#終始湿雪ラッセル
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スノーシューはじまりました⛄✨ #札幌近郊 #中山峠周辺 #モノトーン #タンネの森 #しずかな湿地帯 #下山ご飯 #カラバトカリー #並盛でお願いします #少雪暖冬シーズンイン #終始湿雪ラッセル (中山峠) https://www.instagram.com/p/B6FYlbMl0fsSycoEK6cOZODVJtyN7_Rvm-w2h00/?igshid=14904fs7c3m4n
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2020.01 武尊山
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最初に見たとき「ぶそんさん」って読むのかと思いきや、これでなんと「ほたかやま」と読む(無理じゃね?)。北アルプスの穂高と区別するため上州武尊という別名まで用意されている。
4つある登山口のいずれも近くにバス停がないため(最も近くて徒歩1時間半かかるらしい)マイカーで来るのが普通なんだけど、自分はあまり車で遠出したくない派なのでどうしようか悩みつつ置いておいた。しかし冬になると麓のスキー場へスキーバスツアーやらJRの駅からシャトルバスが出るので、冬限定で公共交通機関を利用して登山することが可能なのである。
【コースタイム】川場スキー場(0910)→RW山頂駅 (1010)→剣ヶ峰山 (1040)→沖武尊 (1145)→高山平分岐 (1225)→沖武尊 (1300)→剣ヶ峰山 (1350)→RW山頂駅(1405)
たにがわ401号に乗り上毛高原へ。 3連休初日の大宮駅ホームはスキー客が長い列を成しており、しかも到着する新幹線はどれも大宮についた時点ですでに満席。座れないかと思ったが、自分が乗る新幹線は各駅停車で、しかも後から来る新幹線に追い抜かれるとのことでかなり空いており(4割くらい)、余裕で座れた。とはいえ上毛高原での降車客はかなり多い、100-200人くらいか。ほとんどは板か登山装備だった。川場スキー場へのシャトルバスは補助席出しても満席(要予約)。
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そしてスキー場に到着するや、駐車場は予備まで含めてほぼ満車、施設内もかなりの混雑で大盛況、そこまで大きくないスキー場なのにこれは凄いな・・・。まぁどれだけ混んでいようとゲレンデを滑らない自分にとってはあまり関係ない。7Fのカウンターで登山届の提出と同時に、ココヘリに加入していない場合はレンタル(1000円)しなければリフト券を購入することができない。随分と厳重だが、いいことだと思う。ちなみに自分は危険な山行が多くなったきたのでココヘリ自前で加入しました。
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リフトを2つ乗って山頂駅に到着。ガスっているけどそのうち晴れる予報。しかし人多いな。
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雪質を確認したところ湿り気を帯びて硬い上に、トレースがしっかりと残っているのでアイゼン装着。ほんとにこのあと天気良くなるのか?と疑うほどのガスり具合だが・・・
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ほんの10分くらいで急に晴れ間が広がり始める。そして最初が急な坂で地味にキツイ。まだ体があまり慣れていないので本日一番息が切れるところ。
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10分ほどで一度平らな場所に出ると、その先にピーク出現。あれが標高2020mの剣ヶ峰山。
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開始から約30分で早くも到着。まだ少しだけガスが残っているものの、正面には沖武尊をはっきり捉えることができる。ここから一度下り、そしてまた登っていく。
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剣ヶ峰山からの下りが本日の核心部、かなり危険な下り坂となっている。ストックからピッケルに持ち替え、先行者が踏んだ跡に正確に足を重ねる。ここはけっこうヒヤヒヤした。
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剣ヶ峰山から降りると再び平面に、その先でなんとワンコと遭遇。ゴーグルカッコイイ!犬用のゴーグルとかあるんだね。登山しているとたまに犬を連れている人はみかけるけど、雪山では初めてだったので驚いた。ちなみにRWペットはNGらしく、別の登山口から登ってきたらしい。
あとはしばらく雪山ハイク。もう完全に雲は無く、太陽が照りつけて暑い。そうなるとわかっていたので登山開始前に予め中間着を脱いでおいたのは正解だった。
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緩い上り坂の先に平らな広場があり、そこから武尊山山頂に向かう最後の登りとなる。そこそこ急なので広場で一度息を整えアタックする。
