#緞子の羽裏
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apartment315 · 11 months ago
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kachoushi · 10 months ago
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各地句会報
花鳥誌 令和6年1月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年10月2日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
日本海見ゆる風車や小鳥来る 泰俊 駅近の闇市跡に後の月 同 山門を標とするや小鳥来る 同 師の墓の燭新涼のほむらかな 匠 渡り鳥バス停一人椅子一つ 啓子 紫に沈む山河を鳥渡る 希 ひらひらと行方知らずや秋の蝶 笑 なりはひの大方終了九月尽 数幸
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
朱の色に蝋涙たれし日蓮忌 ただし コスモスのたなびく道を稚児の列 洋子 抱かれて稚児は仏よ日蓮忌 同 めらめらと朱蝋のうねり日蓮忌 同 ピストルの音轟ける運動会 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月5日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
友の墓秋空の下悠然と 喜代子 棟上げの終はりし実家や竹の春 由季子 菊人形幼き記憶そのまゝに さとみ 長き夜や楽し思ひ出たぐり寄せ 都 強持てに進められたる温め酒 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月6日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蜜と恋どちらも欲しく秋の蝶 都 八幡の荘園かけて飛ぶばつた 美智子 彼岸花軍馬の像を昂らせ 都 露の手に一度限りの炙り文 宇太郎 杖の歩や振返るたび秋暮るる 悦子 露けしや既視感覚の病棟に 宇太郎 コスモスの乱れ見てゐて老いにけり 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
天高く誇り高きは講談社 きみよ 華やかに滅びゆく香や秋の薔薇 和子 秋冷を暗くともして華燭の火 千種 白帝は白い梟従へて きみよ 薔薇は秋その夜会より咲き続け 順子 肘掛に秋思の腕を置いたまま 光子 爽やかや罅ひとつなきデスマスク 緋路 一族の椅子の手擦れや秋の声 昌文 邸宅の秋に遺りし旅鞄 いづみ 洋館に和簞笥置いて秋灯 荘吉
岡田順子選 特選句
栗の毬むけば貧しき実の二つ 瑠璃 流星を見ること永きデスマスク いづみ 正五位のまあるき墓を赤蜻蛉 小鳥 秋天の青は濃度を増すばかり 緋路 月光の鏡の中で逢ふ二人 きみよ 聖堂は銀に吹かるる鬼芒 いづみ 実石榴をロイヤル���ストで渡されて 小鳥 石榴熟る女人の拳より重く 光子 秋の灯を落して永久のシャンデリア 俊樹 毬栗を踏み宰相の家を辞す 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
コスモスの島にひとつの小学校 修二 檸檬の香そは忘れざる恋なりき 美穂 嫁がせる朝檸檬をしぼりきる 朝子 母乳垂る月の雫のさながらに 睦子 タンゴ果て女は月へ反りかへる 同 護送車の窓には見えぬ草の花 成子 やはらかく眉をうごかし秋日傘 かおり 天と地を一瞬つなぐ桐一葉 朝子 流れ星太郎の家を通り過ぎ 修二 正面に馬の顔ある吾亦紅 朝子 傘たゝみ入る雨月のレイトショー かおり 幾千の白馬かけぬく芒原 成子 古備前に束ねてさびし白桔梗 睦子 糸芒戻れぬ日々を追ふやうに 愛 黒葡萄いつもの場所の占ひ師 修二
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
新生姜甘酢に浸り透き通り のりこ 風を掃き風に戻されむら芒 秋尚 足音にはたと止まりし虫の声 怜 朝露に草ひやひやと眩しかり 三無 出来たての色の重たき今日の月 秋尚 徒競走つい大声で叫びたり ことこ 秋落暉炎のごときビルの窓 あき子 秋祭り見知らぬ顔の担ぎ手に エイ子 秋霜や広がる花を沈ませて のりこ 面取ればあどけなき子や新松子 あき子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
万葉の歌碑一面に曼珠沙華 信子 金木犀優しき人の香りかな みす枝 昇る陽も沈む陽も秋深めゆく 三四郎 廃線の跡をうづめて草紅葉 信子 駅に待つ猫と帰りぬ夜寒かな 昭子 天の川下界に恋も諍ひも 同 ひらひらとバイクで走る盆の僧 同 蟋蟀の鳴く古里や母と歩す 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月10日 萩花鳥会
夜鴨なく門川暗くひろごれり 祐子 サムライ衆ナントで決戦秋の陣 健雄 これ新酒五臓六腑のうめき声 俊文 露の身や感謝の祈り十字切る ゆかり 虫食ひのあとも絵になる柿落葉 恒雄 すり傷も勲章かけつこ天高し 美惠子
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令和5年10月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
魁の櫨紅葉の朱句碑の径 三無 花よりも人恋しくて秋の蝶 幸子 咲き初めし萩の風呼ぶ年尾句碑 秋尚 女人寺ひそと式部の��を寄せて 幸子 豊年の恵みを先づは仏壇へ 和代 篁を透かし二三個烏瓜 三無 日の色の波にうねりて豊の秋 秋尚 曼珠沙華に導かれゆく道狭し 白陶 二人居の暮しに適ふ豊の秋 亜栄子 林檎好き父と齧つたあの日から 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
