#楓葉水彩紙
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nekotubuyaki-blog-blog · 1 year ago
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2023年に読んで「オォッ!」と思った本や作品……その1
『長靴をはいた猫』(シャルル・ペロー著/澁澤龍彦訳/河出文庫/Kindle版) 『台湾漫遊鉄道のふたり』(楊双子著/三浦裕子訳/装画:Naffy/装幀:田中久子/中央公論新社/Kindle版) 『聊斎志異(上下巻)』(蒲松齢作/立間祥介編訳/岩波文庫) 『灯台守の話』(ジャネット・ウィンターソン著/岸本佐知子訳/装幀:吉田浩美、吉田篤弘〔クラフト・エヴィング商會〕/白水社) 『新版 小さなトロールと大きな洪水』(ヤンソン著/冨原眞弓訳/さし絵・カバー装画:ヤンソン/講談社文庫/Kindle版) 『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ著/木下眞穂訳/書肆侃侃房/Kindle版) 『リリアンと燃える双子の終わらない夏』(ケヴィン・ウィルソン著/芹澤恵訳/イラストレーション:中島ミドリ/ブックデザイン:アルビレオ/集英社) 『透明人間』(ハーバート・ジョージ ウェルズ、著/海野十三訳/青空文庫/Kindle版) 『世界の終わりの天文台』(リリー・ブルックス=ダルトン著/佐田千織訳/創元SF文庫/Kindle版) 『去年を待ちながら 新訳版』(フィリップ・Kディック著/山形浩生訳/カバーデザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『ザップガン』(フィリップ・K・ディック著/大森望訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』(フィリップ・K・ディック著/浅倉久志訳/早川書房) 『火星のタイム・スリップ』(フィリップ・K・ディック著/小尾芙佐訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『マーダーボット・ダイアリー 上下』(マーサ・ウェルズ著/中原尚哉訳/カバーイラスト:安倍吉俊/東京創元社/創元SF文庫/Kindle版) 『珈琲と煙草』(フェルディナント・フォン・シーラッハ著/酒寄進一訳/東京創元社/Kindle版) 『シャーロック・ホームズ シリーズ全10巻 合本版』(コナン・ドイル著/延原謙訳解説/新潮文庫/Kindle版) 『イラハイ』(佐藤哲也著/佐藤亜紀発行/Kindle版) 『シンドローム』(佐藤哲也著/森見登美彦解説/カバー装画:西村ツチカ/カバーデザイン:祖父江慎+コズフィッシュ/キノブックス文庫) 『俺の自叙伝』(大泉黒石著/四方田犬彦解説/岩波文庫) 『ブサとジェジェ』(嶽本野ばら著/『三田文學 153 春季号 2023』掲載作品) 『珈琲挽き』(小沼丹著/清水良典解説/年譜・著書目録:中村明/講談社文芸文庫) 『不機嫌な姫とブルックナー団』(高原英理著/講談社/Kindle版) 『祝福』(高原英理著/装幀:水戸部功/帯文:渡辺祐真/河出書房新社) 『若芽』(島田清次郎著/青空文庫Kindle版) 『交尾』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『のんきな患者』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『城のある町にて』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『風立ちぬ』(堀辰雄著/青空文庫/Kindle版) 『自分の羽根』(庄野潤三著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『幾度目かの最期 久坂葉子作品集』(久坂葉子著/久坂部羊解説/年譜・著書目録:久米勲/デザイン:菊地信義/講談社文芸文庫) 『現代語�� 南総里見八犬伝 上下巻』(曲亭馬琴著/白井喬二訳/カバーデザイン:渡辺和雄/河出書房新社/Kindle版) 『キッチン』(吉本ばなな著/カバーデザイン:増子由美/幻冬舎文庫/Kindle版) 『かもめ食堂』(群ようこ著/装画:牧野伊三夫/カバーデザイン:井上庸子/幻冬舎文庫/Kindle版) 『ハピネス』(嶽本野ばら著/カバーイラスト:カスヤナガト/カバーデザイン:松田行正/小学館文庫/小学館eBooks/Kindle版) 『猫の木のある庭』(大濱普美子著/金井美恵子解説/装幀:大久保伸子/装画:武田史子/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『ハンチバック』(市川沙央著/装幀:大久保明子/装画:Title: mohohan Year: 2020 Photo: Ina Jang / Art + Commerce/文藝春秋) 『文豪たちの妙な旅』(徳田秋聲、石川啄木、林芙美子、田山花袋、室生犀星、宇野浩二、堀辰雄、中島敦、萩原朔太郎著/山前譲編/カバーデザイン:坂野公一+吉田友美(welle design)/カバー装画:樋口モエ/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『作家の仕事部屋』(ジャン=ルイ・ド・ランビュール編/岩崎力訳/読書猿解説/カバーイラスト:Guillaume Reynard/カバーデザイン:細野綾子/中公文庫) 『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』(深掘骨著/左右社/Kindle版) 『硝子戸の中』(夏目漱石著/石原千秋解説/カバー装画:安野光雅/新潮文庫) 『思い出す事など』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『文鳥』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(川本直著/文庫版解説:若島正/ロゴ・表紙デザイン:粟津潔/本文・カバーフォーマット:佐々木暁/カバー装幀:大島依提亜/カバー装画:宇野亞喜良/帯文:魔夜峰央/河出文庫) 『駅前旅館』(井伏鱒二著/解説:池内紀/カバー装画・文字:峰岸達/新潮文庫)『硝子戸の中』(夏目漱石著/カバー:津田青楓装幀「色鳥」より/注解:紅野敏郎/解説:荒正人/新潮文庫) 『村のエトランジェ』(小沼丹著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『午後三時にビールを 酒場作品集』(萩原朔太郎、井伏鱒二、大岡昇平、森敦、太宰治、坂口安吾、山之口貘、檀一雄、久世光彦、小沼丹、内田百閒、池波正太郎、吉村昭、開高健、向田邦子、安西水丸、田中小実昌、石川桂郎、寺田博、中上健次、島田雅彦、戌井昭人、吉田健一、野坂昭如、倉橋由美子、松浦寿輝、山高登著/カバー画:山高登「ビヤホール」/カバーデザイン:高林��太/中央公論新社編/中公文庫/Kindle版) 『対談 日本の文学 素顔の文豪たち』(中央公論新社編/巻末付録:全集『日本の文学』資料/中公文庫) 『40歳だけど大人になりたい』(王谷晶著/デザイン:アルビレオ/平凡社/Kindle版) 『人生ミスっても自殺しないで、旅』(諸隈元著/ブックデザイン:祖父江慎+根本匠(コズフィッシュ)/晶文社) 『ロバのスーコと旅をする』(髙田晃太郎著/装幀:大倉真一郎/地図制作:小野寺美恵/河出書房新社) 『本当の翻訳の話をしよう 増補版』(村上春樹、柴田元幸著/カバー装画:横山雄(BOOTLEG)/新潮文庫) 『書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(ジェヨン著/牧野美加訳/装幀:藤田知子/装画:谷山彩子/原書房)
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tangkwongwah · 2 months ago
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秋風,秋葉,秋水天,一紙清歡,寄流年。
黄的是葉,藍的是天,楓染秋霜,如花盛開。
這一季清秋,是誰把色彩渲染?
是誰將秋一掌劈開,一半是指尖薄涼,一半是心湖温柔。
清秋,淺淺;時光,薄涼。
回眸夏遠去,山河已半秋。
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kachoushi · 4 months ago
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各地句会報
花鳥誌 令和6年8月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年5月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
ホロホロと鍬に砕ける春の土 喜代子 亡き猫の声かと覚む春の闇 同 四姉妹母に供へる柏餅 由季子 薫風にうだつの揚る港町 都 青嵐甍の波をひとつ飛び 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
誰待つや水子地蔵と風車 毬子 愛宕山水の匂ひのして立夏 光子 湧水の鯉は真珠になりたくて きみよ 虎ノ門ヒルズそれとも蜃楼 光子 そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 新しきビルの隙間にある新樹 久 常盤木の落葉は坂の底の底 小鳥 日傘手に男の上る女坂 昌文 虎ノ門ヒルズ這ひ来し蚯蚓かな 美紀
岡田順子選 特選句
新緑の堂宇律する木魚かな 毬子 猿寺のへその緒めきし花藻かな 小鳥 耳に髪かけたる指が蝶を呼ぶ 和子 生まれては緋目高といふ名を借りて 小鳥 風車回らぬほどの風を受く はるか そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 馬駆けし愛宕山とは蝶ひとつ 俊樹 緑蔭のどれも過去向く拡声器 きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
