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#有松鳴海絞り
bearbench-tokaido · 6 months
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四篇 下 その三
亭主は、 「それなら、これになさいませ。」 と、馬の足に巻く布切れを指し示す。 「これなら、一足七文で、お売りいたしましょう。」 「ええ、馬の靴が履かれるものか。人をからかうな。」 と、弥次郎兵衛は、だだをこねる。 北八も、いらいらしてきて、 「一足買ったらどうだ。弥次さん。だいいち、かたっぽだけ買って、どうするつもりだ。」 弥次郎兵衛は、すました顔で、 「決まっているだろう。また先へ行って、もうかたっぽ買うのさ。」 と、すました顔で答える。 なるほどと、亭主は、ひざを叩き。 「ハハハ。しかたがない。十四文にいたしましょう。一足でお買い下さい。」 「最初から、そう言やいいものを。」 と、やっとのことで、草履を手に入れ、草鞋を脱ぎ捨てると、早速履き替えて行く。
さて、この宿場を通り過ぎると早くも、八町なわてからさなげ明神を拝みながら今岡村の宿場に着いた。 ここは、いもかわと言う平らなうどんが名物で、これがまた風味がよいので、弥次郎兵衛が一首詠む。
名物の しるしなりけり 往来の 客をもつなぐ いも川の蕎麦
それより、あなう村、落合村と通り過ぎて有松に着いた。 ここは、名に聞こえた有松絞が名物で、いろいろな染物を家ごとにつるしてかざりたて商っている。
弥次郎兵衛と北八の二人が、この宿場に入ると両側の店より声がかかる。 「おはいり、おはいり。あなた、おはいり。 名物、有松しぼり、お買いなされ。さあさあ、これへこれへ、おはいり。」 「ええ、やかましいやつらだ。」 と、弥次郎兵衛は、横目にその様子をながめると、一首詠む。
ほしいもの 有まつ染よ 人の身の あぶらしぼりし 金にかえても  (人の身の汗と油を絞って稼いだ金に替えても、欲しいものは有松の絞り染だ。)
北八もやかましいと思いながらも、有松しぼりがなかなかいいので、 「おい、弥次さん。浴衣でも買わねえか。」 と、声をかける。 「そうだな。思いっきり値切り倒してやろうじゃねえか。」 「よかろう。いっぱい買うようなふりをして、からかってやろう。」 と、あちこち見回しだした。
そうして、二人が歩き回っているとこの町の外れに小さな店だが、染め生地を表通りにいろいろ吊してあるのを見つけたので、店の中に入り弥次郎兵衛が、 「コレ、この絞りはいくらします。」 と問うてみた。 この家の亭主らしい男は、誰かと将棋をさしていたが、夢中になって弥次郎兵衛らに気がつかない。 「おっと、これはまずい。ええと、お前さんの持ち駒はなだったかな。」 と、亭主は、将棋の相手に聞いている。 弥次郎兵衛は、 「おい、これは、いくらだときいてるんだ。」 と、すこし声高にいうと、やっと気がついた亭主は胆をつぶして、 「はいはい。それかいな。」 と、弥次郎兵衛の方をチラッと見て、すぐに将棋の方に戻ると黙っている。 「そうだ、いくらだ。」 亭主は、相変わらず、将棋盤を見ながら、 「これが、こうなるから、こうなってと。で、あなたはいくらだとおっしゃってる。 それがそうだと、この将棋の次の手はこうしよう。」 弥次郎兵衛は、 「ええい、じれったい。これは、売らねえのか。値段はいくらだと聞いてるのに。」 と、いらいらしながら聞く。 亭主は、将棋の相手が打ったてをみながら、 「はてさて、やかましい人じゃ。 布をひっくり返すと、符丁がついている。それを読んでみなされ。」 弥次郎兵衛は、 「こいつはとんだ商人だ。符丁にウの字とエの字が書いてあるが。」 「おおそうか。そうじゃろう。でも、素人には何のことかわからんだろうから。 ほれ、こちらに見せなせえ。」 と、将棋盤を見たまま手で、弥次郎兵衛から、布切れをうけとると、 「それは、一尺が三分五厘の値段の布じゃ。」 と、言う。 それを聞いて、北八が、小さな声で、 「十尺で、団子と同じか。」 と、言う。 弥次郎兵衛は、大げさに、 「高い高い。負けなせえ。」 と、いうと、 「なに、負けろだと。いやだね。いくらへボ将棋でも、負けてたまるか。」 亭主は、将棋に夢中であるが相手の方が気になりだした。 「次兵さん、商いをしましょうか。