#吉備土手下麦醸造所
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麦祭(at 姫路的形海水浴場) de ビール&餃子
本日7月16日開催クラフトビアフェスの麦祭へ出かけてきました。前々から気になってた六甲ビールと吉備土手下麦酒醸造所を堪能。特に吉備はめっちゃイチゴの酸味が出ててフルーツビール���高な旨さだった。はせ軒の餃子食ったこと無かったのでいただきました。いやーまんぞく…
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中国が内外で力を弱めていると言われる。
それを隠蔽するための世論戦を中国共産党政権が全力を傾けて行い、「アジアでは米国の影響力が衰え、中国の力が増大している」とプロパガンダに尽力しているというのである。
これは、ワシントンの大手研究機関AEIのアジア研究部長ダン・ブルーメンソールの見解であるが、その細部については古森義久氏「『米国は衰退』を全世界に広めようとしている中国」に詳しい。
習近平の第2期政権が発足して以降、中国共産党の理論誌「求是」は「中国こそが世界最大の民主国家だ」と喧伝している。
他方で当局の締めつけは一段と強化されていると言われることなどから、改革派知識人からは批判が挙がっているとされる。「民主国家」と言いながら「締めつけ」では矛盾も甚だしく、批判は当然であろう。
また、政権が全力を挙げて進める「一帯一路」では、契約の齟齬からあちこちで綻びが出始めている。
いくつかの国での事業の中断も���道され、信用が失われつつある。そうしたことから、日本をAIIB(アジアインフラ投資銀行)に誘い込み、「信用の回復」につなげようとしているようだ。
「賢者は歴史に学ぶ」と言われる。中国が日本に接近した歴史に学び、過ちを繰り返さないことが肝要である。
中国の覚醒と共産党存続に日本を利用
アヘン戦争で英国に敗北した清朝では、西洋に見習えと富国強兵を目指して洋務運動が起きる。
しかし清仏戦争に負け、洋務運動の失敗が証明される。続いて日清戦争に敗北すると、「日本に学べ」と日本熱が高まり、留学生が多数押し寄せて来る。日本に亡命していた康有為や梁啓超の啓蒙運動が留学生に与えた影響は無視できないと言われる。
黄文雄氏は「腐敗した清朝を転覆し、300年近くにわたる中国統治に終止符を打たせたのが1911年の辛亥革命である。
それを推進した革命思想は日本で醸成され、発展し、そして中国へ発信された。その担い手が、若き清国の留学生たちだった」(『近代中国は日本がつくった』)と記述している。
梁啓超は東京で「新民叢報」を創刊し、多くの留学生を立憲思想に目覚めさせたとされる。梁は「中国には家庭の倫理はあっても、社会倫理はない」と指摘し、中国の本質を暴いている。
黄氏は中国本土では新民叢報の海賊版が出るほどで、郭沫若も毛沢東も熱心な愛読者だったと述べ、 清国は国家の再建のために留学生を派遣しながら、かえって国家の逆賊を拡大再生産する形になったともいう。
佐々木更三日本社会党委員長は1964年の訪中時、人民大会堂で毛沢東と会見した。
佐々木が「日本軍国主義が中国を侵略して大変ご迷惑をおかけしました」と述べると、毛は「謝ることはありません。日本軍国主義は中国人民に大きな利益をもたらしました。皇軍なしには権力奪取は不可能でした」と述べる。
毛沢東の戦略は日本軍と蒋介石の国民党軍を戦わせて双方を消耗させ、共産党軍は後方で勢力拡大を図るというものであった。
国共内戦で一時は消滅の淵に立たされた共産党であったが、コミンテルンの指導もあり、国共合作して日本軍に対処するが、実際に正面で戦ったのは国民党軍であった。
毛によると、30万人いた共産党軍は内戦で2万5000人ま��減る。その後皇軍と戦うために国共合作して120万人の軍隊になったという。
中国共産党の存続と拡大、そしてその後の政権奪取に日本(軍)はまんまと利用されたわけで、「大きな利益をもたらした」というのは毛沢東の本心でもあったろう。
しかし、江沢民以降の中国共産党政権は、ナショナリズム高揚のために南京攻略戦で日本軍が大虐殺したなどと歴史の捏造に注力してきた。
習近平政権になってからはさらに慰安婦や安重根まで登場させるプロパガンダに勤しんでおり、突然露わになった微笑には隠された意図が見え見えのようだ。
「反覇権」をしつこく日本に要求
覇権主義という用語が出てきたのは1972年2月の米中共同声明(上海コミュニケ)においてが初めてであるとされる。
その後の1973年8月、中共10全大会における周恩来報告は「米ソ両超大国の覇権主義に反対しなければならない」と述べ、75年1月の新憲法も「超大国の覇権主義に反対しなければならない」と記述する。
「覇権主義」とは、ソ連のブレジネフによる対外政策や米国がアジアに集団安全保障を実現させようとしたことを非難したものとされる。
また、米国がソ連と結託して第3世界を押さえつけようとする動きを示すとき、中国は、これを「2つの超大国」の「覇権主義」と呼んで非難した。
日本と中華人民共和国は、1972年9月の日中共同声明を踏まえて、78年8月12日、北京で平和友好条約を締結する。
共同声明には「日中両国間の国交正常化は、第三国に対するものではない。両国のいずれも、アジア・太平洋地域において覇権を求めるべきではなく、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国あるいは国の集団による試みにも反対する」主旨の文言がある。
平和条約では第1条で主権・領土の相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉、第2条で反覇権、第3条で両国の経済的・文化的関係の発展、第4条で第三国との関係について記されている。
当時は中ソ対立が激しい時代であり、中国は主たる敵を米ソと見ていたが、米国とは1972年のニクソン訪中で国交を回復して米中関係を改善する。そしてソ連を牽制するために「反覇権」を文言の中に入れるように強く主張した。
しかし日本政府は北方領土問題を抱え、日ソ平和条約を視野に入れてソ連と交渉を進める立場から、この「反覇権」条項を日中平和条約に入れることには難色を示した。
共同声明から条約締結まで6年を要したのは、「反覇権」条項と「第三国」条項で最も論議を呼んだからだとされる。
中国は自国が弱いときには、日本に対して反覇権の立場支持を強力に求めてきた。
条約締結2か月後、条約批准書交換のセレモニーに参加するため中国の指導者として正式訪日した鄧小平は、改革開放の壮大な青写真を心に描き、中国をいかに発展させていくかを考えていたとされ、記者会見で中国の現状と近代化について次のように語っている。
「正しい政策を作るには、学ぶことがうまくなければならない。そうすれば、海外の進んだ技術と管理方法を我々の発展の起点とすることができる」
「まず必要なのは、我々が遅れていることを認めることだ。遅れていることを素直に認めれば、希望が生まれる。次に、学ぶことがうまくなければならない」
「今回日本を訪れたのも、日本に教えを請うためだ。我々はすべての先進国に教えを請う。第三世界の貧しい友人たちが培ってきた価値ある経験にも教えを請う。このような態度・政策・方針に基づいてこそ、希望を持つことができる」
謙虚そのものである。
しかし、国力を増大させた今の中国にこうした態度は一切見られない。それどころか、「わが国の社会主義民主は最も広範で真実性があり有用な民主だ」(第19回党大会における習近平総書記発言)と語ったように、「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」を語ってやまない。
その延長線上に、南シナ海や尖閣諸島問題があり、また対馬海峡や津軽海峡などでも平然と領海侵犯を続ける横暴さがある。
また「太平洋には中国と米国を受け入れるに十分な空間がある」と、太平洋支配の野心を隠そうともしない。
覇権反対は鄧小平が「韜光養晦 有所作為」(能力を隠す一方で力を蓄えつつ、取るべきものを最低限取っていく意)といったように、力がつくまでの方便でしかなかったわけで、日本はその片棒を担がされてきたということであろう。
2度にわたる天皇の政治利用
1985年8月15日、中曽根康弘首相が靖国神社参拝をしたことから日中関係は停滞する。89年には中国人民が民主化を要求して起ち上がるが、戦車を出動させて鎮圧する天安門事件が起きた。
中国共産党政権は世界で孤立し、先進国からの援助がストップする。経済制裁を受けた中国は、前年の11.3%の高成長から一転して4.1%(中国の数値の信頼性は低く、1%台との数値もある)に急減速する。
外交的孤立から脱却するため、中国政府は日本に歩み寄ってくる。海部俊樹首相が西側首脳としてはじめて訪中、中国側から天皇訪中の打診を受け、次の宮沢喜一内閣によって92年10月の天皇訪中が実現する。
��皇訪中には国内の保守強硬派はいっせいに反発した。藤尾正行・元文相は自民党総務会で「天皇陛下が政治に巻き込まれる恐れがある」と反対を表明。
3月末には「天皇陛下のご訪中延期を願う国民集会」が開かれ、▽天皇の政治利用につながる▽中国は日本の教科書記述や首相の靖国参拝に干渉した▽天安門事件以降、人権抑圧を強める中国への訪問は世界各国から誤解を招きかねない―などとして訪中反対を決議した。
5月には「日本会議」の前身である「日本を守る国民会議」などの代表者らが、宮沢首相に反対を申し入れた。底流には「朝貢外交になる」との反発もあったとされる。
銭其琛元副首相(外交担当)は回顧録『中国外交20年の証言(外交十記)』で、1989年の天安門事件を受けた西側諸国の制裁を「打ち破る最良の突破口だった」と記述し、天皇訪中を政治的に利用した事実を認めている。
中国の狙い通り、 陛下の訪中実現の影響は大きかった。その後、欧米諸国の多くが積極的に中国との政治・経済分野の交流を再会し、中華人民共和国は再び経済成長の道をひた走るようになる。
靖国参拝や尖閣問題を解決することなく、中国共産党独裁政権の正当化と威信拡大に存分に利用されたわけである。
2009年12月15日には、習近平副主席(当時)が1か月前までに申し込むルールを無視した陛下との会見要望で政治問題化するが、鳩山由紀夫政府の要請で特例会見として行われた。
