#札槻嘘
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freusan · 3 years ago
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Lai Fudatsuki
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leenaevilin · 3 years ago
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[Announcement] 迷宮歌劇「美少年探偵団」(meikyuu kageki bishounen tanteidan)
the show will be running from December 31st, 2021 to January 10th, 2022 (Tokyo) @ 天王洲 銀河劇場 (The Galaxy Theatre)
Cast:
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Akutsu Nichika as Soutouin Manabu (双頭院学)
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Tachibana Yuuta as Sakiguchi Nagahiro (咲口長広)
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Nagata Seiichirou as Fukuroi Michiru (袋井満)
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Okuda Yumeto as Ashikaga Hyouta (足利飆太)
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Kitagawa Naoya as Yubiwa Sousaku (指輪創作)
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Saitou Kanako as Doujima Mayumi (瞳島眉美)
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Hirono Ryouta as Fudatsuki Rai (札槻嘘)
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Tatemichi Riona as Rei (麗)
homepage twitter natalie
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haruhara-san · 3 years ago
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7/27(火)
早朝に起床。次に起きたのは荒木さん。お風呂に向かう音が聞こえる。本当にお風呂が好きな人。次に川村さん、そして槻舘さん。時差が影響してる人から先に起きてる。前日に私たちが病院に行ってる間に槻舘さんがスーパーで買ってきてくれていたパンやチーズやハムやヨーグルトなどで朝食。バジルの入ったパンなどどれもおいしい。荒木さんはチーズがとにかく好きで山盛り食べている。槻舘さんはコーヒーも淹れてくれた。槻舘さんの部屋は廊下を挟んだトイレの向かいにあり、トイレに入る時の音はできるだけ小さく抑えてくれると助かる、音でびくっと起きてしまうと伝えられ、咄嗟に荒木さんと二人で謝ったけれど、いや待てよすごく気をつけてたなーと思って、最終的にそれはきっと川村さんだろうということに落ち着いた。支度をして出発。小雨が降ってたので荒木さんは槻舘さんから借りた真っ白のレインコートを着用。近くのスーパーで折り畳み傘も買った。
事前に槻舘さんがパリでの昼食は何��食べたいかを荒木さんに聞いてて、ガレットとクレープを食べることになってた。地下鉄を乗り継いで槻舘さんのおすすめのレストランがある駅へ。到着してまずは駅前の薬局でPCR検査。この日は私の希望で『レッドバルーン』や『夏時間の庭』の舞台にもなったオルセー美術館に行くことになってて、美術館に入るためには48時間以内の検査陰性の証明が必要で、前日の帰国用の検査の結果はまだ届いてなかったのでまたやることに。薬局のカウンターで登録と支払いを済ませて表のテントで検査を受ける。青年のスタッフがとても丁寧に対応してくれる。無事に三人とも陰性で目的のお店へ。槻舘さんと川村さんは卵などが載った定番、荒木さんは鴨肉、私はサーモンのガレットを注文。このあたりはジョナス・メカスがよく滞在してた一角で、あのカフェによくいたんですよと一軒隣の店を指して教えてくれる。ガレットに合うのはシードルとのことで、ボトルを頼んで飲む。食事が出る前にほとんど飲み終わる。ガレットは焦げる手前みたいな絶妙な焼き加減でおいしい。つづけて荒木さん念願のクレープを頼む。