あの人たちが待っておられる。」 亭主はそれでも、 「よいわいの。とても、あの連中は買いそうもない。 それに、金銀を持っていそうな面をしていない。 なにしろ、金銀は私がもっているんだから。」 と、将棋の駒の金銀が、自分の手の中にあるとばかりにじゃらつかせる。 それを聞いていた弥次郎兵衛が、 「なんだ、金銀がないだ。人をみくびったことをいいやがる。 持っているぞ。これは、ふんどしにするとしたらいくらになる。」 亭主は、 「ふんどしにするだと。ちょこざいない。」 と、将棋の戦法の一つとかけている。 弥次郎兵衛は、 「こいつは、俺らを馬鹿にしてやがる。 商売に、ちょこざいながあるものか。素人め。」 と、大きな声でいう。 将棋に夢中だった亭主は、ここでハッと気づいて、早々に将棋をやめて、 「へいへい、これは粗相をいたしました。 どれでも、負けてあげましょうから、お買いあげ下されませ。」 北八は、 「最初からそういえばいいものを。たくさん買って上げましょう。 で、弥次さん、お前、お袋さんやおかみさんへの土産には、あれがよかろう。 いくらになる。」 亭主は、 「へい、銀十四匁八分になります。」 弥次郎兵衛は、 「それ、そっちのは。」 「はいはい、これは、十五匁。」 弥次郎兵衛は、 「もっといいのはねえのか。」 亭主は、 「ありますとも。へい。これが二十一匁づつ、こちらが二十匁、下のが十九匁でおざります。」 弥次郎兵衛は、 「いやいや、もっといいのがほしい。」 「いや、そういわれましても、このようなものでおざります。」 と、亭主は困っている。
弥次郎兵衛は、 「ふん、そんなら大事にしまっておきな。誰かが、買ってくれるだろう。 俺は、一番最初に見た、この三分ぎれを、手ぬぐい分だけ切っておくんなせえ。」 と、一尺の値段が銀三分の布を、手ぬぐいの長さの二尺五寸だけ買うという意地の悪い注文をする。 「ヘイさようかな。」 と、亭主は、やっぱりとがっかりしながら布地を二尺五寸に切ってよこす。 弥次郎兵衛は、この代金を払って店を出た。 「とんだ奴らだ。人を薄馬鹿の三太郎にしようとしやがって。 あやうく、買わなくていいものを買いそうになった。 ハハハ。しかし、だいぶ道草をした。ちっと急いで行くとしよう。」 と、これよりすこし道を急いで、早くも鳴海の宿場に着いた。
旅人の いそげば汗に 鳴海がた ここもしぼりの 名物なれば
などと、一首読みながら田ばた橋(でんばた)を渡ると笠寺観音堂に着いた。 笠を被った木像の観音様が見える。それで、この名前がついているのかと、
執着の なみだの雨に 濡れじとや かさをめしたる 観音の像
と、一首詠む。
それより戸部村、山崎橋、仙人塚と通り過ぎ、ようやく宮の宿(名古屋市熱田区)についた頃には日も傾き出していた。 旅館の前には、客を泊めようとして女中連中が声を張り上げている。 「あなたがた、お泊まりじゃおませんか。お湯も沸いております。 相部屋ではございません。お泊まりなされませ。」
弥次郎兵衛は、 「さて、泊まりはどこにしようか。銭屋かひょうたん屋か。 北八が、町並みをすかしてみていたが、 「向こうの家ちはなんだ。鍵屋か。」 女中は、 「もし、お泊まりかな。」 北八は、 「おお。泊まりにしよう。で、ここは、いくらで泊める。」 女中は、なれたもので、 「オホホホ。結構です。お泊まりなさんせ。」 と、いうと、北八が 「結構ですとは、ただで泊めるということか。」 弥次郎兵衛は、 「ずうずうしい事を言うもんだ。ただより高いものはない。」 と、かさをとって入る。
旅館の亭主が出てきて、 「さあ、お湯を上げましょう。 お足が汚れてないなら、すぐに、お風呂にはいられたらどうです?」 と、荷物を座敷に運ぶ。この間に、弥次郎兵衛と北八は草鞋を解いて奥へ通る。 部屋に落ち着くと、女中が茶を持ってきた。 「さあ、お茶をお召し上がり下さいませ。」 部屋の外から、目の悪い按摩が話しかけてくる。 「一つ、いかがですかな。」 北八は、按摩の方を見て、 「もんでもらいたいところだが、とりあえず腹が減った。」 弥次郎兵衛も、 「うん、まず腹ごしらえだ。その後にしよう。」 按摩は、 「それなら、後でまた覗いて見ましょう。」 と、出て行く。
つづく。
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ichinichi-okure · 1 year
