#西表島産パイナップル
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utuwaen · 2 years ago
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この夏はじめて花火の音を聞きました。  姿を見たい🎆 #西表島産パイナップル #オーバル皿M #うつわ #遠藤素子 https://www.instagram.com/p/CfsJnGlv1MK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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toshihikokuroda · 2 years ago
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基地建設進む石垣島 沖縄
米軍に土地も家も奪われ ここに次は自衛隊か…
2022年6月17日【1面】
現地ルポ
 米中が軍事衝突し、日本が参戦したら、真っ先に戦場になるのが沖縄です。77年前の沖縄戦と同様、住民は“捨て石”にされかねません。自衛隊のミサイル基地建設が強行されている石垣島を訪れました。(斎藤和紀)
 石垣島中央部の平得大俣(ひらえおおまた)地区。於茂登(おもと)岳の麓の森が切り開かれ、15台以上のクレーンが並んでいます。岩を削る音が鳥の鳴き声をかき消し、ダンプカーなどの工事車両が頻繁に出入りしています。防衛省は、中国艦船を想定した地対艦・地対空ミサイル部隊や警備部隊など約570人の配備を計画。2019年から工事に着手し、22年度中の完成を狙っています。
 「米軍に土地も家も全て奪われてここに来た。次は自衛隊か」。於茂登地区の元公民館館長の嶺井善(まさる)さん(56)は声を震わせます。同地区は、沖縄本島にある米軍嘉手納基地などを造るために土地家屋を強制接収された人たちが開拓した地域です。「集落に住む人の3分の2は嘉手納基地に土地を全部とられた」(嶺井さん)といいます。
 (1面のつづき)
「台湾有事」起きたら 石垣住民5万 避難不可能
戦場にしない外交を
 集落の入り口にたつ「開拓之碑」には、最初の開拓民の一人である嶺井善さんの父親の名が刻まれています。20代前半で南城市から単身で移住。手作業で木を切り倒し、大きな石は水牛に引かせて取り除き、家を建てました。生活は苦しく野菜やお茶、パイナップルなど何でも作りました。
 父親が入植してから約7年後に嶺井さんが誕生。朝5時から野菜の収穫を手伝い、学校から帰宅した後は、畑の石拾いやヤギの世話などをしました。おなかをすかせることが多く「あの時は生活が苦しいのが当たり前だった」と振り返ります。
 自衛隊配備は、住民にとって青天のへきれきでした。米軍に追われ、苦労を重ねて開拓した住民は軍への抵抗感は強く、近隣の於茂登、開南、川原、嵩田(たけだ)の4地区は反対決議をあげました。しかし、防衛省は住民の声を無視し、建設を強行しています。
日米共同基地に
 日本政府は「島しょ防衛」と称して、鹿児島沖から奄美、沖縄本島、宮古、石垣、与那国にいたる南西諸島に、自衛隊のミサイル部隊配備を進めています(図)。その背景には「第1列島線」に日米のミサイル網を配備して中国を抑止するという米国の戦略があります。
 米海兵隊は、中国の沿岸地域に臨時の戦闘拠点を設け、地対艦ミサイルで中国を抑止する「遠征前進基地作戦」(EABO)の具体化を加速。念頭に置くのは台湾有事です。
 米軍と自衛隊が台湾有事を想定した日米共同作戦計画の原案を策定したと共同通信が報じました。それによると、中台間で戦闘が起き、日本政府が安保法制に基づき、「重要影響事態」と認定した場合に、南西諸島が米海兵隊の臨時拠点となり、日米で中国艦艇を排除するとしています。
 22年1月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)の共同声明には、台湾有事を念頭に、「南西諸島での自衛隊の体制を強化し、日米の施設の共同使用を増加させる」と明記。日米共同基地化が鮮明となりました。
 そうなれば南西諸島は軍事攻撃の標的となります。石垣市の人口は約5万人で、全員避難させることは不可能です。石垣や宮古島など先島全体では人口11万人にのぼります。加えて、台湾からの避難民も想定され、大混乱は必至です。
避難計画示さず
 政府は、国民保護法に基づき、自治体に「国民保護計画」の策定を義務づけ、「有事」において住民避難などを行うとしています。
 石垣市の国民保護計画によると、観光シーズンや混雑の発生状況などに応じて「複数の避難実施要領のパターン」を事前に作成すると明記。しかし内容は「非公開」(担当者)です。弾道ミサイルを想定した住民参加の避難訓練も石垣市で実施されたことはなく、住民からも「どれだけ上等な計画が作成され��も、計画を事前に知らせずに5万人を避難させるのは無理だ」との声が上がります。
 弾道ミサイルや航空機による攻撃があった場合にはコンクリート造りの頑丈な施設や地下施設に避難すると明記。しかし、市の担当者はそうした施設について、「対象施設の指定はしてないが、そんなにないと思う」と述べました。
 また、基本指針には本土から遠い沖縄県の離島での避難には「国が特段の配慮をする」としており、内閣官房や国土交通省は航空機や船舶などの運送手段の「確保に努める」としています。しかし、石垣島で全住民を避難させるための運送手段の確保について、内閣官房は「有事の対処に支障をきたしかねないので答えられない」と回答を避けました。
 マグロ漁師の座波(ざは)幸次さん(61)は、「有事の際に船で逃げるのは現実的じゃない。島に大人数を運べる船はないし、漁船は遅いから真っ先に狙われる。戦争が始まればどこにも出られない」と危惧します。
 また、自衛隊に住民を保護する考えはないことが分かっています。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が18年に暴露した防衛省の内部文書「機動展開構想概案」(12年3月29日付)では、石垣島に敵が侵攻した場合、「(敵・味方の)どちらかの残存率が30%になるまで戦闘」という凄惨(せいさん)なシナリオを想定。しかし、「国民保護」は「自衛隊が主担任ではない」としています。「軍隊は住民を守らない」―。沖縄戦で住民が体験した冷厳な事実です。
逃げ場のない島
 住民からも懸念の声が相次いでいます。
 嶺井さんは、「ウクライナでも軍事基地や人が集まる場所が真っ先に攻撃された。有事になれば島に逃げ場はない。沖縄戦のように、空を見上げて『自分に当たりませんように』って祈るしかない。そうならないための外交ではないのか」と訴えます。「私たちは6年前から『有事になったらどこに逃げるのか』と問い続けたが、市や国は避難計画の内容は秘密だと言う。それでは避難なんてできない。石垣には地下もないし、そんな非常識な話があるか」
 ミサイルの弾薬庫から約400メートルしか離れていない開南地区の小林丙次・元公民館長(60)は、火薬庫が攻撃されれば住民が巻き添えになると懸念。「基地がなければここは戦場にならない。政府は『国を守るため』と言うが、私たちも国民の一人だ」と憤ります。
