#難聴パ��
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1話切りの季節(3ヶ月ぶり)だけど、今期明らかにあたし的にはもうダメ、なのは少なかったのよね。
そこで3話切りしそうなものをまとめておくわ。
あくまであたし的によ(あたりまえ)。
①甘神さんちの〜
無料公開原作3巻履修しての1話視聴。三姉妹巫女の家に引き取られる京大医学部志望受験生婚約者。
1話の区切り方は流石だったのと、京都舞台だしなるべく見続けたいけど、いかんせんあまりにも五等分の花嫁
②きのこいぬ
愛犬の転生ではない謎生物とホラー絵本作家。
空気感がゆったり。ゆったり過ぎて長く感じるわね。展開によっては耐えられなくなりそう
➂君は冥土様
押しかけ暗殺者メイドとの共同生活。
メイドの必要性が分からない(それ言ったら短剣使いの設定のほうも)。とにかく深いお話があるのか、ドタバタラブコメなのか謎
④妻、小学生になる
転生前の記憶が蘇った近所の小学生女子と父子の再会。
事案。悠木碧さんの無駄遣い
⑤村井の恋
高校の女教師に恋する男子生徒と、その生徒が推しキャラに見えてきちゃった女教師。
ギャグは面白いわね。難は作画というかアニメーション。よくある漫画のCMで、止め絵を無理やり微妙に動かしてセリフ載せるやつ、始終そのレベルの動きしかないから、それなら漫画でよくない?ってなる
⑥来世は他人がいい
関西と関東のヤクザの跡取り同士の恋愛
キャラデザがイマイチ感あるし、今どきヤクザ的な狂気はうーんって感じ
➆最凶の支援職【話術士】〜
なろう系。最弱が最強系。4人パで即裏切り分裂。
いちおう2話で裏切りカップルを奴隷にするらしいので多分そのへんまで
⑧トリリオンゲーム
無一文で企業して世界を買う口八丁とハッカーのバディスタートアップもの
内定を蹴ったソフバンの令嬢(言い方)から、ハッタリだけで資金調達できちゃうのが理解不能
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(注意: つらい内容が含まれます) ヨギタ・リマエ、BBCニュース 丘の上、木々の合間に、ミャンマー軍キャンプの廃墟がある。眼下に、特徴的なハートの形で地元で有名な、絵のように美しい湖が見える。足元には、地雷の薬筒や使用済みの弾丸が散乱している。兵舎があった場所では、散らばるトタン屋根の隙間から、黄色い花をつけた野草が顔を出している。キャンプの一角には、急いで掘られた塹壕(ざんごう)がある。 赤、白、青の横じまの中央にサイチョウという鳥が描かれた旗が、曇り空の下で風になびいている。ミャンマーの西部チン州で同国の軍事政権と戦う、民族武装組織「チン民族軍(CNA)」の旗だ。 CNAは7カ月前、地元の武装住民グループとともに、インドとの国境貿易の町リクホーダルにあるこのキャンプと、チン州の他の地域からミャンマー軍を追い出した。チン州の武装勢力は、2021年のクーデターでミャンマーのぜい弱な民主主義を粉砕した軍事独裁政権と戦ってきた。その彼らにとって、前例のない成果だった。 国軍がこの地域で支配権を失ったのは初めてだ。BBCは今回、同国西部で反政権勢力の躍進を目にするという、めったにない機会を得た。 リクホーダルでの勝利は、決して簡単ではなかった。武装勢力は1年以上にわたり、何度も攻勢をかけた。一部の家族は、耐え難い犠牲を払った。 画像説明,武装抵抗運動に加わったラルヌンプイさん ラルヌンプイさんはダンスが大好きな17歳だった。彼女のソーシャルメディアのアカウントは、人気映像のダンスをまねる彼女の動画でいっぱいだった。 「彼女はいつも自信たっぷりに踊っていた。でも、着飾ることには興味がなかった。兵士に憧れ、国のために命を捧げた兵士についての歌を一日中聴いていた。勇敢で強く、怖いもの知らずだった」。ラルヌンプイさんの母ラルサントルアンギさんは、そう話す。 クーデターが起こると、ラルヌンプイさんは両親を説得し、家族が暮らすハイムアル村で武装住民運動に加わった。その理由を、学校で手書きした英作文の中で、次のように説明していた。 「ミャンマーはいま、壊れている。(中略)ビルマ兵は私にとって敵だ。情けがないからだ。(中略)私の将来は国民防衛隊にあって、私はそれが好きだ」 2022年8���、彼女の村の武装住民らは他のグループとともに、リクホーダルの軍キャンプに攻撃を仕掛けた。 「私たちは13日間連続で、相手側にドローン(無人機)の雨を降らせた。爆弾のほとんどは私が作った。私が部隊で一番の溶接工だったので」と、ラルヌンプイさんの父ラルジディンガさんは言う。彼はクーデター前はトラック運転手だったが、ハイムアルで何人かと国民防衛隊を組織するようになった。 この時の攻撃では、軍キャンプを奪うことはできなかった。双方に犠牲者が出た。 ミャンマーの地図 2022年8月14日、ミャンマー軍は報復攻撃としてハイムアル村を急襲した。住民の話では、民家十数軒に火が放たれた。私たち取材班は、そのような家屋の残骸をたくさん目にした。ミャンマー軍は、北部と西部で抵抗勢力を抑え込むため、何万軒もの民家を焼き払ったと非難されている。 この報復攻撃で、17人が軍に人質に取られた。ラルヌンプイさんと、弟のラルルアトマウィアさん(15)も含まれていた。その後、この2人を除いて全員が解放された。2人の父親に軍が仕返しをしたのだと、家族は考えている。 2日後、ハイムアルの外れにある森の浅い墓の中に2人の遺体があるのを、村人たちが発見した。 どちらも残忍な拷問を受け、銃床で殴り殺されていた。ラルヌンプイさんはレイプされていた。弟の胸、腕、性器には熱湯によるやけどの跡があった。BBCは、遺体の詳細な写真と検死報告書を確認している。 BBCはこの件でミャンマー軍に質問を送っているが、まだ回答はない。 ラルヌンプイさんの弟ラルルアトマウィアさんはまだ15歳だった 「子どもたちに何が起こったのか、考える勇気がない」。父ラルジディンガさんはしばらく黙った後、言葉を探すように言った。「子どもたちは殉死者だ。私よりずっと立派だった」。 少しの間を置いて、彼は続けた。子どもたちのことを愛情をこめて語る、誇らしい父親の姿だった。「息子は私より5センチ背が高くなっていた。話し好きで、家の手伝いを何でもいやがらずにやった」、「2人は切っても切れない仲だった。人が集まっているところに娘が行けば、みんな楽しく笑顔になった」。 母ラルサントルアンギさんは、涙を拭いながら末娘のハダシちゃん(4)を抱きしめ、こう話した。 「夫には、子どもたちの死で落ち込まないように言っている。これは私たちだけの問題ではない。将来の世代も自由は必要だ。何の権利もなく、軍の言いなりになるような、そんな状態で暮らすのは正しくない。命をかける価値がある戦いだ。私は自分の子どもたちを誇りに思っている」 私たちはミャンマー滞在中、戦闘服に身を���んだ人たちに会った。半自動小銃などの銃器を携えている人��いた。ただ、職業軍人ではない。野蛮な紛争に直面し、見事なまでに意を決している農民、学生、一般住民たちだ。 国民防衛隊のヴァラ司令官は、ハイムアルの眼下に広がる緑豊かな谷を指さしながら、ミャンマー軍はこの全域から撤退し、最も近い基地でも直線距離で50キロ以上離れていると笑顔で説明した。現地の墓地では、ピンクと白の造花で覆われた新しい墓へと私たちを案内した。 「軍事政権と戦って死んだ人たちのものだ」と、ヴァラ司令官は義理のきょうだいの墓のそばに倒れている花束を戻しながら言った。私たちは、ラルヌンプイさんとラルルアトマウィアさんの墓も見つけた。 私たちが会った住民らのほとんどは、ハイムアルの南にあるチン民族軍のヴィクトリア基地で訓練を受けていた。私たちは、緑深い森と山間部を通る、曲がりくねったでこぼこ道を進み、同基地を訪ねた。 そこでは、制服を着た何百人もの若者が新兵となって、広々とした平原を行進していた。 行進が終わると若者たちは、「私たちの祖国、愛する土地、私たちは血と命をかけてそれを守る」と歌う。 そして、武器の訓練へと続く。銃声が響く。 全員18歳以上だと説明されたが、もっと若く見える人も多い。2011年のミャンマーの民政移管で、大勢が自由を味わった。それだけに、もはや軍事政権は受け入れられないと考える10代の若者たちが、それぞれの夢を捨てて、抵抗運動に加わったのだ。 サン・ダール・リンさん(19)は教師を目指していた。 「クーデター後の最初の1年は、それほど悪くなかった。けれども、やがて軍が私たちの村を砲撃し始めた。私たちの家は壊されて、村に入って来た兵士は家を燃やし、人や動物まで殺した。私たちはジャングルに逃げた。かなりの人数がいたので、ジャングルがそのまま村になった」 「おじは無残���射殺された。私は軍が大嫌い。自分の国と国民を守るため、CNAに加わった」 私たちは行く先々で、ミャンマーの若者たちが革命の波に巻き込まれているのを目にした。 ビルマ国家のために働いていた何千人もの人たちもまた、支持する対象を変えた。 ヴァンラルペクタラさん(22)はかつて警官だった。 母親のモリー・キアンさんは、息子が警察で訓練を受けていたころの古い写真を3枚差し出すと、「彼はそこそこの月給をもらっていた。私たちは幸せで満足していた。そうしたらクーデターで政府が倒され、彼は抵抗運動に参加することを決めた」と説明した。 モリーさん自身は青春時代を軍事政権下で過ごした。「当時は楽しい日なんて1日もなかった。軍がとても���かった。だから私は息子の決断を支持した」。 息子ヴァンラルペクタラさんは2022年3月に抵抗運動に参加。その6日後に殺害された。 モリーさんは胸と首を指さしながら、「息子はこことここを刺された」と言った。「残忍に襲われた。片足は切り落とされていた」。さらに話を続けようとしたが泣き崩れた。「この話をするのはつらい」。 ヴァンラルペクタラさんが死んだ時、彼の妻は妊娠していた。もうすぐ1歳半になる男の子は現在、遠く離れた難民キャンプで暮らしている。 軍が村から追い出されたときの気持ちを尋ねると、モリーさんは拳を突き上げた。「とてもうれしい。でも完全な勝利が見たい」。 彼女の次男も国民防衛隊の一員となっている。 国軍に比べれば弱い複数の反政権勢力が、この紛争の流れを変え、はるかに強力で装備の整ったミャンマー軍を守勢に立たせた。それができたのは、一般国民の幅広い支持があるからだ。 「最初は軍が勝っているように見えた。しかし、戦争であれ政治であれ、国民の支持がなければ誰も勝てない。軍は武器では優位かもしれないが、民衆を味方につけられていない」。チン州の反政権グループが設立した並行政権の「首相」に指名されている政治家、パ・サンさんはこう話す。彼はアウンサンスーチーさんが率いる国民民主連盟(NLD)のメンバーでもある。 並行政権は、チン州全域の80%近くを掌握していると主張する。しかしミャンマー軍は、州都を含め戦略的に重要な町のほとんどを今も支配している。 それでも、反政権勢力には勢いがある。今週初めにはトンザンという町を奪った。 チン民族軍のフテト・ニー広報官画像提供,AAKRITI THAPAR/BBC 画像説明,チン民族軍のフテト・ニー広報官 「ここは私たちの土地だ。ビルマ軍の土地ではない。私たちは勝利を収めつつある。この土地の隅々までよく知っているからだ」。チン民族軍のフテト・ニー広報官はそう言う。 民族軍側が戦果を挙げている理由は、ほかにもある。国内各地の反政権勢力が協調し、軍が力の入れどころを選ばなくてはならない状況を作っているのだ。チン民族軍によると、自分たちはカチン独立軍やカレン民族解放軍、カレンニー軍と協力関係にあるという。 反政権勢力が直面する最大の課題は、グループ同士の内紛だ。チン州だけでも数多くの派閥が活動しており、その多くは従来から敵対している。 前出の政治家パ・サンさんは、結束を維持するのは可能だと主張。クーデター後に軍によって投獄されたアウンサンスーチーさんが率いる、選挙で選ばれた文民政府を代表する国民統一政府(NUG)の下で活動することに向けて、将来的な計画があると話す。 「私たちは鋭意、法律と憲法を作成している。NUGの一員として、チン州から大臣2人と副大臣1人を出す予定だ。ミャンマー軍が敗北を認めるときに向けて、あらゆる準備をしている」 私たちが会った人たちには、明らかな共通点があった。自分たちは勝てると、全員信じているのだ。 「もう、それほど長くはかからない」とパ・サンさんは言う。「こういう予測をするのは良くないが、私たちがあと2〜3年以上戦うような、そんなことにはならない。そう信じている」。 (追加取材:アアクリティ・サパル、サンジェイ・ガングリー) (英語記事 The devastating cost of fighting Myanmar's military dictatorship)
【ルポ】 ミャンマー軍事独裁政権と戦う人たち その途方もない犠牲 - BBCニュース
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"Anno Domini"BLACK SABBATH
I.R.S Records在籍期のBLACK SABBATHのアルバムは長年廃盤とされてて、再発が望まれていた。この辺の背景が自分には良くわからず、一説によるとTony Iommi以外のバンド名所有権を持つメンバーが首を縦に振らなかったという話もあるが(まあそれもありうる話だ)、I.R.S.から出た作品自体があまり再発されない印象もある。例えばここから出ていたNUCLEAR ASSAULTの"Survive"など、初版以来一度も再発がどこからもされず、少し昔あるレーベルが再発に挑んだところ、未許諾ということで発売即回収されていた。僕は運よく回収前にそれをゲットすることが出来、現在も所蔵しているのだが、明らかに初版制作時の素材を使っている素晴らしい出来で、これは海賊版としてではなく当初よりバンドメンバー自身が制作に関与したものと見ている。つまり、I.R.S.は法的交渉が難しい会社なのではないかという推測を僕はしている。
真相は不明だが、どのみち難しい壁が立ちはだかっていた作品群には違いなく、今回こうして高額なボックスセットという形ながら再び陽の目を見たのは喜ばしい限りだ。叙情云々より���当時のアリーナロックの志向が伺える"Headless Cross"に"Tyr"、当時のUSオルタネイティブ勢やヘヴィグルーブ勢への本家からの回答という趣の"Forbidden"と"Cross Purposes”と、どれを聴いてもやはり凡百のバンドにはかなわないだろう遠心力を感じる。特に後2作品は、自分のようなオリジナルサバスが不得手な人間にとっては、聞きやすく本来のサバスのグルーブに触れることが出来て有難い。自分サバス素人なんで、"Forbidden"が駄作とかそういう評は一切気にしない。パっと聴いてカッコいいと思えるか否かが全てだね。例えばDIOの"Lock Up the Wolves"とか、僕メタル聞き始めの頃雑誌の言うこととかまったく気にせずかぶりつきで聞いてたもの。
気になるのは内部の体裁なんだけど、ケースは全部紙なので、その辺だけは踏まえて購入の判断をされることをお勧めします。ジュエルケース4枚くらいゆうに入りそうな箱なんだけどね。
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夏の舞踊学校2023 クラス紹介
8月11日(金)
10:30-12:00
北村思綺『身体を見つめる脳にも気持ちいいバレエ』/2500yen
足裏ほぐしから始め、ターンアウトやお尻のエクササイズを取り入れ身体にスイッチを入れてからバーレッスンを行います。まずはバレエの立ち方から、頭と身体を使ってしっかり丁寧に向き合うようなクラスです。
13:00-14:00
鈴木佳奈『ジャイロキネシス®︎』/2500yen
60分間にジャイロキネシス®︎のモットーとしている「心地よく・あるがまま・わくわくするような楽しい気分で味わって」を詰め込んで、どなたにも気を張らずにご参加いただける内容でお届けできたらと思います。
前半は、イスに座った状態で「流れのある動き」の反復と呼吸の波にのって踊るように。後半は、フロアワークとスタンディングで足裏から大地に根を生やすようにどっしりと。
カラダを芯からすみずみまで意識した動きと呼吸のハーモニーで関節や筋肉のバランスを整え、「もっと動きたくなるカラダ」をみつけていきましょう。 14:30-16:00
彩希子&SUMIRE『モデル&タンゴ!ウォーキング交換留学!?〜対談と実践〜』/3000yen
「ハイヒールで歩く」という共通項から生まれた、モデルとタンゴのコラボレッスンです。2人の異なるジャンルの「ウォーキング」をテーマに対談と実践を交えながら、楽しく歩きや表現を深めていきます。
ワークショップの最後は【ファッションショー形式】で、モデル体験。 ”空間と衣装と、そして床を感じて強く立つ事、〇〇を大事に歩く” あなたの歩きと表現が、新たな美しさを獲得しているはず!
講師も、どんな効果が生まれるかと楽しみにしている、挑戦的なレッスンです。「歩き」に興味があるすべての方へ。 経験、性別、年齢、体型、ヒールの高さを問わず歓迎します。 お気に入りのハイヒール靴をご持参ください。
18:30-20:00
清水えりか・品野剛之『華やかな宮廷世界を体験!社交ダンス入門』/3000yen
10種類以上ある社交ダンスの踊りの中でも、ヨーロッパの舞踏会でよく踊られていた「ヴェニーズワルツ」をピックアップして踊ります。
男女が向かい合って手を取り、速いテンポの三拍子に合わせてくるくると回っていくため、やや難易度の高い踊りではありますが、軽快で華やかな音楽を聴けばきっと思わず踊りたくなるはず!
今回はショーや舞台でもすぐに使える簡単な振り付けをご用意しました。 社交ダンスをそれっぽく踊ってみたい!というご要望に応えられるはず。
初めての方もぜひ宮廷の世界を楽しんでみてください。
8月12日(土)
10:30-12:15
中谷広貴 『バレティーク for チェア』/3000yen
バレエとイメージすると高い柔軟性や特別な容姿が備わっていなければ行うことが出来ないと思われがちですが、呼吸と音楽をベースに、バレエが求める身体の使い方を椅子を使うことで誰でも安全に心地よく体験することの出来るクラスです。 そしてバレエを踊る上で重要となる引き上げやターンアウト、上半身の使い方にも集中してレッスンを行なっていきますので、バレエのテクニックや表現力を高めたい方にもオススメのクラスです。
13:00-14:45
大江麻美子『プリエ・タンデュで広がるバレエ』/2500yen
基礎レベルのバレエクラスです。プリエとタンデュはいわゆるバレエの基礎と言われることが多いですが、それはなぜなのか、プリエとタンデュを組み合わせてバレエのどこまで行けるのか、を体験するクラスです。
納得しながらすすめていきます。
16:00-18:00
奧山ばらば『ゆったりから始まる。』/3000yen
力を抜いたボーっとした意識、重力に従ったカラダの準備から始めます。 そして、呼吸の抑揚を使いながら色んなイメージをカラダに出入りさせてみます。また、外側の空間にも意識を広げてみて、カラダの内と外の入れ換えや、背後をイメージした歩行などにも取り組んでみます。
「器」としてのカラダづくりを楽しんでみましょう。
18:30-20:30
森川弘和『ようこそ森川クラスへ/試行錯誤を楽しむ、自分の練習を見つける』/3000yen
床をごろごろ動く練習、ひとりで体を探る練習、ペアになって相手に影響したりされたりする練習(コンタクトインプロヴィゼーション)の 3 本立てです。上手にできるように���ったり何かを習得するということは忘れて、それぞれのペースで動きを愉しんでいきましょう。体に意識を向けたり動きを丁寧に観察することを大切にします。体や動きに興味のある方でしたらどなたでもご参加いただけます。(少々の筋トレや挑戦が含まれます。)
8月13日(日)
10:30-12:00
赤木はるか『バレエを整える』/2500yen
バーレッスンからセンターレッスンまで行います。バーレッスンで軸、ポジション、パを整え、センターレッスンまで意識を繋げます。また、パ を整えることにより動きの組み立てかたの理解を深めます。
12:30-13:30
重田侑美『表情力を鍛えて新たな表現力を身につける!コアフェイストレーニング』 〜顔も体と同じ筋肉、意識して動かしましょう!〜 /2500yen
40代半ばすぎから、お顔の老け感や左右差が気になりだし、何とかしたくてコアフェイストレーニングを開始。
やっていくうちに、老け感の改善は元より、笑顔の印象が全く変わったのにビックリ!表情も豊かになるし、自分のお顔は自分で作れる、この楽しさをお伝えしたくて活動しています。
14:00-15:30
石亀尚子(をどり組)『かっぽれ入門』/2500yen
江戸の伝統芸能である『かっぽれ』を体の使い方の特徴から始めます。なんば歩き、すり足、など日本の伝統芸能特有の使い方がふんだんに盛り込まれています。また男踊りですので外に向かった体の使い方をし、五穀豊穣などお祝い事である「陽」の踊りを体験していただきます。
日本特有の身体の使い方を体験したい方、ダンスはちょっと恥ずかしいけど「踊り」ならという方、脳トレをしたい方、ぜひぜひご参加ください。 老若男女入り混じり、ねじりはちまきで楽しく踊りましょう。
*お持ちの方は足袋を、お待ちでない方は靴下をご持参ください
16:00-20:00
岩渕貞太『エイリアンのダンスフロア』/5000yen
2023 年 3 月の新作『ALIEN MIRROR BALLISM』のラストシーン「ダンスフロア」の振付を踊ります。 このシーンは「アメーバ身体」、「指の踊り」、「クロスリズム」などいくつかの要素をダンサーと共有して、それぞれの身体と思考で 20 分ほどの曲を乗りきる、踊りきるシーンです。4 時間のワークショップでシーンが出来上がっていくプロセスを体験していただけます。 岩渕の身体の思考と振付法のエッセンスがぎゅっと詰まってます。楽しいと思います!!

