5: Stairway to Heaven
「はっ!?」
会場が壊れた。まず望夢が体感的に感じたのは、『足場が無くなり、落ちる』だった。
そもそも高さのある場所で戦っていたわけではない。なのでこれは五感に伝わるただの幻覚なのだと、望夢は間もなく理解した。
眩暈がする。そのせいですぐに状況を計算できない。五感のバグのくせに、しっかり落ちて転んだ痛みがある。そして体を圧迫する重量感と、微かに脳裏で鳴る異常事態のアラート。
目を開ける。瓦礫の中に望夢は倒れ伏していた。
悪夢のような光景が広がっていた。
瓦礫が現れたり消えたり、ちかちかと景色を移り変わらせている。その途中で見覚えのある壁や岩、水流が出現してはくねり、視線を阻害する。ある場所では遊具のようなカラフルなキャラクターの顔が、ゴシック様の建築壁の中から突き出ている。
半ば無意識で、自分の体を取り巻くように転がっていた瓦礫に、解析・解除を走らせた。ヴン、と音を立てて瓦礫が消える。
この会場のためにセットされていた、ありとあらゆる仮想空間のストックが、暴走してこのありさまになっているのだと、しばらく見ていれば理解できた。
自分の動きを邪魔していた周りの瓦礫が消えてしまえば、立ち上がることができる。おそるおそる、望夢は���体を立てるが、すぐに別のブロックが足元に出現して躓いた。
「でっ」
足先を引っ掛けてまた転び、あやうく、そのブロックに膝を打ち付けそうになる。相当痛いだろう、とギュッと目を閉じたところで、ひらめく。この固形は仮想の感触だ。協会式のペタルがイルミナント意識点の持ち主に錯覚の圧力を与えているだけ。
ペタルを込めなければ無視して動ける。協会式の仮想空間とはそういうものだ。日本の協会の演習場でもいつか瑠真とやったはずだ。
とっさに脳を切り替える。望夢は元々協会式のペタル解釈には「合わせて」いるだけだ。大会のために常に協会式に合わせ、秘力を練り続ける方式を取っていたが、もう必要はない。
ブロックにぶつかる前にイルミナント励起を解除。ぶつかったはずのブロックを膝がすり抜けた。そして少しだけもう一度、協会式ペタルを自身に込める。最後にクッション様に抵抗が生じ、転んだにも関わらずふわりと地面に手をつくことができた。
何度か地面についた手を握ったり開いたりして、感覚を確かめてみる。
この要領なら、多分このカオス空間の中も歩ける。
望夢は見渡した。極彩色の景色に邪魔されているが、試合はどうなった 放送も音沙汰がないが、自分が聞こえていないだけなのか。点数はもう誰も見ていないのか
「……瑠真」
それより何より、相方が何をしているのかが気になった。
邪魔な障害物をすり抜け、迷路のような元アリーナを歩き始める。
最も敵になるのが方向感覚だった。神経を研ぎ澄ましても、会場に存在するあらゆる出場者のペタルを吸い上げた仮想空間から、ペアのものだけを探すのは甚だ難しい。
それでも歩き続ければ誰かとは遭遇するだろうと進んでいたとき、ふと五感の端に気配が引っかかった。
ペアのペタルだけを探すのは難しい。そのはずだった。
「……瑠真」
正確には。
瑠真であるはずなのに瑠真ではない、瑠真のペタルをベースにしたような何か、を、感じる。
×××
予期しなかった平衡感覚の混乱に、瑠真もまず尻餅を付き、ここがどこか見失うところから始まった。
「あ いたいた。いやぁ、君の場所は視認していたからすぐ来られたにせよ、このカオスは最悪だね」
──そこに聞こえてきたのは、考えうる限り最悪の声だった。
「は……」
瑠真は咳き込みながら顔をあげる。これは……確か、望夢の先祖の。
夏のヘリポートで聞いた、悪辣な少年の声だった。
