#恐山アンナ
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I think about this scene a lot and now I'm going to talk about it.
Reposting this from my Twitter Tomb
This moment really hit me when I first watched the 2021 anime adaption. Why? Because it was one of those rare moments with Anna showing herself being vulnerable.
Now, you could take this as 'If you don't get stronger Yoh, another man will take me and make me his wife' type of thing. Especially as this happens after Anna's run in with Hao. Hao drops a couple of comments about Anna being such a good choice for an Asakura bride, so this could definitely be it.
Anna knows Hao is strong. She plays it cool, but still understands what a threat he is. She isn't stupid.
Personally, I feel like Anna was intimidated by him, even if just for a moment. She was caught off guard when he caught her hand, something no one had done.
That's why I put in another option here. A mixture to the feelings Anna must have been feeling.
I feel like it could also have been Anna showing that she was worried Hao could 'take her' and use her. And I'm not referring to a romantic way. I mean to just use Anna for her power in order to get what he wants.
I say this as a Haona enjoyer too but we have fanfics for that.
If Yoh doesn't get stronger, then Hao could easily defeat him, take Anna and use her power for himself. Hao is so driven to achieve his goal to become Shaman King that he will do whatever it takes. He will use whoever it takes.
Look, I am a Hao fan. I love Hao, and I will forgive him for whatever, but I know what he would do in order to finally reach that goal of becoming Shaman King.
We know Anna is super strong and a badass. We love her for it. But in Osorezan Revoir, we saw the Oh-Oni take her and take advantage of her/her power. What if she was worried it could happen all over again?
And I mean not with Oh-Oni or other Oni's resurfacing. I mean being used again as a source of power.
I think a lot of us in the fandom can agree there is a lot more to Anna than what we saw during her fight with Hao.
Anna is Anna. But who is Anna? Takei, please show us one day
I feel like Anna knows it too, that there is so much more to her, and that is what is so terrifying. What if she is taken and used again like the Oh-Oni did? But this time it isn't on a snowy mountain away from the population, it is the whole world.
All those feelings; worry, sadness, guilt.