羽毛田信吾宮内庁長官は「陛下に心苦しい思いでお願いした。二度とこういうことがあってはならない」と苦言を呈した。
陛下の政治的利用につながるという懸念を持っているか?という記者からの質問に対し、「大きく言えばそういうことだ」と述べ、民主党政権と幹部の言動を批判した。
小沢一郎民主党幹事長は、「あいつこそどうかしている。天皇の権威をカサにきている」「天皇陛下にお伺いすれば、(特例会見を)喜んでやってくださるものと私は思っております」などと述べる。
大原康男國學院大學教授は、「卑屈な政治的配慮」、「小沢氏は国事行為をよく理解せずに質問者を恫喝しているようだ。天皇は政権のいうことを聞けばいいと言っているようにも聞こえる。いずれにしろ不勉強であり、政治利用そのものの発言だ」などと語っている。
宮内庁には多数のメールや電話が届き、多くが長官発言を支持するものであり、民主党に対しては批判が殺到したとされる。中国の政治利用に振り回された顛末の国内不協和であった。
習近平の微笑が差し出す「泥舟」
平成29年11月、ベトナムのダナンで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)時の安倍晋三首相と握手する習近平国家主席の笑顔に吃驚した。それ以前の首相との5回の会談ではそっぽを向いたり、苦虫を噛み潰したような顔ばかりが目立ったからである。
習政権の5年間は「反日」と「反腐敗」であったとされる。
「産経新聞」(平成29年11月12日付)によると、首相の地球儀外交で太平洋とインド洋に面した国々による対中包囲網が広がりつつあること、ドナルド・トランプ政権の誕生で日米同盟が強化されたこと、10月の共産党大会で2期目の指導体制を確立したこと、中国経済が変調をきたしていること、そして憲法改正の阻止が日本へ接近させているという。
首相が昨年5月改憲目標を掲げて以来、中国は駐日大使らを通じて改憲への懸念を何度も伝えてきているという。
日本側が「自分たちで国を守れるようにするためだ」と説明しても、中国側は「実際には北朝鮮情勢を利用して改憲しようとしているのではないか」と疑念を隠そうとしないそうで、内政干渉もいいところだ。
また、昨年の19党大会で習近平氏に権力の集中が見られた。
これは権力闘争の結果だけではなく、自国経済が「中所得国の罠」(中所得国のレベルで停滞し先進国入りが中々できない状態)に突入しつつある経済を回避するための改革が必要であり、権力の一極集中なしには改革を実行できない中国のジレンマを象徴していると宮家邦彦氏は述べる(「産経新聞」平成29年11月3日付「中国に『普遍主義』外交を促せ」)。
現行の国際法秩序を破壊して、2049年までに「中華民族は世界の諸民族の中で聳え立つ」と豪語する習主席が狙うのは米国をも睥睨する覇権国家で、名づけて「社会主義現代化強国」だそうである。
自由や人権を含めた、いまの日本人が理解する価値観とは全く異なる価値観をもった国家の登場である。
「一帯一路」を軸に関係国に投資してインフラ整備を行い、影響力を及ぼそうとしている。
しかし、資金を賄うAIIBについて、麻生太郎副総理兼財務相は「どれだけノウハウがあるのか、お手並み拝見とみている。金を借りた方も計画を立てて返済しないと、サラ金に取り込まれちゃうみたいな話になったら、元も子もない」と懸念を示している。
産経新聞の田村秀男編集委員は「死のロードに巻き込まれるな」「大甘の『一帯一路』参加論」(同紙、平成29年12月31日付)で、新規契約は拡大し習政権の意気込みを反映しているが、「プロジェクトの実行を示す完成ベースの伸びは鈍い。中国企業による一帯一路沿線への進出を示す直接投資となると、水準、伸び率とも極めて低調だ」と述べ、一帯一路やAIIBへの参加を「泥舟に乗るようなものだ」と締めくくる。
英独なども参加して発足したAIIBであったが、最近の評判は必ずしも良くない。東欧の国々では、西欧に対する投資規模に及ばず十分な成果が得られていないとして失望感も出ているとされる。
また、パキスタン、ネパール、ミャンマーでは、中国が関与するインフラ建設案件が相次いで中止や延期に追い込まれたという。支援の見返り条件が厳しすぎることに加え、軍事転用の懸念が拭えないことなどの様である。
このほかにも、バングラデシュやインドネシアの案件も計画通り進まず、暗礁に乗り上げていると言われる。専門家は「国際ルール無視で中国方式のみで対外支援を強行し軋轢を生んだ」と指摘している。
中国は欧州で企業買収を盛んに行っている。しかし、EUは警戒し、買収対策の強化に乗り出している。米国も中国の国営企業による米企業の買収を阻止するよう議会に勧告している。
中国に展開する内外の企業には中国共産党の介入が公然と行われるように法改正されたため、ドイツの企業は介入方針に抗議し、中国からの撤退も考慮しているとされる。
また、親中政権と見られていた豪州の政権が中国を念頭に、不当な内政干渉を阻止するための法案を準備していることも判明した。
おわりに
忘れてならないことは、中国が自由・民主主義否定で社会主義体制の一党独裁国家であるという点だ。
日本人にとって言論の自由が認められない国での生活は想像できない。『新潮45』(2017年11月号)で保坂正康氏が「『安倍晋三』はCランクの首相である」と書いていた。
保坂氏は国家の安全や自主性には関心がないようだ。一般には評価が高い岸信介首相はAランクにもBランクにも含めていない。
「野党の質問に居丈高になり、・・・野次をとばしたり、という態度は、他の首相にはまったく見あたらない」と書く。野党がどんな質問をし、首相がどんな野次を飛ばしたのか、全く詮索しない感覚の持ち主のようだ。
吉田茂首相が「バカ野郎」と言い、池田勇人首相が「貧乏人は麦を食え」と上から目線で吐いたことも記憶にないようだ。
権力者を批判するのはジャーナリストや文筆家の特権ではあろうが、日本や自由民主主義国家だから許されるのであって、世界には時の権力者をこき下ろしたら、生きてはいけない国も多い。
中国で民主化を訴え続けた劉暁波氏のノーベル賞受��から死に至るまでの報道、そして香港の禁書書店長や人権擁護派の弁護士などに対する迫害等を通して、われわれは中国の在り様を見てきた。自由も人権も全く蔑ろにした国家、それが中国である。
中国の微笑外交に誤魔化されてはならない。結果的に不本意な中国の発展に寄与してしまったからである。中でも今次の微笑は「特色ある社会主義」を発展させるための日本への接近である。
中国は南シナ海に関する仲裁裁判所の判決を「紙屑」と称し、香港返還後の50年間は「一国両制」とした英国との協定を一方的に破棄した。フィリピンやベトナム、英国などが日本に接近している現実も、対中嫌悪が関係しているからであろう。
世界秩序の確立に関係することであり、言論の自由がない国家に世界が牛耳られないためにも、日本は主体的に対処していくことが大切であろう。
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岡山の地ビール。(発泡酒) 吉備土手下麦酒醸造所。 (Kobe-shi, Hyogo, Japan) https://www.instagram.com/p/B7Dgu5pgZAf/?igshid=1u0ntt74rqnp4
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Page 112 : 変移
育て屋に小さな稲妻の如く起こったポッポの死からおよそ一週間が経ち、粟立った動揺も薄らいできた頃。 アランは今の生活に慣れつつあった。表情は相変わらず堅かったが、乏しかった体力は少しずつ戻り、静かに息をするように過ごしている。漠然とした焦燥は鳴りをひそめ、ザナトアやポケモン達との時間を穏やかに生きていた。 エーフィはザナトアの助手と称しても過言ではなく、彼女に付きっきりでのびのびと暮らし、ふとした隙間を縫ってはブラッキーに駆け寄り何やら話しかけている。対するブラッキーは眠っている時間こそ長いが、時折アランやエーフィに連れられるように外の空��を吸い込んでは、微笑みを浮かべていた。誰にでも懐くフカマルはどこへでも走り回るが、ブラッキーには幾度も威嚇されている。しかしここ最近はブラッキーの方も慣れてきたのか諦めたのか、フカマルに連れ回される様子を見かける。以前リコリスで幼い子供に付きまとわれた頃と姿が重なる。気難しい性格ではあるが、どうにも彼にはそういった、不思議と慕われる性質があるようだった。 一大行事の秋期祭が催される前日。朝は生憎の天気であり、雨が山々を怠く濡らしていた。ラジオから流れてくる天気予報では、昼過ぎには止みやがて晴れ間が見えてくるとのことだが、晴天の吉日と指定された祭日直前としては重い雲行きであった。 薄手のレースカーテンを開けて露わになった窓硝子を、薄い雨水が這っている。透明に描かれる雨の紋様を部屋の中から、フカマルの指がなぞっている。その背後で荷物の準備を一通り終えたアランは、リビングの奥の廊下へと向かう。 木を水で濡らしたような深い色を湛えた廊下の壁には部屋からはみ出た棚が並び、現役時代の資料や本が整然と詰め込まれている。そのおかげで廊下は丁度人ひとり分の幅しかなく、アランとザナトアがすれ違う時にはアランが壁に背中を張り付けてできるだけ道を作り、ザナトアが通り過ぎるのを待つのが通例であった。 ザナトアの私室は廊下を左角に曲がった突き当たりにある。 扉を開けたままにした部屋を覗きこむと、赤紫の上品なスカーフを首に巻いて、灰色のゆったりとしたロングスカートにオフホワイトのシャツを合わせ――襟元を飾る小さなフリルが邪魔のない小洒落た雰囲気を醸し出している――シルク地のような軟らかな黒い生地の上着を羽織っていた。何度も洗って生地が薄くなり、いくつも糸がほつれても放っている普段着とは随分雰囲気が異なって、よそいきを意識している。その服で、小さなスーツケースに細かい荷物を詰めていた。 「服、良いですね」 「ん?」 声をかけられたザナトアは振り返り、顔を顰める。 「そんな世辞はいらないよ」 「お世辞じゃないですよ。スカーフ、似合ってます」 ザナトアは鼻を鳴らす。 「一応、ちゃんとした祭だからね」 「本番は、明日ですよ」 「解ってるさ。むしろ明日はこんなひらひらした服なんて着てられないよ」 「挨拶回りがあるんですっけ」 「そう。面倒臭いもんさね」 大きな溜息と共に、刺々しく呟く。ここ数日、ザナトアはその��痴を繰り返しアランに零していた。