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#撃弾ハンサム
ryukoclub · 5 years
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撃弾ハンサム in Thailand
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pyctp015 · 7 years
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herbiemikeadamski · 2 years
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 8月6日(土) #先負(辛卯) 旧暦 7/9 月齢 8.4 年始から218日目(閏年では219日目)にあたり、年末まであと147日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 「おそようございます」🙏イヤイヤ💦 昨日は新居って変ですけど宿舎に 入居の日なので早仕舞いしまして🤚 配送されて来る荷物の引き取りやら でした😅💦Amazonであれこれを 頼んだので万全と思いきや、いざと なると、あれ足りないとか買い出し に周辺を歩く事、1時間以上も歩き 回りクタクタで良い運動になった🤣😆 何十年ぶりに独りに解放され美室に 恵まれ美酒を飲み過ぎて二度寝⤵️ 今日も買い出しと新居整備で大忙し 車ないから、歩き回らねば😂🤣😂 . 今日一日どなた様も💁‍お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #都城大空襲(ミヤコノジョウダイクウシュウ).  大東亜戦争も末期の1945(昭和20)年8月6日(月)仏滅.は広島に人類初ともなる連合軍でアメリカ軍が  原子爆弾を投下した日が有名ですが、同日に宮崎県の都城(ミヤコノジョウ)にも大虐殺が行われて  広範囲に町中を焼き払い、市役所や明道小学校も市外にも及び庄内小学校や民家も全て失った。  都城駅も駅構内は全焼で跡形もありませし、図書館や隣家にも飛び火し必死の消火活動を行う  人にめがけて、機関銃で打ち更に追い打ちをかけるような残虐で無惨な行為を平気でする「鬼」  としか云いようがありませんよね↓この爆撃により52人が犠牲とあるが実際は判りません。 . #先負(センマケ=又は、センプ・センブ・サキマケ、とも言う).  「先負日」の略。  陰陽(おんよう)道で、急用や公事(クジ)に悪いとされる日。  「先ずれば即ち負ける」の意味で、「何事も先に急いではいけない」とされる日です。  午前中はとくに悪く、午後はしだいによくなるという俗信がある。 . #原爆慰霊祭(#広島平和記念日).  1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機「エノラ・ゲイ」が、広島市上空で世界初の原子爆弾「リトルボーイ」を投下しました。  熱戦と衝撃波によって市街は壊滅し、約14万人の死者を出しました。  その後、原爆症等で亡くなった人を含めると、犠牲者は25万人以上にのぼります。  この日、広島市では原爆慰霊祭で世界平和を祈念するアピールが宣言され、燈籠流しが行われます。 . #巻寿司の日. . #国会初の女性議長. 1993年⦅平成5年⦆8月6日(金)土井たか子が衆議院議長に就任。 日本の国会初の女性議長。 . #VAMの日(バムの日). . #ハムの日. . #雨水の日. . #ハチロクの日(#ハチロク祭). . #太陽熱発電の日. . #ヤムヤムズの日. . #バルーンの日. . #ハンサムの日 . #ハローの日. . ●メロンの日(毎月6日). ●手巻きロールケーキの日(毎月6日). ●ドッグデー期間(7/23~8/23犬の日)#ドッグデイズ. ●道路ふれあい月間(8月1日~8月31日). ●電気使用安全月間(8月1日~8月31日). ●北方領土返還要求運動強調月間(8月1日~8月31日). ●地球市民月間(8月1日~8月31日). ●パイン消費拡大月間(8月1日~8月31日) ●ボリビア独立記念日. ●ジャマイカ独立記念日. . . ■本日の語句■. #柔よく剛を制す(ジュウヨクツヨシヲセイス) 【意味】 しなやかなものが、堅いものの勢いをうまく受け流して、最後には勝利する、と云う事。 . . 1971(昭和46)年8月6日(金)先負. #山口祥行 (#やまぐちよしゆき) 【俳優、声優】 〔東京都〕 . . (Saburou, Kumamoto-shi) https://www.instagram.com/p/Cg5gHBAPgweGX7WWVaFGr-_sFS1CBubr3NbP2A0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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sqiz · 6 years
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スキッドモアはミズーリ州の小さな町で人口はわずか450人、ファーストフード店もなければ映画館もなく、雑貨屋と酒場があるだけの静かな土地だった。 郊外に農場を経営する農場主も多かったので特に貧しくもなく、エアコン付きのトラックを買ったり、新しい鹿撃ち銃を手に入れる程度で満足できる素朴な人々が暮らしていた。マケルロイ家もそんな田舎の家庭だった。大酒飲みのホラ吹きの父親は、カンザスとミズーリの農村地帯を転々としながら流れてきて、スキッドモアの農地を手に入れる。1934年、ケン・マケルロイは14兄弟の13子として誕生したが、父親は14番目の末っ子を溺愛し、すぐ上のケンをあからさまに邪魔者扱いした。母や兄姉たちもそんな父親の態度に同調したため、ケンは家庭内で孤立して育った。家族の誰からも愛されなかったケンは、ひどい癇癪持ちの手のつけられない悪童に成長した。彼は子供の頃から体格がよく、粗暴で反抗的だったため、学校でも問題児でいつも一人ぼっちだった。彼はいつも不機嫌で、くすぶる炎のようにいつも怒っていた。何度か留年した挙句、結局15歳で退学した。そのため読み書きも満足にできなかった。退学後、託児所に就職するが、保母に手を出して解雇される。18歳で最初の結婚をしてデンヴァーに転居する。建築現場で働くようになるが、作業中に落ちてきた鉄材で頭を強打するという事故に遭い、彼は慢性的な後遺症に悩まされ、粗暴さはいっそう増した。事故後、ケンはミズーリに帰郷する。―野蛮なハンサム―彼はアライグマ狩り用猟犬の訓練士をはじめ、これは性に合ったらしく大成功を収める。しかし残念なことにケンは真面目に働くよりも、楽をして金を稼ぐことが好きだった。夜な夜な車を走らせ、戸締りの甘い農場に侵入しては、穀物や家畜を盗んだ。金目の物を盗むというより、窃盗自体が好きでやっていたようである。鶏、家鴨から始めて、つぎに豚、ついには牛や馬まで盗み、州境を越えてカンザスやアイオワにまで手をひろげて荒らしまわった。盗みを見とがめられても、ケンは悠然としたものだった。この傍若無人さは女性に対しても同じだった。ケンは背が高くハンサムで、押しが強かった。強引な彼になびく女はあとをたたず、喜んで彼の犯行の片棒をかつぐことまでしたという。1959年、ケンは最初の妻と離婚し、すぐに16歳の少女と再婚した。少女の結婚生活はもちろん不幸なものだった。ケンは彼女を殴り、13歳の女の子を暴力でかどわかしてくると、家に連れ帰って妻と同居させた。妻は4人の子を産み、13歳の少女は3人産まされた。1964年、ケンは家出し、18歳の少女アリスと同棲をはじめる。―悪事三昧―4年後、この少女との間に子供ができたので、彼は帰郷し、家で彼の帰りを待っていた女ふたりを追い出すと、新しい家族と暮らし始める。ケンはあいかわらず窃盗をやめず、3年間のうちに1度起訴され、女房を殴り、大酒を飲んだ。アリスもたまりかねて家を出て、実家に帰ると、ケンは怒り狂って「てめえみたいな売女はどうでもいい。だが俺の子供は返してもらうぞ、邪魔するヤツは誰だろうとぶっ殺す」と言った。アリスの父親は「やれるものならやってみろ」と言い返したが、その後すぐ、家にやってきたケンにライフルで太腿をぶち抜かれる羽目になった。もちろん刑事事件となったが、ケンはアリスの実家に「俺に不利な証言をしてみろ。てめえの一家全員切り刻んでやる。」と一日中電話し、家の前をうろつき、家族を尾行してまわり、ナイフを突きつけて「証言するな。」と脅した。しまいには酒場で飲んでいる父親の前にショットガンを持って現われた。ケンにはこれで恐喝の罪も加わったが、彼の凶暴さに怖れをなした住民たちは皆「自分はなにも見ていない」と証言したため、ケンは無罪を勝ち取った。アリスは彼のもとに戻ってきたが、ケンにはもう12歳の愛人トリーナがいた。トリーナとアリスは彼と同居し、等しく殴られ、等しく暴力的に犯された。14歳でトリーナは妊娠する。トリーナが彼の暴力に耐えかねて逃げ出すと、ケンは彼女を連れ戻し、折檻した。殴り、蹴り、ショットガンの銃身で彼女の顔面を殴打した。彼女の鼻と頬骨は潰れ、その仕上げにトリーナの実家に火を放った。この一件で再びケンは逮捕され、トリーナと子供たちは保護される。しかしケンの報復を恐れて証言台に立つ者は誰もなかった。トリーナはすっかり彼に依存していたので、じきに彼のもとへ戻った。彼女はそれからケンが死ぬまで、彼と連れ添っている。スキッドモアの住民は、妻を寝取られ、娘���かどわかされ、家畜や穀物を盗まれ、彼の暴力に怯えて暮らすのには、もう限界であった。―恐怖の街―しかし司法は、ケンを裁くことができない。1980年、雑貨屋でケンの娘2人がキャンディを万引きした。店員がそれを注意すると、キャンディは返されたものの、その後すぐケン夫妻が店に怒鳴り込んできた。店主はケンと口論になり「もう2度と店にくるな」と言った。その後しばらくは何もなかったので、それで終わったと皆が思いこんでいたが、ある日店主の自宅前にケン夫妻がトラックに乗って現われてショットガンを空に向けて2発発砲した。保安官が来たが、これはケンに言いくるめられてしまう。一触即発の空気がつづき、道にはめっきり人通りが減り、走りまわるのはケンのトラックだけとなった。町の住民たちは外出をひかえ、子供たちには早く帰れと強く念を押し、帰宅するなり厳重な戸締りがされた。一日中聞こえるトラックのエンジン音が、ケン一家にたてつくことの危険への警鐘として人々の耳には届いた。保安官も含め町の住人は、完全にケンに敵対し、町の男たちは自警団を結成して銃を持ち歩くようになった。「いっそのこと、あいつが死ねばすっきりする。」という囁きもしばしば聞こえてくるようになる。そして、凶行は起こった。―大掃除―1981年7月10日、自警団の寄り合いがあると聞きつけたケンは、酒場に出向いた。自警団はそれを聞くと、誰が言うでもなく一人ずつ酒場へ向かう。店はたちまち満員になり、カウンターに座るケンを幾重にも人の輪が囲んだ。人波のあちこちから、「よくおめおめと来やがったな」「帰れ、くそったれ」「二度とツラを出すな」というさざ波のような囁きが無数に漏れ、ケンのまわりをうねった。その雰囲気にさすがに耐えられなくなったか、ケンは席を立ち、店を出るとトラックに乗り込んだ。次の瞬間、助手席にいたトリーナが悲鳴をあげる。銃声が響き、後部ウインドウが割れ、ケンの顔面が熟れたスイカのように破裂するのがひどくゆっくりと見えた。銃声はなおも続いたが、その必要はなかった。ターゲットはすでに絶命していた。「ああ、ああ、ひどい! 人殺し! なにも殺さなくったって!!」半狂乱になってトリーナが騒ぐ。野次馬の中からぼそりと、「いや、殺すしかなかったさ。」と応える声がした。「あんたらがそう仕向けたんだ。」―迷宮入り―ケン殺しの公判が開かれたが、スキッドモアの住民たちは判で押したように同じ証言を繰り返した。「銃声は聞こえました。犯人は見ていません」トリーナだけは住民の名を出し、犯人だと糾弾したが、この意見は採用されなかった。結局、犯人は特定されず、事件は迷宮入りとなった。トリーナはスキッドモアを去り、一家は離散する。1982年の末、マケルロイ農場の母屋から原因不明の出火があり焼失する。ケンの痕跡は消え失せ、静かな田舎の暮らしが戻った。
マケルロイ事件 | 本当にあった恐ろしい事件
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withtools · 3 years
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007
Amazon Primeで、ティモシーダルトン版の007が観れるようになっていました! 吹き替えが鈴置さんなこともあり、歴代で一番好きなのです (アマプラ版は、大塚芳忠さんでしたが・・・)
ピアースブロスナン版も入ってたので、改めて観てみたのですが、 か、か、かっこいい!! ブロスナンはめちゃくちゃ上品というか、優雅というか、アクションでも余裕があるように見えます。 ピンチを感じない笑 少し暴れた後に、スーツの乱れを直すのは、6代目のグレイグもしてて、一番好きなシーンです笑 グレイグなんて、ウラン弾で肩撃たれてるのに、気にするのはスーツ!という。。。
ファッション系サイトの記事(ファッションサイトで紹介されるのはジェームズボンドくらいでしょうな、、ダイハードのウィルスミスじゃ紹介するところないもの)で見たのですが、 ショーンコネリー、ムーアのスーツはサヴィルロウ、 ブロスナンはイタリアのブリオーニ、だそうです。 ダルトンの時は、撮影に時間がなかったようで既存のものだったからサイズが合ってないのだとか。。ちょっと可哀想。 どれだけ戦闘しても汚れない、破れない、これがダンディズムだとか、美学とか・・・んなアホな。
それにしても、背が高いですねぇ。 こんなスパイ、目立っちゃわないですかねぇ。 実際にベトナム市中では目立ってたよ。こんな背の高いハンサム。
あと、中佐(Commander)呼びされているのが、なんとなく萌え。 階級が中佐って、結構ポジション上のはずなのに、部下も持たずに単独で現場仕事させられてるのはなんでなんでしょうか。。。
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c3oyama · 4 years
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8/6ハムの日 誕生日/さかなクン 奥菜恵 堺正章 辰巳琢郎 古田敦也 市川團十郎12代目 アンディウォーホル ほっしゃん。 誕生日 1809年 アルフレッド・テニスン(詩人) 1868年 P.クローデル(劇作家) 1881年 フレミング(細菌学) 1888年 長與善郎(作家・劇作家) 1896年 横田喜三郎(国際法学) 1917年 ロバート・ミッチャム(俳優) 1925年 笑福亭松之助(落語家) 1928年 アンディ・ウォーホル (米:美術家,映画製作者)Andy Warhol08/08ほか諸説あり{1987年2月22日歿] 1928年 菅原都々子(歌手) 1940年 結城貢(料理人) 1945年 一谷伸江(タレント) 1946年 堺正章 (タレント,歌手(スパイダース[解散]))戸籍上。実際は06/06生 さらば恋人https://www.youtube.com/embed/jbXFsFgKyik 1946年 市川團十郎(12代目・歌舞伎)2013年2月3日(満66歳没) 1947年 三遊亭好楽(落語家) 1950年 河合わかば(米米CLUB・歌手) 1952年 織田無道(住職・タレント) 1958年 辰巳琢郎 (俳優) 1960年 森脇浩司 (野球(内野手)) 1964年 アンナ・バナナ (米:歌手) 1965年 久島海啓太(田子ノ浦親方) (相撲)[2012年2月13日歿] 1965年���古田敦也 (野球(監督・捕手)) 1971年 星田英利(ほっしゃん。) (お笑い芸人) 1971年 丸岡いずみ(アナウンサー) 1973年 イゴール・ボブチャンチン(格闘家) 1974年 椎名純平 (シンガーソングライター) 1975年 さかなクン (タレント,魚類学者) 1976年 西條三恵 (女優(宝塚歌劇[元](82期))) 1979年 奥菜恵 (女優) 誕生花は 檜扇(ひおうぎ)、花言葉は“誠意” 誕生石は ラピスラズリ、宝石言葉は“永遠の誓い” ハムの日 日本ハム・ソーセージ工業協同組合が制定。 広島平和記念日,広島原爆忌 1945年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが、広島市上空で世界初の原子爆弾リトルボーイを投下した。市街は壊滅し約14万人の死者を出した。 World Wide Webの日 1991年のこの日、計算機科学者ティム・バーナーズ=リーが、自身が開発したWorld Wide Web(WWW)に関する情報をインターネット上に公開し、世界初のWebサイトhttp://info.cern.chを開設した。 ハンサムの日 2008年11月公開の映画『ハンサム★スーツ』のPRのため、配給会社のアスミック・エースが制定。 ボリビア独立記念日 花笠まつり(山形県山形市) 秋田芋灯 仙台七夕祭り(宮城県仙台市) 歴史・出来事 1926年 NHK設立 1945年 8時15分広島に原爆投下 被爆者36万人 1955年 第1回原水爆禁止世界大会広島で開催 1966年 日紡貝塚258連勝でストップ 人事件(神谷力) #今日は何の日 #パーソナルカラー #カラードレープ #カラーパレット #色見本 #PCCS #ドレープ120色 #パーソナルカラー用品 #テストドレープ #金銀ドレープ #ケープ #カラーシート #カラーチップ #C³ #色のみかた #顔タイプ #顔タイプ診断 #パーソナルカラー診断 #シーキューブ #毎月 #16日 #色の日 #insta_higashinada #神戸市 #東灘区 (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/CDhpBsEgAQk/?igshid=rv3myfjggsq1