ガシャガシャと胡桃を洗ふ音なりし 紀子 秋日和小児科跡は交番に 光子 歩かねば年寄鵙に叱咤される 令子 稲の秋チンチン電車の風抜けて 実加 不作年新米届き合掌す みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
街騒も葉擦れも消して秋の雨 三無 大寺の風を擽る榠櫨の実 幸風 尾を引きて鵯のひと声雨の句碑 秋尚 水煙に紅葉かつ散る結跏趺坐 幸風 菩提樹を雨の宿りの秋の蝶 千種
栗林圭魚選 特選句
観音の小さき御足やそぞろ寒 三無 絵手紙の文字の窮屈葉鶏頭 要 駐在も綱引き離島の運動会 経彦 小鳥飛び雨止みさうにやみさうに 千種 秋霖や庫裏よりもるる刀自の声 眞理子 句碑の辺に秋のささやき交はす声 白陶 秋黴雨だあれもゐない母の塔 亜栄子 梵鐘の撞木の先や秋湿り 眞理子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
考へる事に始まる端居かな 雪 おは黒を拝み蜻蛉と僧の云ふ 同 道草の一人は淋しゑのこ草 同 朝霧の緞帳上がる音も無く みす枝 秋灯火優しき母の形見分け 同 役目終へ畦に横たふ案山子かな 英美子 孫悟空のつてゐるやも秋の雲 清女 穴感ひ浮世うらうら楽しくて やす香 栗食めば妹のこと母のこと 同 天高し飛行機雲の先は西 嘉和 屋根人を照らし名月たる威厳 和子 秋深し生命線の嘘まこと 清女 蜩に傾きゆける落暉かな かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
枯れて行く匂ひの中の秋ざくら 世詩明 一声は雲の中より渡り鳥 同 見えしもの見えて来しもの渡り鳥 同 菊まとひ紫式部像凜と 清女 越の空ゆつくり渡れ渡り鳥 和子 秋扇に残る暑さをもて余す 雪 山川に秋立つ声を聞かんとす 同 鳥渡る古墳の主は謎のまま 同 鳥渡る古墳は謎を秘めしまま 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月20日 さきたま花鳥句会
SLの汽笛を乗せて刈田風 月惑 寝ころびて稜線を追ふ草紅葉 八草 残る海猫立待岬の岩となる 裕章 大夕焼分け行く飛機の雲一本 紀花 曼珠沙華二体同��の石仏 孝江 白萩の花一色を散り重ね ふゆ子 秋の野��課外授業の声高に ふじ穂 秋寒し俄か仕立てのカーペット 恵美子 秋空や山肌動く雲の影 彩香 爽籟や赤子よく寝る昼下り 良江
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令和5年10月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
生身魂梃子でも動かざる構へ 雪 古団扇此処に置かねばならぬ訳 同 飾られて菊人形の顔となる 同 亭主運なき一枚の秋簾 一涓 菊の香に埋り眠る子守唄 同 叱りてもすり寄る猫や賢治の忌 同 友の家訪へば更地やそぞろ寒 みす枝 叱られて一人で帰るゑのこ草 同 朝霧が山から里に降りて来し やすえ 隣家より爺の一喝大くさめ 洋子 菊師にも判官贔屓あるらしき 昭子 人の秋煙となりて灰となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月27日 月例会 坊城俊樹選 特選句
靖国の秋蝶は黄を失ひて 愛 柿に黄をあづけ夕日の沈み行く 緋路 神池の何処かとぼけた鯉小春 雅春 細りゆく軍犬像や暮の秋 愛 うらがへり敗荷の海のなほ明し 千種 英霊の空はまだ薄紅葉かな 愛
岡田順子選 特選句
秋蝶に呼ばれ慰霊の泉かな 愛 鉢物はしづかに萎れ秋の路地 俊樹 年尾忌も近し小樽の坂の上 佑天 道幅は両手くらゐの秋の路地 俊樹 秋天へ引つ張られたる背骨かな 緋路 老幹の凸凹としてそぞろ寒 政江 板羽目の松鎮まれる秋の宮 軽象 御神樹の一枝揺らさず鳥渡る かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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y24klogs · 4 years ago
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食材調達の依頼
ヴェリー君、ラシヌちゃんといっしょ
クエストを開始します。 あなた達はグルメな貴族として知られるモルネー男爵ギョームの依頼を受け、 彼の城館を訪ねていた。 リーンからは歩いて二日ほど。 グルメな貴族で気前がいい、食材調達なんて簡単よという アルマの声に送り出されてここまで来たのであった。 ギョーム:おお、君達が今回の依頼を受けてくれた冒険者かね。 我が城館にようこそ。 ヴェリー : ……(周りをきょろきょろと見渡している) ジャック : …………(無口なフリをしている) ラシヌ : (田舎者丸出しと……こいつは……なんで黙ってるんだ……?) 目の前にはそこそこ高価そうな衣服に身を包んだ中年男性が腰掛けている。 ギョーム:簡単な内容はあの女主人にも伝えておいたが。 プネーの森にいる凶暴モアの卵をとってきてほしいのだよ。 ギョーム:プネーの森は我が領土で��。比較的平和な森ではあるのだが、 その平和は凶暴モアによって保たれているのだよ。 ジャック : (頷いている) モア……? どんな生物だっただろうか? 目標値:10 <= 3d+知力補正+サバイバル ジャック:成功!(14)([6,6,3]-1) ヴェリー:成功!(14)([4,6,5]-1) ラシヌ:成功!(12)([5,1,4]+2) ラシヌ : 簡単です ジャック : 楽勝! ヴェリー : 楽勝! モアは巨大な飛べない鳥で、穏やかな性格だったと思うのだが? ギョーム:本来ならモアというのは穏やかな性格の 巨大な飛べない鳥なのだがね。 ところが、プネーの森にいるモアは縄張り意識が強くて、 テリトリーに入ったものは攻撃する性質があってね。 ギョーム:そこで、君たち冒険者にその凶暴モアの卵をとってきてほしいのだ。 君たちは危険を請け負うのが仕事であろう?