すでにお腹いっぱいなので、2つを注文して分けることに。槻舘さんおすすめの塩キャラメルのクレープとオレンジピールとソースがかかったのを青年のスタッフに伝えた。ベテランのスタッフがやってきて、オレンジピールのクレープとチョコレートソースのをテーブルに置いた。頼んだのは塩キャラメルだと即座に槻舘さんが伝える。たまたま通りかかった青年は、あなたはチョコレートと言ったと言い残して去って行った。まじであいつ許さんとなる。仕方なく食べ始める。どちらもおいしい。けれど槻舘さんがあれだけ言ってた塩キャラメルは心残り。少しして、新たに塩キャラメルのクレープも届いた。さすがベテランの人と思ったけれど、槻舘さんはすぐにレシートをちゃんと確認しましょうと言う。注意を怠らない。クレープ3つの会計になってたらガチギレしよう、もし2つだったら褒め称えようということで落ち着いた。塩キャラメルのクレープはチョコレートと比べられないくらいおいしかった。私はオレンジピールのも同じくらい好きだった。レシートには無事にクレープ二つ分だけ記載されていた。
タクシーに乗って美術館に向かうことになった。4人で乗ろうとしたけれど、感染対策で助手席は不可とわかり、2台に別れた。槻舘さんと川村さんが先に、私と荒木さんが後から向かうことに。前方を走る槻舘さんと川村さんが乗ったタクシーが明らかに道を間違えて同じところを回ってるのがわかった。こちらの運転手の人も、よくわからないことを呟きながらノロノロ運転をしたりしてる。どうも様子がおかしい。Googleマップを開いて自分でも地図を確認する。オルセー美術館が左手に見えたのに通り過ぎる。どういうこと? と思って運転手にここでいいと伝える。ごにょごにょした返事をしながらノロノロと進むタクシー。ようやくだいぶ行きすぎた地点で停車。カードで支払おうとするとカードは使えないからキャッシュでと言われる。カード読み取り機が助手席に見える。嘘ついてる。怪しすぎてすぐに降りたかったので札を渡して降りる。きっと数ユーロ分でも多く稼ぎたかったのだろうとわかる。以前別の国で遭遇したヤクザみたいなぼったくりタクシーの人に比べたら値段も顔も遥かに大丈夫だった。その時は最終的に怒鳴り合いになった。もうそんな元気ない。荒木さんと歩いて戻って美術館の入り口の列へ。槻舘さん、川村さんと合流。槻舘さんが若干ぼったくられましたねと言う。パリは大体こんな感じですと教えてくれる。
列は長いように見えたけれどスムーズに入場。映画祭の疲れと天気もあってか頭がぼんやりする。オルセー美術館の建物や展示物の飾られ方や何から何までの壮大な感じに体が追いつかない。すごいなー、すごいなーと思いながら一人で見て回ったり、荒木さんと槻舘さんと一緒になったりしながら進んだ。途中で川村さんの姿は見えなくなる。1階を回り終えて2階に上がって少し見たところで体力の限界を感じて槻舘さんに正直に伝える。5階にカフェと印象派のエリアがあるので、お茶を飲んで休んで印象派を見て終わりましょうと提案してくれる。川村さんにメッセンジャーで伝えなくてはと思ったところで、長椅子に座って休んでる姿を見つけて声をかける。5階のカフェに移動する。荒木さんはアールグレイを頼んだはずが多分ちがう紅茶が出される。匂いをみんなで嗅いで、これはアールグレイじゃないということだけ確認した。少し席を離れて妻に電話。窓外のセーヌ川を見ながらしばらく話す。席に戻ってセーヌ川がよく氾濫する話などを槻舘さんから聞く。オルセー美術館はそのたびに一斉に地下の物をみんなで上に運ぶとのこと。大変。閉館時間が近づいていたので、駆け足で印象派。とにかく広くて全然見きれない。荒木さんと槻舘さんの姿が見えなくなる。お土産を買うために1階に先に向かうとメッセージが届いてた。お土産大事と思って私も向かう。選んでる時の荒木さんの目が真剣。私も急いで選んでいくつか購入。
美術館を出て歩いて移動。事前に槻舘さんは荒木さんと私にどんな店で買い物をしたいかを聞いてくれてて、一つ一つそれに合ったお店に連れて行ってくれる。マルセイユに関してはコーディネーターとしての仕事を依頼してたけれど、パリでの時間は槻舘さんのただのやさしさ。感謝。洋服店で洋服や鞄、チョコレートやマカロン、薬局で槻舘さんおすすめの歯磨き粉などの薬用品を購入した。どれも日本で買うと桁違いの値段になるらしい。『春原さんのうた』にも出演してるカフェ・キノコヤ店主の黒川由美子さんおすすめのパン屋にも寄った。ビスケットとパンを購入。黒川さんに送るために記念の写真も撮影。この日の夜は外食はやめてお惣菜を買って槻舘さんの部屋で食べることに。最後に川村さんがお土産用のワインを購入して電車を乗り継いで部屋に戻った。
