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#遠藤霊夢
chaloc7 · 3 months
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dewdropplant · 1 year
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tottiitottii · 2 years
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https://twitter.com/tottiitottii/status/1597240417992704000?s=20&t=9LQk8v1nNo1JkCWiz_jDWQ
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chaukachawan · 9 months
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新人公演35期紹介?
どうも、アサギです。どうやら僕は最近の色々で感情の荒ぶりを抑えれないようです。その勢いのまま素敵な同期達を紹介しようかいとか思ってます、紹介という体をとって褒めるか、本音を書いてます。今回は真面目に書いてみます。コロネさんのセリフを添える役者紹介がすごく好きだったので僕も添えちゃいます。なぜそのセリフが好きなのかは聞いてくれれば教えてくれるかも知れません。
追記  途中から迷走しちゃいました
書き終えた私より
縦縞コリー
純真なピュアっピュアっ少年です。よく通る声を持ち、すごく分かりやすい性格(いい意味で)をしている可愛いやつです。あんまりにも真っ直ぐなもんでついついイジりたくなってしまいますね。彼と接している時は何だか同期というより後輩に接しているように思える時があります。逆に彼はどんな先輩になるのでしょうか…。このままでいて欲しい気持ちと精神的に成長していく彼を見ていたいという気持ちは半々です。幸せになれ。それいけ、衣装チーフ
「これで怪盗コーデはコンプリートだよ…名怪盗くん。」
         警部(怪盗とその考え方)
あろハム権左衛門
何だこの芸名選手権全日本一に輝いたとか輝いていないとか。よく僕は彼女をガキンチョとか言っていますが、どうでしょうか?分かりますかね?。精神的にと言うより無邪気に暴れ回るあの感じが幼少期の嵐のようなパワーのように思えるのです。今公演はそんな彼女の母親としての姿を見る度に心の中でガキンチョって言ってごめんなさいと3回唱えてしまうほどに彼女のキリッとした声色と演技がマッチして母のイデアを感じます。
あろハムよ、お前の声帯が欲しい  
「食べちゃったんだ、ウサギ」(検閲解除)
母(某人間)
海泥波波美
僕。カスっ!!
「….悪くなかったな」
       なおや(息を吸う、吐く)
苔丸
おばあちゃんから小学生。宇宙飛行士から学生気づいたらとんでもないぐらい役の幅が広くなってる、と思ったら裏方では幕、衣装、キャスパ、小道具とかなんか色々作ってる。千手観音の利き手とは言い得て妙である。誰よりもちゃうかが大好きで誰よりもちゃうかのためを思ってる。気づいた時には天地開闢でもしてるかもね。
「はじめ、はじめ、なあ、はじめ」
              文(香夜)
冊まいむ
お姉さんって感じの役が似合うと思ってた、思ってたんだ、思ってたんだよ。今回の役いいよね、いいよね?ってなるぐらいに彼女の声と演技が好きです。個人的にはちゃうかで1番演技が好きです。なのに、なのに、、、何でそんなに変な子なんでしょう……、順当に変な子です。彼女とはちゃうかに入る前に別のサークルで2回ほど会っているのですがそんな片鱗はありませんでした、なんならおとなしい子だなぁって思ってすらいました。そんな子に育てた覚えはありません…お母さんは悲しいです。
「怪我なんてどうだっていい!本質はそこじゃない!」
           霧島(愛があるかい)
衿君
僕は彼の名付け役です、パパです。ちなみにエレクトリックという単語から由来しております。普段の物静かな雰囲気からの彼の演技のギャップに脳をやられている人も多い事でしょう。今公演のこの役は彼でなければあそこまで良いキャラになってなかったでしょう、最高に面白いですね。彼ともっとお話ししたいのですが僕は彼とする不良ごっこが大好きで、気がついたらやってしまうので残念ながら会話になりません。
「痛いですよ、先生」 (検閲解除)
             遠藤(某人間)
ミル鍋
2人はチソキュアの片割れでありセンス抜群宣美チーフの京都人です、今日も元気いっぱい京都からはるばるちゃうかにきております。今回の舞台は彼女と一緒に考えました、なんだあれ?最高じゃん。僕の存在意義が揺らぎますね、最悪の場合は彼女からペンを取り上げることも辞さない覚悟です。演者としては人間を演じている回数より人外を演じている回数の方が圧倒的に多い彼女です、毎回ハマり役なんですよねー。京都人は人外という説、、、あると思います
「そうだね」     
            辻井(華幻の月)
大福小餅
オムニの仲良し同郷3人組の一員でありながらも地区が違いすぎて同郷の話で盛り上がれない事が多い子です、さみしいたけ。舞台監督を精一杯頑張る姿に負けてられないなとか思ったり思わなかったりています。最初彼女のラップを聞いた時可愛らしいなと思ってたら、いつの間にかめちゃくちゃカッコよくなっていました、どうやらめちゃくちゃ頑張ったらしいです。いつも気づいたら自主練をしている本当に努力の子です。
「大丈夫、きっと全て上手くいく」
魔女(息を吸う、吐く)
中森ダリア
1人わがままファッションガールズモードの人です。なのに、絶妙な所で趣味が合うのが面白い。公演中は彼女の歯に物着せぬ喋り元気づけられましたね、ありがとなす。彼女がいなければ無かったかも知れないあのシーンが僕は大好きです、彼女のラップはセンスが大爆発しております。またいつか違うのもやってみて欲しいなぁー、絶対カッコいいから。僕が好きな彼女のセリフは消えてしまったあのセリフです
「でも、大人だからぁーーーー」(検閲解除)
            助手2(某人間)
帝京魂   
暇そうだったからちゃうかに誘ってみたら本当に来たやつで唯一の同学部で同年代である意味僕の被害者ですね。一時期は「しゃあないの人」というとても名誉なあだ名で呼ばれていましたが秋公を経て、ちゃんとコンと呼ばれようになった姿に不思議と感動を覚えます、彼のどこか人を惹きつける雰囲気の賜物でしょう。それくれよ。今でもたまに見るシャアハラはどこか微笑ましいです。しゃあないよ、永遠なれ
「しゃあない、ばあちゃんもいろんなとこ顔出しとったし、親父の知り合いもいっぱいきとったんやろ」
              一 (香夜)
しょこら
同郷、同じ予備校出身であり、きっとちゃうかに入る前にもすれ違っているであろう僕ら。そんな僕らの運命が交錯したのはちゃうかに入ってからだった
〜〜〜〜[オープニング]〜〜〜〜
とか言うとりますけどもねぇ、そういえば彼も僕が名づけの親です。パパです。役者として他の人とは違う独特のリズムを持つ彼の今回の役はどうでしょうか?……はい、ピッタリですね。逆にこれしかないというぐらいにはハマっているのではないでしょうか?秋公で見せた某M氏とのアドリブは記憶に新しいですが、きっとあのインパクトを超えてきてくれるでしょう。もっともっとはっちゃけて楽しもうぜ!!!