ギョーム:凶暴モアの卵は、他のモアと比べて、 いや、他のいかなる卵と比べても それはそれは滋味に溢れていてのう。…… ヴェリー : ……卵に味の違いあるんだ。 ジャック : そんな違いあるかなあ…… ラシヌ : 貴族の前で失礼だろう(肘でつついて ジャック : やべ(無口なフリを始めた) ヴェリー : ……(姿勢を正す) ラシヌ : ………(私も卵の味、わからないけど) ギョームはうっとりと目を細めた。 ギョーム:芳醇な味わいだけではなく、健康増進、精力増強、 そしてなによりその卵で作ったプリン。…… ギョームの意識は明後日の方向を向いているようだ。 ジャック : ……別世界に行ってら ヴェリー : プリンて何? ジャック : 卵で作ったお菓子な ヴェリー : へー…… ギョーム:ああ、すまんすまん。 ともかく、わしはその凶暴モアの卵のプリンが食べたくなってな、 それであの宿に依頼を出したわけなのだよ。 ラシヌ : 詳しいな ラシヌ : ふむ、わかった、請け負おう ジャック : 良いぜ……あっ(うっかりいつものノリで答え) ギョーム:言ったとおり、プネーの森はその凶暴モアが守っているので、 変な妖魔などはいないはずだ。 ギョーム:森には結構な数のモアがいるから、 そのうちの一つの巣で構わん。 卵をとってきてくれ。 ヴェリー : 結構簡単にいけるのかな? ギョーム:あ、あそこのモアの肉は何故かまずいので持ってこなくていいからな。 ジャック : ええ…… ラシヌ : 任せてほしい(やべっなってるジャックのわきばらをつつきつつ) ギョーム:それではよろしく頼むよ、冒険者君。 ヴェリー : オッケー!! ジャック : (大きく頷いた) 満面の笑みで送り出すギョームの顔はプリンへの期待で溢れているようだった。 執事からプネーの森への地図を受け取り、あなた達は森へと向かう。 森までは一日ほどかかるそうだ。 ヴェリー : まーた歩きかなあ ジャック : ま~いつも通りだな。頑張ろうぜ ラシヌ : 歩ける距離なら歩きの方がいい、がんばろう ヴェリー : はい…… 途中野営をしつつ、あなた達はプネーの森へとやってきた。 凶暴モアのおかげ��のか、途中狼も妖魔も出てこなかった。 森は思ったより広々としており、下草も少なく、歩きやすそうだった。 ヴェリー : おお……割とのどかだね。 ジャック : だなあ ジャック : あ!ウサギ居るぜウサギ! ヴェリー : 狩る? ラシヌ : モアの肉はともかく、ウサギの肉は食べられるかな ヴェリー : 美味しいよ! ジャック : 依頼とは関係ねえけどやっちゃうか。邪魔になったら帰りに食えば良いし すやすや寝ている…。 ジャック : ……寝てる ヴェリー : 寝てる……?? ラシヌ : 無警戒な……少しだけ可哀そうだな(しゃがみこんで) ヴェリー : 周りに他のうさぎはいないのかな……? ジャック : 居ないっぽいな 甘い匂いのする果実が生っている樹を見つけた。 美味しそうなので、食べてみてもいいかもしれない。
ヴェリー : ……、じゃあ、まあほっとこうか……? ジャック : 帰りも寝てたら狩るか ……! 地面に巨大な鳥の足跡がある。 きっとそのモアなのだろう。 足跡はこの奥に続いているようだ。 ラシヌ : これは、鳥の足跡 ヴェリー : 足跡。 ジャック : 早速か ヴェリー : この先になんかいるの? ラシヌ : 目当ての卵……の、親鳥 ジャック : 例の鳥だろ。こんな足デカいの ヴェリー : いいじゃん!順調~! あなた達は足跡を追って歩いていく。 ラシヌ : 巣があればそこに卵があるんだろうけれど…… ジャック : この辺り探して見るか ヴェリー : 親鳥も近くにいるだろうね~~!気を付けてね。 ……! わずかに地鳴りがする。 ジャック : !! 気がついたときには地鳴りは次第に大きくなっていく。 巨大な何かが近づいてくる音だ! 見れば、森の奥から、巨大なシルエットが高速でやってくる。 モアだ! モアは威嚇するかのようにけたたましく鳴き声を上げると、 あなた達に襲いかかってきた! ラシヌ : さすがにやすやすと卵は渡してくれないか ヴェリー : さっさと退治してしまおう! ジャック : いくぞ! Round 1 ラシヌ : しないと自分がやられそうだしね ヴェリーは移動した。    ヴェリーは[2,4]へ移動した。 ラシヌは移動した。    ラシヌは[2,4]へ移動した。 凶暴モアは移動した。    凶暴モアは[3,7]へ移動した。 ジャックは移動した。    ジャックは[3,4]へ移動した。 ヴェリーは攻撃した。  達成値:18 ([6,1,5]+6) 凶暴モア : フロントステップ!    凶暴モアは優雅な足さばきで回避する!        凶暴モアは回避に失敗した。  達成値:14 ([3,6,3]+2)    凶暴モアに6のダメージ  ([1,4]+4) ラシヌは移動した。    ラシヌは[2,6]へ移動した。 ジャックは移動した。    ジャックは[3,6]へ移動した。 Round 2 ラシヌ : 鳴ヨ壱刃! 火樹銀花、花ノ雨!!  達成値:12 ([3,2,1]+6) 凶暴モア : フロントステップ!    凶暴モアは優雅な足さばきで回避する!        凶暴モアは回避した。  達成値:13 ([1,4,6]+2)        凶暴モアは[2,6]へ引き寄せられた。 ジャック : アンルーリー! ジャックはものまねをした!  達成値:19 ([5,2,3,5]+4)    凶暴モアに15のダメージ  ([3,4,4]+7) 凶暴モアは攻撃した。  達成値:16 ([5,4,3]+4) ラシヌ : 此処カラ先ハ緞帳ノ裏ニテ!    百花繚乱、花吹雪!        ラシヌは回避した。  達成値:21 ([6,6,3]+6) ヴェリー : チャージ! ヴェリーは力をためた!    ヴェリーは[チャージ]になった ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸���披露する!  達成値:17 ([5,4,2]+6)    凶暴モアに21のダメージ  ([3,1,4,5,4,3]+4)        凶暴モアは[重傷]になった ジャック : アンルーリー! ジャックはものまねをした!  達成値:18 ([5,6,2,1]+4) 凶暴モア : フロントステップ!    凶暴モアは優雅な足さばきで回避する!        凶暴モアは回避に失敗した。  達成値:10 ([1,6,1]+2)    凶暴モアに8のダメージ  ([1,2,1]+7)        凶暴モアは[気絶]になった    ヴェリーは[チャージ]でなくなった あなた達はモアを倒した。 