#遠くへ行けませんでしたし
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私は、高校を卒業してすぐに就職した。生まれ育った静岡県の山奥から、千葉県松戸市へ。 やたらと地方出身者ばかりを集める会社だった。会社名義でアパートを借りてくれ、家賃まで払ってくれる。なんていい会社に入れたのだろう、というのは若さゆえの勘違いだった。 とにかく休日というものがない。シフト上で「休日」とされている日にはタイムカードをうってはいけない。それだけのことだった。 そんな環境でも二年間勤めたのは、単に逃げられなかっただけだ。会社名義でアパートを借りているので、職を失うというのは住居を失うのと同義だった。 食事もろくに摂れなかったため、がりがりに痩せた。食事の時間があるならば、そのぶん寝る時間にあてたかった。となると歯など磨くはずもない。虫歯が痛み、前歯を一本失ったが、それすらどうでもよくなっていた。 関連会社の男性社員から「借金してでも逃げろ」とまで言われ、ようやく逃げたのが二十歳の頃。 振り返れば、その二年間に休日という休日はなく、七百連勤以上を続けていたのだ。 千葉県内に土地勘などなかった。あてもなく新京成線に乗り、新津田沼駅で降りた。新津田沼を目指したわけではない。単に人がたくさん降りたから、つられて降りた。それだけだった。 駅とイトーヨーカドーがくっついているのは驚きだった。そんな場所がこの世にあるとは知らなかった。 そのままイトーヨーカドーへ入った。エスカレーターで上の階へあがると、そこにはゲームセンターがあった。ゲームセンターといっても、小さな子どもをメインターゲットにしたもので、真ん中には大きなトランポリンが設置されていた。 ここで働きたい。そう思ったのは、子どもが好きだとかそんな理由ではなかった。暇そうだったからだ。もう一生懸命働きたくなどない。この二年間で、一生分働いた。そんな気分だった。 求人誌で見つけたのか、インターネットで見つけたのかはいまとなっては記憶が曖昧だが、そこのゲームセンターは求人広告を出していた。アルバイトで、週に三日程度から可。 とはいえ、住所不定の若造を雇ってくれるとも思えない。先に住居を探した。 幸いなことに、新しい住居はすぐに決まった。駅から遠い、築五十年超の木造アパート。壁を叩けばゴキブリが五、六匹出てくるような部屋だったが、ようやく自分の居場所を手に入れた気分だった。 その住所を履歴書に書き、就職の際に両親が買ってくれたスーツに身を包み、伸びたままだった髪は自分でカットした。がりがりの体と失った前歯はどうしようもなかった。 鏡を見て、「まあ、これは雇わないだろうな」と自分でも思うほどだったが、面接ではなんとなく好感触を得た気がした。 そして数日後、採用が決定したと連絡があった。なぜ採用されたのかは知らない。他に応募者がいなかったのかもしれない。 赤いポロシャツに、黒いズボン。センスがいいとは言いがたい制服だったが、不満はなかった。 とにかく来客数が少なく、やることと言えばクレーンゲームの景品の補充だとか、当時流行っていたムシキングとかおしゃれ魔女などのカード補充とか。 あとはトランポリンで遊びたい子が来たら対応をした。たしか五分で百円。十分だったかもしれない。詳細は覚えていないが、百円玉を握りしめた子どもが目をきらきらさせながら声をかけてきたのは覚えている。 一度の勤務が四時間程度。それを週に数日。時給はたしか八百円ほど。食っていけるはずもなかったが、しばらくはその生活を続けた。とてももう、まともに働く気力などなかった。 借金がある程度膨らんでから、ようやく他にも仕事を始めた。コンビニ、警備員、チラシのポスティング、宅配便の仕分けなど。非正規雇用ばかりを山ほど抱えて、なんとか借金は返した。 ゲームセンターでのアルバイトは続けるつもりだったが、近いうちに閉店すると耳にした。一時間あたりの売り上げが私の時給を下回っているような有様だったので、遅かれ早かれそうなるだろうとは思っていた。 閉店まで続けようかとも考えたが、そのときに面接を受けた倉庫作業の会社で正社員の誘いが���ったので、そのまま辞めてしまった。辞めた後、しばらくは営業をしていたようだったが、たしか一年経たずに閉店してしまった。 私は就職し、転職し、結婚して離婚した。また就職して、転勤して、いまは東京の西のほうで暮らしている。 津田沼まで片道一時間強。あまり気軽には来れなくなってしまった。 あれから約二十年。私はすっかりおじさんになってしまったが、おじさんになれてよかった。いま振り返ると、あの頃の自分はいつ人生を終わりにしてもおかしくはなかった。 あそこで働いたのは一年だったか、二年だったか。もっと長かったかもしれないが、まったく思い出せない。 あのゲームセンターはたぶん、七階のマクドナルドの前にあったはずだが、いくら検索しても情報は出てこない。 まるで幻だったかのように、私自身にも曖昧な記憶しか残っていない。検索しても、トランポリンがあったのは屋上だという情報ばかり。屋上ではなかったのはたしかなのだが。 ともあれ、私がなんとか再起をはかれたのは、あそこで働いた期間があったからだ。変に忙しい職場に入っていたなら、きっと潰れてしまっていた。 しかしまさか、イトーヨーカドー津田沼店自体がなくなってしまうとは。 なんとなく、イトーヨーカドー自体はずっとそこにあってくれるような気がしていたので、いつでも行けると思い込んでいた。 二十代前半の、あの時期の私の中心にはイトーヨーカドー津田沼店があった。書店にもよく寄ったし、四本の親知らずのうち三本はヨーカドー内の歯科で抜いてもらった。 あと、誰も気にしていないようなことだけれど、トイレの洗面台の脇に置かれた小さな花瓶に花が生けてあったのが好きだった。造花かもしれない。ただ、誰かの気遣いがそこにあった。トイレ自体古かったが、きちんと清掃しているのはよくわかった。私とは違い、仕事熱心な人が清掃を担当していたのだろう。もう何年も訪れていないので、最近はどうだったのかは知らない。 テナントが徐々に撤退していったのは伝え聞いていだが、それがなんだか思い出の場所が徐々に衰弱していくようで受け入れられなかった。 さて。ここまで長々と書いてきてどう締めればいいのかわからない。結局、歳ばかり重ねて、あの頃からまったく成長などしていない。 「さようなら、いままでありがとう」 でいいのだろうか。 あと、「寂しい」と「もう大丈夫」を付け加えて文を締めたいと思う。 小山征二郎さんが、イトーヨーカドー津田沼店閉館に寄せたエッセイ
時給800円のゲーセンに救われた… 閉館の商業施設に寄せた思い出
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やられた!
セフレと連絡つかずに焦るとろくな事は無いと
わかって居たのに105で募集して仕舞って
そして1人の奴から連絡が来てwireでやり取りしたいと
言うから何か変だなとは思ったけれど
俺もwireのアカウント作ってやり取りをして
家に来る事になり我家の最寄り駅から自宅迄の
途中で待ち合わせしたんです
我家は犬が居るので連れて行ったのですが犬が
物凄く警戒していると言うか本当に珍しく
寄って行こうとせずに避ける動きをしたんです
凄く人が好きな犬なので、こんな事は初めてで…そして自宅へ着きじゃあ始めようかと言う時になり
逮捕歴は有るかとか聞かれて多分心配してるのかと
俺は良い様に解釈をして逮捕歴は無いから安心してと
言ったら、じゃあ警察に電話しようか!と言い出して
これが良くTumblrでも読んだり他の人からも話しは聞いて居たけど…とマジで血の気が引く感じでした
俺はこう言う事は止めようとなだめても警察に電話すると脅され奴のスマホ壊してもと思い掴み合いになり
奴のリュックを握って外へ連れ出そうとして玄関のドア開けて俺も必死だったので大声出して
わかったから交通費だけ数千円出せと言われたけど
とにかく玄関から外に出して必死の抵抗をしました
金も取られずに敵は退散しました
そのやり取りの間にwireのやり取り消せだの
105でのやり取り消せだの言われ言われた通りに消しましたが足跡だけ残��て居ましたので乗せて置きます
奴との掴み合いで両腕は痣だらけにはなりましたが
何とかなって助かりました
それとやはり犬ってヤバイ奴わかるんですね
これにはマジでビックリでした
はじめ部屋に奴が入って来ても寄り付こうともしなかった遠くから見て居た…
いつもなら知らない人でも喜んで近くに行くのに…
気を付けないと…
まだ心臓がバクバク���てます…
皆さんも気を付けて下さい
因みにこの画像とは似つかわない感じの奴でした
顔画像も見せて貰いましたが直ぐ削除されて
やはり顔画像も別人だったと思います
どちらかと言うとデブっぽい奴で髪は刈り上げ
1ミリのツーブロで上も短め癖毛でした
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YouTube Channels for Kids by JLPT Levels
(。•̀ᴗ-)✧ resources
こんにちは, Japanese learners! Learning a language is an exciting adventure, isn't it? To add a spark of joy to your Japanese learning journey, here's a collection of YouTube channels tailored for kids. Organized by JLPT levels, these channels offer a blend of education and entertainment for learners at different stages. Keep in mind, though, that JLPT levels aren't an exact science like math – language learning can be subjective in terms of difficulty. However, these resources provide a fantastic starting point and a fun way to explore the world of Japanese language and culture. Let's hop into this delightful world of animated learning and playful discoveries!
Friendly reminder to adjust your way of learning in order to make the most of what you're studying to reach the goal you truly want! read my post about it (ᵔ◡ᵔ)
꒰ა ˚₊ ✧・┈・╴N 5 ╴・┈・𐑺 ‧₊˚໒꒱
— Curious George (N5 level)
— Japanese folk tales/anime series (Japanese audio/Japanese subtitles) from BomBom Academy (N5 level)
— Peppa Pig (N5-4 level)
— Anpanman (N5-4 level)
— NHK education (N5-4 level)
꒰ა ˚₊ ✧・┈・╴N4 ╴・┈・𐑺 ‧₊˚໒꒱
— Cinnamon Roll, Sanrio (N4 level)
— [Anime] Atashin'chi (N4-3 level)
꒰ა ˚₊ ✧・┈・╴N3 ╴・┈・𐑺 ‧₊˚໒꒱
— Sesame Street Japan (N3 level)
— Chibi Maruko Chan (N3-2 level)
꒰ა ˚₊ ✧・┈・╴N2 ╴・┈・𐑺 ‧₊˚໒꒱
— Precure (N2 level)
またね~@inkichan
꒰ა ˚₊ ✧・┈・╴﹕꒰ ᐢ。- ༝ -。ᐢ ꒱﹕╴・┈・𐑺 ‧₊˚໒꒱
#japanese#nihongo#studyblr#learn Japanese#learning Japanese#japanese langblr#langblog#japanese studyblr#日本語#study japanese#japanese resources#free resources#resources#japanese free resources#youtube#JLPT#JLPT N5
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みんな知らない「実は略語」の言葉をまとめました。詳しくは...
