Tumgik
#上板橋のtシャツ屋さん
thyele · 2 years
Text
2022年12月3日
食品値上げ4425品 年明け以降、冷凍品など続々:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2022120100232&g=eco
『新語・流行語』年間大賞が決定 “三冠王”村上宗隆選手の「村神様」 | ORICON NEWS https://www.oricon.co.jp/news/2258822/full/
廃虚マンション、広がる中国 不動産「冬の時代」減速の現場を歩いた:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASQCZ4218QCQULFA00G.html
『星のカービィ』とスナック菓子“星たべよ”がコラボ。トマトの酸味とまろやかチーズがクセになるピザ味。キラキラ加工シールも付属 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com https://www.famitsu.com/news/202212/01284805.html
外国人には謎だらけな日本食の名前 かっぱ巻き→伝説の化け物を巻いた! | おたくま経済新聞 https://otakei.otakuma.net/archives/2022120103.html
コンビニのトイレマナーに店員嘆き「驚き、腹立ち、悲しくなる」 汚物まき散らし、弁当食べ放置する女性客|まいどなニュース https://maidonanews.jp/article/14779185
松本潤主演大河ドラマ『どうする家康』、追加キャストに古川琴音、中村勘九郎ら /2022年12月1日 - 1ページ目 - ドラマ - ニュース - クランクイン! https://www.crank-in.net/news/118520/1
本命敗退『M-1』決勝は混戦必至 過去最多エントリー7261組を勝ち抜いた“漫才を塗り替える”9組 | ORICON NEWS https://www.oricon.co.jp/news/2258863/full/
Rock is not DEAD!さん「Panteraの再結成ツアーを許可した結成メンバーの故Vinnie Paulの遺産管理が同ツアーについて初めて声明を発表。 「VinnieとDimeのいないPanteraの再結成はありえない。しかし彼等のレガシィを祝い称えるにはPanteraの音楽をファンの皆に届ける事以外に良い方法はない。(続」 https://twitter.com/Tomoki_in_OC/status/1598448980413018112
忠犬Dr@ポイ活投資家さん「映画誰でも1200円キャンペーンが開始。これは国がすすめるイベント割の一貫で、全国の映画館で使える映画チケットが一律1200円で販売されます。なのでここで買うだけで通常1900円から問答無用で700円off。そして発行さえしておけば期間内までなら好きな映画館で使える汎用性。映画好きに届け。」 https://twitter.com/chukenDr/status/1598530902677942274
DI:GA ONLINE編集部さん「【注意喚起】 DI:GA ONLINE編集部を装った類似アカウントの存在が確認され、一部のお客様にDMが届いているとの報告がございました。 DI:GA ONLINE編集部のTwitterアカウントは、こちら(@diga_online)になります。 DMが送られた際、ご返信や該当サイトへのアクセスは決して行わないようご注意ください。」 https://twitter.com/diga_online/status/1598518835635965952
enon kawataniさん「今日24時配信のDADARAYの新曲歌詞です。聴いてもらいたいのです。」 https://twitter.com/indigolaEnd/status/1598241302701019136
厚生労働省さん「屋外ではマスクの着用は原則不要です。 屋外では人と近距離で会話をする場合のみマスクの着用が推奨されます。」 https://twitter.com/MHLWitter/status/1598225388685041665
NäGäNöさん「BEASTの新EP.「Schreien Krow」は流通がいつになるか分からないので、12月10日心斎橋BTD SHOVEL(数枚) 12月11日目黒鹿鳴館、限定枚数となります。 早く手に取るものでもありませんが、早く鼓膜をFUCKしたい♂♀ https://t.co/79yMzSFrE5」https://twitter.com/sexxnaganodesu/status/1598085191092047873
読売新聞社広告局さん「本日の #読売新聞 朝刊に #プライムビデオ の広告が掲載されました。 L’Arc~en~Ciel の結成30周年記念ライヴと、そのドキュメンタリーが12月23日(金)からプライムビデオで世界独占配信。 #ドエル の皆さん、必見です! #LArcenCiel #ラルク #ラルクアンシエル #30thLAnniversaryLIVE https://t.co/czQLzegVit」https://twitter.com/yomiojo/status/1598474528954277888
杉本善徳さん「12月1日 https://t.co/50omxGoEtO」https://twitter.com/ys1126/status/1598258986913959936
杉本善徳さん「今夜は、田澤クンと会ってきました。 https://t.co/FsDTVwvsmC」https://twitter.com/ys1126/status/1598305109167206400
坪本伸作 arrival artさん「学生時代の恩師の家に流れで来てしまった🦑🦑🦑 https://t.co/mfywCkLsJh」https://twitter.com/tsubo3shinsaku3/status/1598330787778433024
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/ijZp1IWw5N」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1598221606433587201
DÄLLEさん「[news] 今月12月28日(wed)開催!!! このライブ来場者全員にダルとギブキーメンバー全員のサインが入ったflyerをプレゼント🎁 サイン入りflyerはライブ当日会場入場時にお渡しします トーキョーデスディスコ27 12.28(wed)渋谷chelsea hotel 是非!!! 🎫ticket / e+ https://t.co/zi7WmoBFYI」https://twitter.com/DALLEofficial/status/1598227261680848896