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shibuyoung3 · 7 years
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おばあちゃん
2017年10月17日23時32分を忘れない。
僕は実家住まいなので、東京へ毎日毎日1時間と少し電車に乗って行く。 10月に入ってからだったと思うけど、実家をそろそろ出てはどうかという話がお父さんからあった。 個人的にも諸事情でそろそろ家を出ようと思っていたので「やっとGOが出たか」という感じだった(うちはわりと厳粛な家なので上からのGOなしに勝手に暮らせない)。
そんな折。
最寄り駅の近くのサークルKの商品棚からどんどん物がなくなっていって、「震災以来の品薄だけどなんなの?」と思っていたらリニューアル工事に入るので10月いっぱいお休みしますとのことだった。 たばこを取り扱ってるコンビニで一番近い店だったから、困ったなと思った。
しばらくして、家の最寄りのサンクス(たばこは取り扱ってない)に行ったら張り紙があった。11月1日9:00で閉店するとのことだった。 何年も何年も、主に夜中と昼、主に駄菓子を買いに来てきていた店だったし、こちらは"閉店"だというので、困ったもあったけど普通にショックだった。
だけどふと、(コンビニが象徴してるのもどうかと思うけど)なんか環境も門出を促している感じだなと思った。 僕の人生はこういうタイミングがすごく重なることが多い。「今がその時」みたいな節目がかなり色々な形で現れる。 今となっては今年、映画が劇場公開されたのもきっかけだったとも思う。そして。いや「そして」っていうか。
おばあちゃんが死んでしまった。 さっきだ。 心筋梗塞だった。
まだどういうことなのかよくわかってない。よくわかってないからこうして書けるというのもあって書いている。 なぜならおばあちゃんはすごく元気で、病気だったわけでもなく、伏せっているおじいちゃんを毎日せっせとお風呂に入れ、トイレに連れ、テレビを観ていたから。
昨日ちょっと体調悪かったっぽくて、いつもなら絶対食べるシフォンケーキみたいなやつ食べなかったけど、だいたい秋口にちょっと体調を壊しがちなのでそこまで気に留めてなかった。
だって一昨日は一緒にリンゴを食べたんだ。 夕飯のあとでおばあちゃんと台所でリンゴの話をして、お母さんに「リンゴが食べてぇよ」とねだり、剥いてもらったリンゴを2人で3個ずつ食べた。 おばあちゃんは「あたしまだ2個」と言いながら3個目までちゃんと食べていた。 「おばあちゃんさぁ、もうすぐ誕生日じゃん、またアレ買ってきてやるよ。南林間のレーズンクッキーさぁ。」と言うと「おいしいリンゴでいいよ。」と言っていた。 南林間のレーズンクッキーというのは、お店の名前は忘れたけど南林間駅にレーズンクッキーで有名なお店があって、今年の5月だったか、誰かに頂き物で貰ったソレを食べておばあちゃんはひどく衝撃を受け「あそこのレーズンクッキー食べたらもう他のレーズンクッキーは食べらんないね」と言っていた。だからなんとなく、買って帰ったことがあったのだ。すごく喜ばれた。 俺はたぶん孫の誰よりもおばあちゃんが好きだったから。そしてたぶん家族の誰よりもおばあちゃんと仲が良かったから。財産全部あげるからねとよく言われた。
毎週日曜日に、おばあちゃんはNHKのど自慢を観る。 俺はおばあちゃんとのど自慢を観るのが好きで、観ながらいつも「この歌ホントにある曲?」「こんな歌ないでしょ」とチャチャを入れるんだけど、その度に「なに言ってんのよ(笑)」「あるから歌ってるんでしょ(笑)」「あんたは嘘ばっかつく(笑)」と笑ってくれる。それが楽しかった。 他にも楽しいのはあって、お昼時に「今やってる朝の連続テレビ小説はおもしれぇの?」と尋ねると決まって「おォ〜もしろいよォ〜!」と言う。このやりとりも週に2回くらいやる。
こないだ、朝ご飯を食べていたら「ちょっと桂ちゃん手伝って」と言われ、なぁにとついて行った。 庭に生えてるの柚子と柿が今年は大きく実ったからとってほしいということだった。うちの庭は広いので、柿は知ってたけど柚子は知らなかった。俺は物干し竿で柚子と柿の実をぶっ叩いて落としておばあちゃんに渡した。サンキューサンキューと言って、とても喜んでくれた。ちなみに、ぶっ叩いた時は「ヤッター!」と言った。かわいかった。
大学入りたての頃、早稲田の映画サークルに少し在籍していて、帰りが遅かったある日、おばあちゃんが「あんた帰りが遅いけど、シャブやってんじゃないだろうねぇ!」と言ってきた。この話は友達の将生にだいぶウケ、話すたびにウケる。
大学2年か3年くらいから全然学校行ってない時期があって、おばあちゃんは俺が部屋で引きこもって爆弾を作ったりしていると思っていたらしい。 最近ようやく映画館で自分の作った映画が上映できることになったのだが、それが決まった時お母さんよりも先におばあちゃんに話した。編集が佳境のころ、「あんた今どんなの作ってるのよ、おもしろいの?」と尋ねられ、これこれこういう映画なんだと話したら おばあちゃんは「おもしろいね。たいしたもんだね。部屋で色んなこと考えてんだね。」と言ってくれた。忘れない。 劇場公開の前日にiPadで完成した映画を観せたら、おばあちゃんが泣いた。大河ドラマでしか泣かない人なのに。「もっと見ていたい世界だね。あんた、たいしたもんだね。」と言ってくれた。あんまり観客ウケするような作品ではなかったから、すごくびっくりした。忘れない。
おばあちゃんは時々「彼女いないの?」とか「あんたはどんな人と結婚すんのかねぇ」とか「はやくあんたの結婚式が見たい」と言った。 いないよと毎回答えつつ、どんな人と結婚して欲しいの?と尋ねると「どーんなんでもいいよ」と言っていた。俺はだからそれもあって、早く結婚してしまいたかった。彼女がいる時が全然なくてごめん。こんなに自分がモテないことを怨むこともない。
いつも「あんたが一等ハンサムだね」と言ってくれていた。俺もおばあちゃんが世界で一番かわいいと思っている。
畑の草むしり一緒にした。 お墓参りもいつも2人で行った。 おばあちゃんのおつかいのメモの切れ端、糊でノートの表紙に貼ってるよ。字が好きだったから。 劇場デビュー、できたよ。爆弾じゃなくて映画だったね。観てもらえてよかった。 立派になるのだけ、間に合わなかったね。
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pitz5716 · 7 years
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8/6
広島平和記念日,広島原爆忌 1945年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが、広島市上空で世界初の原子爆弾リトルボーイを投下した。市街は壊滅し約14万人の死者を出した。 World Wide Webの日 1991年のこの日、計算機科学者ティム・バーナーズ=リーが、自身が開発したWorld Wide Web(WWW)に関する情報をインターネット上に公開し、世界初のWebサイトhttp://info.cern.chを開設した。 雨水の日 東京都墨田区が1995年に制定。 墨田区では、区役所・両国国技館・江戸東京博物館等区内の公共施設で雨水を有効利用している。1994(平成6)年のこの日、墨田区で市民��体による世界初の雨水利用国際会議が開かれたことに因み、翌年の雨水フェアでこの日を「雨水の日」とすることを宣言した。 太陽熱発電の日 1981年のこの日、香川県三豊郡仁尾町の電源開発・仁尾太陽熱試験発電所で世界初の太陽熱発電が行われた。 しかし、この場所は日照量が少なく、最大出力が2000kWと、実用になる程度の大規模な発電ができなかったため、この発電所での実験は1985年に中止された。 ハムの日 日本ハム・ソーセージ工業協同組合が制定。 「ハ(8)ム(6)」の語呂合せ。 ハンサムの日 2008年11月公開の映画『ハンサム★スーツ』のPRのため、配給会社のアスミック・エースが制定。 「ハ(8)ンサム(6)」の語呂合せ。
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ryukoclub · 5 years
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Ryuko during 撃弾ハンサム performance and behind the stage
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hoppidehoppu · 8 years
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おはよー😁
撃弾ハンサム初日!
ドキドキです!
楽しみと、不安。今回は楽しみが、大幅に勝ってますが。
皆様もお楽しみに😁
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herbiemikeadamski · 3 years
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 8月6日(金) #先負(丙戌) 旧暦 6/28 月齢 27.1 年始から218日目(閏年では219日目)にあたり、年末まであと147日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の☀️ 未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 人生100年時代とありますけど😅💦 (o゚д゚)マジスカ?いやいや本当にそう かも知れませんよね✋私も半世紀も 生きて来たけどくたばる気がしない💦 . アスリート選手の様に苛酷に筋肉を使う 以外の普通に生活するくらいなら 老化はしないと(o゚д゚)マジスカ?😅💦 適度な運動で鍛えて居れば良いと✋ . ただ、そんなに長生きしても予算が 足りないですよね⤵️⤵️⤵️いつまでも元気 に働いて金稼げれば良いのでしょう が、そんな訳ないですからね(o゚д゚) . だから心無いリベラル人種や支配 階級に生きるやつらは愚民を騙し 金を巻上げ様と考えてしまうので しょうね✋残念ですがねぇ~⤵️⤵️⤵️ . 折角の3連休を迎えて居るんですが 台風が3個もあり雲行きが怪しくな りそうですよね✋日曜日は大雨予報 が出てますので注意です✋ . 今日一日どなた様も💁‍♂お体ご自愛 なさって❤️ お過ごし下さいませ🙋‍♂ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #国会初の女性議長. 1993年⦅平成5年⦆8月6日(金)土井たか子が衆議院議長に就任。 日本の国会初の女性議長。 . 土井 たか子(どい たかこ、土井 多賀子、1928年11月30日 - 2014年9月20日⦅享年86歳⦆) は、日本の政治家、法学者。愛称は「おたかさん」。  衆議院議員(12期)、日本社会党委員長(第10代)、衆議院議長(第68代)、社会民主党党首(第2代)などを歴任し、日本初の女性の衆議院議長、日本初の女性の政党党首を務めた。 . #原爆慰霊祭(#広島平和記念日).  1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機「エノラ・ゲイ」が、広島市上空で世界初の原子爆弾「リトルボーイ」を投下しました。  熱戦と衝撃波によって市街は壊滅し、約14万人の死者を出しました。  その後、原爆症等で亡くなった人を含めると、犠牲者は25万人以上にのぼります。  この日、広島市では原爆慰霊祭で世界平和を祈念するアピールが宣言され、燈籠流しが行われます。 . #ハムの日. . #雨水の日. . #ハチロクの日(#ハチロク祭). . #太陽熱発電の日. . #ヤムヤムズの日. . #バルーンの日. . #ハンサムの日 . #ハローの日. . ●メロンの日(毎月6日). ●手巻きロールケーキの日(毎月6日). ●ドッグデー期間(7/23~8/23犬の日)#ドッグデイズ. ●道路ふれあい月間(8月1日~8月31日). ●電気使用安全月間(8月1日~8月31日). ●北方領土返還要求運動強調月間(8月1日~8月31日). ●地球市民月間(8月1日~8月31日). ●パイン消費拡大月間(8月1日~8月31日) ●ボリビア独立記念日. ●ジャマイカ独立記念日. . . ■今日のつぶやき■. #明日の百より今日の五十(アスノヒャクヨリキョウノゴジュウ) 【解説】 明日もらえると約束した百万円よりも、今すぐもらえる五十万円を受け取るほうが、確実でよいと云う事から。 未来などどうなるか判らないのだから、僅かでも現実に得られるものの方が良いと云う意味も���む。 . . 1958年⦅昭和33年⦆8月6日(水) #辰巳琢郎 (#たつみたくろう) 【俳優、タレント】 〔大阪府大阪市住之江区〕  . . (牧野記念庭園) https://www.instagram.com/p/CSNQ7XBhhWWX8WfnaedEyrcLCWXPn6rNXQHz_M0/?utm_medium=tumblr
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re2-01yasu · 5 years
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『今夜一杯どうですか?』9/21(土) 日本で初めてポテトチップスの量産化に成功!!「株式会社湖池屋」【TBS】 ~ TBS公式 YouTuboo 毎週土曜深夜2:08『今夜一杯どうですか? 』 9月21日放送予告 日本で初めてポテトチップスの量産化に成功し、スナック菓子の製造・販売を行なっている「株式会社湖池屋」 ☆番組公式HP https://ift.tt/2YfqfW3 ☆番組公式twitter https://twitter.com/konyaippai ■番組概要 毒舌満載、爆弾発言連発、超ハイテンションな企業訪問番組『今夜一杯どうですか?』! 作家・大学教授と幅広く活躍する“ハコちゃん”こと岩下尚史が「飲み会世話人」として 毎回、いま注目の企業を突撃訪問。「社内イチのハンサム」「芸達者な人」「キャラが濃い人」など、 飲み会に欠かせないキャラクターの社員を探し、飲み会をセッティング! ■出演者 【飲み会世話人】 岩下尚史(通称 ハコちゃん) 【付き人】 斉藤慎二(ジャングルポケット) 土屋伸之(ナイツ) 平子祐希(アルコ&ピース) 長田庄平(チョコレートプラネット) 【ナレーター】 髭男爵 山田ルイ53世 From Things I'm interested in https://ift.tt/32JBXds
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asdaxx · 6 years
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女を傷つけ