壱岐対馬越えて釜山へ卯波立つ たかし 人を待つ昂りに似て卯浪立つ 孝子 春愁はもつれたあやとりの紐 修二 さまざまの風に出合つて若葉かな 孝子 逃水を追ひいくばくの疲労感 修二 しやぼんだま戦火の子らに向けて吹く 朝子 雲雀の巣踏み潰し行く重戦車 たかし チューリップ手足ふつくり乳母車 成子 八方に餓鬼うづくまる黄砂かな 朝子 糸柳お岩は細き指を垂れ 修二 十字架を仰げば風の薫りけり 孝子 廃校の土俵に花の散りしきぬ 朝子 卯波立つ沖を眺めて昼の酒 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
柿若葉母の天麩羅語り種 和魚 ふくよかに葉音さらさら風五月 聰 山匂ひ水音響く五月かな 三無 沖へ帆の連なりわくや風五月 聰 パステルを選びて描く若葉山 ことこ 浅間への雑木若葉の葉音きき ます江 岩に波飛び散る光五月来ぬ 秋尚 日に濡るる若葉見上げつ峠越ゆ 三無 鯖街道歩きしところ穂高見ゆ ます江 甥つ子の声変はりして五月来ぬ 美貴 風五月江の電海へ大曲り 三無 思ひやる言葉を選び五月の夜 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蛇穴を出でて振り向く顔もたず 雪 聞きに来よてふは椿の落ちる音 同 女踏む如く男の踏む椿 同 藤房の先に見えざる風生まる かづを 葉桜の神社まはりを鎮めをり 匠 アイリスを活けてサツチモ聞く深夜 清女 朧夜や母に逢ふ夢覚めやすき 笑子 荷を解けば青き匂ひの莢豌豆 希子 葉桜や旧制校のありし跡 泰俊 万象の輝く五月来��けり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
や��らかき音の騒めき若楓 秋尚 結び目に母の思ひの粽解く 百合子 リハビリを終へて正午や街薄暑 恭子 中子師を偲ぶ五月の句座なりし 亜栄子 樟若葉風に煌めく音静か 秋尚 海の風山の風吹く捩花 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
何某の宿祢の杜やかかり藤 都 花祭瑞雲を呼ぶ釈迦の指 宇太郎 余花の雨幹の裂傷深くして 都 新緑にろ過され朝の息甘し 佐代子 手に湿り春椎茸の肉厚く 和子 葉桜の土手ゆく白き犬曳いて 悦子 老眼のルーペで愛でし花楓 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
後遺症無いとは云へず蝶の昼 清女 福助の貯金箱あり五月晴 ただし 手鏡の髪なで乍ら土用干し 世詩明 戻り来て剥がす日めくり四月馬鹿 ただし 花卯木友と語りし通学路 英美子 金色の囲む在所や麦の秋 みす枝 夏来るシャンパングラス走る泡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
紙灯篭復興祈る輪島初夏 みえこ 初夏の列車に恐竜描かれし あけみ 花水木街路にいつか咲いてをり 令子 折紙の金環太き鯉幟 実加 祭町子等のよろこぶ菓子選び 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月14日 萩花鳥会
鴨ゆきて燕戻りて川住居 祐子 花の雨抜けて仮眠の深夜便 健雄 残されしボール一つに浅き夏 俊文 更衣する間も無くて半袖に ゆかり 水田の浅瀬泳ぐや鯉のぼり 明子 急階段挑みて天守若葉風 美恵子
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令和6年5月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
扁額の一字が読めず梅雨の宿 世詩明 若葉風わらべ地蔵をつつみゆく 笑子 お精舎の風鐸ゆらす梅雨晴間 同 路地裏をしよぼしよぼ歩く梅雨鴉 希子 獣めく匂も混じる草いきれ 泰俊 古りたりな三国祭の誘ひ文 雪 牡丹を切りて一日の贅とせん 同 牡丹に待てば現れさうな人 同 退屈を欠伸してゐる葱坊主 同 椿落つ終の一花と云ふ色に 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月17日 さきたま花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
葉桜や百葉箱はぽつねんと 月惑 黙祷の黙に扇子の音止まず 裕章 古民家も古木も包む若葉風 泉 せがまるる父の草笛音の出ず 康子 十薬の干されしままに家売られ 順子 蚕豆は反重力の世界とも 月惑 朝日受け夜来の雨に光る薔薇 彩香 道をしへ誘はれ来れば妓楼跡 裕章 薔薇一輪仏に供へ留守頼む 順子 祝酒ちよこに浮き立つ夏の月 同 結跏趺坐する禅堂に蚊は廻る 月惑 お互ひにためらひもなき更衣 八草 母の日や乳を持ちたる大銀杏 紀花 菖蒲田に挙るサーベルの直線 月惑 五月晴れ複々線の縄電車 良江 母の日の無口の兄の大あくび としゑ 掌に乗る子猫にも髭のあり みのり 夏館蒼穹の野へ開け放つ 裕章
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
万緑を深く映して奥の池 亜栄子 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 雨雲の近づく気配蝸牛 久 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 十薬の花もかをりも無縁墓と 亜栄子 D51は永遠や夏野に据ゑられて 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 久子 蛙田に昭和の声の残りたる 千種
栗林圭魚選 特選句
子等のこゑ池塘に生るる太藺かな 幸風 鮮やかな青翻へし瑠璃蜥蜴 久 一面の青草の丘登り急 軽象 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 暗闇坂薄暑の袖を捲りけり 斉 老鶯やメタセコイアの闇を抜け 亜栄子 新緑の森に山鳩奥の池 経彦 隠沼の静寂破りて蟇 芙佐子 新緑の木漏れ日揺るる年尾句碑 経彦 寺出でて定家かづらの香に触るる 秋尚 キャンパスに続く山道夏薊 久子 花卯木森の昏さに寄り添ひし 斉 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 峠路に仰ぐ卯の花空重く 芙佐子 寄せ墓に甘茶の花の日和かな 亜栄子 ひと筋に姫沙羅の花すつと落つ 秋尚 隠沼にメタセコイアの新樹光 幸風 お絵描きの子らや泰山木の花 斉 野薊のぱつと明るき母の塔 文英 日ざしきて暗さ呼び込む新樹蔭 千種 石仏の眼にも優しきさつき雨 軽象 切株に園児忘れし夏帽子 経彦 菖蒲田の間に間に低き白菖蒲 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 同 走り茶を呷り民話の始まれり 経彦 堂前に沙羅の花散る僧の留守 亜栄子 初夏の少し気怠き二人の歩 斉 庫裡裏に零れる実梅夥し 芙佐子 蜘蛛の囲の元禄仏の肩に揺る 慶月
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
覗くまじ編笠百合の笠の中 雪 伊勢神楽牡丹の庭に舞ひ納む 同 大蚯蚓這ひ出て暗き穴残る 同 花は葉に店に残りし桜餅 ただし 大杉も岩も当時の夏の庭 洋子 かづら橋渡りきりたる夏の声 紀代美 万緑に全身染まる露天風呂 みす枝 胸奥は語らぬことに草を引く 一涓 春炬燵触れたる足のなかりけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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iseilio-blog · 1 year ago
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狂 瞽 集+
錢歌川 箸
文星叢刊 25
三輪車是第二次世界大戰時期的產物,他的發源地是上海。在日本
投降之後出川,到上海時第一次看到這種新的交通工具。上海被
日軍佔領時,將當時市上最多的祥生出租汽車全部徵用去了,使
市民頗感不便,於是實業家 畢宗魁先生 便應當時的需要,��發明了
三輪車,以代替出租汽車,不受戰時汽油管制的影響,又比人力車
改進了許多,確是陸地交通史上的一大發明。
美國是汽車王國,大公司一分鐘就可以出產一部車,可是許多美國人
偏愛購用歐洲出品的小型汽車。他們有愛新奇的天性,見到我們這種
三輪車自然也很喜歡,每年都要到台灣採購十幾輛。他們訂貨的時候
要求在車上畫龍添鳳,改用富於東方色彩的繡花車蓬。以前人力車
只能乘坐一人,而現在三輪車則可以兩人並坐,尤其攜女同乘,並肩
攜手,細語溫存,舉首又可瀏覽街景,在車行不疾不徐中,不知不覺
便到了目的地。這種情趣自非乘汽車的人所能體會。
我個人和台灣的三輪車頗有淵源。第二次來台的時候,便從上海帶了
一輛皮蓬的三輪車。這便是台灣所見到的第一輛三輪車。當時台灣
大學當局很想收買我這車子做為公用,我卻不肯割讓。一直在台北
街頭獨來獨往,享盡「出有車」的福氣。從那以後,台灣才學著開始
製造三輪車。但至今還沒見到一輛皮蓬精製三輪車
──
小時候,家裡也有一部皮蓬三輪車。車身藍色烤漆,三歲上幼稚園
時都坐這輛三輪車上下課。之後,舍妹與同屋子的兩個表弟也
陸續進了這家幼稚園,有點擠又不太擠地,四個小朋友同坐在車上。
有一天下課,車夫帶著我們到了某一地點,車子停了下來,說等一
下,下車去買東西(可能是檳榔)的樣子,殊不知,可是不知道什麼
原因,可能是車頭輕車斗重的關係,整輛車竟然高翹了起來,車夫
趕緊來壓了下去。他又說 :帶你們去番薯市如何 ?當時有覺得怪怪
的,卻不知道是什麼意思,後來猜想應該是現在早已廢除的寶斗里。
搭三輪車最浪漫的是下雨天。下雨天座位前面就會張上一片遮雨的
布帆,狹窄的空間暗了下來,車子前行,外頭雨水聲淅淅灑灑,有種
安全與溫暖的感覺。這裡不提名字 ;幼小的年紀,報紙的報導記憶
還是很清晰。當時有一個藍球國手,認識了赴港發展的香港很有名的
女星。應該有交往一段時間,之後女方回港一去不回頭,失魂落魄的
貴公子接受記者訪問,談到當時兩人在雨天乘三輪車時的千言萬語與
火熱情愛,也展示了他的心上彼女名字的刺青 - 玖玲。啊 -,人生
啊,人生 . . . . .
