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京都を愛したデヴィッド・ボウイが涙した正伝寺の日本庭園
NEWS WEEK
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
<訪日外国人にも人気の日本庭園。なぜ歴史に名を残した人たちが日本庭園にたどり着くかを考えると、その見方も変わってくる。デヴィッド・ボウイは日本のテレビCMに起用された際、自ら正伝寺を撮影場所に希望したという>
金沢の兼六園や岡山の後楽園、水戸の偕楽園など、人々を魅了する日本庭園は各地にあるが、訪れるのは日本人だけではない。
実際、Japanese gardens(日本庭園)に関する英語の情報はインターネットにあふれており、アメリカには日本庭園の専門誌まである。今や日本庭園は、日本を訪れる外国人にとって外せない「見るべきもの」となっているのだ。
京都を中心に庭園ガイドをしている生島あゆみ氏はこのたび、「なぜ、一流とされる人たち、歴史に名を残した人たちは、日本庭園にたどり着くのか」をテーマに執筆。『一流と日本庭園』(CCCメディアハウス)を刊行した。
庭園そのものだけでなく、それらを造った人物、深い関わりのある人物の人生を見つめた上で、庭園との結びつきを読み解いた。これ1冊で日本庭園の見方・楽しみ方が変わるというユニークな一冊だ。
足利義満は金閣寺を、稲盛和夫は和輪庵を造った。スティーブ・ジョブズは西芳寺に、デヴィッド・ボウイは正伝寺に通った。ここでは本書から一部を抜粋し、3回に分けて掲載する(今回は第2回)。
※第1回:利他の心に立つ稲盛和夫が活用する京都の日本庭園「和輪庵」
◇ ◇ ◇
デヴィッド・ボウイ(1947年〜2016年)と正伝寺(しょうでんじ)(京都)
たびたび京都を訪れていたデヴィッド・ボウイが、その美しさに涙したという正伝寺の庭。白砂に七・五・三の刈り込み、遠方に望む比叡山の借景......。世界的なアーティストは何を感じとったのか。
親日家のデヴィッド・ボウイ
ボウイは、親日家で有名でした。また仏教や禅に造詣が深かったようです。BBCテレビ『デヴィッド・ボウイの日本流への熱情』によると、ボウイが20歳頃、舞踊家リンゼイ・ケンプ氏のもとで、ダンスとマイムを習いました。このケンプ氏が、伝統的な��舞伎の様式に大きな影響を受けていたそうです。歌舞伎や能という伝統芸能が、ボウイが日本文化を知る入り口になりました。
また、チベット仏教の高僧はボウイと親交があり、彼が仏教の僧侶になるつもりだったと証言しています。もともと、仏教に深い関心があったようです。
アルバム『ジギー・スターダスト』全盛期の頃に、スタイリスト・高橋靖子、写真家・鋤田正義、ファッションデザイナー・山本寛斎などがボウイと親交があったそうです。
鋤田正義はボウイを京都で撮っていますが、ボウイの希望は京都の人々が日常の生活を送るような場所で、というものでした。
ボウイが梅田行きの阪急電車の前でさっそうと立っている姿は、ファンだけでなく京都に住んでいる人達をも魅了します。切符を買っていたり電話ボックスで受話器を持っていたりする写真などもあります。古川町商店街では、当時、創業70年のうなぎ店の名物八幡巻きを買っている姿もありました。
スターダムにのし上がった1970年代後半、プレッシャーなどからドラッグの誘惑に苛まれ、ベルリンに移り音楽活動をしていた時期がありました。名盤「ロウ」「ヒーローズ」「ロジャー」のベルリン三部作を制作しました。この頃、ボウイはツアーの合間を縫うように京都を訪れていました。ボウイにとっては大きなターニングポイントで、自分自身をリセットするために京都に来ていたそうです。
大徳寺の僧侶は、ボウイと親交がありました。日本、そしてその精神の奥にある禅に、ボウイは向き合っていったのだそうです。WOWOWドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイの愛した京都』で「禅の中では、自由を得るというのが究極にあり、特に死ぬことからの自由のことだと。変わるというのは自分が死ぬことで、ボウイは、自分が変わることから真の自由を求めていたのではないでしょうか。」と僧侶は話していました。
「新しい自分、本当の自分の姿を京都で見つけたのです。京都の時間の流れを、ボウイは大切にしていたようです。常に今が大事だということです。」と彼は続けます。