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ジョンはまた負傷し、血が彼の額に流れた。幸いにも、車はうまくいっていた。それはエアバッグだけに衝撃を与えた。 道路を横切るために突然影が突然消えてしまったことが判明しました。ジョンがそれを見たとき、ブレーキをかけるのは遅すぎました。ステアリングホイールを须田亚香里うことだけ心配して、道路から方向転換の車は、対向車がヒットして、他の方向にレーンに、フェンスの側を通って墜落しました。 それにもかかわらず、突然飛び出した歩行者に遭遇し、この時、彼は負傷して地面に落ちた。 反対側の死傷者はかなり小さく、車は形が外れたということ以外は負傷者はいなかった。 大切新シャオは既に病院に救急車を送っていると知らせており、松井珠理奈はすぐに到着する。私はここで問題を処理する。あなたと若い女性はまずそれを避けるだろう宝物 事故直後、暗闇の中に隠れている人々はすぐに事故であることが確認されるまで急いで急いで病院と松井珠理奈に知らせた。 彼は前方に来た事の新城明不要な白い種類彼額イェ清の傷害最も心配は、単に彼の頭をうなずいたとき、次の人は、対処します。 人気私は車を変更するつもりです、私は最初に病院にはい清をもたらすでしょう。 車が車に、すぐにイェ清フーシンを運転した、大切それは事故であるから。その上にすべての損失や死傷者のための大きなもの、補償をする必要はありません。宝物、去って行ったか、次の続行するよう指示 車の中で座っイェ清は、現状では反応しない外観は、ちょうどこの時点で重い頭はまだ混沌としており、彼女の目はぼんやりと窓の外を見つめてきたことを打ちます。 突然たくさんのお金が停止するあまりなく、道路を挟ん防弾車の絶対値のように見える、当時の車の中で、2台の車がある強大なダウン着用するライン上の車の後ろにだけストップで終了ニートのボディーガード。このエリアを完全に囲む。 新陳矢野浩二シン・チェン山口百惠もこのシーンを見て、少し眉をひそめ、彼の目で彼を見て、何も言わなかった。 事故が始まって以来、この道は閉鎖されました。そして、夕方には、道路に車がありませんでした。突然、たくさんの車があり、ライトは明るく、道路全体がすばらしく輝いてゴヤール コピー バッグ いました。 私はスーツを着た男と、ジョンが突っ込んだ車の下を歩いているサングラスを見ました。少し寒さと厳しいと細かいハンサムな顔にさらされるだけ彼の顔は、彼の顔の表情は非常に興味深い尊重これらの人々の目には、別の車の側で停止します。 新鄭矢野浩二よはこ ほをかこふ山口百惠はこれを眉をひそめた。サングラスで夜のほとんどは、この人は病気です。 しかし、車に座って、イェジンは、グレアでキャッチされ、数字、図、その背中を見つめていた。彼女がこの人生に精通していることを決して忘れることはないような親しみです。 もし彼女が動かなければ、彼女は彼女のアイデンティティを確認するために急いで行くだろう。その寒さに加えて、彼女はほとんどアンソニーと思った。 男は人の群に囲まれた別の車を持っていた。彼はサングラスが直面オフ車を引っ張った後、スポットに釘付けかのように、無意識のうちにイェ清、瞬間車のドア、イェ清の方向に目をやりました。 鮮やかな光の下で、彼女ははっきりと彼の奇妙な青い目を見た。青い空は広大な海のようであり、それを人々が捉えた。 それはアンソニーだった。彼女はそれを認めなかった。 あなたはドアに抱きついている清は、心臓は喉から飛び出しているようだが、彼女はほとんど尋ねるために彼を止めるために急いだ。しかし、足は大変な努力をしておらず、彼女の目の前で車を眺めるだけでした。 アンソニーは車に乗って窓から道路を横切って車を見つめた。青い目には心配と痛みがあった。 大切先生、私たちは今戻っていますか?宝物フロントドライバーは彼の指示を長い間聞いていませんでした。助けてもらえません。 大切すぐに来バーミンガムに通知し、病院に行く。宝物アンソニー・バックの目はチル、本体側の拳を食いしばっ、暗黙の激怒を発散します。 ダメージバーミンガムは、彼女の負傷が深刻ではないと言っているわけではありません、なぜ同じことを見なかったのでしょうか? あなたが電車から降りてきたときに、彼は男に奪われた。彼女が男の腕の中にいるときはいつも、彼は問題を見なかったならば、彼は愚か者になるだろう。 人気はい人気フロントドライバーは震えました。敢えて疑問を持ってはいけません。 サイレンの距
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orisyu-manako · 6 years
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スクエアンノウン.06.順番に読んだ貴方は次に「お前かよ!」と言う。
前回のあらすじ「忍者。はい、解散。」
————————————伝人視点————————————
 ジョースターさんの部屋に呼び出され、念聴を試みたと話をされた。テレビが壊れている。相違点としては裏切り者は花京院ではなくポルナレフで、でもあいつデーボぶっ殺したじゃねーかどうなんだ、というような流れだった。  俺は真剣な顔で語るジョースターさんを見ながら、今朝方、突然の『ジャパニーズニンジャ』にテンションの上がったジョースターさんとアヴドゥルさんが小百合に延々忍者の話をさせ続けたことと、最終的に昨晩と同じように、やんのかゴルァ状態になった小百合が手に持っていたスチール缶コーヒーをブシャッと潰し、「疲れたんで外行ってきます」と、承太郎と列車の手配に向かっちまったことを思い出していた。  承太郎にはイエローテンパランス用に、普段は対、群衆に使っているアイテムを持たせているし、何より忍者と一緒ならなんとかなるかとそのまま見送った。
「ポルナレフに気をつけろか。……肝心の本人はどこへ?」
 そう言う花京院も、物理タイプ2人の心配は全然していないようだ。
「確か、タバコを買いに行くとか言って、どこかへ出かけて行ったきりだ」
 アヴドゥルさんもテンションが上がりすぎた反省故か、女子力(物理)の高さを思い知ったが故か、小百合を案じる様子はない。うん、そういう俺も全然心配してないが。  心配といえば家出少女のアンちゃんがいないくらいか。たぶんついて行った。
「ふむ……」
 花京院が腕を組むようにして右手を左目の横あたりに持っていき、顔に触れない程度の空間を人差し指で突いた。  まるで、眼鏡の位置を直すように。そしてその手は見事に空振りする。
「あ」
 そこで初めて、思い出したかのように目の周りを触って確かめる。  記憶が飛んでいるとはいえ、3ヶ月もアン・ノウンという名の眼鏡をかけて生活していたのだ。無理もない。
「クセが染み付いてんな」 「……失礼した」 「そうか、アン・ノウンなら解析できるわけだな」
 花京院とグダグダやっていると、アヴドゥルさんが思い出したようにそう言った。  ……分かる。もう忍者のインパクトが強すぎてアン・ノウンの能力忘れそうになる。分かる。
「いや、そもそも裏切り者なら香港で気づけていた筈です」 「それな」
 花京院が前髪を触りながらそれに答えた。俺もそう思う。
 敵さんがどの程度小百合の能力を把握しているのかは分からない。  だがポルナレフに関しては出会ってすぐにアン・ノウンに『触れ』させた挙句、漂流時には花京院もアン・ノウンをかけていた。念聴の言葉の意味がイエローテンパランスだと知らぬ前提で考えても、ポルナレフ本人が敵ではないのは疑いようがない話である。
「私が『見た』ときにも、状態異常の類は見えなかった。後ろめたい隠し事もないようだし、操られているとか、何かがくっ付いているということもありません」 「じょ、状態異常って……。混乱とか操り状態なんかも視覚情報として見えるってのか?」 「本人に自覚がなくても、別の意識が混入していたり、本人の意識が不自然に動かされている訳だから、触れていればその辺りも表示される」 「……それ、俺もそこまで『見られてる』ってことで良いんだよな?」 「Exactly」
 アン・ノウンは『魂を見る』アトゥム神と違い、嘘か真かははっきり分からないが、その分使える幅はかなり広い。  本人に自覚がない状態異常も、他の意識の介入がされているならば『見れば分かる』と来たか……。  やっぱり味方にいるならこの上なく便利だし、心強い、が。
「……おっそろしー能力だな、ほんとに」 「…………」
 さっきからジョースターさんは黙ったままで、うっすらと汗が滲んでいる。  この場に小百合がいたなら『状態異常:焦り』とでも言ってくれただろうか。  アン・ノウンの『直接触れれば』という条件、ジョースターさんは普段から露出は少ないし手袋もしている。意識しなければ直接触れることはまずない。あの長い髪だって、この人ならさりげなく避けられるだろう。だが、ジョースターさんは波紋使い。貴重な回復要員。  旅の終わりまで小百合に触らないというのは、どうあがいても、無理だ。
「……ジョースターさん?」 「いや、ということは『DIOの手下が』『ポルナレフとしている』。つまり化けて襲ってくる、という解釈が自然だと思うんじゃ。『われわれの中に裏切り者』というのは、DIO側からの視点にも捉えられるしの」
 今、このじじいは絶対に東方朋子のことを考えていた。2ポンド賭けたって良い。  はっとしたようにべらべら喋って誤魔化しているが、頭の中は浮気のことでいっぱいいっぱいの筈だ。  どの道避けられないなら、早いうちに過ちを明かしてしまった方が色々とジョースターさんのためかもしれない。ただ、肝心の小百合と承太郎がこの場にいない。……またの機会だ。
 小百合はクヌム神を直接見ていない。必然的に、小百合にとって個人的に憎いだろうイエローテンパランスの名前が挙がった。
「変身系だとして、小百合と一緒ですし、相手がイエローテンパランスでも承太郎にはトクセイグレネード持たせてあるんで、なんとかやるんじゃないっスかね」 「……グレネード? トクセイの?」 「催涙スプレーに手を加えただけっスけど」
 少々物騒な単語にジョースターさんが反応した。スクエアを回しながら簡単に説明する。  ただまぁ、近距離パワー型ということは、遠距離特殊型にめっぽう弱いのは誰もが承知の上。補う手段は必要だ。  承太郎だって、今朝方渡すときにも、ああ、これ。的な感じで普通に受け取った。
「……」 「……」 「……」 「え?」
 だというのに、お前らのその微妙な顔はなんだというのか。一歩引き下がった、まるで俺がおかしいみたいな……。花京院が墜落する飛行機の中で一歩引かれたときのことを思い出す。デジャヴ。  本人もそれを思い出しているのか、曲木も人のこと言えないだろ、みたいな顔をして口を開いた。
「さすがというか、普段からそんなものを持っているんだな……」 「いや~、小悪魔様々ってか?」 「……褒めていないぞ」 「だよなッ! ……あんだよ、忍者にはあんなに盛り上がっといて、アンタらッ……!」
 なんだか不当だ。  こいつら、合法ショタで物騒なもん持ってる自称正義の味方の扱いがよろしくない。
「有罪!」 「いや、どちらかというと、有罪なのは伝人じゃよ……」
. . ————————————承太郎視点————————————
「まさか忍者の話で、あの2人がああもグイグイ来るとは……」
 昨晩、敵のスタンド使いをスタンド能力抜きに倒しちまった小百合は、黒光りする三つ編みを不機嫌そうに振り回している。  今なら分かる。普通じゃあ考えられんほどに長いこの髪は、どんな持ち物検査にも引っかからねー、使い勝手の良い暗器だったというワケだ。
「散々質問攻めにされたんだ。もう話すこともねーだろ」 「ええ。そう願います。もう敵が何を言ってこようとガン無視で行く所存ですよ私は」
 小百合は俺のほうを見ずに金属の髪留めをぱしんと手で受け止め、深くため息を吐いた。  こいつは確かに、顔立ちも体つきも、男に見間違えるようなもんじゃあねぇ。  だが、花京院とほとんど変わらんような背丈と、落ち着いた声色。ガサツなのとは違うが、女らしくはない。
「ココナッツジュース、飲みますか?」
 出店の前で立ち止まり、もはや本来の役割を失っているスカートのポケットからガマ口の財布を取り出す。  時折、常識外の言動と意味のない悪ふざけが目に余るものの、基本的には男と話しているときと変わりなく、それなりに話しやすい。
「ああ、2つくれ」
 ……それはそれで何か間違っている気もしたが、花京院の言うとおり、色々とどうでもよくなってきた。  店員が準備する間に、飾ってあったココナッツの見本を手に取り、もてあそんでいるのが目に付く。
「まさか、素手で穴開けるとか抜かすんじゃあねーだろうな」 「……やろうと思えば、出来ないことはないですが……」 「なんだと?」
 俺も1つ手に取ってみたが、ココナッツの感触はただの木のボールだ。  素手で。……できるか、拳で割るだけなら兎も角、これに、穴を。
「……ジョセフさんもいないのにいきなりチャレンジしないでくださいよ?」 「……アン・ノウンで俺の意識を見やがったのか」 「えっ、今のはアン・ノウンで見なくても大体なに考えてるか分かりますけど……」
 本気にやる��もりはなかったが、小百合は俺の動作を敏感に読み取ったらしい。  俺は伝人に、傍目に何を考えているのか分かりにくい自覚を持てと言われたことがある。  見りゃあ分かるだろうと思っていても案外と分かってくれていないらしいが、こいつは文字通りに『見れば分かる』能力者で、忍者だ。  やはり、余計なことを言わなくてもやりやすい。
 大人しく見本を戻し、金を払って先に進んだ。
————————————小百合視点————————————
 承太郎先輩は思ったより話しやすかった。散々ちょっかいかけておいてアレだが。  狙ったようにいかなかったのに一撃で倒してしまって微妙な気分になったとか、拳が思ったより深く沈んでヤっちまったかと一人で焦った話とか、おおよそ他の人間とはできないようなあるある話が結構あって、楽しい。
「……いやに平和、ですね」
 ここへ来るまでに誰かしらに成り代わって接触してくるかと思っていたのに、あっさりとケーブルカーに乗り込んでしまった。私自身がやる気になると敵が来なくなる法則でもあるのだろうか。そういうの、やめていただきたい。  流れていく景色を眺め、そういえばアンちゃんがいないことに今更ながら気づく。承太郎先輩の好感度……とは思うものの、ホテルにいてくれるならひとまず安全だし、それに越したことはない。
「なんだ……?」
 不意に、承太郎先輩が顔をしかめて右手を持ち上げた。
「どうかされました……か!?」
 いつの間にか、承太郎先輩の右手の小指に、憎き黄色い粘菌が引っ付いている。  ……貴様、貴様があんなとこでミンチ肉を食ってなければ!
「イエテンッ!!」 「なんだと? その、イエテンってのは変身能力じゃあなかったか?」 「普段の使用法はそれですが、それは対一般人用。スタンド使い、まして私のような解析能力者が一緒にいてはなんの意味もありませんから……」
 どこでつけられた、いや、この付き方は、確実に乗る直前だろう。
「物質一体型で射程距離E、切り離せば制御を失い、バイオハザードになり町中に広がれば自身でも回収しきれませんから、本体は近くに……いや、違う……そのために、ケーブルカーを……?」
 読めてきた。『物質一体化』ということは、『切り離せば制御を失う』ということは、逆に、『知っている』ことでこちらも動きを制限される。  しかし乗り場を振り返ってみても怪しい人物はいない。そういうプロを雇ったか。仕事が終われば撤退。当然だ。もう少し、そういった方向にも警戒すべきだった。
「小分けにしたものを誰かに持ち運んでもらって、適当に引っ付け、ケーブルカーの着いた先で私たちの死体を回収しよう。という魂胆だと思います」 「小百合」
 推測を口にしながら行く先をよくよく見てみれば、本体からだろう意識の糸が、細く細くではあるが確かに伸びているのが分かった。  私がロープを伝って特攻でもしようかと考えていたところで、承太郎先輩の呼ぶ声で現実に引き戻される。
「なんでしょうか」 「仕込み刀か何か、刃物を持ってねえか」 「……刃物、ですか。ないことはないですが」
 風見一族はとにかく、馬鹿が多かった。  数代前から、科学が進化したって関係ない暗器を『身に付けておく』ようにしてしまっている。  少しお披露目はしたが、勿論、刃物だって『身に付けている』わけで。
「まだ浅い。スタープラチナで、指の、皮を剥ぐぜ」 「……『作る』ので、少々お待ちください」 「……まさかとは思うがよ」 「ちょっと話しかけないでください」
 流石は天下の承太郎様。これだけのやりとりで察したようで、若干引いた顔をされた。  それはそれとしてとりあえず黙らせ、思いっきり深呼吸。  右手を構え、全神経を親指に集中する!
