウェーブ2019の打ち上げ中に、本番見に来てくれた松田(松田正隆)さんから「近くで飲んでます」って連絡来て、ちょろっと顔出したらそこに関田さんもいはって「どうも」って挨拶だけ交わした記憶があるんですけど、あってますか?
関田 楽園でやってたやつです?楽園?
福井 楽園です。下北沢のちっちゃいとこです。
関田 松尾(松尾元)さんが出てた?
福井 そうです。あと生実(生実慧)さんとか。だからその二人もいたはず。
関田 私いたっけ?(笑)
福井 (笑)でも何喋ったとかは覚えてないから記憶違いかもしれないです。
関田 ちゃんと喋ったことはないような気がします。
福井 作品も何度か拝見できそうな機会はあったんですけど、ずっと見逃してて。去年YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)のやつで横浜にいたときにもやってはったんですけど。
関田 急な坂(急な坂ショーケース Vol.3)ですよね。
福井 はい。前日知ったときにはもう完売してて。当日で行けるかなと思って一泊したんですけど結局ダメで、すぐ京都帰りました。
関田 吉田(吉田萌)さんから聞きました(笑)
福井 そうそう。YPAMのイベントのあと吉田さんらと飲んでて、明日当日で行けたらーって話してたら吉田さんも当日券で行きますって。
関田 あのとき私たち客席を本当に少なく作ってたんですけど、吉田さんは当日券チャレンジをしてくれて入れてました(笑)
福井 あ、吉田さんは入れてたんすね(笑)なので、まだ作品はYouTubeに上がってるのを見たことがあるだけで。
関田 なんか私もお名前はよく拝見するんですけど、会ったことはなくて、なんかニアミスが多いっていうか。私の中でもすれ違いがあって。
福井 マレビト(マレビトの会)もそうですし、村社さんとか、中澤さんとも何かご一緒されてましたっけ? なんか知り合いの知り合いが多いみたいな感じですよね。
福井 関田さんは「関田育子」という個人名で活動されてますけど、その名前の元に集まっている人たちとの協働を大切にされてる印象があります。普段の活動のありかたや創作体制について教えていただけますか?
関田 私たちは「関田育子」という個人名をそのまま団体名として使っていて、任意団体みたいな形で活動しています。自分たちの中ではクリエーションメンバー制というものを採っているんですけど、例えば、俳優は舞台に出演するという役割を担うだけじゃなくて、他の制作業務だったり公演にまつわる全ての情報を平等に知る権利がある。それは何か公演にまつわるタスクを必ず平等に分担するとかではなくて、何かを知る権利だったり情報を持つ権利がメンバー全員に等しくあるということです。常に私一人が何かを判断するのではなく、その都度メンバー間で話し合って問題意識を共有しながらやっていくので、その分時間がかかってしまうんですけど、そういうことを一つ一つ話し合って作れる人たちと創作していくことに大きな意味を感じています。
メンバーの中にはある程度回数を重ねてる人もいれば、はじめましての方もいます。初めて参加する人ともこういう風に都度話し合って決めるので、もしかすると他の現場とはやり方が違うかもしれませんとお話しして、お互いにやっていけそうか確認した上で創作をスタートしています。一つの作品を作るのにやっぱり時間が相当かかるっていうのがあって、まあ最低でも3か月は必要で、いつも大体公演の3か月ぐらい前から動き始めるっていうような感じですかね。
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関田育子『驟雨』(2017) 撮影:小島早貴
福井 そういう作り方や集団のあり方は、活動を始めた当初からイメージされてたんですか?
関田 もともと私一人で何かを決めることの危うさは感じていて…。なんだろうな、私の周りにいる人がとても面白い人たちが多くて、自分一人で何か決めたこととか、頭の中で思い描いていることを単純に再現することは面白くないと思っています。色んな面白い人たちと創作の場所を軽やかに変えながらやっていくってことが面白を生み出す気がしています。いわゆる演出家一人がイニシアチブを握っているような状態ではない集団のあり方っていうのは最初から目指してました。
福井 僕も普段個人名義でやってるんですけど、作品ごとに俳優やスタッフと集まってやるっていう形なので、集団というよりはただの個人の集まりなんですよね。でも演劇の助成制度の対象には、なんらか社会的に認められた集まりが活動単位として想定されてるし期待されてるという側面がある。だから団体化するかどうか考えたタイミングも何度かあって、それこそある助成金の申請���「福井裕孝」っていう名前の団体ですって出したこともあるんですけど、代表者の個人名と一致してるからダメですって突き返されて。いやボン・ジョヴィとかヴァン・ヘイレンみたいにフロントマンの名前がそのままバンド名っていうやつと同じやんと思ったんですけど。それで聞きたかったのは、関田さん��ちは集団の名前を新しく付け���うって考えたことはこれまでにあったんですか?
関田 あります。やっぱり傍から見たら個人名じゃないですか。実は元々集団名があったこともあるんですよ、大昔ですけど。ただそれが解散してバラけたとき、いろんな手続きとかをやり直さなきゃいけなくなって大変でした。その経験から、名付ける行為が苦手になりました。それに、集団を名付ける行為があんまり自分たちのやってることとしっくりこない感じがします。でも内側にいる人たちが、これは個人名じゃなくて集団名なんだっていう自覚を持つことってすごく難しいと思うんですよ。頭では分かっていても「いや、結局関田じゃん」ってなったりするときに「じゃあ団体名付けたらいいじゃん」っていう解決がすごく嫌だったというか。それが名詞の効果でもあると思うんですけど、でもそれって名詞の効力みたいなものに頼ってるだけで、結局その中身のところ、集団の中で誰がどう動くとか、代表格みたいなものを作らないといけないとか、結局同じ問題が出てくる。だからその解決を名付けるだけで済ませるのではなくて、内側にいる自分たちの意識から変えてみようって、それが私たちのやり方とも合ってるんじゃないかということで、集団名を付けるのをやめたんです。
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関田育子『浜梨』(2019) 撮影:小島早貴
関田 「クリエーションメンバー」ってクレジットもかなり危うい問題を含んでいて。一見すると誰がどの仕事をやったか分からないから、本当はこの仕事をしたのに評価されないとかそういう弊害も出てくる。例えば、私が戯曲を書いてるけど「劇作」とは書かないし、誰が作家なのかとか聞かれたこともあるんですけど、でも私的には戯曲を文芸というか作品としては考えてなくて、あくまで演劇の一つの要素として考えてるから、そうやってピックアップされることに抵抗があってあえて書いていない。そのために劇作家個人としては認知されないみたいなことはあります。私の場合は団体名が自分の名前だからちょっと違うかもしれないけど、外から見て内部の仕事の内訳が分からない、それぞれの仕事が個人の功績にならない状態っていうのが、果��してやってる本人たちにとって良いのかなって考えることがあります。全ての仕事に同等の価値があるよねって、そういうことも含めて考えてみたいんです。そこも「広角レンズの演劇」って自分たちが言ってることともすごくリンクしてて。一つ一つの仕事の尊さはもちろん分かった上で、何か一つを取り立てて言うようなことではなくて、敢えて並べてみるみたいなこと。でもそういう風にやってると、やっぱり責任がどこにあるのかとか問われることもあって。最近「クリエーションメンバー」って表記する団体が結構増えてきていて、SNSでこんな発言を見つけました。「クリエーションメンバーって書かれてしまったら、この作品の責任をどこに問えばいいか分からない」って。でもうちの場合は、団体名が「関田育子」だから、その責任はこの人に言えばいいっていうのはすごく鮮明なんですよね。そこはそうであっていいと思うんです。そういう意味でも「関田育子」っていう名付けは今のところ効果的だと思ってます。
福井 団体名もそうですし、クレジットの問題もありますよね。僕は作品を作るために集団を構えるのが煩わしくて一人で始めたところがあるので、近い世代で劇団やってる人たちとかすごいなと思います。
関田 なんか本当は芸人さんがネタを作るときみたいな、(もちろん色々やり方があると思うんですけど)私の理想はネタの案出しをするときみたいなノリで作りたいんですよ。
福井 たしかに。その軽さへのあこがれはすごいわります。
関田 私が必ずしもスタートじゃなくてもよくて、クリエーションメンバーの中で「これ面白そうじゃない?」「じゃあこうやってみようよ」「こうしてみようよ」みたいな。それはやっぱり言語観とかがある程度共有できているとスムーズにできる。もちろん共有って言っても何年やっても言葉の認識のズレはあるから、そこは丁寧にやっていかないといけないなっていう意識は常に持ちながらですけど。これ面白くなりそうだよねっていう感覚を調整するまでに経験が要るんですよね。このぐらい間が欲しいって思ったところでも、やっぱり初めて参加する人と何回も参加してる人では間の取り方って違くて、それをどのくらい安定させられるか、そういうすごいシビアなことを考え始めると、やっぱり同じ人で複数回創作を繰り返していることの意味や良さを感じるんですよ。自分の問題意識としてはこういう間の秒数とかが作品を作る中で結構重要になってくるから。一方で新しく入ってくれる人の良さっていうのもあって発話や間のとり方などに新たな視座、眼差しを与えてくれるんです。
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部屋と演劇 vol.1 福井裕孝『帰る(帰れ)』
関田 この間の『部屋と演劇』で上演されてた作品のことに触れちゃうんですけど。出演してた中川(中川友香)さんは、[関田育子]作品に何度か出演してもらっていて、舞台上の中川さんの身体を見たことはあるのですが、今回不思議に思ったことがあって、なぜか外から見えるぐらい心臓がバクバク動いてたっていうか、なんか前後してたんですよ、身体が。心臓がこんなにダイレクトに動いてるのを初めて見て、「ああ!これ演出が付いてんのかな」と思って、後で中川ちゃんに聞いたんですよ。そしたら普通に緊張してたって言ってて(笑) 稽古って動作を確認するとか覚えるとかいろんな意味での反復だと思うんですけど、それがいつもより少ない状態で本番を迎えたから特殊な緊張があったって話を聞いて、そうか緊張だったんだって思いました(笑)
福井 そうですね(笑)どうしても「1日で作る」っていう条件の中では準備が追いつかないところはあるし、普段とは違う緊張や気苦労はかけてしまってたと思います。そういう意味で今回の試みは普段の関田さんの創作の方針とは真逆の方向性だと思うんですけど、この間の本番を見ていただいて何か感じたこととかありましたか?
関田 この企画自体存在できてるのがめっちゃいいなって思ってて。これを短スパンで何回もやってみたら面白いんじゃないかって思いました。何か芸人さんでいうところの「叩く」っていうか、同じネタでも何回も叩く中でちょっとずつ変わっていって、もはやそれって稽古と似てるっていうか、本番でもあり稽古でもあるみたいな、そういう洗練のされ方もあるんじゃないかなって思ったりしました。でもそれはほんとに短い期間で何回もやるってことになっちゃうかもしれないんですけど、そういうのも演劇であっていいんじゃないかなって。やっぱりどうしても3ヶ月拘束とかになると関わっている人全員にある程度負担というか影響が出てくるから、ああいう形でできるのはすごくいいなって思いました。あと俳優さんが公募だったじゃないですか。それはどうして公募だったんですか?
福井 去年京都でvol.0をやってから話してたのは、自分たち三人がやりたいことをやるだけの場ではなくて、誰もが何かを作って試すことができる場、特に俳優にとってそういう場であってほしいというところで、今回も作品の作り手として俳優に入ってもらおうとしてたんです。ただ色々あってそれが叶わずで、じゃあせめてこういう場に何かを期待している俳優がいたら、まずはそういう人たちと作品づくりをご一緒して試演会のあり方を模索したいねということで、出演者を公募することにしました。もともとは自分たちがもっと身軽に作れるようにっていうところから始ま���てて、今後続けるにしてもその思いは変わらないんですけど、じゃあそれに出演する俳優のモチベーションは何なのかとか、見に来る観客にとってこの試みは何なのかとかは考えていかないといけないですね。
福井 ちょうど話にあがったんですけど、普段お客さんについて何か考えてることはありますか? 自分らの公演に来る人ってなんなんやろうみたいな。
関田 それはめちゃくちゃ考えます。基本的にやっぱり問い立てとかはあった上でやるんですけど、それも別に観客からしたら興味ない可能性もあるというか。自分の中で頑張って言語化したものであっても、別に世間からしたら「だから何だ」っていうこともあり得るし、だからやっぱり何を考えずに見ても面白いとか、私で言うところの面白いが、これは私がお笑いが好きだからっていうのもあるけど、理屈じゃなくてちゃんと笑えるとか、そういうユーモアがないと駄目かなって思っています。もちろん私が作るならというところですけど、そういうのは一つありますね。
 例えば、かながわ短編(かながわ短編演劇アワード2023)の時とか、コンペに参加すること自体自分たちにはあんまりない経験だったので、そのことを念頭に置いて考えて。30分の中で6シーンぐらいあったとして、各シーン必ず一つ盛り上がりを見せるだとか、何分に一回はきちんと笑えるところを作るとか、あるいは審査員にこういう人たちがいるならこう見てくれるかもしれない、じゃあこういう見せ方もできるかもしれないとか。もう自主公演とは違う感じで、コンペっていうことを踏まえて対応策を練ったんです。もちろん関田育子を見てくれる人たちだけじゃなくて、この大会自体だったり他の団体に興味がある人も来るわけじゃないですか。その中でも誰にも共通して分かるようなもの、このシーンでやりたいことはこれだけど、そのやりたいことに持って行くまでお客さんに付いて来てもらうための導線を考えてました。前半とかは私たちがやれる手法かつお客さんにも分かってもらいやすいような笑える要素とかを入れて、ラストシーンは本当に自分たちがやりたいことだけをやるみたいな。自分たちの中でめっちゃ計算をしたんですよ、30分全部。
福井 すげ~~
関田 何かやりたいことっていうよりも、こう伝わってしまわないかとか、生意気にもそんなことを考えてました。でもそういう風に考えてたから観客賞をもらえたときはとっても嬉しくて。普段の関田育子にしては間が短いところがあったりとか、声の大きさとか演技のニュアンスが違ったりとかもあったと思うんですけど、自分たちがやりたいことと乖離しないまでも、お客さんにどういう風に見られるかってことを考えることができた30分でしたね。でも自分的にはそうやってお客さんのことを考えることが辛いとかはなくて。自分の作品も自分が作って��けど、どこか観客のように見ているところもあるから。観客の目線に立って考えることはどこまでいっても不可能かもしれないけど、極力考えるようにしてるって感じです。
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関田育子『micro wave』(2023) 撮影:小島早貴
福井 M-1で勝てるネタは何秒で1笑いみたいなの分析してた人いましたよね。紳助?
関田 NON STYLEの石田さん。
福井 ああ。
関田 そういう分析とか、あとは芸人さんでいうと掴みとかですね。
福井 始まって何秒以内にみたいな。
関田 そうそうそう。私も何秒まで耐えられるかとか昔は測ってました。セリフを言うまで何秒待てるか、どこまで伸ばしたら集中が途切れるかとかやってましたね。
福井 へ~。勝手に想像してた感じと全然作り方違いますね。
関田 なんか個人の感情とか考え方とかを極力消したいんですよ、私は。だからもう本当に誰が見てもそう見えるとかにしたくて。そんなことできるのかって言いながら思ってますけど。逆に、自分的には作り手個人の内的な感情とか思考を作品にアウトプットできることがちょっと凄いなというか、自分はそれができなくて。それって何かを信じてないとできない行為だと思ってるから。多分何も信じてないんですよ、私は(笑)
福井 その感覚はわかります。僕もはじめた当時はとりあえずウケたいというか、なんかおもろいことやりたいっていうだけでしたね。
関田 演劇ってだけで何かお客さんの雰囲気があるじゃないですか。それがどういう感じかはちょっとわからないんですけど。例えば、面白いことが起きても演劇のお客さんってあんまり笑わないっていうか。お笑いライブのお客さんって、笑いに来てる団体、いや団体っていうか、観客の目的が一緒じゃないですか。演劇のお客さんの目的って、作品を見に来てるっていうことがあったとして、でもそこにいるのは必ずしも笑いに来た人ばかりじゃなくて…。自分たちが故意にお笑い要素を作品にとり入れていった時期があったんですけど、その時、「何で急にお笑いの要素を入れ出したんだよ、この団体は」みたいなことも言われて、そういうのを求めてない人もいるんだなあと感じました。でも面白いものって笑ったらいいじゃないっていう気持ちがある。どうやって演劇で大きな笑いを起こ��るのかっていうのはすごい考えてますね(笑)
福井 大きな笑い(笑)
関田 笑っていいのにって思うけど、みんなこらえて笑ってて。後ろで見てると苦しそうにしてる人とかいるんですよ、こらえてうつむいてる人とか。いや、何で何で(笑)って、不謹慎な笑いとかじゃないから笑っていいんですよって思ってるのに、何で演劇の人ってお笑いライブのお客さんとかとは違うんだろうなって。
福井 別にそういう場面でもないところで、やけにわざとらしいというか、悪目立ちする笑い方する人がいて、それ聞いて周りは冷めちゃうみたいなのはわかります。お笑いでもそういうのあると思うんですけど、演劇の方がより繊細というか。みんなで空気を作ってる感があるから。
関田 たしかに演劇のお客さんの方が笑ったら「お、こいつ笑ったな」ってなりますよね。ここで笑うんだ、みたいな。ZOOMの画面で喋る人だけが画面にパッて抜かれる瞬間あるじゃないですか。意図せず表情が抜かれて真ん中に出て来ちゃうみたいなことが起きてるっていうか。お笑いライブももちろん笑い方によって冷めるとかは全然あるとは思うんですけど、今YouTubeに上がってるM-1の予選とかでも、前の方でめっちゃ声出して笑ってる人がいて、この回やりづらそうだな思ったり。現場にいる人と配信とか画面越しで見る人ではまた違うし、冷め方も違うだろうけど、パッて笑った人に一瞬の集中が持ってかれる可能性もある中で、それでもなんだろう、堂々と笑えるような客席作りをしたいというか。
福井 余計な緊張を与えないみたいな。
関田 劇場っていう建物とか機構自体が何かこう厳かな雰囲気を醸すつくりになってますよね。ブラックボックスはそれが顕著ですけど、「黒」って何か気を引き締めないといけない場面でよく現われる色な気がして、そういうのも感覚的にあるのかもしれないけど。
福井 これまで劇場以外の場所で多く上演されてきたと思うんですけど、上演する空間や環境について何か考えてることはありますか?
関田 私はまず劇場が決まって、こっちを舞台面にするとか劇場の使い方が決まって、人が決まって、台本っていう順番なので、場所のことはまず初めに考えますね。例えば、KAATだったら天井が高い。SCOOLだったら天井は高くないけど、左右に出ハケを作ることができる。あと壁が白くて、でも所々補修痕がある、とか。私は結構情報量の多い壁が好きなので、じゃあこういう面を舞台面にしようとか、その場でできることだったり、その人たちでできることだったりを常に一番最初に持ってきます。野外はイレギュラーなことが多すぎて偶然性に任せ過ぎるところがあるから今は挑んではないですけど、劇場以外の場所でも全然面白そうと思えばやるっていう感じですね。
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部屋と演劇 vol.0
福井 今回みたいな普段の公演よりはもうちょっとコンパクトな規模感でパッと作って発表するみたいな企画って興味ありますか?
関田 めちゃくちゃありますね。何か私の勝手なイメージですけど、あの3人がいらっしゃったじゃないですか、今回作品を発表された演出の3人に出てほしい(笑) 今まで出演してなかった、言い方に語弊があるかもしれないですけどブレーンみたいな人たちが出てやるっていうのもありなんじゃないかなって。例えば、俳優だとしても自分が俳優として試したいことがある人がいて、急な坂の企画も新田(新田佑梨)さんっていう青年団の俳優さんが私たちをオファーしてくれたんですよ。新田さんが私たちに関心を持ってくださっていて、で、新田さんの中で俳優として試してみたいことがあって、じゃあ私はこういう風な戯曲を書いたらいいんだって。そういう人とやるっていうのがすごい重要で、なんだろうな、トライしたいことがある人たちが集まってやるとこんなに楽しいんだって思ったんです。パッとやるっていうのもその人たちだからこそできる動きがあって、もしかしたらそこに俳優と演出っていう線引きなんてなくて、それぞれ人としてどういうことを考えていてどういう風に動きたいのかぐらいな感じでいいんじゃないかって。
福井 実は去年京都でやったvol.0は、出演者一人と言いつつ、三人ともなんらかの形で自分のやつに出たんですよね。限られた条件の中で作り込めなかった部分をフォローするためといったらどうしようもなく聞こえるけど、少なくともこの企画においては、演出も一緒に作った立場としてリハーサルと地続きに上演の場に居合わせるというのが個人的にしっくりきたんです。さっきおっしゃられてた俳優と演出の線引きがないような状態っていうのは、もしかしたら一つの理想の形かもしれないです。
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新田佑梨×関田育子『波旬』(2022) 撮影:小島早貴
関田 3人は元々知り合いだったんですか?
福井 昔僕がSCOOLで一人で作品をやろうとしてたとき、それをどこかで知った中村さんから何か一緒にやりませんかって声をかけてもらって。中村さんとはそれが初めてだったんですけど、それから京都で知り合いだった野村さんを僕が誘って三人でやろうっていう流れです。
関田 その誘い合える関係の同世代の人がいるのがめちゃくちゃ羨ましくて。
福井 僕も繋がりが多い方じゃないので、気軽に相談したり話せたりできるのは助かってます。
関田 めっちゃいいですね。同世代の他団体との交流がほぼなくて。それで今年から交流をしようって思い、ムニの宮崎(宮崎玲奈)さんと劇団あはひの大塚(大塚健太郎)くんとなんか月一で集まってみようみたいな会を開いたりしてるんですけど、やっぱりその会もなくなってきました(笑)
福井 (笑) そういうの続かないですよね。長く続けばいいとも思わないですけど。クリエーションメンバーとは普段交流あるんですか? 作品作る以外になんか定期的に集まったりとか。
関田 なんか次の助成金とかそういう話はしますね。稽古がないときは会わなくなっちゃってます。それこそ学生のときは元々友達とか先輩、後輩とかなんで全然ありましたけど、今はそうですね、助成金の会議とかになっちゃいます。
福井 ぜひこれを機に仲良くしてください!
関田 ぜひぜひ、ぜひです。っていうか作品めっちゃ面白くて。お笑いの要素をびしびし感じました。てかもうお笑いですよね。
福井 そうやったかもです。パッと作るにあたってやっぱり既存の形式は借りようと思ってて、もともとコント漫才の身軽さがいいなと思ってたので、出演者が一人から二人になった時点でそれっぽいことをやろうとはなんとなく考えてました。
関田 中川ちゃんの無言のツッコミがよくて。で、最後は「もういいよ」って、そこは言うんだ(笑)みたいな。「もういいよ」って結構勇気がいるワードじゃないですか。
福井 そうそう。稽古で繰り返し見てたらやっぱ普通に寒いなってなって。適当に濁して終わらせようと思ったんですけど、いやちゃんと言った方がいいなって。中川さんには悪いんですけど。
関田 あれは中川ちゃんが舵取りを任されてるなと思って。
福井 そうですね。ツッコミというか立ち回りになったので。
関田 あの演技のニュアンスというか、南風盛さんの方を見るタイミングが結構重要だと思うんですけど、あれって決まってたんですか?
福井 いや、「家に帰るところを見ててもらっていいですか?」って南風盛さんに言われた通りにそこで見ててくださいってだけで、見方とかは決めてないです。中川さんが良い感じにやってくれてます。
関田 めちゃくちゃ上手かった。あれって洗練させてった方がいいのか、それともこういうパッとやって一回きりの方がいいのか、どうなんですかね。
福井 去年やったのも含めて「1日で作ってやる」っていうのはわかりやすいけど、体��的にはせめて2日か3日は必要な気がします。1日だとその余裕のなさと目標への至らなさが問題になるし、5日とかになると今度は「パッ」の勢いが死んじゃう。ただ今回自分がやったやつは、個人的に期待してた以上の手応えがあったので、また別の形でつくり直すみたいなことはあるかもしれないです。
関田 また洗練したら見え方が変わる作品なんだろうなって。今の良さと洗練されていったときのまた別の良さがあると思って。もちろん俳優も繰り返すことで良くも悪くも手慣れてくると思うんですけど、その中でできることは増えるわけじゃないですか。考えなくてもできることが増えていったときに、もしかしたらまた違う「もういいよ」を引き出すんじゃないかなって思ったりして(笑)
福井 そうですね(笑)最後それについて考えてる時間が「もういいよ」ってなって、最後なあなあで決まったから。さっき関田さんがおっしゃってたような同じ作品にしても短いスパンで繰り返し叩くみたいなことだと、また色々可能性は生まれそうですね。
関田 また見たいです、あの作品。同じのじゃなくてもいいんですけど。
福井 全国各地の劇場から家に帰るっていうパッケージでどこでもやれるので、またやりたいです。
2023年9月上旬 ZOOMにて
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デザイン:坂本学
関田育子(せきた・いくこ)
1995年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科卒。2016年に同学科教授・松田正隆氏が代表をつとめる、マレビトの会のプロジェクト・メンバーとなる。フェスティバル/トーキョー16・18主催プログラム『福島を上演する』に演出部として参加する。その後、演劇ユニット関田育子としてクリエーションメンバーとともに活動。俳優の身体と劇場の壁や床が、観客にとって等価に見える『広角レンズの演劇』を提唱し、その実践として演劇作品の創作を行っている。
HP https://ikukosekita.wixsite.com/ikukosekita
〈次回公演〉
関田育子『雁渡』 2023年11月17日(金)~11月19日(日) シアターグリーン BASE THEATER
https://href.li/?https://ikukosekita.wixsite.com/kariwatashi
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team-ginga · 1 year ago
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映画『レイニイ・デイ・イン・ニューヨーク』
 私はWowowとAmazon PrimeとU-Nextに入っていますが、新たにLeminoにも入りました。25日に予定されている井上尚弥vs.フルトンのボクシングの試合を見るためです。
 最初の1ヶ月は無料というアレで、井上vs.フルトンが終わったらすぐに解約しようと思っていますが、たまたまウディ・アレンの『レイニイ・デイ・イン・ニューヨーク』(2019)が上がっていたので見てみました。
 私はウディ・アレンの大ファンでした。『アニー・ホール』(1977)を見て「こんな映画があるのか!」と驚き、初期の『泥棒野郎』(1969)や『バナナ』(1971)、『ボギー、俺も男だ』(1972)、『誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXの全てについて教えましょう』(1972)、『スリーパー』(1973)も含めて、ウディ・アレンのほとんど全ての作品を見ているはずです。
 アレンが出している3冊の小説集『これでおあいこ』、『羽むしられて』、『ぼくの副作用』も読んでいます。今も本棚のどこかにあるはずです。
 『アニー・ホール』以降の作品ももちろん見ています。『マンハッタン』(1979)は人が言うほどいい作品とは思えませんが、『カメレオンマン』(1983)、『カイロの紫のバラ』(1985)は名作だと思いますし、それほど話題になった映画ではありませんが『スターダスト・メモリー』は生涯忘れられない映画の一つです。
 でも……いつの頃からかウディ・アレンはダメになりました。『世界は女で回っている』(1997)と『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)は名作だと思いますが、世間的には高い評価を受けている(のか?)『ブルー・ジャスミン』(2013)も含めて全くダメな映画です。
 『レイニイ・デイ・イン・ニューヨーク』は世間的には決して高い評価は受けていません。でも、私は割と好きでした。
 主人公はギャツビーとアシュレーという大学生のカップルです。二人は学生新聞を作っていて、アシュレーが有名な映画監督ポラードのインタビューをすることになったので、ニューヨークに出かけます。
 ギャツビーはマンハッタン出身で、恋人のアシュレーに街を案内し、ロマンチックな時間を過ごそうと考えていますが、アシュレーは有名人にインタビューできることで舞い上がり、ギャツビーとの予定をキャンセルします。
 そうして離れ離れになった二人がそれぞれ雨のニューヨークで過ごす1日を描くのがこの映画です。
 二人の「冒険」は寸断され交錯していますが、わかりやすいようにまずアシュレーの1日を書くとーー
 アシュレーは映画監督のポラードに気に入られ、新作の試写に連れて行かれます。ポラードは新作が気に入っておらず、失敗作だと言って出ていきます。アシュレーは脚本家のテ��ドと一緒にポラードを車で追いかけます。
 しかし、その途中、テッドは自分の妻が自分の親友と一緒にいるところを目撃してしまい、アシュレーの前で二人は夫婦喧嘩を始めます。
 テッドと別れて撮影所にポラードを探しに行ったアシュレーは、そこで有名な映画俳優フランシスコと出会い、ディナーを共にした後、フランシスコの家に行きます。
 二人はそのままベッドインしそうな雰囲気ですが、その時突然、フランシスコの婚約者の女優がやってきて、アシュレーは下着姿のまま雨の降る外に出されてしまいます。
 田舎出のちょっと野暮ったい女子大生が有名監督や脚本家や映画スターに気に入られるというのはちょっと不思議ですが、彼らにとっては野暮ったいからこそ新鮮に見えたのかもしれませんし、まあそんなに違和感はありません。きっと翌日になればアシュレーに会ったことさえ忘れてしまうのでしょうが、その時は本当に惹かれたのだと思います。
 ただ、アシュレーが有名人に会ってポーッとなるバカな女に見えたのはちょっと残念でした。
 一方、アシュレーにデートをキャンセルされたギャツビーは、街で高校時代の友人に会い、その友人が撮影している映画にエキストラとして出演することになります。シーンは車の中で女の子とキスするところだけーー相手役はギャツビーが高校時代に付き合っていた同級生の妹チャンです。
 チャンは言いたいことをズケズケと言う女性で、アシュレーがムッとする場面もありますが、なかなか魅力的な女性です。でも、その時はキスシーンを撮影するだけで終わります。
 そのあとギャツビーは兄のところへ行きます。兄は近いうちに結婚することになっているのですが、実は結婚したくない、婚約者の笑い方が嫌いだからだと打ち明けます。
 えーっと、それから何だったっけーーギャツビーは雨の中でチャンと再会し、チャンの家に行ってピアノを弾き、二人でその曲にふさわしい映画の場面を想像します。チャンは女が男を待っている場面がふさわしいと言いますが、ギャツビーは男が女を待っている場面がいい、場所はセントラルパークの時計台の下だと言います。
 二人は美術館に出かけますが、そこでギャツビーの叔父夫婦と会ってしまいます。叔父夫婦はその夜ギャツビーの母親がパーティーを開くからそこに来るように言い、ギャツビーはイヤイヤながら恋人と一緒に行くと約束します。
 しかし、アシュリーは全く連絡がつきません。そこでギャツビーはバーで娼婦を拾い、アシュレーのフリをさせて母親のところへ行きます。
 しかし、母親はギャツビーを自分の部屋に呼び、「あの女は娼婦でしょ。すぐにわかったから追い返したわ」と言います。ギャツビーは母親が常に賢く優雅でなければならないと言うことに辟易していると言い、なぜ娼婦だとわかったのかと尋ねます。
 すると母親は「わかるわよ。私もそうだったから」と答えます。母親はかつて田舎からニューヨークに出て、生きるために娼婦をしていました。その時の客だったのがギャツビーの父親で、二人は力を合わせて財産を作り上げた、だからこそ自分は自分にも息子にも常に賢く優雅であることを要求したと、母親は言います。
 なるほどね。
 若い主人公がニューヨークの街を彷徨い、最終的に家族と和解するからでしょうか、唐突な連想だと思いますが、これは『ライ麦畑で捕まえて』のウディ・アレン・バージョンなんだと、私は思いました。
 その後、ギャツビーとアシュリーは宿泊先のホテルでようやく再会します。アシュリーはいろいろあったけど、何も起きなかったーー誰とも寝ていないということですねーーと言い、ギャツビーは母親の話をして「僕はママを見くびっていた」と言います(ギャツビーは告白を聞いて母親のことが好きになったということですね)。
 アシュリーが「馬車に乗りたかったけど、明日帰るから無理ね」と言います。ギャツビーは「無理じゃないさ」と言って、二人は帰る前に馬車に乗ります。
 しかし、ギャツビーは突然、アシュリーに別れを告げ、馬車を降ります。彼の行き先はーー分かりますよね?ーーセントラルパークの時計台。
 そこで待っていると向こうからチャンがやってきます。二人が抱き合いキスをするところでジ・エンド。
 この結末はあまりに甘すぎるし、あまりにご都合主義だと思います。ギャツビーとチャンの会話が伏線になっているのはもちろんですが、時刻を指定しないと会おうにも会いようがないじゃないですか。ギャツビーはニューヨークでの一夜の彷徨を通して変わった、真実の愛に目覚めたと言いたいのでしょうが、それって単に一人の女から別の女に乗り換えただけじゃないのとも思えてしまいます。この結末は男の願望であり、童貞の夢なんじゃないのかな(ギャツビーはもちろん童貞ではないでしょうが、女に夢を見すぎているという意味では「童貞」です)。
 それに、出てくる人物たちがみんな金持ちで豪華なアパートメントに住んでいるというのも、個人的にはどうかなと思いました。ギャツビーとアシュレーが泊まるホテルだって超豪華です。私は根が貧乏性なのか、大学生がそんなホテルに泊まるなよ��思ってしまいました。
 ネット情報によれば、この映画は実は呪われた映画のようです。#Me too運動の高まりの中、ウディ・アレンが養子にした少女に性的虐待をしたという話が再燃し、この映画の出演者たちは次々と出演したことを後悔しているというメッセージを発信し、出演料を#Me too関連の団体に寄付したとのこと。
 うーん、そうなんだーーとしか私は言えません。
 個人的には決して嫌いになれない映画であり、少しだけ昔のウディ・アレンが戻ってきたような気がして嬉しくなりました。
 