一度で覚えてやる義理はなかった。なのに覚えていたのは、それだけその声が身の毛もよだつトラウマのように耳朶に張り付いていたからだ。
視界がぼやける。イルミナント意識点に過負荷が掛かっているのを感じる。会場にいたすべての異能者のペタルの残滓が増幅されて場を渦巻いている。感知系が苦手な瑠真にも明確だ。
目を擦って、もう一度薄目を景色に向けたとき、その極彩色の光景の中に、黒服の少年が佇んでいた。
初めて見る姿だ。子供が着るものとしては見慣れないお坊さんのような和服を着ている。
だが、彼は背格好と顔立ちが──やはり望夢に、よく似ていた。
高瀬誉。
春姫の宿敵だ。なぜか蘇った幽霊なのだと聞いていた。
だからだろうか。彼の輪郭は、まるで背後の仮想空間の景色の一部であるかのように、うごめき、刻一刻とブレている。
「待たせたね、悪魔のお迎えだよ、瑠真ちゃん」
少年は、仄かに望夢より表情が薄く見える瞳をこちらに向けて、ことんと首を傾げた。
瑠真はとっさに答えなかった。なぜこいつにこの状況で迎えられなければならない
「……何、これ」
まずは周囲を示して、端的に尋ねた。
「試合中だったよね。アンタたちが何かしたの」
「うん。眺めてたら瑠真ちゃんが負けそうだったから、助けに来た」
あっさりと、誉はそう言った。
「助けに こんな、試合無理やり壊して」
「だって、嫌だろ あんな大人の策略に乗せられるのなんか」
誉は話しながら、瑠真の向かいに膝を折った。尻餅をついている瑠真に視線を合わせ、見つめてくる。そこはかとなくじっとりと嫌な感覚がし、瑠真はいざるように少し下がった。
「……まだやれた」
「どうだか」
誉は首を振る。
「君は謀られたんだよ。極論、アメリカチームは君のことなんてどうでも良かった。日本の協会の邪魔をするのに良い釣り餌がそこに転がってただけ」
「アンタにそれを言われる筋合いはない」
「あー、そういう反応かぁ。まあ、いいよ」
瑠真が噛みつくと、誉は肩をすくめてみせた。
「君もだいぶ鍛えられたみたいだし。ここまでの話はカノへの義理立て。振られたら続けて口説くもんでもないや」
「何言ってるの」
「俺には俺の目的があるって話」
ぽん、と誉が手を叩いた。そのとき、周囲の仮想物体から一斉に蔓のようなものが伸びて、瑠真を巻き取った。
「はっ」
「待ってね。ここから本題」
誉は言うと、瑠真に向けて膝を摺ってにじり寄ってくる。
「それ、私関係あるの 美葉乃のこと」
「カノへの義理立ては終わったって言っただろ。俺はあの子とは関係なく君に用事があるの。いや君の体、いつの間にか大分高瀬式ナイズされてて助かるよ。干渉しやすい」
瑠真は迫ってくる誉を目線で威嚇した。
「縛り上げて何が用事よ」
「なんだろうね。これを話すのは初めてかな」
誉は傍に腰を下ろして微笑む。友人としてお近づきになりたいとでも言わんばかりの微笑みだった。
「俺は君を見つけたときから、カノとはまた違う理由で君に興味を持っていたんだ」
その微笑みを、口調を、瑠真は吐き気がするほど憎らしく感じる。瑠真のペアが絶対にしない表情をした同じ顔。
「三月の協会戦。君は神名春姫の力を身に借りて戦ったね 俺はその時から、君を個人的に追っていた。カノを通してね」
「……」
そんなこともあった。だが誉はそれをどこから見ていたのか。わざわざ相槌を打ってやる義理も、問い返すほどの好意もない。
誉は瞳を三日月のように細めた。
「いやぁ、ちょっと閑話休題してからにしようかな 自己紹介ができなきゃ寂しいもの」
瑠真は自己紹介など望んでいない。だが誉も勝手であるのは百も承知で話しているのだろう。少年はあぐらをかいた膝の上にひじをついた。