野生ポケモンの保護に必要な経費を市税から貰っているため、定期的に現状や成果を報告する義務があり、役所へ向かい各資料を提出するだの議員に顔を見せるだの云々、そういったこまごまとした仕事が待っているのだという。仕方の無いことではあると理解しているが、気の重さも隠そうともせず、アランはいつも引き攣り気味に苦笑していた。 まあまあ、とアランは軽く宥めながら、ザナトアの傍に歩み寄る。 「荷造り、手伝いましょうか」 「いいよ。もう終わったところだ。後は閉めるだけ」 「閉めますよ」 言いながら、辛うじて抱え込めるような大きさのスーツケースに手をかけ、ファスナーを閉じる。 「あと持つ物はありますか」 「いや、それだけ。あとはリビングにあるリュックに、ポケモン達の飯やらが入ってる」 「分かりました」 持ち手を右手に、アランは鞄を持ち上げる。悪いねえ、と言いつつ、ザナトアが先行してリビングルームに戻っていくと、アランのポケモン達はソファの傍に並んで休んでおり、窓硝子で遊んでいたフカマルはエーフィと話し込んでいた。 「野生のポケモン達は、どうやって連れていくんですか?」 ここにいるポケモン達はモンスターボールに戻せば簡単に町に連れて行ける。しかし、レースに出場する予定のポケモン達は全員が野生であり、ボールという家が無い。 「あの子達は飛んでいくよ、当たり前だろ。こら、上等な服なんだからね、触るな」 おめかしをしたザナトアの洋服に興味津々といったように寄ってきたフカマルがすぐに手を引っ込める。なんにでも手を出したがる彼だが、その細かな鮫肌は彼の意図無しに容易に傷つけることもある。しゅんと項垂れる頭をザナトアは軽く撫でる。 アランとザナトアは後に丘の麓へやってくる往来のバスを使ってキリの中心地へと向かい、選手達は別行動で空路を使う。雨模様であるが、豪雨ならまだしも、しとしとと秋雨らしい勢いであればなんの問題も無いそうで、ヒノヤコマをはじめとする兄貴分が群れを引っ張る。彼等とザナトアの間にはモンスターボールとは違う信頼の糸で繋がっている。湖の傍で落ち合い、簡単にコースの確認をして慣らしてから本番の日を迎える。 出かけるまでにやんだらいいと二人で話していた雨だったが、雨脚が強くなることこそ無いが、やむ気配も無かった。バスの時間も近付いてくる頃には諦めの空気が漂い、おもむろにそれぞれ立ち上がった。 「そうだ」いよいよ出発するという直前に、ザナトアは声をあげた。「あんたに渡したいものがある」 目を瞬かせるアランの前で、ザナトアはリビングの端に鎮座している棚の引き出しから、薄い封筒を取り出した。 差し出されたアランは、緊張した面持ちで封筒を受け取った。白字ではあるが、中身はぼやけていて見えない。真顔で見つめられながら中を覗き込むと、紙幣の端が覗いた。確認してすぐにアランは顔を上げる。 「労働に対価がつくのは当然さね」 「こんなに貰えません」 僅かに狼狽えると、ザナトアは笑う。 「あんたとエーフィの労働に対しては妥当だと思うがね」 「そんなつもりじゃ……」 「貰えるもんは貰っときな。あたしはいつ心変わりするかわかんないよ」 アランは目線を足下に流す。二叉の尾を揺らす獣はゆったりとくつろいでいる。 「嫌なら返しなよ。老人は貧乏なのさ」 ザナトアは右手を差し出す。返すべきかアランは迷いを見せると、すぐに手は下ろされる。 「冗談だよ。それともなんだ、嬉しくないのか?」 少しだけアランは黙って、首を振った。 「嬉しいです」 「正直でいい」 くくっと含み笑いを漏らす。 「あんたは解りづらいね。町に下るんだから、ポケモン達に褒美でもなんでも買ってやったらいいさ。祭は出店もよく並んで、なに、楽しいものだよ」 「……はい」 アランは元の通り封をして、指先で強く封筒を握りしめた。 やまない雨の中、各傘を差し、アランは自分のボストンバッグとポケモン達の世話に必要な道具や餌を詰めたリュックを背負う。ザナトアのスーツケースはエーフィがサイコキネシスで運ぶが、出来る限り濡れないように器用にアランの傘の下で位置を保つ。殆ど手持ち無沙汰のザナトアは、ゆっくりとではあるが、使い込んだ脚で長い丘の階段を下っていく。 水たまりがあちこちに広がり、足下は滑りやすくなっていた。降りていく景色はいつもより灰色がかっており、晴れた日は太陽を照り返して高らかに黄金を放つ小麦畑も、今ばかりはくすんだ色を広げていた。 傘を少しずらして雨雲を仰げば、小さな群れが羽ばたき、横切ろうとしていた。 古い車内はいつも他に客がいないほど閑散たるものだが、この日ばかりは他に数人先客がいた。顔見知りなのだろう、ザナトアがぎこちなく挨拶している隣で、アランは隠れるように目を逸らし、そそくさと座席についた。 見慣れつつあった車窓からの景色に、アランの清閑な横顔が映る。仄暗い瞳はしんと外を眺め、黙り込んでいるうちに見えてきた湖面は、僅かに波が立ち、どこか淀んでいた。 「本当に晴れるんでしょうか」 「晴れるよ」 アランが呟くと、隣からザナトアは即答した。疑いようがないという確信に満ち足りていたが、どこか諦観を含んだ口調だった。 「あたしはずうっとこの町にいるけど、気持ち悪いほどに毎年、晴れるんだよ」 祭の本番は明日だが、数週間前から準備を整えていたキリでは、既に湖畔の自然公園にカラフルなマーケットが並び、食べ物や雑貨が売られていた。伝���ポッポらしき、脚に筒を巻き付けたポッポが雨の中忙しなく空を往来し、地上では傘を指した人々が浮き足だった様子で訪れている。とはいえ、店じまいしているものが殆どであり、閑散とした雰囲気も同時に漂っていた。明日になれば揃って店を出し、楽しむ客で辺りは一層賑わうことだろう。 レースのスタート地点である湖畔からそう遠くない区画にあらかじめ宿をとっていた。毎年使っているとザナトアが話すその宿は、他に馴染んで白壁をしているが、色味や看板の雰囲気は古びており、歴史を外装から物語っていた。受付で簡単な挨拶をする様子も熟れている。いつもより上品な格好をして、お出かけをしている時の声音で話す。ザナトアもザナトアで、この祭を楽しみにしているのかもしれなかった。 チェックインを済ませ、通された部屋に入る。 いつもと違う、丁寧にシーツの張られたベッド。二つ並んだベッドでザナトアは入り口から見て奥を、アランは手前を使うこととなった。 「あんたは、休んでおくかい?」 挨拶回りを控えているのだろうザナトアは、休憩もほどほどにさっさと出かけようとしていた。連れ出してきた若者の方が顔に疲労が滲んでいる。彼女はあのポッポの事件以来、毎晩を卵屋で過ごしていた。元々眠りが浅い日々が続いていたが、満足な休息をとれていなかったところに、山道を下るバスの激しい振動が堪えたようである。 言葉に甘えるように、力無くアランは頷いた。スペアキーを部屋に残し、ザナトアは雨中へと戻っていった。 アランは背中からベッドに沈み込む。日に焼けたようにくすんだ雰囲気はあるものの、清潔案のある壁紙が貼られた天井をしんと眺めているところに、違う音が傍で沈む。エーフィがベッド上に乗って、アランの視界を遮った。蒼白のままかすかに笑み、細い指でライラックの体毛をなぞる。一仕事を済ませた獣は、雨水を吸い込んですっかり濡れていた。 「ちょっと待って」 重い身体を起こし、使い古した薄いタオルを鞄から取り出してしなやかな身体を拭いてくなり、アランの手の動きに委ねる。一通り全身を満遍なく拭き終えたら、自然な順序のように二つのモンスターボールを出した。 アランの引き連れる三匹が勢揃いし、色の悪かったアランの頬に僅かに血色が戻る。 すっかり定位置となった膝元にアメモースがちょこんと座る。 「やっぱり、私達も、外、出ようか」 口元に浮かべるだけの笑みで提案すると、エーフィはいの一番に嬉々として頷いた。 「フカマルに似たね」 からかうように言うと、とうのエーフィは首を傾げた。アメモースはふわりふわりと触角を揺らし、ブラッキーは静かに目を閉じて身震いした。 後ろで小さく結った髪を結び直し、アランはポケモン達を引き連れて外へと出る。祭の前日とはいえ、雨模様。人通りは少ない。左腕でアメモースを抱え、右手で傘を持つ。折角つい先程丁寧に拭いたのに、エーフィはむしろ喜んで秋雨の中に躍り出た。強力な念力を操る才能に恵まれているが故に頼られるばかりだが、責務から解放され、謳歌するようにエーフィは笑った。対するブラッキーは夜に浮かぶ月のように平静な面持ちで、黙ってアランの傍に立つ。角張ったようなぎこちない動きで歩き始め、アランはじっと観察する視線をさりげなく寄越していたが、すぐになんでもなかったように滑らかに隆々と歩く。 宿は少し路地に入ったところを入り口としており、ゆるやかな坂を下り、白い壁の並ぶ石畳の道をまっすぐ進んで広い道に出れば、車の往来も目立つ。左に進めば駅を中心として賑やかな町並みとなり、右に進めば湖に面する。 少しだけ立ち止まったが、導かれるように揃って湖の方へと足先を向けた。 道すがら、祭に向けた最後の準備で玄関先に立つ人々とすれ違った。 建物の入り口にそれぞれかけられたランプから、きらきらと光を反射し雨風にゆれる長い金色の飾りが垂れている。金に限らず、白や赤、青に黄、透いた色まで、様々な顔ぶれである。よく見ればランプもそれぞれで意匠が異なり、角張ったカンテラ型のものもあるが、花をモチーフにした丸く柔らかなデザインも多い。花の種類もそれぞれであり、道を彩る花壇と合わせ、湿った雨中でも華やかであったが、ランプに各自ぶら下がる羽の装飾は雨に濡れて乱れたり縮こまったりしていた。豊作と とはいえ、生憎の天候では外に出ている人もそう多くはない。白壁が並ぶ町を飾る様はさながらキャンバスに鮮やかな絵を描いているかのようだが、華やかな様相も、雨に包まれれば幾分褪せる。 不揃いな足並みで道を辿る先でのことだった。 雨音に満ちた町には少々不釣り合いに浮く、明るい子供の声がして、俯いていたアランの顔が上向き、立ち止まる。 浮き上がるような真っ赤なレインコートを着た、幼い男児が勢い良く深い水溜まりを踏みつけて、彼の背丈ほどまで飛沫があがった。驚くどころか一際大きな歓声があがって、楽しそうに何度も踏みつけている。拙いダンスをしているかのようだ。 アランが注目しているのは、はしゃぐ少年ではない。その後ろから彼を追いかけてきた、男性の方だ。少年に見覚えは無いが、男には既視感を抱いているだろう。数日前、町に下りてエクトルと密かに会った際に訪れた、喫茶店の店番をしていたアシザワだった。 