#相変わらず脳がフラフラ心配するのに
Explore tagged Tumblr posts
cardcaptor-lisia · 1 year ago
Text
stress is no fun LOL my heart hurts now . i hope it won't last, i don't really forsee it lasting given the thing i was stressing about didn't happen ahaha but
2 notes · View notes
marumafan · 4 years ago
Text
Did fans really make Takabayashi sensei revive Conrad?
YES.
I’m posting this because I don’t wanna lose this info and then have to deep dive again to get the sources. Someone asked me for ‘proof’ that it was the fans and not sensei’s idea to keep him alive. I had read it so many times, but I understand that this info hasn’t been translated to English so maybe that’s why some people don’t know.
Here are a few of the places where you can find this information: 
Afterword in novel 8 ChiMA (after Conrad reappears)
 お手紙でご心配いただいた次男も、やっと復活しました。考えてみるとまったく出なかったのは、たった一冊だけなのですが……。どうでしょうお客さん、サービスで腕もおつけしておきましたよ?
Loose translation: "Conrad, who everyone was worried about in the letters, has finally revived.  When I think about it he was only missing from one book.... So what do you think customers-san, I even gave him back his arm as an extra."
In Japanese, Takabayashi-sensei sounds so fucking pissed off in this afterword, like “Here’s your fucking character” XD This novel came out in 2003.
-------------------------------------------
MA-HON  Interview  (around footnote 29, the numbers in black at the bottom)
- 喬林先生、次男を書くのは相変わらず苦手ですか? 喬林 もちろん。でも大シマロンと渋谷の間をフラフラしてるうちにヘタレ度がぐっと上がったから、昔みたいに脳天に力力卜落としを決めたくなるほどじゃないですね。
Loose translation: "Are you still not good at writing Conrad, Takabayashi-sensei ?" 
Takabayashi: Of course, but it's not as bad as it used to be when (Conrad) was fluttering between Big Shimaron and Shibuya. My brain doesn't lose as much power deciding as it used to."
*(after that she talks about giving him smelly feet) -------------------------------------------
Same page, at the bottom right, in gray where there's another talk between Takabayashi-sensei and Temari-sensei. Takabayashi sensei is asked why Conrad is difficult and she says it's because she REALLY doesn't like Conrad (2005)- this is addressed in the smelly feet part
-------------------------------------------
Same page (around footnote 34)
-以前と認識が変わったキャラクターはいますか。
喬林 認識……は、そんなに変わらないですね。ただ、さすがにもうコンラッドを「いつ殺そう、どうやって殺そう」とは思わなくなりました。以前は「サクッと死んでる予定だったんだし」つて気持ちが強くて、次に華���しく散る機会を用意することばかり考えてましたけど。 松本 死亡フラグ取り下げ?(笑) 喬林 ですね。一度はガッツリ立ってたんだけどなあ。 松本 それは何よりです。死んだらイカンですよ。 喬林 GEGが全力で正めてましたからね(笑)。あと、やっぱりアニメ化されたのは大きかった。あれだけ大勢の人の力を借りて生かされているのに、そう簡単には殺せないなあと。
Loose translation: “Have her perceptions of any characters changed?
Takabayashi: Perception... they haven't really changed. Except, that I don't think "When do I get to kill him, how do I kill him" in regards to Conrad anymore. Before that there was a strong "plan to give him a quick death", always thinking of the next opportunity to destroy him spectacularly.
Temari-sensei: The death flag had appeared? (laughing)
Takabayashi-sensei: That's right. It appeared standing upright.
Temari-sensei: Thank goodness it went away. I couldn't take it if he died.
Takabayashi-sensei: Well, that's because GEG did everything in her power to correct it. And then, of course when the animation came out, it was worse. When he  borrowed the power of that many people, one can't kill him that easily.”
In footnote 34 it says that 'there was a chance' Conrad was going to die in novel 5, kitto MA, but that GEG stopped it. Of course, we know GEG only does what the fans want, and if you go back to the afterword of novel 8, you can see that Takabayashi-sensei blames the fans, who are clearly the cause of him coming back. 
Also, look at her words in this last part! She was constantly thinking about killing him, but the anime made it impossible.
Again, I’m not trying to trash Connie, just sourcing that yes, he was supposed to have died a long time ago if it was up to the author.
35 notes · View notes
tiffany0222 · 4 years ago
Text
沢山のお祝いを頂いて、胸がいっぱいで。何回この日を迎えても同じ喜びじゃなくて、年々嬉しさは増すばかりです。動画でお祝いしてくれた皆さんに俺は何が出来るかなって考えて、皆さんの魅力を沢山紹介しようと思いました。俺はこんな魅力に溢れた皆に囲まれてるって…自己満足かもしれないけどお付き合いくださいね。
薮とはまだまだ全然話せていないんだけど、今俺から見る薮は凄く距離感を考えてくれているなって。詰めすぎる事無く、でも離れているわけでもなく、これから沢山の可能性を感じてます。デビューお前の方が早いんだし、そんなに後輩後輩しなくていいよ?っていうくらい礼儀正しいいい子なんです。
ごっち
ごっちと出逢ったのはここじゃなくて、なんならゲームの中で。繋がってもいないのに��愛がってくれて、俺の求めてたごっちが居るって思って繋がることを持ちかけました。落ち着いて少し離れたところで見ていてくれる、そんなお兄ちゃんみたいな人。まだまだ知らないことばかりなので、とりあえずご飯行ってお互いのこと語り合いたいね。
すばるくん
ぜんっぜん話せてないんですけど、毎度俺の声を褒めてくれてめちゃくちゃ照れます。相変わらずメッセージに癖があって、いや、癖が強すぎてメッセージ入ってこないんですけど(笑)そこがすばるくんらしさ全開で。本当にもっと話したいんで、今年は距離詰め作戦頑張ろうと思います。もっと謎のベールに包まれたすばるくんを暴きたいのでこれからもよろしくお願いしますね。
佐久間
佐久間は本当にテンションが高いです。しかもずっと変わらない。デビューして落ち着いたかな?って思ったけどそんなことも無かったです(笑)よく飯に行ってカラオケ行ったり、カニのビュッフェに行ったのも懐かしいな。一時期凄く目をかけてたヤツですね。たまの鋭いツッコミは本当にお前後輩…?って思うくらいです。
みっちゃん
みっちゃんは出逢った時から凄くしっかりしていて、落ち着いていて…でも意外と電話したら天然だったりいい意味でイメージを覆してくれたね。最近はなかなか話せていないんだけど、みっちゃんと話している時間は凄く楽しくて癒されます。北山さんが旦那さんって呼ばれててちょっと羨ましく感じたのはここだけの話(笑)これからももっとまだ知らないみっちゃんの事を教えてね。
とりあえず元気。でも凄く繊細だと思ってて。おバカですぐ真っ直ぐに突き進むから激突した時のダメージ大きいんじゃないかってちょっと心配だったりもするけど。恐れないで、思った方に進んでいける樹を少し羨ましくも思っていて。なかなかできる事じゃないからそれは凄く大事にして欲しいし、樹のいい所。でも少し落ち着きなさいよ、とも思ってます(笑)
まちゃさん
まちゃさんと電話した時のこと、今でも覚えてて。めちゃくちゃ楽しかったんですよね、当たり前なんですけど、凄く大人で落ち着いていて。だけど凄く面白い人なんですよね。話すこともそうなんですけど、話しているテンポも心地よくて。あんまり知らなかったまちゃさんのこと、今は少し知れてるなって実感してます。早く大倉くんと3人でご飯実現しましょうね!
辰巳
言わずもながら俺の大親友。ここで出逢った4年、泣き笑いバカ騒ぎを1番したやつ。何でここまで仲良くなれたのかは未だに不明です。俺はお前が居たから頑張れたし、折れないでここまで来れたって思ってる。俺の全部を認めてくれてるのはお前だなっていつも思う。早く飯行くぞ!今年も変わらず俺のそばに居てください。そして、一緒に笑っててね。
しめちゃん
最近1番目をかけている後輩です。可愛くて可愛くて、おバカで仕方ないんです。あれ、なんか間違った…かな、気のせいだね。でもこう見えてガラスのハートだし、グイグイは来ないんだよな。ちゃんと俺の事見てタイミング見計らって藤ヶ谷くーん!って来てくれる躾のできたワンコです。俺が他の後輩に取られそうになると必死でヤダヤダしてくるんだけど、またそこも可愛くて(笑)よく弄ってるけど、実は藤ヶ谷くんはしめちゃんが大好きで仕方ないです。
美優紀
全然顔出さないなー。今年は美優紀と太輔の仲になるんだろ?(笑)美優紀は俺の繋がっている女の子nrさんで1番長い付き合いになるんじゃないかな。とりあえず人狼での占いの的中率ハンパないです。占い師美優紀。ふわふわした雰囲気だけど、男を墜す術ちゃんと分かってる永遠のアイドルです。こんなこと言ったら絶対怒られるな(笑)
ハニー
ハニーはハニーです。因みに俺はダーリンです。あくまでも呼び名の話です。ずっとずっと昔の話。それこそまだフラフラしてた時に出逢ったね。女の子では1番長い付き合いだし、実は君に認めて貰えるのはこの姿でいる上でめちゃくちゃ嬉しかったりする。いつでも笑ってて、頑張りすぎるくらい頑張る女の子。だからたまに心配になるけど絶対弱いところは見せないね。最近になってやっとブラックなところ見せてくれるようになったけど、そんな所も大好きだよ。
はるちゃん
はるちゃんとは色んな人のCASで会ってて。CASで会う度に俺の事ちゃんと覚えててくれて。今でもセブンの肉まんで盛り上がったのを覚えてます(笑)まだ繋がったばかりで深い話まではなかなか出来ていないんだけど、凄くセンスに溢れた素敵女子です。これからもっとはるちゃんのこと教えてね。
にっしー
にっしーはね、もう見つけた時からマジで西島隆弘だった。文章も、雰囲気も、全てがNissy。凄く真面目で俺には絶対真似出来ない。作り上げるものの全ては完璧だし。でも完璧すぎてたまに疲れちゃわないか心配になるからね(笑)沢山色んな話をしてるけど、最近お互い忙しくてなかなか話せてないね。約束してた電話、近いうちしようね。
大毅
俺の中の永遠の後輩。語り継がれるエピソードを持つくらいには後輩の鏡。…とかいうとイメージと全然違うからやめて!か凄え調子乗るかのどっちかだから程々にしておきます(笑)とりあえず大毅は歯が多い、うるさい、可愛い、です。よく飯に行ってたんだけど、なんか最近全然予定が合わなくて行けてません。そろそろ飯行くぞ。予定空けとけよ?
田中さん
田中さんと繋がったのは急でしたね(笑)まだまだあまり知らないことが多いですが、お酒が大好きでノリが良くて。俺を落ち着いた抱擁力のある青年だなんて言ってくれるとても優しい方です。いつか俺もゴチにお邪魔したいです。そして飲みにも行きたいです!沢山お話してお互いのことを知っていきま��ょうね。
奈緒
奈緒の魅力語り出したら多分収まらなくなりそうだから簡潔にします。奈緒はとても静かなイメージだったんだけど、でも実は喜怒哀楽がとてもハッキリしてて、そして凄く優しい女の子。ドラマで共演していたのもあって、仲良くなるのはあっという間で、凄く早かった。たまに素直じゃないし、意地悪なところもあるけど、それも可愛いなってなるくらいには魅力的です。
春くん
春くんは一時期お互いによく相談だったり、話し合ったりしてた心の友。めちゃくちゃハッキリ言うから嘘がないというか。そんな所が好きなところ。酔っ払うと何言ってるか分からないけど、とりあえず俺のことが大好きなのは知ってるよって言っておきます。男らしいとか、格好いい、とかじゃないけど自然体で、格好つけずに人を大事にできる人。だからそんな春くんのフォロワーでいられる俺は幸せだなって思います。
みぃ
みぃは繊細でとても女の子らしい。悩んでる姿をよく見かけるけど、でもその度にきっとちゃんと自分の力でちゃんと立ち直れるそんな強さがある女の子。可愛いだけじゃなくて、そんな姿勢は凄く格好よくて尊敬してる部分でもあります。まあでも、あんまり溜め込まないようにね(笑)今年もお祝いしてくれてありがとう。
光とは少しずつ会話を重ねてゆっくりゆっくり距離を縮めているんだけど、そのペースが心地よくて。俺が話題に出したことにスマートに格好つけずに答えてくれて、なんだかそんなところに男らしさなんかを感じて。でもまだまだ謎だらけ。もっと深いところまで話したいね。とりあえず美味しそうなその料理のレシピ教えてね。
翔太
翔太も一時期よく飯行ったりカラオケ行ったりしたな。最近は忙しそうで遠くから応援してますよ。クールで、大人で、媚びない。そんなお前だから俺を頼ってきてくれた時は凄く嬉しかったのを覚えてるよ。他とは違うしっかりした目線で、いい意味で後輩だけど後輩っぽくない。そんな所が翔太の好きなところです。
亀梨くん
亀梨くんは格好いいけど、可愛い人だと思っていて。なんだろう、包み込む雰囲気が優しくて柔らかい。でもいざと言う時の抱擁力というか、強さというか、そういうのは格好よくて。美味しいものを沢山知っていて、いつか連れてって欲しいなとも思うしショッピングにも行きたいなって。渉だけじゃなくて俺のことも構ってくださいね。
チョコビ
言わずもながら俺の嫁です。なぜ嫁になったのかは忘れました。でも気づいたら嫁でした。とにかく考える事、感じる事が一緒。ノリも一緒。好き嫌いが激しいけど懐いたらとことん。でも人間が嫌い。なのに俺の事好きだって言ってくれるそんな子です。歌は上手いし、センスはあるし、流石です。近々また濃厚な話をしましょうね。
潤くん
潤くんは俺が繋がりたくてタグアカウントにアピールしまくって繋がって頂いた大先輩。なにがって、もう見るからに、話すからに松本潤なんです。俺と仲良くなるのはマストだって最初から言ってくれて、繋がれただけで嬉しかったのにそんなこと言われたら天にも登る思いですよ。落ち着いた声をしていて、聞いていてとても心地がいいです。二宮くんと話してる時のちょっと弄られる潤くんが個人的に大好きなのでまたCASしてくださいね(笑)
大野くん
まさか大野くんにお祝いしてもらえるなんて思ってなくて、凄く嬉しくてメッセージを見た瞬間大声を出して北山に笑われたくらいです(笑)大野くんの雰囲気は俺が求める大野智くんそのままなんです。おっとりしてるけど、芯があって、そして笑いのセンスにも溢れてて。まだまだ沢山話したいことがいっぱいで何から話そうかなってワクワクしています。
二宮くん
俺、フォロワーの嵐さんにめちゃくちゃ恵まれてるなって思うんですけど、二宮くんもその1人です。よくCASに遊びに来てくれて、声を掛けてくれて。なかなか俺が返事を返せてないのであまり話せていないのですが、優しいだけじゃなくて凄く人を見ている人なんだなって。誕生日に書いてくれたTumblrを見てそう思いました。本当にありがとうございます。
すーちゃん
俺の永遠のお姫様。とにかく美人でお姫様って言葉が似合う。でも結構大食いでよく食べる。よく食べてくれるからご馳走しがいがあるというか、美味しいお店に連れていきたくなる。頑張り屋さんで弱音は吐かないそんな強い子だからたまに心配になるけど、何かあったら気晴らしにデートしよう。姫のことは俺がお迎えに上がりますからね。なんて。
遥亮
最近なかなか顔を見せてくれませんが元気にしていますか?よくヒロとゲームしたり電話したりしたね。実は俺も遥亮の笑った声が好きです(笑)本当に遥亮は人の中に溶け込むのが上手くて、俺もすぐ仲良くなったのを覚えています。お酒が好きだって言っていたからいつか一緒に飲みに行こうね。お祝いしてくれてありがとう。
亮とも一時期凄えよく遊んだな。色んな話をして、色んなものを見て、色んなものを食べて。とにかく毎回手土産で持ってくるものが俺のドツボで、センスに溢れてて俺の脳みそ見えてます?ってくらいなんだよね。やっぱり顔面が国宝級だと劣るところがないというか、完璧なんですよ。もちろん亮の作り上げる世界も完璧なんだよね。君のその「01」の世界に少しでも入れた事は俺の誇りです。またご飯いこう。うどんがいい?(笑)
テテ
テテはとにかく末っ子って感じ。甘え上手で可愛いを知り尽くしてる。でも凄く遠慮しいで時々我慢してないか心配になる。俺と好きな曲が似ていて、可愛い顔してド変態です。絶対。俺の返事が遅くてもめげずに送ってきてくれるところとか、オケCASしたら必ず褒めてくれるところとか、凄く嬉しいです。ちょっと照れるんだけどね。いつかご飯行こうねって約束果たそうな。楽しみにしてるから。
タマくん
俺らのグループの絶対的エース。そして俺の玉森裕太。俺はこいつ以外に玉森裕太って存在を考えられない。面白さとかもそうなんだけど、ふざけてる様で真面目にちゃんと向き合うところとか、隠れたところで凄く努力家なところとか、俺が思う玉森裕太はお前以外にありえなくて。これまでもこれからも、玉森裕太はタマくんで��い。タマくんがいい。そう思わせてくれたのは君だけです。
たっくん
たっくんこと佐藤健、めちゃくちゃ真面目です。俺のフォロワーさん真面目な人が多いんだけど、フォロワーが多い中でここまでの事をこのクオリティでよく出来るなって本当に尊敬しかなくて。そして愛情深い人。彼の愛を一心に受けて過すあの人は多分相当幸せものですよ。ちょっと俺と似たところがある様で、いや、ごめんなさい、たっくんには到底及びません。でも結構ゲラなことも知っています(笑)また近々、あの4人で話しませんか?なんて。お祝いしてくれてありがとう。
大倉くん
大倉くんはとにかくイケボ。そしてやることなすことスマート。あんまり大倉くんが外しているところを見たことないんですけど、それは俺が後輩だからですか?なんかちょっとあれなんで、今度は是非弱点も見せてください(笑)寒空の初対面があんなんで本当にすいません。今度はもっとちゃんとした格好していきますね、なんていうのは置いといて、そろそろご飯行きましょう。大衆居酒屋でもオシャレなレストランでも、多分大倉くんと食べるご飯はなんでも美味しい気がします。また俺が迷った時は夜な夜な相談に付き合ってくださいね。なんて。今年もお祝いしてくれてありがとうございます。
兄貴
兄貴はイカついけど優しくて、可愛らしい人です。見た目は怖いけど実際そんなことないです。ジブリが似合うそんな方です。一言、そろそろ遊ぶ?ってそれだけメッセージをくれたんですけどね、そこに兄貴らしさが詰まってて。俺と兄貴だからこそのその一言っていうか。ご��もいいけど、ちょっとゆっくり語り合いたいです。色んな兄貴の顔をもっと見てみたいです。
斗真くん
斗真くんは通常時はイケメンなんですけど、お酒が入ってONになるとめちゃくちゃ面白いです。オネエになるともう誰も止められません、変態ですし、大変です。でもその暴走具合が面白くて、大好きで。でも凄く根は真面目で、俺のモノマネをCASでしてくれた時も全然似てなかったよね?ごめん!って謝ってきたりとか、いや、めちゃくちゃ嬉しかったからそんなの全然良くて、とても俺としては美味しかったのでまたやってくださいね(笑)またゲームしたいですね、今度は俺もON、させていただきます!本日もおつまるでーす!