行くぞ!!我らチャレンジn=1年生
「痛いですよ」(検閲済み)
ルロイ修道士(某人間)
黒井白子
今回の公演で否応無しに目を引くこの男ぉぉ!!!白子ぉぉぉ!!。彼も僕が銀杏祭で引っ張ってきたという話もご存知の方も多いでしょう、なんか「えびで鯛を釣るとはこの事かー」とか言う声が聞こえてきそうですが僕はヤドカリです。道化師という役は彼以外に演じる事は出来なかったでしょうね、彼の一挙手一投足がこの劇に彩りを与え、彼の演劇への愛が周りの演技力をメキメキメキシコと育て上げました。しかし、彼のフルパワーはきっとこんなものではないのでしょう……。いつか、彼の全身全霊が見える、そんな舞台を作ってみたいです……
「……感謝とか、謝罪とか……伝える前にお母さん行っちゃったんだぞ!?もうすぐ、月に行くんだぞ……」
翔太(華幻の月)
鴨兎春
おばs、いえいえ、2人はチソキュアの片割れにしてハイセンス関西人舞美チーフさんです。今回の読み聞かせの人の雰囲気は普段の彼女とはまた少し違ってて、なんかこうさ、良いよねーって感じ、オーラがあるよね。僕は彼女の反応が大好きで普段よくいじってしまいますが最近は水を得た魚の如く、いや、酒を得た肴の如くカウンターを決めてくるようになってきました、あええ。こんな風に軽口を叩いておりますが役職的には僕のものづくりの相棒でいつも圧巻のチラシや立て看板を作ってくれる彼女のセンスは本当に頼もしいです、絶対に口では言いませんがね。あれ?チソキュア2人で大道具と舞台美術成り立つくね?俺いらなくね?………はい、彼女から筆を取り上げましょう。
「雨が、冷たい、痛い、寒い。もはやこれが現実なのか夢なのかもわからなくなっていた。それが現実だとわかったのは、目の前に大きな光が現れたすぐあとだった」(検閲解除)
読み聞かせの人(某人間)
園堂香莉
超美声、炎の照明ファイターさん。わずか2ヶ月弱前というのに彼女の役者姿が恋しいですが舞台上で彼女の作る照明を見て「この辺で勘弁しといてやろう」とか思ってます。ところで、彼女の作る照明は言わずもがなですが彼女の文章ってらすごく美しいと思いませんか?僕は大好きなんですよ、透明感って言葉を体現してますよね。僕は文章には書く人の知性や人生経験、性格がかなり反映されるものだと常々思っているのですが彼女の文章に宿る透明感は何由来なのでしょうね?興味は尽きません。詩集を出す時は言ってくださいね、20冊買います。
「いいじゃん。猫探ししよっか!」
ゆき(息を吸う、吐く)
まろん
ちゃうかのオペ職人さんです。仕込み期間以外ではふらりと舞美作業に現れ、手伝ってくれます。あんまり喋らない同期と喋れるのはすごく嬉しいので来てくれるとすごく嬉しいです、つまりすごく嬉しいです。そういえば彼女はちゃうかとは違うサークルで楽器を弾いているようですね。いつか頼み込んで幕裏から弾いてもらおうかしら
テキストを入力
化け物映像職人。最初の方はちゃうかで見かける事はあんまり無くて喋れなかったけど最近は仲良くなれたと勝手に思ってる、嬉しい。彼が楽しそうにしてる姿はこっちもこっちでテンション上がります。ちゃうかを楽しんでくれているみたいで本当に嬉しい。彼の作る映像に外れはない。PV待ってます
紫仏瑠唯
どうやら僕とは対極の授業態度の人らしいですね。彼女とはオムニで話した以来、じっくりコトコト会話はできておりません。しかしまぁ、そのオムニでの我々の会話は酷いものでペルソナシリーズにおける至高の作品は何かという議題で戦争を起こしました。危うく日本全土を巻き込む所でした、ふぅ。また、戦おうじゃないか戦友("とも"と呼��ます)よ。あ、あと久しぶりに役者する姿も見たいや。待ってます
「ふふっ。それじゃあ、ご飯食べようか。冷めちゃったけど」
真由美(オレンジ)
近未来みーら
同郷にして永遠の相方。僕と彼はびっくりするほど考え方が違うんですよ、なのに相方。だからこそなのかも知れません。なんなら相方って言ってるのは僕だけなのかも知れません。それはともかくとして、彼はどうやら自分に自信が全然無いようです。だから褒めます。多分彼の文才はみんなが褒めてくれると思うのでそれは二億光年先に置いときます。彼と会話をしているとマジで1分に1回の頻度で人を褒めています。僕は人の事をこんなに素直に褒めれる人に出会った事がありません。人の良い所を見つけられるのも、それを素直に口に出せるのも、誰しもがおいそれとはできるような事では無いです、断言します。それをさらっとできるのが何よりもの彼の美徳であり才能です、もっと自信を持って欲しいです。そんな彼だからこんな素敵な劇が作れたのだと思います
「ふざけんなそれだと1本足りねえだろ!!」
           B(怖い話でもしよう)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
文章であれ、会話であれ気持ちを言葉にするって難しいですよね。僕は正直かなり苦手です。というのも、書いていて、話していて、3割も伝わってないのだろうと心の中で思ってしまうからです。それをいつも笑って誤魔化してしまいます、なんならそのせいで誤解を生んだり、人を傷つける事もあります。
新人公演、大切な節目の時です。ふざけながらですが柄にも無く、ちゃんと伝える文章を書きました、久しぶりに書きました、精一杯書きました、筆が止まる事がなく書けました。少しでも伝わっていたら幸いです。
35期よ、健やかなれ
センチメンタルジャーニー  アサギ
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sskyt · 1 year
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『「呪術」の呪縛』下巻の読書ノート
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江川純一・久保田浩編『「呪術」の呪縛』(下)リトン、2017年。
第一部 呪術概念の再検討
鶴岡賀雄「「呪術」の魅力:「永遠のオルタナティブ」の来歴と可能性についての試論」
 「マギア」を人類学的・宗教学的分析概念としてではなく西欧精神史の構成要素として見て、古代ギリシアから、中世神学、ルネサンス、近世キリスト教、現代芸術に至るまで、マギアの位置づけを跡づける。  そこでは、マギアがつねに、公共宗教や哲学といった正統的な知や生き方に対して、劣位に置かれた人々による代替行為として位置づけられる。しかし、この民衆の低級知は正統知でないがゆえに、かえってそれを批判的に超える超高級知ともなりうるものであった。  近世神秘神学における神的/悪魔的/自然的という三分法が、人類学・宗教学における宗教/呪術/科学の三区分に改鋳されていったのではないか、という指摘はなるほどなあと感じ。また、世間的・民衆的な低級知たるマギアがつねに物を介するというのも、フェティッシュとの関係で興味深い。  「神秘主義」概念の検討については別稿に譲るとされているが、その「別稿」とはこれですね。→ 鶴岡賀雄「「神秘主義」概念の歴史と現状」『東京大学宗教学年報』vol. 34、東京大学文学部宗教学研究室、2017年、pp. 1–24。 https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/47687#  なお、本論文の中で、サラマンカ大学の学士アマドール・デ・ベラスコが持っていたグリモワール(魔術の指南書)をめぐる事件の話が出てくるが、最近、魔術のことを考えすぎて、先日、江川さんから「grimoireとは魔術書のことなんですよ」と教えてもらう夢を見た。 山崎亮「社会学年報学派の呪術論素描」
 ユベールとモースの「呪術論」は混乱に満ちた論文であり、その一因として呪術のアポリア(呪術は私的なものであるが、社会的な性格ももつ)が挙げられる。この混乱を理論的に整理したのがデュルケームの聖理論であるが、ユベールとモースは納得していなかった。 江川純一「「magia」とは何か:デ・マルティーノと、呪術の認識論」
 イタリア宗教史学におけるマジーア概念を、特にエルネスト・デ・マルティーノの『呪術的世界』とその後の転回にしたがって明らかにする。宗教学において一般的に、「呪術」は「宗教」のネガとして語られがちだが、宗教史学はこの対比・対立を認めない。  デ・マルティーノは『呪術的世界』において、呪術的世界は「自分の魂の喪失の危機とそこからの解放」という実存のドラマによって根拠づけられるとして肯定的に評価したが、この世界を歴史的時代であるとしたがゆえに、進化主義的宗教論と見分けがつかなくなってしまった。  「呪術的心性と原始的心性を混同している」という師ペッタッツォーニらの批判を受け、デ・マルティーノは後年、「呪術的世界」という想定を取り下げ、神話ー儀礼の結合物としての「呪術ー宗教現象」を探究するようになる。  注にある、「今後、20世紀の宗教学思想を振り返るときには、ペッタッツォーニ、デ・マルティーノ、エリアーデのトライアングルによる、神話ー儀礼的技術としての「呪術ー宗教」の考察が軸となるであろう」という指摘が興味深い。
 なお、A. C. ハッドンが報告したボルネオのトゥリク族の男の話(ある男は鉤形の石を頑なに手放そうとしなかった、その石は魂が自分の身体を去るのを引き留めているのだという)がラトゥールのファクティッシュのようで面白い。
第二部 事例研究:古代~中世
渡辺和子「メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約:「宗教」と「呪術」と「法」」