たっぷりとした水溜まりで遊ぶ少年に、危ないだろ、と笑いながら近付いた。激しく跳びはねる飛沫など気にも留めない様子だ。少年はアシザワがやってくるとようやく興奮がやんだように動きを止めて破顔した。丁寧にコーヒー��淹れていた大きな手が少年に差し伸べられ、それより一回りも二回りも小さな幼い手と繋がった。アシザワの背後から、またアランにとっては初対面の女性がやってくる。優しく微笑む、ほっそりとした女性だった。赤毛のショートカットは、こざっぱりな印象を与える。雨が滴りてらてらと光るエナメル地の赤いフードの下で笑う少年も、同色のふんわりとした巻き毛をしている。 アランのいる場所からは少し距離が離れていて、彼等はアランに気付く気配が無かった。まるで気配を消すようにアランは静かに息をして、小さな家族が横切って角に消えるまでまじまじと見つめる。彼女から声をかけようとはしなかった。 束の間訪れた偶然が本当に消えていっただろう頃合いを見計らって、アランは再び歩き出した。疑問符を顔に浮かべて主を見上げていた獣達もすぐさま追いかける。 吸い込まれていった横道にアランはさりげなく視線を遣ったが、またどこかの道を曲がっていったのか、でこぼことした三人の背中も、あの甲高い声も、小さな幸福を慈しむ春のような空気も、まるごと消えていた。 薄い睫毛が下を向く。少年が踊っていた深い水溜まりに静かに踏み込んだ。目も眩むような小さな波紋が無限に瞬く水面で、いつのまにか既に薄汚れた靴に沿って水玉が跳んだ。躊躇無く踏み抜いていく。一切の雨水も沁みてはいかなかった。 道なりを進み、道路沿いに固められた堤防で止まり、濡れて汚れた白色のコンクリートに構わず、アランは手を乗せた。 波紋が幾重にも湖一面で弾け、風は弱いけれど僅かに波を作っていた。水は黒ずみ、雨で起こされた汚濁が水面までやってきている。 霧雨のような連続的な音。すぐ傍で傘の布地を叩く水音。 全てが水の中に埋もれていくような気配がする。 「……昔ね」 ぽつり、とアランは言う。たもとに並ぶ従者、そして抱きかかえる仲間に向けてか、或いは独り言のように、話し始める。 「ウォルタにいた時、それも、まだずっと小さかった頃、強い土砂降りが降ったの。ウォルタは、海に面していて川がいくつも通った町だから、少し強い雨がしばらく降っただけでも増水して、洪水も起こって、道があっという間に浸水してしまうような町だった。水害と隣り合わせの町だったんだ。その日も、強い雨がずっと降っていた。あの夏はよく夕立が降ったし、ちょうど雨が続いていた頃だった。外がうるさくて、ちょっと怖かったけど、同時になんだかわくわくしてた。いつもと違う雨音に」 故郷を語るのは彼女にしては珍しい。 此度、キリに来てからは勿論、旅を振り返ってもそう多くは語ってこなかった。特に、彼女自身の思い出については。彼女は故郷を愛してはいるが、血生臭い衝撃が過去をまるごと上塗りするだけの暴力性を伴っており、ひとたびその悪夢に呑み込���れると、我慢ならずに身体は拒否反応を起こしていた。 エーフィは堤防に上がり、間近から主人の顔を見やる。表情は至って冷静で、濁る湖面から目を離そうとしない。 「たくさんの川がウォルタには流れているけど、その一つ一つに名前がつけられていて、その中にレト川って川があったんだ。小さくもないけど、大きいわけでもない。幅は、どのくらいだったかな。十メートルくらいになるのかな。深さもそんなになくて、夏になると、橋から跳び込んで遊ぶ子供もいたな。私とセルドもよくそうして遊んだ。勿論、山の川に比べれば町の川は澄んではいないんだけど、泳いで遊べる程度にはきれいだったんだ。跳び込むの、最初は怖いんだけどね、慣れるとそんなこともなくなって。子供って、楽しいこと何度も繰り返すでしょ。ずっと水遊びしてたな。懐かしい」 懐古に浸りながらも、笑むことも、寂しげに憂うこともなく、淡々とアランは話す。 「それで、さっきのね、夏の土砂降りの日、レト川が氾濫したの。私の住んでた、おばさん達の家は遠かったし高台になっていたから大丈夫だったけど、低い場所の周囲の建物はけっこう浸かっちゃって。そんな大変な日に、セルドが、こっそり外に出て行ったの。気になったんだって。いつのまにかいなくなってることに気付いて、なんだか直感したんだよね。きっと、外に行ってるって。川がどうなっているかを見に行ったんだって。そう思ったらいてもたってもいられなくて、急いで探しにいったんだ」 あれはちょっと怖かったな、と続ける。 「川の近くがどうなってるかなんて想像がつかなかったけど、すごい雨だったから、子供心でもある程度察しは付いてたんだと思う。近付きすぎたら大変なことになるかもしれないって。けっこう、必死で探したなあ。長靴の中まで水が入ってきて身体は重たかったけど、見つけるまでは帰れないって。結局、すごい勢いになったレト川の近くで、突っ立ってるセルドを見つけて、ようやく見つけて私も、怒るより安心して、急いで駆け寄ったら、あっちも気付いて、こうやって、二人とも近付いていって」アランは傘を肩と顎で挟み込むように引っかけ、アメモースを抱いたまま両手の人差し指を近付ける。「で、そこにあった大きな水溜まりに、二人して足をとられて、転んじゃったの」すてん、と指先が曲がる。 そこでふと、アランの口許が僅かに緩んだ。 「もともと随分濡れちゃったけど、いよいよ頭からどぶにでも突っ込んだみたいに、びしょびしょで、二人とも涙目になりながら、手を繋いで帰ったっていう、そういう話。おばさんたち、怒ったり笑ったり、忙しい日だった。……よく覚えてる。間近で見た、いつもと違う川。とても澄んでいたのに、土色に濁って、水嵩は何倍にもなって。土砂降りの音と、水流の音が混ざって、あれは怖かったけど、それでもどこかどきどきしてた。……この湖を見てると、色々思い出す。濁っているからかな。雨の勢いは違うのに。それとも、さっきの、あの子を見たせいかな」 偶然見かけた姿。水溜まりにはしゃいで、てらてらと光る小さな赤いレインコート。無邪気な男児を挟んで繋がれた手。曇りの無い家族という形。和やかな空気。灰色に包まれた町が彩られる中、とりわけ彩色豊かにアランの目の前に現れた。 彼女の足は暫く止まり、一つの家族をじっと見つめていた。 「……あの日も」 目を細め、呟く。 「酷い雨だった」 町を閉じ込める霧雨は絶えない。 傘を握り直し、返事を求めぬ話は途切れる。 雨に打たれる湖を見るのは、アランにとって初めてだった。よく晴れていれば遠い向こう岸の町並みや山の稜線まではっきり見えるのだが、今は白い靄に隠されてぼやけてしまっている。 青く、白く、そして黒々とした光景に、アランは身を乗り出し、波発つ水面を目に焼き付けた。 「あ」 アランは声をあげる。 見覚えのある姿が、湖上を飛翔している。一匹ではない。十数匹の群衆である。あの朱い体毛と金色の翼は、ほんの小さくとも鮮烈なまでに湖上に軌跡を描く。引き連れる翼はまたそれぞれの動きをしているが、雨に負けることなく、整然とした隊列を組んでいた。 ザナトアがもう現地での訓練を開始したのだろうか。この雨の中で。 エーフィも、ブラッキーも、アメモースも、アランも、場所を変えても尚美しく逞しく飛び続ける群衆から目を離せなかった。 エーフィが甲高い声をあげた。彼女は群衆を呼んでいた。あるいは応援するように。アランはちらと牽制するような目線を送ったが、しかしすぐに戻した。 気付いたのか。 それまで直線に走っていたヒノヤコマが途中できったゆるやかなカーブを、誰もが慌てることなくなぞるように追いかける。雨水を吸い込んでいるであろう翼はその重みを感じさせず軽やかに羽ばたき、灰色の景色を横切る。そして、少しずつだが、その姿が大きくなってくる。アラン��のいる湖畔へ向かっているのだ。 誰もが固唾を呑んで彼等を見つめる。 正しく述べれば、彼等はアラン達のいる地点より離れた地点の岸までやってきて、留まることなく堤防沿いを飛翔した。やや高度を下げ、翼の動きは最小限に。それぞれで体格も羽ばたきも異なるし、縦に伸びる様は速度の違いを表した。先頭は当然のようにリーダー格であるヒノヤコマ、やや後方にピジョンが並び、スバメやマメパト、ポッポ等小さなポケモンが並び、間にハトーボーが挟まり中継、しんがりを務めるのはもう一匹の雄のピジョンである。全く異なる種族の成す群れの統率は簡単ではないだろうが、彼等は整然としたバランスで隊列を乱さず、まるで一匹の生き物のように飛ぶ。 彼等は明らかにアラン達に気付いているようだ。炎タイプを併せ持ち、天候条件としては弱ってもおかしくはないであろうヒノヤコマが、気合いの一声を上げ、つられて他のポケモン達も一斉に鳴いた。それはアラン達の頭上を飛んでいこうとする瞬きの出来事であった。それぞれの羽ばたきがアラン達の上空で強かにはためいた。アランは首を動かす。声が出てこな��った。彼等はただ見守る他無く、傘を下ろし、飛翔する生命の力強さに惹かれるように身体ごと姿を追った。声は近づき、そして、頭上の空を掠めていって、息を呑む間もなく、瞬く間に通り過ぎていった。共にぐるりと首を動かして、遠のいていく羽音がいつまでも鼓膜を震わせているように、じっと後ろ姿を目で追い続けた。 呆然としていたアランが、いつの間にか傘を離して開いていた掌を、空に向けてかざした。 「やんでる」 ぽつん、ぽつりと、余韻のような雨粒が時折肌を、町を、湖上をほんのかすかに叩いたけれど、そればかりで、空気が弛緩していき、湿った濃厚な雨の匂いのみが充満する。 僅かに騒いだ湖は、変わらず深く藍と墨色を広げているばかりだ。 栗色の瞳は、アメモースを一瞥する。彼の瞳は湖よりもずっと深く純粋な黒を持つが、輝きは秘めることを忘れ、じっと、鳥ポケモンたちの群衆を、その目にも解らなくなる最後まで凝視していた。 アランは、語りかけることなく、抱く腕に頭に埋めるように、彼を背中から包むように抱きしめた。アメモースは、覚束ない声をあげ、影になったアランを振り返ろうとする。長くなった前髪に顔は隠れているけれど、ただ、彼女はそうすることしかできないように、窺い知れない秘めたる心ごとまとめて、アメモースを抱く腕に力を込めた。