ボウイは芸術や文化、歴史を学ぶ才能に溢れていたと言います。美術品のコレクターではなく、その物の精神を自分のものにしていく才能があったそうです。「ヒーローズ」のB面に収録されたインストゥルメンタル曲「モス・ガーデン」では、美しい琴の音色が聞こえてきます。これはファンが、直接本人に手渡したおもちゃの琴の音色です。これを弾きこなして、自分の音楽表現をしている才能に凄さを感じます。
1990年代には、イマンと新婚旅行に京都に来ていますが、滞在したのは老舗旅館「俵屋」でした。また、江戸時代創業の蕎麦屋「晦庵(みそかあん)河道屋(かわみちや)」本店もお気に入りだったそうです。俵屋と河道屋は、スティーブ・ジョブズも好きでした。二人が遭遇した可能性は少ないと思いますが、好みが似ているのが不思議です。
正伝寺の歴史とその庭園
ボウイが愛した正伝寺は、どのようなお寺なのでしょう。正伝寺は、京都市北区西賀茂にあります。五山送り火で有名な船山の南側に位置しています。臨済宗南禅寺派の諸山の格式を持つお寺です。山号は吉祥山(きっしょうざん)。寺号は正伝護国禅寺で、本尊は釈迦如来です。
正伝寺は、1260年、宋より来朝した兀庵普寧(ごったんふねい)禅師の高弟が、京都一条今出川に創建しました。1265年に兀庵普寧禅師は宋に帰りますが、その後、東巌恵安(とうがんえあん)が跡を継ぎ、1282年にこの西賀茂の地に移りました。
応仁の乱で荒廃しましたが、徳川家康が再興します。本堂は、1653年に金地院の小方丈が移築されたものです。伏見桃山城の御成殿(おなりでん)の遺構を移したものとも言われています。方丈の広縁の天井には、伏見城落城時、徳川家臣・鳥居元忠と家臣らが割腹し果てた廊下の板を、供養のため天井に貼った「血天井」があります。
方丈の各室の襖絵は、1605年頃、徳川家康の命により狩野山楽が描いた中国・杭州西湖の風景です。山楽の残した貴重な作品です。
庭園は白砂とサツキ等の刈り込みが並ぶ枯山水です。方丈の東側に造られており、敷地は363平方メートルです。
方丈から見て白砂の奥に、右から、七つ、五つ、三つと、植栽の大刈り込みがあるだけです。これを七・五・三形式と言いますが、通常は石が七・五・三に置かれ、植栽で表されているのは正伝寺だけです。
植栽構成は、三つがサツキのみ。五つがサツキとサザンカ、七つがヒメクチナシ、アオキ、サザンカ、サツキ、ナンテン、ヤブコウジ、チャと組み合わされています。
この庭園は江戸初期に造られました。小方丈が金地院から移築されているので、小堀遠州作とも言われていますが、時期的に見て、別の作庭家との説もあります。
江戸初期には、滋賀県の大池寺庭園や奈良県大和郡山の慈光院庭園など大刈り込みの庭園が他にも存在しています。龍安寺の石組が「虎の子渡し」と言われるのに対し、正伝寺の七・五・三とする刈り込みは「獅子の児渡し」と言われています。ゴツゴツした石が虎で、ふわっとした植栽の刈り込みを獅子と見立てたのでしょうか。
明治維新以降、寺領・社殿の召し上げなど苦しい時代になります。正伝寺の明治期の写真が残っていますが、高木が増え、刈り込みも乱れた様子です。
戦前の1934年、重森三玲を中心とした京都林泉協会の会員有志が、後から加えられたであろう石を取り除くなど荒れた状態を整えました。こうした努力により、かつての姿を取り戻した現在の庭園は、京都市の名勝に指定されています。
庭に敷き詰められた白川砂と緑の刈り込みの植栽、下界を遮断する漆喰塗りの塀の構成の向こうに、遠山として望めるのが比叡山です。遠くにポツンと比叡山だけを見渡せる巧みな借景の取り方が、正伝寺の庭をより特別な存在にしています。
正伝寺とデヴィッド・ボウイ
京都の北に位置する正伝寺は、最寄りのバス停から歩いて20分ほどかかりアクセスが良くありません。山門を抜けると登り坂の山道が続きます。本堂まではおよそ250メートル。静かな山道はやがて、下界と離れた特別な禅の庭へと誘ってくれます。
実はこの人里離れた禅寺の正伝寺の庭は、知る人ぞ知る名勝なのです。どうしてボウイがこの庭のことを知っていたのでしょうか。おそらく、彼の友人だった米国出身の東洋美術家・デヴィッド・キッドの存在が大きかったのだと思います。
デヴィッド・キッドは、九条山に邸宅を持っており、「桃源洞」と名付けていました。ボウイはここをよく訪れたそうです。ボウイは、桃源洞の居間にあった平安時代の地蔵菩薩を眺めて時を過ごしていたそうです。菩薩の控えめな様子から深い哀れみを感じていたのではないでしょうか。