 住民の約9割が農家である川原地区の具志堅正・元公民館長(60)は、急ピッチに工事が進む現状に不安を抱きます。「戦争が起きてからでは遅い。日���交流を進めてほしい」と言います。「ここは農業や畜産をするなら一等地だ。基地の近くは島の飲料水や農業用水の水源地で、農作物にも影響が出る」と危機感をにじませます。
 基地建設は住民の民意を踏みにじって進められました。賛否で住民が分断させられる中、若者を中心に「石垣市住民投票を求める会」を結成し、18年に基地建設の賛否を問う住民投票の実施を求める署名を、有権者の約4割から集めました。市自治基本条例に基づき実施を求めましたが、推進派の中山義隆市政は拒否。現在、那覇地裁で係争中です。同会の宮良麻奈美さん(29)は、「市や国は、住民は『いないもの』として配備を決めた。それなら有事も住民を『いないもの』として扱うでしょう」と懸念します。
 岸田文雄政権は、ロシアのウクライナ侵略に便乗して、敵基地攻撃能力の保有や軍事費倍増など「力には力」で対抗する軍拡路線に突き進んでいます。軍事で対抗すれば軍拡の悪循環に陥り、偶発的な紛争を招く危険性が高まります。
 「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」共同代表で医師の上原秀政さんは、「ウクライナ侵略で明らかなように、基地が標的にされ、住民は避難する暇もなく巻き込まれる。絶対に戦争は起こさせてはいけない」と指摘しました。
 沖縄戦の最中、石垣島は海と空が閉鎖されたことで食料などの物資が届かず、住民は飢餓に襲われたと紹介。旧日本軍が住民を山奥に強制避難させたためマラリアが蔓延(まんえん)し、石垣島で約2500人が亡くなったとして、「直接攻撃されなくても、島に閉じ込められるだけで恐ろしい事態になる」とも危惧します。上原さんは、琉球王国は日本や中国をつなぐ「平和の島」だったとし、「琉球では寝床に刀を飾らず三線を置いていたという。武力ではなく文化や音楽を通じた国際交流が大事だ」と訴えました。
 (4面) (しんぶん赤旗)
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沖縄県本島世界遺産
①今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
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琉球が統一される前の〝三山時代〟に築かれた「北山王の攀安知(はんあんち)」の居城跡。
沖縄県内最大級の規模を誇る今帰仁城は自然の地形にあわせた美しい曲線で約1,500mの城壁と背後に聖域クボウ御嶽を控えた〝神の城〟の異名を持つ。
城壁の高さは最大8mで、標高約100mから望む海は絶景。
1月下旬~2月上旬にかけて『今帰仁グスク桜まつり』北部観光の定番スポットと知られている。
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②勝連城跡(かつれんじょうあと)
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与勝半島から360度の展望は圧巻の構えが見所の勝連城跡は、12世紀後半に造られたと云われている。
15世紀初頭に伝説の多い「阿麻和利(あまわり)」は、沖縄本島の中心から東海岸一帯を��望できる立地から海外貿易の拠点として有力な按司(あじ)になる。
按司(あじ)は「地方豪族」の領主であり、琉球王に成るために首里城に攻め入るものの敗北した。
琉球古典舞踊の現代版組踊「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)」で知られている伝説である。
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③座喜味城跡(ざきみじょうあと)
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築城家と云われる按司(地方豪族の領主〝あじ〟)「護佐丸」が15世紀前半に築城したと伝えられている。
見所は、沖縄本島に現存する最も古いと考えられている「切り出した石で組んだアーチ型の石門」で、クサビ石がはめ込まれたアーチ状の門は他の城では見られない独自の様式である。
また、城壁の形状は〝屏風〟に例えられる優美な曲線で、敵の侵入を防ぎ非常に崩れにくい構造になっている。
標高125mの丘からは、西側に残波岬、北は伊江島、晴れた日には慶良間諸島も眺めることがで��る絶景スポット。
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 冬季には、城のライトアップがされ幻想的な姿を見せる。
④中城城跡(なかぐすくじょうあと)
沖縄県本島5ヶ所に現存する城跡の中では最も原型を留めている中城城跡は〝日本100名城〟に登録されている城跡で、15世紀後半に「護佐丸」が築城したと伝えられている。戦火から逃れ約80%が当時の姿で残る奇跡の城跡としてパワースポットとされる。
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座喜味城を築いた手腕で「亀甲乱れ積み」と呼ばれる石切積みの技法は、護佐丸が〝築城家〟と呼ばれる所以。
標高160mの石灰岩大地にブロック状に積み上げられた城郭は、東シナ海を拡く見渡せる鬼門方角から裏鬼門の方角に一直線にに延びているのが特徴的で沖縄本島の約半分を眺望できる。
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2013年から毎年11月には、光と音楽を融合させた「世界遺産中城城跡プロジェクションマッピング」のイベントでは、城郭と見事に調和した美しいアーチ門をステージに繰り広げられる沖縄伝統芸能のショーは、秋の観光イベントとして人気。
⑤首里城跡
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1429年頃「北山(ほくざん)」「中山(ちゅうざん)」「南山(なんざん)」の3国で勢力を争っていた時代を統一させ〝琉球王国〟を建国した〝尚巴志(しょうはし)〟の居城。
三山時代の尚巴志は「中山」の王で、琉球王朝時代末期を描いたNHKのドラマ「テンペスト」で有名になった。
太平洋戦争で首里城の城郭は全て破壊され、正殿も完全に焼失したが、首里城本殿の遺溝が一部発見され考古学的に重要と認められ〝遺溝の一部分〟のみが世界遺産に登録された。従って、正殿や城郭などは世界遺産ではない。
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正殿や城郭は全て戦後に復元整備されたもので、2019年10月31日に火災で焼失したが、世界遺産の部分は残っている。
毎年1月と11月には史実に基づいた行事を再現するイベントが開催されている。
⑥園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
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首里城守礼門の手前に造られた石造りの礼拝所が世界遺産に登録されている。