So when Anna says 'someone else might take me', I feel like it comes from an anxious and worried place. Like she needs Yoh to be stronger, she needs him to be there.
Anna needs him, she needs Yoh.
And there are some thoughts. If you made it through the long read, thank you.
These are only my head rambles so feel free to add your own points. All respectful please :)
P.S. The way the English dub f**ked this whole scene over and did Anna dirty, is my villian origin story.
#shaman king#shamanking#anna kyoyama#シャーマンキング#yoh asakura#hao asakura#恐山アンナ#anime#Yohna#headcanon#fandom
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📚シャーマンキング 🏷️恐山アンナ
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イラストの途中経過も合わせて公開します。 (版権絵の場合はどなたでもご覧になれます)
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2024/10/3 9:00:22現在のニュース
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「最後の三角形: ジェフリー・フォード短篇傑作選」ジェフリー・フォード著を読了。
世界幻想文学大賞に7回、シャーリイ・ジャクスン賞に4回、MWA賞、ネビュラ賞など数多の賞に輝く現代幻想文学の巨人による郷愁と畏怖と偏愛に満ちた14篇。
所謂、幻想文学という括りになると思うのだが、ホラーやSFっぽい作品もあり幅の広さを感じる。偉大なる受賞歴を見るとなるほど納得。どの編も出だしは何となく取っ付きにくいというか、これはどんな話なんだ?と思いつつ、読み進めていくとどっぷり世界観に誘われている。大凡、
どんな小説でもそうなんだろうけれど、明らかにこの作家は誘い力が強くて、読み進めていきたい気持ちがムクムクと湧いて来る。素晴らしい作家だと思った。どの編も忘れがたい。今のところ今年度No.1。
アイスクリーム帝国:
共感覚が強い僕はコーヒー味のアイスクリームを食べるととアンナという女性が見えるようになった。アンナも僕が見えるようになったという。進学的幻想なのはどちらなのか。
マルシュージアンのゾンビ:
隣に越してきた老人は、自分は政府の秘密組織で従順な兵士を作る研究をしてたという。老人が急死した直後、我が家に現れたのはゾンビのように意識薄弱な男だった
トレンティーノさんの息子:
クラム漁が盛んなベイ、嵐の日に一人の少年が行方不明になる。少年と交流のあった私は、同じような嵐の海で死んだはずの少年を助けるのだが、船は瓦解してしまう。
タイムマニア:
悪夢にうなされている少年が無人の農家の井戸から白骨化した死体を発見する。ライムを口にしないと、死体のジミーの幽霊が現れてしまうのだが、炎の農場の奇妙な世界へ誘われその死の真相に近づいていく。
恐怖譚:
真夜中に目を覚ましたエミリーは家族の不在に気がつく。夜の道を歩く途中、馬車に乗った紳士に連れられ、朽ちた豪邸に住む母と子に出会うのだが。霊廟の中で呪文を創作するエミリーの姿をディキンスンの詩にまつわる表現で描く
本棚遠征隊:
健康を害して自宅で療養中の作家、本棚を見ると指先ほどの妖精らが本棚の登頂に向けて出発するところだった。これは幻想なのか?彼らは危険を顧みず、様々な本の前を通過して最上段を目指していく。
最後の三角形:
一文無しのホームレスがひょんな事から老婆の家に住むことに。老婆は男に「最後の三角形」と呼ばれる魔術の記号を探すように言われる。奇妙なコンビで魔術の謎を探っていくと、現れたのは死んだはずのの老婆の夫だった。
ナイトウィスキー:
動物の死骸から生える「死苺」で少量作られるナイトウィスキーを飲むと、泥酔した夢の中で死者と再会できるという。翌朝に木の上で眠る泥酔者を降ろす名誉職を得た僕は、酔っ払いとは別の何かと遭遇する
星椋鳥の群翔:
長閑で美しい地方都市には凄惨な殺人の歴史があった。唯一の目撃者である被害者の教授の娘は一才口を聞かず、小さな星椋鳥を連れて街を散策する。野獣と呼ばれた犯人を捜索する警部は、���手のジャリコと娘を尾行するが、公園で星椋鳥の大群が描く姿に驚嘆する。
ダルサリー:
狂気の科学者が生み出したビンの中のドーム型極小都市ダルサリー。原始大の盗聴器によると滅亡の危機にあり、科学者は自ら縮小ビームを浴びて都市に介入を試み、ダルサリーの中で更に極小都市を作り始めたという。
エクソスケルトン・タウン:
外惑星にあるエクソスケルトン・タウンに住む蟲型の生物と人類は、20世紀映画で交易していた。かつての男優・女優のスキンを纏った男女は「ボックス」の中だけで愛し合うことができるのだが。
ロボット将軍の第七の表情:
大きな惑星の衛星で発見されたハーバングと戦うために製造されたロボット将軍、その無慈悲な攻撃で死体の山を気付き英雄になるが、引退後は小さなアパートで暮らしている。自殺を依頼した男と格闘して切り離された頭部は・・・
ばらばらになった運命機械:
年老いた宇宙飛行士の回想、遠い惑星で知り合った恋人と宇宙の旅を続けたかったが冷凍睡眠で死亡、白い森の惑星に安置する。二人の元に時空を超えて現れた紺色の巨人と、機械部品を捜索するロボットによって運命が変えられていく。
イーリン゠オク年代記:
砂の城に住む妖精トゥイルミッシュは、虫のファーゴ、偶然出会った要請のメイワとマグテルと共に、短い一生のうちに創意工夫と喜びの体験を経て、砂の城が波に消えゆくと共に、その生涯を終えていく。
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わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える。
マラキ3・1-4
わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える。
マラキの預言
万軍の主は言われる。 3・1見よ、わたしは使者を送る。 彼はわが前に道を備える。 あなたたちが待望している主は 突如、その聖所に来られる。 あなたたちが喜びとしている契約の使者 見よ、彼が来る。
2だが、彼の来る日に誰が身を支えうるか。 彼の現れるとき、誰が耐えうるか。 彼は精錬する者の火、洗う者の灰汁のようだ。 3彼は精錬する者、銀を清める者として座し レビの子らを清め 金や銀のように彼らの汚れを除く。 彼らが主に献げ物を 正しくささげる者となるためである。 4そのとき、ユダとエルサレムの献げ物は 遠い昔の日々に 過ぎ去った年月にそうであったように 主にとって好ましいものとなる。
または
ヘブライ2・14-18
イエスはアブラハムの子孫を助けられる。
ヘブライ人への手紙
人は2・14血と肉を備えているので、イエスもまた同様に、これらのものを備えられました。それは、死をつかさどる者、つまり悪魔を御自分の死によって滅ぼし、15死の恐怖のために一生涯、奴隷の状態にあった者たちを解放なさるためでした。16確かに、イエスは天使たちを助けず、アブラハムの子孫を助けられるのです。17それで、イエスは、神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならねばならなかったのです。18事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。
答唱詩編
詩編24・3+4、5+6、8+10
門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、上がれ。栄光の王が入る。
詩編24
24・3だれが神の山に登れよう。 だれが聖所に立てよう。 4それは手に汚れなく、心の清いひと、 むなしいことに心を向けず、いつわりを口にしないひと。
5その人は神に祝福され、 救いの恵みを受ける。 6彼はヤコブの一族、 神を求め、その顔を慕う。
8栄光の王とはだれか。 勝利を得られる力ある神。 10栄光の王とはだれか。 すべてを治める神、神は栄光の王。
福音朗読
ルカ2・22-40
アレルヤ、アレルヤ。異邦人を照らす光、あなたの民イスラエルの光栄。アレルヤ、アレルヤ。
ルカによる福音
2・22モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。23それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。24また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。
25そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。26そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。27シメオンが〝霊〟に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。28シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。 29「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり この僕を安らかに去らせてくださいます。 30わたしはこの目であなたの救いを見たからです。 31これは万民のために整えてくださった救いで、 32異邦人を照らす啓示の光、 あなたの民イスラエルの誉れです。」
33父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。34シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言���た。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。35――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」
36また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、37夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、38そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。
39親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。40幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。
