#冨田伸明先生
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#冨田伸明 #冨田伸明が歩く蘇州 #冨田伸明先生 #冨田伸明に学ぶ着物 #京香織 #黒香師 #黒香師工房 (京都 Kyoto, Japan) https://www.instagram.com/p/CqC09oMO6LF/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2024年11月18日に発売予定の翻訳書
11月18日(月)には9点の翻訳書が発売予定です。 また、翻訳書ではありませんが関連書籍として、『翻訳する女たち』が発売になります。
せかいにひとつ あなたのうた
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ニコラ・デイビス/著 マーク・マーティン/イラスト 西野博之/翻訳
子どもの未来社
h同境定理
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J.W.ミルナー/著 松尾信一郎/翻訳 川辺治之/翻訳
岩波書店
ホロコーストとジェノサイド : ガリツィアの記憶からパレスチナの語りへ
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オメル・バルトフ/著 橋本伸也/翻訳
岩波書店
Facial Danger Zones 日本語版(フェイシャルデンジャーゾーン)[Web動画付] : 手術・注入療法・非侵襲機器療法を安全に行うために
Rod J. Rohrich/編集・原著 James M. Stuzin/編集・原著 Erez Dayan/編集・原著 E.Victor Ross/編集・原著 ほか
医学書院
マリアンヌ先生のダウン症のある子どもたちの手の器用さを育てるガイド 日常生活で楽しく取り入れる活動BOOK 原著第3版
真野英寿/監修・翻訳 太田麻衣/翻訳 東恩納拓也/翻訳 Maryanne Bruni/原著
三輪書店
台湾レトロ建築をめぐる旅
老屋顔/著 小栗山智/翻訳
エクスナレッジ
ストーリーテリングで観客の心をつかむ映像演出101
猪川なと/翻訳 キム・ソンヨン/原著
翔泳社
TwitterからXへ 世界から青い鳥が消えた日 ジャック・ドーシーからイーロン・マスクへ、炎上投稿、黒字化、買収をめぐる成功と失敗のすべて
鈴木ファストアーベント理恵/翻訳 カート・ワグナー/原著
翔泳社
妖精事典 新装版
キャサリン・ブリッグズ/著・編集 平野敬一/翻訳 井村君江/翻訳 三宅忠明/翻訳 吉田新一/翻訳
冨山房
翻訳する女たち 中村妙子・深町眞理子・小尾芙佐・松岡享子
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大橋由香子/著
エトセトラブックス
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2022年11月13日
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【サマリー:J1参入プレーオフ 決定戦】
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【熊本】J1初昇格逃す、大木武監督「こんな経験忘れたほうがいい」プレーオフで京都とドロー(日刊スポーツ)
J2ロアッソ熊本は1-1で京都サンガFCと引き分け、上位の京都が勝利するプレーオフ(PO)の規定により、J1初昇格を逃した。
下克上昇格はかなわなかったが、意地は見せた。同点の後半ロスタイム2分。クロスの流れから、MF平川怜(22)が渾身のシュートを放った。だが、京都FWウタカの“顔面ブロック”に阻まれた。再び目の前にきたボールをシュート。しかし今度はゴールポストにはじかれ力尽きた。
1点を追う後半23分、右CKから、DFイヨハ理ヘンリー(24)が2戦連発となるヘディング弾で同点。ボール支配率で上回り、枠内シュートも互角の7本と健闘した。
とはいえ、負けは負け。来季1年契約で続投する大木武監督(61)は、来季のPOの経験を生かす方法を問われて「いい経験を踏んだなら生かせるが、負けて、こんな経験忘れたほうがいい。サポーターを笑って帰してやれなかったのが心残り」と悔しさをにじませた。
九州のライバル・大分がJリーグ史上初となるJ3を経験してのJ1復帰を果たした18年。くしくも、熊本は08年のJ2昇格後初めてJ3降格の屈辱を味わった。前年の17年は他力ながら21位でギリギリ残留していたが、16年4月の熊本地震の影響もあって弱体化して以降、勢いを取り戻せないままもがき続けてきた。14年度決算では債務超過に陥り、クラブ存続の危機もあった。
だが、広島で強化部長や社長を務め、育成面で評価があった織田秀和氏(61)が18年にGM就任して、徐々に息を吹き返していった。
編成において、資金難ゆえに将来有望で伸びしろのある大学生の獲得に重きを置く。日本代表DF冨安と福岡ジュニアユース時代に同学年だった2年目のMF杉山や、J2得点ランク3位(14得点)で3年目FW高橋ら中心の多くが、大卒から熊本でプロになった選手。その数は、京都戦でのスタメンで6人に及んだ。20年に就任の大木監督が清水、京都監督、日本代表コーチなどを務めた豊富な経験を基に鍛え上げた。
J1の16位とはいえ、予算は約3倍の京都が相手だった。だが、大木監督は「(クラブの)歴史がないとか、経験がないとか、予算がないとかあるが、うちみたいなチームは何も成し遂げていないので、俺らもやれないことはないと思う」と強気で立ち向かった。
就任から3年計画で進化を遂げた“大木チルドレン”が、監督の言う「普段通りにやる」サッカーを体現した。エンブレムに象徴される火の国熊本の“暴れ馬”のごとく暴れた。【菊川光一】
【熊本】来季もJ2で編成面はいばらの道 主力残留望まれるも“草刈り場”になる可能性大(日刊スポーツ)
ロアッソ熊本はJ1参入プレーオフ敗退で来季もJ2となり、チーム編成面では、いばらの道が待ち受ける。
22年度決算見込みは収入約7億円、チーム人件費約3億円の緊縮財政の中、リーグ4位と躍進を遂げた。だが、来季も資金不足により、過度な補強や外国人の獲得はしない予定だ。
永田求社長(71)は「4番バッターばかりをそろえても仕方ないわけですから、野球で言う。ブレずに伸びしろのある若手を育てるチームにする」。編成に関しては、これまで通りお金をかけず、向上心やハングリー精神を持つ大学生の獲得や、ユースからの昇格などをベースにする方針だ。
基本、アンカーのMF���原創主将(24)、J2得点ランク3位のFW高橋利樹(24)、DF菅田真啓(25)ら主力の残留が望まれる。だがJ1からのオファーがすでに届いた選手もおり、他クラブの“草刈り場”になる可能性が高い。J3から昇格1年目で4位躍進した一方で、選手個々の能力もフォーカスされた。
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文科省が「図書館の自由」揺るがす依頼文 「拉致問題の本充実を」(朝日新聞)
文部科学省が全国の公立・学校図書館向けに出した1通の依頼文が波紋を呼んでいる。「拉致問題の関連本の充実」を求めるもので、内閣官房が文科省に依頼した。特定のテーマで国が図書館にこうした文書を送るのは初めてという。これに対し、公益社団法人・日本図書館協会は10月、「図書館の自由に関する宣言を脅かすものであると懸念する」などとする意見書を文科省に出した。
「北朝鮮当局による拉致問題に関する図書等の充実に係る御協力等について」
文科省が8月末、全国の公立・学校図書館あてに送った「事務連絡」だ。文書は、拉致問題の解決には「世論の一層の喚起が不可欠」だと指摘。12月10~16日の啓発週間に向けて関連本を充実させ、テーマ展示をするなどして、「児童生徒や住民が手にとりやすい環境の整備」に協力するよう求めている。
文科省地域学習推進課によると、図書館向けにこうした文書を出すのは初めて。「内閣官房拉致問題対策本部から頼まれたから」で、「図書館の自由を侵害する趣旨ではない。撤回予定はない」という。
拉致問題対策本部も「毎年力を入れている若者の啓発策だった。お���いにすぎず問題があるとは考えていない」との見解を示した。
図書館には戦前の反省から、独立や市民への責任をうたった「図書館の自由に関する宣言」がある。宣言では、「権力の介入または社会的圧力に左右されることなく、自らの責任に基づき資料の収集と提供を行う」などと明記している。
このため、図書館協会は依頼文について「外部からの圧力を容認し、主体的な取り組みを難しくする怖れがある」などとして「是認できない」としている。
現場の司書たちにも、危機感が広がっている。
千葉県の公立図書館で働く50代の男性司書は、9月、県から届いたメールで依頼文を知った。違和感を覚えた男性が司書の会議で議題にすると、戸惑いの声が上がった。
「国が依頼してくるのはどうなのか」「拉致問題は重要。本をそろえないということはないが……」
男性は「依頼文の通りに展示すれば『従った』ととられる。もう普通の展示はできない」と話す。
「国は『正しいこと』をやろうとしているのかもしれないが、協力を求めて当然という考え方は怖い」
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ウクライナ廃虚にバンクシー壁画 「不屈の象徴」と住民歓迎(AFPBB)
【11月13日 AFP】英国の覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)が、ウクライナの首都近郊の廃虚と化した建物の壁にグラフィティを描いた。住民は「不屈の象徴」になると歓迎している。
バンクシーは11日、廃虚の壁に描かれた、倒立する体操選手の絵の写真3枚をインスタグラム(Instagram)に投稿。キャプションには「ボロジャンカ(Borodyanka)、ウクライナ」と記されていた。
首都キーウ北西に位置するボロジャンカは、ブチャ(Bucha)やイルピン(Irpin)と同じく、2月のロシア軍の侵攻開始直後に激しい攻撃にさらされ、4月まで占領されていた町。ロシア軍による徹底的な破壊の爪痕を残す場所として知られている。
「私たちが不屈であることを示す象徴となる」と、オレクシーさんはAFPに語った。「そうとも、わが国は負けない」
ボロジャンカでは、柔道着姿の大人の男性を小さな男の子が投げ飛ばす様子を描いた壁画も見つかった。武道に熱心なロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がモチーフとみられる。
この作品がバンクシーの作品かは確認できていないが、ウクライナのテレビジャーナリスト、ボグダン・マシャイ氏(30)は「男の子が老人に立ち向かい、打ち負かしている」「バンクシーがここボロジャンカにいるなんて信じられない」と感激を口にした。
キーウ近郊ではバンクシー風の壁画が他にも幾つか出現しており、ウクライナの人々は、バンクシーが今も国内で活動しているのではないかと考えている。イルピンの廃虚では、首を負傷してコルセットで固定した新体操の選手が、リボンの演技を披露する姿を描いたグラフィティが見つかっている。
youtube
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核ごみ、地下450メートルに 岩盤に密閉、3年後稼働―世界初の最終処分場・フィンランド(時事通信)
【オルキルオト島(フィンランド)時事】原子力発電所から出る使用済み核燃料の処理に各国が頭を悩ませる中、フィンランドは世界初の最終処分場建設を進めている。地中深くに放射性廃棄物を埋める「地層処分」と呼ばれる方式で、3年後の稼働を目指す。南西部オルキルオト島の地下400~450メートルに造られた最終処分場が、時事通信など一部メディアに公開された。
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【図解】核燃料最終処分場「オンカロ」
◇100万年先も安全
らせんを描きながら薄暗い坑道を下りていく。道幅は車2台がぎりぎり擦れ違える程度。天井や壁には掘削された岩肌の凹凸がそのまま残る。
核廃棄物の最終処分場「オンカロ」は、フィンランド語で「��窟」を意味する。使用済み核燃料は約40年間、原発敷地内の貯蔵プールで保管。鉄と銅の容器(キャニスター)で二重に密封した後、オンカロ最深部の縦穴に配置する。
水の浸入を防ぐため、縦穴と容器の隙間はベントナイトと呼ばれる粘土で埋める。すべての縦穴が埋まると、トンネルそのものを粘土とコンクリートで密閉。処分場管理会社ポシバの関係者は「この岩盤は20億年近く安定しており、氷河期など地上の環境変化にも影響されない。100万年先も安全だ」と語る。
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「オンカロ」の粘土とコンクリートで密閉された実験用トンネル=10月31日、南西部オルキルオト島
◇透明性を徹底
約5キロ続く坂道を下り、オンカロの最深部に到着した。空気は乾燥し、人や重機が舞い上げた砂ぼこりの臭いが鼻を突く。アリの巣のように張り巡らされたトンネルには、核燃料を埋設する縦穴が数メートル間隔で掘られる。最終的にトンネル数は100本以上、総延長は50キロになる見通しだ。
2025年ごろに稼働し、約100年かけて使用済み燃料6500トンを埋設する。同関係者は「すべてのトンネルや道を埋め戻した後は、地上施設を取り壊し、生物圏から隔絶する」と説明する。
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「オンカロ」の地下450メートルに下りる坑道
スウェーデンは今年1月、フィンランドに続き、最終処分場の建設計画を承認した。だが、日本を含む各国では処分場の建設��選定が難航。フィンランドが他国に先駆けた背景には、伝統的に政府や公共機関に信頼を寄せる国民性もあったとされる。「徹底した情報開示で透明性を確保し、地元住民と協議を重ねた」とポシバ社の広報責任者パシ・トゥオヒマ氏。オンカロの見学希望者は、可能な限り受け入れたという。
オルキルオト島では原子炉2基が稼働し、近く3基目も運転を開始する予定だ。原発とオンカロで20年以上働く地元住民のヤン・ライホネンさん(52)は「多くの住民は原発の安全性を信頼しており、最終処分場もさほど抵抗なく受け入れた」と話している。
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【本日(11/13)の広島県内の感染状況】(広島県)
新型コロナ 県内で2105人感染確認3人死亡 13日発表(NHKニュース)
広島県では13日、新たに2105人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、3人が亡くなったと発表されました。
感染が確認されたのは、▼広島市で955人、▼福山市で311人、▼東広島市で162人、▼呉市で120人、▼廿日市市で110人、▼尾道市で78人、▼三原市で74人、▼三次市で65人、▼府中町で52人、▼海田町で29人、▼大竹市で28人、▼庄原市で22人、▼府中市で21人、▼竹原市で18人、▼安芸高田市で11人、▼熊野町で10人、▼世羅町と神石高原町でそれぞれ7人、▼江田島市と安芸太田町、北広島町でそれぞれ6人、▼坂町で4人、▼大崎上島町で3人のあわせて2105人です。
1週間前の日曜日より71人増えていて、9日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
これで県内での感染確認は、のべ49万286人となりました。
また、県内で患者3人が亡くなったと発表されました。県内で新型コロナウイルスに感染し、その後、死亡した人は801人となりました。
新型コロナ県内の医療体制 病床使用率42.7% 12日時点(NHKニュース)
12日の時点で病床の使用率は42.7%(確保病床517床、入院患者221人)、このうち重症患者用の病床使用率は9.5%です(確保重症病床42床、重症の入院患者4人)。
軽症の人や症状がない人が入る宿泊療養施設は1047室を確保し、307人が過ごしています(利用率29.3%)。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は556.92人です。
現在、広島県の感染状況はレベル0から4の5段階のレベルのうち、医療体制への負荷が生じはじめていることを示す「レベル2」です。
【新型コロナ 厚労省まとめ】67人死亡 6万8894人感染(13日)(NHKニュース)
厚生労働省によりますと、13日に発表した国内の新たな感染者は空港の検疫などを含め6万8894人となっています。また国内で亡くなった人は67人で、累計4万7579人となっています。
また、今月10日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は速報値で6万5009件でした。
東京都 新型コロナ 3人死亡 6922人感染確認 前週に比べ652人増(NHKニュース)
大阪府 新型コロナ 4人死亡 3269人感染確認(NHKニュース)大阪府内の感染者の累計は221万2402人となりました。府内で感染して亡くなった人は、合わせて6661人となりました。
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飼いネコがコロナ発症 北海道・中標津の獣医師らが国内初報告(北海道新聞)
【中標津】根室管内中標津町の「やまだ動物病院」の獣医師山田恭嗣さん(56)と国立感染症研究所が、新型コロナウイルスに感染し、発症した飼いネコの症例を論文にまとめた。新型コロナウイルスに感染した動物の発症の報告は国内初という。山田さんは飼い主からネコに感染した可能性があるとし、「動物に接する際も感染防止を」と呼びかけている。
症例は今年4月に日本獣医師会雑誌で報告した。
ネコは、同管内の住民が室内で飼育する12歳の雌。2021年8月、飼い主と家族が新型コロナに感染して発症し、その10日後にネコにくしゃみや鼻水などの症状が出た。飼い主はネコの発症の3日後、動物病院に電話し、自身の新型コロナ感染についても伝えた。
山田さんはネコにも感染した可能性があると考え、飼い主に採材キットを送付。ネコの口内などから採取した粘液を国立感染症研究所で遺伝子や中和抗体を分析したところ、ネコが飼い主らと同じデルタ株に感染していたことがわかった。
ネコは発症8日後に食欲減退など症状が悪化。山田さんが抗菌剤や抗ウイルス剤などを投与すると翌日に症状が緩和した。風邪と症状が似ているため、山田さんは「症状だけで新型コロナと診断するのは難しく、飼い主の感染などの申し出が不可欠。情報がなく見過ごされた例もあるのではないか」とみる。
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[友の会メール]友の会10期更新は10月末まで受付中!/『ゲンロン10』全国書店販売開始!/『ゲンロンβ41』配信中!
☆**:..。o○o。:..**☆
[友の会メールvol.332]友の会10期更新は10月末まで受付中!/『ゲンロン10』全国書店販売開始!/『ゲンロンβ41』配信中!(2019年10月08日配信)
★noteで読む: https://note.mu/genron/n/ndb07712875fc
☆**:..。o○o。:..**☆
こんにちは、スタッフの宮田です。
『ゲンロン10』が全国書店にて販売開始されました。ツイッターでも嬉しいご感想をたくさんいただいております。 ゲンロンカフェでは『ゲンロン10』に関連するイベントを開催していきますので、こちらもお楽しみに! また、ゲンロン友の会9期から10期への更新を今月いっぱいまで受け付けております。 更新特典の『ゲンロン10.5』が手に入るラストチャンスです。友の会更新をお忘れなく!
* * * * *
★友の会 第10期への更新は10/31まで受付中!★
友の会会員のみなさまには、日頃よりゲンロンを支えていただきまして誠にありがとうございます。
この度、ゲンロン友の会 第10期への更新時期となりました。 10月31日までに第9期から更新していただいた方には、特別冊子『ゲンロン10.5』(非売���)を進呈いたします。こちらは『ゲンロンβ29』から『ゲンロンβ39』の記事を集めた特装版です。 (新規ご入会の方は『ゲンロン10.5』進呈の対象外となります。ご了承ください) すでに更新していただいた会員の皆さまには、『ゲンロン10.5』をまもなく発送いたします。 『ゲンロン10.5』のラインナップは、國分功一郎さんと東浩紀の対談「正義は剰余から生まれる」や、 星野博美さん、本田晃子さんの新連載、リレーエッセイ「つながりロシア」、 そして本書表紙の写真も担当された大山顕さんの「スマホの写真論」など豪華なコンテンツが目白押しです。
友の会第10期では他にも、『ゲンロン11』、「10期会期内発行の選べる単行本2冊」、『ゲンロンβ42~53』をお届けするほか、カフェ割引など多様なサービスがついてきます。
更新締め切りは10/31までとさせていただきます。詳細は以下の商品ページをご覧ください。 友の会10期への更新をよろしくお願いします。 https://genron.co.jp/shop/products/detail/244
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『ゲンロン10』がついに9/26全国書店にて発売となりました!もうお手に取っていただけましたでしょうか? また、電子書籍版も発売いたしました。ぜひお好きな媒体でお楽しみください。 Twitterではすでに嬉しいご感想を多数いただいております。ぜひたくさんのご感想をお待ちしております。 『ゲンロン10』感想まとめはこちら。 https://togetter.com/li/1409795
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★「東浩紀がいま考えていること」(2019/06/14)第1弾をVimeo公開!★
大好評に終わった、先日の東浩紀一人語りイベント第二弾。 そこで、6月に行われた第一弾をVimeo緊急公開いたします。 レンタル(7日間)600円、ご購入(無制限)1,200円です。
東浩紀「東浩紀がいま考えていること」(2019/6/14収録) https://vimeo.com/ondemand/genron20190614
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★『ゲンロンβ41』配信中!★
1.【新連載】「小松理虔 当事者から共事者へ」
『新復興論』の著者待望の新連載では、内部でも外部でもない立場を「共事者」いう言葉で掘り下げます。今回はNPO法人「レッツ」を取材。福祉と表現・個性の在り方を考えます。
2.東浩紀「ドストエフスキーとシミ��ラークル(1)」
東による連載、今回はドストエフスキーの「聖地巡礼」録の前半です。『罪と罰』の舞台の観光地化は、ラスコーリニコフの虚構への敗北なのか。現地から問いかけます。
3.星野博美「世界は五反田から始まった」
人気エッセイの最新回では一枚の家族写真から、避暑をめぐる父の家と母の家の対比が語られます。両者はやがて空襲と疎開に巻き込まれていく――家族と戦争の歴史を結ぶ必読の文章です。
4.【特別再録】速水健朗「よい子のためのツーリズム」
来年予定の単行本化に先立ち、ゲンロン黎明期の連載の初回を特別再録。震災翌年、小説作品と眺めるビーチの風景はどう見えたか。今後の配信号で追加原稿も掲載予定です!