お惣菜がどれもおいしい。チーズもパンも。槻舘さんがジェノベーゼのパスタを作ってくれることに。パスタは100グラムぐらいで大丈夫と伝えたけれど150グラムぐらいすかねと言って槻舘さんはキッチンに向かった。���来立てのジェノベーゼ。これがこの旅で一番覚えてる。おいしかった。一皿分を平げたそばから全く同じ量を追加してくれる。荒木さんと川村さんとこれ全部食べるのはやばいと笑いながら全部食べた。もう最後の夜だし炭水化物なんて知らない。槻舘さんは多分ほとんど口にしてない。途中から槻舘さんがバランスボールに座ってボヨンボヨンしてる。体幹が良すぎると言って荒木さんが大笑いしてる。いつもこれをしながらパソコン仕事をしてると言う。荒木さんの笑いが止まらない。このあとくらいから記憶がない。どうやら私はそのまま眠ってしまって、その間に皆さんはテーブルを片付け、ソファベッドを準備してくれたみたい。私はちゃんと感謝を伝えながら横になったとのこと。ようやく体の緊張が解けたのかもしれない。あとでその時の写真を見せてくれた。槻舘さんの撮る写真はやっぱり近い。全体を見られる方は荒木さんの撮影。
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recentanimenews · 4 years ago
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Pretty Boy Detective Club Anime Sleuths Out a Second Promo
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  Following up on the first one back in January, a second trailer and more cast and staff details are here for the anime adaptation of NisiOisin and Kinako's Pretty Boy Detective Club. The series kicks off on TV in Japan starting April 10, and you can see what the pretty boys are up to in the new promo below.
  ◤ #美少年探偵団     第2弾PV公開 ◢ 追加キャスト・スタッフ解禁! ★瞳島眉美:#坂本真綾 ★麗:#七海ひろき ★札槻 嘘:#鳥海浩輔 2021.4.10 より毎週土曜 深夜2:00~ ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット(『ANiMAZiNG!!!』枠)にて放送スタートhttps://t.co/YfpMbbXcKP pic.twitter.com/bdsuFDolu4
— 西尾維新アニメプロジェクト (@nisioisin_anime) March 13, 2021
  The latest cast members to get in on the detective work include Maaya Sakamoto as Mayumi Dojima, Hiroki Nanami as Rei, and Kosuke Toriumi as Rai Fudatsuki.
  Previously revealed cast members:
  Ayumu Murase (Ginro in Dr. STONE) as Manabu Soutouin
Taito Ban (Ferdinand von Aegir in Fire Emblem: Three Houses) as Nagahiro Sakiguchi
Toshiki Masuda (Eijiro Kirishima in My Hero Academia) as Michiru Fukuroi
Shougo Yano (Mafuyu Sato in given) as Hyouta Ashikaga
Gen Sato (Chrome in Dr. STONE) as Sousaku Yubiwa
  The series is being produced by Shaft, with Akiyuki Simbo (Puella Magi Madoka Magica movies) as supervising director. Among the new staff members revealed in the latest update are Hiroki Yamamura (Madoka Magica, Kizumonogatari) as animation director and Masamoto Ota and EFFY on music. 
  The opening theme song will be sumika's "Shake & Shake." 
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    Via Comic Natalie
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Joseph Luster is the Games and Web editor at Otaku USA Magazine. You can read his brand new comic, MONSTER FLIGHT, at subhumanzoids. Follow him on Twitter @Moldilox.