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2023年6月13日
LUNA SEAさん「【まもなく受付終了!】 アリーナツアーSLAVE先行 SLAVEシート・ファミリーシートは本日18時受付終了となります。是非お見逃しなく!!」https://twitter.com/LUNASEAOFFICIAL/status/1668122774349701121
ドーパの「パ」さん「あっ あと 俺のチビオレンジが昨日は友達ができたようで嬉しそうでした! よかったね! https://t.co/Ftd3Q7KxGi」https://twitter.com/P_P_Jones/status/1668031510539288576
INORAN_OFFICIALさん「急げ🤟🤟🤟🤟」https://twitter.com/INORAN_OFFICIAL/status/1668126407187382273
葉山拓亮さん「【菰口雄矢 x 葉山拓亮】 夜部にてキャンセルが出ましたのでチケット予約受け付けます! KOMOHAYA Acoustic Session “VOLUME ZERO” 6月18日(日) [夜部] 開場17:30 / 開演18:30 六本木CLAPS https://t.co/opxorpdGI6 [問]03-6421-1263 https://t.co/gPXdxfRdz5」https://twitter.com/HiroakiHayama/status/1668131816564477954
nao 首振りDollsさん「負けてらんない。 燃えてる。 再戦の申し込み待った無し。 その時は絶対来いよな! 福岡最高でした。 ありがとう! #アイリフドーパ #首振りDolls https://t.co/JgnJt421sl」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1668147040256430080
KINGRYOさん「3年前、 壊れてしまった世界で俺に歌う事を許してくれた場所 3年ぶりに行ったら仲間たちが楽しそうに歌ってた😊✨ また歌いにいきます! https://t.co/cNDJmwVelx」https://twitter.com/kingryoworld/status/1668147731926482945
YOSHIKI CHANNELさん「#YOSHIKICLASSICAL 10th Anniversary World Tour with Orchestra 2023 ‘REQUIEM’」 日本公演チケット #YOSHIKICHANNEL/#YOSHIKImobile にて本日12時より先行抽選受付開始! 抽選受付は6月18日(日) 23:59まで ■YOSHIKI CHANNEL 先行抽選受付 【受付URL】https://t.co/lYGKYxUE3N… https://t.co/IbNYAGlw6L」https://twitter.com/YoshikiChannel/status/1668088514888728576
nao 首振りDollsさん「現れるタイミングがマツケンさんでした!!」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1668152297195716613
Hydeさん「[STAFF] 「HYDE LIVE 2023 Presented by Rakuten NFT」のHYDEIST先行受付は本日23:59まで! お申込み忘れのないようお気をつけください。 9/9(土),10(日) 幕張メッセ イベントホール 開場 15:30 / 開演 17:06 お申込みは↓ https://t.co/A3TCNJq1mv #HYDE #HYDELIVE2023 #楽天チケット #RakutenNFT」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1668154296842731522
ANZU-SHIN (noriko akiyama)さん「鳥を見た の、いちばん新しいCD。 ジャケット画かわいい... 楽しみに聴きます。 https://t.co/gVSEYVQqqi」https://twitter.com/pkpkppk/status/1668089117522153474
鳥を見た toriwomita 公式さん「7/13 (木) 鳥を見たpresents 【サボテンだら��の部屋】 荻窪club Doctor 出演: ◎鳥を見た ◎ほたるたち ◎komori & yusa(from 壊れかけのテープレコーダーズ) OPEN 19:00 START 19:30 adv ¥2500 door ¥2800 予約 https://t.co/qluTMEA5vz https://t.co/NI3LDE2UMH」https://twitter.com/toriwomita/status/1668165410330656768
seekさん「MIMIZUQリハーサル。 水曜日は怪人二十面奏と高円寺二万電圧で激突!! 土曜日はMIMIZUQ5周年渋谷PLEASURE PLEASURE!! 日曜日はバス旅行森林浴in山梨!! https://t.co/zdnSHI8MZG」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1668166076813942785
☕️ふなもと健祐🥁さん「音楽を愛する方々には必ず楽しんでもらえる夜になること確実な夜です。 ぜひぜひお越しください!!平日でゴメンね!!」https://twitter.com/funamoch1/status/1668166456499130373
古明地洋哉さん「『山崎怠雅と古明地洋哉 vol.2』 9/8(金)@阿佐ヶ谷harness 開場19時/開演19時半 前売¥2,000/当日¥2,500(+1drink) 予約:[email protected]へのメールにて受付 問:03-6454-6277(ハーネス) https://t.co/NixIThMobL」https://twitter.com/hiroyakomeiji/status/1667523836663955463
Deathrollさん「【募集】 江古田のライブも無事終了しまして、次のライブの予定を募集致します。 ライブ可能地域は関東圏及び大阪として募集したいと思います。 お気軽にライブのお誘いよろしくお願い申し上げます。」https://twitter.com/DEATHROLL_JAPAN/status/1668102903436046338
舞夕-マユウ-さん「《次回 ライヴ告知》 今週の土曜です。 このライヴの後は、1ヶ月以上 開きます。 観た事 無い人も、会った事 無い人も、気軽に会いにきてください! 最近「はじめまして」な人や「やっと会えたね」って人が増えてきて、嬉しくもあり 有り難くも思ってます。 DMにて予約受付中です! https://t.co/mRPfAoyxhH」https://twitter.com/hrz45mayou/status/1668066036258869248
宮脇 渉さん「12012 20周年"Special対談" 次回は最近復活もしたこの方...真緒君(@mao_Sadie )です‼︎ 同じ大阪結成バンドとしてツアーも回ったり刺激し合えた戦友✨ 復活内緒にされてたから驚きましたがその辺りも語りたいですね! お楽しみに♪ 6月24日 20:00〜スタート‼️ #20周年12012 #Sadie https://t.co/h50mydz6bL」https://twitter.com/wataru_12012/status/1668183702919352320
小笠原 健一@2023.05.14(Sun) 寺田町Fireloopさん「今日は長丁場で新しいバンドのアルバムに向けたプリプロ作業でした✨ 好き嫌いがはっきりする音楽性かもしれないけど、自分が好きじゃなきゃ0からやる意味がないので音楽業界がどうとか流行りがどうとか関係ない 音源の曲、並べて聴いてみてヤバイのつくったって素直に思った… https://t.co/1QnSpBwatb」https://twitter.com/kentan_vijyu/status/1667942563104575488
さいか@Agnicorさん「また、今回のイベントでは下記のYouTubeページにて無料配信をしております! 来れなかった方や振り返りたい方など...ぜひこちらからご視聴ください✨ 素敵な出演者様ばかりですよ~(ノ˶>ᗜ<˵)ノ https://t.co/TekoNB3lCN #バンド #仙台 #ライブ配信」https://twitter.com/saika_0827/status/1667845730931982336
DEZERT 千秋 / Chiaki Ichinoseさん「でざとりっぷツアーありがとうございました。至極楽しかったでございます。また遊んでください。次は脊髄ツアーでお会いしましょう。バモス https://t.co/dMJQtRwskU」https://twitter.com/ichino_chiaki/status/1668158088468369409
kazuyaさん「PRAYBOYもう一年前ですか。 自分が作曲させて頂きましたが 闇と光のグラデーションが好きですね。 そして努の声が重なり より引き立ちました。 まだ聞いてない方は是非 アレンジも頑張りましたが 作曲より全体アレンジより ドラムの打ち込みが1番時間かかりました(笑) そんな曲どうぞ!」https://twitter.com/kazuya2418/status/1668098908596338688
Petit Brabanconさん「#PetitBrabancon Tour 2023 「INDENTED BITE MARK」を記念し 渋谷・名古屋・大阪・仙台・横浜・福岡 全国6箇所の街頭ビジョンにて 6/14発売EP収録「孤動」MVが放映⚡️ 🗓期間:6/12(月)〜6/18(日) 【渋谷】シブハチヒットビジョン/シンクロ7シブヤヒットビジョン(8面連動) 【名古屋】NAGY… https://t.co/7Q8H8H40yl」https://twitter.com/PetitBra_staff/status/1668104804625969153
kazuyaさん「EX-FIVE |エクスファイヴ-2023.7.14新宿LOFT (Teaser) https://t.co/b9fr2bPCYY @YouTubeより ティザーアップしました! 映像はSHUN.さんに お願いしましたが かなりセンス良男さんでした! さすが👍 是非ご覧ください!」https://twitter.com/kazuya2418/status/1668092197844156416
坂本美雨のディアフレンズさん「🕊#坂本美雨 の #ディアフレンズ🕊 映画 #怪物 に���使われた坂本龍一さんの 「Aqua」は、教授が美雨さんのために 作った「in aquascape」のカバー🎹 なので、この曲を聴くとディアSTAFFは グッとくるものがあるのです…🥹 https://t.co/IOxspe1gUS 「in aquascape」▶︎https://t.co/QWEG7fNLNa」https://twitter.com/dearfriends80/status/1668091856692076544
DEZERT SORA(4444)さん「アコースティックライブパフォーマンス、明日の公開で一区切りです。 本当に全て素晴らしい歌です。 聞いてね😆」https://twitter.com/DEZERT_SORA/status/1668040073072488449
hitokiさん「チケット情報!! 7/19(水)東京 発売中 https://t.co/ipE2lbp47Z 会場 https://t.co/ZJna6Zazec 7/31(月)名古屋 発売中 https://t.co/XFOl5cS7li 会場 https://t.co/6FuXfnxLNY 8/1(火)大阪 発売中 Lコード 52488 https://t.co/RFtemaBsSj 会場 https://t.co/h9lMpkw9GY https://t.co/bAfVulWDN2」https://twitter.com/hitokill/status/1667910711031504897
Tohya@vistlipさん「噂のSacchanとMacchanです🫰🫰バズれ! https://t.co/FGKx6QWBYb」https://twitter.com/tohya_vistlip/status/1667908083941806081
Tohya@vistlipさん「みーちゃんちあきさっちゃんそらくん!🫶 https://t.co/6pZyPXzKYA」https://twitter.com/tohya_vistlip/status/1667903696997588999
瑠伊 vistlipさん「でざとりっぷ楽しかったねぇ。 三本じゃ足んなーい。 いつかまた一緒にできるといいね。 本番前ギリギリまでメイクだったから今日のお写真はステージで。 こんなのも珍しくていいね。今回はSORAくんから撮ろう言ってくれた。そしてMiyakoくんとも撮れた。あわよくば千秋さっちゃんとも撮りたかったな。 https://t.co/9nlA8O1VLh」https://twitter.com/ruiofficial_t/status/1667926397866893312
DEZERT SORA(4444)さん「でざとりっぷ! 本当にやらせて頂いて 嬉しいツアーでした! ちょっと今日もごめんなさいラーメン食べます! 海さんまたご馳走様です! 皆様本当にありがとうございました。 また会いたいので、また会いにきてくれたら嬉しいです! また遊ぼう! ありがとう東京! らぶ!」https://twitter.com/DEZERT_SORA/status/1667885454744776709
DEZERT Miyakoさん「でざとりっぷありがとう✨ 本当楽しかった! またやりたいなぁ😌 https://t.co/AUmDXwyrfo」https://twitter.com/DEZERT_Miyako/status/1667895954899607553
ジグソウ Officialさん「・蚕MV FULL ・コンセプトアーティスト写真【蚕】 公開 MV URL https://t.co/1PACTyrfqn https://t.co/BO502Tpf3x」https://twitter.com/jigsaw_offi/status/1668226714634272772
【公式】イクシアさん「New Band『イクシア』 @neku_ixia @hayate_ixia @YuKi_ixia @shota_ixia @azuki_ixia 2023.8.24 HOLIDAY NEXT NAGOYA Now Loading... https://t.co/Hb9NYEkq4U」https://twitter.com/official_ixia/status/1667124542572220416
ゼツメイさん「どちらも運命の人なら、繋げちゃおう。 ゼツメイ Lyric MV『接続肢』 https://t.co/HxHUpdUfUX https://t.co/g3s15I654K」https://twitter.com/zetsumei_info/status/1667864414668849152
LM.C officialさん「【LIVE】 SAITAMA Summer Rock Festival 2023 at 埼玉会館ホール にLM.Cの出演が決定‼️ 「漆黒Fes.~漆黒のシンフォニー45分BATTLE~」 ◾︎日時 2023年8月24日(木) open12:30 / start13:00 チケット情報は近日解禁となります🎫 お楽しみに✨ https://t.co/0CNbcs3cIJ」https://twitter.com/LMC_staff/status/1668084631445569536
SEXX GEORGEさん「大阪より、無事に帰宅しました 6/1以来の自宅 うんこ💩大戦争はかなり悲惨な戦いでしたが、みんな元気でした 改めて、明日御礼ブログを書かせて頂きます 重ねて、皆々様 ありがとうございました❤️🔥 https://t.co/E8gQR12T1F」https://twitter.com/abikoshinonkai/status/1668234234446897153
ヨネゾー@72.0kg→71.4kg😑さん「https://t.co/wrsWoJ8fOW」https://twitter.com/yonezo1213/status/1668209839523381248
SEXX GEORGEさん「大阪梅田ポテトキッド 45周年記念公演最終日 ありがとうございました!!! 来られた方は知ってます 如何にオレがヘロヘロだったか😝 でも音楽はやり切りました! マジ卍ありがとうございました✨ 夜は寝るべし! 夜勤の方、朝までがんばれ〜 ㊗️大阪梅田ポテトキッド45周年 そして皆んなが万歳🥰 https://t.co/qldFTKKtBU」https://twitter.com/abikoshinonkai/status/1667944799067078656
迦楼羅さん「5/28(日) 秋葉原CLUB GOODMAN 華胥の夢 を迦楼羅YouTubeチャンネルにてアップしました🤘 宜しかったらご覧くださいませ🙇♂️ https://t.co/lEBl0J9XXq #陰陽座 #華胥の夢 #迦楼羅 https://t.co/VvF6zzZ07C」https://twitter.com/COBHCgaruda_omz/status/1668095149027758080
ArkRoyalさん「【next stage】 【Tribal Scream Part 1】 6/ 30(金)札幌CrazyMonkey OPEN 18:30/START 19:00 3500/4000+ドリンク (並び順) 御予約はDMまたはcontact(https://t.co/j113raLfCU)にて受付いたします🔥 https://t.co/4GahC4Cuc2」https://twitter.com/AarkRoyyal/status/1668094853971058689
KONDO AOI.さん「Zipang再始動LIVEに向けて音楽関係者の皆様からのコメントをいただきました‼️第一弾はV系シーンを代表するKISAKI氏より。 公式LINEアカウントを友だち登録・フォローしてもらえるとすべての動画を見ることが出来ます👇 https://t.co/0x1KJ2zcyS #zipang再始動 #zipang #再始動 #kisaki https://t.co/k6tYnGBZ6x」https://twitter.com/kondoaoi/status/1665673985978167296
ZONO:ZIGUEZOY:PANSYさん「次の予定はコチラ! 僭越ながらわたしの結婚パーティーでまた東京へ伺います👰👰♂️🖤 新宿です!エントランスフリー🍷 どなた様も是非会いに来ていただけますと幸いです🥹🦇」https://twitter.com/pansy_romantics/status/1668233824604680192
Ki―(KAUXS)さん「突然のご報告ですいません。 メンバーとしっかり協議して出した決断で、 しばらくは裏方に専念させていただきますが。 4人のKAUXSを引き続き応援して頂けると幸いです。 よろしくお願いします。」https://twitter.com/ki8818/status/1628715255374176260
KAUXSさん「◤◢◤❤️🔥ライブ情報❤️🔥◢◤◢ 2023年6月30日(金) ~Tribal Scream Part 1~ @crazy_sapporo 開場18:00 / 開演18:30 前売¥3,500 / 当日¥4,000 (別途1D¥600) -出演- TSP 【Takenori Shimoyama & Phoenix】 ArkRoyal TECHNOBREAK KAUXS 他… 🎫チケット🎫 バンド予約DMにて受付中📩 or 会場予約 📧 https://t.co/qYUD2wncDq」https://twitter.com/Kauxs_official/status/1665650039409233921
Ki―(KAUXS)さん「続報を待て❗👍」https://twitter.com/ki8818/status/1664965932001931264
PassCodeオフィシャルさん「【お知らせ】 最新EP「GROUNDSWELL ep.」6/21(水) リリース記念🎧 発売1週間前の6/14(水) 21:00より メンバーが音声とチャットで参加する「AWA LOUNGE」緊急開催⚡️ 今回はメンバー全員登場です♪ ▼参加方法はこちら! https://t.co/2mr8UNyTE0 #PassCode #AWA https://t.co/bsMXt3eCHr」https://twitter.com/passcodeO/status/1668181356420136961
森 翼Tsubasa Mori/MIMIZUQさん「モイ!iPhoneからキャス配信中 - https://t.co/OQ269YWqv6」https://twitter.com/mori_tsubasa/status/1668218466057453568
アイリフドーパのジブちゃん🤡さん「福岡Queblickでも100杯達成でマツケンサンバ♪ドーパと首振りDollsとスタッフさんで50杯以上頑張りました…🍺達成と同時に到着したエガッチョさんさすがすぎました…👏 マツケン中テキーラとイエガーばっか出るのがQueblickらしいです🥹 #福岡Queblick #池袋Adm https://t.co/m9s07TYhBG」https://twitter.com/redzibra/status/1668195940564635648
RYUICHI KAWAMURA INFOさん「【Tourbillon チケットぴあ プレリザーブ1次予約受付中!】 Tourbillon Live 2023 20years Since Time Began 8月5日(土) 開演18:00 8月25日(金) 開演18:30 Zepp Haneda(Tokyo) 受付は明日6/13(火)23:00まで! https://t.co/7aCe8YT0nd https://t.co/PObRoaZZx3」https://twitter.com/RYUICHIinfo/status/1668225962205650945
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01/21 ヤクザと家族 The Family 試写会に参加しました
*ネタバレどころか全編通しての感想なので一定期間が経過したら本記事は非公開に移行いたします🙆♀️
*記事全体でお名前や役名などを敬称略にて記載させていただいている部分が多数あります。ご不快に感じられる方がいらっしゃいましたらブラウザバックしていただけますと幸いです。
2021年1月21日(木)、映画「ヤクザと家族 The Family」試写会に参加させていただきました。年末年始は「1月29日を迎える」ことを目標に繁忙期を生き抜いたため、当選通知のメールを見た瞬間私の2021年は終わったような気持ちでした。(誇張表現)
今回も初見時の気持ちをフレッシュに残しておくべく、鑑賞しつつこんな感じでメモっていました。 黒い文字が上映中のメモ、緑の文字は帰宅後に補足で書き足したメモです。

これまでは人に見せることを前提とせず目と耳に入ったことや感想を自由にメモっていたのですが、今回を機にメモを見返しつつ(時に載せつつ)感想ブログなどもしたため始めてみようと思い、画像と文字を投稿しやすそうなTumblrを開設してみました。普段芸術と程遠い業務にいそしむ会社員の感想を眺めて「わかる〜」「いやわからね〜」みたいな楽しみ方をしていただけたら幸いです。
今回はB6ノートに見開き10ページ分ひたすら悶絶しているメモとなりました。
映画開始から終了までの時系列順で書いています。ちょこちょこ下記のようにスクショで掲載します。
水中から始まる…… フレッシュなダイイングメッセージみたいな文字で書き始めているのですが映画冒頭、あぶくに包まれながら沈んでいく推定・綾野剛さんの映像がとても綺麗でした。今思い出すと「ああ〜Familia……」という感じです…… 一緒に見に行った方が観賞後、「この映画は山本賢治の走馬灯なんじゃないか」という話をされていて打ちのめされました。
そう言われてみると最後の沈むシーンでは刺された血液か返り血かで体の周りにもやのような赤が浮いていますが、冒頭の沈む映像ではそれがなかった気がするので山本さんの自己認識的な映像なのかな〜とも考えていました。 確か右手を伸ばすようなカットがあり、写っている手がなんだか小さく見えたので「19歳の前に胎児からスタートなのかな?」と斜め上なことを考えていたのですが、上方に伸ばした手を自分で見上げているので確かに小さい感じに見えるんだな〜とも考えていました。
1999年
小さい原チャリの山本賢治くん(19)が着席するまでの一連、白い上着で葬儀場に入って行く俯き気味の後頭部が愛しかったです……読み間違いかもなのですが喪主が山本賢治に読めて、あ〜頼れる親族いなかったんだ……とすでに泣きそうになっていました。
少し後のシーンで山本宅が映る時、お父さんの名前で賞状も雑多に積まれていたのが何だったのかな〜と思いながら観賞後にサイトを読んだら証券マンだったとのことで、優秀な社員さんだったのかな……と思いつつ母親も離婚などではなく亡くなっているという記載からかつての山本家に思いを馳せて切なくなっていました。
いちはらはやとかわいい 市原隼人さんをドラマ版『ROOKIES』で知り、『猿ロック』『ボックス!』くらいしか見たことがないながらにくしゃっと笑う顔が好き^〜〜〜と思っていた高校生時代を思い出しました。原チャに足乗せて数珠をいじってるの大変かわいかったです。数珠は手作りなのでしょうか🤔2019年で大原の墓前にも赤マルと一緒にお供えされてるのを見ると三人でお揃いで作ったのかしら……と深読みして涙する私でした。
おかねにはしゃぐのかわいい 夜の堤防で強奪してきたクラッチバッグを開けるシーン。大原を演じる二ノ宮隆太郎さん、お顔は存じていたのですがお名前が出てこず、さらに事前にあまり情報を入れないようにして映画に没入しに行ったので「大原」「細野」の名前が最後までわからず迷走したメモになっています(言い訳) バッグの中から20万円くらいが出てきて堤防でめっちゃはしゃぐ大原が大変かわいかった……1999年でも2005年でも大原が笑ったり喜んだりすると見ているこっちもニコ……☺️と笑顔になるのが不思議でした。
このシーンで月におシャブさんをかざして「きれェ」って言う細野もやばいけど投げ捨てちゃう賢治くんの衝動性も心配な感じでした。この衝動性が2005年の川山を瓶でゴン事件に繋がるんだろうな〜と思いつつ……
あかちゃんあやすいちはらはやときゃわ オモニ食堂で赤ちゃんの翼くんをせっせとあやす細野の笑顔がほんと〜〜に好きで…… 山本・細野・大原の三人でいっぱい食べてるのめちゃめちゃかわいい空間でした。
くみちょうかっこいい 帰宅してから���記したメモもだいぶ頓珍漢なのですが「激シブ」と書きたかったんだと思います。
この食堂乱闘事件の最後、大原が出口手前の机に綺麗にぶつかって気持ちよくひっくり返して走って出て行くのも爽快でした。(どんな感想?)