 
 
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goda-world · 1 year ago
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なぜ、外国人と、日本の男子高校生は傘をささぬのか。
 
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「 急いては事を仕損じる。 」
アクリル絵の具、岩絵の具、シャーペン、パウダー
  
 
梅雨よ もうええぞ Sayonaraで
まあ、雨の雰囲気も好きっちゃあ、好きなんだけれどさ。
とくに、ここ京都の雨の雰囲気は、、、いいぞ。
おはようございますGoda world のゴーダです。
  
  
それにしても、なぜ、外国人と、日本の男子高校生は傘をささぬのか。もしかして、あれか? そもそも傘という存在を知らぬのか。
男子高校生にいたっては、ずぶ濡れになってんのに、笑顔でたむろってるのはなぜなのか。君らビショビショやで?
  
で、
己を振りかえってみた時、そういえば、高校生の頃に傘を持っていた記憶がまったく無い。 そもそも傘など買ったこともなかったと思う。
たしかに、傘っていう存在を知らなかった気がする。
 
 
なぜや?
  
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話は変わるけど、 
普段、仕事から帰ってきて、身体が凝っててなんかだるくって肉体が悲鳴をあげだしたら、いつ���娘におねがいをして身体を踏んでもらっています。
踏んでもらう? ってどういうことかわかりますか。
  
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ちょっと画像をネットから拝借してきました。
  
  
こんな感じで、足の裏からずっと身体全体を踏んでもらうのです。
太もものあたりなどは、もう「乗って」もらう。 マジ乗り。
  
これを、四国の実家に帰ったときに、女房が僕の上に乗って踏みつけているのを見て、母親がすごくびっくりしてたのをちょっと思い出した。
はた目には、どう見ても虐待しているように見えるから。
  
 
違うんだよ。
めっちゃ気持ちイイの。 
お願いして踏んでもらってるの。
  
  
そして、今は、娘に踏んでもらっている。
もちろん、踏んでもらう前は、「 なんぼなん? 」って聞かれる。
 
そう。 有料である。
  
 
踏んでもらいたいがために、いつも小銭を用意していなければならなくて、それがもう、とにかくめんどくさかった。
  
 
そこでだ。
 
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ありがとう。PayPay。
これで近所のコンビニまで行ってある程度チャージしておけば、娘のために現金が無くてもすぐにPayPayで渡せるようになりました。
  
これはいい。
便利な世の中になったよなあ。
『 あ、ちょっと足の裏を踏んでほしいなあ、、(チラッ チラ)』
  
娘: ええで!! なんぼなん?
 
これでOK。
  
今は、昔のような体力仕事ではないんだけれど。
手が、腕が、コルの。 肩も。 カメラオモイノ。
ついでに、足も。
       今日は、天気予報では全国的に大雨や雷雨に注意。
不要なお出かけは中止しましょう。とのこと
 
 
���かし、どうしても用事があったので半年ほど住んでいた二条の近くにある「三条商店街」にひっさしぶりに行ってきた。
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せっかく、自分が撮ってきた写真とかに文章を書くブログの新しい方法を思いついたのに、これじゃ読みにくい。 また別の方法を考える。
  
この三条商店街は、五輪金メダリストの野口みずき選手が雨の日の早朝にはここで練習してたところらしい。 
  
 
とにかく今日はどこもかしこも外国人ばっかりでびっくりした。
道の真ん中で、この写真を撮っていたら、地元の人なのかな?わからないけれど、、てめえ観光客だろ、邪魔やねんなあ、みたいな感じの視線を感じたんだけれど、
 
違うから! おれ、京都人だから。 
こっから二駅だから!
  
 
まあ、写真じゃわかりにくいけれど、自転車がぶんぶん飛ばしていて、こんなところで写真なんか撮っていたら邪魔は邪魔なんだけれど。
 
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帰りに、地下鉄の吊り広告で京都っぽいのを見つけたので。
つり革が邪魔だけれど。
京都の人に「まるたけえびすに~」って言うたら、全員そのあとを全部言ってくれるよ。
 
   
せっかくKYOTOに住んでるんだから、もっと京都の風景なんかを発信していこうかなって思ってる。
  
で、
出来るだけ、京都弁を書いていこうと思てんねんけどな、京都弁ってどんなんが京都弁なんか、正直わからへんのよ。
なんで、そんなこと思たかっていうたら、愛媛の人のブログを毎日10個くらい読んでいて、愛媛弁丸出しなんが、なんかめっちゃええから。
  
 
まあ、少しずつ出していけたらなあ、って思てんねんけど。
でも、これたぶん、ちゃうんとちゃうかな。
  
  
どっちかって言うたら、京都弁ってイントネーションが違うだけの普通の関西弁のよーな気がすんねんけど。
  
それに、
そもそも普段、ぼくは実はそんなに京都弁を喋ってないんよね。
 
どっちかっていうたら、標準語に近い関西弁。
  
 
うーーーん。
 
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帰りの京都市地下鉄東西線の車内にて。 誰もおらんかったから。
自撮りをパシャ。
安心してください。元気ですよ。
  
  
  
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ここに飾っていたデカい作品を企画展用に貸し出し中。
やっぱり、デカい作品が無くなるとビックリするくらい寂しいね。
 
 
それくらいのもんを命削りながら描いてるんやなあって。おれエライ。えらい俺。 自暴自棄になってる場合ちゃうって。 自分で自分を褒める練習してんねん。
自己否定からは何も生まれん。自己肯定がまず最初の一歩。
 
 
 