「俺、もう死んでるって話は春ちゃんか望夢くんから聞いてるよね だったらどうして成仏できなかったんだと思う 瑠真ちゃんって幽霊信じる」
「今、いるんだから、それしかないでしょ……どうしてなんて知るわけない」
「俺に未練があったんだよ、結局。この世界の行く先にね」
瑠真の小声の反抗に構わず、誉はゆっくりと言った。
手元に持った数珠を弄っている。虎の模様のような色をした数珠だ。
「いや、理論的には春ちゃんが流し込んだ不老の神の力が俺の肉体を消しても存在を維持したとか、色々言いようはあるかもしれない。だけど俺の目線からしたらそう。俺は長いこと、『無』と呼べる時間の中で俺の魂が輪廻できない理由を考えていた」
話の、意味は分からない。ただ、幽霊でしかなかったはずの誉の重量感が目の前で膨らんでいくようで、怖気をおぼえる。
「俺は殺される前、春ちゃんに少しだけ期待してた。旧弊した高瀬式が情報統制できる時代はとっくに終わってた。だからその後継を作るのはきっと俺たちとは違うものだって。
だけどきっと俺も少し夢を見すぎていたんだろうね。彼女は結局、神さまであるよりも一人の女の子だった。俺は正直、それに失望してしまった。そうなるだろうと思ってたから、俺は高瀬式の精神が存続するよう望夢を残したんだけどね」
誉は、瑠真の知らない長い時間をあまりに全て把握している。それが話術なのか、事実なのか。瑠真は、ブラックホールに浮かんでいるような錯覚にとらわれる。
「望夢の父親の篝は感知系がとにかく強くて、死人の俺と普通に話せた。だから俺はさっさと奥さん作って息子にも感知教育をするように言った。篝自身はちょっと古い男だったから、あまり春ちゃんと渡り合えそうにもなかったのだけど。生まれた息子は狙いどおり霊感が強かったから、俺はその霊感が薄れない子供の頃のうちに、ことあるごとに高瀬式の精神を囁きかけておいた。だから望夢の育て親は直球で俺みたいなもん」
「高瀬式の、精神……」
「俺はこの世界を自由にしたいのさ」
誉はこともなげに言った。
「しがらみに囚われ、欲で傷つけ合い、己が正しいと思う者が殺し合う世界を救済したい」
「できるわけない。何カミサマみたいなこと言ってんのよ」
「俺、仏教徒だよ。そこはよろしく。西洋の神さまの考え方とはまた違うと思うな」
瑠真に宗教の違いなどはわからない。ただ睨み返すと、誉はとん、と自身の胸を叩いた。
「とはいえ世界をより良くしたいという想いに貴賤はないからね。ヒイラギ会の子たちのことも普通に応援してる。『みんな望んだものが手に入って、みんなハッピー』」
「もっと無理よ。わかってて言ってるの? そんなの成り立たないでしょ」
「そう、でもだから君も聞いているだろう あの子達は、みんなを幸せにして、その瞬間世界を終わらせたいんだよ」
誉はくつくつと笑う。それは朗らかで、子供の悪戯を愛おしむ祖父母のようにさえ見えた。
「死ぬ瞬間幸せだなんて、なんて幸福」
「……勝手に押し付けないでよ、そんな理想」
「ああ、そういうところが春ちゃんと相性いいのかね 俺は個人レベルで行える救済手段の一つだとは思うけどね。まあ、個人レベルじゃない視点でできることを、本当は神の力を持つ春ちゃんに望んでいたのだけど」
瑠真の激高を、誉はこともなげにいなして頬杖をついた。
「ここで話題を戻って、ヒント。春ちゃんには『神の力』がある。俺は高瀬式の旧支配者。高瀬式が春ちゃんと仲良くなかったのは知ってるよね」
「……」
瑠真はとっさに話題を辿った。何のヒントだ 内容は当然知っている。だから何だ。