ドアちゃんとしめるけんじくん 寿司パに呼ばれた賢治くんがビルの入り口ドアを後ろ手ながらちゃんと閉めるのが偉いな〜と思って見ていました。(今思うと金文字の「柴咲組」を見せるためかな〜とも思いつつ) この後商店街を走る時も「どけどけ!」だったのが「どいてどいて!」になって、後に続く言葉の方が優しい感じになる辺りに人柄を感じてグッときました……
はねられたあとはしるけんじくん 雑誌の『キネマ旬報』だったかで綾野さんがスタント無しで挑んだというのは読んでおり、事前公開された映像も見たので心の準備はできているつもりだったのですが劇場で見ると迫力が凄まじかったです……は、はねられている……あと確か長回しがはねられた後も続いていてハラハラしていました。
そしてこのあと盃交わす場面までほとんどメモ取って���せんでした。SNSの完成披露会を見られなかったので一緒に行った方に教えていただいたのですが、あのシーン本当に蹴られているということで……よくぞご無事で……😭 香港までの密輸(入国)船のサイズが意外と小さくて、時々ニュースで見る国境近辺の船ってそういえばこんな感じだったな〜と思い出していました。 あと加藤こと豊原功補さん、『のだめカンタービレ』の江藤しか知らなかったので「なんか見たことあるような…」とは思いつつ一瞬気づきませんでした……!江藤塾の指導が「ヤクザのとりたてみたいな指導しやがって!」と千秋に言われるのですが江藤と加藤全然違う人間ですごかったです……
ところでこの臓器くん三人が密輸されかけるくだりの辺り、賢治くんが柴咲組との関係を否定したのに中村の兄貴が迎えに来てくれて三人とも助かってる描写の理由が1回目だとわからなかったので今後わかるまで見に行きます(ムビチケを追加で積んだ顔)
盃交わすシーンで縦書きのクレジット入るのめちゃめちゃテンション上がりました。かっこいい……ここのシーンの背景や人の配置とお顔など、後で出てくる方いらっしゃるのかな〜と思いながら見ていて白文字を読んでいなかったので結局エンドロールまで気づかなかったのですが今回岩代太郎さんが音楽だったそうで、初めて映画のサントラ買ったのが『武士の献立』だったのでエンドロールでもテンション上がる事態になっていました。
2005年
おしりまで入ってるの 銭湯で山本さんが湯船に向かう後ろ姿のシーンで刺青が背中通り越しておしりと太ももにまで入っていた衝撃のメモ。 そういえば私も小学生くらいの頃、近所の銭湯にどうしても行ってみたかったのですが連れて行ってもらえなかったことを思い出しました。(誰彼構わず話しかけては走り回って物を壊す子供だったのでいろいろな意味で人生変わるところでした)
大原と細野の背中にも���彫りでごっついでかい刺青が一面に入っているのですが、山本賢治さん(25)の気合の入り様がエグいかっこよかった……何年かけて彫ったのか…… 米国にいた時スナック感覚で一緒に刺青入れよ〜と誘われた際、断りつつ色々調べて知ったのですが、線ではなく面の刺青は痛さも尋常じゃない上にグラデーションは彫り師さんの技術も問われるところとのことでお尻やふとももとか脇の肋骨のあたりみたいな皮膚の薄そうなところにまで見事に入っているのを見て山本さんの六年間に思いを馳せたりしていました。あと全然関係ないですがお風呂めっちゃ気持ちよさそうで私も帰宅してお風呂沸かしました。
中村「てれるな」かわいい 安易に「かわいい」という形容詞を使いがちなのですが魅力を感じた時にさくっとメモする時やっぱり「かわいい」とか「かわ」って書くのがラクという。 若頭襲名?就任?のお祝いをされてぽつっと一言中村の兄貴が「照れるな」と言うのがかわいかったです。立ってるだけでめちゃめちゃ怖いし1999年の方でも怖かった中村さんが口を開くと思ったよりフランクで端々にポップさが垣間見えて「あっ好き」と引き込まれた瞬間のひとつでもありました。ドラマ『アンナチュラル』の宍戸だ!!と思って警戒しながら見ていたのですがここで警戒を解いて仲間だ〜🌼と思いながら見ていたので2019年の方で落ち込みました……(鑑賞中に落ち込む視聴者とは)
このシーンで細野が「これ山本の兄貴からです」のような文言で中村さんにプレゼント(とは言わないのかしら……)を渡す時、言い方や間の取り方があまりにも自然なモブっぽくて一瞬細野だと思いませんでした。山本さんから中村さんにお祝いの品を渡すだけの舎弟の役割を果たしている細野aka市原隼人にグッときていました……
��んえんくれる オモニ食堂で小学生の翼くんに千円札をくれる山本さんのシーン。一万円とかではなく、でも小学生には大金の千円札をお小遣いにくれる山本さんのバランス感覚がとても好きでした。愛子さんが止めるでもなく受け取っときなと言う様子になぜか嬉しくなってました。そして翼くんがンマ〜〜〜かわいい……その翼くんと会話してる時の山本さんと細野がこれまたンマ〜〜〜かわいい……あの笑顔は無形文化遺産認定の日も近いです。
「子供と会話すると笑顔になるよな〜」と思いつつ見ていたのですが今思うと大原くんと亡くなった翼くんのお父さんが似ていたというところから、自然と人を笑顔にさせる特性みたいなものを翼くんもお父さんから受け継いでたのかなぁとか、いろんな人の居場所になってたオモニ食堂を切り盛りしてるお母さんから学んだりしてたのかなぁとか色々考えていました。
ジッポのチーンかわいい この「かわいい」も魅力的だったな〜の「かわいい」です。2005年の山本さん喫煙シーンで印象的なジッポライターの開閉音、薄い金属音がおしゃれで好きでした……小中学生の時分、ジッポに憧れて百均やらドンキやらで安いのを買ってはガチッとかバチッみたいな音を立てて開閉させていた勢なので「かっこいい……」と痺れていました。あと山本さんの手が綺麗で二倍痺れました……
2019年、山本さんの出所後に「柴咲組一同、盛大に」のシーンで煙草に火をつける時は百円ライター的なジッという音になっていて泣きそうになりました。対比がエグい……
くうきのかわりかた 2秒前まで翼くんと近所のお兄ちゃんみたいな会話をしていた細野が山本の電話の様子を見て一瞬で空気を切り替えるのがビリッと来ました。オモニ食堂の壁際に飾られた七五三か端午の節句かの人形を挟んで会話していたのも何故か記憶に残っています。
この画面大原があまり映ってなくて若干寂しかったりしました。三人でご飯食べにくるの可愛かった……ビールの乾杯の時にグラス合わせる位置が特に山本さんが上という感じもなく三人でかんぱ〜いってなってたのが本当に好きでした。(見間違いだったらどうしよう…)山本さんの貴重な笑顔……
あめちゃんなげるのかわいい この「かわいい」は「かっこいい」と「かわいい」が半々くらいのかわいいです。去り際に細野が翼くんに2つか3つか何か投げるので「小銭?にしては雑…?」と思っていたらキャラメルなのかラムネなのかアメなのかオレンジ色の細長いのを翼くんが両手で受け取ってて可愛くて死にました。 お菓子を持ち歩く細野……
続くクラブ C'est la vie で敵対勢力が煽りに煽るシーン、細野が身を乗り出してゴリゴリに睨んでる中、山本さんが微動だにせず立ってるのがめ〜ちゃ怖かったです……まじで身じろぎひとつせず川山のことをじっと見ている様子が、あまりにも静かなのに絶対静かな訳がない嵐の前の大気そのものでひたすらぞわぞわしました……
川山が立ち去った後でママが気を取り直して女の子たちに声をかけるのがまた好きでした。ママの肝の据わり方よ……
そしてここで登場するみゆきちゃんこと工藤由香。青いドレスが似合ってて素敵でした。今思い出すと冒頭や最後の海を思い出すような深い青なのですが、由香ちゃんの明るい人柄と真逆な色かつ尾野真千子さんの雰囲気にぴったりの綺麗な深さだったな〜と思いました。(小並感)
自己紹介もなく隣に座り山本さんの親指の付け根部分にガラス片が入っているのをそっと取ってくれる由香ちゃんを見つめる山本さんの目元がサングラスと前髪でわかりづらかったのもエモでした。わかりづらいけれど、川山と話していた時とは完全に異質の静けさ……
さっきまで流血沙汰の事件起こしてた男が、自分で気にもしていない(蔑ろにしている)傷に気づいて手当てをする由香ちゃん、彼女の来歴が映画の中ではほとんど見えないのも「山本の走馬灯」と考えると納得でした。
ついでにこの後ホテルに呼び出される由香ちゃん���シーンがめちゃめちゃ可愛くてニコニコしながら見ていました…… 由香ちゃんの到着で、画面には映らないジッポの音が「山本さん緊張してるのかな…」という感じでかわいかったです。そして由香ちゃんの私服(チェックのシャツワンピースとフードつきダウン)が青いドレスとこれまた180°正反対とは言わずとも90°くらいの位置にある感じでとてもかわいかったです。◯まむらかパ◯オスか……
ぺちぺちたたかれてる かわいい 抵抗する由香ちゃんのぺちぺちパンチが大変かわいかったというメモでした。
そういえば山本さんの背中におわしますは修羅でしたね
抵抗している由香ちゃんに動揺しまくる山本さん、さっきまで貫禄凄かったのに急に中学生男子になってニコニコしちゃいました。川山とか加藤にこんな態度を取ったら親族もいない由香ちゃんは臓器ちゃんコースでもおかしくないのに、運転しておうちまで送ってくれる…… ここで携帯渡して「入れろ」だけ言われて、一回でちゃんと正しい情報を打ち込んで渡してくれる由香ちゃんの律儀さもかわいかったです。ラブコメ映画ならここで一回ギャグ挟んでから山本さんが「あいつ…!」って思ってるときに携帯に由香ちゃんから連絡入るパターン……🤔💭と思考が逸れるくらいかわいいシーンでした。
セーターのおじちゃんかわいいね… この「かわいい」も「かっこいい」と「魅力的」の混ざった感情でした。川山の件で加藤との会談に中村の兄貴を連れて行く柴崎さんにスルッと流されてしまって立ち尽くす山本さんに肩ポンしながら「たまには兄貴に花持たせたれや」のようなことを言うおじちゃんがその場面で一人だけスーツではなくセーター着用だったのがかわいいな〜と思った感想。
ビリビリに張り詰めた空気の中で元凶とも言える山本さんに声をかけようにもかけられない(かける勇気が出なさそうな)雰囲気の中、かる〜い感じで声をかけてくれるおじちゃんが大変好きでした。何かあったときに気持ち的にラクにしてくれる方が職場とかに一人いてくださると心理的安全ダンチだなぁなどと今打ちながらしみじみ考えます。みんな頼ってひっそり相談に行く感じ……
あとこの「たまには」という一言、最初はおじちゃんが気を遣ってくれてる感じかと思っていたのですが、2019年の方で中村の兄貴と乱闘になる場面で出所したての山本さんに兄貴が「いつもいいとこどりしやがって」みたいなことを言っていたのを考えると、1999年〜2005年の6年で相当派手に活躍していたんでしょうね山本さん……
出待ちしてるのかわいい これは紛れもなく「かわいい」でした。クラブの前で車で由香ちゃんを待ってる山本さんのシーン。この直前の事務所でソファで仰向けで煙草吸いながら起き上がって天井見上げて��た吸って……というシーンの山本さんは手首や体の動かし方から漢と色気の混ざり合った匂いを画面越しに感じるほどかっこいいのに、由香ちゃん呼び出して「無理なんで……」とわりと年単位で寝込みそうな断り方をされて無言クラクションパーーーーーで強制的に呼び止めるあたりの流れまじでラブコメでかわいかったです。
みゆきちゃんにオラつけてないのかわいい まさしく。別に山本さんが「オラついている」訳ではなく「ペースを乱されまくっている」と書きたかったのですが勢いでメモっていたのでこんな書き方になってしまいました。語彙力……
このシーンではまだ「ゆか」という名前が出てこなかったので鑑賞中のメモが「みゆきちゃん」記載。
ドライブ(きょうせい)かわいい 由香ちゃん青いドレスのまま上着だけ持ってきてドライブしてたような気がします。白い上着に青が映えるな〜と思いながら見ていた気がするのですが見間違いかな……次見る時確認します。
そして今気づきましたが「(強制)」と言うと常田大希さんが年末にSNSで公開していた綾野剛さんとのメッセージを思い出します。どんなおせちだったんだろう……ちょろぎ入ってたのかな……🤤
顔が良いあやのごう 夜明けの海岸で由香ちゃんに「どうやって儲けてんの」「なんでヤクザやってんの」のような質問攻めにされるシーン。今回のメモぶっちゃけ6割くらい綾野剛の顔が良い(または諸々が「かわいい」)で埋まっていたのですが、この辺りから各俳優さんの様々な「美しさ」に魂が震える映像になっていった気がしてメモ内容が圧倒的に表情のことや空気感についての言及になっていたので我ながら記述が曖昧で頭抱えました。咄嗟の語彙力 増強 方法 検索👆ポチ
夜通しドライブした二人が由香ちゃんの気軽な質問からほんの一瞬だけお互いの深いところに触れる描写が夜明け前の一瞬の空を思わせてエモでした。
まじすか!? かわいい ここからしんどかった…釣りに出かけた柴咲さん・山本さん・運転手の大原くんの三人が車内で会話しているシーン。 電話で呼び出された時山本さんが着てたセーターかわいかったな〜というのも記憶に残っています。そういえば山本さんが住んでるところって柴咲組の寮的なところなのかしら🤔最初に由香ちゃんが呼び出された時、ドアに避難経路が貼ってあったのでホテルかと思ったのですがそういえばこの場面でも同じベッドな気がするのでホテルじゃなくて家なのかな……?
運転手の大原くんが嬉しそうに相槌を打つのが可愛すぎて劇場でニマニマしてました。「こいついっつもお前の話するんだよ」みたいなことを柴咲さんに言われて山本さんが呆れてるのに「すみません!」ってお返事しながらニコニコしてるの本当にかわいかったです。
気を張ったり気が立ったりがデフォルトの中で大原くんみたいな人がそばにいるとホッとして笑顔になったり少し安心したりするんだろうなぁ、愛されてるんだなぁと思って(由香ちゃんとのラブコメからのエモの流れで完全に油断していたこともあり)完全にリラックスしてたところで二人乗りバイク………………………………
ずるい……………………… 大原くんの魅力にフォーカスした直後のこれはずるい……………………
今思い返すとこのシーンも多分長回しでした。どこからどこまでだったんだろう……完全に頭から世界観に浸って「釣りか〜何が釣れる時期かな〜」とか考えてたのでめちゃめちゃ衝撃でした…… そしてここで山本さんが車を振り返って呆然とする流れが辛いのにめちゃめちゃ綺麗でした。昼前の太陽の明るさ……
ないてるいちはらはやと 翼くんを撫でて笑おうとする細野がぼろぼろ泣いてしまうシーン。シンプルにつらすぎて胸にきました。トレーラー映像で主題歌が入る前あたりに映る煙、煙草かなぁと思ったらこの大原の葬儀のシーンだったんですね……ずるい……
この時の翼くん6〜7歳でしょうか。物心ついてから初めて参加したお葬式だったのかな、と思うと普段と様子の違う知ってる人たちの中で細野ならいつもみたいに笑ってくれる!と思ってたりしたのかなぁみたいなことも考えて辛み増してました。ちょっと戸惑うような様子が辛かった…… 細野の翼くんと接する時のあの笑顔が印象的に描かれていたからこそ辛さが倍増(どころの問題じゃない)でした。
そういえばこの後から細野の笑顔がちょっと変わったような。🥲 2005年ではもう笑うシーンがなく、2019年の方でも相当苦労したんだろうなぁという感じで笑顔の雰囲気が変わっていて辛かったです……パパしてる時ももう翼くんに笑いかけたみたいな笑顔じゃなくて……無形文化遺産儚い メタい感想だと「笑顔」ってそんなに種類分けられるものなの……?��市原隼人さんの表現ぢからにタコ殴りにされていました。安仁屋……
けいさつとヤクザの髪型 ちがうのすごい 柴咲さんと大迫が会話するシーン。画面右側に柴咲さんと中村の兄貴、左側に大迫と若い警官?が映るのですが、中村の兄貴も警官も「髪が短く襟足は刈り上げに近い感じ」「スーツ」「姿勢良く立ってる」とほぼ同じ条件のはずなのに、どう見ても右側がヤクザで左側が警官だったのがすごかったです。さらに場面的に逆光でほぼシルエットだったにも関わらず明らかな差異があったので痺れました。
ケン坊なのかわいいな…… 入院している山本さんのお見舞い兼報告?で柴咲さんと細野が病室を訪れるシーン。もうすでに嫌な予感はしていたので感想がかわいいポイントだけフォーカスして書いてありました。柴咲さんが「ケン坊」って呼ぶの本当に愛が深くてなんでか泣きそうになります…… 花籠を置きながらずっと泣きそうな顔をしている細野の私が代わりに泣きました。(なんで?)
