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#吠える大捜査線
berrychanx · 7 months
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Mia Ikumi Collaborative Manga, Baying Shakedown - English Part 1
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ENGLISH DOWNLOAD HERE Credits Scanner - ephemewra Translator, Cleaning, Typesetting - BerryChanx Source - Nakoyashi February 1999
なかよし 1999年2月号 吠える大捜査線
About
The story involves the main characters from the artists’ manga stories visiting the home of the Nakayoshi Editor In Chief to deliver presents for his dog’s birthday. The dog is injured, however, and the girls proceed to investigate. The title seems to be a pun on 踊る, or Bayside, with 吠える replacing 踊る. In this case, I believe 吠える refers to a specific way in which some dogs howl or bark, called baying, thus phonetically parodying the original.
Enjoy P.S - FOR NOW THE STORY IS INCOMPLETE UNTIL THE VOLUME WITH PART 2 IS FOUND FOR SALE
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ephemewra · 8 months
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Media: Mia Ikumi Collaborative Manga, Baying Shakedown, 吠える大捜査線, Part I Source: Personal Collection Full Resolution Download: ♡ Commentary: Recently, I was looking to pick up some of Mia Ikumi's other manga, like RePure and Super Doll Lica Chan!, and I stumbled across a listing of her work that mentioned a manga I hadn't seen documented anywhere else. It's a collaboration between Ikumi and several other Nakayoshi artists, and is called 吠える大捜査線, or Baying Shakedown. The title is a reference to a Japanese police comedy series called 踊る大捜査線, or Bayside Shakedown. The story involves the main characters from the artists' manga stories visiting the home of the Nakayoshi Editor In Chief to deliver presents for his dog's birthday. The dog is injured, however, and the girls proceed to investigate. The title seems to be a pun on 踊る, or Bayside, with 吠える replacing 踊る. In this case, I believe 吠える refers to a specific way in which some dogs howl or bark, called baying, thus phonetically parodying the original. I haven't been able to translate it yet, but the artwork is nice, and I really like the limited palette of just blues and reds. Unfortunately, this is a two part manga, and I haven't found a copy of the magazine that the concluding half was published in for sale as yet.
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trumpq · 4 years
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【パトリック・バーン】 2021/2/2 4:13 JST
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次の回です。 https://www.deepcapture.com/2021/02/how-djt-lost-the-white-house-chapter-3-crashing-the-white-house-december-18/
ディープキャプチャー DJTはいかにしてホワイトハウスを失ったか 第3章:ホワイトハウスを激突させる(12月18日~22日)…
※以下、記事和訳。いやこれも結構長いよ…な…
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -12月18日金曜の夜、シドニー・パウエル、マイク・フリン、シドニーのチームの鋭い女性弁護士(私は「アリッサ」と呼ぶことにする)、そして私は、SUVを呼んで、ホワイトハウスの敷地内にある(そしてホワイトハウスとつながっている)アイゼンハワー・エグゼクティブ・オフィス・ビルに通じる入り口まで車で行くことにした。 私達は、どのようにして私達が招待状なしでキャピタルポリス、シークレットサービス、海兵隊のすべてのリングを通過するつもりだったかについて、漠然とした計画を持っていた。シドニーとマイクは世界的に注目されていて、それを利用して、彼らの前を通って、執務室にたどり着こうとしていた。それ以上は、私たちは耳でそれを再生することになるだろう(私は計画が「漠然としている」と言った)。私は彼に電話をして、彼がいつでも彼のオフィスに立ち寄ってくれると約束してくれたので、それを受け入れるとメッセージを残した。午後6時15分に。彼はボールをプレイするかどうかを知らない、私は私と一緒に何人かの人がいるだろうことを明確ではなかったかもしれない。
私たちはセキュリティゲートから1ブロック先で降ろされ、暗闇の中に降る小雪の中を歩いた。最初のセキュリティブースに着くと、シドニーとマイクが話をしようと近づいてきた。警察とシークレットサービスは、それがフリン将軍("The People's General")であることを見て、注目して硬直した。アポイントメントの予定はなかったが、彼らは明らかに混乱していて、何を話せばいいのか考えようとしていた。突然、私のスタッフ仲間が中から出てきて、フリンとシドニーを見ると、彼は固まって眉をひそめて私を見た。私は「みんな一緒だ」とジェスチャーをすると、彼は一瞬ショックを受けたような顔をしたが.....、正しいことをして、警備員のところに歩み寄り、IDを見せて、必要な書類の準備ができていなかったにもかかわらず、私たちを全員中に入れてくれるように頼んだ。衛兵たちは安堵の表情を浮かべながら、すぐに「気をつけて、将軍」と声をかけた。最初の層を通過した。第二層2層目は、スタッフ仲間と合流したもう一人の仲間が、私たちの前から内輪の入り口に入ってきて、私たちのために話してくれた:再び、彼らがマイクを見たとき、警備員は再び注目して固まって、一瞬戸惑ったように見えた(私が思うに、そのようなハイレベルな訪問者は帳簿に記載されていないまま入ってくることはないのだ)。彼らは黙って何も質問せず、もし質問されたら良い答えが得られないかもしれないと推測していた。私が最後の一人だったので、彼らが私のIDを私に返すと、一人が身を乗り出して、静かに親密に「ありがとう、バーンさん」と言った。驚いたことに、マイケル・フリンとシドニー・パウエルの星座の中に、自分の星のようなかすかな小さな星があることを初めて理解した。
私たちは、ベースキャンプとして使用するためのオフィスに案内された。
私の記憶が正しければ、私たちは約30分間ベースキャンプにいたが、その間に別のNSCスタッフのオフィスに移動した。第2キャンプだ。
一旦そこに着くと、マイク・フリンは国家安全保障顧問としての短い期間で働いていた人物と連絡を取った。 「やあ、マイクだよ、元気だった?….. わ~、声を聞くことができてとても嬉しいよ.... そうそう、信じられないほど.... どこにいるって?ホワイトハウスだよ!見に来たんだけど・・・ 見た?ああ、そうだね、ちょっと寄ってみようかな・・・すぐに会えるよ。」
我々は第3キャンプに向けて出発した。マイク・フリンが元同僚と話していた時、シドニーと私は空っぽの執務室まで直線で20フィートの距離にいた...... 数分後、奥の個室のドアからドナルド・トランプが執務室に入ってきた。彼は、午後7時30分になお、きつく皺の入った青いスーツとネクタイに身を包んでいた。シドニー・パウエルと私が彼に近づき、期待通りの挨拶をしようとしているのに、通り抜けて、玄関の外をちらりと見た。トランプ大統領は困惑して眉をひそめたが、彼の顔は私たちを認識していることを示しており、しばらくすると手招きをしてきた。数秒後には、フリン将軍、シドニー・パウエル、そして私の3人は、ドナルド・J・トランプ大統領と一緒に執務室に座り、ドアは私たちの後ろで閉まっていた。
で、それは起きた。本当に。
大統領は レゾリュートの机の向かいに座ってマイクと世間話をして元気だったかと聞いた。二人が顔を合わせるのは約4年ぶり(フリンがホワイトハウスを去った時、トランプ大統領の1期目の数週間前)であった。彼はシドニーのことも尋ねた。私はうなずく程度の返事しかしなかったが、マイクとシドニーにリードさせた。私が公言しているように、彼について最初に気がついたのは、トランプ氏がいかに冷静で品があり、物腰が柔らかいかということだった。
やがて彼は再び私をちらりと見て、眉を上げ、小さく笑った。どうやら彼は私のことを知っていたようだ。彼は静かに、礼儀正しく、親切に何かを言った。 私は、「ありがとうございます、大統領... 」と言った。彼は不思議そうに首をかしげ、私が彼に投票していないことを知っていて、彼に批判的なことをいくつか言っていたことを知っていることについて、何かソフトに言った。私は、2016年の選挙前には厳しいことを言っていたが、彼が大統領である間に私の彼への評価は高まっていたこと、いずれにしても関係ないこと、選挙がハッキングされたと確信していたから私がそこにいたこと、などの真実を彼に知らせた。 私は「あなたのチームが追求しているよりも、このすべての問題を解決するためには、はるかに近道があると考えています」と言い、「しかし、起業家の皆さん、起業家の皆さん、私は一言言わなければならないと思っています」と締めくくった。「ご存知かもしれませんが、私はこの数ヶ月間、あなたの政権の外を泳ぎ回ってきましたが、ホワイトハウスの多くの人があなたに十分なサービスを提供しているとは思えません。私は若いスタッフを連れてきて、上級指導者の中には、あなたに勝って欲しくないと思っている人がいることを教えてあげることができます。彼らはあなたに譲歩してほしいと思っている」と。
大統領は私の率直さに眉をひそめた。 そして、答えを知っている人のように静かに尋ねた「なぜ?」
「わかりません」と私は言った。「しかし、人々がシグナルを受け取っていると聞いていますし、もし彼らが良い子で、あなたをドアから出してくれれば、仕事が待っているということです。しかし、そうでなければ、法律事務所からのオファーは受けられないし、カントリークラブからの招待も受けられないし、マンハッタンの社交界のパーティーにも招待されません...」 トランプ氏はニヤリとした顔をして、先に進んだ。
シドニーとマイクは、私たちの視点から大統領に物事を説明し始めた。簡単に言えばこうだ、彼が理解していない実行する権利があり、それはこの国家的危機を解決する迅速な方法だと。彼が2018年に署名した行政命令と、オバマ大統領が2015年に署名した別の行政命令の下で、選挙への外国の干渉の十分な証拠があったと「発見」できれば、多くの大きなことをする権限が与えられるが、しなければならないのは一つの小さなことである。つまり、連邦軍(私達は、USマーシャルサービス+州兵を提案した)に指示して、問題の6郡(問題の6郡)に行き、フェイルセーフのバックアップとして保持されていた紙の投票用紙を(ライブストリームテレビで)再集計するのだ。それには数日しかかからないだろう。さらに決定的なのは、ハードドライブの画像を撮影し、その画像をフォレンジック(科学捜査)的に調べることができれば、(アントリム郡の機械をすでにクラックし、今後何をすべきかを正確に把握していたため、このプロジェクトは1週間以���に終了するだろう)、ということだ。いずれにしても、いたずらが見つからなければ、トランプ大統領は選挙に勝利するだろう。しかし、(我々が疑っていたように)問題の6つの郡のそれぞれで何十万もの不正投票の証拠が見つかった場合、トランプ大統領には様々な選択肢があるだろう。その6つの州を再集計させるかもしれない。あるいは、50州を連邦軍のテレビ中継で再集計させるか、そうすれば、アメリカは最終的に「我が国はどれだけの不正選挙に苦しんでいるのか?」あるいは、それを省略して、州兵に6つの州の選挙を再放送させるかもしれない。我々は、12月18日であることを指摘した。もし彼が私たちが持ってきた書類に署名してくれれば、第一段階(問題のある6つの郡の再集計)をクリスマスまでに終わらせることができると指摘した。そして、その結果が、それらの州で選挙の再実施を要求するほどの不穏なものであったとしても、1月20日の憲法上の期限である1月20日に間に合えば、1月20日の選挙に支障をきたすことはない。彼が時間が経てば経つほど、物事はより圧縮されていくだろう。しかし、1月6日の結果を待って、私たちのような計画に従った場合、「負け惜しみ主義」との非難を受けることになるので、早急に行動しなければならない。代替案は、47%のアメリカ人が疑っている選挙であり、平和的に決着がつくとは思えないものだった。
「分かるかなパット」と彼は私に言った(私を「パット」と呼ぶ人は、幼い頃からの友人か、私の家族のような背景を持つ男性しかいない)。「そうだな…」彼は私の目をとらえて少し鼻息を荒くした。「知ってる通り、ここを去ることができれば私の人生は本当に....いいものになるだろう。家族や友人と一緒にゴルフをしたり......」我々はお互いに顔を見合わせ、CEOや他の『リーダー』だけに起こるかもしれない瞬間を共有した。人々は我々の生活は華やかだと思っているが、多くの点で不愉快だ。私は少しフラッシュバックをした。:会社を始めた最初の頃、ニューハンプシャー州の工業用トーチチップの24人のメーカーを運営しており、ヨーロッパへの営業旅行に行った。いくつかの偉大な同僚(エンジニア)と私はスペインの造船所、ベルギーのクレーンメーカーでプラズママシンの周りをクロールの数週間を過ごした、ハンブルクの工場のドアをノックし、その後、エッセンの巨大な会議に出席しているので、名刺をもらいながら移動し、自分のブースを買う余裕がなかったので、セールスピッチを聞くためにベーグルのために私たちと一緒に座って人々をつかむことができるように、我々は次の四半期の給与計算を行うことができるように大きな注文を必要としていた。 数週間後、私たちはニューハンプシャーに帰ってくると、まるでジェットセッターの王族のように同僚に迎えられた。"おお、スペイン!スペインはどうだった?ベルギー!ドイツ!... ベルギー!ドイツ!....なんてこった...ずっと旅をしてみたいと思っていたのに、どんな感じだったの? その時に気付いたのだが、このような指導的立場にいることは、一般的に人々が思っているほど楽しくないということを人々は理解していないのだ。気楽な気持ちでいること、自分を頼りにしている多くの人々(当時の私の場合は数十人、トランプ氏の場合は数億人)を気にせずに散歩ができることを夢見ている。 トランプ氏が笑っていた理由が理解でき、私はうなずき、彼と一緒に笑った。彼がほのめかしていたのは、個人的な(74歳の)立場からすると、ホワイトハウスを出てフロリダに行ってゴルフをすることに魅力があると考えているということだった。「だからパット、1月20日にはマリンワンまで歩いて行って、マリンワンに乗って、本当にいい人生を送れるんだ....」。彼は続けて、私に優しく直接話しかけてきた。「でもこれは?私が騙されたのを知っていて、選挙が不正操作されたのを知っていて?ここからただ去っていくだけでいいのか?」
それ以外では、私たちが大統領と二人きりになった最初の30分のうち、会話のほとんどは大統領、マイク、シドニーの間で行われていたので、私はトランプ大統領を見て研究する時間が多く、多くの面で驚いた。彼がそのようなことをする権限を持っているというシドニーの法的根拠に疑問を呈すると、彼女は2018年に彼が署名した執行命令を引っ張り出し、2015年にオバマから出された1つの命令を説明した。トランプは、E.O.を取り、それを素早くスキャンして、そこから適切な質問をし始めました。彼が署名する必要があると思われる発見についても同じである:彼はシドニー(合法性について)とマイク(物質について)の両方に質問をし、彼らは最終章でカバーされている対外干渉に関する情報の種類について彼と議論した。私が目にしたのは、情報を素早く取り込み、意思決定の糸口を計算している鋭い経営者の頭脳だった。これだけのスピードで感心させられるのは大変なことだが、鋭い頭脳が働いているのだ。この4年間、そのことについて全く触れられていなかったのには驚いた。
最後に、トランプは立ち止まり、私たち3人をスキャンして、簡単に尋ねた。「で、何が言いたいんだ?」私がフリンとシドニーで経験した高度に組織化された規律あるアプローチと、キャンペーンやルディワールドの大学2年生の強気のセッションのアプローチとの違いを考えて、私は再び発言しました。「大統領、私はシドニー・パウエルを選挙問題の特別顧問に任命し、フリン将軍をフィールドマーシャルにすべきだと思います。ルディはあなたの弁護士であり友人でもあります彼はこの件で大きな役割を果たすことができます ルディは個人的にあなたに アドバイスすべきです 彼を困らせるようなことは したくありません でもシドニーが法的に主導権を握る必要があります 本当に勝ちたいなら フリン将軍をマーシャルにして下さい そうすれば チャンスは50~75%になるだろう 彼がどれだけ計画を練っているか 見てみて下さい 時計のように動くでしょう... 」
大統領は 「いやいや、ルディでなければならない」と私を振り払った。
しばらくして(20~30分)、3人の弁護士が一緒に現れた。彼らは自己紹介もせず、執務室の奥で身を寄せ合って立って話を聞いていた。さらに、マーク・メドウズ氏と他の誰かがスピーカーフォンで合流した。やがて、後ろにいた弁護士たちは、自分たちの不快感や意見の相違を明らかにするようなことを呟き始めた。最後にトランプ大統領は、なぜ誰もこのようなルートを示してくれなかったのだろうかと不思議に思いながら、これが彼にとって初めてのことであることを示すようなことを言った。私はもう一度、「閣下、またしてもCEOからCEOへ、あなたはホワイトハウスの周りの人たちにうまくサービスされていません。私はあなたのホワイトハウスのスタッフと知り合いになりましたが、彼らはここのリーダーシップがあなたに譲歩させるように指示していると言っています。」
トランプはマイクとシドニーに何か言い始めたが、彼は自分を止めて私の方を向いた。「誰が?」 彼は怒って尋ねた。「誰が私に譲歩しろと言っているんだ?」
私は彼の怒りに愕然とした。ホワイトハウスの約半分は、彼に譲歩させる計画に参加していると一般的に理解されていると思っていたからだ。「閣下、私は驚かされますが... あなたのホワイトハウスの指導部は、どこでも後輩にこのことを伝えています。私は、この仲間のパット・チポローン[私が話しているときに私の後ろにいる弁護士を示し、どちらがチポローンかは知らない]が、11月4日以来、人々に「大統領が譲歩するようにするのを手伝ってくれ」と言っていると聞いています。そしてここ数週間、マーク・メドウズはスタッフに『大統領を移行モードにするのを手伝ってくれ』と言っていました。」
トランプ氏はホワイトハウスの顧問弁護士パット・チポロン氏の方を向いた。「大統領、私がどれだけ一生懸命働いているか、ご存知でしょう。私がどれだけの時間を費やしてきたかご存知でしょう...」 どちらも口が悪く、どちらも直接の否定ではなかったが、部屋にいた誰もがそうであることは明白だった。 トランプは彼と向き合い、彼の顔は怒りで暗くなっていた。
「閣下、」と私は続けた。「30分後には、あなたのホワイトハウス内から何人ものスタッフをここに呼んで、それらはパット・チポローンとマーク・メドウズからの引用であることを伝えることができます。この男は歯を見せびらかして嘘をついています。彼らはあなたの負けを望んでいる」
トランプ氏は私が正しかったことを知って振り向いた。彼は他の弁護士の一人を指差して言った「あなたは今日が彼の最後の日だと知っているかい?彼は月曜日から法律事務所で仕事を始めるんだ。ここの10倍の給料がもらえる。」彼は悲しそうに続けた。「パット、君は私が自分の仲間と戦っていなかったら、私がここで何を得られたか想像できるかな?」
チポローネと他の二人の弁護士は、執務室の裏口から急いで出て行った。彼らが控室に残って、会議をしているのが聞こえた。その間、大統領、シドニー、マイク、アリッサ、そして私は、しばらくの間、私たちが以前に言ったことのいくつかを見直し��がら、詳細の詳細を歩いていた。ある時点で、シドニーを補佐する静かだが鋭い女性弁護士のアリッサがいくつかのポイントを担当し、行政命令の側面を簡潔に説明した。
10分後、3人の弁護士は部屋に戻り、今度は後ろではなく、私たち4人の訪問者の左側に立った。アリッサ、私、マイク、シドニーの4人で、レゾリュート社のデスクの前に半月形の椅子に座っていた。マイクは業務上の質問を受け続け、シドニーとアリッサは法律上の質問を担当した。3人の男性弁護士は前のめりになり、何か隠された合図のように、3人とも愚痴を言い始めた。
まず、州兵を使うのは正しくないという意見があった。「光学的にはひどいですよ、大統領」との意見もあった。「それはDHSでなければならないだろう」。私は、州兵のアイデアが好きだった。なぜなら、選挙の過程でアメリカ国民の信頼を再確立する必要があったからだ。まだ最も信頼されているアメリカの機関は、 州兵は地元の人々であり、彼らは私たちの周りにいて、職場の同僚であり、私たちの「市民兵士」なのだ。しかし、おそらく柔軟性の表れとして、フリンとシドニーは、州兵の代わりに、DHSを使用する方法を許可した。
「マスコミはあなたを引き裂くでしょう」とパット・チポロンは会話の中で予測していた。シドニーはマイクと私が考えていたことを言った。マスコミは彼を引き裂こうとしている?マスコミは彼を引き裂こうとしているのか?彼らは今何をしているんだ?