山下くん
山下くんと俺、すぐ繋がれなかったの未だに後悔していて。もっと早く仲良くなってたら良かったなって思ってるんですけど、でも仲良くなり始めた日から俺の理想の山下智久は山下くんでしかなくて、格好良いとかそんな在り来りな言葉で表せられない魅力で溢れているんですよね。とんでもなく歌声がえっちです。セクシーとか通り越して、えっち。こんな締め方したら怒られちゃうので、真面目な話。俺が迷った時はとことん話に付き合ってくれて、受け止めて慰めてくれて、背中を押してくれたそんな強くて優しいお兄ちゃんです。これからもきっと頼ってしまうかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。
仁くん
仁くんは赤西仁以外のなにものでもありません。逆に仁くん以上の赤西仁って居るんですか?っていうレベルです。熱くて、真っ直ぐで、時にジャイアンだけど友達思いで愛情深いです。お酒飲むとめちゃくちゃ楽し��うに話すのでずっと見てられます(笑)仁くんには沢山叱られました。次はねえぞともまで言われました。でも、それでも、何度もめげずに俺と向き合ってくれたのは仁くんだけでした。どんな時も正しい道に導いてくれる俺の強い味方です。いつまでも俺はその背中を追い続けたいなと思っています。これからも沢山ご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。今年もお祝いしてくれてありがとうございます。
安田くん
安田くんは、俺の師匠です。歌、文章、発想、俺の中でこの3つ全ての頂点に立つ安田くん。もう開いた口が塞がらないとかそんなレベルじゃなくて。安田くんと出会えて、自分には見えなかった世界とか、逆に意外と同じだって思えるダークな部分を見せられる相手だったことも、全てが出会えて良かったと思えるところで。何回褒めても、何回紹介しても足りないくらいには魅力的です。言い過ぎやってーって言われてもこれからも容赦なく褒めますからね?(笑)今年の俺の目標は安田くんに褒められる1曲を持つことです!きっと今年で達成できるようなものじゃないと思いますが…(笑)またいつか、カラオケ行きましょうね。
錦戸くん
なにから紹介しましょうか?錦戸くんはめちゃくちゃ格好いいです。4年間ずっとその背中を追いかけて、ずっと見てきたからこそ後輩から見た錦戸くんは全て引っ括めて格好いいんです。多分分かってくれるのは大毅だけだと思いますが(笑)天然なところもありますが、チャラくてちょっとテキトーな気分屋なところもありますが、そんな全てさえ錦戸亮。ここ何年かは声までも錦戸亮になっているので多分あれは本物です。錦戸くんにはこれまで色んなところで助けていただきました。多分錦戸くんが居なかったら俺はここに立てていないんじゃないかなって。前とは少し違う距離で今年は支えて頂けたら、嬉しいです。無力ではありますが俺なりに錦戸くんの力になれたら嬉しく思います。今年もお祝いしてくれてありがとうございます。
北山さん
こんな風に貴方にお祝いされるなんて、数年前は思って無かった。不思議だし、人生どこでどうなるかなんて分からないね。まず繋がるとすら思って無かったし、何回も言うけど嫌いだったからね(笑)今はまあ、それですよ。はい。何から書こう、貴方を紹介するって難しくて。頑張り屋で凝り性、人の懐に入るのが上手くて、コミュ力オバケ、最年長なのに俺にはワガママ、しかも俺にしか聞けないようなワガママしか言わない、グルメで美味しいものを凄く知ってて、アイディアマン、抱擁力をなめてたら丸ごと包まれる、箇条書きにしたらこんな感じ。でも、それを全部纏めてひと言で言わせてください。俺の隣はこいつ以外に務まらない。色んな道を歩んで、色んな世界を見て、思ったことは俺の1番の北山宏光は彼です。これからも、メンバーとして、シンメとして、ライバルとして、よろしくお願いします。お祝いしてくれて、素敵な動画を作ってくれて、ありがとう。
11 notes · View notes
skf14 · 4 years ago
Text
11060007
間接照明なんて小洒落たものは、この部屋には置いていない。それは私の生活に、そんなオプションにまで気を配るほど金銭的にも精神的にも余裕がないせいでもあったし、そもそもワンルームの狭い部屋でテレビ以上に程よく光を与えてくるものなどないからでもあった。
「そろそろ照明買えよ。」
「なんで。」
「だってお前、セックスする時暗いと何も見えないじゃん。かと言って部屋の電気は付けさせてくれないし。」
「明るいの恥ず��しいから付けない。それに、テレビつけてるじゃん。十分見えるでしょ。」
「そのせいで俺らは深海魚に見守られながらハジメテを迎えたわけだけど。」
「素敵な初夜じゃない。それに、強いて言うなら今日も、ね。」
そう、今日も、私と彼は、狭いシングルベッドの上で、深海のドキュメンタリー映像に見守られながら繋がった。夏の暑い日、地球に鞭打ってクーラーをガンガンに効かせ、程よい室温の中で体温を分け合った。光る四角の中では、ゆらりゆらりと奇抜な形と色をしたクラゲが、波も音も光も何もない水の底を揺蕩っている。まるで私たちみたいだ、とその様子を自嘲すれば、彼は、詩的なことはよくわからない。と眉を下げるんだろうか。
「嫌い?深海魚。」
「いや、嫌いじゃないけどさ。」
「なら良かったじゃんか。何、それともガキ使でダウンタウンに見守られながらしたかった?」
「色々アウトだよバカ。何が悲しくて、おっさんがケツしばかれるとこ見ながらイかなきゃいけないのさ。」
「ふは。」
あいにく私はブルジョアな身分じゃないただの派遣社員だし、いつ切られるか分からない首を皮一枚つなげて、なけなしの賃金は生活に消えていくし、彼は輪郭の曖昧な夢と、どこかにあるはずだと信じて疑わない「自分にしか出来ないこと」を追いかけるだけのフラフラした大人だし、未だにどんな仕事をしているのかすら知らないし、間接照明は大体部屋が沢山ある家に住むちゃんとした大人が所持するものだろう。私の家には、相応しくない。この価値観はいつどこで拾ったものなのか、どう育ったものなのか、最早分からない。
彼が煙草をやめてから、どのくらい経っただろう。気を遣って、彼が初めて家に来る時買っておいた百均の灰皿は、シンク下の扉の中で埃を被っている。別に嗜好品まで支配する気はない、と遠回しに伝えた私に彼は、「でも好きじゃないんでしょ?なら、キスもするし、辞めるよ。」と笑った。あぁ、ダメになる。と思う。私は、いつまでも私のまま、立っていたかった。
「あ、出た、お前の好きなやつ。」
「そろそろ名前覚える気ない?」
「覚えらんないよ。こんな難しい名前。」
「ミシシッピアカミミガメより短いし、簡単でしょ。カイロウドウケツ。」
「ヘチマ乾かしたやつにしか見えねぇ。」
「もうヘチマにしか見えない。」
画面の中で、海綿体の仲間、カイロウドウケツがゆらゆらと海底に生えているのを、大して興味もなさそうに彼が私の身体越しに見ていた。偕老同穴。言葉を先に知っていた私は、己がそれを好きになった皮肉をひしひしと感じていた。いや、別に関係はない。ただ、その二酸化ケイ素、いわゆるガラスで作り上げられた骨格が美しく、惹かれただけだ。
テレビに夢中になっていた私を、彼は抱き寄せて頸にキスをして、好きだと言っていた腰のラインを撫でて、まるで愛用の抱き枕のように優しく扱う。彼にとって心地良い存在になっていることを、微塵も疑わなかった。少なくとも身体に関しては、細く、白く、肌触りが良いように気を付けていたし、それを褒められるのはとても幸せなことだった。少し無骨で私よりも大きな手が私を撫でる時間が、夢のような心地を私に与えた。
私と彼、どちらがエビなのだろう。カイロウドウケツは、網目構造内、胃腔の中にドウケツエビ、というエビを住まわせている。このエビは幼生のうちにカイロウドウケツ内に入り込み、そこで成長して網目の間隙よりも大きくなる。つまりは外に出られない状態となるのである。
寄生、依存、嫌な言葉はいくらでも思い浮かぶ私の脳は、「共存」というたった一言を導くことが出来ない。そう、私たちが、将来的に分化し、雄と雌の番になって一生を過ごすエビ同士だと、どうしても思えないように、私は彼のもの、彼は私のもの、そんな歪んだ物差しで、いつも彼を見つめていた。
カイロウドウケツにとって、ドウケツエビを住まわせるメリットは何もない。知らぬ間に己の中へ勝手に入り込み、出られなくなるほど大きくなり、カイロウドウケツに引っ掛かった有機物や、食べ残しを啜りながら、そのガラスの網目に守られ、身勝手にもオスメスに分裂し、安寧の中で呑気に繁殖する存在だ。これを共存などと呼んでしまえるほど私の神経が図太ければ、よかったのに。
彼は、私がなぜこの生き物を好きなのか、知らない。
「片利共生。」
「ん?何?」
「ううん、何もない。」
「そう。そろそろ寝よう。もう眠いよ俺。」
「うん、明日何時に起きる?」
「予定もないし、起きた時に起きれば良いじゃん。」
「だね。で、パン屋行って昼食にしよう。」
「だな。」
「じゃあ、おやすみ。」
「ん、おやすみ。」
テレビに釘付けな私の背後で、背中を向けた彼は布団を鬱陶しそうに胸元まで押しのけ、眠る体勢へと入った。暖かい体温を背中に感じながら、私の思考はまたカイロウドウケツへと戻ってくる。彼らのような関係を、片利共生、と呼ぶらしい。片方がメリットを享受し、片方にはメリットもデメリットもない。これが仮に、片方に寄生することで害を及ぼす場合、片害共生、と呼び名が変わる。互いに利益を及ぼす場合は、相利共生。
彼と私のような関係は、どれに当てはまるのだろう、と、カイロウドウケツを見る度に思う。勿論、人間関係が、恋愛感情が、メリットデメリットで全て片付くなんて、そんな機械的思考は持ち合わせていない。が、しかし。私は彼のガラスで出来た繊細な檻の中で自堕落に自由を堪能している能無しなのかもしれないし、彼を囲うように己の身体を組み替えて腹の中に収めている傲慢な女郎蜘蛛なのかもしれない。考えは広がり、収集がつかなくなってゆく。彼はとっくに眠りに落ち、すぅすぅと穏やかな寝息が聞こえてくる。寝つきがいいのが自慢だと、小学生のような誇らしげな顔で彼は言っていた。私はそれをBGMにしながら、思考の海を漂うのが好きだった。
揺蕩う思考の中は掌で温めたローションみたいで、冬場にしっかり保湿した私の二の腕の内側みたいで、要するに、柔らかくて気持ちがいい。微睡みにも似ているこの感覚が好きで、私は脳を休ませない。
私が彼を家に誘った時、意を決して彼にのし掛かったら、「我慢出来なくなるからやめてくれ。」なんて泣き言を言われて、柄にもなく興奮した。可愛い、と思った。だから私は、いいよ。と、ただ一言、それだけ言って、身を委ねた。初めての経験だった。苦手だった人肌も体温も、彼のものであれば共有したいと思えた。不思議だ。人間というのは、杓子定規にはいかない。私は、彼と、恋人をした。ありとあらゆる思いつくことをした。させた。付き合わせた。楽しかったのだ。どうしようもなく、まるで初めておもちゃをもらった子供のように、際限なくはしゃいだ。あれは間違いなく、初めての、恋だった。
画面の中、私の目に四角く映る白い画面の中では、名前すら判明していないカニの一種が寄り添い合って、海底に沈んだ鯨の骨を啄んでいた。ふわふわと千切れて漂う頭蓋のふやけた脂肪が、いつか北海道で見た大きな綿雪のようで、私は寒くもないのに布団に潜って、彼の背中に寄る。丸くて、暖かい。生きている人間がこうして、隣にいる。私はダメになりそうになって、ダメになってもいいか、と自分を甘やかして、明日なんて別にどうでもいい、と、心の蟠りを全部捨てて、意識はまた脳内の深海へと戻っていく。
私、貴方に、ずっと言えなかったことがあるの。そう。私、貴方の前ではそれなりにちゃんとしてたけど、本当は全然ちゃんとしてないのよ。仕事から帰ったら服は脱ぎ散らかすし、好き放題開けたピアスは毎日どこか付け忘れてみっともなく穴だけ取り残されてるし、キャッチはすぐ無くすし、しょっちゅう転がってるの踏むの。勿論、貴方から貰ったのは、ちゃんとケースに飾ってあるけど。子供は嫌いだし、マトモな生活だってしないし、ファーストフード大好きだし、お肌はたまに荒れちゃうし、それに、人の愛し方が分からなかったの。
���くせば気持ちが伝わるって、それはただの自己満足だって、言われたわ。見返りを求めてるように見える、って。そうよね、当たり前だわ。分かってた、私。でも、それ以上の正解が見つからなかった。私に愛されちゃった貴方が可哀想で、申し訳なくって、ごめんなさいって、考える度そんな気分になるわ。謝るのだってきっと、自己満よね。
「愛、って。なんだっけ。」
ぼそり、溢れた言葉を拾う人間はいない。ゆらりゆらりと画面を横切る脳のないクラゲには、そんな芸当させられない。美しいものは、美しいというだけで、もうそれ以上すべきことはない。人間ばかりがどうにも醜いから、世界のアレやコレやをせずにはいられない。愛。愛って、何?義務?オプション?幸運?麻薬?どんな例え方をしても、しっくりこない。ただ、私は貴方を愛だと例えるし、貴方は私を愛だとは例えないだろうってことは、分かる。悲しいわ。私、貴方のことになると、年甲斐もなく悲しくなる。
窓が白んでいるのに気付いて、私はそっとスマホを傾け、時刻がもう朝の4時を迎えようとしていることに気づいた。3:58。偶数は、割り切れるから気持ちがいい。今から眠ればきっと目が覚めるのは11時過ぎで、私よりもゆっくり眠る貴方は私に起こされて、ぐずりながら私を抱き寄せるのね。
テレビを消し、意識しなければ消えていきそうな光を捕まえて、彼の方を向いて見た。相変わらず背中しか見えない。着ているスウェットからは、私の使ったことのない柔軟剤の匂いがして、私の好きな香りじゃないのに、落ち着いてしまうのが妙に悔しかった。貴方が愛されてる匂いだわ、なんて、捻くれた私は胸がチリっと焼ける気分になる。貴方のお母さんが、貴方を思って洗った服。羨ましかった。愛されても愛されても、飢えてしまう病気なのだと、私は彼の憎らしい香りを胸いっぱいに吸い込んで、軋む肋骨を摩った。
普段無駄にある語彙を尽くしても、結局、好きだと、それだけが彼に抱いていた感情だった。馬鹿みたい、そんなはしゃげる歳でもなかったのに。彼よりも歳上で、しっかりしなきゃいけなかったのに。
私は彼の背中をそっとなぞり、そして、息を潜めてぴったりくっついた。
微かに聞こえる鼓動の音。
私と同じ形の、身体。
馬鹿ね、私も貴方も。セックス、なんて、覚えたての中学生みたいに茶化しあって、感覚で快楽を共有して、繋がれるモノも場所もないのに、歪な形を自覚した上で、ここに存在するのが最上の愛だって、信じてやまないの。違和感だらけの世界で、何も考えず貴方を見上げてた刹那が、どうしようもなく、幸せだった。こんな思考なんて今すぐにでも燃えるゴミに出してしまえそうな、堕落を悪だと思わない洗脳にも近い、強烈な幸せ、だった。
うん、幸せだった。私。今更理由が分かったの。きっとあれは、私が、貴方で幸せになってた時間だったんだわ。���方と幸せになりたかった私の傲慢さが、私にしか見えない世界で、私を道化にしたのね。
貴方がいなくなってからもう、随分と時が経った。のに。未だにベッドに眠る度、私の顔の横へ肘をついてキスに耽る貴方を思い出す。私の好きなぬいぐるみを枕に惰眠を貪る貴方を思い出す。五感に結びついた記憶は厄介だと、貴方が身をもって教えてくれた。
今更、もう一度貴方と共に、なんて、そんなことは思わない。ただ、もう少しだけ、せめて深海に潜る時だけは、貴方を思い出すことを、許して欲しい。
共に幸せになれなかった、懺悔を込めて。
2 notes · View notes
neige-biblio0413 · 2 years ago
Text
宵闇のストレンジャー
書きたいところだけを書いたノスとウスの雰囲気だけのおはなし。 「夜のストレンジャー」の続きとして書いたもの。すぐに始まってすぐに終わります。
舞台はおなじく20sのアメリカ。御真祖さまに頼まれて別荘の内見に、はるばるルーマニアから出てきた白銀の狼と、その親友の話。      
***
「宵闇のストレンジャー」
戦勝に沸き、華やかな夜が近づく摩天楼の国。
これだけの人がいる国では、狭い路地で人とすれ違うことなどあまりにも普遍的なことであり、誰もそれを疑うことなどしないだろう。ドン、とすれ違いにドラウスに誰かがぶつかったとしても、それは特段おかしいことなどではない。
しかし、「どこ見て歩いてるんだよ!」と吐き捨てられたノースディンの目の色が変わるのは、早かった。  「待ってくれ、ノース!」  すぐにドラウスの制止の声が飛んだが、ノースディンの耳には入らない。  「なんだ……?!」  走り去ろうとした相手が、突然動かなくなった自分の体に困惑した表情を見せた。  「礼儀を知らない愚か者が。腹の足しにもならん」  空気を震わすような声が路地に響く。  「盗ったものを出せ」
 ノースディンは時代の潮流について、ドラウスよりも幾許か理解があった。彼にとって路地裏の闊歩は格好の標的になることであり、不自然すぎる衝突は”ちいさな犯罪”の常習だった。  「何も盗ってない!」  見かけにして10歳くらいの少年がガタガタと震え出したのは、決して恐怖だけが理由ではない。いまや路地裏の気温は、ロンドンの冬に近づくほど下がろうとしている。  「威勢のいい坊やだ」  嫌味をたっぷり含んだ言い方だった。外見上は人の形であっても、彼らは古の吸血鬼。この少年が対峙している存在は、まぎれもなく夜を統べるものだった。「われわれから物を盗むなど、ましてやあろうことか彼の懐から頂戴しようとするなど、愚かにも程がある」。ノースディンの声色は、いっそう冷たいものとなった。  「残念だが、夜はお前に味方はしない」  「ひッ」  「ノース!」  見かねてドラウスが声を上げ、太腿まで凍りついたところで、少年はようやく黒い財布を差し出してきた。上質な皮のそれは、まさしくドラウスの財布であった。 フンと鼻を鳴らし、少年から財布を奪うと、ノースディンはドラウスに財布を差し出す。  「用心しろ、まったく」  しかしドラウス��、このややお人好しの白銀の狼は、素直にその財布を受け取ることができなかった。  「これはわたしの財布じゃないよ、ノース」  ノースディンの顔に驚きの色が広がったのは当然のことだ。  「ドラウスおまえ、何を言って」  「だからノース、彼を離してやってくれ」  「ドラウス!」  財布は間違いなくドラウスのものだった。しかしドラウスは財布の受け取りを拒否し、あろうことか少年を庇おうとしている。語気をやや荒げてノースディンは親友を嗜めたが、ノースディンは彼の親友にめっぽう甘い。  「頼む。お願いだ」  寂しそうにドラウスが笑うのなら、溜飲を下げざるを得なかった。  ノースディンが眉間にしわを刻むと、少年の下半身を縫いとめてい��氷は、パンっという音をたて、バラの花びらが落ちるようにほろほろと砕けていった。  「……」  「引き止めてすまなかった。わたしのじゃなかったようだから──これはきみに返そう」  まだ眉間に皺を寄せているノースディンの隣で、ドラウスはつとめて穏やかにそう言ったが、突然自分を襲った、人でない何かの強い力に恐怖した少年がようやく与えられた隙を逃すわけがない。  「あっ」 ドラウスが声をかける前に、少年はフラフラと立ち上がり、そのまま財布を受け取ることもなく走り去っていった。  「行ってしまった……」  行き場のなくした財布をしまいながら、ドラウスは走り去る少年を見送った。  当然、一息おいてノースディンのお説教が始まる。  「あほウス!なぜ逃した」  親友の厳しい声に、ドラウスはぴょんとはねた耳のような癖毛を、しおしおぺたり、と伏せた。  「わかっているよ、ノース」心なしか一本だけ飛び出したアホ毛もしなしなとしているように見えた。「けど、まだ子供なんだよ」  「貧相な子どもが一人、いったい何だというんだ?」  ノースディンはドラウスの言葉を一笑に付した。  「あんなのはスリの常習犯だ。いまさら哀れみを与えたところで、彼らにとって我々は所詮いいカモでしかない。こちらの好意など土足で踏みにじってくる」  「わかっているさ」  しょんぼりとしたまま、ドラウスがつぶやく。  ドラウスは財布を盗られたわけではなかった。それを知っていて、あえて財布を盗らせたのだ。  ドラウスとて世間知らずなわけではない。何百年も生きている分、前から歩いてきた少年の置かれている環境は、容易に想像できた。しかしそれが小さな罪だとしても、置かれた場所は、彼の罪ではない。ドラウスはそう思っていた。  少年のおびえた顔を見てドラウスの脳裏に浮かんだのは、彼のいくぶんか大きくなった息子の顔だった。  「ドラウス。わかっていないんだ、おまえは」  ノースディンは怒っているわけではなかった。ただ心配で仕方がない。  「あの子供ひとりを助けたところで、世界は簡単には変わらない。この先、あのような境遇の子供はどんどん増えていく。わかるか? 東の風はまだ吹いているんだ」  より人と関わることの多いノースディンは、人間の醜さをよく知っていた。だからこそ、ノースディンは人間の何がいったいどんな結果を引き起こすのか、その見当が付け���れた。その醜さにドラウスが巻き込まれてしまうこと。それこそノースディンが最も許せないことであり、どんな手を使ってでも忌避すべきことだった。  「でもノース。だからって子供に手を差し伸べてはいけない理由はないんだろう?」  「わたしは、おまえのその優しさがお前自身を殺しやしないか不安なんだ。バカウス」
0 notes
team-ginga · 3 years ago
Text
映画『書を捨てよ、町に出よう』
 DMM. comでDVDを借りて、寺山修司の映画『書を捨てよ、町に出よう』(1971)を見ました。
 随分昔、��ょっとすると40年近く前に、ビデオ屋でVHS(!)を借りて見たことがあります。以前見たときは、「暗い映画だ」、「貧乏くさい映画だ」と思い、あまりいい印象がない……というか、最初と最後に主人公がスクリーン越しに観客に語りかけるとか、若き日の平泉成が2枚目役(?)で出ていたとか、美輪明宏(当時はまだ丸山明宏ですね)がバスタブに入っていたとかいうことくらいしか覚えておらず、その後に見た『田園に死す』(1974)、『さらば箱舟』(1982)の方がはるかにいいと思いましたが、改めて見てみると、これなかなかいいじゃないですか。私は好きですね。
 中心となる物語は確かに「貧乏くさい」かもしれません。主人公の少年(実際には青年なのかもしれませんが、少年と呼びたくなるキャラクターです)は青森の田舎(最初と最後に「青森県……なんとか町……字なんとか……字なんとか」と住所を言います。実際に存在する住所なんでしょうか)から東京に出てきて、父親、祖母、妹と一緒に線路脇のアパートで暮らしています。
 父親は無職でテレビのクイズに応募することだけが生きがい(?)で、なぜか息子にも祖母(彼からすると母親)にも敬語でしゃべります。妹は今ならコミュ障とでもいうのでしょうか、人と馴染めず馴染まず、ウサギを大切に飼っています。
 少年は自分が入りたかったけれど入れなかった大学(なのだと思います)のサッカー部に出入りしていて、部員の近江という男(平泉成)に可愛がられています。あるとき近江はまだ女を知らない少年を娼婦宿に連れて行きます。
 この娼婦宿はなかなかの魔窟で、男なのか女なのかわからないガラガラ声の年増の娼婦や、占いをすると言って200円受け取って「あんたの手相は最低だよ」と言って去っていく娼婦(「え? 浅川マキ?」と思ったら、本当に浅川マキでした)や、年配どころか老婆としかいえない娼婦がいます。老婆の娼婦は上半身裸で、隣には全裸の男がうつ伏せに寝ていますから、客をとっていたということなのでしょう。その老婆が化粧をしながら少年に「何の用だい?」と言う場面は非常に衝撃的でした。
 少年はその中ではまともな娼婦を相手に「筆おろし」をしようとするのですが、怖くなったのか途中でやめてしまいます。帰ろうとして、布団(なぜかシーツに墨でお経のような文句が書かれています)を仕切るカーテン(こちらには浮世絵風の絵が書いてあります)を開けると、そこに広がるのは青森の田園風景!
 いかにも寺山らしい演出ですね。そうそうこれが見たかったんだと思いました。
 その後、少年の妹が学校にも行かず他人と関わらないのはウサギのせいだ、ウサギがいなくなれば���ともになると少年の祖母が言って、アパートの隣人にウサギを殺すよう頼みます。で、いざ隣人がウサギを殺すと、祖母は「この人が殺したんだ。私のせいじゃないよ」と言います(うーん、なんちゅう婆さんだ)。
 ウサギが死んでショックを受けた妹は、なぜか少年が出入りしている大学のサッカー部の部室へフラフラと行き、そこにいた部員たちにシャワー室で強姦されます(うーん、キミたち、それ犯罪だよ)。
 少年はなぜ妹がそこにいるのを知ったのかわかりませんが、部室の前までやってきます。そして中で起きていることがなぜわかるのかわかりませんが、妹が強姦されている姿が彼の脳裏をよぎります。でも、彼は何もしないしできません。部室から出てきた妹を家まで送るだけです。
 えーっとそれから……妹をちょっとおしゃれなレストランへ連れて行ったら、そこへ近江が恋人を連れて来て、4人で一緒にローストビーフ(当時はこれが最先端の食べ物だったんでしょうか)を食べるシーンがあって、近江のおしゃれなマンションで近江とその恋人が乳繰り合っているのを少年が見ているシーンがあって、近江が「お前も来いよ。一緒にやろう」(!?)と言うけれど、少年は断って、少年の父親が祖母を養老院にやろうとして、なぜか養老院から神父のような人物がやって来るシーンがあって、腹を立てた祖母が家を出て、街の人たちに500万円の宝くじが当たったと嘘を言うシーンがあって、少年が近江に父親のために屋台車を買って屋台のラーメン屋をさせてやりたいと言うシーンがあって、ある日少年が近江のマンションに行くと、そこに裸の妹がいて「ここで暮らす。もう家には帰らない」というシーンがあって、少年が家に帰ろうとしていると屋台車のそばで父親が警察に捕まっていて、少年はこの屋台車は自分が買ったものだと言うけれど、盗んだものだと言われて少年が警察に連行されるシーンがあるわけですが、この映画の面白いのはそういうメインストーリーではありません。
 メインストーリーを分断する形で挿入される不可解な映像こそが、この映画の最大の見どころであり魅力です。例えば、ペニスの形のサンドバッグを道行く人に叩かせる女が警察に囲まれるシーンや、少年が渋谷の歩行者天国(なのだと思います)で道行く人に話しかけ、ろくに相手にされず罵倒するシーンなぞは、ゲリラ撮影というのかな、役者を使うのではなく、実際に道を歩いている一般の人に話しかけているのだと思います。
 何が起きるかはやってみないとわからないーー当時流行った「ハプニング」というやつですね。時代を感じさせます。
 また、吃音の青年のモノローグや、政治活動をして警察に追われている男のモノローグや、三行広告というのかな、要するに交際相手を求める人々(多くは同性愛者です)が作ったビデオメッセージが延々と流れるシーンや、少年が人力飛行機を作り空を飛ぼうとするシーンや、果てはヤクザ風の服装の中年の男たちが高倉健の絵をバックに野太い声で「ケンさん愛してる」と歌うシーンもあり、非常に魅力的です(あ、もちろん美輪明宏がバスタブに浸かっている場面���あります)。
 セーラー服姿の清楚な女子高生たちが牧場をバックにして「私が娼婦になったなら」(だっけ?)という歌を歌いながら上半身裸になるシーンでは、私は思わず爆笑しました。悪い意味ではありません。もちろんいい意味でです。
 ラストは……(この映画の場合は、ネタバレしてもいいですよね)キャスト全員が揃う中、少年が再び観客に語りかけ、「これで映画は終わりだ」、「自分は父親でもない斉藤さん(父親役の役者のことです)に「お父さん」と言ったりして、だんだん本当にお父さんかもしれないという気がして来たけれど、そうなると「カット」と言われて次にシーンに移らねばならなかった」、「映画なんて、ポランスキーでも、大島渚でも、アントニオーニでも、映画館の暗闇の中でしか成立しない。真っ昼間にビルの壁に映すことなんかできない」、「さよなら映画」ということを言って、最後にキャスト・スタッフ全員の顔が順番に映っておしまい。
 寺山の作品ではいつも問題になる母親と息子の関係は、この映画では少年の父親と祖母の関係に投影され、父親が子どもの頃、家族で記念写真を撮るシーンに集約されています。写真を撮るために集合した家族の中に日本髪を結った上半身裸の女がいたり、父親が小人だったりするのはいかにも寺山という感じで、私は好きでした。
 もちろん万人受けする映画では絶対にありません。でも、ある種の人間(私もその一人です)にとっては素晴らしい映画だと思います。
 心地よい経験かどうかはわかりませんが、この映画を見れば今まで経験したことのないものを経験できると思います。
 是非ご覧ください。
追記:  書き忘れていましたが、この映画では壁や地面に描かれた文章を映すという手法が多用されています。例えば「苦しみは変わらない。変わるのは希望だけだーーマルロー」というような文が壁に落書きされているのを映すという手法です。  この手法って誰が発明したのですかね。いっときゴダールが多用していたのは知っているんですが……  でも、せっかく映すなら、最後まで読めるよう少し長めに映して欲しいものです。読みきれないうちに次のシーンになってしまうというのが何度もあったような気がします。
追記2:  私がいた学生劇団「風波」は京大西部講堂の裏にボックスがありました。ボックスの壁にはさまざまな落書きがありました。その中で私は「明日の朝も戸口には牛乳瓶が配達されているだろうーージョージ・オーウェル『カタロニア讃歌』」という落書きが好きでした。  そういう文化(落書きの文化!)がある時代にはあったから寺山はそれを『書を捨てよ……』に取り入れたのでしょうね。
0 notes
cosmicc-blues · 4 years ago
Text
2021/4/3
朝、そんなつもりじゃなかったのに朝早くに目が覚めてしまう。遠足が楽しみすぎて早起きしちゃう子どもみたいだとじぶんでも少し呆れる。窓からの日差しを見て、曇りかなと思っていたら、さらさらとシャワーのように白色の光が注いてくる。雲が流れたらしい。寝ようにも寝られないから、布団カバーとか枕カバーを洗濯することにする。洗濯のあいまに公園をぐるりと二周くらい、すっかり緑になった芝生を眺めながら、そこにこれからのじぶんたちの姿を思い浮かべる。陽射しを浴びるハナミズキの緑色の葉っぱも薄桃色の花びらもラミネートフィルムのように透けている。
時間ピッタリに待ち合わせ場所に着くと、花壇のレンガに腰掛けるNらしき後ろ姿が見えて、でも、そのすぐ隣に腰掛けているひとが坊主頭で、一瞬あたまのなかが、はてな、はてな、はてなになる。二人はやっぱりNとRで、不意打ちっていうか、ほとんど奇襲をくらいながらも、まえからこんにちわ~。坊主頭のR、すぐに高校球児の姿がそこに重なる。野球をやっているときの高校球児は天使とか妖精みたいに見えるけれど、Rはなにもしないでただそこにいるだけで天使とか妖精みたいに見えるというか、てるてる坊主とか、傘地蔵のお話に出てくるお地蔵さんのような佇まいがあって、拝んでおくとなんか御利益がありそうな感じがする。Nはワレワレハ…の宇宙人みたいな銀色の服。少しして横断歩道の向こう側にのそのそ歩くMの姿が見える。春仕様の服(水色のシャツ)になっていて気づかなかったとN。4人でTの登場を待つ。なかなか来ない。Nがその場にレジャーシートを広げはじめる。車道を挟んだ向かい側にTらしきひとが見えて、すぐにバスの背後に見えなくなる。まもなくTが横断歩道をひらひら渡ってくる、全員集合! Tの驚愕の表情、びっくりしすぎて? 外国人みたいなイントネーションになっているのが面白おかしい。TとNがいきなり意気投合してワイワイワッショイ、照れちゃって、照れちゃって、あたまがくらくらする。Tのあまりにも真っ直ぐな視線が眩しくて目がおよおよと泳いでしまう。コジコジのワッペンがかわいい。早くパーカーのイラストを自慢したいのにそれどころではない。
ピクニックの買い出し。各々好き勝手にお買い物、レジャーシートの上にどんなものが飛び出すのかを楽しみにするために、みんなのカゴの中はあえて覗かず。2017~19年頃のはなしをしながら公園へ。まったく不思議なめぐり合わせだと思う。フェレット兄弟をはじめ、Tをとりまく環境から届けられる写真や言葉は当時のじぶん(たち)にとってささやかな幸せの種のようなもので、それを覗き見ながらほんわかして、その種は意外なところにも花開いていたんだと言いたい。それからおたがいに、きっと色々なこと(たぶん、それは表面的にはかなり似通った境遇のこと)があって、いつしかおなじ公園で気づかないまますれちがっていたのが、今日こうして相まみえる。でも、どんなに過ぎてしまっても、時の流れとともに色々なことが変わってしまっても、かつて、そこに小さな花が咲いていたという覆りようのない事実のことは忘れたくないと思う。たとえ、忘れてしまっても、たまには何かの拍子で思い出したいと思う。
芝生の上に虹色のレジャーシートを広げる。左からT、N、R、Mの並びでシートを囲う。Tのライオンの靴下がかわいい。芝生のなかにある大きな桜は葉桜になってしまっているけれど、池縁の桜はまだ花を残していて、そよ風にのって数枚の花びらがときおり漂ってくる。上空には大きめの雲がいくつも流れていて、芝生は翳ったり陽射しがさしたりを繰り返��。その雲はもうすぐで輪郭と陰翳のある夏の雲になりそうな。陽射しがさすとあっちーなって感じで、買ってきた氷がはやくも溶け始めている。Nが箱詰めで買ってきたショートケーキをみんなでいただく。唯一ショートケーキだけは苦手で食べられないと言うと、Nはみんなのケーキからイチゴだけをあれよあれよと徴収して、雑な感じでお皿に盛ってくれる。なんてやさしいんだ。イチゴ美味しい。RかMかが余ったイチゴなしのケーキをナチュラルに押し付けられていた(ような気がする)。
宴会ではなくピクニックの始まりはじまり~。すぐ隣でも、別の一組のピクニックが始まっている。演劇団みたいな大勢のひとたちが池の周囲で色んなポーズの写真を撮っている。Mが度数9%の危険なお酒をプシュッしていて、あとでえらいことになりそうだと思う。Tは3%の安全なお酒、Nは午後の紅茶割り、これ美味しいよ~とRにも同じものを作ってあげていた(ような気がする)。ヨーグルト割りを作ろうと思って、あらかじめシェイクしておいたヨーグルトのフタを開けると、ぴしゃっとヨーグルトが顔に跳ね返る。どこからともなく、しゃぼん玉が飛んできて、MがさっそくサイケだとかLSDみたいだとか言いはじめる。同じようなことを5回以上きいているような気がするけれど、いつも素でそんなことを言うから何度きいても笑ってしまう。誰かがハッピーターンの包装の詩みたいのを読み上げている。Tに同じ種族仲間Jのことを少し話す、ご無沙汰だけど元気してるかー?