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kachoushi · 1 year ago
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各地句会報
花鳥誌 令和5年10月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年7月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
あぢさいや錆ゆくときもずぶ濡れて 光子 雨に白く汚されてゐる木下闇 緋路 サイレンも街騒もまだ梅雨の底 久 鉄骨が叩く鉄骨濃紫陽花 緋路 見覚えのビルはもう無くサルビアに いづみ 夏草のつぶやくやうな雨であり 和子 鉄条網梅雨の蝶さへ寄せつけず 同 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 昌文 飛石をぬらと光らせ五月雨 久 その人は梅雨に沈みながら来る 順子 五月闇不穏な波の来るといふ はるか
岡田順子選 特選句
列車音遠ざかるとき浜万年青 はるか 庭石は梅雨のものとて黄泉のもの 俊樹 サイレンも街騒もまだ梅雨の底 久 鉄骨が叩く鉄骨濃紫陽花 緋路 雨の日の桔􄼷のうしろすがたかな 美紀 萱草のそびらに恩賜なりし闇 光子 潮入りのみづは昔や通し鴨 いづみ 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 昌文 瞬ける雨粒蜘蛛の囲の銀河 緋路 雨に白く汚されてゐる木下闇 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
鹿の子啼く隠れの島に入日濃く 修二 たはむれの莨にむせし桜桃忌 久美子 寂しさを下から崩すかき氷 朝子 茉莉花の別れ際こそ濃く匂ふ 美穂 不如帰久女の夢と虚子の夢 修二 首の無きマネキン五体暑き日に 愛 蟬生る瓦礫の闇の深きより かおり ひまはりの花と育ちて銃を手に 朝子 バレエ団の窓へブーゲンビリア満つ 愛 蔓薔薇をアーチに育て隠居せる 光子 うつし世のものみな歪み金魚玉 かおり バス停のバスまで覆ふ夏木かな 勝利 梅雨空にジャングルジムがひつそりと 修二 襖絵の孔雀の吐息寺炎暑 勝利 君嫁して香を失へり花蜜柑 たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
らつぱ隊香り奏でる百合の花 さとみ 風鈴が相づちを打つ独り言 都 香水に縁の無き身や琥珀色 同 身ほとりの置き所無き土用の入り 同 滴りの奥にまします石仏 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
黒塀や蔵してをりし八���葎 宇太郎 ふりかへる砂丘の海の線は夏 同 葛切や玻璃にスプンの当る音 同 夏草の中の林道下りけり 同 ソーダ水斜めに建ちし喫茶店 同 向ひ風麦藁帽を光背に 同 白服を吊りたる明日の再会に 悦子 浜昼顔一船置きし沖を恋ふ 同 白南風旅の鞄をコロコロと 美智子 足跡や巡礼のごと砂灼けて 栄子 紫陽花やうた詠むくらし悔もなく すみ子 玫瑰の咲くや砂丘の果の路 益恵 躊躇なく風紋踏んで白い靴 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
早苗饗や手足を伸ばす露天の湯 幸風 はらからや薄れゆく過去心太 百合子 一品を後からたのむ心太 秋尚 青楓雄々しく抱ける年尾句碑 三無 天草の歯ごたへ確と心太 文英 朝顔に護符つけ市の始まりぬ 幸子 朝顔のつぼみ数へて市を待つ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
西日射す鏡に海女の手櫛かな 昭子 兜山古墳を包む大夕焼 ただし 良き事の有りや無しやの今朝の蜘蛛 信子 信州に梅雨のかけらの雨が降る 三四郎 石も又涼しきものの一つかな 昭子 香水や周囲の心独り占め みす枝 梅雨寒や口を預けて歯科の椅子 信子 うなだれて少年の行く片かげり 昭子 僧逝きて久しき寺の夏椿 英美子 猛暑日や万物すべて眩しめり みす枝 天近き牧牛の背や雲の峰 時江 コップ酒あふる屋台の日焼顔 英美子 サングラス外し母乳を呑ませをり みす枝 かぶと虫好きな力士の名をつけて 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
芋焼酎醸す香りの満つる街 三無 団扇さし出かける孫の下駄の音 ことこ それぞれが里の焼酎持ち寄りて あき子 老媼の団扇頷きつつ動く 和魚 児に送る団扇の風のやはらかく ます江 店先で配る団扇の風かすか ことこ 泡盛の味覚えたりこの良き日 同 団扇手に風のざわめき聞く夕べ 廸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
沖縄の鳳梨乾いた喉癒す 裕子 青空や収穫の日の夏野菜 光子 夕暮れは車窓全開青田風 紀子 貝釦一つ無くした夏の暮 登美子 まだ聴けるカセットテープ夏深し 同 雲の峰送電線は遥かなり 令子 夕焼に路面電車が揺れてゐる 裕子 鐘���撞く寺は山上雲の峰 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月11日 萩花鳥会
透き通る海は自慢よ海開き 祐子 救助士の臀筋たくまし海開き 健雄 夏草や一対すべて青の海 俊文 生ビール久方ぶりや子とディナー ゆかり 引く波に砂山崩る海開き 恒雄 天の川点滅飛機の渡りゆく 美惠子
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令和5年7月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
羅を纏ひしものの身の一つ 世詩明 天国も地獄も自在孟蘭盆会 同 風の盆男踊りの笠深く 幹子 盆の供華華やいでゐる村の墓地 同 ギヤマンの風鈴揺れる蔵の街 嘉和 古団扇思ひ出の新しき 雪 縁側に男冥利の裸かな みす枝 ナツメロを口ずさみつつ草を引く 富子 蓮開く様自力とも他力とも やす香 神主の大きな墓を洗ひけり ただし 在りし日のままに夏帽吊し置く 英美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
田舎家の土間のだんまり朝曇 要 炎帝の遣はす鴉黒く群れ 千種 会釈する日傘に顔をなほ深く 同 夫恋ひの歌碑を見てより秋近し 炳子 飴色に枯れ空蟬の垂れ下がる 久子 古民家の故郷の匂ひ壁に黴 経彦 三猿の酔ふ草いきれ庚申塔 眞理子 古民家の茅屋根匂ふ炎天下 三無
栗林圭魚選 特選句
蓮花の水面の余白空の青 亜栄子 カラフルな浮輪乗り合ふ市民バス 久 じやぶじやぶと揃ひのティーシャツ水遊び 三無 咲き足せる泰山木の真白かな 秋尚 森少し膨らませをり蟬しぐれ 慶月 水音に誘はれつつ灼くる道 眞理子 惜しげなく涼しさ放つ水車小屋 要 ひとときの静謐滝に対峙して 久子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
マッカーサーパイプ咥へてアロハシャツ 千加江 遠雷や織部の茶碗非対称 泰俊 二業地に一の糸鳴る夜涼かな 同 悠久の光り湛へて滴れり 同 青田風満目にして夕仕度 清女 脱ぎ様のまことしやかに蛇の衣 雪 退屈をもて余しゐる古団扇 同 洗ひ髪訪ふ人も無く待つ人も 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月21日 さきたま花鳥句会
沢蟹の渡る瀬石に日の名残り 月惑 空蟬や辞書に挟まる紙兜 八草 家眠る厨にひとりバナナ剥く 裕章 山の水集め男滝の帯となる 紀花 どら猫にまさる濁声夏の風邪 孝江 炎天に心字の池面雲動く ふゆ子 打水や土の匂ひの風生まる 康子 行くほどに街路華やぐ百日紅 恵美子 睡蓮の葉を震はせて鯉の道 みのり 八の字を書きて茅の輪を潜りけり 彩香 誘蛾灯今は無人の故郷駅 静子 枇杷熟るる眷属訃報また一人 良江
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令和5年7月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
半夏生何処が嫌ひと云はれても 雪 蛇にまで嫌はれさうな蛇苺 同 何処���どう突いてみても蟇 同 お隣りは今はの際と虎が雨 一涓 師の友は文教場址合歓の花 同 守宮まづ招き入れくれ舎入門 同 忘れじの人今も尚蛍の夜 同 入道雲天下制する勢あり みす枝 藍浴衣片方だけにピアスして 昭子 サングラス外して妻は母となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
空蟬や地中の記憶あるらしく 要 靖国の坂みんみんの急くに急く 昌文 炎天に零戦仰角三十度 佑天 鳥居へとまぬがれがたき炎天を はるか その日近付き靖国の灼けてをり 慶月 みんみんの高鳴く魂の声として はるか
岡田順子選 特選句
熱き骨ぽきぽきたたみ日からかさ 眞理子 真白な祢宜の出て来し木下闇 政江 笛の音の遠くに生まれ夏の果 光子 零戦を撮る少年の夏休み 慶月 下乗せし老女紅濃く夏詣 同 英霊に七日の魂の蟬時雨 政江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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nccwa · 2 years ago