「春ちゃんにある『神の力』。俺はそいつで殺されたから、分析サンプルは十分。やろうと思えば干渉操作することができる。ただ今あの子の力は、半分うちのご当主の協会式能力維持に使われている。『契約』だね。春ちゃんの憎き高瀬式に首輪をつけて自分の支配下に置こうっていう、あの子なりの復讐」
これも事実としては知っているが、それを誉がどう解釈しているかなどは知らない。春姫が私情で望夢を使っていることはなんとなく知っているつもりだった。
「その『契約』のデータもちゃんと手元にあるのさ。斎くんが頑張ってホムラグループに流してくれたからね。俺たちはそれをホムラグループから拾ってる。
有り体に言えば、俺も同じ契約ができるってコト」
誉はそう言った。
「……待ってよ」
じわじわと、脳内で話が繋がり始める。世界を救済したい誉。望夢と春姫の間にある契約。
「何、する、気」
「それを今説明してるんだってば。俺は春ちゃんに神の力を渡して後悔した。その未練が俺をここまで生かした。望夢は俺の救世主になり得る視点を持っているけれど、今のところ春ちゃんの犬で、世界の上に立つ覚悟も持ってない」
誉はひらりと手を挙げ、人差し指を立てた。講釈する優しい先輩のような口調だった���
「神を降ろすには、新たな神を産むのが一番いいと思うのさ」
その指が瑠真に向く。
「なに……」
息をつまらせる瑠真の、胸に誉の手が這う。びくりと全身を強張らせた瑠真の胸元に、誉の、霊体の手が、『入り込んだ』。
本人も言うように仮想空間技術で作られているだけの体だ。痛いはずも、感触があるはずもない。なのになぜか生命の危機を感じる。触れられてはいけないものが触れている気がする。
「望夢は君のことが好きだからね。君が力を持てば、春ちゃんの時よりその制御に必死になるだろう。それが目的だから、別に俺は君自身のことはどうでもいいわけ。とはいえ俺を悪魔として生かしてくれたカノへの義理はあるしね それに、俺は人を一人使うなら、その心に敬意を払わないことは本意に反する」
誉の声がガンガン響く。それが心理的効果なのか、既に何か異常が始まっているのか瑠真は理解できない。
「タイミングが今だったことにも必然性はあった。まずは君が治癒の能力を得たこと。その願望の根底にあるのが『戦える力がほしい』であったこと。俺はその気持ち、よくわかるよ。眼の前にある世界に触れられないのはもどかしいものな。君の場合それが戦いという概念だった。極めつけに今、とやかく言う大人はみんな太平洋の海の向こう」
誉の手は、最早とっぷりと手首まで瑠真の胸に埋まっている。身体の中で熱が暴れ狂う。平衡感覚が上下左右どれもわからなくなっていく。
「君はとても、とても強くなるよ、瑠真ちゃん」
誉の声が、まるで身体の繋がりから直接伝わるように聞こえる。
「壊れても、傷ついても戦い続けられるだけの力が手に入る」
その言葉は。
誉には伝えたことのない叫びのはずで。知っているのかなんて、今更問うのも馬鹿らしく。
耳元で、吐きそうなほど望夢とよく似た甘い声が囁いた。
「君の願い、叶えてあげる。一緒に終わろうぜ」
その日、フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク西部では崩落事故が起こり、ニューヨーク地下のメトロ路線まで会場の一部が落下した。
偶然試合中でそこにいた少年が一人巻き込まれた他は、試合相手のアメリカチームも無事に引き上げ、現在は救助・捜索活動に当たっているそうだ。
それ以降の瑠真の記憶はない。
次>>
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福岡国際センターに当日入りできる?