 なかなか論争的ですごい論文であった。一言ではまとめづらいが、アッシリアの『エサルハドン王位継承誓約文書』(ESOD)の構成や文法を分析することで、誓約と儀礼、「言うこと」と「すること」の宗教的な結びつきを考察する。  アッシリア学者の重鎮オッペンハイムは、西洋人として祈りと儀礼が結びつくことに耐えられず、「メソポタミア宗教」は書かれるべきではない、とまで言う。また、ESODの誓約と儀礼という形式こそが、契約(誓約)宗教としての一神教の成立と後のキリスト教の成立にも影響を与えたという。
高井啓介「その声はどこから来るのか:腹話術の魔術性についての考察」
 叙述がトリッキーで面白い。腹話術が古代の神学者たちによって魔術として扱われ、近代に脱魔術化していった過程が示される。旧約聖書サムエル記上の「降霊術」がギリシア語に翻訳される際にἐγγαστρίμυθος(腹話術)と訳されたために腹話術の魔術化が始まった。  降霊術が腹話術と見なされることで、腹話術師は腹の中に悪霊をもつことになり、霊媒は魔女扱いされるようになる。しかし、腹話術の魔術性を否定し、単なるトリックだとしたのが、『百科全書』で数学に関する項目を多く書いているジャンバプティスト・ドゥ・ラ・シャペルの『腹話術』であった。
山本伸一「カバラーにおける神名の技法と魔術の境界」
 ユダヤ教のカバラーにおいて、正当な呪術と禁じられた魔術の境界は不分明である。このことを15世紀のカバラー文学、ルネサンスの自然魔術の影響下のカバラー、18世紀のエムデン=アイベシュッツ論争という3つの事例に即して考える。  15世紀スペインのカバラー文学の共通点は、主人公であるカバリストが終末とメシア来臨を促すために悪魔を追放しようと立ち上がるも、悪魔に騙されて取り逃がしてしまい、逆に魔術に手を染めた悪人として非難される、という物語。中2っぽいというか、『進撃の巨人』(デビルマン)フォーマットだなと。 青木健「ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ:バビロニア文化の影響と呪術師イメージの由来」
 マゴスには「呪術師」「神秘主義の達人」「放蕩」といったイメージが付与されるが、ゾロアスター教の神官の職能を検討してみると、実態は王朝に仕える官僚であり、吉凶暦や蛇占いといった副業の方がイメージの形成要因となったと考えられる。  青木健『古代オリエントの宗教』は、渡辺論文の注で、紀元前2世紀から13世紀までのオリエントの宗教史を扱うものなので、「書名と内容が一致していない」と批判されていた。 毛利晶「古代ローマにおける凱旋の儀式:トリウンプスに関する最近の研究動向を中心に」
 ローマで戦争で勝利を収めた将軍が行う凱旋の儀式トリウンプス(triumphus)。そこでユピテルの扮装をする凱旋将軍の役割は神か王か。近年の論争を踏まえて、著者は元々ユピテルの儀式であったものが後に将軍自身を讃える儀式へと変化していったと推測する。  凱旋式挙行の要件が、①命令権(imperium)、②鳥占権(auspicium)、③軍隊指揮(ductus)、④幸運(felicitas)の4つだったというのが、統治(王)・呪術(宗教)・軍事の三権が一人に集中しているようで興味深い。 野口孝之「近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」」
 19世紀後半から20世紀初頭に展開されたオカルティズムにおける「魔術」の位置づけを、キーゼヴェッター、エスターライヒ、シュティルナーという3人の思想を中心に検討する。  ドイツの代表的なスピリチュアリスト、カール・ドゥ・プレルの概念das transzendentale Subjektを「超越的主体」と訳しているけど、「超越論的主観」では。このドゥ・プレルの理論を援用するキーゼヴェッターはオカルティズムをGeheimwissenschaftと呼び、先人としてスウェーデンボルグを挙げている。  ちなみに、スウェーデンボルクを批判したカントの『視霊者の夢』の第一部第二章のタイトルはgeheime Philosophie(オカルト哲学)である。
寺戸淳子「「呪術ではない」祭儀:「秘義」としての聖体拝領」
 大変勉強になった。キリスト教の「聖体拝領(聖餐)」「実体変化」「神秘的肢体」といったややこしい話を基本的なところから丁寧に教えてくれるので、これらの神学的議論に関心がある人におすすめの入門的論文。  12世紀に「実体変化」の教理が確立したのと同時に、「神秘的肢体」(Corpus mysticum)論も確立していった。Corpus mysticumは元々、食べる方の「聖体」を意味していたが、秘義的ニュアンスがよろしくないため、それまで「教会」を意味していた「キリストの体」Corpus Christiと呼ばれるようになった。  12世紀に「実体変化」の教理が確立したのと同時に、「神秘的肢体」(Corpus mysticum)論も確立していった。Corpus mysticumは元々、食べる方の「聖体」を意味していたが、秘義的ニュアンスがよろしくないため、それまで「教会」を意味していた「キリストの体」Corpus Christiと呼ばれるようになった。  逆に、教会はCorpus mysticumと呼ばれるようになった。つまり、聖体と教会の呼び方が入れ替わったのである。この教会を指す「神秘的肢体」がやがて法人のような擬制的人格一般を指すようになっていった。カントーロヴィチぽいなと思ったら、カントーロヴィチが参照されていた。 佐藤清子「19世紀合衆国における回心と「呪術」:チャールズ・G・フィニーの新手法擁護論とその批判を中心として」
 きわめて明晰な論文。19世紀アメリカの第二次大覚醒の時代を代表する牧師フィニーは「新手法」と呼ばれる礼拝方式を導入して革新をもたらしたが、それは回心を意図的・合理的に促す手法であり、限りなく呪術に接近していく。  フィニーはスコットランド啓蒙思想の影響の下、自然法則の学習・応用という方法論を採用し、自らの回心の方法を「科学」あるいは「哲学」であると称した。他方で、呪術・宗教・科学の三区分で知られるフレイザーもまた、同じくスコットランド啓蒙の思潮に影響を受けていることは興味深い。  フレイザーは呪術を稚拙な科学であるとしたが、もし仮に「回心」を心理学的な技術によって達成できるようになったとしたら、それは科学なのか呪術なのか。実は科学と呪術の区別は、その知識や技術の程度の差異によるのではないのではないか。  フィニーの「祈り」についての議論も面白い。回心は聖霊の働きによるが、人間は聖霊をコントロールできないがゆえに、回心も究極的には神に委ねられている。しかし、フィニーは回心と聖霊の間に「祈り」という人間の行為を介入させる。とはいえ、人間は祈りによって神を操作できるわけではない。  フィニーによれば、祈りはそもそも聖霊の働きによって可能になるのだから、祈ることができること自体がそれが叶えられる可能性があることの証拠となる、という。ここには、祈りのアポリア(祈りは効果があるならば、祈りにはならず、効果がないならば、祈る必要がない)を解く鍵があるように思われる。 久保田浩「近代ドイツにおける「奇術=魔術」:奇術とスピリチュアリズムの関係に見る〈秘められてあるもの〉の意味論」
 19世紀ドイツで機械仕掛けの奇術を行う奇術師は、トリックを説明(klaeren)可能なものとしながら、それを驚嘆すべきものとして提示する者であり、スピリチュアリストの種明かし(erklaeren)をして詐欺を暴く啓蒙(Aufklaerung)の意義も担っていた。  奇術師がスピリチュアリストを科学的に暴いたり、宮廷からお墨付きを得た「宮廷奇術師」が登場したりと、『鋼の錬金術師』が好きな人にお薦めしたい論文。スピリチュアリストが、奇術師は本人も気づいていないけれど実は霊媒であり、本人が奇術だと思っているのも霊媒現象なのだと主張する話が面白い。
井上まどか「ロシアにおける呪術概念の検討」
 前半が現代ロシアの事典や概説書における「呪術」概念の分析、後半が16世紀に編纂された『百章』における「呪術」の用法について。「準備的覚え書き以上のものではなく」という著者の言葉通りの文章であった。  『金枝篇』の著者名が「D. D. フレイザー」となっていて、目を疑った(ロシアだとJもGもDなんですか)。それ以外にも本書は誤植が非常に多い印象。上巻目次のタイトルからして既に間違っている。
西村明「呪術としてのキリスト教受容:ミクロネシア・ポンペイ島を中心に」
 最終章でいよいよ真打ち「マナ」登場。ミクロネシアのポンペイ島における宣教でキーワードとなった「マナマン」から、マジックワードとしての「マナ」概念の歴史的形成の議論へ。  まず、宣教師は植民地主義的視点で現地の宗教的・呪術的実践を裁断するが、しかし、その視線は一方向的なものではなく、現地民もまた、自分たちの価値体系の中にキリスト教を位置づけて理解する。ポンペイ島で、二つの異なる価値体系を通訳した概念が「マナマン」であった、という話が面白い。  さらに後半、この「マナマン」(ミクロネシア)と同族語である「マナ」(メラネシア・ポリネシア)という概念が辿った数奇な運命が論じられるが、これも面白い。  「マナ」とはそもそも、コドリントンが『メラネシア人』(1891)において初めて学術的議論に導入した語で、その後、超自然的力を指す普遍的な概念として人類学・宗教学で多用されていった。しかし、コドリントンが現地調査したモタ島とバンクス諸島は、当時、ポリネシア人と宣教師の影響を受けていた。  メラネシアの「マナ」が形容詞や動詞としての含意があったのに、ポリネシアでは名詞として用いられた。メラネシアの宣教師たちは先にポリネシア語に通じていたために、「マナ」を名詞的に理解してしまった。こうして、コドリントンがやってきた頃には、既にバイアスのかった「マナ」となっていたのだ。  このように、「マナ」とは、ポリネシアとメラネシア、現地民と宣教師、そして世界各地の多様な宗教間といった、異質な価値体系を通訳=通約する概念として強力な力をもつようになっていったのである。異質な体系の間の界面に生じる通約的概念という意味では、「フェティッシュ」にも似ているように思う。