えっ えっ顔が良い あやのごう…… だいぶ動揺しています。ベッドで横になった山本さんの思考をなぞるように俯瞰でゆっくり回る画面のシーン。天井視点というべきか何と言うか…… 1999年に侠葉会から逃げる賢治くんのシーンでも画面がぎゅん!と回って大混乱なところがあってすごく好きでした。
あの静かな表情が怖いのか美しいのか、ぞっとするのか狂おしいほど愛しいのか、全部詰まっていて文字通り息が止まりました。二重幅の目元がずっと脳裏に残っています。
そしてこの後クラブの中で山本さんに紙袋を手渡す細野、サイトのキャスト紹介の写真もしかしてこの場面では……?と気づいて地に倒れ伏しました。苦しい……
な…中村さん…… 1999年でおシャブさんを扱わない柴咲組に「じゃあ何をやってるんだよ」みたいなことを聞いた賢治くん19歳に、凛と張りのある声で答えていた中村さんを思い出しました。山本さんとはまた別の理由で耐えきれなかったのかな中村さん…… 屋上でゴルフしてる柴咲さんと山本さんを見てる時の中村さんの目線がなんとなく不穏だった気がしたのですが、中村さんは任侠の人でした……😭
刺殺する時は刃物を縦ではなく肋骨に沿うように横にして差し込むと致命傷になるみたいな話を思い出して現実逃避しながら見ていたのですが銃を選んだ山本さんと刃物を選んだ中村さんの違いみたいな��ころにも思いを馳せていました。 (そういえばサイト読むとドス的なものではなく包丁だったんですね)
そぼくなゆかちゃんハウスかわいい 質素倹約大学生の一人暮らしアパートとてもかわいかったです。調べたら2005年といえばファーが流行したりエスニック柄が流行した時期らしいのですがそんなものの影もない本棚やキッチンの生活用品のカゴに生活を感じてグッときました。そこに転がり込んでくる血まみれの山本賢治……
震えてる山本さんに動揺しながらも少しずつ落ち着いて癒してくれる由香ちゃんと、最初触れるだけのキスをするのがすごくグッときました。
みあげるとき 19さいだ… 翌朝、事務所に帰ってきた山本さんがソファに座ったままぼんやり柴咲さんを見上げて立ち上がるシーン。1999年、加藤の元から助け出された後を思い出しました。ESSE のインタビューで綾野剛さんが語られていた内容もふと思い出し、朝陽の入る光景に胸が痛くなりました。 その後で柴咲さんが山本さんが怪我をしている左肩を大切にして首元を引き寄せて、自分の白い上着を気にするそぶりも見せずにガッと抱き寄せるのがまた辛かったです……(あまりにも当たり前のように深く抱き寄せてたのでしばらく柴咲さんの上着が白いことにも気づきませんでした) 大迫が入ってきて手錠をかけているあたりのシーンで柴咲さんの上着に血がついててウ��゙……となっていました。
よりにもよって連行される時のニュースを翼くんがガッツリ見ているというのも辛かった……来なくなった大原、逮捕された山本さん、細野は一人でオモニ食堂にご飯食べに行ったりしたんでしょうか……2019年の方だと細野と翼くんのコンタクトが一切なかった気がしてまた辛いです……
怪我が治ってないのに歩かされて収監されてる山本さんが辛すぎると同時に、真っ暗な中から明るいところに出る流れの表情に鳥肌バキバキでした。
2019年
2019年の方が青いの…?(色)がめんの 早朝出所する場面から始まることもあってか映像が青くて「あれ…?」と思うなどしていました。初めて見る丸メガネの若い子と中村の兄貴が迎えにきてくれて、「細野くん来ないんだ…」とざわざわしていました。
そして事務所に到着すると剥がされている金の「柴咲組」。剥がされた後のスプレー跡が残ってるのが傷跡みたいでまた辛い…(この後ほぼ「つらい」「しんどい」しか形容詞が出てこない)
19才の鼻のキズのこっちゃうんだなぁ 出所後にすっかり様変わりした街並みを見上げながら事務所に戻り、多分14年ぶりに柴咲さんにも会うシーン。和装の柴咲さんに嬉しそうにしてる山本さんの鼻に傷跡が残ってるのがなんとなく印象的でした。
20年経ってる��だなぁと思いつつ、2005年の加藤との会談での「俺のたまでも取ってみるか」はもちろん何気ない会話の一言でも声の厚みがめちゃめちゃかっこよかった柴咲さんの声が弱くなっててめちゃめちゃ不安になりました。
あとこの事務所が映る時に「がらんどうだ………」と思った覚えがあります。置いてある小物の数が著しく減ったとかではなかったと思うのですが、何が違ったんだろう……2005年の時から人が減ったのに様子が変わらないから寂しく見えたのかしら……次見に行った時確認します……
そういえば美術の部谷京子さんが『容疑者Xの献身』の方と後で調べて知って唸り倒しました。寂寥感とあたたかさが混在する空間大好きです……
SEKISUI HOUSE 山本さんの新居のアパートの壁にSEKISUI HOUSEのロゴがありましたという。なぜこれメモったんだろう。しんどさが限界点突破して何か関係ないものメモりたかったのかな……
このシーンの前でたぶん大原くんのお墓参りをしているんですが、そこで赤マルお供えしてるのと、あと多分ほどけてる数珠がお供えしてあったのも印象的でした。お揃いで作ってたのか、それとも細野が趣味で作ってたのを置いてったのか、ちょっと次見る時に三人が1999年と2005年でおそろっちしてるか確認します……
丸メガネの子がしょんぼり辛そうに条例の話をシンプルにしてくれるのを聞いてから山本さんがまず由香ちゃんに連絡取ろうとしてるのがかわいかったです……しかし繋がらない…… ここのスマホ使い慣れてなさそうなところがまた紛れもないかわいさでかわいかったです。通信機器って差し入れできないんですね……
そしてこの後の出所祝いが😭ひ、ひたすら辛かった……… 「柴咲組一同、盛大に」という文言はきっと昔から使われてきたもので、山本さんも何度も聞いたことのあるような乾杯の掛け声なんだろうなと思いつつ、どうしてもかつての賑やかさを思い出してしまって辛かったです……煙草に火をつける音が百円ライター……ビールは瓶のプレモル……(これも現実逃避メモ)
追い討ちをかけるようにシラスの密漁シーンが入り、大変な寒さに違いないだろうに「これで食わせてもらってんだよなぁ」的なことを言いながらはしゃぐようにしてるオジキたちがしんどかったです……
そして現存していたオモニ食堂😭よかった……!あった……!変わらず待っててくれる愛子さん、久しぶりの細野……!でもやっぱり笑い方が変わってるというか、なんかあんまり山本さんの方を見てなかったような……この辺りメモがくちゃくちゃ(文字が重なってて)になってて己の動揺を見ました🥲
配偶者を「ヨメ」って呼ぶ細野かわいいな〜と思いつつ、丸めた千円札をぎゅっと押し付けて出て行くまでの流れが辛すぎました。慰めるでもなく何か言うわけでもなく一緒に時間を共有してくれる愛子さんの存在に私も救われていた沈黙のシーンからの翼くん帰宅。上着こそ赤ですがまんま1999年の山本賢治(19)でかわいい〜!となるやら翼くん〜😭となるやら、感情のジェットコースターでした…… あとで加藤と会話してる時にも思ったのですが、翼くんの敬語の使い方が大変最近の若者感で好きでした。何が違うんだろう…🤔何が最近の若者感なんだろう……
ふうとうにフッてするんだね… 親父の入院費を中村さんが徴収するシーン。細かい仕草なのですが気になりました。確かに新しい封筒を開いて紙の端を指で支えて、こう、中の空間を広げて……みたいなのをモタモタやるより一発でガッと開くので効率的ですね。完全に現実逃避の着眼点的メモです。
ここで出所祝金を封筒ごと出して全額出す山本さんもしんどみでした😭お守りみたいに持ってる…… (この部分、あとで由香ちゃんが14年間300万円に手をつけなかった部分と重なるなぁと思っていました)
な…中村さん… おシャブ………………でもいろんな作品見てても「覚醒剤や大麻って儲かるのか〜」と思うので組を守るために背に腹だったのか……と思いつつ、本当に困窮するまで手を出さなかったであろう中村さんの葛藤を思って泣きそうでした🥲
ひかりのかげんすごいすき 車のライトの前で取っ組み合いする中村さんと山本さんのシーン。足が長い二人がこういう画面で喧嘩すると足しか映らないんだな〜と辛さから逃げる思考をしつつ、画面の中央に車を置かない、全部見えない、どっちがどっちかわからなくなりながら怒鳴って掴んで引っ張って引きずり倒して、という二人の感情の発露を息を呑んで見入っていました。この時どこかのタイミングで月も映ってたと思うのですが、1999年に細野がシャブをすかしてた半月と同じだったりしたのかな……早くもう一回見に行きたい……
中村さんよかった…やってない… 「そこまで落ちてねぇよ」的なことを言いながら自分のハンチング帽?で山本さんをぺしってする中村さんの仕草に「照れるな」の時と同じホッとする気持ちで気が緩んで泣きそうでした。ちょっと嬉しそうな山本さんの表情に私も嬉しくて…😭
(そういえばFitbitの記録見たら多分大原くんの死から2019年中盤あたりにかけてめちゃめちゃ落ちててすごい落ち込みながら見てたんだなぁと思いました)
出待ちしがち山本けんじ 韻を踏んでいる😄煙崎市の市役所職員入り口前で由香ちゃんを出待ちしているシーン。最後自宅前でも出待ちしてましたね。 私個人「来るかわからない」「いるかわからない」「会えたところでめちゃくちゃ嫌な顔をされるかもしれない」状態で待つのが辛すぎて無理の民なので、山本さんの忍耐力や相手を想う気持ちの強さに泣きそうになった場面でした。(よくわからないところで泣く系)
月の出ている夕方の海、かつて隣で見た明け方とは異なりこれから暗くなる空の下で会話して、送ってもらってからあの時の血のついたままのお金を持ってくる由香ちゃんのいろいろな気持ちを思うと辛すぎてダメでした………
キムチチャーハン(うまそう) 現実逃避メモ。お夕飯作ってる娘・あやちゃんが可愛くて可愛くて……😭😭そしてたぶんこれはキムチチャーハンではなくてケチャップライスでした。笑
昨年の『ドクター・デスの遺産 THE BLACK FILE』でも父だった綾野剛さん、今回は「父」としてあやちゃんに接する場面がありませんでしたが、先日公開された主題歌FamiliaのMVでおずおず近づいて抱きしめてくれるあやちゃんに腕を回して抱き返す姿になぜだか救われた気持ちがしました。(歌詞と学生服のあやちゃんが映った瞬間から涙が止まらなくて1日あけてからもう一回見ました)
オヤジからぬけろって言われるの… 入院した柴咲さんを見舞った山本さんに優しく柴咲さんが「お前はまだやり直せる」と言うシーン。辛かった…
ドラマ『アンナチュラル』5話で鈴木さんがミコトに「何が間に合うの」「果歩はもう死んだ」と返して刃物を握りなおすシーンを思い出しました。 山本さんにとっては何も間違えていなかった、やり直すことはなかったんじゃないかな、と思う反面、妻と自分の子供と静かに暮らすためには「やり直す」必要があったのか……と思うといろいろな感情で諸々ぐるぐるしました🌀
な…中村さん…… 除籍後、密漁するオジキたちのカットの後で車中で細い注射器で………………おシャブを打つ中村さんのシーン………………………だったと思います……
ハンドルに寄りかかって乱れた髪を手でさらにくしゃっと握りながらメガネがズレるのも構わない様子にめちゃくちゃ……落ち込みました……中村さん……
謎に上から(笑) 加藤宅でお話ししてるシーンで翼くんがタメ語になる瞬間。この場面でも翼くんはずっと敬語でお話ししていて無用な軋轢を産まないというか禍根を残さないと言うか、処世術的にというか極端に悪い言い方をするなら日和見寄りな部分で現代っ子っぽいな〜という印象でした。あっ最近の若者感ってこれかしら…?
加藤の「時代遅れ」な助言の裏にしっかり見えてる支配欲に笑っちゃいそうな雰囲気が、絶えず続けられる撮影にも現れてるような気がしつつ、意外なところで動揺している様子が意外なようなちょっと安心するような気持ちで見ていました。お父さんのことが気になっていた翼くん……
く…くまさんカップ……! 工藤宅で朝ごはんを一緒に囲む山本さんがくまさんカップでスープなのかココアなのかをいただくシーン。この穏やかな朝ご飯の空気と山本さんの柔らかい表情をトレーラーで死ぬほど見てはいたので、これ多分後で崩れ去るんだろうな〜のような予想をしつつ色々気持ちの準備とか覚悟とかしていたのですが、まさかくまさんカップとは思っておらず「かわいい」という気持ちで脳がパンクするかと思いました。と言うよりもパンクしまして準備していた覚悟的なものも全部粉砕したのでこの後のシーンのしんどさ全部真正面から浴びてしまって「もうやめて…やめて…」と泣いてました……(好き)
山本さんにくまさんカップを使わせるに至るまでのあやちゃんと由香ちゃんと山本さんのやりとりも考え始めると辛すぎました。かわいい。辛い。かわいい…………ゆるして…もうやめて………(好き)
空色の車で市役所と学校に二人を送るシーン、学校までのちょっとの時間をあやちゃんと二人で過ごす山本さんが愛しくて泣いてました。この辺りずっと泣いてる…… 「最近ママ楽しそうだよ」って言うあやちゃんに穏やかに笑ってる山本さんがもう無理でした。愛しい空気のままここで見終わりたい……と大号泣している自分と、ここからの展開に期待全開で姿勢を正してアドレナリン分泌の大号令を出す自分が同時に存在したので多分このシーンで私の副腎は副腎皮質も副腎髄質も絶賛大稼働していました。
ありがとうほそのくん… 社長に無理を言って産廃処理工場に勤めさせてくれる細野くん。本当にありがとう……「初めてこいつに感謝したよ」みたいなことを山本さんが笑いながら言うのですがそんなところまで含めてかわいいシーン……………と思っていたら、二人の正面に座る若いの(かみやくん?)が口を開いた瞬間から不安でたまりませんでした。翼くんともまた違う若者口調……
そして場面が変わって翼くんがけつもち?しているお店に大迫が来るシーン。しかし一枚上手の翼くん💪いやここで頼もしい写真の証拠と、さっきのシーンでの記念写真の対比がエグい……
翼くんに一枚取られたのが悔しかったのか、八つ当たりみたいに産廃工場に来る大迫さん。シーンが繋がってたせいか余計そう見えてしまいました。大迫さんへいい感じに負の感情が向いた鑑賞中でした。
そういえば大迫さんもざっくり20年以上刑事を務めているんですよね。ドラマ『MIU404』のガマさんに一瞬思いを馳せていました。ふと思い出すと米ドラマ『The Mentalist』や『NCIS』だと現場に出てくる定年後の刑事ってあんまり出てこない印象があるなぁとも考えていました。『The Mentalist』に至っては『MIU404』の陣馬さんポジションのレギュラーいなかったような🤔ミネリはマメジかな……
「全部終わりだよ」とくずおれる細野、にやつく大迫と山本さんのやりとり、続く由香ちゃんとのシーンはただ呆然と見ていました。目も合わせてもらえないまま「お願いです、出ていってください」と泣かれて土下座されて、敷居を挟んで立ち尽くす山本さん……
ここで気づいたのですが、どのあたりからか山本さんのセリフがどんどん少なくなってってる気がしました。元々しゃべる立ち回りはしない山本さんでしたがますます口を開かなくなって……いたような……
まばたきもしないでないてるの… 病院にかけつけた山本さんが危篤状態の柴咲さんに「まだ親父って呼んでくれるんだなぁ」と言われてまばたきもせずぽろぽろ涙をこぼすシーン。微笑んで「俺の父親は親父だけです」のように返す声で心臓がぎゅっとしました…
このシーン、不謹慎ですが見入ってしまいました。綺麗だった……
6組「彩」ってしんどさよ… 転校?の挨拶をするあやちゃんの左奥、教室の壁に大きく貼られたクラスの標語が皮肉すぎました。名前の漢字、あやちゃん「彩」じゃなかったっけ……
このシーン山本さんが事務所から由香ちゃんの携帯に留守電を残すモノローグが入っていて嫌な予感しかしなくてずっと心臓ばくばくしていました。 そして帰宅すると家がからっぽの細野………土砂降り……
そして半グレの仲間達と金属バット持参で傘もささず父の仇のもとへ向かう翼くんと、その時にはもう着手している山本さん。返り血を浴びた表情がまさに背中の修羅そのものでした……担架で運び出されていた大迫はまだ息があったのか否か……
血まみれのまま朝方の堤防でぽやっと煙草を吸って2、3回軽く咳き込む山本さん、バイクの音が3人分聞こえてたような…… そして泣いてる細野……
このカットがチラシなの!? 心の底から思いました。「ただ、愛した」という短いコピーと薄い空の色にどんな場面なんだろうと思っていたので、ここかぁと胸が熱くなりました。
刺されながら抱きしめて「ごめんな」と返事をする山本さんの体からどんどん力が抜けて、それでも溢れるほどの愛情がそこにあったような気がして息を呑みました。 細野の右頬にべったりと血が残っているのが脳裏に焼き付いています。
そして冒頭の沈む山本さん。海水の中で目を開けて、海面に手を伸ばそうとするような動作をしていたと思うのですが正直泣いててあんまり見えてませんでした。早く次見に行きたい……
後日、大きな白い花束を持って堤防に来てくれる翼くん。山本が吸っていたセッターを一口吸ってから箱ごと供えて立ち去ろうとするとあやちゃんが入れ違いでやってくるシーンがまた最高に好きでした。
お母さんゆずりのグイグイ…… 翼くんに「あんたヤクザ?」とどストレートな質問を投げかけ、「お父さんってどんな人だったの」と質問を重ねるあやちゃんに、夜明けの海岸で山本さんにグイグイ質問していた由香ちゃんを垣間見て涙腺にきました。その後の翼くんの表情の変遷がまためちゃめちゃ好きでした……
血を分けた家族、血や肉の繋がりを超えた家族、いろいろな家族が描かれる中で、ただ愛した人たちと一緒にいたかった山本さんの人生を時系列で見せてもらえてしばらく放心していました。 幸せは人によって異なり、一緒にいたい人と築く家族の形も世帯の数だけ存在すると改めて思いつつ、山本さんが幸せだった時間も一緒に見せてもらえたことが私にとって幸せでした。
感想何かちょっといい感じの感想で〆たかったのですが全然なにもまとまっていないので月間シナリオ2月号で掲載されているという台本を読みつつ1月29日を待ちます。あと円盤にインタビューやオーコメや未公開映像があったらいいな〜と思いつつ円盤も待ちます。あと今後藤井監督や綾野剛さん・舘ひろしさんをはじめとしたみなさんが今後いろんな媒体でまた『ヤクザと家族 The Family』について言及される機会があるだろうと願いつつ各種媒体おっかけながら生き延びます。生きます。
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ミニアルバム「朗らかに」リリース
ご無沙汰しております、ゆnovationです。
この度10月30日(水)に初のCD作品となるミニアルバム「朗らかに」をリリースします。

YNVT-001 「朗らかに」
<トラックリスト> 1. 朗らかに 2. roki store 3. constant T 4. town fair 5. ある程度ある(朗らかに ver.) 6. 難波ナイトアウト御殿 7. wannasing
発売日:2019年10月30日(水)
税抜価格:1,500円
すてきなアートワークは落合晴香さんに制作いただきました。
内容は鍵盤ハーモニカ半分、うた半分といった感じです。試聴用クロスフェードはこちら!
https://soundcloud.com/yunovation/previews
ティ��ーの動画づくりにも挑戦しましたが手こずっていてまだできていません。もう少々お待ちください......
────────────────────────────────
販売形態は主に以下の3つ!
①CD
②サブスクリプションサービスでの配信
③bandcampでの音源販売
①CD
こちらのサイトから通信販売を行います。10月30日 0:00からご注文いただけます。
またJET SETさん、structさんの各店舗、オンラインショップにて取り扱いいただきます。
JET SET 京都店 https://www.jetsetrecords.net/location/kyoto/
JET SET ONLINE SHOP https://www.jetsetrecords.net/
struct https://www.struct.biz
②サブスクリプションサービスでの配信
Apple Music、spotifyをはじめとする各種音楽ストリーミングサービスでお聴きいただけます。たくさん再生してね!
③bandcampでの音源販売
10/30には特設サイトをオープンするので、販売方法などもう少しわかりやすく示せるかなと思います!
どうぞよろしくお願いします!
────────────────────────────────
発売後のライブスケジュールはこのような感じです。ご予定合えばぜひお越しください!