「……ぐっ…………!!」
 そんな目的に使うほど、しかも急いで伸ばすとなるとかなり疲れるのだが、とにかく伸ばす。  刃渡り7cmくらいになっただろうか。髪留めに彫られた風車の溝。これは爪やすりになっているのだが、そこで爪を研ぎ、刃物の完成だ。  ただ、このままでは使えないので、べりっと剥いで差し出す。剥いだ傷口は新たに爪を生やすことで強引に塞いでおく。
「……。切れ味は上々みてーだな」
 承太郎先輩は色々言いたいことはあったろうが、黙って私の爪を受け取り、指で切れ味を確かめる。  刃物として賞賛のお言葉を頂いた。
「スタープラチナ!」    ……流石は精密動作A。『見た』ところ、若干自我があることも、精密動作が得意な由縁であるらしい。  確かに、ステータスとかそういうのを抜きにしても、承太郎先輩はそこまで細かいことが得意なようにはとても思えない。細かい動きはスタンドに任せたほうが、確かに精密にやってくれるだろう。
 肉片というか、人間の生皮が、黄色い粘菌と絡み合って、床に落ちる。
「ヌ……、思いのほか」
 無事、切り離しには成功したらしいが、傷口からぼたぼたと血が流れて止まらない。これではイエテンの恰好の餌だ。私の爪と、垂れた血液をも吸収したイエテンは、向こうにつく頃になっても自然消滅しないくらいの体積になってしまった。
「使ってください」 「ああ、借りるぜ」
 襟元からスカーフを外し、承太郎先輩に渡す。  赤い布が赤く濡れていくが、ぎゅっと引き絞ると血の勢いは弱まる。なんとか応急処置にはなったようだ。
「あとは、ひたすら逃げて向こうに着くのを待つしかねーな」 「ええ……。流石に瓶は持っていませんし、コイツを外に放るとマジでバイオハザード待ったなしですから……。ヘタに窓も開けられないです」
 やはり、こちらの動きを視野に入れて計画を立て、更に『知られている』ことをも計算しているようだ。知らなければ黄色い粘菌を外に放り捨て、見事に大惨事を引き起こしていただろう。知っているゆえに、それができない。  ……あの女、手ごわいな。  一人もやつく私の眼前に、ひゅるりと何か言いたげな意識の糸が躍り出る。  そちらに視線を向けると、承太郎先輩の意識が学ランのポケットに集中していた。
「小百合、テメー、息は何分持つ?」 「息……? 止めて、ということですよね。普通に動いて5分くらいは持ちますが」 「十分だぜ」
 そう言って、ポケットから取り出したのは、なんていうか、どう見ても手榴弾の形を模した缶だった。  どういった経緯でこんなものを持っているのか、探らなくてもすぐに分かる。  あの小悪魔よ、中々どうして、やりおる。
「コイツを使ったら絶対に息を吸うな。目も開けちゃあならねー」
 手渡されたブツはどことなく手作り感があって、明らかな違法の香り。  あの人も全然私のこと言えないじゃねーかと思うしかない。
「伝人が催涙スプレーに手を加えた『催涙グレネード』だぜ」 「なるほど了解いたしました。……とはいえ、法的に大丈夫なんですかこれ」 「何も、バレなきゃ犯罪じゃあないんだぜ」 「アッハイ」
 聞いたことのある台詞に察するしかなく、手渡された缶をポケットにしまう。  先ほどの思考を少し訂正しよう。小悪魔と、ジョジョも、全然人のこと言えないじゃねーか。  なんだ、催涙グレネードって。
. . . . . . . .
「キッツ……!!」 「……あとどのくれーだ?」 「景色からしてもう間もなく、2分ほどです」
 その後、私たちはぎっちぎちになりながら、ケーブルカーの端に詰まっていた。  死んだように見せなければならないため、降り場からの死角に収まって大人しく待たなければいけない。だが、広がり縮こまりうぞうぞと這い回るイエテンにも、捕まる訳にはいかない。  承太郎先輩がでかいのがここまで邪魔になるとは思っていなかったが、実際、こう、どうあがいても邪魔だ。
「……もう少し、小さくなれたりしません?」 「なれるワケねーだろ」
 しかもお互いに関節とかそういう話ではなく身体が硬いせいで、寄るに寄りきれない。  ただ、長い学ランの裾を女子のスカートのように膝のところに巻き込んでしゃがんでいるのは……イイ。全て許そう。
 対する私は、太ももの中ほどまでしかないスカートに指定ジャージ。彼の皮靴に対し、私はバッシュ。足元の悪い場所で不利になるようなことは決してない。何に、ということはないが、勝った。と思った。
「……テメー」 「なんですか?」 「いや、マジで色々とどーでも良くなってきたぜ」 「それは何よりです」
 馬鹿ばっかりの、歴史ある忍者の家系。  そんな風見家が跡継ぎ小百合様に対し、所謂女子な扱いはしてもらいたくない。
 いよいよもってケーブルカーが降り場に着き、扉が自動的に開いていく。  2人同時に立ち上がり、イエテンを踏まないようにして素早く外へ出る。
「……ポルナレフ?」
 何故かそこにいたのはポルナレフ。の、形をしたラバソだった。  ここに来てこれはないと感じたのか、承太郎先輩がこちらを確認する。なんとすれば伝わるのか一瞬悩み、目で後ろを指す。それを受け、ラバソから一歩距離を取ってくれた。伝わったらしい。
「ジャーン! 驚いたか? 先に来て待ってたぜ!」 「……ジャンだけにですか?」
 さり気なく触れようと近づいてくる。  じりじりと位置をずれて、ケーブルカーのほうへ行く道をあけた。  向こうとしても、スタンドが回収しきれなくなる事態は避けたいのだろう。特になんとも言わず、大人しく流れに沿って足を進めた。  そんな彼に、真顔で言ってやる。
「笑えないですよ、ラバーソール」
 ポルナレフはDIOの手下の中でもそれなりに名が知られている。  それはその存在そのものがかなり道化チックだったから、話に上がりやすいらしいのだ。  妹の仇を探してDIOに近づき、肉の芽を植えられ、Jガイルからは遠ざけられて、良いようにジョースターの血統の始末を……。
 そう思うと、少し、腹の中で煮えるものがある。
「……へぇ、そこまで知ってんのか」
 名前を言い当てられると、途端に日本人にお優しく日本語に切り替えてきた。  日本語に強い敵は『私達』にとって少々都合が悪いので勘弁してもらいたい。  能力の割りにあまり細かい計画や戦略を好まない彼であるが、完全に予想済みだという様子で勝ち誇った顔をしてみせる。彼が自信家で調子に乗りやすいことは『予習済み』だし『見て知っている』が、この、向こう側からつくられたイレギュラーな状況。館で何か吹き込まれて来た可能性もある。
「名前も能力も筒抜け。花京院のヤローがかけてたその眼鏡は、やっぱりスタンドだったってワケ……だなッ!!」 「!」 「小百合!?」
 攻撃するとき、必ず意識だけが先行する。それを感知し、反射的に隣にいた承太郎先輩を庇ってしまった。  遠慮なくぶちまけてこられたイエテンを避けきれず、左のわき腹から背中側へ向けて引っかくように食らいつかれる。なるほど地味に痛い。皮ごと剥ぐには少々面積を食らい過ぎたか。出血を考えるとこのままでいる他ない。
「おっ柔らかいかと思ってたが、嬢ちゃんかなり鍛えてんなぁ~~」 「痛いではありませんか」
 強引に身を捻り、バックステップでイエテンを切り離させた。これで意図的に這い上がってくることはない。  しかしじわじわと肉を食われていくなんてとんだチキンレース。早めに倒さねば。
「ハハハハハ! 力も強いッ!! ま、当然ッおれに敵うほどじゃあねェが!」
 ポルナレフの顔が派手に裂け、自称ハンサム顔が顕わになった。周囲から軽く悲鳴が上がる。  コイツに暗殺者の自覚とか配慮とかはないのだろうか。こんな往来で。
「チッ……小百合、前に出たがりが過ぎるぜ」 「すみません、性分なもので」
 承太郎先輩は帽子のツバを指先で撫でながら、別に庇ってもらわなくて良かったと主張する。  とりあえず口先だけで謝っておき、右手でアン・ノウンの位置を直す。過ぎてしまったものは仕方ない。
「なァ、とはいえ二対一だ。おれがどうすりゃあ確実に勝てるか、分かってんだろぉ? それは……」 「ハァン? この状態の私を放置してどちらへ?」 「なに?」
 承太郎先輩のリアクションが少しもどかしい。これで隣にいるのが典明なら、既にアン・ノウンをかけてもらって全て分かっている状態でいられるのだが、いまひとつ、情報の伝達が遅れている。  まぁ、答えは分かっている。『逃げる』だ。
「逃げる!」
 高らかに宣言し、バッと身を翻してビルから飛び降りる。流石は衝撃吸収ゲル。遠慮ない。  普通に考えたら追いかけられないわけだが、忍者の脚力を舐めてもらっては困る。  幸い、すぐ隣にもビルがあるし、向かいは窓が一つ奥まっている造りだし、イエテンが付いているのも背中だし……色々と、丁度良いい。
「こちらも飛び降りて追いましょうか」 「おい待て何しやがッ……おッ……!?!??」
 細かいことは気にせず跳ぶ。
 ……ラバソの性格からして、もっと正面から挑んでくると思ったのだが。何か策を講じているらしい。  しかし違和感は拭い切れない。ならばどうして手下が一斉に襲ってこないのかという疑問が残る。これが彼女が口出しした結果なのなら、少し戦力を固めて襲わせれば、それだけで十分な脅威足りえるのに。
 彼女が何を考えているのか。ほとんど会わなかったとはいえ、同じ『私ら』であるのに、私には分からなかった。  眠っているように静かな意識からは、さして何も読み取れずに時間が過ぎてしまったから。
「さて、いきなりでしたが、大丈夫ですか?」 「…………」
 承太郎先輩をそっと地面に下ろしてやると、途端に距離を置かれた。  先輩は持ち上げてみたらやっぱり重たかったため、流石に抱えながらふざけるほどの余裕はなかったのだけど、『見れ』ば、何か信じられないものを見る顔で、意識の糸が動揺を隠し切れずに震えていて、それはそのまま自分自身を庇うような形で渦巻いている。  これは、初めてバレンタインにチョコレートをもらったテンションの高まりに任せ、傅いて手を取ってお礼を言ってあげたときの典明と同じような反応だ。やだ……私ってば、かっこよすぎ……?
「なにも唇を奪ったとかそういう訳でもなしにイてェッ!?」 「……行くぜ」 「殴りましたね!? 典明にもいつも殴られてるけど!!」
 そんな反応しないでくださいよと続くはずだったのに、意味のある暴力が私を襲って言葉は途切れた。  一応、触れるときには布をはさむように気を使っていたのだが、本人に頭を『直接』殴られてしまったわけだ。来ると見えてはいたのだが、まさか頭とは。伝人先輩じゃないが、承太郎先輩は私に牙を剥くように威嚇して道案内を促した。ああ、良く見える。
. . ————————————————————————
193 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known そんな感じで安価達成しました!! やった! 私カッコイイ!!
194 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 承りおつかれさまです!!!!!wwwwwwwww
195 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square お前さぁ…前々から思ってたんだけど、前世男だったりしない?
196 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>195 え?? 嘘偽りなく前世から「腐女子」でしたけど????
197 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 男前振りかざして遊ぶの、さぞかし楽しいだろうな。 もはやサユがウラヤマシイくらいだわ。イケメン爆発しろ。
198 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 私ならそんなんされたら女の子としか付き合えなくなる
199 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known ちなみに動画見返すまでは気がつかなかったのですが、先輩、見事に「なぜならば顔」を晒してくれていました。
200 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 動画と聞いて    ( ゚д゚) ガタッ    /   ヾ __L| / ̄ ̄ ̄/_   \/   /
201 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- よし、貼れ!
202 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 何故ならば顔ってどんな顔だよwwww
203 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>202 「なぜならば」を変換してみてください。どんな顔か、よぉ~~~く分かる筈です。 っ【動画】
204 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- (∵)
205 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- くっそ(∵)wwwwwwww それはそれは大層なイケメンをご発揮なされたんでしょうな(∵)wwww
206 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- ひぃーwwwwwwwwwまぁだろうよwwwwww
207 :212 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square 承りwwww思ったよりうろたえてたwwwwwww よくもまぁこれで別に何もなかったぜみたいな顔で帰ってきたなwwwwwwww
208 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- あの忍者動画から切り取ったんだけど、 三角跳び直前のサユの真剣なイケメン顔↓ 【どこか日本人離れしている凛とした顔立ち、透き通った緋色の瞳の少女の写真】 だめだ俺なら落ちる(∵)
209 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユ…お願いがある…お前が「問おう。貴方が私のマスターか?」って言うだけの動画くれください。
210 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 俺もこんなただのおっぱいのついたイケメンにお姫様抱っこされたら(∵)ってなるしかねぇwwww
211 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>209 俺が思ってても言わなかったことをォオオオ!!
212 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square やめろお前ら!!俺はコイツの中の人のことを頑張って考えないようにしてんだよ!! 騎士王のイメージが!!こんな、こんな馬鹿に……俺の中の綺麗な思い出がッ!ウッ!!
213 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known え……? なんです……??? 言ったほうが良いんですか? 言わないほうが良いんですか……??
214 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >> たのむからやめろ <<
215 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 六窓そんなにFate好きだったのかwwwwww
216 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユって普段から敬語だしなあ…… 真面目にしてればさぞかし似てるんだろう……。…真面目にしてれば
217 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- え?でも公式からも結構やりたい放題やってね?
218 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>217 それはそれで、これはこれだ
219 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 【悲報】 追いついたら承り動画削除済み\(^o^)/ナンテコッタイ
220 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known 前世の私の活動圏内に無かった話ですかね。 ちょっと良く分からないままですが、私の声とかその辺の話は雑談でお願いします。
221 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square くそ……まさかスレ民から言われるとは……承りの貴重な放心動画見て忘れよう……
222 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>219 ここで今北産業状態wwwwww どんまいwwwwwwww
223 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>220 サユさん再うpしないっすか!? 本日の最大イベント逃した組にどうかお慈悲を!! マジで褌買いに行ってたら流れましたとかマジで洒落にならないわ!!!!!!!!! お願いしますよ!!
224 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>223 お前もしかして、忍者の話題で盛り上がってるときに褌締めて待機してろって言われてた?wwwww   54 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known   >>52   できるだけその場の流れに沿って違和感なく良い感じにやり遂げて見せますので、褌締めて引き続き待機しててください。
225 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square しかし、テンメイのそういう紳士的っていうか、 初期院のスカした感じが全然ないのが地味に気になってたんだが、やっぱりお前のせいだったんだな こんなんが隣にいたらそりゃ止める側に回るしかねーよ
226 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>223 雑談スレで、なんとか他の人にもらってください。
227 :名無しの褌:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- \(^o^)/ナンテコッタイ
228 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 半年と思ってROMってましたが、書き込まずにはいられないッ!\(^o^)/ナンテコッタイ
229 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 同じく見逃し組として\(^o^)/ナンテコッタイ
230 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 結構いるwwwwwww今更どうしたwwwwwwww
231 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- なんで丁度そこだけ見逃すやつがこんなにいんの?