1979年の年末、広告代理店が宝焼酎「純」のコマーシャルにボウイを起用する提案をしました。アーティストとして非常に高い純粋性を持った人として、彼以外にいないということでした。
ボウイはお気に入りの俵屋に泊まり、撮影は嵐山にある松尾大社近くの公園や正伝寺で行われました。正伝寺を希望したのは、ボウイ本人だったそうです。宝ホールディングスの元会長・細見吉郎は、学生時代からずっと京都に住んでいましたが、当時、この寺の存在を知らなかったそうです。整然とした枯山水庭園と比叡山の眺めに感動し、訪れる人も少なく、静寂に包まれていたので「ボウイさんが正伝寺を指定した理由が分かった」と語っています。
――「撮影中にボウイさんは庭園を見つめ、涙を浮かべていた」と細見さんは振り返る。「景観に感動したのか、何か悲しい思いをしたのかは聞けなかった。繊細で純粋な人だった」と記憶をたどる。――(日本経済新聞「D・ボウイが涙した静寂」/2016年2月19日)
宝焼酎「純」の販売数量は、1980年からの5年間で11倍に増えたそうです。
コマーシャルには、ボウイ自身が作った「クリスタル・ジャパン」という、雅楽を意識したインストゥルメンタルの曲が使われました。正伝寺の庭の白砂の上に、グラス片手に座っているシーンはとても印象的です。
私がこの庭を訪ねたのは、紅葉が始まる頃でした。デヴィッド・ボウイが愛した庭を鑑賞しようと、海外からの観光客の姿もありました。
刈り込みが美しい庭の方丈前には数人がいましたが、みな庭を観ており、沈黙だけが心地よい空間を作っていました。しばらく静観していると、心が洗われたような気持ちになりました。
ボウイもまた、心を清めるように真の美を前にしていたのかもしれません。庭には、自分をリセットするとともに、自由にしてくれる作用があるのかもしれません。
※第3回は5月23日に掲載予定です。
※第1回:利他の心に立つ稲盛和夫が活用する京都の日本庭園「和輪庵」
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『一流と日本庭園』  生島あゆみ 著  CCCメディアハウス  
正伝寺  京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72
http://shodenji-kyoto.jp/
正伝寺は、京都市北区西賀茂にある臨済宗南禅寺派の諸山の格式を持つ寺である。山号は吉祥山。寺号は詳しくは正伝護国禅寺という。本尊は釈迦如来。
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93 Gravity
二人はふたたび抜け殻になりかけたナナヤを連れ、無垢な光に満たされた墓地を抜けて、草もまばらな岩と砂利の道を黙々と登りはじめた。ハインの最初のパートナーであり、長く連れ添った白狼のアセナは主を失ったいまも気丈夫にふるまい、任務を寡黙に遂行する護衛者のようにナナヤの横にぴったりとついて進んでいる。ナナヤとアセナは、ここ数日は地衣類や雨水��溜まりだけで露命をつないでいたが、バルナバーシュ達が持ち込んだ闇沙漠の飴玉を与えられて心身のいくらかは回復したようだった。
雲が頭上に近く、風の吹きあれる空を走り、バルナバーシュは次第に空気が薄まっていくのを感じていた。大きな岩の陰と一本のひねこびた枯れ木のあいだに先駆者が建てたらしい古い差しかけ小屋を見つけると、体を慣らすために一夜の滞在を決め、枯れ枝や燃えさしの薪、弊履のようにすり切れた手持ちの布類でどうにか火を起こすこともできた。機械の少年はそぞろに膝をかかえてマックスと身を寄せ合い、獣人の少女とアセナは離れた場所に座って、分けられたわずかな糧食を口にしていたが、群青色に凍える薄暮に星がまたたきはじめたころ、彼女らは思いがけず小屋を出て姿を消してしまった。慌てて追いかけようとしたルドをバルナバーシュは呼びとめて制し、少しの時間を置いてから、代わりに様子を見にいくべくランタンを手に立ち上がった。今は何があろうと、彼女は決して自死だけはしない確信はあった。
果たして、ナナヤとアセナは少し道を下りた先の、岩がたがいに重なりあって出来たごく小さな洞の口にいた。バルナバーシュは毛布を手にやってきたが、アセナの白い毛皮に寄り添って抱きしめるほうが暖かく、また安心するらしく、獣人の少女は首を小さく振って施しを辞退した。