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2023年11月17日に発売予定の翻訳書
11月17日(金)には17冊の翻訳書が発売予定です。
ドイツにおける教育学の発展史
クラウス゠ペーター・ホルン/著 鈴木篤/訳・解題
九州大学出版会
功利主義(日経BPクラシックス)
ジョン・スチュアート・ミル/著 中山元/翻訳
日経BP
ウサギのソロモン、へんしんする
ウィリアム・スタイグ/著 さくまゆみこ/翻訳
徳間書店
ムーミントロールの冬
トーベ・ヤンソン/著 アレックス・ハリディ/著 セシリア・ダヴィッドソン/著 マヤ・ヨンソン/イラスト ほか
徳間書店
死刑執行のノート
ダニヤ・クカフカ/著 鈴木美朋/翻訳
集英社
習近平 故事を語る
人民日报評論部/著 進藤優子/監修 楊玲/翻訳
樹立社
シャドウ・ワーク
イリイチ/著 玉野井芳郎/翻訳 栗原彬/翻訳
岩波書店
精神分析入門講義 下
フロイト/著 高田珠樹/翻訳 新宮一成/翻訳 須藤訓任/翻訳 道籏泰三/翻訳
岩波書店
母、アンナ : ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生
ヴェーラ・ポリトコフスカヤ/著 サーラ・ジュディチェ/著 関口英子/翻訳 森敦子/翻訳
NHK出版
みどりいろのつりがね
オトフリート・プロイスラー/著 ヘルベルト・ホルツィング/イラスト 武本佳奈絵/翻訳
好学社
モンむすご! 1 ~翻訳スキルで最強モン娘と異世界生活~
ふくまーや/著 kimimaro/原著
集英社
古代ギリシアの日常生活 : 生活文化から食生活、医療、仕事、軍事治安まで
ロバート・ガーランド/著 田口未和/翻訳
原書房
シャーロック・ホームズ最後の挨拶
アーサー・コナン・ドイル/著 小林司/翻訳 東山あかね/翻訳
河出書房新社
シャーロック・ホームズの事件簿
アーサー・コナン・ドイル/著 小林司/翻訳 東山あかね/翻訳
河出書房新社
恐怖の谷
アーサー・コナン・ドイル/著 小林司/翻訳 東山あかね/翻訳
河出書房新社
雪だるまルートヴィッヒのねがいごと
レーロ・トゥンガル/著 レジーナ・ルック−トゥーンペレ/イラスト 塩﨑香織/翻訳
化学同人
SWITCHCRAFT(スイッチクラフト) 切り替える力 : すばやく変化に気づき、最適に対応するための人生戦略
エレーヌ・フォックス/著 栗木さつき/翻訳
NHK出版
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『謎とき『悪霊』』と『未成年』
亀山郁夫の『謎とき『悪霊』』を読み、その勢いでドストエフスキーの『未成年』を読みました。
私は随分昔、江川卓(読売巨人軍にいたピッチャーの江川卓ではなく、ロシア文学者の江川卓です)の『謎とき『罪と罰』』と『謎とき『白痴』』を読んだことがあります。
『罪と罰』の主人公のラスコーリニコフの姓名の頭文字はPPPで、PPPと紙に書いて裏返してすかして見ると666、つまり「悪魔の数字」になるというような話は、かなり眉唾だと思いましたが面白いと思いました。
シリーズが当たったのか著者を変えて『謎とき『〇〇』』は続いているようで、他にも『謎とき『失われた時を求めて』』なんていう本も出ているようです。
『謎とき『悪霊』』では、スタヴローギンはマトリョーシャを犯していないという説やリザヴェータと肉体関係を持っていないという説が紹介されています。その説に従うならば、スタヴローギンは性的に不能だったということになります。
もちろん私はその説を支持はしません。でもそういう解釈も決して不可能ではないと思いますし、とても面白いと思います。亀山郁夫がそういう説があるということを指摘するにとどめ、それ以上論を発展させていないのが残念です。
亀山はマトリョーシャがスタヴローギンに犯されたにせよ犯されなかったにせよ、性的な屈辱を受けたことに変わりはなく、それがマトリョーシャの自殺の原因だとしているように思えますが、私にはそうは思えません。
実際に肉体関係があったかなかったかとは関係なく、マトリョーシャはスタヴローギンの行為を「愛」ゆえの行為と捉えた、しかしスタヴローギンは罪悪感からかスキャンダルを恐れてか、マトリョーシャに冷淡な態度を見せた、マトリョーシャはそれに絶望して死を選んだのではないでしょうか。
亀山はまたドストエフスキーは『悪霊』で同時代の読者たちに数多くの目配せを送っているーーつまり、当時の読者なら知っていて当然なこと(その代表がネチャーエフ事件ですが、それ以外にもたくさんあると亀山は述べています)が多く含まれているが、不幸にして現代の読者にはわからないとも言っています。
亀山は時代背景も絡めてそういう事柄を解説してくれているのですが、ありがたいなと思う一方で、「作品の外側にあることを知らないと作品が理解できないってどうよ」という気持ちもあります。
しかし、改めて考えてみれば、私も『晴れた日には『異邦人』を読もう』で同じことをしているーーカミュの他の作品を持ち出して『異邦人』を解説しています。
こういうのって学者が陥りやすい「罠」なのかもしれません。戒めにしておきます��笑)。
で、『未成年』です。『未成年』はドストエフスキーが『悪霊』と『カラマーゾフの兄弟』の間に書いた小説で、この3冊とその前に書いた『罪と罰』、『白痴』を合わせてドストエフスキーの5大小説と言われています。
私は他の4作は高校生・大学生の時に読んだはずですが、『未成年』だけはなぜか読んでいない……と思っていたのですが、家にある米川正夫個人訳ドストエフスキー全集の『未成年』を開いてみると、ところどころに書き込みがあります。もちろん書いたのは若い頃の私しかいません。
そうか、最後まで読んだかどうかはわからないけれど、少なくとも途中まで読んでいたんだ……でも、昔の自分の書き込み��年をとってから読むことほど恥ずかしいことはありません。