食パン:主食用パン
食パンの語源に関しては複数ありどれが正しいかわかりませんが、有力な説を2つ紹介します。1つは、「主食用パン」の略。パンが日本に入って来た当時はイースト菌などもなく、比較的小さな菓子パンだけが作られていました。それからパンが大きく膨らむようになり、米の代わりになり得るようになったため、「主食用」と名付けられました。もう1つは、消しパンではない「食べられるパン」の略。昔は美術のデッサンなどでパンを消しゴム代わりに使用していたためです。
ブログ:ウェブログ
ウェブサイトの一種で日記形式のもの。英単語でも”blog”がありますが、もともとは”Web”と記録を意味する”log”が合わさった言葉である”web log”の略です。
軍手:軍用手袋
元々軍隊用の手袋として使われていたためです。日露戦争の際に、寒冷地を戦場とする兵士に支給するために考案されたものです。その後、荷物運搬や土いじりなど日常生活で使われるようになりました。
演歌:演説歌
元々は自由民権運動の政治運動家(壮士)たちが演説の代わりに歌った壮士節が始まりとされます。1930年代にジャズやクラシックが大衆歌に組み込まれていき、歌詞も政治とは関係のない叙情詩的なものに変わっていきました。
教科書:教科用図書
主に小・中・高および特別支援学校などで学ぶ時に配布される中心的な教材のことで、「教科用図書」の略です。教科書と教材の違いは、文部科学大臣の検定に合格したものが教科書と呼ばれます。
チューハイ:焼酎ハイボール
焼酎とハイボールを組み合わせた「焼酎ハイボール」の略語。焼酎やウォッカなど無色で香りのない酒類をベースに、炭酸で割ったものを一般的に指しますが、炭酸ではなくウーロン茶で割ったウーロンハイもチューハイの一種です。
ジャガイモ:ジャガタライモ
ジャガイモはそもそも南米原産の食材であり、日本には16世紀末にインドネシアのジャカルタからオランダ人により伝えられました。そのため当時は「ジャガタライモ」と呼ばれていましたが、後に略されていきました。ちなみに日本では中国語由来の馬鈴薯とも呼ばれます。
ワイシャツ:ホワイトシャツ
主に男性が背広の下に着るシャツのことですが、元々は和製英語である「ホワイトシャツ」の略。よく「Yシャツ」と記載されることがありますが、これは完全に当て字です。一方で、「Tシャツ」はアルファベットのTの字に似ているためこう呼ばれるようになりました。
割勘:割前勘定
友人との飲み会などでよくある割勘は「割前勘定」の略。割前とは分割してそれぞれに割り当てることを意味する言葉です。江戸時代後期の戯作者で浮世絵師として有名な山東京伝が発案されたと言われており、当時は「京伝勘定」と言われていたそうです。ちなみに世界的に見ると割勘の文化は少数派で、男性や年上が払うのが一般的のようです。
カラオケ:空オーケストラ
歌のないオーケストラの意味で、「空(から)オーケストラ」から「カラオケ」と略されました。カラオケは日本で1960年��半に誕生したとされ、その後世界に広がっていきました。そのため英語でも”karaoke”と書きます。ちなみに中国語では「卡拉OK」と突然アルファベットが出てくる不思議です。
バス:オムニバス
ラテン語で「すべての人のために」という意味の「オムニバス」が語源で、フランスの乗合馬車の発着所の雑貨屋の看板に書かれていたことに由来します。そこから多くの人が利用する乗合自動車をオムニバスと呼ぶようになり、その後略されました。
リストラ:リストラクチャリング
英語で「再建」を意味する”restructuring”から略されたものです。リストラと聞くと人員削減をイメージしますが、本来の意味は事業構造を再構築することです。その中の一環として、人員削減が起こります。
リモコン:リモートコントロール
英語で「遠隔操作」を意味する”remote control”から略されたものです。TVなどに向かってリモコンから赤外線をデジタル信号で送ることでチャンネルや音量などを操作することができます。
ソフトクリーム:ソフト・サーブ・アイスクリーム
海外では「柔らかいクリーム?」となり伝わらない和製英語です。英語では” soft serve icecream”であり、ソフトクリームサーバーの製造などを行っている日世の創業者・田中穰治が日本でソフトクリームを広めるのにわかりやすくするために省略したとされています。
ペペロンチーノ:アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
唐辛子をオリーブ油で炒めたパスタ料理。正式名称は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」と言います。イタリア語で「アーリオ」は「ニンニク」、「オーリオ」は「オリーブオイル」、「ペペロンチーノ」は「唐辛子」を意味しています。
経済:経世済民
中国の晋朝について書かれた歴史書である『晋書』に書かれた「経世済民」を略した言葉です。現在の政治と同じような意味で昔から使われていました。明治以降、”economy”の訳語として頻繁に使われるようになったようです。
首相:首席宰相
首席はトップを意味し、宰相は辞書で調べると「古く中国で、天子を補佐して大政を総理する官。総理大臣。首相。」と載っています。首相の言葉の中に首相が含まれてい��二重表現のような言葉です。ただ「首相」は日本国憲法に記載された言葉ではなく、報道などで使われる内閣総理大臣の通称です。
切手:切符手形
お金を払って得た権利の証明となる紙片のことを古くから「切手」と呼んでいました。日本の近代郵便制度の創始者である前島密が、“郵便物に貼って支払済を表す印紙”に「切手」という言葉をそのまま当てたそうです。
出世:出世間
元々は仏教語で、仏陀が衆生を救うためにこの世に出現することを指す言葉で、「出+世間」でした。そこから略され、日本では僧侶が高い位に上ることを意味するようになり、世間一般でも役職が上がることなどを指す言葉となりました。
断トツ:断然トップ
2位以下を大きく引き離すことを指す言葉ですが、元は「ずば抜けて」の意味を持つ「断然」と首位を表す英語の”top”が合わさった言葉の略。そのため「断トツの1位」という表現は二重表現になります。
押忍:おはようございます
朝の挨拶である「おはようございます」から「おっす」と短くなり、さらに「おす」へと略されました。そこから「自我を押さえて我慢する」という意味を込めて「押忍」という漢字が当てられました。
デマ:デマゴギー
大衆を扇動するための政治的な宣伝を意味するドイツ語の「デマゴギー」を略したものです。元の意味の通り、政治的な意味合いを持つ言葉でしたが、昭和になってから、単純に「嘘」や「根拠のない噂」の意味で使われるようになりました。
おなら:お鳴らし
屁を「鳴らす」の名詞である「鳴らし」に「お」をつけて婉曲に表現した言葉で、そこから一文字略されました。元々の言い方の方が上品な感じがあって良いですよね。というのも、一般庶民は昔から「屁」と言っていましたが、宮中に仕える女房たちは隠語として用いていたためです。
電車:電動客車
電動客車をより細かく表現すると、「電動機付き客車」または「電動機付き貨車」となります。電車は架線あるいは軌道から得る電気を動力源として走行しています。
電卓:電子式卓上計算機
計算機という本来役割を表す意味の言葉が略されています。1963年に世界初の電卓が登場し、1964年に現在のシャープから日本初の電卓が発売されました。当時の価格は53万5千円と車を買えるほどの値段でした。今では100均で売られているものもあるのに驚きですね。
ボールペン:ボールポイントペン
英語で”ball-point pen”と言い、これを略した言葉です。ボールという単語が使われている理由は、ボールペンの構造上、先端に小さな回転玉(ボール)があるためです。
インフラ:インフラストラクチャー
英語で「下部構造」や「基盤」を意味する”infrastructure”から略されたものです。電気・ガス・水道・電話・道路・線路・学校や病院などの公共施設など、私たちの生活に欠かせないものを指す言葉となっています。
シネコン:シネマコンプレックス
「コンプレックス”complex”」が「複合の」を表す英単語で、同一ビル内に複数のスクリーンを備えた複合型映画館のことを表します。国内の代表的なものとしては、TOHOシネマズ、イオンエンターテイメント、MOVIX、ユナイテッド・シネマなどがあります。
シャーペン:エバー・レディー・シャープペンシル
シャーペンが「シャープペンシル」の略ということを知っている方は多いと思いますが、実はこれも略語。1838年にアメリカで「エバーシャープ」という筆記具が登場し、その後1915年に現シャープの創設者である早川徳次氏が国内初となるものを考案し、「エバー・レディー・シャープペンシル」という商品名をつけヒットさせました。
ピアノ:クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ
イタリア語で「小さい音と大きい音を出せるチェンバロ」という意味です。いつの間にか「小さい音」を表すピアノだけに略され、楽器を表す名詞となりました。元のピアノの意味は今でも音の強弱を表す「メッゾピアノ」や「ピアニッシモ」と合わせて音楽記号として使われていますね。
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'24.5.14 上の禰宜道、鷺原道、東大寺大湯屋他、春日大社参道にて
今日は休みでしたが朝から用事。済ませて正午前に公園に行くも子鹿ちゃんは遠くを歩く2枚目の子に会っただけ。居てそうなスポットを巡ってみますが気配はなく、大湯屋のタチヤナギの綿毛とか池のオタマジャクシとかをぶらぶら撮り歩き。
春日さん参道の混雑具合見れば、そりゃ子鹿ちゃんのお母さんも子供と木々深い場所へ避難するでしょうね・・。しかし外国からのツーリストさんの多いこと✈
#奈良#nara#奈良公園#nara park#日本#japan#鹿#deer#子鹿#fawn#春日大社#kasuga tasiha shrine#東大寺#todaiji temple#晩春#late spring#photographers on tumblr#natgeoyourshot
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高校生だっただろうか、もしかしたら中学生だったかもしれない。初めてネット上で見ず知らずの人とメールアドレスを交換した。確か2つ3つ上の男の人で、最初はお互いの歳も知らなかった。インターネット上で人と連絡先を交換すること、やりとりすることはダメだと義務教育で習っていた。交換する時、初めて規律を破ることに後ろめたさや罪悪感、少しの怖さを感じていた。けれど、彼の人となりを知って、私たちはお互いのことを打ち明けるような仲になった。呼び方もお互い使っていたメールアドレスから“ひかる先輩”、“はるちゃん”と呼び合っていて、個人情報は住んでいる都道府県と歳しかしらなかった。今はどちらもちゃんと思い出せない。
掲示板で彼の元カノとよりを戻したいという相談に乗ったことが始まりだった。メールのやり取りも恋愛や学校のことばかりだった。内気なんだけれども内省できる人で、少しずつ自分を変えようとしていて、「明るくなったね」と人に言われるようになって、その元カノからも「良いふうに変わったね」と言われて喜んでいた気がする。自分の話もした気がするけれど、内容はもう思い出せない。あの時は誰のことが好きだったんだっけ。少し経ったくらいからスマホが普及して、メールの頻度がどんどん減った。ラインやインスタといったSNSを利用するようになった。パソコンのメールなんて確認しなくなった。
最初から最後まで会いたいと言うこともなかったし、会いたいと言われることもなかった。最近、またふと思い出して、自分の使っていたメールアドレスも思い出した。Yahooメールをログインしようとしたら、長期間ログインしていなかったことでアカウントが運営に削除されていた。なんて勝手な。最後になったメールがどんな内容だったのか思い出せないし、彼を調べる道も途絶えてしまった。今まで誰にも彼のことを話さなかった。話す必要もなかった。私と彼との間には何も起きなかったし、書き留める必要もなかった。だけど、たまに思い出す彼のことを初めてここで打ち明ける。
今はもう30代?どこで、なにを、誰といるのだろうと数秒仄かに思ってまた記憶がどこかへ行く。もう2度と会えないような気がする。いや、そもそも会ったことなんてなかった。いつかのやりとりが永遠の別れだと気づくのに、随分と時間がかかってしまった。そんな別れ方を人生で幾度となく経験して来た。どんなに人との関係を凝視していても、これからもこんな別れは増えていくのだろう。最後だとわかっていれば、もっと丁寧に別れられただろうに。むしろ、最後だとわかっていれば別れなかったかもしれない。今となっては、もうなにも掴めない。でも確実に、わたしの人生にいた人。
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赤西渓谷(あとがき)
2024年12月15日(日) 11:30頃に家を出る。渓谷を訪れようと思ったのは、近所の山々に紅葉が残っており晩秋の渓谷を撮りたいと考えていたからだ。(ちなみにネット上では落葉とあり調査済ではあるが、行ってみることで何か意外なものごとを発見できるかも知れないというのが僕の考えだ。)が、その考えは僕を不安にさせる。車を走らせ北へ向かうにつれ曇り空は続き、山々の山頂では、いかにも寒々しそうな雪が降り積もっていた。現地に着いたのは13:00過ぎ。雲行きも怪しく15:30には折り返す事を決めて、早速、歩いていく。気持ちがはやり三脚忘れに気付き車まで戻る。・・・深呼吸・・・
入り口付近から苔むした岩に張り付いている木を見つける。木の袂の葉っぱが蝶が羽ばたいている様子をイメージしあれこれ考えながら撮影。人とすれ違う事もほぼなく、よいリズムでは歩けている。被写体によるレンズ交換やフィルターワークを意識しながら、なるべく丁寧な作業を心掛け進んでいく。数年前に訪れた際は気にならなかったが渓流付近では禁止されているはずの焚き火の形跡や、捨て去れらた雨具やビニール袋のゴミなどが気分を少し下げるが、足元にある苔から別の植物が寝癖のように見え可愛らしさを感じ、秋冬の季節であっても息吹を感じられたことに気持ちを切り替えられた。やはり少し訪れる時期のが遅かったのか、水たまりの落ち葉を見つけても、見上げても葉は仕舞いを迎えている。道端には落ち葉の上に積雪の跡、生き物は「遠眠」するのだなと心の中で意味不明にフッと笑う。人にも輪廻転生があることが理解できれば今ある恐怖感から解放されるのにな。そもそも渓谷を訪れたのは渓流が撮りたかったのだということを思い出し、過去に撮影したスポットで撮影を始める。カメラの設定値も初めてと訪れた時をとは違う。同じなのはレンズ、同じフィルターを使いながら���の手、この手を使い、少しだけ撮影に余裕や幅が増えていることに嬉しさを感じる。渓流の流れは誰かに呼ばれたような錯覚に陥ることがあり後ろを振り返っても脇見をしても誰もいない。ということがよくある。少し、怖さを覚え落ち着くために水分と携行食をとる。僕の中には「勇気」なんてカッコいい言葉は存在しないし、どちらかと言えば臆病な性格で死にたくないと言う気持ちは人一倍強いと思う。風景写真を撮ることは、生きていることへの刺激を実感するための課外活動時間だと思っている。相反する考えにを自問自答しながら撮影しているうちに、あっと言う間に15:30を迎え、渓谷を下っていく。光がどんどんなくなっていくこと、見えぬ生き物たちの気配・・・行きはよいよい帰りは怖い。車乗車直前に急に雨が降り出し、自分の判断によしよしラッキーと思わずにはいられない。少しの恐怖感を克服することは、家に帰ってからの安堵感や、今あることへのありがたみに変わる。
撮影枚数64枚とフィルム時代の36枚と比べると短い時間の割に随分撮ってしまった方だ。今後もその枚数を意識しながらより丁寧に撮影していきたい。いろんなところへ旅にでよう。
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戦闘服の男たちNo.0
現職自衛官の告白体験手記
「遠くで突撃喇叭が」
原題「遠くでラッパが」
作 島 守

新隊員の便所はノリだらけ
朝五時、起床まであと一時間である。いやあ、変な夢を見たるんだなと思って、ギンギンになっているセガレに手をのばすと、ああ、やっちゃった。まったくしょうのない奴だぜ、昨日センズリかいたばっかりだろうが!