「聞きたいことがあってきた」
さあらぬ顔で横に腰を下ろすバルナバーシュに少女は答えず、また追い払いもしなかった。それが心配をひた隠すのに用意された言葉だと少女は察していたようだが、バルナバーシュには直截に質さねばならないことがあった。
「ハインのほかに、幸星の民のグレイスカルも一緒だったろう。彼はどうした?」 「グレイスカル……あの竜族の人だけ、はざまの道に行って、別れてからのことは分からない」 「そうか。なら、彼に何かあればディオレが見つけてくれるだろう……」
イラーシャを喪ったディオレにはもう一人の友、グレイスカルが残されていた。その生死に関わらず足取りを追わねばならないと思っていたが、それは自分たちの役割ではないようだった。
それからたがいに端緒もなく、気のない素振りで星降る夜を眺めていると、ナナヤが腰に下げた皮袋からゆるゆると、淡い赤鉄色に白い斑点の散る岩のかたまりを取り出して静かに舐めはじめた。岩は自然界に彫琢されて無骨の美をあらわし、ランタンの火を透かして桃色の幻想的な光に仄めいている。故郷で鉱物について学んだ経験のあるバルナバーシュには、一目でそれが岩塩だと分かった。
「それはアストラで見つけたのか」 「違う。ハインからもらったんだ」 「ハインから?」
なかば上の空の、夢見心地にぼんやりとした顔をしてナナヤは受け答えた。誰に聞かせるつもりもなく、縷々と語りはじめる。
「……うん。闇沙漠で、砂のなみだをみんなで探しにいって……その時、ハインだけはぐれたんだけど、あいつはひとりでイープゥを倒して、これを手に入れて戻ってきた。必死に、バルナバーシュに助けられたって言ってた……そうしたら嵐がひどくなってきて……それでもハインの話を信じて、みんなであんたを助けに行こうとした。でも嵐が突然、嘘みたいにやんだと思ったら、あの領域にはもう何もなくなっていて、イープゥの死体も、精霊たちも、あんたの姿も見つからなかった。おまけに、手に入れたのは宝石じゃなくてただの岩の塩。おかげで、この数日は飢え死にはしなかったけどね……とにかくあたしは、ハインが妖精に悪さされて夢でも見たんじゃないかと思った」 「いや、夢ではない。私とハインはあの場所で再会した」 「うそだ。だって、じゃあ、どういうことなんだよ……あんたが同じあの沙漠にいたなら、もっと早くアストラに着いたはずだよ。あたしたちが宝石を探しにいったのは、二十日以上も前なんだぞ。それで十日前に、ハインが死んで……あたしはそれから、この山でアセナとずっと過ごしてた……」
バルナバーシュはぞっと、血が音を立ててくだり、身体が凍りつくのを感じていた。バルナバーシュが闇沙漠でハインと会ったのは、今この時から数えて十日前のことだった。だが、ナナヤにとっては彼が死んだ日だった……。
「イススィールは、その者次第で時空の尺度が多様に変化するという。それか、私たちの考えも及ばぬ、なにか超常の力――あるいは強い重力らしきものが働いて引き合わせたのかもしれない」 「重力?」 「物質同士を結び合わせる未知の力――もしくは幻影だ。重力は目に見えないから。私の国では、幽霊は重力によって生まれるという話がある。幽霊が見える、いわば第六感とは、重力への感覚なのだとも。そしてハインが死んだときも、彼の強い念が、残響と化してなにか大きな力を生んだ……他者の運命さえも変えてしまいかねない、なにか……」 「だから、一体なんの話をしてるんだよ!……あたしにも分かるように言ってくれよ」
ハインの面影に追いすがるように少女は魔術師に迫り、そして力無く肩を落としてしまった。その時、はたと、バルナバーシュは少女の手にする砂のなみだ――岩塩が目に入り、頭蓋の奥でばらばらだった全ての欠片が集い、ひとつの完成された絵を描き出したのを電光のごとく直感した。
「ナナヤ、こいつを割ってもいいか」
バルナバーシュは岩塩を言下につかみとると、まじろがずに睨み、いっぽうナナヤは耳を疑ってただ唖然とするしかなかった。
「それはあたしがハインからもらったものだ。駄目に決まってるだろ!」 「頼む、私を信じてくれ。おまえがハインを愛しているなら」
完全に不意を打った言葉に、ナナヤは絶句して彫刻のように硬直し、白狼のアセナは神妙なまなざしで彼女を見上げていた。そのさまをひとまずの了承と取ったバルナバーシュは、ベルトのポーチから小さな金槌を手にし、ためつ眇めつしながら慎重に、岩塩へと打ち下ろした。八度目かで、一本のひびが狙いどおりに縦に走る。両手で繊細に包みこみ、ふたつに割った。中からなにかが落ちて地面を転がっていき、ランタンの火影にあらわになる。