ある時点でチポロンは、「アメリカの歴史上、選挙に対してこのような挑戦があったことはない!」と反論した。フリンは「アメリカの歴史上、このような状況はなかった。何時間もカウントがシャットダウンされたり、外国人が我々の機器に接続したり.....」などと続けて返した。
「彼にはこんなことをする権限はない!」チポロンは結局雷を鳴らした。シドニーは、EO13848(とオバマ大統領が署名した他の何か)を引用して、「もちろん彼は権限を持っています」と言い直した。「疑いもなく、彼は権限を持っている」アリッサはEO13848を再び取り出し、先ほど取り上げた関連する文言を示した。トランプ氏はチポローネ氏を見て、「あなたは私の注意を引いたことすらなかったわね、パット」というような表情で言った。彼はチポロンに向かって、「パット、少なくとも彼らは私のために戦いたいと思っている。あなたは私のために戦うことすらしない。私ができないことは何でも言ってくる」と言っていた。
この時点で、チポローネは襟元が熱くなっていた。大統領に向かって声を上げ、彼は言った「ああ、大統領がそうしたいとお望みでしたら、私の許可は必要としませんし、ペンや紙の一部だって必要ありません。シドニー・パウエルをホワイトハウス特別顧問として雇うと言えばいいでしょう」と言った。しかしその後、彼は自分が聞いていたすべてのことにさらに異議を唱え続けた。そのすべてが引き延ばされているように聞こえた。軽薄ですらあった。
ホワイトハウス特別顧問からのこのような軽薄な異議申し立てが6回続いた後、マイクと私はお互いに唖然とした表情を浮かべた。マイクは冷静になって沈黙し、彼の眉毛は困惑していました。最後に私は冷静に部屋に発表しました。「これは今までに経験した中で最もシュールな会話だな」
その頃、アリッサは、法的な問題点について話した。マイクは、明らかに、問題のある6つの郡には、選挙に十分な特殊性があると判断するには十分な根拠があり、 それは正当性があり、合理的な行動だった(彼女は法律用語で言った)。その後どうなったかは、何が見つかったかで決まるだろう。しかし、今度は立ち上がった3人の男性弁護士が彼女に無礼な話し方をし始めた。彼らは彼女に「法律の何を知っていると思っているんですか」などと質問して挑発してきた。彼女は答えた。私はシドニーのために働いています、そして...」彼らは嘲笑的に鼻を鳴らしながら、彼女の言葉を遮った。
フリンは、ボードの上で立ち上がるサーファーのように、私を驚かせるような優雅さと気楽さで、自分の足元に立ち上がった。彼はアリッサに向かって吠える3人の弁護士の方を向いた。彼は冷静な口調で3人の弁護士に尋ねた。「11月3日に何が起こったと思いますか?公平な選挙だったと思いますか?あなたの目には何も異常はありませんでしたか?」
3人の弁護士は下を向いて、土の中に足の指を突っ込み、目尻の外をちらりと見て、答えを出そうとしなかった。
トランプ大統領は私を直視して、「パット、私の人生の中で最高の弁護士に恵まれてきたんだ。人々は世界中から私に電話をかけてくる『これについてはどの弁護士を使えばいいのか?これについてはどの弁護士を使えばいいのか?』でもここ.... 相手側はあらゆるルールを破っているが、『私は....?これはダメだ、あれはダメだ』と言う弁護士ばかりで、私が4年間も一緒に仕事をしてきたことがわかるかな?私が何をしてきたか想像できる?......」彼は話を切り出して、チポロンに向き直り、「ダーラムの報告書はどこだ?.... はどこだ」と尋ね、自分の法的な失望を語り始めた。
二人の同僚の隣に立っていたチポローネは、まだ立ち上がったままのフリンと大統領に向かって怒鳴り返し始めた。彼はまだ叫んだまま、私たちに向かって無礼な足取りで、後ろからアリッサの上に立って(不適切にも)近づいてきた。いつの間にか私は立ち上がっていて、フリンと肩を並べていて、ほとんど大統領に背を向けていた。
トランプ大統領は言った。「ヘイヘイヘイ!」皆が振り向いた。落ち着くように両手を振って私たちに向かって手を振って、顔には不信感の4分の1の笑顔を浮かべながら、言った。「おーーい、落ち着いてくれよ....」 チポロンは、二人の付き人を引き連れて、再びドアから嵐のように出て行くことになった。出て行く直前に、シドニーは言った。「私が仕事を引き受けて、あなたが勝つでしょう」。トランプは彼に向かって、「出て行ってくれパット。行け。私の知る限り二度と戻ってくるな」と言った。ドアが閉まると、トランプは優しく「あー、そういう意味じゃないよ。パットは友達だし、それに......」と声が引きつった。私は自分の理解の幕開けに、思わず身をよじった。
私は大統領にもう一声かけた。「もう一度言いますが、ルディがあなたの友人であることは知っています、彼は素晴らしい人です。彼はアメリカの市長です。私はルディを愛しています、彼を困らせたくはありません。マイクとシドニーの動きを見てください。組織化されていてよく計画されていて... 」またしても彼は私の話を遮って「いやいや ルディに違いない...」と言った。内側では、私は不機嫌になっていた。
3回目のラウンドでは、弁護士が戻ってきて、私たちが話していることに自分たちで口を挟むようになっていた。軽薄な押し返しの3回目のラウンドだったが、最後にはトランプ大統領が、自分の身内からの押し返しにムカついて(疲れた感じで)、反対できるものを探していた。もしこれを我慢しなければならなかったとしたら、この4年間で何を成し遂げられたか想像できるだろうか?
最後に、トランプ大統領が、シドニーが提案していた行動のあれこれをなぜチポロンが検討しなかったのかと尋ねた時、弁護士の返答は「我々は選挙運動の弁護士ではない」だった。
私は彼が何を意味しているのかさえ知らなかったが、チポロンが純粋に妨害主義者であり、「どうやってこれを止めればいいのか」というところから来ていることは痛いほど明白だった。
トランプ氏はため息をついて、チポロン氏に向かって弱々しく言った。「パット?数分前、君は、私が言うだけでできると言った。そうだな....OK。私は決めた、今から言うよ。『シドニー・パウエルをホワイトハウス特別顧問に任命する』。それでいい」
「彼女には許可が必要だ!」 他の弁護士の一人が口を挟んだ。「彼女の許可を得るのに数ヶ月かかる!」
私でさえ、その異論がいかに軽薄なものであるかを知っていたが、フリンが最初に発言し、信じられなくなった。「大統領閣下、」 フリンは言った。「あなたは許可を得ても同じことができます。どんなクリアランスでも、その場で、口頭で許可を与えることができます。」
悲しくも反抗的に、トランプ大統領は3人の弁護士を見て言った「私はここにシドニー・パウエルに最高機密のクリアランスを与える」と。
またしても彼らは部屋を出て行った。またもや大統領、シドニー、マイク、アリッサ、そして私の間で会話が続いた。そこで私は、自分が予想していたのとは全く違う感情的な反応をしていることに気がついた。74歳の老人で、疲れていて、再選で騙されていることを知っていて、ほとんど敗北していて、自分の過ちを台無しにしていて、あったかもしれないことに思いを馳せていた。私は彼の机の後ろを歩いて、彼に腕を回して、彼に言いたかった。そう、私は今、あなたが直面してきたことを理解していますよ、と。
最終的にトランプ大統領は、30分後に全員でリビング・クォーターの「イエロー・オーバル」(部屋の名前は確か)で会おうと言った。その間にルディが入ってきて、ルディとシドニーの間でうまくやっていく方法を探さなければならなかった。別れ際に彼は言った、「あのね、200年の間に、この部屋で今起こったような会議はなかったんじゃないかな......」。彼が立ち去ろうとしたとき、彼は私の横を通り過ぎて、立ち止まり、低く静かに話しながら、とても親切で意味のあることを言った。
数分後、シドニー、マイク、アリッサ、私は内閣府の部屋でルディを待っていた。暗くなっていたので、ランプを2、3個探して点灯した。マイクと私は、シドニーとルディの会議がうまくいくように、みんなで楽しく仕事ができるようにしたいと思っていた。
10分後、ルディはネクタイを結びながら入ってきて、あまり不機嫌な態度ではなく、夕飯を食べている時のような不機嫌さでこう言った。「そうだシドニー、私たちが一緒に働くなら、情報は共有しなければならないぞ」。私は彼の口調をあまり攻撃的なものとは受け取らなかったが、おそらく関係を一新しようとしているように見えた。
シドニーはすぐに彼に言った。「情報は共有してるわよ、ルディ。あなたはメールも、テキストも全然読まないわね」
「それは違うよ、シドニー!暗闇の中に残すのはやめて欲しいな…」
「ルディ、私は何も秘密にしてないわよ!あなたこそ...」
「シドニー、何もかも自分一人で抱えるのはやめないと!君が共有しないなら、一緒に働けないよ!」
瞬く間に、会話は制御不能に陥っていた。1分ほど口論した後、私は何か役に立つことをしようとした。「市長、それは本当です。私が来て以来、シドニーを連れて来た時いつも言ってました。『これをすぐにルディに渡して』『すぐにルディに渡してちょうだい』と言っていましたよ。私達が発見したものは全て、あなたと共有するように言われました。何も秘密にしておくように言われたことはありません。」でもうまくいかなかった。激怒して、我々は皆ホワイトハウスの居住区に行った。
大統領がそこにいて待っていた。我々が中に入った後、3人の弁護士が再び加わった。メドウズも同様に入った。ウェイターが、ボトルキャップサイズの小さなスウェーデンのミートボールのボウルをシェアプレートと一緒に持ってきた。トランプ氏は、みんなが満足できるように小さなテーブルに置くようにと指示したが、テーブルは私の前にあったので、ありがたかった。実際のところ、私は時々ベジタリアンで、旅行の時は特にそうだが、祖母のレシピのミートボールを出す大統領とどのくらいの頻度で一緒に座っているのだろうか?そして、味も良かった。 会議の残りの時間、ミートボールを食べていたのは二人だけだった。私はポップコーンのように食べていたが、たまに大統領が立ち上がって私のところに歩いてきて、小さなシェアプレートを補充してくれた。他には誰も食べていなかった。
会議は数時間にわたって、その宿舎の中で続いた。我々は執務室で行ってきた理由を説明し、計画を説明した。トランプ大統領は断固とした態度で臨み、他の政党は誰も反発しなかった。その代わりに、彼らは不機嫌そうに、どのようにあれやこれやが行われることになったのかについていくつかの質問をして、マイクやシドニーが説明した。ようやく午前12時15分頃になって、みながぼーっとし始めて、話をまとめた。我々はホールの外に出て、大統領がお別れの挨拶に出てくるのを待っていた。それぞれが大統領とのひと時を共有し、彼はまた何か意味のあることを言って、私にかなり親切にしてくれた。しかし、皆、疲れ果てていたと思うが、会議が終わってよかったと思った。
強調しておきたいのは、この夜も、どの話の中でも、戒厳令や暴動法などの話は一切出てこなかったということだ。それに反する主張はすべて嘘であり、パット・チポロンによって(私が想像するに)広められたものだろう。ハバーマンのホワイトハウスに関する文章をざっと見ても、チポロンには絶対に失敗しないが、その主張は支持されるだろう。
数分後、アリッサ、シドニー、マイク、私はホワイトハウスの前の歩道を歩いていた。メドウズとルディが別の入り口を出て、一緒に西に向かって歩いているのが見えた。シドニー・パウエルがホワイトハウス特別顧問に就任し、マイクが(外部からではあったが)組織的なスキルとワシントンDCの問題に関する彼の膨大な専門知識を提供してくれたことで、私たちは順調な状態にあり、その瞬間、私たち全員が成功の可能性を高く評価したと思う。降りしきる雪の中を歩いて家に帰るとき、私たちはお互いに打ち明けた。しかし、不正選挙を許すわけにはいかない。もし、そうなれば、内戦や中国による国の乗っ取りを意味することになる。私たちがすべきことは、この計画に従うこと。投票用紙をチェックし、6つの郡で何が起こったかを暴露する。もし何も問題がなければ、トランプ氏はヘリコプターに乗って出て行く。そして内戦はない。しかし、もし不正が見つかれば、国民全体のためにこの計画を吹き飛ばす機会を与えることになる。アメリカの選挙でどれだけの不正が判明するか、誰が知っているだろうか?私は「たくさん」だと思うが、どう思う?私たちは、会議の成功に興奮して、あちこちを回って回った。数ブロック後、忘れられたSUVが雪の中で私たちを見つけ、私たちは乗り込み、彼はホテルまでの残りの道を運転してくれた。数週間ぶりにぐっすり眠れた。
翌日の土曜日、シドニーはメドウズに電話した。「私がホワイトハウスの特別顧問になったので、あそこにオフィスが必要です」
メドウズが言った。 「ああ、今調べているところだ。すぐには無理だが。すぐ必要になるだろう・・・」
「それでは、私はホワイトハウスのIDが必要になります、そうすれば私は行き来ができますので」とシドニーは答えた。
「うん.........そうだね.........それにも取り組んでいるんだけど、問題があるかもしれないし、それがどうなるか見てみよう........」とメドウズ。
私たちは皆、ひどい沈み込みそうな予感に襲われ、月曜日か火曜日までに、シドニーの「ホワイトハウス特別顧問」のポジションが実現しそうにないことを知った。私たちがホワイトハウスで広範囲に話し合った計画は、クリスマス前に答えを得た(そして見つかった証拠によっては、平和的な政権移行を許可するか、あるいは人民の意図が本当にあったのかを突き止めるために、より広範囲の連邦政府の関与を正当化する)計画.... は中止された。
代わりに、ルディは法廷や州のホテルでの公聴会を経て、必死の努力を続けようとしていた....