まあ、いいや。それに仮に昔読んだとしても全く覚えていないのですから、初見に等しいと言えるでしょう。
実際読んでみてどうだったかというとーー
うーん、思てたんと違うというのかな、私のイメージするドストエフスキーの作品とは少し(いやかなり?)違います。
一つには主人公でもある青年の一人称で書かれた小説だからかもしれませんが、とにかく物語に統一性がないというのかな、全3編からなる小説ですが、編と編との間に連続性が乏しく、第2編で重要な人物だったセルゲイ公爵が第3編ではほとんど問題にされず、知らない間に獄中で死んでいたり、第1編、第2編ではほとんど(あるいは全く)問題とされなかったマカール老人やランベルトが第3編で突然登場し重要な役割を果たしたりするのはいかがなものかと思いました。
セルゲイ公爵がソコーリスキー老公爵の遠縁に当たり、同じソコーリスキーという名前を持っているのも余計な混乱をきたしますし、主人公が他の人物たちの人生を左右するような非常に重要な手紙を二通も持っているとか、少なくとも二度にわたって他の人物たちの重要な会話を盗み聞きするというのも、非常にわざとらしく感じられます。
また、主人公の青年は金を儲けてロスチャイルドのようになりたいという「理想」を持っていますが、それも物語に全く活かされていないように思えます。
物語を整理しましょうーー
主人公のアルカージイはヴェルシーロフという貴族の私生児として生まれます。母親はヴェルシーロフの館で働いていた女中のソーニャ。彼女は同じくヴェルシーロフ家の召使であったマカールの妻でしたが、ヴェルシーロフはマカールに金を渡し、マカールは巡礼の旅に出ます。その後、ヴェルシーロフはソーニャを連れて外国に行き、リーザという娘をもうけますが、アルカージイはモスクワの全寮制の学校に入れられ孤独な少年時代を送りました。
数えで21歳になったアルカージイは父親のヴェルシーロフに呼ばれてペテルスブルグにやってきて、ソコーリスキーという老公爵の秘書になります。ヴェルシーロフはある遺産を��ってセルゲイ公爵という貴族と裁判中で、おそらくヴェルシーロフに有利な判決が出るだろうと思われています。ところが、アルカージイはたまたま、遺産を残した人物が書いた手紙を持っています。公になれば、ヴェルシーロフにとって不利な手紙です。
アルカージイは手紙をどうするか悩みますが、結局父親のヴェルシーロフに渡すことにします。ヴェルシーロフはきっと手紙を握りつぶすだろうと思いきや、さにあらずーー彼は手紙を公にして遺産をセルゲイ公爵に譲ることにします。
と、ここまでが第1編。もちろん悪くはありません。
第2編ではアルカージイはセルゲイ公爵の友人となっています。セルゲイ侯爵は遺産の三分の一をヴェルシーロフに譲ると言いますが、金がありません。彼はヴェルシーロフと先妻の間に生まれたリーザと結婚するよう勧められます。リーザはソコーリスキー老公爵が後見人となっていて、多額の持参金が見込めるからです。
しかし、セルゲイ公爵はソコーリスキー老公爵の娘で未亡人となっているカテリーナに恋をしています。そればかりか公爵はアルカージイの妹であるリーザと恋愛関係にあり、リーザは妊娠しています。
かなり込み入った状況ですが、まだ終わりません。セルゲイ公爵は昔ヨーロッパで証券詐欺に関わっており、その件で強請られてもいます。
とにかく金が必要だということで、アルカージイは公爵と一緒に賭場に出かけます。博打でそんな大金が作れるものか、バカジャネーノと思いますが、この辺りはギャンブル依存症であったドストエフスキーを反映しているのですかね。
もちろん二人は有り金を全て失いますが、それだけではありません。アルカージイは賭場で金を盗んだという疑いをかけられてしまいます。
驚いたことに公爵は知らん顔を決め込みます。やけになったアルカージイは賭場を出て、雪の中で寝てしまいますが、たまたま通りかかった学校時代の知り合いランベルトに助けられます。
翌日アルカージイは賭場主が盗難は自分の勘違いだったと謝罪していること、セルゲイ公爵が警察に自首したことを知ります。
と、ここまでが第2編。証券詐欺に関わったといっても、セルゲイ公爵は単にある人物をある人物に紹介し、その二人が詐欺を実行しただけですから、そんなもの恐喝のネタにはならないし、自首するには及ばないし、したとしても大した罪にはならないと思うのですが、妊娠中のリーザが心配です。
ところが第3編では公爵やリーザのことはすっかり忘れ去られてしまいます。第3編の中心になるのは、アルカージイが持っているもう一つの手紙です。
ソコーリスキー老公爵の娘カテリーナは以前、父親が精神に障害をきたしているので財産の管理を自分がしたいという趣旨の手紙を書いたことがありました。老公爵がそんな手紙を見たら、カテリーナを遺産相続人からはずしてしまうかもしれません。カテリーナからすると絶対に見られたくない手紙です。
その手紙をたまたまアルカージイが持っていることから騒動が起きるのですが……いくらなんでも無理やりすぎませんかね。もちろん一応の説明はあります。アルカージイはソコーリスキー老公爵の財産を管理していた会計士(なのかな)の知り合いなのですが、それにしても……という気がします。
セルゲイ公爵が自首したのと時を同じくして、アルカージイの姉(ヴェルシーロフと先妻の娘)アンナがソコーリスキー老公爵に結婚を申し込みます。
老公爵��喜んで受け入れますが、これも変と言えば変ですね。アンナはセルゲイ公爵に求婚されていた、しかし公爵はその前にカテリーナと会って求婚するつもりでいたと馬鹿正直にもアンナに打ち明けた、そこでアンナは公爵のプロポーズを断り、老公爵に求婚したというわけなのですが……そんなことってあります?