不思議なめぐり合わせは続くもので、TとKには意外な共通点がある。F氏(笑)。アミティー(だったかな?)ってメニューの略称がなんか脳みそをくすぐる。誰かがお手洗いに立ったり戻ったりするのがひとつのリズムのようになって、そのたびに会話の調子が変わるような気がする。とくにMは戻ってくるたび、急に思い出したようにミサイルのような唐突さで次の話題を提供してくれる。Rがお茶割りのコップを倒してしまい、Mの場所に川が流れる。大慌ててで掃除をはじめるみんなの対応がやさしい。仕上げにRがじぶんの服の袖でMの場所をふきふきする。今度はしゃがんでいたR自身がコテンと後ろに倒れてしまい芝だらけになる。Nが背中の芝をお姉さんかお母さんみたいにパシパシはたいてあげる。ありがとうってRは言う。そうそう、いちばん冷静そうにみえる? Tもお茶を派手にこぼす、10年来のお気に入りの青ジャーにあたらしい思い出が刻まれる。そんなじぶんも酔っぱらってきて、しゃがんでいたら重力に逆らえずコテンと芝に倒れてしまう。芝を振り払おうと思ったら、ちょうどレジャーシートが風下でみんなに大量の芝が降りかかる。
Nの小道具を登場させることドラえもんの如し。今回はノートとペン。絵しりとりが開始される。ティラノサウルス→スイカ→雷→��んご→ゴザ(鏡)→ミミズ→相撲→うんこ→コウモリ→理科室→(?)→シカ→カモ(カラス)→スイカ→かためさんのスマホ(カード)→どろぼう→馬(うさぎ?)→銀河(ほし)→シカ→カヌー(?)→トング→クモ→もぐら→ラッパ→パズル→ルドルフ(トナカイ)→イス→スライム→ムンク→クミン。ノートからちぎった絵の描かれた紙はNがこっそり持ち帰る。
芝生をハイハイしている赤ん坊と目が合って、変顔をしたら、ニコニコしながら猛烈なハイハイで接近してくる、シートに上陸寸前でお母さんに抱きかかえられる。赤ん坊、お隣さんのピクニックにも接近していく。そんなお隣さんから「火持ってますか?」の打診。Mがライターを貸す。まもなく、お隣さんからハッピーバースデー・トゥー・ユーの歌声。Rがいっしょに手を叩いている。タバコもたまには役に立つ。お隣さんが芝生を駆け回っていて、いったい何かと思えば、風に流される桜の花びらを全力ダッシュで追いかけている。ちょうど、じぶんの懐に舞い落ちた花びらをRが拾う、それをポケットだったかどこかにしまおうとするのをNがとどめて、ノートか何かに挟んだらってアドバイスする。そしたらRはノートのミニチュアみたいの隠し持っていて、なにこれ、こんなにいいの持ってたの?って驚かれて(いたような?)。酔いすぎて上の空になってきたRのコップに、Nがこっそり桜の花びらを入れる。しばらくしてコップの水面に浮かぶ花びらを発見したRはわあっと喜んで、風流だねえ、いいねえ、風流だねえなんてことを言いながら桜酒を飲む。しばらくして、それ、私が入れたんだよとNがばらす。
飲み物をこぼしまるくこっちに対して、お隣さんは脱いだ靴のなかに飲みかけの缶や瓶を入れていて賢いと思う。劇団員らしきひとのひとりがサルスベリの木に登っている。足を滑らせて落ちろって念じるけどなかなか落ちない。傘をさして寝ているひと。黄色い花の名前はなに? 一羽しかいなかったカモがいつのまにか三羽に増えている。飲み物が意外とはやく底をついて買い出しに繰り出す。あれ? デジャヴ? とか言って、みんなあたかもこれからピクニックが始まるかのような素振りをしているのが二倍に楽しい。Mは頻りにからだがフラフラすると言う。Rもちょっとやばそう。
あえて、さっきとはちがう道から公園の芝生に向かう。小学校の渡り廊下の向こうに見える校庭のひろがりと公園の緑が揺れているの。公園を象徴するオブジェのこと。Rが「ぐるっとまわってここにでるんだ」と驚いている。その一言に懐かしかがこみ上げる。いまでこそすべての道や場所を把握しているこの公園も、はじめて訪れた当初は探検や冒険ができそうなほど広く感じられたもので、そのときの新鮮な気持ちがふっとよみがえったのだ。みんなで野鳥や植物の案内看板をみる。オナガはカラス科、水色の尻尾がいいよね、さっきの黄色いの花はヤマブキだとわかる。
暮れはじめの空の下、ピクニック2の始まりはじまり~。左からR、T、N、M。さっそくRの目の焦点がどこにも定まっていなくて、Tが心配そうに面白おかしそうに興味深々にその目の奥をのぞき込んでいる。Mの話がループし始める。じぶんだけなら二度でも三度でも聞いちゃうんだけども(面白いから)、みんな正直にざっくばらんにツッコんでいて、めずらしくMがたじたじ。ここでM語録、シベリアの永久凍土、アシッド日本昔ばな���、ロシアの事故動画、未解決事件、飛行機の墜落。この手のはなしはTもめっちゃ詳しい。ちらっとカリーのはなしになると、Rが急に生き返ったみたいにルナさんの名前を出す。うれしい、ルナさんくしゃみしてるかな。そういえば、けっきょくマンションのてっぺん行けなくってごめん。またこんど行こう。
大きな飛行機が上空を通過、みんなでそれを見上げる。うん、飛行機って夏だと思う。ひとり、またひとりとお手洗い。Tはブーツをうまく履けない。Mは方向感覚を失ってあらぬ方向に歩いていく。Nは天使か妖精のようなスキップ。Rは池に落ちないか心配、じっさいに池に落ちた前科があるらしい。すっかり日が暮れて、濃紺の夜空に星がみえるようになる。暗いおかげで、ようやくみんなの顔を照れずに見られるようになる。夜の暗さはまたひとつ宴のはじまりを告げているようで、ほかにも2、3組残っているピクニック客も大いに盛り上がっている。Mのタバコをもらって、みんなで吸う。焚火したいね。しようね。
まもなくお開き。でも、ほんとうは帰りたくないから駅までの道をわざと遠回り。まずMを地下鉄の改札までお見送り。NとRは高架の駅まで歩いていくというので、銭湯にも行きたいことだしTといっしょに見送ることにする。でも、ほんとうは銭湯なんてあとからつけた理由にすぎなくて、小学生の頃、とても仲のよかったKの家は坂の下にあって、じぶんの家は坂の上にあって、おたがいにどうでもいい理由をつけながら坂道を何度も往復して下校していたときのことを思い出す。引っ越してそれきりになっちゃったけど、元気にしてるかな。陸橋を渡って、墓場道へ。Tのブーツの音がコツコツとよく響く。TとNのえんがわが大好きなはなし、おとっつぁんがえんがわ好きだったなぁと思い出しながら聞いていたら、TがNの肩を組んでいる!
とうとう駅に辿り着いてしまう。RとNの後ろ姿、Nのかばんのふくろうがこっちを向いている。ひとりでいるより、ひとといっしょにいるときのほうがひとりを感じやすい性格をしているけれど、そうでないときもあるんだなぁとしみじみ思う。��ぶん、前回のときもすごい悲しそうな顔をしていたんだろうなぁとあらためて思う。たとえ、たまね、でも、さよならが苦手なんだということをつくづく実感する。こいつはちょっと笑顔でさよならをする猛特訓が必要だね!
0 notes
yoshiwo-akikaze · 4 years ago
Text
ウルトラマンZ 15~17話 感想
Tumblr media
 どうも、ウルトラマンZが楽しい 好ヲです。 出てきましたね、デルタライズクロー&生首……ベリアロク!  個人的にはセブンガーが博物館行きになってしまったのが残念です。来館した人たちに愛されていると良いなぁ。現実ではメチャクチャ愛されてますね。物凄い数のグッズが出てきてます、セブンガー。
15話 感想
 何もしなくても、そこにいるだけで怖いよね、グリーザ……
Tumblr media
・虚空怪獣 グリーザ
 冗談ではなく、怖い怪獣が来てしまいました。ギルバリスとか処理落ちみたいなことしてて可愛いところもあったけれども、グリーザは怖いです、私。意思疎通とか無理なタイプじゃないですか。  相も変わらず残像を残しながらフラフラ、攻撃は効かずフラフラとしていましたね。一応カテゴリー的には「怪獣」って付いてますけども、もはや現象に近いものだと思っています。宇宙の穴。
・目つきの悪いウルトラマン
  
 ジード先輩のことです。内面はメッチャ良い子だから! ……とはいえ、にせウルトラマンとウルトラマンの区別が付かなかった、マン兄さん地球の人々と比較すると凄いことなのでは。ゼットさんと同じ種族と分かりながら、違う特徴を見つけられてるので。  危機に駆けつけてくれましたが、グリードに取り込まれそうになってヤバいことに。なんだかタイプチェンジが解けそうな��ーブさんの背後霊みたいになってました。レッキングバーストが「ただのレッキングバースト」になってしまっている……グリーザ怖い。
  
・幻界魔剣 ベリアロク
 良かった……ヒカリが作ったんじゃなかった……! グリーザの中にある宇宙の穴を縫う針。それに、ジードの持ってたベリアル因子が融合したら、こうなったらしいです。何なんだ、ベリアル因子。デザインの主張が激しいんじゃないか、ベリアル因子。見事に目つきの悪い剣になりましたが、ジードと同じで中身はベリアルと別なんだそうな。……だから歯磨きとかいうのか。  明らかに初対面で「げっ、ベリアル!?」みたいな反応したゼットさんとは折り合いが悪そうで、きちんと挨拶したハルキと仲良くなりそうな雰囲気がしましたね。  グリーザが前の個体と連続したものなのか、一体一体で別の現象なのかで、エクスラッガーとの関係が変わってきそうです。兄弟みたいな感じなのか、よく似た他人なのか。
・黄金の嵐 デルタライズクロー
 ゼロ ビヨンド+ジード(プリミティブ)+ベリアル アトロシアスで出来上がりました。「強力な因縁を持つライバル関係」が鍵なんだそうですが、ジードがプリミティブなんで、「仲が悪いゼロとベリアルの間を取り持つジード」みたいな風に見えます。ゼットライザーの中が修羅場みたいになってませんか、大丈夫ですか。
16話 感想
 
・豪烈暴獣 ホロボロス
 ボルボロスと間違えそうになります、モンハンライズが楽しみ。 顔が格好良く、毛もモフモフとしていて良い感じのホロボロス。地上を滅ぼす為に333年ぶりに起きました。物騒だし、強敵ですが貝の化石から流れるさざ波の音で大人しくなる、というウルトラマンゼットだと珍しい、和解できそうな怪獣でした。  復活周期と共に退散させる方法も口伝されていたので、隊長の言っていた「昔の人は災害を怪獣の様に例えていた」にピッタリ。「災害のような怪獣」でしたね。
   
・寄生破滅獣 メツボロス
 セレブロのネーミングセンス、好きですよ。 ホロボロスにギルバリスをギャラクトロンMK2加えました。ギャラクトロンMK2は、どこから? ギルバリスの中から?  荷電粒子砲を撃ってくるんですって。丁度ゾイドワイルドゼロでも味方としてオメガレックスが頑張ってましたね。連発しづらいから、クールダウンを狙って重力弾を撃ち込むんだ。
・ベリアルメダル借りパクされた宇宙人
 隠れ家を襲撃されたと思ったら、ベリアルメダル盗られてご立腹なセレブロ。「借りパク」なんて言葉、よく知ってたなぁ(多分カブラギの脳から学習したんでしょうけれど)。ユカさんとゼットさんの尽力を台無しにする作戦は大成功だったのですが、思いっきり余波に吹っ飛ばされたけど大丈夫……? 寄生系の宇宙人、戦闘力���めな事が多いので心配です。外の人がな。
・怪獣大好き オオタ ユカさん
 何をするでもないホロボロスに出会って、怪獣の研究を始めようと思ったユカさん。分かる、ホロボロス可愛いですよね。痕跡を見つけようとハルキを連れまわしている姿が素敵でした。  セレブロに台無しにされてホロボロスが救えなくなって落ち込んでそうだけど、次に出撃したキングジョーにメツボロスの装備を生やしてそうな気もします。ただでは転ばない精神を持ってそう。
17話 感想
Tumblr media
ネタがいっぱい! そして、全部が関さん絡みでしたね。(電王にもアントホッパーイマジンで出演されています)
  
・まさかの海賊宇宙人 バロッサ星人(2代目)
 いや、弟たちが9,999人いるとは聞いていましたが、本当に来るとは思っていませんでした。しかも2代目は地球語を話せるんだね! 初代は「そんな原始的な言語を発声できる器官は持ち合わせていない」って言ってたような気がしますが、何か素敵な道具でも奪ってきたんでしょう。
 意外とノリの良い感じで対応してくれましたが、実力は結構なものだったんじゃないでしょうか。ゾフィー兄さん達の必殺技が防がれていましたし。しっかりと人質を確保しているあたりも抜かりない感じです。 ヨウコ先輩は本当にバロッサ星人との相性が悪いな!
・何でも「面白い」ベリアロク
 人の話を取り合えず聞いてくれるのは良いんだけど、興味の対象が幅広いです、この幻界魔剣。こう、宇宙一の海賊になるとか無茶な話に乗り気だと思いきや、ジャグラスの気ままな旅もOKだそうで。基本的には、より無茶な理想を持っているタイプがお好みの様です。こういう所はベリアルと全く違いますね。  ちっちゃくなれるの便利ですね。いつか、ハルキが単体で使う日が来るのかもしれません。
・セレブロ 次の体へ
 カブラギさんの体が限界になったのは、ホロボロスにちょっかい掛けたせいじゃん……! とんだとばっちりだ。キャリアも身体もボロボロ……ホロボロスにちょっかい掛けたせいで、ボロボロ!  しかもセレブロ本体は、ちゃっかり新しい肉体を手に入れているっていう。ジャグラーが見ていた様なので、足取りが分からなくなることは無さそうですが、カブラギさんの弁護にヘビクラ隊長が回ってくれるかは��しい……!
 
 シリアスな場面から、急に真面目な展開になったり、忙しくて楽しいですね。 次は2020年の再挑戦……まさかの時代がヤツに追いついた!
 
0 notes
senjo0514 · 5 years ago
Text
予備校のキヒョン先輩のお話5
二年に進級してすぐ、進路調査があった。
「第一志望変えた?!」
「変えてないよ」
「よかった~!」
「合格したらお前と10年一緒にいることになるのかよ~」
「ちょっと嫌がって��い?!」
俺とミニョクは小学校からの付き合いで、いわゆる腐れ縁というやつだった。高校に進学して一度だけ大きな喧嘩をしたこともあったけど、ほぼ毎日一緒にいた。
部活に入ってヒョンウォンと出会って、俺らはヒョンウォンに誘われて同じ予備校に入った。予備校に入ってすぐの進路調査の時、ミニョクに同じ大学にいかないか、と言われたことを今でもたまに思い出す。
対して勉強できるわけでも大きな夢もなかった俺にとって地元でずっと、親友と、昔からの仲間と、家族と、楽しく暮らすことは一番の夢だった。
「腹減ったからコンビニ寄ってく?」
「今日は歌謡祭だから早く帰らなきゃだよキヒョナ!」
「あ~だれかでるの?」
「東方神起!!!」
「俺、録画してきたから」
「うわ~~すぐ録画する男だ」
「録画に厳しいな」
ミニョクと交差点で別れてコンビニの方を見ると、制服姿の女の子が店の前で座り込んでた。この時間だから同じ塾生だろうけど、どうしたんだろう。
「体調悪いのかな」
気になって早歩きで信号を渡ると、その子が突然水たまりに指突っ込んで桜の花びらを集めだした。
「どうしたの?」
「…え?」
俺の声でその子が顔をあげる。手元を見ると桜の花びらが爪にきれいについてた。
「なんか困ってる?」
「自宅のカギを忘れて、しばらくここにいないといけないんです。」
想像してたより困ってなさそう、というか誰お前、みたいな口調だったから戸惑った。
ミニョクもあんまん派で、いっつもあんまん食わされるから今日は肉まんが食べたかったんだけど、その子があんまん派だって言うから買ってきて半分あげた。
「あふいからきをふへて!」
めっちゃ腹減ってたから勢いよく食べてうまくしゃべれなくなる俺ダサ…って思いながら横見たらその子が桜つけたままの爪の手であんまんもってすごい嬉しそうに笑ってた。
「わかりました!」
さっきまで野良猫みたいに警戒してたのに、こんなふうに笑うんだな、って面食らった。しかも水たまりの桜で遊んでたし、ほんとに猫かよ。けど、その笑顔がすごいまっすぐで、俺までめっちゃ嬉しくなった。
「きれい!俺もやりたい!」
「えっ?!」
俺は残りのあんまんを口に入れて水たまりに手を伸ばす。水たまりに俺を眺めてびっくりしてるその子の顔が映って揺れてる。
「みて!どう?」
「き、きれいです!」
あ、また嬉しそうな顔した。その子が嬉しそうな顔するたびに心でちょっとガッツポーズする。
その子の親御さんが迎えに来て、俺も自転車に乗って挨拶する。帰り道、ハンドルを握る自分の手元を見ると爪につけたままの桜が月明かりに照らされてもっとキレイな色に見えた。
それから俺の週2回の塾は、憂鬱な場所から「好きな子に会える場所」に変わったんだ。
11月2日
月一回の土日講習。全学年が入れ替わりに来て朝から���ぎやかな塾内。授業は午後からだからちょっと早く着いた日は一回外に出てコンビニのイートインでおやつ食べるのが日課。
「キヒョナ」
「お~!」
声をかけられて顔をあげるとヒョンウォンが手振りながら歩いてきてた。今日も相変わらず背がデカいから目立つ。
「なに食ってんの」
「肉まん」
「あは。いつも食えないからね~」
へらへら笑いながらぶどうのグミみたいなのを取り出して食べだすヒョンウォン。こいつはほんとに食が細くていっつもわけわからんお菓子食べてる。
「ミニョク、落ち込んでたよ。」
「え?」
「結構」
「そっ、か」
「なんで急に志望校変えたの」
「それは…」
二年に進級して俺はミニョクと一緒に行こうと言っていた第一志望を突然変えた。やっぱり言い出しにくくって、電話で言った。ミニョクはきにしないで、がんばれ、って言ってくれたけど、へこんでたのは声のトーンでもわかった。
「そんなことまでウォノヒョンの言う通り、でいーの?」
「…なんで知ってんの?」
「ミニョクに聞いたよ」
ウォノヒョンは俺らの部活の先輩で部長、しかも生徒会長っていう人望の分厚さが半端ない先輩だ。一回、俺とミニョクがもう無理かもってくらいの喧嘩したとき、ウォノヒョンは誤解解いて相談のってくれてめっちゃ協力してくれた。それで今も俺とミニョクは友達でいられてる。それ以来、ウォノヒョンはあこがれの人で俺の恩人。
ウォノヒョンが受験生になって、大学のこと色々調べだしたときに、俺にソウルのでかい芸術大学を進めてくれたんだ。学費にもビビったけど、それ以上に偏差値にビビった。絶対無理って思ったけど、「キヒョニには音楽の才能がある。絶対後悔しないでほしいから。」って言ってくれて、その時初めて俺、歌がやりたいって気づいた。
「自分で決めたんだよ。」
「それならいいけどさ」
ウォノヒョンが道を切り開いてくれて、俺はやりたいことを見つけた。だから志望校を変えたのは俺の意思だ。
「ミニョク、ストレスでニキビ増えたって」
「まじか、それはなんかごめん」
「でもあの大学なら勉強大変だね」
「うん。頑張らなきゃ」
ヒョンウォンは塾内のテストも一位常連だから、俺の志望校くらい軽く行けたりすんだろうなあ。でも俺も歌はまあまあうまいし?技術試験はいけるっしょ
「はい、勉強頑張って」
「なにこれ、ガム?さんきゅ。てかこんなに何買ったの」
「ミニョクがストレスだって言うから、麦チョコ買ってあげた」
「…お前、ニキビで悩んでる人に麦チョコ買うなよ」
「カロリーは人を幸せにするよ」
じゃあ渡してくるから~ってまたヒョンウォンはコンビニを出て塾に向かった。ほんとにフラフラ現れたりいなくなったりするやつだなあ。卒業したら三人で会える時間も今よりぐっと減るんだなって思うと、俺も寂しい。なんだかんだ二人のことだいすきだからな~って、そんなこと言ったら二人に「きも」って言われそうだから言わないけど。
11月7日
今日も塾。11月最初の小テスト、結果はあんまりよくなかった。相変わらず、俺の上にはミニョクとヒョンウォン。
なんとなく授業にも集中できなくて終わったらすぐ帰ろうと一番に教室を出たけど、今日はロビーの人だかりがすごくてなかなか前に進めなかった。
「なんだろ…?」
あそこは確か2年のクラスだったような、って人混みの間から覗くとスーツ姿の先生が生徒に囲まれながら忙しく誘導していた。あの後ろ姿は
「ウォノヒョン!」
「?おー!キヒョナ!」
「ヒョンやっとバイト戻ったんですか!」
「うん、やっと落ち着いたよ〜元気してた?」
「めっちゃ元気です」
「アハハ〜!めっちゃよかった!」
大学のゼミとか部活とかが忙しかったようでしばらく会えなかったぶん余計に嬉しい。やっぱりウォノヒョン見るとちょっと安心するとこある。だからみんなここでたむろしてたのか。
「キヒョナ、勉強はどう?」
「あー、え、…っと…」
言葉に詰まって思わずはは〜って苦笑いする。
「なんだよ〜、なんか集中できないくらいの恋でもしてるの?」
俺の成績の状態を察したウォノヒョンが冗談っぽく諭す。恋、かあ。でも別に、あの子のこと好きなのだって今に始まったことじゃないし。単に俺の努力が足りないんだろうな。
「そんなんじゃないですよ」
「アハハ、ごめんごめん。頑張ってね、なんかあったら俺に言って!」
「ありがとうございます…」
ほんとにお人好しなヒョンだよなあ。人のことばっかり心配してる。ちゃんと勉強してこっそりサクッと受かってウォノヒョンに合格の報告がしなきゃな、ってつい壁の順位表を眺めてふとこないだのことを思い出す。
先週の小テスト当日の日、ここで順位表眺めてたらあの子に言われたんだ。順位表ばっかり見てたってなんも変わらない。先輩のが気にしすぎだって。でもそのあとめっちゃ焦った顔で先輩の笑ってる顔見ると元気でるからーとか言われて、嬉しかったけど、ああ俺ってそういえば誰かにしんどい顔したことあったっけってふと思った。
ほんとはめっちゃしんどい。全然俺の志望校のが難しいのにミニョクにも抜かされて。毎日塾来てちゃんと勉強してるのにな〜って。それでつい順位表見てまた落ち込む。
俺ってずっと笑ってるイメージなんだろうなあ。でも俺がしんどそうにしたら多分みんなめっちゃ心配する、あの子もミニョクもヒョンウォンもウォノヒョンも。みんなそれぞれ頑張ってることあるのに、余計な心配かけられないよ。
塾を出て時計を見ると22時10分。つい長居して結局遅くなっちゃったな〜って駐輪場に向かう。カバンに手を突っ込んでいつも入れてる手袋を探すけど見つからない。そういえばなくしたんだった。帰り寒いな、早く買いなおさなきゃ…。
「あ」
そうやって手袋探してモタモタしながら振り向くと、あの子が立ってた。しかもよく見たら後ろに男付き。
「お〜、お疲れ」
「お、お疲れ様です。」
「今日は友達と帰るの?」
俺がそう言うと後ろの子がペコってする。多分だけど同じ高校?ウォノヒョンと生徒会やってたような。メガネかけててチェックの紺色マフラー、いかにも頭良さそう。
ただでさえ成績下がってへこんでるのにこんな展開ないよな、ってまたへこむ。もしかして彼氏とか?