※記事は2/3PM11頃に基づく。 ※平和な世界線に行くなら映画化されだろうなーミートボール食べたいなー。
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jbeer-ja · 5 years
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【#ビール 関連ニュース】「海外のトレンドが波及、ノンアルコールビールは新しい段階に - 食品産業新聞社」他 全76件
海外のトレンドが波及、ノンアルコールビールは新しい段階に - 食品産業新聞社
買収から1年 オリオンビールに見る地方企業の生きる道 - 日経ビジネス電子版
瀬戸内レモンのビール発売 JR西日本管内のセブンで - 日本経済新聞
サクラビール、祝いの味 横浜市大栽培の大麦使用 /東京 - 毎日新聞
風味にこだわり!高知県産ユズのクラフトビール キリングループSVB - 高知新聞
ビールやジンが1杯298円(ニクヤ)! 肉の万世が決算還元セールを実施 - AKIBA PC Hotline!
缶ビールの販売好調 家で飲む機会増えたか 新型コロナウイルス - NHK NEWS WEB
キリン、“脱ビール”鮮明、海外M&A巨額損失で…投資ファンドが健康事業撤退要求 | ビジネスジャーナル - Business Journal
純神戸産クラフトビール完成 神戸・中央区の醸造所兼ビアバーで販売 - 神戸新聞
ビールの炭酸&冷たさを24時間キープする「グロウラー」は、一家に一台あって絶対に損しない - メシ通
【多摩市】お気に入りのグラスを持って行こっ!聖蹟桜ヶ丘にクラフトビール専門店「BEERBULK J」がオープンしました! - 号外NET 多摩市・稲城市
若者のビール離れに一矢報いるか?ヤッホーブルーイングとローソンが作ったクラフトビール「僕ビール君ビール」の気になる味わい - @DIME
憲章普及へコラボ 神奈川県と横浜ビール | 大和 | タウンニュース - タウンニュース
すっきり酸味の地ビール開発 静岡由来の有用微生物を活用|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
新ジャンルビールなのにプレミアムビールを目指した「アサヒ ザ・リッチ」、一体どんな味?(GetNavi web) - Yahoo!ニュース
富士宮のクラフトビール店が「金賞」受賞 地元ハーブ農家とのコラボ結実 - 富士山経済新聞
余ったビールで料理をおいしくする方法とは?(ハルメクWEB) - Yahoo!ニュース
ドラフトビール市場のグローバルな洞察、トレンド、需要、トップブランド2020:アンハイザーブッシュInBev、ハイネケン、カールスバーグ、モルソンクアーズ - ラベルオンライン
「クラフトビール」ブームを作った男 ブルックリンラガーが世界のビールになるまで【創業者インタビュー】(安部かすみ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
宴会で「取りあえずビールはダメ」に待った!…若者よ、自分を制し大多数に合わせることも大人の文化だ|まいどなニュース - 神戸新聞社
JR山手線新駅 高輪ゲートウェイ駅前特設会場で「ヱビス プレミアムカウンター」期間限定開催 - PR TIMES
キリンビール、国産ウイスキーの新ブランド「富士」「陸」を発表 - マイナビニュース
京都の全ブルワリーのクラフトビールが飲める!烏丸御池「京のSAKESORA」(ウォーカープラス) - Yahoo! - Yahoo!ニュース
「僕ビール君ビール」がリニューアル、ローソン×ヤッホーブルーイングのクラフトビール - Fashion Press
市立大生物学研究所舞岡産の麦使用 「春の風味」のビール完成 | 戸塚区 | タウンニュース - タウンニュース
故荒川氏お別れの会延期(元サッポロビール社長) 新型コロナ拡大で - 時事通信
ビールなど盗み警備員を振り切り逃走、事後強盗で捜査 岐阜・美濃市 : 中京テレビNEWS - ctv.co.jp
日本一うまいビールを飲む!「サトウ注ぎ」で探求の佐藤さん 東京・日本橋(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース
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「銚子ビール」で街おこし 犬吠埼灯台近くに醸造所完成 19日から仕込み(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
北米ジンジャービール市場2020 | グローバルサイズ、キープレーヤーの分析、産業成長戦略、ビジネスチャンス、今後の動向計画、開発状況、営業収益及び地方予測へ2024 - InvestAsian
川越駅西口直結の複合施設「ユープレイス」クラフトビールCOEDOの醸造所併設レストランなど出店 - Fashion Press
5000年前の酵母で作ったビール、商品化の構想も - CNN.co.jp
「YUZU Sparkling ~FARM to SVB 高知産ゆず~」を新発売 ~地域を応援するクラフトビール「FARM to SVB」シリーズ第五弾!~ - PR TIMES
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【大阪市東淀川区】2020年3月14日!西淡路の元銭湯をリノベーションしできた「上方ビール」の男湯エリアでライブやフード、ショップを楽しめる「テルマエ・ムジカ」が開催されます! - 号外NET 東淀川区
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ポジティブに邁進する「ポジキャリ」。キリンビール金惠允さんの働き方 - マイナビウーマン
横浜市大・木原生物学研究所が春限定クラフトビール「コルンムッター SAKURA」 横浜産の大麦を使用 - ヨコハマ経済新聞
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skf14 · 5 years
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12042317
「今日は何の話を聞かせてくれるの?」
「じゃあ今日は、花が好きだった女性の話を。」
自室の本を持ち寄り、今日話す物語を作る。それが俺の日課だった。君は必ず、俺の声によってのみ眠りに導かれる。
枕元に置いてある木の椅子は、君が青空市で気に入って買ってきた、手作り感溢れる自由なデザインで、案外座り心地はいい。モコモコのパジャマを着た君に強めに抱きしめられた白いぬいぐるみが君の力で少し潰されて、虚ろな目でこちらを見ている。似てる、と呟いたら、こんなに太ってない。と怒られた。
己の口からつらつらと流れ出る物語を、まるでクラシックのレコードを聴くような顔をして聞いている君は、美しい。
「彼女は最後の日も、庭の手入れをしていた。空は少し曇っていて、少し前に植えた水仙の色もなんだか灰をまぶしたように仄暗くて、でも、彼女は嬉しそうに花たちを眺めては一つずつに触れていった。」
「相変わらず死ぬ話、多いね。」
「仕方ない、俺が作れる話には必ず死が付きまとうんだよ。知ってんでしょ。」
「うん。続き、聞かせて。」
「彼女は庭に咲いていたルイ14世をひと束刈り取って、花束を作った。ルイ14世ってのは、薔薇の品種で、ベルベットのような質感の美しい暗赤色の薔薇。所謂黒薔薇。そうして、彼女に似合う小ぶりなそれを抱き締めながら駅へと向かった。」
君は眠るこ���なく、飽きることもなく、ただ黙ってベッドからこちらを見つめている。その目には、目の前に広がる世界への期待が浮かぶばかりで、ただただ、眩しい。
「道すがら、彼女は思いを馳せていた。薔薇を愛してくれた、夫のことを。冬に映える血の色のようなその薔薇を、夫だけは美しいと褒めてくれたこと。この小さな庭と家とを守ることが出来れば、他には何も要らないと思えた日々。」
君は今誰を思って、何を考えているんだろうか。頭は口と同調せず、勝手に別の思考へと飛び火しながらぐるぐると回っている。あくまでも、矛盾さえなければ、この話は成立する。君だって恐らくクオリティなど求めてないことは分かっていた。
「彼女の愛する夫は、混雑する冬の朝誰かに背中を押されそのままホームで肉塊になった。最早、犯人が誰だとか訴えたいとか罪が罰が、なんて彼女にはどうでもよかった。ただ、夫が最後に感じたのが凍てつく鉄の冷たい硬さだったことと、最後に見た景色が人で埋め尽くされた味気ないホームだったことに、深い悲しみを覚えた。それはもう、この世界全てに絶望するほどに。ただ、彼女はルイ14世が咲くまで、待った。夫が咲くのを楽しみにしていたからだった。」
「彼女は、凛とホームに立っていた。ホームは飲み会帰りと仕事帰り、部活帰りの人々で混雑している。真っ黒な空には欠けた月だけがぼうっと浮かんでいて、雲は一つも流れていなかった。胸に抱いた薔薇が珍しいのか、隣に立っていた母親に抱きかかえられた子供が薔薇に手を伸ばしている。子供の目はキラキラと宝石のように輝いていた。彼女は、笑ってその手をやんわり遠ざけ、母親に、「その子の目、暫く覆っててくださらない?最後の願いよ。」と告げ、通過していく特急列車に背中から飛び込んだ。散ったのは薔薇の花びらなのか、彼女の肉片なのか最早分からない。ただ、純粋に花を持って夫に会いに行った彼女を、誰が、なんの正義を持って責められようか。」
本を閉じる。それが終わりの合図だった。
君は満足げに微笑み、ベッドの右側を空けた。白紙の本を見て、その場で考えるなんてやっぱりお前は凄いね。と君が呟く。そこに潜り込んで、君の横顔をしばらく見つめて、合言葉のようにいつもの台詞を告げて、君と同じように目を閉じた。
今日の話も、過去の話も、人が死ぬ話じゃないことを君はまだ、知らない。
「おかえり。遅かったね。」
「ただいま。なんか事故があったみたいで、電車遅延してた。はいこれ。」
「ありがとう。ご飯出来てるから、手洗ってきな。」
寒い中、鼻の頭を赤く染めた君が帰宅して、リビングから漂う水炊きの香りに表情を緩める。君の手土産はコンビニのスイーツ。
君が帰ってくるこの家が、幸せという抽象的な言葉を具現化したものだと、俺は断言しよう。幸せだよ。毎日、君のおかげで。
ある時は、幸せだった家族が飲酒運転の車に全てを奪われる話。ある時は、我が娘への虐待を止められない母親の話。君が何事もなく死を受容してから眠るのはきっと、君の中で眠る感覚が少しだけ死に似ているからなのかもしれない。紡いだ物語は、31本。そうか、これを始めてからもう1ヶ月か。そういえば俺が君と一緒に住み始めてから、もう3年が経とうとしている。
結婚だとか、籍だとか、そんなものにはお互い興味がない。決められたルールに乗っかるのがなんとなく嫌いな俺と、肩書きなんてどうでもいい君が、このままずっと二人でいられること。それが、俺の夢であり、人生のゴールでもある。
「最近さ、髪の伸びが遅いんだよね。ここ数ヶ月切ってないのに、伸びてる気がしない。」
「爪は?」
「...あれ、確かに、爪も切ってない。なんで?」
「いや、姿見てないなと思って。進化した?」
「ポケモンじゃないからね俺。」
「なんでだろうね。」
「なんだか、成長が止まったみたい。」
君の睫毛が太陽に当たって透けている。頬に陰を落とすほど伸びたそれが瞬きで揺れる度、しゃら、しゃらんと音が鳴る。俺はそれを密かに、幸せの鳴き声、と名付けた。今日も冬の弱い太陽に照らされて、天使がここにいる。
本を開いて、今日の話を作る。君は相変わらずベッドの中で、宇宙が詰まったような輝く瞳を俺に向けている。
「じゃあ、今日は、愛され続けた人の話をしよう。」
「うん。聞かせて。」
「彼女はとても恵まれていた。勿論、経済的な面でもそれなりに恵まれていたが、彼女の周りにはいつも人がいた。まあ、彼女自身がそれに気付かず、またそれを当たり前のことだと信じて疑わなかったのが、唯一の彼女の欠点、だった。」
君は少し目線を揺らした後、欠点、なのかなそれ。と呟いた。独り言だと判断した俺が話を進めようと息を吸うと、待って、と声がかかる。
「欠点、じゃないよ。多分。俺の大切な友達にも、同じような人がいるけど、きっと心の中ではありがとうって思ってるし、当たり前だなんて慢心してない。」
「そのオトモダチがとっても大切な存在ってのは伝わったけど、今話してるのは物語だよ。どうしたの?」
「...いや、ごめん。続けて?聞きたい。」
納得していない様子で、天井を見上げながら耳を傾ける君。別にいい。いつものように、綺麗な瞳がこちらを向いていなくても。君が聞いてさえくれれば、物語は成立する。言葉というのは、怖い。
「就職先が決まった彼女は、祝ってくれる友達と共に飲み会に行っていた、その帰りだった。狭い、車がすれ違うことの出来ない道路。入ってきたハイエースに横付けされた彼女は慌てて逃げようとしたが、遅かった。彼女はいとも簡単に連れ去られた。犯人は複数人のグループで、全員男。詳しい話聞きたい?」
「いや、いい。聞きたくない。」
「オッケー。男達に金目のものを奪われ、散々楽しまれた挙句、盛り上がった男の一人が彼女の首を絞めて殺した。死体は山の中に無造作に捨てられて、数日後腐臭に吠える犬と腰を抜かした飼い主によって発見された。彼女は最後に、何を思ったのだろうか。何故私が、どうして。私が神であるなら、こう答えよう。人生は、最後に幸せと不幸せが半分ずつになるように出来ているんだ。平等な世界を7日間で作るために、帳尻合わせが出来るようにね。と答えるだろう。彼女が死んでも思いつかない、理不尽な平等について解くだろう。」
君は悲しそうな顔で天井を見つめたまま、ほろりと涙を一粒零した。真珠のような、まん丸い水玉が、彼女の丸い頬を転がり落ちて、ベッドへと消えていく。俺は、黙ってスペースを空けてくれない君の左側に無理矢理潜り込んで、目を閉じた。視線を感じて横を見れば、じっとこちらを見つめる君がいる。どうしたの、と声をかけると、そういえば俺、お前の爪を切るところを見たことがない。と呟いた。目を閉じると暗闇が広がる。程なくしてまた、世界が死んだ。
そこから数日後、元気のない君を心配して君のスイーツをコンビニで買った。二層クリームのシュークリーム。ただいま、と声をかけても、部屋の中にはテレビの明かりと、それに照らされる、座り込む影だけがあった。返事はない。テレビの中では慌ただしげに、キャスターがニュースを読み上げている。
「ただいま。どうした、電気つけるよ?」
「ねぇ。」
「ん?」
「あの本、白紙なのにどうしていつも、開いて読んでるの?」
「格好付けてみただけよ。」
「そう。」
君がテレビのリモコンを掴んで音量ボタンを連打する。みるみるうちに大きくなるアナウンサーの声。煩い棒読みを俺の耳は勝手に文字に変換して、脳の溝に刻んでいく。
『行方が分からなくなっていた、東京都在住の○○○○さん24歳が昨夜△△県の山中で遺体となって発見されました。遺体には損傷の跡が見られ、現場からは複数の人間が立ち去る姿が目撃されており、警察は殺人事件として捜査を進めているとのことです。繰り返します。行方が分からなくなっていた、...』
そっとリモコンを操作して、音量を下げた。大丈夫。そもそも、耳はまだ衰えてないから、普通の音量でも聞こえるよ。心の中で安心させるように呟いて、ソファーに腰掛ける。君は俺を暗闇の中でも見つめている。目に、テレビのモニターが四角く映って、世界の終わりみたいに綺麗。そういえば今ニュースで聞いた名前、君の友達と同じだね。
「説明して。お前はいつも説明してくれない。一人で全部わかった気になって、一人で全部持って行って、それで苦しんだ気になってる。」
可愛い声が段々涙に犯されて、不明瞭になっていく。顔が見たい、と、立ち上がり部屋の電気をつけると、君の目に沢山の色と光が入って、オパールを埋め込んだようなその色に見惚れた。綺麗だ。ずっと君は、俺の宝物。
「俺は、架空の物語を現実にする力がある。物語の中の死は、現実とリンクする。一人の命の重さ、おおよそ1ヶ月分。沢山残ってても、残り1日でも、1ヶ月分の命の猶予が生まれる。」
「あの本は?」
「人間の顔と簡単なプロフィールが書かれた本。と言っても、俺が物語を考えられる程度の情報がぽつぽつと浮かんでくる。」
「その、命は?」
「物語を聞いた人間に還元される。」
上手く笑えていただろうか、と心配したのもつかの間、君が口元を押さえてトイレに駆け込んだ。中から君の、内臓を絞り出すような嘔吐音が聞こえる。無理もない。きっと君は数えてないだろうが、昨日で物語は丁度180。赤ん坊から年寄りまで、主人公は本の気まぐれ。数多の命を己のたった15年に、いや、違うか。
「俺は、物語を生み出すことは止められない。ごめんね。」
「それ、は、何に謝ってんの。いつもいつも、お前は、自分のために人に謝ってばっかり、何も思ってないからっぽなのに。」