あたりには血と羽が散らばり、モアの巨体が横たわっている。 ヴェリー : ふう…… ラシヌ : ………(服についた羽をはらっている ジャック : 肉は旨くないんだっけ ヴェリー : らしいよ。 モアの肉は依頼されていない。 あなた達はモアの巣を探して森の奥へと進む。 モアの来た方へと進んでいると、急に森が開けた。 ヴェリー : さーて、卵。卵と…… ラシヌ : 森、抜けてしまったかな ジャック : かなあ……巣あんのかな 見れば、地面に小枝や草がこんもりと積まれている。 ここが巣のようだ。 巨大な卵が目に留まる。 鶏の卵の十倍はあるだろうか。 ジャック : あ!これじゃないか!? ヴェリー : え、デッカ―――― ラシヌ : 重たそう…… ジャック : 俺らで運ぶか…… ヴェリー : がんばれー! あなた達は巣にあるモアの卵を採集した。 他のモアが駆けつけてこないうちに森をあとにすべきだろう。 あなた達は来た道を急いで引き返すのだった。 ジャック : あんたも手伝えよおお”” ラシヌ : 三人でせーのだ、せーの ラシヌ : こっそり力を抜いてさぼるなよ ヴェリー : あ、やっぱり僕もいるか…… ジャック : いるに決まってんだろおお ヴェリー : はい、いいよー ギョーム:おお! 君達か! よく戻ってきてくれた! 執事に通され、城館の広間で待っていたのは、 満面の笑みのギョームであった。 両手を広げて歓迎してくれている。 ヴェリー : ……卵持って徒歩、きつかった…… ジャック : だ、だいぶ、つかれた…… ラシヌ : 本当に……ヴェリー、絶対途中さぼってただろ ヴェリー : いやサボってないよ!?ジャックじゃない!? ジャック : 俺がサボったように見えんのかよ!?! ヴェリー : 僕じゃないからね!? ギョーム:ほう、それはたしかにモアの卵。 待っておったぞ。 ジャック : 早めに引き取ってくれよな ラシヌ : ………うん、報酬は弾んでくれ あなた達はギョームの召使いにモアの卵を渡した。 ギョーム:うんうん、ありがとう、冒険者殿。 報酬の銀貨50枚だ。 ヴェリー : …… あなた達は召使いから銀貨のつまった袋を受け取った。 ギョーム:せっかくだ、プリンを君達も食べていくといい。 ついでに君達の冒険譚でも聴かせてくれないかね? 何しろ地方領主などというのは退屈な仕事でな、 ヴェリー : え。 ジャック : え!マジで! ヴェリー : 食べてみたいなあ!是非! ラシヌ : プリン、食べた事ないしな ギョーム:いつも君達のような冒険者に依頼したあとは 共に食卓を囲んで色々な話を聞くのが何よりの楽しみなのだよ。 ヴェリー : (実は良い人なのかも……?) ラシヌ : (貴族にもわりといい人はいる、か) プリンが出来上がるまで、あなた達はギョームに自らの冒険を語った。 ギョームは妖魔退治の話でも、平凡な護衛の話でも、 楽しんで聞いているようだった。 ジャック : ……!!(無口な態度をすっかり忘れていたことに後から気付いた) ヴェリー : それ、まだやってたの? ラシヌ : もう隠しようもないと思うぞ ジャック : マジか……もう開き直るしかねえな…… ヴェリー : "らしく"いた方がいいよ、多分! ラシヌ : そうだね、そういう冒険者を期待しているようだ ジャック : じゃ~そういう感じ………… やがてプリンの焼き上がる香りが広間にまで漂ってくる。 そして木皿に巨大なプリンが乗せられてやってきた。 焼いたプリンの匂いと焦げたカラメルソースの香りが食欲をそそる。 ギョーム:おお、できたか! ふふー、たまらん! ジャック : おー!美味そうじゃん! ヴェリー : これがプリンっていうの?なんか……皿みたい ラシヌ : これがぷりん…… ギョームは鼻息を荒くしている。 召使いがプリンを切り分け、ギョームとあなた達に差し出した。 切り分けたといっても元が巨大だ、プリンだけでお腹が満たされそうである。 ヴェリー : ぷるぷるしてる…… ジャック : すげえデカいな……? ヴェリー : 元からこういうもんなの? ラシヌ : ………(つんつんとつついている) ジャック : 普通のよりはデカいかなあ。普通のは小さいよ ヴェリー : へえ。 ギョーム:天にまします我らが神よ。 さあ、いただこうじゃないか! ヴェリー : いただきまーす! ジャック : 頂きます! ラシヌ : いただきます ギョームがプリンにスプーンを伸ばし、口に運ぶと、顔を蕩けさせた。 あなた達も早速プリンを口に運ぶ。 ……! ふんわりとした食感がしたかと思うと、口中が優しい甘みに包まれる。 甘い卵の匂いと微かに苦いカラメルソースの香りが鼻腔を満たす。 まったりとしてそれでいてしつこくなく、喉を通る感触は至福だった。 ラシヌ : ……! ヴェリー : ……!(口を抑える) ギョーム:むふー! これだよこれ! ああ、素晴らしい。神よ。…… ヴェリー : これ、ぼく、すき…… ジャック : 美味いよな ラシヌ : ………うん、おいしい 見ると、ギョームの目元には涙が浮かんでいるのであった。 ヴェリー : ……え、泣いてない……? ジャック : そ、そんなに!? ラシヌ : こう喜んで貰えるなら、頑張って運んだかいもあるか ギョーム:ううむ、人生に感謝だな。 無論君にもだ。 ああ、そうだ、君達、今日はここに泊まっていき給え。 今晩は冒険譚とプリンで楽しもうじゃないか! そうして、モルネー男爵の城館での一夜は過ぎていった。 あなた達はギョームに冒険譚をせがまれ、様々な話をしてから、寝床についた。 ラシヌ : ………(子供達の為に少しだけお土産にもらっていこう) プリンで腹を満たしながら。 クエストをクリアしました。 50ルド 手に入れた。 55経験点 を手に入れた。 初見ボーナス 1名誉点 手に入れた。 ヴェリー : ま、終わり良ければ……ってね! ジャック : 簡単な依頼だったな! ラシヌ : お疲れ様でした [報酬袋] を手に入れた。 ヴェリーは、報酬袋を使った。 ヴェリーは報酬袋を開けた! ヴェリー : あー……プリン、また食べたいな…… ジャック : 美味かったよな~ ラシヌ : うん、おいしかった…… ジャック : 今度酒場で��シリアに頼んでみるか! ラシヌ : それ���いいかもしれない……と、そろそろ私は時間だ ラシヌ : 今日はありがとう、二人とも ジャック : おっそろそろ良い時間だし解散しておくか。 ヴェリー : こちらこそ!付き合ってくれてありがとね! ヴェリー : はあい!それじゃ、また今度! ジャック : またな~!