5.伊勢康平「哲学と世界を変えるには――石田英敬×ユク・ホイ×東浩紀イベントレポート」
ゲンロンカフェ初の英語イベントの模様を、充実の注解でお届け。東洋哲学と技術は結びつくか――『新記号論』に連なる白熱の議論です。
6.藤城嘘さんによるアトリエコーナー、今回は新規展示のご紹介はお休みし、新芸術校グループ展のお知らせを掲載しています。トップバッターのグループ展A『ホンヂスイジャク』の写真付きレポートは次号掲載します。
今号も魅力的なトピックが目白押しの『ゲンロンβ41』。ぜひご一読ください!
『ゲンロンβ41』550円(税込) ゲンロンショップ(ePub版) https://genron.co.jp/shop/products/detail/245 アマゾン(Kindle版) https://amzn.to/2IwkgXb
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★新芸術校 第5期 グループB「摩訶神隠し」展開催★
2019年9月から12月まで、毎月、新芸術校5期の受講生による、新しいグループ展を五反田アトリエにて開催します。 10月12日(土)には第2弾となるグループBの展示「摩訶神隠し」がオープンします。
【グループB】摩訶神隠し 出展作家:大島有香子 / 木谷優太 / 小林毅大 / 鈴木知史 / 田中愛理 / 繭見 / zzz キュレーション:NIL(CL課程)、マリコム(CL課程) デザイン:6:30 会期:2019年10月12日(土)- 20日(日) ※10月19日(土)は講評のため終日休廊 開廊時間:15:00-20:00 https://genron-cafe.jp/event/20191019/
【講評会日時】2019年10月19日(土) 14:15~17:30 ※会場参加は受講生のみとなります。 講評会ゲスト講師 飴屋法水氏 講評会中継URL http://nico.ms/lv322231585 ※会場参加は受講生のみとなります。 ※今回はアトリエでのプレゼン中継のみとなります。講評の中継はございませんのでご了承ください。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
* * * * *
それでは以下、今週のカフェ&編集部からのお知らせです。
◆◇ ゲンロンカフェからのお知らせ ◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◇◇ 発売中の会場チケット ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆10/18(金)19:00- 佐久間裕美子×速水健朗 「マリファナはアメリカをどう変えたか ――『真面目にマリファナの話をしよう』刊行記念イベント」 ☆会場参加: http://ptix.at/m3KO3k ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322049263
★新着イベント★ ◆10/21(月)19:00- 菊地信義×川名潤×水戸部功×長田年伸 【『アイデア』387号 刊行記念トークショー 】 「来るべき『本と出版』を探る ――現代日本のブックデザインめぐる対話」 ☆会場参加: http://ptix.at/wzx8D9 ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322245159
◆10/24(木)19:00- 小川哲×アマサワトキオ×櫻木みわ 「SFを可能にする構想力と取材力 ――『嘘と正典』刊行記念イベント」 ☆会場参加: http://ptix.at/9H87zN ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322245451
★新着イベント★ ◆10/25(金)19:00- 【ゲンロン10 刊行記念】 鴻野わか菜×本田晃子×上田洋子 「ユートピアを記録/記憶する ――コンセプチュアリズムとペーパーアーキテクチャから見るロシア芸術」 ☆会場参加: http://ptix.at/5PFcNm ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322327356
★新着イベント★ ◆10/26(土)19:00- 岩渕貞太×平倉圭 「ほどかれるからだと思考 ――『かたちは思考する:芸術制作の分析』刊行記念イベント」 ☆会場参加: http://ptix.at/ntIhJ9 ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322245873
★新着イベント★ ◆10/28(月)19:00- 西田亮介×辻田真佐憲 【ゲンロン10 刊行記念】 「国威発揚文化の現在地 ――メディア戦略から政治を読む #3」 ☆会場参加: http://ptix.at/c5bDNb ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322327897
★新着イベント★ ◆10/31(木)19:00- 夏野剛×東浩紀 「男たちが語る『エンドゲーム』 ――2010年代というゲームはエンドを迎えたのか?」 ☆会場参加: http://ptix.at/pt5DtB ☆放送視聴: http://nico.ms/lv322246511
◇◇ 今週・来週の放送情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆10/9(水)18:00- 【再放送】松尾豊×東浩紀 「人工知能はどこまで社会を変えるのか」 (2015/10/20収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322165447
◆10/10(木)13:00- 【再放送】佐藤カフジ×シン石丸×東浩紀 「FPSゲーム『S.T.A.L.K.E.R』で巡るチェルノブイリ!」 (2013/9/16収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322168596
◆10/10(木)18:00- 【再放送】西田亮介×辻田真佐憲 「令和における政治広報の行方 ――メディア戦略から政治を読む #2」 (2019/07/03収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322168923
◆10/11(金)13:00- 【再放送】井田茂×東浩紀 「系外惑星から考える ――太陽系は唯一の可能性か」 (2015/5/13収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322169348
◆10/11(金)18:00- 【再放送】國分功一郎×東浩紀 「いま哲学の場所はどこにあるのか」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #2】 (2017/12/10収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322328995
◆10/15(火)18:00- 【再放送】法月綸太郎×東浩紀 「ふたたび謎解きの世界 ――名探偵と愛のゆくえ」 (2014/3/14収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322339317
◆10/16(水)18:00- 【再放送】本田晃子×上田洋子 「全体主義とユートピア建築 ――『天体建築論 レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』サントリー学芸賞受賞記念トークショー」 (2015/4/28放送) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322339662
◆10/17(木)13:00- 【再放送】冲方丁×深見真×吉上亮×大森望 【『PSYCHO-PASS3』放送開始!】 「エンターテインメントの極大射程」 (2019/4/23収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322339937
◆10/17(木)22:00- 【講評・無料生放送】長谷敏司×塩澤快浩(早川書房)×大森望 「第5回」 【ゲンロン 大森望 SF創作講座 第4期 #5】 https://live.nicovideo.jp/watch/lv322243479 (※こちらの放送はタイムシフトには対応しておりません)
◆10/18(金)13:00- 【再放送】祖父江慎×津田淳子×山本貴光 【ゲンロンカフェ at ボルボスタジオ青山 #20】 「紙の本のつくりかた」 (2019/07/26収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322340367
◆10/18(金)19:00- 【生放送】佐久間裕美子×速水健朗 「マリファナはアメリカをどう変えたか ――『真面目にマリファナの話をしよう』刊行記念イベント」 https://live.nicovideo.jp/watch/lv322049263
◆10/19(土)14:15- 【展示・無料生放送】飴屋法水×黒瀬陽平 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期 #18】 「グループ展B『摩訶神隠し』展示 ――講評会2」 https://live.nicovideo.jp/watch/lv322231585
◇◇ 現在視聴可能なタイムシフト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆10/9(水)23:59まで 【再放送】川名潤×水戸部功 司会=長田年伸 「日本のブックデザイン史を記述する 1960-2020」 (2019/2/7収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322122122
◆10/10(木)23:59まで 【再放送】金子遊×清水高志×渡邉大輔 「哲学と映像の『存在論的転回』 ――『実在への殺到』と『映像の境域』の交点から考える」 (2017/10/14収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322122604
◆10/10(木)23:59まで 【再放送】ウティット・ヘーマムーン×岡田利規×福冨渉 司会=上田洋子 「舞台と小説の交感 ――『プラータナー:憑依のポートレート』『憑依のバンコク オレンジブック』出版&東京公演開催記念」 (2019/07/02収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322122826
◆10/11(金)23:59まで 【再放送】鴻英良×危口統之×黒瀬陽平 「ラディカルな芸術とはなにか ――芸術祭におけるアーティストと観客」 (2016/4/28収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322123164
◆10/11(金)23:59まで 【再放送】鈴木忠志×東浩紀×上田洋子 「テロの時代の芸術 ――批判的知性の復活をめぐって」 (2015/5/23放送) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322123438
◆10/12(土)23:59まで 【チャンネル会員限定・生放送】高山明 × 黒瀬陽平 「展示を批評する1 ――展示指導9」 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期 #16】 https://live2.nicovideo.jp/watch/lv322230846
◆10/15(火)23:59まで 【再放送】橋爪大三郎×仲俣暁生×さやわか 「『橋本治』とはなにものだったのか ――優しいお人好しをめぐって」 (2019/07/11収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv322164547
※ご視聴は23:59まで可能ですが、ご購入いただけるのは視聴終了日の18:00までです。ご注意ください。
◇◇ 今週のおす��めアーカイブ動画 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆【vimeo】東浩紀 「東浩紀がいま考えていること ――『テーマパーク化する地球』刊行記念」 https://vimeo.com/ondemand/genron20190614 (2019/6/14収録)
◆【vimeo】卯城竜太×aggiiiiiii×上田洋子 「アート・アクティヴィズムは社会を変えるか? ――『プッシー・ライオットの革命』(DU BOOKS)刊行記念」 https://vimeo.com/ondemand/genron20181211 (2018/12/11収録)
◆【vimeo】『ゲンロン』第2期始動!『ゲンロン10』パック https://vimeo.com/ondemand/genron10
パック内容は以下の通りです。 1. 原武史×東浩紀「平成において皇后とはなんだったか」 https://genron-cafe.jp/event/20190405/
2. 高橋沙奈美×本田晃子×上田洋子「ツーリズムとナショナリズムからみる現代ロシア――建築、教会、収容所」 https://genron-cafe.jp/event/20190416/
3. 長谷敏司×三宅陽一郎×大森望「AI研究の現在とSFの想像力」【大森望のSF喫茶 #28】 https://genron-cafe.jp/event/20190417/
◆【vimeo】ゲンロンカフェ『ニッポンの演劇』セレクション https://vimeo.com/ondemand/genrontheater
パック内容は以下の通りです。 1.岡田利規×佐々木敦「新しい日本語、新しい身体――チェルフィッチュと演劇の現在」【ニッポンの演劇#1】 https://genron-cafe.jp/event/20151217/
2.飴屋法水×佐々木敦「なにが演劇なのか――パフォーマンスの「正体」をめぐって」【ニッポンの演劇#3】 https://genron-cafe.jp/event/20160413/
3.平田オリザ×佐々木敦「現代口語演劇はいかに更新されたか?」【ニッポンの演劇#4】 https://genron-cafe.jp/event/20160628/
◆【vimeo】『大森望のSF喫茶』セレクション#1 https://vimeo.com/ondemand/genronsf1
パック内容は以下の通りです。 1. 円城塔×東浩紀×大森望「テクノロジーと文学のゆくえ――小説をプログラミングする」 genron-cafe.jp/event/20151024b/
2. 飛浩隆×東浩紀×大森望「『自生の夢』刊行記念トークイベント」 genron-cafe.jp/event/20161210b/
3. 瀬名秀明×東浩紀×大森望「SFと復興――小松左京から考える」 genron-cafe.jp/event/20140111/
★ゲンロンカフェ Vimeo On Demand 公開動画一覧 https://genron-tomonokai.com/vimeo/
◆◇ 五反田アトリエからのお知らせ ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
開催予定の展示
◆2019年10月12日(土) - 10月20日(日) ※10月19日(土)は講評のため終日休廊です ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期生展覧会グループB「摩訶神隠し」 開廊時間:15:00 - 20:00
出展作家:大島有香子 / 木谷優太 / 小林毅大 / 鈴木知史 / 田中愛理 / 繭見 / zzz キュレーション:NIL(CL課程) / マリコム(CL課程) デザイン:6:30
展覧会特設サイトはこちら https://makakamikakushi.com/
新芸術校第5期生による展覧会、グループAにつづいてグループBの展示がはじまります! 「サバイバル」型のプログラムが組まれている新芸術校では、4グループに分かれて4回の展示が行われ、その中で成績優秀者が最終成果展へ選出されます。 今もっとも注目される美術学校のひとつとなった新芸術校生徒たちの作品が、毎月ご覧いただけます。 どのグループの展示もどうぞお楽しみに、お見逃しなく!
新芸術校について・新芸術校関連の予定についてはこちら↓ https://school.genron.co.jp/gcls/
(藤城嘘/カオス*ラウンジ)
◆◇ 編集部からのお知らせ ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
★『ゲンロン10』全国書店にて販売開始!電子書籍版も配信開始!★
『ゲンロン10』 Amazonでのご購入はこちら。 物理書籍版: https://amzn.to/2oW4uh9 電子書籍(Kindle)版: https://amzn.to/2MzB4hl
★東浩紀『テーマパーク化する地球』好評発売中!
批評家として、哲学者として、そして経営者として、独自の思索と実践を積み重ねてきた東浩紀。 その震災以降の原稿から47のテクストを選び出し、「世界のテーマパーク化」「慰霊と記憶」「批評の役割」を軸に配列した評論集。 ゲンロンショップ [物理書籍版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/224 [電子書籍(ePub)版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/228
アマゾン [物理書籍版] https://amzn.to/2XvICFV [電子書籍(Kindle)版] https://amzn.to/2Ik7Emd
→試し読みページはこちら! https://genron-tomonokai.com/themepark/no1/
★『新記号論 脳とメディアが出会うとき』Kindle版値下げキャンペーン開催中!
『テーマパーク化する地球』発売を記念して、『新記号論』Kindle版は通常価格より580円お得な2,500円(税込み)に! [Amazon Kindle版] https://amzn.to/2JgQlln
以下はゲンロンショップサイトのリンクとなります。 「脳とメディアが出会うとき――記号論は新たに生まれ変わる!」 [物理書籍版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/215 [電子書籍版] https://genron.co.jp/shop/products/detail/220
→試し読みページはこちら! https://genron-tomonokai.com/shinkigouron/no1/
★『マンガ家になる!――ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第1期講義録』絶賛販売中! 絵がうまいだけじゃダメ、マンガが描けるだけでもダメ。業界騒然のマンガ家育成講義録! https://genron.co.jp/shop/products/detail/193 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/20181125/16
★小松理虔『新復興論』絶賛販売中! 第18回大佛次郎論壇賞受賞! 「課題先進地区・浜通り」から全国に問う、新たな復興のビジョン! https://genron.co.jp/shop/products/detail/178 →『新復興論』特設ページはこちら! https://genron.co.jp/books/shinfukkou/
★毎日出版文化賞受賞&朝日新聞社「平成の30冊」第4位!『ゲンロン0 観光客の哲学』絶賛販売中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/103 →『ゲンロン0』特設ページはこちら! https://genron-tomonokai.com/genron0/
★今だけお得な友の会第9期かけこみ&第10期更新を受付中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/242
◆「ゲンロン友の声」サイト、質問募集中です! 知られざるTumblrサイト「ゲンロン友の声」では、友の会会員のみなさまからお寄せいただいたご意見・ご質問に対して、 東浩紀をはじめとするスタッフがお返事を差し上げております。 また、ゲンロンnoteも開始いたしました。noteにも「ゲンロン友の声」を掲載していきます。
最新の記事は、「子どもを生み出すことへの躊躇いをいかにして退けましたか?」です!ぜひご一読ください! Tumbler: https://tmblr.co/Zv9iRg2kchcBV note: https://note.mu/genron/n/n93d96ab462ab
ご要望などもお気軽に! ゲンロン友の声 Tumbler: http://genron-voices.tumblr.com/ genron note: https://note.mu/genron
◆◇ 東浩紀 執筆・出演情報 ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆『AERA』の巻頭エッセイコーナー「eyes」に、東浩紀が連載中! 最新の記事は、東浩紀「歴史的事件の加害側が害を記憶し続けなければ悪循環は断ち切れない」です。 https://dot.asahi.com/aera/2019092500012.html?page=1
これまでの記事は朝日新聞のウェブサイト「.dot」で全文をお読みいただけます。 https://dot.asahi.com/keyword/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80/
◆産経新聞に東浩紀のインタビューが掲載されました。 思想家・東浩紀さん新著『テーマパーク化する地球』 コミュニケーション「誤配」の可能性 いかに育むか https://www.sankei.com/life/news/190926/lif1909260011-n1.html
◆河出書房新社より東浩紀『ゆるく考える』発売中! いつの間にか中小企業ゲンロンのオヤジ経営者になっていた。 人生の選択肢は無限だ。ゆるく、ラジカルにゆるく。東浩紀のエッセイ集! http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027449/
◆◇ その他のお知らせ ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆友の会会員のみなさまへ
<クラス30以上の座席確保サービスについて> ご好評いただいております座席確保サービスですが、 お席の希望のご連絡を、当日16:00までに いただけますよう、よろしくお願いいたします。
<登録情報の変更について> お引越しなどの理由で、ご登録いただいている住所や電話番号、 メールアドレスなどに変更があった方は、 友の会サイトのフォームから申請をお願いいたします。
会員サービスページ https://genron-tomonokai.com/service/
※株式会社ゲンロンは、土曜、日曜は休業日となっております。 営業時間は、11時-20時です。 営業時間外のお問い合わせは、お返事が遅くなる場合がございます。 ご了承くださいますよう、お願いいたします。
◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
株式会社ゲンロン 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F tel.03-6417-9230 / fax.03-6417-9231 http://genron.co.jp Twitter:@genroninfo