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pureegrosburst04 · 1 year
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霧島狩魔「お前が人の肉を食べて正気を保っている選ばれた幻魔か、そして純粋硬派柱ならば問おう。ハーレムとはなんだ?」純粋硬派柱PureEgrosburst01 バイゴザレス「軍事組織を支配する頂点にとっては劣化版組織です、武力も生産性もないくだらない暇つぶし小グループw」霧島狩魔「そうだ、肉盾にするしか価値がねえ。無能の忠誠にはお似合いだ(赤き真実)いけ、通常バイゴザレス 本当の人殺しを越えし証明をしたグルメなら右代宮譲治を倒せ(油断しないエピローグ後のこいつは充分な割合で俺の喉元に牙が届く危険がある
??「貴方はこの世界にやって来て良かった?」御茶ヶ滝ウォー���ーワールド「そうだなあ…悪霊を歓迎するような成人になれなかったのは後悔してるよ、だって先祖達と一緒に楽しく遊べるファンタジーの可能性を証明する悪魔の証明だからね パパが夜道を全く怖がらない理由に追いついたのかな😊」??「また人が死ぬまで時間がない。いい?子供時代のアイツを死なせても無駄、根幹となる魂を壊せない限り。魅力的で面白い学園と違う”””本当のマイナス”””でしか壊せない」
〜???〜
表版仮想大鉱山「あのお方は終わっている、我々には一点の善も無いが……後ろめたさがそれでも存在してもあり得る。純度の量が桁違いなのだ、ネットでマンコ叩きをする誰よりも終わっている 破滅王から助けて下さい誰か……」
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香氣04「一体この景色を作ったファンは何を見てきたんだろうな。ネットだけの関係でもどんどん離れてるよ。俺が学生だった頃に欲しかった大切なものは永遠に返って来ない、だから切り捨てるよ 知ってる?””斬島純一””って大昔名乗った本名のような偽名ってね、””一””人残らず””斬””捨て””島””いで終わりなんだよ””純””番にっていう由来なんだよ」
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???「その通り、真意も気遣えず勘違いするこんなカスは真心じゃねえ媚だ。{{本名も知らねえ他人なんかが資格なしにほざいてると思うと嗤えるぜ}}
モブサイコ100の誰かが言ってたよな。他人からの評価は自分の正体には向いてないって(赤き真実)」
〜4年後〜
香氣04「なんで俺を孤高に変えた……のび太君も…同級生も後輩も先輩も、もう何も悪くないのに。みんな味方になって来てくれた お前のせいで迷える子羊達なら一生が呪われたまんまだ お前は本当の”””””糞”””””だよ 史上最悪のテロリストよりずっと」
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???(裏ストボス)「悩み話を聞きもしなかったそいつらのあるべき末路だろw 大事な重い話しをしてない故に何も理解してないからそうなってる(赤き真実) ドライな嫉妬を求めて彷徨う………所詮お前も使えないヤツだって事がよく分かったよ」香氣「え………」グチャぐちゃぐちゃ 香氣「ああああああ」
???「俺は劣化版だ。でもな、青い少年が思い描く”””最高にカッコいい理想の自分と”””同一人物だから夢を叶える事ができたんだよ “””社会と環境の上に成り立つ現実の自分”””を救っていればハッピーエンドだった。これは俺が仕組んだ罠なんだよ “””罪があっては視えない”””。女の子の涙で闇黒呪怨の大海を作ってやったワーストエンドだ 悪は悪しか生まない。だが罪悪感(絶対善の涙で出来た海)は俺という絶対悪を産んだ(赤き真実)⤵️イメージするとこんな感じwww」
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???(裏ストボス)「女性人気ってのは大事だよなwこいつを大切に思うインキャから恨まれるDQNに捨てられたシングルマザーが葛藤しながら自分に負けて子供を死なせる悪循環の終わりで人生終了になる奴がさ 真の意味で淘汰されるべき下等生物だから面白い(爆) “””””エルンスト・フォン・アドラー様 (裏ストメインボス)“””””のクローン体に産まれるまでにそういうクズボディは風呂に洗剤を全てぶちまけてお湯を足したらゆっくり溶かして不潔な生活しか送れなくなるトラウマを植え付けさせて終わりだ(赤き真実)」
「見なくて良い悲しみを観て、受け継いだ子宝の死で泣き笑いを必死に堪えて……こんな絶対悪が、かりちゅまな訳ないだろ 父親も尊敬してない、自分の中で現実の点稼ぎをする本当の長所しか挙げないようなやつが(黄金の真実)」
〜???〜
1筒ブルーG「ううう、気持ち悪い……なんでだ、霧島狩魔様は生のまま食ってたじゃねえかアラフォー女性様御免なさい御免なさい」2萬レッドS「おまえまさかあのお方の真似をしたんじゃないよな?……」9索グリーンA「俺ももう助からねえ、これは悪魔の厳選だったんだ…」
我らが最強、純粋硬派柱SuperPureEgrosburst04 霧島狩魔(裏ストボス) 「サイコパスレベル8000 ソシオパスレベル8000 邪悪レベル50000」
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尚、守護女神ネクストホワイト様⬇︎には高等幻魔だろうが幻魔王だろうが(⬆︎⬆︎)3人追加がかりでも全開で瞬殺される模様(的確な例:➕鬼難バラワッシャ三体)
まず得物の大きさからして格が違う(^◇^)🩵
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明智左馬之助「夕陽が綺麗だな。並行世界の女を見送ってボーっとしてたら何故、全部終わっているんだ?まさか、こっちの為に流れた音楽だったのか。」
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霧島04(裏ストボス)=鬼難バラワッシャの究極上位互換様⬇︎ 血生臭くて悪抜けないアルテマジキチなんかじゃ届かない繊細な美味を奏でる爽やかなイケメン(黄金の真実)
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信じる心で、赤き言葉は錆びて死んだ
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kachoushi · 1 month
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各地句会報
花鳥誌 令和6年9月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年6月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
切り通し省線吹きし若葉風 軽象 蜘蛛の囲に閉ざす社の狐たち きみよ ことごとく夏蝶となる水飛沫 緋路 白あぢさゐ女ばかりに愛でられて 和子 黴の間の亡者に点るシャンデリア 光子 夏の子はジャングルジムに天下とる きみよ 飛鳥山生まれ育ちの蟻の列 三郎
岡田順子選 特選句
乾きたる蛇口の先は夏の雲 緋路 黒南風やおづおづ開くみくじ歌 昌文 南天の花棲み古りし街の隅 美紀 黴の間の亡者に点るシャンデリア 光子 途切れなき列車音聴く四葩かな 風頭 ががんぼ来オルガンの鳴り止みてより 緋路 葉脈の青き稲荷の額の花 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
たてがみに綺羅したゝらせ競べ馬 かおり 負馬の負けを恥ぢざる眼の涼し たかし ユーミンの曲初夏の競馬場 美穂 負馬の誰にともなく息一つ 成子 鬼瓦の鼻ふくらめる若葉風 愛 熱砂駆け鼻息荒し佐賀競馬 たかし 競べ馬シャガールの馬天を駆く 修二 薔薇園にダイヤモンドのやうに雨 愛 勝馬に寄り添ふ笑顔女騎手 久美子 楽屋口より美しき絽の裾捌き かおり バンクシー赤い風船追ふ少女 修二 萍の沈黙にある水一枚 朝子 鞍壺に託す一戦競べ馬 久美子 蟻は蛾を人は柩をかかげゆく 睦子 早苗田の水の世界を行く列車 愛 紫陽花やすこしはなれて宇宙船 睦子 ひつそりと咲くこと知らず濃紫陽花 たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
短夜の沖に生活の灯のともり かづを 短夜や和尚偲びて尽きぬ宿 笑子 黒南風の精舎を昏め沈めをり 希子 十薬や花明りして父祖の墓地 匠 網を引く明易き浜声合はす 同 悠久の光を溜めて滴りぬ 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
麦の秋鳥の旋回しばし見ん 喜代子 黄金を刈り取る如き麦の秋 由季子 短夜に一夜の旅の用意せる 都 麦秋の大地を分ける鉄路かな 同 逝きし人思ひ起せる虹の橋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
体内のおほかたは水田水張る 都 湯上りの鏡を閉ぢて蛍見に 美智子 麦秋の金波を運ぶ風頰に 宇太郎 春雨にすつかり濡れて泣黒子 悦子 杜深しすだまの降らす花樗 美智子 校庭に名札を付けたミニトマト 佐代子 南天咲く早世力士悼みては すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