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2023.8.19sat_tokyo
私にとっての「休み」というのは二種類ある気がする。一つは「疲労困憊!もう無理全然動けない!」というマイナスの状態から、ひたすら寝るなりゴロゴロするなりして回復し、とりあえずゼロくらいになる休み。もう一つは、やらなければならないことから解放されて好きなことを自由にやって遊び尽くしてパワーを貯めるタイプの休み。
ここ何ヶ月かはとにかく出張が多く、全国飛び回る→東京にいる間に取材や打ち合わせや原稿作成、Podcastの音源編集をまとめて対応→また出張へ行って、日中は現場対応、移動時間とホテル滞在時間で作業を進める→東京にいる間に……というループ。
マイナスから回復する休みはなんとか取れているので、忙しさのわりに体調は崩さない。そして仕事自体はめちゃくちゃ楽しい。だけど「好きなこと思う存分するぞ!」というパワーアップ休みがなかなか取れていない。
なんでこんなことを考えたかというと、今日がまさに「自由だー!」という久々の休日だから。羽を伸ばしに、知人を頼ってノープランで長野県の飯山というところへ初めて行く。ほぼ毎日着ている和装も脱ぎ捨て、適当なワンピースを着て、リュック一つで出かける。こんなに心も体も身軽な移動は久々だ。
楽しみすぎて、多少は寝坊もすればいいものを、なんでか6時に目が覚めてしまった。早起きついでに、同居人がキャンプに行くというので知人たちとの待ち合わせにくっついていく。早く着いたので日比谷公園の木陰で待つ。
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私は体当たりしてくる蝉が大の苦手。小さめのスズメが、大きめの蝉に見えてビビるくらい苦手。日比谷公園でも、当然ながら蝉が鳴いている。
彼が「真上あたりにいるんじゃない?」と私の真後ろの木を指して意地悪を言ってくるので「いや、この鳴き声は2本隣の木の上の方」と的確に答えた。苦手すぎて、敵の行動を把握して回避するために、蝉の声と位置を把握する変な能力が身についてることに気づく。まぁ、あいつらは私がどんなに逃げてもこっちに向かってくるんだけど。
私は長野の北の方、彼らは長野の南の方へ向かう。改めてGoogleマップを見ると、長野って本当に広い。お互いに「いってらっしゃい」と言い合ってお見送り。
一人で東京駅に着くと、世の中はまだお盆休みの延長線なのだろうか。大混雑で、どこのカフェにも入れない。美味しい出張続きで最近すごく体重が増えたので、ちょっとカロリー制限をしているんだけど、カロリーを控えようとすると東京駅構内に座る場所が全然ないと知る。ラーメン屋さんとかなら入れそうなんだけど、我慢。
北陸新幹線で山並みを眺めていたら、あっという間に飯山に着いた。改札を出たところで知人と合流したら、そのまま木材屋さんの事務所へ連れて行かれる。入るとそこには素敵な82歳のお母さん。昼食を用意してくれていた。
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ゴーヤやきゅうりの佃煮に、庭で採れた甘いトマト、メインは丸茄子とシソとボタン胡椒のお焼き。
ん?ボタン胡椒ってなんだ?と聞いたら、フレッシュなものを持ってきてくれた。胡椒という名がついているけれど見た目はピーマン。辛さは唐辛子。野菜ってこんなに可愛くて愛おしかったっけ、と眺めながら思った。ほんのり赤く染まっているのなんか本当に見惚れてしまう。
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自己紹介がてら、普段は着物で過ごしていると伝えると、着物のお仕事をしている方をご紹介いただけることに。お母さんがその場でお電話してくださり、気がつけばアトリエへ。(展開が早い。)
とにかくパワフルで、素敵な有松絞りや小千谷縮を見せていただいた。いいなぁ。と思っていたら、その裏庭でさっきのお母さんが追加でトマトを収穫。パクパク食べる手が止まらなくなる。
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なんてみんな人懐っこくて気さくで優しい人ばかりなんだろう。と思っていたら、次は養蜂家さんのお宅へ案内していただけることに。(また展開が早いよ。)ノープランだったはずなのに盛りだくさんにも程がある。つまり、すっごく楽しくてアドレナリンが出まくってる。