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中国江蘇省の「南京大虐殺記念館」が2017年12月14日、リニューアルを終えて一般公開を始めた。 しかし、産経新聞の河崎真澄記者の報道(2017.12.15)によると、「南京大虐殺の史実を世界に周知させた」として顕彰された朝日新聞の本多勝一元記者らの写真と資料が撤去されていたことが分かったという。 河崎記者は日本軍が朝鮮半島で女性を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言報道が「虚偽だった」と朝日新聞が認めたことなどから、同紙の過去の報道の信頼性に疑念をもたれる恐れがあると判断した可能性があるとしている。 一方、習近平主席が2015年の公式訪英時、エリザベス女王主催の晩餐会で「日本侵略者の暴行を暴く記事を発表した」などと英国人記者を称賛して中英の友情物語として紹介したことがある。 ところが、岡部伸(産経新聞ロンドン支局長)氏の調査で件の記者は南京に行っていなかったことが判明した。筆者はこの失態の影響もあるのではないかと思料している。 嘘は大きければ大きいほど愛国心が強い証とされた「愛国虚言」ゆえか、本多氏のルポルタージュ「中国の旅」(1971年)以来、「南京大虐殺」は拡大の一途をたどり独り歩きしてきたが、展示品の撤去や事実を確認しない虚偽の紹介は、矛盾の露呈ではないだろうか。 ■ そもそも「南京事件」とは何か 支那事変(日中戦争、日華事変とも呼称)は、北京近傍の盧溝橋事件(1937年7月7日)で始まり、3週間後の29日には日本人居住地を守っていた中国の守備隊が反乱を起こし、250人余の猟奇的殺害、処刑を行う通州事件が起きる。8月9日には上海に拡大した。 「中国に深入りするのは泥沼に踏み込むようなものだ」と不拡大を主張していた参謀本部の第1部長石原莞爾少将や慎重論の米内光政海相も堪忍袋の緒を切らし、作戦を限定する方針のもとに上海への出兵に同意する。 9月にかけて2個師団強(第3・第9師団、1個支隊)が松井石根大将を総司令官とする上海派遣軍として派遣された。 他方、蒋介石の中国側はドイツから招いた将軍の指導下にチェコ製機関銃を配備するトーチカを構築して、75個師団(約75万人)の大兵力を布陣していた。 日本側は苦戦を強いられ、11月には予備役まで招集した第10軍(第6・第101師団、1個支隊)を増派、北支から第16師団も転用して上海派遣軍に編入し、中支那方面軍(司令官松井大将)を編成した。
5個師団基幹でも総兵力は約7万人で、国民党軍の10分の1以下でしかなかった。 蒋介石は住民を盾にする戦術を採り、住民を巻き添えにしたくない日本軍は至る所で思わぬ抵抗を受け、20キロを進むのに1か月余を要した。 その後の南京までの三百数十キロの追撃が30日であったことからも、上海戦の激烈さが分かる。 日本軍が南京攻略戦を開始したのは12月8日である。蒋介石は前日に南京を脱出する。 松井方面軍司令官は9日1600に翌日正午までの停戦命令を出し降伏を勧告するが返答なく、10日1300に攻撃を再開した。 日本軍の攻城に耐え切れず南京防衛軍司令長官の唐生智が12日夜脱出すると、13日早朝に南京は落城する。その後城内の掃討戦を行い、17日に松井司令官を先頭に入城式を行う。 日本軍の意向もあって、12月23日には早くも南京市自治委員会が成立し、翌1938年1月1日を期して発会式を挙行している。 城壁上に上がった陶錫三会長は城下に集う民衆に対して「ここに敵の主都は甦生へのスタートを切った」と宣言する(「アサヒグラフ」昭和13年1月26日)。 「南京事件」と言われたものは、米人宣教師たちが後々の布教のために、「城内における日本軍の暴行」をでっち上げ、国際世論や南京市民の支持を得るプロパガンダであったとされる。 従って、城内の暴行報告は日本軍の南京入城(12月13日)から翌38年2月上旬までの約6週間であった。 しかし、この間の暴行報告を見ても強姦、掠奪、放火などで数も多くなく、虐殺と思われるような事象は見られない。
事実、南京戦以前は100万人いた市民の多くは戦火の拡大と共に脱出した。 残った20万人もドイツ人ジョン・ラーベを長とする国際委員会が設定した安全地帯(安全区や難民区などの呼称もあり、皇居前広場の約4倍)に収容され、安全区外の城内にいる市民はほとんどいない状況であった。 しかも、城内の人口は日本軍の入城後も減ることはなく、2月頃は25万人と推定されるまでになっていた。 この時点で南京市民虐殺30万人説は成り立たず、「南京大虐殺」の虚構は崩れ去る。 しかし、大虐殺は「あった」派は満足せず、何時しか上海戦から南京攻略に至るまでとしたり、南京攻略戦以降の数か月にわたる期間などとするように変化させていく。 また、歴史家で「日本『南京』学会」理事でもある冨澤繁信氏は、大虐殺の出発点となった6週間内の「南京安全地帯の記録」を丁寧に翻訳・研究し、安全地帯の記録で「兵士」と書かれているのを一方的に「日本軍兵士」とする恣意的誤訳などを指摘している。 ■ 本多氏『中国の旅』での記述 日本軍が南京に近づく状況を本多氏の『中国の旅』は、「ここに至るまでに、すでに膨大な数の住民が殺されています」と書いている。 日本軍が入城すると、10万人以上いた蒋介石軍の高級将校は家族を連れ、また主な将校らも北側の2つの門から逃げ出し、門を閉め外から錠をおろして遮断する。 そこに大衆が押し寄せると、「日本軍は機関銃・小銃・手榴弾などを乱射した。飢えた軍用犬も放たれ、餌として食うために中国人を襲った。二つの門に通ずる・・・大通りは、死体と血におおわれて地獄の道と化した」。 日本軍は「二つの門を突破して、南京城外へくりだした。長江ぞいに下流(北東)へ、・・・と虐殺をすすめ、さらに南京城北7キロの燕子磯では10万人に及ぶ住民を川辺の砂原に追い出しておいて、機関銃で皆殺しにした。・・・このときまでに、南京城内も合せて約20万人が殺されたとみられている」と記している。 本多氏に語る姜根福氏は「アヒルがたくさん浮いているかのように、長江の水面をたくさんの死体が流れていた光景が、今でもはっきりとまぶたに浮かびます」と語る。 続けて、「虐殺は大規模なものから一人、二人の単位まで、南京周辺のあらゆる場所で行なわれ、日本兵に見つかった婦女子は片端から強姦を受けた。紫金山でも2000人が生き埋めにされている。こうして歴史上まれに見る惨劇が翌年二月上旬まで2カ月ほどつづけられ、約30万人が殺された」と語るのである。
このわずかな引用でも異常な殺し方が見られるが、姜が伍長徳さんから聞いた話として次のような記述がある。 「(日本兵は)逮捕した青年たちの両手足首を針金で一つにしばり、高圧線の電線にコウモリのように何人もぶらさげた」 「・・・下で火をたき、火あぶりにして殺した。集めておいて工業用硝酸をぶっかけることもある。苦しさに七転八倒した死体の群れは、他人の皮膚と自分の皮膚が入れかわったり、骨と皮が離れたりしていた」 「(化学工場では)強制連行に反対した労働者が、その場で腹をたち割られ、心臓と肝臓を抜きとられた。日本兵はあとで煮て食った」 残酷な殺し方が出てくるが、日本人にはなじめない方法ばかりである。 中国の古典『資治通鑑』にはこうした殺し方が記述されていると言われ、正しくこれらは中国4000年の歴史でしかないようだ。 なお、南京は幾度も事変に見舞われ、その度にこうした殺戮が繰り返された都市でもある。 ■ ごまかしに終わった藤岡氏との誌上討論 「週刊文春」(2014.9.4号)が「朝日新聞 売国のDNA」で、「本多氏は事実とかけ離れた『南京大虐殺30万人説』を流布させた人物だ」として、上述の「歴史上まれに見る惨劇・・・」を引用したうえで、藤岡信勝拓殖大学客員教授の「この記事は本多氏が中国共産党の案内で取材し、裏付けもなく執筆したもので、犠牲者30万人などは、まったくのデタラメです」とのコメントをつけていた。 このコメントに対し、「週刊金曜日」編集部から「週刊文春」編集部に「公開質問状」が届く。 両者の意を受けた両編集部が相談した結果、誌上での公開討論を5回行うことになるが、藤岡氏の第1信に対する本多氏側の「週刊金曜日」からは本多氏とA記者が対談する変則的な形の第1信が届く。 これでは2対1の討論で、しかも討論相手の本多氏の発言は10%位(全5信の文字数6000字中の比率)でしかないという。
藤岡氏が「本多氏との誌上討論には同意したが、正体不明の『A記者』なるものと討論することを承諾した事実はない」から「心底驚き、呆れた」「卑怯であり卑劣である」「責任逃れ」だと詰るのも頷ける。 平行線というか不毛に終わったように、日中間の最大の歴史戦は南京事件である。 当時、南京に派遣された特派員は朝日新聞約80人、東京日日(現・毎日)新聞約70人、同盟通信社約50人など、総計200人超とみられ、また「アサヒグラフ」などの写真報道も盛んに行われた。 こうした資料が「南京事件」を全くと言っていいほど扱っていないのは、そもそも事件は「なかった」という最大の傍証ではないだろうか。 筆者がJBpress『欺瞞にみちた創作か、本多勝一氏の「中国の旅」―「柳条湖」をルポルタージュで「柳条溝」とした顛末から読み解く』に見たと同じく、当時の史料や関係者の発言などよりも中国側が長年にわたってシナリオを練り脚色した言説を信じるという「本多ルポルタージュの破産」(殿岡昭郎氏)ではないだろうか。 ■ 記者たちは真実の報道を怠ったのか 南京城を陥落させるまでの数日間は城外で激戦が続くが、入城後に市民を虐殺したという報道はほとんどない。 20万人と言われた市民のほぼ全員が安全区に避難し、安全区以外の城内外にいたのは中国の兵士だけであったとみられているからである。 石川達三など一部の作家が日本兵士の悪逆非道ぶりを見たよ��に東京裁判前に新聞に書いたが、後に「大殺戮の痕跡は一片も見ておりません。・・・(自分が以前書いた)あの話は私は今も信じてはおりません」と否定している。 当時の各新聞やアサヒグラフ、支那事変画報(朝日版、毎日版)などが報道している内容は、平和な日常が返ってきたという印象の記事や写真がほとんどである。 しかし、8年後の南京裁判と東京裁判で、突如として20万とも30万とも言われる虐殺を日本軍がやったとして被告席に立たされる。 戦闘に関わった万を数える将兵や当時現地で取材したほとんどの記者たちも、初めて聞く話に驚き、狐につまされた感じであったと述べている。
前述の通州事件はたった1日の出来事で、記者らしい記者もいなかったが、翌日からは各紙が報道した。 一方、6週間にもわたった南京戦では200人を超す内外記者・カメラマン、作家・画家、内外の外交官などが居合わせながら、誰一人として「虐殺」など語らなかったのだ。 松井石根・中支那方面軍司令官は入城に先立ち9日、唐生智・南京防衛司令官あてに降伏の勧告を行っている。 主旨は南京には歴史遺産が多くあり破壊するに忍びないし、また罪のない民衆が傷つくおそれがあるので南京を開放せよというものであった。 しかし、指定時刻になっても南京城からは何の反応もなく、勧告を無視したので攻撃命令が発せられた。日本軍は激しい攻城戦を繰り広げながら包囲網を確実に狭めていった。 南京を逃れて重慶に政府を移転した蒋介石さえ、内外への宣伝と支援要請のため開いた300回もの記者会見で「虐殺」には言及していない。 のちに政権を取る毛沢東も「自分が政権を取れたのは皇軍のお蔭」とは述べるが、虐殺非難など一切しなかった。 「虐殺」ほど世界を驚かし、同情を誘い支援要請に好都合な宣伝であろうに、「一切しなかった」、いや「できなかった」のはなぜか。答えは言うまでもないであろう。 ■ 暴虐を働いたのは支那兵だった 1937~38年の日中戦争当時、蒋介石や国民党軍の行動を実見した米国人ジャーナリストのフレデリック V. ウイリアムズは、『中国の戦争宣伝の内幕 日中戦争の真実』(田中秀雄訳)で、蒋介石の国民党が米国を巻き込んで、残虐極まる中国軍を糊塗して、悪逆非道の日本軍とするプロパガンダ大戦略を練り展開する状況を記している。 本多氏の「中国の旅」は、中国にとっては「飛んで火にいる夏の虫」を捕えた場外延長戦ではなかったのだろうか。 宣伝に長けた中国共産党のプロパガンダで、仕組まれた成果は「南京大虐殺記念館」の建設(1985年)にも繋がっていったのであろう。 大阪朝日新聞(12年12月10日付)は、「負傷兵締め出し」「非人道極まる支那軍」の見出しで、ニューヨーク・タイムス南京特派員の9日の報道を転載している。
日本軍に圧迫されつつある支那兵が化学戦研究所や金陵公園内の政府要路の大人たちの広大美麗な邸宅に放火しているというのである。 同時に、中国人負傷兵が城内に入って中国軍から手当てを受けるのを締め出すために門を閉ざしたと伝える。 それどころか、城内で治療を受けていた負傷者までが城外に追い出され、自力で城壁を迂回して揚子江へ出るか、野垂れ死にする以外にない状況に置かれたとの報道である。 日本軍との城外での熾烈な戦闘の一方で、支那軍自身が自国民や負傷兵士を手当てするどころか、死に至らしめている状況を作り出していたのである。 同紙はまた、「狂ふ支那軍の大破壊」「外人の軍事専門家呆れる」の見出しも掲げ、中立国の軍事専門家がニューヨーク・タイムス南京特派員に語ったことを報道している。 それによると、「日本軍の空襲砲撃の与えた損害は殆んど軍事施設に限られてをり、これを全部合わせてもなほ支那軍自身の手によってなされた破壊の十分の一にもたらぬであろう」というのである。 「支那軍は退却に当たり、不毛の原野や残煙立ち昇る廃墟を後に残して、これを日本軍に占領させた方が、ただ空しく退却するよりは、彼らの威信を高めるものだと信じてゐる」からだという。 そして「今や日本軍の進撃を前に奥地に殺到する避難民は数百万に達してゐるが、支那政府が彼らを救済しようとしても何事もなしえぬ今日、彼らは如何にこの冬の衣食住を得んとするか、これは想像に余りあるものがあらう」とも述べる。 日本軍の手の届かないところで、南京市民や負傷兵たちがほかならぬ中国軍によって死に追いやられている状況を遺憾なく示していたのである。 この��うに、中国政府や中国軍は、市民たちをあっさり棄民として見捨て、われ先にと安全なところに逃げて行った。 日本軍が入城した時に見た死体などの光景は、中国軍が自国の市民を死に追いやった姿であったのだ。 姜根福が語った「南京城内も合せて約20万人が殺されたとみられている」というのは、中国軍の仕業であったことが図らずも証明されるのである。
■ 全体的に平穏な南京城内 同盟通信社の前田雄二記者は開城と共に入城するが、「まだ戦闘は終わってはいない。城内の中国軍は統制を失ってはいたが、各要所に立てこもって一歩もひこうとしない部隊であった」と相手のタフネスについてもしっかり記録している。 そして「浅井、祓川、高崎などのカメラは、この市街戦をとり続けた」(『戦争の流れの中に』)と書いている。このように、城内の戦闘状況を撮りつづけていた同盟通信社のカメラマンだけでも3人がいたのである。 当時の新聞などは戦闘状況を報道しているだけで、「南京事件」を報じていなかった。先ほど述べたように、むしろ退却する中国軍の悍ましい状況を報道している。 当時のアサヒグラフなどの写真を見ても、大人も子供もにこやかな顔の写真が多く、日本軍の入城を歓迎したという話はあながち嘘でもなかったことが分かる。 そうした中で、蒋介石の宣伝戦に協力する外国人(特に米国人宣教師など)や外国メディアが外電で針小棒大に事件を仕立てて報じたわけで、実際に戦争に関わっていた将兵や数百人もいた報道記者たちにとっては、初めて耳にすることで吃驚仰天以外の何物でもなかったというのである。 戦後の中国共産党は、戦前・戦中の報道や東京裁判での判決などをベースに、日本に対し三戦でゆさぶりをかけているわけで、吟味なしに被災者たちの声を直接伝えることは、共産党の広報員になったも同然ではなかろうか。 今日においても日常的に、自己正当化や数値の操作などは共産党が得意とするところである。 南京の事象を日本軍の暴行として報道する外国人教授や米国人宣教師たちはどこにいたか、主として安全区に避難していた。 危険地帯を歩き回っている記者やカメラマンらの目と、安全区に保護されている欧米人の目と、いずれが信ずるに足るというのだろうか。 午後は残敵掃討戦になる。 「敵は陣地を放棄する時は建物に火を放つので、黒煙がもうもうとあがる。砲火と銃声がひびきわたり、市内には凄愴の気がみなぎった。住民の巻きぞえをくうものもあり、中国軍の遺棄死体は多数にのぼった」と前田記者は記す。 また「多くは兵服を脱いで住民に成りすました」とも述べている。 前田記者は13日から15日にかけ、何回となく南京城内を車で見て回っている。旧支局が安全区内にあったということで、15日には安全区に入っている。
「店はまだ閉じていたが、多くの住民が行き交い、娘たちの笑い合う姿があり、子供たちが戯れていた。生活が生き残り、平和が息を吹き返していたのだ。私は戦争で荒れた心が和むのを覚えた」という。 報道写真からもそうした情景をみることができ���。 14日の状況について、東京朝日新聞(12月16日付)はどういう報道をしていたであろうか。 「中山路の本社臨時支局にいても、もう銃声も砲声も聞こえない。14日午前表道路を走る自動車の警笛、車の音を聞くと、もう全く戦争を忘れて平常な南京に居るような錯覚を起こす。住民は一人も居ないと聞いた南京市内には尚十数万の避難民が残留する。ここにも又南京が息を吹き返して居る。兵隊さんが賑やかに話し合って往き過ぎる」 しかし、当然のことながらこの前後にも小競り合いの戦闘は継続しており、16日には日本兵が捕虜を銃剣で処刑している場面に遭遇する。 その後、下関の挹江門に回ると「まるで門をふさぐように中国兵の死体がぎっしり詰まっている」場面に出くわす。 また他の場所では銃で処刑しているところも見ており、別の記者が日本の兵士に勧められて中国兵を射殺もしている。 翌17日が入城式で、約100人の報道陣が集まり、その中には西条八十、大宅壮一氏などもいたという。 翌日、再度城内を車で走ると挹江門の死体はすべて取り除かれていたが、護送中に反乱を起こした「夥しい中国兵の死体の山が(揚子江岸に)連なっている」のを目撃している。 市民は安全区に保護されており、決して市民の死体などではない。 戦いの相手であった国民党が発刊した当時の国民党軍の行動記録にも不法殺害や虐殺などの字は見出せない。 前田記者たちは、同社の記者とは言うまでもないが、他の新聞社の記者らとも情報交換しており、自分一人の目で見たことではなく、南京戦場のあらゆるところから何百人もの記者らが見たり聞いたりした言行をベースに書いている。 前田記者が城内を実見した状況や当時の朝日新聞が報道した内容、また国際連盟での中国代表であった顧維均等の発言・討議と、宣伝戦を得意とする中国共産党の息のかかった人物から本多氏が30余年後に聞き書きした内容と、どちらの信憑性が高いかは一目瞭然ではなかろうか。
森 清勇
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#冨田伸明 #冨田伸明が歩く蘇州 #冨田伸明先生 #冨田伸明に学ぶ着物 #京香織 #黒香師 #黒香師工房 (龍安寺) https://www.instagram.com/p/CqC0VsruSyZ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ブックカバーチャレンジ 1日目☆ 高校同級生で同じ剣道部。 水戸で内科医している富田君からバトンを受け取りました。 当時、富田君は二人いて、大きい方と小さい方、でか冨、ちび富で言い分けてました(笑) 富田 慎二 (Tomida Shinji)君には、私の胆嚢を視て、ウルソを沢山出して欲しいわ~❤ リクエストに応えて、食や健康に関係ある本で7冊いきます。 1日目の本は、「動的平衡」 バリバリの理系が語る美しい文章。 福岡伸一先生❤なので、彼の本は、全部読んでます。 I LOVE YOUの手紙は届かない。キャー。 私が食の先生としてデビューした頃、食のことを勉強するのにおすすめ本として、この本を紹介してくれた倉見 尚也 (Naoya Kurami) 君にバトンを繋ぎます。 今は忙しくてそんな時間はなさそうだけど、当時は月100冊以上の本を読んでました。 1冊だけアップとか、もちろんスルーしてもいいよ~(^^) -------------------- 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ <参加方法> 好きな本を1日1冊、7日間投稿する <ルール> 本についての説明はナシで表紙画像だけアップ その都度1人のFB友達を招待し、チャレンジへの参加をお願いする #7days #7bookcovers #bookcoverchallenge2020 (代官山サロン クープシュー) https://www.instagram.com/p/B_rlGGhAO8t/?igshid=o2u0lmlsiueb
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「近日中に刀が届くと思いますので、覚悟しておいてくださいね」
と、年下の女の子からラインが来た。何か背中を刺されるようなことをしただろうか、とおののく。東京出張から帰って来ると、その子が差出人の秋刀魚が五尾届いていて、笑ってしまった。先日行ったお店で、注文した立派な焼き秋刀魚が置かれたときに、わたしが「抜刀!」と言ったことを覚えていてくれたらしい。大変新鮮な秋刀魚は、そのまっすぐな身に濡れた光をななめに走らせている。
***
今年の秋刀魚はじめは、盛岡の開運橋にある「吉浜食堂」だった。古材や漁師の道具をあしらった素敵な内装のなかで、漁師のご主人が取ってきた貝や海藻を贅沢に使った漁師飯が食べられるお店で、初めて磯ラーメンを���べて感動して以来、ちょくちょく行っている。高校時代から可愛がってもらっている詩人の城戸朱理も大のお気に入りで、盛岡に帰省すると、かならずと言っていいほどここに呼び出される。
吉浜食堂の秋刀魚は、こんなに大きな秋刀魚、久しぶりに見た!というほど大きくプリッとしていて、頼んだ友達とふたりでしばらく眺めてしまうほどだった。「抜刀!」と叫んだ。
***
「生の秋刀魚があるので」と言って、残業を切り上げて帰宅した。彼女から送られてきた秋刀魚は、五尾、群れのまま切り取ってきたように梱包されていた。塩を振り、焼く。焼きあがる間、においが充満していく。ああ、今だれか我が家を通りかかった人がいれば、この秋のにおいに身悶えるだろう。ほうら、いい匂いだねえ。ざんねんでした��わたしが全部食べます。
ひゅう、と、小さく口笛を吹いてお皿にのせると「これがないとだめでしょう」と母が慌てて大根おろしを擦ってくれる。はあ、かっこいいなあ、秋刀魚は。写真を撮ってまたしばらく眺めてしまう。秋刀魚の顔は、魚類の中では結構イケメンで好きだ。しゅっとしていて、きりっとしていて、顎がしゃくれていないのがいい。結婚するのは秋刀魚のような男がいい、とまで言おうとして、思いとどまる。やっぱりもうちょっと高級魚がいいな。
秋刀魚と向かい合っていると、いまから切腹をするような、妙にかしこまった気分になる。ぱりぱりと皮をやぶきながら、にんまりと食べた。はあ、おいしい。はらわたのちょっと苦いところも、お醤油を染み込ませた甘い大根おろしと食べる。日本酒下さい、と言いたいところだが明日も仕事なので、今日は我慢。秋の刀を食べている。背中が伸びる思いがする。
残りの秋刀魚は、母と台所に並んで梅煮を作った。いただきものの大きなお手製梅干を三つ入れる。「白ごはんドットコム」の冨田ただすけさんのレシピは、何を作っても大好物になるほどおいしい。秋の新定番にしましょう、と、味見、と言いながら二個目に手を付けると、いたずらな顔で母が三個目に手を付けた。同じ刀を分かちあう母子である。
箸先に覚悟分け合ふ秋の夕
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劇より、長く。(c) 石垣真琴
◆ 予感 予感はあった。実作講座「演劇 似て非なるもの」第6期 修了公演が面白そうだという予感が。受講生3名と、修了生+講師の生西さん総勢4名(組)の作品を上演するオムニバス公演だという話を聞いて。鈴木健太くんの作ったチラシを見て。演劇の稽古をしているはずの教室から漏れ聞こえる、というよりガンガンに響いてくるラップを聞いて。「4作品作るから大変…」と言いながら稽古の前にソファーで横になる生西さんを横目に見ながら「この公演は面白くなりそうだ」という予感があった。先見の明があったとか、これまでの公演が面白くなかったとか言いたいのではない。今思えば、私もこの時から公演に参加していたのかもしれない。だから、たった一日の公演をいつになく心待ちにしていた。