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今日は、ここまで。
  
 
Goda world
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ronpe0524 · 2 years ago
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いろいろ戻ってきた感のある4月(2023年4月の日記)
■2023/4/1 土曜日。エイプリルフールですがとくに面白い嘘は思いつきません。Netflix『キル・ボクスン』を見る。お昼を食べてから自転車で昭島の図書館へ。娘の本を借りたり返したり。Amazon Prime Video『タイムトラベル家族~1991年から愛を込めて~』を見る。DAZNで鳥栖×FC東京戦を見る。ショックすぎる終わり方。本当に鳥栖苦手だー。夕方から新大久保へ向かう。移動しながらU-NEXT『イエローストーン』S2E9を見る。新大久保の韓国料理屋へ。コヨイチの「韓国映画俳優列伝」参加メンバーで集まり韓国料理を食べる。食べたかった水刺身をはじめて食べましたよ。韓国料理、マシッソヨ。otokeiさんが泊まる某部屋に移動し急きょ外伝を収録。ぜったいグダグダの内容の気がしますが。まだ呑んでるラフランスさんを残しイシヤマさんと新宿まで歩く。こうやってリアルで会いやすい雰囲気になってきて嬉しいです。帰りの電車でNetflix『ベター・コール・ソウル』S5E10を見る。いやぁ嫌な予感はしてたけどヤバい展開だ。帰宅してシャワー浴びてから音源編集をひとつだけやってから寝る。
■2023/4/2 日曜日。朝からNetflix『ベター・コール・ソウル』S6E1を見る。いよいよ最終シーズン。娘はまだまだ春期講習ってことなので僕は映画を観に行けます。MOVIX昭島にて『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』鑑賞。スケジュールの都合で吹き替え版で。一昨日買い忘れた『映画ネメシス』のパンフも購入。U-NEXT『イエローストーン』S2E10を見る。これでシーズン2完走。見応えあり。MOVIX昭島にて『マッシブ・タレント』鑑賞。夕飯はマルちゃんZUBAAAN!背脂濃厚醤油。味噌の方が好��だけどこっちもなかなかうまい。U-NEXT『13日の金曜日』を見る。U-NEXT『プライベート・ライアン』を見る。教授が亡くなったとの報道。本当に最近まで仕事されていたしこれから発表される作品もある。監修された新宿の109シネマズも今月OPENだ。ここ10年はがんと闘い続けていた印象の教授。がんの種類は違うけどぜんぜん他人事には思えなかった。苦しかったと思います。お疲れさまでした。
■2023/4/3 月曜日。あー鼻水がやたら出て困ります。何度目かの『あまちゃん』再放送開始。また見ちゃう。朝ウォーキングしてても見かけるカモが少ない季節になってきてさみしいですね。お昼はマクドナルドで昼マック。中尾ちひろさんのカラオケツイキャスを見ながら。そういえば昼ごろには鼻水が止まっていた。何かのアレルギー症状だろうか。仕事終わりで立川へ。夕食食べる時間もなくkino cinéma 立川高島屋S.C.館。『トリとロキタ』と『エスター ファースト・キル』観賞。我ながらどうかと思うハシゴですが、他にも同じハシゴのお客さんがいて勝手に同士感。あとトリとエスターは同じ手口の移動をしてるな、というのを気づけたのは発見でした。帰りの電車でU-NEXT『イエローストーン』S3E1を見る。帰宅して録画のニュース番組とか流し見しながら僕モテの原稿を仕上げる。
■2023/4/4 火曜日。クソ眠いですが早めの時間のミーティングがあるので早起き。娘は昨日で春期講習が終わって束の間の休息。ぜんぜん起きてこない。ひとりで食べる朝食は余裕があります。家にいる間にU-NEXT『イエローストーン』S3E2を見ちゃう。朝ウォーキングはなしで最寄り駅から電車に乗って出勤。お昼はOKのロースかつ重。これがお弁当コーナーの一番人気なのか大量に並んでいる。とても肉がやわらかくて美味しいし、そしてやはり安い。おそるべしOKストア。食べながらAmazon Prime Video『スター・トレック:ピカード』S3E7を見る。夜はラロッカさんとDiggin' Netflix収録。DVDで『ブリッジ・オブ・スパイ』を見る。劇場鑑賞以来だったけどやっぱ面白いな。
■2023/4/5 水曜日。今日まで娘はのんびり過ごせるのでやはり朝は起きてこない。朝ごはん食べながらU-NEXT『イエローストーン』S3E3を見る。今日の分の『あまちゃん』も見ちゃう。月曜から探していたパルムの新作「ショコラミント」を通勤途中のエキナカコンビニで発見。しょうがないから朝からアイスを食べる。パルム初のチョコミント系。けっこうストレートな出来です。お昼はOKのいか軟骨天と大葉のあられ丼。安い。Apple TV+『エクストラポレーションズ:すぐそこにある未来』E4を見る。帰宅してからDisney+『マンダロリアン』S3E6を見る。ゲスト陣が豪華すぎる。clubhouseにて、Netflix『ベター・コール・ソウル』S6E2を見る。感想パートはだんだんみんなの人生相談みたいになってきた。どこの家庭もいろいろありますよね。録音は残さないやつにする。U-NEXT『ベニスに死す』を見る。
■2023/4/6 木曜日。今日から娘は学校だ。いろいろ心配なところもあるのですがどうかな。微妙に雨がやまない。残念ながら朝ウォーキングは断念。昨夜のベタコ同時視聴に参加できなかったmatsuさんから「同時視聴の録音がないんですけど」とLINEがくる。ほらー、心配されるじゃないですか。説明して安心してもらう。お昼は丸亀製麺にてかけ並とげそ天。U-NEXT『イエローストーン』S3E4を見る。夜にイシヤマさん、ラフランスさん、HOKUTOさんと某収録。お疲れ様でした。
■2023/4/7 金曜日。風があるけど雨は降ってないので朝ウォーキング可能だ。カモたちの姿が本当に少ないな。お昼はCoCo壱でハンバーグカレードリア。肉塊のやつもそのうち食べたい。U-NEXT『イエローストーン』S3E5を見る。仕事を早めに切り上げて歯医者へ。予想通り僕の口が大きく開けないせいでなかなか苦労する感じに。理解ある歯医者さんで良かった。昭島へ移動。東映シアターオンライン(YouTube)にて『緋牡丹博徒』を見る。MOVIX昭島にて『ノック 終末の訪問者』鑑賞。ついに配信となったコサキンのPodcastを聴きながら帰宅。これから毎週聴けるなんて最高ですね。寝る前にU-NEXT『13日の金曜日 PART2』を見る。
■2023/4/8 なんかいろいろ楽しみで早く目覚めた土曜日。娘はぐっすり寝てるので一人で朝食を食べ、U-NEXT『イエローストーン』S3E6を見る。午前中から新宿へ。移動しながらNetflix『逆上』E1を見る。僕モテ presents 『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』をみんなで語ろう!@LOFT/PLUS ONEです。画伯以外執筆陣全員集合。開演前に名優の京都話などを聞く。パンフに入江監督のサインもしっかりもらう。昨年末のモテデミーがなかったのでけっこう久々となった僕モテイベント。恒例のプレゼン、そして入江監督への質問の時間をがっつり取った余裕のある構成。でも時間はあっという間。プレゼント大会の僕からのやつは『バルタザールどこへ行く』DVDでした。ラストで櫻井翔のすっごいファンの人の登場で盛り上がったなぁ。久々に会った僕モテ読者仲間、はじめての方とも話せてやはりリアルイベントは良いなぁ。2次会、3次会と23時ぐらいまでみんなでずっと話してしまった。楽しかったなぁ。帰りの電車でAmazon Prime Video『スター・トレック:ピカード』S3E8を見る。帰宅してからyukaさんのお土産、出町ふたばの豆餅を食べる。いやー久々に食べたなぁ。美味しい。元気が出たのでU-NEXT『13日の金曜日 PART3』を見てから寝る。
■2023/4/9 日曜日。朝からU-NEXT『イエローストーン』S3E7を見る。午前中から昭島図書館に行って娘の本を借りたり返したり。お昼のモスバーガーをテイクアウトして帰る。とくに食べたいものがないときはフィッシュバーガーにしております。U-NEXT『ハロウィン KILLS』を見る。エンドロールを見ていたらボブ・オデンカークがクレジットされていた。ぜんぜんどこに出てたかわかんなかったので調べてみたら過去の事件の犠牲者役で写真が使われているらしい。こんなのわかるわけない。DAZNでFC東京×湘南戦を見る。なんかすっごい湘南のプランがはまりまくっていて、ドローにできたのが信じられないぐらいだ。DVDで『風立ちぬ』を見る。劇場公開時以来に見たかと思うけど後半けっこう泣いてしまった。劇場鑑賞時どうだったかな。Amazon Prime Video『僕の巡査』を見る。音源を1本編集して寝る。
■2023/4/10 月曜日。いい天気。朝ウォーキングが気持ちいい。今週からジャンプが4週連続新連載とのこと。ワクワクしますね(立ち読みでごめんなさいですけど)。お昼はOKの塩さば焼き弁当。完��に昨日見た『風立ちぬ』の影響で鯖。ついいい曲線の骨を探してしまうよ。仕事終わりで昭島へ。松屋にて、牛肉チャプチェ定食。U-NEXT『イエローストーン』S3E8を見る。MOVIX昭島にて『オオカミ狩り』鑑賞。帰宅して音源編集の1本でもやろうとしたけど、ごろんとしていたら寝てしまったようだ。
■2023/4/11 火曜日。毎朝見る『あまちゃん』が面白い。ゴーストバスターズ!お昼はOKの目玉焼きのっけのり弁当。いやぁ安くて助かります。U-NEXT『イエローストーン』S3E9を見る。仕事終わりで昭島へ。ケンタッキーのガーリックホットチキンを食べる。U-NEXT『13日の金曜日・完結編』を見る。これ多分はじめて見たなぁ。MOVIX昭島で『AIR』鑑賞。大きなスクリーンでやってくれていて嬉しい。帰宅してから音源編集を1本やってから寝る。
■2023/4/12 水曜日。ちょっと寝坊。眠い。春だからでしょうか。いや、僕は基本的に年中眠い。朝ウォーキング時、ついにまったくカモちゃんを見つけられず。みんな旅立ってしまったのかな。さみしい。午後半休を取るために鬼神のごとく働く午前中。とゆうわけで昼から横浜方面へ。移動中にU-NEXT『イエローストーン』S3E10を見る。これでシーズン3完走。もう戦争ですよ。馬車道うどん 頑陣本店にて、水曜限定 淡麗アゴたしうどん、アゴめし付きを食べる。やっと来れた。もっと近場にあれば通いたいうどん屋さんである。みなとみらいへ移動。kino cinéma 横浜みなとみらいで『ザ・ホエール』観賞。日本大通りへ移動。KAATにてシアター・コントロニカ『回廊』を観る。久々のKAAT。そして久々の小林賢太郎作品。最前列で観てしまった。帰りの電車でDisney+『マンダロリアン』S3E7を見る。帰宅していると間に合わない感じなので昭島のマクドナルドからclubhouseのNetflix『ベター・コール・ソウル』S6E3同時視聴に参加。最終シーズンをみんなでじっくり見てく感じです。感想パートを話しながら歩いて帰宅。シャワー浴びてから再びのclubhouse。ラフランスさん、あさみさんと映画、海外ドラマの駄話をしてから寝る。
■2023/4/13 木曜日。朝早い時間から立川の病院へ。3ヶ月に一度の検査と診察。病院の待ち時間で読んでる本が60%まできた。秋ぐらいには読み終わるだろうか。今回から担当の医師が交代。たぶん僕より年下の女性の先生で、なんか怖そうな顔だったけど話してみたらそうでもなかった。病院はけっこう早く終わって、これなら午前半休使わずに出社できるかも?と思ったけど薬局で時間かかりまくりでダメでした。諦めて八王子へ移動。あらた@八王子でひやかけ天。まぁたまにしか食べれないうどんを食べれたからよしとしましょう。まだ時間があるのでコメダで珈琲飲みつつWOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E1を見る。シーズン4は現状WOWOWなんです。あ。本来であれば『ベター・コール・ソウル』を見進めなきゃいけなかったなぁ。『イエローストーン』シーズン3の終わり方がクリフハンガー過ぎたのでついこっちを見てしまった。午後から出社して働く。仕事帰りにNetflix『ベター・コール・ソウル』S6E4を見る。藤元監督の監督ラジオを聴く。ラフランスさん、Lukeさんと某収録。新企画、お楽しみにー。
■2023/4/14 金曜日。朝食抜き。今年もやってきた健康診断。採血のとき「最近も採血されました?」と聞かれる。まさに昨日したばかり。そしてバリウムを頑張りました。ホントに苦手だバリウム。検査も苦手だし、検査後の下剤が効きにくいのがしんどい。お昼食べつつNetflix『ベター・コール・ソウル』S6E5を見る。お腹の調子を心配しつつ、仕事終わりで飯田橋へ。アンスティチュ・フランセ東京にてミア・ハンセン=ラブ特集 ケ・セラ・セラ 流れ行く時間とともに『グッバイ・ファーストラブ』鑑賞。TOKYO SUNFLOWER IIDABASHIにて、おまかせ(3種天、梅&生海苔冷ぶっかけ)を食べる。飯田橋店ははじめて行ったけどとても美味しかった。働いているのはどこの国の人たちだろう。素晴らしい仕事してますよ。帰りの電車でAmazon Prime Video『スター・トレック:ピカード』S3E9を見る。帰宅してシャワー浴びたら倒れるように寝てしまった。疲れと睡眠不足の限界だったようだ。
■2023/4/15 土曜日。昨夜早く寝たので早く起きれた。娘はぐーぐー寝ている。Netflix『ベター・コール・ソウル』S6E6を見る。Apple TV+『テトリス』を見る。『AIR』に続きがっつり契約ものの映画だ。テトリスはゲームボーイの通信ケーブルで遊んだリアルタイム世代。町のプールでヘトヘトになるまで遊び、帰りの駄菓子屋で安いカップ麺食べながら電池が切れるまでテトリスで対戦したあの夏は忘れられない。そのGBのテトリス発売までにはこんなことが起きてたんですね。午後、昭島へ。雨なので歩いて。MOVIX昭島にて『仕掛人・藤枝梅安 2』鑑賞。観客の年齢層が高い。昭島図書館で娘の本を借りたり返したり。帰宅してからDAZNでFC東京×セレッソ戦を見る。渡邊凌磨のスーパーゴールは凄かったけど試合には負けた。。WOWOWオンデマンド『アンテベラム』を見る。WOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E2を見る。clubhouseにて、Netflix『ベター・コール・ソウル』S6E7同時視聴に参加。うわー衝撃回。そしてよくできてる構成です。
■2023/4/16 日曜日。午前中は家でU-NEXT『ダンシング・クイーン』を見る。なんだか久々にすた丼を食べたくなりお昼にテイクアウトして食べる。午後から有楽町へ。日比谷の鈴懸でおやつを買おうとしたけどすっごい並んでいたのであきらめ。Coachella(YouTube)のBLACKPINKを聴きながら日比谷公園へ。イシヤマさんと祝・日比谷野音100周年 スチャダラ2090。なかなか小雨がやまず、濡れながら物販に並ぶ。後半はやっと晴れてくれて素晴らしい雰囲気に。会場では元気に走りまわっているゲバたん(BOSEさんの娘ちゃん)を見かける。スチャダラが活動しているかぎり、なるべくこうやってLIVEには行きたい。LIVE終わり、イシヤマさんと新橋まで歩いておにやんまでうどん食べてから帰る。帰りの電車や家に帰ってから見たいものがいろいろあったのですが、けっこう疲れていてぼんやりとラジオ(radiko)だけ聴いていた。
■2023/4/17 月曜日。7時間ぐらい寝た。朝ウォーキングでジャンプやプレイボーイの立ち読み。バッファローマン、どうなってしまうのだろう。お昼はマクドナルドでダブルチーズバーガー食べながら中尾ちひろさんのカラオケツイキャスを見る。帰宅してからいろいろまとめる。音源も1本編集する。細かなことでとても忙しい。遅い時間からイシヤマさんとDiggin' U-NEXT収録。ちょっと開始時間が遅れてしまい申し訳ない。さらにドラマとか見たかったけどもうおねむでムリ。
■2023/4/18 火曜日。わけあって朝からコーヒーを飲めず調子が出ない。お昼は肉塊のカレーを食べようとCoCo壱に向かったら店頭に「販売終了」が張り紙が。無念。切り替えて丸亀に向かったら12時前なのにすげー並んでいる。しかたなく並んでカレーうどん並とげそ天。食べながらWOWOWオンデマンドで『イエローストーン』見ようと思ったらWOWOWのメンテ中で見れず。なんかいろいろうまくいかない日ってありますよね。仕事終わりで昭島へ。フードコートの銀だこで九条ねぎマヨ 香るゆずポン食べながらWOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E3を見る。MOVIX昭島にて『世界の終わりから』鑑賞。映画観終わってからラロッカさんのジブリ語りスペースに参加。ジブリ名言&『耳をすませば』『風立ちぬ』について長々と話す。
■2023/4/19 水曜日。朝の通勤時にソウルセットの新曲を聴けて気分が良い。お昼はマクドナルドのゆず香るおろしチキンタツタ。WOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E4を見る。エピソード内で言及されている『ロードハウス』って映画が見たくなってしまいました。仕事は早めに切り上げて歯医者へ。大きく開けない口をがんばって開いてなんとかかぶせもの完了。これでとりあえず治療完了です。しんどかったー。帰宅してからDisney+『マンダロリアン』S3E8を見る。これでシーズン3完走。やりきった感。ぜったい出てくると思っていたメイフェルドは出てこなかった。夜はclubhouseにて、Netflix『ベター・コール・ソウル』S6E8同時視聴に参加。感想会パートでは話せなかったけど、この回は前後に別れたシーズン6の後半最初のエピソードであり監督がヴィンス・ギリガン。気合入っていた回だった。そしてまたも撮影が面白かった。とくにソウルがしばりつけられる椅子に固定されたと思われるカメラ視点とか、ガスに報告に向かうマイクを追うカメラとか、見どころたくさん。Disney+『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を見る。吹替で観たらガモーラの声を聴いてキムを思い出す感じに(双方、朴璐美さん)。
■2023/4/20 木曜日。暑いぐらいの気温ですね。お昼はOKのこだわりの焼鳥丼。安くてうまい。WOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E5を見る。仕事終わりで立川へ。やよい軒にて、ニラ豚定食。ご飯がすすんじゃう系の味。東映シアターオンライン(YouTube)にて『日本侠客伝』を見る。kino cinéma 立川高島屋S.C.館にて『ハロウィン THE END』鑑賞。今月はMCTOSに参加できなかったな。帰宅して寝る前に、眠い目をこすりながらAmazon Prime Video『プロジェクトV』を見る。思ってた以上にジャッキーが戦わない。
■2023/4/21 金曜日。今日も暑いぐらいの気候。お昼は韓国から出張できている同僚とランチ。味の民芸。この前、水刺身を食べたという話をしたら、途中でご飯と入れるとうまいと教えてくれた。機会があればやってみたい。趣味がRCカーとのことで、明日は秋葉原に行くそうです。いいですね。仕事は早めに切り上げ渋谷へ。移動中にWOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E6を見る。ユーロライブにてドイツ映画祭 HORIZONTE 2023『クルナス母さんvs.アメリカ大統領』鑑賞。タコベルでタコス食べてから帰る。帰りの電車でAmazon Prime Video『スター・トレック:ピカード』S3E10を見る。これでシーズン3完走。さすがにファン向けの要素が多かった印象です。帰宅して寝る前にU-NEXT『ミス・ワイフ』を見る。
■2023/4/22 土曜日。今日は娘と留守番。昼間は家から離れられないのだ。午前中は娘の勉強を見つつApple TV+『ゴーステッド Ghosted』を見る。娘とお昼食べつつAmazon Prime Videoで新しい『たけし城』を見る。さすがに子供にはうけるなたけし城。午後、図書館に行き本を借りたり返したり。娘と歩いて近所の洋菓子店にも行く。前はケーキがたくさん売られていたんですけど、焼き菓子中心になってしまったんですよね。ケーキ美味しかったんだけどな。DAZNで広島×FC東京戦を見る。アウェイ勝利嬉しい。Disney+『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』を見る。U-NEXT『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』を見る。けっこうラストが泣ける。冒頭の夢ネタが『ジョーズ』で楽しい。Netflix『ワン・モア・タイム~あの日あの時あの私~』を見る。clubhouseにて、Netflix『ベター・コール・ソウル』S6E9を見る。ソウルとキムのこの結末、この描き方にはグッとくる。ラフランスさん、あさみさんとclubhouse延長戦で『ゴーステッド Ghosted』について話してから寝る。
■2023/4/23 日曜日。すごい寝坊した。イコール娘も起きてこない。急いで娘の朝のルーティンをこなす。昼前から娘と実家へ。のんびり過ごす。今夜収録予定の映画の感想を考えたりしていたが、実家の茶の間ですごしているととにかく眠い。眠いというか寝ちゃう。娘は漫画読んだりおもちゃで遊んだりしている。まさにリフレッシュ。夕飯までご馳走になり帰宅。Amazon Prime Video『007/ゴールドフィンガー』を見る。寅さんと007は月一で見進めています。これでコヨイチの『ゴールドフィンガー』回聴ける。けんす君、なんすけ君とDiggin' Amazon Prime Video収録。収録終わってから無駄に『はじめの一歩』の話を毎月している気がする。
■2023/4/24 月曜日。ちょっと気温が低い。気をつけないと。更新された『キン肉マン』を読む。バッファローマンどうなるんだろう(2回目)。お昼はマクドナルドで中尾ちひろさんのカラオケツイキャスを見る。シャカシャカポテトのじゃがバタシーズニング。チバユウサケ、食道がんの報。うちの親父も食道がんだったけど手術がうまくいって今では元気にしている。治療、うまくいってほしいですね。コヨイチの『ゴールド・フィンガー』回を聴く。��だネタバレをするかしないかの方向性が定まっていないころ。ガンバレルは次回ガンバレましょう。Lukeさんが言及していた『ロンドンゾンビ紀行』って映画については劇場で観ている僕です。仕事終わりで吉祥寺へ。移動中にNetflix『ベター・コール・ソウル』S6E10を見る。モノクロ、シナボン、スプリットスクリーン。なんだこの回は。いぶきうどんでごぼう天かけを食べる。完全にベタコの影響で食べたくなって、シナボンにてミニキャラメルピーカンボンを。UPLINK吉祥寺にて『ダークグラス』鑑賞。帰りの電車でTwitterをチェックしていたら『LUGINSKY』のhaiena監督の新作クラファンが開始されていた。予告編も見れるので気になる方は是非チェックしてみてください。『ORLIK』という作品です。
■2023/4/25 火曜日。朝ウォーキング中、久々にカモ動画を撮影。嬉しい。もうカモ動画ストックがほぼありません。お昼はWREP「LUNCHTIME BREAKS」にボーちゃんがゲストってことで聴く。ジブさんとボーちゃんのトークが最高。丸亀製麺にて、豆乳仕立ての冷やしトマたまカレーうどん並(ひと口ごはんつき)とげそ天。うどん札で天ぷら100円引きにしたけど、贅沢しちゃったなぁ。仕事終わりで立川へ。松屋にて、エッグデミグラスソースハンバーグ定食。WOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E7を見る。kino cinéma 立川高島屋S.C.館にて『午前4時にパリの夜は明ける』鑑賞。帰宅してからWOWOWオンデマンド 『廻魂~愛という名の呪縛~』を見る。めちゃくちゃイヤな設定の映画で悶絶しながら見ました。
■2023/4/26 雨の水曜日。朝ウォーキングはあきらめて最寄り駅から電車で通勤。お昼はマクドナルドにて、喫茶店のコーヒーゼリーパフェ。コーヒーゼリー部分が少ない。ナゲットのタンドリーチキンカレーソースは大変美味しい。WOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E8を見る。早くGWにならないかなぁ。心はもう連休にいってる感じだけど仕事はある。仕事終わりで立川へ。あらしんでラーメン+めし。満足。シネマシティにて『search #サーチ2』鑑賞。Twitterでの感想ではたぶん書かないことをこっちに書きますが、よくこういうPC画面上で展開する映画について「映画館でなくPC画面で見た方がいい」的な安易な意見を見るんですけど、自分はまったくそうは思わなくて、本作はよりそれが明確になった作品だと思います。
■2023/4/27 木曜日。お昼はOKの国産チキンカツタルタル丼。WOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E9を見る。買い物して帰宅。U-NEXTで『ハロウィン』を見る。clubhouseにて、Netflix『ベター・コール・ソウル』S6E11同時視聴に参加。見事なクロスオーバーエピソードで、これはリアルタイムで見ていたら盛り上がっただろうな。あと2話か。Disney+『スター・ウォーズ 反乱者たち』S1E1を見る。いよいよSWアニメを見るときがきたようだ。『クローン・ウォーズ』はエピソードがありすぎでムリなのでなんとか『反乱者たち』だけでも見る。その『反乱者たち』ですら逆算する今から見ないと間に合わないのだ。。
■2023/4/28 金曜日。朝ウォーキングでカモを発見できない日が続く。さみしい季節だ。午前中だけ働き、午後半休へ新宿へ。移動中にAppleTV+『がまくんとかえるくん』E1を見て穏やかな気持ちになる。新高揚@新宿にて、ぱいくーつけ。排骨がうまい。シネマカリテにて『聖地には蜘蛛が巣を張る』観賞。前の列に足立紳監督がいたと思う。そういえば先日『午前4時にパリの夜は明ける』を観たときは同じ回に日比野克彦っぽい人がいたけど、本人かどうかちょっと自信がない。有楽町へ移動。ジャポネでチャイナのジャンボを食べる。TOKYO春爛漫 向井秀徳アコースティック&エレクトリック@有楽町 I'M A SHOW。チートイツさんがチケット取れなかったと云ってたぐらいなので余裕で満席だと思うのですが、なぜか僕の左右が空席。すごい快適にLIVEを見れてしまった。下手の席で左からの音が強烈だったので左耳だけLIVE用耳栓を使う。すごい聴きやすくなる。車を借りるために実家へ向かう。移動中にWOWOWオンデマンド『イエローストーン』S4E10を見る。これでシーズン4完走であり、今のところ日本で見れるところまで全部見た。シーズン5もそのうちWOWOWさんがやってくれるでしょう。ただまだ見れるスピンオフが残っている。そっちも見るかー。実家で車を借りて帰宅。帰宅してからWOWOWオンデマンド『護られなかった者たちへ』を見る。Disney+『スター・ウォーズ 反乱者たち』S1E2を見る。
■2023/4/29 GW前半のスタートとなる土曜日。娘とMOVIX昭島へ。楽しみにしていた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』鑑賞。おそらく娘は今まで観た映画で一番楽しんでいたんじゃないだろうか。今までの映画とはあきらかに違う映画な感じで、うちの娘のようにあまり映画を観ない子とかには最高の入り口になるだろうし、幅広い層が楽しめるだろう作り方。そして今までの映画と同じ見方しかできない人には理解できない映画なんだろうとも思う。図書館に寄ってから実家へ。今日は実家にお泊りなのでのんびりすごす。DAZNにてFC東京×新潟戦を見る。ファイヤースティックを持ってきてるのでTV画面で見れて嬉しい。のんびりすごしながらも僕はひたすらとある作業をPCで進める。時間かかった。。夜は娘の寝る準備を済ませてからclubhouseにてNetflix『ベター・コール・ソウル』S6E12同時視聴に参加。いよいよこの同時視聴も終わってしまう。あとは最終エピソードを残すのみだ。Amazon Prime Video『シタデル』E1も見てから寝る。