はちみつの味わい方を教わっていたけれど、かたくて甘い桃もぜひ食べて欲しいということでぱくり。まるまる一つかぶりつくように言われて食べ終えたら、今度は違う種類のカットされた桃もいただいた。桃でお腹いっぱいになるのは初めてかもしれない。
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果物やはちみつを作っていると、熊との知恵比べになるんだとか。「〜〜だきり(〜〜だけど)」という方言を初めて聞いて、可愛いと思った。このあたりは「〜〜だっちゃ」という語尾もよく聞くのだとか。頭の中にはアラレちゃんが浮かんだ。
さらに移動して、今度は野沢温泉に。共同浴場が13個もあるそうで、そのうちひとつに入ってみた。熱い。熱いけど気持ち良い、疲れがスッとお湯に溶け出していくようだ。料金が決まっていないので、料金箱じゃなくて「賽銭」っていうのがまたグッとくる。
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夕飯を食べて、クラフトビールを飲み比べしたりして、ドライブに連れ出してもらう。そういえばいつのまにか車には4人。少しずつ人数が増えて、気づけば完璧なガイドをしてもらっている。
飯山に通い始めて7年目というガイド役に従っていたら「最後はナイトクルーズです」とのこと。なんのことだろう?と思って後部座席から車窓を眺めていると、斑尾高原にずんずん入っていく。霧がどんどん深くなって、ちょっと怖さを感じるくらい。
ところが、さらに山道を進むと突然霧が晴れた。「運がいいですよ!」と言われ、導かれた先を見下ろすと、夜の雲海が待ち構えていた。
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さらに暗闇に目が慣れてくると、文字通り数え切れないほど満天の星。天の川まで見える!ときゃっきゃしていたら、流れ星まで流れた。
宿に泊まるのかと思いきや(それすら決めずに来てしまっていた)知人の空き家にみんなで泊めていただけるらしい。なんだか合宿みたいでわくわくする。
いわゆる観光というより、飯山の暮らしの中にどんどん入り込んでいくような旅。訪問先がほとんど全部個人宅だったから詳細は書かなかった。だけど、パワフルで、自分のペースで人生の楽しさを堪能している人たちに会うだけで、体の芯から元気がわいてくる。なんだか温泉みたい。
みんながずっとおいしい果物や野菜をくれるので常にお腹いっぱいで(あれ?カロリー制限ってなんだっけ?)、明らかにまだまだ飯山の魅力を食べきれていない。よく考えたら「飯山」って地名もおいしそうに見えてきた。季節を変えてまた何度も通いたい。きっと今日の旅は、記念すべきマイファースト飯山ということで記憶に残るんだろう。
狙い通り、いや、想像していた以上に、パワーアップ休みを実現できた気がする。
-プロフィール- 山本梨央 35歳 東京 編集者・Podcastのディレクター・発酵デパートメントのディレクター https://instagram.com/dejane_rio https://note.com/dejane
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apartment315 · 2 years
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mamamaison2009 · 2 years
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裏庭のクリスマスローズが満開です。 今年は野花も紫が多く咲いています。 裏庭の花に合わせて まり木綿のパープル系を集めてみました。 おしろい花はラスイチです。 doucattyの1点ものストック 今日はお店に並べています。 みちを #ままめぞん #てぬぐい #しば桜 #おしろい花 #有松鳴海絞り #まり木綿 (大阪交野古民家のてぬぐい屋カフェ まま・めぞん) https://www.instagram.com/p/Cb1V0g1P5a1/?utm_medium=tumblr