畜生!今起きると、となりのベッドの奴が目をさましてカッコ悪いし、しょうがネーな、起床で戦闘服に着替える時にでも一緒に履きかえるか。
それにしても新隊員は外出が制限されてるせいで、夜なんかとても遊びに行けないし、極度に欲求不満の日々が読いている。
雄臭い野郎を見るだけならここは本当にいい所だけれど、それ以上のことはちと不可能。けっきょく、夜、誰もいないトイレにはいってシコシコ激しくセンズリをカクしかないのだ。風呂で見たガッチリしたオアニイさんや、カワユイ隊員たちがチラチラ浮かんできたりする。
でも終わってみると、やっぱりむなしいな。なんか小便とたいしてかわりないみたいで。それでもけっこうさかんなようすで、この間も班長から、
「新隊員の便所はノリだらけでたまらん!」
なんて怒られてしまった。マア、ノリは冗談としても、エロマンガのちぎれたのや、ビニ本なんかが時々モロ、トイレにおきっぱなしになってたりする。金があれば普通の隊員はトルコにでも行くんだろうけど、そこはまだペイペイの新隊員、月給は少ないし、貯金はしろとうるさいし、とてもとても…
それでも、あけっぴろげな男だけの世界。
「これからセンズリ行くゾー」
と、エロ本片手に走って行く奴もいる。
そんでもって自分もけっきょくその日のタ方、バラしてしまうのだった。
「昨日の夜、爆発しちまったでェー」
「いやー、エッチだなあ。勝見二士がいないからじゃないのォー」
前期の教育隊から一緒に来た北村二士にいうと、思わぬ返事が返ってきた。まいったなあ。
「このヤロォー、勝見と俺はそんなに深い仲でネェゾ!」
「エへへへ、でも勝見二士は、島二士のダッチワイフだったんじゃないのォー」
まったく北村の野郎、口のへらない奴だ。
まっ、べつに勝見二土はダッチワイフだなんてのは冗談だからいいけど、でも俺は、やっぱりドッキン!そう、あいつはいい奴だったもんな。この俺に、男と男が精神的に強く結ばれることがどんなに素晴らしいことか数えてくれたから・・・•・・ネ。
それは3ヶ月前
桜のつぼみがまだ硬い三月の下旬、俺は陸上自衛隊のある駐屯地に入隊した。出身県の関係で他の県の出身者より四日ほど遅い入隊だった。勝見二士とはこの時に初めて出会ったのである。
〈三月某日〉
なかなかできてる奴
今日から俺の自衛隊員としての生活が始まる。まわりの環境は、想像していたのとそれほど変りはない。でも一部屋四十人というのは多すぎるようだ。
それから自衛隊ではバディという仕組があって、二段ベッドの上下でペアを組み、訓練面や私生活でいくそうだ。
俺のバディは勝見次郎。ガタイが良くてイモの煮っ転がしみたいな顔をした奴だが、なかなか性格はよさそうだ。
この時はまだバディの重要さなんか知るよしもなかった。
勝見二士は俺より年下だが、四日も早く入していただけあってちょっと先輩気取りで、ベッドのとり方から戦闘服のネームの縫い物まで俺に協力してやってくれた。早くもリードされっぱなし。それでもけっして悪い顔をしないで黙々と手伝ってくれる彼を見て、
「なかなかできてる奴だワイ」
と内心思ったものである。
<四月某日>
ビニ本でぬいて来い
入隊式も終わり、訓練も徐々に本格的になってきた。銃こそまだ持たされていないが、戦闘服を着て半長靴をはいて走り回るさまは、一人前の兵隊さん・・・・・なんちゃって。
そんな時、体育の時間に勝見の野郎がすっころんでけがをした。運動神経いいくせにまったくそそっかしい奴だ。おかげでその晩、俺がヨーチン片手に手当てしてやる。
両足おさえつけて、ヨーチンをぬるさまはSの気分。ムフフフと不敵に笑って、「グチェッ!」とぬってやる。勝見の奴たまりかねて、「ギャアー!」
苦痛にゆがんだ顔って、ちょっとエロチックやなアー。
四月にはいっても外出は下旬にならないとできない。新隊員とはつらいもんである。ああ、自衛隊には自由なんてない!これでは縛られるのが好きなMじゃなきゃ向かないんじゃないだろうか。そんなわけで貴重な休みも隊舎のベッドでゴロゴロ、これじゃ夜寝られるワケがない。
消燈もとっくに過ぎた十二時半、なんとなく昼間寝すぎたので寝つけない。緑色の毛布の中でごそっと寝返りを打つと、上のベッドでもごそっと寝返りを打ったようだ。安物のベッドがグラッとくる。これじゃセンズリかいてようもんなら、片っぽのベッドの奴は地震かと思って起きちまうだろうななんて思ってると、
「オイ、島さん寝たかい?」
と、勝見が小さな声で話しかけてきた。
「なーんか、こうムラムラして寝られネェんだョオ」
と俺。すると、
「島さん、最近やってないんでしょ、アレを」
「まっ、まあな」
と、二人はムクッとベッドから起き上がて話を始めた。まったく目がさえてしかたいない。すると、その時へやの戸があいて、だれかがはいってきた。なんと班付(つまり上官)の上田士長である。よーく見ると、片手にビニ本を持っている。
「お前ら、まだ起きとるんか」
「エエ、寝られないんですヨ」
と勝見二士。すると上田士長、恥ずかし気もなく片手でもってるビニ本二冊を差し出すと、
「これでちょっとぬいてこい、そうすればバッチリ寝られるゾ。俺も抜いて来た」
思わず俺と見、顔を見合わせてニヤリ、もちろん俺はあんまりビニ本には興味はないが、そこはノンケの顔をしていなければならないのがツライところ。
ともかく、俺と勝見の二人はビニ本片手に仲よくトイレに直行。そこで二人は同じ個室に••••••てなわけにはいかなくって別々の目室に。ハイ、でも、ガマン!
「オッ、スケニ本だぜ、もうビンピンだァ」
「タマンネニナー。でもあんまりおっきな声だすなァ、不寝番がびっくりして飛んでくるゾォー」
なんてことを話しながら、お互いに実況中継をし合う。洋式トイレなのですわってカケるのでらくなのだ。となりの個室からのすっとんきょうな声がとだえた。奴も本気になってきたようだ。こっちがたまんなくなるようなあえぎ声が聞こえてくる。思わず俺の手の動きも早くなる……。
すると、突然奴の声、
「ウッ!ウッーウ」
畜生、俺より早く終わりやがったな。
奴の家は海辺の町で漁師をやっている。中学、高校と、よくアルバイトを兼ねて家の手伝いをしたそうだ。そのためか潮で鍛えられた体は浅黒く、区隊で誰にもまけないくらいの逞しさを持っている。そんな奴から海の話を聞くのが俺も好きで、いろいろと聞いたものだった。サザエの採り方なんか、実に詳しく話をしてくれたもんだった。
<5月某日>
好きになったのかな?
知らないというのは恐ろしい。いつものように勝見二土から海の話を聞いていた俺は、なにげなく聞いてしまった。
「じゃ、なんで家の仕事を継がなかったんだい?」
「親父が許してくれなかったんだよ」
「どーして?」
「・・・・・・兄貴が海で死んだからさ••・・生きてれば二十七歳さ。よく晴れてベタなぎの海にもぐったきり、サザエ採りにネ、兄貴、上がってこなかった」
淡々と話し続ける奴は、やっぱりいつもと違っていた。
「やっぱり親は親なんだな。二人も海で死なせたくはないんだろうな。いくら俺がねばってもだめだった。今の俺なんて、丘に上がったカッパさ・・・・・・・」
と、彼は言う。いやいや、丘に上がったカッパなんてとんでもない。奴の体力は区隊のトップをいつも争っている。俺だって気力じや負けないつもりだが、やっぱり体力検定だとかではっきり数字に出されると、どうも一歩も二歩もゆずってしまう。
「漁仲間の人から最近よく言われるんだ、兄貴に似てるって」
彼はこう最後に明るく付け加えた。なんか、この話を聞いているうちに、自分が奴に引かれていることに気がついてきた。なんとなく奴のことを、俺は他の班員とは違う目で見ているということに・・・・・・。
俺、奴のこと好きになったのかな?
まだ五月の下旬だというのに、真夏のような暑さが続く。そんな太陽の下での戦闘訓練は、まだ自衛官として一人前の体力を持ち合わせてない俺たちには、とてもキツイ。
たかが4.3kgの小銃が自分の体じゅうの汗を吸いまくる。気がつくと小銃から滴がしたたるほどに汗でぬれている。
地面だってこんな間近に見つめることなんて��ったろうか。地にふせた俺の目の前にあるのは、青々とした草が高々と繁っている姿と、小さな虫たちの世界だった。
一瞬、自分が虫けらになったような気がする。ふと隣を見ると、3メートルほど離れて奴がこっちを見てニヤリとした。埃にまみれた顔から白い歯がチラリとのぞく。ほんの数秒の間の静けさが何時間にも感じる。

すると突然、頭上で班長の大声が響く!