目の前に鎮座する守礼門に目を奪われて見逃ししまうほど地味な佇まいで、守礼門に向かう左側にある。
石造りの礼拝所は、国王が首里城から出る時に安全祈願した礼拝として琉球固有の宗教建築物と伝えられている。
1519年に八重山の石工技師〝西塘(にしとう)〟が造ったとされる石細工で、繊細な装飾から当時の技術力が見所。
⑦玉陵(たまうどぅん)
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1501年に自然の崖壁に穴を開けただけの中室・東室・西室に分けた墓室は、約400年の間琉球王朝の王家として統治していた第二尚氏の陵墓。
玉陵は国指定記念物史跡として国指定有形文化財建造物指定され、2000年に世界遺産登録となる。
300円の観覧料が必要。
⑧斎場御嶽(せいふぁうたき)
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琉球神話の〝アマミキヨ〟が創った聖地とされ、スピリチュアルなパワースポットとして話題になった。
琉球王国の時代、最高位神官の即位式〝聞得大君(きこえおおきみ)〟の神事を行う「大庫理(うふぐーい)」と三角形の洞門「三庫理(さんぐーい)」は、琉球の神人(かみんちゅ)集合する場所とされる。
300円の観覧料が必要。
⑨識名園(しきなえん)
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1799年に王族の別邸として造られ別名「南荘」と呼ばれる回遊式の庭園は、戦時中に日本軍の弾薬庫が置かれていた為に米軍の集中攻撃を受けて壊滅した。
現在は中国に忖度した琉球王国を偲ぶ別荘として復元されたもので「正門」や「勧耕台」なども全て近年復元されたもの。
世界遺産に登録されているのは、園内の石畳道の途中に小さな石が密集した僅かな範囲〝石畳の一部〟が世界遺産となっている。
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石灰岩の石垣は古く見えても全て戦後に積み直しているので世界遺産ではない。
沖縄県では「シチナヌウドゥン」と呼ばれている識名園は、文部科学大臣が指定する日本国内に僅か36ヶ所の「特別名勝」として県内唯一の場所になったている。
400円の観覧料が必要で園内は飲食禁止。
⑩沖縄島北部7,721ha「国頭村〝やんばる〟」
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2021年7月26日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の登録を公表。
本島北部の登録区域は国頭村「与那覇岳の頂上とその周辺」〝7,721ha〟とされる。
しかし、首里城や識名園などと同様に拡大解釈され、隣接する大宜味村、東村を統合する「やんばる三村」と呼び世界遺産の恩恵を受けようと3つの村全体が世界遺産と主張している。
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また「やんばる国立公園」を持つ名護市や今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村、金武町まで完全に県外のエリアでも世界遺産の範囲と主張しているところが〝沖縄県民らしい〟
【世界遺産】
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沖縄本島で最も高い503mの〝国頭村与那覇岳〟は標高400m以上の山地が島の中央部に向けて分水嶺(ぶんすいれい)を構成する脊梁山地(せきりゅう)で、その山頂部分の6,517haが1956年(昭和31年)10月19日に指定天然記念物となり、1972年(昭和47年)5月15日には天然保護区域に指定された山原(やんばる)の世界遺産のエリアは国頭村に限定される。
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沖縄本島は、南北110km、東西10kmの島で、中南部は「島尻マージ」「ジャーガル」と呼ばれる隆起サンゴ礁石灰岩土壌と泥灰岩の風化土壌という弱アルカリ性の土地で構成され、さとうきび等の葉野菜類が多く栽培された。
一方、北部は「国頭マージ」という強酸性の土壌で南部とは全く違う。
その為「パイナップル」や「スイカ」といった果樹が多い。
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komagome-soko · 3 years ago
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Making poetry with solid objects
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この度駒込倉庫にて、グループ展「それは、つまり物を以って詩をつくることである」を開催いたします。
展示作家|エドワード・アーリントン、さわひらき、髙田安規子・政子、杉浦亜由子、曽我英子、大木美智子、中島裕子、西永和輝 会期|2022年1月22日(土) - 2月13日(日)*土日祝のみオープン 時間|12:00 - 18:00   協力|白石正美(アーリントン作品提供)、土井つかさ(デザイン)
「彫刻とは、現実にあるもので、現実世界を表すことである。 それは、つまり物を以って詩をつくることである。」 エドワー��゙・アーリントン (「牛を選別するための方法」1997、p.11)
Komagome SOKO is pleased to announce the group exhibition, “Making poetry with solid objects”.
Artists | Edward Allington, Hiraki Sawa, Akiko and Masako Takada, Ayuko Sugiura, Eiko Soga, Michiko Oki, Hiroko Nakajima, Kazuki Nishinaga Dates | Sat. 21 January - Sun. 13 February, 2022  *Open on Sat., Sun., and Public holidays. Hours | 12:00 - 18:00   Cooperation|Masami Shiraishi (Loan of Allington’s works), Tsukasa Doi (Design) 
“Sculpture is looking at real things by making real things. It is making poetry with solid objects.” Edward Allington (A Method for Sorting Cows, 1997, p.11)