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夢醒情更深(上)
編者按:
恩愛一輩子的屠曉玲和杜子安馬上就要迎來結婚四十週年的紀念日,屠曉玲在暗自期待杜子安給她像往年一樣送出驚喜,杜子安卻日日如常,似乎毫無準備。紀念日當天突如其來的變故,是事出有因,還是虛假夢境?小說情節真真假假,主角的真感情卻流淌滿溢。作家楊秋生嫻熟的寫作,讓故事起伏有度,令讀者的心也緊緊跟隨。
作 者:楊秋生
❀離結婚40週年紀念日不到一個禮拜了,往年這個時候屠曉玲的先生臉上總是滿溢著神秘的、喜孜孜的表情,時不時地用著看似不經意卻隱藏不住的喜悅,以實在不怎麼高明的演技窺視著她。屠曉玲也假裝沒看見,完全不當一回事地照樣在先生面前晃過來走過去。她早就習慣了這個老實巴拉溫柔如冬日暖陽,貼心似夏夜涼風的杜子安,每年一到這個時候都會玩一趟類似的神秘遊戲——在結婚紀念日當天送給她一個驚喜。她其實心裡是十分期待的,想著今年的結婚紀念日,不知道杜子安會送給她什麼樣的驚奇禮物?退休後杜子安突然對烹煮咖啡產生興趣,買了各式各樣的咖啡機與咖啡豆來研究如何煮出最理想的一杯咖啡。經過無數次的實驗,終於摸出訣竅來,從此屠曉玲都是在濃郁的咖啡香味中醒來。結婚紀念日越來越逼近,可是屠曉玲卻完全看不出杜子安有什麼動靜,心裡頭有點納悶。然而生活一切如常,每天早晨,咖啡仍然飄著香,屠曉玲也聽得到杜子安躡手躡腳地在廚房裡忙碌的聲音。她起身至餐廳,桌上已擺好烤得熱呼呼的吐司,洋火腿、起司、荷包蛋加上一盤水果,豐盛的早餐,似乎仍舊一再宣示這是一個親愛而溫暖的愛心情人餐。兩個人仍是固定雙手張開報紙專注地閱讀,偶爾放低一邊報紙報告一下新聞大發現,或者值得討論的文章。
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一到七點五十五分,杜子安就會出門,和屠曉玲的堂哥屠志明到離住家只有幾步路的高中網球場打網球。回來的時候,杜子安還是會順便帶些外賣的菜回家,兩人吃完,就各做各的事,睡個小小的午覺,然後杜子安去做院子,屠曉玲彈一會兒琴就準備晚飯。每一年儘管杜子安隱藏得很好,總有一股說不出的甜蜜的、喜悅的氛圍在他們之間流轉,但是今年在他們之間似乎少了些什麼?空氣裡充滿了懸疑的氣息,屠曉玲忍不住想,是杜子安忘了?還是他隱藏得太好了?屠曉玲完全看不出蛛絲馬跡,毫無頭緒,只能悶悶地想今年的結婚紀念日,會是一個意外的大驚喜嗎?那個時候正是夏末,最熱的時侯。加州自從二月以來沒下過一滴雨,才五月就斷斷續續出現大大小小的野火,之後山火一路蔓延焚燒越來越熾烈,蹦斷的樹木帶著火苗飛躍過河水,以燎原之勢從這州一路燒到另一州;燒毀森林吞噬木屋,甚至捲向平原,東西相合。兩三個月下來只見濃煙蔽日遮天,滿天紅彤彤的,連太陽都是血紅色的,猶如世界末日,讓人沒由地不安起來。那天屠曉玲感覺身子有些熱,較平日累些,想著,大概是山火的關係。晚上草草吃完晚飯,她交代杜子安幫忙收收廚房就到臥房休息了。
❀結婚紀念日那天,天色濛濛,時間彷彿都停滯不前了,屠曉玲悠然醒來,已經有點晚了。而她驚異地發現竟然沒有聞到咖啡的香味。她不免想,大概是因為起來得太晚的關係,香味早已散去。她怎麼會睡得這麼久?空氣中凝結著一股清冷,她感覺哪裡不對,驚坐起來,睡意全消。愣愣地呆坐,忽然想起今天是結婚紀念日,也許杜子安是要帶她到市中心專為餐廳打造的室外餐飲區去嚐新呢,想著,屠曉玲搖搖頭,嘲笑起自己來,真是太緊張了。她起身梳洗,換好衣服走到餐廳。意外地,餐廳窗簾仍是閉著的。她走過去拉開百頁窗簾,帶著淡淡橙色的陽光穿透進來,在木質餐桌上印著條狀的圖形,形成一種懷舊的情調。桌上空空的,沒有咖啡,沒有吐司,沒有洋火腿,也沒有起司和荷包蛋,卻有著一張字條。屠曉玲拿起那張紙,順便開了燈,才看清那張紙上面是杜子安的字,寫著:我們離婚吧!「離婚」這兩個字她明白,可是屠曉玲此時不明白離婚這件事出現在這裡是什麼意思?這絕不是開玩笑,但她真不明白怎麼回事,呆呆地站在那兒,一時之間不知道該怎麼辦?為什麼?為什麼?她想得頭痛欲裂,仍想不明白。屠曉玲責怪自己偏偏晚起,如果她今天比杜子安早起,又會是怎麼樣的光��?她不能想像,杜子安就這樣消失不見了。
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杜子安是個思慮周到,非常謹慎小心的人,疫情兩年半,不是非要親自出馬的事,他是絕對不會輕易出門的。唯一的例外,就是禮拜六的早上仍然會和屠志明打網球,理由是空氣流通、又能曬到太陽,還能健身,何況一個禮拜只打一次。兩人打完球會帶外賣回來,堂嫂鐘慧英到時間就會帶些水果或點心過來。四人坐在後院荷花池旁邊的涼亭,高高興興、熱熱鬧鬧地享受最快樂的每週聚會。這個步步都要精心計算小心翼翼的人,會到哪裡去呢?陽光從牆邊一吋一吋地侵略進屋,透過窗戶照在厚實玻璃墊的餐桌上,顯得格外地亮,那張字條反倒看不清了。屠曉玲焦急起來,穿上鞋子就往網球場走去。外頭陽光已經很烈了,照得褪色的柏油路白花花的一片,她看得頭都有一點暈起來。瓦藍的天空沒有一絲雲彩,整個空氣似乎都凝結了,她像是被罩在一個真空的無聲的世界。她的頭開始痛起來,走起路來很吃力。
好不容易走到轉角,那個有著日本式圍牆的人家,一棵紅色的日本楓像彤雲一般露出圍牆來,圍牆上爬滿著凌霄花茂盛的葉子,葉子中開滿了橘紅色的凌霄花,生氣蓬勃,充滿夏日風情;圍牆外靠馬路邊轉角一棵高大如華蓋的合歡,開得歡天喜地地,淡紅色的扇形絨縷煙霞一般。再過去的藍花楹一樹紫花已落滿一地,浪漫中帶著淡淡的哀傷。屠曉玲沒有再往前走,就站在樹蔭底下遠遠望著網球場。偌大的網球場空無一人!心底一絲絲的希望完全落空了。屠曉玲折身欲返家,一陣暈眩,一時之間竟然失去思考與認知的能力。她佇立在一片紫色的煙霞中,完全不知道自己身在何處?她恐慌起來,突然意識到杜子安不在身邊,自己連方向都弄不清。正心慌著,屠曉玲忽然看見杜子安在合歡樹的另一頭等她,她驚喜地嗔罵自己:儘管杜子安老實規矩認真,有時卻是個愛逗弄她的頑皮大男孩,尤其每年的結婚紀念日,總要搞出一些花樣來。或許是疫情嚴峻居家避疫久了,難免覺得苦悶無聊,所以想辦法變個新花樣吧。什麼離婚,八成是杜子安結婚紀念日開的大玩笑!這麼一想,屠曉玲心情開朗起來,急急朝杜子安奔過去。一陣風吹來,陽光透過層層疊疊的葉子,金閃閃的斑爛碎金灑滿一地,又是一陣暈眩,待屠曉玲回過神來,杜子安不見了。他一定是轉身折回家了,屠曉玲這麼一想,忽然認出回家的路來。身子有些輕飄飄的,屠曉玲想,大概是天太熱了吧。回家先喝它一大杯冰涼涼的西瓜汁,讓體溫下降才行。西瓜汁是昨天打好的,杜子安夏天打完網球一定要喝的。
屠曉玲回到家,寬敞的門廊不像有人走動過。客廳、飯廳、臥室、甚至浴室都沒有杜子安的影子。從白燦燦的外面進屋,覺得空無一人的屋子特別陰沈。她走到家庭間,那把杜子安最愛坐的沙發躺椅,輕緩地搖晃著——杜子安回來過!屠曉玲急忙奔去院子,也許杜子安在修那棵講了好久卻一直還沒動手的檸檬樹。太陽耀眼,一股熱氣襲來,屠曉玲一陣天旋地轉,幾乎昏過去。院子裡沒有杜子安的身影。她回到屋子裏,一片死寂,彷彿聽得到時間移動的聲音。屠曉玲不得不躺下來,躺在那把還在搖晃的沙發躺椅上。大概是杜子安剛才坐過,她還感覺得出他的體溫。疲乏感漸漸爬上身來,眼睛乾澀像哭過似地。屠曉玲只覺疲憊至極,只想好好躺一會兒。
❀屠曉玲被均勻的呼吸聲音吵醒了,杜子安睡在她身邊,胸口穩定地上下起伏地一呼一吸著。屠曉玲小心翼翼地翻過身來,怕床晃動會弄醒杜子安。屠曉玲仔仔細細地端詳著杜子安,近幾年杜子安頭髮掉了不少,顯得額頭變大了,疏朗的眉毛似乎較年輕時淡了一些,密密長長微翹的眼睫毛也好像稀疏了一些。眼皮的皺摺多了一層,下面的眼袋浮了起來。一樣的清俊,歲月畢竟在他的臉上留下了痕跡,但也賦予他更濃的書卷氣息。那是她愛了一輩子的男人。一陣飢腸轆轆,屠曉玲忽然想起來今天是他們結婚40週年紀念日,難得她比杜子安起得早。突然一個念頭閃上來——如果她今天比杜子安早起,那麼杜子安留下離婚字條又是怎麼回事?屠曉玲腦袋一片混亂。她想弄清是怎麼回事?輕輕地,極其輕輕地把手放在杜子安的手背上。嗯,暖暖的,她確定這不是在做夢——那麼杜子安的消失,還有餐桌上的那張字條是怎麼回事呢?應該是夢吧。多可怕的夢!怎麼會做這種夢呢?可能是這次結婚紀念日杜子安一直沒動靜的關係吧,如果杜子安真的從她的生活中消失,她還會是她嗎?她想都不敢想。幸好只是一個夢,屠曉玲大大地舒了一口氣。夫妻兩個能夠並肩躺在一起,呼吸著同樣的空氣,是多麼幸福的一件事。她任由肚子發出鳴叫也不肯動一下,她想守護著杜子安。忽然門鈴聲大作,屠曉玲整個人驚跳起來。心裡忿忿地罵著:什麼人一大早就���亂按電鈴,真怕把杜子安給吵醒了。她氣得掀開薄被子,忽然發現她不是睡在床上,而是歪在躺椅上。這一驚非同小可!摁門鈴的聲音換成一陣狂亂的敲門聲,把她已經混亂的思緒更是攪成一團漿糊,沒法思考。這幾年自從假扮水公司,或者電力公司工人,進行實質進屋搶劫的事件發生過幾次後,基本上他們夫妻是從來不應門的,外頭的人等上一陣子,總會知難而退。屠曉玲沒去應門,急急走回主臥室,床是空的,杜子安不在。如五雷轟頂,所有的記憶回來了。杜子安的離家,離婚字條、網球場空無一人、靠在躺椅上沈沈睡去都是剛才真實發生的事,而杜子安安安穩穩地睡在身邊才是夢。她頹然坐在床邊,床褥有著溫度,杜子安到底回來過沒有?她整個迷糊了。外面的敲門聲忽然又響起,而且非常堅持,越敲越急、越敲越用力,最後像恨不得把門都劈開似地。屠曉玲六神無主,也不想見任何人,決定讓那個敲門的人最終放棄離開。敲門聲終於停止了,她緩了一口氣。杜子安不在家,聽到這麼狂野的敲門聲,還真令人有一點害怕。才剛放鬆,鈴聲又大作。鈴聲過後又換成敲門聲,屠曉玲不堪折騰,悄悄走到大門前面,從圓孔中偷偷地看門口到底是誰?是屠志明。屠曉玲開了門。「咦,妳臉色怎麼那麼難看?」屠志明見到她氣急敗壞的臉瞬間充滿憂慮:「妳不舒服嗎?」屠曉玲搖搖頭:「沒事,只是頭有點暈而已。」