「目標、前方の敵!」
「突撃!前へ!」
銃をかまえると全力で走りだす。核の時代にこんなことが役に立つのだろうか、もうバカになるしかないな。班長の号令が頭の中を素通りして直接手足に伝ってゆく。俺も奴も、そして愛すべき仲間たちも、死ぬ時はみんな一緒・・・・・なんだろうな。
<六月某日>
レイプごっこ
3ヶ月の前期教育も大詰めをむかえてきた。今月の末には、俺も奴もバラバラになって全国の部隊のどこかの駐屯地に配属されることになるだろう。なんか、そう思うと、とてもせつない。でも、俺と奴は違う道をたどらなければならない。希望も適性も違うから。だからあと数週間、思いっきり悔いのないようにガンバッテいく。それが今の俺たちには一番なの
だ。
営内近は1班12名前後いる。学校の教室の約2倍ほどの大きさの部屋に、実に40人の隊員が詰め込まれ、2段ベッドで毎日の訓練生活を送っている。もちろん性格もさまざまであるが、そんな隊員たちが40人も一つの部屋にいる姿は、なんとも壮観で異様でもある。しかも全員、スポーツ刈りか坊頭で、体格もこの六月ごろになると個人差こそあれ、すっかり逞しくなってくる。
その中にはやっぱり俺以外にも、男が好きな奴がいるらしい。時々どっかからか、〇〇二土と二士が二人でトイレにはいって行くのを見たなんて話を耳にすることがある。
うまいことやってるなあなんて思うけど、やっぱり毎日寝起きしている仲間の前ではなかなか、そんなことできるワケがない。それでもよく俺たち二人は皆の前で冗談を飛ばし合う。
「オッ、いいケツしてんなあー、たまんねえぜ!」
「バーカ、今夜はもう予約ズミダヨ」
「ベッドあんまりゆらしてこわすなヨ。下で俺が寝られネェからヨ」
「じゃペーパー貸してやっから、センズリでもかいてきな!」
なんてやり合ってると、周りの仲間も悪乗りしてきて、なにがなんだかわからないうちにレイプごっこ(つまり解剖というやつ)が始まったりする。どんなバカ力の持ち主でも二十人ぐらいにせめられたんじゃ手も足もでない。アッというまにスッポンポン。一回やられるとくせになるみたいで、次の獲物をさかす。でも気がつくと、一番必死でやってるのは俺みたい。
<六月中旬某日>
こみ上げてくるような話
今日から前期教育で最初で最後の野営(泊まりがけの野外訓練)が始まった。
午前中に寝泊まりするテントを設営する。
午後からは小銃手用の掩体(一種の個人用の隠れ穴…ここに隠れて首と銃だけ出して、敵を狙う)を掘った。
1グループ6人で3時間ほどで仕上げなければいけない。
もっぱら俺は現場監督のように地面に穴を掘る設計図を引く。そして奴は、パワーショベルのようなバカカで他の仲間四人とともに穴を掘る。もちろんきっかり時間内に仕上がった。
野営で俺たちが使うテントは、二人用の小さなもので、朝起きてみると足が外に出ていた、なんてことがしょっちゅうある。もちろん奴、勝見二士と一緒である。
一日めの夜は夜間訓練もあり、ビールも一本入ったので、二人はろくに話しもしないで寝てしまった。
二日の夜、目が冴えて眠れない。久しぶりに奴と俺はいろんな話しをした。酔うと滑舌になる勝見。入隊する前の事や、これからのこと、もちろん女の話しだって出てくる。俺は当然聞き手に回るわけだが、それでも奴は初体験の話や、彼女にふられてしまったことを、こっちが感心するほど克明に話してくれた。
なんかこみ上げてくるようなものも感じるけれど、それは明日の厳しい訓練にとかして流してしまおう。
三日めは、昼間の行軍が災いして床についたら、またまた、あっという間に寝てしまった。それでも就寝前、点呼に来る班長が、
「お前ら、あんまりいちゃつくなよ!」
「いやーあ、昨日なんて島さんが寝かしてくれないんスよ。まいったなあ」
なーんて冗談も飛ばしてくれて、言葉の中だけど、楽しませてくれた。
<前期教育終了7日前>
愛すべきパワーショベル
今日は最後の体育だ。項目はなんと苦手の障害走。外見に似合わ��(?)体力のちと足りない俺には恐怖の時間である。だが、今回はなんと二人でペアになってやれというのである。当然勝見二土と組むことになる。よし、やるぞ!
隊長の合図でスタートし、戦闘服姿で障害物を切りぬけていく。高さニメートルの垂直の壁あり、幅一・五メートルの溝あり、まったくとんでもないコースだ。やっぱり勝見の奴は早い。確実に障害をこなしてゆく。時々日に焼けた顔でこっちをふり向く。そうだ、奴がいるから今俺は、三カ月間ここまできたんだ、汗と埃は今、大きなエネルギーと変わって俺たちに吸い込まれてゆく。奴が好きだ、そう、心の中で叫んでやる、
「好きだ」と。
ふと気がつくと、目の前にロープが下がっていた。最後の難関のロープ登りである。畜生!俺が最も苦手とするやつだ。それでも登らなければならない。一段階一段階と手足を使って登るのだが、なかなか上へ進まない。
畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くに・・。すると、そ畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くのに…。
すると、その時である。足をなにか、すごい力で下からさ押れた。グーッと上に上がる。フ、フックに手が届いた。やったあ!思わず下を見る。そう、俺の足の下には勝見のこぶしがあった。奴は満身の力で、俺を下から押し上げてくれたのである。
この野郎!お前はやっぱりパワーショベルなんだなあ。
<前期教育終了6日前>
自衛隊部隊はラッパの音と共に、毎朝8時に国旗掲揚、夕方5時に国旗降納がある。
俺の前に整列している奴の後ろ姿の敬礼を見るのもあと数回しかない。教育終了後に別の部隊に進む事に決まったからだ。
日に焼けたうなじを目に対み込んでおこうと思う。毎日、一緒に行く食事も別れが近いせいか会話が少なくなったような気がする。
そろそろ身辺の整理を始める。ダンボールに荷物をつめる時、背中に後ろで見ている奴の視線がやけに気になる。
<前期教育終了4日前>
パンツの隙間から半立ちのものが…
教育打ち上げの研修旅行で、ある山奥の温泉に行った。
やはり百名近い短髪の青年集団というのは一般の人々に奇異に見えるようで、必ず「お仕事は何���すか」なんて聞かれる。もちろん醜態をさらす飲み会に制服なんて着ていくワケがないから、わからないのは無理もない。
「皆さんお若いですネ。今年入社したのですか?」
「ハアー、そうです」
「いい体している人ばかりですけど、どんな仕事ですか」
「まあー(モゴモゴモゴ)」
「ガードマンかなんかですか?」
「似たようなもんですネ」
と、けっこうおもしろがって遠回しに話をするんだけど、後ろから当然、
「島二土!」
なんて階級で呼ばれるもんだから、わけ知りの人にはバレちゃう。そしてその夜ー。
バカ騒ぎのうちに飲み会も終わり、各班ごとにひっそりと部屋に集まって二次会が始まる。ビールの本数が増えるに従って、歌が出る。かわるがわる歌う員の歌声をバックにして、俺も奴も仲間たちも、この三カ月間の訓練をいろいろ思い出していた。苦しかったことしか浮かんでこない。
でも、俺たちはその中で同期愛ということを学んだ。
いつのまにかみんな寝てしまっていた。もう外は白みかかっている。
突然、俺の寝ている毛布に奴が割り込んできた。肌がふれ合う。奴の匂いがする。すぐいびきかく。でも、なんとなく手が出せない。チラリと下を見る。パンツのすき間から、奴の半立ちしたものが見える。そういえば、いつか俺も言われたっけなあ。
「島さん、立ったチンポぐらいしまって寝てろよナ。思わずさわりたくなるだろが!」
奴が不寝番をやっていた時見られてしまったようだ。まったく助平な奴だと思った。でも俺のほうが助平だったりして。
「俺、眠ってる時って何されてもわかんねえんだよなあ」
と奴がカマをかけてくる。
「バーカ、もうやっちゃったヨ。でも1万円のダッチワイフのほうが気持ちよかったぜ」
と俺。してやられたというような奴の顔。
そんなこと思い出しながらいいチャンスの中、俺も寝てしまった。
<前期教育終了日>
再会をめざして頑張ろう
とうとう、今日という日が来てしまった。
俺も奴も違う部隊へ行ってしまう。場所も離れているので、顔も見られなくなるかもしれない。両手で握手をして別れた。
遠くでいラッパが鳴っている。戻は出なかったが、心で泣いてしまった。ありがとう、リスの目をしたパワーショベル、勝見次郎よ。日に洗けて埃にまみれながら走り続けた道を、ふり返りながら前を行く。奴だから、今日まで.....。
そして今…
新隊員後期教育が始まって1ヶ月半。前期教育から一緒に教育を受けている北村二士が手紙を見せてくれた。勝見二士と同じ部隊に行った高田二士からだった。
<あ、そうそう、この間の手紙に島さんが夢精したって書いてあったネ。あの文、勝見二士に見せたら、「まいったなあー」って口ではいってたけど、ニヤニヤしてたぜ。島さんに会いたいって伝えといてくれとのこと>
俺も奴に会いたい。こんど会うのはいつのことだろうか。
「士、別れて三日を経たるは刮目して待つ��し」
お互い、目をみはる再会をめざして頑張ろうじゃないか。人は出合いと別れを通じて成長するのだから。
そして後日談…2024年
題名「遠くで突撃喇叭が」は第二書房が付けた題名。
原題は「遠くでラッパが」である。今どき戦闘訓練で突撃喇叭なぞ吹かない。この時代の薔薇族には戦記物を書ける文字通り百戦錬磨の先輩がたくさんいたから仕方ないが、俺の指したラッパの音は毎日部隊で鳴らされる国旗掲揚、国旗降納のラッパである。
勝見二士(仮称)は俺が見込んだとおり自衛隊員募集パンフレットの表紙を飾った。
残念ながら2任期(4年)で退職。
再会は果たせなかかった…親父の後を継いで海に出たそうだ。
新隊員当時の写真。小説に出てくる面々。
その他の隊員と再会したのは地下鉄サリン事件。不幸な事件であったが、それぞれが一線で任務についていた頼もしさを感じた。
もちろん俺も新隊員の教育をする先任陸曹になった。
その後俺も2等陸曹で依願退職。約15年の自衛隊生活を終了。鳶職となり予備自衛官で約10年、1曹まで務めた。
2024年現在、自衛隊に残った同期たちは全て定年退官している。
俺を薔薇族、さぶに引っ張ってくれた木村べん氏も他界された。
読んでもらって分かる通り、肉体関係は無くとも男同士の愛情はある事への感動を自衛隊で得ることができた。
職務上死の覚悟を要求される世界。
その感動をセックス描写のない小説でも構わないからと木村べん氏に書いてみないかと言われて作ったのがこの作品。
べん氏に銃を持つ手ではイラストは描けなくなると言われて、好きなメカ画も共同で作品表紙等で書かせて��ただいた。もちろん最初で最後。ben &tetsuは勉&(鳶)徹って言うこと。
文中漢数字が多いのは縦書きの影響。

「遠くで突撃喇叭が」掲載誌表紙
もう一つ参考にしてさせていただいた本。
1974年芥川賞受賞作品「草のつるぎ」
実はエロ度こちらの方が数段上。戦闘訓練の打ち上げで全員でセンズリこくシーンがある。実話だからノーカットなんだろう。
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大雄山最乗寺を散策してみた
そろそろ旅にでたい気分。程よい距離感で楽しめそうな場所を探し、大雄山最乗寺を散策してみた。
過ごしやすい気候になり、そろそろまた旅にでたいな、と思い地図を眺めること数分。小田原から伸びる大雄山線に目を付け、これに乗るとどこに行くのだろうと調べたところ、大雄山最乗寺という��刹がhit。面白そう、かつ気軽な日帰り旅には程よい距離感。ということで今回は大雄山最乗寺を散策してみた。
大雄山最乗寺は曹洞宗の寺院で、長い歴史を持つ関東の霊場として知られているとのこと。大雄山駅からバスに揺られること10分ほどで門前へ。心地よい風の吹き抜ける参道をしばし進む伽藍エリアへ。最初に本堂にご挨拶。天吊りの装飾が壮大な大きなお堂でした。ちなみに本堂へは靴を脱いであがることができます。ここは個人的に重要かつうれしいポイント。
本堂の脇を進み、結界門の先 聖域へ。身が引き締まる、気がする。。。大雄山は天狗のお寺としても知られ、結界門の左右にも天狗の像が。きっとこの先にいるのだろう。いざ天狗探しへ、ワクワク。
結果、天狗は見つかりませんでした。。。天狗が脱いだと思われる下駄はたくさんあったのですが、残念ながら姿は拝めず。道中 奥の院続く道は350段の階段。この前 身延山久遠寺の菩提梯で力尽きたトラウマが。。。同じ過ちを犯さぬよう水分補給・飴をなめて糖分補給した上で歩を進めます。比較的涼しい気候と優しい段差ということもあり、息切れこそしたものの今回は倒れることなく登り切りました、大汗かきましたが。。。
仕方がないので、そのまま下山。次のバスまで少し時間があったので、バス停横のお土産店 兼 そば屋で天狗そばセットをいただきました。椎茸煮と天かす、かまぼこののった冷たい蕎麦といなり寿司、みそおでんのセット。太めの蕎麦で食べ応えがありました。甘めのみそのかかったこんにゃくと付け合わせのお漬物もおいしかったです(いなり寿司は。。。。個人的に。。。)。お腹も満たされ満足、バスで大雄山駅、そこから小田原を経て帰路につきました。
都内から程よい距離で散策が楽しめる寺院としては私の中で得点高めのスポットだと思いました。日常を忘れてリフレッシュしたいときにおすすめ。
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飲み屋を後にして、終電はまだ出ていないが、駅とは逆方向に足が向く。人通りが少なくなり、その明かりがぼぉっと光っている。
いい気分のまま、ロッカーで、もたつきながら、すべて脱ぐと、大浴場へと上がる。汗を流してから、隣接している小部屋で念入りに準備をする。体を洗って、湯船につかる。血行が良くなって、酔いも回る。水シャワーを浴び、体を拭く。ロッカーに立ち寄り、ローションだけを持ち、そこへ向かう。
迷路のようになり、ブラックライトに照らされた大部屋を、様子をうかがいながら、一番奥まで進む。その区画を覗いてみると、まだ空いていたので、そこに、入口とは反対側に頭を置き、仰向けになる。
入れ替わり立ち替わり人の気配がする。覗いていっては、遠巻きに眺めて、なかなか手を伸ばさず、立ち去っていく。ふわふわとしていた俺は、こちらから手を出すのも面倒で、目を瞑る。
そうやって時間が経った頃、不意に、乳首に快感を感じてビクっとなる。すると、そいつは俺のそこを巧みに刺激しながら、デカくなったそれを見せつけてくる。すげぇ…。俺は頭を起こし、その先をねっとりと咥える。少しずつ口を開き、亀頭全体を包み込む。あぁ、うめぇ。そのまま、喉を広げて、ゆっくりと、頭を上下させると、喉奥で、さらにデカくなる。やべぇ…たまんね…
そうしている間にも、そこにローションが塗られる。徐々に、徐々に、指が増え、少しずつ、少しずつ、解されてゆく。今から、これが嵌め込まれると思うと、期待で余計に開いてしまう。あぁ…欲しくてたまらねぇ…
「欲しいですか?」
銜えたまま、首を縦にふると、ズボッと引き抜かれる。そして、ローションを塗りたくると、俺の穴にあてがう。あ………ズブ…ズブ…………す…げ……………あぁ……………あ……………あっ!
