#東北ずん子オリジナル曲
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【盛岡で本番直前合宿】初日がスタートしました。
東北新幹線の盛岡駅に降り立つと、気温2度の真冬の寒さでした。駅から徒歩3分くらいの練習会場となる盛岡市民文化ホールまでは八甲田山の行軍のような辛さでありました。
TYOのOG菊池桃加ディレクター率いるNHKの密着ドキュメンタリー取材班的には「いい絵」なのでしょう。一昨日には菊池Dによる記事も公開されていました。 坂本龍一監督からもらったもの 「東北ユースオーケストラ」の団員たちがつなぐ思い - 大震災と子どもたち - NHK みんなでプラス
監督のご命日である、3月28日、BSにて映画「戦場のメリークリスマス」を放送するその直後の枠にて、昨年のTYO番組が再放送されることが決まったそうです。
Dearにっぽん「見ていてね、坂本龍一監督~東北ユースオーケストラの再出発~」放送日 3月28日(木)午後3:04~3:29【BS】
クラリネットを吹き、わちゃわちゃしてたうちの子が、NHK入局2年目にして実に頼もしい貢献でございます。ありがとうございます。
東京出発前から寒さに立ち向かう覚悟はしており、スキー用並みにパンツで集合した引率の先生役も隅に映り込んでいます。
(この時はベルトをし忘れたことに気づいていなかった・・・)
今年も「安全第一、健康第一」を唱え、坂本龍一監督も「本番前に無理しないでね」とおっしゃっていたこと。体調がすぐれない時は無理���せず、休みましょう。本番でも曲間でステージから降りてもいいんだからね。それもみんなと演奏する一つのカタチだ。過去にも本番でステージを降りた団員は何人もいるから気にしないでね、と伝えました。何しろ今回参加しているOGには看護師資格保持者もいますから心強いです。と保護者関係者のみなさまにおかれましてもご安心ください。
いつも演奏できることの感謝を忘れずに本番を迎えましょうと言っていますが、今年はそれに加えて、坂本龍一監督への感謝の演奏です。天国の坂本監督に聴いてもらうという気持ちを込めた演奏しましょう。
おりしも今日20日は東北ユースオーケストラと坂本龍一『The Best of Tohoku Youth Orchestra 2013~2023』のCDが発売されました。収録曲である『ETUDE』での間奏のピアノのアドリブでは、これまで練習から本番まで一度として同じ演奏はされなかったことを引き合いに、「今回の演奏曲での即興パートもみんなあらかじめ決めた同じ演奏を繰り返すのではなく、その場その時の即興で演奏するのが坂本龍一スピリットですよ」ともお願いしました。
一般社団法人東北ユースオーケストラの代表理事である、ヤマハ株式会社執行役の押木正人さんも初日から合宿参加にご参加です。
本社のある浜松銘菓「夜のお菓子」を差し入れにいただきました。
岩手組の保護者ご一同からもうれしいメッセージ付の地元銘菓2種類の差し入れをいただきました。
こちらは四期の演奏会でTYOオリジナル楽曲『くぐいの空』の作曲を委嘱した仙台市出身の音楽家・仁科彩さんからの差し入れです。細やかなお気づかいをありがとうございます。
そして、生いちごも!
先日、有志演奏会でお世話になった気仙沼市出身のパーカッションパートの三浦瑞穂さんのお祖父様が栽培されたフレッシュな果実でございます。『Three TOHOKU Songs』の民謡指導に来ていただいたこともありましたが、今日もステージ上のお孫が「ここの掛け声のイントネーションは」と伝聞リモート解説をしてくれていました。
今日は指揮の栁澤寿男さんが体調不良のため大事をとってお休み。急きょ福島事務局の竹田学さんに代役をお願いしました。
普段は福島ジュニアオーケストラで指導されているとはいえ、「緊張します」と突然のことにプレッシャーが大きかったようですが、毎月の練習にも参加してもらっているので、安心のバックアップです。
今日はコンサートミストレスの渡邉真浩さんの隣に千葉隆史くんの同じ郡山市出身の同級生コンビが並び微笑ましい姿です。
ということで、一曲目から順に丁寧に演奏曲をさらっている合宿初日でした。
今週末の23日(土)盛岡、24日(日)仙台(��もにゲストはのんさん)、30日(土)郡山(ゲストは吉永小百合さん)の演奏会は、まだチケットがございます。はやぶさなら東京から盛岡まで2時間ちょっと。坂本龍一監督の唯一のオフィシャルな追悼公演! プライベートアーカイブからの写真や、東北ユースオーケストラの団員と過ごした日々の動画など、未発表素材をふんだんに使った映像も見どころです。
ぜひご来場ください。
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山崎まさよし氏のライブが批判されているらしいが、https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2245145https://note.com/masu868/n/nee9ac0a564b6コロナ前に地元に来てた歌謡曲コンサート(注1)がやったやつを知っていれば、下には下があると思って納得してくれるのではないかと思い筆を執った。三行でまとめると 一部の興行師がやる歌謡曲コンサートは、主に日帰りの観光バスツアーを搦めて人を呼ぶ装置だった。 歌の大半は誰も名前の知らない若手?による名曲のカバーか、昭和の一発屋。大物は最後に数曲だけ歌って終わり。しかも誰が出演かは事前にわからない ただし、司会者だけはプロ。綾小路きみまろみたいなプロ司会者が出てきて、余興で会場を笑かすわ、下手糞歌手をフォローするわで、あれだけで3000円の価値はある可能性がある場所とか場所は、文化会館。ワイの地元。東京から観光バスで2時間ぐらいのところ。日帰りできる絶妙な場所。周りは葡萄とか産地で、そのシーズンになるとかなり観光バスがくるけど、それ以外にあんまり観光資源の乏しいところ。特産品として、大物国会議員を出荷しており、彼が金を引っ張ってきて、身分不相応な凄まじく広大な駐車場がある1300人クラスの文化会館が建設された。(注2)コンサートはここで開かれる。出演者出演者を示すであろうポスターには、昔懐かしい昭和歌謡を彩った大物の名前がずらーっと並んでいて、映画���ブロッコリーポスター ( こんなの → https://girlschannel.net/topics/3487192/ )みたいな感じでわさーっと実って豪華絢爛な感じ。一番中心に据えられている大物歌手らは、現在も若い歌手と一緒に音楽活動をやるなど、本当に真の意味で本物の歌手である。こんな豪華メンバーのコンサートが地元で見れるなんて!すばらしい、と思うだろう。こんなにたくさんの人が出演するなんて、見なきゃ!って。ところが、ポスターにはこう書いてある。公演によって出演者は異なります若手歌手なども出演します。おたのしみに!ん?怪しいと思うだろうが、その感覚は全く正しい。スケジュールなんと最大一日3回公演。午前の部(10時~)、午後の部(14時~)、夜の部(18時~)である。それをなんと3週間にわたって、休日を中心にたぶん10日ぐらいやってた。この時点でなんだこれってなると思うだろうが、その感覚は全く正しい 料金一番安い席はなんと3000円から。当時としても安い。次が5000円、S席は8000円。ホールは10年もたってない現代の設計なので、少々安普請ではあるが、席によって見えにくい場所などはない。なので3000円でも良いと思ってワイは3000円を買った。この判断は正しかった。実際にはガラガラで、3000円でも10列目ぐらいで見れたので。また、後で調べたら、観光バスの人たちは、追加で8000円出すとS席で見られると言う仕組みだったらしい。普通8000円の席はいくらガラガラでも前に詰めたりしないと思うんだけど、思いっきり詰めてたと思われる。騙されなくて良かったと一安心。 客層当然、こんなキャパシティを地元民だけで埋まることはない。じゃあどうするかというと、観光会社と提携していて、首都圏や近隣県からのバスツアーをに組み込んでツアーにしているのだ。普段はガラガラの駐車場に、ずらーっとバスが並ぶのである。ちょっと、というかかなりびっくりする光景だった。ただ、たぶんそれでも一杯になんてなってないと思う。ムダに広すぎる。 二階席はいつも閉鎖状態だったんじゃないかなあ。分からんけど。一応地元民と思われる人もそれなりには、いた。 実際の公演自分が入った時は、平日の夜公演で恐らく最も客が少なかったとき。なので一番安いチケット買ったのに、前から10列目ぐらいで見られた。まず、最初になんだかよく分からない歌手が出てきて歌う。後で調べたら大昔に一曲だけプチヒットを出した歌手らしいが全然知らん。歌は聴いたことがあるかな?ないかな?と言う感じ。いきなり出てきて歌って、何事かと思っていると、司会者が出てくる。漫才師が着るようなキンキラキンのスーツの上下にカラーアフロヘ��という出で立ち(注3)。そして歌手のことを国民的超大物歌手であるがごとく扱い、褒めまくる。降られた歌手の方も俺は凄いんだぜ的な感じで応答して、なんか凄い人の話をきけちゃった感を演出する。そして次に現れるのが、なんだかよく分からない若手(注4)の歌手たち。3組ぐらいだったような。歌うのは自分の歌ではなく、懐かしのヒット曲。ごく一部に自分のオリジナル曲を歌うのがいたけど、まぁ分からないよね。別日では、地元の県出身の歌手が応援に駆けつけました、みたいなこともあったらしいはらしい。気の利いた歌手は、絶妙に地元ネタを入れるんだけど、その努力は認める。だってその努力もしない歌手が多いもんね。機械的に歌って。はは。最終的に、某女性のド演歌を歌う歌手が出てくる。おお!本物や!と思うけど、ポスターの真ん中にいるメイン歌手ではない。ブロッコリーで言う所の右側面後ろぐらいのポジ(注5)。そして、おもむろに美空ひばりのヒット曲愛燦燦。いや名曲だけどさ、自分の曲じゃないか無い!と突っ込みたいところだが、流石に迫力。お金がない花火大会で、最初は小玉ばかりだったけど、最後に大玉ができて「これだよこれ」って思う感じの。そんな感動はちょっとある。そして次に自身最大のヒット曲をガチで歌って、MC。うーんやっぱり人気のプロはちがうねえ。と思ったらこれで終わった。えっ。そして最後にアンコールがある。と言うか帰り始めているのを司会者が拍手を煽ってアンコールさせる。出演者が総出で出てきて、ここで北島三郎の祭を歌って、終わり。この時、何故か司会者も歌っていた。(それが結構上手いんだよなこれが)合計2時間ぐらいだった。 見所 なんかオーディションを見てる気分になった。プロなので一定のクオリティはあるが、売れなくてこんな営業している人たちってのは、やっぱり何かが足らないんだろうなとおもった。それがなんだかはわからんけど 周りの中高年、みんなリアクション薄く見てる感じ。席を立ったママ戻ってこない感じで、いろいろしんどい。 もちろん、生歌なので喜んでる人もちゃんといる。けどねえ……。 ○○が出演するって聞いてたんだけど!? 的にガイドらしき人に詰め寄る人を目撃。ガンガレ こんなカオスでも、司会者がむっちゃ上手いので回ってると思う。歌手に喋りやすいネタを降って、ジョークや自虐ネタ、時には手品まで交えて、少ない客と視線を合わせながら、客いじりすらこなす。そして最後アンコールに歌でしょ。正直この人のワンマンショーの方が楽しいと思うわ。でも名前わすれた。 まとめ世の中色々な商売がある。基本的に人気商売というのは、丁寧に対応して、ファンになってもらって���リピーターを集める、はずなんだけど、これとは真っ向から対立すする焼き畑みたいな商売である。どうせ一回だからとチケット売り出して終わらせると言う様な。地元でもプチ観光公害みたいなんがおきていて評判が悪く問題化。貸出料金も全館貸し切りで一日つかって正規料金10万円みたいなそもそもが激安設定なのだが、これを更に値切られており、稼働してない間も機材置きっぱなしだったがその間の金はとってないとか、後で揉めた模様。おそらく、似たような奴が二度とここに来ることはないだろうが、似たような地方の箱物文化施設はいくらでもある。場所を変えて似たような商売やってるんじゃねーかな。コロナ禍でも生き残ってと思うよこう言う連中。生命力強そうだし。ワイは3000円しか払ってないから勉強になったでいいけど、これでS席とか、首都圏から1万とか2万とか払ってきてたら頭にくるんじゃないかなあ。ああでも、他に観光地を回ったりするならこれでも良いのかも。とにかく、世の中には下にはしたがあると言う事を知ってもらって、山崎まさよし氏のことは許して挙げてほしいという、そんな次第である。 注記注1:こう言われると絶対「夢グループ?」って言う人がいるので言っておくと、夢グループではないです。夢グループはたぶん通販の収益でコンサートやって歌手とその弟子らを養ってなるんだと思うよ。だって夢グループって母体となる通販会社が別にあるんだし。注2:建設された場所は、優良な農地だった。担い手不足でもう無理だから工業団地にするんだーと言って指定地にしたものの、全く工場誘致が進まないと言う、日本中で大量にあるであろう工業団地予定地。埋まらない状況で、ここにいろんな補助金を活用してブチ建てたもんだから、土地を持ってた人はしっかりと金が出て、家の建て替えラッシュとかがあったらしい。文化会館はそんな経緯で建てられたので、交通の便が良いはずもなく。最寄りの駅から車で20分ぐらい、新幹線で来ると新幹線駅から在来乗り換えして40分ぐらいかかる場所で、どうしてこうなった感すごい。ただ、どこから騙して連れてきたかは知らないが、現在はまともな専門知識を持つ運営責任者(有期雇用の非正規職員)がいるので結構頑張っている。ただ、ホールの使用よりも、だだっ広い駐車場の方が利用価値高いみたいでそっちの方が活用されてるとか、微妙な感じ。 ネーミングライツは売ろうとして売れなかった。注3:当然かつらで、ありがとうございました!みたく勢いよく頭を下げると、ぽろっと採れてステージを滑っていき、仲から真ん中だけ髪の毛��無い、いわゆる波平スタイルの頭が現れるという仕様。これを慌ててとりにいって笑いを誘う。前の歌手が微妙に固くて会場の雰囲気がかまってくるとこれを披露して会場を暖めるという。注4:若手、と言っても年齢行ってると思う。アラフォーぐらいは普通にいたかと。注5:日曜日の昼公演とかに行った人もポスターのメイン歌手は出てこなかったそうなんだが、本当に出演してんのかなあアレ。でもこういう商売なら連続何日も見る奴なんていないから、それでもいいんだろうな。よく考えられてる。
山崎まさよしがなんだ!歌謡曲のライブはもっと酷いのあるぞ
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「カンタ!ティモール」上映会
映画「カンタ!ティモール」の上映会を研究室主催で開催します。 この映画は表面的にみれば東ティモールの紛争と独立を描いたドキュメンタリーですが、それだけにとどまらず、広田奈津子監督がテトゥン語を話す現地の人々の世界を内側から理解していく中で、監督自身の存在の根っこにたどり着くプロセスが縦糸になっていて、存在論的エスノグラフィーといっていい重層構造があります。その深い層を象徴的に表す言葉が「大地」です。この点で、文化人類学の今日の動向と共振する作品となっています。 またひとつの歌(星降る島)をきっかけにストーリーがはじまり、歌と音楽に満ちた映画でもあります。 上映後は監督のトークに加え、この北海道/ヤウンモシㇼの人> と大地のつながりを、アイヌの歌と踊りのグループnincupに表現していただく予定です。 お誘いあわせの上ご参加ください。(小田)
記
カンタ!ティモール上映会
と き:2024年6月23日(日)13:00-17:30 ところ:北海道大学学術交流会館小講堂 入場無料・申込不要 ゲスト:広田奈津子監督 nincup(豊川容子・西村嘉洋・川上将史) 主 催:北海道大学文化人類学研究室(小田博志:[email protected]) 後 援:NPO法人 ほっかいどうピース・トレード facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/419313757500963/