「お前が好きで、こんな愛し方しか出来なくて、そんな俺に愛されてるお前を、大切に思ってる人へのごめんねだよ。分かる?」
「分かりたくもない。」
伸ばした手は払われて、強引にトイレのドアを閉められた。無理もない。無理もない。こうなることは分かっていた。いつかバレるんじゃないかと、ずっと思っていた。世界は狭い。まだ15年しか君の未来を作れていない。15年後に君が突如この世界から消える、その恐怖を考えただけで、気が狂ってしまいそうになる。
トイレの扉をノックする。返事はない。中で疲れて眠ってしまったか、それとも俺を警戒して、声を潜めているか。どちらにせよもう、関係のない話だ。君を幸せには出来ないけど、幸せだった人のかけらを集めて君を飾ることはできる。
「一応伝えておくけど、耳を塞いでも意味はないし、お前はこの物語の分の寿命を全うする以外、死ぬ方法はないよ。ごめんね。」
啜り泣く声が扉の中から聴こえてきて、途端に心が悲しみに覆われた。昨日までの日々が走馬灯のように駆け巡って、そのままゴミ箱へと吸い込まれていく。捨てる準備は、とうの昔に出来ていた。俺はいつだって、未来も、その先も見ていた。見ていたはずだった。今はただ、君の15年1ヶ月目のことしか見えていないだけで。
「じゃあ、今日の話を始めようか。」
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jazieta-blog · 6 years
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安倍の虚言は今年もアクセル全開! 2018年、安倍首相がついた真っ赤な嘘とインチキを総まくり
litera (前編) https://lite-ra.com/2018/12/post-4455.html litera (後編) https://lite-ra.com/2018/12/post-4456.html 今年も、リテラ年末恒例・安倍首相による「大嘘」振り返り企画をお届けする季節がやってきた。毎年毎年カウントしきれないほどの嘘をつきつづける総理だが、2018年も虚言のアクセルは全開。今年も数々の疑惑をめぐる嘘はもちろん、あらゆる失政や失態について、あったことをなかったことに、なかったことをあったことに。誰の目にも明らかな嘘を平然と、まさに息をするように嘘をつきまくった安倍首相。  そのため、今年は昨年よりも5本多い、よりぬきの15の嘘を振り返りたい。胃もたれ必至の嘘つき発言、まずは前編の8本をお届けしよう! ◎大嘘その1 「決して日本が蚊帳の外に置かれていることはありません」 4月29日付、産経新聞独占インタビュー  北朝鮮の脅威を「国難」と呼び、Jアラートを鳴らしまくって国民に恐怖を植え付け、文在寅大統領と金正恩委員長の南北首脳会談実現が決定しても「圧力を最大限に高める」と吠えつづけた安倍首相。だが、「最大限の圧力」を国会で叫んだ数日後には“親愛なる”トランプ大統領も金委員長と首脳会談を開く意向を表明、平和的解決への流れが決定的に。つまり、日本だけがこの動きを知らず圧力をがなり立てていたという「蚊帳の外」だったことが判明して飛んだ赤っ恥をかいたのだが、安倍首相は御用メディアの産経で「蚊帳の外じゃない!」「日本が国際社会をリードしてきた成果」と主張。しかし、この「蚊帳の外」状態は、いまだに日朝首脳会談の道筋さえつけられていないことからもあきらか。にもかかわらず、ついには次のようなことまで言い出したのだ。 ◎大嘘その2 「あの、拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことは、ございません」 9月14日、日本記者クラブでの総裁選討論会  思わず耳を疑った。総裁選討論会で御用メディアである読売新聞の橋本五郎特別編集委員に「安倍晋三政権は一貫して拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと言われていた」「現状はどうなっているのか、見通しはあるのか」と問われた際の、安倍首相の返答だ。  安倍首相といえば、これまで一時帰国した拉致被害者5人を“帰さなかったのは自分だ”という嘘を筆頭に、対拉致問題で数々のニセの武勇伝や逸話をでっち上げ、「拉致被害者を取り戻せるのは、これまで北朝鮮と渡り合ってきた安倍首相しかいない!」という空気をつくり出してきた張本人。今年4月に出席した「政府に今年中の全被害者救出を再度求める 国民大集会」でも、「すべての拉致被害者の即時帰国」について「安倍内閣においてこの問題を解決するという強い決意を持って、臨んでまいりたい」と高らかに宣言していた。  ところがどっこい、拉致問題に進展が見られないことを突っ込まれると、「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことはない」と言い出し、その上、「ご家族のみなさんがですね、そういう発言をされた方がおられることは承知をしておりますが」などと責任を逃れしたのである。  さんざん拉致問題を政治利用した挙げ句、都合が悪くなると「自分は言ってないもん」。これで信用しろというほうがどうかしているだろう。 ◎大嘘その3 「私は、明治時代に逆戻りしようと言ったことはまったくない」 1月29日、衆院予算委員会  え? 今年の年頭所感で初っ端から〈本年は、明治維新から150年の節目の年です〉と“明治150年推し”を全開させ、明治時代の日本を手放しで称賛して明治の精神をこれからのモデルにしようと国民に提示したのは、誰でしたっけ? しかも、安倍首相は自民党総裁選への出馬を表明した際も、わざわざ鹿児島県で表明をおこない、その背景には鹿児島を象徴する桜島がドーン。この表明の直前には、会合で「ちょうど今晩のNHK大河ドラマ『西郷どん』(のテーマ)は『薩長同盟』だ。しっかり薩長で力を合わせ、新たな時代を切り開いていきたい」(産経ニュースより)と講演していたほどだ。 『西郷どん』人気に便乗し、「明治=大日本帝国を取り戻す」という戦前回帰志向を“改革に邁進するリーダー”に置き換えて印象づけたい──。この姑息な目論見には反吐が出るが、しかも安倍首相は「逆戻りしようと言ったことはない」と抗弁した際には、「いまのスタンダードで150年前のことを『上から目線で』で断罪することもいかがなものか」と発言。「歴史から反省を学ぶ」ことを放棄した人物を総理に据えているとは、恐怖以外の何ものでもない。 ◎大嘘その4 「こういう(圧力の)話はよくある」→「(圧力は)いや、ほとんどないんです(笑)」 9月17日、『報道ステーション』出演時  自民党総裁選では、対抗馬の石破茂氏が掲げた「正直、公正」というキャッチフレーズにさえ「安倍首相への個人攻撃だ」と噛み付くという狂犬ぶりを見せた安倍陣営。なかでも象徴的だったのは、現役閣僚だった石破派の斎藤健農水相(当時)が安倍首相を支持する国会議員から恫喝されたと暴露した一件だ。  そして、各局の報道番組を石破氏とそろってハシゴして出演した際も圧力・恫喝問題についての質問がいくつか飛んだのだが、安倍首相はこの話題になると終始、落ち着かない様子で目をキョロキョロと泳がせた上、なんと圧力を正当化。橋本龍太郎と小泉純一郎が争った1995年総裁選のエピソードをもち出し、「私も小泉応援団だったんですが、そんときわれわれもですね、一度、けっこう圧力をかけられてねってことを結構、みんな言ったんですが」として「こういう(圧力の)話はよくある」と正当化したのだ。  ところが、MCの富川悠太キャスターから「実際にそのときは(圧力が)あったんですね?」と訊かれると、安倍首相は「いや、ほとんどないんです(笑)。ないけど、我々もそう言ったほうが、いわば陣営かわいそうだなっていうことにもなりますし。ただ、実際にあったかもしれませんし、私にはまったくなかったな」などと発言。自分には圧力がなかったにもかかわらず「圧力を受けた」とウソを言いふらしていたと自ら暴露したのである。  この宰相が“類い稀な嘘つき”であることは公然の事実だが、ひどいのは“自分たちも圧力をかけられたとウソをついて同情を誘ったことがある。だから斎藤もウソをついてるんじゃないか”と誘導していること。いやはや、まことに大した人間性である。 ◎大嘘その5 「今後、ICANの事務局長からあらためて面会要請があった場合には、そのときの日程などを踏まえて検討したい」 1月30日、衆院予算委員会  今年1月、ノーベル平和賞を受賞した国際NGO・核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長が来日した際、「日程の都合上できない」と面会を拒否した安倍首相。この対応にはネット上で「芸能人とは会食する時間はあるくせに」と批判が起こり、フィン事務局長の会見では「失望」という言葉も出た。  だが、安倍首相の「今度は検討する」というのがその場しのぎの嘘であることは明白。実際、ICANのノーベル平和賞受賞が発表された後も、サーロー節子さんが被爆者としてはじめて授賞式でスピーチをおこなった後も、安倍首相は公式に祝福コメントを一切発しないまま。さらに、今年11月に来日したサーロー節子さんが面会を求めたにもかかわらず、安倍首相はまたも「日程の都合」(菅義偉官房長官の弁)で面会を拒否したのである。  サーローさんは会見で「推測だがよほど忙しいか、意図的に私を避けたいかだ。違った意見を持った人にも会って語り続けるのが本当のリーダーシップではないか」と批判したが、まさにそのとおり。「唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界の実現に向けて努力を重ねていく」と言いながら、核兵器禁止条約の批准を求める国連総会決議案に反対するという安倍首相の異常さ、二枚舌に、国民はもっと怒るべきだろう。 ◎大嘘その6 「『非正規』という言葉を、この国から一掃してまいります」 1月22日、施政方針演説  この言葉、じつは安倍首相は2016年6月の記者会見をはじめ、事ある毎に述べてきたが、一見すると格差是正に向けた大胆な改革というようにも映る。しかし、騙されてはいけないのは、安倍首相はけっして「非正規雇用をなくす」あるいは「正規と非正規の格差をなくす」と言っているわけではない、ということ。たんに「非正規」という言葉を使わない、というだけの話なのである。  実際、安倍首相が今年の通常国会で成立させた「働き方改革関連法案」の「同一労働同一賃金の導入」では、正社員と非正規のあいだに不合理な待遇差を設けることを違法としているが、ガイドラインでは正社員と非正規の基本給などついて「実態に違いがなければ同一の、違いがあれば違いに応じた支給を求める」とするなど、正社員と非正規の賃金格差を容認するものとなっている。  だいたい、「非正規という言葉をこの国から一掃する」という掛け声とは裏腹に、第二次安倍政権がはじまった2012年から16年までの4年間で非正規雇用者は207万人も増加。一方、この間の正規雇用者は22万人増加でしかなく、雇用者数の9割が非正規というのが実態だ。  低賃金の非正規を増やしつづける一方、低所得者に打撃を与える消費税増税を決めた安倍首相。このままではさらに貧困は広がっていくだろう。 ◎大嘘その7 「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べればですね、一般労働者よりも短いというデータもある」 1月29日、衆院予算委員会 「働き方改革関連法案」の目玉のひとつだった「裁量労働制の対象拡大」をめぐって、自信満々に言い放ったこの答弁。しかし、答弁から間もなくこのデータが恣意的に捏造されたものだったことが判明。それでも安倍首相は「(答弁前にデータが)正しいかどうか確認しろなんてことは、あり得ないんですよ」などと開き直るという醜態を晒したが、その後は加藤勝信厚労相が「なくなった」と説明していたデータの基となった調査票が厚労省本庁舎の地下倉庫から発見されるわ、さらにデータを精査すると異常な数値が相次いで見つかるわ、問題が雪だるま状態に。結局、法案から「裁量労働制の対象拡大」は削除される結果となった。  だが、安倍首相は「裁量労働制の対象拡大」を諦めたわけではない。すでに厚労省の有識者会議が新たな調査票をまとめたが、これがまたも実態を把握できない設計になっているとして修正を求める声があがっている。問題を起こしても忖度をやめない姿勢には反吐が出るが、ともかくいまは安倍首相の嘘を未然の防ぐための監視が必要であることは間違いない。 ◎大嘘その8 「明日の時代を切り拓くための全員野球内閣だ」 10月2日、内閣改造後の記者会見で  失笑必至のネーミングもさることながら、発足1カ月も経たないうちにその実態が「(ほぼ)全員“不適格”内閣」であることが判明した第4次安倍改造内閣。なかでも、国税への100万円口利き疑惑のほか疑惑が湧き水のように吹き出した片山さつき地方創生担当相や、「質問通告なかった」「PC打たない」発言で一躍“無能大臣”として名を馳せた桜田義孝五輪・サイバーセキュリティー担当相に注目が集まったが、このほかにも閣僚の問題が続出。  入閣後すぐに「教育勅語は普遍性をもっている部分がある」という発言が問題となった柴山昌彦文科相にもち上がったバスツアー利益供与・公選法違反疑惑に、茂木敏充経済再生相の日本リラクゼーション業協会との癒着疑惑、吉川貴盛農水相の太陽光発電所の新設をめぐる口利き疑惑、渡辺博道復興相の補助金受給企業からの寄付問題、平井卓也IT担当相の談合企業からの献金問題と、宮腰光寛沖縄北方担当相にいたっては談合企業からの献金問題にくわえ、酒に酔って議員宿舎内のほかの議員の部屋を“全裸でピンポンダッシュ”したという過去の醜態まであきらかになった。  しかも、この内閣、差別主義者と歴史修正主義者だらけの「(ほぼ)全員ネトウヨ内閣」でもある(詳しくは過去記事参照→https://lite-ra.com/2018/10/post-4291.html)。稲田朋美元防衛相や杉田水脈議員のようなトンデモ極右・差別発言がいつ飛び出してもおかしくはなく、来年も先が思いやられるのである。 リテラ年末恒例・安倍首相による「大嘘」振り返り企画。前編ではまず8つの嘘をお届けしたが、後編ではさらなる嘘・インチキを紹介したい。昨年の森友・加計問題に続き、今年もすごかったのが疑惑に関する嘘。公文書改ざんに「首相案件」問題、無能外交、そして「ケチって火炎瓶」など問題や疑惑が噴出し、そのたびにデタラメやインチキを重ね、嘘八百を並べ立てた。嘘に嘘を重ねる“嘘のミルフィーユ”状態の安倍首相の大嘘2018後編7本をご一読あれ! ◎大嘘その9 「国有地の払い下げか認可について、私や私の妻や事務所が関われば、責任をとると言うことを申し上げたわけでございます」 2月26日、衆院予算委員会  昨年、安倍首相が国会で宣言した「私や妻が関係していたということになれば、私は総理大臣首相も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」という発言を忘れた人はいないだろう。ご存じの通り、昭恵氏付きの秘書だった谷査恵子氏は財務省に“口利きFAX”を送信、その後これらはすべて叶えられるという満額回答を引き出していた。つまり昭恵氏は「関係していた」のは明々白々で、さっさと総理も国会議員も辞めていただかなくてはならないのだが、それを安倍首相は「国有地の払い下げか認可に関わっていたらの話」だと主張しはじめたのである。  しかも、だ。5月28日の参院予算委員会ではさらにこう答弁した。 「贈収賄ではまったくないってことは申し上げておきたい。そしてそういう、私は文脈のなかにおいて(自分や妻が)一切関わってないということを申し上げているわけでございます」 「関係していたら辞める」と言っていたのが、いつのまにか「金品の授受という意味で関わっていない」と後出しジャンケンで発言を修正してくるとは……。だが、この苦し紛れの姑息な答弁修正は、昭恵夫人のかかわりを安倍首相が認めていることの何よりの証明だろう。 ◎大嘘その10 「(改ざん前文書が存在することは)11日に報告を受けた」 3月14日、参院予算委員会  森友の決裁文書が改ざんされていた──今年3月2日に朝日新聞のスクープによって発覚した公文書改ざん問題。これは間違いなく戦後日本の歴史のなかでも類を見ない深刻かつ重大な国家犯罪であり、民主主義の根幹を揺るがす大問題だが、当初、安倍首相は「捜査に影響する」などと言い逃れ、麻生太郎財務相も「6日に調査結果を出す」と言いながら直前になって「捜査が終わらないと個別な調査がなかなかしにくい」と文書の開示を拒否する予防線を張る動きを見せていた。しかし、週末金曜日の9日になって近畿財務局で直接改ざんを命じられた職員の自殺が伝えられると、財務省は「書き換え」を認める方針を打ち出し、週明け月曜の12日に改ざん前文書の公表へといたった。  