やっとナマ亀頭が入る。
そのまま、腹の内側をなぞるように、ナマ竿が進んでいくと、あ、やべや…べ……勃起…しちま…う………うぉぉぉぉぉ……!!
最初はゆっくり、だんだんガツガツ、大きなストロークで抜き差しされる。やっべー、やっぱ、ナマ…たまんね…気持ちい……い……
「種付けしていいですか?ってか、種付けさせろ……ああ……イク…イクイク……イクイクイクイク…………!」
どぷっという音とともに、穴から少しこぼれたようだ、勿体ねぇ!
その体勢のまま、相手を押��倒すと、腰を上下させて、奥の奥で味わい尽くす。あぁ…ナマデカマラを犯してやるぜ…両足を絡ませ、あの香りの白濁の液体を搾り取る。あ…また一段奥に入ったぜ…へへ笑。
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Sean bienvenidos japonítasarqueológicos a una nueva entrega, en esta ocasión vengo a aclarar dudas sobre la diosa Amaterasu dicho esto comencemos. - Amaterasu aparece en los libros kojiki y Nihonshoki que son los más antiguos de Japón, dicha diosa simboliza el sol, la luz, la compasión y la verdad. Además Representa la casa real con la flor de crisantemo, también ha recibido otros nombres como: "Hirume" y "Mukatsuhime. Sus padres eran izanagi(dios creador de Japón) e izanami(diosa del infierno), izanagi al quedar contaminado de la tierra de Yomi fue a purificarse y al quitarse la ropa fueron naciendo los demás dioses y ella nació de su ojo izquierdo. Amaterasu gobernaba el Takamanohara y su hermano Susanoo era el dios del mar. - Amaterasu, estaba asustada por su hermano menor y decidió esconderse en una cueva profunda en Takamagahara llamada "Ama no Iwato" y bloqueó la entrada. Este es el famoso “Amaniwato no Kamigakure”, que el pueblo japonés sigue recreado como una de sus muchas tradiciones populares. - Como ya hablamos en otras publicaciones el sintohismo, es una religión autóctona de Japón que durante la era Meiji sería utilizada para clasificar lo japonés y de lo que no era japonés, los japoneses nunca dejaron el sintohismo de lado. La simbología de la bandera japonesa se remonta desde tiempos muy remotos. - La diosa Amaterasu tiene unos 5000 templos dedicados a ella y se llaman Shinmei Jinja. El templo se localiza dentro del santuario Ise Jingu, también conocido como (oise-san) y el templo se llama Kotai jingu. En la ciudad de Iwato en la prefectura Miyazaki se encuentra el santuario Amanoiwato donde se dice que Amaterasu fue establecida como deidad principal. Amaterasu lo podemos traducir como: Diosa del sol o como diosa solar. - 新作へようこそ、今回は天照大神の疑問を解き明かすということで、始めましょう。 - 日本最古の古事記や日本書紀に登場する天照大神は、太陽、光、慈悲、真実を象徴しています。また、菊の花で王家を表し、「ヒルメ」や「ムカツヒメ」などの別名も持っています。彼の両親はイザナギ(日本の創造神)とイザナミ(地獄の女神)でした。ヨミから大地を離れ、身を清めに行き、服を脱ぐと他の神々が生まれ、左目から生まれました。 アマテラスは高天原を治め、弟のスサノオは海の神でした。 - 弟を恐れたアマテラスは、高天原の深い洞窟「天の岩戸」に身を隠し、入口をふさいだ。これが有名な「天岩戸の神隠れ」で、日本人は多くの人気のある伝統の1つとして再現し続けています. - 他の出版物ですでに説明したように、神道は日本固有の宗教であり、明治時代に日本人とそうでないものを分類するために使用されましたが、日本人は決して神道を放棄しませんでした.日本の国旗のシンボルは、非常に遠い時代にまでさかのぼります。 - 天照大神を祀るお寺は約5,000あり、神明神社と呼ばれています。このお寺は伊勢神宮内にあり、通称「お伊勢さん」とも呼ばれ、皇体神宮と呼ばれています。宮崎県岩戸市には天照大神を主祭神とする天岩戸神社がある。アマテラスは、太陽の女神または太陽の女神として翻訳できます。 - Welcome to a new installment, this time I come to clarify doubts about the goddess Amaterasu, having said that, let's begin. - Amaterasu appears in the Kojiki and Nihonshoki books, which are the oldest in Japan, this goddess symbolizes the sun, light, compassion and truth. It also represents the royal house with the chrysanthemum flower, it has also received other names such as: "Hirume" and "Mukatsuhime. His parents were izanagi (creator god of Japan) and izanami (goddess of hell), izanagi when contaminated by the earth from Yomi she went to purify herself and when she took off her clothes the other gods were born and she was born from her left eye. Amaterasu ruled the Takamanohara and her brother Susanoo was the god of the sea. - Amaterasu, scared of her younger brother, hid in a deep cave in Takamagahara called "Ama no Iwato" and blocked the entrance. This is the famous "Amaniwato no Kamigakure", which the Japanese people continue to recreate as one of their many popular traditions. - As we have already discussed in other publications, Shintoism is an indigenous religion of Japan that during the Meiji era would be used to classify what is Japanese and what was not Japanese, the Japanese never abandoned Shintoism aside. The symbology of the Japanese flag dates back to very remote times. - The goddess Amaterasu has about 5,000 temples dedicated to her and they are called Shinmei Jinja. The temple is located inside the Ise Jingu shrine, also known as (oise-san) and the temple is called Kotai jingu. In the city of Iwato in Miyazaki Prefecture is the Amanoiwato Shrine where Amaterasu is said to have been established as the chief deity. Amaterasu we can translate it as: Goddess of the sun or as solar goddess.
#日本#アマテラス#アート#写真#ユネスコ#文化#神話#神道#シントイズム#japan#amaterasu#art#photo#unesco#culture#mythology#synthology#sintoism
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憧れの山「トムラウシ山」縦走登山へ!~中編~
山の天気は変わりやすく、あれだけきれいに晴れていたのもつかの間、夜には分厚い雲に覆われてしまいました。
夜11時ごろ、ふわっと雲がはれたタイミング。これを逃すわけにはいきません!イワイチョウが咲き乱れる野営場とトムラウシ山頂、そして星空…うっとりしてしまいました。
強く感じたのは新月期の天の川とこの山肌を併せたら非常に綺麗だろうということ。すぐに次の目標が浮かんできます。
7月の日の出は早く、4時にはあがります。寝起きの身体でゆっくりと登っていくと、山頂からは遠く東の果てから登る太陽が照らす大雪山の山々が見られました。
石狩連峰にニペソツ、ウペペサンケ、旭岳に白雲岳…そして黄金色に反射する沼の原の湿原が忘れられません。そして背後にはモルゲンロートでほんのり赤色に染まっていく十勝岳や美瑛富士、富良野岳。
こんなにも美しい山々に囲まれて堪能する日の出は初めての経験!登山家の憧れの山と言われる所以もわかったような気がしました。
3日目の行程は、来た道を戻りながら道中スキップした化雲岳を経由し、忠別岳避難小屋まで向かうルート。距離は13km。
この日の天候は晴れ!
初日にびっちょびちょになったテントや雨具も乾いて荷物も軽い!!
そして朝露で輝くお花畑が美しいのなんの!!!
足取りも軽く、登る箇所も少ないこともあり、気持ちのいい登山となりました。ただ、段々と遠く小さくなっていくトムラウシ山を振り返りながら歩いていると、寂しさもこみあげてきます…
また歩きに来る!と強く思いましたし、何度もトムラウシ山に挑む人々の気持ちがとても分かりました。
トムラウシ山の道中、再び苦戦しながらロックガーデンを越えると非常に大きな構造土を見かけます。
何万年もかけて凍土が溶けて再凍結して~を繰り返して少しずつ同じ粒径の石が集まって大きな模様を生み出します。
こんなにも大きな構造土が非常に綺麗な形で現在まで残っているのは感動しますね。この構造土を見てからより一層大雪山に興味がわくようになりました。
気づいていないだけで、あちこちに構造土やそれに合わせて進化した植生があること。なんて面白いんでしょうか…
化雲岳に到着するとそこから見える化雲沢の大パノラマに圧巻!
えぐり取られたかのような絶壁の忠別岳、そして遠くには旭岳。
道中の山のスケール観に驚かされ続けてきましたが、この広さは言葉を失いました。
こんなにも大雪山って大きいのか…と感動しつつ、向こうから見る景色は一体どうなのだろうと気になって仕方がありません。
ここから先はお花畑の天国。テンションもMAX!意気揚々と晴天の楽園を歩きます。
~後編につづく~
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KIRAMEKIRA☆ - Lyrics + Translation (キラメキラッ☆)
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Kanji:
晴れてキラキラキラメキラッ☆
君だけがぼくのヴィーナス
輝いて LOVE ! LOVING YOU !