それは完ぺきな真円をかたち取る、珍らかな宝石だった。灰色がかった淡い金色に、鮮明な緑と濃青、わずかに点綴する朱色が、深くけぶるような模様のなかでぶつかりあうことなくたがいが溶けあい、稠密し、また不動の星のごとき目覚ましい反射光を放って、その全てが一体に、永劫の調和の似姿をけざやかに象っていた。闇沙漠に無限遠に堆積する死と悲しみ、不可能の最奥でたまさか産み出されるまばゆいエネルギーの集中に満ち、天上の銀河の光、無数の世界と無数の次元、それさえも抜け出た人知を超えた領域へ――そのはじまりと最果てへと鳴りわたる希望の歌を放射している。明かりを透かしてきらめく影のなかには千もの異なる面を持ち、そのひとつひとつが、人々から忘れられた思い出と願い――あらゆるロジックを超越し、不条理な傷と裂け目を癒すあらん限りの生命力――に躍動して、待ち望まれたこの瞬間に惜しみなく解き放っていた。永遠に尽きることのない力……完全なる勝利、世界との約束、そして美しい楽音による、無償の贈り物だった……。
バルナバーシュはこの宝石の名を知っていた。唇からもつれるようにこぼれ出る。〈沙漠の星〉と。
ナナヤは凝然と、膝立ちのまま震えていた。〈沙漠の星〉に釘付けられた金の瞳は、みずからを滅ぼすものへの憎悪と凄絶な恐怖によって愕然と見開かれ、頬をくだり落ちた涙が、冷えきった地面に絶え間なく染みていく。運命を変えてしまうほどの力――あまりにも破壊的な光、津波のごとくうねり、ほとばしる波動の光が、絶望の底でうめき、苦しみ、いのちを踏みにじられ続けた少女の心をついに粉々に打ち砕いて、完全に殺してしまった……。
バルナバーシュが宝石を手に取り、差し出してきたことに、ナナヤは小さく裏返った悲鳴を発して身をすくめたが、たがいがしばらく黙っていると、観念したように肩を激しく震わせてしゃくりあげた。
〈沙漠の星〉を受け取りながら、ナナヤは自分の身の上は誰にも、ハインにさえ明かしていないことを思い出していた。妹とともに両親に捨てられたのち、路地裏に孤児院にと流され、泥沼のように出口のない貧困にあえぎながら、目の悪い妹を養うためにうしろ暗い罪を重ねた数えきれない不名誉について、彼女は軽侮も同情もされたくはなかった。
(お姉ちゃんは優しいから……) (違う、あたしは、優しくなんてないよ)
寝台に横たわる妹と、思い出の中に捨ててきた少女――幼かった自分自身が瞼の裏に立ちあらわれて、微笑み、そして消えていく。
ハインが優しくしてくれた理由……彼はバルナバーシュを裏切ったこと以外の、ナナヤの過去と罪、悲運を知る由さえなかった。ただ知っていたのは、彼女が心を閉ざしていたこと。そしてハインは彼女になにかを残そうとし、彼女の全てをなにがあろうと許していた。それだけだった……。
「宝石を売れば、その財産で君はきっと自由になれる。ハインが望んだことだ」 「いやだ。これは売らない」
乱暴に目元をこすりながらきっぱりと言い切ったナナヤに、バルナバーシュは驚いたが、すぐさま彼女に理解を示した。
「私も、彼に感謝している。私が出来なかったことを、ハインは果たしてくれた」 「なんのことだよ」 「私はフェクトナ湖で、ナナヤ、空っぽになった君を置き去りにして逃げ出した。背を刺されたという大きな恐怖が、私の中の怖れも憐れみもいっさい消し去り、君に手を差し伸べることを不可能にしてしまった。そしてハインは、砂のなみだを手にし、心配するな、自分が全てを解決すると言った……彼は君だけでなく、私の罪をも許してくれていたんだ」 「でも、あんたもさ……きっとハインを許したんだろ、オストル沼沢で。なにを言ったかは知らないけど、思えばあんたの話をしたときのハインは、どことなくそんな感じだったよ。そうして今があるなら、あんたはハインの恩人で、あたしの恩人でもあるんだろうね。悔しいけど」
ナナヤは、ハインから階段を上るまえに託されたものの中に、それまで島で戦利品を売るなどして稼いだ財産があることを語った。もし自分が戻らなければ、アセナの面倒を頼むかわりに、それを持って島を出ろと言い残して。故郷に戻って妹の目を治し、新たな場所でやり直すにも充分な額だった。中でも〈沙漠の星〉は最大の宝だったが、これだけは手放すまいとするナナヤの心は固かった。
「湖であんたを刺して、悪かった……」 「忘れはすまい。それもまた、フェレスに刻まれるべきものだから」 「分かってる。今なら、フェレスがどんな代物かってことも」