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登山開始から1時間半で武尊山(沖武尊)山頂に到着。山頂は風が強い。
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景色は関東地方は雲なし、長野の方は少し雲が残っているが、南アルプスの山々は冠雪した頭が出ている。
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山頂より東を望むと前武尊のピーク、みんな沖武尊で引き返しているらしくトレースが無い。夏山であればあちらまで行くことも可能だが、雪山ではどうだろうか。だいたい予定通りに山頂に到着しており時間的にまだ余裕があるのでレベルアップも兼ねて道を拓いてみることに。
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アイゼンからスノーシューに履き替え(初めて使用)まだ誰も踏み歩いていない稜線の道を進む。小さいけど雪庇できてるし、なるべく離れるように、滑落しにくいようなルートを考えて進む。基本的に、植物が雪から頭をだしていればその下は地面なので安心できる。スノーシューでもたまにズボる箇所あり。
途中のちょっとしたピークに大きな地蔵が建っていたのだが、後ろ姿だったし人の大きさに近かったので、直立不動で凍死した人間かと思って10秒ほど固まってしまった。
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スノーシューの取り回しづらさや坂道の上り難さなど、使ってみて初めてわかることも多い。写真のような傾斜が現れ、これ以上は危険だと判断し撤退した。場所的には高山平分岐の手前。・・・ちなみに後で地図をちゃんと見たらこのルートは間違っていた。本来はこの傾斜は登らずにピークを迂回するのが正しいルートだったみたい。どちらにせよ撤退の判断は正しかった。
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自分しか歩いていない道を再び戻る。山頂からそんな距離歩いていないと思っていたが、なんと40分も経っていた。時間の経過が思った以上に早く雪山はやっぱ時間がかかる、自分でルート作ったりラッセルする場合は特にそう。
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30分で沖武尊山頂に戻り、アイゼンに履き直して下山開始。しかし剣ヶ峰山がかっこいいし、そこへ向かう稜線もいい感じ。
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山頂直下の広場には、おそらくこれから下山する人たちが腰を下ろして休憩していた。今は雲がかかっているが先には赤城山が見えるし、景色はなかなか良い休憩スポットである。
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剣ヶ峰山手前。少し離れたところから見るとピーク直下の危険箇所がいかに険しいかがわかる。場合によっては巻道ができていることもあるらしい(この日は無かったけど)。
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来た時の危険箇所は、帰りは登りになるのでまだやさしかった。ピッケル使えば割と楽勝。ストックでは厳しいね。
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剣ヶ峰山より。左が沖武尊、右が前武尊かな?てか天気スゲーいいな今日。
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登りのときは気が付かなかったが、 剣ヶ峰山を過ぎてRW駅に近づいたところで霧氷がかなり綺麗。霧氷の森と化している。
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ということで往復4時間で終了。沖武尊までなら日帰りで楽勝で、前武尊まで行くならトレースないと厳しいかも。帰りのRWから見えるのは谷川連邦。あっちのほうが綺麗に雪が積もっている(ように見える)。今日は天気良かったので終始中間着のフリースは不要だった。けど復路は雪が湿りすぎてコンディションはいまいち。
登山4割、ハイキング6割といったところか、そこまで難しい山ではないが晴れれば景色は抜群である。前回の唐松岳とは打って変わって安心して登山することができた。
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スノーハイク in 竜ヶ岳。
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またまた雪の鈴鹿を歩いてきた。 今回は地元の竜ヶ岳。
竜ヶ岳にリクエストをくれたOくんは、 年越しハイクで訪れた高見石小屋のスタッフ。 三重にいる知人に会いにくるタイミングで、 スケジュールを合わせて鈴鹿へ。
コーディネートしてくれたのはHちゃん。 ラッセル要員のKくんも一緒に。 4人でわいわいスノーハイク。