脳内フィーバー進行中 右左前後ろ!
にやけた顔を整えて 振り返りカッコツケ Smile
向かい合って あいあいストロー
そんなおねだりもしちゃっていい?
本当はもっとそれ以上も! 全部君色に染まる
恋はキラキラキラメキラッ☆(Lucky)
まいったな好き放題(Yeah !)
コトブキ ブキウギ(boogie) ウキウキ浮かれてる
夢中夢中無我夢Chu ! 夢の中も一緒にいて
最高にスキしてる!
君への大好き更新中 どれくらいなのかって?
言葉なんかじゃ足りなくて ラランラランラン♪ランデブー
ハッピーすぎて怖いくらい
君しか見えないこの幸せ
わがままかな? 信じきってるぼくをお願い許して
愛はキラキラキラメキラッ☆(Lucky)
イケイケでイケナイ恋?(Yeah)
マジマジ まじめに(Maji) 誓うよ薬指
絶対幸せ宣言!できるのはぼくだけだよ
大人なフリできなくても
誰より大好きでいたいんだ
負けないくらいもっと大きな愛で包んでみせるよ
愛はキラキラキラメキラッ☆(Lucky)
未来どころか過去も(Yeah !)
コトブキ ブキウギ(boogie) ウキウキぼくのもの
夢中夢中 君にムChu ! この先も一緒にいて
永遠にスキしてる!
Rōmaji:
Harete kirakira kiramekira ☆
Kimi dake ga boku no vīnasu
Kagayaite LOVE! LOVING YOU!
Nōnai fībā shinkōchū migihidari maeushiro!
Niyaketa kao o totonoete furikaeri kakkotsuke Smile
Mukaiatte aiai sutorō
Son'na o nedari mo shichatte ī?
Hontō wa motto sore ijō mo! Zenbu kimi-iro ni somaru
Koi wa kirakira kiramekira ☆ (Lucky)
Maitta na suki-hōdai (Yeah!)
Kotobuki bukiugi (boogie) ukiuki ukareteru
Muchū muchū muga mu Chu! Yume no naka mo issho ni ite
Saikō ni suki shiteru!
Kimi e no daisuki kōshin-chū dore kurai na no katte?
Kotoba nanka ja tarinakute raranraranran ♪ randebū
Happī sugite kowai kurai
Kimi shika mienai kono shiawase
Wagamama ka na? Shinji kitteru boku o onegai yurushite
Ai wa kirakira kiramekira ☆ (Lucky) ikeike de ikenai koi? (Yeah)
Majimaji majime ni (Maji) chikau yo kusuriyubi
Zettai shiawase sengen! Dekiru no wa boku dake da yo
Otona na furi dekinakute mo
Dare yori daisuki de itai nda
Makenai kurai motto ōki na ai de tsutsunde miseru yo
Ai wa kirakira kiramekira ☆ (Lucky)
Mirai dokoroka kako mo (Yeah!)
Kotobuki bukiugi (boogie) ukiuki boku no mono
Muchū muchū kimi ni mu Chu! Konosaki mo issho ni ite
Eien ni suki shiteru!
Translation:
You’re like a sunny day, sparkling and glittering ☆
You’re my only Venus
Shining brightly, LOVE! LOVING YOU!
A fever is going on inside my head, right, left, front, and back!
I fix my grinning face, turn around, and flash a cool Smile
Sharing a straw while facing each other
Is it okay if I ask for something like that?
Actually, I want even more than that! Everything is dyed in your color
Passion is sparkling and glittering ☆ (Lucky)
I’m in trouble, indulging myself (Yeah!)
Kotobuki* boogie-woogie (boogie) I’m on cloud nine, so excited
I’m crazy about you, totally absorbed, Chu! Let’s be together even in our dreams
Loving you to the fullest!
I’m updating my ‘love’ for you. How much is it, you ask?
Words aren't enough to express it, let’s lalanlalanlan♪rendezvous
I'm so happy, it's almost scary
I can only see this happiness with you
Is it selfish of me? Please forgive me for fully believing in it
Love is sparkling and glittering ☆ (Lucky)
A love that’s both daring and forbidden? (Yeah)
I solemnly swear (Earnestly) on my ring finger
A declaration of absolute happiness! Only I can make it happen
Even if I can’t act like an adult,
I want to love you more than anyone else
I’ll wrap you up in a love so big it’s beyond unparalleled
Love is sparkling and glittering ☆ (Lucky)
In the future, not to mention the past (Yeah!)
Kotobuki boogie-woogie (boogie) I’m on cloud nine, you’re mine
I’m crazy about you, so into you Chu! Be with me from now on, too
I will love you forever!
Note: Kotobuki = to celebrate
#uta no prince sama#utapri#translation#english#reiji kotobuki#Solo Best Album#lyrics#quartet night#qn
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Thoughts Unspoken
My direct translation of Haurchefant's unsent letter from "Thoughts Unspoken". There are some things in the Eng localisation that aren't in the Jpn, so I thought I should retranslate it for completeness. The original localisation is here for comparison: https://na.finalfantasyxiv.com/lodestone/special/2016/short_stories/#sidestory_08
親愛なる友へ
お前は、変わらず元気にしているだろうか?
ドラゴン族による皇都再襲撃の予測……それを受けて、お前やアルフィノ殿が西へ旅立ってから数日が過ぎた。今どこにいるかもわからないお前に、この手紙が届くとも、届けようとも思っていない。つまりは、書き記しただけの独り言だ。
それでも、遠くの空を見ては旅の無事を願う想いを、一度くらいは吐き出さずにいられない。
万が一、これがお前の目に触れるようなことがあったら、まあ、そういうものだと思ってひとつ頼む。
To my dearest friend,
Are you doing well?
A few days ago, after hearing the prediction of the dragons attacking the capital again, you and Alphinaud travelled to the West. I don’t know where you are now, nor do I intend to try to send this letter. In other words, I’m just writing this down for myself.
Nevertheless, I feel compelled to at least once express my feelings of looking to the distant sky and praying for your safe journey.
In the unlikely event that you ever read this, well, please just think of this letter as that.
さて。お前は、イシュガルドに招かれて幸せだっただろうか?
それとも、仕方なく逃げ延びた先で、また誰かの戦いに巻き込まれることになり、うんざりしているのだろうか。たとえそうであったとしても、お前は戦い抜いてしまうのだろうと、容易に想像がついて苦笑している。
Now then. Are you happy that you were invited to Ishgard?
Or are you fed up that after you finally made your escape, you once again got embroiled in someone else’s war? Even if that was the case, I’m bitterly smiling while easily imagining that you would still fight to the very end.
私はといえば、お前がイシュガルドに来てくれたことを、心から嬉しく思い、感謝するばかりだ。それは、お前の実に逞しくイイ冒険者ぶりを、近くで見られる機会が増えたという喜びでもあるのだが……何よりも、頼れる友と同じものを目指し、ともに戦えるのだ。心躍らないわけがない!
As for me, I am so very happy from the bottom of my heart and extremely grateful that you came to Ishgard. That is to say, of course I am delighted that my chances to see your really strong splendid adventuring up close have increased, but also… More than anything, to share a goal with my dependable friend and to fight by their side. There’s no way I couldn’t be excited about this!
お前たちが、ウルダハから逃げ延びて、雪の家に転がり込んできた日。「暁」が灯火を消さんとしていたように、私もまた、お前という友を燻らせてはならないと思った。そこで、どうにかお前たちをイシュガルドに招き入れることができないか、フォルタン伯爵に……父に直訴に行ったのだ。
The day that you two escaped from Ul’dah and came to stay at the House of Snow.
I thought that in the same way that I couldn't let the light of the "Dawn" go out, I couldn’t let your flame be dampened either, my friend. So that was when I went and directly appealed to Count Fortemps... my father, if there wasn't a way to invite you into Ishgard.
……白状すると、私は父のことが苦手だ。恨んでいるわけではない。母にしたって、正しい人であったが故に、己の立場に耐えきれなくなり、私を置いて失踪しただけのこと。父は母のことも、私のことも、愛してくれていたと思う。ただ、それを互いに上手く伝えあえず……私は、フォルタン家に仕える騎士としてしか、あの人と話ができずにいたのだ。
… I must confess that I am not good at dealing with my father.
I don’t mean that I hate him. Even with regards to my mother, even though he tried to do right by her, but she was unable to stand her situation and simply just left me with him and disappeared. I do believe that he loved my mother and loves me too. It’s just… neither of us are very good at communicating this to each other… For me, I was unable to talk to him except from the position of being a knight of House Fortemps.
お前のことを頼みにいったとき、当初、父の返事は渋かった。
それまで開拓団への支援などには積極的だった父でも、指名手配中の人物を受け入れるのには、家を預かる者として懸念があったらしい。
諦められずに懇願する私に、父はそこまで固執する理由は何なのかと問うた。私は、お前との思い出を心のままに語った。それは量としては乏しくとも、ひとつひとつが私にとってかけがえのない、驚きと輝きに満ちたものだ。故に、我が友がどのような人であるか、そして私が友を救いたいと願う気持ちを伝えるには、それが一番だと考えた。
思えば、父とあれほど長く話したことはなかったかもしれない。語り切った私をしばし見つめていた父は、ふと目元を緩め、「明日まで考えさせてほしい」と言った。
そしてその翌日、正式に後見人になると、返事を寄越してくださったのだ。
When I went to ask him to help you, at first, his answer was quite harsh.
Even though he had been very positive when it came to supporting the Reclamation Corps, it seemed the idea of harbouring wanted fugitives was quite a worry for the head of the household. In response to my insistent pleading, he asked me why I wasn’t giving up. I simply told him straight from my heart my memories of you and I. Though they may be meagre in number, each one of them is irreplaceable, overflowing with surprise and shining light! I thought therefore, that this was the best way to explain to him just who you, my dear friend, is- and also how much my desire to save you was. Now that I think of it, this was probably the longest conversation I ever had with my father. When I had said all that I could, he suddenly smiled warmly and said “Let me think on this unto the morrow”. Then the next day, he sent word to me that he would officially become your guardian.
以降のことは、お前も知るところだろう。
おかげさまで、私は以前よりも、本家に顔を出すのが少しばかり楽しみになった。
とはいえお前は大概不在で、また七面倒な役目を背負ってどこかへ旅立っていると聞くたび、私はお前を祖国のいさかいに巻き込んでしまっただけなのではないかと思ったりもする。それについては、文句があったら、いつか酌でもしながら聞くとしよう。
The rest, I trust you already know.
Thanks to you, unlike before, I now actually look forward to visiting Fortemps Manor. However, you aren’t there very much, and each time I hear you are off fighting some great trouble, I sometimes think I have done nothing but get you involved in the troubles of my homeland. If you have complaints about that you are welcome to tell me them over a drink sometime.
それでも、友よ。
私は、一片の疑いもなく、信じてしまうのだ。
いかなる困難も、決してお前を挫かせることはできまい。
それは今回の旅だけではなく、この先、お前がどこを目指したとしても変わらない。
ひとりで越えられない壁があったとしても、お前が進もうとする限り、必ず誰かが手を差し伸べるだろう。私が今、そうしたいと願っているようにだ。
そしてその困難の先には、必ず新しい景色が待っている。
それを見つけたときにはきっと、大いに、笑ってほしい。
お前の旅路が、最良のものであるよう……
無事を祈っている。
―― オルシュファン・グレイストーン
Nonetheless, my friend.
I, without a trace of doubt in my heart, trust in you.
No matter what troubles come, they will never dampen your spirits.
Not just on your current journey, but in the future, no matter what you try to do. Even if there is a wall you can’t climb by yourself, as long as you keep trying, there will be someone to lend you a hand. Just as I, right now, am praying to do.
And on the other side of those troubles, certainly there will be a new day waiting for you.
And when you find it, I want you to do so with a huge smile on your face.
I pray that your journey will always be a good one.
Haurchefant Greystone.