ナナヤはふところからひび割れた木彫りのトーテム像――ハインのフェレスのなきがらを両手に取り、じっと見入って、ふたたび涙があふれてくるのを止められなかった。傍らのアセナは大人びた背を伸ばし、彼女の頬を慈しんで舐め、毛皮の温もりを添えながら、やがて夜が白むのをただ静かに待ち続けた。
爬虫類めいてねじくれた枯れ木がしがみつく、急峻な岩々の山道を、一行はさらに登っていった。目線に白い雲海が広がり、眼下には黒い灰の海のような山脈の稜線が時おりあらわれ、うつろう幻のようにまた雲のなかへ消えていく。大気は高みに近づくにつれ清く澄み渡ってゆき、地の穢れを持つ者の侵犯を険しく拒もうとした。
蒼天の光はやがて、夜闇に飲み込まれつつあり、幅広の道を探りつつ岩棚の群れを越え、ひとつの断崖を迂回した先に、突然、並みならぬ城砦が出現した。おびただしい石が積まれて築かれた屈強な城壁や古い様式のアーチ、気品ある塔、丸屋根の鐘楼、頂きにグリフォンが精緻に彫られた見事な吊り上げ式の門に、途方もない世紀を生きた竜が化石として盤踞したかのような石像の群れ――それらが流れ去る雲に浄化されながら、太古のジグラートのごとくヒトの子の前にそびえ、見下ろしていた。しかし文明の手から離れて久しいのか、柵は崩れかけて不確かであり、城壁にかけられ、朽ちて破れた旗や赤いタペストリーがむなしく揺れている。生命の気配は感じられず――あるいは息を潜めているのか――冷たく乾いた風が谷と回廊を吹き抜ける音だけが際立つのみ���った。
バルナバーシュの目には、一瞬、城砦の輪郭線が曖昧にぶれ、ひずみを被っているかのように見えた。すぐに元のかたちに定まったが、別のいくつかの次元にまたがって存在する事象に近く思え、ただひとり身を慄然とさせる。
「ここで安全な部屋を見つけて、夜を明かしませんか?」 「いや、駄目だ」
疲労の色が濃い一同を案じてルドが提案したが、ナナヤがさえぎった。
「敵がいる。あたしとハインも襲われた……倒したけど、誰かが来るたびに何度も戦いを繰り返している気がするんだ。変なことを言ってるかもしれないけど」 「それって、どんな相手だったの?」 「三体の魔道機と、魔法使いの女だった。シャンテレンと名乗ってやがった」
ルドは息を呑み、バルナバーシュも聞き捨てならず振り向いた。その時、砦へ導く石段の柱群の陰で、うごめく背の低い人影があり、ナナヤが二人へ武器を抜くよう喚起する。それまで静かだった辺りの物陰に、汚泥のごとくよどんだ無数の気配が生起し、穏やかではない徴候に彼らはたちどころに囲まれてしまった。薄闇のなか、三人は背を預けあった。嘲りわらう声の群れが奇怪な羽音のごとくさざめいて、悪意もあらわに圧してくる。
「違う。あたしが戦ったのはこいつらじゃない!」 「未知の敵か!」
バルナバーシュが正体をつかむ間もなく、一体が四つん這いに飛び出て、恐るべき速度で迫ってきた。銀のまだらがちらつく緋色の衣に、毒々しい色彩にただれたジェスターハット、耳まで口の裂けた細長い仮面の道化――そいつが跳びあがり、いびつに曲がったナイフで首をかっさばこうとバルナバーシュに襲いかかったが、銀空剣のうなる声とともにルドの平打ちが鳩尾を叩きつけ、道化はくの字に吹っ飛ばされて石段を転げ落ちていく。息つく間もなく、道化は次々に姿を現し、痩せ細ったもの、醜悪に太ったもの、面が泣くもの、笑うもの、衣が緑のもの、青のもの、棘の鞭をもつもの、儀仗をもつもの、背筋のたったもの、獣じみ、人の形態さえ疑わしいもの――そのいずれもが、理解を絶する拷問で客人を甘くもてなすべく、包囲をじりじりとせばめてくる。
あからさまに、道化の群れが薄くなっている突破口があった。砦の内部へ続く道――あえて罠だと分からせ、挑発しているのだ。ナナヤが聞こえよがしに舌打ちする。
「誰がかかるかよ、けったくその悪い!」 「だが、ここは開けすぎている。進む他に手段はないようだ」
ナナヤは両手に短剣を構え、同時に飛びかかってきた二体へ、速度と勘を身の守りに斬りつけて追い払いつつ、バルナバーシュの案にはうなずきを返した。ルドの銀空剣は天空の力をいまだ眠らせていたが、伝説の中で鍛え上げられた銀灰の刀身はその威容だけで畏怖をまとい、なぎ払うごとに道化どもをばたばたと倒していく。けばけばしい衣装の下に血肉を通わせぬ敵は、潰えるとともに裾や袖から得体の知れない黒虫と鼠の群れになって散っていったが、それが岩陰に逃げ隠れるや、ふたたび新手を形成して無限によみがえってくるのだった。このおぞましい傀儡を操る者――おそらくは本物の道化らが、砦の内部に待ち構えているはずだ。