屠志明推開門,逕自往餐廳走去。「你怎麼跑來了?」屠曉玲跟在後頭說,「我幫你泡壺茶吧?我不會煮咖啡,只會泡茶。」「別折騰了,」屠志明說,「過濾水就好了。」屠曉玲說:「你先坐吧。」說著打開壁櫥取杯子,倒滿水,遞給屠志明。「這怎麼回事?」屠志明拿起餐桌上的紙問她。啊,屠曉玲臉色刷得一陣慘白——怎麼忘了這張紙條?「我知道今天是你們結婚40週年的紀念日,子安今天不會約我打網球,」屠志明喝了一口白開水說,「但我有個朋友要找他,說很急。屠志明的額頭滲出汗來,一口氣把水喝光,「再一杯吧。」「我立刻打電話給他,沒想到他的手機竟然是關的。我知道現在詐騙電話很多,子安為了安全起見,不只把家裡的電話鈴聲關掉,連錄音也都關了,打到家裡頭來也沒有用,所以跑過來看看。」屠志明說完,呆楞在那兒。屠志明突然大叫:「水滿出來了!」屠曉玲回過神來,急忙把淨水器出水口水龍頭開關關掉。「妳沒試著打過電話給子安嗎?」屠志明問她。屠曉玲看了一眼杜子安留在桌上的紙條,問:「怎麼打這通電話?」屠志明不語,陷入深深的沈思。「不解,」屠志明抬起頭來疑惑地說:「誰都知道子安多麼愛護妳。」「愛,說穿了只是一種感覺,」屠志明繼續說,「愛護,才是付諸行動的證明,愛護比愛更難。」屠曉玲父親是外科醫生,母親是會計師,就生屠曉玲這麼一個獨生女。屠曉玲生得嬌小玲瓏,皮膚透白,春夏秋冬兩頰都透露著如蘋果般的粉紅色,加上微微自然捲的頭髮,怎麼看都像個瓷娃娃,人見人愛。屠曉玲從小就被母親送去學踢踏舞,舞台上捲髮、蘋果笑臉、蓬蓬裙、靈動的舞姿,不知迷倒多少人。這個瓷娃娃還能畫能詩、彈得一手好鋼琴,當時會與父母都是公教人員的杜子安交往,跌破所有人的眼鏡。杜子安是家裡老大,個性沈穩,做人處世周到無可挑剔,還燒得一手好菜。她在圖書館第一次看到杜子安的時候,他正專注著讀著書,偶爾歪著頭思考,那沈思中一會兒迷茫、一會兒發亮的眼睛與表情,散發著獨特的書卷氣質,壓倒性地擄獲了屠曉玲的心。幾十年來杜子安一本初心,將屠曉玲照顧得無微不至,總說屠曉玲的手是彈鋼琴用的,不該拿來做瑣碎的家事,家裏粗活一樣也不讓她做。屠曉玲說的話就當是聖旨,杜子安從不反駁,連孩子夜裡醒來也都是杜子安起身照顧。家裏所有的事幾乎都是杜子安處理,兩個孩子也都出色,屠曉玲從不用為生活操心。幾十年一路走來,兩人相知相惜,幸福得理所當然。突然冒出這張離婚字條,屠曉玲完全沒有頭緒。「事情突如而來,還沒弄清狀況也不好到處打電話問人。我是想先等等看,到晚上都沒回來我再問問看。」「妳最近有沒有覺得杜子安哪裡怪怪的?」屠志明問她。「沒有啊,都一樣。」屠曉玲想了一下,說:「嗯,今年的結婚紀念日,子安表現得倒是有點怪。」「怎麼怪法?」「雖然每年結婚紀念日子安都會搞一些神秘兮兮的花樣,但也會故意露出一點蛛絲馬跡,讓我猜著玩。可是今年他完全沒有任何的動靜,我一直納悶,到底這次是搞神秘搞得太過火了?還是他根本忘掉了?」屠曉玲說著聲音哽咽起來,手指著離婚字條說,「原來他是要跟我離婚!」「是怪——」屠志明皺著眉說:「妳知道他平常有跟誰來往嗎?要不要問問看?」「就幾個大學同學。」「有��絡方式嗎?」「最早還打打電話,後來用email,現在只用Line 了。」「的確,現在的人只用Line,」屠志明和子安有Line的兩人群組,但多半用來聯絡,偶爾才轉發一些重要資訊。屠曉玲雖然有 Line ,群組很少,也不是個活躍用戶,要看子安 Line 的訊息,唯有上子安的電腦,看他有沒有在電腦上安裝 Line的 app?「我們上電腦看看,也許裡頭能找到什麼。」屠曉玲打開電腦,「要密碼呢!」「妳知不知道子明的密碼?」屠志明問。「不知道。」她諾諾地說。「妳,妳呀,真是被寵壞了!」屠志明嘆了一口氣說,「現在的密碼為了安全起見,都起得很複雜。不過按我對子安的了解,他永遠把妳擺在第一,也許我可以試試,看能不能猜出來?」屠曉玲無詞以對,一股無以名之的罪惡感籠罩著她。屠志明將屠曉玲的生日、他們夫妻的結婚紀念日、名字縮寫⋯⋯排列組合,試了幾個都不對。「現在要求密碼的太多了,哪裡記得住?以子安的個性來看,他應該會有紙本登記的,」屠志明抬起頭問她,「你知不知道子安的手寫筆記可能放哪兒?」屠曉玲像想起什麼似地,說:「喔,我知道、我知道。」說著走到書架上拿起一個英語九百句型錄音帶盒子,打開來,裏頭並不是錄音帶,而是一個筆記本,「諾,就這個。」「這是前幾天子安特別交代過我的,」屠曉玲說到這兒突然愣住了,「啊,原來是這樣——」說著屠曉玲忽然哭起來,「他知道我樣樣不經手,一項一項詳細記下來——原來他早就有計劃了?」屠志明心頭一緊,接過筆記翻閱起來。屠志明翻完說:「真是一本家庭重要記事,子安分類得仔細又用心。什麼都記得清清楚楚,偏就是沒有電腦密碼——」說著,屠志明眼睛一亮,問:「那妳的電腦密碼妳總記得吧?」屠曉玲點點頭。「好,妳來打。」屠志明讓曉玲在子安的電腦上輸入自己的電腦密碼。熟悉的聲音從電腦傳出來,屠志明忍不住合十讚歎,真是美妙的聲音。電腦打開了!
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kachoushi · 1 year ago
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各地句会報
花鳥誌 令和5年7月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年4月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 春昼や質屋の硝子なないろに 小鳥 伊勢屋質店今生の花とほく 光子 菊坂に豆煎る音や花の昼 和子 一葉の質屋は鎖して春の闇 はるか 本郷の亀を鳴かせて露地住ひ 順子 おかめ蕎麦小声で頼み万愚節 いづみ 文士らの騒めきとすれ違ふ春 三郎 一葉を待つ一滴の春の水 光子 物干に如雨露干したり路地の春 和子
岡田順子選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 金魚坂狭め遅日の笊洗ふ 千種 菊坂の底ひの春の空小さし 光子 坂の名のみな懐かしき日永かな 要 赤貧の欠片も少し春の土 いづみ 本郷の間借りの部屋の猫の妻 同 質店の中より子規の春の咳 俊樹 止宿者の碑のみ残すや蝶の舞 眞理子 本郷の北窓開く古本屋 きみよ かぎろひの街をはみ出す観覧車 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
花冷の背後より声掛けらるる 美穂 幾年も陽炎追ひて遊びけり 散太郎 濃きほどに影のやうなる菫かな 睦子 化粧水ほどの湿りや春の土 成子 画布を抱き春の時雨を戻りけり かおり 昼月は遠く遠くへ花満開 愛 シャボン玉の吹雪や少女手妻めく 勝利 麗かや砂金三つ四つ指の先 睦子 成り行きの人生かとも半仙戯 朝子 鞦韆の羽ばたかずまた留まらず 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
花吹雪卍色と云ふが今 雪 花冷に後姿の観世音 同 そぼ降りてひと夜の契り花の雨 笑 観世音御手にこぼるる花の寺 同 お精舎やこの世忘れて糸桜 啓子 逝きし友逢へないままに朦月 同 裏木戸を開ければそこに花吹雪 泰俊 御仏と咲き満つ花の句座に入る 希 愛子忌や墓にたむけの落椿 匠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
縋りつく女心や桃の花 世詩明 肌寒く母の手紙はひらがなぞ 同 啓蟄や鍬突き立てし小百姓 同 日野河原菜花の香る祭りかな ただし 菜の花や石田渡しの蘇る 同 雛祭ちらしずしそへ甘納豆 輝一 ぽつたりと落ちて音なき大椿 清女 花吹雪路面電車の停車駅 同 大拙館椿一輪のみの床 洋子 花の山遠く越前富士を抱く 同 吉野山日は傾きて夕桜 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月6日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
花の下天をを仰げば独り占め さとみ 春陰やおのが心のうつろひも 都 春耕や眠りたる物掘り起す 同 左手の指輪のくびれ花の冷え 同 園児等のお唄そろはず山笑ふ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
膝をまだ崩せずにをり桜餅 秋尚 登り来て本丸跡や花は葉に 百合子 葉脈のかをり弾けて桜餅 同 桜餅祖母の遺せし会津塗り ゆう子 売り声も色つややかに桜餅 幸子 木洩日の濡れてゐるやう柿若葉 三無 春愁や集ふふる里母忌日 多美女 伍しゐても古草の彩くすみをり 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
心経をとなへ毛虫に火をはなつ 昭子 マンホール蓋の窪みに花の屑 昭子 栄螺売潮の香りを置いてゆく 三四郎 金の蕊光る夕月てふ椿 時江 禅寺の読経流るる花筏 ただし 若者の髭に勢や麦青む みす枝 龍が吐く長命水の春を汲む 三四郎 花吹雪受けんと子等の手足舞ふ みす枝 土器の瓢の町や陽炎へり ただし 海遠く茜空背に鳥帰る 三四郎 紅梅のことほぐやうに枝広げ 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
片棒を担いでをりぬ四月馬鹿 三無 薬草園とふ門古りて松の花 和魚 だんだんと声ふくらみて四月馬鹿 美貴 四月馬鹿言つて言はれて生きてをり 和魚 松の花表札今も夫の居て 三無 白状は昼過ぎからや四月馬鹿 のりこ 一の鳥居までの大路や松の花 秋尚 松の花昏き玄関応へなく 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月11日 萩花鳥会
