#東京うど
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「江戸東京野菜」~東京うど Edo/Tokyo traditional vegetables - TOKYO UDO
久しぶりに「うど」を買ってきて、「立川うどの酢味噌和え」を作ってもらいました。微妙な繊細な味ですね。こういった味は若い頃はまったく分かりませんでした。ちょうど日本酒がありませんでした。残念!
うどは、フキやワサビなどとともに日本原産である数少ない野菜。尾張国で栽培されていたものが、江戸時代後期には江戸でも栽培が始まったそうです。うどはアワ・ヒエ・ソバ・ムギ・サツマイモ・ラッキョウなどとともに、水の乏しい乾燥した台地上の畑で栽培されたとのこ��。
江戸・東京の発展・都市化に伴い、栽培地域は西へと移り、現在では練馬区(石神井)~立川市に至る北多摩地域が主な産地となり、東京特産の「東京うど」として「江戸東京野菜」に認定されています。ただし、栽培は畑ではなく、地下に掘った穴蔵で栽培されているようです。
昭和の高度成長期には高級食材として高値で取引され、「うどで蔵が建つ」といわれるほどだった! 食生活の変化に伴い一旦はその人気が落ちたものの、白く育った姿と歯ざわりと香りの良さなどが再び評価され、日本料理向けの高級食材として利用されるとともに、いろいろなレシピや加工品が開発されているようです。
なお、江戸東京野菜は、50種類(2019年12月現在)がJA東京中央会に認定されています。例えば、
馬込半白胡瓜(まごめはんじろきゅうり)、居留木橋南瓜(いるきはしかぼちゃ)、内藤南瓜(ないとうかぼちゃ)、砂村丸茄子(すなむらまるなす)、三河島菜(みかわしまな)、練馬大根(ねりまだいこん)、亀戸大根(かめいどだいこん)、金町小蕪(かなまちこかぶ)、瀧野川牛蒡(たきのがわごぼう)、独活(うど)、瀧野川人参(たきのがわにんじん)。知っているのは練馬大根くらい、うど=独活には驚きです。
Tokyo, March 2022, SONY RX1R Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 We can look at the enlarged images clicking the original ones and captions on the images.
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