「ニュー・ブリティッシュ・スカルプチュア」の代表作家として知られるエドワード・アーリントンは、日本とゆかりの深い作家です。1984年に国立近代美術館で開催された「メタファーとシンボル」展への参加や、フジテレビジョンギャラリーでの個展*、また、ライフワークとして実践していた日本近代彫刻の研究**など、イギリスと日本を往来しながら、活動してきました。また、制作の傍ら、批評家としてもさまざまなテキストを書き残すとともに、長年、ロンドン大学スレード校でも教鞭をとりました。制作、執筆、教育を自らの活動の三本柱に据えていたアーリントンは、どの活動も広い意味において、彫刻と向きあう行為であると考えていました。本展では、近年日本で目にする機会が少なかったアーリントンの作品やテキストを、アーリントンが教えた日本人作家であるさわひらき、髙田安規子・政子、杉浦亜由子、曽我英子、大木美智子、中島裕子、西永和輝らの作品とともに紹介していきます。また、本展は、アーリントンと彼の教え子との初めての合同展になります。作品を一堂に会することで、形を変えながらも、時代や国を超えて継承されるものにも光を当てていきます。 アポロン神からプラスチックのパイナップルまでさまざまなモチーフを用い、独特の作風で数々の彫刻やドローイング作品を残したアーリントンは、記憶を主題に、オリジナルとは何かを問いつづけた作家です。オリジナルやそれを支えた神話が失われた今もなお、私たちの日常生活のなかに生き残りつづける古典的な形や、コピーとしてしか存在しない大���生産品にこそ、現���の真理があるのではないかと考えました。アーリントンは、これらのモチーフを変形・援用し、ユーモラスかつ独特の組みあわせで作品として蘇らせます。時間や場所、既成概念(共同幻想)を飛びこえ再構成されたこれらの作品は、私たちに新しい世界の見かたを提示します。 記憶、神話、再生といったテーマや、モノやフォルムへの人類学的アプローチは、アーリトンの教え子の作品のなかにも見ることができます。たとえば、映像・立体・平面作品などで構成されたヴィデオ・インスタレーションを制作するさわひらきは、自身の心象風景や記憶をたよりに、実態のない、しかし確実に存在する感覚領域を表現します。おなじように、名前のない感覚や実態のない祈りなどに着目する杉浦亜由子は、人々の意識にしみついた触覚やかたちを見る者に模索させる彫刻を手がけます。一方、髙田安規子・政子は、トランプや切手など身近なものに手を加えることでスケールを転換し、私たちが拠りどころとする価値や基準を揺るがし、世界の見かたを変えようとします。中島裕子も、身近な既製品やファウンド・オブジェを用いた立体作品を制作しますが、ものを本来の機能やコンテクストから切りはなすことで新しい言語を構築し、言葉だけでは捉えきれない人間の内的世界の表現をこころみます。曽我英子は、アイヌ文化を学ぶ活動をとおして、資本主義、植民地主義や国家主義が生みだしてきた現代の価値観を見なおします。アイヌ着物「チカルカルペ」や鮭靴 「チェプケリ」づくりを習い、自身でそれを再生することで得た知識や、出会う人びととの記憶をたどりながら、日常の些細なプロセスやはかない感覚的な側面が、集団性や文化発展といった大きな現象につながる様子を観察しながら制作します。西永和輝は、「装飾芸術」への新しいアプローチを提案します。地球上もっとも普遍的に行われてきた造形活動ともいえる「装飾芸術」。それは一方で、発達すればするほど機能性や生産性を損ない、不合理化していくという性質も持ちあわせます。こうした相反するあり方に注目し「装飾は植物や癌細胞のように人の都合を顧みず成長する」というアイデアを提示します。最後に、イギリス在住の大木美智子は、Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)運動やコロナ以降、これまで以上に社会のあらゆる局面でポリティカル・コレクトネスが叫ばれる現在、コンテンポラリーアートとは、芸術を鑑賞するとは、美的���験とはいかなることかをめぐり考察します。 * 1988年に開催された「エドワード・アーリントン」展 ** 武蔵野美術大学とヘンリー・ムーア・インスティテュートとの国際共同研究
[作家プロフィール] エドワード・アーリントン:1951年イギリス、ウエストモアランド生まれ。ランカスター美術カレッジ(1968-71)、セントラル美術学校(1971-1974)、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(1983-84)で学んだ。作家として活動する傍ら、2000年から2017年まで、ロンドン大学スレード校の教授兼大学院研究科長を務めた。主な展示に「Object and Sculpture」ICA(1981)、「The Sculpture Show」The Hayward Gallery (1983)、「Drawing Towards Sculture」ICA(1983)、「メタファーとシンボル」国立近代美術館(1984)、「Ideal Standard Forms」Northern Centre for Contemporary Art(1985)、「エドワード・アーリントン」フジテレビジョンギャラリー(1988)など。
さわひらき:石川県生まれ。2003年ロンドン大学スレード校美術学部彫刻科修士課程修了。ロンドン在住。映像・立体・平面作品などを組み合わ せ、それらにより構成された空間/時間インスタレーションを展開し独自の世界観を表現している。自らの記憶と他者の記憶の領域を 行き来する反復運動の中から、特定のモチーフに光を当て、そこにある種の普遍性をはらむ儚さや懐かしさが立ち上がってくる作品 群を展開している。主な展示に「Memoria Paralela」Museo Universidad de Navarra (2019,スペイン パンプローナ)「Latent Image Revealed, KAAT Exhibition 2018」神奈川芸術劇場 (2017,横浜)「Under the Box, Beyond the Bounds」東京オペラシティアートギャラリー / Art Gallery of Greater Victoria (2014,東京/カナダ ビクトリアBC)など。 http://hirakisawa.co.uk/
髙田安規子・政子:1978年東京生まれ。2005年ロンドン大学スレード校美術学部彫刻科修士課程、2007年研究生修了。一卵性双生児でユニットとして活動している。身近なものや日常風景のスケールを操作し、モノの大きさの尺度や時間感覚について人々の認識に問いを投げかける作品を発表している。2005年ロンドン大学スレード校修士課程修了後、主な展示に、「いちはらアート×ミックス2020+」白鳥保育所(2021)、「日常のあわい」金沢21世紀美術館(2021)、「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」横須賀美術館(2019)、「Through the Looking Glass」Cob Galleryロンドン(2018)、「装飾は流転する」東京都庭園美術館(2017)、「さいたまトリエンナーレ2016」旧部長公舎(2016)、「線を聞く」銀座メゾンエルメス フォーラム(2015)、「春を待ちながら やがて色づく風景をもとめて」十和田市現代美術館(2015)など。https://www.amtakada.com/