登り始めてすぐに雪がちらつく。 樹林帯を雪が舞う風景は幻想的。
普段は蛇行するトレイルも、 雪がつくと分かりづらく、 歩けてしまうこともあって直登気味になる。
思った以上に雪深くて足が取られることも。
稜線に出るころには雪も風も強くて、 コンディションはイマイチ。
そのぶん雪のコンディションはまずまずで、 湿気を含んでいたけどバフバフできた。
しばらく稜線ハイクを楽しんだけど、 風が強くなってきて思った以上に時間がかかり、 ピーク手前で断念。
ソロでハイクに来ていた人たちも、 ホワイトアウト気味の天候にピークを断念していた。
その後はちょっとトリッキーなこともありつつ下山。 ときどきシリセードしたり楽しかった。
下山後は阿下喜温泉で押せを流して、 噂の上木食堂で遅めのランチしてハイク終了。
盛りだくさんの楽しい1日だった。
Photo Kくん
Feb.14.2017
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冬のスズカへ。 2017年2月14日
今シーズンは2017年に入ってから急激に冷え込み、四日市をはじめとする周辺地域に記録的な大雪をもたらしました。 そのおかげで昨年・一昨年と積雪の少なかった鈴鹿山系にも大量の積雪があり、いまかいまかと待ち構えていた人にとっては絶好の雪山シーズンとなったわけです。
地学的な話をすると、日本海方面から流れてくる湿った空気は、それを遮るような高い山が存在しない滋賀県北側の上をスルーし、そのまま伊吹山〜鈴鹿山系にぶち当たることで雪が降る仕組みです。 というわけで北西の季節風が強い寒気に乗ってやってくると太平洋側の名古屋、三重県でも雪が降ることになります。
今回は北八ヶ岳にある山小屋、高見石小屋のスタッフがお休みの機会にこちらにやってくるということで、アテンド兼ラッセル役をこちらの友人づてで仰せつかり、鈴鹿セブンマウンテンの一つである竜が岳へ遊びに行ってきました。
この日は朝から曇っており、天気予報ではお昼くらいに晴れるかどうか、その後は下り坂とのこと。 稜線の風は基本的にいつも強いので、バラクラバとハードシェルを用意。また、視界確保のためにサングラスとゴーグルも用意。
Otopukeknit Alpaca knit cap Finetrack Activeskin Balaclava ACLIMA Wool Neck Gaiter
ONYONE Breathtech PP No-sleeve ibex Woolies 1 Crew HOUDINI C9 Loft Jacket GORE BIKE WEAR ONE GORE-TEX PRO Jacket
Finetrack Activeskin Tights ARC’TERYX Gamma AR Pants
point6 Hike tech Heavy crew HAGLOFS L.I.M GTX high
ARC’TERYX Phase Glove HESTRA 3-Finger Mitten
PETZL Summit EVO Hillsound Trail Crampon FAVER Aerobic Snowshoe
SMITH I/O FLOAT URBAN GALAXY ASTRA
Welldone Chips bag 25L Proto - mont-bell Down Crew - ACLIMA Wool Haramaki
Honey Some snacks Nutty Honey Rice ball *2 Boiled Water (mont-bell Alpine Thermo Bottle 0.9L)
グローブは雪山ではいつもヘストラ。 長いこと使っているけど、へたりもないし単純に暖かい。 インナーと分離できるのでお手入れしやすい。 今回初めて試したけど、3ッ指でもピッケルを持てました。
シューズとゲイターはこれからちゃんとしたのを用意したいと思った今回。 ロングゲイターがあるだけでも足下の保温効果も出るし、いるなと思った次第です。
冬は結局Polartec Alphaしか使ってないですね。
基本寒がりであり、この日はペースも早くなかったのでハードシェルを着たまま、ベンチレーションで調整。
ひとりでガシガシ行くなら、インナーを化繊TorロンTにするか、前半の登りでシェルを脱いでいたのではないかな。 レイヤリングを驚くほどシンプルにできるし、見た目の重量はそこそこ大きいけど着たままで脱ぐことがないから、実際のところほとんど関係ない。 元々が常に着て動くことを目的としているから重量の値だけで見てはいけません。 逆に暑いときに着ていって脱いでしまうと、保温力に比較して小さくならないわ重いわで困るときもあるけれど、その部分の見極めには経験と実験が必要なのはどんなウェアにも共通してることで、自分に合ったところを探していくしかないと思ってます。 特に、Alphaをはじめとするこういった通気性の良い綿モノに関しては今までのレイヤリング感覚と結構変わるので、体感しないと組み立てが難しく、実験できていない人には街着レベルで終わってしまう人が多いのではないかなと。 机上の想像だけでは意外とバランスが難しかったりします。 もちろん街着としても着心地が良いのでおすすめできるのだけど、それだけに使うにはコストパフォーマンスが悪すぎるし、この素材の持つポテンシャルを知らずにいるのは非常に勿体ない!