京よりの生麸草餅薄茶席 祐 不帰のヘリ御霊をおくる花筏 健雄 ただ一本ミドリヨシノの世界あり 恒雄 堂々と桜見下ろす二層門 俊文 猫に愚痴聞かせて淋し春の宵 ゆかり 杵つきの草餅が好きばあちやん子 美惠子
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令和5年4月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
便り待つポストをリラの房覆ふ 栄子 畑打つや鍬を担ひし西明り 宇太郎 軒下の汚れし朝や燕来る 都 桜蕊降る藩廟の染まるまで 美智子 桜蕊降るももいろの雨が降る 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
何氣なく来て何気なく咲く花に 雪 神御座す杜の新樹に聞く鳥語 かづを 老の踏むひとりの音や落椿 ただし 野辺送り喪服の背に花の蕊 嘉和 夜ざくらのぼんぼり明り水あかり 賢一 喝采の微風を受けて花は葉に 真喜栄 生きる恋はぜる恋ととや猫の妻 世詩明 葉ざくらに隠されてゐる忠魂碑 同 眩しさを残して花は葉となれり かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
極大と極小としやぼん玉宙へ 要 穴出でし蟻の列追ふ園児どち 経彦 頰􄼺をつく石仏の春愁 貴薫 酸模を噛む少年の今は無く 要 稲毛山廣福密寺百千鳥 同 瑠璃色を散らし胡蝶の羽ばたきぬ 久 春陰の如意輪仏へ女坂 慶月 棕櫚の花年尾の句碑に問ひかくる 幸風 朴の花仏顔して天にあり 三無
栗林圭魚選 特選句
蝌蚪の群突くひとさし指の影 千種 峠道囀り交はす声響き ます江 美術館三角屋根に藤懸かる 久子 こんもりと句碑へ映るも若葉かな 慶月 微かなる香りや雨後の八重桜 貴薫 朝の日に濃淡重ね若楓 秋尚 落ちてなほ紅色失せぬ藪椿 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
通勤のバスから見ゆる日々の花 あけみ 花馬酔木白き房揺れ兄の家 令子 亡き鳥をチューリップ添へ送りけり 光子 偲ぶ日の重く出たるや春の月 令子 あの頃の記憶辿って桜散る 美加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
矢車の音きしみ合ふ幟竿 世詩明 風よりも大きく揺れて糸柳 啓子 花万朶この世忘れて花の下 同 あたたかやお守りはねるランドセル 同 甘き香の女ご��ろや桜餅 千加江 春場所や贔屓の力士背に砂 令子 落椿掃きゐてふつと愛子忌と 清女 春の虹待ちて河口に愛子の忌 笑子 散りそめし花の余韻も愛子の忌 同 城の濠指呼の先には花の渦 和子 花筏哲学の道清めたる 隆司 故郷の深き眠りや花の雨 泰俊 山道の明るさを増す百千鳥 同 ほころびて色つぽくなり紫木蓮 数幸 花桃に出迎へられて左内像 同 瞬きは空の青さよ犬ふぐり 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
忠直郷ゆかりの鬱金桜とぞ 雪 椿てふ呪縛の解けて落つ椿 同 春愁や言葉一つを呑み込んで 同 御襁褓取り駈け出す嬰や麦は穂に みす枝 鶯の機嫌良き日や鍬高く 同 ただならぬ人の世よそに蝌蚪の国 一涓 あの角を曲つてみたき春の宵 日登美 春の果次も女に生れたし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 さきたま花鳥句会(四月二十一日)
清冽な水は山葵を磨き上げ 月惑 連写して柳絮の舞ふを収めけり 八草 天守閉ぢ黙す鯱鉾朧月 裕章 行き先は行きつく所柳絮飛ぶ 紀花 南無大師遍照金剛春の風 孝江 揚浜に春の虹立つ製塩所 とし江 柳絮飛ぶ二匹の亀の不動なり ふじ穂 筍堀り父編むいじこ背負ひ来て 康子 花吹雪ひと固まりの風の道 恵美子 満天星の花揺らしつつ風過ぎる 彩香 夢叶へ入学の地へ夜行バス 静子 啓蟄やピンポンパンの歌聞こゆ 良江
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令和5年4月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
真榊はあをばの中に立つてをり いづみ 水の上の空のその上鳥の恋 順子 掌の中の春の蚊深き息を吐き 炳子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 春の闇より声掛けて写真館 順子 零戦機日永の昼の星狙ふ ゆう子
岡田順子選 特選句
玉砂利の音来て黒揚羽乱舞 和子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 風光る誰にも座られぬベンチ 緋路 緋鯉とて水陽炎の中に棲み 俊樹 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 蜂唸る神の園生に丸き井戸 炳子 佐保姫は夜に舞ひしか能舞台 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
つかまへし子亀に問へり亀鳴くか 美穂 亀鳴くや拷問石にある哀史 ちぐさ 亀鳴ける賓頭盧尊者撫でをれば 美穂 板の戸に志功の天女花朧 喜和 連子窓に卯の花腐し閉ぢ込めて かおり 大人へのふらここ一つ山の上 光子 ふらここや無心はたまた思ひつめ 同 ふらここや関門海峡見下ろして 同 さくら貝ひとつ拾ひて漕ぎ出しぬ かおり 午後一時直射にぬめる蜥蜴の背 勝利 花冷��全身かたき乳鋲かな 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
落城の如く散りたる落椿 世詩明 三人の卒業生以て閉校す 同 双葉より学びし学舎卒業す 同 氏神の木椅子はぬくし梅の花 ただし 鳥帰る戦士の墓は北向きに 同 草引く手こんなですよと節くれて 清女 雛あられ生きとし生くる色やとも 洋子 官女雛一人は薄く口開けて やす香 露天湯肩へ風花ちらちらと 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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yomorenzoku · 2 years ago
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No Mysta November
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30天迴圈故事(((o(*゚▽゚*)o)))
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偵探困惑地看著滿地的彩帶與腳印,追隨足跡找到提著紙袋的狐狸。紙袋破裂,橘子滾到裝著人與橘子汁的玻璃杯旁。拿著水果刀的人將橘子切片放入,玻璃杯內外正互道乾杯。
廚師看著水果刀上剩餘的橘子切片,做成好吃的巧克力橘片剛剛好。至於巧克力橘片味道如何?⋯⋯還是先關心一下被炸的廚房吧。打開廚房,廚師的助手燒焦了,而罪魁禍首竟是某某家的龍女僕,她正在幫肌肉精靈尋找回到異界的入口。助手突然開門,龍女僕嚇一跳,不小心噴火燒著了助手。
為了補償,肌肉精靈賦予他「舉重長貓玩偶就可以練出肌肉」的能力,然而比起舉重,助手更喜歡只穿一件帽T,舒服地躺在充滿玩偶的床鋪放鬆。你說白兔玩偶跟助手大腿有點眼熟?你可能在助手上一份打工(兔女郎)看過他吧!
兔女郎的白兔玩偶由化學品混合的白色黴菌組成,是助手的朋友科學家送給他的。除了製造黴菌白兔,科學家也喜歡製造黴菌音符。黴菌音符喜歡待在有人唱歌的地方,尤其是有人在唱Jazz on the Clock的地方。即使是夢到這首歌,黴菌音符也會跑進夢中,讓人長睡不起。除非在家裡辦個派對,否則患者是不會醒來的。
這天,患者的家屬請來派對籌備人員,團長一進門就對他們說「KONINNIT!」團員邊表演邊進門,一顆球就先滾了進來,是最擅長驅趕黴菌音符的派對小丑。家屬是著名的實況主,以不會玩遊戲而禿頂聞名。家屬聽完團長的開解放心了不少,並起身替他們泡咖啡,一不小心絆到小丑的表演球。豆子汁在空中滑出漂亮的拋物線,往團長撒去。
團長驚恐地看著滾燙的豆子湯,喊了一句「WTF」腦內開始閃現走馬燈。小時候的團長以為自己有靈異體質,總是遇到奇奇怪怪的事。直到那天,團長喊著一樣的「WTF」,打下了一隻送信的貓頭鷹,沒想到竟然是霍格華茲的入學通知。分類帽讓他進了赫夫帕夫,度過快樂的求學時光。
雖然施展護法咒得心應手,但是筆試卻沒考上正氣師。找不到工作的團長只能處理科學家引起的黴菌音符,偶爾還接點照顧哄睡小孩的工作。小孩有一隻可愛水豚玩偶,讓團長接了一份動物園的打工。走馬燈結束,豆子湯並沒有潑在他身上,於是團長繼續繁忙的打工生活。
第三份打工是擔任動物園水豚的工讀生,泡溫泉的太好了,舒服到快要融化在水中。第四份打工是跟拍委託人的老公,為了配合工作需求,換了一身比較潮的衣服,假裝買完東西在等車,順便拍花發發廢文的小年輕,為了不被發現還常常躲在樹叢中,把鴿子當作掩護。
下一份打工是幫麵包店招攬生意,那群鴿子把他當成食物啄食,讓他相當困擾。結束一天的打工,一片楓葉落下,他才發覺秋天的到來。像個小孩,開心地撲進落葉堆中。
團長開始一場說走就走的旅程,行李牌還是那天的落葉。他欣賞著滿天星空,拿著手機想要拍照留念。一顆流星滑過天際,根本來不及許願。團長認出了天空中唯一知道的星座一一狐狸座。一顆流星只是開始,接著下起了流星雨。