「僕らのあやまちを 大地は見ているよ」 ひとつの歌からはじまった旅が、音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。 2002年の独立までに東ティモールの人びとが受けた痛み、 そして、大地とのきずなから生まれる深い平和。 日本が関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモールの運命を描いた名作を、監督のトークとnincupによるアイヌの歌と踊りと共に体験する。 この南海の島の風景が、ここ北海道-ヤウンモシㇼの私たちに何を語りかけるだろう。 大地を敬い、自然の力を敬いなさい、そうすれば人は結ばれていく――
プログラム 12:30 開 場 13:00 ご挨拶 13:10-15:00 映画 カンタ!ティモール 上映 15:10-15:40 nincupライブ 15:50-16:50 広田奈津子監督トーク 16:50-17:30 質疑応答
映画 カンタ!ティモール 監督・シナリオ・編集:広田奈津子 撮影・音楽・プロデュース:小向 定 監修:中川 敬・南島風渉 製作:映画カンタ!ティモール製作委員会 110分/2012年 東ティモール・日本
ゲスト・プロフィール 広田奈津子 愛知県生まれ。幼い頃、故郷での森林伐採に胸を痛め、高校を卒業し、カナダの先住民を訪ねる。環太平洋の文化に関心は拡がり、国内外を旅する中で東ティモールに出会う。2002年、同国の独立式典内コンサートに参加し、アレックスの歌を耳にする。その歌の背景を追った旅が本作品となった。現地では人びとと寝起きを共にしながら、山奥の集落を訪ねて古来の文化を学んだ。 「カンタ!ティモール」公式サイト:https://canta-timor.com/ 広田監督TEDスピーチ:https://youtu.be/P4ZPj1-JQ4c?si=C0jzCsV5P1s9Vo3m
nincup:豊川容子(ボーカル)・西村嘉洋(ギター)・川上将史(踊り) 新月の前の細くなった月のことを、アイヌ語で「nincup(ニンチュプ)」という。新しい世界へ旅立つ前の晩の宴。アイヌの伝統歌、舞踊、世界五大叙事詩ユカㇻ、アイヌ語のオリジナル曲等、ギターの音色とともに、森と街、新しい世界への憧れ、心の葛藤を、物語のように表現してゆく。 nincup公式サイト:https://nincup.com/
後援団体 ほっかいどうピース・トレード(東ティモール産マウベシ珈琲のフェアトレード) https://peace-trade.org/
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片手ピアノの祭典「『輪』ンハンド展」を茅ヶ崎で6月25日に開催
〜障がいで片手演奏を行うピアニスト、音楽のバリアフリーを試みる〜 片手ピアノの祭典「『輪』ンハンド展」を茅ヶ崎で6月25日に開催 ◆茅ヶ崎で片手演奏のピアニストが作曲家やチェリストと共演 国内では舘野泉氏により先鞭をつけられた左手ピアノの世界。氏だけにとどまらず、片手に障がいを持つ若手ピアニスト、さらには右手ピアニストも存在します。そこで本企画では、「左手ピアノ」から概念を広げ、「片手ピアノ」「ワンハンド」と銘打ち、片手で弾ける作品を集めました。本公演は、障がいを持つ演奏家が表現する場を今後生み出していくための、第一歩になると考えています。 ◆古代ギリシャの音楽から、6人の邦人現代作曲家の作品まで、2500年の時を往還 片手レパートリーの開拓も、本公演の目的です。古今東西の作品を織り交ぜ、片手のために作られた曲を発掘するのはもちろんのこと、演奏者自らの作品をはじめ、古代ギリシャ音楽やバロック音楽の編曲をも加え、レパートリーを広げる試みをしています。 ◆左手のピアニスト、早坂眞子さんが映画「にしきたショパン」の楽曲を演奏 テレビでも反響を呼んだ「左手のピアノ国際コンクール」プロフェッショナル部門入賞者の早坂眞子さんが、自身のオリジナル曲に加え、震災と左手ピアノをテーマにした映画「にしきたショパン」使用作品も演奏します。 ◆「左手のピアノ国際コンクール」作曲部門入賞者・青木聡汰の作品もプログラムに 2021年に開催された左手ピアノ国際コンクール作曲部門は、演奏現場と作曲家の距離が近く、応募された作品群が、ピアニストの智内威雄氏や、髙岡準氏によって、次々に再演され続けている点が注目されます。青木聡汰「左手のためのソナチネ」、板村博貴「海のある風景」は、本コンクールを通じて世界に発信された作品で、今や固有のジャンルを形成している片手によるピアノ表現の、新たな可能性を切り拓く作品といえるでしょう。 ◆障害福祉に取り組む舞踏家が茅ヶ崎ゆかりの作曲家山田耕筰で踊る 「赤とんぼ」などで有名な山田耕筰。茅ヶ崎に居住した際に作られたその歌曲をもとに、障���福祉の活動を行う舞踏家が出演。片手ピアニストとのコラボレーションも行います。 ◆プロ奏者とアマチュア奏者、作曲家と演奏家の意味ある交流の場として 職業的な音楽家とアマチュア奏者が、ともに「表現者」として同じ公演を作り上げることは、音楽文化の底上げにつながります。また、作曲家も公演作りに参加することで、演奏家の曲への理解が深まることも、本公演の欠かせない要素です。
日時:2023年6月25日(日) 開演:14:00(開場:13:30) 会場:Studio Berceau(スタジオベルソー)[茅ヶ崎市共恵1−8−20 5F] 料金一般:3,000円 学生:1,000円
出演者:早坂眞子, 森川信子, 田代亜紀子, 杉浦菜々子, 青木聡汰, 北條立記, 加藤道行, 莉玲
問合せ:090-3695-5450(藤本)/[email protected]
主催者:輪ンハンド展実行委員会
*後日オンライン配信を予定しています https://seasideclassics.zaiko.io/e/onehand20230625
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 3月1日(水) #大安(戊午) 旧暦 2/10 月齢 8.8 年始から60日目(閏年では61日目)にあたり、年末まであと305日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 当たり前なんですが、年始から丁度 60日目なんですね3月1日って😅💦 で、残りが305日あります🤚タップリ ですかね🤣😆🤣にしても昨日の🍃 風は凄かったですよね「春一番」って 思っちゃうぐらいの勢いでした🌪🍃 一気に日本列島に暖かい空気を送風し てくれて寒気が吹っ飛んだって感じ🤚 私は神奈川県にいたのですが東京や 他の地域はどうだったにでしょうか❓ 私、テレビも観ないラジオも聴かないの で😅💦熊本県もどうだったんでしょ 北海道は暑いとかの記事がネットに上が ってた気がしたけど👏またインチキ学者 とかが「地球温暖化」と煽るんだろネw . 今日一日どなた様も💁お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋 モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #北海道のソウルフードを食べる日. 北海道札幌市に本社を置き、北海道のソウルフードメーカーとして知られる #ベル食品株式会社 が制定。 #ジンギスカン、#ラーメン、#スープカレー、#ザンギ、#豚丼、#ラーメンサラダ など、北海道で生まれて、各地域や 各家庭に根付いて育ってきた北海道ソウルフードの魅力や伝統を、北海道はもとより全国の人に知って もらうとともに、北海道の食文化を未来へ継承していくことが目的。 日付は家庭で手軽に北海道のソウルフードを楽しめる調味料を製造販売する同社の設立日(1958年3月1日)から。 . . #大安(ダイアン). 陰陽(おんよう)道で、旅行・結婚など万事によい日。 一切合切(イッサイガッサイ)が良いとされる日。 何事においても吉、成功しないことはない日とされる。 六曜は、暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜がある。 . #大明日(ダイミョウニチ). 民間暦でいう吉日の一つ。 この日は、建築・旅行・婚姻・移転などすべてのことに大吉であって、他の凶日と重なっても忌む必要がないともいう。 . #神吉日(カミヨシニチ). 「かみよしび」ともいい、神社への参拝や、祭礼、先祖を祀るなどの祭事にいいとされています。 この日は神社への参拝や、お墓まいりに行くといい日です。 . #一粒万倍日(イチリュウマンバイビ). 何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。 但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるので凶とされる。 . #不成就日(フジョウジュビ). 選日の一つである。 何事も成就しない日とされ、結婚・開店・子供の命名・移転・契約・芸事始め・願い事など、事を起こすことが凶とされる。 . #八専間日(ハッセンマビ). 干と支の性質が同じ組み合わせの多い期間のことですが、八専間日は八専の期間中に干と支の性質の組み合わせが同じでない日。 八専は凶日ですが、間日は凶日ではないとされています。 . . #五木ひろし再デビュー. 1971(昭和46)年3月1日(月)赤口.に演歌歌手の五木ひろしが「よこはま・たそがれ」で再デビュー。 . #冠元顆粒の日. #Chatworkの日. #タイガーボードの日. #常磐自動車道全線開通. #ラブベジ®の日 #オリジナルTシャツの日. #マヨサラダの日. #マヨネーズの日. . ●再石灰化の日. ●ファミリーファーストの日. ●未来郵便の日. ●切抜の日. ●未唯mieの日. ●デコポンの日. ●マーチの日(行進曲の日). ●労働組合法施行記念日. . . ●Myハミガキの日(毎月1日). ●資格チャレンジの日(毎月1日). ●釜飯の日(毎月1日). ●あずきの日(毎月1���). ●防災用品点検の日. ●生命保険見直し月間(1日~31日). . . ●ビキニデー. ●自傷行為防止啓発の日. ●豚の日(アメリカ合衆国). ●三一節(韓国). ●独立記念日(ボスニア・ヘルツェゴビナ). ●マルテニッツァ(ブルガリア). ●国家人民軍記念日(東ドイツ). . . ■本日の成句■. #迷わぬ者に悟りなし(マヨワヌモノニサトリナシ). 【意味】 悩みや疑いを持つ事で人は成長するもので、迷いもしない者は悟る事はないと云う事。 . . 1970(昭和45)年3月1日(日)赤口. #中山美穂 (#なかやまみほ) 【女優、歌手】 〔東京都 小金井市〕.. . . (戸塚駅) https://www.instagram.com/p/CpOLdJ5BRSZDWTTJBpq0cqzWHnD9IBr5DNi8OU0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#大安#北海道のソウルフードを食べる日#ベル食品株式会社#ジンギスカン#ラーメン#スープカレー#ザンギ#豚丼#ラーメンサラダ#大明日#神吉日#一粒万倍日#不成就日#八専間日#五木ひろし再デビュー#冠元顆粒の日#chatworkの日#タイガーボードの日#常磐自動車道全線開通#ラブベジ®の日#オリジナルtシャツの日#マヨサラダの日#マヨネーズの日#迷わぬ者に悟りなし#中山美穂#なかやまみほ
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【盛岡で本番直前合宿】三日目です。
今日は朝からゲストのヴァイオリニスト成田達輝さんがご参加、有り難いことに今回の演奏会に参加できる喜びを端正に熱い気持ちを乗せて語ってご挨拶してくださいました。
同時に立ち上げ以来ご協力いただいている東京フィルハーモニー交響楽団さんからの賛助演奏者の方々をご紹介しました。 そして、昨年から一般社団法人東北ユースオーケストラの理事を引き受けていただいた、前衆議院議員の塩崎恭久さんも激励にかけつけてくださいました。
ご自身の坂本龍一監督との青春時代の友情は、まさに東北ユースオーケストラの団員の絆と重なります。こちら、X(旧Twitter)でのご投稿です。
お隣は明日の岩手公演主催の岩手日報の理事、阿部典彦さんです。
いざ、明日の本番に向けて練習を開始。
ピアノに一体化しているかのような人物。
貴重な有休休暇を消化して合宿に参加、サポートしてくれているOBの電力マン「だんでぃ〜」阿部秀捷くんが記録係として撮影してくれておりました。
そして、今日の午後は大事なリハーサル。
今年も詩の朗読で共演となる吉永小百合さんとのんさんが練習に参加してくださいました。
吉永さんは定期演奏会では7回目の皆勤賞、のんさんも2019年の岩手公演から連続となる4回目。有難過ぎるご共演で、リハで演奏しながら涙ぐむ団員を目視いたしました。この心の高まりを抑えきれない朗読パートは、今回の演奏会の目玉の一つに違いありません。
そして、東北ユースオーケストラの前身である被災地の学校の楽器の点検修復事業「こどもの音楽再生基金」のライブから司会をお願いしている渡辺真理さんが今年も重役を務めるためにリハにお越しくださいました。
もはや団員にとっての恒例の差し入れオリジナル「東北ユースオーケストラ」どら焼きをいただいてしまいましたが、今年は裏に「♡」の焼印です。ありがとうございます!
そして、恒例の差し入れシリーズは、こちら。
はい、「シュークリームおじさん」と勝手気ままに読んでおりますが、
音楽著作権管理会社である株式会社NexToneの代表取締役COO荒川 祐二さん。坂本龍一監督との親交も長く、毎年定期演奏会の会場配りパンフレットの曲目解説で健筆を奮っていただいています。「今年は坂本龍一監督追悼と銘打ったコンサートですが、何よりも演奏を楽しんでください」と激励していただきました。(足元の椅子を消しゴムマジックで消せず、すみません)
三日間の直前合宿の練習も終わったステージで。
ゲスト奏者の成田達輝さんの手にはストラディヴァリウス1711年製 "Tartini"。家が何軒も左肩に乗ってるとしか思えない俗物のわたしです。
われらがコンミス渡邉真浩さんとのツーショットです。
練習後に残る団員たち。
「何、このグループは?」と尋ねると、「肉チーム」ですとの返事。 何でも「人間関係に疲れるよね」という雑談から、「やっぱり肉だよね」と共感しあった面々らしいです。深い。「悩んだら肉を食べて元気になる」もしくは「人間は所詮肉の塊に過ぎない」なのでしょう。 明日の本番も「肉」としてがんばって欲しい!
一方、こちら。
ヴィオラパートは、青春感がある!(OBOG含む) センター位置の高木美優さんは今期ヴィオラが少ないことを鑑み、ヴァイオリンから転向してくれました(目��瞑っている写真でごめんなさい、でも喜びの表情と解釈しました)
わたくしのいじくりにも関わらず、すぐに「AQUA」をさらっている真面目なヴィオラパートの演奏にご期待ください。
そして、ポツンのコントラバスを抱えるOBを発見。
今日から有休が取れて参加ですの西丸くんは、わたしの中ではいつも「サイマル放送」を連想してしまうのですが、左耳が怪しげにぶらぶらしていましたので、「何、それ?」と職務質問したところ、
ピアスが「柿ピー」でした。 これ、坂本監督に教えたいぞ。さぞかし俯き加減にくっくっくと笑いながら喜ばれたことでしょう。「本番ではつけません」と言ってましたが、明日はエイヒレのピアスでお願いします!
かと思えば、NHKのETV特集の密着取材班クルーが、チェロの面々にインタビューしていました。
どうやら取材のフォーカスは、昨日のレポートでご紹介した似顔絵のモデルになりがち「ショパンくん」のようです。
OGの菊池桃加ディレクターは、今日の練習中に彼のチェロが乾燥のため損傷したことから、楽器の点検修理のプロジェクトからはじまった東北ユースオーケストラとのつながりに関連する深掘り質問を投げかけている模様。
でも、無さそうか。
そろそろ団員が宿泊地に向かうバスが出発する時間ですが、
パーカッションの三浦瑞穂さんに拍子木の演奏についてインタビューしていました。その粘りが、良い番組になるはず!