11月2日 ケンハモナイト @PALIS MIKI アメリカ村店 2階イベントスペース 11月9日 京都駅ビル芸術祭 UPSHIFT vol.2 @京都駅ビル7階東広場 11月16日 ゆパ交流戦 @THE GOOD THING https://www.struct.biz/nikki/contents/yupa-2019-01/



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ミコとマチ
リビングで目が醒めた瞬間あわてて手元のスマホで時間を見た。5時31分、やばい、40分には家を出ないとバイトに遅刻する。渾身のスピードで歯を磨いて顔を洗い自室に駆け込みばたばたとスウェットを脱ぎ床に脱ぎっぱなしの縒れたデニムを穿きYシャツを全力で着て一張羅の苔色のカーディガンを羽織ってほとんど空っぽのリュックを背負う。化粧は諦めて大きめの風邪マスクでごまかすことにした。幸い原稿を作成してるうちに座椅子に座ったまま寝落ちしていたので髪は乱れていなかった。平日ならマチが起こしてくれるのに、今日は土曜日だから私の部屋の向かいの彼女の部屋で、マチは一週間分の疲れを取るべく昼までおねんねだ。私は「いってきます」とぼそっと呟いて全力でドアから飛び出しオレンジのチャリに跨がり立ち漕ぎで駆けた。早朝の澄んだ空気を抜ける冷たい風が私の全開のおでこに当たる。三月の霞がかった曖昧な風景を私は右、左、右、とぐっとペダルを踏んで追い越して行く。それにつれ眼がだんだんと冴えて来た。息を切らしぐんぐんと駅までの道を走りながら私は書きかけの原稿の続きのことを考え出していた。どきどきと小さな心臓が高鳴り血が巡り、私の身体に熱が漲ってくるのを感じる。まだ人がまばらな駅前のロータリーを抜け、高架を潜り、なんとか出勤時間ぎりぎりに店に着いた。ドアを開くとコーヒーの温かくて甘い香りがふわっと鼻を突く。これを嗅ぐと私の頭はたちまちだらしがなくてうだつの上がらないワナビー女から「「鯤」のウエイトレスモード」にかちっと切り替わる。「おはようございますっ」私は店に入るなり弾丸のように一直線にバックヤードに突っ込みエプロンを着る。「おー、毎度のことながら作家さんは朝に弱いねえ」店長の蓮さんが茶化す。「朝まだなんだろ?これ食っちまえ」蓮さんは厨房からカウンター越しに私にロールパンを投げ渡した。「いただきます」私は風邪マスクをぐいとずらし、拳大のそれを口に詰め込んだ。それから蓮さんに渡された水をぐっと飲み干す。「鯤」は駅前の喫茶店��ので、平日は開店するなりモーニングをしにくるサラリーマンなんかがぞくぞくと来て大童なのだが、今日みたいな休日は最初の30分なんかはかなり暇だ。コーヒーにつけて出すゆで卵もいつもならあらかじめいくつか小皿に分けて置くのだけど、今日はカウンターのバスケットにまだこんもりと盛ってある。その光景はまるで平和の象徴のような安心感を私に与える。しばらく待っても客が1人も来ないので、私はトイレで簡単な化粧を済ませ、カウンターにかけて蓮さんが淹れてくれたアメリカンをゆっくりと飲んだ。「原稿はどんな感じ?」「うん、方向性はだいぶ定まってきたからあとはそれを形にしていくだけかな」「なるほど、ついに俺の息子がミコが手がけたゲームをやる日がくるんだなあ、あっ今のうちサイン貰っとこうかな、店に飾るわ」「蓮さんってば気が早すぎ」蓮さんはことあるごとに茶化すけど、芯のところでは私のことをそのつど気にかけてくれているのが私にはありありとわかった。嬉しいことだ。
そうしていると、程なくして客がちらほらと入り出した。休日の朝は老人ばっかりだ。常連のみんなはお話し好きで、四方山話や身の上話を滔々と聞かせてくださる。いつものように私は給仕や食器洗いをこなしながらそれにふんふんと頷いた。でも頭の中は原稿の続きのことでいっぱいだった。先週、駆け出しライターの私に初めてクライアントからSNSのダイレクトメッセージで、ソシャゲのシナリオの執筆依頼が来たのだ。それは聞いたことないような小さな会社で、その依頼されたゲームも予算的にみてメインストリームに敵うポテンシャルがあるとはとうてい思えなかったが、なにせ執筆の依頼が来ることなんて初めてだったので、私は半端ない緊張ととめどなく沸いてくる意気込みでここ一週間ギンギンだった。原稿のことを考えると下腹のあたりがヒュンとする。これは誰もが知っているRPGのシナリオを手がけるという私の夢への第一歩だし、なにより、就職せずに創作活動に専心することにした私の決意が報われた心持ちだった。それはどう考えてもぜんぜん早計なのだけれど。とにかく、私は今とても浮かれていた。
正午前あたりから客足が徐々に増しなかなか忙しなり、あっという間に15時になった。退勤まであと1時間だ。
「いらっしゃい。おっ荘くん」だしぬけに蓮さんの朗らかな声が厨房から客席に向け広がる。荘くんが来ると、蓮さんは私を茶化す意味でわざと私に呼びかけるような声音で叫ぶのだった。これもいつものことだ。
私はお気に入りの窓際の2人がけのテーブルにギターケースをすとん立てかけて座る荘くんのところへ注文をとりにいった。心臓の音が高鳴るのが荘くんにばれている気がした。
「いらっしゃい、今日はスタジオ?いよいよ来週だね。」
「そうだな、あっ、チケット忘れんうちに今渡しとく」
荘くんにひょいと渡された黄色いチケットにでかでかと、
「jurar 初ワンマン!」と書いてあった。その楠んだチケットのデザインは全体的に少し古くさい気がした。
「ついにだね」
「うん、絶対に成功させるよ、やっとここまでこれたんだ。そろそろ俺たちもプロへの切符を勝ち取りたいな」
「うん、私応援してるから」荘くんの襟足から煙草とシャンプーの混じったえも言われぬ匂いがかすかに漂う。それは、ほんとうのほんとうに良い匂いだ。
「サンキュな、ミコちゃんも頑張ってるもんな、俺も負けてらんないよ。あっ、そうそう、そういえば…明後日柴さんにアクアマターのライブ来ないかって誘われたんだけど、ミコちゃんあのバンド好きだったよね、もし暇だったら一緒に来る?蕗川ビンテージだよ。柴さんももう一人くらいだったらチケット用意できるから連れて来ていいって」
「いいの?行きたい!」
「よっしゃ、じゃあまたラインするわ」
「まじか…」私は心中でひとりごちた。まさかのまさか、こんな地味な女が荘くんにデートに誘われたのだ。注文伝票をレジに持って行き蓮さんのほうをちらと見てみた。すると蓮さんははにかみながらしゅっと素早く腰のところでガッツポーズを出した。私は心中でもう一度、「ま、じ、か…」と丁寧にひとりごちてみた。
荘くんはブレンドを急いで飲み干して会計をし、「じゃあ」と去って行った。そうこうしているうちにやがて退勤時間となり、出勤してきた蓮さんの奥さんに引き継ぎをして、私はタイムカードを切った。「お疲れさまです」挨拶をして表口から店を出ると、スプリングコートのポケットに両手を突っ込んで含み笑いしているマチが立っていた。目が合った私たちはそのまま見つめ合った。一瞬、時間が止まったようだった。ピィ、ピィ、とけたたましい鳥の声が、狭い路地裏にこだました。
「オハヨ」マチは宣誓のように右手をしゅっと突き出してそう言った。
マチの手は真っ白で、春のひかりをぼんやりと帯びていた。ぼんやりとその手を見ていると、なんだか眠くなった。
「マチ、何してたの?」
「さんぽ」
「起きたばっかり?」
「寝すぎちった」
私は自転車を押してマチととぼとぼと散歩した。外は朝は肌寒かったけれど、今は歩いていると少し汗ばむほどの気温まで上がっていた。電線と雑居ビルたちに乱雑に切り取られた街の高い空を、鳴き交わしつつひっきりなしに飛び交う春の鳥たち、私たちはゆっくりと歩きながらそんな風景を見るともなく見ていた。
私たちはそれぞれあたたかい缶コーヒーを自販機で買い、駅から少し離れたところにあるたこ(多幸)公園へたどり着いた。私とマチは予定のない天気のいい日にはよくここで何となく過ごす。
「そういえばさ」
「ん?」
「さっき店に荘くんが来てね」
「なになに?」ブランコに座っているマチは両足をばたばたとせわしなく蹴っている。
「「明後日アクアマターのライブに誘われたんだけど一緒にこないか」って」
「デートか!」
「そういうこと」
「やったー!」マチはブランコからたんっと飛び降りて両腕を上にぐんと伸ばして叫んだ。
「いや、誘われたの私だし」
「わがことのようにうれしいっ」
「よーし今日はなべだー」マチは私に背を向けて起き上がった猫のように盛大なのびをした。
「なべ、若干季節外れじゃない?」
「めでたい日は鍋パって相場がきまってるのよっ。ミコの恋愛成就を祝って今日は私のおごりで鍋だー」
「マチってば気が早すぎ」
私たちはスーパーでたくさん鍋の具材と酒とつまみを買って、大きなレジ袋を2人で片側ずつ持って帰った。2人でわいわい作った鍋は多すぎて全然食べきれなかった。飲みまくって酔いつぶれた私たちはリビングでそのまま気を失い、翌朝私は風邪を引いていた。私がなにも纏わず床で寝ていたのに対して、マチが抜け目無く毛布を被ってソファーを独占していたのが恨めしかった。
荘くんは待ち合わせの駅前のマクドナルドへ15分遅刻してきた。10分でも20分でもなく15分遅れるというのがなんだか荘くんらしいなと私は妙に感心した。「蕗川ビンテージ」は私の家の隣町の、駅のロータリーから伸びる商店街の丁度真ん中のあたりにある。私はこの街に来たことがなかったのでライブハウスまで荘くんが先導してくれた。風は強く、空は重く曇っている。商店街や幾本かの路線でごちゃごちゃしたこの街は、私とマチが住んでいるところに比べてなんだか窮屈な感じだった。前を歩くやや猫背の荘くんに付いて駅からしばらく歩くとやがて「蕗川ビンテージ」に辿り着いた。荘くんが「あそこ」と指を指してくれなかったら私はそれがそうだと気付かなかっただろう。「蕗川ビンテージ」はどう見てもただの寂れた雑居ビルだった。よく見ると、ぽっかりと空いたビルの地下へと続く入り口の前に「アクアマター」のワンマンの掲示があった。その入り口の前に、いかにもバンドマンといった出で立ちの5人の男女が談笑していた。若いのか、それとも私たちよりずっと歳上なのか、いまいち判然としない風貌の人たちだった。その5人はやって来た荘くんを認めると手を振り、荘くんはそれに応えて私をほっ��らかしてポケットに手を突っ込んだまま5人に駆け寄った。荘くんが1人の男の横腹を肘で小突く、するとその男は笑いながら荘くんにヘッドロックを決め、ほかの人たちもげらげらと盛り上がった。どうやら荘くんととても親しい人たちらしい。少し話すと荘くんは突っ立っている私のほうに戻って来た。それから私の手を引いて、地下への階段を降りて行く。荘くんが近い、かつてないほどに近い荘くんのうなじから、シャンプーと煙草が良い塩梅に混じった私の好きな匂いが漂ってくる。匂いはたしかに近いけれど、暗すぎて当の荘くんの姿がよく見えない。なにかがずれている気がした。私たちは、どこか歪な気がした。私たちが、というか私��けが明らかに場違いだった。「マチは今どうしているだろう、そろそろ帰ってる頃かな、晩ご飯は私がいないから今日は外食なんだろうな」好きな男に手を引かれているというのに私の頭に浮かんで来るのはマチのことだった。やれやれ。
2人分のチケットを荘くんが受付の初老の男に手渡す、そして荘くんはまたその男としばらく談笑し始めた。「ちょっとお手洗い行ってくるね」と私はその間に用を足した。戻ってくると受付の前に荘くんを中心に人だかりが出来ていた。荘くんの周りにおそらく10人以上はいたが、その中の誰1人として私の知っている顔はなかったし、荘くんを含め、そこに誰1人として私のことを気にする人はいなかった。私はまるで透明人間にでもなったかのような心持ちだった。あそこで人の輪に囲まれ楽しそうに話しているあの人はいったい誰なんだろう。いつも「鯤」に来て親しく話してくれるあの人。私がいつか「アクアマター」が好きだとこぼしたことを覚えてくれていて、デートに誘ってくれたあの人。でも冷静に考えると当たり前のことだったのだ。界隈で突出した人気を誇る若手バンドのフロントマンの荘くんと、街の隅でこそこそと暮らしている私みたいな誰も知らない地味な女なんて、そもそもステージが違うのだ。私は知らないライブハウスの柔らかくて厚い防音材の壁にもたれながら、誰にも知られず夜空でひっそりと翳りゆく月のように、緩やかに卑屈になっていった。誰かここから連れ出してくれないかな、これがまさしく「壁の花」ってやつね。卑屈の次にやってくる自嘲。思えば幾度も覚えたことのある感覚だ。いままでに縁のあった男はみんな、折々こんな風に私のことをないがしろにした。
ほどなくしてライブが始まった。ライブは、よかった。横にいた荘くんは頻繁に何処かへ消えた。たぶん、知り合いの誰かと話しに行っているのだろう。そう、ここでは私以外のみんなが知り合いなのだ。ライブの終盤、ストロボが瞬くクライマックスの轟音の中荘くんは強く私の手を握ってきた。私はそれを知らんぷりした。スモークの甘ったるい匂いがやけに鼻についた。ライブ自体は、本当によかった。
外に出ると小雨が降っていた。荘くんはライブの終わりからずっと私の手を握ったままで、駅の方へ私を引いて歩いていく。私はなにも考えずにそれに従う。疲れて、頭がぼーっとしていた。商店街の出入り口のアーチの辺りで、荘くんは「じゃあいまからウチで飲もっか」と切り出した。私はまっぴらごめんだと思い「えーと今日はもう帰ろうかな、明日も朝早いし…」と丁重にお断りした。
「別にいいじゃん、ご近所さんなんだしバイトは朝、俺の部屋から出勤すれば」荘くんはしつこかった。
「いやーやっぱ何だか悪いしルームメイトもいるんで今日は家に帰ります。今日はほんとにありがとう」
私は返答に窮して言い訳にならない言い訳を口走っていた。そのとき私ははっと息をのんだ。荘くんは怒っていた。彼の表情こそ変わらないが、私なんかにプライドを傷つけられたこの男が激怒しているのがわかった。
それから突如荘くんは声を荒げ
「んだよ、俺とヤりたいんじゃなかったのか?」
と今まで私が聞いたことのない荒荒しい声音で言い放った。そのとき私は頭が真っ白になった。私はこの人が何を言ってるのかわからなかった。信じられなかった。この人も自分が何を言っているのかきっとわからないに違いない。そうであってほしい、と私は願った。
私はいつの間にか私の肘を強く掴んでいた彼の手をばっと振り切り、夢中で駅まで走った。後ろであの人がこっちに向かってなにか喚いている気がした。私はそれから逃げるために全力で走る。とつぜん視界がぐにゃあと歪んだ。音のない雨は、いつのまにか本降りになっていた。頬を伝って落ちる生温いものが春の雨なのかそれとも涙なのか、わからなかった。
マチは私に何も訊ねなかった。あの夜ずぶ濡れで帰ったきた私の
様子を見て何となく察したのだろう。お風呂から上がってきた私に何も言わずに中華粥を作ってくれた。荘くんはあの日以来鯤に来ることはなくなった。蓮さんは
「まあ今回は縁がなかったってだけさ。月並みな言葉だが男なんて星の数ほどいるんだぜ」と慰めてくれた。
でもそれを言うならば女だってそうだ。それこそ私は荘くんにとって星の数ほどいる「都合のいい女候補A」にすぎなかったんだ。私はまた卑屈になっていた。このことをマチに話すと「処置無しね」の表情をされた。マチの「処置なしね」の表情。白いつるつるの眉間に少し皺が走りいたましげに私の顎辺りに視線を落とすこの仕草が私は密かに好きだ。ソシャゲの依頼はなんとか納期に間に合ったが、私は次の賞に挑む気力が沸かなかった。スランプに陥ってしまったのだ。なんだかどうしても力が入らなくて、私は湯葉のようにふやけてしまっていた。このままなんの意思も目的も持たず、たゆたうクラゲのように何処かへ攫われてしまいたかった。あの失恋で、まるで私とこの世界とを繋いで私を立たせているピンと張った一本の糸が、ぷつりと切れてしまったようだ。私は休みの日のほとんどを寝て過ごすようになった。
私が一ヶ月以上もそんな状態だったので、放任主義のマチもさすがに見かねたらしく、「ミコ、餃子をやろう」と私に切り出した。パジャマの私はソファでクッションを抱いて寝転びながら「うぇえい」と曖昧に返事した、ミコが「マチはかわいいなあ」と言って後ろから抱きつこうとしてきたが私はそれをひょいと躱し、勢い余ったマチはフローリングでおでこを打ち「ぎゃっ」と叫んだ。そのとき私に被さったミコの身体はとてもひんやりとしていた。
餃子の買い出しから仕度まで殆どミコがやってくれた。私はソファに寝転んで夕方のニュースを見ながらミコが手際よく餃子を包んで行くのを背中で感じていた。辛い時は甘えられるだけ相手に甘えるのが私たちの生活の掟なのだ。私とマチは、いまままでずっとそうやってきた。
「いざ!」待ちくたびれて私がうつらうつらし出した時にマチは意気込んで餃子を焼き出した。しゅわあと蒸気が立つ音とともに、むわっとした空気がリビングに立ち込めた。私は薄目でせかせかと餃子を焼くマチの背中を見ていた。「このまま帰りたくないな」そんな素朴な気持ちが不意に、去来する。私たちには他にいるべき場所があって、いつまでもこの生活が続くわけないのはお互い、何処かで理解していた。けれど私たちはそれに気付かないフリをしている。
マチの背中って小さいんだなあ。そんなことを考えると何だか目頭が熱くなってきたので、私は寝返りをうち、狸寝入りを決め込んだ。クッションに顔を埋めてきゅっと眼を瞑っていると、まるで幽霊になって、空中を漂いながらミコのことを見守っているような、ふわふわと暖かくて寂しい気持ちになった。
「ほらほら引きこもりさん、餃子が仕上がって来たわよ。テーブルにお皿とビール出しといて」
「あいさー」
テーブルの皿に綺麗に連なって円になっているマチの餃子はつやつやでぱつぱつだった。マチは餃子の達人だ。マチよりおいしい餃子を作る女を私は知らない。
「じゃあ、餃子にかんぱーい」
「かんぱーい」
最初の一皿を私たちはあっという間に平らげた。
「じゃあ第2波いきまーす」
「いえーい」
マチは餃子をじゃんじゃん焼いた。私がもう食べられないよと喘いでも取り合わず焼きまくった。マチは何かに取り憑かれたようにワインを呷りつつ、一心不乱に餃子を焼き続けた。「餃子の鬼や…」私がそう呟くとマチはこっちを振り向いてにいっ、と歯を出して笑った。
餃子パーティも無事に終わり、私たちはソファで映画を見ながらワインをちびちびと飲んでいた。
「ミコ、この映画つまらないね」
マチがずっと見たいと言っていたから私がバイト終わりに借りてきてあげた映画だった。
「たしかに、脚本は悪くないけど演出が単調だね」
マチは冷蔵庫から新しい缶チューハイを持って来てぐびと勢い良く飲んだ。それから酒の勢いを借りたようにこう言った。
「ミコ、屋上に行こうか」
私は缶ビール、マチは缶チューハイを片手に最上階の廊下のフェンスを跨いだ。マチは私の手を引いて真っ暗で何も見えない中、屋上へと続く鉄骨階段を上がっていく。あれだけ餃子を焼いたにも関わらずマチの手は冷たかった。たん、たん、と微妙にずれたふたつのゆっくり階段を踏む冷たい音が闇の中密やかに響く。酒気を帯びたマチのにおいがする。なんだか懐かしいにおいだ。毎日のように嗅いでいるはずなのに。私はマチをぎゅっと抱きしめたかった。
屋上は無風だった。しんとしていて、まるで世界が止まったみたいだった。私たちの住むマンションは台地のてっぺんに建っているので、屋上からは街が良く見渡せる。酒の缶を持った私たちは並んで囲いの柵に凭れて、街の灯をぼんやりと眺めていた。不意にささやかな音で聞き覚えのあるイントロが流れ出した。最初はか細い月明かりのような調子のその曲は、やがて雲の隙間から抜け出して鮮烈な満月となる。
「Tomorrow never knows」
私はこの曲を聴いた時にいつもこんな印象を受ける。いつかマチはこの曲のことを夜の森の奥で誰にも知られずに燃える焚き火みたい��言っていた。思えば、性格がまるで違う私たちを繋ぐきっかけとなったのはこの曲だった。
あれは私がまだ大学一年生のときの冬だった。私はサークルの先輩に合コンに来てくれと頼まれて不承不承承知した。相手は同じ大学の違うサークルの連中だった。明らかに人数合わせで参加した合コンだ、面白いはずもなく、私はうんざりした。いつ「じゃあ私はこの辺で…」と切り出そうかずっと迷っていたが、二次会のカラオケにも流れで行くことになってしまった。そしてそのカラオケに遅れてやって来たのがマチだった。先輩の説明によると、マチは男側の知り合いだそうだ、それで先輩とも面識があったので呼ぶ運びとなったのらしい。部屋に入って来たマチを見て私は「きれいな女の子だなー」とうっとりとした。マチは空いていた私の横にすとんと座った。思わず頬が緩むようないいにおいがした。スキニーを穿いた華奢な脚のラインが綺麗で、横に座っていると、私の若干むくんだそれと比べずにはいられなかった。マチは終止にこにこしていた。男たちは明らかにみんなこの場で一番綺麗なマチを狙っていた。私は半ばいやいや参加したとはいえ、やはりみじめな気持ちだった。下を向いて鬱々としていると私にマイクが回って来た。あまり歌は得意ではないのだが…と思いつつ私は渡されたマイクを掴み、ええいままよとミスチルの「Tomorrow never knows」を歌った。歌っている時にマチがじっとこっちを見ていたのを不審に感じたが私は気付かないふりをして歌いきった。合コンはつつがなく終わった。解散してターミナル駅のコンコースを歩く私たちの集団は1人ずつ空中分解していき、やがて私とこの初対面で良く知らないマチという女の子だけが残った。私たちは無言で微妙な距離を保ちながら並んでしばらく歩いた。
「私って合コンとか苦手なんだ~」やにはにマチが間延びした調子で呟いた。それからふわあと大きなあくびをした。私はその様子を見てなんて美しいひとなんだろうとうっとりした。合コンのさなか、表面上は取繕っていたが、明らかに退屈そうにしていたのも見て取れたので、私はマチに好感を抱き始めていた。
「なんか私同世代の男の子って苦手だな、何話したら良いかよくわからないし」
「私もああいう場は少し、苦手」
「ねえ、お腹空かない?」
「ちょっぴり」
「ラーメンでも食べにいこっか」
「うん、いいよ。この辺?」
「うん、北口からちょっと歩いたところにおいしいラーメン屋があるんだ。塩ラーメンなんだけど、大丈夫?」
「大丈夫、塩ラーメン好きだから」
「それではお嬢さま、エスコートいたします。」
とマチは腰を落として片足を後ろに引く紳士の挨拶のポーズをした。
「で、では、よろしく」
私もコートの腰のところを両手でつまんで膝を曲げ淑女の挨拶でぎこちなく応じる。
私たちは改札の前で踵を返し、ラーメン屋へと向かった。
「ミスチル、好きなんだね」
「うん、親の影響なんだけど」
「私も好きなんだ。だから、君がさっき歌ってたとき嬉しかった。周りに音楽の趣味が合う人がいなくってさ、ミスチルとか今の若い人もうあんまり聴かないもんね」
「うん、カラオケとか行くとみんな今時の曲ばっかり歌うもんね。特に合コンなんかだと顕著」
「男も女もなんだかんだ言っても最終的に画一性を自分に強いたほうが楽なのだということなのかも知れんね。ところで君、名前は?」
「私はフジサワミコ。あなたは?」
「私も名前二文字なんだ。湊マチ」
「みなとまち」
「マチでいいよ」
「わかった、私のこともミコって呼んでよ」
「そうだ、ハタチになったら一緒に飲みにいこうよ。ライン交換しよ」
それがきっかけで私たちはことあるごとに2人でつるむようになった。私がこっぴどく振られた時も、マチの就活が難航を極めていたときも、いつも酒なんかを飲みながら互いに慰め合った。ルームシェアをしようと言い出したのはマチのほうからだった。それは私が就職を諦め夢を追うことにするとマチに打ち明けた次の日だった。
「私はミコがどんなでもそばにいてあげるよ」
マチはことあるごとにこんなことを言うのだった。