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snoopymaniamidori · 4 years
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自分で作れないからね、色々売られてるのを選ぶのがすっかり楽しくなってしまった、布マスク生活。 浴衣の生地とか言われたらそりゃ欲しくなりますわ���(^-^)! 届いたのをさっそく開けてみたら思った通りの素晴らしい手触り! 暑くなってきたけど、少しでも気分良く過ごせたらいいな。 #浴衣マスク #有松鳴海絞り https://www.instagram.com/p/CCYRJtlpuXC/?igshid=1vag0yk0h2xgv
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tatsumikomuro · 5 years
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anouta-jp · 5 years
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トレンディ歌謡に抱かれて 第38回:中山美穂「mellow」
明けましておめでとうございます!皆さま「平成」もようやく馴染んできた頃合いでしょうか。今年はひとつカッパツにやってみようと思うのでよろしくお願いします。
 「活動的」の証明、というわけでもないのですが今月17日に発売される「オブスキュア・��ティポップ・ディスクガイド」でディスクレビューをいくつか書かせてもらいました。所謂light mellow(本家ですね)のパースペクティヴを乗り越える、ディグ観の更新がなされている画期的な和モノガイド本。生音グルーヴィンな70s、デジタルブギーなミッド80sいずれにも「該当しない盤」が当ガイド本の発行と同時に再評価の準備万端。それに併せ今まで各アーティストのバイオ中「定番」とされていた作品も少しずつ新しい方向へ「ズラし」が必要な機運にになってきたのでは。ナインティースを「キッチュ」でなく真っ正面から再評価したい…そんな思いを託したこの盤で今日はブログをこさえます。
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  Release : 1992.6.10
 ミュージシャンのクレジットはありませんでした。残念!
  中山忍の姉としてもお馴染みミポリン。人気だった時期が長かったため重要なリリースは随所にありました。80年代後半の、角松敏生~Cindyとのラグジュアリーなブラコン諸作はいまや「定番」といっていいでしょう。またリトクリが全面参加した(継続した音楽活動という意味での)最終作「manifesto」及びその付近も「ゴツゴツした原田知世」的に認知されているかもしれません。しかしその間、所謂「メガヒット期」のアルバムを絶対にスルーしてほしくないのです。92年リリースの当盤は「中山美穂セルフ・プロデュース」の、記念すべき第一作。彼女のゴージャスなイメージにマッチした優雅なAOR系楽曲が多い、とざっくり語られがちなのですがどっこい今聴くとそれに相反した「音の面白さ」と冒険心が全面に出ており、柔らかくもストレンジな不思議盤なのです…これは当盤が、前作「De Eaya」の(井上ヨシマサプロデュースによる)「デジタルエキゾ~サンプル過多ハウス」と次作「わがままなあくとれす」以降に続く「海外録音AOR」のちょうど中間であり、アルバムとしてトータライズされ切っていないことが理由なのだと思います。要するに過渡期ならではな「あわい」の着地点だということで、そこが奇しくも「トレンディ」と呼びたい音のムードの現れとなって、今や肯定的に響くのです。
 1.Mellow
(作詞 一咲 作曲・編曲 井上ヨシマサ)
先行シングルで、やけに「アンサンブル」感の無いハードロックアレンジの名バラード。と書くと大味なものを想像しがちですがそこはさすがの井上クオリティ。コーラスの定位、ドラムの音飾などで「音響派」的な側面を持たせることに成功、ストレンジな唯一無二の仕上がりとなっています。作詞の「一咲」は井上とタッグを組んだ時の中山の名義。すなわちこの盤、中山がほとんどの曲の作詞をしているわけです。