■2023/4/30 実家に泊まっている日曜日。なかなか起きない娘を起こして朝の英語勉強をやってもらう。実家の朝ごはんは白飯がすすむものばかりで最高ですね。実家にいるとのんびりすごしてしまうし、基本的にうとうとして寝てしまう。本当は家の庭でBBQしたかったけど天気が心配なので室内で焼肉に変更。まぁこれはこれでうまいです。Disney+『スター・ウォーズ 反乱者たち』S1E3を見る。Netflix『ミッション:インポッシブル』を見る。夕飯までご馳走になってから帰宅。ごちそうさまでした。夜、寝る前にNetflix『ほの蒼き瞳』を見る。て感じで、ゆっくりできたところで4月も終わり。
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ramiiiiipic · 6 years ago
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いよいよ明日を越せば❤ ・ 今年は自分のクルマ並べれそうだね(やったね) あと1日気を引き締めましょう(戒め) 明日は仕事を早く終わらせて(無理) 大量に積もった花粉を綺麗にしたら お台場へGoooooooooooooooo(クソ楽しみ) ・ #全日本合法通勤車エントリー選手権 #鉄かアルミどっち履いてくかまだ迷ってる人と繋がりたい #雨予報だけど僕にとっては雨の方が都合がいい #皆カメラを出したがらないから写真のレア度が大幅に上がる ・ #mooneyes #streetcarnationals #ストリートカーナショナルズ #ストカー #東京 #お台場 #tokyo #odaiba #carmeet #meeting #suzuki #altoworks #ha36s #アルトワークス (MOON OF JAPAN, INC.) https://www.instagram.com/p/Buv8JI0FG84/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=s7p5nor9o79f
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machromatic · 3 years ago
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美学者母が新型コロナは風邪だと言う原理(標本空間の現実とそれぞれの現実)2016年の日本の肺炎死亡者数が十一万九千人の事実
(引用URL) 国立感染症研究所 https://www.niid.go.jp/.../kansenno.../9303-coronavirus.html 東京都健康安全研究センター http://www.tokyo-eiken.go.jp/sage/sage2018/ 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/.../jinkou/suikei16/dl/2016suikei.pdf 世界はなぜ風邪(新型コロナ)でパニックになったのか。 (インフォデミック時代の生き方) https://machromatic.net/column_0370.html コロナも新型コロナワクチンの接種が始まっていますが、 未だインフォデミックは収束していません。 もうこのまま新型コロナのインフォデミックが、 三年目に突入していくのだろうと色々と諦めていますが、 私は新型コロナはインフォデミックであると認識していますし、 現在の所その私の認識は間違っていなかったと考えています。 たまにSNSとかで医学の専門家や、 感染症の専門家が、 「新型コロナは風邪」は間違いだと発言を散見します。 確かに医学の専門家や感染症の専門家から言えば、 「新型コロナは風邪」は間違いという事が、 風邪という定義上当てはまらないということは理解できます。 なぜなら風邪という概念の定義を、 どの様にアウトラインをとるのかによって、 つまりそれぞれの前提条件によって、 「風邪」とか「風邪」でないとか、 つまりその領域の専門家にとっては、 あくまで「風邪」ではないのでしょう。 それはそのはずで、 風邪は症状を表すもので、 その症状を誘発する元のほとんどがウイルスの感染からのものです。 ちなみに、 その風邪のウイルスにコロナウイルスがあります。 これまで知られていたコロナウイルスは、 4種類のコロナウイルス(Human Coronavirus:HCoV)は、 HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1である。 風邪の10~15%(流行期35%)はこれら4種のコロナウイルスを原因とする。 そのほかに2種類の重症肺炎ウイルスがあります、 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV) 中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV) 以上を参考に日常的に感染する4種類の風邪ウイルスとは違うと言われれば、 それはその通りでその様な切り口で言えば風邪ではないとも言えます。 しかし感染症であり、 また風邪と同じ症状を伴い、 人によってはその症状で治ることもあれば重症化する事もある。 またその様な症状が出る事がない人もいる。 風邪は「コロナウイルス」である、 そして新型「コロナウイルス」は風邪ではない。 「新型」をどの様な概念で捉えるのかで前提条件が違い、 コンテクストが変わってくるのが理解できます。 では前置きはこのくらいにして、 事実をベースに言説していきたいと思います。 まず注目するデータとして、 厚生労働省のデータの死因順位別死亡数の年次推移では、 2014年以降は肺炎が死因の3位になっており、 毎年10万人以上が肺炎で亡くなっています。 2014年から2016年のデータから理解できる通り、 新型コロナの流行前です。 ちなみに2020年の肺炎での死因は5位です。 そして死亡者数は8万人です。 新型コロナの流行で、 肺炎での死亡者は2万人減っているわけですね。 つまりここで理解ができるのは、 認知されるものと、認知されないもの、 意識が集中するものと、意識がされないもの、 つまり情報が人間をいかにコントロールし、 いかに現実を変化させるのかという事実が理解できます。 しかしその「現実」とは誰にとっての現実でしょうか。 少なくとも「我」にとっての「現実」ではありません。 それは言えば国家という実存を確認できない、 抽象的な存在にとっての「現実」でしょうか。 それとも「医学」という実存の確認できない、 抽象的な存在にとっての「現実」でしょうか、 はたまた統計学という実存を確認できない、 抽象的な存在にとっての「現実」でしょうか。 「我」にとっての「現実」と、 「標本空間」にとっての「現実」とは違うという事実です。 ここで少し確率論的な言説をします。 確率というものをどの様に認識するのか、 確率を「質」と捉えるのか「面積」と捉えるのか。 この前提条件で、 新型コロナを「風邪」と捉えるのか、 「風邪」とは違うと捉えるのかの違いが生まれます。 つまり簡単に言えば、 天気予報の降水確率をどう認識するのかに似ています。 例えば天気予報の降水確率をみなさんはどう認識しているでしょうか。 例えば降水確率20パーセントをどう捉えるでしょうか、 これは実は非常に難しい問題なのですが、 あえて「質」で捉えるならば、 ちょっと霧の様な雨が全体に降れば20%でも許容できる。 その様な「質」の捉え方もできます。 しかし基本的に確率とは面積と同じであるのです。 簡単に言えば、 任意の領域を設定した場合、 その20%の面積に雨が降る。 それが20%という確率です。 すなわち、 総体として20%という確率でも、 80%の人には雨が降らないという現実があり、 20%の人には雨が降るという現実が有るのです。 それを違った形で言えば、 その総体の80%の人には100%雨が降らない、 また20%の人には100%雨が降る。 つまりここから理解できるのは、 個別において、 誰かにとっては100%でも、 誰かにとっては0%である。
つまりここで、
標本空間を現実とする実在が、
そもそも存在しないことが理解できます。
もっと個別として捉えてみると、 それはその人々の個別的現実において、 雨が降るか降らないかは、 五分五分としての現実しか無いという事実です。 そしてこの確率論的な言説は、 「新型コロナ」にももれなく言えることであり、 もっと言えばあらゆる現象に言える「原理」である。 私たちは常に産まれてこのかた、 あらゆるリスクと共に生きて、 今この現実を生きているということを、 忘れ去っているのではないだろうか。 海に入れば溺れるリスク、 車に乗れば事故するリスク、 薬を服めば副作用のリスク、 山に登れば遭難するリスク、 何か食べればお腹を壊すリスク。 数えれば永遠に続くリスク、 まさに、 「生きるということは死ぬということを内包している」 ここで「リスク」というネガティヴな言い方をしているが、 それは「対」であり、 全ての事柄はその「対」を内包しているという「真理」である。 それはその「行為」「現象」に対する「対」である。 つまりここまでで何が言いたいのか。 それは個々の世界において、 「現実」は違うということである。 まさにこの瞬間に、 新型コロナの陽性反応がでた人もいるだろうし、 新型コロナが原因で死亡した人もいるだろう。 それはその当人にとって、 紛れもない現実であるが、 しかしそれ以上に、 それぞれの個々人が、 新型コロナ以外にも、 沢山の障害を持った現実があるのである。 またその理由で死んでいく人たちも多くいる。 自殺、病気、事故。 新型コロナとは違う理由で、 この刹那に苦しんでいる人々が多くいる。 社会では何の問題にもされていない事で、 認識されず、 意識されず、 悩み苦しみ、 死を選ぶ人たちが沢山いる。 2020年の自殺者は2万人。 それぞれの人間の個々において、 それぞれに、 新型コロナ以上のクライシスがあるのではないか。 ここまで考察してきた事は、 インターネットが普及した事を原理にしていると私は考えている。 情報の伝播速度の革命である。 ある所で起こった現実が瞬時にあらゆる所へと共有される。 そしてその共有された現実を、 「我の現実」としてその、 シミュレーション世界に没入するのである。 これはまさに人間の本質である。 それが私のアート作品として、 2010年に「ウェブアート宣言」として発表したものである。 この様な構造を原理から理解している私だから言える事として、 もっと目の前の現実を生きていくべきであると述べておきたい。 その考えを言い換えたものが、 「コロナは風邪である」という言説なのだ。 つまり、 「新型コロナ」というものは、 特別なクライシスではなく、 私達は個々人がそれぞれ様々なクライシスを、 日常的に乗り越えながら生きている事を、 そもそも忘れてしまっているのではないか。 その様な思いが伝われば幸いです。
僕にとっては20年くらい前に、
製薬や医学が薬を売るために、
「うつは風邪」
って言ってた方がよっぽど恐ろしい。
美学者母
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petapeta · 4 years ago
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「次室士官心得」 (練習艦隊作成、昭和14年5月) 第1 艦内生活一般心得 1、次室士官は、一艦の軍規・風紀の根源たることを自覚し、青年の特徴元気と熱、純  真さを忘れずに大いにやれ。 2、士官としての品位を常に保ち、高潔なる自己の修養はもちろん、厳正なる態度・動  作に心掛け、功利打���を脱却して清廉潔白なる気品を養うことは、武人のもっとも  大切なる修業なり。 3 宏量大度、精神爽快なるべし。狭量は軍隊の一致を破り、陰欝は士気を沮喪せし  む。忙しい艦務の中に伸び伸びした気分を忘れるな。細心なるはもちろん必要なる  も、「コセコセ」することは禁物なり。 4 礼儀正しく、敬礼は厳格にせよ。次室士官は「自分は海軍士官の最下位で、何に  も知らぬのである」と心得、譲る心がけが必要だ。親しき仲にも礼儀を守り、上の   人の顔を立てよ。よからあしかれ、とにかく「ケプガン(次室士官室の長)を立てよ。 5 旺盛なる責任観念の中に常に生きよ。これは士官としての最大要素の一つだ。命令を下し、もしくはこれを伝達す  る場合はは、必ずその遂行を見届け、ここに初めてその責任を果したるものと心得べし。 5 犠牲的精神を発揮せよ、大いに縁の下の力持ちとなれ。 6 次室士官時代はこれからが本当の勉強時代、一人前になり、わがことなれりと思うは大の間違いなり。 7、次室士官時代はこれからが本当の勉強時代、一人前にをり、わがことなれりと思うは大の間違いなり。公私を誤  りたるくそ勉強は、われらの欲せざるところなれども、学術方面に技術方面に、修練しなければならぬところ多し。  いそがしく艦務に追われてこれをないがしろにするときは、悔いを釆すときあり。忙しいあいだにこそ、緊張裡に修  業はできるものなり。寸暇の利用につとむべし。   つねに研究問題を持て。平素において、つねに一個の研究問題を自分にて定め、これにたいし成果の捕捉につと  め、一纏めとなりたるところにてこれを記しおき、ひとつひとつ種々の問題にたいしてかくのごとくしおき、後となり   てふたたびこれにつきて研究し、気づきたることを追加訂正し、保存しおく習慣をつくれば、物事にたいする思考力  の養成となるのみならず、思わざる参考資料をつくり得るものなり。 8、少し艦務に習熟し、己が力量に自信を持つころとなると、先輩の思慮円熟をるが、かえって愚と見ゆるとき来るこ  とあるべし、これすなわち、慢心の危機にのぞみたるなり。この慢心を断絶せず、増長に任じ人を侮り、自ら軽ん   ずるときは、技術・学芸ともに退歩し、ついには陋劣の小人たるに終わるべし。 9、おずおずしていては、何もできない。図々しいのも不可なるも、さりとて、おずおずするのはなお見苦しい。信ずる  ところをはきはき行なって行くのは、われわれにとり、もっとも必要である。 10、何事にも骨惜L誤をしてはならない。乗艦当時はさほどでもないが、少し馴れて来ると、とかく骨惜しみをするよう  になる。当直にも、分隊事務にも、骨惜しみをしてはならない。いかなるときでも、進んでやる心がけか必要だ。身  体を汚すのを忌避するようでは、もうおしまいである。 11、青年士官は、バネ仕掛けのように、働かなくてはならない。上官に呼ばれたときには、すぐ駆け足で近づき、敬  礼、命を受け終わらば一礼し、ただちにその実行に着手するごとくあるべし。 12、上官の命は、気持よく笑顔をもって受け、即刻実行せよ。いかなる困難があろうと、せっかくの上陸ができなか   ろうと、命を果たし、「や、御苦労」と言われたときの愉快きはなんと言えぬ。 13、不関旗(他船と行動をともにせず、または、行動をともにできないことを意味する信号旗。転じてそっぽを向くこと  をいう)を揚げるな。一生懸命にやったことについて、きびしく叱られたり、平常からわだかまりがあったりして、不  関旗を揚げるというようなことが間々ありがちだが、これれは慎むべきことだ。自惚があまり強過ぎるからである。  不平を言う前に已れをかえりみよ。わが慢心増長の鼻を挫け、叱られるうちが花だ。叱って下さる人もなくなった   ら、もう見放されたのだ。叱られたなら、無条件に有難いと思って間違いはない。どうでも良いと思うなら、だれが  余計な憎まれ口を叩かんやである。意見があったら、陰で「ぷつぷつ」いわずに、順序をへて意見具申をなせ。こ  れが用いらるるといなとは別問題。用いられなくとも、不平をいわず、命令には絶対服従すべきことはいうまでもな  し。 14、昼間は諸作業の監督巡視、事務は夜間に行なうくらいにすべし。事務のいそがしいときでも、午前午後かならず  1回は、受け特ちの部を巡視すべし。 15、「事件即決」の「モツトー」をもって、物事の処理に心がくべし。「明日やろう」と思うていると、結局、何もやらずに  沢山の仕事を残し、仕事に追われるようになる。要するに、仕事を「リード」せよ。 16、なすべき仕事をたくさん背負いながら、いそがしい、いそがしいといわず片づければ、案外、容易にできるもので   ある。 17、物事は入念にやれ。委任されたる仕事を「ラフ」(ぞんぎい〕にやるのは、その人を侮辱するものである。ついに    は信用を失い、人が仕事をまかせぬようになる。また、青年士官の仕事は、むずかしくて出来ないというようなも   のはない。努力してやれば、たいていのことはできる。 18、「シーマンライク」(船乗りらしい)の修養を必要とす。動作は「スマート」なれ。1分1秒の差が、結果に大影響を    あたえること多し。 19、海軍は、頭の鋭敏な人を要するとともに、忠実にして努力精励の人を望む。一般海軍常識に通ずることが肝要、   かかることは一朝一夕にはできぬ。常々から心がけおけ。 20 要領がよいという言葉もよく聞くが、あまりよい言葉ではない。人前で働き、陰でずべる類いの人に対する尊称    である。吾人はまして裏表があってはならぬ。つねに正々堂々とやらねばならぬ。 21、毎日各室に回覧する書類(板挟み)は、かならず目を通し捺印せよ。行動作業や当直や人事に関するもので、    直接必要なる事項が沢山ある。必要なことは手帖に抜き書きしておけ。これをよく見ておらぬために、当直勤務   を間違っていたり、大切な書類の提出期目を誤ったりすることがある。 22、手帖、「パイプ」は、つねに持っておれ。これを自分にもっとも便利よきごとく工夫するとよい。 23、上官に提出する書類は、かならず自分で直接差し出すようにせよ。上官の机の上に放置し、はなはだしいのは   従兵をして持参させるような不心得のものが間々ある。これは上官に対し失礼であるばかりでなく、場合により   ては質問されるかも知れず、訂正きれるかも知れぬ。この点、疎にしてはならない。 24、提出書類は早目に完成して提出せよ。提出期口ぎりぎり一ぱい、あるいは催促さるごときは恥であり、また間違   いを生ずるもとである。艦長・副長・分隊長らの捺印を乞うとき、無断で捺印してはいけない。また、捺印を乞う    事項について質問されても、まごつかぬよう準備調査して行くことが必要。捺印を乞うべき場所を開いておくか、   または紙を挾むかして分かりやすく準備し、「艦長、何に御印をいただきます」と申し出て、もし艦長から、「捺して   行け」と言われたときは、自分で捺して、「御印をいただきました」ととどけて引き下がる。印箱の蓋を開け放しに   して出ることのないように、小さいことだが注意しなければならぬ。 25、軍艦旗の揚げ降ろしには、かならず上甲板に出て拝せよ。 26、何につけても、分相応ということを忘れるな。次室士官は次室士官として、候補生は候補生として。少尉、中尉、   各分あり。 27、煙草盆の折り椅子には腰をおろすな。次室士官は腰かけである。 28、煙草盆のところで腰かけているとき、上官が来られたならば立って敬礼せよ。 29、機動艇はもちろん、汽車、電車の中、講話場において、上級者が来られたならば、ただちに立って席を譲れ。知   らぬ顔しているのはもっとも不可。 30、出入港の際は、かならず受け持ちの場所におるようにせよ。出港用意の号音に驚いて飛び出すようでは心がけ   が悪い。 31、諸整列があらかじめ分かっているとき、次室士官は、下士官兵より先にその場所にあるごとくせ。 32、何か変わったことが起こったとき、あるいは何となく変わったことが起こったらしいと思われるときは、昼夜を問わ   ず第1番に飛び出してみよ。 33、艦内で種々の競技が行なわれたり、または演芸会など催される際、士官はなるべく出て見ること。下士官兵が    一生懸命にやっているときに、士官は勝手に遊ん��おるというようなことでは面白くない。 34、短艇に乗るときは、上の人より遅れぬように、早くから乗っておること。もし遅れて乗るような場合には、「失礼い   たしました」と上の人に断わらねばならぬ。自分の用意が遅れて定期(軍艦と陸上の間を往復し、定時にそれら   を発着する汽艇のこと)を待たすごときは、もってのほである。かかるときは断然やめて次ぎを待つべし。    短艇より上がる場合には、上長を先にするこというまでもなし。同じ次室士官内でも、先任者を先にせよ。 35、舷門は一艦の玄開口なり。その出入りに際しては、服装をととのえ、番兵の職権を尊重せよ。雨天でないとき、   雨衣や引回しを着たまま出入りしたり、答礼を欠くもの往々あり、注意せよ。 第2 次室の生活について 1、我をはるな。自分の主張が間遠っていると気づけば、片意地をはらす、あっさりとあらためよ。  我をはる人が1人でもおると、次室の空気は破壊される。 2、朝起きたならば、ただちに挨拶せよ。これが室内に明るき空気を漂わす第一誘因だ。3、次室  にはそれぞれ特有の気風かある。よきも悪きもある。悪い点のみ見て、憤慨してのみいては   ならない。神様の集まりではないから、悪い点もあるであろう。かかるときは、確固たる信念と決心をもって自己を修め、自然に同僚を善化せよ。 4、上下の区別を、はっきりとせよ、親しき仲にも礼儀をまもれ。自分のことばかり考え、他人のことをかえりみないよ  うな精神は、団体生活には禁物。自分の仕事をよくやると同時に、他人の仕事にも理解を持ち便宜をあたえよ。 5、同じ「クラス」のものが、3人も4人も同じ艦に乗り組んだならば、その中の先任者を立てよ。「クラス」のものが、次  室内で党をつくるのはよろしくない。全員の和衷協力はもっとも肝要なり。利己主義は唾棄すべし。 6、健康にはとくに留意し、若気にまかせての不摂生は禁物。健全なる身体なくては、充分をる御奉公で出来ず。忠  孝の道にそむく。 7、当直割りのことで文句をいうな。定められた通り、どしどしやれ。病気等で困っている人のためには、進んで当直を  代わってやるぺきだ。 8、食事に関して、人に不愉快な感じを抱かしむるごとき言語を慎め。たとえば、人が黙って食事をしておるとき、調理  がまずいといって割烹を呼びつけ、責めるがごときは遠慮せよ。また、会話などには、精練きれた話題を選べ。 9、次室内に、1人しかめ面をして、ふてくされているものがあると、次室全体に暗い影ができる。1人愉快で朗らかな  人がいると、次室内が明るくなる。 10、病気に羅ったときは、すぐ先任者に知らせておけ。休業になったら(病気という程度ではないが(身体の具合い   が悪いので、その作業を休むこと)先任者にとどけるとともに、分隊長にとどけ、副長にお願いして、職務に関する  ことは、他の次室士官に頼んでおけ。 11、次室内のごとく多数の人がいるところでは、どうしても乱雑になりがちである。重要な書類が見えなくなったとか  帽子がないとかいってわめきたてることのないように、つねに心がけなければならぬ。自分がやり放しにして、従  兵を怒鳴ったり、他人に不愉快の思いをきせることは慎むべきである。 12、暑いとき、公室内で仕事をするのに、上衣をとるくらいは差し支えないが、シャツまで脱いで裸になるごときは、   はをはだしき不作法である。 13、食事のときは、かならず軍装を着すべし。事業服のまま食卓についてはならぬ。いそがしいときには、上衣だけ  でも軍装に着換えて食卓につくことになっている。 14、次室士官はいそがしいので一律にはいかないが、原則としては、一同が食卓について次室長(ケプガソ)がはじ  めて箸をとるべきものである。食卓について、従兵が自分のところへ先に給仕しても、先任の人から給仕せしむる  ごとく命すべきだ。古参の人が待っているのに、自分からはじめるのは礼儀でない。 15、入浴も先任順をまもること。水泳とか武技など行をったときは別だが、その他の場合は遠慮すべきものだ。 16 古参の人が、「ソファー」に寝転んでいるのを見て、それを真似してはいけない。休むときても、腰をかけたまま、  居眠りをするぐらいの程度にするがよい。 17、次室内における言語においても気品を失うな。他の人に不快な念を生ぜしむべき行為、風態をなさず、また下士  官兵考課表等に関することを軽々しく口にするな。ふしだらなことも、人秘に関することも、従兵を介して兵員室に  伝わりがちのものである。士官の威信もなにも、あったものでない。 18、趣味とし��碁や将棋は悪くないが、これに熱中すると、とかく、尻が重くなりやすい。趣味と公務は、はっきり区別  をつけて、けっして公務を疎にするようなことがあってはならぬ。 19、お互いに、他の立場を考えてやれ。自分のいそがしい最中に、仕事のない人が寝ているのを見ると、非難した   いような感情が起こるものだが、度量を宏く持って、それぞれの人の立場に理解と同情を持つことが肝要。 20、従兵は従僕にあらず。当直、その他の教練作業にも出て、士官の食事の給仕や、身辺の世話までするのであ   るからということを、よく承知しておらねばならぬ。あまり無理な用事は、言いつけないようにせよ。自分の身辺の  ことは、なるべく自分で処理せよ、従兵が手助けしてくれたら、その分だけ公務に精励すべきである。釣床を釣っ  てくれ、食事の給仕をしてくれるのを有難いと思うのは束の間、生徒・候補生時代のことを忘れてしまって、傲然と  従兵を呼んで、ちょっと新聞をとるにも、自分のものを探すにもこれを使うごときは、わがみずからの品位を下げゆ  く所以である。また、従兵を「ボーイ」と呼ぶな。21、夜遅くまで、酒を飲んで騒いだり、大声で従兵を怒鳴ったりす  ることは慎め。 21、課業時のほかに、かならず出て行くべきものに、銃器手入れ、武器手入れに、受け持ち短艇の揚げ卸しがある 第3 転勤より着任まで 1、転勤命令に接したならば、なるべく早く赴任せよ。1日も早く新勤務につくことが肝   要。退艦したならば、ただちに最短距離をもって赴任せよ、道草を食うな。 2、「立つ鳥は後を濁さず」仕事は全部片づけておき、申し継ぎは万遺漏なくやれ。申し  継ぐべき後任者の来ないときは、明細に中し継ぎを記註しおき、これを確実に託し   おけ。 3、退艦の際は、適宜のとき、司令官に伺候し、艦長・副長以下各室をまわり挨拶せよ4、新たに着任すべき艦の役務、所在、主要職員の名は、前もって心得おけ。 5、退艦・着任は、普通の場合、通常礼装なり。 6、荷物は早目に発送し、着任してもなお荷物が到着せぬ、というようなことのないようにせよ。手荷物として送れば、早目に着く。 7、着任せば、ただちに荷物の整理をなせ。 8、着任すべき艦の名を記入したる名刺を、あらかじめ数枚用意しおき、着任予定日時を艦長に打電しおくがよい。 9、着任すべき艦の所在に赴任したるとき、その艦がおらぬとき、たとえば急に出動した後に赴任したようなと時は、  所在鎮守府、要港部等に出頭して、その指示を受けよ。さらにまた、その地より他に旅行するを要するときは、証  明書をもらって行け。 10、着任したならば、当直将校に名刺を差し出し、「ただいま着任いたしました」ととどけること。当(副)将校は副長に   副長は艦長のところに案内して下さるのが普通である。副長から艦長のところへつれて行かれ、それから次室  長が案内して各室に挨拶に行く。艦の都合のよいとき、乗員一同に対して、副長から紹介される。艦内配置は、   副長、あるいは艦長から申し渡される。 11、各室を一巡したならば、着物を着換えて、ひとわたり艦内を巡って艦内の大体を大体を見よ。 12、配置の申し継ぎは、実地にあたって、納得の行くごとく確実綿密に行なえ。いったん、引き継いだ以上、全責任  は自己に移るのだ。とくに人事の取り扱いは、引き継いだ当時が一番危険、ひと通り当たってみることが肝要だ。  なかんずく叙勲の計算は、なるべく早くやっておけ。 13、着任した日はもちろんのこと、1週間は、毎夜巡検に随行するごとく心得よ。乗艦早々から、「上陸をお願い致し  ます」などは、もってのほかである。 14、転勤せば、なるべく早く、前艦の艦長、副長、機関長、分隊長およびそれぞれ各室に、乗艦中の御厚意を謝す   る礼状を出すことを忘れてはならぬ。 第4 乗艦後ただちになすべき事項 1、ただちに部署・内規を借り受け、熟読して速やかに艦内一般に通暁せよ。 2、総員起床前より上甲板に出で、他の副直将校の艦務遂行ぶりを見学せよ。2、3日、当直ぶりを注意して見てお   れば、その艦の当直勤務の大要は分かる。しかして、練習艦隊にて修得せるところを基礎とし、その艦にもっとも  適合せる当直をなすことができる。 3、艦内旅行は、なるぺく速やかに、寸暇を利用して乗艦後すぐになせ。 4、乗艦して��ヵ月が経過したならば、隅々まで知悉し、分離員はもちろん、他分隊といえども、主たる下士官の氏名  は、承知するごとく心がけよ。 第5上陸について 1、上陸は控え目にせよ。吾人が艦内にあるということが、職責を尽くすということの大部である。職務を捨ておいて   上陸することは、もってのほかである。