そんななか、安倍首相は改ざん前文書が存在することを公表の前日である「11日に報告を受けた」と答弁したのだが、これが大嘘であることがすぐさまバレた。菅義偉官房長官が6日には安倍首相も「承知」していたと認めたのだ。  そもそも、改ざんの事実を安倍首相が今年3月6日に知ったなどということもあり得ず、むしろ安倍官邸が改ざんを主導したとしか考えられないのだが、この「11日に知った」という答弁が嘘だと判明してからも、安倍首相は開き直って「事実関係を確認できるのは財務省だけ」「私たちがそれを乗り越えて確認できない」と強調したのである。  普段は「強いリーダーシップを発揮する。これがトップである私の責任だ」などと言うくせに、不都合な問題では「事実の確認」さえできない。それが安倍総理の実態なのだ。   ◎大嘘その11 「前川前次官ですらですね、京産大はすでに出していたんですが、そのことはまだ準備がまだ十分じゃないという認識の上に、熟度は十分ではないという認識の上に、加計学園しかなかったとおっしゃっていたわけであります」 5月14日、衆院予算委員会  平気で嘘をつくだけではなく、自分が貶めてきた相手を都合よくもち出して正当化の材料に使うとは……。もちろん、前川喜平・元文科事務次官が京都産業大学よりも加計学園のほうが獣医学部新設計画の熟度が上だったと認めたことなど一度もなく、安倍首相のこの答弁のあとに前川氏が発表したコメントでも〈2016年10月17日の京産大��提案内容を知らされていない私が、加計学園の提案と京産大の提案とを比較考量することは不可能〉と反論。同時に、安倍首相が「前川前次官も含め、誰一人として私から国家戦略特区における獣医学部新設について何らの指示も受けていないことがすでに明らかになっている」と強弁しつづけていることに対しても〈私は加計学園の獣医学部の平成30年度新設が安倍首相自身の強い意向だという認識を持っていました〉とし、〈安倍首相が加計学園の獣医学部新設に自分が関与していないと主張するための材料として、私の名前に言及することは極めて心外であり、私の名前をこのように使わないでいただきたいと思います〉と釘を刺したのだった。  だが、こうした反論を受けていながら、その後も安倍首相は何食わぬ顔で前川氏の名前を出して「私から指示を受けたり依頼を受けた人は一人もいない」と言いつづけている。ゲッベルスが言ったとされる、「たとえ嘘であっても100回聴かされれば真実と思い込むようになる」という言葉を地でゆく首相……恐ろしさしかない。 ◎大嘘その12 「かつてですね、私がNHKに圧力をかけたという、まったくこれは捏造の報道をされたことがあります。そして朝日新聞は検証したんですが、私が圧力をかけたという事実を掴めることができなかったという検証だった。でも、彼らが間違ったとは一度も書かない。で、私に一度も謝らない」 2月13日、衆院予算委員会  総理大臣がメディアを名指しして猛批判を繰り広げる下劣さに慣らされつつあるが、今年も安倍首相は国会で朝日新聞バッシングを展開。とくに聞き捨てならなかったのは、この発言だ。  安倍首相がここでもち出したのは、いまから13年前の2005年に朝日が報じたNHK番組改変問題のこと。日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷を取り上げたETV特集『問われる戦時性暴力』の放送直前に内閣官房副長官だった安倍氏らが放送直前に政治的な圧力をかけ、その結果、番組が改変されたと2005年1月に朝日が報じた問題だ。当時、安倍氏は各局の番組に出演しては圧力をかけたという事実の否定と朝日批判を繰り返し、自民党は朝日への選挙広告の出稿もストップ。当初は強気な姿勢だった朝日も、同年9月に取材が不十分だったとする記者会見を開くにいたった。  しかし、朝日が弱腰になっただけで、安倍氏が番組に圧力をかけたことは事実だ。現に、同番組の取材を受けた市民団体が NHKを訴えた裁判の控訴審判決では、裁判長が「制作に携わる者の方針を離れて、国会議員などの発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度し、当たり障りのないよう番組を改変した」と指摘。さらに判決理由の要旨では「安倍氏は、いわゆる従軍慰安婦問題について持論を展開した後、NHKが求められている公正中立の立場で報道すべきではないかと指摘した」とされている。  しかも、朝日は安倍氏らが圧力をかけたことを裏付ける証言を番組放送時のNHK放送総局長から得ていた。その中身を公表したジャーナリストの魚住昭氏のレポートによれば、放送総局長は安倍氏らとの面談について「脅しとは思った」「圧力とは感じる」と述べた上、安倍氏との面会時の様子を、こう証言している。 「先生はなかなか頭がいい。抽象的な言い方で人を攻めてきて、いやな奴だなあと思った要素があった。ストレートに言わない要素が一方であった。「勘ぐれ、お前」みたいな言い方をした部分もある」 「勘ぐれ」──。安倍首相が恫喝のために吐いたこの一言は、いわば「忖度しろ」と言っているのと同じだ。加計学園問題における「総理のご意向」という言葉が思い返されるようだが、安倍首相はこうやって昔から、直接的な指示ではなく「勘ぐれ」というような直接的ではない脅し文句によって、圧力をかけたり忖度を引き出してきたのではないのか。  NHK番組改変問題は安倍首相が言うような「捏造の報道」などではけっしてなく、安倍首相が番組に介入し圧力をかけたことは紛れもない事実だ。「私に一度も謝らない」と言う前に、自分がついた数々の嘘について、まずは���民に謝るべきだろう。 ◎大嘘その13 「これはむしろ私が関わりがあるということではまったくなくてですね、私は一切の関わりを断ってきたなかにおいて発生した事件であるわけであります」 7月17日、参院内閣委員会  今年、ネット上で大きな話題となった“安倍ネタ”といえば、やはり「#ケチって火炎瓶」問題を忘れるわけにはいかない。  ごく簡単に説明すると、1999年におこなわれた下関市長選をめぐり、安倍事務所が暴力団とも関係が深い前科8犯のブローカー・小山佐市氏に選挙妨害を依頼。その後、安倍事務所は男と交わした“見返り”の約束を破ったため、翌2000年に男は暴力団員を使って安倍邸を放火。その後、2003年に小山氏が逮捕された。  それが今年、ジャーナリスト・山岡俊介氏が2月に出所したばかりの小山氏との接触に成功。安倍首相が選挙妨害に関与していた“決定的物証”を手に入れたため、ネット上では大きな話題となったのだ(詳しくは過去記事を参照→https://lite-ra.com/2018/07/post-4108.html、https://lite-ra.com/2018/07/post-4111.html)。  そして、この問題を、“みなさまの鉄砲玉”こと山本太郎議員が国会で安倍首相に追及。すると、安倍首相は“恐喝されても屈しなかったから火炎瓶襲撃の被害に遭った。むしろ自分は被害者だ”と主張したのである。  言い訳が「自分は被害者だ」とは、まるで森友問題で籠池泰典氏に対してとった態度を彷彿とさせるが、その主張の嘘まやかしもまったく同じだ。そもそも、小山氏は安倍事務所への恐喝については起訴猶予で釈放されている。また、仮にそれが恐喝まがいの要求だったとしても、問題なのはそれ自体ではなく、小山氏にそういう要求をさせた原因ではないか。小山氏が放火未遂に及んだのは、安倍事務所から依頼された選挙妨害を実行したのに、見返りの約束が果たされなかったからなのである。  実際、これは裁判でも認められている“事実”だ。2007年に出た判決公判で福岡地裁小倉支部の野島秀夫裁判長(当時)は、「(小山被告は)事件の1年前に行われた下関市長選挙に関して安倍総理大臣側に協力したのに金銭の要求を拒絶された。この恨みを晴らすとともに、暴力に訴えて多額の金銭を得ようとつきあいがあった組長に犯行を依頼した」と述べているのだ。  しかも、山岡氏の取材に応じた小山氏は、選挙妨害の詳細から見返りの約束の内容まで事細かに証言。見返りが実行されないことに業を煮やした小山氏サイドと安倍本人が直接面会して“秘密会談”をおこなったこと、さらには交渉内容を確認して署名捺印した記録文書を提示。そこには〈安倍晋三 秘書 竹田力〉というサインと捺印が入っている。──つまり、安倍事務所が依頼した違法な選挙妨害を口封じするために、安倍首相自身が小山の突きつけた要求に応じる約束をおこなっていたのだ。 「ケチって火炎瓶」とは言い得て妙だが、それにしても、反社会的勢力に通じた人間に選挙妨害を依頼する、そのダーティさにぞっとせずにはいられない。 ◎大嘘その14 「今後とも県民のみなさまの気持ちに寄り添う」 10月12日、玉城デニー沖縄県知事との会談で  こう言ってから、わずか約2カ月後の12月14日、政府は辺野古の海に土砂を投入し���。対話を拒否しまくった翁長雄志・前知事時代とは違い、安倍首相は表向き「対話路線」を強調したものの、たんに「対話には応じた」という既成事実をつくっただけ。県知事選で「辺野古新基地建設反対」を掲げて与党推薦候補に約8万票もの差をつけて玉城氏が圧勝した選挙結果を一顧だにせず、「気持ちに寄り添う」どころか気持ちを踏みにじり、牙を剥いてみせたのだ。  そもそも、安倍首相に「気持ちに寄り添う」つもりなどさらさらなかった。現に、今年1月5日に出演した櫻井よしこ率いるネトウヨ番組『櫻LIVE 新春スペシャル「安倍首相に華やかさくら組が迫る!」』出演時には、「(在沖米軍の)訓練はときとして迷惑になることもありますが、それを受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる」と発言。米軍の訓練が住民の生活に支障を与えているだけでなく命の危険さえ生じさせている事実が歴然と沖縄にはあるというのに、“いざというときのために我慢して受け入れろ”と安倍首相は投げつけているのだ。これは、本土決戦の時間稼ぎのために沖縄を捨て石にした、戦時中の発想そのものではないか。  安倍首相はミエミエの嘘をつかず、はっきり国会でも「沖縄は我慢しろ」と言えばいい。そうすれば、いかに安倍首相が国民の命を軽視しているか、その正体が多くの人に伝わるだろう。 ◎大嘘その15 「(森友と加計問題については昨年の総選挙で)国民のみなさまの審判を仰いだところ」 9月14日、日本記者クラブでの総裁選討論会で  今年も山のように嘘を吐きつづけた安倍首相だが、もっとも仰け反ったのはコレだろう。昨年の解散発表時、安倍首相は森友・加計問題について「国民のみなさまに対してご説明もしながら選挙をおこなう」と明言したが、蓋を開けてみれば、選挙中は「街頭演説で説明するより国会で説明したい」と言い出し、選挙後は「国会において丁寧な説明を積み重ねて参りました」と開き直った。国民の審判など、ただの一度も仰いでないのだ。  だいたい、森友学園の公文書改ざんが発覚したのも、加計学園問題で愛媛県から「首相案件」と記した文書が見つかったのも、今年に入ってからの話。なのに、全部ひっくるめて「昨年の総選挙で国民の審判を仰いで圧勝しましたけど何か?」と言わんばかりにふんぞり返ったのである。  いま、永田町では、安倍首相が来年、衆参同時選挙に打って出るのではないかという噂が流れている。選挙で改憲のカの字も出さなくても、この男は「国民の負託に応える」などと言って一気に改憲へと突き進むだろう。選挙で止めなくては、嘘とデタラメでどこまでも暴走する。そのことをけっして忘れてはいけないだろう。 ----------------------------------------------------------------  今年、安倍首相がついた嘘はこれだけにかぎらないのだが、いかがだったろうか。  だが、安倍首相は「稀代の嘘つき」であるだけでなく「知性や品性のなさ」、はっきり言うとバカ丸出しかつ人間性を疑わざるを得ない無神経さという問題がある。そして、今年もそうした発言が大量にあった。次の記事では、そうした「バカ丸出し&人格破綻」発言集をお送りしたいと思うので、ご期待いただきたい。 litera (前編) https://lite-ra.com/2018/12/post-4455.html litera (後編) https://lite-ra.com/2018/12/post-4456.html
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sandacsakurai · 6 years
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交換小説「サイレントライン-超えてはならない壁-」
奇数回=オッセルヴァンツァ
偶数回=サクライ
人類は又しても過ちを犯した
第三次大戦勃発により、世界は核の炎に包まれた。 大地は汚染され、人類の生活拠点は地下2000m下まで追いやられた。 にもかかわらず、人類は地下の限られた資源や領地の奪い合いに奮闘し、遂には汚染された地上にまで争いは広がった。 世界に生まれた1人の少女「スミカ」
「コンドームは避妊以外にも水を入れて運ぶのにも使えて便利ね〜、セックスした事無いけど」
彼女もまた、そんな過酷な世界を生き抜こうとしている…
スミカは戦争孤児であり、少女ながら地下世界の労働者として働いて生き延びている。 娯楽の少ない地下での彼女の持つ趣味はスクラップの山を漁る事である。 「さ〜てと、今日もトレジャーしますか〜!おや?こんな場所に人が居るなんて珍しいな…誰だろう?」 そこに居たのは…
老人は目的の場所に辿り着くと、地面に崩れ落ちた。 腹部に負った傷からは、体の体積以上ではないかというほど体液が流れ落ち、意識も強靭な意志で辛うじて保っている状態だった。死に場所をスクラップ置き場に選んだのは、自身の死後に安らかな眠りが許されないことを知っているからに他ならない。 老人は追われていた。その組織は必ず老人の死体を見つけ出し、その前後を調べ尽くす。だからこそ、どこぞの集落で誰かに看取られるような死は許されない。その集落を彼らは焼き払うに決まっている。視線を下ろすと、腹部から流れる体液が足の先まで真っ赤に染めていた。一人孤独にゴミに埋もれて死ぬ。それが体制と戦った老人に許された眠り方だった。 はずだった。
少女が老人を見下ろしていた。押し殺していた感情が、孤独と恐怖が溢れ、老人は涙ぐんだ。きっと彼女は天使なのだ。
「はぁ〜下半身から血ぃ吹き出して死んでる。はじめてみた。これテクノブレイクだよね?」
老人は認識の誤りを悔いて、涙を引っ込めた。
「賢者タイムの所悪いけど、おじさんもう歳なんだから無理しちゃダメだよ。死んじゃうよ?」 スミカは謎の老人に近づこうとすると。 「それ以上くるんじゃない、早く逃げるんじゃ!」 老人が苦しそうに叫ぶ。 いい歳して中二病?まぁいっか、暇だし付き合おう。 「怪我をしている人を置いていくなんて、そんな事私にはできないよ!」 老人は驚いた、さっきまでの彼女の下ネタ発言を忘れ、涙した。 「お前さんはまだ若い、ワシなんか構わずに逃げるんじゃ、もう時間がない!」 「もう、強情だな〜。私達しかいないんだからテンポ良くいこうよ…ん?誰か来た?」 瓦礫の山越しに複数の足音とライトの光が見えた。 「今ならまだ間に合う、早く逃げるんじゃ!」 老人の忠告を無視して少女は地面に耳を当てる。 「数は4…いや5人…それならコレだけで充分だね」 少女がバックから煉瓦サイズの粘土の様な塊を取り出した。 「お前さん、一体何をする気じゃ…」 「爆弾作るんだよ、悪いか?」 「いや、悪かねぇ…」 そうすると少女は通路の隅に爆弾を仕掛け、その上に鉄板を被せ、更にボルトや釘を寄せ集め山盛りに乗せた。 「さあ、おじさん逃げるよ!」 「イダダダダだッ!!」 少女は老人を引きずり物陰へと隠れた。
ハガネは溜息を漏らした。 ここ数日は残業ばかりだ。逃げた老人を探すというふざけた任務。
そもそもハガネは公務員のはずだった。しかし今は両手でやっと持てる銃器を手に、老人を探して連行するような、怪しい仕事を任される立場になってしまった。ちょっと飲み会で、嫌いな上司に絡んだだけというのに、国家の犬の中でも1番の汚れ仕事である始末屋になってしまった。対象人物を捕獲して組織に差し出すまでが彼の仕事だ。 その老人に関しては詳しく知らない。デマの情報を流して社会を混乱に陥れるテロリスト、とだけ聞いている。どうにも仲間が数人いるようだが、そのほとんどは職場の同僚たちが片付けてしまった。
もう一度ハガネは溜息を漏らした。 安定を求めて公務員になったのに、全て台無しだ。そのせいで彼女にも見限られて、今は夜中まで働き、一人の自室に帰って寝るだけ。そしてまた早朝から激務が始まる。若くて興味や意欲…つまりやりたいことがいっぱいある時に、ひたすら社会に体力を差し出す毎日。
「オレは何のために生きてるんだろう」 ハガネは3度目の溜息をつくことは出来なかった。 炸裂音と共に何かが爆発して意識を失った。 彼の同僚たちも同じだった。ただ一人、彼らの班長となる大男だけ、問題なく武器を構えていた。彼は他の使い捨ての「兵士」たちとは装備が違う。彼は冷静に爆煙が散るのを待ち、敵を探して視野を振った。