夕陽の沈む頃には完全に雨は止み、厚い雨雲は通り過ぎてちぎれていき、燃え上がるような壮大な黄昏が湖上を彩り、町民や観光客の境無く、多くの人間を感嘆させた。 綿雲の黒い影と、太陽の朱が強烈なコントラストを作り、その背後は鮮烈な黄金から夜の闇へ色を重ねる。夜が近付き生き生きと羽ばたくヤミカラス達が湖を横断する。 光が町を焼き尽くす、まさに夕焼けと称するに相応しい情景である。 雨がやんで、祭の前夜に賑わいを見せ始めた自然公園でアランは湖畔のベンチに腰掛けている。ちょうど座りながら夕陽の沈む一部始終を眺めていられる特等席だが、夕方になるよりずっと前から陣取っていたおかげで独占している。贅沢を噛みしめているようには見えない無感動な表情ではあったが、栗色の双眸もまた強烈な光をじっと反射させ、輝かせ、燃え上がっていた。奥にあるのは光が届かぬほどの深みだったとしても、それを隠すだけの輝かしい瞳であった。 数刻前、ザナトアと合流したが、老婆は今は離れた場所でヒノヤコマ達に囲まれ、なにやら話し込んでいるようだった。一匹一匹撫でながら、身体の具合を直接触って確認している。スカーフはとうにしまっていて、皮を剥いだ分だけ普段の姿に戻っていた。 アランの背後で東の空は薄い群青に染まりかけて、小さな一等星が瞬いている。それを見つけたフカマルはベンチの背もたれから後方へ身を乗り出し、ぎゃ、と指さし、隣に立つエーフィが声を上げ、アランの足下でずぶ濡れの芝生に横になるブラッキーは��無関心のように顔を埋めたまま動かなかった。 膝に乗せたアメモースの背中に、アランは話しかけた。 「祭が終わったら、ザナトアさんに飛行練習の相談をしてみようか」 なんでもないことのように呟くアランの肩は少し硬かったけれど、いつか訪れる瞬間であることは解っていただろう。 言葉を交わすことができずとも、生き物は時に雄弁なまでに意志を語る。目線で、声音で、身体で。 「……あのね」柔らかな声で語りかける。「私、好きだったんだ。アメモースの飛んでいく姿」 多くの言葉は不要だというように、静かに息をつく。 「きっと、また飛べるようになる」 アメモースは逡巡してから、そっと頷いた。 アランは、納得するように同じ動きをして、また前を向いた。 ザナトアはオボンと呼ばれる木の実をみじん切りにしたものを選手達に与えている。林の一角に生っている木の実で、特別手をかけているわけではないが、秋が深くなってくるとたわわに実る。濃密なみずみずしさ故に過剰に食べると下痢を起こすこともありザナトアはたまにしか与えないが、疲労や体力の回復を促すのには最適なのだという。天然に実る薬の味は好評で、忙しなく啄む様子が微笑ましい。 アランは静寂に耳を澄ませるように瞼を閉じる。 何かが上手くいっている。 消失した存在が大きくて、噛み合わなかった歯車がゆっくりとだが修正されて、新しい歯車とも合わさって、世界は安らかに過ぎている。 そんな日々を彼女は夢見ていたはずだ。どこかのびのびと生きていける、傷を癒やせる場所を求めていたはずだった。アメモースは飛べないまま、失われたものはどうしても戻ってこないままで、ポッポの死は謎に埋もれているままだけれど、時間と新たな出会いと、深めていく関係性が喪失を着実に埋めていく。 次に瞳が顔を出した時には、夕陽は湖面に沈んでいた。 アランはザナトアに一声かけて、アメモースを抱いたまま、散歩に出かけることにした。 エーフィとブラッキーの、少なくともいずれかがアランの傍につくことが通例となっていて、今回はエーフィのみ立ち上がった。 静かな夜になろうとしていた。 広い自然公園の一部は明日の祭のため準備が進められている出店や人々の声で賑わっているが、離れていくと、ザナトアと同様明日のレースに向けて調整をしているトレーナーや、家族連れ、若いカップルなど、点々とその姿は見えるものの、雨上がりとあってさほど賑わいも無く、やがて誰も居ない場所まで歩を進めていた。遠い喧噪とはまるで無縁の世界だ。草原の騒ぐ音や、ざわめく湖面の水音、濡れた芝生を踏みしめる音だけが鳴る沈黙を全身で浴びる。 夏を過ぎてしまうと、黄昏時から夜へ転じるのは随分と早くなってしまう。ゆっくりと歩いている間に、足下すら満足に見られないほど辺りは暗闇に満ちていた。 おもむろに立ち止まり、アランは湖を前に、目を見開く。 「すごい」 湖に星が映って、ささやかなきらめきで埋め尽くされる。 あまりにも広々とした湖なので、��界を遮るものが殆ど無い。晴天だった。秋の星が、ちりばめられているというよりも敷き詰められている。夜空に煌めく一つ一つが、目を凝らせば息づいているように僅かに瞬いている。視界を全て埋め尽くす。流星の一つが過ったとしても何一つおかしくはない。宇宙に放り込まれたように浸り、ほんの少し言葉零すことすら躊躇われる時間が暫く続いた。 夜空に決して手は届かない。思い出と同じだ。過去には戻れない。決して届かない。誰の手も一切届かない絶対的な空間だからこそ、時に美しい。 ――エーフィの、声が、した。 まるで尋ねるような、小さな囁きに呼ばれたようにアランはエーフィに視線を移した、その瞬間、ひとつの水滴が、シルクのように短く滑らかな体毛を湿らせた。 ほろほろと、アランの瞳から涙が溢れてくる。 夜の闇に遮られているけれど、感情の機微を読み取るエーフィには、その涙はお見通しだろう。 闇に隠れたまま、アランは涙を流し続けた。凍りついた表情で。 それはまるで、氷が瞳から溶けていくように。 「……」 その涙に漸く気が付いたとでも言うように、アランは頬を伝う熱を指先でなぞった。白い指の腹で、雫が滲む。 彼女の口から温かな息が吐かれて、指が光る。 「私、今、考えてた、」 澄み渡った世界に浸る凍り付いたような静寂を、一つの悲鳴が叩き割った。それが彼女らの耳に届いてしまったのは、やはり静寂によるものだろう。 冷えた背筋で振り返る。 星光に僅かに照らされた草原をずっとまっすぐ歩いていた。聞き違いと流してもおかしくないだろうが、アランの耳はその僅かな違和を掴んでしまった。ただごとではないと直感する短い絶叫を。 涙を忘れ、彼女は走っていた。 緊迫した心臓は時間が経つほどに烈しく脈を刻む。内なる衝動をとても抑えきれない。 夜の散歩は彼女の想像よりも長い距離を稼いでいたようだが、その黒い視界にはあまりにも目立つ蹲る黄色い輪の輝きを捉えて、それが何かを察するまでには、時間を要しなかっただろう。 足を止め、凄まじい勢いで吹き出す汗が、急な走行によるものか緊張による冷や汗によるものか判別がつかない。恐らくはどちらもだった。絶句し、音を立てぬように近付いた。相手は元来慎重な性格であった。物音には誰よりも敏感だった。近付いてくる足音に気付かぬほど鈍い生き物ではない。だが、ここ最近様子が異なっていることは、彼女も知るところであった。 闇に同化する足がヤミカラスを地面に抑え付けている。野生なのか、周囲にトレーナーの姿は無い。僅かな光に照らされた先で、羽が必死に藻掻こうとしているが、完全に上を取られており、既に喉は裂かれており声は出ない。 鋭い歯はその身体に噛み付き、情など一切見せない様子で的確に抉っている。 光る輪が揺れる。 静かだが、激しい動きを的確に夜に印す。 途方に暮れる栗色の瞳はしかし揺るがない。焼き付けようとしているように光の動きを見つめた。夜に照るあの光。暗闇を暗闇としない、月の分身は、炎の代わりになって彼女の暗闇に寄り添い続けた。その光が、獣の動きで弱者を貪る。 硬直している主とは裏腹に、懐から電光石火で彼に跳び込む存在があった。彼と双璧を成す獣は鈍い音を立て相手を突き飛ばした。 息絶え絶えのヤミカラスは地に伏し、その傍にエーフィが駆け寄る。遅れて、向こう側から慌てた様子のフカマルが短い足で必死に走ってきた。 しかし、突き放されたブラッキーに電光石火一つでは多少のダメージを与えることは叶っても、気絶させるほどの威力には到底及ばない。ゆっくりと身体をもたげ、低い唸り声を鳴らし、エーフィを睨み付ける。対するエーフィもヤミカラスから離れ、ブラッキーに相対する。厳しい睨み合いは、彼等に訪れたことのない緊迫を生んだ。二匹とも瞬時に距離を詰める技を会得している。間合いなどあってないようなものである。 二対の獣の間に走る緊張した罅が、明らかとなる。 「やめて!」 懇願する叫びには、悲痛が込められていた。 ブラッキーの耳がぴくりと動く。真っ赤な視線が主に向いた時、怨念ともとれるような禍々しい眼光にアランは息を詰める。それは始まりの記憶とも、二度目の記憶とも重なるだろう。我を忘れ血走った獣の赤い眼。決して忘れるはずのない、彼女を縫い付ける殺戮の眼差し。 歯を食いしばり、ブラッキーは足先をアランに向ける。思わず彼女の足が後方へ下がったところを、すかさずエーフィが飛びかかった。 二度目の電光石火。が、同じ技を持ち素早さを高め、何より夜の化身であるブラッキーは、その動きを見切れぬほど鈍い生き物ではなかった。 闇夜にもそれとわかる漆黒の波動が彼を中心に波状に放射される。悪の波動。エーフィには効果的であり、いとも簡単に彼女を宙へ跳ね返し、高い悲鳴があがる。ブラッキーの放つ禍々しい様子に立ち尽くしたフカマルも、為す術無く攻撃を受け、地面を勢いよく転がっていった。間もなくその余波はアラン達にも襲いかかる。生身の人間であるアランがその技を見切り避けられるはずもなく、躊躇無くアメモースごと吹き飛ばした。その瞬間に弾けた、深くどす黒い衝撃。悲鳴をあげる間も無く、低い呻き声が零れた。 腕からアメモースは転がり落ち、地面に倒れ込む。アランは暫く起き上がることすら満足にできず、歪んだ顔で草原からブラッキーを見た。黒い草叢の隙間から窺える、一匹、無数に散らばる星空を背に孤高に立つ獣が、アランを見ている。 直後、彼は空に向かって吠えた。 ひりひりと風は絶叫に震撼する。 困惑に歪んだ彼等を置き去りにして、ブラッキーは走り出した。踵を返したと思えば、脱兎の如く湖から離れていく。 「ブラッキー! 待って!!」 アランが呼ぼうとも全く立ち止まる素振りを見せず、光の輪はやがて黒に塗りつぶされてしまった。 呆然と彼等は残された。 沈黙���永遠に続くかのように、誰もが絶句し状況を飲み込めずにいた。 騒ぎを感じ取ったのか、遅れてやってきたザナトアは、ばらばらに散らばって各々倒れ込んでいる光景に言葉を失う。 「何があったんだい!」 怒りとも混乱とも��れる勢いでザナトアは強い足取りで、まずは一番近くにいたフカマルのもとへ向かう。独特の鱗で覆われたフカマルだが、戦闘訓練を行っておらず非常に打たれ弱い。たった一度の悪の波動を受け、その場で気を失っていた。その短い手の先にある、光に照らされ既に息絶えた存在を認めた瞬間、息を詰めた。 「アラン!」 今度はアランの傍へやってくる。近くでアメモースは蠢き、アランは強力な一撃による痛みを堪えるように、ゆっくりと起き上がる。 