2023/11/24 の基準価額より
評価額は6,877,066円、評価損益は1,802,025円(+26.20%)だった。含み益率のレコードが更新された。
指数
S&P 500は0.06%の上昇、VIX は 12.46 だった。
上記の固有名詞は私の推奨ではない。自分の資産は自分の判断と責任で運用しなければいけない。
福岡国際センター
昨日、大相撲を観戦してきた。
毎年十一月の大相撲本場所はここで開催されている。 最寄り駅は呉服町駅か中洲川端駅で、福岡空港からは地下鉄から姪浜行きで中洲川端駅まで一本で行ける。 駅からは15分ほど歩く必要がある。そういうわけで私は徒歩5分のホテルに宿泊した。
福岡空港から会場までの距離は5.2kmで、大相撲の会場では最も空港から近い。 やる気次第では当日乗り込みも不可能ではない。 実際に、前の日曜日には元プロ野球選手の松田宣浩氏が東京でTV出演してから午後福岡入りという結構なハードスケジュールを敢行していた。
この施設にはネーミングライツや愛称がないので NHK にも本名のまま呼ばれる。 エディオンアリーナやドルフィンズアリーナはそれぞれ大阪府立体育会館と愛知県体育館の名前が用いられる。
入口には場所中に横綱を締めて御姿を現しになったあの御方もいらっしゃる。
中はリフォームしたばかりなのか相当きれいだった。 この日は急に気温が下がって風も吹いており、寒かったのでさっさと中に入ったのだが、 ここは外のキッチンカーで飲食するのがメインのようで、館内は梅ヶ枝餅か自動販売機くらいしか飲食物はない。 失敗した。近くにはラーメン店やレストランもあるのでお昼を食べる所には困らない。
館内はあまり空調は強くないので着込んで調節できるようにしたほうがいい。 観客席の椅子はもちろん硬い。長時間座っていると腰か尻のどちらかが痛くなる。 通路の椅子はちゃんとクッションが付いているので、別に全部とは言わんから観客席の方にもS席くらいにはと思う。 「次は枡席に座る」と言いながら椅子席ばかり買っているのは、私が一人で大相撲を観に行っているからで、一人だと枡席は割高になるからなかなか手が出せない。椅子だと平日価格5,500円である。
天空海関の豪快な塩撒きも健在だった。なお(ry
このスタイルの塩撒きを始めた関取は成績が降下していくジンクスがあるのかは知らないが、 最近の使い手である旭日松関、照強関、そして天空海関という流れできている。
先日、某記事で空席があるのに満員御礼だと文句が出ていた。大相撲の満員御礼はチケットの売上を基準に出されるもので、 本当に満員になった場合は満員御礼ではなく札止めと呼ぶ。
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今住んでるマンションも実家も四つ辻に位置するから、色んな方向から帰って来れるのが面白い。でもだからかすごい覚えにくい。Googleマップが大活躍って感じ。大体の家はこんなにいろんな方角から来れないもんだからね。4つの方角から帰って来れるし、住所的には大阪市中央区と大都会だからそれぞれの方角にセブンイレブン、ファミマ、ローソン、業務スーパーと全部徒歩5分圏内にあるし、すごい便利だわ。だからこそ余計に混乱するんだよな。実家は田舎だから四角でもあとの二つの道はあんま使わないからそんな問題にはならなかったけど。
そういえばダイソーで買ったこの珪藻土のインソールも良かったなあ。右がインソール入りで左が無し。安物だから、ボコボコして全くクッション性がないのwでもこれ入れたら突然高級なパンプスってくらい歩きやすくなった。