「もしかして、彼氏とか?」
むしゃくしゃして思ってたことがつい口から出る。あの子が幸せならいいのに、今の俺すげーださい。
「ち、違います!!!!」
ブンブン頭を横に振って否定してるけど、そんなに否定したら逆に怪しいだろ…。というかメガネはなんで否定しないで棒立ち?
「そんなに否定しなくても(笑)じゃあ気をつけて帰ってね〜」
「ありがとうございます…」
結局むしゃくしゃしたまま俺は背を向けて、いつもより自転車を飛ばして帰る。手袋なしの真冬のハンドルは結構こたえる。
俺がもし告白して成功したとして、受験に受かって上京したら遠距離。絶対寂しい思いさせるからってずっと言えずにいたけど、いざああやって男連れてるとこ見るとやっぱ悔しい。俺のが幸せにできるのに。たぶん。
11月21日
土日講習の日。俺は3年だから強制じゃないけど代わりに受験対策の講習に来るから塾にいることには変わりない。この日の講習は夕方には全部終わったからいつものように自習室にいく。
「あ ミニョクいるかな」
ミニョクは英語受けてたから教室は二階だった気がする。二階の教室は土日講習の後は自由解放されてて好きに使っていいからミニョクがいたらそこで勉強しようかな。どうせ一緒に帰る約束してるし。
ドアを開けて教室に入る。さっきまで三年の講習だったのもあってほとんど顔見知りのメンバーだけど、なんか今日、雰囲気悪い…ような…
何が原因なのか全然わかんない、暖房強いとか?いつも話しかけてくれる他校のやつらも挨拶してくれないし、なんとなく嫌な感じがする、というかさっきからなんか、俺、見られてる…?
考えすぎかな、勉強しすぎておかしくなったか俺、と思いながらも重苦しい空気と視線を感じてその場にいられなくなって教室を出る。教室にはミニョクもいなかった。
階段をゆっくり降りるけど視界がゆらゆらする。昨日何時に寝たんだっけ、確か数学やってて…机で寝たんだっけ… やばい、どうしよう、急に体調悪くなってきたかも、深呼吸してとりあえずトイレに行こう。
「そんな奴だと思わなかった」
トイレの扉を開けようとすると、中から会話が聞こえた。
「俺も、あのキヒョニがな」
なんだ?俺の話?丸聞こえだよ…。今入ったら本人登場じゃん。
「1年の時覚えてる?彼女できたんだってめっちゃ嬉しそうだったじゃん しかも大学生の。結構綺麗だったよね」
「あれがまさかの他の男から寝取った女だったとは」
「クソビッチじゃん」
「お前、言い方(笑)」
「でも高1でそれヤバくね?やるよなキヒョニも」
「顔はかっこいいしな〜」
……え?
「じゃあ彼女に浮気されて別れたって言ってたアレは嘘だったってこと?」
「完全にそうだよ。自分が寝取った浮気相手だったくせにヤバすぎ」
「そこまでして自分のイメージ守りたいんだな」
なんだ?どういうこと?さっきから内容が頭に入ってこない。というか脳がシャットアウトしてる。
浮気?俺が?寝取って? 俺が? 俺はそんなこと、俺はむしろ
「キヒョナ、大丈夫か?!」
フラついて足の力が抜けた瞬間、フワッと誰かの身体に吸い寄せられる。顔を上げると深刻そうなウォノヒョンの顔が目の前にあって、俺の体はヒョンに支えてられていた。
「ああ、大丈夫です…」
「大丈夫じゃないだろ!ちゃんと寝てる?」
「まあちょっと寝不足かも…」
「立てる?運ぼうか?」
「あ、いや、大丈夫です、休憩室で休んできます」
「…無理するなよ」
ウォノヒョンがいなかったら今俺どうなってたんだろう。脳の奥にさっきのトイレの二人の会話がこびりついて頭痛までする。
教室の空気が重かったのはそのせい?てことはもうみんなあんな嘘の噂を知ってるのか?みんなってどれくらい?あの子は?ミニョクは?ヒョンウォンは?
そうだ、ミニョク、一緒に帰る約束してたんだ、ミニョクに連絡しよう、ミニョクだけは、俺の味方だよな
「ウォノヒョン、ミニョク見ましたか?」
「ミニョクならさっき一人で帰るの見たけど…」
「えっ…」
なんで?帰る約束、したよな。
「ほんとに大丈夫か?顔色悪いよ」
「…大丈夫です」
なんなんだ今日は、どうしたんだよみんな、みんなじゃなくて俺か?俺が何かしたのか?
「…休憩室行ってきます」
「ほんとに何かあったらすぐ呼べよ」
「…はい」
休憩室に入って一番後ろの席に座る。そのままヘタヘタと泥のように机に伏せた。暖房の風がよく当たって頭痛が酷くなりそうだけど、もう席動くのめんどい。
ふとカバンの中の赤本が目に入る。上等な大学の名前が書いてあるボロボロの赤本。
俺、頑張ってるよな?頑張りが足りないからこんなことになるのか?みんなはもっと頑張ってるのかな
赤本を見つめたまま動けずにいると鼻の上を雫が通るのがわかった。あはは、俺だっさ…。
止めようとするけど止まらないからもうどうでもよくなってとりあえずそのまま目を閉じる。あーあ、もう帰るのもめんどくさいな。しばらくここにいようかな。今の俺、世界で一番不幸なんじゃね?神様早く俺を救ってくれよ。
ガタ…
やべ、誰か入ってきた。まあでももうどうでもいっか。俺を助ける神様なんていないんだし、だって俺クソビッチだもん。
「…キヒョン先輩?」
あ、
「なにしてるんですか〜先輩〜」
ああ、この声。俺の大好きな声。また泣きそうになるけどグッとこらえる。今起きたら、マズイ、たぶん、我慢できない。
心を殺して寝たふりしてると、頭に何かが触る感触がした。寝てる程なので何もできずただ撫でられる。頭でも手の小ささがわかる。なにしてんだよ。でも、前髪がバラバラ散って目が隠れてちょうどいい。泣いたことバレなさそう。
「泣いてたんですか」
泣いてなんか、
「…疲れちゃった」
「え…?」
ああ、ダメだった。そうだよ泣いてたよ。教室あっつ。てかちっちゃい手だなあ。離したくないな。絶対離したくない。
「おーい、面談やるぞー」
「あっは、はい!」
塾長ーー!今いいとこだろ!!!見ろよ!!!
「ごめん��さい、先輩…」
そっと片目を開けるとペタペタ走っていくあの子の後ろ姿が見えた。あーあ、行っちゃった。
なんで頭撫でられたんだろう、なんで泣いてるってわかったんだろう、あのままだったらどうなってたんだろう、信じてもよかったのかな、最後の希望だったんだ。
結局、休憩室に残ったのはちっちゃくてあったかい手を握った感触と塾長に対する怒りだけだった。
0 notes
takamisuzuki · 5 years ago
Text
カンニングデビューはラウラの夜
ブエノス1日目の夜は早速タンゴの歴史を背負うミロンガのひとつ、サロン・カンニングへ。適当にとったAIR BNBだったが、徒歩で行ける距離なのがわかったので、街を散歩がてら歩いていく。いつも���がら、長時間のフライトで持病の腰痛が悪化。時差ボケも手伝い、フラフラしながらのちょぼちょぼ歩き。深夜0時を回ってるので、僕が引ったくりだったら、とりあえず襲うだろうけど、そこは大丈夫である。なぜなら鶴ちゃん、みずきさん、ひろムーチョ達からもらったクールなカバンの中には、やはり頂き物の警固神社の御守りが入ってるので😘。シャツだってネクタイだってはたまた靴履くときに使った携帯靴ベラだって日本を出る時にプレゼントでもらったものである。(るみこさん、パンチさん、ヒカルさん、金丸さん、ケンイチさん、マキさん、みんな有難う)まあ、そんなこと言っても襲われる時には襲われる。しかし、そんな時、いざとなったら渡すドル紙幣まで頂き物で揃えてある(ミオちゃん、タロウさんありがとう)。かかってこいアルゼンチンの引ったくりども🙂
とはいえ、ヤオロズの神の御神力は地球の裏側まで届くのか微妙なところ、日本の皆様のご厚意に甘えてはいられない。何せ外国である、言葉もまるで分からん、街灯も薄暗く、引ったくりに襲われそうな、深夜の路地である。でも、そんな中を1人で歩くのが楽しくてしかたがない。脳が回転しだす。アドレナリンが出でくる。腰の痛みも和らいでくる。よし不良と遭遇しても多分大丈夫🤭
Tumblr media
実は結構不良と仲良くなるのは得意である。もちろん酷い目にあったこともあるが、フランスでも深夜の徘徊で何人かの不良と出会い、頼んでないのに自動車の盗み方や燃やし方、安くて良質な「タバコ」の買い方を不良言葉で教えてもらったりしていた。何か出会いがあるかなあ、と期待してもいたのだか、幸か不幸かとりあえず何もなく、カンニングに到着!
さてシステムが分からん。人がいっぱいで席がないのでカバンを置くとこもない。まあそんなことはどうでも良��、ただただ、アルゼンチンのミランゲーロの振る舞いを観察するだけで面白くて仕方がない。やっぱり上手い人は姿勢も音どりも凄い。パリとは大違い!それだけではなく、カペセオの成立とか、タンダでの会話とか、外国人の比率とか、大御所の座る場所とか、まあ日本と同じようでいて、やはり何かが違う。
Tumblr media
やはり、この文化をちゃんと理解するためにはスペイン語が必須!というわけで、近くの人の会話を盗み聞きしてスペイン語のシャドウイング(口真似)。時々分かる単語が出でくる程度で、殆ど何も分からないがどうでも良い。僕の経験では外国語学習の最強のメソッド。現場で盗み聞きしながら、その人の会話スタイルを、言葉を、表現を真似して盗む。その人がノリノリで話してる時がチャンスである。なんとなく身振り手振りで言いたいことが分かるから。自分の頭がちゃんと回転している時はコレが出来る。赤ちゃんが言語を獲得したナチュラルメソッドである。こういうのは日本では絶対できないのである。ああ楽しい!
なんてことをしてると、外国から来た変な日本人、座るとこもなくて手持ちぶたさにして、ブツクサ言ってる怪しい日本人を可哀想に思ったのか、ドレスを売っている御年配の婦人に話しかけられる。丁寧にシステムを説明してくれて、カバンは受付に預けられるとか、ウェイターに席が空いているかどうか聞くのだよ、とか助け船を出してくれる。親切にしてくれるので一生懸命でスペイン語で話す。一応通じているのだか、全部英語で返される😂。せっかく良くしてくれるので、こちらも、お返しせねばと思い、スペイン語とジェスチャーで日本人自虐ギャグをかましてみるが完全なドンズベリ😂ドンマイ、そんなこともある!
なんてことをしているうちにデモが始まった。やはり日本で見るのとはまるで違う。タンゴを物凄くよく知っている人に見られている分、ダンサーの集中力が違う。「カンニングでデモするんだから、自分の魅力を全部出したるわ!!」とダンサー達も思うのだろうか、タンゴの歴史の文化的蓄積が、緊張感とパワーをダンサーに与えている感じがする。それでいてどこか暖かい。心地よい緊張感。なんといっても2組目のパレハが見ていて楽しかった。若干26歳で名前がクリシュナ君🙂インドの古典舞踏とタンゴの融合である。ビデオだと殆ど伝わらないが、もう「感情で踊ってます」感が凄い。僕が見たって、技術的に怪しいとこもあるし、姿勢も背中曲がってたりするけど、関係ない。感情に任せて叩きつけるような若気の至りサカーダ、しかも1回目はパートナーに遠慮して可愛くいれてる感が出でいてちょっと笑ってしまう。荒削りでも花がある。こういうのが「自分を出す」というのだなあと、感動。これが僕にはまだ出来ない!
結局心優しいウェイターさんに空いた席を案内してもらい、腰がよろしくなかったので踊るのは控えとこうかなと思っていたけど、ついついカペセオしてしまう🙂全部で7人くらいの女性とカペセオが成立して踊ってもらう。しかし、そこは上手い男性相手に踊りなれている人達、ともかくフォローが柔らかい、アブラッソ 上手。コンタクトが凄い。文句つけようと思えば出来ないことはないけど、でも目立つ欠点があってもちゃんと自分の個性を光らせる術を心得ている!
アルゼンチンで初めて踊ってくれた記念すべきアルゼンチン人の名前はラウラ。気合い入れて踊って、自分的にいい感じの音どり!ラウラからも満足感のある情熱的なMuchas Grasias を貰う。おー良かった!カンニングデビュー悪くない!中高生のころから定期試験のカンニングには成功しまくっていた。ワタシ、カンニングとは相性が良い!そんな馬鹿なことを思いながら、腰の痛みも忘れ、席に座る際に家の鍵がポケットから滑り落ちる。全く気づかなかったが、これまた心優しいウェイターさんに教えてもらう。あぶねー😅今日はワタシついてる日だ!という訳で他の女性とも踊る。下手なスペイン語で名前を聞くと、またしてもラウラ!そしてこのタンダも自分的にはいい出来。できないスペイン語もなぜか話せてしまう🙂いい流れだ!その後に踊った女性2人はメチャメチャうまかった。でも残念ながら、踊ったあとに、ツマンネー男、みたいなグラシアスを貰う。残念!でもその後の女性とは満足感のあるタンダを共有。有難うございます。僕はタカミ、お名前は?ーラウラ。お前もか、ラウラ!そんなかんなで、多少はある笑顔をもらえたのは7人中4人だけ。しかも3人がラウラという名前😂どんだけラウラ多いんじゃ。いやあ、自分の得意分野がラウラだったとは露知らず。調子に乗ってこのブログから世界に向けて発信しよう。世にいるラウラちゃん全員に告ぐ。僕の名前は鈴木、日本ではよくある名前だけど、その中でも僕はタカミ・スズキ。君たちを満足させる音どりが出来るダンサーです!!
まあそれは冗談としても、娘が出来たらラウラと名付けよう、と本気で心に決めた一夜でした。ラウラ、パパは頑張ってるよ😻
0 notes
Text
第8章 質問に対する回答
第8章 質問に対する回答
  8.1 植物、動物は生老病死に苦しむ悩むことがないのに(動物は病に関しては苦しみがあると思いますが)、
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5637110.html
人はなぜ生老病死に苦しみ、悩まねばならないのでしょうか。
 これは大事なご質問です。 解答は、人間は想像するから悩むのです。 いろいろ余計なことを勝手に想像して、悩んでいるのです。 動物も植物も想像しませんから、悩まないのです。 苦しみは、動物も人間もありますね。 表情など見れば分かります。 しかし、神様はそれさえも限度を与え、無理にはしませんね。 人間でも下半身 ライオンに食べられるとき、苦しみよりは 恍惚的な喜びを味わうか、気を失いますね。 ある方は交通事故に遭いましたが、気を失って、後では悪い気分がしませんでした。 と言っていました。 よって人間は、本来何も恐れる必要はないと思います。
 8.2 学生運動って何でおきたの?
http://okwave.jp/qa/q5496863.html、http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5496863.html
今の学生からしたら60年代の学生運動って 意味解りません。どうして、あれだけの暴動がおきてしまったのでしょうか?
 これは大事な問題提起だと思います。 深い分析を行い、いわば総括しておことが大事だと思います。 ある方の意見を聞きました。 同じ時代を生きましたが、私はどちらかというと傍観者であったといえると思います。 私の見方を簡単に: 先ず言える事は、学生が、社会の矛盾をいろいろ見出し、社会に意思表示を強くしたということではないでしょうか。 何か、熱病にかかったように、全国に広がったのは、本当に不思議な感じがします。 その辺の分析、事情を知りたいと思います。 それに人生をかけられた人が多くいるので、私としては無責任にいろいろ言いたくないところがあります。 数年前までの退職の先生方は 相当傷ついたようで、必ず学園紛争のことを触れていました。 当時の学生は元気で、社会の問題等いろいろ考えて、行動されたのですが、 逆におかしいくらいに 今の学生は元気がなく、 社会の問題から目を避けて、自分の世界に閉じこもっているように感じますが、如何でしょうか。
 8.3 学校は必要でしょうか:
http://okwave.jp/qa/q5551930.html
適当に定められた行政区画ごとに、たまたま4月から12月まで生まれたという共通点を持つだけの集団を、一日中強制収用される。「気をつけ」で背筋を伸ばし、「前へ習え」で手を前に出す。 出された課題をこなし、周りと同じ行動を強要され、そこから外れれば「問題児」とされてしまう。 社会生活を学ぶ場というより、そこからは社会生活は学べず、個性がつぶされる場、と見たほうが妥当だと思うのです。 教員は、人生のどの地点で社会生活を学んだのでしょう。大学までいったあと、教員採用試験(ペーパーテスト)で教員になっているだけ。教員とは、自分自身の子供時代における、学校生活の延長上の存在でしかない。 自分が思うに、社会の様々な温床は、人生初期、すなわち「学校」にあると思う。 教員に問題があるというか、教員を教員たらしめる、学校というシステムに諸悪の根源があると思うのです。学校というシステムは、一体いつの時代まで残るのでしょうか。教員の方々には誠に申し訳ないですが、より良い世界に、教員も学校も、必要ありません。いい大人が、これ以上、赤の他人の可能性を弄ばないでほしい。この程度のことに、気づけない民衆ではないはずです。おそらく、大多数の意見に淘汰されると思っているから、黙っているだけでしょう? そうなのですよね? 皆さん、おかしいと思っていますよね?
 おっしゃっている意味、考えは良く理解できます。 しかしながら、 あまりに自由にしてしまうと世の中の人は 混乱するのではないでしょうか。 ある程度の基準は必要であり、現在の教育システムの問題点を1歩ずつ修正していくのがいいのではないでしょうか。現在の教育の根本問題は、何かと問うていく必要があると思います。 教育は社会に根ざした文化そのものですから、みんなで絶えず努力していく必要があると考えます。 ご提案の考えは 逆の立場からの見解で、大いに参考になります。
 8.4 動物も宗教するか:
http://questionbox.jp.msn.com/qa5578099.html、http://okwave.jp/qa/q5578099.html
 人間の場合ピンチに陥ると神頼みしますが、動物の場合どうでしょう。例えばライオンに追われるシマウマも最後は宗教家になっているとおもいますか。
 動物には そのような心はないのではないでしょうか。 しかし、お聞きしたことがあります。 猿に銃を向けたら、手を合わせていたというのです。 それから、象が、亡くなった象の周りで、悲しむように 群がっていたというのです。 忠犬ハチ公の話しや、猫が、亡くなった人の墓参りを繰り返していたということです。 動物に心があるのは、確かですね。 犬などは、相当人間の心が通じていますね。 しかし、祈ることをするでしょうか???
 8.5 私は今、学校でいじめられてはないんですけど、本当に学校に行きたくありません。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1037479730
 先ずは人のことをあまり気にされないで、自分の好きなことをするようにされたら 如何でしょうか。(読書、音楽、散歩、運動、園芸、その他 ですね) 人は人で、自分の世界を充実させて豊かにするのが良いと思います。 先ずは 気分を転換することですね。 次に、誰でも理解者を積極的に探して、話し合える人を大事にしていけば 良いのではないでしょうか。 あまりに周りの人にとらわれすぎないのが良いと思いますが、 如何でしょうか。
 8.6 なぜ日本は消費社会から省エネ循環型社会に移行しないのか?:
http://okwave.jp/qa/q5685982.html、http://oshiete1.nifty.com/qa5685982.html
 省エネ循環型社会については 日本は、努力している方で、世界の模範生と思います。 今日もある人とメールしたのですが、 失業問題、 雇用問題は、世界の大問題だと思います。 日本には まだまだ余裕があるところが、あると思いますので、消費税の前に重点課税すべきところが 沢山あるのではないでしょうか。 財政はしっかりさせていただきたいと考えます。外国軍の侵入より、財政破綻や、経済危機の方が 現実的ですから、防衛費の有り様、使い方も大いに検討すべきと考えます。 政権は、厳しいところ、頑張っていると思います。そう簡単に世の中は、変えられないのではないでしょうか。
 8.7 未来への扉を閉ざされた科学技術 失ったのは「カネ」ではなく、「熱意」だった 一転して「予算復活」も、政府の無理解に広がる失望感
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100317/213423/
 これは真面目な意見でしょうか。 国が破産したら、 国立大学も、科学技術の発展も望めないのではでしょうか。 国の財政状況 をご存じでしょうか。大学を良くし、科学技術を発展させるためにも、その前提である 国の財政をきちんとすることが大事ではないでしょうか。 自分のところだけ、上手くしようでは、世の中上手くいかないのではないでしょうか。 衆愚政治に導く意見ではないでしょうか。
 8.8 自我や心というのは脳が司るわけですよね?
http://okwave.jp/qa/q5752907.html
自我や心というのは脳が司るわけですよね?違ったとしてもそうだと仮定します。そこで自我をきちんと持った人の脳のどこに自我が存在すると思います?また脳の中心で左脳右脳のように真っ二つにしたら自我はどうなりますか?(仮に人物は死なないとします)片方に自我があり片方は脱け殻ですか両方とも脱け殻ですか それとも両方に自我がありますか?
面白い自然な疑問だと思います。 有名なルネ・デカルトは、ショウカスイタイのあたりにあると 述べていたと思います。 自分とは 頭のそのへんにあると大体感じますね。 心が足の先にあるという実感はしませんね。 その疑問は、科学的に医学的に進めていただきたいと考えますが、私がここで言いたいのは他の考え方です。 有機的に結びついているという考え方です。 体の全体が、精神や自我もこめて、いろいろ結びついていて、関係しているのではないでしょうか。 つま先でも何かがあると 心の状態にも影響するのではないでしょうか。 心も体も結びついていて、体は一部も全体も結びついていて、 一つの全体をなしているのではないでしょうか。 それと同じように、個人は、社会内に存在していて、社会やそれを取り巻く外なる世界とも 密接に関係しているのではないでしょうか。 このような考え方ですね。
 8.9 世界中の人の財布を1つに統合しませんか?:
http://okwave.jp/qa/q5731578.html
世界中の人の財布を1つに統合しませんか? そうすれば誰も金にこまることはない。もちろん、すべて電子マネーで。 物質のお金は廃止です。 みんなで世界財布を共有し、環境を考えながら使っていくのはどうでしょう? もちろん土地や不動産もみな対象になります。
 私は逆に考えています。 国境を固くして、国家や民族は、独自の文化を進めた方が多様性に富んでいて、 面白く また、世界として、強いのではないでしょうか。 世界が一体になると危険性が高まり、独自の美しい文化や習慣、伝統が消えてしまい残念に想い、心配しています。
 8.10 凡人はいくら努力して���天才には勝てないのか?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5848581.html
 天才には勝てないのかですね。 そのような面は確かにあると思います。 それでは天才はどのように生き、そうでない人は どのように立ち向かうかが、問題かと思います。 簡単に触れると、天才はその才能を活かして、精進して、大きな仕事をして頂きたいと思います。 さらに、人間として高まり、素晴らしい境地に達して頂きたいと考えます。 天才でない人が、天才と立ち向かうのは、容易ではありませんから、覚悟が必要ではないでしょうか。 まずは自分に向いているか否かをよく考えてみる必要があると思います。 それでもやりたいということであれば、好きだから、やりたいということになるのではないでしょうか。 真摯に努力すれば、 勝ち、負けだけでない、良い事が起きると思います。 強い相手に立ち向かうだけでも、素晴らしい挑戦で、大いに精神を鍛えられ、天才以上に素晴らしい境地が拓かれることが多いのではないでしょうか。 世の中、勝ち負け、結果だけではないですね。 いろいろな過程にあるのではないでしょうか。
 8.11 愛はお金で買えるのか?
http://okwave.jp/qa/q5842439.html
 テレビのようなことは、真実性があるのではないでしょうか。 しかし、それを表記のように表現すると それは間違った解釈になると思います。 愛をお金で買ったのとは感じも、実相も違うと思います。 愛には曖昧さが有りますね。 かぐや姫の物語も、愛の強さ、真剣さを確かめたくて、いろいろ難題を課して試していると考えられます。 お金は生活上大事ですから、きちんと整えられるかは、分かり易い、愛のひとつの表現と考えればよいと思います。 しかし、女性も強くなり、自立するようになりましたから、経済面など 一緒に考えて行こうとなってきていますね。 その点は、中国や西欧の人達の方が、考え方が進んでいるというか、厳しさからそうなっていると思います。
 8.12 人の優劣とは何なのでしょうか?
http://okwave.jp/qa/q5839215.html
 今考察して、纏め中ですが、優劣というのは何か価値を評価する基準を作れば、論じることができますね。 簡単なのは100メートル競争です。 身長の高さで、優劣を決めるのであれば それも簡単です。 その他何でも考えられますね。 しかしながら、人の優劣となると、価値判断の基準が与えられていないですから、 いわば解答のない質問ということになると思います。 しかし、人の価値はそもそも何かと問えば、哲学的な大事な問題ですね。 人間とは、人とは何かを問う必要があると思います。 考えたいと思います。
 8.13 将棋指しの名人の頭脳は、ノーベル賞受賞者より優秀か?
http://okwave.jp/qa/q5801271.html
 直ぐにどちらが、優秀かと問題にするのは感心できませんが、面白い問題、疑問です。 道理にかなっていると思います。 確かに将棋は、個人の才能・感覚によるところが、極めて高いのではないでしょうか。 教えられるものでは無くて、また遺伝する才能でもないということですね。 他方ノーベル賞などは、科学ですから、学んで積み重ねていく部分があるので、学習や環境に影響される部分があり、親子続いて等が起こり易いと考えれば如何でしょうか。 最初の優秀かは、違った種類の才能と考えて、比較すべきではないと考えます。 いろいろな才能、個性を尊重して、一元的な価値判断をしないことは、極めて大事なことではないでしょうか。
 8.14 雨河童と純粋理性批判
http://questionbox.jp.msn.com/qa5928502.html
 人間は人間が考えるほど理性的ではなく、また賢くもないのではないでしょうか。小鳥など、生態を見ていると神秘的で、完全のように見えますね。 複雑な運動して、食料をとり、恋もして子供も育てます。
そこにいくと、人間はふらふらしていて危なっかしく、不安定に見えますが、それでも本能原理によって、うまく調節されているように見えますね。 うまい、題名です。 人間はフラフラしていて、とても理性的な存在ではないということですね。 さらに人間は賢くもなく、ボーとした存在ですね。 予断も偏見も強く、盲目的ですね。
 8.15 神様は魂の崇高な人物ほど多くの試練を与える、というのは事実だと思いますか。:
http://okwave.jp/qa/q5902599.html
 これは、真実を神様の名を借りて、表現していると思います。 崇高な人物ほど、苦労しているということで、一面の真実ではないでしょうか。 逆にも考えられます。 苦労して、崇高な人物に成長したということですね。 人間には 奥に、良心とか神聖なものが、在るのではないでしょうか。 人間は、人間が考えるほど簡単ではないと思います。 親鸞が、悪人ほど救われると言っているのは、大きな真実を含んでいると思います。
 8.16 頭の悪い親が自分の子供に将来を期待するのは愚かか?
http://oshiete1.nifty.com/qa5863641.html
 述べておられることは 良くわかります。 前に学内で 行事がある、連日数千人以上集まりました。 本当に多様な人たちです。 本当に どうしてこんなにいろいろな人がいるのかと驚かされました。 何か、価値が定まってあるように考えるのは 如何なものでしょうか。 水泳が苦手で向かない人が 水泳で競争するのは如何でしょうか。 すなわち、世にはいろいろな価値・分野・役割などがあり、多様な世界ですから、自分の個性、性格、好み、などなどよく考えて、好きなような 道を探すべきではないでしょうか。 人の真似や、定められた考えにとらわれることなく、うまく自分の道を探したいと思います。
 8.17 真の傍観者は存在するのでしょうか。
http://questionbox.jp.msn.com/qa5983551.html
 真の傍観者は存在するのでしょうか。 つまり純粋な観測者は存在するのかというのとおなじようにですが。純粋な観測者は存在しない?