「ブラッキーが」 攻撃が直接当たった腹部を抑えながら、辛うじて声が出る。勢いよく咳き込み、呼吸を落ち着かせると、もう一度口を開く。 「ブラッキー、が、ヤミカラスを……!」 「あんたのブラッキーが?」 アランは頷く。 「何故、そんなことが」 「私にも、それは」 アランは震える声を零しながら、首を振る。 勿論、野生ならば弱肉強食は自然の掟だ。ブラッキーという種族とて例外ではない。しかし、彼は野生とは対極に、人に育てられ続けてきたポケモンである。無闇に周囲を攻撃するほど好戦的な性格でもない。あの時、彼は明らかに自我を失っているように見えた。 動揺しきったアランを前に、ザナトアはこれ以上の詮索は無意味だと悟った。それより重要なことがある。ブラッキーを連れ戻さなければならない。 「それで、ブラッキーはどこに行ったんだ」 「分かりません……さっき、向こう側へ走って行ってそのままどこかへ」 ザナトアは一度その場を離れ老眼をこらすが、ブラッキーの気配は全く無い。深い暗闇であるほどあの光の輪は引き立つ。しかしその片鱗すら見当たらない。 背後で、柵にぶつかる音がしてザナトアが振り向く。よろめくアランが息を切らし、柵に寄りかかる。 「追いかけなきゃ……!」 「落ち着きな。夜はブラッキーの独壇場だよ。これほど澄んだ夜で血が騒いだのかもしれない。そうなれば、簡単にはいかない」 「でも、止めないと! もっと被害が出るかもしれない!」 「アラン」 「ザナトアさん」 いつになく動揺したアランは、俯いてザナトアを見られないようだった。 「ポッポを殺したのも、多分」 続けようとしたが、その先を断言するのには躊躇いを見せた。 抉られた首には、誰もが既視感を抱くだろう。あの日の夜、部屋にはいつもより風が吹き込んでいた。万が一にもと黒の団である可能性も彼女は考慮していたが、より近しい、信頼している存在まで疑念が至らなかった。誰も状況を理解できていないだろう。時に激情が垣間見えるが、基は冷静なブラッキーのことである。今までこのような暴走は一度として無かった。しかし、ブラッキーは、明らかに様子が異なっていた。アランはずっと気付いていた。気付いていたが、解らなかった。 闇夜に塗り潰されて判別がつかないが、彼女の顔は蒼白になっていることだろう。一刻も早く、と急く言葉とは裏腹に、足は僅かに震え、竦んでいるようだった。 「今はそんなことを言ってる場合じゃない。しゃんとしな!」 アランははっと顔を上げ、険しい老婆の視線に射止められる。 「動揺するなという方が無理だろうが、トレーナーの揺らぎはポケモンに伝わる」 いいかい、ザナトアは顔を近付ける。 「いくら素早いといえど、そう遠くは行けないだろう。悔しいがあたしはそう身軽には動けない。この付近でフカマルとアメモースと待っていよう。もしかしたら戻ってくるかもしれない。それに人がいるところなら、噂が流れてくるかもしれないからね。ここらを聞いて回ろう。あんたは市内をエーフィと探しな。……場所が悪いね。あっちだったら、ヨルノズク達がいるんだが……仕方が無いさね」 大丈夫、とザナトアはアランの両腕を握る。 「必ず見つけられる。見つけて、ボールに戻すことだけを考えるんだ。何故こうなったかは、一度置け」 老いを感じさせない強力な眼力を、アランは真正面から受け止めた。 「行けるね?」 問われ、アランはまだ隠せない困惑を振り払うように唇を引き締め、黙って頷いた。 ザナトアは力強くアランの身体を叩き、激励する。 捜索は夜通し続いた。 しかしブラッキーは一向に姿を見せず、光の影を誰も見つけることはできなかった。喉が嗄れても尚ブラッキーを呼び続けたアランだったが、努力は虚しく空を切る。エーフィも懸命に鋭敏な感覚を研ぎ澄ませ縦横無尽に町を駆け回り、ザナトアも出来る限り情報収集に励んだが、足取りを掴むには困難を極めた。 殆ど眠れぬ夜を過ごし、朝日が一帯を照らす。穏やかな水面が小さなきらめきを放つ。晴天の吉日と水神が指定したこの日は、まるで誰かに仕組まれていたように雲一つ無い朝から始まる。 キリが沸き立つ、秋を彩る祭の一日が幕を開けた。 < index >
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十八盛酒造(株) 日本酒 美味いもんクラブ&美老堂 黄金あげ、にん天 熊屋酒造(有) 日本酒 和田商店 レンコンコロッケ、唐揚、ポテトフライ、唐揚セット 三冠酒造(有) 日本酒 メネクシェ トルコアイス、チキンケバブ、ビーフケバブ 萬歳酒造(株) 日本酒、甘酒 河内牧場産直店 吉備高原焼そば(牛すじ焼そば)、牛すじ焼きそばパン、牛すじそばめし (株)妹尾酒造本店 焼酎、リキュール、本みりん Acht/Herzen(アハト・ヘルツェン) 12〜14種類のハム・ソーセージ、盛合せソーセージ ふなおワイナリー(有) マスカットワイン、ピオーネワイン、白桃スムージー、 マスカットソフトクリーム、白桃ソフトクリーム タコドック タコドック、ドリンク 真備竹林麦酒醸造所 地ビール いきな家 えびめし、オムえびめし、カタラーナ(アイスプリン)、えびめしボール 吉備土手下麦酒醸造所 地ビール 黒場 ホルモン焼きそば 岡山地酒創庫イチローズ リキュール たこ焼き REEF たこ焼き 岡山ワイン協会 くぼ観光農園 マスカット、マスカットベリーA 中山下テラス 酒、うどん 岡山県立倉敷鷲羽高等学校&児島 YEG たこピン販売(YEGコラボ) cafe REGOD チキンオーバーライス 鳥取県中部地震復興支援市 モサエビの塩焼き、モサエビの味噌汁、鳥取中部の銘菓 まんま工房 自然放牧草牛の無添加ソフトクリーム、自然放牧草牛の無添加プリン、 野生ルイボスティーマザーアース、玄米コーヒーゼリー ふじ心 焼うどん、おでん、缶ビール グリーンランド シュラスコライス (有)石川商会 牛串、松きのこ天ぷら、唐揚げ、さつまいもスティック、フライドポテト 中山下UNCHAIN ケバブサンド、トルコEFESビール 児島おかみさん会 たこめし、たこチャーハン、おはぎ、わたがし、缶ビール、ソフトドリンク mar_go(マーゴ) ホットドック、サンドイッチ、ドリンク 串田丸 たこ飯、たこ天、たこコロッケ 三愛 三愛特性「ごこう巻」、黒毛和牛すき焼き重 にいみ茶屋 千屋牛バーベQ、千屋牛バーガー、千屋牛ラーメン、千屋牛おでん 馳走屋 菜乃花 特製骨付き鶏山賊焼き 下津井漁業婦人会 たこ飯、大だこ唐揚げ、ゲソ唐揚、天ぷらうどん ムッシュ ド ムスタッシュ 三元豚のカツサンド、ホットドック、メープルラウンド、 パニーニ、たまごのクラブハウスサンド かつら鮮魚 たこ天、ふぐ唐揚、焼サザエ、焼にし貝、たこ入りバラ寿司、かき氷 石釜パン ききつち 自家製酵母パン、焼き菓子 お好美屋 たこ焼き、たこ天 オぷスト シナモンロール、はちみつバターサンド、ゴルゴンゾーラ、 カンパーニュ、チョコチップスティック JF 岡山漁連ふゅ〜ちゃ〜 たこ飯、たこの唐揚、たこ天、たこ串天、にぎり天、天ぷら SOL BAKERY パン 祿 海鮮焼(たこ等)、ジュース、カクテル、ビール、ステーキ類 ハジマリニ TOFUマフィン、クッキー、スコーン、ブラウニー お好み焼き あっちゃん たこ塩焼そば、たこ焼 菓子工房 ぽわん 季節のチーズケーキ、栗のチーズケーキ、いちじくのチーズケーキ、 かぼちゃのチーズケーキ、さつま芋のチーズケーキ、酒粕のチーズケーキ ナッシュサーフアメリカン ミネストローネ、カレー、ガーリックパン 林のカフェ シフォンケーキ、シフォンケーキラスク、ガレット、クッキー 肉のタカト 自家製豚、自家製和牛ローストビーフ、自家製地鶏ハム、揚物セット ママステ ワークショップ・ハロウィンイベント
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ポーセラーツ・グルーデコサロン Rainbow Rose ポーセラーツ体験 白い器にシール状の転写紙を貼って世界に1つだけのオリジナルの食器をお作りいただけます。今回はハロウィンデザインのものもご用意して��ります。 3匹のコブタ♪ フラッグガーランドつくり お部屋の模様替えに、玄関のアクセントに。ハロウィンの生地もご用意していきます♪自分好みのフラッグガーランドを作りませんか? sicogirl 子供服・ヴィンテージリメイクアイテムの販売 フランスからのカラフルインポート子供服や、ヴィンテージ古着・布を利用したリメイクアイテムをお持ちします。個性派アイテム達がハロウィンパーティー気分を盛り上げます♪ *sonrisa* ロゼットづくり&販売 糸も針も使わず、どなたでも簡単に作れるオリジナルUN-DECORロゼット作りです★ plus5°/Alie D'ore/MiLi MiLi ネイル体験 詰めが弱い方やこども様のお爪にも優しい胡粉ネイルなどネイリスト3人で可愛いデザインをご用意してお待ちしております♪指先を彩ってハロウィンを楽しんで♪ MINE/大人 mine アクセサリー・雑貨販売 キラキラキッズ&ベビーのアクセサリー&雑貨販売。淡水パール・スワロフスキー、シャネルなどを私用した大人の女性がカジュアルにコーディネートできるアクセサリー販売。 mehndi room Laule'a へなアート体験 ボディアート体験 体に絵を描く事に抵抗があるかたでも、自然の植物ヘナを使って、消えるタトゥーを体験してみてください。ボディアートは、ボディペイント用の絵の具で描いていきます。ハロウィン柄も用意してあります。 HANDMADE CANDELS ~la luce dolce~ (ラ・ルーチェ・ドルチェ/キャンドル) キャンドルワークショップ&キャンドル販売 岡山市西口から徒歩約5分・奉還町商店街にある本格的な手作りキャンドルアトリエ&ショップです。今回はハロウィンカラーで不思議なマーブルキャンドルを作ります。秋〜冬に楽しんでもらえるキャンドルの販売もあります。 DIYSHOP&WORKSHOP[nats] DIY用品の販売とワークショップ DIYを可愛く楽しむアイテムの販売。ワークショップはお家のハロウィンパーティーを盛り上げる物が作れます♪ からふるうろこ 魚のうろこを使ったアクセサリーつくり&販売&WS 魚の鱗を染色加工した素材をメインにしたアクセサリー雑貨。ハロウィンバージョンのアクセサリーをプラスしてイベントもハロウィンも楽しんでくださいね。 Cyabu*Cyabu&工作のお家 アロマ雑貨とレーザー加工食品の販売 手作りを楽しむアロマワークショップ レーザー加工機を使ったオリジナル商品とアロマ雑貨をお持ちします。100%の精油は心と身体に素敵な働きをしてくれます。自分だけの香りを作ってみませんか… Jugendo Daily Style 日本の草根木皮をブレンドした 「寿元堂茶」の販売 日本の様々な場面で使われてきた草根木皮をブレンドした「寿元堂茶」を販売します。体が求めている味があるかも。