◆ 開演前 当日はスタッフの一人として受付に立ち、遅れてくる人を待って5分押しで会場に入った。定員をオーバーして観客演者スタッフ総勢50名超で埋まった会場の、ドアの近くに立って前方の空間を見つめた。
◆ 太田七海『森』 公演終了後に「物語を見るのではなく、音楽を聴くのでもなく、人間を見つめるしかなかった」とツイートしたが、これは太田さんの作品が始まった瞬間に思ったことだった。結果的には全作品に共通して感じたことだったけれど、太田さんの作品が始まってすぐ「わ、人間を見るしかないな(あるいは人間を意識しながら人間がいない空間を見るしかない)」と思った。美醜の基準は吹き飛んで、人間がどうしようもなくその人固有の特徴を持っていることが際立った。出てくる人すべてが魅力的だった。後日開かれたアフタートークで太田さんは「それぞれが無関係に別々のことをしているのに、気がついたら一つの形を成している(ことに興味がある)」というよ���な話をしていたと思うのだけど、それってすなわち社会のことじゃないかなと思い、事実、公演中にも「雑踏をスーパースローモーションで見たらこんな感じかな」と思い、太田さんは社会を人とは違った視点でよく見ているんだなと感じた。群像の動きはスーパースローモーションかと思えば突然スーパーハイスピードになり、演劇は生身の身体だけで時間の伸縮すら可能なのだと今さらながらに気がついた。ちなみにこれは蛇足だけれども、太田さんはとてもチャーミングな人で、自分が太田さんなら絶対舞台に上がっただろうが、太田さんは一切舞台に上がらず、その潔さに太田七海という人の度胸を見た。
◆ 冨田学『浜辺で波が引く時のめまい』 公演から6日が経ったわけだが、一度見聞きしたきりの言葉(台詞)が頭から離れない。後日公開された台本を読んだからかもしれないが、台本を読めば明確に演者の瀧澤綾音さんと冨田さんの身振り、声のトーン、目線……などが脳内で再現される。冨田さんの台本を読むと、この人は小説が書けるなと思うし(偉そうですみません)、本人も小説を書こうとしたことがあるようなのだが、演者の二人の身振りとテキストが切っても切れないということは、それだけ演出の力が大きかったのだということにも思いが至る。やはりアフタートークで冨田さんは「言葉と身体の関係性に関心がある」というようなことを言っており、であればまさに本作は冨田さんの言葉(台本)と生西さんの演出(と、照明はじめその他空間を構成するすべての要素)が素晴らしく合致したということになるのだろう。劇にしなければ、やってられないことが人生の様々な局面にはある。私は本当の冨田さんをもっと見てみたい。
◆ 石垣真琴『劇より、長い。』 アフタートークでゲストの佐々木敦さんが「最初はこれ苦手なやつだと思った」という旨の発言をしていたとおり、私も苦手なやつだと思った。同じく佐々木さんが「でも、ラップが始まったところから局面が変わった」というような話をしていて、やはり私(と、おそらく少なからぬお客さん)も、ラップのシーンで石垣真琴を演じる二人の青年が加わった瞬間に「助かった」と思った(真琴ちゃんごめん)。作品としての良し悪しを超えて、石垣真琴という人間にとって、これをやらなねばならなかったんだろうし、それをやりきったということが万雷の拍手に値する。石垣本人が「嫌いだから見ないようにしている(でも結局見ている)」と言うツイッターを見てみれば意外にも(失礼)多くの人が石垣真琴の作品に感動したり励まされたりしており、一周回って人間本来の喜び、楽しみ、悲しみみたいなところに立ち還っている自分に気づく。アフタートークで、「身寄りのない子どもや障害のある人に楽器を教えるのがずっと夢なんですよ」と当たり前のように夢を語る石垣を見て、自分はなぜ夢を語れないのか、何かをどこかに置き忘れてきたのかもしれず、石垣はそれを見つけろと今日も誰かに言っているのかもしれない。
◆ 劇より、長く。 以上は、あの日あの時あの場所にいた一人の人間の至極勝手な感想で、多分に正確さを欠いていると思うし、そんな意見もあるんだなぐらいで読み過ごしてもらえたらありがたい。しかし、私の人生もまた劇より長く(もちろん明日死ぬ可能性だってあるのだけれど)、あの日の三鷹のSCOOLから、どこかへ伸び続けていくのである。 (修了生の鈴木健太くんと講師の生西康典さんによる『ある家族のせんねんまんねん』も、もちろん思うことはあったのだけれど、受講生3人が生まれて初めて作ったという作品に大きく揺さぶられたので、これにて筆をおきます)
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【四國。松山】讓我們搭乘復古的少爺列車,前往神隱少女湯婆婆油屋的『道後溫泉』吧
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馬丁說:妳!妳這個女人! (馬丁!你皮在癢了嗎?) 要是不把四國遊記寫完,
我就不帶你再去日本玩@@
阿明接著說:妳這個傳說中的台版冨樫義博(冨樫桑乃是日本史上最會拖稿的漫畫
家XD) !怎麼可以拖稿成這個樣子呢?
西姐自己心裡也拼命說:嗯~這是我們共同擁有的回憶,所以我一定要繼續給它
寫下去!
好的!基於上述三個理由,今天.....就讓旅人的腳步繼續停留在四國松山市吧!
話說.....
結束完西姐生命中第一個日本城堡松山城的行程之後~
【2014 秋✱日本四國自駕遊】聳立於松山市中心也是全日本擁有位置最高海拔的城堡~松山城
緊接著我們坐著路面電車,前往我們下一個行程....
那就是乘坐復古懷舊的少爺列車前往據說約在3000 年前開池,號稱日本最古老
的溫泉。道後溫泉~
不過在進入今天主題之前,還是跟大家聊一聊位於四國愛媛縣的松山市......
松山市除了是愛媛縣的縣廳所在之外,也是四國最大的城市,更是獲選旅伴
阿明四國最愛城市第一名喔。
而松山市則是以松山城為中心的城下町所發展的城市,這裡最著名的莫過於
有著3000年歷史古湯:道後溫泉。
所以又被指定為國際觀光溫泉文化都市,你看看你看看,這不特別走一趟
還對的起這趟四國旅程嗎?
好啦....
前言也該結束畢竟又來到詞窮時間XD,那就讓西姐帶大家遠征日本四國松山市,
探尋那神秘的古湯:道後溫泉。
▼呵呵,西姐也喜歡松山市,對它的第一印象就是在馬路上有著規矩跑的市內
電車,我們將車子停在旅館的
駐車場之後,接著就靠市內電車暢遊松山市,真的非常方便喔。
而縱橫在松山市馬路上的市內電車是屬於伊予鐵道,在1911年進行了改軌工程
及電化,改派路面電車行駛。
而這也是西姐在四國第一次見到路面電車,每台電車不同造型,總是吸引著旅人
的目光.....
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▼在1960年代,日本經歷了大規模的撤電車時期,而受到了汽車化的影響,
不少城市紛紛把路面電車淘汰掉,改以巴士行駛,然而,松山市最終並沒有
如大部份城市一樣跟隨去電車化,更於1969年將路面電車環狀化,
將松山城的四周連接起來,此路線一直沿用至今。 (資料來自網路)
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▼西姐與旅伴們坐上路面電車準備前往松山市駅前的少爺列車乘場,
前往今天的目的地:道後溫泉。
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▼而說起少爺列車,就一定要提到夏目漱��所寫的小說 「少爺」,夏目漱石
是日本重要的文學家,深厚的漢學及英國文學為基底,奠定了他在日本文壇
的地位。
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「很容易就可以看到停車場。沒有理由的買了車票。上了車,覺得這輛火車
很像火柴盒。
只坐了5分鐘左右就不得不下車。難怪車票便宜。只要3分錢日圓」
夏目漱石在其著作《少爺》裏形容為「像火柴盒一樣」的少爺列車其實是日本
第一部輕軌鐵道,曾經在1888年~
1954年之間行駛在松山市內的復古蒸氣火車。因為小說裏的登場人物很多都
利用這輛蒸氣火車,所以給它取了一個暱稱叫做『少爺列車』。
而懷舊的少爺列車,行駛時有著汽笛鳴聲,煙囪還會冒出水蒸氣,更為松山市
增添獨特懷舊美感。(資料來自網路)
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▼有趣的是,待會兒上車之後,沿途可是有一位列車導覽員跟大家分享少爺列車
的歷史由來....
應該是吧?我想.....?因為他說的是日文,西姐也聽不懂XD
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▼好囉....乘坐少爺列車約莫20分鐘左右,我們終於抵達終點站:道後温泉駅
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▼道後温泉駅就位於「道後ハイカラ通り」即是道後商店街的右前方....
這棟建築光看外觀就有著濃濃復古明治時代氛圍,更因為有它,讓少爺列車
更增添懷舊復古的氣息。
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▼西姐好喜歡松山市內電車外觀各種不同圖案,因為有它們,讓整座城市頓時
活潑了起來....
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▼前往道後溫泉之前,我們先走到離道後溫泉不遠處的道後公園走走逛逛....
雖然西姐深知既然都花錢坐飛機跑到國外,當然要利用全身力氣,走完計劃中
的景點,西嘎西.....
姐我那曾經車禍受傷���左膝蓋已經無法用隱隱作痛來形容,嗚嗚嗚,當下可說
是舉步維艱啊....
但西姐忍著痛怎樣也不可以當那一顆討厭的老鼠屎,就慢慢走在旅伴後面吧!
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▼道後公園面積並不小,一整個就是走清幽路線,其實漫遊在公園裡面,
真的非常舒服喔。
有機會安排前往道後溫泉,建議不妨留一點時間給道後公園。
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▼西姐大約在十月中下旬前往四國,就在道後公園裡遇見了楓葉轉紅美麗景象,
一瞬間覺得我們好幸運~~
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▼哇~繞了一大圈,我們又回到道後温泉駅,而剛剛載著我們來到道後溫泉的
少爺列車,正靜靜地等待旅人與它留下永恆回憶。
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▼道後溫泉車站前的放生園及機關鐘~
瞧在機關鐘旁的就是放生園足湯,那可是無料的喔,現場就有許多遊客脫掉鞋子
盡情地泡起湯來囉。
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▼而眼前的機關鐘也可算是道後溫泉觀光賣點之一,從早上08:30~晚上10:00
每整點就有『少爺』裡面的人偶出來轉圈圈, 有趣的是,整個機關鐘可是會上下
伸縮喔...
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▼看完有趣的機關鐘表演,緊接著就讓我們走進商店街「道後ハイカラ通り」,
來去探尋傳說中古老的道後溫泉吧!
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▼商店街「道後ハイカラ通り」就跟西姐見著其它四國城市商店街一般,
因為有屋頂關係,讓人有一種可以安心逛街的舒心氛圍。
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▼而這L型商店街也是道後溫泉最熱鬧的精華路段,旅人們不妨多花點時間慢慢走
細細逛。
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▼商店街走到盡頭,隱隱約約快要看到道後溫泉本館了,哇哇哇,好興奮好興
奮!
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▼登勒!跟大家隆重介紹一下.....
這就是道後溫泉本館,它是在明治時期1894年建造的,在1994年被指定為國
之重要文化財,
也是日本第一個被認定為文化遺產的公共浴池。
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▼眼前所見雄偉的三層木結構式建築,是第一個被指定爲重要文物的公共浴場,
在現代化的旅館和商店中間,更顯示出它悠久的歷史和不同的風格。
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▼道後溫泉是日本三大古泉(另兩個是有馬溫泉和白濱溫泉)之一,甚至有聖德太子
在此入浴文獻記錄,歷史非常悠久。
而道後溫泉的泉質柔和,除對神經痛、筋肉痛有療效之外,還公認有很高的美膚
效果。
本館內有四個不同等級的浴室設施提供給與訪客。在第一層,用者可以使用「神
之湯」的大浴缸。
豪華一點可付出多一點就可使用「靈之湯」,以及享用茶點,使用私人房間,參
觀皇室使用的洗澡設施等等。(資料來自網路)
疑.....?你們問說西姐講成這樣,究竟有沒有泡道後溫泉咧?齁齁,答案是並沒
有,因為遊客太多輪不到我。
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▼由於夏目漱石的小說「少爺」 (坊つちやん),使得道後溫泉成為愛媛縣知名
的觀光景點。
一般推測少爺就是在聞名日本全國的道後溫泉本館,裡面還保留了一間「少爺的
房間」 (坊っちゃんの間)。
而宮崎駿動畫電影《神隱少女》的裡千尋打工的地方,據說靈感也是取材自此地
的道後溫泉本館。
更讓許多宮崎駿動畫迷慕名前來。 (當然也包括西姐我啦^^)
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▼夏目漱石筆下的愛媛縣松山市風光是如此鮮明而有趣,對照書中百年前的風土
民情,眼前景致也就鮮活了起來,
而眼前這一排人偶們,也就是他筆下《少爺》書中的人物喔。
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▼接著西姐瘸著腿跟著旅伴走到道後溫泉旁邊的停車場,忍著痛往上爬,
只因想要親眼目睹不同角度的溫泉鄉。
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▼大家仔細看,屋頂有被稱爲振鷺閣的望樓,望樓上的“刻太鼓”在每天早中晚擊
打三次。 (看不清楚也不打緊,因為連西姐也看不太清楚XD)
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▼喔~都忘了介紹今天稍早購買的市內電車一日券,阿明姐超厲害,功課做的足,
買一張一日券多坐幾趟就回本了。
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▼好啦,逛完道後溫泉還是要顧一下自己的胃,回到松山市的商店街,來享用
今天的晚餐吧!
西姐好喜歡吃日本米飯喔,你們也跟我一樣嗎? (記得有一晚在某民宿,我只是
多盛一碗飯,就被阿明問說妳很餓嗎XD)
今天就讓這一盤美味咖哩飯劃下西姐與松山市相遇的美麗句點吧!
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2014 秋✱日本四國自駕遊。連載中.......
『西莉亞玩樂人生』終於成立粉絲專頁啦!!
大家想不想知道西莉亞又跑去哪裡遊玩了呢?
齁齁齁........最新訊息都公佈在粉絲專頁嘿。
請大家幫忙按個『讚』就是對我最大的鼓勵,謝謝你們^^
↓ ↓ ↓ 請按我 ↓ ↓ ↓
西莉亞玩樂人生
一併推廣你的粉絲專頁
│四國自駕遊。四國魅力懶人包│
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│四國自駕遊。Day-1高雄小港機場│
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│四國自駕遊。Day-1關西機場+抵達四國│
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│四國自駕遊。Day-1德島市散策趣│
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│四國自駕遊。iVideo WiFi分享器體驗│
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│四國自駕遊。Day-1阿波おどり会館(阿波踊會館)│
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│四國自駕遊。Day-1住宿―ホテルフォーシーズン德島│
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│四國自駕遊。Day-2金刀比羅宮-前篇│
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│四國自駕遊。Day-2金刀比羅宮-後篇│
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│四國自駕遊。Day-2栗林公園│
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│四國自駕遊。Day-2住宿スーパーホテル高松・田町 (Super Hotel Takamatsu Tamachi)│
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│四國自駕遊。Day-3松山城│
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│四國自駕遊。Day-3道後溫泉│
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│四國自駕遊。Day-4松山城二之丸史跡庭園│
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│四國自駕遊。Day-4內子町│
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│四國自駕遊。Day-4住宿秋沢ホテル│
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│四國自駕遊。Day-5 四萬十市中村駅│
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│四國自駕遊。Day-5 四ヶ村溝の水車-安並水車の里公園│
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✿ Day three - 103/10/19(日) ✿
松山城らくトクセット券:大人 1,100円 (発売当日を含め、2日間限り)
包含 1. 坊っちゃん列車 (1乘車) 2. 松山城ロープウェイ・リフト (1往復) +
3. 松山城天守観覧 (1回) 4. 二ノ丸史跡庭園入園 (1回)
発売箇所:松山市駅いよてつチケットセンター、古町駅、
伊予鉄トラベル (大街道)、道後温泉駅 (ショップ坊っちゃん列車)、
坊っちゃん列車乗務員、松山市観光案内所 (JR松山駅内)
いよてつチケットセンター【松山市駅】:営業時間 07:30~19:30
※開車到「松山市駅」購買此セット券 + 1 Dayチケット,若無法久停,
請阿明先開到別處暫時停一下。
✿松山城 (別名 勝山城、金亀城) Matsuyama Castle
松山城駐車場 (喜与町駐車場):距離纜車搭乘處徒步2分
松山城総合事務所 TEL 089-921-4873
基本料金 (2小時):410円 追加料金 (30分ごと):100円
松山城天守観覧券 510円 + ロープウェイ・リフト往復券 510円=総合券 1020円
※上方有比較優惠的購票方案,但需向「伊予鉄道」購買!
ロープウェイ・リフト運行区間:山麓駅『東雲口(しののめぐち)』~
山頂駅『長者ヶ平(ちょうじゃがなる)』
営業時間:ロープウェイ 08:30~17:30
リフト 08:30~17:00 (通年)
天守 09:00~17:00
【2014 秋✱日本四國自駕遊】聳立於松山市中心也是全日本擁有位置最高海拔的城��~松山城
✿松山城 二之丸史跡庭園;入園料金 100円 旁邊有停車場:無料
✿少爺列車 (坊っちゃん列車):日本最早的輕便鐵道列車 ¥300 (1乘車)
坊っちゃん列車の転回:松山市駅前
市内電車・バス1Dayチケット:料金 400円 (限市內電車一日內使用)
市内電車《全区間》 プラス100円で坊っちゃん列車1乗車利用可能!
発売箇所:松山市駅いよてつチケットセンター
✿道後温泉:
道後温泉駅、放生園、道後商店街、道後温泉本館、道後公園
車站下車後,商店街在左手邊,別稱「道後ハイカラ通り」
道後公園:武家屋敷跡、湯釜薬師、展望台
道後温泉本館的料金:共有4つの入浴コース,本處只列2個
神の湯[かみのゆ] 二階席:840円 二階神の湯 休憩室
霊の湯[たまのゆ] 二階席:1,250円 二階霊の湯 専用休憩室
営業時間:以上兩處 6:00~22:00 (最後入場 21:00)
ご利用時間:1時間以内
館内見学:坊ちゃんの間 (少爺房間)、展示室、又神殿 (只有霊の湯 二階席)
✿住宿:スーパーホテル松山 (Super Hotel Matsuyama)
〒790-0863 愛媛県松山市此花町5-31
TEL:089-932-9000 Check-in 15:00 Check-out 10:00
和洋朝食 (1階) 7:00~8:30
住宿料金:單人房 ¥5,180 (20:00PM前入住)
駐車場55台 (予約制)1泊料金540円 15:00~翌朝10:00 車高��限なし
✿真心感謝阿明姐優質行程安排~謝謝您~啾咪^^
✿Day three 亂亂花✿
1.交通:
自動車道(高速公路)收費:
高松西→松山(途經松山自動車道和高松自動車道)¥3,660/3人平分=¥1,220 (約$341台幣/人)
(今天自動車道總路程約2小時10分鐘,收費$3,660元,呼...自動車道收費真的不便宜@@)
停車收費:
松山城停車費 ¥600 スーパーホテル松山 (Super Hotel Matsuyama)1泊料金¥540
共計:¥600+¥540=¥1,140/3人平分=¥380 (約$106台幣/人)
2.住宿:スーパーホテル松山 (Super Hotel Matsuyama),單人房 ¥5,180 (約$1,450台幣/晚)
3.松山一日券 ¥1,100
4.松山城對面的拉麵店午餐 ¥750
5.松山電車一日券 ¥400 (單趟160*5趟=¥800,阿木,哇出運啦,有給它坐回本啦)
6.松山市商店街吉....家晚餐:¥583
7.松山市商店街酸痛藥一瓶:¥1,026
8.松山市商店街7-11:
a.雪肌粹洗顏料*3瓶 ¥1,488
b.雪肌粹保溼乳液*1瓶 ¥1,296
c.葡萄+酪梨優格*1杯 ¥132
以上Day three 亂亂花 共計 ¥13,555 約 $3,795元
(乘以0.28匯率)
✿ Day two - 103/10/18(六) ✿
✿交通:本日開始租車 10/18 (六) 08:30 ~ 10/24 (五) 13:30 共計6天5小時
日產汽車租賃預約中心(日産レンタカー) TEL:81-96-355-6752
NISSAN (日產) NOTE car,預約號碼14071-503769,合計 63,396日圓
徳島駅西:〒770-0824 徳島県徳島市南出来島町1-10
TEL:088-625-1612 営業時間:8:00-19:00 JR徳島駅より徒歩6分(駅までの送迎有り)
✿琴平町:「金刀比羅宮」社務所:TEL 0877-75-2121
【2014 秋✱日本四國自駕遊】我的媽啊!這也太操了啦!爬不完的階梯,~
努力征服1368 階的金刀比羅宮吧!