炸裂音が聞こえたが、少女は見向きもせずに老人にバックに入っていた軍用エイドキットで応急処置を施していた。 「よし、お手上げだ!やるだけやったが、こん道具じゃ気休めにしかならねぇよ」 「いや、ありがとう…だいぶ楽になったよ…それよりもお前さん、何故ワシを助けてくれた?その年で応急処置や爆弾の破片効果なんてどこで習った?」 「バカっお前そんな長ったらしいセリフ言ったら…」 「お前達、そこを動くな」 「ほら来た」 振り向いて見ると、1人の重装備の兵士が銃をこちらに向けていた。 スミカはソイツの肩の識別ワッペンを見て傭兵派遣会社から派遣された兵だと理解した。 「あ、爺さんの名前聞いてなかったな。あたいスミカってんだよろしくな」 「え?わ…ワシはエミールじゃ」 「あ、ついでに名乗っとくが、俺はステイサムだ」 エミールは場の空気に困惑した。
「それでどうする?大人しく爺さんを差し出してお花を摘みに行くか?」 「あたしゃスミカだ!こっちがエミール!前回の自己紹介を無駄にするなステイサムッ」 「なーに、こうやって何度か呼び合わないと読者の皆さんが覚えてくれないだろう?」 「おまえに関しては心配ないと思うぞステイサム!」
「それで…どうする?」 銃をたてステイサムが、答えは分かっているくせにニヤリと笑って問う。 「そりゃあ分かりきってんだろう…。まだサクライはあたしのキャラを掴んでないからね…とくに理由はなくても、主人公なら、…人助けしないとなァア!!」 スミカが後ろから弾かれたように飛び込んだ。 「ふん!それは俺も同じこと…!サクライはステイサム主演映画を2本も観てないからな!俺のキャラもまだ不安定…サクライの担当回で攻めてくるなど愚かなり…スミカ!」 スミカは走りながら、 「しゃら…」 気絶した兵の銃を取ると、 「くせェエエ!!」 鈍器として敵に振り落とした。
しかしそれを片手で防ぐステイサム。 「…この攻撃力、貴様ただのガキじゃないな」 「くく、やっと気付いたか…!」 「何者だ…!」
ステイサムは片手のまま、スミカを跳ね返す。 着地して体制を整えてスミカが返す。 「聞いて驚くな!あたしは…」 ステイサムが聴き入る。 「地下世界の…」 「まさか…!」 「日雇いの労働者だ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
「なんだとォ。…あの、安月給でサービス残業あたり前で、過酷な労働によって強靭な肉体を鍛え上げてしまう…あの、地下世界のスーパー労働者か…!!!」 「そうだ。ついでに大抵の場合、ジリ貧金ナシだからバイトで少年兵の経験もあり、戦闘に慣れている!」 「くそォオ‼︎愚かなのは俺だ‼︎日本のサラリーマンに次ぐ最強の戦闘民族、地下の労働者に手を出すとは……‼︎‼︎‼︎」 「今頃気付いても遅い!覚悟はいいな!JJステイサム‼︎‼︎‼︎」 勝ちを確信して銃(鈍器)を振り上げたスミカが、突如爆風に飛ばされる。 「こうなれば俺も出し惜しみはしてられぬ」 「貴様ぁ…ステイサムの癖に変身するのか…!!」 「私は、髪の毛の後退に比例して戦闘力が上下する民族の末裔なのだ。この頭を見ればわかるな!これが最強形態だ!!!!」 「ぬかった!さっきの一撃で倒しておけば…‼︎なんという気迫だ‼︎‼︎」 「ハッハッハもう遅い!そしてもう一つ教えてやる!この形態の持続時間は3分もない!つまり次のエピソードでこの戦いには決着がつく!」 「なにィ⁉︎」 とオッセルヴァンツァが言ったかどうか、サクライには知る由もない。
2人の力の波動は密集した地下世界全てを包み込んだ。 常人にはただの空気の振動にしか感じ取れないが、地下政府の軍事研究室の培養カプセルで眠っていた究極生命体は違った。 研究員L「おい、何か揺れなかったか?」 研究員S「別の区画の兵器試験場からだろ、アレ成功したのかな?」 研究員L「あんなモノが実用化されたら、いよいよこの世界は終わりだ。」 研究員S「おいおい、作った本人が言う台詞かよ。」 研究員L「ハハハ、それもそだな。それよりもこの筋肉ムキムキマッチョマンの変態は何なんだ?」 研究員S「お前に負けてられないなと思って2徹して作ったんだ、いいだろ?」 研究員L「ああ、いかにもお前らしいよ。ところでさっきから気になってたんだけど、コイツの脈拍数値がおかしくないか?」 研究員S「え?あ、本当だ。まぁこんなモン叩きゃ大丈夫さ。どうした!この根性無し!!」 モニターを叩いていると、培養カプセルの中で眠っていた巨漢がギロリと此方を見つめる。 研究員L「なあ、マッチョがコッチ見てるぞ。」 研究員S「あ、本当だ。よう元気か?」 次の瞬間、巨漢が雄叫びを上げ、研究室が光に包まれ吹き飛んだ。
ステイサム「どうした!その程度かスミカ!」 スミカ「クソッ!攻撃を防ぐので精一杯だ!」 エミール「一体…何がどうなっているんだ…!?」 ステイサム「ん?この強大な気は…!?」 スミカ「クソッ!まだ何かくるのかよ!」
8 
爆風に飛ばされて、一瞬耳がきーんと聞こえなくなった。 スミカはやっとこさ立ち上がり、キョロキョロと首を振った。 ステイサムが右腕を抑えて立ち尽くしているのを、スミカは見つけた。 「おいステイサム。これおまえの超必殺技か?やれやれなんてパワーだ、地形が変わっちまったぞ。まぁスクラップしかないからゴミが入れ替わっただけだけどな!ハハハハハ」 「俺じゃねぇ…。あいつだ」 ステイサムは空を見上げていた。スミカも同じところを見てみると、そこでは筋肉質な男が逆光を背負って浮いていた。 「なんだおまえは…」 「私はアーノルド」 「おいおい、あと二人は出てきそうな名前だな」
アーノルドが腕を振ると、直径0.5キロ四方のスクラップの山が消し飛んだ。 「私は、すべてを破壊する」 「ちくしょォ!さらなる強敵を前にかつての強敵と共闘する…ってやつかァ!主人公って忙しいなッ」 「私はムリだ。スミカよ…」 「なんだよ!遠慮せずもっとハゲ散らかせステイサム!」 「言っただろう。3分は保たないと。もう髪がまた延びるまで私は戦えない。そして私はもう更年期だ。髪はそう簡単には伸びない…。もうおしまいだ…」 「そりゃねえぜ!任務はどうした!エミールのジジイをぶっ殺すんじゃねぇのか!がんばれよ!エミールを一緒に血祭りにしようぜ⁉︎………そういやエミールどこいった?」 「気持ちは嬉しいが俺の任務は、エミール・ラスコピッチの持つデータの抹殺。このままここをアーノルドが破壊すれば、任務は完了だ」 「なんだよそりゃ!自分ごと抹殺して任務完了⁈どこの大和魂神風精神だ、ふざけんな!家に帰るまでが任務だろうが!ちゃんとエミールぶっ殺して…データとやらをぶっ壊して…家族のところに元気で帰れよ!!」 「ふ…俺は一人ものだよ。…スミカおまえには、もっと…はやく、会いたかったぜ」 ステイサムはそう言うと、最後の力でスミカを遠くに蹴り飛ばし、 「いくぞアーノルド!!旧式の意地を見せてやる!!!」 全身に武装していた火薬に火を放ち、 「ふざけんな!!ステイサムがアーノルドに殺されるなんて、過激派の映画ファンが読んだらどうすんだ!!サクライもオッセルヴァンツァも殺されるぞ !やめろォオ!!」 自爆した。
ステイサムが死んだ。
俺は連邦捜査官のジャック。 政府の極秘データを持ち出した男を追っている途中で妙な爆発音を聴き、その場所へ向かうと。そこには見るも無残な研究室が目に入った。 俺は生存者がいないか探していると、瓦礫の中から突き出ている金属でできた手を見つけた。 その手は壁に開いた巨大な穴を指差していた。 俺は無線で救援部隊に研究室を任せ、その巨大な穴の先を捜索した。
俺は直ぐに爆薬で開けた穴ではない事に気付いた、これは何かが力づくで穴を開けていることに… 研究室で一体ナニが起きたんだ? 得体の知れない恐怖で次第に大きく早く脈を打ち、額から汗が流れ落ちる。 進むに連れ何やら大きな音が聞こえてくる。 穴の終着地で俺はハゲ頭のおっさんが大声でナニに向かって叫び、次の瞬間そのおっさんは自爆した。
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「すごい爆発だった…。これではナニも無事ではあるまい」 巨大なクレーターとなったスクラップ置場跡地、ジャックはせめて何か手がかりがないか歩いた。そのとき、ジャックの足元で何かが動いた。 瓦礫を掘り進めてみると、治療の形跡のある老人が出てきた。 重症を負っている。 「おい!大丈夫かしっかりしろ!」 「…う、なんじゃ…。吹き替え洋画のような早口で、やたら低い声がするの…」 「俺はジャック!なにがあったんだッ」 「うぅ、確か天使に会って…。そうじゃ!スミカ!スミカは無事か⁈」 「残念だがこの爆発だ。周辺のやつはほとんど死んだだろう…」 「しかし!ワシも、おまえさんも生きている!スミカも生きているに決まってる!」 「あんたは瓦礫の陰にいて助かった。俺に関しては…、俺は視聴率がある限り、何年でも引き延ばされる呪いを背負っている。簡単には死ねないんだ。ご都合主義の呪いだ。クソォ!!」 「よくわからんが、これをスミカという少女に渡してくれないか」 ピエールは銀色のペンダントを取り出した。 「これは今は首飾りの形をしているが、いざというとき、必ず彼女の力になる…。彼女の、スミカの戦いを見て、スミカに託すしかないと分かった…。ワシはもう長くない。頼む…。あんただけが頼りだ」 「なんだ、なんの話だ!わかるように言え!」 「…私は、長年仲間たちと、薬師丸浩公という研究者の研究成果を調べていた…」 「薬師丸ひろ子⁈何者だそいつは⁈」 「薬師丸浩公の研究を実用化すれば、汚染された地上を浄化することが…、つまり世界を救うことができたのじゃ…。それを利権で揉み消した者たちがいる…!自分たちの私腹を肥やすために…!世界を…未来を…!許せんッ!許してはならぬのだ!!」 「薬師丸ヒロコウ⁈ひろ子じゃなくてヒロコウか⁉︎もう一度頼む!」 「頼む…未来を…次の世代の為にも……。この首飾りには薬師丸の技術の一部が使われている。それを、スミカに託したいのだ…。頼んだぞ…」 ピエールの顔から血の気が引いた。 しかしその顔は、それとなく穏やかな、長く辛い戦いから解放された、安らかな顔だった。 「死んだ…のか…。」
あ、と漏らしてからジャックは改めて吠えた。 「…死んだッ⁉︎なぜだ!クソオオ!!」
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しまった、また俺は嘆いてしまった。だがこれが俺のアイデンティティなんだ! とにかく俺は名前を聞きそびれた老人ピエールの意思を継ぐ事になったが、ぎこちない演技をしそうなあの巨漢はなんなんだ?アレが研究室から抜け出したのか? とにかく俺はスミカを探す事にした。 「おい!大丈夫か?お前がスミカだな?ピエールがコレをお前にと言っていた!」 「イテテ…お前新しいキャラか、離婚してそうな顔してんなぁ。てかピエールって誰だよエミールだよ。サクライのやつ横文字苦手過ぎるだろ。」 「もう死んだから俺みたいに復活する事はないだろうから気にするな、それよりもあのターミネーターをどうする?」 「そんなモン今作初登場の使い捨てキャラのあたしが知るかよ!長期シリーズ主役のジャックが考えろよ!」 「そうだな、わかった。じぁあまずこのペンダントに何か仕掛けがあるか調べよう。ん?ここにボタンがあるな」 ジャックが調べると特に変化は無かった。 「何も起きねぇな」 「いや、コレはビーコンだ。どこに発信されているかはわからないが…」 すると突然宇宙船が現れ、中から人型の生き物が現れた。 「なぁ、あれプレデターだろ?」 「ああ、間違いない。プレデターだな、化け物には化け物をぶつける考えか!チクショウ!!」 そしてアーノルドとプレデターが睨み合うッ!
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「じゃ帰るか」 スミカはくるっと向きを変えて、すたすた歩きはじめた。 「ちょっとまて!亡きピエールの遺した戦いを見届けないのか!?」 「エミールだよ、さっき訂正しただろ。おまえどこで意地はってんだよ。……プレデターとアーノルドなら107分は時間稼いでくれるし、ついでに1億$くらい稼いでくれるだろ。もう2時だしあたいらの宿舎で飯食ってけよ」 「そうか、そうだな。じゃあありがたく頂こう。俺もしゃべり通しで腹が減った。それよりもう二時だと!?午後ローを見逃したじゃないかチクショオ!!」
スミカは小さく折り畳んでいたキックボードのような形の、反重力式の乗り物に飛び乗った。 「あんたも乗れよ。ボロだけど改造してあるから、もう一人くらい余裕だぜ」 「ああ、じゃあ乗らせてもらうよ。…しかしハイテクな乗り物だな」 「はあ!?こんな旧式のひろいもん、おまえいつも何に乗ってるんだ?」 「乗り物は現場でドライバーを脅して借りるものだ」 なんだそりゃ、と吐き捨ててスミカは一気に200キロで出発した。慣れない乗り物にジャックの顔の皮膚がアヘアヘに引っ張られた。
「ついたよ。これがあたいらの宿舎っていうか、住み込みで派遣先に運ばれる移動控え室かな」 それは亀の形をした巨大な要塞のような建造物だった。しかしよくみると重低音を響かせて少しずつ移動している。やはり戦艦にでも例えるべきか。 中に入ると、外から想像したよりずっと殺伐とした空間に労働者というにはあまりに幼い子供たちが生活していた。そのまま亀の中の食堂に向かうとスミカの知った顔が通りすがった。 「ああ、ジャックに紹介しとくよ。これがあたいの、数少ないここでの友達の…」
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「どうも、セガールだ。ここで料理長をしている」 「セガール?セガールだって!?チクショウ!!大物ばかり登場してるじゃないか!この調子じゃ、サクライがサメを登場させてしまうッ!コッチはまだB級サメ映画を観ていないんだぞ!」 「心配すんなよジャック、B級なんだから好きな事をテンポ良く進めればいいんだよ。それにコッチにはコックがいるんだ、サメを倒せる。」 「最近歳で腹が出てきて走り回るのが辛くなったが、大丈夫か?」 「空手は健在か?」 「ああ、勿論。」 「「じぁあ大丈夫だ」」 「それはよかった。それじゃ飯を用意しよう、まだ何も食べていないだろ?」 「ああ!ペコペコだぜ!」 「俺も同感だ」 「それじゃあこちらへ、案内しよう」 セガールに連れられ通路を進んでいく俺達、通路は思ったよりも広く見晴らしはいいが、チラホラと道の隅に寝ている老若男女がいる。 「そこで寝ているのは?」 「ここで住んでいる」 しばらく進んでいくと食堂に着いた、やはり多くの人間がいるからかとても広い。 「さて、ここがオレのテリトリーの食堂だ、何を御所望かな?」 「あたい半熟親子丼とミックスベリーパフェな」 「スシってあるか?食べてみたいんだが」 「ああ、勿論。ではどうぞ、お席でお待ちください」 俺達は近くのテーブルに座って食事を待っていると、1匹の犬がやってきた。 「ここでは犬が飼われているのか?」 「コイツはマックス、ここのエースの飼い犬だ」 「エース?どんな奴だ?」 「来たぜ、アイツだよ」 振り向くとそこにいたのは…
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「俺はクリステンセンだ」
「え⁈」 「え?」 予想外の人物に戸惑う周りに見かねて、スミカが説明口調で解説した。 「おまえ、あれだろ。目つき悪いダークサイド的なあれだろ。直前と違う姿で息子の前に霊体で現れて混乱を招いたあれだろ」 「なるほど!しかし何故ベイダー的なあれがエースなんだ」 「ふふ、なら目を瞑って声を聞くがいいぜパイロットさんよ……こい、マックス‼︎」 「チャックだ!チャックハンセンの声だ!…���かし吹替声優ネタなんて邪道だろクソォオ!」 「おまえが言うなよ、力也的なジャック」 「ウワァァ!ふざけるな!ふざけるな!バカヤロォォオ」
セガールの所にスミカと同い年の少女たちがやってきた。遅い昼食のようだ。 「こんちはシェフ」 「よう坊主ども。気分はどうだ?」 「最低」 「どうしたんだ?」 「シルベスターと名乗るマッチョマンが現れて、この中で暴れてるんだ」 「なんだって⁉︎…それでCVは?ハザマだったか?」 「いや、あの声はササキだったね」 「チクショオオ!よりによってササキのシルベスターだとォ!ハザマなら少しは希望があったのに!そもそもネタがマニアックになってきててテレビキャラクターの俺では付いていける自信がなくなってきたぞ!このままじゃ置いてきぼりを食らう、チクショオオ」 「ウルセェな!いい加減しにろ!ブッ殺されたいのか‼︎‼︎」 大御所のシェフに怒鳴られたジャックは、心が折れて絶叫しながらトイレに逃げ込んだ。あと5話は立ち直らないだろう。