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ご当地クラフトビール
Beer Advent Calendar 2019の7日目の記事。
私��2019年に飲んだクラフトビールをご紹介。現地でしか飲めないものを中心に書いてみます。味の感想は忘れてしまっているのでおおよそ省略。
Baird Brewery Shuzenji
https://bairdbeer.com/ja/brewery-gardens/
伊豆半島は修善寺にある、ベアードの醸造所。事前予約で醸造所内を見学可能。ていねいにビールの工程を説明してくださり、初心者でも楽しめる内容。
なおタップルームも併設されており、すぐに飲むことが可能。ボトルも購入可能なので、運転される方でもOK。
Rio Brewing & Co. 東京醸造所
http://www.riobrewing.jp/
五反田の高架下にあるビアバー。直近で免許を取得し店内で醸造を開始したようだが、まだ飲めていない。
醸造開始前からは「初陣」を推していて、こちらはすっきりとした味わい。
麦酒酒場 475ビール
https://japbrewery.jp/
鳥取は米子にあるブルワリー。もともと米子さっかどうのラーメンを食べに来たのだが、その道中で偶然見かけたので飲んでみた。2018年オープンのようなのでだいぶ歴史は浅いものの、ビールはこだわりが強い模様。
訪れたときは4タップで、風味づけとして米子のあれやこれやを使用している。
最近では米子以外でも飲める場所が増えてきたとか。機会があったらお試しあれ。
おかやま地ビール市場 蔵びあ亭
http://www.kurabeertei.com/
倉敷美観地区にあるビアバー。内装やフードは居酒屋感マックスだが、岡山各地のビールを飲むことができる。少量から飲めるので、さまざまな種類を飲み比べやす��。
このときは
真備竹林麦酒 ささ (IPA)
ARMADILLO BREWERY セッションIPA
吉備土手下麦酒 魔女の物語(コーヒースタウト)
を飲み比べ。コーヒースタウトはコーヒー感が強いので合う料理が限られてきそう。
Nihonbashi Brewery.
http://www.zot-inc.com/
日本橋と東京駅に店舗がある。オリジナルIPAはひのき升で飲むことができて、飲みにくさを引き換えに香りを楽しむことができる。インスタ映えするのではないだろうか?
Hyuga Brewery
https://twitter.com/hyugabrewery
伊豆諸島の神津島にあるブルワリー。船に乗らないとたどりつけない、という意味でいえば今年一番アクセスが悪かった。
このときも4タップだったかな? 写真はAngieという伊豆諸島名産の明日葉が入ったライトエールで、香りは好みが分かれるかもしれない。
なお予想に反して日本酒やカクテルの種類が豊富だったので、ビール目的でなくてもアリかも。
嬬恋高原ブルワリー
https://www.tsumabru.com/
群馬県の嬬恋村にて。キャンプの道中に寄ったのであまり記憶がない。イートインの利用が多そうだが、ボトルだけ購入もできる。
DSPEED
http://twitter.com/beer_by_dspeed
目黒にある、広島お好み焼きとクラフトビールの店。DSPEEDとベアードがコラボした限定シュヴァルツ「目黒不動前ビール」を飲むことができる。店内は狭いので大勢で来るのは避けたほうが良い。
8 Peaks Brewing
https://eightpeaks.co.jp/
タップルームを運営していないが、八ヶ岳周辺を中心に、長野県内にてボトルを入手可能。
蓼科山登山の最中にヒュッテにて偶然見かけた。山頂でなくても、ふもとの���食店やリカーショップ・茅野駅でも購入できる。
Cooper Ale’s
新橋のビアバーにて。ここ限定、というものではないが、あまり見かけない木更津Song Birdが入荷していた。入荷情報はFacebookをチェック。
松戸ビール&タップルーム
http://matsudobeer.com/
かつて永代橋近くにあった “EITAI Brewing Cafe&Dinner” が紆余曲折あって、松戸に移転したかたちとなる。
ビールは5タップ、「アノコロノベニトビ」(IPA) は一口目からシビれたが後味は落ち着いた感じ。フードはおつまみが中心。永代の1Fのようなこじんまりとした雰囲気。
所感
ご当地ビールの場合でも、自動車の運転が不要で、交通機関や徒歩で行きやすい場所にあるものに訪れる傾向が多かった。来年も各地のビールを飲んで回りたい。
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平成30年7月豪雨被害義援金ビールに関しまして
ご協力いただきました皆様ありがとうございます。 現状約1週間で4万円ほどの義援金が集まっております。 義援金の送り先ですが、10万円になりました時点で、 吉備土手下麦酒醸造所様に振り込ませていただきます。 引き続きの皆様のご協力をお願いいたします。 飲んで支援
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山陽新聞 (会員登録)
岡山神社で29日にビアガーデン 「茅輪祭」に合わせ地ビールを 山陽新聞 (会員登録) 岡山市北区石関町の岡山神社で29日、地ビールなどを味わえる「神社deビアガーデン」が開かれる。厄を落とし、無病息災を祈る「茅輪祭(ちのわまつり)」に合わせた催し。 ビアガーデンは午後4時~9時。岡山市の吉備土手下麦酒醸造所と萬歳酒造がそれぞれ地ビールや地���、 ... and more »
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昨日の記録 今年も参加しました! 東京時代のご近所 T.Y.HARBORも来てるし 懐かしー!! #yuzuale なくて、ゴールでんなんとか、笑 で乾杯! #tyharbor #吉備土手下麦醸造所 #岡山パクチー #松江ビアへるん #広島シトラスペールエール1年熟成 #うしとらブルワリー #不易流行 #湘南ビール #大磯こたつみかんエール #サンクトガーレン #ブラウンポーター #城端麦酒 #はかまエール #伊勢角屋麦酒 #matyaale #大山Gビール #ラオホ #ハーヴェストムーン #エクストラスタウト #宮崎ひでじビール #万感熊本地震復興支援 #富士桜高原麦酒 #富士桜RoppongiDraft2 #梅錦ビール #限定醸造ソクジョウ2017ver #箕面ビール #ペルジャンペールエール #志賀高原ビール #イットンIPA 15種類お友達とシェアして飲みましたー! 頑張って記録。(皆に教えてもらう) セレクト上手なお友達に 選んでもらって 全部好みで美味しい!楽しい♪ 特に好みだったのが去年も飲んだ 梅錦の清酒酵母を使ったビール ちゃんとお米の、日本酒の感じもしてて 美味しいビールなのが凄いー あと、意外ヒットの吉備土手の岡山パクチー (写真3枚目) 甘めのビールにパクチーが かなり良くて これ、自分でパクチー乗せてみる?と思いました。 お料理も広島の名店が勢揃い、 日本酒のお店も出してるのとか 結構ビールに合うとか (今年の大ヒットいぶしぎんのトルティーヤ) お店が多すぎて見逃してたりする。 初めて参加した時、 もし東京に戻っても毎年来たいと思ったくらい楽しい! (去年まで他のSNSに載せてみずらかったのでInstagramにも載せておくことに) とはいえ今年が最後がも?なんて話も 来年もありますように…✨ (地ビールフェスタinひろしま)
#ブラウンポーター#松江ビアへるん#イットンipa#tyharbor#宮崎ひでじビール#ラオホ#��ンクトガーレン#伊勢角屋麦酒#yuzuale#うしとらブルワリー#ハーヴェストムーン#志賀高原ビール#岡山パクチー#富士桜roppongidraft2#万感熊本地震復興支援#はかまエール#限定醸造ソクジョウ2017ver#大山gビール#梅錦ビール#ペルジャンペールエール#湘南ビール#エクストラスタウト#吉備土手下麦醸造所#不易流行#大磯こたつみかんエール#matyaale#広島シトラスペールエール1年熟成#城端麦酒#富士桜高原麦酒#箕面ビール
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津波被災地の麦でビール 岡山の醸造所、東日本大震災復興後押し
#ビール [sankei.com]岡山市で地ビールを生産する「吉備土手下麦酒醸造所」が、宮城県東松島市で栽培された大麦を100%使ったビール「復興のたより」を発売した。東松島市の沿岸部は、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた。塩害で作物の栽培が困難になった被災地 …
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【#ビール 関連ニュース】「印ビール「Bira」CEO、株式売却交渉中と明かす キリンと協議か - ロイター (Reuters Japan)」他 全71件
印ビール「Bira」CEO、株式売却交渉中と明かす キリンと協議か - ロイター (Reuters Japan)
GOOD NATURE STATION × キリンビール「Tap Marche(タップ・マルシェ)」と地元・京都のフードが味わえるイベントを開催いたします - PR TIMES
夏のビールやアイスコーヒーに最適!スピード冷却&温め可能のポータブルタンブラー「COLD AND WARM CUP」 - PR TIMES
FLOWER FLOWER、"僕ビール君ビール"コラボ生配信イベント"インコとかえるの気まぐれサマー"8/15開催決定 - Skream!