【2014 秋✱日本四國自駕遊】來!讓我們繼續金刀比羅宮鐵腿行程。再來品嚐道地讚岐烏龍麵
✿可在琴電瓦町駅前廣場地下自行車停車場租到腳踏車 07:00~22:00
距離 Super Hotel 高松−田町的自行車租借是「琴電瓦町駅」
高松市區逛逛:(騎租借來的自行車)
✿栗林公園:06:00~17:30 (10月) 入園料金 ¥410 無休
Sunport 高松:位於JR高松站和高松港等高松交通要衝集中區域內
高松地標塔:高30層,頂樓 ALICE IN 高松,看到的瀬戸内海更是美不勝收。
【2014 秋✱日本四國自駕遊】這裡!可是米其林觀光指南得到三星等級榮耀之明星景點~栗林公園
✿住宿:スーパーホテル高松・田町 (Super Hotel Takamatsu Tamachi)
〒760-0053 香川県高松市田町1-1
TEL:087-897-9000 Check-in 15:00 Check-out 10:00
健康朝食 (1階) 平日6:30~8:30 / 日祝6:30~9:00
住宿料金:單人房 ¥5,480 (20:00PM前入住)
駐車場 100台 (先着順) 1泊料金800円 15:00~翌10:00 車高制限 1.58m
【2014 秋✱日本四國自駕遊】異國溫馨小窩第2夜~旅人暢遊高松市回到舒適休息所在。幸福~
スーパーホテル高松・田町 (Super Hotel Takamatsu Tamachi)
✿ Day one - 103/10/17(五) ✿
✿交通―高雄小港機場(KHH)07:30―大阪關西機場(KIX)11:30 (中華航空CI 0166) 來回機票:16,752元
【2014 秋✱日本四國自駕遊】日本四國魅力有何迷人之處?就讓我們駕著車自由自在來去走一遭吧!
【2014 秋✱日本四國自駕遊】騙人!這裡充滿繽紛色彩又頗具在地主題特色的居然是機場?~高雄小港機場
✿交通―關西國際空港搭乘「快速巴士」前往德島駅前,票價:每人¥4,100 單程
時刻表如下,關西空港 2號線搭乘 (2番のりば)
南海バス:關西空港 PM12:25 ~德島駅前 PM15:10 (約2小時又45分)
【2014 秋✱日本四國自駕遊】Yes!朝思暮想終於踏上日本四國土地,先帶大家瞧瞧專屬於我眼中的甲片吧!
【2014 秋✱日本四國自駕遊】陌生城市總帶給旅人不同心感受,好!那就先從眉山腳下的德島市散策趣
✿景點―阿波おどり会館 ( 阿波踊會館 ) ( JR德島駅徒步10分 )
【2014 秋✱日本四國自駕遊】甚麼!這不是平溪天燈嗎?怎麼跑來這麼遙遠的德島縣啊~阿波おどり会館 ( 阿波踊會館 )
✿住宿―ホテルフォ��シーズン德島 (Four Season Tokushima)
〒770-0831 德島縣德島市寺島本町西1-54-1 (JR德島駅より徒歩2分)
TEL:088-622-2203 Check-in 15:00 Check-out 11:00
朝食 (早餐) (1階フォーシーズンカフェ) AM06:30 ~ AM09:30
住宿料金:單人房 ¥5,900 (PM22:00前入住)
【2014 秋✱日本四國自駕遊】異國溫馨小窩第1夜~雖然是簡單商旅,卻有著美味早餐。幸福~
ホテルフォーシーズン德島 (Four Season Tokushima)
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[友の会メール]『新記号論』増刷決定&電子書籍版の販売開始!ゲンロン 大森望 SF創作講座 第4期まもなく募集開始!
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[友の会メールvol.318]『新記号論』増刷決定&電子書籍版の販売開始!ゲンロン 大森望 SF創作講座 第4期まもなく募集開始!
(2019年3月26日配信)
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こんにちは、スタッフの宮田です。
『新記号論 脳とメディアが出会うとき』(石田英敬、東浩紀)が好評につき、このたび増刷が決定いたしました! また、『新記号論』電子書籍版も販売開始いたしました! 本書でも論じられている、iPadなどのメディア端末で『新記号論』を読むのも面白いですよ! また、月間ウェブ批評誌『ゲンロンβ』(電子書籍)も好評配信中!最新号『ゲンロンβ35』も併せてどうぞ!
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★『新記号論 脳とメディアが出会うとき』増刷決定!&電子書籍(ePub)版の販売開始!★
『新記号論』発売開始から2週間でのスピード増刷が決定いたしました! まだお読みになっていない方も、ぜひこの機会にお手に取ってみてください! また、『新記号論』の電子書籍(ePub)版も発売となりました! お好きな媒体で『新記号論』をお楽しみください!
『新記号論』電子書籍(ePub)版はこちらからどうぞ! Amazon: https://amzn.to/2UaO2Yl ゲンロンショップ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/220
『新記号論 脳とメディアが出会うとき』特設ページはコチラ! https://genron-tomonokai.com/shinkigouron/
本書第2講義の無料試し読みページもございます! 「デジタル時代の夢と権力――『夢の危機』と『夢見る権利』」 https://genron-tomonokai.com/shinkigouron/no1/
みなさんの『新記号論』感想ツイートまとめはコチラ! 『新記号論 脳とメディアが出会うとき』石田英敬+東浩紀(ゲンロン叢書002)感想まとめ https://togetter.com/li/1319417
ゲンロンカフェ発 伝説の白熱講義を完全収録! 「脳とメディアが出会うとき――記号論は新たに生まれ変わる!」
『新記号論』(紙媒体) Amazon: https://amzn.to/2I3xooO ゲンロンショップ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/215
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さらに! 『新記号論』のベースとなった石田英敬氏によるゲンロンカフェのイベント全3回のVimeoアーカイブ動画を、 お得なセットで販売中!
通常レンタル価格¥1,800→¥1,500(ご購入は¥3,600→¥3,000)とたいへんお買い得です! 書籍と相互補完する超充実の内容です。こちらもお見逃しなく! https://vimeo.com/ondemand/genronshinkigou
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3月22日に配信されました『ゲンロンβ35』(電子書籍)に、山本貴光さんと吉川浩満さんの『新記号論』対談が掲載されています! 『新記号論』の魅力をたっぷり感じられる対談となっていますので、こちらもぜひお楽しみください!
また、『ゲンロンβ35』には他にも小松理虔さんによる特別エッセイや、映画「search/サーチ」について論じている 東浩紀による「触視的平面」論、大山顕さんのドローン兵器と写真論など、今号も充実の内容です! ぜひお求めください! Amazon: https://amzn.to/2WkD689 ゲンロンショップ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/221 (毎月第3金曜日にお届けしている『ゲンロンβ』ですが、2019年4月から、配信日を第3木曜日に変更いたします。)
★大森望 SF創作講座第4期 まもなく募集開始!★
〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉2019年度のサイトをオープンしました! SF創作講座の第4期受講生をまもなく募集開始いたします! https://school.genron.co.jp/sf/ 受講受付開始は、明日3月27日(水)20時からになります!
ゲンロン 大森望 SF創作講座は今年で4年目を迎えます。 今期はゲスト講師に藤井太洋、法月綸太郎、長谷敏司、円城塔、小川哲、高山羽根子、山田正紀、小浜徹也(登壇順・敬称略)を お招きいたします!
「過去3年間はうれしい驚きと発見の連続でしたが、第4期のゲンロンSF創作講座でも 新たな個性に出会えるのを楽しみにしています。」主任講師 大森望
ご応募心よりお待ちしております! https://school.genron.co.jp/sf/
★新芸術校第4期、ひらめき☆マンガ教室第2期終了!マンガ教室第3期開講決定!★
ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第4期、そしてゲンロン ひらめき☆マンガ教室第2期の すべての課程が終了しました。受講生のみなさん、1年間お疲れさまでした!
新芸術校では、2019年3月2日(土)に行われた最終選抜展講評会におきまして、 青木美紅さんの「1996」が金賞受賞、國冨太陽さんの「ソフトランディング」が銀賞を受賞しました! また審査員賞は、和多利賞を礒崎祥吾さん、津田賞を松枝昌宏さん、岩渕賞を浦丸真太郎さんがそれぞれ受賞! さらに今年新設のカオスラ賞はF・貴志さんが受賞しました!おめでとうございます! 最終選抜展講評会の模様はこちらから! https://www.youtube.com/watch?v=8HE6ifKijhc
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ひらめき☆マンガ教室では、2019年3月16日(土)に行われた第2回 ゲンロンひらめき☆マンガ大賞選考会(最終講評会)におきまして、 中山墾さんの「うちの会社の鴨田くんと唐川さん」が「第2回 ゲンロンひらめき☆マンガ大賞」を受賞しました! また、審査員特別賞はやまだ亜麻さんの「スキップコーデ」が「さやわか・金城賞」、 そして土屋耕児郎さんの「お山のいったんもめん」が「武富・ブルボン賞」をそれぞれ受賞しました!おめでとうございます!
受講生の作品は以下のサイトからご覧ください。 https://school.genron.co.jp/works/manga/2018/subjects/11/ 最終講評会の模様はこちらから! https://www.youtube.com/watch?v=O1CujMcNCYE
ゲンロン ひらめき☆マンガ教室では、第3期の受講生を募集いたします! 募集開始は2019年4月上旬を予定しております! 来期募集の詳細につきましては、いましばらくお待ちください。
★今週開催のおすすめイベント!★
◆3/28(木)19:00- 日比野克彦×中村和彦 司会=石戸諭 「障害者スポーツから考える未来 ――電動車椅子サッカー映画『蹴る』公開記念イベント」 https://peatix.com/event/611746
毎回好評のゲンロンカフェ・サッカーイベント! 今回は電動車椅子サッカー映画『蹴る』公開記念イベントです。 現代美術家の日比野克彦氏、『蹴る』の監督である中村和彦氏、そして司会に石戸諭氏をお招きします!
障害とはなにか? 生とはなにか? 障害者スポーツ選手たちの生きる姿を通して、これからの多様性社会を考えていきます!
電動車椅子サッカードキュメンタリー『蹴る』予告編 https://www.youtube.com/watch?v=udzko8-F170
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◆3/29(金)19:00- 夏目大×吉川浩満×木島泰三 「頭足類の心と私たちの心 ――『タコの心身問題』刊行記念イベント」 https://peatix.com/event/607331
話題書、ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』の刊行記念トークイベント! 同書を翻訳した夏目大氏とゲンロンカフェではおなじみの吉川浩満氏、さらにスピノザ研究者の木島泰三氏という豪華鼎談です! 哲学と生物学を横断する、知的刺激に満ちた内容は必見です! 当日はぜひゲンロンカフェにご来場ください!
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それでは以下、今週のカフェ&編集部からのお知らせです。
◆◇ ゲンロンカフェからのお知らせ ◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◇◇ 今週・来週の放送情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆3/27(水)18:00- 【再放送】津田大介×西田亮介×塚越健司 「メディアは破綻したのか? ウェブ新時代の対抗軸! ――『情報戦争を生き抜く』刊行記念イベント」 (2018/11/29収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318876376
◆3/28(木)13:00- 【再放送】豊田剛一郎×津田大介 「情報テクノロジーと医療のゆくえ ――『ぼくらの未来をつくる仕事』(かんき出版)刊行記念イベント」 (2018/3/16収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv319112125
◆3/28(木)19:00- 【生放送】日比野克彦×中村和彦 司会=石戸諭 「障害者スポーツから考える未来 ――映画『蹴る』公開記念イベント」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318836990
◆3/29(金)13:00- 【再放送】吉川浩満×東浩紀 「運と確率の進化論 ――『理不尽な進化』をめぐって」 (2015/4/24収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv319112246
◆3/29(金)19:00- 【生放送】夏目大×吉川浩満×木島泰三 「頭足類の心と私たちの心 ――『タコの心身問題』刊行記念イベント」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318785879
◆4/5(金)19:00- 【生放送】原武史×東浩紀 「平成において皇后とはなんだったか」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318992163
◆4/6(土)19:00- 【生放送】さやわか×吉田雅史 「ダンス/ポップミュージックのレシピ!」 【四天王シリーズ #10】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318992379
◇◇ 現在視聴可能なタイムシフト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆3/27(水)23:59まで 【再放送】西きょうじ×石戸諭 司会=津田大介 「反『自己責任』宣言 ──西きょうじ『さよなら自己責任』刊行記念イベント」 (2019/1/8収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318870120
◆3/28(木)23:59まで 【再放送】浅田彰×千葉雅也×東浩紀 「POST-TRUTH時代の現代思想 ――60歳を迎えた浅田彰と語る、21世紀の新世界秩序」 (2017/3/25収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318871720
◆3/29(金)23:59まで 【再放送】高橋源一郎×東浩紀 「平成のおわり、文学のおわり」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #9】 (2018/7/30収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318872542
◆3/29(金)23:59まで 【再放送】高橋源一郎×東浩紀 「平成のおわり、文学のおわり #2」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #13】 (2018/11/28収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318873387
◆4/2(火)23:59まで 【生放送】黒瀬陽平×坂上秋成 「平成にとって東浩紀とはなんだったのか? ――『ゆるく考える』刊行記念! 東浩紀本人は海外出張中なので思いの丈を語るイベント」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318991864
◆4/2(火)23:59まで 【再放送】五百蔵容×速水健朗 電話出演=樋渡群 「サッカー批評の新たな地平を切り拓く!」 (2018/12/3収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318874326
※ご視聴は23:59まで可能ですが、ご購入いただけるのは視聴終了日の18:00までです。ご注意ください。
◇◇ 今週のおすすめアーカイブ動画 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆【vimeo】三中信宏×山本貴光×吉川浩満 「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」 https://vimeo.com/ondemand/genron20180720 (2018/7/20収録)
◆【vimeo】小川哲×飛浩隆×東浩紀×大森望 「日本SFの新たな地平 ――日本SF大賞同時受賞&『ゲームの王国』山本周五郎賞 &『ポリフォニック・イリュージョン』刊行記念イベント」 【大森望のSF喫茶 #26】 https://vimeo.com/ondemand/genron20180706 (2018/7/6収録)
★ゲンロンカフェ Vimeo On Demand 公開動画一覧 https://bit.ly/2sybMGS
◇◇ 発売中の会場チケット ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆3/28(木)19:00- 日比野克彦×中村和彦 司会=石戸諭 「障害者スポーツから考える未来 ――電動車椅子サッカー映画『蹴る』公開記念イベント」 https://peatix.com/event/611746
◆3/29(金)19:00- 夏目大×吉川浩満×木島泰三 「頭足類の心と私たちの心 ――『タコの心身問題』刊行記念イベント」 https://peatix.com/event/607331
◆4/5(金)19:00- 原武史×東浩紀 「平成において皇后とはなんだったか」 https://peatix.com/event/612730
◆4/6(土)19:00- さやわか×吉田雅史 「ダンス/ポップミュージックのレシピ!」 【四天王シリーズ #10】 https://peatix.com/event/613118
★New!★ ◆4/16(火)19:00- 高橋沙奈美×本田晃子×上田洋子 「ツーリズムとナショナリズムからみる現代ロシア ――建築、教会、収容所」 https://peatix.com/event/620169
★New!★ ◆4/17(水)19:00- 長谷敏司×三宅陽一郎×大森望 「AI研究の現在とSFの想像力」 【大森望のSF喫茶 #28】 https://peatix.com/event/623028
◆4/25(木)19:00- 高瀬康司×土居伸彰 『ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる』公開&『アニメ制作者たちの方法』刊行記念 「アニメーションの「光」について ――21世紀のリアリティの行方」 https://peatix.com/event/618797
★New!★ ◆4/26(金)19:00- 小石祐介×松下隆志×渋谷慶一郎 「ファッションを通して見る現代ロシア文化 ──ポストソ連のナショナル・アイデンティティをめぐって」 https://peatix.com/event/619657
◆◇ 五反田アトリエからのお知らせ ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
開催中の展示
◆2019年3月16日(土) - 3月31日(日)) ※月曜休廊 『3月の壁』
参加作家:秋山佑太、新井健、荒木佑介、井戸博章、梅沢和木、ク渦群、しんかぞく、名もなき実昌、 パルコキノシタ、藤城嘘、宮下サトシ、柳本悠花、弓指寛治、和田唯奈、BeBe、Everyday Holiday Squad ほか
開廊時間:15:00-20:00
五反田アトリエでは現在、カオス*ラウンジによる「三月の壁」展が行われています。 東日本大震災から8年、その記憶の風化をテーマにしながら、アトリエのリニューアルにも合わせ、梅沢和木、藤城嘘、弓指寛治、和田唯奈の4名による合作の壁画を制作。 また、新芸術校第3期金賞の新井健による「仮囲い」を使用した大作を展示するほか、様々な作品がひしめきあうグループ展となっております。
是非お見逃しなく!