この前実家帰った時、ドクターマーチンあったから、冬はあれ履くつもり。もう一足ぐらいブーツ買っても良いかもしれんけども、冬の靴には困らなそうで良かった。ちな冬服は姉家族が全部持って行ったらしいからないらしいwなんか姪っ子が今年高校生なんだけども、おばちゃんのお下がりでほんまにええんか?て心配になる。姉がいくら子沢山でお金ないとはいえ、思春期の子がアラサーおばさんのお下がり着てるなんて悲しい。つくづく、私は贅沢やったんやなって思う。まあ一番上の姪っ子は幼少期は長女だから全部新品だったんだろうけど。私は幼少期〜小学生までは全部姉のお下がりだったから。大学生でやっとほぼ新品の自分の服って感じ。姉のお下がりも一部着てたけど。幼少期から古着に慣れてるから、古着にそんな抵抗ないんだよな。ずっと古着で自分の服買ってもらえなかったからか、なんか服に執着心が強くて、服をついつい買い込んでしまってたし、今自分で作るようにさえなってしまった。でも姉はずっと新品着てたからか、服あんま気にせず、今は逆に私のお下がり着てるというw
ᙏ̤̫͚
あと最近のポケゴ日記。
レベル40突破しました。なんかレベル41になる条件があることに驚きなんだけども。1日で200匹捕獲が最難関という感じ。他のは確かに時間があれば自然と達成できるやつって感じだけども。コミュディぐらいしか機会ない気がする…でも念願のレベル40台なのでめちゃくちゃうれしいです。
先週は67km近く歩きました。そりゃ腰も痛くなるわ。ポケgoプラプラの特典カビゴンも無事げと。やっぱポケモン本場の日本ではポケゴが捗って楽しいです。ジム置くの結構大変だけどもw実家帰っても家からポケスト回せるのうれしい。できればジムにしたいけども無理かなあ。まあ駅まで行けばジムになってるけども。地元田舎やけどポケゴに執着した老人が発狂しながら攻撃してきそうでこあいw
今日のごはん。久しぶりに念願の台湾料理行きました。春水堂!ここのタピオカはめちゃくちゃ美味しい。今回はジャスミンミルクティーで。懐かしい味。このタピオカはよくテイクアウトもしてました。ラーメンもさっぱり脂っこくないからジャンクな感じが少ないし、スイーツも健康的な感じ。スタバよりこっちの方が明らかにいいと思うんだけども、スタバの方が長居できるからかやっぱ人気あるよねえ。
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事務員の現場インタビュー④湯浅町地域福祉センター前公園整備工事 その1
湯浅町地域福祉センター前公園整備工事の現場を再びインタビュー。前回お邪魔した時は地盤改良工事中でした。
約4か月ぶりに訪ねた現場で、土木部の木本誠司監督、岩淵友樹課長、建築部の出口義則さん、また、人工芝の施工を担当された株式会社イーストアジアコーポレーションの阿瀬春吾会長にお話を伺いました。
Q:地盤改良後、どんな設備が出来ましたか?
A(出口さん):アスファルト舗装と遊歩道部分にクッション性の高い
ゴムチップ舗装を施工し、公衆トイレと防災創庫、防災トイレ、東屋
(あずまや)、ベンチ、遊具、防災用のかまどベンチを設置しています。今(6月16日現在)は、人工芝を張っています。
A(岩渕さん):他にもソーラーで自家発電できる照明灯と排水溝、公
園と駐車場の間の縁石が一部、設置済みです。
遊歩道になるゴムチップ舗装箇所(オレンジ色の部分)
災害用トイレ2基
炊き出しもできる「かまどベンチ」
遊具
強い陽射しの下、30本近く芝を張ります
プロの技で余分な芝を綺麗にカット
駐車場との境目になる縁石
(縁石ブロックは一個ずつ手作業で設置しているとの事!)
排水溝(豪雨時など水はけをよくするために必要不可欠!)
Q:工事で大変だったことは?
A(出口さん):公衆トイレを設置するにも、基礎のコンクリートの正確な強度が測れるようになるまで28日かかります。雨が多い時期な
ので休日関係なく、工期内に仕上げられるように作業を進めなけれ
ばいけません。
A(岩渕さん):縁石ブロックは1個45㎏あるのですが、全て手作業
でズレやゆがみのないように施工するので腰が痛いです。施工途中
に雨が降るとせっかく並べたブロックがガタガタになってしまうの
で、迅速に正確に並べないといけません。
公衆トイレ(男子トイレ、女子トイレ、防災倉庫)
Q:公園の広さは?