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kachoushi · 2 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和4年8月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年5月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子 ���穴を覗けば明治聖五月 きみよ 薔薇園のクレオパトラはまだ蕾 秋尚 ひざまづく職人の手に朽ちし薔薇 久 華やかに薔薇から離れゆく女 順子 旧家とは黴の匂ひと薔薇の香と 久 ダイアナと言ふ白薔薇にさみだるる きみよ 避雷針錆びて眠りし夏館 いづみ セルを着て館の手すり撫でてをり 季凜 棕櫚の花待つ洋館の灯は昏く 和子 この薔薇も名の幻を抱き続け 順子 罪深き身をつつみたる薔薇の風 和子
岡田順子選 特選句
セピア色かな夏炉の上の写真 光子 父と子の聖霊が触れバラ白に いづみ 緞通の褪せし撞球室に夏 光子 大滝の水のふたつの光る芯 三郎 裏木戸を守る閂とめまとひと 久 黴の世や蔵に遺作の絵が少し 同 薔薇の夜に抱かれて園の鳥となり いづみ いくつもの薔薇の名を呼びゐたりけり 光子 薔薇を売る男はそつと跪く 小鳥 金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
観音の慈悲の眼差し春の雨 中山昭子 春愁や逝きたる友と病む友と ミチ子 奥院に鎮もる神や祭果つ 昭中山子 渓水の音も卯の花腐しかな 時江 田植機の通りて泥の日曜日 久子 幾何学も知らず蜘蛛の囲かけてをり 中山昭子 代掻くや鉄塔揺らし雲揺らす みす枝 仏壇の母と語りし母の日よ 信子 無人駅菜の花一輪挿しの卓 英美子 海色の風を運びて夏来る 時江 とりどりの駄菓子買ひ込み昭和の日 上嶋昭子 粽解く香りの中に母の顔 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
北信の山々を背に鯉幟 貴薫 風を呑む園児手作り鯉のぼり 三無 新茶淹れ母と語らふ京都旅 せつこ そこはかと由緒ある家鯉幟 美貴 嫌なことすうと消えゆく新茶の香 美貴 故郷の新茶届きて長電話 史空 鯉幟男児誕生高らかに せつこ 新茶汲む最後の雫ていねいに 美貴 新茶の香部屋にすつきり立ち昇り せつこ 五人目にたうたう男の子鯉幟 あき子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
奥越の麻耶姫目覚め山若葉 令子 子どもの日少年その日句を作る 同 書き込みの多き譜面や夏浅し 登美子 駆け足も卯月の雨に追ひつかれ 紀子 肩ぐるま手を伸ばしをり藤の花 実加 二輪車のオイル残香夏に入る 紀子 菓子のやう小さなトマト頰張りし あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月10日 萩花鳥句会
句友とも会へぬコロナや夏に入る 祐子 育つ子に未来の風を���のぼり 健雄 ひとけなく今は昔の多越の藤 恒雄 葉桜や母と集ひしこのホテル ゆかり 甘夏の里は潮風吹くところ 陽子 葉桜を揺らす影なし廃校舎 明子 葉桜の土手お揃ひのユニホーム 美恵子
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令和4年5月12日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ウクライナいつまで続く五月闇 由季子 母の日に思ふ後に父もゐて さとみ おしやれする気持ちかき立て更衣 同 麦秋や大河一筋地を分ける 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月12日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
湯の句会 第一回
ご機嫌の鶯老を鳴きにけり かづを 若葉風光となりて消えゆけり 同 雨意去りし故山に鶯老を鳴く 同 問ひかけに長い返事や暮れの春 和子 黄金の麦田後へ三国線 同 絹ずれの音や女将の裾捌き 雪子 群青の海深くして沖朧 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
湯の句会 第二回
境内に浄土思はす白牡丹 希 巫女が舞ふ白きうなじの祭髪 同 日本海見えゐる岬卯波寄す 同 夏立つや虹物語ある町の 匠 雑談に疎き耳なり宿浴衣 清女 宿の名に謂のありて花菖蒲 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
チューリップ幼き我に連れ戻す 佐代子 海彦へ浜の茅花野風に伏す 都 廃線の駅名標に花菜雨 宇太郎 風を待つ鯉幟眼を天に向け 佐代子 葉がくれに花見つけたり朴散華 すみ子 虞美人の涙のかたち芥子坊主 美智子 配膳車筍飯の香を乗せて 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
野仏の錫􄼺の錆姫女菀 亜栄子 木陰抜け風の広ごる麦の秋 秋尚 枡形はなべて大樹や寺若葉 百合子 竹林を暗め卯の花腐しかな 秋尚 鯉のぼり色塗り分けて切り抜いて 白陶 母の日は父の寡黙の思ひ出も ゆう子 母の日の遺影の母は凜として 多美女 雨に濡れ向きそれぞれの竹落葉 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
頰杖の墓美しく新樹光 慶月 木の朽ちて大蛇めきたる翳り沼 文英 あぢさゐの色ととのはず人逝けり 葉月 黒南風や樹霊を浸す水の音 千種 蜘蛛の糸聖観音の背中より 慶月 鎌倉へ羽蟻を運ぶ蟻一つ 久子 青梅の転がる坂の下に句碑 要
栗林圭魚選 特選句
朴の花真白き命天に置き 三無 大空を水馬飛ぶ池の面 軽象 ひとつづつ落つる準備のえごの花 秋尚 稲毛氏の寺門はひそと朴の花 芙佐子 錆びゆくを天へ曝して朴の花 要 母の塔新樹の風に集ふ人 ます江 翡翠の帰りを待たず水流る 久
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