今後の展示予定についてはこちら http://chaosxlounge.com/
藤城嘘
◆◇ 編集部からのお知らせ ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
★『新記号論 脳とメディアが出会うとき』増刷決定!&電子書籍版も販売開始! 脳とメディアが出会うとき――記号論は新たに生まれ変わる! 物理書籍版: https://genron.co.jp/shop/products/detail/215 電子書籍版: https://genron.co.jp/shop/products/detail/220
★ウェブ批評誌『ゲンロンβ』配信日変更のお知らせ 毎月第3金曜日にお届けしている『ゲンロンβ』ですが、2019年4月から、配信日を第3木曜日に変更いたします。 これからも毎号充実の内容をお届けいたしますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 →最新号『ゲンロンβ35』はこちら! https://genron.co.jp/shop/products/detail/221
★『マンガ家になる!――ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第1期講義録』絶賛販売中! 絵がうまいだけじゃダメ、マンガが描けるだけでもダメ。業界騒然のマンガ家育成講義録! https://genron.co.jp/shop/products/detail/193 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/20181125/16
★『ゲンロン9 第I期終刊号』絶賛販売中! 『ゲンロン』創刊から3年。第I期のあらゆる伏線を回収し、第II期の飛躍を準備する、第I期終刊号。 https://genron.co.jp/shop/products/detail/188 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/genron9issuu/36
★小松理虔『新復興論』絶賛販売中! 第18回大佛次郎論壇賞受賞! 「課題先進地区・浜通り」から全国に問う、新たな復興のビジョン! https://genron.co.jp/shop/products/detail/178 →『新復興論』特設ページはこちら! https://genron.co.jp/books/shinfukkou/
★毎日出版文化賞受賞&朝日新聞社「平成の30冊」第4位!『ゲンロン0 観光客の哲学』絶賛販売中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/103 →『ゲンロン0』特設ページはこちら! https://genron-tomonokai.com/genron0/
★友の会第9期への新規入会を受付中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/183
◆「ゲンロン友の声」サイト、質問募集中です! 知られざるTumblrサイト「ゲンロン友の声」では、 友の会会員のみなさまからお寄せいただいたご意見・ご質問に対して、 東浩紀をはじめとするスタッフがお返事を差し上げております。ご要望などもお気軽に! http://genron-voices.tumblr.com/
◆◇ 東浩紀 執筆・出演情報 ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆久田将義さんの新刊『「かわいげ」は人生を切りひらく最強の武器になる』(CCCメディアハウス)に、 東浩紀が「かわいげの人」としてイラストつきで登場しております! http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2313/
◆『AERA』の巻頭エッセイコーナー「eyes」に、東浩紀が連載中! 最新の記事は、「東浩紀、福島の教訓『人類全体のもの、後世に伝えるのが義務』」です。 https://dot.asahi.com/aera/2019031300010.html
これまでの記事は朝日新聞のウェブサイト「.dot」で全文をお読みいただけます。 https://dot.asahi.com/keyword/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80/
◆河出書房新社より東浩紀『ゆるく考える』発売中! いつの間にか中小企業ゲンロンのオヤジ経営者になっていた。 人生の選択肢は無限だ。ゆるく、ラジカルにゆるく。東浩紀のエッセイ集! http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027449/
◆◇ その他のお知らせ ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆友の会会員のみなさまへ
<クラス30以上の座席確保サービスについて> ご好評いただいております座席確保サービスですが、 お席の希望のご連絡を、当日16:00までに いただけますよう、よろしくお願いいたします。
<登録情報の変更について> お引越しなどの理由で、ご登録いただいている住所や電話番号、 メールアドレスなどに変更があった方は、 友の会サイトのフォームから申請をお願いいたします。
会員サービスページ https://genron-tomonokai.com/service/
※株式会社ゲンロンは、土曜、日曜は休業日となっております。 営業時間は、11時-20時です。 営業時間外のお問い合わせは、お返事が遅くなる場合がございます。 ご了承くださいます様、お願いいたします。
◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
株式会社ゲンロン 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F tel.03-6417-9230 / fax.03-6417-9231 http://genron.co.jp Twitter:@genroninfo
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ハンタ連載開始時の連載陣がこれwwww
1: 名無しさん : 2018/04/24(火) 07:36:39.73 ID:hiMRcNMs0 1998年11号 ■HUNTER×HUNTER:冨樫義博:新連載 ■ONE PIECE:尾田栄一郎 ■世紀末リーダー伝たけし!:島袋光年 ■るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-:和月伸宏 ■明稜帝梧桐勢十郎:かずはじめ ■遊戯王:高橋和希 ■河童レボリューション:義山亭石鳥 ■I”s<アイズ>:桂正和 ■BOY:梅澤春人 ■ROOKIES:森田まさのり ■ホイッスル!:樋口大輔 ■地獄先生ぬ~べ~:真倉翔・岡野剛 ■COWA!:鳥山明 ■少年探偵Q:円陣・しんがぎん ■花さか天使テンテンくん:小栗かずまた ■WILD HALF:浅美裕子 ■こちら葛飾区亀有公園前派出所:秋本治 ■封神演義:藤崎竜 ■ジョジョの奇妙な冒険(5部):荒木飛呂彦 ワンピはこれの半年前に連載開始と考えると…
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演奏会(東京・郡山)のレポートです。
3日間の直前合宿を終えた翌朝7時には合宿地の千葉県館山を出発し、9時には 新宿区初台の東京オペラシティコンサートホール に到着、準備を素早く済ませ10時からリハーサルを行う。この慌ただしさが東北ユースオーケストラならでの演奏会です。サミュエル・ウルマンも"Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will,"と詩を詠んでいるではないですか。
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なにぶんユースのコンサートですから、ゲストのお歴々のみなさまにもご不自由をおかけしがちであります・・・。しかし、坂本龍一監督は準備万端ですよ。
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胸に「東北」とあしらわれた大竹伸朗さんデザインのチャリティTシャツ着用で当日直前のリハーサルを待ち構えていらっしゃいます。
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背中にはもちろん「ユースオーケストラ」の文字が。指揮の栁沢寿男さんと図らずものペアルック姿でリハーサルは順調に進んでいきました。コンサート本編が2時間半想定なので、リハーサルの予定時間もあっという間に過ぎ、昼食と着替えを済ませたらすぐに開場となります。 最初の出番は去年に続き導入した「影アナ隊」。本来なら司会者が舞台袖の影に隠れてアナウンスする「携帯電話をお切りください」「旗を振り回さないでください」などの諸注意事項を、わざわざ団員が舞台に出てお伝えするという演出であります。このパフォーマンスによって、出身や年齢の違う混成オケであることが伝わればという狙いではじめました。
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キャプテンの仙台の大学三年生である畠山茜さん(ヴァイオリン)、岩手県盛岡市の小学五年生北川聖彩さん(ヴァイオリン)、仙台の小学六年生の鈴木南美さん(ヴァイオリン)、福島市の中学三年生山崎優子さん(ヴァイオリン)、宮城県大崎市の中学二年生西野蒼さん(トロンボーン)、福島県いわき市の大学二年生の橋本果林さん(コントラバス)のの以上、6名の影アナ隊です。それに続いて、福島市の中学三年生堤英純くん(パーカッション)が作曲した 、演奏会の幕開けを告げるファンファーレであるトランペット三重奏を演奏する仙台の大学生、 中村祐登くんと齋藤智子さん、そして盛岡市の高校三年生遠藤寛人くんが舞台袖でスタンバイ。
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ちゃっかり齋藤さんの右隣に写り込んでいるのは盛岡の小学5年生、ヴァイオリンの北川聖彩さん。並んだ4人の頭頂は直線が引けそうな揃いぶりですね。そんなことはさておき、ついに開演5分前、楽屋袖には下手から入場する団員が集まってきました。
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坂本監督からの話を聞いて、充分練習したぞという余裕なのか、今年は本番直前でもピースサインで応じるリラックスした団員達。頼もしい!
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監督からハイタッチでステージへと送り出され、団員たちにも気合が注入されます。
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一年前と同様オープニングの『ラストエンペラーのテーマ』」に続いて、今年は『八重の桜メインテーマ』を演奏。今年もMCの渡辺真理さんの淀みない的確な進行を挟んで、吉永小百合さんとの共演コーナーへと順調に進んでいきました。
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この吉永さんとのパートでは、坂本監督自らがご自身作曲『母と暮せば』の演奏と朗読のタイミングを合わせるべく指揮を執られました。 今年もステージ上での吉永小百合様の「おじゃま虫かもしれないけど、ちょっとでもこの会に参加させていただきたい」 の有難さに手を合わせて頭を垂れる他ないご発言がスポーツ新聞各紙の記事になりました。「おじゃま虫」だなんて、とんでもありません! こちら日刊スポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、デイリースポーツ、の記事のリンクを張ってみました。 続いて、うないぐみさんとの沖縄民謡『てぃんさぐぬ花』、坂本龍一作曲「弥勒世果報」、さらに団員の地元三県の民謡である「大漁唄い込み」「南部よしゃれ」「相馬盆唄」のメドレーを今世界の注目を集める現代音楽作曲家の藤倉大さんが編曲の『Three TOHOKU Songs』。この一連の流れで日本の音楽の古層を表現する「ヤポネシア(©️島尾敏雄)パート」です。今回、この沖縄と東北をつなぐ音楽を演奏してみて、これから東北ユースオーケストラの音楽性をどう発展させていくのかという問いに対し、いくつかあるはずの解の一つが見つかったような気がしました。
場内は15分の休憩、しかし、団員は次の準備です。今年の演奏会のメインの楽曲であるグスタフ・マーラー作曲交響曲第1番「巨人」の演奏です。団員からの演奏してみたいというリクエストに応えたものの、半年前の練習当初は「これは人様にお聞かせできるレベルになれるのかな」と疑問符が脳内をマスゲームするほどで、前月の練習でも「途中で止まるのが怖い」と指揮の柳沢寿男さんにお言葉頂戴するほどの難曲。いや、ユースオケ、ジュニアオケで演奏するのがチャレンジ過ぎるのですけどね。しかし、"Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will,"ですよ。
第二部の出番前、グスタフ・マーラーさんのスコアの指示通りに「バンダ」の準備をする3人がいました。「バンダ」とは「主となる本来の編成とは別に、多くは離れた位置で「別働隊」として演奏する小規模のアンサンブル」と、わたくしも今回の演奏会ではじめて知りました。もっと知りたい善男善女はこちらをお読みください(としか言えない・・・)。
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開演前のトランペット・ファンファーレ三重奏メンバー二人に、岩手県盛岡市の中学一年生藤田サーレムくんが入って「バンダ」を奏でます。
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心配そうな「ギリシャの女神みたい(©️坂本龍一)」な衣装の渡辺真理さんたちをよそに、清々しいラッパの響きを鳴らしてくれました。
栁澤さんの指揮には「今が本番なんだぞ」と団員にレーザービームを飛ばすような静かな情熱が込められていました。途中で止まりやしないかとひやひやしていたわたくしは写真を撮ることもできず、TYOのオフィシャルカメラマン丸尾隆一さんによる「マラ1」演奏中のショットを挿入いたします。
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50分を超える大曲、難曲の演奏を滞りなく見事終えることができました。場内からの拍手が舞台袖にも大きく聞こえてきます。「ブラボー」「ブラボー」という掛け声までも、何人からも。歓声に応え、団員がすっと立つ姿に眼汁がこぼれました。引き合いに出すには申し訳ないですが、舞台袖からの「Slightly Out of Focus©️ロバート・キャパ」な写真です。
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アンコールは、311直後に立ち上げた「こどもの音楽再生基金」での演奏会から続いている、坂本龍一監督作曲『ETUDE』の演奏でお客さんからの手拍子で会場が一つになって盛り上がり、たくさんの気持ちのこもった拍手をいただいてエンディングとなりました。
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終演後の囲み取材には坂本監督、畠山茜キャプテンの他、左に福澄茉音くん、右に遠藤寛人くん、遠藤梨々花さんがそれぞれ各県を代表して受け答えしてくれました。この様子も含めていくつかの記事で取り上げられました。“坂本龍一、東北の学生オーケストラと共演 復興支援に決意新た「しつこく忘れない」 ”、“ 坂本龍一さん代表のオーケストラ 演奏に称賛の声 ”、“ 今年も盛況 「東北ユースオーケストラ」演奏会(動画あり) ”などです。
今年は昨年と違い、二日連続の公演。団員は本番終了するやいなやバスに乗り込み、その日のうちに福島県郡山市まで移動しました。つまり1日2食がお弁当。売れっ子芸人のような生活を疑似体験するのも東北ユースオーケストラならではです。
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郡山市民文化センターでは、市のキャラクターがくとくんがお出迎え。郡山市は「東北のウィーン」を標榜する音楽で地元を盛り上げようという自治体なのです。
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昨日東京で本番を終えたばかりですので、今日のリハーサルは前日の修正箇所を中心にテンポよく進んでいきました。
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一通りゲストパートのリハーサルが終わったタイミングで、畠山キャプテンから「お時間をください!」との申し入れが。なんと共演者全員に対して感謝の寄せ書きを渡したいとのこと。みんな、事の貴重さ、有難さを理解してくれているようで、引率の先生はうれしかったです。こちらは、うないぐみさんへの贈呈シーン。この日うないぐみさんが郡山駅からタクシーの乗ろうとしたら、ちょうど沖縄祭りをやっていたそうなんです。沖縄では県民全員参加的な行事のエイサーの踊りは、福島県内の「じゃんがら念仏踊り」がルーツだったというエピソードが紹介されました。
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ついどんな寄せ書きの内容かと気になって写真に撮ってみましたよ。
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リハーサルを終えて、東京と福島の事務局メンバーやスタッフも含めて全員で記念写真を撮りました。
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ここ郡山市民文化センター大ホールは、その名の通り大きなホールで、観客席が2,000名弱と前の日の東京オペラシティコンサートホールよりも多く、当初はたしてお客さんは埋まるのだろうかと心配していました。しかし、地元で演奏したいという団員の想いに応え、一般社団法人東北ユースオーケストラの理事メンバーでもある福島民報社さんが会社の125周年事業として、この郡山公演を主催事業にしていただくことで実現ができました。
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これは演奏会前に2回、福島民報に掲載された新聞紙面全ページのPRです。おかげさまで郡山公演は満員御礼となりました。またロビーでは協賛社のJA共済さんのご配慮で今年度の活動を紹介する写真パネル展が行われました。
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さらに団員たちの意気込みを書いた寄せ書きも展示されていました。
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さて続々とお客様が来場されはじめ、郡山公演の影アナ隊の出番です。
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昨日から二日連続の畠山茜キャプテン以外は全員郡山市在住団員で固めてみました。左から福田大真くん(小5、ヴァイオリン)、佐久間莉那さん(中1、チェロ)、石井莉子さん(中1、チェロ)、丹野裕理(高2、コントラバス)芦名礼佳さん(高2、チェロ)。故郷に錦を飾る晴れ舞台ですね。 続いてのトランペット三重奏のファンファーレ。
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舞台袖には二日目でさらにリラックスした団員たちが集まってきました。
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さぁ、今日も坂本監督の団員送り出しで開演です。
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吉永小百合さん、うないぐみさんとの共演の第一部は順調に済んで、休憩を挟んでメインの楽曲であるマーラーの交響曲第1番です。
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さてさて地元の慣れ親しんだみなさんの前で止まらず演奏しきれるのか、今期の活動の集大成にふさわしい演奏はできるのか。栁澤さんも思わず蝶ネクタイに手を触れて気合い充分の出番前です。
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第一楽章の演奏が順調にはじまって、舞台袖で控えている身としては「とにかく演奏が止まってくれるな」と、高校野球で満塁のシーン、フォアボールで押し出しが出ませんようにと祈る気持ちに近いんですね。 出番ではない坂本監督も楽屋で休むことなく、舞台袖でずっとリズムを取りながら見守っていらっしゃいます。
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昨日よりもさらに演奏が良くなっているではありませんか。若い人たちの成長力って凄いもんだな。そういえば自分も中学時代に毎日のように背が伸びてるような時があったよなとしみじみしておりましたら、第4楽章の終盤に差し掛かり、見事に演奏を終えました。
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吉永小百合さん、渡辺真理さんも舞台袖から拍手です。そして、今年の東北ユースオーケストラ演奏会、最後の曲は『ETUDE』で坂本龍一監督と共演でエンディング。
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しばらく会えないねと郡山市民センターでソフトドリンクを飲んでしばし談笑、懇親をして、締めでみんなで記念撮影しました。
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この子供も大人も和気藹々が東北ユースオーケストラならではですね。 さっきまで演奏し��いた舞台も撤収が済んで、もぬけの殻に。
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しみじみと「無事演奏会も終えることができたな」と感慨にふけっていたら、「楽屋に財布の忘れ物がありました」とのこと。中身を見たら運転免許書に「冨澤悠太」と犯人即判明。東北ユースオーケストラのお家芸である忘れ物ですね。
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事務局のお姉さんこと岡田直美さんに平謝りしながら恭しく受け取る、冨澤くん。今年もよくいろんな手伝いをしてくれました。次年度は忘れ物に注意しよう。
冒頭に引用したサミエル・ウルマンの詩「YOUTH」の続きです。
Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will,a quality of imagination, a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity, of the appetite for adventure over love ease.