状況により、一律にはいえぬが、分隊長がおられぬときは、分隊士が残る  ようにせよ。 2、上陸するのがあたかも権利であるかのように、「副長、上陸します」というべきでない。「副長、上陸をお願いしま   す」といえ。 3、若いときには、上陸するよりも艦内の方が面白い、というようにならなけれぱならない。また、上陸するときは、自  分の仕事を終わって、さっぱりした気分で、のびのびと大いに浩然の気を養え。 4、上陸は、別科後よりお願いし、最終定期にて帰艦するようにせよ。出港前夜は、かならず艦内にて寝るようにせよ。上陸する場合には、副長と己れの従属する士官の許可をえ、同室者に願い、当直将校にお願いして行くのが慣例  である。この場合、「上陸をお願い致します」というのが普通、同僚に対しては単に、「願います」という。この「願い  ます」という言葉は、簡にして意味深長、なかなか重宝なものである。すなわち、この場合には、上陸を願うのと、  上陸後の留守中のことをよろしく頼む、という両様の意味をふくんでいる。用意のよい人は、さらに関係ある准士   官、あるいは分隊先任下士官に知らせて出て行く。帰艦したならば、出る時と同様にとどければよい。たたし、夜   遅く帰艦して、上官の寝てしまった後は、この限りでない。士宮室にある札を裏返すようになっている艦では、か   ならず自分でこれを返すことを忘れぬごとく注意せよ。 6、病気等で休んでいたとき、癒ったからとてすぐ上陸するごときは、分別がたらぬ。休んだ後なら、仕事もたまってお  ろう、遠慮ということが大切だ。 7、休暇から帰ったとき、帰艦の旨をとどけたら、第1に留守中の自分の仕事および艦内の状況にひと通り目を通せ。  着物を着換え、受け持ちの場所を回って見て、不左中の書類をひと通り目を通す心がけが必要である。 8、休暇をいただくとき、その前後に日曜、または公暇日をつけて、規定時日以上に休暇するというがごときは、もっと  も青年士官らしくない。 9、職務の前には、上陸も休暇もない、というのが士官たる態度である。転勤した場合、前所轄から休暇の移牒があ  ることがあるけれども、新所轄の職務の関係ではいただけないことが多い。副長から、移牒休暇で帰れといわる   れば、いただいてもよいけれども、自分から申し出るごときことは、けっしてあってはならぬ。 第6部下指導について 1、つねに至誠を基礎とし、熱と意気をもって国家保護の大任を担当する干城の築造者たることを心がけよ。「功は部下に譲り、部下の過ちは  自から負うは、西郷南洲翁が教えしところなり。「先憂後楽」とは味わうべき言であって、部下統御の機微なる心理も、かかるところにある統御者たるわれわれ士官は、つねにこの心がけが必要である。石炭  積みなど苦しい作業のときには、士官は最後に帰るようつとめ、寒い  ときに海水を浴びながら作業したる者には、風呂や衛生酒を世話してやれ。部下につとめて接近して下情に通せよ。しかし、部下を狎れしむるは、もっとも不可、注意すべきである。 2、何事も「ショート・サーキット」(短絡という英語から転じて、経由すべきところを省略して、命令を下し、または報告する海軍用語)を慎め。い  ちじは便利の上うたが、非常なる悪結果を齋らす。たとえば、分隊士を抜きにして分隊長が、直接先任下士官に命じたとしたら、分隊士たる者いかなる感を生ずるか。これは一例だか、かならず順序をへて命  を受け、または下すということが必要なり。 3、「率先躬行」部下を率い、次室士官は部下の模範たることが必要だ。物事をなすにもつねに衆に先じ、難事と見ば、 真っ先にこれに当たり、けっして人後におくれざる覚悟あるべし。また、自分ができないからといって、部下に強制  しないのはよくない。部下の機嫌をとるがごときは絶対禁物である。 4、兵員の悪きところあらば、その場で遠慮なく叱咤せよ。温情主義は絶対禁物。しかし、叱責するときは、場所と相  手とを見でなせ。正直小心の若い兵員を厳酷な言葉で叱りつけるとか、また、下士官を兵員の前で叱責するなど  は、百害あって一利なしと知れ。 5、世の中は、なんでも「ワソグランス」(一目見)で評価してはならぬ。だれにも長所あり、短所あり。長所さえ見てい  れば、どんな人でも悪く見えない。また、これだけの雅量が必要である。 6、部下を持っても、そうである。まずその箆所を探すに先だち、長所を見出すにつとめることが肝要。賞を先にし罰を  後にするは、古来の名訓なり。分隊事務は、部下統御の根底である。叙勲、善行章(海軍の兵籍に人ってから3  年間、品行方正・勤務精励な兵にたいし善行章一線があたえられ、その後、3年ごとに同様一線あてをくわえる。  勇敢な行為などがあった場合、特別善行章が付与される)等はとくに慎重にやれ。また、一身上のことまで、立ち  入って面倒を見てやるように心がけよ。分隊員の入院患者は、ときどき見舞ってやるという親切が必要だ。 第7 その他一般 1、服装は端正なれ。汚れ作業を行なう場合のほかは、とくに清潔端正なるものを用いよ。帽子がまがっていたり、「  カラー」が不揃いのまま飛び出していたり、靴下がだらりと下がっていたり、いちじるしく雛の寄った服を着けている  と、いかにもだらしなく見える。その人の人格を疑いたくなる。 2、靴下をつけずに靴を穿いたり、「ズボン」の後の「ビジヨウ」がつけてなかったり、あるいはだらりとしていたり、下着  をつけず素肌に夏服・事業服をつけたりするな。 3 平服をつくるもの一概に非難すべきではいが、必要なる制服が充分に整っておらぬのに平服などつくるのは本末  顛倒である。制服その他、御奉公に必要をる服装属具等なにひとつ欠くるところなく揃えてなお余裕あらば、平服  をつくるという程度にせよ。平服をつくるならば、落ちついて上品な上等のものを選べ。無闇に派手な、流行の尖   端でもいきそうな服を着ている青年士官を見ると、歯の浮くような気がする。「ネクタイ」や帽子、靴、「ワイシャツ」  「カラー」「カフス」の釦まで、各人の好みによることではあろうが、まず上品で調和を得るをもって第1とすべきであ  る。 4、靴下もあまりケパケパしいのは下品である。服と靴とに調和する色合いのものを用いよ。縞の靴下等は、なるべく  はかぬこと、事業服に縞の靴下等はもってのほかだ。 5、いちばん目立って見えるのは、「カラー」と「カフス」の汚れである、注意せよ。また、「カフス」の下から、シャツの   出ているのもおかしいものである。 6、羅針艦橋の右舷階梯は、副長以上の使用さるべきものなり。艦橋に上がったら、敬礼を忘れるな。 7 陸上において飲食するときは、かならず一流のところに入れ。どこの軍港においても、士官の出入りするところと、  下士官兵の出入りするところは確然たる区別がある。もし、2流以下のところに出入りして飲食、または酒の上で  上官たるの態度を失し、体面を汚すようなことがあったら、一般士官の体面に関する重大をることだ。 8、クラスのためには、全力を尽くし一致団結せよ。 9、汽車は2等(戦前には1、2、3等の区分があった)に乗れ。金銭に対しては恬淡なれ。節約はもちろんだが、吝薔  に陥らぬよう注意肝心。 10、常に慎独を「モットー」として、進みたきものである。是非弁別の判断に迷い、自分を忘却せるかのごとき振舞い  は、吾人の組せざるところである。
hiramayoihi.com/Yh_ronbun_dainiji_seinenshikankyouikugen.htm
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akntm · 4 years ago
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旅行記 
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この街に訪れてから3日が経った。
イヤホンをしてoasisのHelloから始まるアルバムを流し、ついさっき買った地元パン屋のラップに包まれたサンドウィッチを食べている。
そして自販機で買った「あったか〜い」お茶をコートのポケットに移動して、カイロ代わりにする。
今日はとってもさむい気がするな、
朝から鼻水が出ていたし。
パン屋から駅までは友人から20分くらいだと聞いていた。
散歩にはちょうどいい。
わたしはこれから、この街とおさらばする。
歩いて行くこの商店街の長い道は、思い出の場所だらけだ。
走馬灯のように、勝手にこの三日間のことが頭の中で映像になって流れていく。
さっきからやけに鼻がつんとする。
ああ、やっぱり風邪かもしれない、嫌だなあと思っていたら、今度は目頭が熱くなっていることに気づいた。
あれ。
目の前が霞んでから、やっとこのツンの正体を理解した。
どうやら思っていた以上にこの街を離れることが寂しかったようだ。
友人はいろんな人を含めてこの街のことを紹介してくれた。
この友人は、上京してから一番近しい存在であり大事な友人なんだけれど、この子のことを話してもかなり面白い。けれど今回は省略する。
彼女の人柄もあり、この土地に住み始めた彼女のガイドはとても面白かった。さすがだ。
一日目は合流する前にラインで友人を紹介していい?と言われたので、もちろんYESと答え、友人とご対面しその彼の運転で街を案内してもらった。
お腹が減っていると着く前に伝えていたから、まずはかわいい地元パン屋に連れて行ってもらってかわいい昔ながらのサンドウィッチを買った。
それから、彼女がこの街を好きになった理由の一つというお気に入りの景色をいくつか案内してもらった。
まずは海辺へ。
水は透き通っていて底まで見えた。
海の向こう側にまた山がある。山に囲まれている海だ。
湖と海の違いを教えてもらったけれど、忘れてしまったな。大きさ?なんだっけ?
水平線がある海に憧れる、とこの土地で生まれ育った彼は言う。わたしは初めて山に囲まれる海の景色を見たから新鮮だった。
内緒だけれどその話を聞いて、ここではくるりの「その線は水平線」は歌えないのか、、と勝手に寂しく思ってもいた。
けれどオレンジの船がゆったりと走り(そう見えた)、その後ろに広がる向こう側の山がちょうど西日の光を受けている光景が綺麗で、水平線がない海も良いなと思った。
それから、また別のお気に入りスポットを案内してもらった。公園だったり、道だったり、家だったり。
案内してもらった景色を見て、彼女の好みは変わっていないんだな、となぜか安堵した。
彼女のお気に入りスポットツアーが終わり、
車に乗ると、絶対今の時間いい場所がある、と前に座っていた二人が話をしていた。
景色はもうずっと両側山だ。
山やそこらにあるススキが、西日に照らされていてとても綺麗だった。さっきの海での景色もそうだけれど、夕日は全てを美しくしてしまうな。
と楽しんでいたら、
前方に海…………!
3人でうわ〜〜〜〜〜〜〜と言った。
車内にはoasisが流れていた。
海に沿った道路を走る。
そこからは水平線が見えた。
あ、歌えるじゃんと思った。
本当に言っていた通り、"この時間にいい場所"だ。
山に囲まれつつも水平線が見えて、夕日が水面をきらきらと黄金色に照らしている。空は水面に近づくにつれピンク色になっていて横に細長い雲が続いていた。あ、これは"紫だちたる雲の細くたなびきたる"の夕方ver.だと思いながら頭で一句読んだ。
景色に心奪われていると、
この景色を一緒に見たらもう友だちだよね、と言われてそりゃもう友達だ〜と返事をした。
oasisがとても気持ちよかった。
車の窓を開けて風を感じながら、好きなwonderwallが流れていて、この状況に幸福を感じざるを得なかった。
彼女の家に帰り(彼女の家のことも紹介するとかなり面白いけれど省略です。)、歩いてご飯屋へ向かった。
歩く道中で、彼女の知り合いのお店に寄った。ストリートのショップでレコードも置いてあった。(最近出し始めたらしい。)レコードを見ていたらデラソウルがあって、思わずデラソウルだ!と言ったら、お店のお兄さんと盛り上がった。
音楽は世界共通言語だ、、、(うっとり、じーん)と改めて感じ、そんな話をしていた。
スケボーの絵柄を見ているとかわいいなあと思うものをいくつか見つけて、お兄さんがそのイラストレーターの事まで教えてくれた。知らない楽しさがこういうところで繋がっているんだと感じ取ることがあって、やっぱり知るって楽しいな!とざっくり思ってしまった。
そのあとごはん屋さんに行ったんだけれど、
そのお店は入る前から素敵だなあと思った。
やっぱりね、照明が優しい光なお店は素敵なお店が多いんだな。
もちろんご飯も一つ一つ美味しかった、
らっきょうがメニューにあって驚いた。
普段なかなかメニューに出て来ないらっきょうは、とてもいいつまみになっていた。
美味しいなあと思っていると、さっきストリートのお店の前にいたお兄さんが来ていた。
わたしはその人のことを店員さんだと思っていたけれど、よくそのお店に行くお客さんだったみたいだ!
3人で飲むことになった。
そのあとそのお兄さんの友達が来て、
3人でいたのを知らされていなかったようで、なんの集まりだ?とはてなになっていて面白かった。最初は、"?"となっていたようだけれど、自然だった。
というかちょっと強面なお兄さんだったから
緊張していたけれど、とてもよく話すサバサバなお兄さんで気持ちが良かった。
友人は仕事が残っているということで家に帰り、わたしはそのまま残っていたんだけれどよく考えてもいつもだったら一緒に帰っていたなと思う。
お店の店主はじわっと付かず離れずな感じでお店にいて、この人のつくる空間に勝手に安心感を抱いているのかもしれないなあと思った。
その後もお店にいたお客さんが、私たちのテーブルに加わったりしていた。
家の近くまでお兄さん二人が送ってくれて、
明日どこにいくかざっくりしか決めてないんですよね〜と言ったらあそこならここは行くべき!というラーメン屋さんとかご飯やを教えてくれた。たのしかった。
3人で歩いていると、下にかなり傾いている半月が見えおかしかった、街中でも星が見えてうれしかった。
自然を褒めて都会人呼ばりされたくないなと思ったから言わ���かったけれど。
帰ったら、友人と最初の彼が待っていた。
一緒にお湯を飲んだ。
2日目の朝は、友人は仕事をしていたのでカッコいい自転車を借り昨日とは違ったパン屋に行った。
自転車が気持ちよかったなあ。
パン屋は全部が美味しそうでしかも腹ペコだったから悩みに悩んだ。その間おじいさんに自転車を褒められた。
えっへんという気持ちで本当は自分の物かのように話そうとしたけれど、正直に友人から借りていると話した。そこからパン選びに集中しながらも話が進んだ。
やっと3個選んで家に帰り、全部半分に切ってトーストして友人と半分こした。二人で美味しい〜美味しい〜のエンドレス。こういう朝、毎日訪れて欲しいと思った。
その後その街から30分くらい一人電車に揺られ、散歩をした。昨日教えてくれたラーメン屋さんは、なんと定休日。がーーんとなり、Googleマップで出てくるラーメンの写真に想いを寄せながら、街を歩いた。おろしそばを食べた。おろしそばは地域毎���お店毎に辛さが違うらしく食べてみるといいと思う!と昨日言われていたので、少し楽しみにしていた。
そば〜〜、旅行で食べるそば好きなんだよね。
旅行に行ったら一食は食べるご飯=蕎麦 だよね。これはマスト。
メニューを見��らきっと揺らいでしまいそうだったので、席に着くなり言われていた通りおろしそばを頼んだ。
大根をつゆに入れて蕎麦を食べる、という方法を知ったのは数年前で当時衝撃を受けた。
そしてそれまでの蕎麦人生(規模がでかいな)を少し悔やんだ事があったのだけれど、その元になっているのがこういう地域でのおろしそばなんだなあと思った。
もちろんおいしかった!
ここでしか蕎麦を食べていないから、比較はできなかったけれど甘い寄りの大根おろしだったと思う…おそらく……。(当てにならない言葉よ…)
それからまた一駅電車に乗り少し観光名所に行こうかなと思い、目的地までたぶん30分くらい歩いた。そして着いたと思ったら、、、はい、定休日。と、わたしの旅行記によくある、結果散歩旅になってしまうという事案が今回も発生してしまった。。
気を取り直し、これはもうどこかで一休みしよう!と思って喫茶店を探すと、胸がざわつく喫茶店が近くにある、、!救世主だ。
お店の前に立つと、もう良さそうな雰囲気。
初めての土地の地元喫茶は緊張する。
緊張しつつも扉を開けて中に入ると、外からではわからない内装の良さったら!雑多な感じ。
と思うと、店主さんが
「今日はもう終わりなんだ〜ごめんね〜。」と言う。うわ〜〜そっか〜〜残念。。。。な気持ちが顔に出ていたのかはわからないけれど、
「何分くらいいるの?ん?30分?うーん…、それなら特別に良いかあ。」と言ってお店に入れてくれた。
この瞬間、あっ…この店大好きだ…となった。
ちょろいです。
カウンターに座っていたサラリーマンの方も良かったねと言ってくれた。
このお店の配置、置いてある物、雑多な感じなんだけれど、きっとご主人の趣味なんだろうかまとまっているんだよね、とても好きだった。メニューも手書きで可愛らしい。
サラリーマンはお店にある新聞やら雑誌をすごい速さで読んでいた。後頭部がツルッとしていて、ちょうど照明の光が当たっていた。
サラリーマンの方もご主人も相まって、このお店は可愛かった。
気に入りすぎたので、ご主人にお店の写真撮っても良いですかと尋ねると、僕のことは撮らなくて良いからねと恥ずかしがっていてその様子もまた魅力的だった。このお店にはこのご主人だな、と思った。
終わり良ければ全て良しということで、友人の家に帰った。
一息ついてから、友人とご飯を食べに行った。
予約していたけれど結構時間がギリギリで、
先にお店に行ってるねと商店街を走り抜けた。
10分かかるところを5分くらいで着いたから、まだまだ現役でいけるじゃんと思った。(元テニス部)
帰りは、車でコンビニに寄って、ハーゲンダッツを買ってもらった。
彼女のダイニングには丸いテーブルが置いてある。わたしは丸いテーブルにとても憧れがあったけれど、やっぱり良かった。
この部屋は夜になると、
レンジフードのオレンジの光に包まれるみたいだ。最初に会ってきっと友達になった人が、この場所にこの照明があってこのテーブルがあればそれでいい、と言っていたけれど全くその通りだと思った。わたしは、たびたびオレンジの光という言葉を口に出す。その人の言葉とわたしが思う光について部屋の温かみについての感覚を共有できたようでうれしかった。というか、先に言われて少し悔しかった。(笑)
この部屋にはそれがある。
そんな部屋でハーゲンダッツを食べていると、お酒が欲しいねとなり、近くのコンビニまで歩いてウイスキーを買ってきた。
なんだかんだで二人でゆっくり話すのはこの旅に来て、初めてだった。
久しぶりに会う大好きな友人とのウイスキー、アイス、チョコレート、ナッツ、全部が沁みた。
18歳の頃から知っている彼女とこんな夜を迎えるとはね、、大人になったね、、と話をした。
終いにはストーブの前で二人でハグしていた。
午前3時、
ああ今日は愛の日だなと思った。
3日目。
友人が休みだったから、車で少し遠くまでドライブをしようということになっていた。
この日は雨が降っていた。
なかなか起きれず、頑張って起きて雨の音を聞きながらシャワーを浴びた。
そもそも最初にこの街は、晴れの日が少ないっていうのを聞いていた。初日がとても気持ちよく晴れている日だったから忘れていたけれど。
曇りが多いってなんだか、ヨーロッパみたいだよね。
観光地に向かう。
その前に、運転中、近くにある橋の麓の方を見て、気になっているところがあると言うからそれなら行っちゃおうとなり下へ降った。
降っていくと駐車場があったから、そこに停めた。
車を降りて川を目指して歩いていく。
川の側で野球場やバーベキューができそうな広場?があったけれど、そこは無視をして川の方へ近づいた。左右に道があって右側には看板があった。ひとまず広がっている左側の川の様子を見て満足し、看板が気になっていたから右側へ戻った。いそいそと看板の内容を確認すると、「250m先文化遺産」と。
右側の道は左側と比べてたしかに"ありそう"な気配を醸し出している。
看板には結構前に描かれたであろう落書きがされていてそのまま残っているから、ここは人が頻繁に来るような場所じゃ無いんだと思った。
というか、見るからに分かる!
このありのままに自然です!手入れをしたのはいつだったかな?どーんっていうのが。左側と比べても歩けるような道は細い。
それでも道はできているから進んでみる。
進む、進む、とってもわくわくした。
もう2、3分歩いたところからうわ〜〜わ〜〜とずっと言っていた。どうやら私たちは橋の下にいるらしい。
歩いている道には草や苔が生えていて、しかも小雨が降っていたので滑りやすかった。道はアールを描いていて、これから進む場所から歩いてきた道の方へ川は流れている。その様子があまりにも綺麗で、何度も右から左へ、左から右へ目を追っていく。こんな場所があるんだ……と感動しながら進んでいくと、トンネルが…!いや、トンネルではなく使われなくなった橋だった。橋は草木で覆われている。橋の下には階段がありどうやら登れるようだ。どうする?と言われたけれど、即答で登ろう登ろうと言った。階段には手すりがあるんだけれど、どこも苔で覆われているから掴まないで足元に気をつけながら登っていく。登った先で見える光景にずっと胸をドキドキさせながら、なんだか見覚えがある風景だよなあと思ったら、きっとこれはジブリだ。今見えている橋の景色は千と千尋の最初に出てくるトンネルのようで、他見えている景色は、ナウシカやもののけ姫で見たことがあるような景色だった。こんな景色が実際にあるんだね……。すごい……。これは確かに文化遺産だ。目にしっかりと焼きつけた。こういう時、いつも目で見た景色がそのまま写真として出て来ればいいのになと思う。目でカチッと瞬きをしたらそのまま残る機械…… iPhoneで撮る写真もカメラだとしてもやっぱり違うんだ。そんなことを考えこの場を離れるのを少し惜しみつつも階段を降りると、さっきよりも背の高い草がぼうぼうと生えていた。熊がいたら怖いからと手を叩いて歩いた。するとまた、階段がある。次に何があるんだろうと思いながら階段を登り切ると、朱色の紅葉が辺り一面に散っていた。わあっと思って視線を上に向けると車を停めた駐車場が見える。今の場所がわかると、急に現実を感じた。あっけらかん…って効果音が入った気がする。けれど、その最後を朱色の紅葉で締めるというところまでジブリのシナリオにありそうで、私たちはジブリの世界観をもしかしたら体現してしまったのかもしれない!と興奮しながら車に戻った。曇りで雨の、湿っている天気だったから余計にね、と。
そのあと観光地に行き、そこからお気に入りのお店があると言うのでまた向かった。
この街に住むきっかけとなった場所でもあると言うそのお店の店主は、とても愉快だった。
あの俗に言う東京での「何か面白いことやりましょうよ!」という言葉とは打って変わり、本当に愉快で面白そうなことをしてくれる!って人だった。そして、一緒にやりたいから手伝える事がないかなって探し出したくなるような人。だから、このお店にはこの店主に会いにたくさんあったかい人がいるんだなあと思った。
最後何してる人なん?と聞かれて答えたら、私を巻き込もうとすぐにあれをしましょうと企んできた!みんながこの店主の事が好きなのは、こういうところなんだろうなと思った。だって嬉しくて楽しいものね。
そういうほくほくな気持ちで、
帰りは私が運転した。久しぶりの運転、緊張した。
夜は最初に出会った友達と3人で回転寿司を食べに行った。回転寿司って、その響きだけでキラキラしているよね。
私が食べた皿の数を見て、歳上の彼が張り合っていて面白かった。結局3人とも枚数はほぼ一緒だったけれど。
それから、今企画しているという"物"を見にもう一人のところへ会いに行った。
面白かった。
この日の夜も、初日のようにまた丸いテーブルを囲んでオレンジの光に三人照らされていた。
またお湯を飲んで。
三日間を振り返って、二人とも寂しくなるなあと言ってくれた。寂しいね、と言いながらお気に入りの曲を聴いていた。たくさん話した。
彼が帰ってから、私たちはご近所のバーへ出向いた。お店へ入ると、バーのお兄さんは寝ていた。友人が起こすと、びっくりしていた。
起きると気さくに話す少しチャラいお兄さんだった。時間はもう1時、2時を回っていたけれど、お客さんは二人来ていた。一人はまた違うバーで働いているお兄さん、そのあと入って来たのは不動産屋で働いている方で、友人に家を貸している人らしい。何も情報が無かった一言目に、明日帰るんだってね。と言われたときは、驚いた。田舎は情報が回るのが早いと言うけれど、ここまで早い!?と思っていたら、そういうことで少し安心した。またおいでな、と声をかけてくれて、店を出る時もお兄さんにあかねちゃんまたねと言われた。
そして今日になる。
濃い三日間だった…。
街の人はとても優しくておしゃべり好きな人がたくさんいて愉快だった。
地域の名所には行けずにいたけれど、
会った人たちにまた会いにこの街に来たいなと思う。
なんだかこの街は、街全体がゲストハウスのようだ。
うん、ゲストハウスって言葉がしっくりくる。
ゲストタウン……?
あったかくて、距離感がとても心地よい。
そんなことを考えながら、
変わらず私はoasisを聴いている。
トーストされたサンドウィッチは噛み切りにくく(それが良い)、苦戦しつつもやっと食べ切れそうだ。
乗る電車まであと10分。
ちょうどいい時間だ。
ああ、寂しいな。
この寂しさは思っていたより大きかったみたいだ。
けれど、ほくほくしている。
寂しい という感情は私にとってきっとここ数年でやっと憶えた感覚だと思う。感情のカテゴリが増えるのってやっぱり嬉しい。
だから私はこの寂しさを大事に抱えて、改札に向かう。
街の人たちへ
また次に会える時を楽しみにしていますね
とてもいい街でした
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2 notes · View notes
hiruzenmegata · 4 years ago
Text
1012自分をはげます
 制作活動に限らず、なにかを考えたり、じっと観察することをやりすぎて、それがクセになってしまうということは、「いじわるな人間になる」ということと非常によく似ていると思う。悪意をもって積極的に人を攻撃するような「いじわるな人間」とは違うにしても、常に一定の距離を保って、なにか対象について冷めた視線を自覚的に、意識的に持ち続けるよう自分を調教した人間が、しかも視座が多ければ多いほうがよかろうという批判精神を大切にしてさえいる。……このようにして、「いじわる」という言葉の響きの幼さ、素朴さにむしろ肯定的なにおいを嗅ぎつけたうえで、そのうえでいいますが、観察癖のある人間のいじわるさはすてきだし、いじわるな作品に出会うとうれしい。ソフィ・カルとかやばない?
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(五年前に拾った手紙)
 そうそう、ソフィ・カルに限らず、写真をつかったアート作品はなにかと、「絵画」とか「カメラ」の構造や制度について自己言及的・自己批判的・メタ的なふるまいをすることが多い。(ジェフ・ウォールかっこいい)メタ的な視点を持つこと(それをこうしてピックアップしちゃう注意力が身についていること)は、コーゾーシュギっちゅう時代の趨勢の残響のなかに生きているからこそかもしれんし、まあ平たくいってそういう視点にすぐ立てる身のこなしを得意とする人のこと「頭がいい」なんて表現したりするけど、ともかく、「メタ視点」への移動を可能にするのも「いじわるさ」な気がする。「ある種のいじわるさ」じゃなくて、むしろそれこそが「いじわるさ」のど真ん中な気がする。
「気がする」連呼しているのは「いじわるさ」への自信がないからで、それは裏を返せば、「いじわるになりたい」って考えているって話。いじわるになりたいし、いたずら、迷惑行為や犯罪行為、意味や主張のあることではなく、いたずら、がしたい。とは思うんだけど、「自分なりの条件にあてはまるいたずら行為をやりたい、というのがまず先にある」状態でなにをしても、それは「自分なりの条件」からはずれてしまう。いたずらができない。
 蛭子能収さんが、単行本のタイトルを相談した編集者の提案「私はバカになりたい」を「まるでオイが天才みたいやからいいね」つっておおよろこびしたて話を思い出しましたけど、わたしはね、いじわるになりたいなあ、いじわるになりたい。意地が悪くなってみたいもんだよ。
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 わたしは嫌いなやつを自作の小説のなかに登場させ、そいつを殺したことがあるんですが、そういえば蛭子能収さんも、学歴の自慢をしてきた編集者を漫画に登場させて殺していた。これはこの記事を書いていて思い出したこと。蛭子さんと共通点が複数あること、あまりうれしくない。(漫画は好き)