「どんなのでもって、もし私がアメーバみたいな真核生物でも?」
「アメーバでも好きだよ」
「私も、マチがアメーバでも好き」
赤ら顔の私たちは屋上で「Tomorrow never knows」を歌った。
「はーてしなーいやみのむーこうへーおっおー てをのばそー」
呂律の回らない舌で私たちは叫びながら柵の向こうへ両手をぴんと伸ばした。伸ばした指の先に、滲んでぼやけた街の灯りたちが、きらきらと輝いていた。
私はそのプロポーズを受けることにした。相手は麗さんという人で、マチの紹介で知り合った10歳上の高校の生物の教師だった。マチはあの失恋以来落胆している私を励ますために、荘くんとは真逆のタイプの男を紹介してくれたのだった。交際は、以前の私ではとても考えられないくらいにうまくいった。私は素敵な男をあてがってくれたマチに心の底から感謝した。彼はとても良く尽くしてくれたし、私も彼のことがとても好きだった。彼と付き合い出してから、彼の家に泊まって部屋に帰らないこともしばしばあった。そして私と対照的にマチはその頃からだんだんと不安定になっていった。なにかといらいらしてたまに私にあたるようになったのだ。私は何故そうなったかマチに聞くこともなかった、何となく察しがつくだけに余計聞く気がしなかった。喧嘩も私が帰らなくなった日のぶんだけ増えていった。
ある日3日間麗さんの家に泊まってから帰ると、私の部屋のものが全部廊下に放り出されていた。
「なにこれ」私はこっちを振り向きもしないリビングでソファにかけてテレビを見ているマチに問いかけた。
「もう出て行くのかと思って部屋を片付けといてあげたよ」
「ばかじゃないの?ほんとガキだね」
なんてみっともないんだ。私にいつまでもこだわって、ばかばかしい。
ずかずかと歩いてリビングに入ると不意にマチが振り向いてこっちをきっと睨みつけたので私は立ち竦んでしまった。
「ミコ、ミコの夢は、努力は何だったの?なんで…そんなに簡単に諦めるの?」
マチの声は掠れていた
「前にも言ったけど私には才能がないんだしもう筆を折ったんだよ」
「なんでも手に入れることのできるマチには私のことはわからないよ。知ったような口を聞かないで」
私はいつしか心の何処かで自分の夢と、マチから解放されたいと思い始めていた。
「そういえば言ってなかったんだけど私あの人にプロポーズされたんだ」
マチはまたテレビの方を向いて石像のように固まって何も言わなかった。
「おめでとうとか、ないの?」
マチは依然としてだんまりだった。
そのとき、私の頭のなかでぐわん、という音がした。誰かに後頭部を殴られたような衝撃だった。それから涙が、とめどなく溢れてきた。私は泣きながら廊下に放り出された荷物を出来る限りまとめた。それから麗さんに電話をしてワゴンを出してもらい部屋の私の家具や持ち物を全て、3往復して麗さんの家に運んだ。それっきり、あの部屋には二度と戻らなかった。それはあまりにもあっけない幕切れだった。麗さんは「人のつながりなんて、そんなもんさ」とやけに達観した口ぶりで私を慰めてくれた。3ヶ月後に披露宴の招待をマチにラインしてみたが既読すら付かなかった。
「もう、終わりにしよう」
別れを切り出したのは英治のほうからだった。英治はセックスが終わってしばらくして呟くようにそう言った。実のところ私は、英治のほうからそう言ってくれるのをずっと待っていた。いかにも安ラブホテルの調度品といった感じのチープなガラスのテーブルの上の、パフェ皿の底に残って溶けたソフトクリームがピンクの照明を反射しててらてら光るのを、私は裸でシーツも被らずに茫然と眺めている。英治がシャワーを浴びる音が聞こえる。英治が上がったら私もシャワーしなくちゃ。…どうしてこうなっちゃったんだろう…どうして。やにわにテーブルに起きっぱなしのスマホが震え出した。ガラスの上でがちゃがちゃ騒ぎ立てるそれに私はいらっとして。ぱっと手に取った。その画面には「麗さん」と表示があった。
「来月の裕太の体育祭どうする」
メッセージの内容はこれだけだった。私はスマホの画面を暗転させて枕元にぽんと投げ捨てベッドに潜り込んだ。麗さんと英太にはもう一年以上会っていなかった。毎日仕事漬けで夫と子供を捨てて出て行き、愛人と日中に安ラブホにしけこんでいる私のような女が今更どの面下げて元伴侶と息子に会いに行けばいいんだ。いやだ、このままなにもしていたくない。この地の底のような穴ぐらで、誰にも干渉されずにずっと踞っていたい。
「ミコ、ミコ、ミーティングに遅れちゃうよ。起きて」
そうだ、私は次の作品の企画ミーティングに行かなければならない。何せビッグタイトルのナンバリングだ。集中しなければ。
ミーティングはかなり難航したもののなんとかまとまった。私も英治も、いつものようにメンバーに振る舞った。私たちの関係に気付いている人は、どうやら1人もいないようだった。帰りがけに私と英治は小さな居酒屋に寄った。ここは私たちが関係を持ちだしたころ英治が教えてくれた店だ。
「今度のプロ���ェクト、うまく行くといいな」英治は燗を呷って少し上機嫌になっていた。昼間のラブホテルでの言葉を取繕うためなのかもしれない。
「なんたってミコには実績があるもんな。大丈夫、ミコならこの先一人でもうまくやっていけるさ」
「聞きたくない…」
「え?」
「「聞きたくない、そんな言葉」」
私は思わずそんなことを口走りそうになったが、かろうじてそれを飲み込んだ。
「英治はどうなの」
「どうって?」
「この前も辞めたがってたじゃん。この仕事、自分に向いてると思う?」
そうだ、私が英治の仕事や家庭の愚痴を聞いてあげるようになったのがこの関係の始まりだった。
「うーん…向いていようが向いてまいが、俺にはやるしかないな。やっぱり何度も言ってるけど、自分の夢のために邁進してきたミコと俺はスタンスが違うよね、それに俺…」
「俺?」促しても英治は先を言うのを躊躇うので私はいらいらした。握りしめた水割りを私はぐいっと飲んだ。
「俺…2人目ができたんだ…」
「ふうん、おめでとう、ね」
「そうなんだ、だから、この関係もそろそろ潮時なのかなって。」
私はカウンターに万札を叩き付けて店をあとにした。なにも英治に腹が立った訳ではない。私は全てがいやになってしまったのだ。夢も、仕事も、家族も。
「違う…私は…私は…」
私は無意識にそう呟きながら明後日の方向へ駆け出していた。後ろで英治が私を呼びかけながら付いてきていたが私はその声がしなくなるまで走り続けた。走って走って、私は知らないバーに駆け込んだ。それからジャックダニエルのロックを注文した。なにも考えたくなかった。ぼうとそれをちびちびなめていると、やにはにスマホがポケットのなかで震えた。英治がなにか取繕うためのメッセージを送ってきたのかと思い私はうんざりしながら画面を見た。しかしそこに表示されていた名前は「英治」ではなく「マチ」だった。
私は反射的にスマホをカウンターに伏せて置いた。そしてウイスキーを飲み干しておそるおそる画面をタップして内容を確認すると。
「久しぶり、突然ですみません。今度会えませんか。」とあった。
私は胸がざわざわした、けれどもう何も考えないことにした。すぐにマチに「いいですよ」と返信した。
待ち合わせは2人が分かりやすい場所が良いとのことで「鯤」にした。私は待ち合わせの時間より少し早くに鯤に来た。
「いらっしゃい。おお、ミコ」
蓮さんは最近白髪が増えたものの相変わらず元気だった。私は鯤には昔のなじみで今でもたまに来るのだ。
「ごぶさたじゃないか。仕事忙しいのか。なんか、顔が疲れてるぞ」
「うん、ちょっと最近いろいろあって、でも大丈夫だよ、ありがとう」
蓮さんはいつでもぶれずに蓮さんなので話していると私は安心する。蓮さんって私にとってオアシスのような人だ。
「今日ね、マチと会うんだ。ここで待ち合わせしてるの」
「マジで!すごいな、何年振りだ?」
「10年振り…」
「そうか、あれから10年も経つのか…なんかあっというまだな」
「うん、いろいろあったね」
本当にいろいろあった。でも、私とマチの時間はあの時のまま止まっている。私が部屋を飛び出したあの日のまま…マチはいったいどうしていたのだろう。
私は緊張してテーブルにかけて俯いていた、しばらくしてドアに取り付けたベルがからん、と鳴った。顔を上げると、入り口にスプリングコートを着たマチが立っていた。そのシルエットは背後から射す春の陽射しに象られていた。
「おおお、マチちゃん!久しぶりー!」
「マスター、お久しぶりです。」
「相変わらずべっぴんさんだね。ここに2人がいるとなんだかあの頃に戻ったようだな。ゆっくりしていってな」
「マスターも相変わらずみたいで。ありがとうございます」
マチははにかんだように微笑みながら、私の向かいに掛けた。私は気恥ずかしかった。何を話したらいいのか全くわからない。マチもそうなのだろう。ずっとそわそわして後ろを振り向いたりしていた。私はマチが少しだけふくよかになっていることに気が付いた。
しばらくしてマチが話し始めた。
「最近いろいろあって考えたの…私どうしてもあのときのこと謝っておきたくて…寂しくてミコを傷つけることしかできなかった。ミコがいないとだめなのは自分のほうなのに、そして、そう思えば思うほど心細かった。こんな風にミコを呼び出して謝るのも独りよがりだけど。どうしてもそれだけは伝えたくて、ほんとにごめんね、ミコ」
そう言ったマチの眼から涙がひとすじ流れ落ちた。
そうか、みんな寂しかったんだ。私とマチだけじゃない。麗も、英治も、それから荘くんだって。ミコの涙を見て私のなかで何かがはらりと落ちていった。それはたぶん、いつの間にか私の心に巣食っていた「あきらめ」のようなものだった。
「いいんだよ、マチ、もういい」
「あ、あり、ありがとう、ミコ、うわーん」
マチはぐしょぐしょに泣いてバッグから出したハンカチで顔を抑えていた。ほかの客もびっくりして、カウンターに掛けているおばあちゃんも「あれあれ」と茶化してきた。私もつられて泣きそうになったがこらえてマチの手をとって店の外へ出た。
私は泣き止んできたマチの手を引いてしばらく歩いた。
「見てマチ、ここのスーパーでよく買い物したよね」
「あっこの公園覚えてる?よくブランコ漕ぎながら酒飲んだよね」
マチは鼻をすすりながら「うん、うん」と相槌をうつ。
春の気持ちのいい暖かい風が、懐かしい気持ちを呼び起こす。マチの手は、あの頃と同じで冷たい。
私はマチの手を引きながらマチとの部屋を後にしてからのことを吶吶と話した。結婚して間もなく、昔穫ったグランプリの作品を目にしたディレクターに大手ゲーム会社のシナリオライターとして抜擢されたこと…麗さんとの子供が産まれたこと…仕事が多忙なのが原因で離婚したこと…仕事が忙しすぎて疲れていること…同僚の不倫相手との関係が終わったこと…
マチは私のところどころくすりと笑いながらただ聞いてくれていた。
「ぜんぶミコだね」
「え?」
「恋愛でポカするのも、仕事や夢に疲れて参っちゃうのもぜんぶあの頃と同じミコだ。ミコは私が知らない間もミコをやってたんだね」
「たしかに、全部わたしだ。わたしらしい…わたし」
そしてマチもずっとマチだ。あの頃と同じ、強い肯定も否定もせずただ私に寄り添ってくれる。そんなマチを見ていると今日の朝までずっと私を苛んでいた罪の意識や漠然とした憎悪が緩やかに解れていった。
「ねえマチ」
「ん?」
「屋上に行かない?」
私たちの住んでいたマンションはまるでタイムスリップしたかのようにあの頃と同じで、どこも全く変わっていなかった。
いけないことと知りつつ、私はマチの手を引きそうっと忍び足で、屋上への階段を昇る。
私たちは昔のように並んで囲い柵によりかかり街を見渡した。
「どこもかしこもなーんにも変わっていないね」
「そだね、あ、でも私は少し変わったかも」
「どんなところが?」
「私、結婚するんだ。式は挙げないことにしたんだけど。それでね、今お腹に赤ちゃんがいるの」
「え?」
私は不意をつかれて唖然とした。
「何ヶ月?」
「3ヶ月」
「えーっと…夫さんはどんな人?」
「優しい人だよ、今の職場で知り合ったの」
「おめでとう、マチ」
「ありがとう、ミコ」
私たちは手を繋いだまま顔を見合ってくしゃっと笑った。
「これ、覚えてる?」
私はスマホのプレーヤーを開いて再生をタップした。
「うわ、懐かしい、私今でも聴いてるよ」
「私も聴いてる」
あの夜この屋上でマチと一緒に歌った…そしてマチと私を繋ぐきっかけになったこの曲。
「Tomorrow never knows」
私たちはあの頃を思い出しながら小さな声で一緒に歌った。これまでと、これからの全てが、発酵するパン生地みたいに私のなかでふわり広がって行った。
心のまま僕は行くのさ、誰も知ることのない明日へ
そうだ、私とマチは私とマチのままで、あの頃のような万能感はなくともしっかりと歩いて行くんだ。癒えない傷を抱えながら。あらゆる柵に絶えながら。
私たちの目の前には、霞がかってぼやけたなんでもない街が広がっていた。
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【投稿企画】先月の1本・来月の1本(2023年2月)
読者の方々からお寄せいただいた2月の「先月の1本・来月の1本」をご紹介します。先月の観劇の記憶を思い起こしながら、来月の観劇のご予定にお役立ていただければと思います。投稿はどなたでもご参加いただけます。是非いっしょに舞台芸術を盛り上げていただければと願っています。
・papamomo(11本以上) 【先月の1本】 SPAC「リチャードⅡ世」(静岡芸術劇場) シェイクスピアの「リチャード二世」を読みながらこの戯曲は上演するのが難しいのだろうなと思ったが。寺内亜矢子の演出が素晴らしく、戯曲に沿いながら、案内人を登場させ、補助線をしたことも功を奏した。ベテランと若手の俳優陣の演技に引き込まれた。 【来月の1本】 食む派「冷やし中華いななき」(座・高円寺) 一昨年年1月の月いちリーディングでのはぎわら水雨子さんの『冷やし中華いななき』 が取り上げられ、リモートで視聴。非常に面白かった。期待をして、立ち上げた食む派の『パへ』を拝見、素晴らしい作品だった。 『冷やし中華いななき』の上演を観れる!
・りいちろ (11本以上) 【先月の1本】 ほろびて「 あでな//いある」(こまばアゴラ劇場) 冒頭の物語の歩みのなさの苛立ちが、後半見事に覆るありように息を呑む。世界のありようと自らの今を考えさせる力に目を瞠った。 【来月の1本】 鵺的「 デラシネ 」(新宿シアタートップス) 鵺的の紡ぐ世界に、劇団員はもちろんのこと「チタキヨ」や他の客演の方々がどのような色を醸すのかとても楽しみ。
・小泉うめ 観劇人・WLスタッフ(6~10本) 【先月の1本】 お寿司「ヘレンとgesuidou」 (THEATRE E9 KYOTO) 強く言いたいのは、南野さんは決して観客を選んでいないと思う。しかしこの作風はどうしても観客を選ぶ。そしてそれを怖れない姿勢がこれからも守られて欲しいと願う。 【来月の1本】 akakilike「 15:00(静かに)電子レンジを壊す 」( NEUTRAL・Gallery PARC ) 色々と「おひさしぶり」を含んだakakilikeの本公演だが何よりもいつ以来かと思うくらいに倉田さんがガチで踊ろうとしている気配に期待している(いや、いつもガチだとは言われるだろうけど)。
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すずめの戸締まり感想
すずめの戸締まりは「新海?あー、絵きれいな人ね」「前前前世ね」と思ってる人こそ観てほしいなと思いました。以下ネタバレ配慮せず綴りますので注意。
私は思春期の頃に秒速を観て新海誠のファンになり、今までも秒速が彼の作品の中で一番好きだったのだが、今回それを更新されたかもしれない。 劇中、中弛みもなくRADWIMPSのMVになる事もなくキャラクターも愛しく、要所要所で笑えて伏線の紡ぎ方も結末も見事だった。最高傑作という謳い文句は大げさではなかった。 おかげでライトな感想と重めの感想とがあるんだけど…どっちから書くべきか…。
災に翻弄される人間をみて「くりかえすね」と言うダイジンのこの一言で全身が物語の液体に浸かった様に思う。 東日本大震災があった時、私は中学生で部活の顧問に「大変な事になってる」と話されるも帰宅してテレビを観るまで、いや、走る車が波に飲み込まれる映像を観ても現実味は無かった。 当時傾倒していたRADWIMPS、特に野田洋次郎の一挙手一投足に注目していた私は、彼が震災以来毎年3/11に震災への想いをなぞる曲を出すのを聴いていた。RADWIMPSとは別のillionの活動も追っていた。 今回のこの映画はあの日遠くで起きた震災を本当に起きた事としてつないでいてくれたRADWIMPSとの10年間のレンズを通して観ることになった。 昨年から何度か制作の取材として南三陸町に行く機会があり、現地の人の生の声や何もなくなった土地、当時何人かの人の生き死にを分けた建物のグネグネと曲がった鉄骨、新しい街。夏なのに遊泳する人の居ない海水浴場、そこで感じることは色々あったが、当時の中高生が避難の際に老人ホームのお年寄りを助けに行ったという話が私の頬を打った。 私が友達といつも通り絵を描いている時に、別の場所で近い年の子達が生死をかけてすごしていたのだと思うと喉の奥がギュっと痛くなる。 作中で、人が住まわなくなった場所が災厄を招く境界になり、扉を閉じる時にはその土地で過ごしていた人々の事を想う描写が切なかった。 普通は人は自分から離れた人の不幸など考えずに暮らすもの、災がなければ想うことも無かった人々の営みが自分の住む国だけでもいくつもあるのだ。 「風化させてはいけない」そんな言葉たくさん聞いてきたが、大自然が牙を剝く事を100%予測する事など不可能だ。きまぐれの様に「たくさん人が死ぬよ」と言うダイジンは自然そのものだった。
何でもない若者が世界を救う物語というのは、いっけん思春期の頃に抱く夢想の様に思えるかもしれないが、あの時事実として年齢も肩書も関係なく助け合った人達が居たと私は偶然知ることができた。 「君の名は。」や「天気の子」をもう一度観なおしてみたい。
新海誠の作品の中でいつもピンとこなかったのがキャラクターだった。風景や光に対してはあんなにも理想を追求できているのにその中を動くキャラだけ解像度が低いように感じていた。 そういうものとして観れば作風になるのだが、今回の新作はキャラデザ、モーションが格段に良くなった気がしている、それも合わせて過去作を観るのもいいな。
そしてすでに話題の芹澤、前情報無しで観たので声優が神木隆之介だったのは驚きだった…真面目君以外の役もハマってるじゃん…演技力すごい…とエンドロール中感心してしまった。 足立ナンバーのおんぼろオープンカーに乗り、タバコも指輪もピアスもメガネもアクセサリーてんこ盛りの彼はすずめと叔母を「闇深ぇ〜」と表すのだが、彼は自身をどう見積もっているのだろうね、どっちにしろとてもいいキャラになる。終始チャラ男だのサイテーだのの目を向けられて不憫でかわいいので自己肯定感高くあってほしいねw陰りが無いほうがしっくりくるかもしれない。草太に対して「あいつ自分の扱い雑だからムカつく」って言ってたし、すずめ達と草太達の2つの家族像が彼の中で画像として重なっていたから、芹澤はすずめを放っておけなかったのかも。 男性があのキャラを観てどう思うのか少し気になったがまぁ別にどうでもいいや、芹澤は良いキャラだよ…。ネット上ですでにすずめの戸締まりのキャラの二次創作が散見されるけど、それはキャラの魅力故にだろうし。 あと、叔母さんとの言い合いのシーンも真に迫っていた、家族間によくあるすれ違いなのだろうけど身に覚えがあったし最近軽く燃えていた「龍とそばかすの姫」の家族の描写と比較して語られる事がありそう。
これまで「ほんものらしすぎてにせものみたい」だった新海誠の夢のような美麗な風景が、グロテスクさを持つのはリアルへの担保となってとても良かった。 帰りにバイクに乗りながら、こうやって途中で改善点があったとしてもつくり続ける事でまわりも巻き込んで傑作を生みだす事になるのかもしれないなと、まずはいいと思うものをただつくっていきたいなと。
人間は色んなものを記録する習性がある。大切なもの、愛しいものはもちろん、史実として起こった事、誰かとの秘密も暗号にしてまで記録する。おかげで今、誰の手元にもカメラのついたスマホがあり誰でもカメラマンになれ、何年か前のの今日のつぶやきも見返せる様な時代になった。過ごしている時を記録していつでも思い出せる様にするのは私たちが忘れる生き物だからで、人は一般に忘れる事を止められない。忘れまいと誓った事も手で掬った水の様にいつかはすり抜けてしまう。津波の被害にあった街は、廃墟というには遺っているものが少なく、建物や蔵書、そこで記録されていたものを失ってしまう事はこの望まぬ忘却に近い。記録に様々な形はあれど、その消失を哀しむのは覚えていたかった事への追憶なのだろう。
てか芹澤が選ぶ車がアルファロメオなのもス―――パ―――――しっくりくるんだよね!!!!ジュリア?スパイダー?の複合みたいな感じの。 パンフレットはまだ読んでないんだけど、この作品がどんなプロセスを経て完成したのか、わたしとても気になります。
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2018良かった9曲
今年聞いた音楽の中でサイコーだった9曲について話をする。
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【DOCUMENT/TENDRE】 #IHOTR11月選出。 この人と中村佳穂に関してはもう完全にApple music様々。 この曲が収録されている「NOT IN ALMIGHTY」がマジで捨て曲なし、超グルーヴそして良質なメロ、しかしど真ん中に鎮座する確かなポップネス、まとめると解脱した星野源、って感じでびっくりするほど良かった。 どこで聞いてもいいし、いつ聞いてもすっと入ってくるの本当にずるいなという感じだったっす。 そして弓木英梨乃と飲み会をしていて「弓木英梨乃…まじで顔の広さと友人のセンスがヤバすぎる魔性の女や…」となった。 来年は必ず生で見ようと思う。超絶よかった。
【You may they/中村佳穂】 #IHOTR11月選出。 もう各種インフルエンサー(主にマルチネ界隈、tofubeatsとか)がバッキバキ良さに言及してるから、いまさらおれが言うこともないんだけど、ヤバい人が出てきてしまったという感じ。 正直この手の「メロやリズムが難しめの、聞いてて修行っぽい音楽」は世界観に没頭する系なので、トラックが薄くて音数も少なく、ジャズ派生みたいなバンドになりがちであんまり好きくない(というか違いがわからない)んだけど、この曲聞いて頭ぶん殴られたかと思った。 声に特徴があるわけじゃないんだけど、曲の構成が超不思議なときあるし、意味わかんない部分もめっちゃあるし、何よりメロが超強い。それでいて難しい楽曲が多いので、何回聞いても飽きない。 伝え聞いた情報によると、ライブは「ちょっと人智を越えちゃってる感がある」そうなので、来年この人も必ず見に行かなければならないと思う。
【Inner Blue/パソコン音楽クラブ】 #IHOTR6月選出。 マルチネ界隈で徐々にその名前が売れ始めている「パソコン音楽クラブ(通称:パ音)」の1stフルアルバム。 ロングセットの動画(鍋食べてる横でやるやつなど)を何度か見ていて、ヴィンテージ機材で80’sな感じの音出してるのがかなりツボだったので楽しみにしていた。 ちょうど前後ぐらいに「ジャスコテック(ジャスコの店内BGMっぽい音色の4つ打ち)」的な話や、Vaporwaveのコンテクストを探っていたというのもあった気がする。 1stフルということでどんなもんかと思ったら凄まじい完成度で驚いた。超情景的なメロにサイコーの音色、そりゃー色んな人にカバーされるわという感じ。(DREAM WALKリリパのin the blue shirt有村さんカバーが激エモでした) 間違いなく来年も聞くだろう。