232 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 馬鹿野郎……時計見ろニート共……仕事終わってスレ覗きに来たに決まってんだろ……?
233 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>232 アッ
234 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 申し訳ございませんでした!!!お勤めお疲れ様です!!!!!!
235 :名無しの褌:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 寄り道しないで真っ直ぐ帰ってスレ確認すればよかった……(´;ω;`)
236 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- そんな社畜達のために、俺が文字にしてやった↓
まず画面が承りを写す。どっかのビルの屋上。 「こちらも飛び降りて追いましょうか」 見えない聖剣から派手に光線でもぶっ放しそうなイケメン女子ボイス。ほぼ間違いなくサユの声。
いまいち意味が分からない様子の承りに近づいたあと、横に回りこむ。 「おい待て何しやがッ……おッ……!?!??」 ブレてまくっててこの辺はよう分からんが、ケーブルカーのとこにいるのがなんとなく分かる。 映像が落ち着くと、お姫様抱っこで抱えられた承りを抱え上げたほうの主観で映している。
承り越しに、そのまま屋上のフェンスに足をかけたっぽいのが見える。 「屋上だぞッ……跳んっ……!」 思わずといった感じで手が上がって、はっとする承り。たぶんサユにしがみ付きそうになって我に返った。
しばらく画面があんまり手元を写さない。ビルの窓と壁ばっか。壁伝いにぴょんぴょん降りてるっぽい。 途切れ途切れだけど、映りこむ承りの表情がどんどん切羽詰ってって最終的に(∵)になる。
「さて、いきなりでしたが、大丈夫ですか?」 「…………」 地面についてすぐ、(∵)から回復してきた承りにイケボ女子が話しかける。 承りがバッと距離を取って、気持ち守りの姿勢に入ったところで動画が終わった。
大丈夫な要素なんて、身体に怪我がないってことくらい☆ かな☆ みたいな感じ。 褒めていいぜ?
237 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>236 ありがとうございます!! ありがとうございます!!!
238 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- いや、そりゃ(∵)にもなりますわー…
239 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>236 お前みたいなタイプほんと何様だけど今だけは>236様と呼ぶしかねぇ
240 :名無しの褌:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- こういうときだけはニートの存在がありがたい…!! 感謝でござる…感謝でござる…!!
241 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known テンメイにはそういうのやめろよって言われるんですけど、 逆スケコマシみたいなことやるの楽しすぎてやめられないんですよね。
242 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square もう次の話行って大丈夫か?
243 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユ格好良いわぁー、抱いて…
244 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>243 だが断る >>242 進めましょう
245 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>244 お前って誰彼構わずイケメン振りかざすくせに、なんか茶番上でも貞操だけは硬いよな。 で?承りを(∵)にしてどうなったって?
246 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >243-244 前もこのやり取りあったなwwww
247 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known はい、で、この動画の直後に頭を「直接」ぶん殴られまして、色々とよく「見える」ようになりました。 私にくっついてるイエテンと本体の間に伸びる意識の糸を辿ってラバソのいる方へレリゴー。
辿っていくと最終的に廃ビル?の地下に入りました。 途中、水道があったので、蛇口全開でウォーターアトラクション施設みたいにして更に追って行きます。 バケツもあったので水入れて持って行きます。 続きます
248 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 案の定殴られたのかよwwwww
249 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 水浸しにする意味が分からんのだが
250 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square あー…原作で海でオラオラできたのって、なんかそういうアレか…弱点あるじゃねーか…
251 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known- >249ー250 私も「直接」食らって初めて分かったのですが、 イエテンは水に濡れると精密動作Eがさらに使えなくなります。 肉が流れやすくなるとかいうなんかそういうアレです。エネルギー消費もでかいみたいです。
最終的に扉を隔てた廊下に出たのですが、特攻以外に責め入れられないよう、イエテン祭りが開催されてました。 廊下の奥で余裕顔で待ち構えているラバソを見て、承り先輩にはアン・ノウンをかけてもらい、お望みどおりにそのまま私が特攻です。
息を吸ってはならない、目も開けてはならない。 といっても、5分くらい息を止めていられる私なら余裕ですね。と、思っていた時期が私にもありました。
続きます
252 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known スピードCなので特に盛大に食らうこともなく奥まで進み、ブツのピンを抜いて宙に放りました。 ……で、承り先輩視点だけで遠くからのん気に眺めていたのですが、なにか、ラバソの反応がおかしいんですよね。
炸裂する「赤っぽい」煙。死にはしないと聞いていたのに、聞こえる声が鬼気迫りすぎている。 そして悲鳴に混ざる「カラい」という意味の言葉。
あれ、私も、このあとヤバくないです? と思いましたね。 続きます
253 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 嘘だろ六窓
254 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 催涙グレネード(激辛)wwwww
255 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>253 いいや! マジだぜ!!
256 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known なりふり構わず私達が入ってきた扉から全力ダッシュで外へ出ようとしたラバソですが、 ガードがゆるゆるになったところを先輩に殴られて廊下にもんどりうってました。 そこまで「見て」私は承り先輩からアン・ノウンを奪い去り、全部任せて戦闘放棄で、離れた位置の水道に向かいました。 めちゃくちゃ良く洗い流してから息をしたんですけどちょっと辛くて、承り先輩を殴り返そうかと思いました。
戻ってみたらラバソはずぶ濡れで顔面が歪んでました。 とりあえず戦闘はここでひと段落です。
>>255 あんたらもほんと大概ですよ。ラリアットかまして良いですか? おかげで今もなんか首とか顔とか熱っぽいですからね。
257 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 見返してみたけど、確かにイエテン、ちょっと水に浮き気味……? ケーブルカーの中であんなに広がってたのが海に落ちてどこへ消えたのかと思ったらエネルギー消費か
258 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>257 そちらでどういう理屈なのかは知りませんが、こちらではそういうことになってました。
259 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>256 スイませェん。 承りが説明すると思ってた。ていうかお前が色々煽るからいけなかったと思う。
260 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 催涙グレネードの中身、なに…?
261 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>260 粉タイプ催涙スプレーとブート・ジョロキアの粉。 手榴弾型にすることにより勢い良く弾ける、両者のエクストリームなハーモニーをお楽しみください…。
262 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- えっほんとに人死なない?大丈夫?
263 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>259 >eee(-ロ-ロ)煽る? 私がイケメンなのは通常運転ですよ? ン?
その後なんですが、どう考えても勝負はついたのにラバソはまだ粘る気でいたので、 遠くの水道まで引っ張って「面倒なので始めに足を折ります」と宣言し、そのままへし折ったら素直に答えてくれる気になってくれました。承り先輩は何も見なかったぜみたいな顔してました。
まだ私のターンが続きます。ご容赦ください。
264 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>262 使う相手は選んでるから死なない
265 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 普通「折られたくなかったら」だろ、お前ら本当物騒だな
266 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- ご容赦くださいって言ってるやつが一番ご容赦ない罠 お前のようなイケメンがいるか
267 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known なんだかんだ身体は丈夫で、その上しつこいと予習済みですし、実際面倒なタイプだと判断したまでです。
偽名でプロフィールが見れなかったという口実で、オペレータのねーちゃんのこと話してもらったわけです。 結果、彼女のスタンドが、材料さえあればどんな機械でも組み立てられる能力ということが分かりました。 機械人形は彼女が作ったもので間違いないようです。
あと…………まだ六窓先輩にも言ってなかったんですが、 彼女、元々裏社会で過ごしていたわけではないらしく、一人、世話係的な人がいたんですけど……。
268 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square いたんですけど?
269 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- いたけどどうした?
270 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 新たな俺らか?
271 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known ちょっとこっちの事情的に危うかったです↓ ラバソ「シスター上がりで裏社会の事情に詳しくねーから、ダンせんぱ……、えーと、恋人のスタンド使い、鋼入が面倒を見てる」 サユ「えっ」 承り「『えっ』?」 サユ「面倒、見てるんですか? そんな風には……とても……」 実際、彼女、鋼入の前を悠々と歩いて、楽しそうに日本語で喋ってましたしね。 ……いや、あのキャラを知っていたら誰だって「えっ」って言っちゃいますよね。これは仕方の無いことですよね。
続きます
272 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- えっ
273 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- え???
274 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- アイツ、人の面倒とか見れるのか?????
275 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square (´◎w◎)誰の人選だ?
276 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- お前かよwwwwなんでだよwwwwwww
277 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known ラバソ「は、はぁ? ソコ引っかかるか? その眼鏡で、館の中……見てたんじゃあ、ねーの?」 サユ「……? 小柄なブロンドの女ですよね?」 ラバソ「???」 承り「嘘は吐いてねーようだが、認識が違ってるのか」 サユ「貴方から見てどういう人間でしたか?」 ラバソ「……ちっとばかしネジがトんでるが、大人しくて気が利く。でもぼーっとしてることが多かったぜ」 サユ「……テンメイの肉の芽の事情を知っていて、普段被っている猫を外していた、ということですかね」 承り「更に事情がややこしくなってきやがったか」
続きます
278 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square 単に黄色いヤツの味方なら猫被る意味だろ マジかよ…探っておくこと増えたな…
279 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 黄色いヤツの側にいながら猫を被る勇気よ
280 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 鋼入りと知り合いなのか? シスターで? 何がどうなったらそうなる??
281 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known サユ「2人は黄色いヤツを通じて始めて知り合ったのですか?」 ラバソ「なんでそんなに知りたがッぶへっ! わ、分かった! 思い出す!」 余計なこと考える前に頭から水ぶっかけました。なんかガチの筋者がその辺の不良イジメてるみたいだなあと思いました。
ラバソ「…………どこで知り合ったとかは知らねぇ。ただ……仲が良いっつーか、鋼入があんなに世話を焼いてやるの、ちょっと変かなとは思ったけどよ、そんくらいだ。おれだって別に四六時中館にいたわけじゃねぇし、これ以上は知らない」
そこから先の進展は見込めなかったため、アン・ノウンでちゃんと戦意喪失をしつこく確認し、 ラバソをビルの地下に放置して列車予約して帰ってきました。
私からは以上です。
282 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 色々考えたが、俺なら機械を組み立てるスタンド持ってても鋼入と仲良くできる気は全くしない
283 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>281 帰ってきたあと、隠紫さん別室に連れてったとこは報告なしなのか?
284 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 鼻も顎も足も骨が折れてるのに放置されるラバソ…暗殺者だしなんとかするか。
285 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>283 別室の中でのことは、「秘密にする代わりに秘密をもらいました」とだけ言っておきます。 帰ってきたその辺のくだりは六窓先輩からどうぞ。
286 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>283 kwsk
287 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- そういえばサユ、背中にイエテン食らってたな。 隠紫さんのプロフィール筒抜け問題、結局どうしたんだ?
288 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>285 んー、了解。
戻ってきたらサユが全体的にしっとりしてるしセーラー服に点々と血がついてるし、 承りは小指に赤黒い布巻いてるし、一目見てなんかあったのが分かった。 そこでのテンメイとサユの会話をご確認ください。
テン「……おかえり、背中に結構な怪我をしているだろう」 サユ「うん、ただいま。イエテンに少し齧られただけ。もう血は止まってるし大したことないよ」 ここでハイエロファントが伸びて、一ミリの遠慮も無くセーラー服の裾に突っ込んだ
テン「そんなに深くはないみたいだな。ちゃんと隠紫さんに治療してもらえよ」 サユ「ン」 冷静に考えたら負けみたいなを会話を目の前でされて、俺はどういう顔をしたらいいか分からなかった。 ここまでテンメイとサユのやりとりに誰も何も言わない。
続く
289 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- なんかちょっともやもやするぅwwwwwww
290 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- サユがでかい傷負ってるの一瞬で分かったのかよwwwwww
291 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 女子メンバーが怪我を負って帰ってきたんだから、みんなもう少しなんか反応があって良い筈だと思うの……
292 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square ちゃんと治療してもらえよという言葉に、俺はそっと隠紫さんのほうを見てみた アン・ノウンがなくても、顔に「やべぇ」と書いてあるように見えた気がした
サユ「んー……すみません、一応、傷が体中にあるので、別室での治療をお願いいたします」 隠紫「お、おお。分かった」 ナイス言い訳だが、隠紫さんはきっとこのあと地獄を見るんだろう。アーメン。って感じだった。 出てきたら2人ともなんでもない顔してたが。
俺もまだ内容知るわけにいかないから、そのときになったら教えてくれ
293 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 慣れって恐ろしいなwwww
294 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- テンメイとサユを逆にして考えるとすごい落ち着く会話な気もするんだが… なんだ、この、落ち着かない感じ
295 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known 別にいつもやってるようなやり取りですけど……?
296 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- …あれ?家出ちゃんどうした?結局ホテルにいたのか?