これは存在するのでは、ないでしょうか。 真実、事実として、どうなっているか興味を持って、観察しますが、見ますが、対象に対して、働きかけはしない状態は、大いにありうると考えます。 1000光年も先の宇宙の観測のようにでね。 意味はあると思います。
 8.18 何もしないよりは、悪いことでもしたほうがましでしょうか。
http://okwave.jp/qa/q5950502.html
何の役にも立たない人間より、社会に悪影響を与えている人間の方がましでしょうか。 後者がましと思う方は、何もしないよりは何かした方が魂の成長につながるからなどの理由でしょうか、
 鋭いご意見ですね。 何もしないよりは このような状態があるでしょうか。 生きている限り、生きるために いろいろ既にされているのではないでしょうか。 迷っていて 1歩が出ないというのは、大事な事を考えていることにはならないでしょうか。 何の役にも立たない人間 本当にあり得るでしょうか。 生きている限り 消費活動もされているし、人に影響を与えているのではないでしょうか。 世に無駄など、意味のないものは何もないと誰かが言っていました、気になります。 さて、結論の方ですが、一面の真理を表していて、大いに考えさせられますね。 世には正ばかりではなく、負も必要であり、それで、成り立っていると考えると なるほどという面があります。社会に悪影響を与えている これの位置づけが難しいですね。 何もしないよりは何かした方は、もっと良いという見解が取れますね。
 8.19 何事にも左右されない絶対の悪人は存在するのか?
http://okwave.jp/qa/q6060593.html
 大事なまた、面白い問題の提起です。 結論は 絶対は、難しいのではないでしょうか。 東条英機が そんなに悪いと言うのは間違っていると思います。 彼が、国家の意思に基づいて 国家のために尽くしたというのは正当な弁明になると思います。 ヒトラーは当時、熱烈な支持を受けていたと思います。 絶対に悪いなどとは、言えないと思います。 沢山言いたいことがあるのですが、声明1と声明41を参考にしてください。 第二次世界大戦にも大義はある と思います。 声明45を参照してください。 絶対的な標準としては、神を考えたい。 世界史ですね。 声明41. しかし、絶対と言うのは 難しいと思います。
  8.20 人の人格の捉え方は、国や地域、民族によって異なるといわれています。
http://questionbox.jp.msn.com/qa6043442.html
これは簡単ですね。 一般に、認識の問題と捉えればいいのではないでしょうか。 例えば、1枚の富士山の絵があるとします。 この富士山をどのように理解し、捉えるかは、その人の富士山に関するいろいろな情報・経験によって全然違うと言うことです。 富士山の麓で富士山を見て育った人、全然見たことがないが、小説で思い出がある、絵で何時も眺めていた 等等経験が多 影響を与えますね。 結局同じ絵でも捉え方は、違うということですね。 これが、民族や国となると考え方が違うのは、当然ではないでしょうか。 認識の問題と考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。
 8.21 日本の歴史における仏教の位置について:
http://www.mag2qa.com/qa6025425.html
 これは大きな話題ですが、感じを述べさせて頂きます。 日本には世界を表現する文字も理論も相当に欠けていた時代ですね、中国の文字と仏教が伝来したのですから、日本文化の根本に仏教と漢字が影響を与えたと思います。 従って それらは、ほとんどのところに影響を与え、影響を与えないのがないくらいではないでしょうか。 従来あった神道が世界を表現し、考える思想に曖昧さと定かでないものを感じるのは、今でも本質的に変わらないと思います。
そこで、中国の思想、漢字と仏教は、計りしれない影響を日本に与えたと思います。言葉を中国から輸入し、日本が中国語にならなかったのは、日本には確かな文化があり、それらを吸収できた偉大さは誇りにしていいのではないでしょうか。 多くの世界の国々は、言葉さえも輸入して、輸入した言語を話すようになっていますね。
 8.22 機械論的身体観とは、意識が、機械的身体を一部分一部分すべてコントロールするというもので、:
http://bekkoame.okwave.jp/qa6012940.html
 これは極めて面白い考えで、ロボットや身体補助の器具の開発など、無限に発展する余地が あると思いますが、まだまだ幼稚な段階と考えるべきだと思います。 我々の行動の大抵は、無意識の中で���本能的に動いているのが、実情ではないでしょうか。 いつも 小鳥たちの複雑な飛び方と飛ぶ様を感心して見ています。 どうして、あのような複雑な動きができるのかと感心してしまいます。 恋をしたり、南国まで飛んで行ったり、戻ったり、子を育てたりですね。 なかなかそのような世界に科学はまだ入れませんね。
 8.23 なぜ才能がないのに努力をしようとするのか?
http://questionbox.jp.msn.com/qa6135472.html
 まるで才能のない私のことを言っているように感じました。 確かに才能のある方に勝てない、かなわない事は現実にあり、実際多いと思います。 それは結果において、評価しているのですね。 その通りです。 しかし、私たちは 勝負の賭け、負けで考えて良いでしょうか。 結果だけの価値で良いでしょうか。 実際、私たちは、幸せになりたいのではないでしょうか。 幸せは個人が感じるものですから、個人が納得して、感動したりできれば、良いのではないでしょうか。 努力し、心を打ち込んでいる時に充実感がすれば、良いのではないでしょうか。 課程・努力している途中が、大事ではないでしょうか。 世の中結果だけではないと思います。 もしそうなら、野球など 馬鹿らしくてできないのでは。甲子園に行っても最後に残るのは、1チームだけですね。 みなさん、夢を抱いて、努力していたその間も素晴らしいのではないでしょうか。
もちろん、すべては自分の心が決めるものですから、良く自分を捉えて、納得が行くように生きたいと思います。 結果で人生を見たら、初めから、人生は、馬鹿馬鹿しいとはならないでしょうか。天才数学者で、偉大な業績を残されたが、不幸な人生であった。 凡人でも 数学を楽しみ、結構 良い人生を送れたとなれば、そんなに業績を残さなくても良いのではないでしょうか。
 8.24 インドと日本の違いは英語力 世界を相手���なぜ、話さないのか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000131-san-soci
 この問題は、文化に関わりますが、大きな問題だと思います。 日本人ほど、英語が下手な国民はいないと考えられるのではないでしょうか。 考える必要があります。 国際化・国際情報化の時代に、英語が自由でないのは、大きな不利益になるので、対策を根本的に考えるべきだと思います。 先ず、第1にこれを学校教育の問題にしないで、日常の生活から、自然に英語が身につくような文化環境を整えることが肝要ではないでしょうか。 外国のテレビやラジオが、どこでも自然に利用できるようにするのが良いと考えます。 さらにラジオ・テレビに外国の放送が、自由に利用できるようになれば、飛躍的に改善されると考えます。
 8.25 「男女別教育は学力アップ」 シンポで報告
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100815/edc1008152034007-n1.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100816-00000502-san-soci
 この問題は、慎重に総合的に考える必要があると思います。 先ず言える事は、学力をつける事だけが学校教育の目標ではないことですね。 学力は付けたが、変人や奇人を多く教育している 現状が多くあると思います。 しかしながら、そうは言っても、男女は種類が違うわけですから、個性なども相当に違っているので、いろいろ分けて、授業を行った方が良い、活動を行った方が良い場合も多いのではないでしょうか。 男女共学の学校でしたが、体育などは別別に授業を行っていました。 それは当然です。 学校全体を男女で分けないで、クラスごとの男女別のクラスを作ったり、合同の授業を作ったりの融合したものなど良いのではないではないでしょうか。 基本は、社会は男女共同で作られ、構成されるということではないでしょうか。 ここにも述べられていますが、特殊な受験体制を敷いた学校を出なければ、いわゆる名門大学に入れないような社会は、健全とは言えず、大学の入試制度は 柔軟に変えて硬直させないような配慮が必要だと考えます。
 8.26 日本人最大の弱点とは何だと思いますか?:
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6209521.html
 大変鋭い意見で、このような問題意識は、素晴らしいですね。 私の説は、ご指摘のことは、真実だと思いますが、合理的な・論理的な思考能力の欠如と真理の追究・真実の追究に甘さがあって、誤魔化しや いい加減なところが多いですね。 人生、世界についても考察が甘いと言う弱点があると思います。 欧米では、時間を越えて、真理・真実を追求しようとする文化がある。 これは神の前に出るときには、清い心で望みたいという宗教が背後にあるように感じられる)のに比べて、日本には誤魔かしたり、隠蔽したり、曖昧にする文化があることに深く根ざしているとも言える。
 8.27 日本人の本音と建前は必要な事でしょうか?
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa6177288.html
 これは普遍的に存在して、また必要なのではないでしょうか。 ものごとの二面性で深いもののように思います。 添付する2元論も参考にしてください。 どんなに健康状態が絶望的でも、必ず良くなると言うのはその典型的なことではないでしょうか。 意外に人は、嫉妬心や、妬みの心が在って、人の失敗を喜ぶようなところがありますが、建前では必ず成功を祈るとなりますね。 また結婚式では、花嫁さんは必ず美しいと表現しますね。 実際、皆さん美しいですが。 頂くのは賛成ですが、建前では、遠慮する表現をとりますね。 これらは悪いとは言えないのでは。 すなわち、表現するときには、一般には美しい方向の表現になるのではないでしょうか。 国家の問題だと、侵略戦争でも、必ず防衛のための、自衛のための戦争と表現しますね。 悪くても、やむを得ない戦争だと表現すると思います。
 8.28 なぜ地球は食物連鎖というルールの中で存在しているんでしょうか? そこに大きな意味みたいなものが存在しているんでしょうか?
http://oshiete1.nifty.com/qa6160506.html
 素晴らしい質問です。 自然は厳しいので、多様性を有する形に生体系を作って、生物の生存を図っているように見えますね。 生命の目指す先は、まだ分かりませんが、生存すること、知ること、感動することを求めているのは確かですね。
次を参照してください。 尚そこで言われている、元祖生命体は、遺伝子という実在するもので、実現しているともいえますね。 遺伝子は生物を乗りついで生きていますね。何を目指しているのでしょうか。
 8.29  美しい悪:
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa6350771.html
意外な問題提起ですね。 美と悪の定義から、始める必要があります。 先ず、美ですが、感性的で感じることですね。 悪は、何か道徳基準があって、それに反する行為ですね。少し理性的なものですね。 それらは、公正の原則や世界観から言って、調和するのが、理想的と考えるわけですが、それらが、背反する場合を述べていると思います。 まず、赤穂の討ち入り事件は、如何でしょうか? 主の無念を、存念を晴らしたい、忠義の精神が美しいとして伝えられてきましたね。 死をかけて忠義を尽くした事が人を感動させるのですね。 他方、それは法と公儀に立てつく事ですから、それを許しては、秩序が保てず、悪と考えざるをえません。 将軍が評価をどのように処置するか、如何に苦悩したかが推し量れますね。そのように、世には、矛盾することが起きて、 いろいろどのように対応すべきか、迷うことが多いのではないでしょうか。 次の原理 (声明1公正の原則)で、大体はうまくいくと思いますので、ご参考にしてください:
 8.30 なぜ帰化人というと偏見を持たれるのでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1052923075
 これは相当に日本特有の野蛮な考え方ですね。 中国や韓国では開かれた国ですから、そのような外人・自国民の考えはないのではないでしょうか。 EUなどでは王族たちも積極的に混血したり、 混血は相当に進んでいたり、人種が混じっていますので、日本の考え方など全然ないですね。 キリスト教などが影響しているかも知れません。 世界でも、日本のようなと 述べられているような考えをする国は思い浮かびませんね。 中国や韓国に行けば、兄弟や両親・祖母などと区別ができない人に会い、日本人が大陸から来たことを実感しますね。 外人などの考えそのものが野蛮な発想ですね。 島国根性から出ている田舎ものの習性ともいえますね。 広い視点を持ちたいと思います。
 8.31 核は時代遅れの兵器では?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6407816.html
本当に時代遅れのマイナス兵器ですね。 人間は愚かですから、馬鹿げたことをしないように、しっかりしたいと思います。 世界の歴史を拓く様な戦略が幾らでもありますね。日本に核兵器を持ちたいという考えがある方がおかしいと思います。 簡単に理由を述べたいと思います。 1)核兵器を持つと何か良いことがあるでしょうか。 第2次世界大戦以前ならば、使用が考えられたと思いますが、現在の世界情勢で、本当に核兵器を使える場面が起きるでしょうか。 起き得ないと考えます。 人間は愚かで、核戦争を起こすでしょうか。人種も民族もお金も経済も密接につながっている現状で、それらは不可能ではないでしょうか。 2)そのような無用の長物を作って、沢山のお金がかかり、保管や安全管理に膨大な資金と労力をかける意味は何でしょうか。 マイナスの大きな仕事ですね。 間違えば自滅ですね。小さな島で、核実験さえ満足にできない。 地球の環境破壊。 3)脅かしに持ちたいと考えられるのではないでしょうか。 しかし、それこそ張り子のトラで、使えない魔物を持っているだけですね。 責任者は怖くて、日常的に相当なストレスを懐くことになると思います。   4)北朝鮮のような小さな国が、大国・中国やアメリカを振り回しても何もできない状況をしっかり見るべきではないでしょうか。 核兵器を1発放して、うまくいくでしょうか。それを世界は許すでしょうか。 イラクでもどうでしょうか。 本当に膨大な資金と労力・生命を失っていますね。それでも、核兵器は使えませんね。 5)日本は被爆国として、愚かなことはよしましょうと 世界に訴えていますね。 それは地球に対する、人類と生命全体の大義ある主張として続けた方が 日本国の世界の中の存在として、意味があるのではないでしょうか。 マイナスの核保有国になるより。
 8.32 多様性ってどうして必要なの?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/173664.html
 人間として生きる意味を深く考えることが大事ですね。 生きるということの意味です。 更に、何をやるにも多様なもの・考えがあった方が有利ですね。 家を建てるにも、いろいろな構想があり、物があり、道具があった方が、良い家が建てられるのではないでしょうか。 生命も、厳しい自然の中で生きていくためには いろいろな種類がいて、様々な環境に耐えられる生物が生まれますね。 例えば温泉の中で生きられるウイルスや、地中深くに住める微生物などですね。 いろいろな生物がいて、全体として、協力して何億年も生存を続けてこられたのは、生物の多様性のためではないでしょうか。 国でも社会でも、広い世界ですから、いろいろな人がいて、役割を果たして、社会は成り立っているのではないでしょうか。人間存在の本質などについては、夜明け前 よっちゃんの想い の中でいろいろ触れて見ました。
 8.33 なぜ人は絶滅危惧種を救おうとするのか?
http://okwave.jp/qa/q6402904.html
 先ず絶滅をすると、今の段階では、その種を作ることができないので、絶滅させるのは良くないと考えるわけです。 理由は、その生物が、全体の生命活動の中で、かけがいのない役割を果たしている場合、かけがいのないものを永遠に失うことになるからです。 生態系の中での役割は、良く分からないので、かけがいのないものを失いたくはないのは、当然です。 また、生物の多様性を絶えず、大事にするのは、世界を豊かにすることですから、基本的に大事だと思います。 次の声明 (恋の原理と心得: 再生核研究所声明36)も参考にしてください:
Tumblr media
0 notes
toudougoseto · 7 years ago
Text
うつになっても大丈夫
まずはじめに言っておこう。 君たちは今後の人生で、あるいはたった今、うつ病と直面するかも/してるかも知れない。でも大丈夫。もしかしたら、長いこと病気と一緒に生きることになって、「もう治らないんじゃないかな」と思うことがあるかもしれない。それでも大丈夫だと繰り返そう。幸せを感じることや、人と出会うこと(人生で一番大切なことだ)は、病の中でもできるのだから。 そもそもうつ病とはなんだろうか。とてもシンプルに言えば、「生きる力」が弱まる事態だ。 人間の三大欲求である、睡眠欲・性欲・食欲のバランスがおかしくなる。加えて、思考と感情と身体にも大きな影響がある。ちょっとふざけて「うつっぽいな」と言ったことがあるかもしれない。でも、実際のうつ病は遥かに過酷だ。 また、厄介なことに、人間に自死を選ばせてしまう病気でもある。 僕は7年間うつ病と生きている患者だ。医者でもなければ、なんの専門家でもない。 だから、うつ病それ自体に関しての説明はあまりできない。 そしてただの患者である僕が書けるのは、「自分がどうやったか」それだけだ。そう聞くと頼りないかも知れないね。だってサンプルの数がひとつしかないのだから。通常であれば何万人のデータを集めて、科学的に根拠のある話をするだろう。 でも、僕が生きた7年間は、ひとつの真実だ。君が今必要としているのは、当たり障りのない情報ではなく、手に触れられるような実感ではないだろうか。 少し長いが、試しにこの文章を読んでみてほしい。 僕がうつ病になったのは、一言で言うと働き過ぎたからだ。君たちも学校や部活や塾で忙しいだろう。もしかして僕と同じレベルで忙しい人もいるかもしれない。そうしたら要注意だ。逃げだそう。逃げるといっても、難しいかもれないね。具体的にどうやってやればいいのか、わからないんじゃないかな。でも「状況を変えよう」という考えは、アタマの片隅に置いておいてほしい。 さて、どれくらい忙しかったのか。朝6時に起きて電車で2時間かけて会社に行く。そこからひたすら働き続けて、お昼ご飯を食べるのは17時くらいだ。その後もずっと働いて24時を過ぎる頃に慌てて会社を出て駅まで10分の道をダッシュ。そしてまた2時間電車に乗って帰り夕飯を食べる毎日だ。休みはない。土曜日も日曜日も働くんだ。ウェブサイトの仕事をしていたから、夏休みや大晦日、お正月も働きっぱなしだ。責任のある仕事だから、プレッシャーも大きかった。 なんでこんなに働いていたのか。僕には当時大事な人がいて、その人にいいところを見せようとしていたんだ。君も今呆れたんじゃないかな。「やり過ぎだよ」と。 でもロマンスに生きるひとは、周りが見えなくなる。そして「周りが見えない」というのは人生で致命傷になりえる。今僕は「ロマンス」と書いたが、これは「仕事に生きる」「受験に生きる」なんでも当てはまる。盲目的でかつ、他に考える時間がないくらい忙しくなると、全く回りが見えなくなるんだ。 するとどうなるか。他によりよい選択肢があっても、気がつくことができなくなる。自分がもし悪い方向に向かっていても、軌道修正ができなくなるんだ。 ある朝「通勤ラッシュで地獄の田園都市線」に乗っている最中、窓に映る自分の顔が見えた。痩せこけて、目の隈はひどく、死人のような顔をしていた。そういえば長い間家族とは顔を合わせる時間がなく、友人の誰とも会っていなかった。常に頭が痛かったし、脳卒中になるのではないかと心配もしていた。そのとき「転職しよう」と決めた。 しかし、転職サイトに登録する前に限界を向かえてしまった。ある日曜日にいつものごとく出社すると、パソコンの前には座れるが、キーボードが叩けなくなってしまったんだ。その時は新しいサイト企画書をつくらなくてはいけなかったんだけど、指が動かない。おかしい、と思って簡単な作業をしようとしても、それもできない。結局3時間以上パソコンの前に座ってフリーズしていた。ああ、自分はうつ病になったのだと悟ったんだ。 うつ病になるに���色々な要因があると言われている。僕が感覚的に感じているのは以下の要因だ。 休息・食事・運動・睡眠 × 人とのつながり ここまで読んでくれた君には、この殆どが僕になかったことがわかると思う。会社に人は沢山いたが、忙しすぎて仕事以外の話をする余裕はないし、友人としてつきあえるような人もいなかったんだ。たまに会社で徹夜している同士で、会社の愚痴を言うことはあったけどね。 ぼくの症状をちょっと書こうか。 うつ病になると、体力がひどくなくなる。すぐに疲れて果ててしまって、色んな事ができなくなるんだ。僕なんて、仕事のあと、駅から家に歩いて帰る体力ががなかったくらいだ。そうすると、「なんでこんなに何もできないんだろう」と自分を責める。思考も常にネガティブだ。「自分はだめな人間で、なにも上手くこなすことはできず、幸せになることなんて一生ありえない」と思い込んでしまう。過去にあったちょっとした辛いできごとを、何度も何度も何度もアタマの中で繰り返してしまう。具体的になに、という訳じゃないんだけど、ひたすら不安がカラダを貫くように感じることもある。人と接するのがこわい。さらに眠れなかったり、眠りすぎたりしてしまう。厄介な病気だ。 そんな中で、僕は会社をつくってみたいと思ったんだ。全員がうつ病患者で構成されている会社で、事業内容は「日本中のうつ病の人に、インターネットで認知行動療法サービスを提供する」というもの。そして実際にやってみた。 認知行動療法というのは、薬と同じかそれ以上に効果があると言われているカウンセリングの手法で、世界的に人気のあるやり方だ。でも日本では、なかなか認知行動療法のカウンセリングを受けることは難しかった。それをインターネットを使って、うつ病のみんなが励まし合いながらできる仕組みをつくったんだ。 会社をつくって、何年か経営する、というのは、結構むずかしい。君は会社は既にあるもので、新しくつくるものという意識はあまりなんじゃないかな。どれくらい大変かというと、新しい塾をつくるよりはむずかしい。でも、新しい学校を作るよりはずっと簡単。そんな感じだ。学校をつくるのは大変そうだよね。土地を確保したり、政治家に働きかけたり、行政の壁にぶつかったり、生徒を集めたり。 でも、僕が通っていた高校は、神奈川総合高校という、日本で初めての大学みたいな全日制単位制高校で、それはたったの数人の先生たちが立ち上げたんだ。僕が入学した代で、ようやく3学年が揃った。それくらい新しい学校。それを知っていたから、会社くらいなら、なんとかなると思えたんだ。 もちろん、僕はフラフラのうつ病患者だったから、会社やサービスをつくるのは、ものすごく大変だった。さらに経営を「続ける」のはもっと大変。 なんでそんな事ができたかというと、「今回の人生は、諦めよう」と思ったからなんだ。「全部諦めたとしたら、社会に何を遺したいかな」と考えたら、「患者が自分たちで、自分たちのためのサービスを立ち上げる」そんな事をやってみたいと思えた。 