さて、似顔絵と本人の比較検証企画で今日のレポートも終わります。
今は小学校の教諭のチェロOB大束くん。 教え子のみなさん、先生は元気です。
ここで定型の告知です。 明日23日(土)盛岡、24日(日)仙台(ともにゲストはのんさん)、30日(土)郡山(ゲストは吉永小百合さん)の演奏会は、まだチケットがございます。はやぶさなら東京から盛岡まで2時間ちょっと。坂本龍一監督の唯一のオフィシャルな追悼公演! プライベートアーカイブからの写真や、東北ユースオーケストラの団員と過ごした日々の動画など、未発表素材をふんだんに使った映像も見どころです。
ぜひご来場ください。
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RT @tkzk447: 星空の礫 / 東北ずん子(with 東北きりたん+東北イタコ) https://t.co/dv75O5UDie #sm38984755 《AIずん子で》始発とカフカ《NEUTRINOカバー》 https://t.co/CiptGYEYoL #sm38984644 【AIずん子】 To My Dearest 【オリジナル曲】 https://t.co/VkcMUHSbz5 #sm38984775 (via Twitter http://twitter.com/t_zunko/status/1412361412521861129)
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構成・演出
額田大志 Masashi Nukata 作曲家、演出家。1992年東京都出身。 幼少期より、母親の影響でリトミックを始める。中学二年生の頃、友人の影響でロックバンド『UNICORN』にのめり込みバンド活動を開始。20歳までは主にドラムを演奏。高校時代に作曲、編曲の面白さに気付き、朝まで打ち込みをしては授業中に寝るという生活を送ったため、成績が学年で下から二番目になる。一般大学への道のりは絶望的だったが、音大なら進学できるかもしれないと思い立ち、運良く東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科に入学。 その後、複数のロックバンドでドラムを叩き、ライブハウス『下北沢屋根裏』などに定期的に出演するも中々上手くいかず、大学二年生の冬に8人組バンド『東京塩麹』を結成。同バンドは活動を継続していく中で様々な機会に恵まれ、ツアーやフジロックの出演などで注目を集める。現在は主にシンセサイザーを演奏。 また、大学時代に友人の演出する舞台に衝撃を受け、自らもダンス公演を主催するなど舞台芸術の活動を開始。とはいえ厳しい道のりであり、プロのアーティストの道を諦めて大学留年の後に音楽企業へ就職。しかし、誘われたライブ活動で有給(厳密には特別休暇)を即座に使い切ってしまい、なし崩し的に休職。そして、休職中にのんきに金沢観光していたことがSNS経由で上司にバレて、勤続7ヶ月でスピード退職。活動を本格化。 就職と同時に演劇カンパニー『ヌトミック』を結成(こちらは継続)。カンパニーは現在5人のメンバーで活動。舞台音楽や広告音楽も手がけるが、その便利屋的な立ち回りに、そろそろ自分の軸を持たなければと焦りながら創作を続ける。
演奏
※出演を予定していたCharさんは、ご家庭の事情により不参加となりました。何卒ご了承くださいませ。 波岡康之 Yasuyuki Namioka パフォーマー。 まず私の人生で最初に影響をあたえたのはブルース・リーです。 そして空手をはじめました。私の通っていた道場には、少年部はなかったので、大人と一緒にトレーニングしていました。そのせいかみるみる体力がつきました。以前は学校でほとんど選ばれることのなかったリレーの選手に選ばれるようになりました。そしていろいろなことに積極的に取り組めるようになりました。 役者にも挑戦しました。アルゼンチンタンゴもやりました。 そしてよく行くようになったJAZZ喫茶のとなりの座っていた方が有名なサックスプレイヤーで、その人に習い、サックスも吹けるようになりました。 ブルース・リーの有名な言葉に“Don’t think feel”というのがあります。 そしてジークンドーに、型はないというのがあります。私も既成概念にとらわれず格闘技にARTにTRYし続けていきます。 遠山ひかり Hikari Tohyama 1997年生まれ。東京都出身。幼少期から一日中絵を描き続けたり、5歳からピアノを習うなど芸術全般に多く興味を示す子供であったが、小学校3年生の学芸会で主人公『負けうさぎ』を演じたことが深い興奮として記憶に残る。芝居の世界への憧れから、中学時代は邦画を観漁るようになる。そうして高校では念願の演劇部に入部。この頃から、小劇場の公演に足を運ぶようになる。晴れた日は高校の屋上で寝て過ごしていたのでクラスで浮いていたが、文化祭のクラス演劇で主演女優賞を獲得したことから急に人に話しかけられるようになった。すっかり演劇以外にやりたいことがなくなっていたので、桜美林大学芸術文化学科演劇専攻に進学。学生団体に出演したり、作・演出・出演の一人芝居に挑戦したりして過ごすが、様々な出会いを通して学外の活動が盛んになり大学から足が退く。何か続けられる仕事を始めたくて、憧れていたバーテンダーの求人に応募。アルバイト生活をしながら2019年に同世代の劇団に俳優として加入するも、現在は活動休止している。演劇や生活に挫折する日々ではあるが、救急車で運ばれた際に生死を彷徨いながら「女優です!」と叫んだ自分を信じ、舞台活動を続けたいと思っている。 小又旭 Asahi Omata 学生。1997年生。自己紹介に苦手意識がある。小学校時代には図書室によく通い、アルセーヌ・ルパンなどの冒険譚や、ハリーポッターなどの長���ファンタジーが好きな少年だった。 図書室に折り紙が常設されていたことをきっかけに、小3から中学校くらいまでは折り紙に傾倒していた。そのころは学校で配布されたプリントを折ってしまい、ぐちゃぐちゃになっていた。高校に入り演劇を始めるとともにほとんど折り紙を折らなくなったが、自己紹介の際に「折り紙好き」という情報が使いやすいので頼りがちである。 その後、演劇系の大学に入学。他学科との関わりや実習など、校内施設を使った授業の多さに惹かれて入学したものの、体調を崩したためほとんど参加できない日々が続く。 今年に入り、二年間の休学から復学した。しかしコロナの関係であまり実習もないので、家で折り紙を折ってSNSにアップすると割と反響があるのでたまにやる。現在はサボテンを育てはじめた。 カワイサンホ Sanho Kawai 会社員。1992年生まれ。長野県出身。 実家はスキー場近くの山の中。両親が脱サラ後に自分で建てた丸太小屋で育つ。自然と動物に囲まれ、近所に子供がいなかったので一人遊びをして過ごすことが多かった。西日の当たる部屋で絵を描きながら眠るのが幸せだった。 運動はてんでダメで、その代わり音楽はずっと好きだった。中学生では吹奏楽部でバリトンサックスを吹いていたが、その傍らロックやバンドという概念に強く惹かれ、自分もバンドを組んでみたいという思いが日に日に強くなる。 高校生の時にエレキベースを購入。念願の軽音楽部に入る。大学時代はコピーバンドサークルに入り、ソウル、ファンク、R&Bなど様々なジャンルの音楽に触れる。 社会人になっても音楽活動をゆるく続けている。去年は「Cutty Scooner」というユニットで音源をリリースし、ベースで参加している。 今回、粘土という素材で参加した理由は、会社員で調子を崩してしまった時に、たまたま家にあった粘土で造形を始めてみたら気持ちが楽になったことがきっかけ。現在も気が向いた時にオリジナルの作品を作っている。Instagram:@__pumo 八木佑平 Yuhei Yagi 1996年3月28日生まれ、香川県出身。現在は都内にある建築デザイン事務所に勤務。普段全くと言っていいほど音楽を聞かなかったのだけれど、3年前くらいから音楽というより音に興味を持ち始めた。 それは大学4年の冬、友人の研究の手伝いで音楽を制作したことがきっかけで。 ある音とその音がもつイメージとの関係についての研究だったように思う。 1人用の特殊なドームの中で、ヘッドホンとVRゴーグルをつけてその制作は始まった。まずセミの鳴き声・海の音・風の音を同時に聞いて、夏が見えるでしょうと友人はサンプルの音源聞かせてきた。 うん、確か��。VRはウユニ塩湖みたいな映像になっていたけれど、いわゆる夏感を音によってイメージさせられた。音も、ある体験の重要な要素なのだ。 音によって感情が引き出される。日常でもよくある事だ、音楽を聞く目的のほとんどと言ってもいい。 その音に対する自分の認識。解像度が様々なイメージまでくっついている。黄色を見て「黄色」と言う。その共通認識ゲームは音にも言えるのだと改めて知覚したことは大きな衝撃だった。 次は100種以上あるサンプリングされた音源を自由に組み合わせ、あるイメージを実現させる音楽を作ってみる。雨音なら「小雨」から「豪雨」まで、鳥のさえずりは複数種の鳥の鳴き声があり、車や人混みなどの騒音も用意されていた。 何をイメージしてどの音源を組み合わせたかは忘れてしまったのだけれど(悲しい…)、それは生きてきて聞いたなかで一番不快な音楽になってしまったのだ。 自分が聞きたい音を6種くらい、ある程度風景のイメージ(=絵とそこになる音の成立)も持って組み合わせたその音楽は、とにかく聴き心地が良くない。不快。 雑多な音が同時に存在する日常はなぜここまで不快にならず成立しているのだろうか。耳が慣れているのだろうか。ある音が許容値を越えると異常事態化し(うるさいなど)不快になる。 ましてや音楽を作るなんて、なんて難しい制作なんだ。とここ数年悶々としていたところ今回のWSを知って参加してみた。 ひろすえゆうた Yuta Hirosue 介護福祉士。先天性の心室中核欠損症で運動が出来なかったのですが、音楽の授業で自分を表現する楽しさを知り、中学、高校と吹奏楽部でパーカッションを担当しました。 高校卒業後は福祉の専門学校へ進み、保育士、幼稚園教諭、介護福祉士の資格を取得し、福祉施設で働いています。現在は福祉施設で働きながら、児童館で小学生から高校生を対象としたドラム講師のアルバイトをしています。 お笑いが好きで、ライブを観に行くことやラジオにハガキを送ることが好きです。昨年からは自分も何かやってみたい、という気持ちが強くなり、自分自身もエピソードトークやフリップネタでお笑いライブに出演するようになりました。 コロナ禍で自分にとっての幸せは人と出会うことだと思い知り、「一度きりの人生、出来ることは何でもやってみよう」と前向きになることができました。 共演者との出会い、私が鳴らす「物体」との出会い、観てくださるお客様との出会い、全ての出会いへの感謝と幸せを噛みしめて演じます。 長沼航 Wataru Naganuma 俳優。ヌトミック所属。幼稚園くらいまではそこそこ内気なシャイボーイ、保健室のれいこ先生と仲良しこよしでお届けしておりましたが、家では風呂から出てくるやいなやソファに飛び込み「おもしろ劇場」を開催する陽気な一面もある男の子でした。小学3年生からはマーチングバンドに所属してユーフォニアムとチューバを担当、朝練はよくサボっていた。中学校では一旦科学部に鞍替えするも、母親の友人経由で週末にゴスペルを歌い始める。高校ではオリエンテーションでかっこいい演奏をしていた吹奏楽部に入ろうと決意し仮入部に行く。すると、「久しぶり、ビリー!」と会ったこともない先輩にいきなり抱擁され、そこからあだ名は基本的にビリーで統一している。また、その人とは別の打楽器の先輩につかまり実はずっとやりたかったパーカッションに転向する(ちなみに人生のどこかでベースもやってみたい)。高校は笑いにシビアなところだったので、文化祭や合唱祭のたびに漫才やコントのコピーをやっていた。高2の定期演奏会で寸劇をやり、ウィンクキラー役を務めたのが演劇に目覚めたきっかけ、ではないのだが台本係の後輩と帰り道にフィクションのことばかり話している時間は楽しかった。大学に入って下北沢・本多劇場で観たヨーロッパ企画『来てけつかるべき新世界』が衝撃的に面白くそこから演劇にハマり、いつの間にか舞台の上に俳優として立っている。今年度からは横浜国立大学大学院の修士課程に在籍し、作品制作という形で研究を行っている。ちなみに、順調ではない。 深澤しほ Shiho Fukasawa 俳優。ヌトミック所属。山梨県出身。母親がドラマを見るのが好きで、小さい頃、一緒に寝るまで横で見ていたことをきっかけに「テレビの中の人になったらお母さんが喜んでくれる!」と思い「テレビの中の人」になることを目指す。 田舎の小さな中学校・高校には演劇部が無く、地元には映画館も無く、俳優になることを本格的に意識し始めたのは高校2年の進路提出のとき。 社会人としてなりたいものが本当に浮かばず、どうしたら俳優になれるのかもわからず、とりあえず学校帰りに「月刊 デ☆ビュー」を買って、当時人気だった小池徹平が「君も応募しよう!」と微笑みかけてきたのでこっそり応募。俳優養成所に合格するも、よくあるぼったくりの養成所だと気づくのは5年後。 心理学を学べる大学に通いながら、俳優養成所に通い、大学ではなぜか図書館司書の資格を取得するというブレブレの時代を通過する。「タマビ」「ムサビ」「オウビリン」という美術系の大学もあることを教えてくれなかった高校3年の時の担任・本多の顔は忘れない。そしてそういう大学があることを調べもしなかった当時の自分の怠慢を今でも根に持っている。 ようやく人生の軌道修正するのは大学を卒業して3年後、養成所で奇跡的に知り合うことができた〝師匠〟から「これを読め」と『東京ノート』(平田オリザ著)を渡され、以降は青年団関連の舞台を片っ端から見に行く。 アーツ千代田3331でやっていた、わっしょいハウス『木星の運行』を見に行ったとき、出演していた浅井浩介さんの佇まいに度肝を抜かれ、今まで私が養成所で教わっていた〝それら〟が一気に崩れ去る音を聞く。ぼんやりしていた心の目がついに開眼し、青年団の俳優が講師をしてくれるという「映画美学校アクターズコース」を受講。その後のスピード感は自分でもよくわからないが、生粋の下克上精神は維持しつつ、人生遠回りしてもまあいいじゃないか、と楽観的な思想も持っている。 << 公演トップページ << 無料楽譜公開
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Trip to 70's in Brazil on Spotify
以前、Spotifyに1980年代ブラジルのプレイリスト「Melancolic Nostalgic 80s MPB」を公開しましたが、 今回は1970年代に絞った選曲でプレイリストを公開します。
プレイリスト on Spotify 「Trip to 70's in Brazil」
1.Gonzaguinha「Vai Meu Povo」1978 このアルバムはSpotifyで初めて聴きました。 作曲者がゴンザギ��ニャになってますが、曲調的におそらくイヴァン・リンスが半分以上関わっているような形だと思います。 ネットでこのアルバムのクレジットを検索したところ、演奏者がミナス系ミュージシャン大勢とイヴァン・リンス、ジルソン・ペランゼッタ等個人的にかなりやばいメンツでした。フィジカルで持っていたい1枚ですね。 特にこの曲が良かったんですが、アルバム自体もエフェクティブで、ミナスっぽい(ミルトン的な)暗さ&怪しさもあり、良いです。
2.Jorge Ben「Apareceu Aparecida」1970 ジョルジ・ベンの最高傑作からの1曲。アルバム全体良いので、どの曲にするか迷いました。 このアルバムの演奏はトリオ・モコトーとのことで、グルーヴ感がたまりません。
3.Gilberto Gil「Retiros Espirituais」1975 ジルベルト・ジルの傑作バラード。カエターノのような旋律ですね。 こういう昔のクリック(メトロノーム)を使わないで段々テンポがはやくなっていっちゃう演奏、良いなぁと思います。 途中で出てくるマイナーメジャーセブンスはこの曲の肝だと思うのですが、「さち子」で使わせてもらいました。 最後に1オクターブ高くなるところがこの曲のハイライトです。
4.Edson Frederico「Bobeira」1975 ひたすらフェンダーローズ+リズム隊のグルーヴが気持ち良い曲ですね。 プレイリスト後半に出てくるオルランヂーヴォという人の曲です。
5.Lo Borges「Clube Da Esquina Nº 2」1979 このブログではもう何度も紹介しているロー・ボルジェスの超名盤の超名曲です。 音楽の魔法。 人生で1番好きなアルバムなので、これを入れないわけにはいきません。
6.Antonio Carlos E Jocafi「Glorioso Santo Antonio」1973 呪文的なイントロからのグルーヴィーな演奏のギャップ、そして、微妙に怪しいピッチ感、全てのバランスが最高です。 バスドラとハイハットがすごく気持ちいい。 コード感が少ないとこれくらいピッチ(もしくはチューニング?)がずれていても気持ちよく聴けちゃうんだなぁ。
7.Edu Lobo「Zanzibar」1970 エドゥ・ロボって不思議な名曲多いんですよ。 「Casa Forte」とか「Upa Neguinho」とか、カバーされまくってます。 このアルバムはエルメート・パスコアルやアイアート・モレイラ等のQuarteto Novoが演奏しています。 エンディングのエルメートのウーリーのソロが熱いです。
8.Toninho Horta E Orquestra Fantasma「Diana」1979 ミナス系アーティストの代表的な存在、トニーニョ・オルタの、難解で不思議で、けど美しく、そして切ない曲。 ローズとアープが効果的な1曲です。 これが流れている間、ただただ音楽に浸っていたい。そんな曲です。
9.Beto Guedes「Feira Moderna」1978 ベト・ゲヂスはいろんな楽器を演奏するミナスのマルチ・プレイヤーです。 昔の曲ってほとんどSpotifyにないんですよね。 ここでは西欧的なロックの8ビートにベトの切ない曲が乗る代表曲を選びました。 ファズ・ギターのソロはベト本人によるもの。 「誰も知らない」なんかはこの感じに影響を受けました。
10.Sergio Mendes「Aquelas Coisas Todas」1979 セルジオ・メンデスによるトニーニョ・オルタの名曲カバー。 女性のダブル・ヴォーカルで、本人のヴァージョンよりポップな印象です。
11.Zizi Possi「Luz E Misterio」1979 ジジ・ポッシによるベト・ゲヂスの名曲カバー。 原曲が滅茶苦茶いいので、誰がやっても素晴らしい出来になりますね。 このアルバムはSpotifyで初めて聴きました。というか、ジジ・ポッシ自体そんなに持ってないです。 色んな人の作品に参加しているようで、本人の作品はそんなに聴かずとも声は色んなところで聴いてきました。
12.Simone「Valsa Rancho」1977 シモーネによるフランシス・ハイミの名曲カバー。 本人のヴァージョンも好きですが、ミナス臭の強いこっちのヴァージョンの方がもっと好きかもしれません。
13.Ivan Lins「Velas Icadas」1979 イヴァン・リンスも名曲が多すぎてどれにするかかなり迷いました。 この時期、ジルソン・ペランゼッタ(この曲ではエレピ担当)とイヴァン・リンスのコンビで名曲・名演を沢山残しました。
14.Carlos Lyra「Canaa」1975 ボサノヴァ期が有名なカルロス・リラですが、このアルバムが一番好きです。 シンセの音色が時代感を醸し出していて最高です。 落ち着く1曲。
15.Joao Donato「Acalanto Para Enganar Regina」1978 最近出たジョアン・ドナートの70年代の未発表音源集からの1曲です。 僕は4枚組ボックスで聴いたわけではありませんが、このアルバム自体は、ジョアン・ドナートが、ミルトン・ナシメントとかノヴェリみたいな雰囲気の音楽をやっているという、とても意外で珍しい音源集でした。 何度も繰り返し聴いています。 この曲の女声はクアルテート・エン・シーに聴こえますが、誰でしょう。 地味ながらも流していると沁みる一曲です。
16.Francis Hime「Luisa」1977 長い間、一緒にやっていたフランシス・ハイミとシコ・ブアルキのデュエット曲。 鳥肌無しには聴けません。 初めて聴く人には二人の声が区別が付かないと思いますが、出だしがシコ・ブアルキ、次のフレーズがフランシス・ハイミです(2番は逆になってます)。 ピアノとフルートだけのシンプルな演奏ですが、とても感動的な曲です。
17.Teti「Passaras, Passaras, Passaras」1979 テチが同じセアラ―のアーティスト、ファギネルとデュエットしている曲です。 ギターやアレンジを担当しているのはトニーニョ・オルタ。 この曲はちょっと日本の演歌のようなものを感じる部分もありますね。 最後の二人のハーモニーにいつも鳥肌が立ちます。
18.Milton Nascimento「Paixao E Fe」1978 ミナスのアーティストで最も有名なミルトン・ナシメント、どの曲にするかすごく悩みました。 これは同じミナスのアーティスト、タヴィーニョ・モウラの曲のカバーです。 演奏も、タヴィーニョ・モウラ本人の他、ネルソン・アンジェロ、ノヴェリ(ベース)、ベト・ゲヂス(バンドリン)等々、ミナス勢��多数参加しています。