297 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 隠紫さんマジ生きた心地しなかったろうなwww 孫がすぐ近くにいる中でやらかした過去ばれるの確定とかwwwww
298 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square >>296 あー、それな。意外と戦車と一緒に帰ってきた。
俺もまだちゃんとは話聞いてないし、そろそろ飯だから一回落ちる。そこでkwskしてくる予定。 戦車の馬鹿、可愛い女の子にホイホイされてちょっと危なかったってよ
299 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known >>296 家出ちゃん曰く、私と承り先輩を天秤にかけて悩んでる間に置いてかれて、 諦めてホテルに戻ろうとしたら戦車見つけてうんぬんあったそうです。
300 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 家出ちゃんとか忘れてた。そういえば帰してなかった
301 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 戦車まさかのっていうかやっぱり色仕掛け引っかかったのwwwwww馬鹿なのwwwwwww
302 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- どこ行っても敵だらけだなオイ
303 :六窓:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:Square 黄色いヤツの刺客じゃあないが、アカン筋の人間に絡まれたとよ だから帰したかったのにって思ったんだが、家出ちゃんファインプレイだったらしくて複雑。 すぐ戻る予定だが、保守は頼んだぜー(`◉w◉)ノ
304 :サユ:1988/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:an known また来ます>eee(σロ∀ロ)σ
305 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- 予想できたとはいえマジで釣られたかー…
306 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>303-304 おつおつー 戦車、あのキャラで色仕掛けが本命の敵が来なかったのが謎だったくらいだしな…
307 :名無しの目覚め:XXXX/XX/XX(X) XX:X:XX.XX ID:-------- >>303-304 保守ならニートに任せろバリバリー
. . ————————————この歯車こそが————————————
 わたしがDIOという吸血鬼に従うようになり数ヶ月が経ったあとで、丁度館にいるときに一人の女が尋ねてきた。  その女は、貢物を持ってきたのでも、自身の生き血を捧げに来たのでもなかった。  アメリカからDIOというヒトを尋ねて来ましたと、聞き取りづらい声で告げたという。テレンスが中へ通したのを好奇心から軽く伺う。
 とてもエジプトにいるとは思えない、ダークブラウンのタートルネック。白いジーンズに、ヒザまであるブーツ。  腰にはオレンジ色のラジオが括り付けられていて、薄くノイズを垂れ流している。  くすんだブロンドの髪と、眠たげな緑色の目。化粧をしていても、そばかすがあるのが透けて見えた。
 時間が止まったかと思った。  当然に、悪い意味で。
 『あれ』から数年。20歳前後だろうか。  柔らかな微笑みを携え、奥へ奥へと歩みを進めていく姿は確かに『優しくて良い子』で、だからこそわたしは確信する。危うくわたしが殺されるところであった『シェルビー』であると。
 しばらくして、呼び出しがかかった。  この時点で嫌な予感しかしていなかったが、わたしには逆らう理由も、他へ代わって貰う理由もない。  床を踏みつけるようにして告げられた部屋へ向かい、扉を開けると、案の定テレンスとシェルビーが椅子に座って待ち構えていた。
「ようやく来ましたか」 〈私、ペレータと申しマス〉 「ペレ……?」
 椅子に座ったまま軽く一礼、名乗った言葉に混乱する。  聞いたことのある無機質な声。  見たことのある沈んだ緑の目。
「声の出なかったのを、故あってDIO様に救われたと……」 「それは良い。本題に入ったらどうだね」
 本音を言うとその話は最後まで聞きたいくらいだったが、それではわたしとしては不自然かと思い、テレンスの言葉を遮った。  入ってきた扉を後ろ手に閉めて、背を預ける。  そんな筈がない。彼女はどう考えてもシェルビーだし、シェルビーは絶対に、元からスタンド使いだ。
「彼女はこれまで教会に勤めていて、裏の人間の事情に詳しくありません。貴方のスタンドなら、常に本人を人質を取っていられるでしょう?」 「…………おい、まさかとは思うが」 「もちろんタダで受けろなどとは言いません」
 テレンスはわたしの目の前にスーツケースを引っ張り出してきて、がぱりと開けた。中身はギッシリだ。  ……生まれてこの方、自分のためだけに生きてきた。いよいよそのツケが回ってきたらしい。表情は殺したが、軽く眩暈を覚えた。
「彼女の監視、保護をお願いいたします」 「だけでこんなに?」 「例えば……これが、実際に使える『電話』だと言ったらどうされますか?」
 安いテレビショッピングのように、どん、とテレビをテーブルに置かれる。セットで、リモコンの代わりに電話の子機がついていた。  高さ30cm、幅40cm、厚みは、10cmないくらいだろうか。コードも何も繋がっていない。
「……テレビのように見えるが」 「『テレビ電話』だそうです」
 言いながらどこかへ電話をかけ始める。  こんなふざけた形状で本当に使えるのであればとんでもない話だ。  しばらく経って相手が出たのか、子機を渡される。画面をわたしのほうへ向け、本体の電源を入れた。
〈スティーリー・ダンか〉 「ディッ……!? ��IO様!!」 〈フフ……わたしが出るとは思っていなかったようだな〉
 顔は暗がりではっきりとは見えないものの、まさに我らが主、その人であった。  普通、一言あるだろうとテレンスを睨む。だがヤツはそ知らぬ顔でスーツケースの中身を綺麗に整え、蓋を閉めようとしているところだった。
〈ペレータに発現したスタンドは、まだ発明されてもいないような機械を作れるというものだ。……確かめたので間違いはない〉 「それで、死んでもらっては損失だということですか……?」 〈テレンスは執事の仕事がある。他の者は……お前も分かってきているだろうが……。流石のわたしも、その辺りの問題はどうしようもないからな〉
 忠臣筆頭のヴァニラ・アイス、同じ女とはいえ、マライア、ミドラー……。  自称女に優しいホル・ホース……は、確か、世界中に彼女が…………。  わたしは20歳そこそこの女の面倒が見れそうなアテを探すのをやめた。
〈大事に扱えとは言わない。いつの間にか死んでいたり、始末せざるを得ないようなことにならんように見張っていて欲しい〉 「……かしこまりました」
 ぷつ、と通話が切られた。遅れて画面のほうに手が伸びて、映像も途絶える。
 自分でもまさか女の護衛のような仕事に向いている性質だとは思わない。  しかしどれほど考えてみても、思い浮かぶのは金を積まれたところでそれができないような面子ばかりだった。  妥協点で、丁度館に居たわたしになったのだろう。
「ではよろしく頼みましたよ、ダン」
 立ち上がったテレンスはキャリーカートにテレビを載せ、手のひらを上に向けてこちらに突き出した。そこに電話を返してやり、道を譲って扉の外に出るのを横目で見送る。
 そして部屋には問題の『ペレータ』と2人きりになった。  テレンスの足音が十分に遠ざかるのを聞き、ラバーズを飛ばして脳内に入り込ませてから口を開く。
「……一つ、聞いておきたいのだが」 〈なんデショウか〉
 人当たりのよさそうな、まるで世間知らずのお年頃な表情で小首を傾げる。  しかし依然として声は無機質で、ラジオのノイズに重なっており、わたしの脳裏に火柱が浮かぶ。
「お前の本当の名は『シェルビー』ではない、の、か……!?」 〈……ザァーーーガガ・ギィイイァーアアーーーーーガガ・ピーーィイイイイーー〉
 知った名を呟くと、言葉通りに彼女から表情が抜け落ちた。それとは反対に、わたしは自分の顔がこわばったのが分かった。  ラジオから、肌を引っかくような尖ったノイズが流れる。
〈あら、嫌だわ〉
 それまでと打って変わって、用意していたような『滑らかな日本語』が聞こえた。  唐突な言語の切り替えに頭が追いつくのに何秒かかっただろうか。彼女の口が少しも動かないことも大きな要因だった。
〈どこかで会ったかしらァ?〉
 自分が負けることなど寸分も考えていないような自信に満ちた足で立ち上がり、一歩、わたしの方へ進む。  ここは意地でも下がれないとは思ったが、どちらにせよ、わたしの足は動く気配もない。  ラバーズは殺し合い向きの能力ではない。痛みが返るからと強気でいられるのは、相手がヘッドショットを決める状況でないことと、死を恐れない相手でないことが前提なのだ。
〈答えなくば今ここで殺す〉
 腰に括り付けられたラジオが彼女の声とともに『割れ』て、そのまま大振りな銃の形をとった。  その銃口の上部分に、赤い光が見える。自分では見ることはできなかったが、考えるまでもなく、その光はわたしの脳天を照らしているだろう。
「……わたしは、見ていた。5、6年前にバスを工場へ突っ込ませたのを」
 わたしは会話を成立させやすくするため、頭の中を日本語に切り替えながら簡潔に答えた。  余計なことを聞いたと後悔する暇もない。米神に嫌な汗が伝う。  しかし彼女はわたしの答えに満足していないらしく、機械音を響かせながらまた一歩、ブーツの踵を鳴らした。
「その数ヶ月前、孤児院のキャンプファイヤーから外れて本を呼んでいるのも見ている。お前は一瞬わたしを見て、すぐに視線を本に戻してあくびをしたのを覚えている。その先で、子供が何故シェルビーはこちらに来ないのかと十字架をつけた女に質問しているのを聞いた。名前を知ったのはそのときだ」 〈キャンプファイヤー? ……あァ、あのつまらない火か。……そのことを誰かに言ったか?〉 「いや、誰にも」 〈私に誓えるな?〉
 目の前まで歩いてきて、こちらを見上げる。  それでも、目は光を映していない。
「誓う」 〈そうか。なら、まァ良しとしよう〉
 無機質に言い捨てて、がしゃんとラジオは再びラジオに戻る。上から覗くような形になり、初めて彼女の首もとが窺えた。歯車のような枷がはまっていて、そこからコードが下のほうへと伸びている。それは服の裾から、ラジオに繋がっていた。  この歯車こそが彼女のスタンドで間違いないし、やはり、彼女は『あのとき』からスタンド使いだったと見て良いだろう。
〈それから〉
 彼女は小さな手で自分の首を掴むようにして、ラジオを低く唸らせた。
〈その虫唾の走る単語で私を呼ぶな。私からは以上だ〉 「……分かった」
 ペレータの傍に居ることを義務付けらたのは、返って良かったかもしれない。  このことが発覚したときに別の立ち位置であったならば、即その場で撃ち殺されていた可能性が高い。  彼女は、殺すといったら間違いなく殺すだろう。
〈しかし、見られていたとはな〉 「……火柱に随分見とれ、いや、なんでもない」 〈ギギッ……美しかったのだ。仕方なかろ〉
 自分で人を殺した光景を見ているとは思えないくらいに、あどけない顔で喜んでいたのは強烈だった。   そして今、人を殺しそうな目で睨んだ直後につんと顔を反らして扉の外へ出て行くのも、やはり何かが決定的に狂っている。
「……護衛が欲しいのは、わたしのほうだ」
 わたしは盛大にため息を吐きながらスーツケースを回収し、ペレータの後を追った。  もはや意味はないと判断し、ラバーズを脳の中から呼び戻す。そして、彼女が『何であるか』について思考を巡らす。  そうしなければ、このままではわたしは死ぬ気がする。
 ラバーズで見るペレータの脳の中は、異様に静かだった。  これで普通に立って歩いて、スタンド能力を使ってさえいるというのが、信じられないほどに。  生命維持に必要な動きは見られるが、それだけに見える。これでは、生きた死体だ。
 追いついた後で、わたしは目の前の化け物に取り急ぎ欲しいものはあるのかと聞いてみた。  彼女の荷物はラジオと現金しかなかった。そんな身で今日ここへ来たのなら生活に必要なものも何もない筈なのだが、ペレータは少し悩んだあと、〈たくさんあるが、取りあえずは一番新しい型のカメラを〉と答えた。
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thetaizuru · 7 years
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ジョージ・オーウェルの『1984年』を2010年に再訪 Richard Mynick 2010年6月12日 大衆的語彙の中に初めて登場して以来、“オーウェル的”という言葉は、典型的な“全体主義国家”の姿を呼び起こす。秘密警察だらけの一党独裁、自国民をスパイし、異議を唱える連中を弾圧し、恣意的逮捕や、囚人の拷問を行い、永久戦争を遂行し、ご都合主義のために歴史を書き換え、自国の労働人口を貧困化させ、ダブルシンク(二重思考、つまり“二つの相反する信念を、同時に心の中に保持し、両方の信念を受け入れる力と、定義される思考体系)に根ざす政治論議。 多くのアメリカ人は、この“オセアニア”描写が、20世紀中期の最も影響力がある不滅の英語小説の一冊、ジョージ・オーウェルが書いた『1984年』にある未来の暗黒郷であることは容易にわかるだろう。 多数のアメリカ人が、この描写が自らの社会そのものにもあてはまると思うかどうかは、また別の話だ。しかし2000年の大統領選挙の不正以来、出来事 9/11攻撃、架空の“WMD”(大量破壊兵器)に基づくイラク侵略、拷問スキャンダルや、2008年の金融危機等が起きた時期として、この事は益々多くのアメリカ人が理解しつつあるものと思える。 『1984年』は冷戦の緊張が高まる最中、1949年6月に刊行された。大半の西欧の読者にとって、当時の反共というプリズムを通して、本書はたやすく理解ができた。 小説の警察国家は、スターリンのソビエト社会主義共和国連邦と、疑うべくもないほど類似している。スターリン主義に激しい敵意を持っていた、自ら認める民主社会主義者、オーウェルが書いたものゆえ、それも驚くべきことではない。しかし、オーウェルはスターリン主義と社会主義を一緒くたにするには、余りに明敏で(例えば、“私の最新の小説 [‘1984年’]は社会主義に対する攻撃を意図したものではなく…共産主義やファシズムにおいて既に一部実現されている…逸脱を表現するものです...。”と書いている[1])、冷戦時代に彼の小説を読んだ人々は、得てしてこの違いを理解しなかった。彼の注意書き(“英語国民が、他のどの国民より、生まれつき優れているわけではなく、そして全体主義が…どこにおいても勝利しうる”ことを強調するために、本書の舞台がイギリスに置かれた…)はほとんど見過ごされ、世上、小説のゾッとする予言(“もしも将来の姿を見たければ、永遠に人間の顔を踏みつけるブーツを想像すればよい”)は、主に西欧風資本主義“デモクラシー”の敵と見なされている政治制度の特性だとされている。(2) しかし『1984年』は、決して西欧を裏書きするものではない。国営マインド・コントロールを論理的極限まで利用して、自分たちの権益のために、支配し、権力を維持する、責任を負うことの無いエリート層を仮定しているのにすぎない。経済組織という名目的構造にはこだわらずに、国民を搾取的支配に強制的に服従させる上で、運営上、一体何が関与しているのかを、本書は検証しているのだ。いささか違う言い方をすれば、この小説は、支配的官僚制度なり、金融資本なりのいずれから発生するものであれ、責任を負うことのない国家権力一般についての、心理-社会的機構を検討しているのだ。小説は、極めて不平等な社会において、社会的安定性を維持するための、抑圧と国民意識の支配という、ある種の組み合わせによってのみ実現可能となる、基本的な問題を探っている。 粗野な専制政治は主として弾圧を用いる。洗練された専制政治は、意識を支配する、より巧妙な手段を見いだすのだ。逆に意識は、社会における言語の公的な使用方法と深くからんでいる。オセアニアもアメリカも、国民の意識を巧妙に形成する国家なのだ。それこそが、なぜ二つの社会が、益々核となる特徴を共有しており、既に言語、意識、順応や、権力との間のつながりに対する鋭い洞察を認められている『1984年』が、冷戦当時より、2010年、一層読者にあてはまるのは確実だという理由だ。 