2.あるきなさい。
(作詞 中山美穂 作曲・編曲 浅田祐介)
前作を踏襲したハウス歌謡的な、エコー感とメロディの抑揚を抑えたミディアム。CHARAでおなじみ浅田祐介のかなり初期仕事ですね。ラーガ的なアレンジやアンビエント滝なパート、更にはサックスソロと後半がかなり遊んでいます。
3.ゆっくりMy Love
(作詞 中山美穂 作曲 尾関昌也 編曲 井上日徳)
ライトメロウ・フュージョン的な趣きのあるコンパクト楽曲。編曲がヨシマサの実弟・日徳(ふたりだとATOMという名義になります)で、どこか現代的な残り香があります。後半のエッジーなギターソロ以降、急にアヴァンなプログレパートに突入しフェイドアウトするという謎な作り。笑
4.Platinum Cat
(作詞 一咲 作曲・編曲 井上ヨシマサ)
前年のヒット曲「Rosa」を更にやりたい放題突き詰めたような、ジュリアナ的?マザー2の戦闘シークエンスの風味?のかなーりアシッドなアゲ曲。しかし彼女の声質でやるとケバさは中和されるんですよね。
5.Silent
(作詞 中山美穂 作曲 清岡千穂 編曲 鶴由雄)
急に滋養のあるミッドナイト・バラードがきました。翌年以降のシングルで顕著となる「タイアップ・バラード」路線の萌芽のような中庸楽曲。
6.忘れなくてもいいじゃない
(作詞 赤星ちはる・中山美穂 作曲 尾関昌也 編曲 新川博)
オリエンタルな旋律のイントロから期待を裏切らない「色・ホワイトブレンド」と同系統のミディアム名曲。そちらには無い「ナインティース」感触のミックス具合(平べったいというか何というか)が、今聴くとすごくジャストなんですよね。
7.灼熱の心
(作詞 渡辺美佳・中山美穂 作曲 渡辺美佳 編曲 井上日徳)
これはカッコイイです。四つ打ちにドゥービー風カッティングのミニマルな展開で「KOIZUMI IN THE HOUSE」を想起させつつも、デコラティブさを抑えてより自然に・非歌謡的に仕上げています。歌唱も良くマッチした柔らかさで、92年ならではの着地点と言える。
8.はなしをきいて
(作詞 中山美穂 作曲 Joey Carbone・Jeff Carruthers 編曲 鳴海寛・多田牧男)
からの東北新幹線直球AORで、このアルバムが「特異な名盤」であることを実感するわけです…本当に出来のいい楽曲。作曲のジョーイ・カーボーンはジャニーズにも曲提供の多い才人。
9.kiss kiss kiss
(作詞 中山美穂 作曲・編曲 鳴海寛・多田牧男)
東北新幹線はさらに伸び、音数を絞りドリーミーさを際立たせたこのキーボード・バラードに到着します。中山の声質から鑑みて正解としか言いようのない名アレンジで、後半のサンプリング・アヴァンなパート含め当盤のモードを一番反映しているように思います。この7~9曲目が「トレンディ」的にはハイライト。
10.Treasure
(作詞 西脇唯 作曲 西脇唯・緒里原洋子 編曲 有賀啓雄)
アニタ・ベイカー的クワイエットストームで緩やかに〆です。鳥の鳴き声サンプリングがやたら耳につく間奏で、やはりここにもストレンジな肌触りが残っています。
11.Mellow (CM Version)
(作詞 一咲 作曲・編曲 井上ヨシマサ)
1曲目のCMで使われたヴァージョンがオマケ的に短く付いてきます。当時の中山のイメージに沿ったアレンジで、おそらくこちらが原曲なのでしょう。完全打ち込み+ゴスペル感というと安室+TKをちょっと思い起こすような。
※3、7、9曲目を以下から試聴できます
ht tps://soundcloud.com/anouta-wkym/38-1
   以上11曲。全体的に強さやまとまりに欠けるきらいはありますが、そこが味わい深く響くナイス・トレンディ佳盤なのでした。BOOKOFFを3件も回れば確実に見つかるこちら、ジャケも麗しいので初回限定版で是非買ってください!
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psty · 6 years
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4/6 #ユニクロ のこのTシャツのベースのデザインが #有松鳴海絞り の パタンに気がついでびっくり! しかしこの絞りの名前を忘れてる自分にショック!! 誰か教えて!!