A(木本さん):芝の部分だけで1900㎡程あります。アスファルト舗
装をしていないトイレや、あずまやの部分は、これからインターロッキング舗装をします。
Q:インターロッキング舗装とは?
A(木本さん):今敷いている砕石の上に砂を敷き、その上にブロック
を並べる作業です。ブロックは3色あり、図面通りにきっちり配色して並べます。
施工個所を確認する木本監督(左)と建築部の木村さん(右)
Q:人工芝を張る作業について教えて下さい。
A(出口さん):一番外側に張る芝の縁と、芝と芝のジョイント部分は強力な接着剤で固定します。芝を張り終わった上から砂を撒きます。
Q:砂を撒くのはなぜですか?
A(阿瀬会長):人工芝は紫外線に弱いので、10年後の張り替えまで
もつように砂で保護して強度を高めるのと、風で飛ばれされないよう重石としての役割もあります。
芝の上にまく砂の袋を準備中
Q:7月末までが工期との事で一言お願いします。
A(木本さん):怪我も事故もなく工事を進めてこられたので良かっ
た。あと残りわずかなので気を引き締めていきます!
その2へつづく
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愛猫のための我が家の大改造6
坐骨神経痛。我が家では通称:ザコシショウと呼んで痛さを笑いに変えるため、夫が導入した呼び名だ。
ここからは思うように動けない私に代わって、主人がコルクを敷き詰めてくれている。マッサージチェア以外の場所を埋め尽くすように敷いていくのだが、これは猫の足腰を守るためのものだ。
夜中に暴走する愛猫の為にあれこれ考えたが、一番肉球が傷まず、滑って足腰をおかしくしないようにとか、高いところから飛び降りても、猫がイメージしている着地が出来るように保護とクッション、保温を兼ねてのものだ。
床が二段式になって強度が増しただけではなく、部屋の気密性が高まり、コルクで保持される体感温度が丁度良い感じに出た気がする。
1枚1枚、地道にずらさずに置いていく。こう言った緻密な作業は夫が得意とするところ。私はこの後の作業に備えながら坐骨を温めつつ、彼が埋めていく床を見つめた。
愛猫が時折コルクの匂いを嗅いでいる。コルクの手触りを確かめているのか、肉球で踏み踏みとしているのだ。これで気に入ってくれたら万々歳。
愛猫が走り寄るのを「待ってくれ~」と叫びながらズレを直している。扉を閉めれば良いのだろうが、猫の興味はコルクに向いているし、飼い主の作業に興味があるのだろう。傍による彼女を引き離すことはできない。
ようやく、全てを埋め尽くし、走り回る愛猫が喜んでいることを確認できた。一望する部屋の雰囲気はキッズスペースのような出来栄えだ。
主人が綺麗に敷いてくれたので、私は次の作業に取り掛かった。
別部屋から組み立てていたポールを解体して、廊下から新しいポール一式を洋間となった和室に運び入れた。どちらも一段目まで組み立てつつ、天井の板を取り付けている梁の場所を確認をしていく。
通常天井は数本の細い梁に乗せ留めているだけの作りだが、大工さんの提案でしっかり天井板を留めてくれていた。お陰で突っ張り棒をしても大丈夫な作りなのだが、一応梁のある強度のありそうな場所を探して設置する。
ポールのバランスも考えて、厚さ12mm・長さ1818mm・幅250mmの2枚の板をしっかりヤスリで磨く。
そこに同じ長さで、幅が230mmのピンクカーペットを張り付けて、ポールネジの通し穴を開けてから次のポールを取り付けていく。
一段、二段と組み立てて、天井へ突っ張り式に固定し、助言通りの縦運動の遊具が出来上がったのだ。
延べ7日という時間を費やし、愛猫のための和室大改造はこれで終わりをとなった。坐骨神経痛の痛みは残ったが、愛猫の遊ぶ姿で心は晴れやかだ。
今日も彼女はお気に入りの場所で、私たちの日常ウォッチングをしている。
次のミッションは、脱走防止ゲートになるだろう。
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