1984年のオセアニアにおけるマインド・コントロール オーウェルの架空のオセアニアでは、心理社会的な機構は、大まかに言ってこんな風に機能している。全ての権力は党に掌握されている。永久戦争は国家政策の原動力だ。マスコミは、国家プロパガンダの単なる道具に過ぎない。国民は、思考警察が実施する絶えざる監視と、思考の幅を狭め(言語そのものが、異端思想を形成するのに必要な構成概念に欠けている為)思考犯罪(異端の思想)を原理的に不可能にするのが狙いである新言語、ニュースピーク(新語法)の発展のおかげで牽制されている。 囚人の公開処刑や二分間憎悪等の国家が提供する儀式は、残虐な国粋主義や好戦的愛国主義への熱中を生み出す為のものだ。国民の85パーセントを占める“プロール”は、彼等が政治意識を発達させるのを防ぐために(主として、スポーツ、犯罪、宝くじや、セックスに注力した映画という)頭を麻痺させるようなマスコミの気晴らしで一杯にされてしまっている。プロールは“今ある姿とは違う世界がありうるはずだということを理解する想像力を持てない”ままにされている。 一方で、党員達国民の2パーセント以下である党中枢“インナー・パーティー”と、より権限の少ない党外郭“アウター・パーティー”のいずれも)は、思想犯罪を行うことを避けるために、ダブルシンク(二重思考)の技術を習得しなければならない。党員は“外国の敵や、自国内��裏切り者に対する憎悪、勝利に対する歓喜、党の権力と叡知を前にした自己卑下といった具合に、常に熱狂して暮らすことを期待されている”自分の思考を自主規制するのが下手で、正統思想に対する潜在的脅威となりかねないような人々は、国民の中から体系的に間引かれてしまう。反抗分子は、人間性を破壊するよう科学的に設計されたやり方によって拷問されるのだ。 2010年のアメリカ合州国で、それがいかに機能しているか 上記特徴の全ては、2010年のアメリカ社会に、すぐそれとわかる形で存在している。あるものは本格的な形で。またあるものは、より原初的な形で(また現在も進化中だ) 。今日の類似しているものの多くを網羅的に列記すれば、丸ごと一冊の本ができてしまうだろう。そうした本には、オセアニアの皮肉に名付けられた“平和省”アメリカ“国防省”よりも、オーウェル風婉曲表現はないという些細な事実の一致までも含まれるだろう。 そうした本は、より重要な類似、つまり“異端の思想”を発展させるのに必要な概念や物の見方(つまり既成政治経済制度に対する合理的な批判)を体系的に国民から奪い取るために、アメリカのマスコミ等が、一種のニュースピーク(新語法)として機能している、様々なやり方を載せることになるだろう。その本には、本質的に世界金融危機の負担は、この危機の犠牲者によって支払われるべきであり、危機の犯人達は損失に対し免責されるべきだという、ウオール街救済措置の根本にある論理も載るだろう。しかもこの政策は、彼等が“民主的に選び出した”政府によって犠牲者に押しつけるべきなのだ(つまり、ほとんど全国民に) ということも。(マルクス: “抑圧されている人々は、数年に一度、彼等を抑圧している階級の、どの代理が自分たちの代表となり、自分たちを抑圧するかを選ぶことが許されている。”) 以下は、オーウェルの洞察が未来の空想と見なされて以来、数十年のうちに、そして西欧の限定された資本主義“民主主義”の姿がオセアニア風専制政治に対する防波堤と見なされて以来、一体我々はどこまで来てしまったのかを示してくれる、いくつかの類似点の概要だ。 労働者階級が、ファシスト・ドイツやイタリアの場合のように、歴史的敗北を被ったか、あるいはソ連のように、反革命的な官僚制度によって、権力を奪われてしまった状態を、オーウェルが想定していたことは留意しておく必要がある。現代アメリカにおいて、物事に対する公式見解は、その多くは混乱した異議だとは言え、益々異議を唱えられ、認められにくくなりつつある。確かに、アメリカ支配者の、権威主義的な狙いと、野望に関する限り、オーウェルの概念を書き換える必要は皆無だ。 永久戦争: オセアニア同様、今日のアメリカ合州国は、永久戦争状態にある。この状態は、いずれの社会においても“正常”として受け入れられている。元アメリカ副大統領のチェイニーは、2001年にアメリカの対テロ戦争は“決して終わらないかも知れない。少なくとも、我々が生きている間には”と述べた。この発言は、大企業政党のいずれからも、商業マスコミからも、激しい抗議を引きだすことはなかった。今日に到るまで、この発言は問題にされないままになっている。チェイニーがこの主張をして以来、四度の国政選挙のいずれにおいても、永久戦争という問題はあえて言及する程(まして討論する程)重要だとは見なされなかったのだ。 社会の階級構造を維持するための戦争: (歴史上のトロツキーをほぼなぞった)“ゴールドスタイン”という人物に語らせながら、オーウェルはこう書いている。“戦争とは、各国の支配者集団が、自国民に対してしかけるものであり、戦争の目的は領土を征服したり、守ったりすることではなく、社会構造をそっくりそのまま保つことにある。”オーウェルは更に続ける。“しかし、物理的な意味では、戦争は、その大半が高度に訓練された専門家であり、ほんの少数の人々しか必要とせず、比較的少ない死傷者しかもたらさない.... また同時に、戦時下にある、したがって危険な状態にあるという意識によって、少数の特権階級に、あらゆる権力を引き渡すことが、生きるためには、自然で不可避な条件に思えてしまうのだ。” こうした見解は、それぞれ、アメリカの“対テロ戦争”に実にぴったりあてはまる。いわゆる“特殊部隊”や“プレデター無人飛行機”の使用。そして執拗なテロ脅威恐怖の利用と悪魔化キャンペーン。アメリカの戦争は、実際には領土獲得、つまり、石油が豊富な、あるいは、パイプライン経路、および/あるいは軍事基地として戦略的価値がある地域の支配を狙ったものである点を除いては、一単語たりとも変える必要がない。この例外は、“戦争の目的は[少なくとも一部は]社会構造を保全することにある”そして“支配者集団同士により、それぞれの主題をめがけて、戦争は遂行される。”という、オーウェルの主張を決して無効にするものではない。 一党国家: オセアニア同様、アメリカは事実上、一党国家だ。二つの巨大企業政党が、偽って二つの“対抗している”党であるかのごとき振りをしているのだ。実際には、両党は、実際は一つの党の軟派・硬派二派閥に過ぎない。金融支配層が経済的に重要なあらゆる物事と、資源開発を、しっかり支配している。アメリカ版の一党国家は、表面上、明らかにそうでないもののように見えてしまうがゆえに、実際オセアニア版よりも一層危険な程、オーウェル風だ。オセアニアは、民主主義のふりをしようと気を使わないだけ、少なくとも十分に“正直”だ。 アメリカ人は、共和党と民主党との間の、限られた、ほとんど言葉のあやの違いでしかない違いを“民主主義”である“証拠”だと思い込むよう飼い馴らされている。物事の進展は、この理論の嘆かわしい欠陥を、容赦なく暴露してはいるのだが、長年にわたりこの理論が広く受け入れられてきたことが(アメリカ帝国主義の残留強度やAFL-CIOや様々な“左翼”勢力が演じる役割も考慮すれば)、大衆の意識を支配し、形作る、公式政治文化の威力を実証している。(マルクス:“支配階級の考え方がいつの時代も支配的な考え方である。”) 国家プロパガンダの手段としてのマスコミ: オセアニアと同様に、今日のアメリカのマスコミは、本質的に国家プロパガンダの道具だ。過去十年間の主要な出来事に関するニュース報道をざっと見てみるだけで、この評価は十分に実証されようし、過ぎ行く日々が、こうした行動の無数の例を提供してくれる。オセアニアのテレスクリーンは、“マラバル戦線の英雄”が勝ち取った栄光の勝利の報道を交えながら、銑鉄生産とチョコレート配給の増加を絶え間なく、しつこく売り込み続ける。これとアメリカのニュース番組内容との間には(おそらくは、その無理強いの陽気さが、オセアニアの殺風景で好戦的な“ニュース放送”から聞こえてくるものより陽気な調子をもたらすのに貢献している広告がある、という点を除いて)本質的な差異はほとんどない。2009年、アメリカのマスコミは、イランにおける不正選挙とされるものに対し、どれもよく似た“激怒”を表明した。選挙不正という主張を支持する本格的証拠は何も提示されなかった。こうしたマスコミのどれ一つとして、露骨に不正だった2000年の米大統領選挙には触れもしなかった(まして激怒などするわけもない)。(実際マスコミは、暴力なしに権力が移行したという理由から、2000年選挙の結果を、“制度が機能した”証拠だとして異口同音に称賛した。言い換えれば、エリート階級は、国民の抵抗を受けることなく、不正選挙をすることができたのだ。) 監視:小説の2ページで『思考警察』というものが紹介される。“『思考警察』が、どれだけ頻繁に、あるいはどのようなシステムで、どの個人の回線に接続しているかは当て推量するしかない。全員を常時監視できるということさえあり得る。”2004年頃から、こうした監視機能が国家安全保障局のような機関によってアメリカ内に導入され、アメリカ国民の私的通信の膨大な盗聴が行われてきた。この問題は、2004年以来、三回の国政選挙のいずれにおいても触れられることはなく、ニューヨーク・タイムズ(ブッシュ政権の要求に応じて)は2004年の選挙前、NSA盗聴計画に関する記事を意図的に没にしていた。(一年以上後、これを主題にしたタイムズ紙記者ジェームズ・ライゼンによる本の刊行直前、新聞は最終的に“報道した”。彼の記事を同紙は差し止めていた。)(訳注:ジェームズ・ライゼンの本というのは邦題『戦争大統領』のことだろう。) エリートが主導する、大衆の政治意識の文化的骨抜き: 国民の政治意識を骨抜きするのに、大衆文化を道具としし利用するというオーウェルの洞察は、アメリカの支配エリートの尽力によって実現している。オーウェルは、宝くじや、“スポーツ、犯罪と、星占い、扇情的な5セントの中編小説…セックスまみれの映画…(そして)最低品質のポルノ以外はほとんど何も載っていないくだらない新聞”等、頭を麻痺させるような、主要な娯楽の数々をあげている。有名人のゴシップや、株式市場についての雑談といった重要なカテゴリーを見過ごしてはいたものの、原理的に彼は的を射ている。著名人の話を載せた雑誌を読み、娯楽TV番組を見るだけの国民は、自分たちの劣化しゆく生活水準の原因となる社会勢力を理解する用意などまったく出来ておらず、したがって自らの防衛もしがたかろう。 指導者のカルト: 小説は殺風景な“未来”、1984年4月のロンドンが舞台だ。オーウェルの主人公ウインストン・スミスは、“勝利(ビクトリー)マンション”という名の、茹でたキャベツの匂いがする崩壊途中のアパートに住んでいる。アパートの踊り場に目立つように掲示されているのは“太い黒い口髭を生やした、いかつい45歳位のハンサムな男の大きな顔”を描いた巨大カラー・ポスターだ。2010年に、ゾッとするような荒廃したロンドン至る所にあるビッグ・ブラザーのポスターという文章を読みながら、人は今日の斜陽化しつつあるアメリカ都市の至る所にある“バラク・オバマの希望”ポスターを必ず思い出さずにはいられまい。 ビッグ・ブラザーは、“党が、自らを世界に対して表現するのに選んだ姿だ。彼の機能は、組織よりも個人に対して、より自然に感じやすい、愛、恐怖、崇敬、感情などの焦点として役立つことにある”として描かれている。この文章は、2008年、ウオール街の候補者であるオバマを、アメリカ有権者に売り込むにあたって使われたPR戦略の本質を捕らえている。実際、オバマ選挙キャンペーン全体が、愛と希望のような感情は、何よりもその権益を彼が代表している銀行等の組織に対するより、“個人に対してこそ一層身近に感じることができる”という発想を生かすよう仕組まれていた。 “現在を支配する者は、過去を支配する….”: ウインストンは真理省で働いており、その業務は“毎日、過去を改ざんすること…[この仕事]は、政権の安定に、抑圧作業として必要だ。”オセアニア真理省の諸機能は、アルカイダやタリバンのような集団のことを、24時間態勢で悪魔化しながら、こうした集団のいずれもが、ここ数十年間、CIAによる何百万ドルもの資金援助によって育て上げられてきたことを入念に“忘れ去る”アメリカの大手マスコミによって実施されてきた。そうした不都合な真実は、もはや国家政策と調和しないので、定期的にメモリー・ホール(訳注:『1984年』中で、この名で呼ばれる穴の中に、過去の正しい記録は廃棄される)へと投げ捨てられる。従って、現在という文脈で“正しく”なるよう、事実は改ざんされる必要があるのだ。(2002年“WMD”(大量破壊兵器)と、計画中のイラク侵略に関して、イギリスMI6のトップが、ブッシュに分かりやすいようこう説明した。“諜報情報と事実は政策を巡って、調整されています”)。ちょうど、オセアニアが、ある日はイーストアジアと同盟を組み、翌日にはイーストアジアと戦争状態となるように、アメリカは、ある時期に、サダム・フセインやイスラム教原理主義と戦争状態となるが、レーガン時代には、積極的にこの両者を支援していたのだ。(レーガンは、アフガニスタンのムジャヒディーンを“自由の戦士”、“道徳的に、アメリカ建国の始祖に相当する人々”と呼んでいた。) 国家の敵を悪魔化するための公式行事:“二分間憎悪”は本質的に、サダム・フセイン、ハマース、アフマディネジャド、カストロや、ウゴ・チャベスといった公式の敵の名前が出るたび毎に、アメリカのテレビで��きていることだ。これは、フオックス・ニューズやウオール・ストリート・ジャーナルの論説ページの様にあからさまに右翼のマスコミで、最も露骨な形で起きるが、“リベラル”だと言われているマスコミでも、同様に存在しており、あからさまさこそ控えめにはなるものの、視点は本質的に全く同じだ。フセインの絞首刑は、アメリカのマスコミによって、オセアニアの公開絞首刑と同様、息もつかないほどの、あえぐような流血への渇望で迎えられた。“昨日、囚人たちが絞首刑にされるのを見にいったかい?”省の食堂で昼食をとるため座っていたウインストンは、同僚サイムにそう質問される。2006年12月にフセインが処刑された時、これと同じ光景が、アメリカ中で、確実に存在していたのだ。 娯楽としての敵”民間人“への爆撃: ウインストンは、7ページで、映画を見にでかけ、戦争のニュース映画を見る。オセアニアの攻撃型ヘリコプターによって無力な民間人が粉々にされる映像を、観客は“大いに喜んだ”と彼は日記に書いている。広範なアメリカのTV番組、映画、ビデオ・ゲームは、全く同じ基本的本能を、育て、奨励しようという企みだ。 相手側の主張によって、自らを覆い隠してしまう政治文化:“ゴールドスタイン”はこう述べている。“党は、社会主義運動が本来立脚している、あらゆる原理を否定し、非難する。しかも…社会主義の名において[そうしているのだ]。”これは、1949年における、スターリン主義に対する、実にもっともなオーウェルの評価だ。この文章は現代の類似物を示唆している。“アメリカ政府は、民主主義の実質的核心を、弱体化させるか、骨抜きにしている。民主主義の名において、そうしているのだ。” 警察による国民の威嚇:オセアニアで最も恐ろしく、物理的に堂々とした政府省庁である愛情省は、“伸縮式警棒を持って、黒い制服を着たゴリラのような顔つきの守衛”が警備している。こうした守衛に、現実に対応するものが、アメリカの政党大会やWTO会議の外に出現し、防弾チョッキをまとい、威嚇し、小突き回し、非武装の抗議デモ参加者を警棒で殴ったりさえしている。マスコミは、イランのアフマディネジャド反対デモや、ベネズエラのチャベス反対デモを、“合法的反対者”のお手本として満足げに引用しながら、自国の抗議デモ参加者は決まって“チンピラ”や“アナーキスト”と表現する。(“オーウェル的”という点で言えば、最近アメリカの政党大会で反対デモをしようとした反戦抗議デモ参加者は、蛇腹式鉄条網を張り巡らせた、会議場から離れた、マスコミの目に入らない、塀で包囲された仕切りの中に押し込められた。こうした仕切りは、何の皮肉の意図もなしに、“自由発言ゾーン”と呼ばれていた。) 国家政策としての、悪行と非人間化:小説は、拷問の描写という点で、ゾッとするほど想像力豊かだ。ある時点で、尋問者のオブライエンは、ウインストンに彼の抵抗が、どれほど無益で哀れなものかを示すべく、ウインストンの虫歯の一本を素手で抜き取る。そして、有名なクライマックスの101号室での拷問場面が続く。ネズミ・カゴのマスクが、ウインストンの顔にはめられる。現代の読者なら、最近のアメリカ拷問メモで暴露された“昆虫”版を即座に連想するだろう。そこでは、無力で怯えた囚人が入れられている閉ざされた箱の中に、“刺す虫”が放たれた。