老公爵の娘カテリーナはこの結婚に反対なのか、健康上の理由と称して老公爵を田舎の別荘に連れて行ってしまいます。一方、手紙の件を知ったアンナは手紙を手に入れて老公爵に見せようと考えます。
さらにそこに、手紙のことを知って、手紙を恐喝に使おうと考えるランベルトや、カテリーナを憎みながら愛し、愛しながら憎んでいるヴェルシーロフまでもが絡んできます。
そればかりかアルカージイの戸籍上の父親であるマカール老人が戸籍上の妻であるソーニャの元へ戻ってきて、そのままそこで死んでしまうというエピソードも開陳されます(マカール老人はみなの尊敬と愛情を集める聖人のような存在として描かれていますが、正直とってつけたような話に思えてなりません)。
手紙を持っているアルカージイ自身もカテリーナに恋をしていて、もうややこしすぎてわけがわからない状況です。
物語はそこから一挙に破局に向かうーーというのがいつものドストエフスキーのやり口ですし、実際語り手は読者の好奇心をさんざん煽るような書き方をしています。
でも……結末は意外にあっさりしているというかあっけないものです。
[今更書いても手遅れかもしれませんが、以下はネタバレです。未読の方はご注意を]
アルカージイは手紙をカテリーナに渡す決心をしますが、酔っ払って眠っているうちにランベルトに手紙を盗まれてしまいます。慌ててカテリーナがいる場所に行ったアルカージイは、ランベルトがカテリーナを脅しているところに行き合わせます。
ランベルトがピストルを出すと、二人を盗み見ていたヴェルシーロフが飛び込んできます。ヴェルシーロフはランベルトと共謀していたのですが、流石にたまらなくなったということのようです。
ヴェルシーロフはランベルトを殴り倒しピストルを奪って、気を失っているカテリーナを抱き上げます。ヴェルシーロフは彼女に銃口を向けますが、そのときアルカージイが飛び込んでいきます。ヴェルシーロフは今度は銃口を自分に向けて撃とうとしますが、アルカージイが邪魔をしたため弾はヴェルシーロフの肩に当たります。
これが「破局」ですか?