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さて前回の記事の最後に書いていた、友人と中華街を歩いた話から続けて日記を書きます。
彼は甥っ子がとにかく大好きで、仕事帰りにはいつも甥っ子の動画像をみたいのだけど、電車のなかでみてしまうとニコニコのニヤニヤになってしまうからそれが恥ずかしくて悩んでいる。ところがこの半年以上、甥っ子に会えていない。ということを、ほんとうにさみしそうにそう語る。「小さい子の半年は長いからね、もう忘れられてるかもね、誰にでもなつっこい時期や、誰にでも人見知りする時期が子供にはあるというし、いま会いに行っても相手してくれないかもね」追い打ちをかけておれは、ニコニコのニヤニヤでいじめます。数日後、連休を見つけた彼は突発的に帰省していました。「久々の甥っ子どうだった?忘れられてなかった?」と訊いたら、「そんなことはなかった!」とうれしそう。久しぶりのおじさんによろこんでくれた甥っ子に「絵本読んで!!!」とねだられて、いいよいいよって応えたら、甥っ子の持ってきたのはおもちゃのカタログだったそうです。トミカが欲しいらしい。それか仮面ライダーのなにか。このおじちゃんは甥っ子にはなんでも買ってしまう。甥っ子はそれをわかっている。話すテンポはゆっくりじゃないけど、「かわいい」という言葉だけすごくタメて言う(〇〇は〇〇ですよね、〇〇だったりして〇〇って〇〇じゃない? 〇〇みたい。ははっ、か~~~わ~~~い~~~い~~~~~)人だから、甥っ子の話のときは滞空時間が増える。
その友人、もちろん好きですけど、どこが好きかというと、きちんとしていなくても構わないっていう部分については徹底的にぼんやりしているところ。めちゃくちゃ隙がある。見た目はむしろちょっといかついくらいなはずなのだけど、ひとりで都心にでると四回に一回は必ず宗教勧誘を受ける。それでも善人なので、たとえばちょっと困ってそうな人がいると自分から声をかけて手助けすることもある。夏には���新宿で荷物を運んであげたおじいさんから日本酒が二瓶送られてきていた。けどそんな「いい話」はとても珍しく、たいていは何らかの勧誘につながっている。みなさん!都心で急に「このへんで、いいラーメン屋知りませんか?」と話しかけられたら要注意ですよ。
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赤レンガ倉庫でビールをあけて、「このあいだ話」に興じます。彼の鼻の穴に血の乾いたあとがあるのを見つけました。今朝がた鼻血をだしたのかもしれない。
ワールドポーターズをぬけてコスモワールドの方向へ。固有名詞というか、ローカル名詞ばっかですみません、桜木町駅にむかって移動しているということです。ワールドポーターズっていうのはショッピングモールで、丸見えになるポイントがあるとは知らないんであろう場所でそこそこの年齢の男女が、エレベーターを待っているにしてはやりすぎなスキンシップをしているさまをふたり見下ろして、ちょっとひいたあと、露出狂というか、野外で性的な行為に及ぶ自分を人に見て欲しいというタイプの人がインターネット上にアップロードしていた、横浜の夜景をバックにはしたない姿になっている自分自身の写真がかなりきれいな写真で、画質もそうだが横浜の夜景がきれいで、あまりの美しさに笑ってしまった、みたいな話をしていました。ビールはあけたけどお互いひと缶ずつだけだし、とっても穏やかな調子で話しています。「おもしろ」になるかと思って書いているだけですが、この話の強烈さが印象つよくて、ほかの話題は思い出せないな。僕はそのとき、去年末にまた別の友人とワールドポーターズ通り抜けてたときのことを思い出したりしていた。そのときは、椎名林檎の文体はほかの人がつかうとクソ寒くなるよねって話をした。その話をしているとき、わたしは「無罪モラトリアム」のバンドスコアの質感を思い出していた。それから、カラオケで福山雅治をいれる人がきらい、みたいなことを(話し相手が)していた。大森靖子さんやパフュームやあいみょんの話がされていた気がします。これはなんの伏線でもない。
 時空を戻す。甥っ子大好きぼんやり人間の彼と歩く横浜、桜木町駅の近く、「日本丸(日本丸メモリアルパーク)」のところでアイドルっぽい人らが握手会っぽいことをしていた。ファンっぽい人たちが群れてたので近寄ってみたけど、ポスターのひとつも掲示されていない。あとで「横浜 握手会」などでツイッターを検索したら、NON STYLEみたいな名前のアイドルさんらが握手会してたみたい。
それを見送って道を渡ると、ショッピングビルの中庭的広場で大道芸人が「最後の大技」をしていました。机や椅子を重ねた上に立ち、火を飲んだりしていました。
横浜美術館の外観(トリエンナーレ仕様になっている)すらみずにランドマークタワーのあたりのビルにはいる。ジェラート屋さんの列で子供が走りまわる。彼はハンディアイロンと一般的なアイロンと、両方持っているがあまり使わない。今日着ているディーゼルの上着にはアイロンをかけている。高かったから。彼は翌日の予定を面倒がる。忙しさの波が激しい職場で、かなりヒマなとき机に突っ伏して寝る先輩がいる。「海上散歩」を読み間違えて「陸上散歩一時間800円だって」と看板を音読する。桜木町駅前を、彼は写真に撮る。兄が「ゆず」のファンだから、ゆずの聖地に立ち寄ったという自慢をしたいらしい。けれど、駅を知っている人はわかると思うが桜木町駅前って別に写真に撮ってわかりやすいような感じじゃない。桜木町駅にきたことのない人が写真だけぱっとみて「あ!あそこね!」ってなるようなものじゃない。まあ、わたしの知ったことではない。
 以上のように事細かに、「話題はなんであったか」「どのような言い間違いがあったか」「どのような仕草があったか」「そのとき、なにを思い出していたか」などを書き留めてしまうのは、自分がなんらかの時間を過ごしたという歯ごたえに「この人と一緒にどこどこにいきました」という情報だけでは不満足が残るからだ。はっきりくっきり、どうでもいい情報をこそ記しておかなければならない。という焦りを持っているためです。とはいえ、律儀に書き残すことを近年ほとんどしていないのだけど。相手のプロフィールなど、つまり出身地や家族構成、勉強していたことや部活について、あるいは恋愛歴や読書歴は、なるべくメモするようにしている。見返すこともないのだけど。
 桜木町から乗る電車はそのまんま和光市までゆく、東横線と副都心線のつながったやつ。車内で彼は、甥っ子が遊園地の、パンダの乗り物に乗っている動画をみてニコニコしています。わたしは、NON STYLEが好きという彼のその振る舞いをみながら、姪っ子のことになると涙腺がもろくなりすぎてしまうオードリーの春日さんのことを連想していました。
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わたしはいま、映像作品をふたつ作っています。そのうちのひとつは、さまざまな人へインタビュー取材をさせていただき、収集したものを編集する、というもの。この制作のためのインタビューを撮らせていただくため、中華街の翌日、出演者の人に会いに行きました。場所は自由が丘です。ロケ場所が自由が丘であるということがわかるショットが欲しかったのですが、駅前では謎のイベントをしており、この音がうるさい。だから駅前を撮影しても都合が悪い。八代亜紀さんの新曲が云々、という声が聞こえたので一瞬、「え!八代亜紀さんがきているの!??うそ??」と期待しましたが、うそでした。駅前で、電波にのせずにラジオをやっているような状態。大音量でただ曲を流す。曲と曲の間に司会者によるトークがはいる。「去年は誰々さんをスペシャルゲストとして呼ばせていただいておりました!しかし台風のために中止になりました。それで、フィナーレを迎えることができませんでした!それでは次の曲です!」つって阿部真央的な感じの曲が鳴り響いていました。
AマッソのTシャツを着た出演者からたっぷりインタビューを搾りだし、小雨から逃げつつオムライスを食べて夜に解散。どのようなことをして、どのような話を聞いたのか、これは作品に関わることですしあまり書きませんが、それはそうとこの「作品」をどうしたものか。発表のアテがないのでふわふわ、はらはら、していま���。この映像はいったいなんなのか。
 しかしこの週末の日曜日にも、やはり同じ作品のためのインタビュー撮影を行った。ZOOMを利用しての録画です。というか、出演者8名のなか、7名はZOOMでの録画であります。自由が丘までロケしにいったのはかなり特別なシーン。背景や、写っているひとの胴体が動く映像が欲しかったのです、ZOOM録画映像だけだと視覚的にあまりに単調なのでね。とはいえこの日曜の録画は特別であった。なぜならインタビュー出演者は映像制作��携わっている人だから知識がある、それ以上に、部屋に機材がある。ほんでもってバッキバキにキマった画面になるってえワケ。
 発表のあてのない作品制作を重ね、僻みでしかない被害妄想を膨らませ、自分の制作活動を呪いつつ、まあどうせいつか死ぬからいっか、と自分に言い聞かせてすごしています。ほんとうは金沢21世紀美術館に展覧会をみにいった話まで書きたかったんだけど分量的にこれでおしまい。お元気で。
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kkv-main · 4 years ago
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KKV Neighborhood #24 Interview - 2020.07.09
菅波雄(SaveOurSpace、LIVE HAUS)インタビュー/ライブハウスの店長、〈政治〉を動かす
インタビュー、構成:与田太郎
東京で新型コロナ・ウイルスの感染が再び増加傾向にむかいつつある。4月7日の緊急事態宣言の発令後も政府や都の休業に対する補償は根本的な対応はされず、ライブハウスやイヴェンターなど音楽に関わる業種は引き続き声をあげ、要望を訴え続けなければならない状況が続いている。この現状の中、3月末にSaveOurSpaceは活動をスタートした。本来ならば4月に開店する予定だった下北沢のライブハウスLIVE HAUSの店長菅波雄はSaveOurSpaceの中心人物として精力的に活動している。
このページを見ている人は彼の行動や発言をフォローしている人が大半だと思うが、ここではあえて彼の行動を振り返りつつ話を聞いてみた。
その理由としては、今回のSaveOurSpaceのアクションはこれまでの市民運動や特定団体のロビー活動と違い、私たちにとってかなり身近な日常に直結、もしくはほぼ当事者に近いことも大きい、最初の署名活動でわずか数日で30万を超える署名が集まったという反響の大きさについても注目したいと考えたからだ。
それは、これまでのSEALDsの活動や風営法改正にむけたLET’S DANCEの活動が培ってきたものを次に繋げるということも意味合いとしてあるだろうし、なによりもSaveOurSpaceのアクションは、私たちがこれから政治や行政と向き合う上でひとつの分水嶺となる可能性を持っていると思えるからだ。
4月から5月の自粛期間に国会で問題にされた検察官の定年延長に対する議論についてネットでの反対意見を自民党も無視できなかったように、私たち自身のアクションでなにかを変える可能性に気がついた人も多いのではないだろうか。
SaveOurSpaceの主張が具体的な成果を生み出すにはまだ時間がかかるかもしれないが、ここを契機に新しいつながりやコミュニティーが生まれ、近い将来大きなうねりになる可能性は大いにある。
LIVE HAUSの運営、SaveOurSpaceからSaveOurLifeまで日々動き続ける中時間を割いてくれた菅波さんに感謝したい。
先が見えない新型コロナへの対応、自粛に対する補償や援助の獲得についてはまだまだ長い戦いが続くだろう、しかしこの一歩はき��と大きな意味を持つと信じたい。
SaveOurSpace http://save-our-space.org/
LIVE HAUS https://livehaus.jp/
ー菅波さんの動きをネットで追ってるだけでも相当忙しいのではないかと思うんですが。今回のSaveOurSpace(以下、SOS)はきっと長丁場になるじゃないですか?なので俺たちなりにフォローしたいと思って、まずは菅波さんに話しを聞かせてもらおうと思いました。
菅波 ありがとうございます。
ーSOSが立ち上がった時の発起人のラインナップを見て、ちょっと意外でした。
菅波 ですよね。与田さんはDJ NOBUさんは知り合いですか?
ーDJ NOBUさんは、俺がフジロックのDAY DREAMINGというゴンドラで登ったところにある小��なステージの制作をしてる頃に、そこにお誘いしたことがあって。当日雨と風でゴンドラが運行停止になって中止になっちゃったんです。。その時に話したきりですけど、共通の知り合いはかなりいるので。
菅波 そうですよね。
ーそうなんです、それでSOSのラインナップを見た時に新しいコミュニティーができ始めてるんだな、と思って。まずはそこから聞かせてもらえますか?
菅波 そもそも3月の下旬にそれぞれ別で議員会館に呼ばれたんです。それぞれの経緯はけっこうまちまちで、私の話をすると、Jet Setの店長のラークさん(Lark Chillout)に誘われて行ったんです。国会議員の方にいまのシーンの窮状を説明する機会があるから来ないかって。ハコの人間ということで最初はロフトの(加藤)梅造さんに声をかけてたそうなんですけど、その日は梅造さんの予定が合わなくて直前で私に連絡がきて。3時集合のところ、2時ぐらいに連絡がきて(笑)。まさに店(LIVE HAUS)を作ってる時で時間もなかったんですけど、これはちょっと行っておこうと思いまして。で、行って最初に会ったのが共産党の小池晃さんと吉良よし子さんで、その部屋に入ったらNOBUさんとラークさん、yahyelの(篠田)ミルさんとMars89くんがいて。
ーじゃあ、その日はそれぞれが音楽シーンの窮状を伝えに集まったんですか?
菅波 そうなんです。NOBUさんは今年から海外に移住する予定だったみたいなんですよ。もともと海外でもかなりプレイされてるじゃないですか。それがコロナでブッキングが全部キャンセルになって、NOBUさんは海外のリアクションもよく見ていたから、日本全体のリアクションが鈍いことを問題だと思っていて。
ーそれはコロナに対するリアクションということですか?
菅波 そうです。コロナが広がっていく状況の中で日本のクラブもいったん営業休止したほうがいいだろうと。彼はそれをツイッターで発言してたんですけど、その時はまだ休業に対する補償もまだなにも決まっていない状況で、だからこそ営業しないといけなかった。そこにNOBUさんの発言が話題になって、もちろん影響力の大きな人ですから、反対意見なんかも出てきたりして。だからこそNOBUさん自身、そのためにできることをしたいって考えて、議員に会ってこの状況を伝えようってことになったんだそうです。
ーそうなんですね。
菅波 NOBUさんの存在は知ってたんですけど、面識はありませんでした。yahyelはTHREEでも何度かやってくれてたし、ミルくんとMarsくんのプロテストレイヴとかの活動はチェックしてたので。そのメンバーが議員会館で集まって、小池さんと吉良さんが熱心に話を聞いてくれて、そのあと寺田学さんという無所属の議員さんにも会いに行ったんです。この人がクラブ・ミュージックが大好きな人で、それこそヨーロッパのフェスティバルとか、国内外のクラブに通っている人で。
ー風営法の時にもいろいろ動いていた人ですね。
菅波 そうです。それでシーンの窮状も理解していて、すぐに内閣府に要望書をだしましょうと言ってくれた。菅(義偉)官房長官へ電話をしてくれて、明日の昼に会いましょうとアポ取ってくれたんです。それで時間もないので、その日に集まったメンバーで要望書を考えることになったのが始まりなんですよ。だからけっこう偶然の流れだったんです。それで議員会館を出て、集まったメンバーで近くの喫茶店で要望書を作って、翌日がもう菅官房長官との面会だったのでNOBUさんに代表して要望書を手渡してもらったんです。
ーそういう流れだったんですね。
菅波 要望書を提出して、菅さんがその日の定例記者会見で音楽シーンの方から窮状の説明をうけたので、なにかしら支援の枠組みに加えることを検討したいと言ってくれたんです。それを受けてその日にすぐ署名活動しようとなり、翌日には署名活動をスタートして、最初の4日で30万筆が集まった。その直後に記者会見をして、翌日には政府与野党連絡協議会、超党派のコロナ・ウイルス対策窓口の議員さんたち全員に渡したという。それがこの始まりだったんです。
ーこのSOSの動きがすぐにネットでも話題になって、署名活動も早かったですね。すぐにSAVE the CINEMAも動き出して、そいう意味では一つのモデルケースになりましたね。意味合いは大きいと思います。それが3月末、4月2日には署名を提出ですね。
菅波 ほんとにすごいスピード感でしたね。
ー菅波さんは同時進行で店を作ってたわけですよね。
菅波 そうなんですよ、私はただ開店にむけて店を作ってただけなのに、急にこんな感じになって(笑)。こんなつもりじゃなかったんです。不安はもちろんあったし、どうしたらいいんだろうとは考えてたんですけど。
ーそうですよね。俺はLIVE HAUSの開店がどうなるだろうとか、全国のライブハウスがかなり大変なことになるって感じていた時にネットで菅波さんの動きを追っていてすごく納得したんですよ。もちろん僕らも人ごとではなかったし、でもコロナ以前の政治活動や市民活動とは明らかに変わりましたね。今すぐこの現実に対処しなければいけないっていう気持ちとその動きが日々ネットからもダイレクトに伝わってきましたから。コロナの影響で本当に大変なことが起きましたけど、それぞれがどう対処すべきかを真剣に考えることになりましたね。そのなかで日々更新されるSOSの動きは一つの大きなガイドになってると思います。もちろん、この時期の国会の検察官定年延長についての批判や、自民党のめちゃくちゃなやり方についての異議も含めあきらめないで声をあげることの必要性を多くの人が実感しましたから、この2~3ケ月の変化は大きいですね。
菅波 確かに問題に直面した当事者だったからというのはありますね。それはSOSの他のメンバーもそうだと思うんです、全部スケジュールが飛んでるし。
ーたとえばSEALDsがやれたこと、風営法改正問題がやれたこととも違う部分は大きいし、それをちゃんと言語化したいと思ってます。今回の動きはより具体的で、しかもより広い層への訴えかけになってるじゃないですか。本来ならば行政が素早く受け止めてくれたらいいんですが、いまの政府は全てにおいて煮え切らないしむちゃくちゃです。だからこそ訴えていくことが必要だし、こういうアクションがあることをライブハウスやクラブが好きな人たちに伝えて、前進していることを知って欲しいですね。それが今後の変化につながるはずだし。
菅波 そうですね、すべては地続きだと思う一方で、最初のアクションを振り返って、なんであんな短期間にこれだけの署名があつまったのか考えると、音楽を好きな人たちのエネルギーもあるけど、その最大公約数に響いたことだと思うんです。コロナの影響ってどの政党を支持してるかって関係ないじゃないですか。みんな困ってるし、困ってる人の中にいろんな人がいる、ただ困ってるという点では誰もが同じで、それが広く署名が集まった理由だと思うし、それこそシーンを跨いでいろんな人が賛同してくれた理由だと思うんですよ。それはちょっと感動的ですらあったんですよ。
ーそうですね、SOSの新しいところはまずそこですよね。この一連の動きで生まれた繋がりはコロナが収まったあと、また新しい音楽の景色を生み出すような気がするんですね。
菅波 それは思いますね。
ーとてもリアリティーがあるんですね。
菅波 そうですね、みんなで共通の体験をしてるというか、ほんと偶然だったんですけど。割と細分化されていた日本の音楽シーンですけど、この動きがミックスすることもあると思います。たとえば、せっかく出会ったのでSOSの面々にもLIVEHAUSに出演してほしいと思うし、そういうことが未来に起きるかもしれないと思います。もちろんこの困難を乗り越えた後の未来なんですけど。あとこのスピード感で動けたのはみんなが家にいたからでもあるんですよね(笑)。
ーそうですね、ネットでの情報じっくりチェックできましたから(笑)。普通に国会中継も見て、めっちゃ嫌な気持ちになっていましたし。
菅波 個人的にはこの動きはネットでのデモだとも思っていて。みんな家にいてこの状況を注視しなければならない状況だったし、そういう意味でも偶然が重なったことで、ここまでこれているとも言えますね。
ーもちろん偶然も大きいですが、具体的な問題に直面した人たちがつながったことは意味がありますね。
菅波 困ってるんだ!って声を上げられたことは良かったと思います。それで多くの人が応援してくれたことで気がついたことも多かったですし。そういう意味では自分自身も活動しながら印象が変わっていきました。今までって見えない壁にパンチしているようなところがあったんですけど、今回は議員や省庁に出向いて、テレビなんかのメディアに出たりすることで、いろんな人に繋がっていって、もちろん悔しい思いや、まったく響いてないという落胆もあったんですけど、どこにでも音楽が好きな人がいて、いろんなアドバイスをしてくれたのは救いになりました。例えば省庁の職員の方だったり議員の秘書の方だったりが真剣にアドバイスしてくれたのは伝わってきましたね。国会議員の方が私の携帯に直接電話くれて、こういうことができるのでみなさんに伝えてくださいって連絡くれたり。ある日議員会館で議員さんを待ってる時に秘書の方が対応してくれたんですけど、「サウンドクルージングでスリーに行きましたよ」って声かけてくれたり(笑)。自分のことなんて一切話してないんですよ、それでどういう音楽が好きなんですかって聞いたら東京インディーです、スカートが好きだと言ってました(笑)。自分もライブハウスに行けなくなって困ってるんですと言ってくれて。その秘書の方が自分の担当以外の議員さんも連れてきてくれたりして。維新の会の方だったんですけど、自分の印象からは意外に思って、そういうこともあるんだなって。
ーそれはテレビの情報からは伝わってこないことですね。コロナがきっかけで多くの人がネットで政治についての情報をチェックするようになったと思うんです、これはいいことだとはっきり思いますね。
菅波 そうですね、窮状を訴えることも署名することも政治参加で、それは必要なことだと思います。
ーこれが本来の姿ですね。むしろ放置してしまうと、いまの政権のようにひどいことになる。
菅波 経産省の支援策で、コロナ禍でイベントがキャンセルになった事業者に対して、配信イベントを行うことで経費の半分までを補助��るという仕組みがあります。省庁とのヒアリングの時、自分たちの要望としては、配信は生のエンターテイメントの代替にはならないので直接の補償をしてほしいといつも伝えているのですが、省庁の方は制度の運用が業務のメインなんで、制度の中身の改善に関してはその場では言ってくれないことが多いんですよ。なるべく善処します、ぐらいで情熱が伝わってこないことが多いのですが、ある日省庁の担当の方が、わざわざ電話をくれたんです。制度の建て付け上限界はあるが、うまく利用してもらえたら直接の支援に繋がるので、是非広めてほしいと。なるべく使いやすい制度にしますと。その人に、音楽好きなんですかと聞いたら、若い頃7インチ・オンリーのDJやってたそうで(笑)、なんだー、仲間じゃないですかーってなって。そういう出会いもあったし、やっぱり音楽好きはどこにもいるんだというのを実感しました。もちろん、それぞれの立場があって、すべてが噛み合ってるわけではないですけど、能面のような人だけでないって思えたのは収穫ですね。
ーそうですね、顔が見える相手だってことがはっきりわかることって大事ですね。
菅波 面白いと思いますね、結局人なんだと思います。だからこそ腐る部分もあるんですけど。一つはっきり思ったのは政治家にはなりたくないってことですね。今回ほんと与野党関係なくいろんな方に会いましたけど、それは一市民だからこそできたことで、政治家は逆の立場で、しかもやることを決めないといけない。方向性を打ち出すのはもちろん必要なことなんですけど、自分を固めないとできないですから。
ーそうですね、支持母体が大きければ大きいほど、その利権の代表という意味合いが強くなりますよね。悪い意味ではなくて。
菅波 そういう意味でも次の選挙は大きく変わって欲しいですね。
ー東京都の対応はどうでしたか?
菅波 僕らの2回目の署名活動は都に向けたものだったんですけど、都の協力金がでるってなった時に、無観客の配信ライブも営業とみなされて協力金がでないという話があって。飲食店は時短営業でもでる状��にもかかわららず。これは感染拡大防止金っていうんですけど、1店舗につき50万円で、2店舗以上経営していると100万円の援助が出るという。でも感染拡大防止金という名目なのに無観客で配信をするのを営業とみなすのはおかしいだろうと。それに対する署名を2日間で集めて、その時は東京都の窓口に直接メールをしてもらうスキームをつくったんです。その感染拡大防止金を議決する都議会の日に都庁にいったら、メールが大量に届いていてパンクしそうだって言われて。それが効いたのか、認められて。
ーその動きをネットで追っかけていて、これはひとつの力なんだなって感じましたね。
菅波 あきらかに不当だっていうことには声を上げやすいですよね。そういう成果が少しづつ出ているんですけど、それでも閉店する店が出始めていて。力が届かなかった部分も多いと思いますね。それは金銭的なことだけじゃなくて気力の部分も大きいと思うんですよ。長期的に考えて、畳んだ方がいいでしょうという経営判断が正しいこともあるし。だから体力か気力どっちかが切れた時点で店ってなくなるんだなって思います。
ーそうですね、気力のほうが崩れやすい状況ですよね。それに複数のお店を運営してるとさらに大変ですよね。
菅波 そうですね、うちみたいに個人的な店舗ならまだ凌げることも複数だと意味が変わってきますから。
ーLIVE HAUSもまだ渦中ですね。持続化給付金や雇用調整助成金等の申請はできるんですか?
菅波 どちらも当初は、新規事業者は枠に入ってなかったのですが、自分たちを含めて色々なひとが声をあげたことで、現在は拡充の方向で進んでいますね。LIVE HAUSも税理士さんと相談しているところです。あとは家賃補助があれば助かるんですけど、これはまだ新規事業者は枠に入っていません。あとさっき話に出た東京都の協力金は、私の店も申請しましたがまだ入金がありません。支援の遅れによる廃業が徐々に出てきてますよね、それはこの後さらに深刻になっていくと思います。
ーこの流れで行くとLIVE HAUSのしっかりとした営業はいつ頃になりそうですか?
菅波 状況をみながらになるんですが、客数を絞って8月に縮小営業でオープンしようと思っています。ただ、現状のガイドラインが現実的ではないので。
ーたしかに行政のガイドラインの2メートル間隔なんて現実は無理ですよね。
菅波 そうなんですよ。
ーほんとライブハウスは槍玉にあがりましたね。
菅波 都知事も総理大臣もライブハウスという言葉をメディアで言い過ぎましたね。今回、そういう発言の影響は想像していたよりも大きいことを実感しました。だからこそ言葉の重みを実感して欲しいし、名指しをするなら補償についても責任持って欲しい。
ーほんとにそうですね。満員電車には一切言及せず、オリンピックの中止が決まるまで表立った対策もなく、あまりにも自分たちの都合ばかりでしたね。
菅波 オリンピックを意識することで対策や支援も遅れた点があると思います。前のように誰もが気にせずにライブハウスやクラブを楽しんでもらえるようになるまで、相当時間がかかると思います。だから通常の営業以外のチャレンジも常に考えています。配信も箱の音を作るっていう意味合いもあるし、音はやりながらじゃないと作れないじゃないですか、そこでいろんなバンドに音だしてもらいたいし。バー営業もスタートしつつ、ギャラリーを始めたり、上でホットサンド売ったり、6月下旬からは下北沢の駅前の〈空き地〉っていうスペースで毎週日曜日にイベントをやっています。なんとか今の状態でも楽しくやれることを考えていきたいと思います。
菅波雄 https://twitter.com/yusuganami https://note.com/yusuganami
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sonezaki13 · 5 years ago
Text
※サークル内企画「自分の過去作品をリメイクしよう!」で書いた作品です。
高2の時の作品「しとしと降る雨のリズム」のリメイクです。オリジナル版は下にあります。
中途半端なモブキャラF③
 