口笛の鳴る子鳴らぬ子揚げ雲雀 清女 一匹の蟻に従ふ千の蟻 英美子 魚釣る女子学生の夏帽子 千代子 三代も待ちし男の子や鯉幟 みす枝 新緑を塗り重ねたる昨夜の雨 かづを 金色の観音像や夏近し 和子 ロシアより卯波来るかと若狭湾 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
母の日や吾子は二人の母となり 千加江 葉桜や葉室麟よむ木陰あり 令子 早逝の友かと思ふ春の虹 淳子 母と子の二人だけなる鯉幟 同 花衣母の手を借り着たる日も 清女 麦秋の夕陽をあびて波立ちぬ 笑子 ぜんまいの萌ゆのけぞつてのけぞつて 雪 髢草少し癖毛でありし母 同 春日あまねし万葉の流刑地に 同 鶯や万葉の野を席巻す 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一輪は少し小さく二輪草 雪 咲き倦みし十二単の紫も 同 人淋し二人静の花の名に 同 新しき鋏で薔薇の手入かな 同 人乗せてふらここと云ふ揺れ様に 同 永き日や動かして見る石一つ 同 人の世に二人静の花として 同 花冷と云ふ美しき夜の色 同 蝶知るや初蝶として待たれしを 同 虹立ちぬ私雨に軒借れば 一涓 町中の道に横切る蛇に遇ふ 中山昭子 羅やピアスに及ぶ愁ひあり 上嶋昭子 噴水のみどりの風に穂を揃へ 世詩明 風鈴を吊りて孤独を紛らはし 同 妊れる女片影寄り歩く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月22日 月例会 坊城俊樹選 特選句
十字架はエルサレムへ向け風光る いづみ 青葉蔭ひそと風神育ちつつ 千種 砲口は二度と開かず夏の雲 月惑 風見鶏よりゆらゆらと夏の蝶 炳子 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 白鳩は夏雲の綺羅として零れ 小鳥 肩上げて走る少年夏の雲 和子 行く先へ一瞬止まる瑠璃蜥蜴 政江
岡田順子選 特選句
花に棲む木霊らしきへ黒揚羽 俊樹 夏霞海峡の橋空に架く 裕章 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 磔刑のイエスへ舞はぬ黒揚羽 俊樹 舞殿の鈴の鳴るかにユッカかな 圭魚 蓮の葉はいまだ小人が乗る程度 俊樹 靖国の同期のさくらんぼ揺るる いづみ 􄑰􄑰を緋鯉呑みては金色に 俊樹 衛士は今休めの姿勢木下闇 梓渕 教会や十字架雲の峰を生む 和子
栗林圭魚選 特選句
桜の実踏み研修のバスガイド 順子 病葉を掃き寄せ森に戻しけり 梓渕 炎昼の影を小さく警邏立つ 光子 新樹萌え茶室を闇に誘へり 梓渕 万緑の闇に鎮みし八咫鏡 いづみ 山姥の齧り捨てたる桜の実 要 葉桜や雑念払ひ切れずをり 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
兵の死へ怒濤のごとき冬銀河 佐和 潮の香の茅花流しに出会ふ道 久美子 茅花流しみすゞの海の鯨墓 美穂 捩花や後ろの正面だあれ ひと�� 苺この光沢ベネチアングラス 勝利 夏潮の夕餉にぎあふ漁師飯 喜和 薬玉に風は平城宮より来 愛 茅花流し川向うより蹄音 成子 ビルの窓アルミホイルのやうな夏 ひとみ 離れ難くて飛ばしたる草矢かな 美穂
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年4月6日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
筍が十二単を纏ひつつ 世詩明 南方に行けば散りたる渡り鳥 同 巣つばめに留守を預けし駐在所 同 風立ちて赤き炎の野火走る ただし 霾るや大名町も片町も 清女 小屋の前若芽探るや茗荷汁 輝一 猫寺に春待ち顔の猫ばかり 洋子 三つ編の少女三人ふらここに 同 蕗の薹仏秘観音在す寺 やす香 乱心の如くさまよひ梅雨の蝶 秋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 2 years ago
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零の会
2022年5月7日
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��:滝野川会館301集会室
坊城俊樹選 岡田順子選
坊城俊樹出句
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坊城俊樹出句
薔薇園へ柳橋より白日傘 薔薇萎れマリアカラスとなりしかな イングリッドバーグマンてふ薔薇激し 白薔薇の花に潜みしうすみどり 白薔薇の刺まさをなり誰も寄せず マリアカラスより美しき瑠璃蜥蜴 薔薇を食ふ虫永遠の罪を負ひ 黄金虫とは自堕落に薔薇を食ふ 白き薔薇とて原罪となりしかな 財閥の深紅の薔薇として多弁
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坊城俊樹選 特選句
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坊城俊樹選 特選句
金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子 鍵穴を覗けば明治聖五月 きみよ 薔薇園のクレオパトラはまだ蕾 秋尚 ひざまづく職人の手に朽ちし薔薇 久 華やかに薔薇から離れゆく女 順子 旧家とは黴の匂ひと薔薇の香と 久 ダイアナと言ふ白薔薇にさみだるる きみよ 避雷針錆びて眠りし夏館 いづみ セルを着て館の手すり撫でてをり 季凛 棕櫚の花待つ洋館の灯は昏く 和子 この薔薇も名の幻を抱き続け 順子 罪深き身をつつみたる薔薇の風 和子
坊城俊樹選▲問題句
薔薇きれい溜息ふかくつきながら 光子
坊城俊樹選入選句