杉浦亜由子:1984年東京都うまれ。2007年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。2010年ロンドン大学スレード校美術学部彫刻科修士課程修了。ただの物質が人の手によって美術作品として形づくられたときに、物質以上の何かを見出す効果に注目し、宗教建築や自然界にある形や素材から発想を得て、本能的な「信仰心のようなもの」を想起させる作品を発表している。主な展示に、「ロンリーロンリー論より証拠 」(2021)、「アースライト—SFによる抽象の試み」(2020)、 「Matrix Session」 (2019)、「ART VACANCES」(2017)、「Spring Fever」 (2017)、 「Inside the Layers」 g-FAL, 武蔵野美術大学(2014)、「Kaleidoscope」ロンドン(2012)、「The Charter of the Forest」 The Collection, Usher Gallery & Chambers Farm Wood (Wragby), リンカンシャー(2011)、London Art Fair - 「Art Star Super Store」 by WW gallery, ロンドンアートフェア、ロンドン(2011)など。http://www.ayukosugiura.com/
曽我英子:ロンドン大学スレード校彫刻学科卒業後、北海道でフィールドワークを行うようになる。アートの視点から、社会環境から感じる違和感をどう理解し「問う」ことが可能であるかを探求しながら活動を続ける。現在、オックスフォード大学ラスキンスクールオブアートで博士課程に在籍。主な展示に「My Neighbour's Meal / More-Than-Human World」オックスフォード大学TORCH x Fusion Art, オックスフォード(2021), 「ご近所さんの食事」いちはらアートxミックス(2021), Video Forms Digital Arts, パリ ( 2021)「Autumn Salmon」Pitt Rivers Museum, オックスフォード(2021), 「Ainu Hunter, Mon-chan」Bagri Foundation,ロンドン(2020),「いま、宮本常一から学ぶこと~ つくり手たちの視点から~」市原湖畔美術館(2019-20), 「KUROKO」Index Festival、リーズ(2019)「根曲竹」ウイマム文化芸術プロジェクト~」(2018)など。https://www.eikosoga.com 大木美智子:ロンドン在住、美術史家、作家、翻訳家。文学博士(比較文学・芸術学、University College London, School of European Languages, Culture & Society、2014年)。近・現代芸術・文学において、寓話やフィクションという形式で表象される暴力と権力の様々な様相について研究・執筆を行う。現在、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校 パフォー��ンス:デザイン&プラクティスコース講師、東京藝術大学 大学院美術研究科 グローバルアートプラクティス専攻卓越助教。2016-2018年、ロンドン大学スレード校、リサーチ・アソシエイト。主な近著論文に以下がある。'Dreams and Thresholds: Violence of Doors That Never Close in Magritte, Kafka and Buñuel', in Dreams and Atrocity: Reflections on Modern and Contemporary Trauma in Literature, Art and Film, eds. Emily-Rose Baker and Diane Otosaka, Manchester University Press, 2022 (forthcoming). 'Hunchback as a Visual Paradigm of Violence in Modern Art: Géricault, Dix, and Salomon’, in The Body in Theory: Essays After Lacan and Foucault, eds. Becky McLaughlin and Eric Daffron, McFarland Press, 2021.      https://www.michikooki.com/about 中島裕子:1980年東京生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て、2010年に美術留学のため渡欧。2012年スウェーデン王立芸術工芸大学(Konstfack)学士課程(コンテンポラリー・ジュエリー)修了、2016年ロンドン大学スレード校修士課程(彫刻)修了。主な展示に「そのうちマイルストーン」NORA HAIR SALON(2022)、「プロセスの冪乗」SICF22(2021)、「The thing is」Kingsgate Project Space、ロンドン(2021)、「金継ぎ」旧平櫛田中アトリエ(2020)、「KUROKO」Index Festival、リーズ(2019)、「Art Triangle」駐日オランダ大使館(2018)、 「ODDS」 Assembly Point、ロンドン(2017)、「PILLOW, SWALLOW, HOLLOW, YELLOW」The Artwall、アテネ(2017)、「string of subsequence」room.、ロンドン(2016)、「ONE BARE FOOT SQUARE」The Hermitage Museum、アムステルダム(2016)、「monoCHROMA: Black & White Issue」The Crypt Gallery、ロンドン(2016)など。https://hirokonakajima.tokyo 西永和輝:1993年東京生まれ。2016年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。2019年ロンドン大学スレード校修士修了。木彫や実験的機械の制作などを中心として制作を行う。人の理性と非合理を解き明かしていく手段として彫刻に注目している。主な展示に「Shortlist Exhibition/ The Ashurst Emerging Artist Prize 2020」Ashurst's London HQ、ロンドン(2020)、「A Third Map」 Rochester Square、ロンドン(2019)、「Shortlist Exhibition/ The John Ruskin Prize 2019: AGENT OF CHANGE」The Holden Gallery、マンチェスター(2019)、「Asteroid'」Workshop 53、ロンドン(2018)など