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戦闘服の男たちNo.1
さぶ増刊号 1985/7
G-men 2009/6
§1 夜明け前
俺は島護、25歳の陸上自衛隊員だ、体付がごついのでゴリラの様だと皆言う、勿論短髪、入隊して3年、我ながら戦闘服姿が板に着いて来たと思う。今俺は、ジープのドライバーとして、この久しぶりの大演習に参加している。
演習場の空が、ようやく白み始めてきた。午前4時、俺の運転するジープは、戦車がさっきこねくりまわしていったぬかるみを、ケツを左右にふりながら最後の目的地にむかっている。夜通しの演習は何度も経験してるけど、3日めになるといつも意識もうろう、ただ気力だけで動いているっていう感じ。頭は短髪だからなんとかなってるけれど、顔は不精髭、体だって風呂なんか演習中入れないので汗と埃でべっとりしている。隣で無線機片手にさっきまで巻くっていた金城3尉も、いまは黙りこんでいる。
金城3尉は27歳、骨太ですげえいい体しているんだぜ、頭はいつもさっぱりと刈りこまれた短髪で、いかにも沖縄生まれっていう顔は本当に野生の証明そのものだね。
実は俺、前から憧れっていうと照れくさいけれど、気になる人だったんだ。けれども違う小隊の幹部だったのでなかなか話すチャンスも無いし、遠くから見てるだけ。だから今度の演習でジープの運転手として一緒に行動をするって聞いた時とても婚しかったよ。
そんな金城3財が、ポツリと
「元太の奴、どうしてるかな。」
元太っていうのは、俺の同期で、九州からきた高橋士長のことだ。あいつも図体でけえくせに俺より3歳も年下で、口は悪いが性格よくてなかなか憎めない奴だ。
そんな元太なんだが腰を痛めたとかで演習の3日ほど前から入院して-まっている。たしか金城3尉の小隊だったはずだ。
「ああ、あいつのことなら心配せんで下さいよ。キングコングみたいな、図体がそう簡単にへこたれませんよ。」
「ひでえこと言うなあ。おまえもゴジラみてえな体してるくせに。」
「じゃ、金城3尉は大魔神じゃないですか。」
あは、言ってしまった。3尉殿に大魔神だなんて、思わずペロリと舌をてしまう。
「お前も元太と一緒で可愛い奴だな。」
「エヘ、そうですかぁ」
なんて冗談を言っているうちに眠気も覚めてきた様だ。
夜も明ければ状況(訓練)終わり。終われば休暇が待っている。
§2 事件発生
演習が状況終了になると、その夕方は演習場の天幕(テント)の中で恒例の大宴会が始まることになっている。正直言ってこれを楽しみにしている隊員も多い、汗臭い戦闘服を脱いだ時の解放感と、酒を飲んでポロリと出る本音のぶつかり合いがたまらなく好きなんだよな。
あたりも暗くなり宴もたけなわ、俺たちの天幕は8人のむくつけき男どもで足のふみばもないくらいだ。さっきまでの疲労の色もなんのその、酒は命の水とはよく言ったもんだ。
幹部同士で呑んでいた金城3尉が赤らめた顔をして、焼酎の一生瓶をかかえてやってきた。そして俺の隣に座りこむ、
「おい、島、飲んでいるか。まっ一杯飲め!」
と言って一生瓶をさしだしてきた。
「3日間、御苦労だったな。お前のおかげだ、さあ飲まんか!」
いくら俺が力自慢でも金城3尉に押えつけられたら手も足も出ない。
それでも有無を言わさず、瓶ごと口につっ込んでくる。俺、思わずむせてしまった。そしたらやっと力を緩めてくれた。
「ふーっ!助かった。もー殺さんでくださいよ。」
あたりに笑い声が響き渡った。
そんなとき、俺の手がぐっと3尉に、握られていることに気がついた。
熱い手だった。急に頭がクラクラとしてきた。酔いが回って来たようだ。だんだん意識が……
「島士長!起きてください」
がんがん鳴り響く闇の底から起こされたのは、午前3時。俺をゆさぶっていたのは、不寝番の伊藤一士だった。重い頭をかかえながら起き上がると伊藤一士は
「高橋士長が、地区病院から行方不明になったそうです。今部隊から連絡が有りました。」
頭がボーッとしている俺は最初その事態の重大さに追い付いて行けなかったが。少しして、
「な、なんだって!元太が逃げたって!」
隣で寝ていた金城3尉も起き上がって来た。
「元太がどうしたんだ。」
「地区病院から脱柵(脱走)たって……」
「あの馬鹿野郎!いったいどうしたんだ。」
3尉もまだ酔っている様だ。俺は戦闘服をひっかけると、半長靴を急いで履き
「金城3財、中隊に電話してきます。」
といって天幕を飛び出した。いったい元太の奴、なにがあったというんだ。まだほとんど冷めて無い酔いとともにそんな思いがぐるぐるめぐっていた。
電話のある天幕はこの時間には誰もいない、さっきも不寝番が飛んで来て受けたのだ。
俺は中隊へ電話かけた。こんな事件のあった時は必ず当直が誰かひとり起きているはずだ。
「はい、3中隊当直幹部です。」
「演習部隊の島士長ですが、高橋士長の件でどうなったのか、知りたいと思いまして。」
「ああ島か、三上2尉だ、どうやら午前2時ごろいなくなったらしいんだがな。」
「いったいなにが原因何ですか、」
「それは俺が知りたい位だ。」
「じゃ、詳しい事はまだ…・・・・。」
「そんな所だ、島士長、あまり心配せんで移ろ。」
俺は、演習場に居て何も出来ない自分にどうしようもないいらだちを感じていた。
「何かわかったら電話下さい。俺、ここでまってます。」
そういって竃話を切った。
§ 3 ふたたび夜明け前
いつのまにか後ろには金城3尉が立っていた。
「詳しいことはまだわからないそうです、なんか信じられないっすよ。」
金城3尉は、俺の肩を抱きながら、
「元気出せ島。元太は戻って来る、必ずな。俺も一緒に連絡を待とう。」
そういって3尉は、持って来た一生瓶を俺に差し出した。俺は進められるままに一生瓶ごとくい飲みした。自棄酒だな、まったく。
「どうだ、もっと飲め。」
金城3財は、自分でも一杯飲むと、今度は俺を天暮のシートの上に押し倒した。ふだんならこうも簡単に倒れるわけないのだが酔ぱらってなんだか分からなくなってきた。
「まだ飲み足らんか、お前は可愛いやつだぜ。」
金城3時は、俺の体の上にのしかかって来た、酒の匂いと共に戦闘服に染み込んだ男の匂いがムッ、としてきた。
気が遠くなりそうな、でも俺、嫌じゃなかった。
金城3尉の手が俺をきつくだきしめる。耳に熱い吐息がかかる、だんだん体から力が抜けていく……
「元太の所へ俺だって飛んでいきたいんだ、島、分かるかこの気持ち、実はな、俺はこの中隊に来てからずっとお前ら2人が気にいっていたんだ。元太はともかく、お前だって俺は遠くから見ていたんだ。だがな、こんなふうになるとは思ってもみなかった。元太の奴め、俺は寂しいよ。」
そういい終わると静かに唇を重ねてきた。熱いものが体の中から沸いてくる。
3尉は俺の職闘服の上衣のチャックをおろすと胸のあたりをなぜまわし始めた。
「ウーツ」
自然に声が出てしまう。いつのまにか戦闘服のズボンのボタンも外されていた。
そして無造作に手が突っ込まれてきた。
「堅いな。」
そう言って俺の気持ちを確かめると、おもむろに酒を煽り、口移しで酒を送り込んできた。
あまりの量の多さに口から溢れてしまった、金城3尉は舌でそれを拭うとまた、唇を重ねてきた。舌と舌が口の中でからみあう、それに加、て強い雄の臭いがたまらなく俺を刺激する。
「金城3尉!た、たまんねえよう。」
俺はあえぎ声を出してしまう。
「そうか、たまんねぇか、もっと良くしてやる。」
と、言って戦闘スポンからず大くなった俺のモノを引き摺りだした。
「体にお似合いのゴツいモノだな。」
そう言いながら唾をおれのモノに垂らすと、指で一番敏感な所をこねまわしてきた。もう片方の手は俺の口の中に容赦無く入り込んでくる。
「どうだ、今度は俺の番だ。」
といいながら、自分の戦闘ズボンの前をまさぐり、俺に馬乗りになってきた。そしていきり勃ったモノを口にねじ込んできた。
「ウグッ!」
むせ返るような強い臭いに圧倒され、俺は無心に頬張る。その間にも金城3尉は俺のモノをこねくり回す。
「いいな島、この事は2人だけの秘密だからな。」
腰を動かしながら金城3尉がいう。
頬張りながら俺がうなずく。
そして3尉は、一層堅くなったモノ引き抜くと体をずらし、俺の爆発寸前のモノと自分のモノを一緒に握��、激しくシゴキだした。
「ウ、ウッ島、」
「キ、金城3尉ー」
二人は、押し殺した声でお互いの名を呼びながらおびただしい量をほとばらして果てた。それは、戦闘服のはだけた分厚い胸にふりそそいだ。それを3尉はていねいになめると軽く口を重ねてきた。
俺はだんだん気が遠くなりそのまま寝てしまった。

§4 捜索
翌朝俺と、金城3尉は元太の捜索に協力する為、一足先に演習場を出発した。
二人とも照れ臭いのか黙ったままだ、だがその沈黙を破るように3尉が、
「昨日のこと、覚えて要るか。」
と、ひとこと言った。
「え、ええ。」
俺は思わずどぎまぎして答えた。
「嫌だったらごめんな。」
「そんな、始しかったです。」
言葉少なめに答える。ジープが信号で停車した。
シフトレバーを握る手がもうひとつの大きな手に包まれた。
中隊に帰るとすぐ捜索に加わったが、その日の手がかりは何も無かった。
だがその夜、金城3尉あてに電話が掛かってきた。
「元太、お前何処にいるんだ。え、よし分かった今行く。」
「島!来い」
慌てて3尉は飛び出して行く、俺も急いで付いて行く。シープは二人を乗せて夜の町へ走り出していった。
5分もジープを走らすと、ヘッドライトが道に立っている元太を照らしだした。
「さあ早く乗れ、一緒に中隊に帰ろう。」
金城3尉が元太に話掛けた、だが、
「俺、帰りたくない。」
と、一言言ったまま黙って仕舞った。
「仕方が無い、じゃ、俺のアパートに来い、それならいいだろう。」
3尉がそう言うと黙って元太はうなずいた。
結局元太は、退職していった。奴の腰の病気は、自衛官として仕事を続けていきり直ることはないというものだった。
陸曹になり、幹部に成ることを元太は夢見ていたのにそれが挫折してしまった。それがつらくて逃げだしてしまったそうだ。
俺も3尉もなにもしてはやれなかった。あんなに丈夫な奴だったのに。
「俺は、野原でひと暴れする為に自衛隊に入ったんだ。小銃片手に演習場を走り回る、屈強な男だけに許された仕事さ、だけどこの体じゃもうそれもできねぇ。たとえ部隊に戻れても、どうも事話関係の仕事に回されて任期がくれば、はいさよなら そんなのやだぜ」
そう言ってあいつは国へ帰って行った。
§5明日へ
それから数週間が過ぎた。あれ以来金城3尉ともなかなか話する機会もなくたまに目で挨拶をかわすぐらいしかできない日が続いた。
そんなある日、再び金城3尉のドライバーとして演習の偵察に行くことになった。もちろん3尉のご指名…っていうか元太の後釜。
ほとんど単独行動になるのでずっとふたりきりという訳だ。俺もじっとまってたよこの日をね。
けれども仕事は、そんな俺の甘い考えをふっとばすかのようにとても忙しかった。話すことは仕事上のことばかり、演習場のなかをシープは縦横に走り抜けて行く。
「さあ、これで終わりだ。島士長、シープを降りて一休みでもしよう。」
と金城3尉がいったのは午後の日が沈みはじめた時間になっていた。
「はい」
と返事をして俺はジープを道端に止めた、あたりは一面に草がおい茂っている。
3尉は降りて立小便をはじめた、おれも並んではじめる。
「フーツ」
小便が終わっても二人はそのままたっていた。ふと金城3尉の方を俺は見た。横顔が夕日に染まっていた。3尉もこちらを向く、視線が絡み合う。
「久しぶりだな。」