然而那只是流星嗎?流星在某處落地,白色的生物從凹洞爬出,他們手拿著彩砲,似乎要趕往某個地方。他們拉響彩砲正在彩排,沒想到放假的某人已經到了門口。他們慌忙躲起來,某人打開家門,困惑地看著滿地的彩帶。白色的生物,也可以稱作小錯誤,一起拉響彩砲,歡迎休息一個月的Mysta Rias回歸。
隔天,調查流星坑洞的偵探困惑地看著滿地的彩帶與腳印,追隨足跡找到提著紙袋的狐狸。紙袋破裂,橘子滾到裝著人與橘子汁的玻璃杯旁。拿著水果刀的人將橘子切片放入,玻璃杯內外正互道乾杯。廚師看著水果刀上剩餘的橘子切片,做成好吃的巧克力橘片剛剛好。
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我:連起來看真的蠻壯觀的
朋友:自己誇自己( ′∀`)σ≡σ☆))Д′)
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writingtw · 5 years ago
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▒ 獅潭義民廟-老街-小東勢 上午九點許,獅潭義民廟階梯上,古老師先開場解說我們現在所在的新店村,指了東側仙山稜線,一行人往老街方向前進,聽古老師的解說指引,先後造訪了老街、小東勢的重要文化資源點:門廊下曬著苦茶籽的獅潭村史博物館,土地公香爐插著三只竹片聯合辦公的豬皮伯公廟,百年龍眼樹與馬偕曾在樹下拔牙故事,假日分外安靜樸拙的傳統合院老屋,小東勢溪旁看守著山澗谷地溪流的石硤伯公廟、老街尾土地公神像貌似蒙古人的楓樹伯公廟與正在彩繪著神龕的在地素人藝術家(楊’R)。古老師說明小東勢的「勢」是方向,東勢指東邊,大小東勢用河的寬度區別,河較小的是小東勢,反之是大東勢。 進出小東勢的路,除了產業道路寬度給車通行外,多為單人可過的簡單水泥,印象最深的是順山谷地勢開闢的田邊(唇),以大塊人工粗鑿的溪石疊壘,田埂仍保留著泥路,而古老師說以前人工作是從這山頭到對面山頭,現在小東勢溪上的小水泥橋,容兩人側身而過,在更早之前要過溪,人要踩踏大石跳到對岸,靠山吃山的人���勢必要有強健的腳力,而日出而作日落而息的山事勞動與自然共存之道,成了一另類山居生活想像的實踐。 跟著隊伍或行或停的聽老師們的解說,對於位在內山曾經紙、山林產業興盛的獅潭、小東勢有了不同以往的初步認識,除了獅潭仙草之外的人文故事、地景、植物,戴老師沿路解說了與生活緊密相關的民俗植物如麻竹(禾本科,以前用作房子樑,食用筍乾、粽葉)、四五月撿桂竹竹殼(做笠麻)、做為圍籬用的刺竹、避邪用的大赦草(藤相思樹,豆科)、咖啡代用品九節木,或是原住民用來包肉的姑婆芋等。回程大夥兒也被戴老師現場口考了稍早逐一解說的植物如茄冬、錫蘭橄欖、阿勃勒、波蘿蜜、肖楠、楊梅、腎蕨、龍柏、竹柏(百日青,葉有芭樂味)、觀音棕竹、山棕、黃椰子(果實拿來當子彈玩)、魚腥草(狗貼耳,有臭味、有助於免疫力)、鴨腳木(鴨母ㄍㄨㄟ,做木屐或火柴棒及浮標之用)、賊仔樹(山漆,芸香科,胡椒代用品,又名臭ㄍㄚ樹)、用做薪材的九芎(樹皮光滑又名猴不爬,樹材硬又脆,從前用來燒火炭、做彈弓或火撐)…等。
▒ 走在山的裡面-大東勢仙山古道
午後離開老街,往大東勢仙山古道前行,走苗66線在仙山古道處下車後按著指示牌開始下午的踏查,水泥斜坡左側為大東勢溪支流,從下往上游溪床眺望先看到一大溪石,接著一路爬上斜坡,途經圍上了電網的園地、西曬的柑橘園。漸漸地腳下踩的路不再是水泥,取而代之的是原始路徑,我向前踩著之字形往上,得要確定步伐踩穩了才往上踏出下一步,想像著眼前不像路的古道,是如何的被人挑著貨物一階階一步步地踏出他們的生存之路。在林蔭下邊聽著戴老師說幾種植物如九節木(山太刀)、山蕨(原住民語moan),邊想四十多年前在古道上往來人們的如飛箭步,而今我們追求更快更便捷的生活,馬路越開越寬的同時,卻削弱了人順應土地、觀察自然的能力。
趁空檔短歇後,緩慢地跟上前面的腳步,踩踏著他剛移開的足跡位置,腦袋不似平常的用力塞滿人事,這時只有吹過身體的秋日山風,也聽著人聲、腳踩碎石子發出的清脆聲響、聞著一整片喬木與地被形成的特殊氣味、手摸著樹幹上凸起處的觸感,眼睛順著叢生的蕨類往更低處望去,我看見一層層覆蓋在地表的落葉,這些從樹梢飄落的葉子,不久的未來將會是極具養分的腐植土。接過主任現地砍來的臨時登山杖,我低頭搜尋視線可及的地表,繼續輕輕撥開腳邊的枯葉或以木杖探試枯葉層厚度,察看著適合小昆蟲鑽進鑽出的棲息環境,期待發現不起眼的花草、蕈菇類…,忙碌的主任不時接起話題,如竹林下的腐植土會讓山芹菜長得特別好。踩過四處散落破損標記圓形「富」字樣的黑色瓦片,不到七八公尺略呈狹長的平坦處疑似屋基遺址,再往前的左側斜坡上,戴老師指了幾株高約兩尺阿薩姆紅茶,推測此處過去應是茶園。山壁斜坡間的土石越來越鬆軟、地勢更陡,來到高差不到一公尺的小土坡,稍不留神兩腳未踩穩人逕向下滑了出去,所幸有阿富哥、建隆和主任在斜坡底的協助及橫倒大樹幹的安全阻擋,接下來所有的力氣只得專注在步伐的慢、明確的有把握。
出林蔭前的古道,一段要越過大小石錯落山澗崩塌地再爬上無太多攀扶處的斜陡,一段是拉繩索垂直爬上近九十度的陡地,這兩段路是手扶著山壁的靜待,等待主任用鐮刀砍出足夠腳踩的路徑,乘機觀察了藤類迂迴有序攀附在樹幹間的旺盛生命力,以及清朗陽光下葉脈紋理的清晰、翠綠光澤,人靜止不動,覺得自己像一棵樹,迎著涼風的每一口的呼吸都在行光合作用,領會樹林、土地與氣候間的奧秘,人一代又一代落與起,而這山這溪這山谷這山澗、眼前這些隨自然力量遞嬗的大地始終都在,仙山古道因南庄煤礦而興也沒入荒煙漫草。
手腳並用地順利翻過兩段有主任協助的陡坡,繼續往上爬,視線很快聚焦在兩旁散落幾塊大石塊,長度超過兩尺的石面,有著人力粗鑿出的樸拙時間刻痕,這些幾近沒落的古老手工藝無聲躺在山裡面。接著看見小石階,內心頓時安了心,穿過大石與樹幹間踏階,再度低頭看了那些粗粗細細曾被粗糙大來回撫摸、敲打不規則石面,蹲踞林間師傅打石的畫面彷彿歷歷在目,而鐵器與石頭碰撞的聲響迴盪在山谷間。
最後登上大東勢山陵線,谷地吹來陣陣涼風,兩位老師遙指前方,視野清晰可見南仙山、八卦力及北側被遮擋住的北仙山及仙山陵線。下山前大夥兒先後以影像紀錄了相傳逾百年的土地公遺址及一旁石疊的香爐,古老師指了一旁被竹林掩蓋的古道,說要從這到仙山打出一條路。大夥兒合影後沿著桂竹林下山,途經一水土保持的私人土地,走產業道路下山,依稀記得沿路戴老師提到的幾種植物如海金沙、葛藤、一枝香、開著白花的杜若、掉了葉的南天星科、三角葉西蕃蓮、用來替代紅灰的原住民民俗植物、鳥不踏、正開著紫色花的藤類,以及回到出發處迎著谷風翻出細小白色葉影的白袍子,上了共乘的車子鼻息塞滿了小米酒的氣味。在義民廟前,與主任、婷婷及素如告別,發動引擎朝著日落方向踏上回家的路。
進家門打開網路嘗試搜尋今日地理區位,參考了地圖比例尺,計算出約莫兩公里範圍,是今日下午上上下下移動的古道踏查的方位與地勢,很快回顧了獅潭山陵線由北而南的北仙山、仙山、南仙山、八卦力山山脈地理環境、相關位置的初步認識,對古道的時空性有了初步的概念,知道了早年住在山裡的人如何將農產往南庄運送,實際踏查了一小段了經年失修的古道,腦海依稀記憶起沿途泥路碎石地勢陡峭,近山陵線時有大小不一石踏階,原來只是紙本或網路資料上的古道變得更清晰而立體,同時也體認到老師們講述的人文故事、古道上遺存的物件及動植物、人們與古道相關的記憶、情感經驗、乃至於今天在古道上的聽聞所感,都應是長時歷史的一部分,也應鮮活地成為我們生活的一部分。
這日在獅潭小東勢大東勢的古道踏查,腦海帶著出發時坐在義民廟踏階所仰望的山形印象開始,直到日落暈黃光線壟罩山頭,即便身體從肩到腳無處不抗議,下了課準備上車時,再回望了前方的山,遙想著今天以前先行者為了生存的每一步奮鬥,將更清楚知道自己下一次為何再回到這個山窩。
成就與共同經歷一事,���要很多人的投入,謝謝老師們、社大夥伴們及同行的夥伴們!整理記錄的此時,身體猶存著不擅於古道健走的痠痛印記,初步思索了記錄調查的參與、或是後續古道復整可能存在挑戰,自問著會不會再回到仙山古道上,答案顯而易見。
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lsf52ngbcom-blog · 5 years ago
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寂寞如茶,掩不住斑駁的心窗
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 寂寞如茶,掩不住斑駁的心窗 有人說,“茶涼了,就別再續了,再續,也不是原來的味道了;人走了,就別再留了,再留下,也不是原來的感覺了;情沒了,就別回味了,再回味,也不是原來的心情了”。還有人說,“若有人對妳許諾來生,樂威壯千萬別當真,那不過是壹句戲言。”盡管如此,但我仍相信有前世,期待來生。而我說,今生錯過的,遺憾的,都想在來生的茶裏慢慢再敘……
  今天上午,從中心學校出來,正遇上大雨,那是今夏最大的雨,洋洋灑灑,我攔停了壹輛中巴,將參加藝術節的學生帶回學校。坐在車上,思緒如車窗外的雨點壹樣。許多時候,我只能用錯落的文字訴說著今生的遺憾,以為忽視了,就不再關註;以為離開了,就不會回頭;以為不見了,就不會想起;以為錯過了,就不再遇見;誰知,陰差陽錯��我們又重逢、相知、乃至相守,壯陽藥相依。於是我,常常,把對妳的情寫成壹篇散文,妳在字裏,我在行間,我們在同壹段文字裏棲息;常常,把對妳的喜歡譜成壹首樂曲,妳是琴,我是弦,今生彈響只為妳,我們在同壹段音樂裏默契;常常,把對妳的愛描成壹幅畫,每壹筆都要落在合適的位置,那調的色彩就是我深深的情意,重了會溢,輕了沒痕跡,要恰到好處才適宜,我們在同壹幅畫裏相依相擁。葦堤漁岸,浮柳雲煙,我站在歲月的渡口邊,皎若白霜的月光鋪撒在沈瀅的湖面,水光瀲灩,波影回旋。湖面上,白茫茫的霧氣在空氣中近乎肆虐的彌漫,彌漫了我的軀線,彌漫了我思維的運轉,彌漫不了的,唯有——我對妳那如天空般湛藍,清澈的思念。