Edward Allington, best known for his contribution to the New British Sculpture movement, had strong ties with Japan. In 1984, he participated in the group exhibition “Metaphor and Symbol” at the National Museum of Modern Art in Tokyo, which later led to his solo exhibition at the Fuji Television Gallery*. His fascination towards the country, and its craft and art, eventually developed into his lifelong research into modern Japanese sculpture**, taking him back and forth between Japan and England throughout his career. Allington was also a critic and an educator. He wrote various texts not only of his work, but also of others, and taught for many years at the Slade School of Fine Art. Making, writing, and teaching formed the three main pillars of his practice, as he considered writing and teaching as parts of a broader spectrum of sculptural practice. This exhibition explores these three facets of his practice by showcasing Allington’s works and writings, which in recent years had few opportunities to be presented in Japan, alongside works by Japanese artists whom Allington taught, including Hiraki Sawa, Akiko and Masako Takada, Ayuko Sugiura, Eiko Soga, Michiko Oki, Hiroko Nakajima and Kazuki Nishinaga. This exhibition also marks the first group show between Allington and his Japanese students. By bringing together their works, the exhibition also seeks to shed light on the various links which connect Allington and his students; to the things that remain unchanged, shared across time and beyond borders. Using diverse motifs–from the ancient Greek god Apollo to mass-produced plastic pineapples– Allington was an artist who meditated on the meaning of the original. Allington was especially interested in how these ancient motifs and mass-produced products, which only exist as copies, are remembered or dwell in our times. He believed that the truth of our era lies in these classic forms or in the mass-produced objects which have survived even after the originals or the myths surrounding them have been lost. Allington playfully transforms and appropriates these motifs to identify the truth hidden in these motifs. The reconfigured motifs, by their own very nature, transcend time, place, and preconceived notions (communal illusions), offering us a new way of looking at the world. Subjects such as memory, myth, rebirth, as well as an anthropological approach to objects and forms, can also be traced in the works of Allington’s students. Hiraki Sawa, a video installation artist, combines videos, sculptures, and images to create a sensory landscape–imaginary, yet real, inspired by his own experiences and memories. Similarly, Ayuko Sugiura, who focuses on unnamed sensations and intangible prayers, creates sculptures that invite the viewers to explore the tactile sensations and forms that are ingrained in our consciousness. Akiko and Masako Takada, on the other hand, challenge our existing values and norms by shifting the scale of everyday objects, such as cards and stamps, in an attempt to change the way we see the world. Hiroko Nakajima also creates sculptures using everyday and found objects, but by removing these objects from their original functions and contexts, she constructs a new language to explore an innerscape which words