【Pastel(Feat. Snail's House)/Moe Shop】 #IHOTR12月選出。 ボーカルカットアップの楽曲をもっと知りたいなぁ、という旨のtweetをしたら、フォロワーさんからFusqというトラックメイカーを教えてもらい、それをApple musicで掘ってたら出てきた。 「Moe Shopて」と思って調べて見たら、いわゆるkawaii futurebass系の有名な人らしく(feat.があの星野源と一緒にやってるSnail’s Houseだしね)他の曲はまあまあだった(というかボーカルカットアップじゃなかった)んだけど、この曲はめちゃくちゃ良かった。 2018はバンドっぽいのを全然聞かず、打ち込みばっかり聞いてたんだけれど、この曲がそれを非常によく表しているな、という感じですね。今年のモードは完全に打ち込みだった。
【Wade/Taquwami】 #IHOTR10月選出。 in the blue shirt有村さんのtwitterで知った人。 1ヶ月毎日曲作って上げる、って狂った企画をやってて、どんなもんかいやと思って聞いてみたらすんげー良かった。 中でもこのWadeって曲はどミニマルで、同じメロをいかに調理するか、っていうおれの大好きなやり方で作られてるので���嫌いなわけがなかった。 フィルタとかリズムとかどんどん開いたり細かくなってったりして、テンション上がりきる直前でフッと下がるので「えっ最高値そこ!?」ってなるのが面白かった。音色も当然好きな感じ。
【わたしを離さないで/Orangeade】 #IHOTR2月選出。 ※Apple musicに無いので上記プレイリストで聞けず あの北園みなみ(現:大沢建太郎)がバンドを!? ということで視聴もできないほぼプロモーションゼロのCDを購入。 これが大変な大当たり、アルバム一枚分ぐらいの金をかけたというストリングスセクションや、M.Kitasono節が光る哀メロでめちゃくちゃ強い一曲に仕上がっていた。 Orangeadeには「婦人倶楽部」プロデューサーの佐藤望も参加しているので、かなりおれにとって良いバンドだと思う。 個人的な感覚だけれど、大沢建太郎より北園みなみの方が美しい名前なので戻してほしい。(改名理由は「ずっとしっくり来ないまま今に至るので」らしい)
【PINK/土岐麻子】 #IHOTR10月選出。 土岐麻子ってもうめちゃくちゃ「丁寧な暮らし」側のしゃらくさい音楽だよな、と思っていて、おしゃれ気取る時しか聞かないでしょ、と思っていた。 が、in the blue shirt有村さんのmix聞いてたら、このアルバムに収録されているCity Lightsって曲(Overtureって感じのアカペラ曲)がサンプリングされてて、それがめちゃ良かったので調べてみたら、PINKはプロデューサーが違うらしい。(トオミヨウ氏) なのでいっちょ聞いてみっか、と思ったらリード曲のPINKがめちゃくちゃに良かった。 土岐麻子といえばボッサ感、ラウンジ感、みたいなのを払拭したくてダンスミュージック感を取り入れたんだと思うけれど、下手くそな4つ打ちとかでなくちゃんとフックのあるイカした感じだったので「やるやんけ…土岐…」という感じ。(同じようなコンセプトっぽい堀込泰行の曲はどうしてあんなに…ウッ) これも知ってからよく聞いてた。なりちゃんのApple musicでは一生これ聞いてるってことになってたらしいし。
【草木/長谷川白紙】 #IHOTR12月選出。 問題作。元々長谷川白紙という人の名前はマルチネ界隈でよく出てきていたので、まあ知ってはいたのだけれどもちゃんと聞いてみたことがなかった。 12月のおれといえば、もう完全にApple musicの虜でしかなかったのでバシっと聞いてみたところ、1回目でよくわからず、2回目でもしや?となり、3回目で完全にええやん、となってしまった。 リズムがわけわからん、完全にぐちゃぐちゃ系の曲なんだけれど、これよく聞くとサビとかメロとか他のところで使ってるトラックを重ねてるっぽくて(それだけじゃないっぽいけどおれにはよくわからんかった)ただ無秩序にめちゃくちゃなわけじゃなくてかなり良かったです。メロも強めだし、イカしたゲスの極み乙女って感じ。 ジャケが怖すぎるので、いい曲だけどとても怖い。
【非ゼロ和ゲーム/KIRINJI】 #IHOTR6月選出。 コトリンゴ脱退でどうなることかと思っていたKIRINJI先生。 不安を払拭するように「愛をあるだけ、すべて」はかなり良いアルバムでした。 中でも非ゼロ和ゲームは高樹らしさが光るしトラックはDODECAGONの頃っぽくなってて、完全におれの求めていた高樹って感じでした。 20周年イヤーも忙しそうだったけど良かったです。ライブも良かった。 でも早い内に鍵盤をメンバーとして入れたほうがいいと思います。
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- 総括 - 今年もよく音楽を聞いたと思います。 特に終盤戦はApple musicの恩恵が非常にあったのでとても良かった。アップルとまゆみに感謝しとこ。
今年は何気によくライブにも行ったんだけれど、ここに上げた楽曲の人たちのライブにはほとんど行けてないので、来年は今年衝撃だった人たちを生で見に行くようにしようと思います。
あと、文中に何回かin the blue shirt有村さんの名前が出てきていますが、これは完全に早く2ndをリリースしてほしいという気持ちの現れ。 instagramの#intheblueshirt2ndで見られる片鱗たちが一分のスキもなくサイコーなので、来年のランキング1位は早くも決定です。まだ2019年なってないのに。
来年もクールな音楽にたくさん出会えますように。 みなさんもクールな音楽を見つけたらおれに教えてください、必ず。
良いお年を。
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親友が送ってくれる次男の写真が、前会った時から急成長してて会いたくて仕方ないよ〜!前は赤ちゃあんて感じだったのにもう立ち上がりそうだった。前に会ったのも結構前だからなあと思ってたら年明けてからはまだ会ってなくてビックリ。長男はコロナ前だったからよく遊べたけど次男は全然だ。寂しい。 今プロ野球は絶賛交流戦中。毎年めちゃ楽しみではあるんだけど、ビジター試合は中継がほとんど見れないのが難点。セの壁がッッ! 速報は見てるけど映像がないと気持ち的盛り上がりがなあ。パはヤフプレ会員だと全試合見れるので、改めてありがたい。 TLで流れてきたパラライの映像で久しぶりに動く近ちゃんを見ました。めちゃいいぜ近ちゃん〜! SpotifyにいたのでBAD BOYZ聴いてます。
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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 8thLIVE Twelw@ve day2雑記まとめ
day1の続きです。この日は朝から昼から肉を食い、酒を飲み、最高にハイになった状態(?)でライブを迎えました。
何にせよ担当が出るのでそらもう正気じゃいられなくなる可能性がありますからね。一旦リミッターを外しておこうという魂胆です。
最初のユニット紹介のイントロ、個別で聴けるようになりませんか?なりませんか、そうですか……。
1.『Hang In There!』 出た瞬間、黒の光沢衣装がカッコいい。黒で魅せるの最高にクールだよ。そしてゆい㌧のウインクいいよね……。思ったけどゆい㌧の露出度、今まで見ても過去最大値出ましたか?これ。
2.『追憶のサンドグラス(sky_delta Remix)』 聞いたことあるのに速い……?と思っていたらRemixですか。こういうバリエーションを出してくれると今後のライブもめちゃめちゃ期待しちゃうよね。待ってるよRemix祭りのライブ。その時は何があっても行くから。 挨拶のときの「トゥエル、ウェ~~~~~~ブ」って言い方が好き。
3.『Super Duper』 お互いに背を預けたり、と思えばお互いの方を向いて歌ったり。相棒/パートナーを強く感じられる二人だ。ちょっと見つめあっても笑顔でやりとりするの見ると微笑ましい。
4.『Special Wonderful Smile』 イントロの時点で一回息を引き取りました。アーカイブだとすんなり始まってるけど実際は同じ曲が二回目流れ始めたんだよね(何のドッキリだ?と思ったよ) 今日も推しが可愛い。ユニットごとに衣装割り当てがある時点で覚悟してはいたもののいざ目のあたりにすると覚悟なんてちゃちなもんだったんだなって。何もかも忘れて見惚れている自分だけがそこにあった。
5.『旅立ちのコンパス』 ターンのときにふわっと広がる裾は国宝にしたほうが良い。カメラワークで足元を映す切り取り方は個人的に好きなのでもっとやって。 両面ともインパクトのある曲、というより噛み締めて聴く曲だと思う。明るくて涼やかな曲、だけど歌詞を掘り下げるとキャラの奥行きが見つかる、と言った印象のある曲。もう一度、歌詞と照らし合わせたりコミュで補ってこの曲を味わいたいなあと思った。 もちょ(星梨花)の挨拶で「コーヒーに合いそうなチョコレートを持ってきました!」が実は次の曲のヒントだったりしたのか……?
6.『オーディナリィ・クローバー』 彼女たちの要素が歌詞からの汲み取れる曲選抜かな。時間的に夕暮れ時だったというのもあるのだろうか(これは後付か?)。星梨花的に言えば、三女役で杏奈と競っていた時期を思い出したというのもある。
7.『フシギトラベラー』 髪型といいだんだん完璧になっているとすごいな……。ぴらみさんがウィスパーでもビブラート効かせてるの歌唱力で殴られてるわ。
8.『CAT CROSSING』 「つま先の野生を信じてる」がすごく二人らしいな、と。そもそもサビの自分の意志を力強く訴えることがもうまんまじゃん、とか思ってたりはするんだけど。自分の揺るぎない心を歌う曲で猫で、そして同じクレッシェンドブルーのメンバーの曲で。 その後「9th志���がプリティ〜〜〜ッ→ニャンニャンッ!を歌う説」が出ていて笑っていた。
9.『Black★Party』 ベースラインが大好き。はちゃめちゃにしながらも誘惑をしてくる不思議な引力のある楽曲。茜ちゃん人形がいつの間にかいてびっくりした。
10.『囚われのTeaTime』 ゴスロリ!!ダークパープルの夏川の髪色!あつきちの巻き髪!ごちそうさまです。 可愛い声質でカッコいい歌い方って高度な事してるよなあと思うんですよね。だってカッコよさに寄せたら中の人出ちゃうし。キャラに寄せたら可愛いに寄っちゃうし。その上手な塩梅ができるっていうのは長年の賜物なんだろうなあ。 「自律神経」のフリが最高。何度でも見ろ。見る。
11.『Maria Trap』 2番の昴のセリフでひっくり返った。そこで声色変えるのはずるじゃん最高~~~~~~~~!!!! 「完成とは絶望のことよ 」という歌詞をロコが歌うことに対する考察ツイートを拝見して変な声が出たということも記述しておこう。
12.『dans l'obscurité』 目指せ140万。というのはミリシタでの目標です。 演出の炎が似合いすぎる曲でしょ。もっと爆発するような演出でも見たかったけどそういえばここホールでしたね。掛け合いのカメラワーク調整だったり透かし合成とか、執念を感じた。いいぞ。 ライブ当時は電波状況が悪く最後の最後で途切れるという災難もあったがアーカイブでは顕在。赤→白のサイリウム変更してる人がそれなりにいたのはちゃんと押さえてる人だな。感謝。
13.『Paradox of LOVE』 憑依型と歌唱力の鬼しかいないユニット。聴いてて安心しちゃう。安心するような曲じゃないのは百も承知なんだけど。力強い視線がたまらんですね。
14.『Eternal Spiral』 歌っているキャラが歌詞の意味を理解したないんじゃないか、で話題の曲がついに理解される日が来たということでいいんですかね? べーせんのキレがとんでもねえってことにアーカイブで気付かされましたわ……。これもいつかコールしたい。
15.『深紅のパシオン』 ずっと拳振ってた。楽曲も歌唱も全身全霊でぶつかってこられるともう圧倒されるしかないんだなって感じ。「ッッパシオン」って感じでパに全力注ぎ込んでてpowerを受けられるぞ。
16.『ABSOLUTE RUN!!!』 翼(machico)だけ衣装がアレンジがあるの、翼だったらやりそうだよなあ、といつもワンポイントの差に翼味を受ける。 聴くだけで笑顔になれる最強の曲。歌ってる姿もとても楽しそうなのがよりこの曲の強度を増している気がする。
17.『君との明日を願うから』 カバー曲というよりもう一曲と考えたときにまずこの曲が上がり、やってくれたら嬉しいなあと思っていたのでめちゃめちゃ嬉しい。 ゲッサンでのセリフで
「だったら両方やろうよ。1曲目がカッコイイので2曲目が明るいの!」
「それから3曲目は…優しい曲。」
とあったのでそれ準拠で働きかけてくれたのだろうか。ミリオンをより好きになった作品の一つでもあるのでこういうところから拾ってくれるのは愛情を感じる。
18.『Be proud』 要所要所でジャケのポーズをしてくれる。未来(ぴょん)が二人の方を向くのはらしさいっぱいで胸が熱くなるんだよな……。1小節ずつカメラが映るのずるいなあって思う。
19.『恋花』(Chrono-Lexica/chicAAmor) ユニットでのカバー予想だったけどこっちできた。Chrono-Lexicaが高音、chicAAmorが低音でまとまりがあって綺麗。
20.『プリンセス・アラモード』(Jus-2-Mint/TRICK&TREAT) はちゃめちゃ感があるのはこの組み合わせにはぴったり。アラモードは「最新の」「現代風」という意味をもつフランス語らしいので、独自の世界観のパーティーに連れて行ってくれそうだなあ、なんて思ったり。いつもはこの曲1人で歌ってるよのね……。
21.『Happy Darling』(Fleuranges/ストロベリーポップムーン) 観客が声を出せない代わりに演者が声を出していくスタイル。今だからできるいい形だと思ってる。『ふんわりスカート』も『カラフル』も衣装と相まって良い相性。ラスサビ前のこちま氏は何をしてたんですかね……?個人的にはもちょところあずが隣り合って歌ってるのでせりしず味を感じていた。ここ最近一緒のグループにならないからより嬉しかったんですよね……。
22.『自転車』(Chrono-Lexica/Jus-2-Mint/ストロベリーポップムーン) 演者が声を出していくスタイルその2。ここの面子は自転車通学なのか?甘酸っぱい青春の空気感がキャラと合ってるよね。
23.『成長Chu→LOVER!!』(Fleuranges/TRICK&TREAT/chicAAmor) と思ったら青春の甘酸っぱさ継続。すーじーとラブできなかったべーせん。さっきの面子より勉強できる子のイメージ強いんだけど、そういう……?
24.『ショコラブル*イブ』 この曲でノる時、完全にリズム天国のマンドリコなんだよ。キャラごとに歌い分けくれ~~~~~!!って言ってたら本当に来た。3月に俺は一旦死んで生き返るらしいよ。それはそれとして杏奈の告白シーンはクるよね
【ENCORE】
25.『Harmony 4 You』 「君のもとへ」で跳ねながら指を差してたりちょっとずつアレンジが入ってるのいいよね。
26.『Thank You!』 3rd幕張day2を思い出す笑いの入ったイントロ。終わっちゃうんだなあって寂しい気持ちで残った酒をいただきました。
見てないコミュだったりドラマCDが割とあるのでちゃんと聴こうと思いました。知ってるほうがそりゃ120%楽しめるもんね。 いざ書いてみるとコミュの内容や歌詞が思い出せないことが多くてびっくりした。曲だけは覚えていたのでコールは感覚的にできるけど歌詞を噛み締めながら聴く、みたいなことがすべての曲でできなかったのでそういうライブの楽しみ方も今度はしたい。 アーカイブはマジで神。ある一曲のおかげでその後全部真っ白になった、みたいなケースが無くはないからね。そうでなくとも「もしかして、そうだったかな?」がすぐに確認できる環境is最強。 正直全然書き足りないんだけど、そうなったら終わる気もしないので割愛。でも愛を割るな。 あとは星梨花の誕生日に触れるライブが初めてだったので嬉しかったよね。たくさんの人に祝ってもらえて良かったね、星梨花。
SEASON ON-@IRには名前がなかったので『Shamrock Vivace』も『産声とクラブ』も初披露の段階で声が聴けないのは残念だけど、いつかフルメンで披露できる日を願って止まない限り。
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2009/09/26 鎮座DOPENESS “100%RAP” Interview
先日リリースされた待望の1stソロ・アルバム「100%RAP」は、鎮座DOPENESSならではの解釈に基づいた彼のラップが思う存分楽しめる作品に仕上がっている。彼の現在のラップ観に行き着いた過程から、本作で目指した方向性やフリースタイル観まで、発言の数々はラッパー:鎮座DOPENESSを理解するためのキーワードに満ちている。
「路上ライヴをやってて思うのは、B・ボーイの方が足を止めないってことなんですよね。逆に子供とそのお母さんとか、お爺ちゃんお婆ちゃんだったりの方がよく見てくれて。そう考えると“HIP HOP”ってイメージを持ってないけど『何か面白い』ってフラットに思ってくれる人に届くような、どんな状況でも合わせることの出来るアルバム作品にってことを、自然と意識したかもしれないですね」
MCバトルやフリースタイル、そして様々な客演作品で強烈な印象を残しつつ、昨年はKOCHITORA HAGURETIC EMCEE'Sでのアルバムをリリースし、そのポテンシャルの高さを見せつけた鎮座DOPENESSが、待望の初ソロ・アルバム「100%RAP」を完成させ、ついにその全貌を顕わにした。そしてこの作品の持つ言葉そのものをグルーヴさせ、「日本語をいかに日本語としてカッコ良く発するか」という鮮烈な提示は、日本語によるラップ・フロウをもうひとつ上の段階に押し上げることになるのは間違いないだろう。また、このインタビューでその一端が明らかになった試行錯誤とロジックは、このフロウが決して一朝一夕で完成したものではなく、才能に加えて努力と分析の賜物であることを教えてくれた。インテリジェント・モンスター:鎮座DOPENESSの見せる新世界をご賞味あれ! インタビュー:高木晋一郎
■まず、そもそも鎮君と音楽との出会いはどういうところから始まるの? 「特に音楽的な習いごとはしたことがなくて、一番最初に音楽をいっぱい聴いたって記憶は、小学校5〜6年のときに聴いたチャゲ&飛鳥ですかね」
■じゃあ、入りは歌謡曲だったんだ。 「そうですね。でも音楽を演りたいと思ったのはHIP HOPを聴いてからですね」
■ではHIP HOPとの出会いは? 「中2のときですね。当時バスケをやってたんですけど、NBAのビデオのBGMにHIP HOPが使われてて、それが最初の出会いで。音楽的にもそうだけど、ヴィジュアル的にもカッコ良いなって。ウータンなんかヒーロー戦隊みたいだったし(笑)。そこから色んなラップのコンピを買ったりしてハマっていった感じですね」
■HIP HOPのエレメンツの中でラップって表現を選んだ理由は? 「なんだろう……サッカーと野球だったら野球を選んじゃう感じ?(笑)。グラフィティはちょっと敷居が高いけど、他の3エレメンツの中でラップを選んじゃうっていうのは……(人間的な部分で)なにかありますよね。サイプレス上野君とかダースレイダーさんとかも同じ匂いを感じるんですけど。憧れたラッパーは……、METHOD MANはそうかもしれないですね。動きもカッコ良いし、大人数の中でもスッと目立ってたり」
■そのときにはどんなリリックを書いてたの? 「えーと……エコとかかな。エコラップ(笑)。で、HAGURETICのSABOとは同級生だったんで一緒にグループを組んだりして、その後はのらりくらりと今に至るというか」
■鎮君ってその“のらりくらり”の部分が結構謎に包まれてるよね。 「例えば意外な誰かとグループを組んでたとか?そういうのまったくないっすよ(笑)。でもアングラデラってグループを組んでたときは横浜で結構活動してて、そこでサ上とロ吉に出会ってたり。だからHIP HOP関係では横浜の友達が多かったですね。でも基本的にはひとりで色々研究してたって感じですね」
■今みたいなフロウ・スタイルはその当時から開眼してたの? 「2002年ぐらいに『どんなビートにでも対応���来た方がいいんじゃないか』ってことで、DJと俺との一対一でジャズもロックもテクノも何でもかけて、2時間ぐらいずっとフリースタイルをし続けるってことをやってたんですよ。で、そうやってずっとフリースタイルをやり続けてると、“韻”とか“言葉”って言ってる場合じゃなくなるんですよね。それを考えてるとフリースタイルを続けてられなくて。でも、そうすると自分に制限がどんどんなくなってきて、思うことを思うままに出来るようになってくるんですよ。そこで、言葉を選ぶっていうよりも、『どんな言葉でも自分のニュアンスでカッコ良くしていく』って方向性に気付いて、それを磨いていって今のフロウに至ると」
■延々フリースタイルをし続けるっていう、そういう行動に至った訳は? 「俺にはKREVAスタイルやILL-BOSTINOスタイルが出来る兆しがまったくなく(笑)、とにかくフリースタイルをやりまくって自分の道を見つけるしかなかったから。だから曲を制作するより、自分が面白いと思うラップを見つけるための行動に重きを置いてましたね」
■なるほど。話は変わって今回のソロ・アルバムだけど、初期段階ではどんなイメージを持ってたの? 「親に聴かせられるアルバムというか、聴かせて共感させられるような作品は考えましたね」
■それは、ある意味ではB・ボーイ・リスナーよりももう少し広い層へのアプローチを考えてるってことにも繋がると思うんだけど。 「そうですね。路上ライヴをやってて思うのは、B・ボーイの方が足を止めないってことなんですよね。逆に子供とそのお母さんとか、お爺ちゃんお婆ちゃんだったりの方がよく見てくれて。そう考えると“HIP HOP”ってイメージを持ってないけど『何か面白い』ってフラットに思ってくれる人に届くような、どんな状況でも合わせることの出来るアルバム作品にってことを、自然と意識したかもしれないですね。例えば“オラハラッパー”だったら、内容に共感してくれるB・ボーイがいてくれても嬉しいし、逆に“パ”の発音と場所を追って聴いて、音として楽しんでくれてもいいしって。それから、なるたけ聴き取りやすくしたかったですね。言葉が聴き取れないって今までは言われがちだったけど、今回は言葉や音の潰れない、聴き取りやすいけれども変なフロウであるってことは意識しましたね」
■でも、それって相当難しいよね。聴感を良くすると言葉が埋もれてしまったり、逆に言葉を聴きやすくするためにフロウが犠牲になる場合は多々あって、それはラップに限らず——例えば桑田佳祐の楽曲はそういう部分が強いけど——英語ベースから翻訳された邦楽自体が抱えてる構図だと思うのね。且つ、内容が強すぎるとパーティ感が損なわれてしまったりっていう問題もあるから、“言葉”と“音”と“内容”ってすごく難しいバランスの上に成り立ってると思うけど、その折り合いって鎮君はどう考えてるの?