空晴れて植田始まる農学部 亜栄子 一村に水ゆきわたり植田かな 百合子 としあつ師偲ぶ薄暑の石仏 教子 枡形の山気を吸ひて蝸牛 三無 下闇や気づけば猫の傍に 白陶 紫陽花の青き滴を受ける句碑 三無 月光をのせて十薬母の逝く 幸子 奥信濃瀬音まじりに河鹿鳴く 美枝子 故郷は懐深く初夏の旅 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月10日 なかみち句会
老鶯の声高らかに姿なく 廸子 老鶯や森の静けさ澄み亘る 聰 網戸開け小さき一匹逃しけり 貴薫 書を開く網戸の風の良き加減 三無 緑陰の􄼱間の光踏み遊ぶ のりこ 緑陰や刹那休らふ盲導犬 美貴 緑陰の森歩す空気異次元へ ます江 緑陰に入れば降るもの香るもの 怜
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令和6年6月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
風鈴を今年は出さうかと思ふ 昭子 石庭の砂紋に僧や水を打つ 時江 麦秋や己は小作小百姓 世詩明 万緑の真つ只中で友となる 三四郎 玻璃に付く守宮の目玉大きかり ただし ぬけぬけと嘘吐く男草虱 世詩明 堰音の六月の水裏返す ただし 田植済み静かな寝息一村に みす枝 一望の青田や下校チャイム鳴る 時江 野仏の一重まぶたや著莪の花 ただし サングラス外して白き歯を見せる 昭子 音もなく崩れる雲の峰一つ ただし 僧逝きて幾年寺の木下闇 英美子 緑蔭の不開の門や鐘響む 時江 菖蒲の湯頭脳ゆつくり休ませり みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月11日 萩花鳥会
久々の娘とのドライヴ花菖蒲 祐子 夢誘う伊豆の旅寝の夕河鹿 健雄 薫風に一味添へてウイスキー 俊文 能登思ふ絆の祭始まりて ゆかり 太陽の恵み包みし枇杷すゝる 吉之 夕立の雲が覆ひし我が旅程 明子 鮎解禁河原で塩焼き白むすび 美恵子
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令和6年6月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
黒い線行つたり来たり蟻の道 紀子 内緒話浜昼顔がそつと聞き 同 初夏や日々の葛藤過ぎゆきて 光子 畳紙に包まれし物黴にほふ あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
紫陽花のしづくを朝日移ろへる 千種 木道の谷戸田の隅に余り苗 幸風 木下闇これより先は獣道 慶月 夏草や弥生時代の息遣ひ 三無 水無月の木霊に道を迷はされ 千種 里山の道標なる立葵 ます江 濃あぢさゐ彩を増す夜半の雨 幸風 半夏生白く人声遠くせり 千種 夏蝶の白の大きく森に消ゆ 慶月 木道に釣り糸垂らす夏帽子 経彦
栗林圭魚選 特選句
鳴き交はす鴉に梅雨の森深く 要 滑り台順番を待つ夏帽子 経彦 今年竹撓ひて風の行方追ひ 三無 雨上るもりの朝やねむの花 芙佐子 紫陽花や森の匂ひに深呼吸 ます江 万緑や森に命を繋ぐ雨 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
露草に一輪挿の織部かな 雪 白鳳の野々宮廃寺跡 同 僧偲ぶ僧の手描きに絵団扇に 同 夏蝶の祈るが如し辻地蔵 同 終電の汽笛編戸を通し聞く 英美子 竹落葉散る音を聞く真昼時 同 毛虫焼く南無阿弥陀仏唱へつつ みす枝 咲いてをり咲きかけてをり七変化 かづを 白寿まで闘志抱きて更衣 清女 鷺一羽思考してをり青田中 やす香 売れ残る金魚に疲れ見えにけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
青葉木菟夜を鳴かねばならぬかに 雪 五右衛門の煙管煙を吐ける山車 同 籠枕夫の遺せし油の香 清女 短夜を添ひ寝の犬に鼾きく 同 蜘蛛の囲の細きにかかるものは何 啓子 懐しき人に逢ふ夢明易し 笑子 風鈴の音とはならぬほどの揺れ 希子 短夜や星を眺めて聴く話 隆司 浴衣着て祭囃子の音に酔ふ 同 風鈴もそれぞれの色兄妹 和子 雨欲しきあぢさゐに色無かりけり 同 今夜だけ風鈴しづか話さうよ 令子 短夜や時の静かに広ごりて 千加江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月21日 さきたま花鳥句会
刺身盛り紫蘇一枚の境界線 月惑 路地裏の暮色に媚びる七変化 八草 夏見舞幼き文字に磯の風 裕章 草刈りの終へて現はる地平線 紀花 麦秋の風入れカフェの読書会 康子 梅漬けの重石に亡夫の酒の瓶 恵美子 たまゆらの時をあづけて啼く河鹿 みのり 麦の秋うねる大地の広々と 彩香 地に影を一瞬黒く夏つばめ 良江
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令和6年6月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
白鬼女の渡しと伝へ草茂る 雪 欠け初めし月に崩るる白牡丹 同 尻重な返事のいまだ梅雨に入る 同 山笑ふ声に呑まれてしまひさう 同 高層のビルに飛び込む夜這星 世詩明 夏旅に背中合せの駅の椅子 同 風遊ぶままに青田の百面相 同 極楽の風吹く寺に夕端居 ただし 朝倉��水の音する青蛙 同 音もなくむくりむくりと雲の峰 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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poetohno · 2 months
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4 17 詩集 返答詩集 日記詩集  おまけトーク(スイッチは言って掃除を猛烈にした)
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彼女は今日もその後ろ姿を見つめていた 背中が何を物語っているのか耳をすませるように
首を振る 都合よく分かるわけがない…
朝陽が差し込んで 新しい一日が始まろうとしていた
外に目を向ければ描きたいものはいくらでも目に飛び込んでくる 心を射貫き 足を止め 魅入らせるものはそう多くない 待っていれば訪れてくれるものではないが 待ち続けなければ 決して描けない景色がどこかにあるはずだった
街を出歩いている時 彼女はふと居場所が消えていくように感じる時がある 自分は彷徨い人のようだ
何を求めているかも分からず 見つかるかも分からないものを求めている
出会えた景色を描くと彼女は思う 絵を描くことが 自分をこの世界に繋ぎ止めているかのようだ
ある陽を描いている途中で手を休めた折に いつものように作品を見やる
後ろ姿を夕陽が淡く照らしていた
どうしてこんなにも寂しげで 孤独な背中なのだろう…
鼓動が一際強く打つ 彼女は心臓を捕まれた
思わず筆が手から落ちた 涙の滴のように 床に染みをつくる
まるで自分の背中だ 去っていく後ろ姿は 誰かを待ち続けていた
彼女は静かに泣いた 闇夜の月のように 夜が明けるのを待つかのように 泣き続けた
「トンネルの向こう」
日射しを遮る暗闇の通路を抜けて 蝉の声が木々の間を埋め尽くし 石段の向こうに川と田んぼ 山が広がる 蝉の声に乗じてトンボが闊歩して 川のせせらぎで拍子を取るように 石の数珠繋ぎの橋をぽんぽん渡る
手を合わせる祈り人 ここにも佇む地蔵たち 並んで立って 遠くの子ども達に微笑みかけるよう
すぐ傍の稲穂がぐんと揺れる 電車が通り過ぎ 遠くに木霊する 車輪の歌とカランカランと鳴り響く踏切の声
向かいには駅舎が旅人の終着と出発を見守っている 切符は車掌により切られて手渡される
お気をつけて―旅路の無事を願うかのように 旅人は返された切符を大切そうにしまう いってらっしゃい―たった一言で 想いが交わされるように 見送って
地平を離れれば海を臨む 夕暮れになれば緑の棚田は青の海原に溶けて混ざるかのよう 舟は役目を終えて安らぐように 波が労るように揺れる
「なぜ人は孤独になるのか」
誰かの要求に応えることで 自分の中の願いを蔑(ないがし)ろにして 心の内の葛藤をなかったことにしていくとしたら 自分の感じることが分からなくなっていく 信じられなくなる
誰かが違うと言えば従ってしまう 自分の心を見失ってしまう
自分はここにいる意味があるのだろうか 疑問が胸の内を渦巻く
独りではないという励ましだけでは 人は救われない
口を開き 胸の内を語り 受け止めてもらう 誰かを必要としている
共感によって人は命の温もりに触れて 心を温めなおすのだから
「故郷―夢の彼方―」
9「夢の彼方」
消せない過去が 時を超えて今に押し寄せる
過去の 傷だらけの想いは 心の中で 今を彷徨っている
いつか出逢うために 消えることなく心を廻っている願いに
散った想いの欠片を拾い集めて 未来へと踏み出せる一歩は 今だから願えるもの
時と空を経て 姿を変えて 今へと繋いだ 闇夜を覆う空の星たち
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einhandertower · 3 months
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旧友達と一緒に活動ができて運命を感じているエナー・アールウェット 【 遠藤霊夢 / ミリー・パフェ / にじさんじEN / Ethyria / ...