 昼休み、エミはそそくさと別棟のトイレで弁当を食べ、図書室で過ごす。図書室は先生が駐在しているのでチサトたちも迂闊なことができない。
 私はエミの様子を本棟の空き教室から見ている。トイレや図書室の中までは見えないが、移動している様子は見えるのでおおよそ見当がつく。エミがいなければつるむ相手もいないので、休み時間、誰からも声をかけられない。便利だ。エミの後を離れ��ところからこっそり追ってみたりもした。まるでストーカーだ。何がしたいんだろう。自分が一人でいるのが嫌だからエミにすがりつこうとしているのだろうか。でも、話しているところをチサトたちに見られたらどうなるか分からない。モブキャラごときがエミと話すのはおかしい。わきまえろ。関係ないんだから大人しくしてろ。
 その日の昼休みも話しかけることもなく、終わった。と、思うということは、私はエミと話すことを試みているらしい。モブのくせに一体何の権限があってエミと話す気なんだろう。そもそも、何を話すつもりだ。話したいことなんてあったっけ。話したいこともないのに話そうだなんておこがましい。私とエミは用もないのに話せるような仲じゃない。モブのくせに図々しい。
 放課後、一人で帰っていると雨がぱらぱらと降りだした。群れて帰っている子たちや走り込みをしている運動部員が口々に騒いでいる。天気予報になかったらしい。天気予報なんて元々見てないから知らないけど。いつも折り畳み傘持ってるし。
 制鞄に手を入れて折り畳み傘を取り出そうとしたが、見つからない。まさかチサトたちの嫌がらせか、と思ったが、そういえば家に干したままだった気がする。私は大抵人のせいにする。嫌な奴だ。別に今始まったことでもないので気にしていない。仕方ない。そういう人間なのだ。モブだし。
 少し考えて例の廃工場が近くにあることに思い至った。また女子が犯されていたら嫌だな、と思いながら前回使った抜け道から侵入する。面倒臭いことに巻き込まないで欲しい。元はと言えばあんな所で犯されていたチサトが悪いのだ。薄いトタン屋根が雨音を鳴らす。パタパタと子どもが楽しそうに踊っているみたいだ。これは私の言葉じゃない。エミが昔言っていた。
「ユイちゃん」
 回想ついでの幻聴かと思ったが、確かに懐かしい声がした。間違えるはずもない。声の方を見ると、エミがいた。まだ大して雨が降ってもいないのに一足先にずぶ濡れになっていたし、顔が赤くなっていた。チサトたちのせいだろう。埃っぽいコンクリートの地面の上で膝を抱えている。
 私はしばらく、あー、だとか、うー、だとか言っていた気がする。話すことがない。話すべきことがない。でも話したい。話したい? アホか。何を話せば良い。話すべきことを話そう。ふさわしい言葉。なんだそれは。かける言葉がない。調子はどう? 今日は何されたの? 痛くない? チサトってひどいと思わない? どれを言っても不正解で不躾で無神経だ。優しくない私がいくら優しいふりをしようとしたって急に出来るはずもない。モブは所詮どれだけ足掻いてもモブだ。価値のあることなんか言えるわけがない。
「大丈夫?」
 絞り出すようにして出てきた言葉がよりにもよってそれだった。無神経すぎやしないか。馬鹿なんだろうか。馬鹿なんだ。
「大丈夫だよ」
 赤くなった顔で、くしゃみをして鼻を啜りながらエミは微笑んだ。
 言わせている。そんなのそう答えるしかないじゃん。何やってんだよ。ほんと駄目だな。モブだから仕方ないか。特に優しいエミならそう答えるに決まっている。違う。こんなことを言わせたいんじゃない。私はただ、私はただ、エミに、エミを、エミが。上手く言葉を組み立てることができない。言葉が空回りする。こんなにバカだったのか私は。
「私はエミに何をしたら良いのか分からない。何もできないでいる。私はいつもエミに頼りきりなのに」
 俯いて、ボロボロのエミから目を背けてボロボロこぼすみたいに言った。こんなのダメだ。ただのゲロだ。言葉のゲロ。
「ユイちゃんにどうにかしてもらおうと思ってないよ」
 胸の奥がぎゅっとなった。モブのくせに。
 私は言葉の裏側で「そんなことないよ」と言ってもらえることを期待していた。この期に及んで私はエミに助けてもらおうとしていた。なので、エミの言葉には面食らってしまったと同時に痛くなった。痛いとか、笑える。何が痛いだよ。そんなの感じなくて済むようにしてたくせにアホか。死ねば良いのに。死ぬ気もないくせに。こんなことで。こんなことで何悲しんでんだよ。関係ない、で済ませてたくせに。役立たずのモブのくせに。いくらエミが酷い目に遭っていても、ちくりともしなかったくせに。私は嫌な奴だ。
「何かして欲しくて、ユイちゃんと仲良くしてるんじゃないから」
 落として上げるのか。ずるい。いや、やはりエミは優しいのだ。勝手に勘違いしただけのくせに。
 思わず顔を上げると、相変わらずエミはあまり表情のない顔をしていた。汚れた鞄には、お揃いで買ったクマのマスコットがぶら下がっている。クマも以前踏まれた時よりさらに黒ずんでいるようにも見えた。そんなことを言われてしまったら、私はどうすれば良いのか分からなくなる。エミのせいだ。期待されてないのか私は。ただ甘えていれば良いのか。餌を待つ雛鳥みたいに口開けて鳴いとけば良いのか。いや、元々分からなかったくせにエミのせいにしようとしている。エミの優しさに甘えてしまおうとしている。
「ありがとう。でも、我慢しないで」
 何言ってんだ。私は。
 エミはぎこちなく微笑んだ。久しぶりに笑った顔を見たような気がした。こんな顔をさせたかったじゃない。こんな顔をさせたくて、言葉をかけたんじゃない。胸くそが悪い。吐き気がする。何の権利があって、どの口がこんなことを言っているのだろうか。我慢しないで? 馬鹿なのか。何となく聞こえの良い言葉を並べて励ましの優しい言葉をかけられたとでも思っているのか。自己満足にも程がある。本当に、鬱陶しくて、疎ましい。消えろ。死ね。私は嫌な奴だ。嫌な奴だと嫌悪するくせに何もしない自分が嫌だ。そこまで分かっているくせに、それでも何もできない自分が嫌だ。モブのくせにモブにすらなりきれない。だから嫌な奴なんだ。私は何者にもなれない。どこにも行けない。
「ユイは弱虫だ。泣いてたら強くなれないよ」
 友達が囃し立てる。昔はエミも他の子ども達と一緒に遊んでいた。私はすぐ泣いていた。転べば怪我をしていなくても泣いていたし、そんなだからすぐ物を取り上げられたり、からかわれたりして泣かされていた。泣くまいとはいつも思うのだが、涙は止まらないのだ。止めようとすればするほどますます涙は出てきて、とうとうしゃくりあげてしまう。
「嫌がってることはやめて」
 エミが私たちの間に割って入った。からかわれている私を助けるのはエミの役目で、私があんまりからかわれるものだから、エミまで皆と疎遠になってしまった。
「嫌がってることはしちゃ駄目なんだよ。『やめて』って言ってたでしょ」
 私はせいぜい一度小さな声で「やめて」と言えたくらいで、抵抗らしい抵抗もできずただ泣いているばかりだった。公園で遊んでいる学校の子たちの輪に入りたそうに眺めている時も、エミが「入れて」と言ってくれた。エミは私の声にいつも耳を傾けたくれたし、私の様子を見ていてくれた。エミが代わりに怒ってくれるし、抵抗してくれるので、私はただ守られていれば良かった。
「あなたたちだって嫌なことされたら嫌でしょ。やめて欲しいってなるでしょ」
 エミは説教臭くてウザがられる子どもだった。しかし状況によっては周囲に助けを求めたりするような賢さもあったので、エミに反撃してくるような子はいなかった。いつも、格好付けて攻撃されるくらいなら、守りに入っていたのに、チサトの時は失敗してしまったのだろう。エミはチサトに同情しすぎていた。この頃のように私のことだけを守っていればあんなことにはならなかったのに。チサトをそんなに気にかけたいならかければ良い。勝手にすれば良い。私はいつだって傲慢で自分のことしか考えていない。だから眺めているだけでいる。誰かが何とかしてくれるのを待っている。何もしなければ傷付かないし失敗しない。しかし、何もしないなんてことは結局できない。私は「ただ見ている」ということを選んでいる。なので傷付くし失敗する。それなのに自分のせいではないかのようなふりをしている。
「弱虫だから鍛えてあげてるだけなのに。良い子ちゃんぶってつまんないの」
 私から取り上げたぬいぐるみを、その子は高く放り投げた。耳の長いうさぎのぬいぐるみだ。ぬいぐるみは木の枝に引っかかってぶら下がっている。私たちのような小さな子どもには届かない。
「エミとユイはほっといて遊ぼ」
 私たちを置いて、皆タコのすべり台へと駆けだした。エミは木に登ろうとしたが、足や手をかけられる場所が少なく、よじ登ることができない。何度も挑戦していたが、結局はずり落ちてしまって駄目だった。その時の私も眺めているだけだった。ついには帰る時間になってしまったので、エミは自分のお母さんを呼んできた。私はただ眺めているだけだった。お母さんは「あらあら」と少し困ってから、箒を持ってきて、ぬいぐるみをとってくれた。たぶんお礼は言ったと思う。何もしない私でも、それくらいはできたと思う。いや、できただろうか。私は全然ちゃんとしていないので、定かではない。もっとちゃんとしないといけないのに。
「ごめんね。私もっと強くなるからね」
 帰り際、エミはそう言った。違う。私が弱いのが悪い。いじめっ子が言っていた通りだ。
 帰りが遅いので心配して父が迎えに来てくれた。もう夕飯が出来ていると言っていた。確か父はちゃんとエミとエミのお母さんにお礼を言っていた。その時は父と母はそこまで仲が悪くなかった。両親にお誕生日プレゼントは何が良いか訊かれた時も、私はただ欲しい物をじっと眺めているだけだった。
 何でこうなってしまったのだろう。
 私はいつもただ眺めているだけだった。自分のことなのに、自分に関係のあることなのに、まるで遠い世界の出来事かのように素知らぬ顔をして、何となく欲求を匂わせている。傲慢で我が儘だ。恥をさらして生きている。恥をさらして生きているから胸を張れないのか。それとも胸を張らないから恥をさらしているのか。生まれつき狡くて��怯な人間はいる。私が弱いのは親のせいでも、いじめっ子のせいでも、エミのせいでもなくて、私自身のせいだ。
「やっばー。すごいの見つけた」
 チサトの手下みたいな女子が濁ったジュースのペットボトルを掲げている。なんだかよく分からない固形物が浮いている。パッケージを見る限りイチゴミルクだった何からしい。
「これ絶対めちゃくちゃ前のやつじゃん」
 くすくすと笑い合っている。さっきの移動教室で棚の隙間でごそごそやっているかと思ったらこんなくだらないものを見つけてきたらしい。チサトはその様子を楽しそうに眺めていたが、そのペットボトルをさっと子分Aの手から奪った。周囲の目が好奇心で輝く。期待している。薄汚い好奇心がそのペットボトルに向けられている。どんな風にしてエミに嫌がらせをするのか誰もが気にかけている。モブは皆気になって仕方ないのだ。
 チサトは何も言わずにそのペットボトルの中身をエミがいる机の上にぶちまけた。びちゃ、と重い水分が出てきた。悪臭が教室中に立ちこめる。おぇっとむせる声があちこちから上がる。窓の近くの生徒が大慌てで窓を開ける。
 黒ずんだイチゴミルクなのか何なのかわからない液体がエミの机を伝って、スカートを、床を汚す。
「臭い」
 チサトがエミを見下ろしながら言った。いや、お前のせいだろ。えっ、何。コントか。ツッコミ待ちか。思わず内心で突っ込んでしまった。
「臭くなったじゃん」
 珍しく無表情ではなく顔をしかめている。匂いのせいだろうか。眉を顰め、忌々しそうに唇を噛みしめている。そして、エミの頭を掴むと、汚れた机の上に押しつけてごしごしと押しつけて擦った。エミを雑巾だとでも思っているのだろうか。
「とれない」
 チサトがポツリと独り言のように呟いた。エミが濁った咳をした。音からしてもしかしたら吐いたのかもしれない。エミの机の上はゲロとお茶だった何かで悲惨なことになっているだろう。その前から落書きでボロボロだったけど。
「とれない。とれない」
 頭でもおかしくなったんだろうか。いや、元からか。イカれてるよなぁ。チサトは頭おかしい。きっと虐待されて頭がおかしくなったんだ。可哀想だな。死んでた方が良かった。
「とれないよ。これ。とれない。どうすんの」
 上げようとするエミの頭をぐりぐりと机に押しつける。それでもエミはじたばたともがいている。手と足を使って立ち上がろうとするエミの体を、取り巻きたちが鼻をつまみながら押さえつけた。
「あんたのせいだ」
 チサトは怒っていた。不可解だ。どうしてここでチサトが怒るのだ。意味が分からない。全部自分がやったくせに。チサトが悪いくせに何を言っているのだろう。そんなことモブも皆分かり切っているはずなのに、誰一人チサトたちを止めない。関係ないから。にやにや笑っている子たちすらいる。モブに徹している。モブレベルが高いんだろう。すごいな。私はモブすら上手くできない。
「全部あんたのせいだよ」
 たぶん、皆これをパフォーマンスだと思っているのだろう。中世ヨーロッパでは処刑が娯楽だったというし、暇を持て余して中学生にとってはいじめが娯楽なのだ。だから誰も止めない。告発した子だって、止めようとしたふりをしただけだ。結局は役立たずのモブ。
「全部全部あんたが悪いんだよ」
 またどうせ自分に言っているくせに。一人で勝手に死んでくれ。他人を巻き込むな。誰にも迷惑かけないようにして一人ぼっちで孤独に死ね。
「死ね」
 お前がな。エミをぐりぐりと頭で机を擦る力が強くなる。机でエミの顔を押しつぶす気なのだろうか。
「死ね」
 チサトの語気が強まる。何勝手に熱くなってるんだろう。バカでしょ。自分の言葉に自分で興奮してんのかこいつ。変態かよ。
「死ね」
 チサトの顔が赤い。怒っている。怒りに震えるほどに怒っている。何にそんなに怒っているのだろうか。下らない。それをエミに押しつけているだけだ。お前なんて、エミに関係ないくせに。勝手に関係してくるな。マジで死ねよ。
「死ね」
 チサトが言葉を重ねるのに合わせて、取り巻きは冗談ぽく手拍子を始めた。重い空気を積極的に茶化していくいつものパターン。何人かがふざけて、チサトの「死ね」に「死ね」を重ねていく。本当にあるんだな。死ねの大合唱。都市伝説じゃなかったらしい。こういうの本当にあるのか。そわそわしていたクラスメイトたちまで何人か合唱に加わっている。野次馬根性か何かだろうか。しーね、しーね、とリズミカルにクラスの半分くらいが一致団結したような気がした。この団結力があれば今年の体育祭はうちのクラスが優勝だ。おめでたい。楽しみだ。合唱コンクールも優勝できるかもしれない。協力って大事だな。勝手にすれば良い。知らないけど。モブ共は本当に勝手だ。ちょっと勝手すぎるんじゃないか。私も勝手だけど。
「いや、お前が死ねよ」
 何て言おうかとか、どうやって動こうかとか、特に考えてもいなかったが、考えるより先に口と手が出ていた。
 チサトが呆気にとられている。いや、チサトだけではない。教室中が呆気にとられていた。
 一呼吸置いて悲鳴があがる。黄色い悲鳴を上げるのはいつもモブだ。チサトも私も黙っている。チサトの顔面から血の気が引いていく。自分の手の甲からだらだらと流れる血を黙って見つめている。少し黒っぽいのは静脈の血だからだろうか。手や指となるともっと勢いよく血が出るかと思った。うっかりエミの髪の毛まで一緒に切らなくて良かった。結構腕前は良い方みたいだ。プロになれるかも。カッターナイフの。
「ごめんなさいは?」
 ダンボールを切る用のデカいカッターナイフをチキチキさせながら私は言った。血が付いたら刃が錆びそうだ。チキチキ。何枚か折ったらまた文化祭に使えるだろうか。何だかチキチキ言わせるのにハマってしまって私は刃をわざと何度もチキチキ出し入れしているチキチキ。小��校の卒業証書を入れる筒をポンポン鳴らしてたのを思い出す。ポンポンよりチキチキの方がイケてる気はする。こういうのを中二病と言うのだろうか。チキチキ。知らないけど。
「悪いことしたらごめんなさいだよね」
 私は、私とエミ以外はチキチキどうでも良い。やばいじゃん、頭おかしい、等のざわめきが聞こえる。聞こえてますよ。チキチキ。何人かいない気がするから先生呼びにチキチキ行っちゃったかな。すごいな。モブのくせに役に立つんだな。あまり時間がない。でもまぁ残ったのは全員クソみたいな役立たずのモブだチキチキ。そもそももっと前に頭おかしいシチュエーションがあっただろうに、チキチキお前らは頭がおかしいんだろうか。モブだから考えないのか。関係ないもんな。仕方ないよな。ツッコミが遅すぎる。チキチキ。私は誰かのモブかもしれないが、私にとってはエミと私以外全員学芸会の木の役くらいの存在価値だ。チキチキ。チサトが可哀想なことは分かるチキチキが勝手に不幸になれば良い。犯されて殺されようが、チキチキ自殺しようが関係ない。死ねば良い。勝手にチキチキ死ね。でもエミが死ぬのはチキチキダメだ。エミを失うのはダメだ。それは私に関係がある。チキチキ。
「嫌がってることは、しちゃ駄目なんだよ」
 勝てないと思ってたけど、案外いけるじゃん。やったね。カッターナイフ全国大会優勝するかも。まぁチサトなんて屈強な男じゃあるまいし、たかが同い年の女子だ。でもチサトは背も高いし、丸腰だったら勝てなかったろう。私は装備が強いから助かった。カッターナイフの腕前が光る。カッターナイフで人を切るのは初めてなので才能があると思う。持ってて良かったカッターナイフ。
「ごめんなさい」
 チサトは顔にカッターナイフを突きつけられながら、手の甲を止血しようと必死に押さえている。目にはうっすら涙が浮かんでいる。すごい。あっさり。チサトってこんなに弱っちいんだな。カッターナイフよりも弱いとは思わなかった。もっと早くこうしていれば良かった。勝ち気な女もととりあえずカッターナイフを突きつければ言うことをきく。これってトリビアになりませんか。
「許してあげるから死んで」
 カッターナイフの刃がチサトの頬に触れた。チサトの体に力が入るのが分かった。換気のために開け放たれた窓へとチサトを押しやる。
「このまま飛び降りて自殺ね」
 頬にカッターナイフを押し当てたままチサトを窓の外に向かってぐいぐい押す。ぱらぱらと雨が降っている。外が明るいから気付かなかった。狐の嫁入りだ。こんなに明るいのに雨が降ったら虹が出るんじゃないだろうか。出たら綺麗だろうな。
 クラスのざわめきが大きくなる。でも誰も止めない。どうせその程度だということは分かっている。モブは鳴いてるだけ。そういうBGM。所詮背景。
 チサトの髪が雨で湿っていく。しとしとと優しい雨だ。どんな顔をしているのだろう。不服そうにしているのだろうか、恐怖に震えてるだろうか、諦めているだろうか。窓の下へ押し出しているので見えない。
「やめて」
 エミの声がした。
 やっぱりさすがだな。すごいよ。やっぱりここで来るのはエミなんだ。すごいな。ドラマチックだな。モブとは違う。特別なんだ。やはりエミは強くて優しいエミなんだ。
「チサトは悪くないよ」
 やっぱりそう言うんだな。まただ。二回目だよそれ。何も変わってない。エミは変わらない。私も変わらない。いや、変わったのかな。きっとエミは私のことも悪くないと言うのだろう。誰も悪くないなどと綺麗事を抜かすのだろう。エミは強いから分からないんでしょ。
「エミ、ごめんね」
 多分私はこれが言いたかったんだろうな。だってなんかいきなり自然と口から出てきたから。ヨダレみたいなもんだ。言葉のヨダレ。何を謝ってるんだろう。どこからどこまでが駄目だったんだろう。むしろ悪くなかったところが見つけられない。悪いのは何だろう。私の存在だろうか。そんな状態で謝ったって、許されるはずもない。罪が何かも分からないのに償えるわけがない。言いたい気持ちは確かにあった。でも、これは私がすっきりしたいのと一緒だ。ヨダレ以下じゃん。ゲロでありウンコだ。悪臭を放つ、何の役にも立たない言葉だ。
 チサトからパッと手を離して窓の外へと身を乗り出した。ぐらりと視界が揺れる。教室内のくすんだ空気と違って外の空気は澄んでいる。悲鳴が上がる。校舎中に響きわたってそうだ。
「ユイちゃんは悪くない」
 エミが私の腕にすがりついた。柔らかくて温かい。生き物。でも、ほらね。やっぱりエミはそんなことを言うんだ。じゃあ誰が悪いんだよ。誰も責めることができないなんてあんまりじゃないか。エミは誰にだってこうするんでしょ。チサトがもし自ら身を投げようとしていたって止めていたに決まっている。知らないおっさんでも止めている。言わせている。させている。私はモブのうちの一人だ。いくら暴れてみても結局はモブなのだ。役に立たない。関係ない。いや、関係できないのだ。絶対ここは死ぬところだったじゃん。人死にがでないなんてつまらない話だ。この辺りで一人くらい死んでおいた方が盛り上がる。私は誰にも助けられないし、誰も助けることができない。この状況は良くならないし、何も解決しない。何も終わらない。今までも、これから先も地獄だ。マシな地獄かもっと酷い地獄か分からないけど、地獄であることには間違いない。でもそれも結局は単なる私の期待であって、地獄すらも来ず、どこへも行けない方がリアルかもしれない。何かそんな気もする。全部めちゃくちゃになれば良かったのに。中途半端だ。結局は中途半端。
 バタバタと足音がしてクラスメイトたちが教師何名かを連れてやってきた。何か叫んでいる。私はすがりつくエミを振り放した。エミが尻餅をつく。関係ない。チサトとも関係ないし、当然エミとも関係ない。だってモブだし。思い出したようにカッターナイフをチキチキやる。もうさっきほどチキチキを好きにはなれなかった。何かな。どうなるんだろ。少年院とかかな。ほらね、やっぱり私ただの嫌な奴じゃん。それでも生きなきゃいけないんでしょ。それでもこの人生終わんないんでしょ。面倒くさい。あーあ。
 青空を背景にしとしとと雨が降っている。こんな弱い雨では何一つ切り刻めやしない。相変わらず虹は出ない。
【書いてみた感想】
・僕っ娘はあまりにもパンチが強すぎて内容を持って行かれるのでカットした。必然性がない。
・いじめの理不尽さはオリジナルの方が上。負けてる。
・どうしても「しとしと降る雨のリズム」のままそれらしい内容にすることができなかった。どう考えてもこの話は「しとしと降る雨のリズム」じゃない。でもあまり良いタイトルも思い付かなかった。今も当時も語感は気に入ってるのでよそで使いたい。
・腐った給食を用意させるために頑張ることを諦めた。
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malaycurry · 4 years ago
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京都のおいし~お店紹介
そろそろ京都のおいし~ご飯屋さんの情報を残しておかないと勿体ないと思ったのでここに残していきます。写真は用意するのが面倒臭かったので代わりにGoogle MapのURL載せておきます。各自飛んで情報をご確認下さい。紹介するお店は京都に住む学生の日常として過ごすならなではなお店ばかりですので、京都らしい湯葉とか懐石のお店とかはないです。京都来たのに一回も食べれてない。たべて~!
 庶民 立ち飲み にんにく丸揚げ・さつま揚げ・刺身3種盛
京都で一番安くて美味しいお店はどこかと聞かれたら、まずはこのお店を紹介するようにしています。とにかく安い!!生ビール(250YEN)。芋焼酎(200YEN)。この二つだけでも既に最強のお店って感じがしますが。庶民の本当に凄いところは、肴も安いところです。絶対に頼んだ方が良いのは、ニンニクの丸揚げ(100YEN)、さつま揚げ(150YEN)、刺身の三種盛(500YEN)この三種盛は必ずしめ鯖が入っているのですが、個人的には抜いて別のお魚を入れてもらった方がお勧めです。庶民は本当に混んでいるお店なので、ナイジェリアの市場ぐらい人でパンパンです。灰皿は頼まないと出てこないので気を付けてください。喜劇の上回生で後輩に奢りたいけど、お金が……という人はここで奢れば無問題です。3人でたらふく食って飲んで3000円行くことはまあないです。ただお店の狭さと立ち飲みであることを踏まえると3人ぐらいが限界の人数だと思います。先輩後輩だと3人ぐらいの飲み会が一番楽しくない?俺はそう思うぞ。この庶民の辺りは大宮という飲み屋街なので、ここを一軒目にして、そっから遊び狂うのが正解だと思っています。銭湯もあるので飲んでから銭湯行くも良し、風呂使ってから飲むも良しです。未だにどちらが正しいのかがよく分かんないままだけど。
 https://goo.gl/maps/ec3VGC5BYK3GLPkMA
 バール・カフェ・ジーニョ 喫茶店 コーヒー・サンドイッチ