ゼロ度を余裕で切るような雪山、低山域でもめちゃ寒いところで遊ぶような人、自転車でガンガン風を受けるけど出る熱量は多いなんてときには合うし、そういった使い方をしない比較的温暖なところでちょっと遊ぶ程度であれば、こういったウェアよりもさらに軽くて暖かいインサレーションを買って持ち歩く方が良いと思っています。 要は使っているシーン���見えるか、考えられるかどうかですね。 Alphaは少なくとも自分の中ではめちゃ頼りにしているアイテムです。
今回のコースは竜ヶ岳の玄関口である宇賀渓を起点に遠足尾根で登り、ピークを経由し少し戻って金山尾根で下山する行程。 無雪期のランニングであれば、慣れた人で2時間程度で戻ってこられる約10kmのラウンドコース。 当然ですが雪が付いているとそんなペースではもちろん進めず、今回は6時間程度かかることとなりました。
始めの林道でも積雪・凍結があり、遠足尾根に取り付いてからは積雪は増えていきます。 自分はあまり気にしてなかったのですが、足元が結構滑っていたようで、同行の3人は早めにチェーンスパイクを付けることに。 その後も延々と登り続け稜線に出ると一気に積雪が増しました。 時折見える青空と下界の風景を楽しみつつ進みます。 開けた広い稜線に辿り着く頃には、ツボ足で進むととても効率が悪くなっていたため、風の止んでいる隙を狙ってスノーシュー、スーパーかんじきをそれぞれ装着。 一気に効率アップ!
結局自分は最後までチェーンスパイクを付けることはありませんでした。
自分はランニング用のスノーシューを持って行っていて、これがバッチリ。 ランニング用スノーシューは各メーカーともかなり軽量に作っていて、着脱がとても簡単なものが多いです。 スムーズに進むために雪に対するトラクションは下げられていることから、登攀性能やトラバース性能などはハイスペックなものと比較すると劣ります。 しかしワカンと2~300gの重量差で、浮力や着脱の容易さ、推進性能が得られることを考えれば、十分に担ぐ価値があると言えます。 もちろん地形的なことや、コース取りによってはワカン+アイゼンの方が有利ということもあるので一概には決めきれません。 今回の稜線は広い斜面が続き、トラバース、急登も数えるほどしかなかったために有効な手段となりました。
竜ケ岳の稜線はとても気持ちよく、雲が付くとホントにどこでも歩き回れるスペースがあります。 稜線まで出るアプローチにそこそこ体力が必要ですが、上がってしまえばそこはワンダーランド。 雪山初めましての方にもチャレンジしやすいと思います。
ピークが見える場所まで出たものの、行く先はガスの中。 時間が思ったより押していること、ピークに行っても楽しくないことが見えていたので、その場で踵を返し撤収することに決定。 帰りは金山尾根を使い下ります。 途中休憩も交えつつ下っていきますが、枝尾根の分岐でルートミスをし5分ほど登り返すことに。 その後は特に迷うことなく、シリセードも楽しみながら下りていきます。 もう少しで下山というときに、ようやくガスが抜けキレイな青空が顔を出し、スッキ��とした気持ちの中で山行を終了することとなりました。
なかなか雪質も良く、遊ぶには十分な量の積雪でかなり楽しめました。 八ヶ岳からのゲストにも楽しんでもらえたようで、また雪のないときも来たいとのお言葉も頂き、嬉しい限り。 やっぱりスズカは面白い!
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