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yotchan-blog · 6 months
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2024/4/2 12:59:37現在のニュース
斉藤鉄夫国土交通相「静岡県とJR対話促す」 リニア令和9年断念 一日も早い開業を([B!]産経新聞, 2024/4/2 12:57:21) すし屋からラーメン店、トルコ料理の総菜屋‥近鉄・阪神「大阪難波駅」の構内は食の宝庫([B!]産経新聞, 2024/4/2 12:57:21) そごう・西武、本社部署半減 執行役員も減らしスリム化 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:57:17) 国内借入金利、15年ぶり上昇 ゼロゼロ融資の反動で - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:57:17) カーディガンとジーンズ姿の「警察官」、手帳の提示求められ逃げ出す…窃盗未遂容疑で高校生逮捕([B!]読売新聞, 2024/4/2 12:54:12) 18歳未満にわいせつ行為の教員、一律免職処分へ 神奈川県教委(毎日新聞, 2024/4/2 12:53:53) 営業利益率は4割 「再生ウエハー」首位のRSテクノ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:51:39) 廃線跡を自転車道に再生 国も転換後押し りんりんロード、旧駅舎の休憩所が好評 /茨城 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:51:34) 「幸せを呼ぶ黄色い電車」前で相鉄新入社員は記念撮影 神奈川県内で入社式や入庁式([B!]産経新聞, 2024/4/2 12:51:27) 三陸鉄道40周年、記念列車に地元住民から温かいエール 163キロを約4時間半かけて運行([B!]産経新聞, 2024/4/2 12:51:27) 40年で70億円、まいた種が大きく育った エジプト考古学者・吉村作治さん(4完) アーカイブ「わたしの失敗」([B!]産経新聞, 2024/4/2 12:51:27) 南海高野線、夜桜の歓迎 7日までライトアップ 九度山 /和歌山 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:45:38) 福岡市地下鉄、延伸1年 七隈線、増便で皮算用 混雑緩和&脱赤字 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:45:38) 東北新幹線、東京-福島間で運転再開 福島-仙台間は見合わせ続く | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:45:38) 震災乗り越え40年、三陸鉄道が記念列車 「あまちゃん」にも登場 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:45:38) 科技立国 反転の糸口(1) 研究力向上へ最後の好機 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:45:18) 上川外相、UNRWAへの拠出再開表明 テロ関与疑惑で一時停止(毎日新聞, 2024/4/2 12:39:39) JR北海道が運賃8%上げ検討 新観光列車開発も 中期計画発表 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:39:34) 道内初、積み替え施設 函館貨物駅 「24年問題」見据え /北海道 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:39:34) 三陸鉄道 震災乗り越え40周年 記念列車運行 住民らお祝い /岩手 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:39:34) 加西列車転覆事故 戦争ない地球を願い 慰霊祭に20人 /兵庫 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:39:34) https://mainichi.jp/articles/20240401/k00/00m/040/281000([B!]毎日新聞, 2024/4/2 12:39:34) 福岡空港、複合商業施設の新設や国際線路線数6割増で収益力アップ…設備投資5年で1070億円([B!]読売新聞, 2024/4/2 12:37:18) 北海道に豪華観光列車を投入へ…「ななつ星」デザイナーが手がける「赤い星」と「青い星」([B!]読売新聞, 2024/4/2 12:37:18) 勤務中の警察官、サングラスもコンビニ買い物もOK 期待する効果は(朝日新聞, 2024/4/2 12:35:10) 歌舞伎町の質屋に強盗容疑、3人逮捕 「即日お金」闇バイトに応募か(朝日新聞, 2024/4/2 12:35:10) 13歳だった同級生、あの日も隣のコートに 「今でも帰国を夢見て」(朝日新聞, 2024/4/2 12:35:10) DENZAI、浮体式洋上風力工事に参入 200億円投資 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:33:22) 長周期地震動とは 震源遠くても注意、階級4区分など分かりやすく解説 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:33:22) 鉄鋼業界「脱炭素」で鉄スクラップ不足に 相場高の足音 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:33:22) 夢の核融合発電 調達100億円超スタートアップは14社 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/4/2 12:33:22) 路線バス減便で高校生にタクシー券 山口・光市が実証実験(毎日新聞, 2024/4/2 12:32:26) 捏造? 護衛艦「いずも」のドローン動画が物議 防衛相「分析中」(毎日新聞, 2024/4/2 12:32:26) 松山駅高架下 14店公表([B!]読売新聞, 2024/4/2 12:30:29) コロナで経営悪化、公営地下鉄やバス支援へ…住民の交通インフラ維持([B!]読売新聞, 2024/4/2 12:30:29) 三陸鉄道が開業40周年、オリジナル記念鉄印を発売…宮古駅で記帳受け付け([B!]読売新聞, 2024/4/2 12:30:29) JR北海道が来年4月に運賃8%値上げ…年37億円増収見込み、国の支援から自立目指す([B!]読売新聞, 2024/4/2 12:30:29)
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chaloc7 · 6 months
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dewdropplant · 2 years
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renmukouda · 6 months
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おでかけメモ「東京自由大学/身体と霊性Ⅵ 第3回 武道のスピリチュアリティー」
東京自由大学の講座を受けに目黒不動尊に行ってきました。
まるで5月のような晴天と気温になったおでかけ日和。目黒不動尊に行ったのは今回が初めて。講座の前に境内を住職の瀧口康道さんが案内して下さる時間もあって渡りに船。皆でぞろぞろ歩いて遠足みたいで楽しかったです。
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案内中のご住職と大日如来像
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講座のテーマは「武道のスピリチュアリティー」。内田樹さんのお話し、藤田一照さんのお話し、お二人の対談とご住職も加わっての鼎談と質疑応答。武道のみならず、日々のことにも繋がるお話であっという間でした(じつは合気道を習ってみたいと思っている)。
内田さんと藤田さんに会えて、こんなふうに半日近くお寺に滞在することも滅多にないので(ご祈祷木も書けたし)参加できてよかったです。その上、スタッフのおばさまに背中を押してもらって内田さんにサインをいただくこともできました(内田ファンとしては夢のよう)。3/22
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移動中の電車内で読むのに持ってた文庫本「コモンの再生」
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【林檎🍎とユーチューブの会話】
実は、芸術家の親を持った子は幸せなんよ👀親が、自分の芸術に夢中になってるから、子供にばかり執着せんから、子は、母親から見張られてる感じせんから楽なんよ。それで、のびのびと成長できるんよ👀勿論、行き過ぎると「ネグレクト」になってしまうけど👀でも、子供にとって、親との良い距離感ができて楽なんよ👀それに、子供が親に望むことは、親が、自分以外の何かで幸せを感じていて欲しいって密かに、本能的に願ってるんよ👀それに引き換え、何も趣味のない親を持った子は、親の意識が子供に全部執着するから、子供にとって「息苦しく」なるんよ👀つまり、「良妻賢母」のことね👀まさに、俺の母親のことなんだけど、そういう親のことを、つげ義春先生は、「親不孝者」の反対の『子不幸者』っていう言葉で表現したんよ👀親が子供に依存してしまって、子供を駄目にする(精神病にするんよ。子を。てか、世の中の精神病の大半が、母と子の不健康な関係から成り立ってるんよ👀アダルトチルドレン〈AC〉とかもそうだね。)親のことね👀恐るべし、つげ義春先生👀
俺が、ここまで「母と子」の不健康な関係についての「知識」があるのは、自助グループ通ったり、精神病の書籍読み漁ったからなんよ👀つまり「乱読」ね👀その、精神病について書かれた、大半の書籍は、精神科医の「斎藤学先生」の本と、「岡田尊司先生」の書籍なんだけど👀ちなみに、斎藤学先生の書籍は、大半が何故か?絶版になってるから、調べるのに苦労したんよ👀図書館で借りて読んだんだけど、ほとんど図書館にも置いてない図書館多いから、他県の図書館から、わざわざ取り寄せてもらって読んだんよ。約、2年間👀