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2ttf · 12 years
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nuitori · 2 years
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本日はつくりべの会 有松鳴海絞りの勉強です❣️ 近隣でお立ち寄りしたいところが沢山ありますが😢 しっかり学びます〜 #つくりべの会 #ありまつなるみしぼり #しぼるの大変 (有松 旧街道) https://www.instagram.com/p/CjCyb-Ary5Q/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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jackpromotion-blog · 2 years
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3年ぶりに開催された 有松のしぼりまつり 覗いてきました。 絞りの浴衣のコスプレ大会?😅 やっぱり祭りはコスプレで楽しむものでしょうか? 猩猩もいたけど鳴海のがよいな! 絞りも鳴海のいいんだけど、 山車も鳴海のやつのがよい! たまたま古い街並みが残ってたから有松のが有名になってしまって 残念😭 元実家が鳴海絞りの染色工場やってただけに絞りの知識はしっかりある。 有松より鳴海の絞りにもっと注目して欲しい! #絞り #まつり https://www.instagram.com/p/CeYJU93ljwC/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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apartment315 · 2 years
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mamamaison2009 · 3 years
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春色のまり木綿ネットショップ 本日19:00に並びます。 店頭には既に昨日から並びました。 写真1枚目より 宝石 晴れ女 春う���ら しば桜 雪苺 開花-緑青- 雛菊 凛 夜行列車 柄によって最初から1本しか納品されている柄もあります。 よろしくお願いします。 みちを #ままめぞん #てぬぐい #春色 #まり木綿 #有松鳴海絞り (大阪交野古民家のてぬぐい屋カフェ まま・めぞん) https://www.instagram.com/p/CbMKoZQv1yG/?utm_medium=tumblr
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takefucafe · 3 years
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第四十三回 武生をかえる哲学カフェ 6月26日(土)14:00 ~ 16:00  テーマ「健康」 男性4名
年々体力の衰えを感じる今日この頃。今までできていたことが病気できなくなったりすると、健康とは有り難いと感じます。そうした私的な関心から健康をテーに対話をしたいと思いました。 3枚目の写真は、地元の画家・三田村和男さんの作品。いいなと思いシャッターを押しました。 (若泉)
※問い出しでテーマを絞って対話という流れではなく、自由に対話しました。
<健康とは?> ・みんなで抱く「健康」とは、どんなものだろうか。「健康という幻想」という本がある。そこでは、これが健康だということに警鐘を鳴らしている  →不健康は否定されるべきものなのだろうか?  →不健康は健康と対になっているので、健康を問うことが必要だろう  →「健康」とは「健やかな状態」のこと。  →病がない状態ということではない。自分は糖尿病なのだが、医者から好きなものを食べて、薬を飲んで2年早く死ぬだけだからと言われている。「養生」ということは別だと思う
<健康を“意識する”> ・20年来、自分の体の状態に関するデータは病院で管理されている。健康が管理されるものになっている  →データによって、病気の状態か、そうでなないかを判定するということは、健康も数値で基準を設けられて認定されていくということ。判定する「権威」が病気と名づける  →自分はガンなのだが、よく山に登っている。病気だからこうだ、ということは言えないのではないか  →病気でもいろいろな状態がある。長生きする人、若い人、バラバラの生き方・自由さを、社会や共同体が「社会にとって大事かどうか」を整理するのに、「健康」が持ち出されるのではないか  →北海道で精神障害者たちが働きながら生活している「べてるの家*」は、会社も作り地域にも貢献している。彼らの活動を見ると、「健康」とは何か考え直す必要があると思う * べてるの家 https://urakawa.bethel-net.jp/
 <健康と死ぬこと> ・南越前町の京藤家の古い家が遺っていて、そこに江戸時代の家憲がかかっている。それには「40歳を過ぎたら裏山で死ね」とある。それまでに、後継に諸事を伝え教えるということであり、食糧事情も厳しい中で云い伝えられてきたのだろう  →松井耕雪(幕末期に私財を投じて 藩校建設を願い出て、「立教館」を創立 し武生の教育の礎を築いた人物)の写真は50過ぎのものだが、70歳くらいにみえる。当時は栄養状態がよくなかった  →寿命が短く、その寿命近くになると「死ぬ」ように言われたとしても、もっと長生きし90歳くらいまで生きると、逆に長老としてあがめられるのではないか  →共同体の維持に「死」が持ち込まれている  →人間が子孫(遺伝子)を遺すという視点も「健康」にはあると思う。これは優生学とも関わるが
 <健康な状態とは> ・生殖行為ができるか、できないかは精神的にも大きな影響力を持つと思う  →生殖行為に関わる行為は、肉体にもいいという。女性の体を愛撫したり、自慰をしたりなど  →よく言われる「ピンピンコロリ(ピンピンしていて、死ぬ時はコロリといくこと)」でいくように、山に登っている。そうして、脚を強くしている  →健康は何かを行うための手段だと思う。何かをするためには寝たきりではできない。だから動ける、自由にできるということが「健康」ではないか。目的ではないと思う
【次回予告】 2021年7月24日(土)14時~16時 第44回テーマ:「見せる、さらす(晒す)」 人は一人では生きていけません。誰か���会い、話したりして生きていきます。誰かと会う時、自分の顔を見せ、表情を通じて言葉以外の共感なども得ながら、時間がながれ物事が進みます。自分の顔だけでなく、姿、ふるまい、言葉、声などを誰かに見せ、さらしながら生きているということではないでしょうか。一方で誰とも会わずに生きようとする人もいるかも知れません。その人は、誰にも何も見せず、さらさず生きているのでしょうか。「見せる、さらす」ということについて、ともに考えてみませんか?