僕は当時お金がなくて、認知行動療法の専門知識もなくて、仲間も誰もいなかった。それどころか、友人もいなかった。なにもないからこそ、自由に発想することができたんだね。「なにもないということは、全部もっているということ」だ。半端になにかをもっていたら、「これをどう活かそうか」と考えてしまうから。 よく「うつ病なのに、なぜそんなにエネルギーがあったんですか」と訊かれることがある。これにはトリックがあるんだ。僕はサービスが軌道に乗るまでとにかくがんばる。その後は死んでしまおうと思っていたんだ。 「ハンター×ハンター」というマンガを知っているだろうか。主人公のゴンは、ある戦闘の最中に「これで終わってもいいから、この瞬間だけ」と願って、一生分のパワーを得るんだ。敵には圧勝したものの、反動で廃人になってしまう。 まさに僕がイメージしていたのはこれと一緒だった。一生分のエネルギーの前借りだね。自分を治す気なんてサラサラなかった。だから、フラフラだろうと人に会うし、ボロボロになってもサービスを作り続けた。 反動は、ちゃんときたよ。 2013年の春、ぼくは東京から逃げ帰った神奈川の実家で、「結論はでている。死ぬしかない」という思考に囚われていた。 脚は震えてまっすぐに歩くことができない。前に進むには、電柱ひとつひとつをゴールにして、ちょっとずつ進むしかなかった。頭にはセメントを流し込まれたようになって、死ぬこと以外の考えは止まっていた。1日に飲む薬は32錠と、尋常ではない量になっていた。 いつも1日中ソファに横になり、かといって寝ることもできず、ずっと暗い想像を膨らませていた。 ほんの少しカラダが動くときに、遺書を書いた。なぜだかよくわからないが、Perfumeの歌詞を引用していたような気がする。なぜ人生の最後にアイドルなのだ。ちょっと自分でもよくわからないが、色々とおかしかったんだろうね。自分の訃報を伝えてほしい連絡先リストもつくった。死ぬ方法をネットで検索し、場所も下見をして決めた。 でも、なんやかんやでまだ生きて、こうして原稿を書いている。危ないところだったけど、なんとかなった。 どうやったかと言うと、色んな人と連絡をとったんだ。(文字通り)「死ぬほど困っている」ということを、知りうる人に片っ端から連絡した。そうしたら、主治医は「自殺をしようとしていたその日」に、上手い具合にストップをかけてくれた。またカウンセラーに「僕が死なない方法ではなく、僕が死んだあとあなたがダメージを受けない方法を考えたい」と言ったら、カウンセリング中であることを忘れて、ひとりの人間として感情を剥き出しにしてくれた。またとある人が、「入院して治療するといい」と病院を紹介してくれた。 人との繋がりが、僕をこうして生かしてくれたんだ。当時は「死ぬことは絶対に正しくて、ほかに道はない」と思っていたんだけど、いざ生きてみると、おもしろかったり、楽しかったり、つらいことがあったりと、そんなに悪いものじゃないな、と感じているよ。 だから僕は、「命の大切さ」なんてことは言わない。自死を選ぶ人の気持ちも感じてしまうから。今君も「死にたい」「死のう」と考えているかもしれない。そうしたら、思わず、「わかるよ!」と言ってしまいたくなるくらいだ。でも、「死にたい」がアタマの中の99%を占めていたとしても、「生きる可能性がすこしあるかも」という考えが、1%くらいはあるんじゃないか。そうだったら、まず学校のカウンセラーにでも話をしてみてほしい。あと、実際に死ぬのは今日じゃなくて、���日でももいいはずだ。「やるけど、今日じゃなくて明日」という考えで毎日過ごしていく中で、君の中の生きにくさが、減っていく日が来るかもしれない。 あまり助けになる考えが言えなくて申し訳ない。でも、まだ見ぬ君だけど、生きて、いつかどこかで会ってみたいと思っているよ。君はよく「世界は学校だけじゃない」とか、「中高生のうちは世界が狭いから、卒業したらもっと広いところに行ける」と聞くかもしれない。大人になっての僕の実感だけど、実際には、世界はとても狭いんだ。でもそれは悪い意味じゃない。会いたいひとには誰だって会おうと思えば会える。それどころか、遠くから勝手に憧れていただけの人と、一緒に仕事をする羽目になったりするんだ。これはとっても嬉しいよ。いつか本当に、会おう。 ちなみにゴンは、仲間のおかげで、無事に回復した。代わりにオーラが一切使えない、普通の少年に戻ってしまい、もう物語の主人公ではなくなっている。これも僕と一緒かもしれない。 僕はサービスを大きな会社に売ったんだ。それまでに、ユーザーとなってくれていたうつ病患者の人が、1万人を超えていたから、価値が認められたんだね。その売却資金で、ちょっとずつはぐくんでいた借金も返せたし、経営をする必要もなくなった。普通のひとりのうつ病患者に戻れたんだ。それまでは、「うつ病患者ながらに凄いことをやっている人」みたいな立場に不本意ながらなってしまっていて、結構つらかったんだ。自分で選んだ道だけどね。 それまでは、何百人の前でプレゼンテーションをするときも「自分はいずれ死ぬから、今日会った人にこれだけ伝えなくちゃ」と思って必死でやっていた。それが今はかなり回復したものだから、必死さがなくて、緊張して全然しゃべれなかったりする。うつ病がひどい時の方が仕事がちゃんとできる、というのは不思議だけど。 そしてゴンと同じく、「うつ病業界の主人公」でもなくなったんだ。大きなビジョンを掲げて、日本中のうつ病患者にサービスを提供する。そんな立場じゃなくて、普通に会社員として働いて、仕事で悩んだり、一緒に議論する仲間と出会いがあって喜んだりしているよ。 でも完全にうつ病じゃなくなったかというと、そうじゃない。 今も、不安に貫かれたり、歩けなくなったりはするんだ。あるときは、色んな事が重なって、体調もプライベートも仕事も大変なことになって八方ふさがりになってしまった。どうしたかっていうと、Facebookに投稿したんだ。こんなメッセージだ。 「色々とあって、人生の困難な時期に遭遇しています。友人のみなさんには、相談に乗って頂ける時間を頂戴できれば嬉しいです。勇気をだしてヘルプを求めようかと思いました。メッセ下さい」 この書き込みをしたところ、30分で9件のメッセージをもらった。ほとんどは「どうした?」「力になれるか?」というものだ。メッセージをくれた人は、普段からよく接する人から、5年前に1度だけ会った人までバラバラ。慌てて投稿を非公開にして、個別にメッセージを返し始めた。その縁から広がって、今僕はベンチャー企業で新規事業の立ち上げの仕事をしはじめた。そこから、また僕の人生は軌道に乗り始めたんだ。 Facebookの投稿に必要だったのは1分くらい。それだけで僕の人生はまたガラガラと変わってしまった。ここから言えることはなんだろう。 facebookの友だちは多い方がいいことだろうか。違う。「色々な人とつながること、助けを求めること」だ。 助けを求めるといっても難しいのはわかるよ。僕の持っているコツは「いろんな人に、広く浅く相談してみる」という方法だ。 心から信頼できて、いつでもどんな事でも相談に乗ってくれる人がいたら、素晴らしい。でも、そんな人は中々いないんじゃないかな。いたとしても、僕の相手をずっとしてたら疲れてしまうかもしれない。 だから、「漁師が網を海にばーっとまく」イメージで、沢山の人に、ちょっとずつ話すんだ。何人ダメでも気にしない。誰かが、素敵な情報を持っていたり、真剣に耳を傾けてくれればOKというやり方だね。 僕は本当に困った時、いつもこれを心がけている。恥ずかしさはもちろんあるよ。でも、今まで誰にも助けを求めなかった時は、大体事態はわるい方向に向かったんだ。逆に「網を投げて」なにもなかった事は一度もない。まあ、うまくいくまで諦めずに網を投げ続けたんだけど。 まとめよう。 まず、今日を生き延びるんだ。そして人とつながろう。勇気をだして助けを求めよう。これはうつ病への対処法であるばかりでなく、人生の秘訣でもあるんだ。
2 notes · View notes
skf14 · 4 years ago
Text
08280005
.........だから、俺がもし大通りで通り魔殺人をするなら、きっと最初に狙うのは腹の大きな女だ。子供が狙い目だと思われがちだが、案外そうでもない。もう生まれてしまった子供は親が必死になって守るから、むしろ普通の人間よりも狙いにくい部類だろう。くだらないが、それを無理矢理狙って殺すのは至難の技だ。両親が揃っているなら尚更。
俺の目の前でベビーカーを押す女が楽しそうに旦那に話しかけて、旦那は嬉しそうに目を細め子供をあやしている。ああ、世界共通の幸せの絵だ。反吐が出る。
幸せ、ってなんだ?他人から見て、己が幸せな姿に映ることか?いや、違う。幸せは、自分の置かれている状況について何も不平不満を抱かず、我慢を強いられることなく、全て俺の意のままに遂行されることだ。そうに違いない。幸せ、幸せ。ああ、俺は幸せになりたい。ずっと子供の頃からの夢だった。幸せになることが。幸せになることこそが。
他人の幸せに対して恐ろしく心が狭くなったのは、きっと今俺の置かれている状況が著しく幸せから遠いから、だろう。社会の中での立ち位置も、持って生まれた時点で腐っていた神様からのギフトとやらも、白痴付近を反復横飛びする出来の悪い頭も、見てくれの悪さも、全てだ。
自ら遠ざかったつもりはない。人の幸せを妬んで、それで、手に入らないことには気付いていて、そして、そして、?
?ん、あぁ、覚める、ダメなやつだ、これ、と、思考が曖昧になって、見えていたものも、匂いも、温度も、何もかもが遠ざかって、そして、何も見えなくなった。
極めて自然に、目蓋が開いた。手探りで掴んだスマホの画面を見れば、時刻は朝の5時を少し回ったところだった。曜日表示は土曜。どちらにせよ早すぎる。
"彼"の中途半端に病んだ思考が俺の頭と同期して、混ざろうとしているのが分かって吐き気を覚えた。やめろ。混ざるな。のそり、重たい身体をベッドから引きずり起こして、ふらふらと冷蔵庫に縋り付き、冷えたミネラルウォーターを喉へ流し込んだ。水の通り道が冷えていって、そして胃の辺りがじんわり冷たくなる。物理的にはあり得ないが、その温度は首の後ろを通って、脳へと伝わり、思考が少し、冷めていく。
何が通り魔だ。情けない。俺の夢を支配して、外に出たがったくせにやりたいことがそんなバカの憂さ晴らしだなんて興醒めもいいところだろう。しかも、やる前のウジウジした感情から見せるなんて。はっ。しょうもない。どうせなら血溜まりの中の回想にでもしてくれていれば、今頃、小話くらいには昇華出来たものを。
奴の目線から見えていた短い指と、くたびれ皺の寄ったスーツとボロボロの革靴、己を嘲笑っているように見える周りの視線と話し声、やけに煩いメトロの到着メロディ、喧騒、咽せるようなアスファルトの油の匂い、脳天に刺さる日差し、それら全てを戦後の教科書の如く黒塗りで潰して、そして、深呼吸ののち頭の中のゴミ箱へと入れた。これで、俺は、俺に戻れる。もう一眠りしよう、と、布団に潜り込み、俺は柔らかい綿人形を抱き締めて、眠るための定位置へと着き直した。
物書きで飯を食える、などという夢を抱く間もなく、敷かれたレールに乗って模範囚の如く社会の、それも下の方の小さな歯車の一つに成り果てた俺。チャップリンのように笑えたらいいんだろうが、生憎笑えない現状の片手間で書いている小説、そんな大層なものではないが、もう200を超えただろうか。詳しく数を数えてはいない。数字を重ねることに、大して意味はない。ただ増えていくソレを見るよりも、彼ら、彼女らの過去、未来に想いを馳せる方がよっぽど大事だ。俺は、彼らの人生を文字に変え、束の間の虚無を忘れている。
俺は、自分の力では、小説を書けない。
一昔前に流行ったゴーストライターではなく、どこかの小説の盗用でもない。人から詳細を聞かれたら、「主人公達が動くのを見て書いてる」と答えて誤魔化しているが、俺は、自分の夢を小説にしていた。いや、自分の夢でしか、小説を書けない。
夢の中で、俺は俺じゃない誰かとなって、違う人生の一部を経験する。なった誰かの感情と共に。そしてその夢は、嫌に鮮明に、必ず完結して終わる。
そのおかげで、俺はまるで自らが体験したように、綿密な話が書ける。不思議と夢を忘れることはなく、内容によっては自ら夢を捨て、今朝のように半ば不快感を持って目覚める。そして、その夢の記憶はじきに消える。
そうして俺は眠り、夢を見て、出てくる彼らの物語を文字に認めて、満たされず空虚な、平々凡々な自分の人生を今日も狂気で彩る。
ある日偶然君の皮膚片を食べた時、世界にはこんなにも美味しいものがあったのかと感嘆し、感動のあまり失禁したことを思い出した。
目が覚めた瞬間、これよりいい書き出しは無い、と思った。思考は溶けた飴のように彼のものと入り混じっていて、はっきりと覚醒はしない。恐らく、俺の思考は殆ど死んでいるんだろう。今こうして無心で手を動かしているのは、確かに生きていた彼だ。口内には口にしたこともない見知らぬ女の皮膚片の味がこびりついて、舌の上がまだぬるぬると滑る感覚、しょっぱい味が残っていた。食べたことのない味。ああ、書かないと、無心で筆を走らせる。書く瞬間、俺は俺でなくなり、彼が俺を使って脳を動かしているような感覚に陥る。戻ってこられなくてもいい、そのまま彼に身体を明け渡しても後悔なぞしない。と、俺は諦め身体の主導権を彼らに手渡している。
ふと気が付いたときには、もう小説は書き上がっていた。軽く誤字を確認して、小説掲載サイトにそれを載せる。人からの反応はない。別に必要はない。
サイトを閉じ、ツイッターを開く。現れたアカウントでただ一人フォローする彼女のアイコンを見て、そしてDMを開いて、青い吹き出しが羅列される様をざっと見て、心が幸せに満たされていくのを感じる。じわり、と湧き出たのは、愛情と、快楽と、寂しさと、色々が入り混じったビー玉みたいな感情だった。
彼女は、ネットの中に存在する、美しく気高く、皆から好かれている人気者。そんなのは
建前だ。彼女は、まさしく、
「おれの、かみさま。」
そう呟いて画面をなぞる。ホワンと輪郭がぼやけたケーキをアイコンにしているあたり、ここ最近どこかへケーキを食べに行ったのかもしれない。俺が彼女について知ってることは、声を聞く限り恐らく女性で、恐らく俺よりも歳が下で、俺のことなど認知すらしていない、ということだ。
別に悲しくなんてない。彼女はただここにいて、俺に愛されていてくれれば、それでいい。拒絶されない限り、俺の幸せは続く。好きだ、好きだ、今日も彼女が好きだ。
彼女のツイートは食べたスイーツのこと、日常のほんの些細ないいこと、天気のこと、そんなささやかな幸せに溢れた温かいものばかり。遡る度、何度見ても心が溶かされていく。
どこで何をしているのか、どんな服を着て誰と笑うのか、そんなのは知らない。どうでもいい。得られないものを欲しがるほど俺は子供じゃない。そばで幸せを共有したいなど、贅沢が過ぎて口にした日には舌でも焼かれそうだ。
『今日も、好きだよ。』
また一つ増えた青い吹き出しをなぞり、俺は不快感に包まれる頭を振り、進めかけていたゲームの電源を入れた。時刻は午後の2時。窓の外では蝉がけたゝましく鳴いており、心の底から交尾を渇望しているらしかった。
触れ合えないことを、惜しいと思わない日はない。彼女の柔肌に触れて、身体を揺さぶって一つになることが、もし出来るのなら、俺は迷わず彼女を抱くだろう。幾度となくそんな妄想で、彼女を汚してきた。俺の狭い部屋のベッドの上で、服を雑に脱ぎ散らかし、クーラーでは追い払い切れない夏の湿気と熱気を纏った彼女が、俺の上で淫らに踊る様を、何度想像したか分からない。その度に俺は右手を汚し、彼女への罪悪感で希死念慮が頭を擡げ、そしてそんな現実から逃げるように夢を伴う惰眠を貪る。
彼女を幸せにしたいのか、彼女と共に幸せになりたいのか、彼女で幸せになりたいのか、まるで分からない。分からない、と、考えることを放棄する俺の脳には、休まる時はない。
俺の中の彼女は最早、彼女本人からはかけ離れているのかもしれない。俺が見る夢の種類は大まかに分けて二つ、目を覆いたくなるような凄惨な感情の入り混じるものと、急に凪になった海をただ眺めているような穏やかなもの。後者に出会った時、俺は必ずと言っていいほど相手の人格を彼女に当てはめる。彼女は右利きで、俺の左に立つのが好きだ。彼女は甘党で、紅茶に詳しくダージリンが特に好み。彼女は子供が好きで、時折自身も無邪気に遊びまわる。彼女は、彼女は、彼女は。どれも、ツイートからじゃ何も読み取れない、俺が付与した彼女のあるべき姿だ。起きて、文章を仕上げて、そして心には虚しい以外の感情が浮かばない。
分かりやすく言うなら、花を育てる感覚に似ている。水を注ぎ、栄養をたっぷり与え、日の光と風を全身に浴びさせて、俺が花から得る物理的なものは何もない。花の子孫繁栄の手助けとしてコマとなり動いたに過ぎない。花側から見ても、ただ育った環境が良かったという認識にしかならないだろう。それでいい。俺はただ目の前で、花が咲くのを見られたらそれで良かった。植物と違って人間は枯れない。根腐れもしない。メリットがあれば、大切に大事に育てれば、半永久的に、花を咲かせ続けてくれる。これほど幸せなことはないだろう。自らの手で育つ様を、永遠に見られるなんて。
ああ、今日も彼女が好きだ。
恋は病気で愛は狂気。言い得て妙だ。病気、狂気、これはまさしく狂気だろう。まごうことなき、彼女への愛なのだから。世間で言う正しい愛じゃないことくらい、まだ正気を保ってる俺の脳は理解してる。が、正しさが必ずしも人を幸せにするわけではない。しかし、正しくない、道が外れている、本当の愛ではない、そう声高に叫ぶ内なる自分がいるのも確かで、結局俺は世間よりも何よりも、俺に足を引っ張られて前に進めないまま、深く深く沈んでいく。ただ一つ言えるのは、どんな形であれ、俺が彼女に向ける愛は狂気であり、すなわちそれが愛ということだ。
純粋な愛からなる狂気ならどれほど良かっただろう、と、目覚めた瞬間トイレに駆け込み僅かばかりの胃液を吐き出しながら考えていた。つい先日の思考を巻き戻して、何処かに齟齬があったかと必死に辿るが吐き気に消されて頭の中が黒に塗り潰される。
違和感を感じたのは夢が始まってすぐのことだった。視界が、進み方が、現実と大差ない。変だ。いつもなら若干の浮遊感から始まる夢が、地に足ついた感覚で、見える手や腕も自身のもので恐らく間違いない。なぜだ。初めてのパターンに内心は動揺しているが、夢の中の俺は平然としている。俺は黙々と愛車を運転し、車は山道を奥へ奥へと進んでいく。ガタゴトと揺れる車に酔いそうになりながらも、ナビを切りただ道なりに進んで、そして暫くしてから、脇道へと入った。脇道といっても草は生え放題、道未満のその木のないエリアを少し走ってから車を止めた俺は、車内のライトをつけ、行儀悪く身を乗り出して後方座席へ移動し、転がっていた黒い巨大なビニール袋を破いた。
キツく縛られまるで芋虫のような姿で袋から出てきたのは、紛れもない、何度夢想したかわからない、愛おしい彼女だった。俺は、彼女の着ている薄いワンピースの感触を楽しむように掌で撫で、身体のラインを触れて覚えていく。凹凸、滑らかな生肌を想像しながら身体を撫で回し、スカートの裾を少しずつたくし上げていく。彼女が噛んでいる猿轡には血が滲んでおり、嫌々、と首を振っては綺麗な涙をぱたぱた散らす。そのリスのような丸い目に映る俺はきっと、この世の誰よりも恐ろしい化け物に見えているだろう。身体を暴く手は止まらない。胸を、局部を、全てあらわにし、下着を一度抱きしめてから破り捨てる。そして、現れた汚れなき場所へ、手を、口を寄せ、そして、俺は、彼女と、一つになった。頭の中が気持ちいい、暖かい、柔らかい、という白痴のような感想で埋め尽くされる。彼女に埋まった俺の身体の一部が溶けてしまう、気持ち良さで脳が溶けてしまう、身体の境界も全て失ってただ善がる概念になってしまう。ああ、ああ、と、感嘆する声が漏れて、俺は目の前の柔い身体を撫で回し、噛み、舐めしゃぶり、全身で味わった。涎が溢れて止まらない。彼女の柔らかい腹にぼたぼたと泡混じりで落ち溜まっていく。鼓膜に己の荒い呼吸音だけが響いて、車外の虫の声も彼女の呻き声も、何も聞こえない。ただただ車はギシギシと揺れ、彼女の目尻から絶えることなく涙が溢れて、俺の心から絶えることなく多幸感が溢れて、彼女の中に彼女と俺が混ざり合った生き物の種が植え付けられた。
死んだと見間違う目をした彼女へ、俺は口を寄せて一言、囁く。
『今日も、好きだよ。』
そこで目が覚めた。
吐くものが無くなってもまだ喉がひくりひくりと痙攣していた。苦しい。買い溜めしておいた水の段ボールを引き寄せて、無造作に掴んだ一本を雑に開け胃へと流し込む。零れた水が首を伝ってTシャツを濡らした。ぜえぜえと喉が鳴る。頭を振り払って、絞り出した声は驚くほど情けないものだった。
「そんな、はずはない、あんなの、俺じゃ、俺じゃない、っ、ぅ...」
逆流する胃液に応戦するように水を飲む。喋ると逆効果なのは分かっているのに、誰に主張したいのか、言葉は止まらない。今話しているのは俺か、誰か、分からない。
「俺はそんなこと望んでない!!!!っ、くそ、ふざけんな...っ、クソ...」
込み上げた涙は悔しさ故。浅ましい己の脳がどうにも恥ずかしく、憎らしく、それに縋って自尊心を保っていた己が卑しく、そして何よりも己の夢の特性に殺意が湧いた。
一度、目を覆っても嫌になるような凄惨な夢を見た。それは、簡単に言えば理不尽な男がバールで一家をぐちゃぐちゃに叩き潰す話だった。書くべきなのか、と筆が止まり、彼の人格を放置したまま俺は1日過ごして眠り、そして、同じ夢を見た。次の日も、次の日も、むせ返るような血の匂いと足を動かすたびにびちゃりと鳴る足音と、頭部を殴った拍子に転がり落ちた眼球を踏んだ足裏の感触と、その後彼の同居人が作ったハンバーグの味が消えないまま1週間が経ち、俺は書かなければ夢に殺されると自覚して、筆を取った。
夢を使って自分を満たす以上、逃げることは許されない、ということか。忌々しい。まだ治らない吐き気に口元を押さえ、���り投げていたスマートフォンを手に取った。仕事を休んでも夢に囚われ続ける。ならば、書くしかない。時刻は朝の4時半過ぎを指し示していた。
そして、彼女を好き放題貪った話がスマートフォンの中に出来上がった。満員電車で誤字チェックをすると、周りの乗客の視線がこちらに向いている気がした。フラフラするが、仕事からは逃げられない。あの夢も、俺の偽物もこれで消えた。今日は眠れる。
楽観視、だったんだろう。巣食う闇の深さは思った以上だった。俺は翌日も吐き気で目覚めトイレに駆け込み、脳内をぐるぐると駆け回る、四肢に残る彼女の感触と、膣内の締め付けと湿り気、背中に走る絶頂感と共に噛みちぎった喉笛のコリコリとした食感、口に溢れる鉄臭い鮮血の味、そして、恍惚とした表情で俺に抱かれたまま絶命した彼女の顔を、振り解いて捨てようとしては目眩に襲われた。
「分かった、書くから、分かったから...俺じゃない、あれは俺じゃない、俺の皮を被った偽物だ、」
彼女の夢を見始めてから、ツイッターを覗かなくなった。
彼女は、毎日俺の夢に出てくるようになった。最悪の気分で夢に無理矢理起こされ、時折吐いて、震える手でなんとか夢を文字で起こして、溜まっていくそれらはメモを圧迫していく。救えない。先が見えない。
そして夢で彼女を殺し始めてから、今日で3日が経った。もう、うなされることも跳ね起きることもない。静かに目を開けて、見慣れた天井を認識して、重い胃を抑えて起きるだけだ。よくもまああんなに楽しんで殺せるもんだ。と、夢の内容を反芻する。
彼女の膨らんでいた乳房も腹も尻も太ももも、鋭利なサバイバルナイフでさっくりと切り取られていた。カケラはそこかしこに散らばって、手の中には乳房があった。俺は生暖かい開かれた彼女の腹に手を探り入れて、挿入していた愚息を膣と、そしてその先に付いた子宮の上から握りしめた。ないはずの脈動を掌で感じるのは、そこが、命を育む大切な部屋だから、だろうか。暖かい、俺の作られた場所。彼女の作られた場所。人間が、人間になる場所。ああ、気持ちいい。無心で腰を動かせばがくがく揺れる彼女の少ない肉が、小さく蠢いているように見えた。動きがてら肋骨あたりを弄れば、つまみ上げた指の間で蛆虫がのたうち回���ている。気味が悪い、と挟み殺して、彼女の内臓に蛆虫の体液をなすりつけた。目線を彼女の顔までやって、いや、そういえば頭は初日に落としたんだった、と、ベッド脇の机に鎮座した彼女を見遣る。目線を腹に戻す。食いちぎったであろう子宮の傷口からは血と、白濁の体液が流れ出て腹膜を彩っていた。芸術には疎いが、美しいと感じる色彩。背筋に快楽が走る。何時間でもこうしていられる。ああ、ああ、嗚呼......