19.Djavan「Serrado」1978 ジャヴァンはこの曲でも感じられるように、分かりやすくも洗練された楽曲を得意としていて、また、日本人の我々にとってもブラジル音楽に入っていきやすいきっかけになるアーティストの一人かなと思います。 いつの時代の作品を聴いてもジャヴァンらしいオリジナリティ、すなわち音楽的な意欲が感じられます。 今回は70年代縛りなので、この2ndアルバムの代表曲でもあり、個人的にも大好きな曲を選びました。シンプルにかっこいい曲ですね。
20.Quarteto Em Cy「Cavalo-Ferro」1972 女性4人姉妹のコーラスグループ。このアルバムが一番人気があるような気がします。 僕もこのアルバムが一番好きです。 ちょっと暗さがあって良いんです。 この曲は、メロディーの所為かもしれませんが、ブラジル北東部のノリに少し西欧的なリズムが混じっているように聞こえて面白いです。
21.Raimundo Fagner「Cebola Cortada」1977 ファギネルというダミ声のシンガーです。 最初はいまいち歌声に馴染めなかったんですが、聴いている内にむしろこの声を求めるようになっていました。 このアルバムはエルメート・パスコアルが参加しており、かなり混沌とした仕上がりになっています。
22.Gal Costa「De Onde Vem O Baiao」1978 同じバイーアのジルベルト・ジルの曲を歌うガル・コスタ。 バックにトニーニョ・オルタやヴァギネル・チゾ等のミナス系のアーティストが参加しているというのが個人的なポイントです。 パウリーニョ・ブラガのドラム(特にバスドラ)とシヴーカのアコーディオンが効果的な1曲です。
23.Novos Baianos「Misterio Do Planeta」1972 こちらもバイーア出身のアーティスト、ノヴォス・バイアノスの傑作2ndアルバムです。 ガット・ギターと歌だけのところからバンドが加わるアレンジを得意としていて、この曲もそこがすごく気持ちいいです。
24.Caetano Veloso「Julia / Moreno」1973 バイーア出身のアーティストで一番有名なカエターノ・ヴェローゾ、良い曲が多すぎてどれにするか迷いました。 個人的にカエターノは70年代前半よりも70年代後半、更に70年代後半よりも80年代の方が好きな曲が多いのですが、ここでは73年のアルバムよりちょっと変わった、そしてカエターノらしい1曲を選んでみました。 1フレーズ毎に音符が足されていく構成が面白いですね。
25.Vinicius De Moraes Con Maria Creuza Y Toquinho「Que Maravilha」1970 ヴィニシウスとトッキーニョのコンビがマリア・クレウザを迎えたアルゼンチンでのライブ盤です。 僕はアゴゴ(金属の打楽器)が大好きなのですが、アゴゴが入った曲というと一番初めにこれが思い浮かびます。
26.Elis & Tom「So Tinha De Ser Com Voce」 地味ながらもジョビンの作曲の面白さが際立つ1曲。 エレス・レジーナの力みのない歌と、セザール・カマルゴ・マリアーノのローズが心地良いですね。
27.Orlandivo「Onde Anda O Meu Amor」 アレンジや鍵盤でジョアン・ドナートが参加すると、とにかくグルーヴィーになります。 (Spotifyにはオリジナル・アルバムがなかったんですが)このアルバムを聴いてもらえると、それがよく分かると思います。
28.Tania Maria「Samba De Orly」1975 タニア・マリアによるカバーで、作曲者はトッキーニョだそう。 原曲にはこのヘンテコなメロディーのイントロがなかったので、このイントロはタニア・マリアのアイディアなのかもしれません。 このヴァージョンを聴いて、こういうヘンテコなイントロの曲が作りたい!と感化された僕は「ムード・ロマンティカ」という曲を作りました。
29.Doris Monteiro「Maita」1976 ドリス・モンテイロは印象が地味であんまり聴いているわけではないんですが、この曲はリズム・アレンジが印象的な爽やかなで好きな1曲です。 最後、歌の譜割を変えるアイディアが面白かったのか?よく分かりませんが歌いながら笑っちゃってます。こういう余裕欲しいなと思いました。
30.Anamaria E Mauricio「Fatal Fatal」1972 ソフト・ロックっぽいお洒落さのある曲です。彼らの1stアルバムは、よりポップで結構聴きました。 この2ndで一番好きな曲を選びました。 二人の歯切れの良い歌声とオルガンが印象的な曲。
31.Chico Buarque「Sinal Fechado」1974 シコ・ブアルキのカバー曲集から。 この暗さと緊張感がすごく好きで、選びました。
32.Antonio Carlos Jobim「Boto」1976 アントニオ・カルロス・ジョビンの70年代の作風をよく表している一曲だと思います。 こういった曲調は50~60年代のボサノヴァ期のジョビンの印象からはちょっと想像付きません。 ビリンバウの音で始まり、そこからバンドが入ってくる感じが溜まりません。 エドゥ・ロボの音楽なんかもそうなんですが、この不協和音を楽しめるようになるとブラジル音楽を聴く楽しみが一気に広がります。
33.Dory Caymmi「Nosso Homem Em Tres Pontas」1972 ミナス系のミュージシャンと作ったドリ・カイミの1stアルバムのラストを締める暗く重たくも壮大な1曲です。 歌詞はなく、スキャットで歌っているところが神々しいですね。 ヴァギネル・チゾのロータリーを使用していないオルガンも良い感じです。
34.Milton Nascimento & Lo Borges「Um Gosto De Sol」1972 後半の感じもものすごく好きなんですが、 この前半の「悟り」的な雰囲気はなんなんでしょう。 聴いていると涙が溢れ、違う時空に誘われるような、特別な一曲だと思います。
35.Sidney Miller「Línguas De Fogo」1974 ミナス系がバックの演奏をやっているといわれている一枚です。 詳しくは分かりませんが、音を聴いて、同時期のミナス系の作品にすごく似ていると思いました。
36.O Terco「Ponto Final」1975 ヴィニシウス・カントゥアリアやフラヴィオ・ヴェントゥリーニが在籍していたことで有名なロック・バンド。 プログレっぽさを感じる1曲です。
37.14 Bis「Tres Ranchos」1979 こちらもフラヴィオ・ヴェントゥリーニが在籍していたロック・バンドです。この曲を歌っているのはフラヴィオですね。 曲はタヴィーニョ・モウラとの共作曲のようです。
38.Guilherme Arantes「Estrelas」1979 プレイリストの最後は「僕たちの人生良かったね」って雰囲気?の、ギレルメ・アランチスの切ないバラードにしました。
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/ FROM MY ATTIC STUDIO / -菅波ひろみ の 屋根裏からBLUES&SOUL-【#8】
/ FROM MY ATTIC STUDIO / -菅波ひろみ の 屋根裏からBLUES&SOUL-【#8】『 Naked And True / Randy Crawford 』(1995)
今回の思い出とその1枚は、1999年頃、いわき平の看板屋で働いていた頃の私とこの一枚。服飾事務→花屋(店長業務)→雑誌記者編集・イラスト書き→別な花屋→看板屋という過程の時。この頃は、ちょうど「ソウルシンガー」でメジャーレーベルからデヴューする新人が続々輩出されていて、掘立工場でホコリに塗れながら、続々と発表されるナイスな新曲を横耳(?)に、田舎でこのままで私、良いのか?と葛藤の挙句、カラオケ屋で録ったデモテープを「月刊デビュー」にあるレーベルや音楽出版社に送りまくった日々があった。結果、送付した20余りのうち奇跡的に一件から電話が来て、ある音楽プロデューサーさんと会う事になった。いわきから東京に幾度も出向き、オリジナルのサンプル作り、夜中のクラブ出演などをこなす1年があった。当時は、デヴューを目指すR&Bシンガーの腕試しやコネ掴みは、南青山や六本木あたりのクラブでイベント内のショーケースみたいなものに出るのが主流だった。出演は大体夜中の1時頃からで、終電近くに人気のラッパーやDJ出演の後、誰も見向きもしない、人影まばらな真っ暗なホールに向かって歌うのが惨めに感じた事も何度もあったな…。疲れて3時過ぎに、元ラブホなのか窓一つない怪しい六本木の宿泊先に戻る。売れるような、キャッチーな日本語の歌詞が書けなくて、ある時、痺れを切らしたプロデューサーに、とんだ締め切りを言い渡され。寝ずの一晩で何とか書いた歌詞をその夜中のイベントで歌えと…もちろん歌える訳もなく散々だったな….と思い出した。その時、いわきの知人のご厚意で泊めてもらったのが新丸子。随分遠いとこに来たなって思ったな。一度、下北沢のQUEのイベントにも出た事があった。その時歌ったオリジナルは「Master Of Life」…って、今覚えているわけもないが(苦笑)。 その時、いわきから、母や妹(当時中学生)が上京してくれて…三軒茶屋に安い和室を取って3人で寝たなあ。当時、この活動の始まりと同時に私は入籍、両父の病での他界が続いたりなど、この一年の活動の後、暫く私は、少し鬱のようになったのだ。このアルバムを手に取って、何だか色々思い出した。・・余計な事で長くなりましたが、ある大事なイベント出演の時に、自分らしさが出るカヴァー曲を、と選んだのが、このアルバムからの「Cajun Moon」でした。
近年大分、かなりゆったりしたペースでライヴに取り組んでいたので、この状況が来て、自身の捉えでは休止のような気持ちにはなりません。こうして、過去の思い出を振り返っているのは、今の現状を見ず、進んでいないのかも知れません。でも、このアルバムを今回全曲、録音しながら歌ってみて…といえど、時間を掛けず簡易になので、ぎこちない印象が否めませんが。良い機会でした。ランディ・クロフォードの、ストーリーテラーとしての歌い手としての素晴らしさに昔よりも気付くことが出来ました。アレサやエタのように、原曲への愛情と敬意を前提に、又違った魅力を施して新たなものとして世に放っていくその業に、力量に、ずっと憧れを寄せていたこと…私は、未だ未だ、誰の歌も曲も自分のものにしていないんじゃないかなあ。それに、このランディのカヴァーアルバムを全曲を歌った!にしても、それは唯のコピーじゃないかと。・・・でも、今回、この第8回目を作るにあたり、この「Naked And True」を聞き直して、単に好きだ!歌うのが楽しい、と思えたことが良かった。歌が、本当に下手だしね。20年前の自分よ、あの時の苦労をありがとう。いや、まだまだ、孤独に向かう必要がありますね。 2020.7.1 菅波ひろみ
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2023年6月13日
【Phobia】 KISUIさん「Phobia/abyssの集い https://t.co/0NVKwc1VbS」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1668093315231920129
yura 🌠Lem「Quintet」6/5 Release🌠さん「収録曲のサンプルはこちらから👇 (サンプルの為実際の音質に比べ劣っています🙇♀️) https://t.co/fh6MsPFxRL Lem「Quintet」 1. Sublimation ray 2. bianca 3. Pala pluie 4. NiGHTPiA 5. 5つの矢が君をつらぬいて 渾身の1枚!是非CDで聴いてくださいっ⭐⭐⭐¥2500(tax in) チェキは5枚¥4000です❣️」https://twitter.com/yura_voxxx/status/1668098468592877569
yura 🌠Lem「Quintet」6/5 Release🌠さん「🌠告知まとめ🌠 limited project 『 Lem 』 Vo:yura (ex.ピュエラ/ yura) Vo:Hitomi (ウミユリ/ 雨や雨) Gt:舜 (NEiN/ 覇叉羅) Ba:YOU (THE SOUND BEE HD/ MARY RUE) Ds:拓馬 (NEiN) 1st mini album 「Quintet」 サイン🖋️チェキセット 通販⏩ https://t.co/RyIsvVfvUC 💿のみ各会場物販あり! https://t.co/hd1L2jKji1」https://twitter.com/yura_voxxx/status/1668098465950502912
RYUICHI KAWAMURA INFOさん「【アーカイブ視聴券本日6/12(月)21:00まで販売中!】 e+ Streaming+ Ryuichi Kawamura Live2023「Home」#32 “Complete Album VIII 深愛〜only one〜” ※アーカイブ視聴は本日6/12(月)23:59まで ※ライブ音源の中から3曲をもれなくプレゼント!! https://t.co/WPswj10i0a https://t.co/NMGa3CUrgg」https://twitter.com/RYUICHIinfo/status/1668109231306993664
RYUICHI KAWAMURA INFOさん「【アーカイブ視聴券明日6/13(火)21:00まで販売中!】 e+ Streaming+ Ryuichi Kawamura Live2023「Home」#33 “Complete Album IX〜Close to you〜” ※アーカイブ視聴は6/13(火)23:59まで ※ライブ音源の中から3曲をもれなくプレゼント!! https://t.co/0yGOVPzYdd https://t.co/AuBadRz44p」https://twitter.com/RYUICHIinfo/status/1668109318728876033
鳥を見た toriwomita 公式さん「2022年7/13発表、『鳥を見た』初のスタジオ録音アルバム【ソヨ風ニ躰ヲ揺ラシテ】。 全国CDショップ、ライブ会場にて販売中! dick unionでは特典CD付。 サブスクでダウンロードもしていただけます。 💿Apple Music https://t.co/GLyZobKWQ9 💿Spotify https://t.co/Z4mysVRBBW」https://twitter.com/toriwomita/status/1668167762542473216
覇叉羅-vasalla-さん「明日正午よりチケット発売です。 よろしくお願いします。」https://twitter.com/vasallaofficial/status/1668166636841443329
舜6/16NEiN吉祥寺さん「勝手に弟子のギターをケースから引っ張り出して記念撮影(*´﹃ `*)✨ 16日の為の打ち合わせを一瞬だけやって、あとは呑んでる。 https://t.co/uyOXFdI5Bb」https://twitter.com/shun_thefuzzbox/status/1668171703237898241
nao 首振りDollsさん「スピリットの問題です!! えがっちょさん!! ありがとうございました!!」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1668176060071182339
EGACCHO_SHIMAさん「首振りDollsに会ったの何年振りや。 naoから『エガッチョさんLINEで敬語な感じやめてくださいこわいです』と言われた。 理由を説明したら 『分かりますけどこわいです、北九州の後輩ですよ?先輩の感じで来てください』 と言われた。 俺出身鹿児島やしな。 naoの出身は福岡の春吉だった。 何やねん!笑 https://t.co/tum2psPec0」https://twitter.com/EGACCHOSHIMA/status/1668174847271395328
Ryuichi Kawamura officialさん「『レコーディング』 #アメブロ https://t.co/Q6l3osyqR9」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1668177317548666891
中島卓偉さん「ANOTHER OF GREATEST SONGS TOUR! 仙台、埼玉、名古屋、大阪 セットリスト1曲も被らず2パターン! 10月15日(日)東京LIQUIDROOM TAKUI SONGS ONLY 1999〜2005 TAKUI THE BEST!ツアーと全く被らないセットリストです! #中島卓偉 https://t.co/FdH9zWS2rZ https://t.co/w6jgMri8Gc」https://twitter.com/takuinakajima/status/1668181379056807938
中島卓偉STAFFさん「#中島卓偉 #YouTubeメンバーシップ 第9回振替配信は【6/19(月)20時から】 第10回配信は【6/28(水)20時から】 ・アコLIVE&ぶっちゃけレアトーク生配信 ・次回放送日までの期間,前回放送視聴可能 ・月額2,990円 ▼メンバー登録 https://t.co/xuSnGqcIYR 第9回(振替) https://t.co/QSM7ITEptZ https://t.co/fEjW0igHc9」https://twitter.com/helter_takui_st/status/1668181352188112896
音楽と人さん「【音楽と人.com】 〈アーカイヴ〉 【特集】吉井和哉20th × 音楽と人 | AL『Hummingbird in Forest of Space』INTERVIEW(2007年10月号) 20th企画の第4弾。アルバム『Hummingbird in Forest of Space』のインタビューを公開! #吉井和哉 @441108official https://t.co/suQd6vRlHm」https://twitter.com/ongaku_to_hito/status/1668181356520804354
Hydeさん「[STAFF] 明日よりEdyh和グッズの新商品が発売開始! [販売開始] 6/13(火)18:00〜 ご購入はこちら↓ https://t.co/mVDXT6toPl #HYDE #Edyh #ゑでゐ https://t.co/ZrzThKsNof」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1668181707483385858
株式会社WOWOW 広報・IRさん「第13回#衛星放送協会オリジナル番組アワードにおいて、2作品が最優秀賞と審査員奨励賞を同時受賞しました! #VIKTORIAMODESTA @VIKTORIAMODESTA #YOSHIKI #HYDE #SUGIZO #MIYAVI @LAST_ROCKSTARS @YoshikiOfficial @HydeOfficial_ @SUGIZOofficial @MIYAVI_OFFICIAL https://t.co/3X5z7Xd1G9」https://twitter.com/WOWOW_Inc/status/1668177368584966144
NAOKIさん「本日までだってよーーー!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノイッソゲーーー🍒🐆」https://twitter.com/official_NAOKI/status/1668185138596020224
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「亀ちゃん!手刀対バンに続き、見てもらえて嬉しいです。 編成で色が変わるのがACM:::の特色だと思います。いつでもfeat.●●。 いつもの楽曲も違う衣装を着るようで、このへんもっと細やかに感じて返したいなと思いました🔥」https://twitter.com/mari_air/status/1668186735766036480
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「今日は先生の日で、さっそく上がってきたデモを聴きながらの埼京線。授業終えたら体力全振りで糸地獄です。 しかし今日の授業も繊細なやつ(独白シーンの演出)なんで体力勝負なんだな…! みんなのパワーを分けてくれ!!」https://twitter.com/mari_air/status/1668193536808992770
Billboard JAPANさん「<ライヴレポート>tetsuya(L’Arc~en~Ciel)率いるLike~an~Angel、【1st LIVE】を開催 “賽は投げられた” https://t.co/KjPnkyMQTn https://t.co/fwive6yuL5」https://twitter.com/Billboard_JAPAN/status/1668196723645386752
西山小雨☂️さん「そして今週もendBGMは #MIMIZUQ 『アイラブユーの世界』です! 昨日 #水槽のたゆたう でご一緒したseekさんのバンドの1曲。 7/14(金)には #雨先案内人 のレコ発ライブにもゲスト出演いただきます! そちらもお楽しみにお聴き下さい🎧✨ #ラジオ高崎 #西山小雨の音楽食堂 https://t.co/spf9L4Lgoj」https://twitter.com/cosamesaboten/status/1668148287843749889