 参加無料
 ◎哲学カフェは対話が目的であり、決して特定の思想などを押しつけるものではありません
◎マスクをしてご参加ください
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masayonatsume · 4 years
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ありがとう『飛翔』
名古屋駅前の「ぐるぐる」が撤去されるという ニュースを見ました。   『飛翔』という勇ましい素敵なお名前だったのですね。 はずかしながら初めて知りました。     前の「大名古屋ビルヂング」の建物が建替えのときも 少しさみしかったのですが、 今回の「飛翔」がなくなるのもさみしいです。     「飛翔」と「大名古屋ビルヂング」をセットで見るのが 『名古屋だな~』という感じがしてとても好きでした。     買い物の時に横目ちらっとで見たり 待ち合わせやお迎えがモニュメントの前だったりしていました。     ありがとう、お疲れさま。           ナナちゃんはずっといてね♡   (今、ナナちゃんは有松・鳴海絞のお洋服を着ているそうです。 マスクもつけていらっしゃいます^^)  
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sixiconics · 5 years
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day1 【SHOWROOM curated by suzusan】
Six coup de foudre 
2020-21 Autumn / Winter Collection in Tokyo For Buyer and Press
3/16 (Mon) - 21 (Sat)
9:00 - 19:00 Friends Open Day
3/22 (Sun) 9:30 - 16:00 (Place) by Method
東京都渋谷区東1−3-1 カミニート#14 今回、Paris展に引き続き4ブランドでの合同展示会を開催します。 出展ブランドは
「suzusan」 ドイツ/��知
ドイツ、デュッセルドルフと名古屋、有松を拠点に日本の染色技法有松鳴海絞の手法を使いカシミヤやメリノウールなど上質な素材を使い染められる。今回は21年秋冬の新作とホームコレクションのフルコレクションをご覧いただけます。 「BONASTRE」 パリ
パリのアトリエでデザインされ、スペインの革製品を伝統的に作る街で生まれるレザーバッグコレクション。最高品質の素材と熟練の職人により生み出される。デザイナーはルメールなどの有名ブランドのバッグデザインも手がける。 「17 Stephanie Schneider」 アントワープ
シルバー、シルク、モヘアなど異素材を使って織りの技術で作られるテキスタイルのジュエリー。デザイナー自身の手で一点一点作り上げられるアーティスティックで唯一無二のスタイルは世界中に愛されている。 「Six coup de foudre」 東京 
浅草に工房兼ショップ と革 を構え、"革を通じて世の中を考える"をコンセプトにエコロジーや環境保護の観点から様々なレザーアイテムを提案。メイン素材として提案するのは、日本のエコシステムが崩れたことにより各地で駆除された鹿や熊、猪などの野生動物の革。 この4ブランドになります。 ※ご来場は事前のアポイントメントのみになっております。ご来場頂く際にはダイレクトメッセージにてご希望の日時をご連絡ください。 最終日の3/22(日)は一般の方もお越し頂け、商品の販売や先行受注もお受け致します。
是非お誘いの上、お越し下さい��� #東京
#leathergoods #fw20 #tokyoparis
#sixcoupdefoudre #leather #gibier #sustainablelife #comtemporaryart #minimalism #minimalart #accessory #fashion #bag #lifestyle
#love #peace 
@ method inc. (method inc.)
https://www.instagram.com/p/B9xgYISFvZo/?igshid=rnvxsr5rb7c0
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