「すごく曖昧だけど、やっぱり“も”とか“は”とかの接続詞の使い方だったり、発声自体なのかもしれないですね。そこを意識することで、カッコ良いフロウでありながらも聴き取りやすく表現することは出来るんじゃないかなって。もしくは言葉が潰れそうだったら、言葉を増やしたり細かくしてリズムにトントントンと載せるとか、そういうのを自分で録りながら研究して作り上げてくって感覚ですね」
■完全に直感っていうよりも、試行錯誤の上で曲を決着させるというか。 「でも、『どういう言葉は滑りが良いのか』とかって感覚はフリースタイルで掴んだ部分が強いですね。例えば“あ(母音a)”はアタックが強い音だし、“お(母音o)”は伸びてフロウできるしっていう感覚は、フリースタイルで掴んで体に憶えさせたっていうか。俺としてはそういう『言葉の音としての特徴』は韻よりも重視してますね。でも、ラップの精度を上げていくのは当然だけど、今はラップよりももっと楽曲としてのトータルの高さを目指してますね。今回でいえば、ソロ・アーティストとして一枚アルバムを作るときに、いろんな感覚をバランス良く入れたかったんですよね。ひとつの感情をシャウトアウトするんじゃなくて、喜怒哀楽のすべてが入っていればいいなって思ったし、且つ“怒る”でも怒るだけじゃなくて、“怒りきれない”みたいな、“言い切らない”部分も含めて作品にしたかったんですよね」
■その言い切れないモヤモヤした部分にある情緒というか情感というか。そう思った理由は? 「高田渡のアルバム『ごあいさつ』を聴いてですね。あのアルバムは全曲が喜怒哀楽のバランスが整ってて、しかもロマンティックでとにかく凄いなって。そういうのはあまりHIP HOPで感じたことのなかった部分だったから、そこに衝撃を受けて、自分もそういう作品を作りたいなって。『何かを言い切る』っていうのはHIP HOPの醍醐味のひとつではあると思うんですけど、逆に『言い切れない』っていう感情の表現の面白さとか、そこに共感したりだとか、そういう微妙な表現をしたかったんです」
■高田渡の他にも鎮君のフェイヴァリット・アーティストとして忌野清志郎と細野晴臣の名前が挙がってるけど、このアルバムを聴くとその3人を尊敬してる理由が雰囲気として伝わってくるよね。 「清志郎さんのタイマーズでの痛快な部分だったり、作詞家としての歌詞の書き方もすごく好きでしたね。HIP HOPのリリックより好きだったかもしれない。細野さんはとにかくジャンルを限定しない音楽の追究心の高さと、それを自分でも実践する行動力に尊敬してますね。」
■その3人って音楽的な枠を飛び越える自由度の高い人たちだよね。鎮君のラップもそういう自由度の高さを持ってると思うんだけど、それでも例えば『ULTIMATE MC BATTLE』みたいなHIP HOP性ゴリゴリなバトルに出場する理由はどういう部分になるの?鎮君のラップは相手をやりこめるようなフロウではないし、その意味では『バトルのラップ』とはちょっと違うベクトルを持ってるから、同じ土俵で戦っても、バトルするラップとは同じ評価軸で判断するのも、もしくはされるのも難しさがあると思うんだけど。 「やっぱり、ラッパーとして出とかなきゃっていう、漠然とある『ラッパーだったら出るっしょ!』感かな(笑)。それから、2005年のUMBにあったような、出てくる全員がオリジナルのスタイルを持って戦うっていう、スタイル・ウォーズならではの素敵さもありましたよね。でも、一方でバトルもブームになって、多くの人が『バトルに勝つためのラップ』っていうのに向かっちゃってると思うんですよね、今は。要は『バトルに媚びを売るラップ』がバトルのスタンダードになって、それを勉強してしまってる気がして。だから、そういう感覚に対するカウンターでもありたいし、面白くしたいなって。フリースタイルにしてもそれ自体が目的になっちゃって、『パーティで自然発生して、よりパーティを楽しませる』モノではなくなってますよね。『やります!』とか『やらなくては!』みたいな固いモノになってしまってて。そうじゃなくて自然に『やっちゃってた』みたいな感覚でありたいんですよね。それでどんどん輪が広がっていくような。そういう『セッションとしての』フリースタイルやバトルをやりたいんですね。そしてそこから作品が生まれるような。『シーン全体』ってまでは考えてないけど、そうやって日本語ラップ・シーンも、特にそこにいるアーティストたちが好きだから、そこを楽しくはしたいと思いますよね」
■究極的な質問だけど、鎮君にとってラップって何? 「よく訊かれるんですけど、言い様がないんですよね。『これがラップだ』ってことはしっくり表現できないっていうか。音の鳴り方なのかな……。でも規定はないに等しいですよね」
■音の鳴り方ってことは楽器としてのラップってこと? 「いや、リリックも内容も大事だと思うし、一概には言えないですね。でも、だから『HIP HOP的にどうの』ってことは今回考えなかったし、最近は口にも出したくないなって。それよりも自然にラップがして、自分の音楽で楽しい場所を提供できればいいなって。このアルバムを聴いて『お、パクれる!』と思った人にはサクッとパクって頂いて(笑)、そこから新しいスタイルを産み出す人が出てきたらそれはそれで面白いですよね」
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2020.10.31
万一、読者(がいたとして)諸兄の誰それが、気が狂いそうになる程に、破裂寸前の肥大陰嚢を重々とぶら下げ、中空洞の頭蓋をヘリウムで満たしたように、凡ゆる流れに逆らえなく成り果てておられるとします。若しくは、仮に、読者(がいたとして)諸兄の誰それが、男の勲章(a.k.a 嶋大輔 at 股座)の操舵をテストステロンに一任させ、加えて理性の陶片追放を済ませ、去勢前の雄犬畜生宜しくに、花(隠語)盛りの忌たちへ——脳内パラダイスに成り腐っておられるとします。 そんな暗愚魯鈍の泥沼へと、幅跳びの要領で対の足裏からずっぽり嵌まり込んだ虜囚へ慰安し、贈答できる唯一の一節といえば、「砂糖漬けのチェリーを好んで喰らう女はとびきり弩級の助平に違いない」に他なりません。なんと言ったって、砂糖漬けのチェリーの呼称が<マラスキーノ>ですから。制御不能の充血海綿である錯乱棒でダウジングをすべきなのは明々白々でございましょう。その珍品が反応を示した方向へと、徒士と成り愚直に勝ち進めば、互いの価値を認め合い、求め合い、惹かれ合う二人が搗ち合うと相場が決まっております。 そんな小さい秋が終わるこの頃。僕の冷え冷えの身体を温めるのは、白湯だけです。 以上が、岡崎市に於いての令和のスタンダードとなるであろう未来形時候の挨拶となっております。是非ともお覚えの上、お使いいただければ僥倖に存じます。来て、見て、触ってみてとはこのご時世に大変な難しさを伴うでしょうが、一度岡崎市へお越し下さい。何もありません。
好きな三大「べん」は、詭弁、樋浦勉、ベン・スティラー。もう一つおまけを許されれば、卞喜。 どうも、僕こと僕です。
2020年、初更新ですか? クリビツテンギョー。新年明けましてお目出度うございます。久闊を叙するとはこのことです。久助に準ずる僕自身が忸怩の根元です。 チンカチンカの冷やっこいルービーが一杯五百円程度で呑める世の中に、僕という陰気ちんけのとっぽいゾンビーが一杯一杯に生きて逝くなんて滑稽可笑しい話ではありませんか? 僕の死に様は壮観でso funなものに成る。そう感じている神無月の終わりですが、如何お過ごしでしょうか。僕はぼちぼちに生きてます。
それはそうと、猿公の途上型である僕が得手勝手に<不意討ち同好会>と署名したNPO同人による、和気藹々系ハッピー・コンピレーション・アルバム、『SUCKER PUNCH 2 : FATALITY』がリリースされました。 現在はbandcampでのデジタル販売が行われており、全曲のフル試聴も可能となっております。因む訳ではありませんが、リリース日である十月二十五日は、素晴らしきかな僕の生誕日でございます。何とは言いませんが、お祝いいただければと思います。何とは言いませんが。リリース日は僕のバース・デイです。そして、それはドゥームズ・デイでもありましょう。 ご購入いただけた方、お耳通しいただけた方、総ての生きとし生ける僕に好意的な方々へ謝辞を送らせていただきます。未だ聴かれておられない方々に於いては、いい塩梅に手放しでの賞賛をしていただければ有り難く思います。 まずは、以下にあるジャケットをチェックしてみましょう。それがいいです。
SUCKER PUNCH 2:FATALITY by ベス・クーパーに+現代日本縮図+色覚異常
僕はいつも通りに『ベス・クーパーに』という固有名詞を代名詞にして、参加させていただいておりまして。コンピレーション・アルバムの方には『Vice Is Beautiful』、『Catch You If I Can』という名作映画タイトル風で、それとは微塵の関連性も持たない二曲が収録されております。如何でしたでしょうか? 好意的なご意見ご感想をドシドシご投書くださいね。 前作と同様、イコさんにプロジェクトを牽引していただきながら、『色覚異常』としてポストパンクのなんたるかと啓蒙をしていただきました。加えて『現代日本縮図』ことManoさんも参加し、三者三葉、みつどもえ、といった具合です。取り留めがあるかと問われればないとしか答えられないジャンル・レスでケア・レスな作品群が完成しております。 イコさんとは僕が20代前半頃から交流を続けさせていただいており、感謝の最果てでありますが、なんとManoさんとは僕がうら若きビチビチの10代時期よりの交流です。半生の半分に相当します。感謝の涅槃です。
兎にも角にも、楽曲が公開されればライナー・ノーツを綴りたくなるのが世の常であります。セルフなライナー・ノーツもやりたいのですが、折角ですので、まずはセルフじゃないライナー・ノーツを執り行いたいと思います。アルバム通して、というよりも各曲一つずつを各個撃破する形で徒然と綴れれば万々歳かと思います。 レンジでゴー!
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01. Vice Is Beautiful(ベス・クーパーに)
SUCKER PUNCH 2:FATALITY by ベス・クーパーに
後日、自分語り予定です。
02. 終点(現代日本縮図)
SUCKER PUNCH 2:FATALITY by 現代日本縮図
嗚呼、これがエモなんですね。 エモ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。エ・モ。舌の先が口蓋を二歩下がらず、二歩めにそっと歯を叩かない。エ。モ。これにはナボコフも陶酔すること請け合いでしょう。 感性をビリビリとさせる楽曲です。ラウディーにドロップしたチューニングのギターが唸りを上げておりましょう。お恥ずかしながら、レギュラー・チューニングしか知らない僕には想像もつかないサウンドとフレーズです。懶惰な生活や万年補欠の学生時代が起因となり、チューニングくらいはレギュラーでありたいと、僕は躍起になってEADGBEに揃えておりますが、元来の不承不承な無精さの所為でオクターヴ・チューニングすら碌すっぽしておりません。反省の虫であります。 イントロダクションからギターとドラムの迫力あるシンコペーションに心が踊ります。ベース・ギターが「やらいでか!」と牽引していくAメロの力強さに惹きつけられ、ブレイクの後にサビ(に相当するであろう)に入ります。ハーフ・テンポと倍テンの緩急の中、インダストリアルな音色のギラついた一際のギター・リフが印象的です。音像はザラリと小さな刺を表皮に纏いながらも、調和を崩さずに尚且つ存在感を増す素敵なフレーズです。殊更の加速をするブリッジを経て、大サビ(に相当するであろう)に突入します。水魚が如くディレイ・エフェクトを得たギターが活き活きと、縦横無尽に飛び回る様相です。実はManoさんの拵える楽曲に盛り込まれたディレイ・エフェクトが使われたフレーズ、ずっと前から好きです。そして、これまでの愉悦を掻き消すかのようなアウトロダクションに帰結します。ずしりと胃の腑に伸し掛かる、不穏なブレイクダウン。 最終電車に揺られ、気づけば素敵で愉快な夢の中へ居眠り落ちてしまい、目が覚めた時には降りる筈の『東岡崎駅』を通り過ぎ、『豊橋駅』で駅員さんに揺り起こされたような気分です。
03. 発作(色覚異常)
SUCKER PUNCH 2:FATALITY by 色覚異常
嗚呼、これがポストパンクなんですね。 ポストパンク、我が命の光——ポ。ス。ト。パ。ン。ク。ナボ興奮。 不穏、正しく不穏。ヒヤリとするような際どさを孕んでいます。前作『SUCKER PUNCH』での『停止信号』と同様の怪しさを感じます。このコード感、僕には生涯生み出すことはできないのでしょう。なんとも退屈な半生となるのでしょう。ずぶずぶとのめり込んでしまう。知らぬ間に次の顔を覗かせていたフレーズの変化によって、シンプルな筈の展開に得も言われぬ面白さを作り出しています。ぐわぁんと三半規管を揺さぶり、螺旋の遠心力が眩暈を引き起こす感覚、そんな形容し難い楽曲です。 イントロダクションや間奏にある、右チャンネルのメイン的リード・フレーズが雰囲気満点で気が触れそうな格好よさを持っております。ですが、聞き所はどちらかといえば左チャンネルの変化、その多様性にあるかと思います。純粋無垢なまでにクリーン・サウンドのギター・アルペジオが印象深いです。爽やかな不安が滔々と流れるように、ひたひたと僕の後背を着いて回るように、ここであそこで鳴っています。ひと回し目ではロングトーンのコーラス・エフェクトを伴った単音フレーズがおどろおどろしさを生じ、ふた回し目では四分のアルペジオへと推移して……と、静かに、それでも確実に楽曲のドラマ性を生んでいます。余韻あるブレイクの後には最大音量に至ります。抑圧が途端に解放され、娑婆中へ飛び火する。突発性の発作、誰しもが持つ感情の勃発がここにあります。 歌詞は「相手、」という語で始まり、「アイエ」の脚韻を踏むことで淀みない滑らかさを作っています。僕自身の感覚として、「〜〜して、」といった読点での節が続くと、冗長になり、ぼんやりとした印象になってしまう。そういった固着観念がありますが、『発作』に於いては、ヴォーカルをリズムやフレーズの一つに落とし込む形で、ハッキリとした音感、歯触り、語感のよさを感じることができます。所謂Aメロが続く楽曲の展開も合間って、「これでなければならない」とすら思える言葉選びだと思います。続いての「海底、」以降では脚韻の柵から解かれ(同一のタイミングでギター・フレーズも動き始めます)、キーワードから連想されるような言葉が紡がれます。息が詰まるような、ヒリヒリとした展開を暗示したかの言葉の連続です。そして、海底で歌っている。僕はここで「ぴちぴちピッチ」を思い出しました。 あまり似た曲、アーティストという表現は芳しくなさそうですが、どうしても『Downy』の初期アルバムを想起する格好よさです。
04. 映画(色覚異常)
SUCKER PUNCH 2:FATALITY by 色覚異常
イコさんは歌詞に関して、「語感を重視し、意味はあまり考えていない」といった旨を語ります。ですが、こと『映画』には物語性が多分に含有されているのでは、そう思えます。行間を読む程度の知識は僕の脳にはありませんが、「広場」という舞台が確実に存在し、そこで幻想的、喧騒的、懊悩煩悶的、抑躁的感覚が蠕動しているのではないか、そう考えます。 1分34秒の楽曲は全編通して疾走感を持っていて、前述の広場を舞台に駆け擦り、這い擦り回るようです。「必要な字を〜」以降で変化を齎した3,4小節目のリズム・パターン、ギター・フレーズでは時折に縺れる脚や、奇天烈になる走行フォームを想起します。そして、ドラムのフィルインを皮切りにサビに入ります。頭打ちのドラムが一層の激しさを持ち、情緒を逸していく、焦燥に駆られている、といった面持ちです。前半からリフレインしているギター・リフも同じ顔をしながら、腹に一物あるのでは、と疑ってしまうくらいに違った雰囲気を持っています。半ば唾棄しているかの、ややもすれば破裂しそうなメロディが、「無難」を歌う。非常にシニカルではないでしょうか。言詞の妙であります。 そして、四つ鳴るタムの音が忘れ去れたように残ります。何時も通りを忘れ、去った広場の雑踏に取り残されたのは一体何なのでしょう。 因む訳ではありませんが、この『映画』のデモ音源を聴いた時に、僕の曲タイトルを映画捩りにしようと決めました。
05. 火の鳥(現代日本縮図)
SUCKER PUNCH 2:FATALITY by 現代日本縮図
僕は初めて『火の鳥』を聴いた時に、こう思いました。「こりゃあ、格好いいわ」と。僕がなりたくてなれなかった、洋楽ポスト・ハードコアやラウド・ロックと呼ばれるバンドたちを想起せざるを得ません。あれ、僕の作りたい曲ってどんなだったけ? 悲愴の迷宮の只中でへたり込んでしまいそうです。サカパン3ではいつもと違った雰囲気の曲を拵えたい、そう決意します。果たしてやってくるのか、サカパン3。Manoさんでしたっけ、Copeland好きなの。今度、エモのご教授願い��す。 厳かな滑り出しを見せるイントロダクションが、弦楽器隊のグリッサンドで一気呵成に感性を煽る拡がりに変貌します。そして、凱旋行進曲をも超えるシンガロングなリードに思わず心の臓を手で押さえてしまいます。アンセムの幕開けです。 Aメロはワン・コードで引っ張ります。僕はこれがやりたい。���病風吹き荒ぶだだ広の田んぼ畑の最中で棒立ちの僕では手が出ません。それこそ清水の舞台から、否々、東京スカイツリーの舞台から飛び降りるような気概が必要です。英語詞もクールです。「〜〜, you know?」と煽り切るまでクールです。後半にあるヘヴィなリフを交えた展開も聞き応え抜群です。 続いて「さて、これから盛り上がりますよ」の気配ムンムンのフレーズを挟み大盛り上がりのサビ。ハイ・テンポの中で、回しの後半(3,4小節)にある不和気味——僕の耳にはそう聴こえましたが、勘違いの可能性はbigです。そして、そんな勘違いはnot a big dealです——そのコード感が一筋縄でいかない漢気を思わせます。 ファジーなベース・ソロからAメロのリフレイン。伸びやかな泣きのギター・ソロと、タッピングの応酬を経て再びサビに舞い戻ります。
二度目は所謂「落ちサビ」といった様相。アルペジオと跳ねるギター・リフがガラリと印象を変えます。「〜〜カサついてさ」の後に鳴る一瞬のギター・リフに『すみれSeptember Love』を彷彿としましたが、全然違いました。大サビは転調。ハイ・テンションに、アンセムが大団円に向けて殊更の加速度で突き抜けます。オクターヴ・リフが際立ち、疾走感と清涼感を加味します。ウキウキと心がツー・ステップを踏み出します。ここで『手のひらを太陽に』を引用し、どいつもこいつも「ゴミのように死んでいくのさ」と帰結します。色即是空の精神性に大日如来も納得のアルカイック・スマイルでしょう。「ぼくらはみんな生きている 生きているからいつか死ぬ」。やなせたかし御大も驚天動地な世界の真理です。「地獄に落ち着いた」後に、ブレイク・ダウンをして曲は終わります。しかし、気になるともう一度聴き直してしまう。図らずも火の鳥となる訳ですね。違いますか。
06. Catch You If I Can(ベス・クーパーに)
SUCKER PUNCH 2:FATALITY by ベス・クーパーに
後日、自画自賛予定です。
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ツラツラ書き殴り綴り掃き捨ててきました。いずれにセルフ・ライナー・ノーツという名の自分語り、誰にも見向きされない自分の曲解説をしたい、そう思います。僕は雄弁を夢見る多弁家ですので、どうせ取り留めもない支離滅裂で乱離骨灰な作文になるでしょうが、よろしければそちらが更新された暁には一読いただければ幸いと存じます。
前作に続き、ジャケット・イラストを担当してくれた「いめい」による、どこよりも解り易い『SUCKER PUNCH 2 : FATALITY』の解説もございます。この記事の下に添付させていただきますので、是非熟読ください。
予定通りでしたら、次回は僕の自己愛偏屈黙示録になると思います。 それでは、またお会いしましょう。シー・ユー・ネクスト・タイム。
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