  By: Joseph Luster
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sumikko-antena · 3 years ago
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【美少年探偵団】5話『札槻との再戦』感想まとめ
【美少年探偵団】5話『札槻との再戦』感想まとめ アニメ『美少年探偵団』5話。嘘との再戦のためにカジノへ潜入するが… – 電撃オンライン アニメ『美少年探偵団』5話。嘘との再戦のためにカジノへ潜入するが…  電撃オンライン (出典:電撃オンライン) 美少年シリーズ ニメ化がなされている。また同作者の「〈物語〉シリーズ」とのコラボ小説として、『混物語 第眼話 まゆみレッドアイ』が存在する。 美少年探偵団団則 一、美しくあること ニ、少年であること 三、探偵であること 四、団(チーム)であること 指輪学園中等部で秘密裏に活動する、非公式かつ非営利組織。校内のトラブル全般を解決する。 21キロバイト (2,143 語) – 2021年5月15日 (土) 22:54 (出典 pbs.twimg.com) TVアニメ「美少年探偵団」キャラクターPV:咲口長広 – YouTube (出典…
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n0-l · 6 years ago
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2019.01.31の出来事
16時に新宿の西口で待ち合わせ。家を出る前にフォーナインというアルコール度数9パーセントの酒のロング缶とショート缶をカバンに入れる。ロング缶の方を駅のホームで飲み干し、canと書かれたゴミ箱に捨てる。電車の中ではyoutubeでアニメを視聴。カバンには本を三冊入れておいたがどれも読む気にはなれなかった。約一時間半という時間が、家で過ごす一時間半より何かしなければならないという思いにさせた。
15時44分、新宿到着。思い出横丁を進みながら多分カバンに入っていたフォーナインのショート缶を飲んだ。最近のところ人と会う時は必ず物質依存的な傾向が見られた。アルコールを飲むと、「良いことをした」と脳が判断された時に放出される神経伝達物質であるドーパミンの分泌が促される。それによる自己刺激行動。僕はコンビニを探した。道なりに進んでいると、デイリーが見えたがその向かいにファミリーマートがあったのでそこに入ってケントの6ミリを買った。この時点ではもう会うことになっていた男性に「着いた」と連絡をとっていた。「タバコ買ってくる」と言った。画像が送られて来たので僕は駅の方に戻った。
すると、地下に向かう階段の横にその男性はいたので、僕は合図をし、そちらに向かって行った。二年ぶり。「ひさしぶり」と交した。痩せていて、整った顔立ちのいかにも文学青年という感じの風采。もう一人会うことになっていた女性は一時間程遅れてくるとのことだった。それまで何をしようかということになり、「紀伊国屋に行こう」と彼は言った。「〇〇くんと話し合えるのって本ぐらいなものだもの」というようなことを彼は言った。「蒙古タンメン中本食いたいんだよね」と冗談半分で言ったら「辛いのは苦手だ」と歩きながら話された。 「人が時間に遅刻するのは三島由紀夫だったらブチギレてるよな」とのようなことを僕は言うと、「そういやツァラトゥストラの巻末で三島由紀夫と手塚富雄が対談してるやつがあるんだよ」と彼は言った。 紀伊国屋に着く。文庫のツァラトゥストラを探した。