アプレゲール編集部さん「【MIMIZUQ Book 会場特典公開!】6月17日から、ライヴ会場での販売を開始します。会場販売の特典は、撮影の合間のリラックスした表情をとらえたspecial photoです。seekさんのこの満面の笑顔! 翼さん、AYAさん、pocoさんの笑顔は、ぜひ渋谷PLEASURE PLEASUREで確認してください。 https://t.co/HK7Qp7ZQMM」https://twitter.com/info_a_g/status/1668198283238608897
アマミツゝキofficialさん「明日のライブ情報 6/13(火)渋谷DESEO BadeggBox Presents「BATTLE BOOST」03 アマミツゝキ / The Benjamin / 怪人二十面奏 / heidi. OPEN/START 17:30/18:00 ADV/DAY ¥4,500/¥5,000 ※当日券有り、 https://t.co/OXaBGA1GAE」https://twitter.com/mayonakarecords/status/1668200466877136896
Jさん「今夜もマジでヤバい!!!!必聴です!!!!🔥🔥🔥🔥🔥🔥😎」https://twitter.com/J_wumf/status/1668202123341996035
SOPHIA_OFFICIALさん「復活FC【Eternal】初イベント <Eternal presents Dear SOPHIAns> YouTube 【配信開始】時間決定‼️ 📣6/13(火) 18:50〜配信開始📣 ライブ配信リンクが変更となりました↓↓ https://t.co/vKojBIVaxw 💡既にご登録の方には大変恐れ入りますが再度リマインダーのご登録をお願いします🙇♀️ #SOPHIA」https://twitter.com/SOPHIA_OFFICIAL/status/1668210141286768640
HYDE CHANNELさん「HYDEに直撃!? #TAKINGTHEMDOWN MVメイキングを公開! 開幕直前の #HYDEPARK2023 も徹底解剖! 「TAKING THEM DOWN」RELEASE SP! 【6/16(金)20:00〜放送】 https://t.co/P8qErKnpnY @HydeOfficial_ #HYDECHANNEL #BEAUTYANDTHEBEAST https://t.co/WJA37M5MRT」https://twitter.com/HYDECHANNEL/status/1668211551231426566
森 翼Tsubasa Mori/MIMIZUQさん「【6月】 14(水)高円寺二万電圧🦉 17(土)渋谷pleasure pleasure🦉 20(火)おひとりさま配信。 24(土)栃木イオンモール佐野新都市 28(水)原宿RUIDO 30(金)岐阜マーサ21 【7月】 1(土)名古屋パーチ 2(日)大阪梅田SOC 5(水)板橋ファイト! 7(金)原宿RUIDO 11(火)池袋手刀🦉 14(金)池袋emo🦉 21(金)柏PALOOZA https://t.co/lJsJYBWT4W」https://twitter.com/mori_tsubasa/status/1668212119085678593
森 翼Tsubasa Mori/MIMIZUQさん「◆2023年6月20日(火) ツイキャスプレミア 「おひとりさま配信。」 22:00スタート。 💁♂️🎫 https://t.co/JeLIDB34iD https://t.co/5B9kdGGRHG」https://twitter.com/mori_tsubasa/status/1668214006421794816
都 啓一さん「リハーサルでしたぁ〜^_^ https://t.co/h22xjWnicH」https://twitter.com/Rockparty71/status/1667926418918105099
mitsuru matsuokaさん「SOPHIA 13日の為のリハーサル リハも打ち合わせも メンバー皆んな嬉しそう(*≧∀≦*) 当日が楽しみ(^^) 晴れそやな #SOPHIA #Eternal https://t.co/8O1EjAEEO6」https://twitter.com/mitsurumatsuoka/status/1667838486341353472
Karyuさん「今やってみたい事をこっそり実現する計画を練る😏」https://twitter.com/karyu_official/status/1668216762217943040
楠瀬"poco"タクヤ🌞さん「今週末6/17は渋谷でMIMIZUQ5周年ワンマン!! 後方席はビギナー用のLEAFチケット!他のライブの設定よりお得な4,000円で観ていただけます! 是非会場へお集まりください!」https://twitter.com/takuyakusunose/status/1668215562164658176
AKIRA兵士長さん「シングルではないがミニアルバムでもないやつ。 5人になっての初音源、心して音と声を吹き込みますので皆様に聴いて頂きたい。 RENAMEとしてリリースする以上は"屁"みたいな音源は作らないのでご期待あれ。 リリースライブも多くはないが決行するのでよろしくお願いします。 https://t.co/iFG6PC0PDd」https://twitter.com/akira_RNM/status/1668212559554707457
seekさん「seek 水槽のたゆたう 第四��二回 guest piano/西山小雨(雨先案内人) SET LIST公開!! 配信アーカイブ 6月25日まで https://t.co/jDzAtRCKzV 次回公演 7月8日名古屋鑪ら場 7月9日なんば紅鶴 チケット発売中 https://t.co/Tq2GJwng5d https://t.co/9PuGhboHo1」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1668218030026018816
流血ブリザードのミリー・バイソン🎸🦬Milly Bison(RYUKETSU BLIZZARD)さん「最近おとんともおかんとも色々話せるようになった😀 二度とウチの敷居をまたぐな!なんて言われてたのがウソみたいに仲良くなってきたと感じる。もし親にやりたいことを反対されて険悪になってる子がいたら、応援はされないとしてもいつかわだかまりが解けると言いたい。15年かかったけどさっ🥹」https://twitter.com/ryuketsumilly/status/1668147624854306817
木村世治さん「6/15木曜日ツイキャスやります! お時間ありましたらぜひ。 Naked Songs 2023/6/15(木)19:00スタート どなたでも観覧可能です。こちらから投げ銭くださった方には新しいデザインの画像付きお礼メールが後日届きます。 https://t.co/02MR3GQJrO」https://twitter.com/sayzee_hgpg/status/1668210703700996096
LIZA🩸IX🪓さん「窃視症と言う病が存在し非常に 世の中に認知されるには困難を極める 心の病がありました。当人にとっては 相談さえも打ち明けるのに苦痛が担い 責任と状況があれば更に 負担が掛かります https://t.co/iVnSwmdhs0」https://twitter.com/310_odas/status/1667120396410454019
LIZA🩸IX🪓さん「理性が効かない病であることから 大病になりうる病の1つで生命をも 脅かし兼ねないと推測します。 早い段階の処置が求められ 当人への環境作りも困難であるのが 想像できますが、自身で行動し 理解と処置を促せられる道も 存在します。 https://t.co/s6MAc1pFBi」https://twitter.com/310_odas/status/1667120402987110400
LIZA🩸IX🪓さん「Würst Vacation - Drum Cam (Hamburg, Germany - 5/28/23) https://t.co/i354TXKAsx @YouTubeより 👆👆 🩸INKのドラマーであり Night Rider&LowistではRickyと 共作しVocalを務める Patrick🥁の YouTubeチャンネルにて ドイツハンブルクの会場にて行われた ドラム演奏の模様です🥁🔥 #ICENINEKILLS」https://twitter.com/310_odas/status/1666756017303191554
大山まき Maki Oyamaさん「東京、最高の共鳴をありがとう! 今週末の名古屋 首を洗って待ってて⚔️ #Valkyrie #UnchainedTour2023 2023.6.10 Tokyo https://t.co/1fpiEDRNd8」https://twitter.com/hangyooodon/status/1668202088269225984
SEXX GEORGEさん「大阪梅田ポテトキッド45周年記念Tシャツ 梅田ポテトキッド店内のみにて本日より発売✨ 色 黒 / 白 サイズ S / M / L / XL ¥4,000(税込) 薄利多売です マジ卍買ってね🥰 https://t.co/hUAWwWUF1I」https://twitter.com/abikoshinonkai/status/1664535471941382144
威舞すーた ㍘さん「間接的にいつの間にか誰かを救っている音楽って絶対ある!って思う。 俺も薬になる音楽こそ音楽だと思ってる✨」https://twitter.com/suuta1322/status/1668198454349406209
零より出 Vo.政輝さん「@suuta1322 音を楽しむと書いて音楽ですが、正に「音で心を楽にしてあげる」ですね! 捉え方も様々な中、素敵な解釈!何だかおれも嬉しいです(^ふ^)!!」https://twitter.com/masaterry/status/1668200176652255232
横山企画室さん「YokodieSです^^/」https://twitter.com/yokodile01/status/1668115152355606528
KING OFFICIALさん「【NEW LIVE】 2023.9.13(水)CLUB CITTA' CHAIN THE ROCK FESTIVAL 2023 test-No. Gargoyle SEX MACHINEGUNS KING dieS UCHUSENTAI:NOIZ ARESZ ■入場チケット 受付:本日6/12(月)~12:00~6/19(月) 23:59 https://t.co/NJCc1ftbuu https://t.co/Mmp8H5wptJ」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1668119445808775169
KING OFFICIALさん「【NEW LIVE】 2023.7.21(金)上野音横丁 『UNDER EDGE presents Live vol.3』 開場18:30 開演19:00 ■入場 各アーティスト予約 KING予約:https://t.co/fVrWiN5YHk ※入場順 開場30分前 上野音横丁入口にて抽選 ■配信 開始 6/25 10:00 https://t.co/pLFAQ4nDzX ※お目当て購入お願いします https://t.co/Eqt7hLe6Wr」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1668119475663826946
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エンリケ後悔王子
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先が見えない。行き詰まりのどん詰まりで我々は今抗ったり、受け容れたり、或いは諦めたりしている。想像した未来はもっと華やかで便利で、そうじゃないとしてもマトモだったはずなのに。
効率化を突き詰めればその先には『死』しかない。バンドは非効率の極みだ。その非効率を更に極め、自ら修羅の道を行く痴れ者たちことエミリーライクステニス。今回メンバー全員にインタヴューを敢行することにより、その哲学がヴェールを脱いだように思う。まずは唯一のオリジナルメンバーであるエンリケ後悔王子だ。
(聞き手:早瀬雅之)
友達もいないけど、いじめられるでもない。何もない。毎週ブックオフに行ってた
●まず生い立ちを訊こうかなと。
「出身は群馬の前橋っていう県庁所在地なんですけど」
●結構中心地というか栄えてる?
「いや、死んでますね(笑)。オリオン通り商店街っていうのが近所にあったんですけど、ブラックビスケッツが一体五万円の木彫りのブラビ像を売っていて、どうしても売れなかった最後の一体を買い取ったのがその商店街で。商店街の人が『この通りの名前もブラビ通り商店街にしましょう!』って言ってた(笑)。そんな街です」
●ええ…。今もその名前なの?
「多分…。僕が大学生くらいの時にその近くにモ���ルが出来ちゃって、商店街は蹂躙されちゃったんですけど、そこに新星堂があってD☆SELDOMっていう安いオム��バスと、フリーペーパーを毎月取りに行ってた記憶が」
●ああ、出してたね。それが情報源みたいな。
「そうそう、音楽雑誌かそれ。タワレコは高崎に行かないとなかった。県庁は前橋なんですけど高崎の方が栄えているんですよね」
●何か栄えているイメージがあるよね。
「自分の思春期で結構(高崎に)持ってかれたかな。ヤマダ電機の本店とか」
●ライブハウスもclub FLEEZが高崎に移って。
「そうそう、G-freak factoryの根城でお馴染みの」
●家族構成はどんな感じだった?
「祖父母と両親と姉と兄と…」
●三人兄弟?
「姉貴が九個上で兄貴が二つ上ですね。だから僕が小学生のうちに大学進学で家を出ていきました」
●何か姉弟仲が良いイメージがある。
「今でも年数回会うし、兄貴も姉貴もうみのてのライブ観に行ったことがあったはず(笑)」
●その節はどうも(笑)。
「洋楽を最初に教えてくれたのが姉貴で、後は兄貴とオルタナを掘ってたかな」
●なるほど。やっぱり上に兄弟いると強いというか影響受けるし、早熟になるというか。
「そうですね。一番最初は小学生の時に、姉貴がミスチルのファンクラブに入ってたので、当時出たDISCOVERYかな。あと深海をずっとカセットで聴いてた記憶が」
●いい入りなんじゃない?
「入門編としては(その二枚は)間違っているような(笑)。あとは兄貴がビーズが好きだったから聴いてましたね」
●じゃあ結構音楽には入っていきやすい環境だったんだね。
「両親は大学の合唱団か何かで知り合ったんだっけな。あとはクラシックが好きで。音楽番組を観てると「最近のは全然わかんねーな」って機嫌が悪くなるような感じの人でした」
●タチが悪いやつだ。
「かと言ってクラシックを強要するでもなかったですけどね」
●学校ではどんな感じだったの?
「小学校入るまではものすごく引っ込み思案で。それが小学校入ってからすごい、何か陽キャみたいになって」
●え?そうなの?
「文集のランキングに入ってる『面白い人』とか『将来有名になりそうな人』とかあらかた名を連ねてるんですよ。今じゃ考えられないんですけど(笑)」
●何でこうなってしまったんだ、みたいな(笑)。
「いわゆるクラスの中心人物だったんですよね。アクティブな。でも小五くらいからかな、今思うと些細なことですけど、自分の家庭が新しいガジェットに対してものすごい嫌悪感を出すというか。プレステとかアドバンス買ってくれないみたいな。それで段々みんなの話題についていけなくなって、翳りが見えてきた(笑)」
●(笑)。
「結局小学生の「面白い」「つまらない」の尺度って如何に話題を共有できるかがほとんどじゃないですか」
●そうだね。特にゲームとか。
「あと漫画、昨日のテレビ、流行りの音楽くらいか…。段々それについていけずに、スクールカーストが下がっていく(笑)」
●でも野球やってたし、運動なんかは出来る方だったの?
「小学生までは自分が主人公だったから(笑)。少年野球で打率六割くらいあったし。『ヒット打つの簡単じゃないですか?』とか言って調子に乗ってた」
●ムカつくなぁ(笑)。
「シングルヒットしか打てなかったんですけど。早熟だったのかな。当時は背も小さくて痩せてて。段々みんな身体が大きくなって。中学くらいだともう置いてかれちゃったみたいな」
●今の感じに段々近づいてきたね(笑)。
「中学くらいで陰と陽が逆転して陰の者に(笑)。タウン&カントリーの黒い方になっちゃった」
●陰陽のマークね(笑)。部活はずっと野球?
「中学は野球で、高校も途中まで軟式をやってたけど「勝つぞお前ら!」みたいな顧問に代わって…。高校の軟式野球ってすごいヒエラルキーが低いんですよ」
●そうなの?
「甲子園もないし。甲子園決勝の一週間後に明石の球場で偽甲子園みたいなのをやってるけど、誰も気にしてないというか」
●硬式と軟式ってまったく別物?
「全然違う。硬式はボールがまず痛い」
●(笑)。
「練習が好きだったんですよ。でも試合は緊張するから嫌いで。それと硬式は甲子園を目指してレギュラー争いもそうだし、負けたらお終いみたいな…。野球は好きだけど、競争とかバトルしたくない、みたいな精神性でしたね」
●ああ、そうなんだ。
「こっちは楽しく野球やりたいのに、強要するなよ。って。その顧問は初心者をすごくないがしろにしていたし。それで辞めちゃった」
●勝ちたいよりも楽しみたかったんだね。高校のカーストは?
「中学で底辺で…。紅白戦でわざとデッドボール当てられたりするんですけど」
●イジメじゃん(笑)。
「『先輩、塁に出られてよかったッスね』みたいな。だからとにかく、輩とかしょうもないいじめっ子がいない進学校に行くしかないっていう強迫観念だけで勉強してました」
●その頃は頭はよかったんだ
「うん。学年で十番以内だった」
●おお、すごい。
「それで前橋高校っていう男子校の進学校に行って。そこはね、スクールカーストがなかったんですよ、何もない。いい大学行けるように自由にやれ。みたいな」
●グループがないの?
「いや、グループはあるしもちろんイケイケな奴もいましたけど、男子校なのでカーストを思い知らされる現場に遭遇しない。『あ、あいつ俺の好きな子と一緒に帰ってる…!!』みたいなシーンを見ないで済むというか。たぶん九割以上童貞だったはずですよ」
●男子校だとそういう劣等感は生まれにくいのかもね。
「そう、友達もいないけど、いじめられるでもなく。何もない。部活が終わったら自転車圏内にある三つのブックオフを毎週ローテーションするだけ。三週間後に行くと微妙にラインナップが変わってて。あとはツタヤで安い日に下北系を借りまくる日々」
●なるほど。
●話が戻るというか変わるけど、兄弟の影響とかありつつも、高校くらいは自分の意思で音楽を聴いてたの?
「そうですね。中学終わりくらいまで洋楽を聴いてなくて。兄貴がツェッペリンとかハードロックが好きで聴かせてきたんですけど、ハードロック伝説みたいなエピソードあるじゃないですか」
●はいはい。ありますね。
「オジーオズボーンがコウモリ食べたとか、ホテルでグルーピーと…とか。それがすごくカッコ悪く感じて」
●ああ、ロッククラシック的なエピソードが。
「『俺たち、ロックだぜ』みたいなのが嫌だったんですよ。でも中三の時に姉貴がWEEZERを『これ聴きやすいよ』って貸してくれて。それですごく衝撃を受けた。こんな冴えない人がバンドやってるんだ!みたいな」
●大味なロックバンドよりもうちょっとパーソナルなのが好みだった?等身大の。
「そうそう、等身大の。中学の野球部引退した後から邦楽のギターロックにハマりだしたんですよね。くるりから始まりモーサムとかシロップとか。ちょうどその頃全盛期だったんですよ。アジカン、アシッドマン、レミオロメンの御三家を筆頭に…」
●一番アツい時期だね。後に続けとたくさんのバンドが。
「あとアートスクールとバーガーナッズかな」
●UKプロジェクトとかQuipマガジン的な。下北が盛り上がってた頃だ。
「で、洋楽はWEEZERからオルタナとかシューゲイザーにハマっていった」
●今でもその辺りは好きだと思うんだけど。その時期に聴いていたものがバンドのルーツになってる?
「そうですねぇ、初めてやったバンドはNIRVANAのデモみたいな音質の、汚くて演奏が酷い感じだったような(笑)」
●ライブ初体験は?
「一番最初は中三の時に行ったゴーイングアンダーグラウンドかな」
●おお、意外。
「受験期にハートビートが出て、ずっと聴いてたんですよ。後は高校のとき、FLEEZにアートスクールとか観に行ってた。早瀬さんも行っていたとされる…」
●パラダイスロストのツアーだっけな。モーサムと。
「あと結成当初の秀吉が出ていた」
●意外と群馬はバンド大国だよね。
「当時はメロコアと青春パンクが強かったですね。で、陽キャがそういうのを聴いてるから逆張りで内省的なギターロックが好きだったのかも知れない。バンドに一切罪はなくても、銀杏とかが聴けなかった」
●ああ、自分が入っていく余地がないみたいな?