こんなはずじゃなかった。彼女と見る夢はもっと暖かくて、綺麗で、色とりどりで、こんな狭い部屋で血肉に塗れた夢じゃなかったはずだ。どこで何を、どう間違えたのか、もはや何も分からない。分からないまま、夢に囚われ、俺は今日も指を動かすんだろう。
スマートフォンを握った瞬間、部屋のチャイムが鳴った。なんだ、休日のこんな朝早くに。宅配か?時計を見て顔を顰め、無視の体勢に入ろうとした俺をチャイムの連打が邪魔してきて更に苛立ちが増す。仕方なく、身体を起こして彼女の眠るベッドから降りた。
床に降り立つ足裏に触れる無数の蠅の死骸の感触が気持ち悪い。窓は閉め切っているのに片付けても片付けても湧いてくるのはなぜなんだろう。追い討ちをかけるように電子音が鳴り響く。休日にも関わらずベッド脇の机に鎮座し勘違いでアラームを鳴らす電波時計にも腹が立つ。薙ぎ払えば一緒に首まで落ちて気分は最悪だ。クソ、クソクソクソ。ただでさえ変な夢を見て気分が悪いのに。鳴り止まないチャイム。煩いな、出るよ、出るっつってんだろ。俺は仕方なく、着の身着のままで玄関のドアを開けた。
3 notes · View notes
simacks · 6 years ago
Text
2019.01.12 The Cheserasera 【2018 冬の煌星 ワンマンツアー】新代田FEVER
この日は絶対に雪が降る、という予感があった。理由はないけど、ツアーが始まった時にはもう雪予報を信じて疑わなかった。なんとなくそういう感覚が冴えている時がある。そして予感は外れなかった。都内の初雪だ。冬の冠にふさわしい。
The Cheseraseraの2018年初ライブと今年の初ライブは偶然にも同日で、去年は仙台から始まった。この時の彼らも年末にスタジオにこもってREC三昧だったような記憶がある。スタジオで年賀状を書いて、箱根駅伝の話もしてたよね(笑)1年経つのが速すぎる。RECとライブという、謂わば両極の作業のなかで迎えたツアーファイナルだが、既に次回のツアーとアルバムの情報が解禁になっている。
北海道や九州、遠方の人たちが首を長くしてツアーを待っているからこそ、最初の情報は公式なものとして本人達から伝えられたかったけど(ライブのMCで情報解禁!ていうのが好き)、この新代田では7月の渋谷WWWのチケットが最速先行で販売される。絶賛REC中のアルバムのツアーファイナル、半年先のチケットとは、かなり強気だ。「期待して良い」、ということだろう。
この日、自分の中にはどこかもにょもにょした気持ちがあったからだろうか、待っている間がすごく長かった。出てきたときのことをあまりよく覚えていないくらいドキドキしていたのに、にしやんがジーンズをはいてるのを見つけると「ジーンズ!」と思ったのが最初の記憶だから、大して緊張もしていなかったのかもしれない(笑)このツアーはずっとプレベだったのに、今日はジャズベだ。私にはミイに見える柄のついたマリメッコの花柄のピンクのTシャツだった。ステージ袖から映像を撮影しているらしいカメラが覗いていた。宍戸くんは札幌でお別れしたスニーカーのかわりに、新しく買ったらしいスリッポンにレギンスみたいなスキニーのパンツ。ベロアのシャツ。美代さんは年末にヘアメンテに行ったに違いない、蘇ったパーマが最強の可愛さで、自作の五分袖の白いTシャツ。両手を振ると脇が見えるくらいのゆるさにドキドキした。
この日もgood morningからだった。これはどこの会場でも変わらなかったらしい。ステージからの照明が眩しくて、熱くて、前方にいた私は目が開けられず、細目になる。とても優しい音とドラマチックな広がりで幕を開けた。ファンファーレのドラムが鳴ると、条件反射のように身体が跳ねる。フロア全体が揺れているのを期待しながら、今年10年目を迎えるらしいバンドとの出会いの日を思い出していた。2年以上が経っていた。初めて聴いたファンファーレを私はやっぱり覚えていて、その感覚は今も変わっていなかった。とてもポジティブな曲で、ドラムが良い。出かけに「今日は腕時計いらないっ」なんて言いながら出てきたりすると、生活の中に彼らの存在が根付いているのを感じる。「ひたすら前へ!」の直後に美代さんが腰を浮かせながら思いっきりドラムを叩く場面がとても好き。力強くて、弾けていて、普段の感じとは違う荒々しさに見惚れていた。
風に吹かれて、は新宿でも序盤にやっていた曲だ。Night and Dayを最初にどこで聞いたのかは忘れてしまったけど(うちに来た時に誰かがかけてくれてたかネットで聞いたか)、リズムが印象的な曲で、メロディがすんなり入ってきて耳に残るので、身体が自然と覚えていた。新宿で初めてライブで聴けた曲。引っ掛かるギターと、特徴的なドラム。廃盤の中から披露された曲に、MCで宍戸さんが「知ってる曲と知らん曲でのノリが違いすぎな!笑」と茶化す。「ソールドアウトありがとう!好きに楽しんでくれ!」と言い「かっこいいリフ弾くんで手ぇ挙げてください!」LOVERSだ!宍戸さんの煽り文句に、すでに「わーい!にしやんスラップだ♡」と最初から気がそぞろになる。宍戸さんは「新代田ーー!!」と叫んでいたような気がする。ギターのリフもめちゃくちゃかっこいいので、わーー!ってなったはずなのに、ほぼずっと西田さんを見ていた。にしやんスラップしてるう!(見たまんま)と、うっとり。ベースをとても大切にして丁寧に弾いてるイメージがあるので、スラップで弦をバチバチやるところに半端なくドキドキする。ピックと指とスラップてめちゃくちゃ忙しくて、目がしあわせでした。好き!ゴーストとスラップがたくさんある感じのは毎回だと疲れてくるけど、たまに出されるとめちゃくちゃ美味しい。とにかく盛りだくさん。バキバキだ。
そして、LOVELESS。これぞプレベですよね(ジャズベなんだけど)。なんか今日は音があんまりな気がするかも…と思いつつ、最初の一音で「きたっ!」と跳ねてすぐ汗かいちゃった…輪になって手を叩く!で手を叩いて、お前も!お前も!お前も!お前も〜!!て、いつかフロアのみんなで指差したりしたいな〜。好きに楽しめばいいんだけど、決まったフリみたいなものがある曲は一体感があって楽しい。仲間内できゃっきゃ笑いながらやるのがすっごく楽しい!
ここで「退屈」が来たので、「あ、にしやんの地獄だ」と表情を伺ってみるけど涼しい顔を保ってた…と思う(ライトが眩しすぎて肩から上がほとんど光で飛んでいたので表情は妄想かもしれない) 音源はジャズベで録ってて、わかりやすく良い音がするので、どうしてもベースばっかり聴こえるけど、それはライブでも変わらず、割とベースばっかり見てました。いや、もうベースしか見てなかったごめんなさい白状するとずっとベース見てました。たぶん脳内HDDには、にしやんとベースの記憶ばっかりで、でも西田さんの肩より上はライトですっ飛んでいたのでほとんど表情も窺えず、とにかく「左手の爪短いな」とか「小指もしっかり使われてて大変だな」とか「指弾きのときピックアップに親指を乗せて弾いたりしてるよね」とか、「そういえばもうかなり前になるけど謎の部品が壊れた(?)とかいう時もあったな」とか、「和音てそうやって弾いてるんだな」とか、ほとんど全部の記憶がベースです。(バラードゾーンのYou Say Noと心に抱いたままのときも同じくらいずっと見てた)ただ、返しの音しか拾えないくらい近くても良い音がするはずなんだけど、なんとなく音の密度が足らない気がしていました。
カゲロウの後だったかのMCでは、美代さんが暗闇から「明けましておめでとうございます!」と立ち上がって挨拶。あまりにも新年感がありすぎて、思わず「年越しライブだったかしら」と錯覚するくらいでした(笑)各地のリクエストが土地によって違ったこと、「みんなこういうのが聞きたいんだ〜!」と新たな発見があったことに触れ、ソールドアウトした会場が多くあったことには「ありがとうございます!」と改めて頭を下げていた。自分の作った(作詞した)曲もいくつか入ってて嬉しかった、とも言ってたかな。(美代さんが話している間、西田さんはボードとベースを触って調整してました)(そんな必死なのに美代さんが「あれ、なんだ…」と言葉を詰まらせると「リクエストな!」と突っ込むのを忘れないにしやん)(すき…)(作業してる西田さんの様子を伺って話を延ばしたりする美代さん)
そして、「今日、雪降ったんでしょ?」と宍戸さんが訊ねると「らしいね〜」と相槌を打つ美代さんと「うん、降った」と答える西田さん。
宍「え、にしやん見たの?」
西「割とこんなデカイ(指で表す)ので、東京にしては降ってるなっていうくらい降ってたよ」(ちなみに10時から11時過ぎくらいに降ってた)
宍「へぇ〜。今日、雪見た人ー?」(会場から手があがる)
宍「ふーん」←ぜんぜん興味ない声
西「おいやめろ!滑ったみたいになってるだろ!手を あ げ て く れ て る の!」
というゆるい雰囲気の雪の話から、白雪へ。
ここからバラードが続く。
心に抱いたままの後のMCでは西田さんが暗闇から「こんばんは!」と言うとフロアから「こんばんは〜」というまばらな声と共に拍手が起きる。会場からの拍手に対して間髪入れずに「そんな拍手しなくていいから、手の細胞死ぬんで」と返す西田さんが、ホント、にしやん(笑)「今年初のライブがソールドアウトで嬉しいけど、浮かれないようにしようと思ってる!」というような感じのことを話してMCを終わらせようとしたら(美代さんは「なんか大黒柱感あるな」とつぶやいてた)「にしやん、なんかベースの話ないの?仙台ではスラップの話してたじゃん」と宍戸さん。ここからの西田さんの生き生きとした上擦った声と早口になるところに「もう勘弁してくれ〜!!」と表情を保っていられないくらい好きでした…。
「俺ね、ベースが大好きなんですけど、まず今回のツアーはずっとプレベだったんだけど、プレベってのはプレシジョンベースの略ね(宍:プレ…?)プレシジョン←(かなりハッキリした口調)、正確なっていう意味なんだけど、曲によってこれはプレベだなっていうのがあるのよ(ここでセトリを見る)いわゆるカンニングペーパー見たけど、割とこうして見るとプレベだったな〜…(笑)…なんですが!!なんと、このジャズベは、ジャズベースね!これは、プレベっぽい音が出せるんですよ〜!」
宍「でもそれ…お高いんでしょ��?」
西「うん。ここでは言えないくらい高い。5年ローンです。俺、これ無くなったら泣くと思う…(笑)」
前ににしやんが言ってた話ですが、「66年のフェンダーのJBフロントピックアップは亀田さんが持ってるのと大体同じやつ」なんですね。調べなくてもわかるくらいの良いお値段。私の推測では軽い車が買えるかな、だったので5年ローンも納得です。60ヶ月!ヴィンテージはめちゃくちゃ大切にしててもお手入れとかメンテとかとにかく大変らしい。それを「ファイナルだからはしゃいで持ってきちゃった」んですって!私、このとき、人には見せられないくらいの顔をしていたと思います…(笑)
「本当に内緒にしてね」と口に人差し指を当てながら肩をすくめ、「それでは5年ローンの音をご堪能ください」なんて言うもんだから…涙あふれてこない!(笑)The Cheseraseraの曲はベースがよく動くというか、音が多くて、メロディを奏でているけど、涙あふれてたも例に漏れずそういうイメージだ。5年ローンの魔法により、コーラスとベースしか覚えてない。が、なんとこの後、私がここ最近で一番聴きたいと(ひとりで)ゴネていたスタンドアローンがやってきた。ベースのリフがカッコいいやつ!というかこの曲の主旋律はベースですよね…?なくらいずっとベース。かと思いきや、美代さんがめちゃくちゃにドラムを叩いていて、ずっとベースを見ているはずなのにそうはさせてくれない気迫。倒れちゃうんじゃないかというほど渾身のドラムだった。汗が飛び散るとキラキラしてた。
そして、「ここになかったらどこにあるんだろう」最後の恋。やっぱり勢いがある。2018年、一番聴いた曲。2月に初めて名古屋で聴いてから、もうぜんぜん違う。曲が生まれたところは見ていないけど、育っていくのを見てきた特別な一曲。間奏で3人が向き合って弾いている場面で、フラフラになりながらギターをかき鳴らしてる宍戸くん(多分、お口をぎゅーってしてる)と、ベースを高くかざしたりしながら弾いてる西田さんと、2人をしっかり見ながら叩いてる美代さんの姿にスリーピースのバランスというか、3人がちゃんと引っ張り合って立ってるのをとても感じる。ラストの大サビで手を上げてから手拍子に入るのもだいぶ揃ってきた気がする。西田さんが高く腕を突き上げるところが好き。
続くDrapeがまた全力だったので、ここで本編が終わりかと思ったくらいだった。どちらかと言えば叶えたい事が多い私は、Drapeがかなり好きだ。切なさのあるメロディと歌だけど、とても強い。そして油断したところに東京タワー。ぎゅーっ!と詰め込んできた!「大切なのは勇気、前を向く事」嫌なことや踏ん切りのつかないことはやっぱり存在するけど、東京に来たことを悔やんだことは一度もない。ちょっと前に移転したオフィスからは、また東京タワーが見えるのでその度に思い出す。アウトロのベースも好きだし、最後に静かに鳴らすところもとても好き。
これで終わらせてくれないのは、流石に意地悪だろうと嬉しい悲鳴の熱さの中、「愛しておくれという曲ですぅ!」で会場が更に熱気を帯びた。にしやんベースいっぱい弾いてる!(語彙力)バイト面接 何度目かな、のコーラスが入るところが一番好きだ。音源にはない。ここまで西田さんが全然煽ってないのは、返しのスピーカーに「乗ると転ぶ」みたいな事が書いてあったからだと思うけど、物足りなくて寂しさが限界だったところにラストナンバー「月と太陽の日々」。西田さんは下手のスピーカーによじ登って会場を見渡してました好き。そういえば、全編通して宍戸さんも何回かセンターに身を乗り出してギターを弾いていたけど、ダイブするには詰まりが甘い感じだったのでドキドキしながら見守りました。FEVERは床がほとんどコンクリートだから落ちたら大怪我なのだ。宍戸くんがサビの前で「いこう!」と言うのもいつの間にか定番化されていて、私は好き。楽しい。ところどころで美代さんも、めずらしくめちゃくちゃ叫んでいた。吠えていた、の方が近いかもしれない。本編を全力でやりきった3人が清々しい面立ちでステージを去ると、休む間も無くアンコールがかかる。
「アンコールありがとう!」と颯爽と帰ってきた宍戸さんがギターを構えていると、ステージ一帯にオヤ?という空気が漂う。「あ、ごめん、コレじゃないわ(笑)みんなで写真を撮ろう!」と集合写真。横広の会場には私の想像よりもたくさん入っていたようで、写ってない人もいるくらい満員だった。360度カメラも使ったけど、果たして撮影できたのだろうか(笑)撮影完了を知らせる音の鳴らないカメラに、リハ中から「OK牧場」を連発していたらしい“滑りたがりの方の宍戸翼”が「NG牧場」とボヤいていた…。そういうところあるよね、と言われて、「中高生の頃、角曲がって姿見えたら、しっしーキモぉい!」と言われてた話をしていて、美代さんと西田さんが「それはキモいね」みたいに言ってた。
まったりとした空気から、名残惜しくて別れるのが寂しくてたまらなくなる、After party lululu……の前に、思わず会場から「あー」という声が…(笑)しゃべっているとなかなかチューニングをするタイミングも難しいものなんだろうね。MVのDVD特典コメントのいつか喧嘩のシーンとか撮影したい的な話を思い出す。カメラが入っていたので、よりMV感を彷彿とさせたのかもしれない。ずっと変わらないもは何ひとつ無いんだけど、いつも気づくのが遅すぎてしまう。大切にしたい瞬間を想わせてくれた。私の感じ的に少しgood morningと立ち位置が似ている曲だ。こちらは夜だけど。
そして、「つかぬ事をお伺いしますが!クソみたいな恋愛をしたことはありますか?!…聞いても大体こんな感じだっていうことがわかりました…みんな、ないんかな?笑 俺にはあります!俺の史上最低のクソみたいな恋愛の曲です!」とIHLS。私がThe Cheseraseraに出逢ったころは、新曲といえばこの曲だった。初夏を少しすぎた6月だったか、配信で先行リリースされる曲を聴くために0時過ぎるまでスマートフォンを握りしめてた。最初からめちゃくちゃカッコよくて、寝不足を恨んだのも懐かしい。今や、アンコールを締める曲。イントロで遠慮がちに足元を確かめながらスピーカーに乗る西田さんを私は見逃さなかった…!大阪だったかで「うちはライブでアレンジが多い」みたいなことを言っていたのだけど、そのアレンジが一番よくわかるのがこの曲(私的に)。ライブによって弾いたり弾かなかったりの変化が楽しめる。そしてニヤニヤする…。音源だとアウトロでブーン!(グリス)があるのにやってるところを最近ではほとんど見ない代わりにバーーン!て乱暴に掻き鳴らしてますね、主語が抜けましたがベースの話です。「笑わせんなよ!」も周りの声が聞こえるようになってきた。西田さんが耳に手をあてて煽っていたので大好きでした。
メンバーが去り、会場にSEがかかる中、まだまだアンコールは鳴り止まなかった。宍戸くんがギターをブーン!とステージに投げ置いて帰って行ったので不安でしたが、ダブルアンコールチャンスは無事に成功しました。「結構残ってくれてる!」と嬉しそうに戻ってくると「ギター大丈夫かしら」と確認。宍戸さんがどこかの会場でフロアからステージにギターをブーン!て投げた?だったかの話を西田さんがすると、宍戸さんが「桃白白(タオパイパイ)みたいなやつな」とつぶやき(そして滑る笑)またも西田さんから「(ぶん投げるのが)愛?(笑)キミも5年ローンで楽器買えば?」とやりとりする場面があった。(タオパイパイの意味がわからない人はどどん波で調べてください。笑)
ここで「新曲やります!!」REC真っ最中の一番ホットな曲を届けてくれた。ナイティーン エイティー…ン…みたいな数字が聞き取れたのと、多分また愛について触れている気がした。アップテンポでちょっとパンクっぽい勢いがあるように感じた。‪最後の恋e.p.がめちゃくちゃ好きで、まだ1年も経ってない中でのRECにちょっと寂しい気もしていて、自分の中の小さな人がいじけて居て、楽しみにしてる人といじけてる人がぶつかって、「あ゛〜!」な心境だったけど、新曲は最初から知ってるんじゃないかと思ったくらいに超The Cheserasera‬だった。手拍子を促されてもなんの違和感もなかった。理屈なんか要らない、どうしようもなくこの人たちが好きだった。いろいろ考えるのは悪いクセでしかないけど、考えずにはいられない中でこれだけが真実だった。好きには好きしかない。
最後は「ありがとうございましたっ!!」と勢いよくSHORT HOPE。いちばんを決める事は出来ないけど、たぶんこの曲がいちばん好き。アクセルを踏み抜ける、周りなんて見えなくなる、「なにも考えられない」曲。惚れた弱みって言葉があるけど、限りなくそれに近くて、どう足掻いても「好き」に抗えるものはない。‪必要か不要かで考えたら、世の中のものは殆ど不要なのかもしれません。でもいるとかいらないとかじゃなくて「好きかどうか」でいたい。この命が終わるまで‬。
0 notes
shibaracu · 5 years ago
Text
●ゾンビ
◆ゾンビ - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/ゾンビ ゾンビ(英語: Zombie)とは、何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称である。 ホラーやファンタジー作品などに登場し、「腐った死体が歩き回る」という描写が多くなされる。   ◆現実におけるゾンビ 起源 「生ける死体」として知られており、ブードゥー教のルーツであるヴォドゥンを信仰するアフリカ人は霊魂の存在を信じている。こちらについては「目に見えないもの」として捉えている。 「ゾンビ」は、元はコンゴで信仰されている神「ンザンビ(Nzambi)」に由来する。「不思議な力を持つもの」はンザンビと呼ばれており、その対象は人や動物、物などにも及ぶ。これがコンゴ出身の奴隷達によって���米・西インド諸島に伝わる過程で「ゾンビ」へ変わっていった。   ◆これがゾンビの進化論!その誕生から現在までを追ってみた! https://screenonline.jp/_ct/17112057 2017/08/26 - 話題のゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」が間もなく公開されますが、これはジョージ・A・ロメロがジャンルとして確立したゾンビ映画の最新進化形。折しもロメロが亡くなったこともあり、ゾンビたちの進化の系譜を追ってみました。(文:塩田時敏/デジタル編集:スクリーン編集部) ゾンビ映画の夜明け 2017年7月16日、ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが77歳で世を去った。長年の夢、ゆうばりファンタへの招待が叶わず、残念でならない。ロメロが何故ゾンビ映画の巨匠、ゾンビ映画の父と呼ばれるのだろうか。 ホラー映画ジャンルの一バリエーションとして、ブードゥ教にまつわるゾンビもの映画は、映画創成期の頃からあるにはあった。しかし、いま俗に言うゾンビ映画とは、すべからくロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」に端を発する。   ◆ ゾンビの正体を暴け! https://web.archive.org/web/19981203145612/http://www.ntv.co.jp/FERC/research/19980215/f0725.html 1998/02/15  報告 報告者:伊達 徹、和田 栄一、マイケル 高田 1962年、ハイチで怪奇的な事件が起こった。 4月30日一人の農夫が原因不明の発熱や吐血等の症状を伴い入院。 5月2��に病気原因 不明で死亡し、小さな墓地に埋葬された。 しかし、18年後の1980年死んだはずの彼は蘇った! 体は回復していたが意識障害や 記憶障害が見られた。 1981年にも数年前に急死した女性が蘇った。 彼女の墓を掘り起こすと棺桶の中には石が詰まっていた。 1978年公開の映画「ゾンビ」は、死んだはずの人間が蘇り人々を襲い その肉を貪り食うという恐怖のモンスターとして登場している。   ◆ゾンビ : 作品情報 - 映画.com https://eiga.com/movie/18323/ 2019/11/29 ゾンビの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。 「ゾンビ映画」というジャンルを確立した、ジョージ・A・ロメロ監督による 傑作ホラー。 惑星から降り注いだ光線により、地惑星から降り注いだ光線により、 地球上の死者がゾンビとして復活した。 その群れは生者に襲いかかり、噛みつかれた者もゾンビへと変貌、 生ける屍たちは瞬く間に世界中を覆い尽くしてしまう。 テレビ局員のフランと恋人スティーブン、SWAT隊員のロジャーとピーターは ヘリコプターで脱出し、郊外の巨大ショッピングモールにたどり着く。 モール内のゾンビを一掃し食料と安全を確保したものの、物資を狙う 暴走族の集団に扉をこじ開けられ、ゾンビの大群までなだれ込んできてしまう。 ゾンビ、暴走族との三つどもえの殺戮戦の中、 生き残りをかけて奔走するフランたちだったが……。 本作にはアメリカ公開版(127分)、 ダリオ・アルジェント監修版(119分)、 アルジェント版をもとに日本の配給会社が独自の編集を施した 79年の日本初公開版(115分)、 ディレクターズカット版(137分)といった複数のバージョンが存在。 そのうち配信もソフト化もされておらず幻のバージョンとなっているのが 115分の「日本初公開版」で、2019年11月には日本初公開から40周年を記念し、 「日本初公開復元版」としてリバイバル上映される。
1978年製作/115分/R15+/アメリカ・イタリア合作 原題:Dawn of the Dead 配給:ザジフィルムズ 日本初公開:1979年3月   ◆ゾンビとは何なのか? その定義と魅力: 前編『ゾンビの定義』 https://uzurea.net/zombi-zomber-zombest/ 公開:2017年10月26日(2年前) 更新:2019年11月19日 こんにちは! 皆さん元気ですか? 健康ですか? 平和ですか!? 健康と平和は大事ですね。風邪を引いたり体を壊した時ほど、健康のありがたさを感じるという方も多いのではないでしょうか。戦時にあってこそ平和を願うものです。 『健康』と『平和』 それは対極に自らが有ってこそ、その価値が分かる事象といっても良いかもしれません。……とはいえ、健康をかみしめる為に態々体を不健康にするわけにはいきません。だって大変だし。つらいし。 海外映画やドラマ、国内でも漫画やそれを原作としたアニメや映画…昨今はゾンビコンテンツが増えています。ですがそもそも『ゾンビ』って一体何なんでしょう?今回はこの『ゾンビ』について、あらためて掘り下げてみようと思います。 索引    1 そもそもゾンビとは何なのか?        1.1 起源は西アフリカの信仰から        1.2 ゾンビ発明家、ジョージ・A・ロメロ監督        1.3 ゾンビの定義ってなんだろう?            1.3.1 1.ゾンビは死んでいる(生きていない、健康ではない)            1.3.2 2.ゾンビは腐っている            1.3.3 3.ゾンビは意思の疎通ができない            1.3.4 4.ゾンビはうめき声をあげている            1.3.5 5.ゾンビは沢山いる            1.3.6 6.ゾンビは人間を襲う            1.3.7 他には……    2 後編に続く……   ◆ゾンビ (ぞんび)とは【ピクシブ百科事典】 - pixiv https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93 ゾンビ(Zombie)とは、生ける屍のこと。主にホラー、もしくはファンタジーものに登場する怪物。
