#四川冷麺頼んだけど北京冷麺きちゃった
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sakxyz · 7 years ago
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#colorful #lunch #四川冷麺頼んだけど北京冷麺きちゃった #息子がいないときは辛いの食べたい #冷やし中華はじめました #麹町 #四ッ谷 #半蔵門 #中華 #ランチ #ビジネスランチ #ごちそうさまんさ #ランチ巡り #東京ランチ #麺 (登龍 麹町店)
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2ttf · 13 years ago
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konticamba-blog · 7 years ago
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芳年おばけまつり2017
東京に暮らす人間の多くは地方出身者だそうです。どこぞの田舎から大都会にあこがれて上京し、東京都民の身分を手に入れるために先住都民を殺害し、戸籍を乗っ取って東京人になりすまし、なに喰わぬ顔して東京ライフを満喫しているが、お盆ともなると、夢の島に埋めたはずの先住都民の霊魂が帰ってくるので、地方都民たちは逃げるようにして故郷に帰るのだそうです。ならば結果、お盆のあいだ東京は文字どおりのゴーストタウンになるはずだ、との算段でもって、いつもは平日にしか上京しない小生も、8月13日の日曜日、かねて計画の「芳年おばけまつり2017」を決行したのでありました。  芳年おばけまつりは、本家の東映まんがまつりにはおよばずながら、豪華二本立てとなっております。すなわち、原宿の太田記念美術館で開催の「月岡芳年 妖怪百物語」と横浜の横浜市歴史博物館で開催の「丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年」でありまして、これらを1日でめぐる趣向です。タイアップ企画のようで、会期はどちらも8月27日まで。さらに一方のチケットを一方で見せると100円割引してもらえるという特典つき。そのわりには……と思うこともなくもないが、それは後述で。  まずは勝手知ったる原宿のほうから攻めることに。こないだの馬琴特集のときと同様、副都心線の明治神宮前駅からスーパーマリオのごとく意気揚々と地上にポップアップしたわけですが、どこがゴーストタウンなのか。だれだそんなデマ流したやつ。表参道は普通に、いや普通以上に人でごった返している。午前10時30分ごろでこのありさまとは、まあごくありふれた休日の原宿ですね。実際のところは、朝の電車がすいてるという点だけ期待してたのでいいんですが、しかし、うんざりしますね。おしゃれびとたちの人工的なオーラに圧倒されますわ。  そんなファッションモンスターの百鬼夜行から逃れるように太田記念美術館へと突入しますと、開館直後なのにけっこう人が入ってました。それでもゆっくり観れる程度ではありましたので、存分に月岡芳年のかっちょいいおばけ絵たちを堪能いたしました。今回は1階と2階にくわえて地下も使われており、「和漢百物語」と「新形三十六怪撰」の両シリーズのコンプを中心に、その他の単発作品も大充実。これはまさに芳年おばけオンリーイベント。歌川一門最後の妖怪大戦争。おばけのハルマゲドンでありまして、じつに見ごたえのある展覧会であったと思います。  不満があるとすれば、この美術館の1階の展示はガラスと絵の距離が微妙に遠いんです。私の目が悪いだけかもしれませんが、浮世絵というのはもっと顔を寄せてグッと見入らなければ立体感がわからない。立体感がわからぬなら、わざわざ実物を見る意義の八割方が損なわれてしまう。色彩などももちろん実物にしかないものがあるけれども、浮世絵が版画である以上、版画独特の微細な立体感が見たいですよね。その点、地下の展示はガラスケースなしで思いっきり間近に見ることができ、しかも最晩年の技巧をきわめた「新形三十六怪撰」でしたので、とても眼福でございました。とりわけ美人の幽霊たちは本当に美しかった。(下図左から『新形三十六怪撰 小町桜の精』『同 清姫日高川に蛇体と成る図』『同 ほたむとうろう』)
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 2時間ほど大いに楽しんでのち、美術館をあとにし、息をひそめてファッション百鬼夜行にまぎれこみ、地下の明治神宮前駅へとスーパーマリオのごとくギュンギュン潜行し、副都心線に乗り込みますと、いつの間にか自動的に東急東横線にクラスチェンジしまして神奈川の日吉駅に到着。そこで横浜市営地下鉄グリーンラインに乗り換えまして、センター北駅が横浜市歴史博物館の最寄駅となっております。しかしセンターってなんのセンターなのか。調べてみますと、横浜大洋ホエールズでセンターを守っていた北選手を記念してつけられた駅名だそうで、これが真っ赤なウソであることはその次の駅がセンター南であることから明白ですが、そもそも調べてもおりません。謎のセンターの北側の駅前は、いかにもニュータウンといったおもむきで、住むにはよさそうな明るくほがらかな街だなあと思いま��た。  時刻は午後1時ごろ。昼食を探すに、屋上に観覧車なんか生やしちゃってるモザイクモールなるデパートの地下フードコートにて丸亀製麺を発見。冷やしぶっかけにネギを多めにまぶして、かしわ天を乗せるというのが、私の夏うどんの定番です。近所のが潰れて、はなまるうどんになってしまった(かしわ天がない)ので、ここでひさしぶりにありつけました。横浜らしい食事なんて思いつきませんでした。