  更多的時候,喜歡壹個人,坐壹張椅,泡壹杯茶,獨飲。這時候,壹種深情,淡淡的流露在綿���的愛裏,讓惆悵,付予菜子湖水;壹種相思,深深地掩藏在柔柔的情裏,讓心結,付於西窗風鈴;壹種愛戀,輕輕地散落在淺淺的文字裏,讓真誠,滌去紅塵浮世裏的些許塵埃;壹種懂得,甜甜的飄灑在潺潺的心靈裏,讓笑靨,讀懂彼此繁華裏的壹抹寂寞;壹種珍惜,滿滿的傾註於濃濃的思念裏,讓唯美,融進歲月高掛在枝頭的玉壺中。或許,在夜涼如水,月朗星疏的夜晚,點上壹盞桔黃的小燈,煮上壹壺茶,持久液帶著壹顆虔誠的心地坐在那千年的銀杏樹下等待;或許,時光的眼眸不會為誰書寫天長地久,但是有壹種遇見,註定不會錯過,雖然不會有結果,但是依舊會芬芳了歲月,芬芳了春秋,把壹份過往風幹了掛在生命裏,壹幀泛黃的照片記錄了壹份纏綿,壹份婉轉;或許,就有前世的他為妳而來,光陰從茶中緩緩而過,所有的恩怨分明,那前世的情意都在那茶裏氤氳依依不散。
  是誰,手捧壹襲孤單,端坐在紅塵裏;是誰,心系壹縷溫情,徘徊在唐詩宋詞裏;是誰,默默地關心著妳的壹切,把愛埋在心窩裏;是誰,深鎖了我的清眉,漂染了壹世的唐風;是誰,款款入我的夢境,惹我此生的念想。今生,若妳是月亮,我就是隨行的雲朵,與妳壹起相依,穿行在銀河裏;今世,若妳是風箏,我就是清風壹縷,與妳纏綿到更高的天空裏;今生,若妳是紅花,我就是綠葉,與妳相互依托,不離不棄;今世,若妳是壹片春色,我就是綿綿細雨,我只在妳的懷裏纏綿,飄逸;今生,若妳是山崖,我就是奔流的小溪,壹路親吻著妳,日本藤素蜿蜒而去;如若,妳是弱水之濱的壹棵垂柳,那麽我就是那穿風剪柳的紫燕;如若,妳是藕花深處的壹葉蘭舟,那麽我就是棲息在櫓漿上的那只鷗鷺。希望清淺的時光中,妳依然晴好。壹份懂得,在時光裏悠然。壹段註定了沒有結果的故事,卻也是壹段紅塵中最美的寫意。
  寂靜的夜晚伴壹盞清茶,在點點余香裏把浮躁的心境逐漸沈澱,讓相思在茶葉翻滾間輪回。把身心融匯到文字中,在墨香繚繞裏體會世態炎涼,體會夜的空靈。今夜,我只想以壹寸素心,為妳拈壹盞淡墨幽香;今夜,我只想用指尖拈花,繡壹朵秀雅的花兒;今夜,我只想做壹朵清幽馨香的蘭花,蕩漾著緲��浮雲的微笑。淡淡的心情、淡淡的素雅、淡淡的幽香在加上淡淡的我,讓靈魂在月下翩翩起舞,徐徐的微風猶如情人的輕撫。飄浮在空氣裏的清香,是那樣沁人心脾,此情此景,怎不讓人深深沈醉。
  塵世間的誘惑太多,如詩如夢的人生充滿了蠱惑,蠱惑的背後是致命的毒,致命的傷。所以,我是風,輕輕飄過妳的窗前;所以,我是柳,留住妳匆忙的嘆息與神情;所以,我是雪,潤白妳的心思;所以,我是紅燈塔,指明妳行程的方向;所以,必利勁我是絕戀過的紅楓葉,是妳的往事悲歡,是妳舊時的故園。當壹個人學會在繁華背後靜靜的思考,在和靈魂獨處時心裏充滿平和,不以物喜,不以物悲時,才能把迷失的自己找回來。當我們學會包容時,才會仔細的聆聽彼此間的靈魂。既然有緣相遇,就要懂得彼此珍惜,既然相遇,那麽請彼此好好珍惜。人生的路上既然相逢,何必問是劫是緣?浮生萬變且隨緣,點壹盞心燈,既照亮了自己,也照亮了別人。在明媚的陽光裏過好屬於自己的每壹天,如此就好。
  是的,我慶幸擁有了清晨的寧靜;是的,我慶幸邂逅了午後的陽光;是的,我慶幸路遇了絢麗的黃昏;是的,威爾剛我慶幸重逢了可愛的妳;但遺憾的是我偏偏又錯過了妳,錯過了那個相遇的地點,相遇的時間。世間萬物皆有緣起緣落,怎樣看待那些回不去的春天,拈壹朵花兒,在微笑中靜心,不必事事強求。在這靜靜的夜裏尋覓壹縷溫暖馨香,我在濃濃的墨香裏描摹妳曾經的模樣。
  有妳,風,就吹不到我心上;有妳,雨,就淋不濕我的臉龐;有妳,雲,就會忘了風的撫摸;有妳,花,就會忘了雨的呢喃;可,喝不喝,茶都涼了。為妳沏壹杯愛的茶,滿腔的熱情隨著茶香遞到妳的唇邊,看著妳慢慢的品,我的心慢慢的醉,滿心滿眼的愛駐足在妳低眉品茶的溫柔裏,那麽多的眷戀,無法用語言去訴說,就靜靜的看著妳,汗馬糖慢慢的把我的心合著茶水壹起咽下;為妳斟壹杯情的酒,濃烈的酒香熏染了壹世情癡,醉了情,醉了愛,醉了心底的柔情,千年的酒愈陳愈香,真心的愛愈久愈濃,壹抹情愫繾倦在心中,用壹世的溫柔把愛戀珍藏。
  妳的素雅,讓溫婉的月色羞赧;妳的嫵媚,驚艷了河畔的壹簾煙雨;妳的笑靨,凝固了徐徐飄落的雪花;妳百媚橫生的芳容,溫暖了這個季節,也溫柔了我如花似水的流年。我徜徉在有妳的美夢中,那樣的不願醒。我在夢裏品嘗妳的美麗,象妳那荷花露兒的香,瀑瀉在我的夢中;我在夢裏規劃妳的美麗,就象在規劃我美麗愛的旅行,雖然在愛的坎坷路上有風有雨,但我都毫不掩飾的躲過去了,本不想留下太多的遺憾,可是內心的不舍得,會叫我左右為難,我心靈的那壹抹綠意給妳,是我給妳最好愛的明證。心痛了,是因為想念了;想念了,是因為忘不了;忘不了,是因為刻骨了。因愛,我天天上網,翹首等待與伊人相守,分享我生命裏的所有甜蜜與悲淒;因情,壹切文字為我動容,將兩顆遙遠的心緊緊拉攏,用夢想縮短所有距離;犀利士因恨,分離不需要理由,在生命短暫旅程裏,壹個人漸行漸遠,獨自完成了壹首悲傷戀曲;因愁,彼此不需要悲嘆,畢竟不是所有行船都能到達彼岸,只要船槳在水面劃過,總能散開美麗浪漫的水波——那壹圈圈的,便是我愛妳的激蕩的歌。愛情,並沒有因此而戛然而止。前世未了的情,今生再續的緣,依舊繼續上演。
  有誰看見,我擁著壹簾的煙雨在蓮心枯老中醉舞癡狂?有誰看見,我在瘦風中用柔腸寸斷的詩行寫下壹別無期的淒涼?有誰看見,我壹次次跪在楓林裏,祈禱無盡的夜色將我永遠地埋葬?或許,我不是妳的壹記溫情回望,而妳,卻早已是我的百回千轉。如若說,壹方素箋,妳是我墨跡上的思念,我願用壹紙丹青,飽蘸壹腔婉轉的心事,畫於案前;如若說,壹懷情愫,妳是我心口上的朱砂,我願傾其所有,典藏相處的每個瞬間,銘刻心田。
  我習慣了在寂靜的深夜書寫著感性的文字,不求有幾個人可以看懂,只是希望擾亂我思緒的那個人能夠感受到我的心。是啊,如果,能夠與所愛的人,守壹份愛情,可以在早春壹起去踏青,可以在盛夏壹起去賞荷,可以在淺秋壹起去觀月,可以在深冬壹起去尋梅,不厭倦,卻歡樂,不平凡,卻平淡。那麽,此生便無憾了。
  今生的茶涼了,期待來生;來生的茶熱了,可不知是否是為我去續的。倘若有來生,在這黑夜中,在這銀杏樹下,等待續茶人也是壹種幸福,即便五百年。哪怕匆匆壹眼,只為壹世幸福地悄然離去。
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momijipainting · 8 years ago
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搬完100張水彩紙,還敗了一隻好賓的黑貂水彩筆,好好畫啊(吶喊) #watercolor #paint #painting #draw #drawing #art #illustrate #illustration #leaf #wreath #recover #fontenay #楓丹水彩紙 #楓葉水彩紙 #watercolorpaper #watercolorpainting #holbein #holbeinbrush #brushpen #holbeinwatercolorpen
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yomorenzoku · 2 years ago
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No Mysta November
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DAY25. Loaf
DAY26. Autumn
DAY27. Travel
DAY28. Stars
DAY29. Mystakes
DAY30. Welcome Back!!!
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第四份打工是跟拍委託人的老公,為了配合工作需求,換了一身比較潮的衣服,假裝買完東西在等車,順便拍花發發廢文的小年輕,為了不被發現還常常躲在樹叢中,把鴿子當作掩護。
下一份打工是幫麵包店招攬生意,那群鴿子把他當成食物啄食,讓他相當困擾。結束一天的打工,一片楓葉落下,他才發覺秋天的到來。像個小孩,開心地撲進落葉堆中。
團長開始一場說走就走的旅程,行李牌還是那天的落葉。他欣賞著滿天星空,拿著手機想要拍照留念。一顆流星滑過天際,根本來不及許願。團長認出了天空中唯一知道的星座一一狐狸座。一顆流星只是開始,接著下起了流星雨。
然而那只是流星嗎?流星在某處落地,白色的生物從凹洞爬出,他們手拿著彩砲,似乎要趕往某個地方。他們拉響彩砲正在彩排,沒想到放假的某人已經到了門口。他們慌忙躲起來,某人打開家門,困惑地看著滿地的彩帶。白色的生物,也可以稱作小錯誤,一起拉響彩砲,歡迎休息一個月的Mysta Rias回歸。
隔天,調查流星坑洞的偵探困惑地看著滿地的彩帶與腳印,追隨足跡找到提著紙袋的狐狸。紙袋破裂,橘子滾到裝著人與橘子汁的玻璃杯旁。拿著水果刀的人將橘子切片放入,玻璃杯內外正互道乾杯。
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終於把30天連在一起囉o(^▽^)o
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朋友:跟紙膠帶上面有點不一樣
我:放了一個猛錯誤驚喜୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
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