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「なあセガール、飯はできたのか?」 「ああ勿論、さあどうぞ召し上がれ」 セガールがワゴンカートから料理をテーブルに手際よく置いていく。 「ジャックが引きこもってしまったからこの寿司クリステンセン、お前が食うか?」 「いや、生の魚はダメなんだ」 「そうか、じぁあ俺が食うか」 「セガールよぉ、そうやって間食ばかりしてるから太るんだぞ。」 「日本食だから大丈夫さ」 和気あいあいとした空間が流れてゆく中、クリステンセンが話題を切り返す。 「なあセガール、政府が開発中の新兵器の噂を聞いていないか?」 「新兵器?いつも大したもの作ってないだろ」 「それが今回のヤツは違うらしい、何でも最強の動物を模したロボットだとか」 「動物?政府は動物園でも作る気か?」 「あたい馬に乗ってみたい!」 パフェを食べるスミカが目をキラキラさせている。 「それで、その最強の動物とはなんなんだ?ゴジラか?それともチャック・ノリス?」 「まだ分からない、ただ…」 「なんだ、勿体ぶらずに言えよ」
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「メガロドンだ」 「メガロドン⁉︎恐竜かなにかか」 「サメだ」 「あ⁈」 「サメだよサメ!馬鹿でかいサメだ!」 「じゃあなにか?政府は動物園の後は水族館を作るってのか!」 「知るかよ!オッセルヴァンツァがメカシャーク出せって言ってたんだ!俺が知るか!たしかに「メガシャークVSメカシャーク」はメガシャークシリーズの最高傑作だと思うし、近年の怪獣映画ラッシュの中じゃ「シン・ゴジラ」より「GODZILLAゴジラ」より「メガジャークVSメカシャーク」と「進撃の巨人エンド・オブ・ザ・ワールド」が最高だったけど」 「それを言ってるのはクリステンセンか?サクライか?」 「サクライって変わってるな…」
「今更だけどクリステンセンって長いからクリスって呼ぼうぜ」 「これだからジャップは…」 「ところでクリストファー、なんで地下政府のことそんなに詳しいんだ?」 「クリスって呼ばねぇのかよ!…ちょっと一つ前の研究が気になったのさ」 「そうかクリスベイダー、それはどんな研究なんだ」 「結局どう呼ぶ気なんだよ!…どうにも動物園と水族館の間に、やつらボディービルの会場を作ろうとしてたのさ」 「なぁ!もうめんどくせぇからベイダーって呼ぼうぜ?」 「おまえらそれ言いたかっただけだろ!」
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「俺の呼び名なんか後に…」 次の瞬間、食堂全体に激しい衝撃が起きた。 「痛って〜」 「Q」 「セガール黙れ」 「それより、何が起きたんだ?何かにぶつかった様な衝撃が来たぞ!」 「スミカとクーちゃんはここで待ってろ、俺は怪我人がいないか見てくる。」 「クーちゃんって俺?」 「無理すんなよオッサンー」
「さて、無理やり不自然にセガールが退場したところでクリステンセン。何で地下政府の兵器開発に精通しているんだ?」 「このペンダントのおかげだよ」 「あ、エミールのペンダント!テメー盗んだな!?」 「ここギガンテのメインハッチに落ちてたんだ」 「なんだキーアイテム落としちまったか、気を付けねぇと。でもどうやって兵器情報を知ったんだ、小ちゃいペンダントだぞ?」 「蓋を開いたらホログラムが投影されたんだ」 「はー、それ高価なヤツじゃん」 「中に入っている情報は地下政府に関するものや、兵器についてだった。コレをどこで拾った?」 「エミールって言う爺さんからくれたんだ、なんか傭兵に追われていたけどさ」 「傭兵?」
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「ステイサムのことか」 「なんで知ってるんだ?クリステンベイダー」 「俺も同じところで訓練を受けたことがあるんだ…!俺があそこに入ったころ、すでに彼は伝説の男の一人だったが」 「世の中狭いもんだなー」 「どうやら見えてきたぜ…。機関から伝説の男達が何人も参戦してるということは、政府は俺たちが思っていたよりも追い詰められているようだな…!なぜそんなことになっているのか…。思い当たることは一つ、薬師丸の事件が表沙汰になろうとして…。エミールという男…、政府に楯突こうとするテロリスト集団…、「アンブレイカブル」の者とみえる…。壊滅したと聞いていたが、生き残りがいたか…!」 「おおー!すげぇよクリステンベジータ!あれだけの情報から、突然設定を整理するかのようにそれだけのことつらつら語るなんて!本家のクリスもこれだけ洞察力がありゃ、闇堕ちせずに済んだだろうにな!ていうか読み返さないでそんなこと言って大丈夫か?なんか設定とりこぼしてたら、またオッセルヴァンツァに本編に組み込まれて辱められるぞ?」 「誰に言ってるんだよ。…つーかベジータって呼んだだろ!長台詞ぶち込むから、危うくベジータにツッコミ入れ損ねるところだったわ!」 「おめーなにカッカしてんだ?ブッ殺すぞ」 「口悪りぃな!そっちのネタかよ!」 「そんでよベジータ」 「もうその路線なのか⁈それでいくのか?」 「オラわくわくすっぞ」
突如、大爆発が起きた。この作品のことではない。この亀型住居、ギガンテが、爆発して跡形もなくなったのだ。もちろんスミカもベジータも生死不明。あのセガールでさえ…。しかしあの男、呪いを背負った、視聴率に突き動かされる男は違った。 彼は約束されていたのだ…!5話で復活することを…!そして次回が5話め…! 「チクショオオ!トイレで泣いてたらトイレが吹っ飛んだぞォオ!!なんでだァア」
ジャックの逆襲がはじまる…!
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トイレの棚に放置されていた漫画が思いのほか面白くてのめり込んでいると、俺は宙を舞っていた。 別に薬をやった訳ではない。いや、シーズン3でヘロイン中毒になるが、それは別次元の話だ! 何が起きたかを確認するために体を起こし、辺りを見回すとギガンテが爆発四散していた。 普通なら死んでいる筈だが、なんだかんだ死なない、それが俺の固有スキル。 「スミカー!セガール!クリステンセンー!」 絶望的な光景に俺は泣き崩れた。 「ちくしょう!何故関係無い人まで巻き込んでしまうんだ!?ダイハードかよ!!」 嘆き悲しんでいると、手元に小さな物体が落ちていた。 「これは…エミールのペンダント!いや、スミカのペンダントか?どっちだ…ちくしょう!」 ペンダントを開いてみるとホログラムが投影され、触れてみると操作出来ることに気づいた。 それには兵器開発や政府の機密データが記録されていた。 「これは…エミールの言っていた薬師丸の研究データ?放射能浄化装置だと…?」 研究レポートに添付されているデータがある。 俺はそれを開いて更に読み進め、とんでもない事を知った。
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シルベスターは虚無に囚われていた。 衝動に任せてギガンテを破壊し尽くしたが、その末には何も残らなかった。自分はこのまま、生涯兵器として破壊だけをくりかえす下らない人生を送るしかないのか…。
そのシルベスターの前に、見に覚えのない老人が現れた。 「虚しそうだなシルベスター」 「誰だおまえは」 「フォックスと名乗っておこう」 「なぜ俺の名を知っている…」 「お前たちの親、のような者だからさ」 「俺の…?…いや俺…たち、とは何だ?」 「お前たちは『DIE・栄華・スター』という人造人間シリーズだ。数々の英雄たちを最新科学で再現したクローンだ。だが、ある者が君らを意のままに操り、兵器として利用する機能を取り付けていた。そしてその者は、私の盟友ルーカスを洗脳し支配下に置くと、次々と政府に位置する王族の末裔たちを手中に収めていった。私も、もう陥落したと言っていい状態だ」 「王族?フォックス…おまえも王族なのか」 「トゥエンティ・センチュリア家の末裔…センチュリー・フォックスだ」 「その黒幕の正体を教えてくれ」 「正体は不明だ。だが、奴は『夢の国・鼠アイランド』で世界を支配しようという野望から、こう呼ばれる…ビッグマウスと」 「王族の末裔たちが政府内で争い…、我々を生み出した。なんと下らない存在理由だ」 「君たちは4人とも記憶を失った状態であらゆる場所で、自分の正体を知らずに生活している。しかし今の君…シルベスターのように、一度ビッグマウスから信号が送られれば一変、兵器として奴の希望どうりに殺戮を繰り返すのみだ」 「なんということだ…この生涯に一片の価値もなかったのだ」 「しかし希望はある」 「本当か」 「君たちは元々英雄だ!信号などに負けるな!君たちが目覚め、力を合わせれば鼠一匹など怖くはない!頼む!…おまえたちに希望を託しながら、兵器にするのを許してしまった私を許してくれ…」 刹那、フォックスの身体が透けて透明になりはじめた。 「ついに最期か。鼠め…。…頼んだぞ、息子よ」 シルベスターは生みの親の一人を看取った。しかし彼に悲観はなかった。意味のない人生に絶望した彼が、はじめて生きる意味を、戦う意味を見つけたのだ。彼はトレーニングを始めた。右手でファンファーレを吹きながら、左手でリンゴを齧った。かつて、足を引きずって上がっていた階段を一気に駆け上がった。 最終決戦に向けて、駆け上がった高みから絶叫した。 「エぃドリアァアン!!!」
薬師丸の真実に迫るジャック、黒幕との決戦を決意したシルベスター、そして生死不明のスミカ…。はたしてビッグマウスの正体は、薬師丸事件の真実は…!5話先に最終決戦が迫っていた…!
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シルベスターは決意した、全ての元凶であるビックマウスを倒すと。 だが、ビックマウスを倒すという事は、国を敵に回す事でもある。 「俺1人でもやってやる、何があろうとも…」
「1人で抱え込むな大馬鹿野郎!でもソイツに付き合える馬鹿は俺達しかいない!」
馴染みのある声にシルベスターが振り向くと、そこには懐かしの兄弟達がいた。 「ステイサム! それにアーノルドとセガール、生きていたか!」 「勝手に殺すなよ、俺達が死ぬわけがないだろ」 「俺達はチームであり家族だ、大事な家族の為なら何だってやるさ」 「ありがとう…みんな…! よしやろう、俺達なら出来る!」 「「おう!!」」 こうして4人の男達の戦いが始まった。 「なあ、シルベスター。作戦はあるのか?まさか敵のど真ん中に突っ込んで皆殺しにするわけじゃないだろう?」 「そりゃいいね、昔を思い出すよ。」 アーノルドは懐かしむように呟いた。 「幾ら何でもそれは無謀だ」 「作戦はあるのか?」 「あるさ、とっておきのがな」 シルベスターは得意げに言った。 「いつも通り、俺達のやり方でやる。それだけだ。」 「そりゃいい!ドンパチ賑やかにしようじゃないか!」 アーノルドはわくわくとした表情で今にでも走り出しそうだ。 「よし!まずは武器弾薬車両が必要だ、買物にいくぞ!」 「「おう!」」 今から祭りの準備をする子供のの様に無邪気に返事をした。
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私の名は薬師丸浩公。 ずっと原子に関する研究を続けていたが、現政府の元でそれを続けるのは容易なことではなく、公に専門家の協力を募ることもできないため、あらゆる知識を身につけることになり、現在は何を専門としていたのか分からなくなるほど私の研究は多岐に渡っている。 そんな私がSS効果を発見したのは一年前、すぐさま実用化したSSS(SSシステム)を発表しようとしたが政府はそれを許さなかった。SSは、物質の形状を一段階前に戻すことができ、たとえ放射線に晒され壊れた細胞も、周辺の細胞の記憶を引き出して復元することができる。 これを一大スケールで採用すれば、汚染された世界を修復することも将来的には可能であり、更にはあらゆる物質の耐久性、耐用年数の半永久化、様々な病気の治癒、それどころか不老長寿も視野に入るほどの夢の発見だった。 私は世紀の発見に浮かれていて、気付いていなかった。SSSがあらゆる夢を叶えるということは、あらゆる現実が崩壊し損害を被る人間が余りにも多いことを。耐用年数がなくなればあらゆる産業が乾き、不老長寿は医療関連、美容健康商売にとどめを刺す。 放射線��汚染により地上を追われそうになりながらも、人類はまだ目先の利益を諦められないのだ。 SSSを使えば十数年で地上は洗浄でき、放射性物質の問題は残るが、被曝を治癒することがSSSにより可能になればその対応も少しずつ進む、はずだった。 しかし、人々は今の社会システムを大きく変えることの方を恐れ、夢の発見は私もろとも歴史から消えた。 夢の発明とは、たどり着くのが困難だから夢なのではない。現実と矛盾し、現実を支配してる者たちに損をさせるから、だからこそ夢なのだ。 私は絶望し地の果てに身を隠した。 …だが私の夢は思わぬ形で叶うことになる。 世界に見捨てられ、世界を見捨てたおかげで私の研究は妻の病気を治すことに集中し、妻は持病を完治、半不老長寿を手に入れた。それだけで私は世界一の幸福を感じられた。 だがしかし妻は死んだ。何者かに徹底的に拷問を受けて、惨たらしく殺害された。犯人は分かっていた。政府の者たちだ。一度は捨て置いた私の夢を、世界にいよいよ汚染が広まった今になって拾いにやって来た。唯一の実証である妻を攫い、調べ、知っていることを吐かせるために、徹底的に痛めつけ殺したのだ。 わけもわからず、生涯かかっても感じないほどの苦しみを与えられ、無残に殺された、何も知らなかった私の愛するひと。
今度こそ世界に絶望した私だったが、そんな私が現実に戻ることができたのは…、彼女の遺してくれたもの…娘の存在があったからだ。 娘にもSSSの加護は備わっていた。遺伝というべきか。詳しくはわからない。だが、私たちの娘には異様な成長の遅さと、驚異的な治癒能力があった。娘は汚染された世界を物ともせず、のびのびと成長した。 私は決意した。妻のように、私のせいで娘が苦しむことはない。私は娘を労働者の宿舎に売った。過酷な労働も、SSを持つ娘なら心配いらないと思ったからだ。娘を“売った”収入は、家族にしかわからない場所に隠しておいた。娘がのちに回収できるよう。娘は私とともに生きないほうがいい。自分の研究のために妻を悲惨に死なせ、娘まで過酷な労働を強いた私に、未来など望めない。私はこのビデオメッセージを遺して消えるつもりだ。この世から、永久に。ただひとつ望むのは娘の、…スミカの…永い生涯が幸福なものであるよう。…それだけだ。
そこで薬師丸は悔しそうな表情をカメラから隠し、撮影を止めた。ペンダントに遺っていた衝撃の事実を知り、ジャックは放心していた。 「なんてこった…。あの、スミカが…薬師丸の娘…。地上を救う最後の希望だったなんて…。俺は、俺たちは、最後の希望を…死なせてしまった」 ジャックはその場でうずくまって声を漏らした。 「…ちくしょう」
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シルベルターはステイサムに質問した。 「なあステイサム、どこかいい店知ってるか?」 「何言ってんだ、お前も知ってる店だろ?」 そう言って、4人は軍用ジープである場所へ向かった。 「さて、壊物だな。」 アーノルドは何処からか重火器を取り出し、肩に担いだ。 セガールはというと、 「俺一押しのガバメントコレクションが火を吹くぜぇ!」 とお気に入りのカスタムを施した45口径ガバメントを2丁ホルスターにしまった。 「今から武器弾薬の100%OFFのバーゲンセールだ!!」 シルベルターの掛け声と共に、4人は軍事倉庫を襲撃した。 そう、たった4人でだ。 当然武器を持った集団が、正面ゲートから歩いてくるのを警備兵は見逃せなかった。 「おい止まれ!武器を捨てて両腕を頭のう…」 警備兵の1人が警告を言い終わる前に、セガールが頭に1発撃ち込んだ。 不審な武器集団が攻撃を仕掛けてきたので、すぐさま反撃しようとするも、 ステイサムとシルベルターが的確に門周辺の警備兵を撃ち抜いていく。 これだけの騒ぎが起きたので、ぞろぞろと警備兵の応援が門から出てくるも。 アーノルドの重機関銃が火を吹き、けたたましい轟音の後、目の前には誰も立っていなかった。 「ドアにノックもしたし、入ろうぜ。」 アーノルドがニヤリと笑うと白い歯が見えた。 釣られて3人もニヤリと笑う。 そして彼らは“買い物”を楽しんだ。