あと、精神科医の「高橋和巳先生」って人がいるんだけど、あ、作家の方の「高橋和巳」じゃないからね👀紛らわしいけど、同姓同名で二人おるんよ。その精神科医の高橋和巳先生が出版された本に、「子は、親を救うために、心の病気になる」って本があるんよ。どういう内容かと言うと、ある、母と娘が紹介されてるんやけど、娘が、摂食障害に確かなって、登校拒否になるんよ👀で、母親が、心配して、高橋和巳先生の精神病院に連れて行くんよ👀で、高橋和巳先生と母娘は、話すんやけど、高橋和巳先生の言ったことは、「娘さんの前に、母親である、あなたが、私と定期的にカウンセリングしましょう」って言ったんよ👀それで、その母親は素直やから、それに従うんよ👀普通の親なら、憤慨してヤブ医者呼ばわりすると思うんよ👀それで、その母親は毎週一回カウンセリング受けるんやけど、カウンセリングの回数が増えるにつれて、自分自身が子供の頃、母親との関係が悪かったことに気づくんよ👀それで、カウンセリングの回数が増えるに従い、自分が、母親との関係で傷ついた心を見ないふりして、つまり、未解決のまま大人になって結婚して子供を育てていることに気づくんよ👀そしたら、それに気づけたことで、胸がスッとして、カウンセリングの回数が増えるに従い、健康的な心を取り戻していくんよ👀その母親👀そうなると、自然と娘との関係も良くなって、娘も健康的になり、登校拒否だったのが、また学校に通い出すんよ👀娘はカウンセリング受けてないのにも関わらず👀つまり、何が言いたいかってことは、「子供が、病気になるのは、親に対して、お母さん、心の病気みたいだよ?大丈夫って言う、子供から親に対してのメッセージなんよ👀」つまり、子供が親にメッセージを送ることで、親を助けようとしている行為なんよ👀子供が精神病になるってことは👀
だから、世の子を持つ、お母さんがたは、子供の心配する前に、自分のメンタルチェックする必要があるんよ👀くれぐれも「毒親」には、ならんようにな👀「子不幸者」になっちゃいかんよ👀
ちなみに、俺、ここまでの精神病の「知識」、すべて独学で学んだんよ。独学で、精神病の「真髄」を捉えることができたんよ👀専門の精神医学の大学なんて通っちゃおらんのよ👀
でさ、俺が心配してるのは、林檎とあのと、佳子なんよ👀ぶっちゃけ👀おさんかたたち、親との関係大丈夫?👀特に母親ね。
3人とも、「良妻賢母ロボット」の母親じゃなかった??👀特に、佳子の「母親」が、見た感じ、心配なんやけど👀佳子は、子供らしい子供時代を生きることができた?👀
今だに、母親の「言動」にコントロールされてない?👀母親は、子供に心配させてコントロールするために、わざと、自分の子供が心配するような「言動」してくる「生き物」って、ことに気づいてる??👀
3人とも、もう、いい大人なんやから、いつまでも、親の「言動」にコントロールされちゃいかんよ👀逆に、林檎🍎は、自分の子供が心配になるように「コントロール」しちゃいかんよ👀そんなことする親は、「毒親」であり、「子不孝者」なんやからな👀
3人はこれから、「地球🌏」を背負ってたつ人間なんやから、いつまでも、そんなレベルの低い悩みでうろちょろ、うろちょろして欲しくないんよ👀そんな、レベルの低いことで、悩んでるバヤイじゃないのよ👀
俺、もういい加減、楽がしたいのよ👀正直な気持ち👀
死後の世界や、宇宙についての謎解きは、俺がやるから、今、俺が説明したみたいなことを、「芸術」でも、「言動」でもなんでもいいから、影響力のある3人がすすんで発進して欲しいのよ👀世界に向けて👀
そもそも、3人は、その仕事をさせるために、イエス様から選ばれて、有名になることができてるってことに気づいてる?👀
で、「主」は、これ以上「人類」の数を増やすなって言��れてるんよ👀練習として、まずこの問題につながる、「芸術」や「言動」を発進して欲しいんよ👀
林檎、あの、佳子、急なことで戸惑っているかもしれんけど、これはすべて事実なんよ👀そして、イエス様や爺ちゃんは、林檎とあのと佳子にその仕事(人間がこれ以上、子供を増やさない)を担ってもらうことを、心底望んでるんよ👀何故なら、俺が、一般人で、俺の発言には影響力ないから👀つまり、俺は知名度がないから、俺には不可能なことなんよ👀それに、今の俺を見たらわかる通り、嫌われ者やろ?俺が言うことなんか誰も聞いてくれんのは見てて分かるやろ?つまり、3人の肩に地球🌏がのっかってるんよ👀今まで、有名になって、いい思いもしたろ?👀ぶっちゃけ👀勿論、苦しいこともあったし、人一倍努力もしてると思う。ただ、せっかく選ばれて有名になれてるんやから、イエス様や爺ちゃんに恩返しすると思って、素直に言うこと聞いて欲しいんよ👀で、勿論、人類の「子作り」食い止めるということは、それなりに、アホな奴らから避難もされると思う👀正直。ただ、一つ言えることは、この仕事は、巡り巡って自分に帰ってくるから👀つまり、「子作り」を食い止めるということは、地球や野生動物に喜ばれるし、何より、これが「聖書」に出てくる「天に富をつむ」ってことなんよ👀天上界(霊天上界)と地上のものの考え方は、まったく違ってるんよ👀そして、死後の世界もある。人間や動物は死んで終わりじゃないんよ👀地上で、人を傷つけたり、過度な妬みを抱いて嫌がらせや、八つ当たりした人間は、しっかり、「神様」に記録されてるから、地上でも裁かれるけど、死んだあとも苦しまなならんのよ👀いつまでも、いつまでも👀だから、地上では、「金」につながる話ではないけど、勿論、嫌なことも言われるかもしれんけど、死んだあと、どうせ、俺たち家族として永遠に一緒に生きるんやから、そのための「貯金」を今のうちにしたら良いと思うんよ👀勿論、佳子が、ペルーで、イエス様から、ブレスレットをもらったように、地上でも、イエス様の御心(みこころ)にそった生き方をしていれば、地上にいる間にも何かしらの「報酬」はイエス様からしてもらえる👀あのと、林檎に言えることは、自分の芸術を追求するのもいいけど、もっと、マリア様やイエス様や爺ちゃんに興味を持って欲しいんよ👀佳子が持ってくれてるのは知ってるからOK👀佳子は、キリスト大学通ってるから、正直、あのと林檎より、スタート地点は上なのは、分かると思うけど、あのと林檎は、独学でもなんでも良いから、キリスト教について、もっと勉強して欲しいんよ👀キリスト教は、カッケーから、勉強した内容が芸術にもしっかり生かされるから。ひらめく歌詞の内容も今までとは違ってくるから👀どうしても、自分の力だけで、で芸術を追求しようとすると、「自我」が入り込んでくるから、良くないんよ👀つまり、「神」との交わりを持った芸術を今後、追求していってもらいたいんよ👀で、早速だけど、3人に読んで欲しい本があるんよ。勿論、俺も読んだ👀とても、良い本。ウィリアムジェームスって人が書いた、「宗教的経験の諸相」って言う、精神病者が「神」を見出した体験記。紹介されている人間の中で、有名な人は、作家の「トルストイ」の体験記も紹介されている👀
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ichinichi-okure · 1 year
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2023.4.8sat_tokyo
8時半起床 起きてすぐにおにぎり握って水筒の用意 自転車に乗って駅へ 一昨日までは桜吹雪が吹きまくってて、自転車で駆け抜けながら きれいすぎて夢かよと思ってた道もすっかり新緑に変わってる 9時半の電車に乗って陶芸教室に向かう
教室は武蔵野公園の隣にあって目の前に野川が流れている天国みたいなところ ちょっと駅からも遠いけれど、土をこねることも、公園の中で季節を見つけながら向かう時間も 全てが大事な過程で、週に1回自分をリセットしてくれているなと思う 友達数人も通ってて、約束してなくても会えるのが嬉しい 鈍行で多摩霊園駅まで向かうガラガラの電車 バス停前の公園で遊ぶ幼稚園の子供たちの小さな社会 喪服の集団が乗っているバス お墓の桜並木をすり抜けていく経路 この毎回必ず起こるルーティーンも全部のんびりとしていて好きな時間
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陶芸教室着 イベント出店用に大量に作っていた鉢の素焼きがまだ上がってきてないので、 ずっと後回しにしていた友達のお店の開店祝いの表札を陶芸で作る お腹空いておにぎり食べようとしたらおにぎり忘れてて 悲しんでたら教室に来てた平木元くんがチュロスを半分くれた 優しい  午後からこないだなっちゃんのBIG HUGの展示会で会ったはるちゃんとミーアンちゃんが体験教室に来た 2人とも可愛くて���もう存在が癒しである 目の前では常連のお爺さんが埴輪を作ってて可愛すぎるし 埴輪の設計図良すぎるし 教室の先生の藤本さん優しいし 今日もとてもいい日だな やさしい世界
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最近お気に入りの岐阜の石が混じっている土でミニ盃を6つ作って終了 今日も武蔵野公園で無限に生えてるつくしを摘んで散歩しながら帰る かわいい植物見つけるだけでニコニコしちゃう 巨大な藤の木が倒れててその横にたくさんの枝が積まれていた 編みやすそうなものを拾って帰った
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電車待ってる時に青虫がカバンについていることに気づく 咄嗟に地面に落としたけど そのさきは地下2Fのコンクリートの床 電車に乗り込んだ後に、蝶々になるはずの幼虫はあの場所では生き延びれないと悲しくなりごめんねと思う 帰りの電車は結構混んでて、私はもうマスクをするのは卒業したんだけど 車内で外国人観光客の方と私と若い女の子1人以外はまだ全員マスクだった 3/13のマスク着用は個人の判断の発表から1ヶ月近く経ってもそうなんだなあ 春の匂いは気持ちいいよ
帰宅 つくしの袴を取って熱湯で下茹で 忘れたおにぎりをお茶漬けにしたのにつくしも入れて食べる 春 陶芸のあとは勢力使い果たしてるので少し昼寝 起きて入稿作業と展示の為の箱作り 展示用のハンコも届いた!嬉しい
夜、大好きな友達の池野詩織ちゃんの写真展に映像の谷浦くんと照明の佐藤円と行こう&呑もうと話してたのだが、 円さん名古屋仕事帰りで眠すぎて、もう夕方にギャラリーに向かいすぐ帰るというので、とりあえず直で谷くんともスタジオ35分集合にする
中野からギャラリーまで歩いて向かう途中に元クリーニング屋・清水屋さんで 山谷にあるリサイクルショップ「あうん」さんがPOP UPを開催しているというので向かう 玉ちゃんや佐々木文美ちゃんから話を聞いてた「あうん」さん 着いてすぐシンボパンのシンボさんがいた 会うだけで元気が出るかわいい人 そして前にマンションの1室で友達のパフォーマンス見に行った時に出会った前さんもおり、 このクリーニング屋の息子ということだった おもろ〜 あうんさんの試みもとても面白くて全ての商品に”わたしたちAWNは2002年から荒川区東日暮里にて店…”の ピンクのキュートなタグがいろんなとこついていた 考え方も新たな価値もめちゃくちゃいいな 自分のことも知っていてくださっていて嬉しい マーガレットハウエルの古着シャツにピンクタグついたのと靴下を購入
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歩いてたらサムライとスリムに遭遇 19時すぎにスタジオ35分着 もう帰ったかなと思ってたけど、呑めるギャラリーなのでお酒の力でまだ円さんいた笑 おい! そして三重県に住んでる新居くんがいた 昔35分の句会に来てたんだって 写真家の江崎愛さん、苗字が下の名前みたいな方ともお話しした(ひろしだったかな・・) 店主の酒さんはいつも優しくて大好き 色々嬉しくてビールを爆飲み  谷くんも来たので、詩織ちゃん特製トビウオの水餃子を一緒に食べる 途中、大事だった人のもうすぐ産まれる子供が 助産師さんをつけずに自然分娩をする話を聞いてちょっとパニックになる そんなことってできるの??パニック 感情の大渋滞 詩織フィーバーで大混雑の店内になってきたので、先に出てる円チームの呑み会に合流する the hatchのザキヤマくん、かこさんはじめまして めちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃ呑んだ 23時すぎに解散して、谷くんとまた35分に戻る 詩織ちゃん師匠の写真家の花代さんもきて2人のツーショットを撮った 2人ともめちゃかわだよ・・・・ 花代さんとお隣に座ってお話しできて嬉しかったがもうここからほぼ記憶がないのです