「ライディーンビール ヴァイツェン」(600円) - 品川経済新聞
テレ東、伊藤隆行P・佐久間宣行Pやアナウンサーがビールを飲みながら裏話配信 - マイナビニュース
臨場感や爽快感味わって 湘南モノレール50周年ビール第2弾 - 47NEWS
アサヒビール博多工場、ビールテイスト清涼飲料製造設備が着工 CO2排出削減へ - 博多経済新聞
なんで?精神科医が「ノンアルコールビールを仕事中に飲むといい」と語る理由(CanCam.jp) - Yahoo!ニュース
ビール缶の中に住む不思議な友達の話「麦酒姫」など収録、朝陽昇作品集が発売 - ナタリー
【阪神梅田本店】関西のブルワリーから厳選!「阪神のオンラインだよ!クラフトビール」オンラインで初開催! - PR TIMES
小田急湘南ゲートでビールイベント 感染防止対策万全に地元向け企画 - 湘南経済新聞
地域愛が溢れる大森山王ビール専門店「Hi-Time」が誕生! (2020年8月12日) - エキサイトニュース
8/29、SUPERSONICとアサヒビールのタイアップTwitterライブ「SUPER DRY VIRTUAL BAR presents SUPERSONIC ONLINE TALK&LIVE」開催決定 - Festival Life
ストックホルムのクラフトビール「オムニポロ」日本上陸、東京・日本橋にビールスタンド誕生 - Fashion Press
世界各地の人気ビールが楽しめるフェアの第二弾、「ワールド ビール フェア」がスタート! (2020年8月11日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース
「クラフトビールで地元を盛り上げたい!」醸造所をオープンした若き造り手の想い【福島県】(福島テレビ) - Yahoo!ニュース
グルテンフリーのビール市場のグローバルな洞察、規模、動向、2020年から2025年までのグローバルな展望 - ㈱ムービーバンク
仙台・長町商品券、お得感「3割」以上に ビール券、消毒液…商店街で独自の特典 - 河北新報
「ヤオロズクラフト」1階のビールサーバー - 品川経済新聞
昨年に引き続き、世界各地の人気ビールが楽しめるフェアの第二弾「ワールド ビール フェア」がスタート - PR TIMES
ふるさと納税サイト「ふるなび」が『ビール特集』を公開!定番ビールから地ビールまでさまざまな種類をご紹介! - PR TIMES
酒好き必見、超お手軽に缶ビールを美味しく飲む裏技を試してみた - 秒刊SUNDAY
ビールの味が時間とともに変わる 謎の氷の正体は?|MONO TRENDY - 日本経済新聞
五反田に「ヤオロズクラフト」 塚田農場の新業態、新潟・八海醸造とコラボ(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース
比較! 最新ノンアルコールビールはどれがうまい!? サントリー・キリン・アサヒ・サッポロ - AppBank.net
本能的においしいはずがないビールを、なぜ人はゴクゴクと飲み干すのか(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
世界ビールデーキャンペーン開催!飲みたくなるドメイン「.beer」を20%オフでご提供 - PR TIMES
川越・ユープレイスにブルワリー・レストラン コエドブルワリーが出店(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース
「星野リゾート 界」の15施設だけで味わえるオリジナルビール「至福の湯上がりビール」ってどんな味? - @DIME
海水浴とビール祭りに人殺到 3カ月感染者ゼロの町(テレビ朝日系(ANN)) - yahoo.co.jp
ワンランク上の家飲み体験を“注ぎたてのクラフトビール”ד揚げたての唐揚げ”で実現 クラフトビールのデリバリー販売開始『東京唐揚げ専門店 あげたて』 - PR TIMES
ドラッグ中��の歌がビールのCMソングに ジェネシス1986年の人気曲を振り返る(Rolling Stone Japan) - Yahoo!ニュース
「あなたの乾杯が支援になる。」クラフトビール定期便「ふたりのみ」がビールを飲んで医療基金やコロナ支援の寄付をサポートできる「ONE AND ONLY」参加ブルワリーのクラフトビールセットを限定販売 - PR TIMES
ノンアルコールビール市場規模2020 Outlookのデータは、国内およびグローバル市場トップ選手の影響で、別途グローバルのために最新です:市場動向、セグメンテーション、地域データによる消費、市場の成長2050 - ヤマガタ人材新聞
西和賀のビール 再び 沖縄・ヘリオス酒造が発売 - 岩手日報
ビール大手4社が減収 コロナ禍で、サッポロは赤字―6月中間 - 時事通信ニュース
スウェーデン発のビールスタンド「オムニポロス・トウキョウ」が日本初上陸。(VOGUE JAPAN) - Yahoo!ニュース
八ヶ岳産ホップ100%のクラフトビールを片手にガーデンへ 「クラフトビールフェア」と試飲会開催 - 松本経済新聞
13日から体文にクラフトビアガーデン出現 (2020.8.12) - ケンオー・ドットコム
ビールのレシピキット市場による業界動向、サイズ、共有、会社概要、成長、発達および予測による2020年の分析360の市場のアップデートにより、 - ヤマガタ人材新聞
“脳が溶けそうな味わい”と評されるスウェーデンのクラフトビールが日本初上陸!(食楽web) - yahoo.co.jp
今だけ出会える “ビールで作った消毒液” コロナでピンチの門司港地ビール工房が開発 北九州市(TNCテレビ西日本) - Yahoo!ニュース
西野七瀬「ごめんなさいってなっちゃう」絶対NGな男性の特徴は…ファンはもうビールを飲めなくなる!? - COCONUTS
小樽・銭函で「ビールまつり」 新たなスタイルでビアガーデン - 小樽経済新聞
1998年10月8日のベイスターズ ビールかけ中継を担当したあの日のこと(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
「乾杯!」できない時代の新たなビール体験を提案。リップルズが次世代ビールアートマシンの一般販売&リースを開始 - PR TIMES
国内ビールテイスト初の快挙!「サッポロ ホワイトベルグ」「ダイヤモンド テイスト アワード」受賞! - PR TIMES
新型コロナ禍で廃棄される20000リットルのビール⇒新しいジンに生まれ変わった。(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース
日本製品不買運動から1年 ビール・車などの輸入減続く=韓国 - 聯合ニュース
» Blog Archive » 今こそ、もっと和歌山 「三代目」吉田社長 - わかやま新報オンラインニュース
阪神梅田本店がクラフトビールのオンライン催事 関西ブルワリーの魅力発信 - 梅田経済新聞
ラングホテルハカタでテラスBBQ&世界のビール満喫! 試食会リポ(ファンファン福岡) - Yahoo!ニュース
関空テーマのビール開発 大阪府泉佐野市 - 時事通信
【参加無料】8月4日「ビヤホールの日」にちなみ「ビール好き」のためのオンライン飲み会を開催。#LMOのオンライン婚活 - PR TIMES
三浦春馬を誰が殺したか?“犯人”は今日もビールを旨そうに飲んでいる - まぐまぐニュース!
多摩のクラフトビール特集 - 株式会社グッドライフ多摩
大手ビール会社 地産地消を応援(テレビ高知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
本能的においしいはずがないビールを、なぜ人はゴクゴクと飲み干すのか 「のどごし」が求められる科学的理由 - PRESIDENT Online
下北沢に台湾料理&レコードの店 「魯肉飯」や台湾クラフトビール提供(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース
大分県内12年ぶり厚労大臣表彰 ファン工業とサッポロビール九州日田工場 - 大分合同新聞
コロナ禍で余剰のビールをジンにして発売、エシカル・スピリッツ「REVIVE」、バドワイザー・月桂冠と協業で開発(食品産業新聞社ニュースWEB) - Yahoo!ニュース
世界初!注文から60分以内『純粋令生ビール』をお届け「マーベリックス ビアステーション」2020年8月20日(木)にオープン - 朝日新聞
グローバルノンアルコールビール市場の2020の概要、主要企業、セグメンテーション分析、2024によって開発状況と予測 - ヤマガタ人材新聞
八村塁がブラッドリー・ビールからのアドバイス明かす「もっと思い切って行け」(見逃し配信無料) | NBA Rakuten - NBA Rakuten NEWS
ビールが進む! 『ギャレットポップコーン』の限定「チリトマト」&「サワークリームオニオン」を食べてみた(食楽web) - Yahoo!ニュース
ビールがうまい夏がやってきた! いきなり!ステーキが「生ビールフェア」を本日1日(土)から開催 - ネタとぴ
アサヒビール、「ウィルキンソン・ハイボール 期間限定ジンジャエール」を発売 - livedoor
ビールを手指消毒用アルコールに再利用 DeNAが込めたファンと生産者への想い - Full-Count
新型コロナとハードセルツァー流行の影響、アメリカでビール缶が不足 - Time Out Tokyo
夏はやっぱりビール!鹿児島県霧島市で「バレルバレープラハ&GENビアガーデン」オープン(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース
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岡山神社で29日にビアガーデン 「茅輪祭」に合わせ地ビールを 山陽新聞 (会員登録) 岡山市北区石関町の岡山神社で29日、地ビールなどを味わえる「神社deビアガーデン」が開かれる。厄を落とし、無病息災を祈る「茅輪祭(ちのわまつり)」に合わせた催し。 ビアガーデンは午後4時~9時。岡山市の吉備土手下麦酒醸造所と萬歳酒造がそれぞれ地ビールや地酒、 ... and more »
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岡山神社で29日にビアガーデン 「茅輪祭」に合わせ地ビールを 山陽新聞 (会員登録) 岡山市北区石関町の岡山神社で29日、地ビールなどを味わえる「神社deビアガーデン」が開かれる。厄を落とし、無病息災を祈る「茅輪祭(ちのわまつり)」に合わせた催し。 ビアガーデンは午後4時~9時。岡山市の吉備土手下麦酒醸造所と萬歳酒造がそれぞれ地ビールや地酒、 ... and more »
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岡山神社で29日にビアガーデン 「茅輪祭」に合わせ地ビールを 山陽新聞 (会員登録) 岡山市北区石関町の岡山神社で29日、地ビールなどを味わえる「神社deビアガーデン」が開かれる。厄を落とし、無病息災を祈る「茅輪祭(ちのわまつり)」に合わせた催し。 ビアガーデンは午後4時~9時。岡山市の吉備土手下麦酒醸造所と萬歳酒造がそれぞれ地ビールや地酒、 ... and more »
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岡山神社で29日にビアガーデン 「茅輪祭」に合わせ地ビールを 山陽新聞 (会員登録) 岡山市北区石関町の岡山神社で29日、地ビールなどを味わえる「神社deビアガーデン」が開かれる。厄を落とし、無病息災を祈る「茅輪祭(ちのわまつり)」に合わせた催し。 ビアガーデンは午後4時~9時。岡山市の吉備土手下麦酒醸造所と萬歳酒造がそれぞれ地ビールや地酒、 ... and more »
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