目次 1 概要 2 西アフリカ・カリブの民間伝承としてのゾンビ 3 創作におけるゾンビ 3.1 「感染するゾンビ」の創作 3.2  ゲームのモブ敵から爆発的流行へ 3.3 創作上のゾンビ像 3.4 創作上での生態 4 スラングとしての「ゾンビ」 5 関連イラスト 6 関連タグ 6.1 同族・類似種 6.2 ゾンビ関連作品製作者 6.3 ゾンビが登場する作品 6.3.1 アニメ・漫画 6.3.2 小説 6.3.3 ゲーム 6.3.4 映画・ドラマ 6.3.5 その他 6.4 創作ゾンビ 6.4.1 様々な創作に登場するゾンビ 7 他の記事言語 概要 創作などでは「無差別に人間を襲う腐敗した死体」として描かれることが多いが、本来は西アフリカやカリブの民間信仰(ヴードゥーまたはブードゥー)の司祭によって呪術で蘇らされた「奴隷化された死体」を指す。   ◆いくつ知ってる? ゾンビ映画の歴代名作12本をプレイバック - Elle https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/g27449552/greatest-zombie-movies-190513-hns/ 2019/05/13 私たち人間の醜いエゴや思いやり、犠牲の精神など、実は学ぶところが多いのがゾンビ映画。 ホラー映画でも特に大きなファン層を抱えるジャンルといえば……そう、ゾンビ映画。明日5/14から開幕のカンヌ国際映画祭でも、鬼才ジム・ジャームッシュ監督のゾンビコメディがオープニングを飾るなど、“ゾンビもの”はいまや鉄板に。そこで、歴代ゾンビ映画のなかから必ず観ておきたいヒット作品を、厳選してご紹介! あなたはいくつ観た?   ◆『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968) ◆『ゾンビ』(1978) ◆『死霊のえじき』(1985) ◆『バタリアン』(1985) ◆『バイオハザード』(2002) ◆『28日後…』(2002) ◆『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004) ◆『プラネット・テラー in グラインドハウス』(2007) ◆『ゾンビランド』(2009) ◆『ワールド・ウォー Z』(2012) ◆『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)   ◆大阪にゾンビ先生発見! 大学でゾンビを教える研究者には「鬼滅の刃」も「ジョーカー」もゾンビに見える   黒川 裕生  2020.02.02 https://maidonanews.jp/article/13083298 大阪に、ゾンビ先生がいる。 2019年12月、大阪の映画館「シネ・リーブル梅田」で開かれたゾンビ映画のトークイベントに登壇し、ゾンビに詳しい映画評論家と丁々発止のやりとりを繰り広げた謎の女性、福田安佐子さん。聞けば、大学院時代に芸術や現代思想などの視点からゾンビを読み解く研究に取り組み、現在は国際ファッション専門職大学(大阪)の助教として、ゾンビをテーマにした授業を受け持っているという。ゾンビについて話し始めると止まらなくなる福田さんに、ゾンビ研究に足を踏み入れるきっかけなどについて聞いた。 「鬼滅の刃」はゾンビの変奏 福田さん曰く、一般的なゾンビ像は大きく3つに分けられるという。カリブ海域の土着信仰ブードゥー教の影響が色濃いゾンビと、ジョージ・A・ロメロ監督が生み出したゾンビ、そして映画「28日後…」などが公開された2002年以降の新しいゾンビだ。   ◆新型コロナウイルスでゾンビ化するとのデマ マレーシア当局が否定 https://news.livedoor.com/article/detail/17759303/ 2020年2月3日 9時45分 ざっくり言うと    マレーシアで新型ウイルスをめぐる誤った情報が拡散されている    「新型コロナウイルスの感染者がゾンビのように振る舞う」という内容    同国保健省は「主張は正しくない。感染しても回復できる」とSNSに投稿した 「新型ウイルス感染でゾンビ化しない」マレ   ◆中国、新型ウイルス対策に使用可能な米輸入品の関税免除へ https://www.afpbb.com/articles/-/3266311?cx_reffer=livedoornews&utm_source=livedoornews&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_0203_r3 2020年2月2日 13:56 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 ] 【2月2日 AFP】中国政府は1日、新型コロナウイルス対策に使用可能な米国からの輸入品について、対米貿易戦争で課した報復関税の適用を免除する方針を発表した。  中国は新型コロナウイルスの封じ込めに躍起になる中、感染拡大が最も深刻な湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)では、大勢が病院に殺到し、医療用品が不足する事態に陥っている。  米中両国は約2年にわたり激しい貿易戦争を繰り広げてきたが、中国は1日、「(進行中の)流行の予防と抑制の支援を強化するため、2020年1月から3月まで、より選択的な輸入関税措置を実施する」と発表。既に新型コロナウイルス対策に使用された品に課された関税についても、還付可能だと説明した。  さらに、関税免除に関する規定を緩和し、対象範囲を消毒剤や身体保護用品、指揮車に拡大していくとも明らかにした。(c)AFP   ◆ローマ教皇が「ゾンビの国・日本」に送った言葉 世界一他人に ... https://president.jp/articles/-/31119 2019/11/28   世界一他人に冷たい国に伝えたい事 38年ぶりとなったローマ教皇の日本訪問。 82歳のフランシスコ教皇は日本滞在中、8回のスピーチを行った。 コミュニケーションストラテジストの岡本純子氏は 「教皇は世界中で問題になっている心の貧困を、『ゾンビ化』といった。 これは不安な時代を生きる日本人にずしりと響いたはずだ」という-。 82歳のフランシスコ教皇が日本人に伝えたかったこと 38年ぶりとなったローマ教皇の日本訪問。 82歳のフランシスコ教皇は11月23日に来日し、4日間の滞在中に各地を 精力的に回り、多くの日本人と触れ合い、その心に温かな印象を残した。   ◆【閲覧注意】菌に乗っ取られて“ゾンビ化”するアリは、筋肉だけを強制的に操られていた:研究結果 https://wired.jp/2019/08/22/now-we-know-how-the-zombie-ant-gets-its-bite/ 2019.08.22 ある種の菌がアリの体をむしばみ、まるでゾンビのように操って次のターゲットを狙う──。そんな恐ろしい“ゾンビ化”のメカニズムの一端が、米国の研究チームによって解明された。どうやらアリは菌に脳を支配されるのではなく、脳が機能したまま筋肉を強制的に操られているようなのだ。閲覧注意な写真とともに、そのメカニズムを説明していこう。   ◆寄生虫に「ゾンビ化」された生き物たちの、閲覧注意なフォトギャラリー https://wired.jp/2016/01/08/zombi-creatures/ 2016.01.08 卵を植え付けられたクモ、6本足のカエル、線虫に洗脳されたコオロギ。写真家アナンド・ヴァルマは、ぞっとするような「ゾンビ化」した生き物を撮り続けている。彼の目的は人々の想像力を刺激し、サイエンスへの好奇心をもってもらうことにある。   ◆ゾンビパウダーが実在? 中南米で発見された“死んだはずの男”を追った学者の話     https://ddnavi.com/news/250905/a/ 2015/08/02 『ゾンビの科学 よみがえりとマインドコントロールの探求』(フランク・スウェイン:著、西田美緒子:訳/インターシフト)  ゾンビは実在する。オカルトでもなければ、トンデモな話でもない。  ジョージ・A・ロメロの描いた“生ける屍”の話でもなければ、  ゲーム『バイオハザード』シリーズに代表される、  ステレオタイプなモノでもない。  「夜も眠れなくなるようなほんとうの話ばかり」だと謳う  書籍『ゾンビの科学 よみがえりとマインドコントロールの探求』(フランク・スウェイン:著、西田美緒子:訳/インターシフト)には、  アメリカの科学ライターがまとめた、世界各国のゾンビにまつわる  “現実”のエピソードが凝縮されている。  1980年の春。  中南米に浮かぶ島・ハイチで、ある女性が市場で男性と出会った。  よれた服に身を包み、フラフラとうつろな目で歩いていたという男性。  「クレルヴィウ・ナルシスだ」と名乗った男性に、女性は驚きを隠せなかった。   ◆バイオハザードの世界は実在した!?「マイアミゾンビ事件にいて考察してみた https://doretire.com/real-biohazard-miami-zombie/ 2018/10/30 こんにちは、たまこんにゃくです。 あなたは「バイオハザード」という作品を知っているでしょうか。 ゾンビが出てくる作品として有名です。 正直ゾンビが登場しないナンバリングも多いのですが、未だにゾンビの印象が 根強く残っている作品であることことは間違いありません。   ◆リアルバイオハザード!実在するゾンビウイルスの恐怖 - NAVERまとめ https://matome.naver.jp/odai/2140479329350173901 2014/07/08 感染した宿主がウイルス飽和状態になるまでエサを捕食し続けた後、脱力状態となり、果てはウイルスを含んだ体液を周囲にまき散らしながら死に絶える.   ◆飛騨経年間PVランキング1位は「マイマイガ、ゾンビウイルス集団感染」 https://plat.navitime.co.jp/article/HID20150407180932/ 2015/04/14 飛騨山中を中心に現在、別名「ゾンビウイルス」と呼ばれるバキュロウイルス科ウイルスに集団感染した「マイマイガ」の大量死が相次いで目撃されている。 https://hida.keizai.biz/headline/765/  飛騨経済新聞   ◆恐怖! 多くのゾンビ物のモデルとなった実在のウイルスとは?【コタクベスト】 2013-09-23 https://ch.nicovideo.jp/kotaku/blomaga/ar350883 ほんとの病気がいちばん怖い。 ポップカルチャーで不動の人気を誇るゾンビ物。ゾンビが出現する理由は黒魔術から謎の衛星までさまざまですが、人をゾンビのような何かに変えてしまうものへの恐怖は何千年も前から存在していました。 噛みつき、光への恐怖、言葉の喪失、そして凶暴性。映画に出てくるたいていのゾンビが持つこれらの特徴は、ある病気の症状と同じもの。 その病気とは、狂犬病です。では多くのゾンビウイルスのモデルとなった狂犬病とはどんな病気で、どのような点がゾンビウィルスと似ているのでしょうか? 詳細は以下より。   ◆ゾンビ映画に学ぶ、ゾンビに関する10の実在するセオリー(閲覧注意) http://karapaia.com/archives/52224227.html 2016/09/05  そもそもゾンビとかこの世に存在するのだろうか?西洋��は割りとマジで信じられているゾンビだが、専門家のほとんどは、ゾンビの大発生はまずありえないという。  死者が墓場から蘇るなど、科学的にはありえないからだ。それでもこれまでゾンビに関連する様々な理論が提唱されてきた。その多くはゾンビ映画に依存するところが多いわけだが、ここではゾンビに関する10のセオリーとやらを見ていくことにしよう。   ◆ゾンビの発生・ゾンビ災害は現実にあり得るのか|備える.jp https://sonaeru.jp/hazard/infection/zombie/h-15/ 2016/01/19 災害とリスク- 危機の対象を知る 感染症対策 ゾンビ対策|武器なしでサバイバルする7つの対処法 人間が想像できる災害は全て現実化する可能性があり、それはゾンビ災害、ゾンビウィルス・パンデミックも例外ではありません。 人間が想像できる災害は全て現実化する可能性があり、それはゾンビ災害、ゾンビウィルス・パンデミックも例外ではありません。ゾンビウィルスに特性がよく似ている狂犬病ウィルスとの比較、またゾンビ対策を他の防災対策に活用する方法を解説します。   ◆【恐怖】 ゾンビのモデルとなった実在のウイルス怖すぎてやべぇええ ... http://jin115.com/archives/51975704.html 2013/09/23 - 恐怖! 多くのゾンビ物のモデルとなった実在のウイルスとは? 【コタクベスト】 : Kotaku JAPAN picture 噛みつき、光への恐怖、言葉の喪失、そして凶暴性。 映画に出てくるたいていのゾンビが持つこれらの特徴は、ある病気の症状と同じもの。 その病気とは、狂犬病です。   ◆異例の大ヒット続出!「ゾンビ」はなぜ人気なのか?多様化するコンテンツの魅力と、現代人が抱える恐怖を探る https://kindaipicks.com/article/001845 2019/07/17 『ウォーキング・デッド』をはじめ、『カメラを止めるな!』『ゾンビランドサガ』など、ゾンビコンテンツはなぜここまでの人気を獲得し、人々に愛されているのでしょうか?そして、多様化するゾンビコンテンツの傾向から推測する「現代人が抱える恐怖」とは?学術的にゾンビを研究する『ゾンビ学』の著者である岡本健准教授と株式会社闇の頓花聖太郎さんのゾンビ対談をお届けします。 アメリカで高視聴率を獲得し続けているドラマ『ウォーキング・デッド』をはじめ、ハリウッドリメイクが発表された韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』など、近年ゾンビコンテンツの爆発的ヒットが後を絶ちません。 日本においても、昨年は制作費300万の��ンディーズ映画『カメラを止めるな!』が興行収入30億円超えを記録し大ブームに。更に、佐賀県を舞台にしたアニメ『ゾンビランドサガ』がアニメ年間大賞※に選ばれるなど、社会現象になるほどゾンビ旋風が巻き起こりました。   ◆「異世界Role-Players」第8回:吸血鬼とゾンビ~やつらは死んでも滅びない https://www.4gamer.net/games/453/G045373/20191123001/ 2019/11/26 今回はアンデッド――死してなお死せざるものについて語っていくと予告しましたが,この分類に入る種族のほとんどは,ゲームにおいて,敵役であるモンスターとして登場するに留まります。ですが,そんな中でも別格として,主人公格になり得る種族もいます。敵としても,ボスかそれに準じるクラスで登場する……それが吸血鬼です。20世紀にはホラー映画の主役を何度も務めた種族ですね。   ◆現実でゾンビが発生したらどう生き残るかを真剣に考える https://magiciandaisuke.com/?p=1172 最近、「walking dead」って海外ドラマが面白すぎて一気に見てしまいました。ゾンビの話です。 さて、そんなゾンビの世界を一度は妄想したことありますよね。映画「バイオハザード」のように街がゾンビに襲われたら、どうやって身を守るか、どこに逃げるか。僕はそういうくだらない妄想が結構好き。 ということで、現実にゾンビが現れたらどう生き残るか、また実際ゾンビが出現した場合、世界はどうなるかを映画や科学者の意見を参考に考えてみます。   ◆ゾンビは本当に実在した? 「マイアミゾンビ事件」が超怖い 2018年11月21日 https://zombie-work.com/zombie-jituzai/ 「ゾンビって本当に実在するの?」「映画の中の話でしょ?」 ゾンビ映画を見た後、多くの人がこう思うのではないでしょうか? 実際に私もゾンビに遭遇したことはないし、「今日、出勤前にゾンビと遭遇してさぁ。まいっちゃたよ」などと話している知り合いもいません。 でも世界には本当にゾンビは存在した!と思わせるような事件が数多く発生しており、今回紹介する「マイアミゾンビ事件」もそのひとつです。 この「マイアミゾンビ事件」は加害者が被害者の顔を食べてしまうという衝撃的な事件だが、以下の記事に閲覧注意なグロ画像などは貼っていないので、安心して読み進めて下さい。 目次    1 事件発生    2 加害者はゾンビなのか?    3 被害者について    4 なぜ事件は起こったのか?    5 被害者ポッポのその後    6 最後に   ◆マイアミゾンビ事件 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/マイアミゾンビ事件 マイアミゾンビ事件(マイアミゾンビじけん)は2012年5月26日にフロリダ州マイアミのマッカーサー・コーズウェイで発生した猟奇的傷害事件。 英語では「Causeway Cannibal」(コーズウェイの食人鬼)、「Miami Zombie」(マイアミゾンビ)と呼ばれている。 事件は2012年5月26日、フロリダ州マイアミのマッカーサー・コーズウェイ、 マイアミとマイアミビーチをつなぐフリーウェイの脇道で発生した。 加害者は全裸で被害者の顔に噛み付き、駆け付けた警官が数発発砲しても 被害者から離れなかったため射殺された。 被害者は左目、鼻、顔の皮膚の大半を失う重傷を負ったものの、一命を取り留めた。 現場付近にあった防犯カメラが18分に及ぶ犯行の一部始終を撮影しており、 事件後にインターネットでその犯行映像が拡散した。   ◆「人食い」ではなかった「マイアミゾンビ」 解剖の結果体内に人肉はなし、新たに薬物検出 https://news.aol.jp/2012/06/10/rudy-eugene-autopsy-no-human-flesh-stomach-pills-miami_n_1583320/ 2012年06月10日 19時00分 【続報】先月26日に米フロリダ州で起こった、顔食いちぎり事件は世界中に衝撃を与えました。人肉を「食べる」事件相次ぐ、という報道が飛び交っていますが、この場合厳密には少し違ったようです
0 notes
mnhrvsmnhr · 5 years ago
Text
20191113
ねら       れん 非常に困った あれほどにアルコールを入れたから即寝付けるかと思いきや、死ぬほど喉が乾いているだけでまっっっっっっっっっっっったく寝られん いいアルコールってこんなものなの? マジ? もう居酒屋のジントニックとか飲めねーよ…… 頭も痛くならないし、何より顔が赤くならなくて驚いた 顔面蒼白にもならなかった もともとお酒に弱い方ではないと思うけど、これにはわたしの中のアルコール分解する人たちも驚きである 侮れないなジントニック ヤバみであるぞ 今日はなんか虚無だなぁ 1日通してそこそこ機嫌のいい日ではあったけども 結構ガチめに終電逃すかと思ったし、すっごいフラフラ歩いてて自分でもびっくりだったんだけど、多分いいお酒だったから気持ち悪くなったりせずにちゃんと家までたどり着けたんだと思う 奢ってくださった人には感謝しかない…… かなりフラフラで帰ってきたから、帰宅中はツイッターで酔いにかまけてくだらないこと言ってたので楽しかったです 心配してくれた方々数名ありがとうございました ただのかまってちゃんなので大丈夫です もし次にこういうことがあったらツイッターの更新が途絶えたら心配してくださると幸いです 冬なんで道端で凍死する可能性あるし、、、、、、(そうなる前に帰れよ) 酔ったときの性格が本性だと思ってるので、酔いにかまけてゴミみたいなこと言う人間は嫌いだっていつも思ってますが、自分が酔うとまぁ酔ってるし何言っても大目に見てもらえるだろとか思って大口叩くからうけますよね ちなみに今日はわたしこんなにかわいい性格してるのに彼氏もセフレもいないなんて世の中終わってんな、と思ってました ちゃうねん あの アルコールまじでやばくて、家帰ったらすぐご飯食べて化粧落として寝るぞ~と思ってて、本当に帰宅後1時間くらいでお布団はいったの 横になったの 寝られないの…… いやいやいや なんで? いつも缶チューハイ半分飲まないうちにピーク来て眠くなるやん で、寝たら10~30分とかで起きて、そのあと永遠に寝られなくなるじゃん だから今日は電車の中で寝ないようにしたのに…… 乗り換えギリの終電だったし…… しょんしょんしょぼ~~~~~~~~~ん わたしへ 水曜日は仕事の日ですので 寝ましょうね 少し仕事の話 例のごとく激弱メンタル抱えてるんでめっちゃ休みがちで、すごい心配されてるんだけど、、、、、、 本当に心を入れ替えなければならないと思って、毎日反省している 本当は今日だって遊んでる場合ではないのだ 本気で体売ってでもお金を稼がなきゃいけないんだから ……という個人的な心の入れ替えもあるんだけど 今月頭くらいかな? ���たしが死ぬほど休んでたせいであまり状況を知らないんだけど、、、 すごく優しくて面倒見が良くて、柔らかい雰囲気の先輩がいて、ご結婚されてる方だったんだけど、旦那さんの話をするときとかもすご~く穏やかで素敵な人だったのね でもね、ほんとに急に病気になってしまったんだって 急遽退職されたの 確か土曜日に出勤してきて、1時間もしないで帰ったのね で、もう日曜には退職することになる、っていう風に話が進んだらしくて…… 勝手な想像なんだけど、女性特有の病気とかなのかな?と話を聞いていて思った ただの憶測だから何も知らないけれど、、、 ついこの前、旦那さんが転勤が決まったからそもそも退職するかも、とは言ってたんだけど……こんな形になるなんて誰も想像してなかったと思う 手術が必要だって言ってた しかも、それがすごい大変な手術で、お医者さん自体見つかりにくい、みたいに聞いて わたしは又聞きだからただ驚くしかなくて なんで世界はいつも美しい人間ばかりを不幸にしようとするのだろう いや なんか おまえ偽善者か?って感じだけど どうしてもそう思うんだもん お客さんに対してもすごく丁寧だったし、わたしが何聞いても怒んないし わたしでも話しかけやすかったし。。 誰にでも好かれるタイプっていうイメージだった  なんでそういう人に限ってそういう苦しい思いをしなきゃいけないのかな? その人が何をしたっていうのだろうか 考えれば考えるほどもやもやする わたしが考えたって、心配したって、何にも変わんないんだけど それでもなんか泣きたくなってくる わたしすぐに折れるし、マジでちょっとでも体調悪かったら秒で休みの連絡するし 完全なる逃げグセついてる なんでちゃんと生きてる人ばかりってどうしても思ってしまう しかもお医者さんが見つからないってどういうこと?って 病気のこととか全然知らないけど、そんなに重大な病気って早々なるものじゃないでしょう 人に好かれる人が苦しむ必要なんかないのに 世界は本当に残酷である そんなわけでわたしは わたしは少しくらい真面目に働かなきゃと思った 今の仕事好きだし 喉から手が出るほどしたかった仕事だし 泣いてる場合じゃないのだ そして338度くらい話変わるけど、今日久しぶりに完レズの女性にお会いした 触られるのくらいは平気だから完レズとも違うんかなぁ めっちゃ美人 つかか��いい 肌すっべすべ 体も顔も 年齢 わたしの一回りより上、、、、、、 うそやんけ、、、、、、 結構真剣にどうしたらそうなれるんですか!?と食い気味に聞いてしまった そりゃまぁ年齢ではないのかもしれないけど んでもんでも 普通は年齢とともにどうの~~~~~~とかいうじゃん!!!!!! わたしは多分平均よりも肌が汚いほうなんだと思うんだけど、、、、、、 だってすれ違う女の子とかみんなほっぺの毛穴ないし わたし毛穴やベーし クレーターどころじゃないし 苺の花園かよ?(?) かわいいね(?) なんでレズの方に出会えたかって、なんでこんなアルコール飲んでたかって、まぁそれはお察しな状況なんですけど() 最初さ 男性とわたしの間にずっと立ってて 男性は常連さんらしく、その女性ともすごく仲良さそうでね わたしは初めましてーだったから、もしかしてわたしのことが嫌で、気にくわないからずっと間に立ってるのかな?って思って…… 多分 多分勘違いだったっぽいんだけど(そのあとその女性にルーム誘われたし)(行ってないけど)() 改めて、わたしやっぱり女性が好きであると同時に、女性が怖いって思った 自分はどの女性よりも劣ってるっていつも思う 無意識下の刷り込みっつーか…… 女の子がいるだけで、わたしはその場で最も下だ、と思う 実際そうなのか、ただの思い込みなのかはわかんない、思い込みだと思いたいけど、でも…… 今日は女の子が多かった みんなかわいかった バーは そういう場所だし わたしは新規だったし かわいいよ、美人だね、スタイルいいねって 言ってもらえたけど あの場でそういう魔法をかけてもらっても、わたしの中のドブネズミが泥の中の方が住み心地がいいだろうって語りかけてくる お前に綺麗な地上は似合わないって そういう、、、幻聴?みたいな かわいいとか美人とか、言われてそりゃ~~~~~~~嬉しい いうてアングラバーと裏垢の人たちにしかかわいいとか言われたことないから現実はお察し、って感じだけど笑 普通に生活していてかわいいねだなんて言われたことない 容姿を褒められたことなんてない せいぜいわたしのことを溺愛している家族だけである。。 だから今日も女性にすごく嫌がられてるのかな?と思って不安で仕方なかった 本当に怖かった いやでも相手めちゃ美人だったしそりゃわたしごときがここにいたら嫌ですよね!?ハワワ!!スミマセン!!って感じだった…… とりあえずチューくらいしてもらえばよかったなぁ(ゴミ)(ゴミ)(ゴミ) あとは わたしは多分きっとLGBT的な要素がある人間なんだと思うんだけど、まだ自分でそれを受け入れられてないんだと思った 母は子供を望んでいる それに対して、でもわたしは結婚したくないもーん、子供育てたくないもーん、というスタンスではいられるんだけど、、、 単に子供を持ちたくないのと、女性が好きだから結婚しない=子供を持たない、ってかなりスタンスが違くない????? わたしは母の全てを理解できているわけではないからわからないけど、母は世間体を重んじる人だと思う だからわたしが女性を好きになるって許さないんじゃないかと思う 例えばテレビとかを見ていても絶対に否定しないし、口で言うにはいいんじゃない?と、肯定派だと思う(男女関係なく) でも、、、実際、自分の娘が女性のことを愛して、この人と生きていきますって言ったら猛烈に反対すると思うんだよね 世の中の制度的な生きにくさとかの心配ではない反対、っていう印象 すべてを母のせいにする気はないけど、それでも親の考えの支配は大きい とわたしは思う だから、わたしは女の子を好きな自分を受け入れられない しかもわたし自身も基本的に性自認は女性だし なんか、女の子とキスをするとき、罪悪感がある 元カノのときもそうだったし、バーとかでもそう わたしみたいな底辺の女と、綺麗な女の子が触れ合ってはいけないって思う 本当は嫌なんじゃないか、とかすごく不安になる そして、バーでそんなこと考えるの馬鹿なんだけど、周りの目みたいなのが気になってしまう 女の子を好きな自分のことが受け入れられないのはかなりつらい 恋愛対象が女とも男とも定まってないからなのもあるかもしれない 性別なんかどうでもいいという気持ちは揺るがないけど、それと同時にとことん性別にこだわっている自分がいるのも事実 ダブルスタンダード?っていうんだっけ なんか、板挟み 真反対のものを通しきれない、ダブルスタンダードにもなれない 二つに挟まれて辛い いつも一つしか選択できない自分の狭さに心底がっかりする わたしの中の正しいが一つでなくてもいいのかもしれないし、わたしがわたしの正しいに背いていても、怒る人はいないかもしれない それでもわたしは自分が一つにまとまっていないことが苦しい 女の子が好きな自分と、それを間違ってると思う自分と、そもそも女性に触れるなんておこがましいと思う自分と、いっぱいいる 女性が好きであると同時に女性を怖いと思う でも、男性のことも好きだけど、男性も怖い 人間って面白いって思うけど、人間は怖い…… どうやって生きればいいかわからなくなる アルコール入った頭でずっとこんなことをぼんやり考えている やはりわたしの脳みそは生と性と死のことしか考えてない わたしがもっとかわいくて、もっと自分に自信を持てていたらなぁ 実際かわいくなくてもいいのかもしれない 自信を持つことを容姿に対して極振りしすぎてるな どれだけ褒められてもわたしは自分の容姿がいいとは思えない 自分のこの惨めったらしい矮小な性格は嫌いになれないけど 23年間の中で容姿を罵られたのは回数にしたら片手ぐらいなのかもしれない 数えてないから多分もっと多いけど笑 下心があろうがなかろうがかわいいって言ってもらった回数のが多分多い ここ2年くらいだけでね わたしはわたしの容姿にかわいいなんて言えない でも、電気消せば抱ける、とは思う だって真っ暗なバーならちやちやほやほやしてもらえるから 自分で投げかけられる最上の褒め言葉、電気消せば抱ける なぜ世の中はわたしよりも美しい人間しかいないのか? なぜわたしは見た目も中身も生き様も、ここまでゴミなのか? 寝れるかなぁ 寝れるかなぁっつーより起きれるかなぁ またコンスタントにブログ更新したいけど、そもそもの引っ越しがめんどい どうするかなあ
0 notes