「他者からの見方に対して、私はその都度応答することで、私自身を作り上げていく」とどっかの本に書いてあった。僕は半年前くらいからスカイプの会議をするようになっていた。会議とは複数で通話するシステムのことだ。そこで出会った人々がたくさんいた。僕はそこで“no name”という名前だった。その男性は会議に属してはいなかった。会議の中で形成された“no name”のイメージが彼には通用しない。no nameのイメージは“おかしなやつ”だった。それが通用しない。今まで会議にどっぷり浸かっていたもんだから血を流す。「アイデンティティとは、それによって、この時この場所でも、あの時あの場所でも、過去でも未来でも、自分が同一人物だと感じるところのものである」とどっかの本に書かれていたがそんなもんは不可能で、R.D.レインのいう補完的アイデンティティが真正である気がする。要するに、父は子がいて父であり子は父がいて子であり、先生は生徒がいて先生であり生徒は先生がいて生徒であるという互いに補完することでしかアイデンティティは生まれない。僕はその人に対しての自己でしか存在し得ることはできない。彼にイメージされる自分というのはどんなものなのかわからなかった。それが脅かしだった。
「そろそろ行こうか」と彼が言ったので、女性を迎えに新宿駅西口に向かった。雑然とした人混みの中でその人を見つけるのは困難だったが、男性が手をあげていたらその人はこちらに気づいた。いたいけな顔立ちと、舌たらずな声。合流して僕らはまねきねこに行くことになった。 六畳くらいの小さい部屋に僕らは入った。もう一人男性を呼ぶことになっていた。最初に会った男性はクラシック音��などに造詣が深く、後に呼ぼうと思った男性もクラシックをかじる程度には知っていてバイオリンをやっていたので話が合うと思った。合計で4人で集まる予定だったが、後にくる男性とはまだ連絡がつかず、とりあえず3人で回しながら歌っていた。ドリンクを一杯頼まなければならないのだが、僕はハイボールを頼んだ。それを飲み干すと、ファミマで一缶だけ買っておいたトリスハイボールのロング缶をグラスに注ぎ、飲み始めた。ここで男性がクスッと笑ったのを覚えている。
やがて後の男性が新宿に着いたというので迎えに行った。オレンジ色のパーカーに金髪か茶髪の青年。彼を部屋に入れた頃には多少もう酔っ払っており、僕は何か飲み物でも買ってこようかとみんなに言い、男性は「ポカリ」女性は「スミノフ」と言ったのでまた1人で外に出て飲み物を買いに行った。酒を適当にカゴに詰めて、僕はもうこの時喜ばしい気持ちだった、これから始まるんだ、という気分がせり上がって来た。会計を終えると、袋をテーブルに置いた。そして酒などをテーブルに並べた。飲みながらみんなでしばらく歌っていた。 僕は四日前にアルコールの飲み過ぎで緊急搬送されたばかりなので、もう酩酊は絶対しまいと、何かものを凝視するように冷静を保とうとしていた。だんだん自分は歌うことをやめ、ほかの人に歌わせるようになった。酔わないぞ、もし酔っているのだとしたら醒めろ、大丈夫だ、と自分に言い聞かせるようにじっと他人が歌う曲を聞いていた。 やがて、女性は電話をしに部屋を出て行くようになり、友達が新宿にきたというので、呼んで良いよと僕は言った。
しばらくすると、男性が2人入って来た。メガネをかけた人と、金髪の青年。もちろん“no name”のイメージは通用するはずもなく、来た時正直僕は萎縮したようになってしまった。新しい人が加わったので僕はまた飲み物を買ってこようとして、バイオリン男を連れて外に出た。この時点ではその女性が呼んだ友達とは一言も口を聞いていない。とりあえず飲み物を買って来てあげようと思った。第一の男はまた「ポカリ」を注文したが、僕はポカリを忘れて、酒だけかごに詰めた。それから部屋に戻り、僕はまた他人が歌うのを聞いていた。僕は酒を飲んだ。 携帯で時間を見てみると、22時を過ぎていた。終電がいつなのかわからなかった。とにかくまだ僕は居座りたかった。だがこの時点では意識がぼうっとして半病人のように座っていた。