花椎の匂ひの底は思惟の席 順子 薔薇を売る男はそつと跪く 小鳥 あづまやへ青葉時雨を避けながら はるか モザイクのタイルの色とバラの色 季凛 束の間のロミオとなりて薔薇園に いづみ ローズマリーつまんで夏の匂ひかな いづみ 薔薇の雨髪にばらの香残しけり 和子 父と子の聖霊が触れバラ白に いづみ 匂やかな闇をかさねて夏の森 光子 ひそやかな謎孕みつつ白き薔薇 ゆう子 五月雨の女を待たすビリヤード きみよ 大正の灯りはやはく薔薇の園 季凛 その薔薇は雨にぞ深く香るといふ 和子 緞通の褪せし撞球室に夏 光子 白昼夢まだ醒めざりし薔薇の館 順子 法皇の衣が触れてバラ真白 いづみ 薔薇の香の思ひをひとつづつ嗅ぎて 秋尚 結界に添ひしみぎはを黒揚羽 悠紀子 裏木戸を守る閂とめまとひと 久 止め石の先に艶やかなる蜥蜴 久 玻璃ごしに歪みし薔薇の朱と赤と 久 走るなと言へば走る子夏来る 和子 触るるものみな白薔薇となるをとこ いづみ 珈琲の匂ひに背き薔薇の昼 小鳥 薔薇園へ女は男従へて きみよ 黴の世や蔵に遺作の絵が少し 久 薔薇の棘しばし忘れむ頬寄せて 慶月 接吻の花粉まみれに薔薇の蜂 順子 男近寄る薔薇の名をクレオパトラ きみよ 曇天やアブラカタブラてふ薔薇 眞理子 新樹下を海の匂ひと思うふかな いづみ
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岡田順子出句
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岡田順子出句
紳士淑女はポートレートに夏館 マントルピースに幻の炎を聖五月 黒布掛けピアノは薔薇の香に眠る 花椎の匂ひの底は思惟の席 華やかに薔薇から離れゆく女 草芳し裏門は一ト叢の野に 接吻の花粉まみれに薔薇の蜂 この薔薇も名の幻を抱き続け 雨催ひみる苗売りの手を伸べて 白昼夢まだ醒めざりし薔薇の館
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岡田順子選特選句
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岡田順子選特選句
セピア色かな夏炉の上の写真 光子 父と子の聖霊が触れバラ白に いづみ 緞通の褪せし撞球室に夏 光子 大滝の水のふたつの光る芯 三郎 裏木戸を守る閂とめまとひと 久 黴の世や蔵に遺作の絵が少し 久 薔薇の夜に抱かれて園の鳥となり いづみ いくつもの薔薇の名を呼びゐたりけり 光子 薔薇を売る男はそつと跪く 小鳥 金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子
岡田順子選▲問題句
白き薔薇とて原罪となりしかな 俊樹
岡田順子選入選句
鍵穴を覗けば明治聖五月 きみよ 洋館の中の仏間の薄暑かな 荘吉 黄金虫とは自堕落に薔薇を食ふ 俊樹 薔薇園に一瞥くれる新婦かな 佑天 ばらの名はアブラカタブタ園の雨 小鳥 京庭師見廻る若葉風に乗り 慶月 薔薇の雨髪にばらの香残しけり 和子 大正ロマン残像として薔薇朱し 炳子 五月雨の女を待たすビリヤード きみよ 薔薇の雨亡き妃らへそそぐかな 慶月 洋館を洗ひ上げたる卯月雨 要 荷の届く床屋の扉姫女菀 季凛 幾夏の栄華を秘めて滝枯るる 三郎 法皇の衣が触れてバラ真白 いづみ 飛び石は苔の花抜け維新へと 慶月 結界に添ひしみぎはを黒揚羽 悠紀子 夏霞ダリの時計は幻映か ゆう子 セルを着て館の手すり撫でてをり 季凛 触るるものみな白薔薇となるをとこ いづみ 珈琲の匂ひに背き薔薇の昼 小鳥 噎びつつ椎の大樹の花を褒め 光子 男近寄る薔薇の名をクレオパトラ きみよ 新樹下を海の匂ひと思うふかな いづみ
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kachoushi · 7 years ago
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11月の各地句会報
平成29年11月の特選句
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 栗林眞知子選 岡田順子選
平成29年11月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句 小春日や誰れとは無しに立話 喜代子 九頭竜の昔訪ね来小春日に 牧羊 父母祖父母御堂の奥に報恩講 牧羊 一山に念仏溢れ報恩講 牧羊  人の世へ菊をまとひし菊人形 牧羊 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句 如来また綿虫を享けたまひしや 順子 神留守の参道華やぎの子等よ 瑠璃 形よく黄の香を立てて菊の鉢 秋尚 袂には護摩の煙や七五三 佑天 水煙に空の透けゆく神送 瑠璃 人待たせ露店の柿を食べてゐる 順子 御仏の胸に秋思のラピスラズリ 眞知子 分骨の誓子へ紅葉明りかな 眞知子 供花として木洩日受くる木の実独楽 三郎 みつしりと菊供へたり観世音 和子 神境の緞帳として菊まつり 三郎 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句 枯芝の音なき中に子らの声 俊子 茨の実町の句展を彩れる 都  立冬の町に術後の身を晒す 幸子 老僧の月忌参りや懐手 幹也 高原の空に犬鷲飛ぶ勇姿 和子 幼子と爺と宮の椎の実と 栄子 鷲旋回爪痕の無き空残し 悦子 ごつた煮の粕汁旨し宿の膳 史子 窓開けて秋風と踏むミシンかな 立子 雨降つて軒借る奴浦祭 すみ子 音もなく降る仏恩も菩提子も 美智子 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月10日 芦原花鳥句会 坊城俊樹選 特選句 軒下のほの暖かき吊柿 由紀子 朝顔の残りの花も紫に 寛子 冬紅葉墓碑は伍長と刻まれし 孝子 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句 弔ひの花みな淡し冬薔薇 ミチ子 大枯野真赤な落暉呑み込めり みす枝 俯きし細き項や冬薔薇 ミチ子 菊人形ふと目ばたきをした様な 雪 霰魚恨めし顔に焼かれけり 越堂 帰路急ぐ全円の月背に負ひて 世詩明 愛犬を看とる三晩や神渡し ただし (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月11日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句 僧の掃く落葉の音も南無阿弥陀 雪 果もなく掃き寄す落葉つむじ風 希 観世音枯蟷螂をみそなはす 雪 観音の膝下に枯蟷螂となる 雪 櫨紅葉手に美しき人現るる 清女 一と時雨かつて織子の通ふ径 匠 女真族攻めきし碕や野菊枯る 千代子 ゴスペルを聞いたことなく神の留守 千代子 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句 