食後うっかりサンマルクカフェに喫煙席があるのを発見し、熱いブラックコーヒーと煙草でまったりしてしまい、もう帰ろっかなあとさえ思えてきたので、あわてて席を立って博物館まで歩きます。  横浜市歴史博物館は、その名のとおりのテーマの館なのでしょうが、企画展のチケットしか買わなかったのでよくわかりません。スタッフのおねえさんがたがみな笑顔で慇懃丁寧ご親切だったのが好印象です。原宿のチケットを見せて割引してもらい、企画展示コーナーへ。こちらも芳年特集ですが、おばけオンリーではなく、歴史絵もテーマとなっておりまして、個人的には、むしろそちらのほうに価値があった。おばけは「新形三十六怪撰」コンプのみですので、全部さっき見たやつ! というオチでした。しかも展示方法が、ショウウィンドウのなかに多少の角度はついているものの、ほぼ寝かせた状態で置いてあるので、非常に絵が見づらい。このへんは美術館と博物館のちがいですかねえ。  ぶっちゃけこれで相互割引キャンペーンとかどうなの? と思わないでもありません。そんなことをされたら、じゃああっちでは別のおばけが見れるはず! とかんちがいするバカが必ず出てきますよ。現に出ましたよ。展示品の半数が共通しているのにタイアップする意味というか大義があるのか……いや、あまり考えるのはよして、原宿になかったやつを存分に鑑賞することにしました。  元もと展示作品数が多くなく、半数がダブリなのでのですぐに見終わってしまったわけですが、戊辰戦争や西南戦争をえがいた作品はやはりよい。やっぱり芳年は「修羅場」だなあと思いました。特に印象的だったのは『薩州鹿児島征討之内 賊徒之女隊勇戦之図』━━西南戦争で薩摩軍の女性部隊が薙刀をふるって戦う姿をえがいた作品で、どう見ても悪い「賊徒」は官軍のほうだよなあ。これが芳年さんら当時の江戸っ子の視点なんでしょうね。上野戦争の彰義隊もかなりかっこよく描かれてました。
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 上野のいくさが官軍の勝利で終わったあと、「賊徒」である彰義隊の隊士たちの遺体はしばらく手つかずに放置されたそうです。多くは銃弾に倒れていたのですが、官軍の兵士たちがふざけて刀傷をつけまくったので、遺体は無残なありさまだったとか。そして月岡芳年は戦いの直後に上野の山に取材に出かけているので、そんな修羅場の現実を目の当たりにしたことでしょう。彼の代名詞である「血みどろ絵」に直結する話ですが、しかし私は芳年さんの作品ジャンルでもっとも好きなのは「武者絵」です。思えば馬琴特集においても、いちばん感激したのは国芳でも国貞でもなく、芳年のえがく犬飼現八でした。彼はサムライの時代の無残な最期を目撃してもなお、サムライをかっこよくえがくことをやめませんでした。  おそらく「肉体」を表現することにこだわりつづけた絵師なのだと思います。ポーズや構図をふくめて、人の肉体を躍動させることに心血をそそいでいるようで、決して写実的ではなく、現在の漫画やアニメにも通じるような、じつに煽情的な大げささというか、とにかく非常に現代的なポップアートに仕上がっている。そうして、おばけ絵においては、肉体のない存在であるフニャフニャした連中との対比が際立つわけです。おばけと対峙する豪傑たちの勇ましさと言ったらありません。(下図左から『和漢百物語 宮本無三四』『大日本名将鑑 平惟茂』『新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛ヲ切ル図』)
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 わざわざ横浜まで行った甲斐があったかどうか、移動時間と交通費をかんがみれば微妙ではあるが、あえて「二本立て」という形式の豪華さのみをもって、本年の「芳年おばけまつり」は興行大成功とさせていただきます。東映まんがまつりだって本当に観たい作品はひとつかふたつだったりしたものね。ちなみに横浜の図録は、原宿のそれよりも値段が半分ほど(たしか1200円)なのに質が高く、画集と考えたら安いので、よい買い物をしたと思いました。  また、両方の会場で、かねてから存在を認識して気になっていた現代妖怪「さぶかるふたりおんな」を目撃できたことも収穫です。やっぱり必ず出るのだということが確認できました。一昨年の「大関ヶ原展」や去年の「大妖怪展」などでも多く発見されましたが、歴史系やオカルト系、宗教系、ときには自然科学系の展覧会においてさえも、20~30代のサブカルっぽい雰囲気の女性ふたり組が出没します。不思���なことに必ずふたり一組なのです。手長足長のように双体のこの妖怪は、展示品の前でいちいちヒソヒソとおしゃべりするのでちょっと邪魔だという程度の害しかないのですが、おまえらどこにでもいんのな! と、おしゃべりを終えてどいてくれるのを待つたびに勝手にツッコんでいます。これより少し頻度は落ちますが、単独行動の「いしきたかいけいおんな」もよく見ますね。こっちは妖怪ではないと思います。ただのイイ女でしょう。すぐどいてくれるし。  無事にまつりを終えて帰りの電車に乗るに、日吉駅から渋谷を目指すつもりだったのが、なんと川越市駅に行くやつが来るというので乗ってみた。これは東急東横線から東京メトロ副都心線になったあと、さらに東武東上線にクラスチェンジする。地上も地下も関係なく三社三県をまたぐ節操のなさにあきれますが、最近の私鉄ってすげえやと素直に感動したものです。さすがに3時間ほども立ちっぱなしで絵を観るというのは重労働で、けっこうくたびれてましたが、途中で乗ってきたアニメ絵の紙袋にポスターの束を突き立てた若き戦士を見て、私なんかまだまだだ、彼がガダルカナルの復員兵なら私は内地の予備役にすぎぬと思い直しつつ、おうちに帰った次第。なんやかんやで、お盆ならではの日曜日を満喫いたしましたよ。
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