「そうですね」
●そこから大学に行くタイミングで上京?
「はい。東京じゃなくて横浜だったけど」
橋本君に『こんなくだらないとこ、さっさと抜け出そうぜ』って言って軽音部を辞めた
●そういえば楽器っていつ始めたの?
「中学の選択授業で体育選んだのに手違いで音楽になっていて、ピアノも辞めちゃったしどうしよう。ってなって」
●ピアノやってたんだ。
「小一から小六までやったのに何も身につかなかったけど。ト音記号の場所しかわからない。コンクール用の曲をひたすら半年前から練習してやり過ごしてたと思う。で、その授業でどうしようかなと思っていたら、いとこで駅でギター弾いている子がいて、その人がギターを貸してくれて。ゆずの楽譜とともに(笑)」
●まったく(ゆずを通った)イメージない(笑)。
「それでその曲は簡単だから何となく発表も乗り切れて。でもある日家に帰ったら兄貴がギター弾いてて、既にFとか���えられるんですよ。『俺が借りたのに!』って。すごくムカついて(笑)」
●ああ、利用されたみたいな。
「そう。それでロクに弾いてなかったけど、高校受験の直前にギターロック聴きだしたからエレキが欲しいってなって。親に受験終わったらいいよって言われたんです。そしたら兄貴が『絶対ベースを買うべき。エレキは俺の弾けばいいから。ベース弾ければ高校でバンド組むとき重宝されるぞ』って言うんですよね」
●そうかな…。
「そしたら受験真っただ中で最初に話したオリオン通りにある新星堂が潰れることになって、弾くのは受験終わってからって約束で閉店セールでベースを買ったんです。で、勉強しててこっちは弾けないのに兄貴が弾いてるんですよ(笑)」
●ズルい奴だな(笑)。
「結局自分が弾きたいから弟に買わせると」
●それで「ベースを買った方がいい」って力説してたんだ。
「そうなんですよ。で、兄貴が僕が高二のときに大学進学でエレキ持ってっちゃって。家にアコギとエレキベースだけがある状態(笑)」
●厳しいね。
「しょうがないからアートスクールのベースをずっと耳コピしてて。部��を暗くしてコンポ爆音でヘッドフォンつないで、小さいアンプからベースを弾いてる。親からしたら心配ですよね。子供部屋から重低音だけが鳴っている」
●うちの息子は大丈夫かって(笑)。
「受験の時もそうだしいろいろと心配をかけましたね」
●大学はどうやって選んだの?
「結果論というか、もともと大学デビューしたくて関西の方の大学を目指してたんですけど、高校の先輩が行ってた大阪大学ってところを志望校にして。センター試験って会場が適当な高校に割り振られて受けるんですけど、なんと会場が自分の高校の自分のクラスだったんですよね」
●えーすごい偶然だね。
「そのホームグラウンドで何故か受験科目を間違えて(笑)」
●何で(笑)。
「一日目にロッカー開けて確認したら『あ、阪大受けられないじゃん』って。それでやる気がなくな���て高校も行かずに、もうA判定のとこならどこでもいいやって思ったら国公立の前期も落ちて、たまたま後期で引っかかって、気づいたらビーズの稲葉の後輩になっていたと。進路が決まったのが三月の二十日過ぎだったと思う」
●めちゃくちゃギリギリだな。
「ロックコミューン(立命館の音楽サークル)に入りたかったですね。くるりを輩出したでお馴染みの」
●あとヨーグルトプゥね。
「そうそう(笑)」
●そこでエミリー結成したの?
「満を持して『バンドをやるぞ!』って軽音サークル入ったんですけど。上下関係が厳しくて。しかもみんなメタルのコピバンをやっている。学園祭になるとOBたちが集結してジューダスプリーストとかやってるみたいな(笑)」
●すごいサークルの良くない感じが出てるね。
「新入生はすぐバンドを組んで五月にお披露目ライブで一曲やらなきゃいけないんですけど、僕は何故かたまたま同じ大学に進学した高校の同級生三人とバンドを組んだんですね(笑)」
●意味ないじゃん(笑)。
「陰の者同士で(笑)。それで何かコピーしようとしたけど全員下手過ぎてコピー出来なかったんです。ドラムはドラムマニア上がりでベースとギターはほぼ初心者で。だからオリジナル曲をやることにしたんです。で、同時期に橋本君ていうサークルの同期のミクシィが炎上しちゃった子がいて。『軽音部は内輪ノリでクソ寒いカスの集まりだな』みたいなのが先輩に見つかって」
●うわ怖いなー。
「その子もお披露目ライブで頭脳警察みたいなオリジナル曲やって。すごいカッコいいんですけど、めちゃくちゃ物を投げられるんですよね。ライブ中に。その後何故か僕のバンドも物を投げられまして(笑)」
●すごい荒廃してるな(笑)。
「終わった後橋本君に『こんなくだらないとこ、さっさと抜け出そうぜ』って言って辞めましたね。で、他の音楽サークルにロバートジョンソン研究会っていうのがあったんですけど」
●なんだそりゃ(笑)。
「あんまり研究してる感じはなかったかな(笑)。まぁ、ブルースとかハードロックのコピーをする割と穏健派のサークルだったんですけど。新歓行ったら最後に名のあるOBみたいなのが袖からわらわら現れて、十人ぐらいで「いとしのレイラ」を弾いてるんですよ(笑)」
●それは、ダメだね(笑)。
「ここもダメだって(笑)。で、ある日ロック研究会っていうサークルが大学の路上でライブをやってて。JR ewingっていうノルウェーのハードコアバンドのカバー…その時はカバーって知らなかったんですけど。それを演奏してて、ドえらいカッコよかったんです。赦先輩の同級生たちだったんですけど。で、そこに入ろうと思ったら、『ここはサークルというか半年5000円でスタジオ利用権をバンド単位で買う人たちの集まりだから、まぁ好きにしなよ』みたいな」
●へー。
「当時赦先輩はすごい怖い先輩とスリーピースやってて、赦先輩も怖かったんですよね」
●ちょっとイメージと合わないね(笑)。
「そうですね。『後のバンドメンバーである』って漫画だったらナレーションがつく」
●『この時はまだ知る由もない』みたいな。
「(笑)」
今日大学ですごい面白いことあったのに、ライブで今歌ってるの、めちゃくちゃ暗い歌詞だなぁコレ
●なかなかエミリー結成しないね…
「いや、その同級生とのバンドが大学一年の終わりくらいに解散しちゃって、遅いハードコアをやってたんですけど」
●遅いハードコア(笑)。
「で『よし、今度はシューゲイザーをやろう』ってエミリーライクステニスが結成された」
●シュー…ゲイザー?
「当初はギタボが自分で、ベースが女の子で、ドラムは残留して、あとギター兼フルートがいた」
●編成だけ聞くとそれっぽいね(笑)。
「そうなんですよ。で、新歓ライブをやったらフルートが『カッコ悪いことしたくないわ』って抜けちゃって」
●曲はオリジナル?
「全部自分が作ってましたね。で、スリーピースになっちゃって、ギター二本ないとキツいわって思って。当時僕とドラムがポストパンクにハマってたんで、じゃあそういうのをやろうってなって。それが2008年の夏くらいかなぁ」
●なるほど。バンド名はずっとエミリー?
「そう。でもその後ドラムがギャンブルにハマっちゃって」
●ああ、良くない方向に。
「どうしたんだよ、って家に行ったらスロットの筐体が置いてあって」
●もうダメだ。
「それで脱退して途方に暮れてたらバイト先にクロアチア人が入ってきて。『ドラム出来ます』って言うからあ、ちょうどいいじゃん!って。デヤンさんっていうんですけど」
●加入したの?
「うん。クロアチアン・パンク時代ですね」
●そんなのあるの?
「いや、わかんないです(笑)。で、その人がライブの前日に『もうすぐ子ども生まれるからライブ無理かも』ってメールがきて、マジかと思ってたら翌日普通にリハ来てるんですよ(笑)」
●(笑)。
「『赤ちゃん大丈夫?』って訊いたら『昨日生まれて今ガラスん中入ってるから大丈夫』って」
●ガラスん中(笑)。
「それがきっかけかわからないけど、家族の圧により2009年の春くらいに脱退して。その後ベースも辞めるってなって」
●とうとう一人に。
「そう、で、どうしようと思ったんだけど、サークルの一学年後輩に泉君っていう毎日JOJO広重のブログを読んでる子がいて」
●だいぶオルタナティブだな(笑)。
「その子にベースをやってもらって、あと二つ下の武井君って子がドラムに加入した」
●だいぶ変わったね。
「でもその頃の音楽性はポストパンクとニューウェーブみたいな感じのままですね。で、どこでライブやっていいかわからないから、横浜…中華街の近くのライブハウスに毎週出てた」
●あーあそこね。
「そう、あれは本当に時間の無駄だった」
●(笑)。
「ブッカーにすごいナメられてたんですよね。暇な大学生の穴埋めバンドって」
●学生のバンドっていうのはねぇ…。
「酷い時は『来週の水曜日出れる?』みたいな。で、『面白いイベントになりそうなんだ』って言うから出てみたらアコースティック・ナイトってイベントで(笑)」
●酷いな(笑)。ありがちですね。いや、ありがちじゃよくないんだけど。じゃあ横浜が多かったんだ?
「あと下北のいろんなところに、殊勝にもデモを送ってたんですよ。モザイクとか251とか、今思うとちょっと違うんだけど(笑)」
●カラーが違うね(笑)。でもちょっとずつ広げようとする気持ちが。
「あと当時MySpace全盛期で」
●流行ってたね。
「そこでモーションとグッドマンと…葉蔵さん(中学生棺桶、例のKのボーカル)が働いてた頃のバベルかな。誘ってもらって。『あ、あっちから誘ってもらえることあるんだ!?』みたいな」
●『音源を聴いて連絡しました』みたいなのね。
「そうそう。まぁ、いわゆる平日の条件で今思えばアレですけど、それでも嬉しかったですよね。だからその人たちの悪口は言えない」
●(笑)。見出してくれたから。
「別にそこから鳴かず飛ばずですけど(笑)」
●(笑)。でもそこで知り合ってまだ付き合いがあるバンドがいる。
「そうそう。だから初めてモーション出たときのブッキングは今でも覚えてて、クウチュウ戦(現Koochewsen)、ギター大学、プラハデパートっていう」
●すごいメンツだな(笑)。
「すごいですよね。で、クウチュウ戦なんて年下じゃないですか。なのに上手過ぎて。『え!?東京ってこんなにレベル高いの??』。もう、幽遊白書の魔界統一トーナメントみたいなモンですよ」
●こんなすごい奴らが何の野心も持たずに…っていうやつね(笑)。
「そう、雷禅の喧嘩仲間のくだりね。で、初めてバンド友達が出来たというか。otoriとかもかな」
●音楽性的にも共鳴出来て。
「同世代だし。そんな感じでやってたんですけど、ライブやった後めちゃくちゃテンション下がるんですよね。当時の音楽性が」
●自分たちの音楽性のせいで?
「そう、お葬式みたいな気持ちになるというか。早瀬さんは四人になってからしか観てないと思うんですけど。当時は歌詞も暗いし」
●今とは全然違うね。
「うん。リ��とか再利用してるのはありますけどね。普段部室で泉君とムーの話とか未解決事件の話をいつもしてて、そういう瞬間はテンション高かったり楽しかったりするのに、ずっと暗いことを歌ってなきゃいけないのはしんどいなって」
●最初の部活の話と少し繋がってくるかもね。
「うん。あと暗いバンドをやっていると暗くなきゃいけないと思っていて。打ち上げはしちゃいけない。みたいな思い込みもあり(笑)」
●イメージに縛られ過ぎてる(笑)。
「でも『死にてぇ』とか歌ってた人が打ち上げで乾杯してたら違和感あるじゃないですか。そういう強迫観念で自家中毒になってしまったというか。『今日大学ですごい面白いことあったのに、ライブで今歌ってるの、めちゃくちゃ暗い歌詞だなぁコレ』って」
●過敏だったんだね。
「センシティブだったんですよ。グッドマン出ても(ブッキングの)鹿島さんにすごいディスられてたし」
●ダメ出しが。
「で、MCだけすごい褒められる(笑)。当時三曲くらいやると僕が小噺をして(笑)」
●面白エピソードみたいなのを。
「『この間バイト先で…』みたいな。今思うとああ、平日のモーションだなぁって思うんですけど(笑)」
●そうだね(笑)。
「でも『この後もカッコいいバンドばっかり出るんで最後まで楽しんでいってください』とかは言ったことないですよ」
●『名前だけでも覚えて帰ってください』みたいな奴ね。
「(笑)。そう、それも言ったことないです。で、だんだんしんどくなってきたんで、どうしようかなと。当時の曲作りが僕がリフを持っていって、泉君がめちゃくちゃにするみたいな感じでやっていて。ドラムの武井君はすごいいい奴なんですけど、当時から曲の展開が多くて、たまに展開を忘れて、止まっちゃうんですよドラムが(笑)。ドラムの音がなくなったその瞬間僕と泉君がキレて楽器を投げつけてしまう。そういうことをしてたら『正直もうしんどいッス』って言われて、本当に申し訳なかったなと思いますけど」
●行き詰ってるね…。
「当時二学年下に獣-ビースト-とT-DRAGONがいたんですよ。僕が四年生、泉君が三年生の時です。みんなロック研究会にいたからそれなりに話してたんですけど、T-DRAGONは当時ノイカシのシグマとよくわからないバンドをやってて、あんまりパっとしなくて。獣-ビースト-はもっと謎で、時折八時間くらいスタジオ抑えてるんですけど、一人で入ってて何やってるかよくわからないんですよ」
●怖いな(笑)。
「本人曰くテクノっぽいのを作ってたらしいんですけど、結局一度も日の目を見ることなく。で、見た目がセドリック(At the Drive-Inのボーカル)っぽいじゃないですか。当時今よりもセドリックっぽかった。それでT-DRAGONに武井君の代わりに叩いてってお願いしたら、ライブとか観に来てくれてたのもあり割と快諾してくれて。で、獣-ビースト-に『At the Drive-Inみたいなバンドをやることになったから。ボーカルやって。この日スタジオいるから』ってメール送って。返事がなかったんですけどちゃんとその日スタジオに来てくれて、漸く今の編成の原型が出来たんですよ」
●やっと今の形に!
「いやー長いですね。この時点で大学卒業する直前ですね」
仕事に好きとか興味とか求めない方がいいな。土日休みならバンド出来るから
●就職とかはどうしたの?
「大学三年の秋くらいに『どうしよっかなぁ』って出版社とか何となく受けていて。で、僕はマルチタスク機能がものすごく低いんですよ。いろんな会社を同時に受けるみたいなのが出来なくて、一社受けてそこそこのところまで行って、落ちて、また別のところにエントリーして、みたいな」
●落ちるとゼロになっちゃう。
「そう。変に真面目なところがあるんですよ。面接で絶対「弊社が第一志望ですか?」って訊かれるんだからそこ以外受けちゃダメだよな。みたいに思っていた。あと某音楽雑誌の会社も受けたんですけど圧迫面接だったんで逆ギレして帰った」
●えー圧迫面接なんだ。
「エントリーシートに物凄い熱量をぶつけたんですよね。そしたら面接官に鼻で笑われたというか。『随分音楽が好きなんですね。ハハッ』みたいな。ライターの坂本真里子が好きだったんで受けたんですけど。まぁ入る価値のない会社ですね!って」
●すごいな。
「そういう感じで疲弊してきたからとりあえずモラトリアムを伸ばそうと、大学院行こうかなぁって思ったんですよね。そしたら親もそうだけど姉がすごい説教をして。うちの姉はすごい傾き者なんですよね(以下、傾き者エピソード)。で、大学院も行かない方がいいか、と。それでもう仕事に好きとか興味とか求めない方がいいな。土日休みならバンド出来るから。って今の会社に入ったんですよ」
●就職してからバンドとの両立はどうだった?
「難しいというか、当時僕が一番年上で唯一社会人だったからノルマとかスタジオ代全部負担してたんですよね。それがキツかったかな(笑)。たぶん2014年初頭くらいまで」
●結構最近までじゃん(笑)。
「獣-ビースト-とかT-DRAGONが就職するまでは基本的にあまり負担させないようにしようと。赦先輩も当時サポートだったし。でもグッドマンとモーションは本当に良くしてもらったから。あと両立と言うか…。僕大学を卒業する時に大学の近くに引っ越したんですよ」
●卒業するときに?
「意味がわからないんですけど。入った会社が家賃補助がないということに気づいて、極限まで安いところに住まなきゃって。本当にヤバい、タックルしたら崩れるような家。後にT-DRAGONもそこに住むんですけど」
●安いってどれくらいなの?
「えっとね、18000円」
●安すぎでしょ!!
「七畳+キッチン+風呂トイレ別でそれですからね。本当は20000円だったけど入るときに『大学院生です』って言ったら安くしてくれた(笑)」
●いいなぁ。
「いや全然良くない。ボロいなんてもんじゃないですよ。木造の長屋を三分割して三部屋になってるんですけど。築は…五十年くらいかな。で、風呂が外にあるんですよ」
●共用?