小春日や影弾みては歩の進む 百合子 世田谷にはるか稜線冬めきぬ 陽子 山茶花や散りて艶めく花あかり 多美女 みどりごのくちびる柔き小春かな ゆう子 残菊にふと一呼吸促され 教子 小春日やブリキの玩具螺子を巻く ゆう子 浅漬を噛めばからだの目覚め出す 白陶 宴席は旧姓順や神無月 文英 待つ寺に石の静けさ石蕗の花 美枝子 珈琲と窓いつぱいの小春日と 白陶 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句 枯葉散る高き幹より鳥の影 エイ子 園児等の肩にリュックに枯葉舞ふ せつこ 乾びたる風に応へる枯葉かな 秋尚 絵馬鳴らす風の乾きて神の留守 秋尚 ただ枯葉落つる音のみ山の道 貴薫 枯葉よと唄ふやうには散りくれず 秋尚 枯葉踏む五十路女の無邪気なる 貴薫 大根の琥珀煮の香を大皿へ ます江 行き合ひの空見上ぐれば枯葉落つ 美貴 浮き腰のまま大根の大地引き 秋尚 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月14日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句 祈り道風やや硬くやや寒し ただし 恐竜の骨のまぶしき文化の日 ただし 老犬を見守る妻の柿編めり ただし 九頭竜の空に道あり雁渡る 越堂 林泉を統べ鵙の在所と云ふ一樹 越堂 掌の砂の重さや秋の浜 一仁 屏風岩凩びかりしてをりぬ 一仁 千枚の棚田に千の月映る スヱ子 穂芒のはらりと路をふさぎけり 富美 渋柿の熟れを残して風に吊る 世詩明 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月14日 萩花鳥句会 八代にははや五羽ほどの鶴ときく 牛子 賜りし時雨に松江らしくなる 小勇 卒寿とて心引き締め冬に入る 祐子 潮騒の城址は石蕗の花明り 孝士 吟行の行く先々の石蕗の花 七重 飛び石の落葉隠れを掃き出せり 美恵子 安芸しぐれ止む間に昼の穴子めし 健雄 書を捨てて書を買ひ足して秋深し 吉之 大根を旨いと思ふ歳になり 晴子 小春日や毛槍飛びかふ萩城下 圭三
平成29年11月15日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句 浦いくつ繋ぐ断崖野水仙 越堂 時雨るるや旅のカバンに陀羅尼助 越堂 此の職を得て制服の寒からず 世詩明 踏絵踏むごとくに銀杏黄葉踏む 世詩明 大津絵に睨まれてゐるおでんかな 嘉子 今年酒男衆提げる杉の玉 令子 紅葉踏む城主は隠れキリシタン 千代子 力つく所に枯蟷螂となる 雪   姫の待つ龍宮城へ潜る鳰 龍聲 ひんがしの白山に向き浮寝鳥 龍聲 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月19日 風月句会報 坊城俊樹選 特選句 枯葦の底より遠き水の音 久子 一女優野に立てば冬草の青 圭魚 罪だらうかふはりと踏みぬ朴落葉 三無 草枯れて谷戸田の果ては見捨てられ 眞知子 穭田を迷路のやうに鳥歩く 野衣 むじな池やら熊の池やら冬ざるる 炳子 (順不同 特選句のみ掲載)
栗林圭魚選 特選句 水鳥の水押し開く胸厚し 三無 菜園の冬日を蝶の低く舞ふ 斉 朴落葉みな白々と裏返り 芙佐子 枯葦の底より遠き水の音 久子 掘り立ての長葱ひさぐ山家かな 芙佐子 刈田ゆく風のうしろの風の音 三無 推敲を払つても払つても冬の蝿 斉 隠沼のぐるり鉄柵枯薊 炳子 山茶花や醤油焦しの鰻の香 亜栄子 葉を揺らし翅を閉ぢたる冬の蝶 亜栄子 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句 背表紙の柏翠自伝秋灯 雪 野菊摘む十月二十一日の虚子 雪 紅葉且つ散るいにしへの色重ね 一涓 日照雨していよよ北山時雨かな 一涓 笑む母の遺影の窓の柿簾 一涓 末枯るる奥に慈顔の地蔵尊 一涓 故里は苦し懐かし一茶の忌 越堂 文化の日文人顔で書画めでる 昭子 浮寝鳥ときには小さき声洩らし 信子 口切や金糸の帯を高く締め みす枝 セーターを着たる女教師後ろ向き 世詩明 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月26日 花鳥月例会 坊城俊樹選 特選句 まつ青な空を選んで銀杏散る 光子 腰細き国士や神の留守に佇つ 野衣 綿虫の湧いて映らず神の池 千種 九段坂描く北斎の銀杏降る みもざ 木の葉髪シベリアで父没せしと 眞知子 裘パリー帰りの脚を組み 順子 黄落す人みな黒き影なれば 和子 ほの暗きあの神鏡へ神還る 小鳥 大鳥居より放たるる黄落期 みもざ マフラーの中に少年ひとりゐる 千種 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月29日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句 貴賓館彩つてをり冬紅葉 阿佐美 夜は夜の光満たして冬の街 孝子 天神はよかとこ銀杏黄葉降る 洋子 一人負ひ一人手を引き黄落を 勝利 聖母像小さき教会冬木中 久美子 気後れのお洒落な街の落葉踏む ふじの からくりの時計はすでにクリスマス 孝子 であい橋気まぐれに買ふ冬帽子 洋子 (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月30日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句 晴天を吸ひ切つて燃ゆ冬紅葉 桂 紅葉散る亭の回路は万華鏡 乱水 壮士らの焼べし炭火のしづかなる かおり 茅葺きを埋め尽くすや散紅葉 志津子 記紀の世も栄へし街の銀杏散る 由紀子 冬晴やピサの斜塔を手で支へ 千代 おもしろく住みなせし居や冬紅葉 桂 敗荷に風の唱名ありにけり 豊子 志士もまた望東尼も打ちし冬の雨 桂 冬浅し志士と尼僧のものがたり 寿美子 幕末の匂ひの残る大火鉢 佐和 身を隠す志士に二畳の寒さかな ひとみ (順不同 特選句のみ掲載)
平成29年11月 さくら花鳥句会 栗林眞知子選 特選句 母と子の童謡響く柚子湯かな 実加 遣り水の池に細かき秋の雨 令子 (順不同 特選句のみ掲載)
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