個人的な思い出がいっぱいのお店です。今住んでいる家はこのお店があるから近くに住みたいという理由で決めました。それぐらいこのお店の居心地は良かったんです。サンドイッチ200円、コーヒー200円なのに、京都で一番美味しいコーヒーとボリュームのあるサンドイッチを出してくれます。ブラジルの国旗がお店の前に掲げてあるので、僕は「ブラジル」と呼んでいましたが本当の名前は全然違うし、かっこよかったです。申し訳ないです。昔はタバコが吸えて、授業の合間にこのお店で涼んでゆっくりしてからまた大学に戻るというのを繰り返していました。タバコが吸えなくなって久しいですが、それでもここを訪れる価値はあると思います。
 https://goo.gl/maps/fkqrKJPBKhwdLNYL9
 村屋 居酒屋 酒盗クリームチーズ 日本酒
昔は少し駅から遠くにあって、古い木の建物とネオンが異質の雰囲気を放っていた店でしたが、ある日突然の閉店がアナウンスされ、絶望していました。しばらくして後輩のユヅキと一緒に銭湯の脱衣所で「村屋無くなって寂しいなあ、あのお店の代わりは見つからないよ~」と喪失感を共有していたら、「あるよ。村屋復活するよ」と知らないおじさんから急に情報が与えられ、おじさんの言う通りに村屋は場所を変え復活しました。
京阪出町柳駅から徒歩一分、後輩のオダギの家からは徒歩30秒の場所に復活した村屋は、記憶と違わない怪しいネオンを光らせています。お勧めはその日のメニューの中から味の濃そうなおつまみと���盗クリームチーズ(300YEN)を頼んで、焼酎(350YEN~)日本酒(400YEN~)泡盛(300YEN~)を注文し、酒盗クリームチーズを箸の先っちょに乗せ、箸までねぶってから酒を入れることです。これさえあればあとはどうでもいいと思わせてくれる、そんな味です。現在もタバコが吸える店且つ夜が明けるまでお店を開けていることが多いので、呑んでいい気分のまま朝焼けの鴨川デルタに突撃するのもハチャメチャに楽しいですよ。眠たくなったらオタギが優しく泊めてくれる立地ですのでぶっ倒れるまで飲んでいただいても大丈夫です。
 https://goo.gl/maps/pEDQSEY3wokFeiAy7
 イルカ喫茶バー���カクテル
バイト先の京都造形大に通っていた人から紹介してもらったのがこのバー、閑静な住宅街の中にありながら、かなり本格的で多様なカクテルを飲むことができます。値段も財布に優しく、カクテルは基本的に300円から、スナックは200円くらいからだったと思います。チャージの概念はもちろんないので、京都で初めてバーに行きたいと思ったら、このお店は三条四条のお店より落ち着いていて、メニューにカクテルの詳細が載っていますし、結果的に満足できると思います。昔は吸えましたが、時代の流れということでダメになりました寂しいですね。
 https://goo.gl/maps/6VsvjtBEDAgJ8yPs9
 かふぇじーの 喫茶店 ポットコーヒー
大徳寺の近くにあるジャズ喫茶です。窓からの景色がいいのと500円のポットで頼むとコーヒーが二杯飲める量が来るので、長居に向いています。本が雑多に置いてあるので適当に読むも良し。マスターは気さくに対応してくれるので、空いてたらカウンター側に座るのも良しです。かなり中心部から離れているので、時間があるときに訪れてみると良いと思います。昔は吸えましたが今はもうダメです。残念!しゃあない!
 https://goo.gl/maps/MKBoNYyTeNbnbzcv9
 丸二食堂 定食屋 焼きめし
「炒飯」と「焼きめし」は確実な断絶があり、一度「炒飯」を作れるようになってしまうと、二度とお袋が作ってくれる「「焼きめし」」は作れなくなってしまう。
というのが僕の好きな漫画である「がらくたストリート」の中で語られていました。実際に中華屋で頼む炒飯と定食屋で頼む焼きめしは不思議と違いがあると皆さん感じますよね?僕は感じます。僕はその断絶はパラパラかベチャベチャかでその違いが決まると思ってます。
 長々と話をしましたが、炒飯のNo1のお店は未だによく分からないままです。でも焼きめしのNo1、キングオブ焼きめしを出す店はこの丸二食堂であると自信を持って言えます。揚げ物やボリュームのコスパで語られることが多い丸二ですが、本当に頼むべきはここの焼きめしです。確か大盛で500円だったと思いますが、コスパとかそういうものは関係なしにここの焼きめしはめちゃくちゃ美味いです。ほんのりと香るニンニクと湿った醤油の焦げた匂いのする焼きめしは、他のどこも敵うことのない美味しさです。注文は入り口に置いてある、紙とペンに書いて一応口頭でもお願いするといいです。ジャンプ、サンデー、チャンピオンが置いてあって、あまりマガジンを読まない僕はこのチョイスが最強です。因みにオダギの家には大量のマガジンが置いてあります。マガジン派の方はオタギの家にGO!!昔は畳の座敷でタバコが吸えたお店でしたが、よく子供連れの方も来られていたので、禁煙にして良かったと思えるお店です。
 https://goo.gl/maps/99r5a7r4kumUJ8x48
 國田屋酒店 角打ち ハートランドビール
色んなビールが世の中にはありますが、このお店では三大ビールではないハートランドの樽生が飲めます。飲み方としては、まず土曜日の午前の11時近く遅めの時間に起きてもらって、何の予定も、やりたいことも思い浮かばなかったら適当な昼飯を食べて、このお店の近くの銭湯で、浴槽でのんびりしてサウナ入ってからここに向かいましょう。そして700円の1リットルのジョッキを頼んでちゃっちゃっと飲み干しましょう!以上!
まあ普通に美味しいビール飲みたくなったら行ってもいいと思います。ここは酒屋さんなだけあって日本酒の種類も豊富で200円でちっちゃなコップ、400円で大きなコップで色んな日本酒を飲めます。ビールも日本酒もあまり好きじゃないという方は、季の実という美味しいジンをトニックで割ったジントニックが素晴らしく美味しいので是非飲んでみてください。酒のおつまみは缶詰やソーセージ、ベビースターなどがメインでTHE角打ちって感じです。因みに巻きたばこの無料試吸があって手先が器用な方なら無限にタバコ吸えます。良心が傷むギリギリまで吸っちゃってください。後輩のユヅキ君は5,6本吸ってました。僕はいつも1本にしてます。
 https://goo.gl/maps/egWE87zE8E3USEbe6
 キッチン瑞穂 洋食屋 クリームコロッケ
京都はハイカラな洋食屋さんが多くて、その中でも学生に優しくて美味しいお店はこのキッチン瑞穂です。ここは夜でもランチが頼めるのでそれを頼むとパンかご飯を選べて、サラダも付いてくるのでオススメです。特にコロッケランチ(640YEN)を食べてみて欲しいです。 急ですが実家にいたころ、ステーキメインのお店なのにそこのクリームコロッケカレーが美味しいからとよく家族で行ってたのですが、正直カレーよりも、そのお店の水槽がとっても大きくて綺麗だったことの方が印象的だし、一回もステーキ頼んでないのおかしいんじゃないかと思います。頼みたかったのに何故か頼ませてくれませんでした。食べたかったなステーキ。そういう訳であまりクリームコロッケに縁を感じることもなく生きてきたのですが、ここでぶち当たりましたねクリームコロッケの縁に。クリームコロッケに興味を持ったことない人にこそ食べて頂きたいです。小さなエビが入っていてパンにもご飯にも滅茶苦茶合います。カツカレーもとっても美味しくてボリューミーなので腹ペコだったらそちらも是非!昔は洋食屋さんなのにタバコが吸えるというかなり珍しいお店でしたが、今は不明です。どちらにせよ良い店です。
 https://goo.gl/maps/rCh3buQg6apqQiNR8
 京香園 麻婆豆腐
京都は中華料理屋さんが多い割にしっかりとバランス型の中華をしてるお店が見つかりづらかったりします。どうしても日本よりの味付けになっていたり、本場により過ぎて留学生しかいってないようなお店だったりで、言葉にするのが難しい丁度良さがあるんです。丁度良さを持ってるお店は基本的に値段が張るお店だったりするのですが、この京香園は丁度良さのどストレートを行くお店です。回鍋肉も、チンジャオロースもとても美味しくご飯が止まらなくなるのですが何といってもここは麻婆豆腐!ここの麻婆豆腐を激辛で食べてください!辛いのが苦手な人は他のメニューを食べてもいいです。普通のマーボーは美味しいけれども、圧倒的ではないです。ここの激辛麻婆豆腐は酢漬けの唐辛子が入っているのがポイントで、この唐辛子のおかげで米の進むスピードが∞kmになります。激辛と普通のマーボーで体積が二倍ぐらいになるので、激辛にしてくださいを必ず言った方が良いです。じんわり汗をかくタイプのマーボーで激辛と言いつつも辛いのが得意な人なら気軽に頼んでもらって大丈夫です。因みにここは府上の元下宿先が近くて二人でよく行ってバクバク食べてたら元々おかわり無制限だったのが、2杯までになりました。人生でおかわり制限食らったのはここで2度目だったのでかなりショックでした。大盛は自由なのでお腹が減ってたら一発目から大盛で行きましょう!禁煙!
 https://goo.gl/maps/e2kaXTaGVj7RRbNR6
 ���レド 焼きそば
喜劇の皆はここで何度腹いっぱいにしてもらって、ビラ配り後の飯タイムで大量の後輩に奢る時ここに何度救ってもらったんでしょうか。数えられんぐらい行ったし、同じだけ笑ったお店だと思います。焼きそば、ナポリタン、カレー、サンドイッチ、基本400円でセットにするとコーラかコーヒーを付けて700円という安さ。
長居のしやすい空間、一人でホールを回すせわしないおばちゃん、面白い形の灰皿、トイレに行くまでにある京都特有の町屋の中庭、お金を入れるだけの機械になっているレジ、頼んだら出てくるでっかいマヨネーズ。小さなお店だっただけに細かいところが手に取るように思い出せます。
今は閉まっちゃっていていつ頃再オープンするのかが未定のお店ですが、皆の思い出の場所だと思います。この店は僕が最初に発見したことを今でも後輩に自慢散らかしています。因みに後輩のミヨシはこのお店があまりに長く閉まっていたのを心配して、お店の前に置手紙を残したという一歩間違えたら怖すぎる奇行をやらかしてます。その行為自体、俺は素晴らしいと思うけど、同志社OBという全くの別人格として手紙を出すのはズルだと思うぞ!
 https://goo.gl/maps/zhpV89bAMvM2pT8G6
 スペースネコ穴 ??
一番店じゃない店。ここはお店として紹介するのが変な感じになる居酒屋?さんです。検索してもらったら分かると思うのですが、店内が本当に無秩序。他のお客さんがつまんでいる料理を一緒につまんでも全く問題ないですし、勝手に冷蔵庫を開けて横の栓抜きで赤星を開けて飲むのがルールです。蓋は床に放置して大丈夫です。ユヅキと一緒に初めて行ったときの思い出は、ウィスキーとコーラが置いてあったのでコークハイをお願いしたら、「どっちも他のお客さんのキープしているもので出来ないの」と店主さんに断られ、しょげてると「あったあった」と言って代わりにテキーラとジンジャエールが出され、ジョッキに7割程テキーラが注がれて、ほんの少しのジンジャエールをちょぼちょぼと垂らして出されました。飲みながら死を覚悟し、横目に猫がこたつを横切るのを見ました。その後それを飲み干したユヅキはダウンし、僕はトイレに駆け込んで全部戻してから意識を無くし、店主さんに「もう家出るから、起きて」と優しい声で起こされた時にはもう朝になってました。そしてお会計の時に「う~ん、ビールとこれとおつまみと…」数秒程考えてから「うん��1500円!」という衝撃の値段が飛び出てきました。自信を持って言われましたが、チェックすらまばらで曖昧な会計をしてあんなに自信のある「うん!」を僕は聞いたことが無いです。普通に一晩寝させてくれていたという事実に衝撃を受け同時に底の知れない優しさは時に恐怖を生むのだなと考えさせられたお店です。
他にも僕、府上、ユヅキで午後10時頃お店を尋ねたところ、店主さんは他のお客さん数名を楽しくお話をしていたので僕らでしっぽりと飲んでいたところ急に「私、この人達と飲みに出かけるから、このお店好きにしていいよ!適当にコンビニとかで買ってここで飲んでもいいし、適当に飲んだら適当にお金置いてって!」と店主。と?今、冷静に書いていると明らかにおかしいです。狂気すら感じます。僕らがお店のお酒を勝手に飲んで、お金すら置かずに帰ったら?当時ですら色々な疑問が浮かびましたが、先に飲んだお金だけ先に支払いました。その後、雨の中皆でコンビニに行き初訪問時に飲めなかったコークハイを作って、勝手にFishmansやThee Michelle Gun ElephantのCDを勝手に流して飲めや歌えや踊れやで爆笑し続けました。世の中には当たり前が溢れすぎていて、生き続けると考え方が段々と固まってしまって、当たり前で社会は回っていて、その当たり前すら否定するのがスペース猫穴です。宇宙もこんな未知で溢れていて欲しいですね。エピソードは他にも腐るほどあるのですが、気になったら聞いてください。
 https://goo.gl/maps/k9KHXTkkYD1dMZXL6
 色んなお店を思い出と共に語ってきましたが、とりあえずここら辺にしとこうと思います。他にも紹介したい店や書きたいことはあるので、たまに書こうと思います。あと、もしあなたがどこかに住んでいて、お気に入りのお店があったら匿名でも何でもいいので教えてくれると嬉しいです。近く行ったら寄ります。では!
       おわり~(100%)
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bigraceultreport · 5 years ago
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200329【高松宮記念】客のいない競馬場に月は回るか
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よくね?
ブログ、始めます。
初めまして!HATAGENと申します。
簡単なブログの紹介
週1回更新(土曜から日曜にかけて1回)
競馬、競艇のBIGレースを解説and予想(GⅠとか、SGとか)
アフィリエイトや広告収入は無し
コラム→予想の順で書くので、予想が知りたい人はコラムを飛ばしてください◎
競馬とか、競艇の予想とかコラム的なブログを書いていきたいと思います~。
よろしくお願いします!
ワニの死と、新型コロナ禍に思う。生きる。
ついにワニが死んだ。
まぁその後すぐ炎上しちゃったりもったいなかったけど、それでもワニくんが死んじゃったのが僕としてはとても悲しかった。
と言いつつ、生前そんなにちゃんと見ていたわけではないのだが。
100日前、TLに流れてきた4コマ。「100日後に死ぬワニ」。100日後に死ぬという結末を読者は知っているが、ワニくんは100日後に死ぬということを知らない。そんな中でワンピースの最後を見たい~とか、予約で1年待ちの雲うぶ布団を予約しちゃうとか、そういったのを見て読者がワニくんの最後を想像し、勝手にナイーブな気持ちになっていた。自分は大体2日目とかが流れてきて、「あ~100日間見るつもりはないけど、結末は気になるな。最後はどういう結末を迎えるんだろう」と思っていた。「ワニは結末を見ることが出来ると思っている読者との二重構造となっている」というコメントを見てなるほど~~~と思っていた。
年末くらいから始まったその企画は時折RTで流れてくるのを眺める程度で、自分には大きな影響を与えずに生きていたのだが、「あと2週間で、ワニ死ぬよ。」と言われてはっとした。「え、もうそんなに経ったの!?」時間が流れるのは早いなと思いつつ、ワニを一気読みした。99日目には「明日か……」3月20日には仕事を早めに切り上げ、ワニが更新される午後7時には家でじっとスマホの画面を見つめていた。
しかし時間を過ぎても更新が来ない。え?まだ?え???困惑しながらとりあえず風呂に入って上がってくると運命の100日目が更新されていた。
100日目はもうご存知のことと思うので割愛するけど、死ぬなんて思ってもなかったワニくんが死ぬ、友達も友達が突然死ぬなんて思ってなかっただろうし、登場人物たちに感情移入してみると本当に悲しい。
人間、いつ死ぬかなんてわからないし、周りの人もいつ死ぬかわからない。
生きている自分と、生きている友達を大事にしようと思った。
死は理不尽なものというのはわかってるけど、突然死ぬのは怖いし、周りの人が突然いなくなってしまうのは納得できないという感情がある。
今自分の周りに当たり前にいてくれる人たちがちゃんと今日そこにいるってことは当たり前じゃないんだなぁって思った。
みんなが幸せに明日を生きられるように願ってます。
特に新型コロナ禍が広がっている。(なんて読むの?わざわいでいいの?)
このウイルスの怖いところは、
感染すると隔離される(そのまま死亡してしまうケースも)
あっという間に重症化する
感染の広がりの勢いがすさまじい
らしい(twitterの記事を読む限り)
ワニじゃないけど自分が感染するなんて思ってないところに感染して、しかも重症化してしまったりする。今までの日常が明日には終わっているなんてことが本当によくあるっぽい。
本当に怖い時代だ。マジ、泣��てくる。
競馬も競艇も無観客、飲み会は大体自粛。そういう暗いムードになってるけど、今は辛抱する時ってことなんだと思う。
みんな、頑張っていこう!
客のいない競馬場に月は回るか
中京競馬場に日帰りで行ったことがある。ムーンライトながらという深夜快速があって、夜11時くらいの東京駅から、小田原に着くころには日付を回るので青春18きっぷを検札してもらい、朝5時には名古屋に着く。この行程のすごいところは東京ー小田原+青春18きっぷのみで名古屋に行くことが出来る点だ。そしてもちろん、この青春18きっぷで名古屋から東京まで帰ってくるのである。当時お金の無い僕らには画期的なルート。ただ、勝ちさえすれば名古屋で名古屋コーチンを食べ、のんびり新幹線でゆったり帰ってくるつもりではあった。
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つもりだった。
その日は朝から曇天で、雨も降るか降らないか、という感じだった。中京競馬場の最寄り駅からガードの下を歩き、門に着くと、30歳くらいのお兄さんに声をかけられた。
「職場の人に席頼まれちゃってさ。開門まで時間あるし、話さない?」
そのお兄さんが言うには上司命令でGⅠの席取りを毎年頼まれているそうで、今思うと中京で行われるGⅠは当時は高松宮記念のみで(2014年からJCDがチャンピオンカップと名称変更し中京開催となっている)年に1回の名古屋市民のお祭りだったのだ。
僕もどうせ開門まで少なくとも1時間はあって暇だったし、現地人と交流することで中京競馬場の席取りのダッシュコースを教えてもらいたいと思ったので快諾し、おしゃべりしながら開門までの時を待つことになった。
そのお兄さんが言うには、中京競馬場は以下のような特徴があるらしい。
坂の前でぱったり止まる馬が多い(中京改修はたしか2010年?)
高松宮記念は曇天になっているイメージ(イメージ)
馬場の重さと坂のせいでパワータイプの方が良い。
と、事前情報(?)を聞きながら開門を待つ。雨が本格的に降り出したので、お兄さんに教えてもらってゴール版を少し過ぎたところの屋内席まで走る。無事に席を取ることが出来た。お兄さんの職場の人とも意気投合し、盛り上がりながら、メインレースの時間を待つ。
高校時代の同級生(Tくん)は18きっぷで東京から��タート。知り合いのおっちゃんとおっちゃんの友達も来ることになっていて、彼らは新幹線で昼前くらいに来て、Tくんはようやく午後2時くらいにやってきた。
高松宮記念を前に、盛り上がりは頂点に。ハクサンムーンが返し馬でテンション高く上げずに行けるかどうかが注目されていた。
ハクサンムーンは本場場入場の際に”旋回”を始めてしまうクセがあった。この旋回癖はサイレンススズカも持っていたようで、「スピードのある馬は旋回する癖を持っているのかもしれない」といった噂がささやかれるような感じだった。ところで、このサイレンススズカの旋回癖はアニメ「ウマ娘」でも再現されている。ウマ娘はこういう競馬通ならニヤッと出来る要素が投入されていて素晴らしい。
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↑旋回するハクサンムーン。沸く観客たち。溜息をつくおっちゃん。旋回が足りないんじゃない?とのたまうT君。撮れ高があって喜ぶ僕。
曇天の中京競馬場は昼頃に日差しが差す時間もあったが、降ったりやんだりを繰り返して、メインレースまでに馬場状態は不良となるほど悪化していた。
ハクサンムーンは旋回を始めたものの、手が付けられないほどではなくしばらくすると馬場入りを果たし、待機場へ走り始めた。
酒井学を応援しているおっちゃんはひどく安堵していた。「いやーこれくらいのイレ込みだったら大丈夫だよー!ほんとよくやったよー!」酒井学がハクサンムーンを御し、返し馬に移ると観客からも拍手が沸き起こった。おっちゃんも一緒になって手を叩いた。
Tくんは「いやー、いつもより旋回が足りなかったな。これは力が出し切れないかもしれん」
僕の本命はエーシントップ。この泥んこ馬場なら芝代わりでもこなせるのではないか。そもそもエーシントップは3歳時には芝を走っていた。低評価なら先行して3着以内に残すことが出来るのではないか。
レースはエーシントップが逃げ、直線で後続を突き放す展開。思わず天にこぶしを突き上げる激熱ガッツポーズ。これはもろたでぇ~~~~!ハクサンムーンはスタートから先行できず、持ち味が生きない競馬に。番手で進めたコパノリチャードが差し切りMデムーロの飛行機ポーズで優勝。注目は3着争いだが、追い込んできたスノードラゴンに差され、最後の最後ストレイトガールにも差された。
曇天の名古屋の空を仰いだ。
中山12Rも外れ、新幹線でぬくぬく帰る夢は消えてしまい、中京の最終レースを見ることも叶わず、駅まで走り、慌てて東京方面への電車に乗り込む。風が強く、東海道線は遅れているらしい。夜遅く、静岡で乗り換える時に駅弁を買う。結局、東京に着いたのはほとんど日付が変わる直前だった。
青春18きっぷは日付が変わってしまっても、山手線圏内(都内)に入れていれば、無料で移動できるため、なんとか日帰りで帰宅することが出来たのであった。とにかくつらい旅だった。今なら間違いなく新幹線を使うし、若くて体力が無ければできないことだったと今では思う。
それ以降、この旅がトラウマなわけではないけど中京競馬場には縁が無く、再び訪れることが一度も出来ていない。
2020 高松宮記念予想
さて、思い出話が長くなってしまったが、そんなハクサンムーンと同じ父を持つセイウンコウセイはどうだろう。3年前の勝ち馬で、昨年も2着に食い込んでいる。優勝時よりもタイムを縮めている点も高評価できる。前走は休み明けかつ斤量も重かった。調教も1週間前からハードな内容(ウッドチップ6F一杯)で気合十分と考えます。
一応、本命はダノンスマッシュ。
昨年は非力さがかなり目立つようなレースだった。同様の観点でスプリンターズSは割り引いて考えたが3着。平坦向きの馬と思っていたがオーシャンSでも力強い勝ち方だった。力強さが出てくるようになって、中京コースも攻略可能。昨年の敗戦を坂路に押し付けられるか、あるいは左回りが難しいのか、実践に行ってどうかというところだが、メンバー的には実績上位だし後は中京コースを攻略するだけ。
▲ナックビーナスについては、前走のオーシャンSが好内容。モズスーパーフレアについても同レースで2kgの斤量差があったことを考えても評価できると考える。相手に。2.3.9.10.16.18
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次はいよいよ新年度!
大阪杯(GⅠ)の予想でお会いしましょう!
また来週!
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~以下、写真集~
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↑ムーンライトながら。右側で撮影しているのは筆者ではない。
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↑「ながら」を降りて、朝5時の名古屋駅。誰もいない。
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↑曇天の中京競馬場。ローカル扱いではあるので、入り口もそんなに立派ではない印象(2014年当時)
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↑弊ブログのアイコン。東京・神田川の桜。
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