やがて、23時頃、みんなが終電に間に合うように帰ろうという話をし始めたのだと思う。それで僕のことについても話されたのだと思う。23時を回っていたから終電ないんじゃ無いかというようなことを。この辺りから完全に僕の記憶は途切れている。 僕は女性が呼んだ男性のバッグを取り、それを持って外に出ようとしたらしかった。聞いた話だと自分の財布に入っていた万札をその人のバッグに入れ始めたらしかった。 その時女性が呼んだ男性2人は外に出ていてその場にいなかった。帰って来た時、「それ俺のバッグですよ」と彼���は言ったらしかった。そこで、やめてやめてと彼らは言い、僕をなだめ始めた。そこから僕は訳がわからなくなり室内で暴れ始めたようだった。みんなが取り押さえているのを振りほどき…。どういう風に暴れたのかはよく覚えていないが、かなり錯乱していた。机を蹴り飛ばしたりしていたようだった。
そこから僕と最初に会った男性は僕に水を買ってこようとし、外に出て行った。その間僕はカラオケの室内に1人で置いておかれていたらしかった。ほかの全員は室外で集まっていた。この時、女性が呼んだ1人のメガネをかけた男性が壊すと高価なもの、例えばデンモクなどを外に出していてくれたようだった。
そして水を買って来てくれた男性と、バイオリン男が室内に入って行き、「大丈夫?」と聞いていたようだったが、僕は同じ言葉を繰り返し、「大丈夫だから僕はもう大丈夫だから」と言っていたらしかった。「何が大丈夫なの?」って聞かれても僕はずっと「大丈夫だから」と言っていたらしかった。それから僕はネガティブなことを叫んだりするようになったらしかった。 そしてまたもや僕は暴れ始めたようだった。スクリーンの接続部分は壊れ、グ���スや皿を割り、それを口に含み始めたようだった。そしてバイオリン男は「ウワーッ!」と驚きの声をあげた。僕は血を流しており、皿も真っ赤に染まっていたらしかった。それをみて周りはかなりショッキングらしかった。白いシャツが血だらけになっていた。 誰かが店員に警察を呼ぶことをお願いしていた。だが警察がなかなか来てくれなかったらしかった。警察を待つしか無いなと周りは思っていた。 だが、僕はいきなり血をタラタラ垂らしながらカラオケ店の外に思いっきり走って出て行ったようだった。その時のことは少し覚えている。とにかく走らなけらばならないと強迫的になっていた。できるだけ…。そして歩道で多分倒れたのだと思うがそこに警察がちょうど来た。
そして僕は警察からまた逃げた。本当に警察には捕まりたくなかった。だがやがて取り押さえられ、喜多方ラーメンのそばだった。あまりにも強く押さえつけるので僕は必死にそれを振りほどこうと足をバタバタさせていたらそれがラーメン屋のガラスに届いてしまい、割れてしまったようだった。女性とその男友達の一人の金髪の青年はメガネの人が逃がして先に帰らせたらしかった。 そして、最初にあった男性と、メガネをかけた男性、バイオリン男はカラオケ店に残り、事情聴取を受けた。しかし、バイオリン男は未成年で終電に間に合わせる為に先に帰ることになった。0時を少し超えた頃だった。そこから二人は事情聴取を二時間くらい受け、もう帰れないから、さっきまでいた室内はもう使えないから別室で一晩過ごして始発で二人で帰ったらしかった。
僕はそれから病院に運ばれ、まず手当を受けた。精神を安定させる注射を打たれたのかはわからないが、ほとんど意識がない状態でおそらく皿を割った時に切ったと思われる傷を縫った。だが、僕は意識を取り戻し、ストレッチャーの白いシーツやシャツが血で真っ赤になっているのを見て、体を動かし始めた。そしたら複数で僕のことを取り押さえるので、「いてえんだよ!いてえんだよ!わかんねえのか!見てよ!これ、血!わかんねえのか!」と言った。 それから僕はまた警察の保護室に運ばれた。四日前にも運ばれたばかりだった。僕は絶えず水を��した。「また同じことを繰り返してしまった」という強烈な罪責感と、隣で強化プラスチックの窓をガンガン叩いている男性のせいで精神がまいっていた。寝ることもできず、僕はとにかくみんなに謝りたかった。それだけだった。その時、胸ポケットになぜか入っていた…本当は持ち物は全部預けられるはずなのに、鍵が入っていた。その鍵にはアイドルマスターの高槻やよいのキーホルダーがついていた。それを眺め、精神を落ち着かせようとした。