「青春とは人生の一時期のことではない。青春とは心の状態のことである」で始まる詩は、「青春とは、意志の性質であり、想像力の質であり、感情の勢いであり、臆病さを乗り越える果敢な勇気であり、易きに流れない冒険への嗜好なのである」
第2期の活動を終え、東北ユースオーケストラがこのような気概で続いていければと思う次第です。
関係者のみなさま、誠にありがとうございました。今年度も第3期の活動を今月くらいには新規団員募集からはじめる予定です。引き続きご支援をお願いいたします。
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#冨田伸明 #冨田伸明が歩く蘇州 #冨田伸明先生 #冨田伸明に学ぶ着物 #京香織 #黒香師 #黒香師工房 (京都 Kyoto, Japan) https://www.instagram.com/p/CqCy-afu_lU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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どうぶつえんvol.10 後記
どうぶつえんvol.10 4/28(SUN) 14:00~ 出発 代々木公園 原宿門内側の広場集合
神村恵 長谷川新 しば田ゆき 荻原永璃×大矢文×瑛子 國冨太陽 村上慧 宮川知宙 ZackZack Aokid
撮影 三木仙太郎 日下部隆太
この日は一年に一度のレインボーパレードのある日で、GoogleMapで検索するとパレードが通る予定の道が虹色で表示されていた。公園の渋谷側の入り口からの通りには溢れんばかりの人混みで集合場所の原宿門付近には少し遅れて到着した。 13時半過ぎ。どうぶつえんとしては珍しく今回の発表者の方たちはすでに集まっていて、これならオンタイムで進めれそう。混んでいるトイレに並んだりして、また地図でルートの確認などをして出発時間になるのを待つ。 14時前くらいにお客さんもぱらぱらと集まってきた。何より今回気がかりだったのは前回9回目の時に最初の集合の段階で警備員さんにつけられていたことだったが、そんなことなく端っこの方に集まり発表者の紹介をしていく。 そしていよいよと公園内へ出発した。
今回は原宿門入ってすぐの売店前を出発しすぐ右手のルートでオリーブ広場と呼ばれるお花畑があり比較的静かにのんびり過ごしている人たちがいる方を通っていき、ケツァルコアトル像のところまでいってみる。この像は1990年にメキシコ合衆国より友好親善のシンボルとして送られたもの。 静かに今回のどうぶつえんは始まって、まだ1つのアクションもなかったので、僕はその像によじ登って高い所から歌を歌うことにした。1曲だけ明るい天気の射すなかでたくさんのピクニックで来てる人がいるなかで高いところから歌う、今回もやはりわかりやすいような単純なコード進行のメロディラインでオープニングです、というような感じで。周りで遊んでいた若い子の何人かがコールアンドレスポンスみたいな感じで段々と入ってくれて、高さとしてはさながらステージと客席感はあった。コールアンドレスポンスなどの関係が面白くてもっと何か展開してもよかったのだけど割とすんなりと引き上げてしまった。 あとで聞いた話によると、何人か見ていた人の声で「あそこに立てば目立てるよ」と言ってる男性などもいたそうだ。確かに、高いところに立って歌う、しかも知り合いじゃない人もいる空間でいきなりやるとほとんどの場合目立ちたがりやとして受け取られてしまう、もちろん、僕はもうそれなりに人前に立つ事の経験も踏んでるのでこのアクションさえ理性のもとでとった行動だ。(もちろん緊張も伴う)一方で知らない人からそう見えてしまう傾向にある、ということは無視すべき問題ではないとも思っていて、とにかくその人がそこに立てば目立つことが出来うる、ということがわかりいつでもそういうことをその人も選ぶことが出来る、使いうる、ということが重要な気がする。 ここで歌う中で、高い位置をとることや高いテンションを見せ何か指標か何かを示せたらと思って一発目にアクションを行った。
像の上でパフォーマンスをしながら見ていたのだけど遅れて来た人がいつの間にか集団に追いつき合流していた。進んでいきます。 もう少し歩いて進んでいくと右手に雑木林の中に開いたスペースがありまだ誰か何かする気配が起きていなかったのでもう一回と、僕はここでおもむろに荷物を降ろしてダンスを踊り始めました。確か口にしてダンスということを言ったように思います。 そこで試みたのは物理的なアクションで、今回は音楽を再生したりはせずに林の中の音を聞いたり、その外側の道路を行き来する人の物音や動きを知りながら動いてみるということでした。 静かになったりうるさくなったりしていきます。 木の株の上に乗ったり、外側にいてたまに足を止めてこちらを見てくれる人たちにも目線を向けサインを体で送ったりしたり、木の棒を口でくわえてみたり、何かを書いてみたり、その場で思いつく事をなるべくからだを通してやってみる。一方で呼吸で踊ろうということを少し試みてみようとしたりしました。また地面に線をひいたりしてみるということも土ならではのということでやってみたり。 出来ればこのパフォーマンスを通し、地面を感じることや落ちてる木を拾ってみたり、誰かが何かしている最中に他の方に目を向けるなどの感覚を想起させる事が出来ないだろうか、と即興的な判断でしかもそれを行えないかということでやってみたが、どうだろう。
そしてこのあとすぐに神村恵さんが、続いてこの場所でアクションを行うことになった。 まず神村さんが用意してきたフォークナーの小説『8月の光』(加島祥造訳、新潮文庫版1967年13P~14Pから引用)から2ページ分プリントされた紙が配られ、その中から一部指定された箇所をいったん読み込んでみる。 プリントの枚数が限られていたのでいくつかのグループに分かれて朗読などをしたり、iPhoneで撮影したりして文面をそれぞれ参加者が読み込んでいく。内容は大体こんな感じだったような、、、 馬車を待っている彼女は、待っている時点において向こうからやってくる馬車に後に自分がそこに乗り込んだ未来の姿を想像しており、またその馬車によって連れて行かれる場所で彼女のことを待ってるであろう彼はその馬車に乗ってやってくる彼女のことを想像しているであろうことをまた想像する、といった複数の彼女がそこに出現していることなどについて書かれた、描写についての話だったように僕は記憶している、、、 聞くと長谷川新くん曰く、フォークナーはこの時代に出てきていた映画などからの影響をフォークナーなりの文学でのやり方でもって出された表現であった、ということなどを話していて、なるほどと思った。 テキストを読み感想をいくつか出してみた後、実際にこれを何かやってみよう、ということが神村さんによって提案された。 感想などで述べていた経験をすり合わせて絞られた3、4人ほどの人で今一度集まって、どういった感じを受けたかなどを話し、少し準備というか時間があり、それでやってみることになった。 この日遊びに来ていた川上元哉くんは実際に身体で、その感覚を多少説明的な面を持ったパフォーマンス的なプレゼンで表出していた。向こうとこちら7mくらいの距離間に線をひいてその間で前に進もうとしては後ろにもひっぱられ、また前に進もうとしては引き戻されそうに引っ張られるというのを繰り返しながらも微妙に進んでいくというもの。手の振りで動きを補足していて、顔がいくつも並んでいく像をイメージすることなどが出来た。 その後で、じゃあみんなで並んでみるようにしてやってみるという次のアイディアに発展した。 こっちの方では、参加者が同じ方向を向いてそれぞればらばらな前後、横の位置で待っていて後ろから川上くんが行っていたアクションを用いて近づく気配を感じて実際にタッチされると前に向かってその人も動き始めるという風になって、段々と背中や手の平に近づいてくる予感を受けるのはそわそわするもので、このそわそわの輪郭について一体これはなんだろうということを思った。そわそわする、予感、とは?みたいな。 親子で途中から見ていて参加してくれる人もいたり、とにかく結果的に色々バタバタしていたが結構多くの方が参加して川上くんみたいに行ったり来たりのアクションをしている様は中々変で可愛らしく終わった。
その後少しその場所をズラして宮川知宙くんのアクションとして何か演出を決めた写真を撮ることになった。その場所には柵があって柵の向こう側は自転車専用の李サイクリングコースになっていてそれを越えたところに人が立てるスペースがある。 まず演出写真を撮る旨をみんなに説明し柵の向こう側に宮川くんがカメラとともに移動し、タイマーを設定し10秒タイマーのシャッターを切ったあとですぐ戻ってきて宮川くんがちょうど柵のところを飛び越えるようなポーズをし、他の人たちはその様子を危なげに反応しているようなポーズをとったあわてたような、そっち行っちゃダメ的な画面構成のもとシャッターが押された。 それを撮影した後、別の場所へ移動。
アムリタが演劇を行うスペースを探していると花畑のようなスペースが出現。 きちんと植えられた花壇や円形のコンクリートなどが配置されている場所で行うことになった。 荻原永璃さんによると前半、後半に分けて上演をするということで15分ほどの役者の大矢文さんと瑛子さんによる上演が始まった。観客はあらかじめアクティングエリアを伝えられ、自由に動き回ってみることが推奨され、また上演の始まるきっかけも共有される。 まず役者の方が片手に持っていた風船がこの日の風に吹かれて上空へと飛んでいく、視界から確認出来ないほど小さくなって消えていくところのタイミングでいよいよセリフが始まる。���宰治の『待つ』を下敷きとした戯曲とのこと。これは事前にQRコードを通して青空文庫のテキストが共有されていた。
演劇とわかるような役者の動きや言葉を発してる姿のそこに意識的に他の景色と違う時間軸、グラデーションを作っているということとそれを見ている観客がある一定数そこに出現したということによってか、向けられる視線や笑っている様子が僕ら以外の公園にいるあちこちから散見される、またそういったことを認識しながら多少の移動をともないながら観劇を行っていく。読まれているテキストは遠い景色をここにいながら想起させる。 はじめは花壇をバックにしていた役者を見ていたがそこからまっすぐ歩いていくと、見ているこちらも目線を追っていくようにスライドさせるとぐっと後ろに広場が広がるピクニック日和の空の下が現れた。またどうぶつえんの中であれほど高くまで目線を傾け続けたことはないくらいに長い間、風船を追う時間が生まれていた。
その後で16時までの15分の休憩を挟む。花壇の他にも岩がいくつか配置されていて座ったりして中々休憩にも良い場所。途中、長谷川新さんがどうぶつクッキーを差し入れてくれるので置いて各々食べる。 休憩の最中より村上慧くんがもぞもぞと準備を始めた。大きな東急ハンズの袋の中に入っていたのは少し透明がかった白いビニール袋がいくつも繋がった筒状のものと、いくつかの長さのある棒状のもの。棒をいくつか組み合わせて長さを出したものの先端に筒上で繋がったビニール袋をくっつけて上に伸ばすと見事に上に伸びていく透明な鯉のぼりのような立体が風に揺られ吹かれながら出現した。この中に下から入り込みタバコを吸えば、上に空気が上がって分煙されるという仕組み。 早速、村上くんが中でタバコを吸い始める。 外からその様子を見ていると少しだけ外側にも漏れてるような匂いがするが、もしかしたら風によって上にいった煙が降りてきているのかもしれない。 ビニールを被って顔が見えない状態で村上くんが話し始める、「この中で喫煙者の方?」意外に少なくて3人くらいがぱらぱらと手をあげていく。 この中だったら分煙して吸えますよ、と中に入っていきタバコを一緒に吸い始める。 その後で灰皿になるようなもの、飲み干した缶ジュースを使ってそれにあてる。周りからその様子を見る非喫煙者たち、中の様子が気になって下からのぞいたり一緒に入ってみたりして、喫煙したい人は実は3人以上いて順番で出たり入ったりしてタバコを吸って行き、またそれを外から笑ったりして眺めていた。途中、その光景に足を止めて眺めるおじいさんや、自転車で興味津々でやってくる女の子もいたけど少し中をのぞかせようとすると受動喫煙になってしまうからと、長谷川くんに止められるなどした。 はからずもこの時間、この場所にだけ一時的に喫煙スペースが建物として、しかも煙を上から吐き出す必要があり高い煙突的な構造を持ったスペースが建築されたことは中々、面白いと思った。それが建築を最初に勉強していた村上くんから出たアイディアであるということが。 ある程度、みんなタバコも吸ったということで述べ15分くらいこのスペースが一時的に立ちあがり、その後でそれをするするとたたみ移動することになった。 この後、あまりに寒くてなってきたため3人くらいがこのビニール袋の中に固まって入って暖をとりながら移動していた。
一瞬、國冨太陽くんがラグビーボールを抱え込むように緑のオブジェを手に持って現れたような気がした。 あるいはいなくてそういえば太陽くんどこかな?と思い出そうとしていただけかもれない。
今度は花壇から抜け出て公園の中心地となる開けた原っぱの方へ移動。このエリアでは多くの人が思い思いに場所を広げて遊んだりくつろいだりして過ごしている。どうぶつえんグループもご多分にもれずブルーシートを広げてそこに座る人や周りで立ったままの人もいるという感じの中、バリスタのしば田ゆきさんの発表。 まず、しば田さんが持ってきたプリントが配られそこには珈琲の歴史などが書かれている。 次に小さな折りたたみ机をブルーシートの外側に取り出し展開し、用意してきたいくつかの飲み物の入ったボトルを置く。
1、スペシャルコーヒー 2、コモディティコーヒー 3、酸化した(古くなった)スペシャルティコーヒー 4、気の抜けたコール 5、うすめたしょうゆ と書かれたそれぞれの飲み物から参加者は1人1つずつどれかを選ぶと小さなコップにしば田さんがそれぞれ注いでくれる。渡されたコップの下に番号のふられたシールが貼られていく。受けとった人はその後の展開の中では裏の番号を覗いて見てはならない。 伝えられたルールでは3回以上そのコップを他の人の持ってるコップと交換していく。その際に自身の手元にある飲み物の中身を説明するが、ここでその時点で回ってきたものについて正直に言ってもいいし嘘を言ってもいいことになっている。大体30人くらいにコップが渡りきったところ、3回以上の交換も終えるといくつかのグループに分かれてもらう。自分の手元にある飲み物が醤油の人もいれば珈琲の人もいる、匂いは嗅がないルールになっているので、手元にあるのが本当にそれかどうかは中々判別がつかなくもなっているだろう。 分かれたグループの中で最後にそれぞれ手にしたコップの中身を飲んでいくのだけど、その前にそれを改めてこれまでの流れを受けて”飲む”か”飲まない”を選択し公表していく。その最終判断をしたのち、グループごとに乾杯のごとく飲み干していく。いくつかの場所から声があがる、僕もそのうちの1人で、というのも飲んでみたら醤油だったからだ。 このプレゼンテーションの時間の中でちょっとバタバタしてしまったため、自信を持ってその都度、その都度のトレードを慎重に行うことが出来なかったように思う。もう少し丁寧にやりとりを行えなかったかと反省した。せっかくの珈琲タイムだったので。 しば田さんの意図としては、飲み物を選ぶということや嘘をついたりもして人に手渡すことが出来たり、それがどこか放っておくとそのうち知らないところまで行ってしまうような、流通システムに関するような試みだったのかもしれない。 おだやかな珈琲タイムが目指されたわけではなかったのかも。何かシュークリームの中に外れを用意するようなゲームなんかも思い出していた。
その後、僕は未完成ではあったが紐を用いたゲームのアイディアをみんなでやってみたいと提案した。 青い10mほどの紐を用意してきて、まず集まった人でブルーシートを真ん中にしてその周りに輪っかになって1人づつ青い紐を上空に向かって投げてもらう。なるべく高く。落ちてきたものを左隣の人がキャッチし、また少し横の上に投げ上げる。空を背景に一瞬紐の形が上空でふわっと形成されるパターンを行って見ていった。その後うんと小さい輪っか上に集まりそれぞれの片腕周りに紐でくるっと通していき、詰めに詰めて全員分の片腕に通りきって余ったもう片方の腕を空に向かってささやかな振付の動作を共有しその場で同時に行ってもらう。今度は紐を逆にくるっとほどいていき、全員の腕がほどかれると今度はその丸い円形自体が��からほどかれまっすぐの人のライン上に並んだ状態で紐を持ってもらう。(その際、地面に人を落とさないで)何人か持ちきれなかった人は外にはじかれ、2つのグループが出来る。2つのグループが出来て、紐を持ってる側はハイタッチの構えをしてもう片方のグループがその人たちにハイタッチをしていく。スポーツで見られるようなシーンのハイタッチのリズムが続き、そのあとで紐を持ってるグループの端っこに僕と、お客さんとして参加していた武本拓也さんで紐を持ってもらい、そこをそれ以外で紐を手にしていた人たちにジャンプして越えてもらう。ついに僕と武本くん2人で端っこを持った紐が出現し、武本くんは円の中心となり、僕が半円を描くように周りを走りづつける。半円の中にいて、紐が近づいたらジャンプしたり、しゃがんだりしてよけてもらう、という形のゲームをなんとなくその場に形成し、僕が確か5週ほど走り回り、その都度、飛ぶなどしてよけてもらいを繰り返して終了となった。 この前後に、太陽くんがやってきた。少しブルーシートの外側に近いところで緑色の何やら網よりはもう少し硬い素材のようなものを手で地面に向かってこねるような、こねるまではいかないようなおし包みをやっていた、、、ような。
出演者ながらさきほど遅れてやってきたZackZackの出番。 彼は昨年行ったどうぶつえんに友達が連れて来て知り合ってその後のアフターパーティーで一曲自作の曲を歌ってもらったのだった。色々と出自などを話していく中で今回誘ってみることに。 彼はこの日来た人と、クラップなどを使って楽器を使わないjam sessionをやってみたいという提案。(また前もってくれたアイディアの意図としては、自分だけでなくもっと自由になりたい人と何かチャレンジしたい、またトークなどしたいということを何となく伝えてくれていた。もしかしたら自分は疲れていたり100%じゃなかったら出来ないかもしれないけどとも言っていた。) まず、この場で何か感じてみるそこからリズムを探せないだろか?とみんなに聞く。 彼はまだ日本で発表したりはあまりしていないから、少し緊張した様子。 少し話している日本語の出来を気にしたりしながらも参加者に色々���してみる。少しづつみんなそれぞれでリズムなどを探し音に出してみている。 その後、声はどうかな?と声を出してみる。丸くなって発声練習みたいに色んな高さの音を発声させてみる。 中々外から見たら変な感じもあるだろう、原っぱの真ん中でみんなで高い声や色んな声を発声させているのだから。 そしてそれでいくらか探ってみたあとに、今度はじゃあどう進めるかに迷ってるみたいだったのでちょうど円になっていたので1人ずつ何かしらの音を出してもらって、最初に出した人から続けてもらうことで段々と音を重ねていくようにしてみる。結構リズムをとるのが上手い人なんかもいたり、変な音の出し方を探しやる人もいた。服をばさばさしたり、ジーパンを叩いたり、何かをこすったり。そうするとそこに生まれる仕草はやはりそれは音でもありパフォーマティブでもあって、立体的な面白さがあった。 それでちょっとグルーブみたいなものが生まれてきて、5分くらいの演奏が生まれていた。原っぱの真ん中のバンドのような感じで。 そしてなんとなく終わりも決めずにいたら、そのままなんとなく続いて、少しづつ演奏をやめていく人が出て、それでもまだ音は続いている中で手をつなぎながら飛び出す人がいて、それで3人でぐるぐると踊りながら、結構フラフラしながらダンスみたいになったのは川上くんと宮川くんと武本くんだった。
結構寒くなってきて、寒がってる人も出てきたので”おしくら饅頭”をやろうかと提案。 10人くらいでやってみるも、人が多すぎて1人倒れてしまい危なかったので改めて5人ずつくらいでやってみる。「おしくらまんじゅう、押されて泣くな。」少し温まった気がする。 それではとまた移動を開始する。 最後、長谷川新くんの番で、彼に相談したところ寒いので何か暖かいものでも食べながらはどうかということになり、入り口にあった売店を目指すことに。 来た道をショートカットし入り口に向かって戻っていく。
途中もう一度、3枚目の宮川知宙さんによる写真の撮影を水飲み場付近にて行う。 (途中、お客さんとして参加されていたトモトシくんがあまりに寒かったらしく走りに行くと飛び出していった。) 今度は宮川くんに対して少し怒っているような感じで、ということを受けて指をさしたり、拳をかざしたり、それだけでは不十分だったので声なんかも出してみる。「おーい!」とか「おいおいっ!」とかそんな感じで声も出してみると姿勢も多少ついてきて10秒のタイマーで、暗くなってきていたのでシャッタースピードを長くして撮影。切り返して入り口に向かってまた進み始める。
夕方17時半くらい。売店の方まで戻ってくるとすでに売店は閉まっていた。 しょうがなく暖かいものをもう少し辛抱し、近くの適当な場所を見つけ最後の長谷川新くんのアイディアをやることに。
今回は長谷川新くんに愛知トリエンナーレで作品を出品する予定のトモトシくんが作品制作の相談をする予定だったらしく、それを公開で少し行い、みんなで相談にのろうということになった。 いくつかの現時点でのアイディアなどがのった資料をトモトシくんがブルーシートの上に広げていく、それを周りで囲んで覗いたり手に取ったりしながら回してみていく。 詳しいことは話しすぎるとまずい部分もあるので省かせてもらう。 長谷川くんが途中で、建築にコンペがあり建てられなかった建築案が事後的にシェアされるように美術プランがシェアされることも面白いのではないか、ということで確かに観客は現時点でのいくつかのトモトシくんからのアイディアを見せてもらって色々いくつかの言葉を投げかけながら実際のトリエンナーレでは違ったものに出会う可能性があるということを面白がって聞いていた。またトモトシさんは元々、どうぶつえんが終わったあとに長谷川くんに相談する予定だったらしいが長谷川くんの提案でどうぶつえんに来ることになり、到着した後半いくつかの演目を見ていく中でアムリタの演劇が刺激になったらしく、荻原さんにいくつかの質問を投げた。 そこで荻原さんは太宰治による何年も前の作品がどうしたらこの現代のこの場に響いてくるのかに、どう集中し誠実でいられるか、ということを考えることなどをしゃべられていた。 またいくつかの出されたプランに対して、ここは気をつけた方がいいんじゃないか、などの注意点も出てきたり。
さすがに19時を越えてブルーシートの上や周り囲んで結構寒くなってきたところで、途中体調を崩して帰ってしまった人も気づくといるような時間で終えた。 そのまま最後に1人づつこの日の出演者の紹介を行っていき、どうぶつえんvol.10を終えた。 あまりに寒かったのでアフターパーティーを代々木公園で行うことは難したっかたので希望者を募って近くの中華に向かうことになった。
帰り途、代々木公園から渋谷に向かっていくとレインボーパレードの後片付けの最中で場の雰囲気が結構ピースフルであるように感じられた。気のせいかもしれないが。 今日は寒い以外は平和にことが運んで行ったように思う。 お疲れ様でした。 またこれにて10回目となるどうぶつえんを行い切ることができました。 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
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安倍のバカっぷりはとうとうグローバルに(笑)2018年、安倍首相のバカ丸出し&人格破綻発言集 豪雨、地震、森友加計で信じがたい冷酷と厚顔! 2018年、安倍首相のバカ丸出し&人格破綻発言集