「いや、共用じゃなくて、もう一つのプレハブ長屋みたいなのがあって、それが三分割されてるんですよ」
●なるほど。
「で、その外風呂が、外からしか鍵がかからない(笑)」
●閉じ込めることしか出来ない(笑)。
「そう。で、大学が近いので土日のスタジオは大学でやってたんですよね。ライブは基本土日で。平日のライブの時は誰か後輩に楽器を託して…。無理やりやってましたね」
●その頃はもう割と東京のオルタナシーンに食い込んでる感じの。
「確かうみのてと対バンしたのが2012年初頭で」
●一月だった気がする。
「グッドマンでね。あれが転機っていうと大げさですけど」
●いわゆるライブハウスに良く来る人たちに知られた感じかもね。
「その頃はやたらトリプルファイヤーと対バンしてた気がする。2012年から今でも親交がある人と一緒にやり始めた」
●まだ2012年だ。
「長いですね。とりあえず赦先輩が入るまでの話をすればいいかなって…」
●いつだろ
「2013年の春くらいかな。で、2012年の春に泉君が大学院に進学するんですけど、関西に行っちゃったんですよね。もう続けられないねって。で、サークルのかなり下に内海君ていうスキンヘッドの子がいて、見た目がいいから誘った。それが失敗だった(笑)」
●まぁいろいろ、あったね(笑)。
「うん、いろいろあった(笑)。それでバンド辞めてもらって。赦先輩はしばらく連絡もとってなかったんですけど、サポートやってもらえませんか?ってお願いして。で、なし崩し的に正規メンバーになってもらった。現在に至る」
●赦さんが入ってだいぶ音楽性に幅が。
「内海君の頃までほとんど僕が考えてたんですけど、赦先輩が入って初めてスタジオで曲を練り上げる、みたいな。バンドっぽくなってきた」
●他のメンバーのエッセンスが入ってきて
「こういうフレーズはどうかな、とかイメージを膨らませたり」
●やっとバンドらしいエピソードに(笑)。
「そこまで辿り着くのに五年くらい要してる(笑)」
●そこからは今に至る。
「メンバーは変わらないけど、音楽性はだいぶ変わったかな。ハードコアが薄れて…何というかメタ的な曲が増えた」
●そうだね、ハードコアでもプログレでもない、何とも言えない。
「何とも言えない(笑)。演劇の要素だったり、曲の中にもう一曲あったりとか」
●はいはい。
「構ダンカンバカヤロー!を観て『あ、こういうのでもやっていいんだ』とかボーダーを再確認させてもらってますね」
●アウトとセーフの線引きを。
●バンドの成り立ちはこれくらいにして、曲のアイデアとかどういう時に考える?
「基本のリフは今でも僕が考えるんですけど、スタジオで試して、カッコいいだけだとボツになるんですよ(笑)」
●(笑)。
「後はコンセプトをみんなで固めて。リフのパーツを無数に作っておいて、当てはめる感じ。シチュエーションとか」
●コンセプトありきでそこから曲と歌詞?
「それがないと今は逆に作りづらいですね」
●歌詞は誰が?
「今はほとんど獣-ビースト-です。Brand-new suicides(エミリーの楽曲の中に登場する架空のバンド)の曲だけ僕ですね」
●そうなんだ(笑)。ライブの時の意識は変わってきてる?
「昔はカッコよく思われたいみたいなのが多少あったと思うんですけど、今はもうとにかく面白いかどうか、みたいな。『さぁ、消費しろ!』って。最悪『何も思い出せないけどとにかく楽しかった』でいいや。って。『よくわかんなかったけど面白かった』でいい」
●それはすごくいいことだと思う。
「『よくわかんないけど凄い』という方向だと絶対勝てないじゃないですか。グランカとかルロウズとか。最高峰に。そっちは無理だから、変化球で攻めるしかない」
●ライブ中ってどういうことを考えてる?
「なるべく仕事のことを考えないようにしている(笑)」
●(笑)。
「ハンターハンターのシャルナークのオートモードみたいな。あれに近い感じになると割といいライブが出来ますね。今何を弾いてるとか一切考えずに弾けるときがあって。逆に『このフレーズ難しいんだよな』とかふと思い出すと弾けなくなっちゃう」
●邪念が入ってくるとね。
「だからなるべくオートモードで弾くようにしたい」
●展開がすごく複雑だから身体が覚えるまですごく時間がかかりそうな印象があるけど。
「でも正直��曇ヶ原(エンリケ後悔王子が過去在籍していたプログレバンド)より全然覚えやすいですよ」
●マジか(笑)。
「曇ヶ原はA→B→フォントが違うA→フォントが違うBみたいな感じで繰り返しが多いけど微妙に違ってて。でもエミリーはとにかくAからZまで覚えるだけなので(笑)」
●なるほどね。
●平日はどういう生活をしてる?
「仕事に行って、帰って、疲れて寝る。みたいな(笑)。『無』でしかない」
●仕事終わった後に何かするって難しいよね。
「平日何も出来ない病なんですよ。かれこれ十年」
●音楽は聴いてる?
「精神的にキツいと音楽も聴かなくなるというか、耳馴染みがいいやつしか聴けない時がある」
●新しい物を受け入れる体力もない時はあるよね。
「昔のJ―POPとか、中高のとき聴いてたのとか」
●最近はどんなのを?
「ジャンル的にはユーロビートですかね」
●ええ!?
「あれって速いんですけど、リフ的にオイシイというか。ファミレスで言うとミックスグリル定食みたいな曲ばっかなんですよ。キラーリフてんこ盛りみたいな」
●詰め込んである感じで。
「これは意外とヒントがあるなと」
●なるほど。バンド的に取り入れるぞ!って意識で聴いてるの?
「サウンドは取り入れようがないので、和音のリフとかフレーズを参考にしている感じ。あとは昔J―POPとして聴いてた、例えばglobeとかSPEEDとか、それをCDで聴き返すとめちゃくちゃ発見がある。『この曲のバンドサウンドすごいな』とか『あ、あの曲のパロディーなんだ』みたいな」
●メロディーしか覚えてなかったけど、聴き返すとアレンジがすごい、みたいなのはあるよね。
「そうそう。小さい頃はマイラバの声は『すごい声だな』って。オーバーダビングの概念がないから(笑)。みんなホーミーみたいにああいう声を出せるんだと。ミスチルとかめちゃくちゃハモれてすごいなって(笑)」
●すごい技術だ(笑)。
記録媒体として一番長持ちするのは石か壁画なんですよ。レガシーをね、遺したい
●バンドをやってもう結構な歴があるけど、やってなかったらどうなってた?
「うーん。土日関係ない仕事をしてたかなぁ。あの…中学の時の夢が『オリックスの球団職員になること』だったんですよ」
●球団職員なんだ(笑)。
「プレイヤーとしての限界は悟ってたので(笑)」
●裏方でもいいから野球に携わるという。
「もっと前は小説家とか、マンガ家とか。いわゆるキッズが憧れるクリエイティブ職になりたかったけど。バンドやってなかったら…。ちょっと想像つかないですね」
●例えば今の生活からバンドが何らかの理由でなくなったとして、今の仕事だけ続けてくのは気持ち的にしんどい?
「しんどいですね。実際今それに近い状況になっているけど…。表裏一体というか、それでバランスとってたんだなぁって。普段はバンドと野球とハリエンタルラジオだけで生活出来たらいいなって思ってたのに(笑)」
●なるほどね。
「仕事以外のコミュニケーションが欠乏してて、ストレスが溜まっていく。バンドメンバーって十年近く、今まで少なくとも二週間に一回は会ってたのに。その人たちに一ヵ月以上会わないのは違和感がすごくて」
●フラストレーションが溜まってる感じ?
「この間スカイプでバンド会議みたいなのをして『いやぁ、楽しいなぁ』って(笑)。普段赦先輩がスタジオ遅刻するとすごく嫌な対応をみんなでしてたのに(笑)」
●失って初めてわかる大切さみたいな。
「前よりも優しくなれるかも知れない(笑)」
●今はこういう状況ですけど、また落ち着いた頃にこうしていきたいとかバンドである?
「昔の自分みたいな、基本的に陰の者に『楽しいなぁ。バンドやってみたい』とか思われたいですよね。以前モーションで話しかけてきた男の子が、二十歳くらいなんですけど。『僕もバンド組みたいです!』って言ってて、あ、嬉しいなって思って。その後コンパクトクラブで群馬に行ったときにその子がまたいて『僕、バンド組みました!』って嬉しそうに報告してくれたんですよ」
●普通にいい話だ(笑)。エミリーは水とかうちわとかいろんな形態でリリースしてるけど、今後こういうのを出したいとかある?
「そうですね。僕が考えていたのがダウンロードコード付土地なんですけど]
●(笑)。
「10万円くらいの離島の土地を買って、そこに看板とQRコードを貼って、辿り着きさえすればフリーでダウンロード出来るみたいな(笑)」
●なるほど。
「アドベンチャー型音源」
●面白いな(笑)
「石碑でもいいけど。記録媒体として一番長持ちするのは石か壁画なんですよね。だから最終的にはそれでリリースしたいんですよね。将来オーパーツみたいになるかも」
●遺跡として遺っていくかもね。
「レガシーをね、遺したい」
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2020/03/14 (Sat.) 14:00-20:00 @秋葉原MOGRA 秋葉原重工 - Akihabara Heavy Industry Inc. #26 ■Entrance: Door 3000 JPY / 1d w/f 2500 JPY / 1d ■Guest Live: HIROSHI WATANABE aka KAITO ( Transmat / Kompakt ) ■Guest DJ: TAKAMI ( REBOOT / BUZZ×3 ) ■Guest VJ: DeLPi ■Resident DJ & Live: wat ( Body Inform ) 909state ( AcidWorx ) KURAYAMI Atsushi Ohara ( LINEAR ) Takayuki Kamiya ■Resident VJs: akirafukuoka ( Raw-Fi ) clocknote. ( technoA / Diverse System ) KAZUMiX & PePcoMiX ( 1st-impact ) neknee 1F Lounge “秋葉原住宅 #13” ■Guest DJ: koume REV-TUNE ( CommKnot Records / Back 2 Bellforest / Energy for Weekend / Techno Alliance ) orinetone ( QLoveDolls ) AYAKA先生 ( Creators. ) ■Resident DJ: Spinn.Teramoto ( Akihabara Housing, Ltd. ) Hiroshi Okubo ( nanosounds.jp / Creators. ) ■Photographer: EmAk ( Back 2 Bellforest )
HIROSHI WATANABE aka KAITO ( Transmat / Kompakt )
ドイツ最大のエレクトロニック・レーベルKompaktのアーティストとしてKaito名義の作品を発表する傍ら、ギリシャのKlik Recordsからも作品をリリースしている。 2002年に制作したKaitoの1stアルバム『Special Life』に収録された「Intension」がFrancois K.のミックスCDに収��されるなど瞬く間に大反響を呼び、10年以上が経過した現在も色褪せることのない名曲として語り継がれている。 その後、Kompaktのコンピレーション・アルバムにも収録された表題曲を含む2ndアルバム『Hundred Million Light Years』を発表。この2枚のアルバムで一躍Kaitoの名は世界中に浸透し、バルセロナのSonar Festivalなどのビック・イベントでライヴを披露した。Kaito名義のオリジナル・アルバムでは常に対になるビートレス・アルバムも制作され、繊細かつ美しい旋律により幅広い音楽ファンに受け入れられている。 3rdアルバム『Trust』に対しての『Trust Less』では更にアコースティックな要素も取り入れ、リスニング機能をより高めた作品となった。本名のHiroshi Watanabe名義では自身最大のセールスを記録した1stアルバム『Genesis』に続き、2011年に『Sync Positive』を発表。タイトルが示す通り、リスナーを鼓舞させる渾身の作品となっている。またリミックスを機に交流を深めてきた曽我部恵一との異色コラボレーション・アルバム『Life, Love』ではメランコリックな音像と歌声が溶け合った叙情的なサウンドで新境地を切り拓いている。 一方、ニューヨーク在住時代に出会ったグラフィック・デザイナー、北原剛彦とのダウンテンポ・プロジェクトTreadでは、シンプルで柔らかい上音と乾いたビートの融合を絶妙のバランスで確立し、ハウス、テクノ、ヒップ・ホップなどジャンルの壁を越えて多方面から注目を浴びることに。限定生産された5枚のアルバムと4枚のEPは不変の価値を持つ名盤として知られている。 2013年にはKompakt設立20周年を記念して制作された2枚組DJミックス『Recontact』を、更にKaito名義としては4年振りとなるアルバム『Until the End of Time』を発表。新生Kaitoとも言える壮大なサウンドスケープが描かれている。 2016年初頭にはテクノ史に偉大な軌跡を刻んできたデトロイトのレーベルTransmatよりEP『Multiverse』をリリース。主宰Derrick Mayの審美眼により極端に純度の高い楽曲のみがナンバリングされるため、近年はリリースそのものが限定的となっている中での出来事。EPと同名のアルバムは、さながら宇宙に燦然と煌めく銀河のようなサウンドが躍動する作品となっている。 歴史を創出してきた数多のレーベルを拠点に世界中へ作品を届け続けるHiroshi Watanabe。日本人として前人未到の地へ歩みを進める稀代の音楽家と言えるだろう。 TAKAMI ( REBOOT / BUZZ×3 )
1995年からDJを始め、現在は国内最長寿テクノパーティー「REBOOT」やアフター・アワーズの決定版「BUZZ×3」のレジデントDJとして活躍中。また、新宿2丁目自作自演系「りんごないと at AISOTOPE LOUNGE」でもプレイする一面も持つ。 他、2012年6月より日本初のダンス専門インターネットラジオblock.fmにて「radio REBOOT」(第1,3,5 火曜日 22:00~)をレギュラー担当。 東京を拠点にテクノやハウスなどのジャンルを問わず様々なパーティーでゲストプレイし意欲的な活動を行っており、Charlotte de Witte,THE ADVENT,CHRISTIAN SMITH,HARDFLOOR,MARCO BAILEY,FILTER HEADS,CRISTIAN VARELA,SIAN,TOMEHADES, Steve Red Headなど、ワールドクラスのDJ来日時にも共演し、「TECHNO」を基調として4DECKSを駆使した独自のファンキーな選曲と安定感のあるプレイスタイルは幅広いオーディエンスやDJの間で評価が高い。 また、ロック&クラブマガジン「LOUD」によるDJ人気投票「DJ 50/50」にも、2006年より連続ランクインを果たしたことから、キャリアと共にその根強い人気の高さが伺える。 2002年9月には、MOON AGE RECORDINGSから初のリリースとなったデビューEP.「AGAINST THE OVERDRIVE E.P.」はQ'HEY、DJ SHUFFLEMASTER、YAMA、DJ UIROHなどから高い評価を受けた他、ドイツのクラブ誌「raveline」では5つ★の評価を得て話題を呼んだ。 その後、数多くのトラックをリリースし続けており、その楽曲のオリジナリティーの高さからリミキサーとしても作品を提供している。 http://www.takami.info http://www.facebook.com/takami.info http://twitter.com/djtakami http://www.mixcloud.com/djtakami/ https://soundcloud.com/takami https://www.beatport.com/artist/takami/77325 https://block.fm/radios/19 DeLPi
2003年よりVJ活動を開始。 秋葉原MOGRAを中核に様々な音楽ジャンルでVJ活動中。 ハウス、テクノ、ミニマルを得意とする。 VJ活動の幅は広く、クラブだけにとどまらず、お笑いライブ、コンサートでも演出に携わる。 最近ではWebCM作成、MV撮影、スチル撮影にも参加し、創作活動にも力を入れている。 koume
石川県の港町でYMOやディーライトを聴いて育つ。 大学進学を言い訳に関東に進出、MSX-FAN1995年8月号にMMLによる音楽プログラム掲載、現BUBBLE-Bよりテープアルバム掲載の勧誘、文通を経て初のクラブでガバを経験。DJを間近で観る経験に恵まれ、2000年にロフトプラスワンでハウス/ドラムンベースDJデビュー。 以降トークイベントのBGMやラウンジイベントのDJ、2002年のclub K@大阪karmaや甲府でのレギュラーパーティ等を経て2003年~2006年までkokou,glicoとの共同オーガナイズ、及び、現在「ざつおん!!」で周知となったHTC communicationsのフライヤーデザインにて早稲田茶箱にてレギュラーパーティ”Spiel!!!”のレジデントDJを展開。 現在も横浜・関内、熱海など、エリアやジャンルを問わないプレイを継続中。 2010年2月よりas U likeレジデントとして参画。 以降はアナログレコードDJからUSB DJへの変革とともにドーナツ盤等の7inchにも手を出している。 https://tknr.com/ REV-TUNE ( CommKnot Records / Back 2 Bellforest / Energy for Weekend / Techno Alliance )
幼少期、インストミュージック、店内BGMなど、言葉の無い音楽に興味を持ち、ピアノの黒鍵だけ延々叩いて遊んでいたちょっと変わった少年は、中学二年の時、某ロボゲーをきっか���にテクノという音楽を知る。 2007年からDJ活動開始。ハウス・テクノを軸にプレイ。イベントメイクが好きで、主に中野Heavysick ZEROを拠点に、その時々で思いついた様々なイベントを開催中。 2018年からはビリヤニ☆タカシとしてフード活動も開始。 2020年からはレーベルCommKnot Recordsの活動を開始。Techno Alliance仕掛人の一人。 http://back2bellforest.com https://twitter.com/REV_TUNE orinetone ( QLoveDolls )
いつだって楽しいことはいろいろやってみたい人。 秋葉原重工で物販とか打ち上げのお手伝い担当。 時々音楽作ったり写真をいじったり、たまーに絵をかいたりも始めたり。 あと時々DJします。 https://www.mixcloud.com/orinetone/ AYAKA先生 ( Creators. )
瀬戸内の豊かな自然の中で生まれ、現在は東京を拠点に活動。 奇数月第三木曜日に六本木Varit.で開催されているクリエイティブクラブイベント"Creators."レギュラー。 華麗なマイクワークと臨場感溢れるクレイジーなフロアメイクで各国のリスナーたちからも一目置かれる存在。何が飛び出してくるか分からないプレイスタイルは、ドリンクチケットが余っているのを忘れてしまうほど。 女子力あふれるプレイが魅力のFEMALE DJ。 オーディエンスとしても何度も足を運んだ愛する秋葉原住宅に三回目の出演。住み慣れた我が家「秋葉原住宅」に、花の香りを添える。 https://twitter.com/ayk_sensei
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【坂本龍一監督追悼 定期演奏会2024】3月31日(日)サントリーホールにて全日程終了いたしました。
2024年の定期演奏会も残すところ1回のみとなりました。 ここサントリーホールは2022年3月に、今から思えば坂本龍一監督との最後の共演のステージとなってしまいました。 舞台裏には世界の名だたるオーケストラのステッカーに混じり、坂本監督が当時のホルン田嶋キャプテンと一緒に手を添え貼りつけたTYOロゴステッカー(長嶋りかこさんデザイン)が輝いています。
見つかりましたか?