やがて隣のドンドンやっているところに警察官がきて、その男は「30分もドンドンやってて気づかねえのか!うんちとおしっこ漏らしちゃったらどうするんだよ!」というようなことで争っていた。それを聞いて僕はまたふさぎこんだ。そのやりとりも30分以上続いた。やがてその男性は他の場所に連れていかれた。僕はそれからマットに横になり、キーホルダーを見ていた。保護室にはトイレも洗面台もなければ時計もない。やがて警察がきて、親御さんの電話番号を教えてくれるかというので言った。僕はもう矢も盾もたまらず窓をドンドン叩いた。しばらくしたら警察官が来て「今の状況はどうなってるんですか」と警察官に聞いた。まだ連絡が取れないからもう少し酒が抜けるまで横になっといてと言われた。僕は何度も水をくれと言った。 やがて、またドンドンやっていると、身元引受人の父親に連絡がついたからと警察官が来た。二時間くらいで着くからまだ横になっといてと言われた。 しばらくキーホルダーを見つめ、また僕はドンドンやっていると、今度はもう一時間かからないからと言われた。キーホルダーの存在がバレ、没収された。あの顔、衣装。
またドンドンやっていると、父親がきたというので、僕はやっと出れると思った。鍵を開けられ、外に出た。靴を履かぬままエレベーターで6階の取調室のようなところで、持ち物検査などをさせられた。靴は一足だけカバンの中に入っていたが、もう一足はないらしかった。僕は携帯を見たが、血がついており、画面もうまく映らない状態で、これはやがて電源が全く入らなくなった。メガネもないことに気づいた…これはのちのち見つかった。身元引受人の父親と面会した。僕はコートを着ず、血で濡れたシャツを父親に見て欲しかった。それから僕と父親は車に向かった。
6時半頃だったと思う。靴をゴミ箱に捨てたら、「家に帰って捨てるんだよ」と父親に強く言われた。 警察に弁償だけはちゃんとしてくれと帰り際に念を押された。僕はいくらになるんだろうと気が気ではなかった。 車に乗り、憔悴した状態で僕はいた。発進した。父親の仕事で使っている靴を借りた。父親に麦茶をもらい、それを飲んだ。 見えづらい目で窓の外を見て、しばらく走っていたら、冬の広大な田園風景が見え、僕はそれにえも言われぬ虚しさを感じた。気持ち悪くなり、僕は窓を開けた。「気持ち悪いのか」と父親に言われ僕は頷くと、羽生のサービスエリアに止めてもらい、緑茶を買ってきてもらった。だが、両手が痺れてペットボトルがつかめずにいた。口と全身がガクガク震え、痙攣発作のような状態になり、とりあえず息を整えようと必死だった。「救急車か」と言われたが「大丈夫」と僕は言った。少し落ち着くと、もう大丈夫と言ってまた発進した。 家に着いた。母親は仕事で出ていた。9時頃だった。血だらけの手を洗い、血に濡れたシャツの上から半纏を着て、眠剤を飲み、「すこし寝る」と言って布団に横になった。携帯が使えないので、パソコンのラインで迷惑をかけた人に謝りのメッセージを送った。酒はもう絶対にやめると思った。
起きると、15時ころで整形外科に行くことになった。待合室で待っている時に僕は緑茶を絶えず飲んでいた。何かを飲んでいなかったら落ち着かなかった。そして考えた。飲み物を飲んでいる時自分は何を飲んでいるのか。なんで同じことを繰り返してしまうのか、根元には何があるのか。父親に紙とペンを借りてメモをした。  診察に呼ばれた際、診察室でも緑茶を飲んでいた。傷口に消毒のためのイソジンを塗られ、包帯とネットをされた。「一日置きでいいでしょう。明後日また来てください」と医師は言った。
僕は家に着いて、すぐさま布団に潜り込んだ。そして内省した。 ジャン・ケレヴィッチの「死」という本に書いてある文言を思い出した。
「最初の罪、最初の嘘が数知れない嘘と数知れない罪の雪崩を巻き起こし、それが歴史を作る。」333p
僕はまた罪を犯した。僕はまた暴れた。 暴れたことに対して暴れたいという気持ちに駆られた。 衝動性がまだ、残っている。 正当化の論理からは逃れられない。
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