まあ修羅場には違いありませんが、『悪霊』や『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』や『白痴』の「破局」に比べれば小さなものです。誰も死なないし……(いや、死ねばよかったのにとは思いませんが)。散々煽った挙句がこれではがっかり(?)です。
で、エピローグとして、カテリーナは外国へ行った、老公爵は死んでしまいアンナとの結婚はなくなった、アンナは老公爵が彼女に遺贈した6万ルーブリの受け取りを拒否した、ヴェルシーロフはソーニャの元に戻った、リーザは階段から落ちて流産したというような後日譚があって、アルカージイは「新しい生活」を始めたとして、たぶん大学へ行くのだろうということが示唆され��オシマイ。
大山鳴動して……ってやつじゃないですか。
この小説がドストエフスキーではお馴染みの困難な恋愛ーー愛しながら憎み、憎みながら愛するという地獄のような男女関係ーーとヴェルシーロフとアルカージイの非常に複雑な親子関係を描いているのはわかります。
でも、あらすじも個々の人物も人物間の関係も複雑すぎて焦点が定まらない気がします。もっとシンプルにヴェルシーロフとアルカージイとカテリーナの三角関係に話を絞る方が良かったんじゃないかなーーと思わずドストエフスキーに「ダメ出し」をしたくなりました(笑)。
まあ、こういうこともあります。今度は『カラマーゾフの兄弟』か『地下生活者の手記』でも読み直してみようかな。
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長ぐつをはいたネコと9つの命 (原題:PUSS IN BOOTS: THE LAST WISH)
2022年/ジョエル・クロフォード監督/アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、オリヴィア・コールマン
長靴をはいた猫プスは冒険とパーティーと楽しく暮らしていたが戦いを繰り返すうちに9つあった命が残り一つだということを知ってしまい。
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山本耕史くんの吹き替えを見てみたくてシリーズ未見だけれど鑑賞。
面白かった。途中で猫のふりをするワンコとで会うけれど、その子が純粋な言動過ぎて生い立ちに対して皮肉すぎる。少しブラックジョーク的展開だけれど、見ていて不愉快まではいかないし下ネタもないので、安心して見ていられた。
死への恐怖の象徴として現れる死神ウルフが格好良くていい。
話全体もよくまとまっているし、いい映画だった。
吹替も気持ち悪いほど下手というのがいなくて良かった。<比較が低くてすまないが芸能人で固めた吹替はそれくらいの気持ちで観に行ってるので、そうしてみると良かった吹替の出来。>土屋アンナも前より上手くなってたんでは?
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figma 恐山アンナ
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Anna in America 😎 I haven't worn these sunglasses in yeaaaaars and now I'm glad I didn't throw them out lol. More pics on my insta @nikkihatsunecosplay 📿
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ANNA KYOYAMA ∟from SHAMAN KING
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Recent fanart dump
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恐山ル・ヴォワール from ShamanKing.
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わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える。
マラキ3・1-4
わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える。
マラキの預言
万軍の主は言われる。 3・1見よ、わたしは使者を送る。 彼はわが前に道を備える。 あなたたちが待望している主は 突如、その聖所に来られる。 あなたたちが喜びとしている契約の使者 見よ、彼が来る。
2だが、彼の来る日に誰が身を支えうるか。 彼の現れるとき、誰が耐えうるか。 彼は精錬する者の火、洗う者の灰汁のようだ。 3彼は精錬する者、銀を清める者として座し レビの子らを清め 金や銀のように彼らの汚れを除く。 彼らが主に献げ物を 正しくささげる者となるためである。 4そのとき、ユダとエルサレムの献げ物は 遠い昔の日々に 過ぎ去った年月にそうであったように 主にとって好ましいものとなる。
または
ヘブライ2・14-18
イエスはアブラハムの子孫を助けられる。
ヘブライ人への手紙
人は2・14血と肉を備えているので、イエスもまた同様に、これらのものを備えられました。それは、死をつかさどる者、つまり悪魔を御自分の死によって滅ぼし、15死の恐怖のために一生涯、奴隷の状態にあった者たちを解放なさるためでした。16確かに、イエスは天使たちを助けず、アブラハムの子孫を助けられるのです。17それで、イエスは、神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならねばならなかったのです。18事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。
答唱詩編
詩編24・3+4、5+6、8+10
門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、上がれ。栄光の王が入る。
詩編24
24・3だれが神の山に登れよう。 だれが聖所に立てよう。 4それは手に汚れなく、心の清いひと、 むなしいことに心を向けず、いつわりを口にしないひと。
5その人は神に祝福され、 救いの恵みを受ける。 6彼はヤコブの一族、 神を求め、その��を慕う。
8栄光の王とはだれか。 勝利を得られる力ある神。 10栄光の王とはだれか。 すべてを治める神、神は栄光の王。
福音朗読
ルカ2・22-40
アレルヤ、アレルヤ。異邦人を照らす光、あなたの民イスラエルの光栄。アレルヤ、アレルヤ。
ルカによる福音
2・22モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。23それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。24また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。
25そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。26そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。27シメオンが〝霊〟に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。28シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。 29「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり この僕を安らかに去らせてくださいます。 30わたしはこの目であなたの救いを見たからです。 31これは万民のために整えてくださった救いで、 32異邦人を照らす啓示の光、 あなたの民イスラエルの誉れです。」
33父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。34シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。35――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」
36また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、37夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、38そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。
39親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。40幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。
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