alone cannot capture. Through her site-specific research project with the people of Ainu, Eiko Soga seeks to reevaluate contemporary values that have been shaped by capitalism, colonialism, and nationalism. Her practice begins from learning the Ainu traditions, such as making Ainu kimono (chikarukarupe) and salmon shoes (chepukeri). Soga traces her memories of the people she has met and the knowledge she has gained through the process to observe how minor, ephemeral, and sensory aspects of everyday processes can lead to bigger phenomena such as collectivity and the development of culture. Kazuki Nishinaga proposes a new approach to the ‘decorative arts.’ The decorative arts are one of the most universally practised forms of art, but the more it develops, the more it loses its functionality and productivity, and the more it becomes irrational. By focusing on this contradiction, Nishinaga proposes a hypothesis that ‘decoration is like a plant or a cancer cell, growing irrespective of human needs.’ Finally, Michiko Oki, who lives and works in the UK, explores how the nature of contemporary art and aesthetic experience has been transformed in the current climate where since the Black Lives Matter movement and the pandemic, has increasingly been seeking a post Western-centric and multicultural society. *  Exhibition “Edward Allington” held in 1988. ** A joint international research project with Musashino Art University and Henri Moore Institute.
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chucdanh · 6 years ago
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西表島からの~
や、外せない名店、最強のおみやげ案内など、せっかく行くなら見逃してほしくない魅力を厳選してお届けします。 公費で西表島生活したい
西表島なう 今日は天気がいいです 西表島第一号知らん∈( ⊙_________ ⊙)∋
8時現在の気温(沖縄) 那覇26.3 名護26.4 久米島26.1 南大東27.7 宮古島26.5 石垣島27.0 西表島26.4 与那国島27.3不思議な生き物と遭遇!?西表島アドベンチャートラベル | わくわく旅行キャンペーン | 16の旅プランから選んで応募しよう!→ JALカード わくわく旅行キャンペーン いらすとや
おはようございます西表島ですか?すご~い!目的はシダかしら?お気をつけて楽しんで来てくださ~いp(^-^)q遠く離れた西表島旅で仲良くなった友人からパイナップル(4キロww)送られてきた〜ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
日本中の友人からたまに名産品が送られてくるの嬉しい
不思議な生き物と遭遇!?西表島アドベンチャートラベル | わくわく旅行キャンペーン | 16の旅プランから選んで応募しよう!→ JALカード わくわく旅行キャンペーン いらすとや【八重山観光フェリー】6/12 運航状況
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komagome-soko · 3 years ago
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Making poetry with solid objects
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【展覧会延期のお知らせ】 駒込倉庫にて9月18日より開催を予定しておりました、エドワード・アーリントン、さわひらき、髙田安規子・政子、杉浦亜由子、曽我英子、大木美智子、中島裕子、西永和輝によるグループ展「それは、つまり物を以って詩をつくることである」は、緊急事態宣言の影響を受け、会期を2022年1月に変更いたしました。 新しい会期が決定いたしましたら、Facebook、Instagram、ウェブサイト、メールニュースにてお知らせ致しますので、事前にWeb、SNSなどで最新情報をご確認くださいますよう、どうぞ宜しくお願い致します。 【Exhibition Postponed】 The group exhibition "Making poetry with solid objects" by Edward Allington, Hiraki Sawa, Akiko and Masako Takada, Ayuko Sugiura, Eiko Soga, Michiko Oki, Hiroko Nakajima and Kazuki Nishinaga, which was scheduled to be held at Komagome Soko from 18 September, has been moved to January 2022 due to the effect of the State of Emergency.   The new dates will be announced on Facebook, Instagram, website, and mail news when it is confirmed. Please check in advance of your visiting.