「僕が道を開��ます。急ぎましょう!」
ルドが率先して砦へ続く石段へ踏み込み、傀儡の道化にひとりまたひとりと太刀を浴びせ、柱や岩壁に叩きつけ、またはるか崖下へと振り落としながら突き進んでいく。魔術師と獣人の少女、そして猟犬のマックスがあとに続いた。たちまちに暮れゆく夜の暗がりのなか、傀儡たちは主の思惑に乗り、果敢に挑むべく砦の門をくぐった冒険者らを深追いせず、奇天烈な仮面をひきつった笑いにがたがたと震わせて騒ぎ立て続けていた。
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spst-haru · 3 years
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[ 青もみじ回廊 ] . . . 青いもみじに覆われた回廊。 . . . ==================== 📸 2021.07 Kawaguchiko Momiji Kairo, Minamitsuru-gun, Yamanashi . Nikon D5300 🍃🗻🍃🗻🍃🗻🍃🗻🍃 ==================== . . . #japan #yamanashi #minamitsurugun #kawaguchikomomijikairo #kawaguchikomomijikairo_greenleaves #greenleaves #kawaguchikomomijikairo_aomomiji #aomomiji #kawaguchikomomijikairo_momiji #momiji #山梨 #南都留郡 #河口湖もみじ回廊 #河口湖もみじ回廊_緑葉 #緑葉 #河口湖もみじ回廊_青もみじ #青もみじ #河口湖もみじ回廊_もみじ #もみじ #眩しき青もみじの世界 #beautiful_aomomiji #緑葉セカイ #scent_of_green_leaves #adobephotoshoplightroom #nikond5300 #instagram #photo #photography (河口湖もみじ回廊) https://www.instagram.com/p/CThXOEUFX_H/?utm_medium=tumblr
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spst-haru · 3 years
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[ 夏ノ青回廊 ] . . . 夏の日の、さわやかな青もみじ回廊。 . . . ==================== 📸 2021.07 Kawaguchiko Momiji Kairo, Minamitsuru-gun, Yamanashi . Nikon D5300 🍃🗻🍃🗻🍃🗻🍃🗻🍃 ==================== . . . #japan #yamanashi #kawaguchikomomijikairo #kawaguchikomomijikairo_nashigawa #kawaguchikomomijikairo_nashiriver #kawaguchikomomijikairo_greenleaves #kawaguchikomomijikairo_ryokuyo #ryokuyo #kawaguchikomomijikairo_aomomiji #aomomiji #kawaguchikomomijikairo_momiji #kawaguchikomomijikairo_komorebi #山梨 #河口湖もみじ回廊 #河口湖もみじ回廊_梨川 #河口湖もみじ回廊_緑葉 #河口湖もみじ回廊_青もみじ #河口湖もみじ回廊_もみじ #河口湖もみじ回廊_木漏れ日 #木漏れ日の園 #komorebi_no_sono #眩しき青もみじの世界 #beautiful_aomomiji #緑葉セカイ #scent_of_green_leaves #adobephotoshoplightroom #nikond5300 #instagram #photo #photography (河口湖もみじ回廊) https://www.instagram.com/p/CXHajpFh1Hv/?utm_medium=tumblr