しかしこれでさえ、強姦、性的な辱めや、イスラム教徒の囚人の頭に、経血にまみれた女性のパンティーをかぶせるといったような、宗教的信念に対する意図的な侮辱を含む、アメリカの拷問手法の全貌を示すには十分でない。腐敗と拷問に関する限り、“オーウェル的”という形容詞でさえも、アメリカ軍-諜報機関の巧妙さを十分公平に評価してはいない。 階級意識と社会的不平等 オーウェルの本はアメリカで熱狂的に受け入れられた。刊行から二週間後、タイム誌はこの本を、彼の“最高の小説作品”と呼んだが、この本は、主として(『動物農場』と共に)“共産主義”に対する攻撃だと解釈していた(3) ところがオーウェルは、(先に触れた通り)、二冊の本を西欧デモクラシーのすう勢に対する警告として考えてもいたのだ。本がアメリカで温かく受け入れられたのは、本書が、社会における原動力の、明晰かつ、説得力のある、階級的視点に基づく分析であることからすれば、いささか逆説的である。この視点は、許容可能なアメリカ思想から、階級意識が体系的に抹殺される過程にあった時期、1949年に浮上しつつあった政治的規範に逆らっていた。この小説の明白な“反共主義”が、階級意識に対する反発から、この小説を保護してくれた可能性は高い。階級意識は、1949年のアメリカ合州国では確かに思考犯罪であり、今日も犯罪のままだ。 ウインストンは、“プロール(労働者階級)”に対しては、断固として同情的で、期待を持った態度をとっている。少なくとも四度、彼はプロールは将来の唯一の希望だと語っている。彼等を以下のような言葉で表現している。“もしも希望があるとすれば、それはプロールにあるに違いない。オセアニア国民の85パーセントに、無視された群れなす大衆の中にのみ党を破壊する勢力が生まれる可能性があるからだ。”ウインストンは信じていた。“プロールが、何らかの方法で自分たちの力を自���するようになりさえすれば…立��上がって、体からハエを振り払う馬のように身をふるわさえすればよい。もしも彼等がその気になりさえすれば、明日朝にも、党を粉砕することができる。”オセアニアの支配層は、党員の対人的連帯感を粉砕するのには成功したが、一方“プロールは人間として残っている。彼等はその点、無感覚になってはいないのだ。”彼等には“党が共有できず、抹殺することもできなかった生命力がある…将来はプロールにある。” ウインストンは考える。“平等があれば、健全さはありうる”。これは急激に拡大する社会的不平等で特徴付けられるアメリカに、目ざましいほど当てはまる点だ。社会的序列と富の分配との関係は、こうした表現の中で限定されている。“富の全面的増加は、…階級社会を破壊しかねない。…‘富’が…平等に配分されながらも、‘権力’は少数の特権階層の手中に残る社会を想像することは、疑うべくもなく可能だ。だが実際には、そのような社会が長期間安定して存続することはできない。もしも余暇と安全を全員が等しく享受すれば、通常貧困によって麻痺状態におかれている大部分の人々は、読み書きができるようになり、自分で考え始めるようになるだろう。そして、一度そうなってしまえば、彼等は…特権階級の少数派などに何の機能も無いことを悟り、…廃止してしまうだろう。”極めて不平等な社会における支配者の視点からすれば、これは実に危険な破壊的思想だ。 こうした考え方は真に急進的な考え方だ。スペインで、POUMとともに反ファシズムのために戦う志願兵となった作家の考えとしては驚くべきことではない。特に労働者階級を唯一本当に革命的な社会勢力として特定していることは、マルクスとエンゲルスの考え方をそのまま思いおこさせる。自覚し、蜂起し、“体からハエを振り払う馬のように”党を粉砕するプロールにまつわる一節は、労働者階級が、自らを階級として自覚することによって、自らの利益という自立した意識で、思いついた要求をはっきり主張することから生じる、下からの大衆蜂起という発想を写実的に描き出している。 国民を“ダブルシンク(二重思考)”するよう訓練する ウインストンは考える。“党の世界観の押しつけは、それを理解することができない人々に対して、最も成功している。人々は…一体何が起きているのかわかるほど、社会の出来事に対し、十分な関心を持っていない。どれほど現実をないがしろにしても、人々に、受け入れさせることができる。”そして、やや後にこう書いている。“最も地位の低い党員でさえ有能で勤勉で、狭い範囲内で知的であることが期待されるが、また同時に物事を信じ易く、無知な狂信者でなければならず、恐怖と憎悪、追従と勝利の興奮が支配的な感情でなければならない。言い換えれば、人は戦争状態にふさわしい精神構造を持っていることが好ましいのだ。”現代アメリカの公式政治文化が推奨している態度に関して、これより正確な記述を見いだすのは困難だろう。 ダブルシンク(二重思考)の完全な定義は、“矛盾する二つの信念を、自分の心の中で、同時に保持し、双方を受け入れる能力だ。… 心からそうと信じながら、意図的に嘘をつくこと、不都合となってしまったあらゆる真実を忘れさること、更に、再びそれが必要となれば、必要な間だけ忘却の彼方から呼び戻せること、客観的事実の存在を否定する事、それでいながら自分の否定した事実を考慮に入れる事、こうした全てが、絶対に必要なのだ。ダブルシンク(二重思考)という言葉を使用するためですら、ダブルシンク(二重思考)を実行することが必要だ。この言葉を使うことによって、人は自分が現実を改ざんしていることを認めるのだから。ダブルシンク(二重思考)の新たな行為によって、人はこの知識を抹消する。という具合で無限に続き、嘘は常に真実の一歩先を行く。” この一節は、2000年大統領選挙で、最高裁がジョージ・W・ブッシュを大統領に任命して以来、アメリカ政治における象徴的な出来事に関する公式説明の特性を明らかにしてくれる。事実上、あの時以降の全ての重要な出来事は、ダブルシンク(二重思考)を前提として大衆に提示されている。 例えば、イラク侵略から数カ月して、アメリカのマスコミは、結局WMDなど存在していなかったことを認めるよう余儀なくされた。しかしこの事実は、あたかも意味も影響も無いかのごとく提示された。マスコミ説明は、単なる“諜報情報の欠陥”だと気楽に片づけている。一方では過ちを認めているのだから(ニュルンベルク軍事法廷で定義されたような)巨大戦争犯罪に対して、そのような言葉を適用するのはダブルシンク(二重思考)だ。しかし過ちを認めるやいなや、新たな二行を追加している。諜報の過ちは極めて軽微だった。そしてアメリカ諜報機関の几帳面さだけが問題だった(“嘘は常に真実の一歩先を行く”)。 WMD(大量破壊兵器)が存在しないことを認めながら、戦争の一般的特質を擁護する(アメリカ当局者とマスコミの広報担当者たちの仕事だ)というのはダブルシンク(二重思考)のもう一つの例だ。戦争をしかけた建前がいつわりである場合、戦争の正当化はまずできない。人は、両方の信念を、各々を巧みに操作することによってのみ、同時に維持することができる。瞬間的に一方を忘却の彼方に追いやり、もう一方について論じることで。 小説中に、尋問者オブライエンが、四本の指を立て、ウインストンには、5本に見えるよう要求する有名な場面がある。この要求は、2009年5月21日の国立公文書館で行った演説の中で示された、拷問に対するオバマの論理的姿勢と変わらない。法支配の闘士を気取り、アメリカ憲法の羊皮紙原本の横に立ち、オバマは拷問は誤っていると宣言した。我々はアメリカ憲法の価値観を支持しなければならない。“我々は拷問はしていない”と語り、拷問を命じたアメリカの当局者は、それを理由に告訴されることはなく、アメリカの拷問を記録している写真は、公開を差し控えると付け加えた。同じ演説の中で、彼は更に“特例拘置引き渡し”を擁護し、無期限の“予防的拘留”という中世的政策さえ提案した。 “戦争は平和だ” 2009年12月10日にノーベル平和賞を受賞したオバマは、WSWSが痛烈に批評し、適切にも、何事も超えることができないオーウェル的光景だと述べた出来事において、この調子で続けた。現在二つの侵略戦争のさなかにある(そのうち一つについては、彼自身が大幅にエスカレートした)史上最もグロテスクに膨れ上がった軍事機構の全軍最高司令官が、主要な外交官が、イランを“せん滅”すると威嚇した政権の首長が、世界でも傑出した調停者として栄誉を受けたのだ。ガンジーやマーチン・ルーサー・キング Jr.の“信条と人生”に対する、できる限りおざなりの承諾として感想を述べることから始めたオバマは、次の一節で旋回し、彼自身の外交政策が、彼等の哲学によって特徴づけられるであろうという、いかなる幻想も打ち砕いた。(“わが国を保護し、防衛すると誓った国家の長として、私は彼等の手本のみによって導かれるというわけには行かない。”) そして、アメリカ大統領は、国家的暴力の明白な擁護(もちろん、アメリカ合州国によって率いられる限りだが)へとまっしぐらに突入する。彼はさながら歌うように語る。“バルカン半島諸国においてそうであったように、武力は人道的な理由で正当化することが可能だと私は信じている” (つまり「戦争は平和である」)。世界中の意見と国連安全保障理事会に逆らって、イラクを侵略した国家の大統領が、彼の国も、ほかのどの国も“もし我々自身は守ることを拒否しても、他の連中には、交通規則を守るよう主張できる”と主張したのだ。サウジアラビア、エジプトやパキスタン政府と親密な盟友である国家の大統領が“我々と最も親しい友人は、その国民��権利を保護する政府だ”と主張したのだ。軍隊とCIAが、第二次世界大戦以来、多数の民主的政権を打倒し、そうした政権を残酷な独裁制に置き換えてきた国家の大統領が“アメリカは決して民主主義に対する戦争をおこなったことはない”と主張したのだ。 驚くほど聖人ぶって彼は語る。“あるべき世界へ向かおうではないか。我々皆の魂の中で、いまだわき上がる天与のひらめき。…今日どこかで、今この場で、この世界で、相手のほうがより多く武器を持っていることが分かっていても、兵士は、平和維持のため、その場に止まっている。今日も、この世界のどこかで、若い抗議デモ参加者は、自国政府の残虐さを予期しながらや、行進を続ける勇気を抱いている。今日もどこかで、大変な貧困に直面する母親が、残酷な世界にも、その子が夢を実現する場所はあるだろうと信じて、自分の子供を教えるために時間を割き、子供を学校にやるために、手持ちの僅かな貨幣をかき集めている。” こうした類の詭弁が、2008年大統領選挙キャンペーン中、アメリカのマスコミによって“雄弁”と見なされたことは、“嘘をもっともらしくし、殺人を尊敬すべきことのようにすべく、単なる風に、しっかりした固さという見掛けをあたえるべく、政治言語は作り上げられている”というオーウェルの洞察を想起させる。(4) オバマの“平和維持”兵士というのは、恐らく、おなじみの略奪的目的で、ある国を占領しているアメリカ(あるいは同盟諸国の) 兵士のことだ。“若い抗議デモ参加者”というのは、当然ワシントンによって公式な敵として見なされているイランやベネズエラ等の政府に抗議する連中だ。 オバマが非難する“政府の残虐行為”というのは、疑うべくもなく、アメリカ軍や傭兵部隊によって直接に、あるいはアメリカが支援する傀儡政権や他の代理人によって、民間人に対して実行されている暴力や拷問のことを言ってはいない。“大変な貧困に直面する母親”というのは抽象的で理論的な母親であり、海外生産のためにひき起こされた失業や、ウオール街が引き起こした金融危機のような具体的な条件によって、あるいは、そうした危機の結果、社会福祉が骨抜きされて、つまり既存支配勢力全員の支持を得て、企業国家アメリカによって、アメリカの労働者層に押しつけられる条件によって今の貧困がもたらされている“ここで今暮らしている”本物の母親ではない。 “欺瞞に満ちた時代においては…” “ゴールドスタイン”が説明するとおり、“(新語法で言う)クライムストップ(犯罪中止)とは、…あらゆる危険な思想を抱きそうな瞬間に、その一歩手前で踏みとどまる能力だ。それは、類推ができない能力、論理的な誤りに気づかない能力、最も簡単な主張でも、万一イングソック [“イギリス社会主義”オセアニアの全体主義的政権の公式イデオロギー]にとって有害であれば誤解してしまう能力、そして、異端的な方向へ導きかねない一連の思考に退屈したり、それに嫌悪感を抱いたりする能力も含む。クライムストップ(犯罪中止)とは、要するに、自己防衛的愚鈍のことだ。” “イングソック”を“公式なアメリカ政策”に置き換えれば、この文章は、アメリカ・マスコミが、日々の問題を“論じる”ふりをしているプロセスにぴったりあてはまる。例えば、“武力侵略”は、アメリカや同盟諸国が侵略者でない限り、アメリカ・マスコミのひんしゅくを買う。アメリカが武力侵略する場合、その行為は、安定化、平和維持、あるいは解放にすらなる。アメリカ軍の侵略は“侵略”であるという類推が理解できなくなるような能力を人は身につけなけねばならないのだ。アメリカがあるクーデターを支持しない限りは、当然クーデターも同様にひんしゅくを買う。アメリカが支持している場合、それは(“カラー”革命等々の)デモクラシー運動となる。同様に、拷問は、強化尋問テクニックとなり、アメリカの政策なり、要員によってひき起こされた場合、民間人の死亡は、遺憾ではあるが、不可避な巻き添え被害となる。罪のない“婉曲語法”どころではなく、こうした言葉の歪曲は、アメリカ政治文化における主流思考体系の本質的特徴を明らかにしている。 愛情省で“再教育”されながら、ウインストンは“自らクライムストップ(犯罪中止)の学習を始めた。彼は自らに命題を課した。‘党が地球は平らだと言う’、‘党が氷は水よりも重いという’それと矛盾するような主張は無視するよう、あるいは理解できなくなるように自分自身を訓練したのだ。それは容易なことではかった。… それには…一種のたゆまざる頭の体操、ある瞬間に、論理を最も巧みに使ったかと思うと、次の瞬間には、最も明白な論理的誤りにも気づかない、という能力が必要なのだ。” 就任直前にテレビ放送されたインタビューでオバマが語った論理を解釈するには同様な“頭の体操”が必要だ。“拷問や令状無しの盗聴を含むブッシュ政権の最大の犯罪を、独立に調査するための”特別検察官を任命するのかどうか質問されて、ハーバードで教育を受けた元憲法学教授は答えた。“我々は過去を振り返るのではなく、将来に目を向ける必要があると信じている”。これは、どんな事にたいしても、どんな人物をも、告訴することを除外するという原則だ(しかしこれも、アメリカという国家、あるいは国家がその権益を代表している寡頭金融支配層によって犯された犯罪に対してのみ行使されるのに違いない)。 小説の始めに、ウインストンは破壊的行動に取りかかる。個人的な日記を書き始めるのだ。彼は切ない気持ちでこう記す。“未来へ、あるいは過去へ、思想が自由な時代に向けて。”オーウェルは“欺瞞に満ちた時代において、真実を語ることは革命的行為である。”という表現をした功績を讃えられている。アメリカの政治支配層によるニュースピークに攻撃されている私たちは、明らかに欺瞞に満ちた時代に生きている。我々は全員がウインストン・スミスであり、思想が自由な時代への道を照らすために、真実を語る革命的行為を目指すべきなのだ。 注: (1) ジョージ・オーウェル著作集第4巻(“In Front of Your Nose”)、1945年-1950年 546ページ第158項 フランシス・A・ヘンソンへの手紙(抜粋)(ペンギン)(ジョージ・オーウェル著作集第4巻、邦訳は平凡社、ただし絶版。) (2) オーウェルの政治的軌跡の分析については、ビッキー・ショート、 および、フレッド・マゼリス、を参照のこと。(いずれも英語) (3) タイム誌、1949年6月20日、で読める (4) エッセイ“政治と英語”(英語原文は、例えば: http://www.george-orwell.org/Politics_and_the_English_Language/0.html)邦訳は、小野寺健訳『オーウェル評論集』岩波文庫中の『政治と英語』、あるいは、川端康雄編『 水晶の精神-オーウェル評論集2 』、平凡社ライブラリーの『 政治と英語 』(工藤昭雄訳) 記事原文のurl:www.wsws.org/articles/2010/jun2010/1984-j12.shtml ----------
ジョージ・オーウェルの『1984年』を2010年に再訪: マスコミに載らない海外記事
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shissokuantena-blog · 7 years
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