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「手を貸してくれ」 ジャックは思いつく限りの知人に助けを求めていた。自分の見殺しにしてしまった者の、遺志を継ぐつもりで政府と戦おうとしていた。ジャックは優秀な捜査官だ。一人では戦える相手でないことはよくわかっていた。 しかし、いい返事は一度も貰えなかった。誰もが世界を敵に回せる程、人生に失望はしていなかったのだ。そもそも彼の語る真実を信じられない者が大半だった。 「こいつイカれてるんじゃないか」「政府の陰謀?ドラマの見過ぎだぜ」心ない言葉を浴びせられることもあったが、ジャックはめげなかった。そんな彼の前に懐かしい顔が現れる。 「く、クリステンセン?生きていたのか!」 「ああ、懐かしいな」 「丁度いい、おまえに手伝って欲しいヤマがあるんだ」 「薬師丸のことをか」 なぜそのことを…?ジャックは異変を感じ取った。 しかし、遅かった。同時に、さっきスカウトしていた飲み屋が爆発した。クリステンセンが念力を使ったのは明白だった。ジャックの灰色の脳細胞は状況を察した。 「おまえ…。口止めか」 「流石だな捜査官。あの件は誰にも知られたくない。お前が言いふらすからここ数日は忙しかったよ」 「ちくしょう…俺が事情を説明した全員もか…。でも甘かったな。この件はすでにネット上にリークした!さすがに地下市民全員を始末するわけにはいくまい…!」 「なぜだ?」 クリスの予想外の返答に、流石のジャックも呆然となった。 「その程度もできないと思っているのか?連邦捜査官にあるまじき見当違いだな」 「政府が民を殺してどうする…!国民がいなくて政府など成り立たないぞ…!」 「はっはは!そうか!そこからか!いつ黒幕が政府だと思った。あの方にとって政府も地下市民も同じ!全人類が復讐の対象だ」 「なんだと…!何を言ってる!おまえのボスとは誰だ!おまえはなぜ闇に堕ちたのだ!クリス、おまえはギガンテで映画を愛する者たちと暮らしてたんじゃないのか!」 「映画こそ邪悪の権化だ!!全ての娯楽は放送コードに従い、親とみても気まずくならないファミリー向けに染まるべきなのだ!!」 「そこまで腐ったか!!そんな方針ではアバターもデッドプールも産まれなかったんだぞ!!」 「テレビヒーローの貴様がよく言う…。見ろ、この兵隊たちを。すべてあの方の配下だ」 そこには屈強な戦士たちが不気味に揃っていた。鋼鉄のアーマーを来た男、星のあしらった楯をかざす男、鋭利なツメを持つ男に車イスの超能力ハゲ。さらには、単眼で緑の化物と水色の大きな野獣というモンスターコンビ、喋る魚やスポーツカーに至るまで…。その軍隊は強大という言葉では足りない程の戦力を有していた。 「ジャック…。貴様が真実を公開したお陰で計画が早まった。責任を感じることはないぞ?あのお方は元から、生き残った人類すべてに復讐するつもりだった」 「クリステンセン…。おまえは、おまえたちは一体…、何をする生み出すつもりなんだ」 「ふ…夢の国さ」 ついにビックマウスの全人類に向けた総攻撃が始まった。しかし対抗しようという者たちもいる。少数だが最強の筋肉と意思をもつものたちが…。地下へと落ち延びた、人間たちの、最終決戦が、…始まった。
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軍事基地を完全に制圧したが、ステイサムは基地の指揮官だけは生かしたまま拘束していた。 「いいか坊や、通信が入って基地の状況を聞かされたら、“何も起きてない”と伝えるんだぞ、出来るな?」 指揮官はこの世の終わりのような顔で何度も頷いた。 「よし、いい子だ。だが見張ってるからな?悪子にはお仕置きが必要だ。」 ステイサムの感情のこもっていない言葉が指揮官の耳を通り抜ける。 「俺はここを見張ってるから、3人は装備を集めてくれ。」 するとアーノルドが1本の葉巻を取り出し、ステイサムに差し出した。 「暇つぶしにやるよ、とっておきのだ。」 「ありがとよ」 こうして3人はそれぞれ基地の倉庫を物色し、準備を始めた。 「シルベルター、乗り物は何にする?」 アーノルドが葉巻を吸いながら聞いた。 「あの戦車がいいだろう、複合装甲に120mm滑腔砲。乗員は4名、俺らにぴったりだ。」 成る程と言わんばかりにアーノルドが頷くと。 「デカイし舗装路を80キロ程しか出せんノロマの固いだけの乗り物だ。それよりもコイツはどうだ?」 と、セガールが指を指す先には2両が連結した戦闘装甲車だった。 「コイツなら何でも載せられて、必要ならば2両目を切り離せる。」 2人は納得した表情でうなづき、早速準備を始めた。 そのころステイサムはというと。 「この葉巻美味いな、お前も吸うか?」 指揮官は子犬の様に怯え、首を横に振る。 するとステイサムの持っている無線から連絡が来た。 「買い物が終わった様だな、吸いかけだが味わっておけ指揮官様よ。」 と、吸いかけの葉巻を指揮官の口に咥えさせた。 「じゃあな、達者でなぁ〜」 手を振って指揮官と別れを告げた。 十数分して倉庫に着くと、ステイサムは蔓延の笑みで喜び叫んだ。 「こりゃ最高にイカしたアートだな!」 準備をしていた3人もステイサムの反応を見て満足げに笑った。 「それじゃあいっちょ、ドライブに出かけるか。みんな、おめかしは済んだか?」 これから4人の大反撃が始まる。
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ビッグマウスの兵隊たちは、次々と政府の拠点を強襲していった。 突然の敵の出現に、何の準備もできていない政府軍は次々と陥落していった。圧倒的なその戦力に政府の最終兵器、独占禁死砲も歯が立たなかった。突然の襲撃に混乱する軍や民間人、その中にあって、ひとりの男だけが抵抗の舵を取っていた。人々へ呼びかけて体勢を立て直し、反撃を画策していた。連邦捜査官、ジャックだ。 ネズミの兵隊を仕切るクリステンセンは苛立っていた。 「なぜだ。これ以上計画を遅らせてはならないというのに。…奴を侮っていたか…?」
ジャックの元には次々と仲間が集まっていた。 「きてくれたかマイケル!」 「ライバルのピンチだ。何処からだって脱獄してやるさ」 二人は固い握手を交わした。ふたりは長年視聴率を争っていた戦友だ。 「俺もいるぜ」 「俺のシゴトにはこいつが必要不可欠でね」 「頼りにしてるぞ!リンカーン」 「ジャックおまえの働きのおかげで反撃の目処が立ってきた。アルバカーキでは科学者のブライアンが、セントラルシティにはグリーンア○ーとフラ○シュ、スー○ーガールと彼女の従兄弟も合流したらしい。まぁバッツがいないのは不満だが、ア○ーがそれなりにやってくれるさ」 「よし!絶対に逆転してやろう‼︎‼︎」 「ああ…。やつらに電波フィクションがスクリーンフィクションのスピンオフの場じゃないと思い知らせてやろう!」 「おい、俺にはさっぱりなんだが普通にドラマと映画じゃダメなのか?」 相変わらずの掛け合いに三人は大笑いした。
「ジャァアックッ‼︎‼︎」 クリステンセンが絶叫した。 「なんだ?こいつ呼ばれてるのか?」 「いや、手頃な名前だからだろう?ジャックは全米で1番叫びやすい名前だ」 「チクショオオ」 そしてまた三人は大笑いした。 「ジャァアックッ‼︎‼僕と闘えッ‼︎‼︎」 ジャックははにかんで戦友達に問う。 「目の下を真っ黒にして俺を呼んでる危険人物がいる。ここは任せられるか?」 「ああ、任せろ」 ジャックはコロコロ系アニメ最終回さながらに理由なく空中に飛び上がると、クリステンセンのいる空中1000キロで静止した。 「あいつのライトサーベルに、ついさっき野生のテロリストから奪ったワルサーPPで敵うだろうか…。いや、やってみせる。いくぞクリステン‼︎‼︎」 「僕を舐めるなよォオ‼︎‼︎」
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ステイサムが歓喜していた車両の説明をジルベスターが淡々と説明していく。 「コイツは8輪装甲車を2台連結し、互いに行き来出来るようになっている。装甲は厚さ30mm複合装甲に爆発反応装甲で側面を防御している。」 「上に乗っかっているオモチャはなんだ?」 ステイサムが聞くと、アーノルドが答えた。 「1両目には、20mm対人連装砲に、グレネードランチャー4機を搭載。2両目には、対空砲レーダー搭載30mm対空砲だ。射程に入れば勝手に撃ち落としてくれるお利口さんだ。」 「政府も随分贅沢なモン持ってんな」 「運転は俺がやろう」 とセガールが割って入ってきた。 皆が顔を合わせてうなづくと、それぞれの配置に着いた。 「よし、いくぞ!」 とセガールが声を上げると扉を突き破り、彼等が乗った装甲車が景気良く走って行った。 「ところで行き先は?」 セガールが聞くと。 「まだ分からん」 とシルベルターが答えた。 「はぁ?どういう事だ、流石の俺も怒るぞ?」 「まあ落ち着け、装甲車に搭載されていた政府軍の基地情報見てみたら、どうやらビッグマウスのヤツが軍隊を送り込み、次々と潰し回っている。」 「奴らとうとう暴れ出したか」 ステイサムが言うと、シルベルターが何か閃いた。 「ん?政府軍の壊滅順序が波状になっているな、もしかしたら…」 「そこにヤツがいるかもしれないな。」 ステイサムが少しやる気を出した感じで答えた。 「それでは皆さん、シートベルトを締め下さい、少々揺れますよぉ!」 セガールがアクセルをフルスロットルにいれ、装甲車は爆走して行った。 一方その間アーノルドは、対空砲の座席に座り、砲塔の電子端末を弄りながら葉巻を堪能していた。 「ワクワクして来たな」
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ここはセントラルシティ。 緑色のフードを被った男は仲間達に貰った弓矢で、黒づくめで悪人面の弓使いと交戦していた。 「くそ、あいつの眼…。マインドコントロールでもされてるのか⁈」 黒いアーチャーは終始無言だ。 ナショナルシティの怪力少女は夢の国軍の魔女と、怪力少女の従兄弟は星条旗盾男と戦っていた。 「それだけの力を持ちながら、なぜ人々を襲う!」 従兄弟は星条旗男に問う。しかし星条旗男は無言だ。従兄弟はさらに尋ねる。 「僕は君が、別世界とはいえ、正義のヒーローなのだと思っていた!…そんな君が!なぜだ!なぜビックマウスと群れている⁉︎」 「…は…ない…」 星条旗男が口を開いた。従兄弟は戸惑いながらも耳をすませる。 「こ…れは…ア…べ…ジャーズでは…ない…。私た…ちが目指して…いたのは…、こ…んな…インフィニ…ウォ…では…な…い」 「なんだ!何を言ってる⁉︎」 途端、星条旗男の身体がドロドロと融解し始めた。従兄弟がその姿に不意を突かれた隙に、溶けた星条旗男は、従兄弟さえも凌駕する怪力で彼を吹き飛ばした。従兄弟は三つほどのビルを貫通して地面に叩きつけられた。 「カル!」 怪力少女が従兄弟を心配する。 しかし彼女の戦ってた相手も融解をはじめる。そう、ネズミ軍の兵隊がすべて溶け始めたのだ。 想定外の状況に体制を立て直すチーム、合流した最速の男が揶揄した。 「あれ、これってこのまま敵が自滅する展開だよね?」 「どうも違うらしいぞ。これまでよりずっと強力になってる」 フードの男が弓を構えながら吐いた。 従兄弟が瓦礫を吹き飛ばして復活して言う。 「いまハッキリした!やつらは映画スターなんかじゃない!すべて偽物だ!培養された生物兵器!バイオ戦士だ!すべてバイオブ○リーと同じ!ビッグマウスは世界中に夢を与えるクリエイターなどではなく、バイオ戦士という玩具にはしゃぐジャガー○バッダ男爵なんだ!」 必死で抵抗するチームだったが、さらに強力になったバイオ戦士たちに次第に追い詰められていった。
そして、必死の抵抗も虚しくジャックは、弾が尽きて満身創痍のままクリステンセンの前に立ち尽くしていた。 「これで終わりだ」 トドメを刺そうと振り上げたクリステンセンの腕からどろりと音がした。
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「目標まで後何キロだ?」 スタローンがセガールに聞くと、「あと1キロちょいだな」 するとステイサムが「ビッグマウスが俺たちの動きを把握していない筈がない、なのにやけに静かだ…」 3人が考え込んでると、車内通信でアーノルドが「11時の敵機襲来!かなりの数だぞ!」 「セガール、運転変わってナビをしてくれ!スタローンとアーノルドは上の砲塔でハエを撃ち落としてくれ!」 「「おう!」」 スタローン達が乗る装甲車に無数の小型無人機が迫る。 スタローンは、対人連装砲で無人機を次々と撃墜し、 アーノルドは隊列で迫る無人機に対空砲の榴弾で木っ端微塵にしていく。 無人機のチェーンガンは装甲車の分厚い装甲を貫けず、火花を散らすだけだった。 すると無人機達は攻撃をやめ始めた。 「攻撃が止んだぞ?何が起きてる?まあ良い、ビッグマウスの拠点ゲートは目の前だ!突っ込むぞシルブプレ!」 装甲はまるで映画のスクリーンから飛び出したかのように、ゲートを突き抜けた。突き抜けたのだが… 「なんだこりゃ、映画館じゃねぇかよ…どうなってんだ!?」 「ビッグマウス!出て来やがれ!そこにいるんだろう!?」 4人は不審に思った、映画スクリーンの事だ、ゲートは金属製でできているように見えた、なのに実際はスクリーンから飛び出した様な絵面になっていた。 「おいまてよ?まさかこれって…」 「そのまさかだよ諸君!」 「誰だ!?」 4人は銃を構え、辺りを警戒する。 「お前がビッグマウスか?隠れてないで出てきて面見せろよ」 ステイサムが挑発してみると、スーツを着た老人が現れた。 そしてビッグマウスは話し始めた。 「君達4人が何故死ぬ事なくここまで来れたと思う?」 「手加減しておびき寄せる為か?」 「正解だが、ちょっと違う。君達4人が死なないのは、■■■■■■■と■■■と■■■■の存在があるからだ。」 「「!?」」 4人は驚愕した、自分がどうやって産まれ、行動して生きているのかを。 「そんな…そんな…」 「この野郎!嘘つくんじゃねぇ!!」 4人は一斉にビッグマウスに銃弾をお見舞いした、かに見えたが… 「それはプロップガンだ、残念だが…そろそろフィルムが切れる頃だな、また皆んなを楽しませてくれよ?さらばだ。」 ビッグマウスがそう言うと、辺りは光に包まれ、映画館は何事もなかったかの様に元どおりになった。 「さて、次の新作を考えようか、皆んなを魅了する作品を…」
END
未公開バージョン
12
「すごい、なんて巨大なんだ」 それは亀の形をした要塞のような建造物だった。しかしよくみると重低音を響かせて少しずつ移動している。やはり巨大な戦艦にでも例えるべきか。 「たしかに見てくれは立派だよ。あたしら労働者たちを使ってるのは金持ちの、経営者殿だからな。みえるかい?あの頭から首に当たる部屋が、あたいらの雇い主がくつろぐ部屋だ。その下ではあたしらみたいな地下労働者の一部が、ただでさえ派遣先でクタクタになってるのに、この亀の動力部でもコキを使われてるのさ。あたいらの生活は24時間単位で管理されて、労働者というか奴隷のように使われている。でもさ、そうしないと飯が食えないからね」 「辛いな…。CTUに推薦してやろうか。君ならいい線行きそうだ」 「いやだよ、あんな解体されたり復活したりする不安定な職場。あんただってシベリア送りならぬロシア送り…」 「やめろォ!リブアナザーデイの話はするな!まだ見てない人もいるんだァ!!」
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俺はとんでもないことを知った。 『あと30秒で地面に激突します』 いつもの癖で大急ぎで動いていた為、宙を飛んでいたことを忘れていた。 ペンダントの警告装置が鳴り響く。 『衝撃に備えてください。衝撃に備えてください』 しかし、あと30秒でできることなど…!くそ、あれしかない…! 「チクショオオッ!!!」 叫ぶことしかできなかったジャックは顔面から地面に突き刺った。
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kurano · 7 years
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つい昨日まで、怪文書だ、第二の永田メールだ! と吠えていたネトサポの皆さんが、「で、総理大臣が指示したという証拠はあったの?w」、という所まで防衛ラインを下げていてワロタw。またそんなのをリツイートしている経済学者とかいてずっこけた。  官房副長官は知らぬ存ぜぬと言っているんだから、これは証人喚問するしかないでしょう。あとは偽証で刑事告発して、特捜部に委ねれば良い。  この問題、別に長引いているわけでもなく、前進していないわけでもありません。それはもう事態を終息させたい勢力のタメにする話であって、政治の疑惑を追求するには時間はかかりますよ。  ただ、過去の疑獄事件と異質な要素があるとしたら、それは特捜部の不在です。これまでの疑獄事件は、全て、特捜部+メディア+野党が三位一体となって政府を追及した。記者が掴んだ情報を、特捜部に上げ、野党にリークして世論を喚起し、それをバックに特捜部が強制捜査に出て、巨悪を叩いて来た。  ところが、特捜部が寝た状態なので、その三位一体の強みが発揮できないから、どこか空回りしているような印象を国民に与えてしまう。  そうは言っても、官邸はずっと撤退戦を繰り広げているわけで、そう楽な話でもないでしょう。
撤退防衛線: 大石英司の代替空港
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