「長かったけど、俺待ってました。」
ふたたび前を向くと、金城3尉は俺の肩を抱いて茂みの中へ歩き出した。
夏の終わりの演習場は背の高い草に覆われ、ほんの少し足を踏み入れただけでそこはもう二人だけの世界になっていた。
「俺の事好きか?」
と、金城3時が聞く。俺が目でうなずく。
肩に回された手に力が入り思いっきり抱き締められた、背骨が折れんはかりの力である。
ああ、これが俺たちの愛し方なんだ、有無をいわさぬ強引さで右手が開いたままになっていた戦闘服のズポンの前に突っ込まれてきた、すでにはちきれんばかりとなっている俺のモノを引き摺りだすと唾を付けてシコキだす。
「たまんねぇよぅ。」
俺はうめき声を金城3尉の耳元でささやいた。
「よーしいいぞ。」
金城3尉はうなずくと、しゃがみ込み俺のモノをくわえこんだ。そして両手で俺のズボンのボクンをはずし際まで下ろす、右手は俺のケツのあなをいたぶり、左手はキンタマを滑り回す。
そして俺の手は金城3尉の頭をがっちりと押さえ込んでいた。
「金城3尉ーもうがまんできねぇー。」
「うるせぇまだだ。」
そういうと3尉は、俺を後ろ向きにした。
俺は覚悟をした。
ベトベトになった俺のモノをこねくり回しながら、ケツを舐め始めた
「あっ汚いっす」
臭くないわけがない、それでもグッと舌を突っ込んで舐めまわす。
俺は快感に蹂躙された。
3尉は立ち上がって口を拭う。
「いいな。」
と、一言いうと、自分の戦闘スポンから見事に怒り狂ったモノをまさぐり出し、俺のケツにあてがった。そして乳首を…
俺が、つい、力を抜くと同時にゆっくりと先の方がめり込んできた。
「ううつ・い、痛ェよう。」
「なあに痛てえだと?男ぞ!がまんせんかあ。」
そういうと、腰にまわした手に力を込めてきた。物凄い力で俺のケツが引き裂かれる様に少しずつねじ込まれてくる。
「し、島、入ったぞおーっ」
3尉がうめく様に汗を拭いながら言う、俺もまだ着たままの戦闘服で額の汗を拭った。
「まだ痛いか。」
俺は首を横に振る。
ゆっくりと金城3尉は腰を使いはじめた、手は俺のモノをシコキだす、もう片方の手は俺の戦闘服のチャックを下ろし、シャツをたくし上げ、乳首をいたぶる。
いつのまにか俺は金城3財の動きに体を合わせていた。
突然金城3尉の体が痙攣し、俺のモノが思いっきりシゴかれた。体の中で激しいほとばしりを感じると同時に、俺も勢いよく草むらに噴出してしまった。
そしてそのまま二人ともその場に倒れこんだ。
二人で大きなためいきをつくと、寝っころがったまま空を見上げた。あたりはすっかり夕焼けで真っ赤になっている。
ふと、金城3尉が言った。
「島、お前も満期(2任期‥4年)で除隊しちまうんか!」
「ええ、そろそろ国へ帰って親父の現場仕事でも手つだおうか、とでも思っていたんですが。」
本当はまだどうするか決めていなかった。
「そうか。どうだ、島、陸曹候補生受けてみんか。」
陸曹になると俺たち陸士の様な任期制の際員と違い、定年まで勤務ができる様になる。つまり職業軍人というわけだ。勿論その為には、試験があり。学科だけでなく、体力検定、基本教練、あげくの果てには小銃担いで障害物競争をする武装走まであるという苛酷なものだ。正直言って一度受験したらもうたくさんと思ってしまう。
「でも、この前一度受けて落ちましたから。」
「一度ぐらい落ちた位でなんだ。もう一度受けてみろ。お前は自衛隊に憧れて入隊してきたのは分かっている。演習に出ている時、お前は一番いい顔をしているじゃないか。」
そう言って金城3尉は立ち上がった。そして、
「島、そこの俺の帽子見てみろ。」
俺は、そばに落ちていた帽子を拾い上げた。
「あっ、この帽子は…」
「そうだ。元太のだよ。あいつが辞めた時、補給陸曹に頼んで交換してもらったのさ、」
「そんなに金城3尉は元太の事を、」
「そうだ、今でもお前と同じくらいな。好きだったよ。だがな、あいつは気付いてなかったよな。そんなこと。ただの口うるさい小隊長さ。」
ジープに寄り掛かりながら話てくれた。
「じゃ、俺が辞めても何か俺の身につけていてくれますね。」
すると俺の方を睨みつけて言った。
「馬地野郎!まだわからんのか。お前は陸曹になるんだ。そして俺に付いて来い!必ず良かったと思う。もう別れの寂しさなんかまっびらだ。」
そう言いながら俺を強く抱きしめた。迷いが少しずつ消えていくような気持だ。
「よし!俺、また挑戦します。」
「その調子だ、島、俺が合格するまでたっぷりシゴクぞ。」
「エへ、じゃ、合格したらシゴイてくれないんですかぁ。」
二人は顔をあわせて笑った。(終わり)
さぶのカットと、G-men 版の挿画
どちらも木村べん氏。挿画はべん氏より頂いた鉛筆画のコピー。

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秋旅2024 - リゾートビューふるさと + 富山市内旅
秋は旅に限るよね、どこへ行こうか?そうだ富山いこう!
はじめに
どこかへ旅行したい気分、でもちゃんと考えて計画するのはめんどくさい気分。そういう時は一度行ったことのある場所の再訪が楽ちん。ということで今回は、2年ぶりに2回目の「リゾートビューふるさと」へ乗りに長野へ、そのまま終点の南小谷まで進んだ後、大糸線 糸魚川、えちごトキめき鉄道線・あいの風とやま鉄道線を乗り継ぎ富山まで行ってみました。いつも素敵なお写真が並ぶケイスケさんのブログでちょうど紹介されていた富山駅周辺にも惹かれたため。
リゾートビューふるさと 信越線・篠ノ井線・大糸線経由 長野→南小谷
リゾートビューふるさとの紹介は前回訪問時に記載しているので詳細は割愛。簡単にいうと土日を中心に運行されるリゾート快速で、長野から姨捨、松本、穂高を経て、緑(JR東日本)と青(JR西日本)の境界駅である南小谷に至るというもの。途中の姨捨と穂高では30分ほど停車し途中下車が楽しめるというもの。前回はまだ某疫病が終息しきっていないこともあり、神社参拝時の案内や車内での民謡演奏等、一部サービスは割愛されていましたが、今回はそれらも再開されていた点が大きな違いかな(あとは、指定券が300円くらい値上がりしたのと。。。)。あまり変わり映えしませんが、写真も何枚か。
1枚目、朝一は立ち蕎麦で朝ごはん。長野駅には立ち蕎麦屋が何軒かありますが、今回はそのうち改札外 東口の榑木川にて、山菜キノコ蕎麦をいただきました。ひんやりした朝に温かい蕎麦は染みる。
2枚目、穂高駅にリゾートビューふるさとに使用されるHB-E300のお顔。よい面構えですね。
3枚目、車窓から楽しめる仁科三湖。訪れた日はお天気が微妙で。。。アルプスの山々は全然見えませんでしたが、仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)は綺麗にみえました、山々の紅葉と合わせて一枚(これが何湖だったかは覚えていません。。。)。
4枚目、終点 南小谷駅周辺にて乗り換え待ち30分で散策。事前情報として認識はしていましたが、川の様子を見に行く以外は特にすることがないですねぇ、天気が良ければ遠くの山々の景色も楽しめるのかもしれませんが、あいにくの曇り空。
大糸線 南小谷→糸魚川
大糸線はこの先 JR西日本管轄の非電化エリア。輸送密度も小さく1両のディーゼル列車とローカル線の香り。列車は姫川に沿って右へ左へゆらゆらと、眠たくなりますね。
1枚目、車窓から1枚。ガラスの反射と揺れに悩まされながらなんとか撮れたもの。ずっと川沿いを走るため大体景色はこんな感じ。
2枚目、終点 糸魚川にて1時間ほどの待ち時間。隣接するヒスイ王国館内のカフェでおやつタイム、わらび餅セット。上品なわらび餅とたっぷりの温かいお茶でほっと一息。ずっと座って列車にのっていただけでも疲れるものですね。
3枚目、4枚目、ここまで運んでくれた列車と駅舎からの夕焼け。近年開業した新幹線の駅舎って大体同じような構造(既存の地上駅の横に背の高い新幹線駅舎を作って橋上駅舎で無理やりつなぐ形)に見え、この光景もやや見慣れたものに。
えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン・あいの風とやま鉄道線 糸魚川→泊→富山
ここから日本海沿いを進み富山へ。えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の境界 市振の2つ先 泊にてえちごトキめき鉄道の車両からあいの風とやま鉄道の車両へ乗り換え。同一ホーム上に縦列駐車する2つ列車間の乗り換えという面白い体験。よく考えるとここからがこの旅の在来線で初の電車でしたね(リゾートビューふるさとはハイ���リット気動車、大糸線・日本海ひすいラインはどちらも気動車)。JR西日本の近郊形車両ベースの車両は内装や音含め、何だか東海道本線の米原から先、琵琶湖線を走っている気分。
日中であれば日本海の景色を楽しめるのかもしれませんが、時はすでに夜。真っ暗で何も見えませんでしたので、糸魚川駅での待ち時間に撮影したえちごトキめき鉄道の観光急行を。何やら撮り鉄っぽい方が何名かいらっしゃるなと思っていたら、こちらがお目当てのようでした。貴重な国鉄形の気動車は重厚感が違いますね。
富山城ライトアップ
富山駅には夜の到着。そのままホテルに直行したい気分でもあったのですが、富山城がライトアップしているとのことで重い腰をあげ。歩いても行ける距離ですが折角ならと市電に乗車。富山市内は市電が充実、かつ高頻度で運転されていて便利でした。富山駅の乗り場案内もわかりやすく好印象。
訪れたときは世界糖尿病デーということでブルーにライトアップされていました。明りにいざなわれ城内へ、ゲームだったらこの後 ボスが出現しそうですね。。。
富岩運河環水公園
2日目は運河沿いに設けられた富山市民の憩いの公園。紅葉はじめのシーズンということもあり、紅葉と青空、それらが水面に映り込む景色が素敵でした(この日は午後から雨予報でしたが朝はご覧の通りの快晴でした)。
ここには世界一美しいといわれている(?)スターバックスもあり、一応 こちらもからめて写真におさめてみました。アクセントにはちょうどよいかな、ちなみに朝から大混雑でした。
TOYAMAキラリ・富山市ガラス美術館
駅から市電で10分くらい、富山市ガラス美術館と図書館が入るTOYAMAキラリへ。隈研吾氏が設計した建物は、斜めに切り開かれた吹き抜け構造と、内装に木材がふんだんに使用された特徴的て面白い建物でした。広角で切り取るのが楽しすぎた。とはいえ幅広い年層の方がいらっしゃる公共施設ということで邪魔にならないように撮影はほどほどに、したつもり。
ガラス美術館は、エミール・ガレの展覧会が開催中。折角なのでガレの作品も鑑賞してきました(こちらの作品は写真撮影・SNS投稿OKのもの)。学がないので小難しいことはわかりませんが、シンプルに綺麗だなという感想と、目に見えないものを作るITエンジニアとしては、目に見えるもの・手にできるものは長い時を経てもこうやって残されていくということにちょっと羨ましさが覚えました(戯言)。
終わりに
ガラス美術館訪問後は軽くお昼を済ませた後、早々に新幹線にて帰京しました。お天気も崩れてきていたので。
よって、かなりコストパフォーマンスの良くない旅をしてしまった気がしますが、たまにはこういうのもよいよね。1ヶ月後くらいの朝、旅路をゆっくり振り返りながらこのエントリをまとめてみた。
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