東京近郊に前泊した団員よりひと足早く会場入りして、設営などのお手伝いをしてくれる、今回のツアーのステージング・チームです。
ありがとう。女子5人に男子2人で、「TYOのNewJeansにKinKi Kids」あたりでどうですかね。
こちら男子7人組は「TYOのSEVENTEEN(セブチ)を箱推しする事務局岡田さん」で!
ゲネプロ前の挨拶、注意事項です。
わたしは、生前坂本監督は自分のことを「猛烈な晴れ男だ」だと自称されていましたが、まさかの計らい、追悼の最終公演が3月の観測記録史上の最高温度予想にまでなるとは思わなかった(実際、28度まで上がりました)。最高のホールで、感謝の気持ちを持って、TYO観測史上最高の演奏を、会場のみなさん、ライブビューイングの氷見市のみなさん、坂本監督へ届けましょう、というようなことを言いました。
東京公演には、今年の2月の福島市での合同練習会に参加してくださった松田理奈さんが、「ぜひみんなと演奏したい」と同じステージに乗っていただけるスペシャルなゲストとしてご出演となりました。しかも、まさに後方から応援のように。団員にとっての好刺激でしかありません。恐縮至極ありがとうございます。
ゲネプロが終わり、第9期の卒団式では、18名の団員の名前を読み上げました。ヴァイオリン菊地彩花さん、山﨑優子さん、渡邉真浩さん、鈴木南々瀬さん、小田知紀く��、戸野部百香さん、千葉隆史くん、コントラバス丹野裕理くん、小針奈々さん、フルート野口菜々水さん、オーボエ菅野怜美さん、クラリネット渡邊理沙子さん、中山優貴さん、ホルン千田捺月さん、田嶋詩織さん、トロンボーン橋本幸歩さん、パーカッション浅野 海輝さん、三浦 瑞穂さん。うち9名が1期からのメンバーです。青春の約半分を東北ユースオーケストラで過ごしてくれたかと思うと感慨深いものがあります。
コロナ禍でリアルに卒団式ができなかった6期と7期の卒団生の名前もステージで紹介できて良かったです。今回のOBOGとして乗ってくれた16人からは事務局スタッフに花のプレゼ���ト、さらに現役団員からは寄せ書きのプレゼントをいただきました。この時点ですでに涙腺がにじんでおりました。
続けて、全員で毎年恒例の丸尾隆一カメラマンによる集合記念撮影となりました。
せっかくのサントリーホールのステージですからね。
今回の本番メンバー全員から海津洸太キャプテンへの感謝の寄せ書きを菊野奏良くんが代表してプレゼントです。
後ろのカメラは、4月に放送のNHKのETV特番チームです。
今期で卒団してしまうコンミス渡邉真浩さんと、ゲスト奏者のソリスト、成田達輝さんのツーショット。
TYOの一人手芸部である駒井心響さんからは事務局スタッフ一人一人に造花をいただきました。キラキラネームの「ここね」さん、ありがとう。
福島事務局の竹田学さんには、似顔絵ならぬ似顔折り紙を。そういえば今年の直前合宿初日は竹田さんの指導からはじまったのでした。10日ほど前の出来事ですが、もう1ヶ月くらい経っている気がします。 右に映り込んでいるのは、写真撮影大好きのスーパーサウンドエンジニア、録音のオノセイゲンさん。
そのセイゲンさんが、理事の塩崎恭久さん、「TYOのシュークリームおじさん」荒川祐二さん(実は定期演奏会の配りパンフの楽曲解説執筆者)とブラジル=ポルトガル語について語っておられたので、思わず声をかけました。
このオジサン三人組は、もちろん「TYOのYMO」です!
今日も舞台裏には坂本龍一監督の遺影が。
この肖像を通り過ぎる際、軽く会釈する団員(新高校一年生)の姿が心に残りましたが、シャッターは押しませんでした。
さて、開場前のホールのロビーです。
はじめての定期演奏会で「ラプソディー・イン・ブルー」を共演してくださった山下洋輔さん。その山下さんがアンコールで坂本監督とアドリブ合戦を繰り広げられた記憶が鮮烈な『ETUDE』編曲者の狭間美穂さんから豪勢なお花を頂戴していました。ありがとうございます。そして、毎年協賛してくださっているJA共済さんからは応援のボードに、みんなの意気込みを書いた寄せ書きを展示していました。
こちらはOGのボランティア手伝い、二人組。
曽我さんと芦名(姉)さんが来てくれました。「TYOの阿佐ヶ谷姉妹」でお願いします。
こちらはTYOオリジナル商品を販売するチーム、4人組。
えー、「TYOのももいろクローバーZ」で! おかげさまで高額の防災セットも書籍『響け、希望の音〜東北ユースオーケストラからはじまる未来〜』も完売になりました。お買い上げありがとうございました。
開演の14時が近づいて、今日の影アナ隊が集合してきました。
右から佐藤栞南さん、叶幸多郎くん、海津キャプテン、市川真名さん、丸山周くん(スタッフTデザイナー)です。
舞台袖が賑やかになってきました。
坂本龍一監督は、音楽を楽しむ大切さを団員に教えてくださいました。追悼公演ですが、これでいいのだ。
司会の渡辺真理さんまで、嬉々として巻き込まれておられます。
上手では、坂本龍一ピアノへのオマージュほとばしる音を奏でていただいている中野翔太さんを囲んで。
TYOのヤングな波に飲まれてくださり誠にありがとうございます!
さて開演。
緊張気味のマエストロを写真撮影で和ませようと試みました。
本番がはじまると、ステージ写真をこっそり撮るのは難しいサントリーホール。今日も休憩前のオリジナル商品の生コマーシャル役三人、TYOのMISAMOが。司会の真理さんに、元団員のNHK密着型ディレクター菊地さんも業務中にピースしてるけど、大丈夫か、ま、そういう業務か。
もちろん、CDはまだまだ売っています、書籍も電子書籍で買えます。ともに活動資金になりますゆえ、ぜひお買い求めを〜。
まだ2部が残る、休憩中なんですが。
成田さんへの寄せ書き色紙の贈呈があった模様です。
もはやトランペットよりも自撮り棒を手にしている印象のOB中村教諭。
今回の演奏会ツアーで団員が撮った写真の総枚数はいかほどか。坂本監督との思い出とともに、みんなの一生の宝物ができたのではないでしょうか。
このサイトのシステム上、ひとつの投稿に30枚までしか写真をアップできないもので、時間は早送りに。
ホール満員で埋まる観客のみなさんからの拍手喝采を受け、全員が立ち上がるカーテンコールです。あちら、こちらに、涙、涙、涙。
マエストロを囲む、みなさま、本当にありがとうございました!
吉永小百合さんは、毎年団員から贈られる寄せ書きを楽しみにしてくださっているそうで、
手に取り、待ちきれないとばかりに文字を追われております。
プレゼンターの海津キャプテンと。
おかげさまで沢山のメディアに報道していただけました。一部ご紹介します。 「吉永小百合 坂本龍一さんを哀悼「神は意地悪」追悼演奏会に出演し涙」(デイリースポーツ) 吉永小百合 天国の坂本龍一さん思い涙 追悼演奏会で詩を朗読「届いたと思います」(スポニチ) 吉永小百合、盟友・坂本龍一さん思い涙 「あんなに早く天国に迎え入れられたのはすごく悔しい」(中日スポーツ) 吉永小百合、涙 坂本龍一さんに捧げる朗読 「神さまは意地悪」 東北ユースオーケストラ演奏会で(スポーツ報知) 教え受けた坂本龍一さんを追悼、東北の被災地楽団が演奏会 震災の鎮魂曲も(産経ニュー��) 坂本龍一さん監督務めた東北ユースオーケストラ追悼演奏会で吉永小百合が涙「坂本さんがいる」(日刊スポーツ) 坂本龍一さん結成のユースオケ、追悼演奏会 吉永小百合さんが詩朗読(毎日新聞) 坂本龍一さん鎮魂の演奏会 教え受けた被災地オーケストラ(47News) 坂本龍一さん鎮魂の演奏会 教え受けた被災地団員が演奏、吉永小百合も出演(サンスポ) 坂本龍一さん立ち上げの東北ユースオーケストラ視聴会 氷見市(NHKオンライン) 能登半島地震から1日で3カ月…東日本大震災きっかけに発足した楽団が演奏会 氷見市でライブビューイング(FNNプライムオンライン) 復興の祈り氷見に響く 東北ユースオケ公演生中継 富山、石川の800人拍手(47News) こちらは、長尺8分ほどの動画ニュース 吉永小百合が坂本龍一追悼コンサートで盟友に捧げる詩を“涙の朗読”(テレ朝ニュース) 東日本から能登の被災地へエール 坂本龍一さんの楽団がつなぐ(朝日新聞デジタル)
追加で、長尺10分弱ほどの動画ニュースです。 坂本龍一さん追悼コンサート キャプテンは演奏中に涙 「それも音楽ということで」(日テレニュース)
この東京公演は、東北ユースオーケストラが「いつまでも支援される側ではなく、支援する側にもなる」、その第一歩でもありました。
コンサートの冒頭、小学校3年生の時に気仙沼で被災した三浦瑞穂さんが、氷見市芸術文化館でのライブビューイングに訪れた800人の観衆のみなさんに向けて、自らの体験をもとに励ましのメッセージを送るにあたって言い淀んだ瞬間がありました。津波に飲み込まる難を逃れ、九死に一生を得た自分が「生きていていいのだろうか」と悩み、自らを責め続けた三浦さんが、東北ユースオーケストラでの活動を通じて、「自分も生きていいんだ」と思えるようになった。その自分がはたして能登半島地震で被災した方々を元気づけるような言葉を発するようなことができるのだろうかという逡巡、自分の言葉が押し付けになっていやしないだろうかという「ためらい」であるように受け止めました。今後、たとえ支援する側になったとしても、この「ためらい」の気持ちは大切だぞとも感じました。坂本龍一監督なら、この慎み深い姿勢には共感されるのでは、とも。
本番の演奏で、三浦さんはいつものように拍子木を打ち、透き通った、まっすぐな音をサントリーホールに響かせてくれました。きっと富山県、石川県のみなさんにも、その音は確実に届いたはずです。
晴れやかな表情でサントリーホールを後にする5人に混じって、明日から新社会人の三浦瑞穂さん、次の「拍子木スト」の指名、教育もお願いします!
おかげさまで東北ユースオーケストラ 坂本監督追悼 演奏会2024は、無事終了いたしました。
カーテンコールの中、スクリーンに映し出された言葉は、 「坂本監督、これからも私たちを見ていてください」
ツアー中、自撮り棒を巧みに操っていたOBの中村祐登はカトリック系の小学校の教諭であり、敬虔なクリスチャンなのでありますが、本番中の降り番のタイミングで近づいてきて、「知ってました? 今日31日はイースターなんですよ」「そうか、今日は坂本監督復活祭か」
来年も3月に311を思い返し、坂本龍一監督を偲んで、みんなで集う、音の祭りが開催できますよう。
最後にご支援のお願いをさせてください。 こちらは、寄付プラットフォームのSyncableのサイトより、そして今年の2月からはYahoo! ネット募金でT-ポイントでもご寄付いただけるようになりました。
引き続き東北ユースオーケストラへの応援、支援をよろしくお願いいたします。
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RT @TosshuP: 3/27アップしました久しぶりのずん子さんの新曲です!!ご視聴頂けると嬉しいですヾ(≧▽≦)ノ 【オリジナル曲】1パーセントの奇跡【東北ずん子】 https://t.co/CfDqhaRK1j… #sm36534233 #ニコニコ動画 (via Twitter http://twitter.com/t_zunko/status/1244610751488118784)
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3/13ゲストミュージシャン出演中止/変更のお知らせ
3/13新宿ピットインでのNHORHM+SAKIのライヴですが、金曜より協議の結果、SAKIさんのゲスト出演がキャンセルとなりました。 楽しみにして下さっていた方には大変申し訳ありませんが、一連の新型コロナウイルス対応の一環としての協議の結果ですので、ご理解頂ければ幸いです。私自身も非常に残念です。
3/13は公演自体は行いますが、代打のゲストとして、ヴァイオリニストの牧山純子が入ります。 彼女とは10年ほどの共演歴で、ジャズにとどまらず、テレビ出演やラジオパーソナリティとしてもご活躍。そのダイナミックで情熱的なヴァイオリンは、メタルファンの皆様にも必ずご納得頂けると思います。
チケット払い戻しご希望の方は、4/30までピットインの受付にて返金させて頂きますので、お手数をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。
↓↓↓↓ 出演者変更になりました ↓↓↓↓
3/13(金)新宿ピットイン NHORHMライヴ 西山 瞳(piano) 織原 良次(fretless bass) 橋本 学(drums) スペシャルゲスト:牧山純子violin ※変更になりました 開演20:00 前売¥3,000+税 当日¥3,500+税 新宿区新宿2-12-4アコード新宿 B1 TEL 03-3354-2024 http://pit-inn.com
牧山純子 Official Site 東京都出身。 3歳からピアノ、4歳よりヴァイオリンを始め、海野義雄、大谷康子に師事する。武蔵野音楽大学卒業後フランスで研鑽を積み、帰国後ソリストとして新宿オペラシティ、草月ホール等多数コンサートに出演。 2002年バークリー音楽大学に入学しジャズヴァイオリンを専攻する。在学中にデイビッド・フォスターやスティーブン・タイラー(エアロスミス)とも共演。 2002年NHK紅白歌合戦(平井堅「大きな古時計」)ではアメリカから衛星生中継で出演した。コンサート「トリビュート・トゥ・ガーシュイン」にてゲイリー・バートンと共演。ピアニスト小曽根真に師事。03年3月String Department Achievement Award受賞。その年4月にリサイタルを開催し上原ひろみと、また6月にはニューヨーク、カーネギーホールにてバークリーストリングスオーケストラの一員としてチャーリー・ヘイデン、マイケル・ブレッカー、ケニー・バロンらと共演。9月アメリカより帰国し、小椋佳コンサート「デジャヴー ~赤のあとさき~」、「未熟の晩鐘」全国ツアーにソロヴァイオリニストとして、小曽根真&山形交響楽団シンフォニックジャズ・コンサートに参加。 2007年11月、インディーズレーベルより『ポートレイト・オブ・ニューヨーク』を発売。 2008年、雑誌『男の隠れ家』の10月1日発売のコンピレーション、ジャズ・クラシック、ボサ・ノヴァの2タイトルにも各1曲ずつ参加。 同年11月19日ポニーキャニオンより自身のアルバム『ミストラル』でメジャーデビュー!! ���09年にはフジTV系月9の人気ドラマ「BUZZER BEAT~崖っぷちのヒーロー~」の音楽を担当。ドラマのメインテーマ「彼女の夏」をボーナストラックで収録した2ndアルバム『リベルタ』を11月に発売。 そして12年2月には東日本大震災のチャリティープロジェクトとして自主制作のミニアルバム『Preghiera~祈り~』をライブ会場限定で発売し、売上げの一部を東北に届けている。 また14年6月にはFride Prideリーダー横田明紀男(gt)プロデュースによるアルバム『月虹』を4年半ぶりにリリース。 発売記念ライブをビルボードライブ大阪、名古屋ブルーノート、マウントレーニアホールシブヤ プレジャープレジャーを始め全国で開催し好評を博す。また多くの日本のジャズフェスティバルに参加し、10月には自身初の台湾公演も成功をおさめた。 ジャズシーンのみならずテレビ・情報ライブ『ミヤネ屋』のコメンテーターやバックメーカー キプリス フライヤーズスタイルのアンバサダーを務める。 2016年2月には自身初の著書「ジャズとエロス ~ヴァイオリニストの音楽レシピ~」(PHP新書)を上梓。Amazon音楽-本部門で1位を獲得した。 6月には中央ヨーロッパの風光明媚なスロベニア共和国にて独立25周年記念のコンサートにゲスト出演。現地のアーティストとコラボしオリジナル曲を初披露。好評を得る。 また同年、麻倉未稀の35周年記念アルバムに楽曲提供。湯川れい子の作詞により収録。 2017年11月15日にデビュー10周年記念アルバム『ルチア~スロベニア組曲』を初のセルフプロデュース作品としてリリース。今回は通常版の他にスロベニアで撮影してきたDVD付の初回限定盤を発売。今アルバムの核となる「スロベニア組曲」はジャズファン、クラシックファンをも魅了し、他のジャズバイオリニストとは一線を画した、クラシックとジャズの壁を取り払い演奏する唯一無二の牧山独自のスタイルを定着させつつある。 またこの作品で、スロベニアと日本の音楽で架け橋になった功績が認められ、ジャズジャパンアワード2017の特別賞を受賞。18年4月より全国コミュニティFE82局で放送される番組「牧山純子 サウンドマリーナ」スタート。現在、全国で自身のライブ、テレビ、ラジオ、レコーディング、コンサート等、ジャズ、ポップス、クラシックとジャンルを問わず精力的にマルチな活動を継続中。
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