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spst-haru · 3 years
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[ 青もみじトンネル ] . . . 回廊はもみじに覆われて、 青いトンネルとなる。 . . . ==================== 📸 2021.07 Kawaguchiko Momiji Kairo, Minamitsuru-gun, Yamanashi . Nikon D5300 🍃🗻🍃🗻🍃🗻🍃🗻🍃 ==================== . . . #japan #yamanashi #minamitsurugun #kawaguchikomomijikairo #kawaguchikomomijikairo_greenleaves #kawaguchikomomijikairo_aomomiji #aomomiji #kawaguchikomomijikairo_momiji #momiji #山梨 #南都留郡 #河口湖もみじ回廊 #河口湖もみじ回廊_緑葉 #緑葉 #河口湖もみじ回廊_青もみじ #青もみじ #河口湖もみじ回廊_もみじ #もみじ #眩しき青もみじの世界 #beautiful_aomomiji #緑葉セカイ #scent_of_green_leaves #adobephotoshoplightroom #nikond5300 #instagram #photo #photography (河口湖もみじ回廊) https://www.instagram.com/p/CUXNTmVlZFU/?utm_medium=tumblr
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spst-haru · 3 years
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[ 秋夜の誘い ] . . . 肌寒い秋の夜長、 回廊を紅、黄、緑と鮮やかな色彩が導く。 . . . ==================== 📸 2021.11 Kawaguchiko Momiji Kairo, Minamitsuru-gun, Yamanashi . Nikon D5300 🍁🗻🍁🗻🍁🗻🍁🗻🍁 ==================== . . . #japan #yamanashi #fujikawaguchikomomijimatsuri #fujikawaguchikoautumnleavesfestival #kawaguchikomomijikairo #kawaguchikomomijikairo_nashigawa #kawaguchikomomijikairo_nashiriver #kawaguchikomomijikairo_momijiillumination #kawaguchikomomijikairo_autumnleavesillumination #kawaguchikomomijikairo_illumination #kawaguchikomomijikairo_autumnleaves #kawaguchikomomijikairo_koyo #kawaguchikomomijikairo_momiji #山梨 #富士河口湖紅葉まつり #河口湖もみじ回廊 #河口湖もみじ回廊_梨川 #河口湖もみじ回廊_紅葉ライトアップ #河口湖もみじ回廊_ライトアップ #河口湖もみじ回廊_紅葉 #河口湖もみじ回廊_もみじ #紅葉に覆われし世界 #covered_in_autumn_leaves #錦秋幻夜 #kinshu_at_fantastic_night #adobephotoshoplightroom #nikond5300 #instagram #photo #photography (河口湖もみじ回廊) https://www.instagram.com/p/CXRA9rtFgph/?utm_medium=tumblr
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