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そのまま数人で中野を徘徊してスナック奥のカラオケ→飲み屋に行ったはずでいつの間にか朝 確か粉雪をみんなで唄ったような(ブラッシュアップライフを見てて歌いたかった) どうやって帰ったのか不明 カメラロールには大きな白い犬の写真 最初の居酒屋でもうすでにお財布にお金は入っていなかったので 誰かに借りまくったのでしょうか・・・?(確実に一番飲んでいるのに) 展示のDMも持って行ったのに1枚も誰にも渡してないし・・・ 私は何歳になってもどこまでもどうなっていくのでしょうか こうやって酔っ払った日はいつもマスクをどこかに忘れしまい、 帰りの電車で何かを口に巻きながら、びびって帰っていた数年 それがないだけでもう最高だし どうにもこうにも春です
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-プロフィール- 鷹取愛 40才 東京都 山ト波という名前で展示やイベントの企画をしたり、最近は鷹取陶芸として陶芸を売ったり、漫画を描いたりしています。SUNNY BOY BOOKSの展示企画サポータ〜も。 https://www.instagram.com/opantoc/
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kachoushi · 4 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年6月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年3月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
撞かるるを待つ梵鐘にある余寒 美紀 春灯や蔦の絡まる家傾ぐ 和子 料峭やいつか御籤でありし紙 緋路 自転車の主婦涅槃寺も突つ切つて 瑠璃 春塵は仁王の筋肉のかたち 緋路 冴返る仁王は金の歯で怒る 慶月 鳥帰る空はとほくて累塚 小鳥 春北風や大釣鐘に隠れたし 風頭 春陰の暖簾に純白の屋号 緋路 貴婦人の大車輪のみ春光に 慶月
岡田順子選 特選句
料峭やいつか御籤でありし紙 緋路 下萌る輪廻途中に道草を きみよ 中華屋の春塵赤き椅子逆さ 小鳥 喪の列の消ゆ式台の春障子 昌文 窓飾る家族の数の紙雛 はるか 白杖のリュックに揺るる桃の花 眞理子 学僧は霞に昼の鐘をつく きみよ 春禽のつがひ卵塔あたたむる 千種 上人の絵のその上の春の雲 俊樹 父性めく陽春の木の温もりは きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月2日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
中空を塞ぐ余寒の廃高炉 かおり 曲水の刻安寧の風美し 朝子 曲水宴美しきあぎとの並びたる たかし 春の闇400Hzの着信音 修二 曲水や配流の無念流れをり 同 バッカスの壁画翳ればアネモネも かおり 中也掌に詩片ふりくる春の雪 睦子 野火走る倭建命の影走る 美穂 北窓を開く復興兆す音 朝子 曲水や女人の盃のちと遅れ 久美子 朧の夜幻想一つ二つ三つ 光子 涅槃図の中へ入りたく近道す 美穂 紅をひき三寒四温横切りて かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月7日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
春日射し昼寝の猫にやはらかに 喜代子 地の息吹すべての芽より放たれん さとみ 卒業生てかる制服光差す 同 雛見れば乙女心もらんまんに 同 啓蟄や老眼鏡に虫眼鏡 都 マネキンに呼び止められし春の窓 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月8日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
弁財天の目力強きご開帳 宇太郎 介護士の赤鬼追うて追儺かな すみ子 春動く大鍋洗ひ伏せてより 都 咲く椿落ちし椿も「太郎冠者」 美智子 無縁塚天の供へし犬ふぐり 都 閏日や何して遊ぶ春寒し 佐代子 観音の視線の先に吾と梅と 宇太郎 春氷􄼺曳く吾を映すのみ 悦子 風海へ菜花すみずみ靡かせて 都 薄氷や踏めばナイフの光持つ 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月9日 枡形句会
語り継ぐ作詞の謂れ春の野辺 百合子 陽子師の墓前満開蕗の薹 教 子 雛祭り白寿の母も祝はれて 百合子 一輪の菫映して句碑閑か 三 無 きめこみ雛偲ばる友を飾りけり 文 英 廃屋に繁るミモザの花明り 多美女 揚げ雲雀寺領に紛れ猫眠る 亜栄子 のんびりと牛横たはる春の野辺 幸風 年尾碑に晴れてまた降る淡き雪 美枝子 雲雀生む高原行けば雲の人 白陶 やはらかな春の野の音辿りゆく 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月11日 なかみち句会
消えさうな跡をつなぎて蜷の道 秋尚 磴百段尾道水道朝かすみ あき子 閉院の看板掠れ三味線草 美貴 日溜まりの数多の道も蜷のもの ます江 夜霞の一隅までも大灯台 聰 魚屋の釣銭濡れて春の雪 美貴 目をつむりぺんぺん草の音を聞く 廸子 極楽は泥の中なり蜷の道 あき子 蜷の道水面流るる光の輪 三無 崖下の流れやさしくになの道 和魚 鐘声のこころ震はす夕霞 史空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
老犬の矍鑠と追ふ寒鴉 清女 造花にも枯れは来たりぬ春愁ひ 昭子 お水送り達陀炎豪快に みす枝 春一番大手拡げて女子高生 昭子 全身を耳に涅槃の法話聞く みす枝 知らずともよき事知りぬ蜆汁 昭子 春眠の夢逝きし子の影おぼろ 時江 生死未だ仏に供へる桜餅 ただし 亀鳴くや遠くて近き爆撃音 みす枝 肩書を減らし北国の雪に住む 世詩明 鄙の里水滔滔と芋水車 時江 つまづいて梅の香りを逃しけり みす枝 浮御堂にそして巨松に春の雪 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月12日 萩花鳥会
鼓草摩文仁の丘の兄の墓 祐子 風神は火の神鳥に野火揚る 健雄 春の空ここは宇宙のど真ん中 俊文 忘れ雪抗ふ漁師海胆を取る ゆかり 忘れ物鞄の中に山笑ふ 吉之 制服の丈短きや卒業生 明子 沈丁花色付く前より香り立つ 美恵子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
合格の電話の声は春光に みえこ 彼岸会へ母一張羅出してをり あけみ 手作りの雛微笑んで雛祭 実加 啓蟄や亡き友ふえて吾は生きて 令子 うららかや押絵の猫に会釈して 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月15日 さきたま花鳥句会
銀翼のきらめく空や木の芽風 月惑 昴座の星を砕きていぬふぐり 八草 古雛の神輿に残る能登の技 裕章 料峭や客船の無き海広し 紀花 杉玉も軒端に馴染む春日影 孝江 亀鳴くや飛鳥の山はみな蕾 ふゆ子 今晩も味噌田楽とまぜご飯 としゑ 雛客の手みやげ酒や国訛 康子 春しぐれ天皇参賀長き列 彩香 春愁や予期せぬ病電子辞書 恵美子 草の芽の小石動かす力あり みのり 浮世絵を抜け出す遊女万愚節 良江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
不器用は不器用なりに針供養 雪 我が町を春一番の素通りす 同 ぬるむてふ色を湛へて水温む 同 言の葉を育み春をふくらます 眞喜栄 雛飾り声なき顔に語りかけ 同 子供らの古墳探訪山笑ふ 同 道祖神肩を寄せ合ふ春の雪 同 雛見つめゐれば脳裏に母の顔 同 潮の香と水仙の香の一漁村 同 友の葬蝋燭揺らす涅槃西風 嘉和 風に棘あれど春日の燦々と みす枝 遠浅の水美しく蜆舟 ただし 雄叫びを似て左義長の始まれり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
城山をもみくだくかに春疾風 眞理子 春野歩すダルメシアンの脚線美 亜栄子 蒲公英の丘膨よかに母の塔 斉 石鹸玉母の塔まで追ひかけて 亜栄子 涅槃会や外から一人手を合はせ れい 蓬生の城址や鬨の声遥か 炳子 洗堰磧にとよむ雉の声 幸風 機関車に用心深く初蝶来 幸風 ぽつとりと落ちて華やぐ花椿 れい 春塵を淡く置きたる母の塔 芙佐子 啓蟄の句碑のひらがな揺らめける 要
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月18日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
胸を張り農を継ぐぞと卒業す かづを 四脚門氷雨の中に凜と建つ 和子 僧逝くや枝垂れ桜を待たずして 千加江 畦の径青きまたたき犬ふぐり 啓子 雛の間をちらと横切る男の子かな 笑子 九頭竜に朱を透かせゆく桜鱒 同 鰤大根男料理の後始末 清女 古里に古里の香の土筆摘む 泰俊 上を向き涙湛へて卒業歌 同 陽炎や人の集まる船溜り 同 春塵の経蔵深く舞ふ飛天 同 水ぬるむ色ある如く無き如く 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月20日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
雛納め飲まず喰はずの官女かな 世詩明 啓蟄や始発電車の一人旅 笑子 花ミモザ抱へふくらむ恋衣 同 けたたまし派手な身振りの春の鳥 同 啓蟄の土嗅ぐ犬の背の丸さ 希子 つくしんぼどこに隠れてゐるのやら 和子 麗しき新幹線で春来る 隆司 陽炎へる無人駅舎の降車客 泰俊 陽炎の中より来たる笑顔かな 同 啓蟄の啓蟄の顔穴を出づ 雪 懐かしやぬるみ初めたる水の色 同 蟲はただ蟲とし穴を出づるのみ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年3月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凍つるべき所に凍つる蝶一つ 雪 着膨れて弟母似吾は父似 同 ぬるみ来し水に映れる何やかや 同 都恋ふ紫式部像に東風 同 幽霊の飴買ふ話木兎の夜 同 春灯下術後の傷を見る夜中 洋子 婚約のナースの話院の春 同 春ショール黄色く巻いて退院す 同 花柊恋に桎梏あればこそ 昭子 春雪や深田久弥の百名山 ただし 春彼岸死んで句友に逢へるなら やす香 親の恩山より高し卒業す みす枝 拙を守り愚直に生きて目貼剥ぐ 一涓 児を一人傘に拾ひし春時雨 世詩明
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