litera(前編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4460.html litera(後編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4462.html 28日に「2018年、安倍首相がついた真っ赤な嘘とインチキ総まくり」をお届けしたが、今回は、「え? この人、ホントに総理大臣なの?」と耳を疑った唖然茫然発言と「よくそんなこと言えたな!」とツッコまざるを得なかった無神経発言を厳選した。 これまで、さんざん無知、無教養をさらし、民主主義を全く理解していない、国民をバカにした発言を連発してきた安倍首相だが、今年はそのバカっぷりを外交でもいかんなく発揮。海外メディアからツッコミを受ける事態まで起きた。 題して「安倍首相バカ丸出し&人格破綻発言集」。そのひどさ、恥ずかしさに思わず頭を抱えてしまうかもしれないが、こんな人物を総理大臣に戴いているのが日本の現実だ。まずは前編の7本を公開するので、大いに笑い、そして怒りに震えてほしい。 ◎バカ&人格破綻発言その1 (トランプ大統領の)歴史的な勝利に対してお祝いを申し上げたい」 11月30日、日米首脳会談の冒頭に ご存じのとおり、11月にアメリカでおこなわれた中間選挙では下院で民主党が大幅に議席を伸ばして過半数を奪還した。──にもかかわらず、すっかりトランプ大統領へのご機嫌取りが板についた安倍首相は、臆面もなく“フェイクニュース”で祝福。これに失笑したのは海外メディアで、CNNコメンテーターのアクセルロッド元大統領上級顧問は「安倍氏は中間選挙に関してきちんとした説明を受けていないか、トランプ氏の精神構造について��ちんとした説明を受けたかのどちらかだ」(朝日新聞デジタル12月1日付)と皮肉り、民主党のリュー下院議員も「日本大使館の方、事実は違うと首相にお伝えください」とTwitterに投稿。“kiss ass外交”で世界に恥を晒すのは、もう勘弁してください…。 ◎バカ&人格破綻発言その2 「(プーチン大統領とは)ウニなどについて合意しましたよ!」 9月14日、日本記者クラブでの総裁選討論会で で、次もトランプにつづいて安倍首相が都合のいい御用聞きに成り下がっているプーチン大統領とのロシア外交問題。9月にウラジオストクでおこなわれた東方経済フォーラムでは、プーチン大統領に“北方領土返還の前提条件を一切抜きにした平和条約締結”を突きつけられ、焦ったときに必ず浮かべてしまうニヤニヤ笑いしかできなかった安倍首相だが、総裁選の討論会でも記者から「国民に期待をもたせているのに無責任では」などと質問が飛ぶと、キレ気味に「私が意欲を見せないかぎり動かないんですよ。いままで1ミリも動いていなかったじゃないですか」と主張。一体どんな成果を誇るのかと固唾を呑んで見守っていたら、出てきた言葉はなんと「ウニで合意した!」 (笑)。……いまは「2島返還プラスアルファ」で交渉が加速するかのように必死で喧伝しているが、「ウニ」を成果だと叫ぶ人間がプーチンから2島返還を取り付けるなど、夢のまた夢の話である。 ◎バカ&人格破綻発言��の3 「背後(せいご)には、1980年代以降、日本からこれら諸国に向かった大規模な直接投資がありました」 9月26日、国連総会一般討論演説 せ、せいご??? 国連総会での一般討論演説を観ていた人は、誰もが首を傾げたことだろう。安倍首相は昨年も「云々」を「でんでん」と読み間違えたことが話題になったが、「せいご」も「でんでん」も、そう読み間違えるほうが難しいだろうに……。 だが、読み間違えは誰にでもあるものだと百歩譲ったとして、聞き捨てならないのは、安倍首相が今年も性懲りもなく自分のことを「立法府の長」と言い間違えたことのほうだ(11月2日衆院予算委)。安倍首相は2016年にも「私が立法府の長」「立法府の私がお答えのしようがない」などと3回も国会で答弁。さんざん問題になったのに、まだ繰り返すか、という話だ。 これは、わたしたちの想像の域をはるかに超えたおたんこなす宰相の証拠であるような気もするが、もうひとつ可能性がある。それは、この総理が自分は事実上の「立法府の長」だと思っている、ということだ。いや、三権分立などを超えて、本気でこの人はあらゆる権力を握っていると盲信しているのではないか──。頼むから、小学校の社会(と国語)からやり直してくれないだろうか。 ◎バカ&人格破綻発言その4 「(エンゲル係数の上昇は)物価変動のほか、食生活や生活スタイルの変化が含まれているものと思います」 1月31日、参院予算委員会 エンゲル係数は家計の消費支出総額中に占める食料費の割合のことで、一般に高ければ高いほど生活水準の低さ(生活の苦しさ)を表している。この数値が、第二次安倍政権のもとで急上昇している──。国会でそう突きつけられた安倍首相は、何を血迷ったのか「生活スタイルの変化だ」と強弁したのである。 不都合な記録は改ざん・捏造・隠蔽するのが安倍政権の常套手段と考えれば、アベノミクスで庶民の生活が苦しくなっていることを端的に示すデータもなんとかねじ曲げようとしたのだろうが、さすがに中学生でも知っているエンゲルの法則までごまかそうとするとは…。開いた口が塞がらない。 しかし、もっと驚く珍事が起こったのである。 このバカ答弁の翌日、ユーザー参加型のインターネット百科事典「Wikipedia」における「エンゲル係数」の項目が、まるで安倍首相の主張に合わせるかのように書き換えられたのである。何者による改変なのかは不明だが、「事実」すらも安倍政権に都合よく改ざんされるーー。ジョージ・オーウェルの小説『1984年』を彷彿とさせる空恐ろしい一件であった。 ◎バカ&人格破綻発言その5 「柚木議員の話は、まるで高プロを導入すると、過労死が増えるかのごときのお話」 5月23日、衆院厚労委員会 昨年2月、安倍首相は過労自殺した電通の高橋まつりさんの母親と面会し、まつりさんとの思い出話を涙ぐみながら聞きいて、長時間労働の是正を「なんとしてでもやります」と述べたという。ところが、長時間労働や過労死を助長する「高度プロフェッショナル制度の創設を打ち出した挙げ句、「全国過労死を考える家族の会」が安倍首相との面談を希望すると、これを拒否。その日、過労死遺族が傍聴するなか、国民民主党の柚木道義議員が「直接、安倍総理とお会いしたいとおっしゃっているんです。加計理事長と同じ15分でも、せめて15分でも会えないんですか」と安倍首相に訴えると、安倍首相は事も無げに上記のとおり言い放ったのだ。 しかも、この日の夜、安倍首相は銀座の料亭で、高プロ創設を宿願としてきた経団連の今井敬、御手洗冨士夫・両名誉会長らと会食。高プロの創設が目前に近づき、経団連のお歴々と祝杯をあげたことは想像に難しくない。 高橋まつりさんの過労自殺を「働き方改革」の宣伝として使い倒し、時間外労働の上限規制と高プロ創設をセットにすることで本質をはぐらかし、過労で死に追い詰められたまつりさんの事件を過労を合法化するために利用した上、そのことに批判が高まると面会を拒絶して経済界の大物たちと乾杯する──。どこをどうとっても「人でなし」としか言いようがないだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その6 「(遊説から帰国し)時差が激しく残っているなかにおいて、明日は(参院)法務委員会、2時間出て、ややこしい質問を受ける」 12月5日、「年末エコノミスト懇親会」挨拶で 臨時国会で最重要法案に位置づけられた「外国人材拡大」法案は、中身が空っぽな上に土台となる外国人技能実習生の劣悪な労働環境の実態を“捏造”していたことが発覚するなど、実態の見直しをおこなってから法案をつくり直すほかないことが明々白々に。というのに、安倍首相は法案審議じたいを「ややこしい質問を受ける」などと挨拶して、会場の笑いを取ろうとするという醜態を晒したのだ。 しかも、その参院法務委では、法務省がようやく出してきた技能実習生の「死亡事案一覧」で、2015?17年のあいだに技能実習生がじつに69人も死亡していたことについて質問が飛んだが、安倍首相は「亡くなられた例については、私はいまここで初めてお伺いをしたわけでありまして、ですから私は答えようがない」と、法務省資料にさえ目を通さないという自身の怠慢を正当化。ほかの質問でも「お答えのしようがない」と繰り返した。 あきらかになっていく技能実習生の非人道的な実態についての追及を「ややこしい質問」と呼び、その質問に答えた結果が、これ。そして、安倍首相はこのまま法案を通してしまったのである。 ◎バカ&人格破綻発言その7 「自衛隊が合憲であることは一貫した(政府の)立場で、自衛隊を明記することが(憲法改正の)国民投票でたとえ否定されても変わらない」 2月5日、衆院予算委員会 だったら改憲する意味も国民投票する必要なんかないじゃん! とツッコまざるを得ないだろう。そもそも、安倍首相は他方で「自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打つことはいまを生きる私たちの責務だ」と言いふらしてきた。ようするに、「違憲論争云々というのが改憲の目的などではなく、平和主義を具体化した9条の戦争放棄と戦力不保持を骨抜きにし、改憲によってフルスペックの集団的自衛権の行使を可能にすることを目指しているのである。 しかも、姑息なことに、9月1日に掲載された読売新聞のインタビューでは「(国民投票は)政権選択の投票ではないと、明確にしないといけない」と発言。国民投票で過半数の賛成票を得られず改憲案が否決されたとしても、それによって自分が退陣することはない、といまの段階からすでに保険を打っているのだ。 国民が望んでいる景気回復や雇用、社会保障の問題よりも改憲を最優先課題にあげて、否決されても総理は辞めないと宣う──。この無責任ぶりに、来年はどこまで拍車がかかるのだろうか。 前編では世界規模に鳴り響いた安倍首相のバカっぷりをお届けしたが、後編では、人格破綻としか思えない、詭弁、開き直り、冷酷発言を紹介しよう。国民が危機に瀕しているとき、自らに疑惑が降りかかったとき、安倍首相はどんなとんでもない言動に走ったのか。笑いは一切なし、怒りし���呼ばない、国民無視の7つの言葉をしかと心に刻んでほしい! ◎バカ&人格破綻発言その8 「(赤坂自民亭は)和気あいあいでよかった」 7月5日、西日本豪雨のさなか「赤坂自民亭後のぶらさがりで この日、7月5日には西日本を豪雨災害が襲っていた。14時には気象庁が「厳重な警戒が必要」と異例の緊急会見を開き、実際に同日には避難勧告が数十万人におよんでいた。ところが、自民党は左藤章議員いわく「酒飲んで、ワァーっというだけ」の「赤坂自民亭」なる内輪の宴会を開催。安倍首相も総裁選対策として参加し、宴が終わると、記者にこんなノーテンキな感想を口にしたのだった。 しかも、酷かったのはこのあと。翌6日には被害はどんどんと拡大していったのに、安倍首相は7日の午前中に関係閣僚会議を15分間開いただけで、その後は私邸に帰宅。非常災害対策本部を立ち上げたのは8日午前8時。あきらかに初動が遅れに遅れたというのに「救命救助、避難は時間との戦い」と言い出し、その後も初動対応の遅さを指摘されると「政府として一丸となって、発災以来、全力で取り組んでまいりました」などとうそぶいたのだ。 安倍首相はこれまでも、頻発してきた災害に対して毎度毎度、信じがたい対応をとってきたが、今回はとくに酷い。救えたはずの命が初動対応の遅れにより失われたのではないか。──そうした声もあがるなか、しかし安倍首相は、またも信じられない行動に出た。それが、次の発言だ。 ◎バカ&人格破綻発言その9 「(虎ノ門ニュースを見たこと?)密かにありますね」 9月6日放送、『虎ノ門ニュース』で 今年9月6日午前3時すぎ、北海道胆振地方を最大震度7の大きな揺れが襲った。そんな緊迫した状況のなか、なんと同日、朝8時から放送されたネトウヨ向け番組『真相深入り! 虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)に安倍首相が登場したのである。 しかもその中身は、インタビュアーの有本香らに同番組の“隠れ視聴者”であることを告白したり、収録にスタッフとして参加した百田尚樹の姿を見つけて顔をほころばせながら手を挙げて挨拶するなど、安倍首相は“応援団”に囲まれて終始ご満悦。最後には再び番組に出演することを約束したほどだった。 収録済みのVTR出演だったとはいえ、放送は災害が発生してわずか5時間後のこと。安倍首相は2016年にも『ワイドナショー』(フジテレビ)の収録に参加したあとに熊本地震が発生、そのときは安倍首相出演回の放送は延期されるという処置がとられたが、このときの放送延期は官邸からの申し入れによるものだったという。だが、この日の『虎ノ門ニュース』にはそうした対応をとらず、国民の神経をわざわざ逆撫でするような放送を許したのだ。 その理由もまた酷い。じつは、この放送翌日は自民党総裁選の告示日。総裁選は公選法の範囲ではないが、対抗馬である石破茂氏の単独メディア露出を封じるため自民党は新聞・通信各社に対して総裁選での「公平・公正な報道」を求める文書を配布するなど圧力をかけていた。その手前、告示日前のこの日に放送するしかなかったのである。 ようするに、北海道で発生した大地震で被災し不安の只中にある国民がどう思うかという感情や、総理大臣としての態度よりも、総裁選を控えてネトウヨにアピールするためのネット番組のインタビュー放送のほうを安倍首相は選んだ。しかも、沖縄ヘイトを垂れ流して放送倫理・番組向上機構(BPO)から「重大な放送倫理違反があった」「人種差別を扇動」と認定された『ニュース女子』を制作するDHCテレビによるネット番組に、である。まさに“ネトウヨ宰相”と呼ぶにふさわしいだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その10 「(杉田水脈議員に)『もう辞めろ』と言うのではなく、まだ若いですから、注意をしながら、仕事をしてもらいたい」 9月17日、『NEWS23』(TBS)出演時に 性的マイノリティには”「生産性」がない”と「新潮45」(新潮社)8月号の寄稿文で主張したことが大きな問題となったものの、いまだに何の説明も公の場でおこなっていない杉田水脈議員。批判が高まるなか、しかし安倍首相は50歳を過ぎる立派な中年である杉田議員を「まだ若いから」と擁護し、「党としても、多様性について尊重する党であります」とつづけたのだ。 差別発言を容認する党のあり方を「多様性」だと言い張る……。これだけでも唖然とさせられるが、もっと驚かされたのは、自民党がかたちばかりの見解と処分を下さない旨を公表した8月2日の夜、安倍首相が出席した赤坂の中華料理店でおこなわれた自民党山口県連青年部・青年局の会合に杉田議員が参加していたこと。「週刊文春」(文藝春秋)8月16・23日合併号によると、杉田議員はこの会合に「すみませーん、お騒がせしています」と笑顔で登場したという。しかも、安倍首相は杉田議員の辞職を求めるデモに対して、「彼女はそんなに有名じゃないのに、なんでみんな騒いでいるんだろうね」と語っていたという。 杉田議員は慰安婦問題を否定したり朝日バッシングを繰り広げたことで極右政治家として名をあげ、安倍首相はそうした言動を「素晴らしい」と評価して自民党に引き入れた張本人。 稲田朋美議員や和田政宗議員らと同様、総理大臣という立場上、自分では言えない歴史修正や報道バッシングなどの“本音”をズバズバと発言・発信してくれる人物として自民党に招き入れた。つまり、安倍首相のガス抜き要員であり、ネトウヨの支持拡大要員である杉田議員を辞めさせるような考えは、安倍首相にはハナからないのだ。 国会議員として絶対にあってはならない差別発言を容認する、その自民党の態度の元凶は安倍首相にほかならないのである。 ◎バカ&人格破綻発言その11 「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした」 2月6日、自民党・和田政宗議員のFacebook投稿へのコメント まず、このおよそ品性が見当たらないFBコメントにいたる経緯について簡単に紹介すると、籠池泰典前理事長が財務省に提出した設置趣意書に「安倍晋三記念小学校」と記したと朝日新聞の取材に証言したことについて、財務省が開示した趣意書では「開成小学校」となっていたことを鬼の首を取ったかのように問題視し、「朝日新聞は籠池容疑者が言ったことを鵜呑みにした」「ファクトが根本から違っている」��朝日新聞の報道は真っ赤な嘘」などとがなり立ててきた安倍首相。対して朝日は紙面で報道の経緯を伝えたのだが、これに和田議員が噛みつき、〈謝れない朝日新聞〉などと投稿した。すると、この和田議員の投稿に、なんと安倍首相が〈哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした〉とコメントをつけたのだった。 一国の首相ともあろう人物が、SNSでいちメディアを叩く……。しかも、このあと約1カ月後に朝日のスクープによって決裁文書改ざん問題が明るみに出たのだが、公開された交渉記録では近畿財務局とのやりとりのなかで、大阪府私学・大学課の職員が「小学校名『安倍晋三記念小学校』として本当に進捗できるのか、取り扱いに苦慮している」と話していたことが記録されている。つまり、「安倍晋三記念小学校」という名から“総理案件”であることを、近畿財務局と大阪府は承知していたのである。この交渉記録を見たあとでは、「哀れですね。安倍首相らしい惨めな言い訳。予想通りでした」とお返しするほかないだろう。 だが、この交渉記録をめぐっても、安倍首相は信じられない発言をおこなっている。それが、次だ。 ◎バカ&人格破綻発言その12 「(公開した交渉記録について)3000ページをちゃんと真面目によく精読していただければ(わかる)」 「みんな3000ページ読んでるわけがない。3000ページは大変なんですから」 5月28日、参院予算委員会 あのー、したり顔で説教かましてますが、財務省が公開した交渉記録は約1000ページ。約3000ページというのは改ざん前の決裁文書のほうなんですが……。ようするに、安倍首相は説教をぶちながら、自分は交渉記録を読んでいないどころか、交渉記録と決裁文書の区別さえついていないことを自らバラしてしまった、というわけなのである。 いや、じつのところ“肝心な部分”は読んでいるだろう。実際、昭恵夫人の「いい土地ですから、前に進めてください」発言が出た2014年4月28日の交渉記録は、いまなお出されていないままだ。一体、誰がこの交渉記録を消し去ったのか。真相を闇に葬らせるわけにはいかない。 ◎バカ&人格破綻発言その13 「私が(加計孝太郎理事長に)食事をごちそうしてもらいたいから国家戦略特区で特別にやるって、たとえば焼肉をごちそうしてもらいたいからそんなことするって、これ、考えられないですよ!」 5月28日、衆院予算委 いやいや、誰も「焼肉をゴチになったから、そのお返しに」というかたちで特区が決まったなんて言っていないし、思うわけがない。しかも安倍首相は「こちら側も相当ごちそうしている」「焼肉屋の場合はこちらが払ってる場合もありますし」と証拠も何もないままざっくりした記憶を並べ立て、「贈収賄になるとはとても考えられない」と強弁。何をトチ狂ったのか、ついには「(会食の)その後も、家でもう1回食べるってことも(ある)」などと言い出したのだった。接待を受けたあとに家でシメのお茶漬けをかき込めば贈収賄にならないって、それはどんな理屈なのか……。 むしろ、「加計さんは長年の友人だ」と強調し、あたかも学生同士のカジュアルな付き合いのなかでおごってもらったかのように「印象操作」しているのは、安倍首相のほう。そして、安倍首相と加計理事長の仲はそんな「焼肉をおごる・おごられる」というような庶民的なものではけっしてなく、実際に「週刊文春」(文藝春秋)2017年4月27日号では、加計理事長が「(安倍氏に)年間一億くらい出しているんだよ」と口にしていたと報じられている。「焼肉」をもち出して矮小化しようとは、姑息すぎるだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その14 妻が名誉校長を務めているところは数多ある」→(「一体どこの学校や保育園なのか」と問われて) 「これはあのー、学校としては御影インターナショナルとですね、えー、あ、あの、み、瑞穂の國記念小學院ですか? はい」 3月26日と28日、ともに参院予算委員会 端的に「アホなんじゃないだろうか」と言うほかない。3月26日、安倍首相は国会で「妻が名誉校長を務めているところは数多あるが、それが行政等に影響を及ぼしたことはない」と断言したのだが、その2日後に共産党の小池晃議員が「数多あるという名誉校長を務めている学校は一体どこか」と質問。すると安倍首相はしどろもどろになって「名誉校長ではなく名誉職に訂正したい」「名誉職は相当な数がある」「そのほとんどは辞退することになっている」「ちょっと待って下さい……えーっと、校長と園長ということでは現在の段階ではありませんが」「おそらく校長とか園長はない」などとごまかしつづけた挙げ句、「すでに……えー、現在はですね、それはあと2つあったわけでございますが……すでに辞めているというわけでございます」と答弁。無論、「それはどこなんですか」という声があがり、安倍首相がしぶしぶ答えたのが「御影インターナショナルと「瑞穂の國記念小學院」だったのだ。 言うまでもなく、瑞穂の國記念小學院は森友学園で、御影インターナショナルこども園は加計学園が運営する学校。ようするに、「名誉校長を務めているところは数多ある」というのも嘘、さらには「行政に影響を及ぼしたことはない」というのも真っ赤な嘘だった、という見事なオチがついたのである。 自ら蒔いた種で墓穴を掘るとはなかなかできない芸当だが、同時にこの嘘は、モリカケがいかに「アベゲート」であるかを物語っているだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その15 「ゴルフに偏見を持っておられると思います。ゴルフはいまオリンピックの種目にもなってますから。ゴルフがダメでですね、テニスはいいのか、将棋はいいのか、ということなんだろうと思いますよ?」 9月17日、『NEWS23』(TBS)出演時に 数ある今年の発言のなかでも、思わず目がテンになってしまったキング・オブ・バカ発言といえば、やはりこれだろう。 総裁選を控えて石破氏とともに『NEWS23』に出演した際、キャスターの星浩氏が加計問題を追及。許認可を与える立場の安倍首相が利害関係者である加計孝太郎理事長とゴルフや会食を繰り返すことは適切ではないと指摘すると、安倍首相は「加計さんとは利害関係者になってからの付き合いではなく、学生時代からの長年の付き合いだ」と反論したが、星氏が“たとえば利害関係者である金融庁の幹部とメガバンクの頭取は学生時代からの友人であってもゴルフをしちゃいけませんよ”とごく当然のツッコミを入れると、安倍首相はいつものムキになったときの口調で、上記のようにまくし立てたのだ。 テニスだろうが、将棋だろうが、利害関係者と交友をもつことが問題だと言っているのに、なぜかゴルフ擁護をおっぱじめた安倍首相。挙げ句「テニスならいいのか」って……。これぞまさに今年の流行語・新語に選ばれた「ご飯論法」、いや、遠足のおやつ持参を禁止されて「だったらバナナはおやつに入るんですかぁ?」などと言い出す小学生そのものではないか。 総理大臣という最高権力者が、利害関係者と頻繁にゴルフや会食をすることの不適切性をまったく理解せず、小学生メンタリティで幼稚な反論をテレビで繰り出す。これぞ、この国の恥ずかしい実情なのである。 ---------------------------------------------------- ここまで読んだ読者は、「どうしてこんな人物が総理なの……」 と溜息をつかずにはいられないだろう。今年の発言を振り返って確実に言えることは、国民の命を守ることに関心がなく、お仲間を優遇し、国民を欺き、フェイクを垂れ流し、つねに詭弁を弄する、そういう総理大臣だということだ。そして、公文書改ざんという国家的大犯罪が発覚したというのに、いまだ居座っているという信じがたい現実──。ぜひ、来年の年末こそは、このような発言をまとめなくても済むよう退陣を願いたいものである。 litera(前編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4460.html litera(後編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4462.html
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