「ニュー・ブリティッシュ・スカルプチュア」の代表作家として知られるエドワード・アーリントンは、日本とゆかりの深い作家です。1984年に国立近代美術館で開催された「メタファーとシンボル」展への参加や、フジテレビジョンギャラリーでの個展*、また、ライフワークとして実践していた日本近代彫刻の研究**など、イギリスと日本を往来しながら、活動してきました。また、制作の傍ら、批評家としてもさまざまなテキストを書き残すとともに、長年、ロンドン大学スレ��ド校でも教鞭をとりました。制作、執筆、教育を自らの活動の三本柱に据えていたアーリントンは、どの活動も広い意味において、彫刻と向きあう行為であると考えていました。本展では、近年日本で目にする機会が少なかったアーリントンの作品やテキストを、アーリントンが教えた日本人作家であるさわひらき、髙田安規子・政子、杉浦亜由子、曽我英子、大木美智子、中島裕子、西永和輝らの作品とともに紹介していきます。また、本展は、アーリントンと彼の教え子との初めての合同展になります。作品を一堂に会することで、形を変えながらも、時代や国を超えて継承されるものにも光を当てていきます。 アポロン神からプラスチックのパイナップルまでさまざまなモチーフを用い、独特の作風で数々の彫刻やドローイング作品を残したアーリントンは、記憶を主題に、オリジナルとは何かを問いつづけた作家です。オリジナルやそれを支えた神話が失われた今もなお、私たちの日常生活のなかに生き残りつづける古典的な形や、コピーとしてしか存在しない大量生産品にこそ、現代の真理があるのではないかと考えました。アーリントンは、これらのモチーフを変形・援用し、ユーモラスかつ独特の組みあわせで作品として蘇らせます。時間や場所、既成概念(共同幻想)を飛びこえ再構成されたこれらの作品は、私たちに新しい世界の見かたを提示します。 記憶、神話、再生といったテーマや、モノやフォルムへの人類学的アプローチは、アリトンの教え子の作品のなかにも見ることができます。たとえば、映像・立体・平面作品などで構成されたヴィデオ・インスタレーションを制作するさわひらきは、自身の心象風景や記憶をたよりに、実態のない、しかし確実に存在する感覚領域を表現します。おなじように、名前のない感覚や実態のない祈りなどに着目する杉浦亜由子は、人々の意識にしみついた触覚やかたちを見る者に模索させる彫刻を手がけます。一方、髙田安規子・政子は、トランプや切手など身近なものに手を加えることでスケールを転換し、私たちが拠りどころとする価値や基準を揺るがし、世界の見かたを変えようとします。中島裕子も、身近な既製品やファウンド・オブジェを用いた立体作品を制作しますが、ものを本来の機能やコンテクストから切りはなすことで新しい言語を構築し、言葉だけでは捉えきれない人間の内的世界の表現をこころみます。曽我英子は、アイヌ文化を学ぶ活動をとおして、資本主義、植民地主義や国家主義が生みだしてきた現代の価値観を見なおします。アイヌ着物「チカルカルペ」や鮭靴 「チェプケリ」づくりを習い、自身でそれを再生することで得た知識や、出会う人びととの記憶をたどりながら、日常の些細なプロセスやはかない感覚的な側面が、集団性や文化発展といった大きな現象につながる様子を観察しながら制作します。西永和輝は、「装飾芸術」への新しいアプローチを提案します。地球上もっとも普遍的に行われてきた造形活動ともいえる「装飾芸術」。それは一方で、発達すればするほど機能性や生産性を損ない、不合理化していくという性質も持ちあわせます。こうした相反するあり方に注目し「装飾は植物や癌細胞のように人の都合を顧みず成長する」というアイデアを提示します。最後に、イギリス在住の大木美智子は、ブラック・ライヴズ・マター運動やコロナ以降、いままでにもまして脱西洋中心主義や多文化主義を求める西洋文化において、あらためて洋の東西を超えていくことの意味について考察していきます。 * 1988年に開催された「エドワード・アーリントン」展 ** 武蔵野美術大学とヘンリー・ムーア・インスティテュートとの国際共同研究
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