ryoさん「ギブキーメンバーと共に✍️」https://twitter.com/ryo_dalli/status/1598228226861826048
こもだまり|昭和精吾事務所さん「次の表舞台は12/15のACM:::ライブ。 そして本日は1ヶ月ぶりくらいに砂々良 看板娘復帰です🐟 (マスターに深海魚の役やってましたって言おう…) ●砂々良(ささら)@sasara620 新宿区西新宿6-16-12 地下 https://t.co/rYdCdxCfzI」https://twitter.com/mari_air/status/1598230544760074240
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「明日まで😊✌️」https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1598234414051651584
HAUNTED HOUSEさん「今年最後のイベントとなる 12/10 BRAINCRUSH OF THE EMPIRE chapter.4 各バンドの演奏時間は BLOTTO ROCKERS 40分 THE RUDEBOYS 30分 C.I.JOE'S PUNX 40分 AUTO-MOD 60分 ROSENFELD 60分 長丁場で各バンドたっぷりお楽しみいただけます 声出し、ヘドバンOKですのでよろしくお願いします! https://t.co/6E7EabniLE」https://twitter.com/hauntedhouse666/status/1598229323995303937
BUCK-TICK OFFICIALさん「🔱BUCK-TICK TOUR THE BEST 35th anniv.🔱 12/3(土)ロームシアター京都 メインホール公演より新商品販売開始! ✨🆕アイテム✨ ・DEC BIG Tシャツ ・BIG シルエットロングTシャツ ・星野プロデュース スノードーム ⬇️商品詳細、グッズ販売に関しての注意事項などは https://t.co/0KZ4R1ifwN #BUCKTICK」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1598240989126221826
SUGIZOさん「[INFO] THE ONENESS公式Instagramに写真が投稿されました。Check it out!! https://t.co/v0BIN5hnYR #THEONENESS #SUGIZO #エシカルファッション」https://twitter.com/SUGIZOofficial/status/1598241016288378880
INORAN_OFFICIALさん「インスタ アップ✨」https://twitter.com/INORAN_OFFICIAL/status/1598241103697743872
Hydeさん「[STAFF] 「HYDE BIRTHDAY GOODS 2023」が本日より販売決定! HYDEのバースデーまでにお届けします。 受注期間が短いのでご注文はお早めに! [受注期間] 12/5(月)23:59 まで [発送予定] 2023/1/29までにお届け予定 ご注文は↓ https://t.co/mVDXT6toPl #HYDE #HYDEBIRTHDAY https://t.co/HReYtr7u3t」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1598241204264923138
日原 奈緒花さん「初日です。 『過ち、そして。』 12月1日(木) A 開場14:30 開演15:00 B 開場18:30 開演19:00 (上演時間約80分) TACCS1179 (西武新宿駅 下落合駅北口から約徒歩1分) #あやして #ポポポ https://t.co/HAxuZOPOzQ」https://twitter.com/hi_ha_r/status/1598150208298561536
朋さん「本日のポップアップストア…。 https://t.co/ekew953fS8」https://twitter.com/manicure_ojisan/status/1598241889744228356
【貴族】Shinpei Mörishigeさん「本日の物販ぶーす・・・† 全世界待望の美NEOグッズもあります・・・† まもなく罪深開門・・・。 会いたいYO・・・† https://t.co/77nouSB3LZ」https://twitter.com/KIZOKU_0927/status/1598246155892461571
吉田達也 Yoshida Tatsuyaさん「AQANESUSSファーストアルバム12月21日発売! 12月11日のライブで先行販売です! https://t.co/QiLR6t4EV5」https://twitter.com/magaibutsu/status/1597964432377663488
ヴィジュアル博士のる@監修オムニバスCD2種発売中さん「【ぼくの神様/生憎の雨。】 久々の新譜はエレクトロサウンドに乗せて憂いに満ちた歌メロを歌い上げる、儚さのあるナンバー。 バックトラックは全く異なるものの、個人的には歌い方やメロディーにR指定を彷彿とさせられる。 と思いきや突如挟まれるラップパートの異色さに耳を奪われる緩急ついた一曲。 https://t.co/SfRmp5dCwL」https://twitter.com/vr_noru/status/1598252530907381760
MIMIZUQさん「MIMIZUQ 2022.12.06 RELEASE Digital Single「アオイトリ」 ジャケット公開!! 配信サイト一覧 https://t.co/GI4QPta7tJ Spotify & Apple Music Pre add Pre saveキャンペーンスタート(特別画像プレゼント) 12月6日配信開始(iTunesパッケージ購入でデジタルブックレット付与) https://t.co/FkqNFFUZQ0」https://twitter.com/mimizuq_staff/status/1598210270387933184
RYUICHI KAWAMURA INFOさん「【明日放送!】 Ryuichi Kawamura Channel + INORAN BAR Presents 河村隆一 x INORAN Special Talk 12月2日(金)19:00〜 ※番組全編視聴するには両チャンネルにご入会をお願いいたします。 https://t.co/GeztUcXF5b https://t.co/qor0liEqhA https://t.co/ABoFVKzJ9r」https://twitter.com/RYUICHIofficial/status/1598257562956488704
中島卓偉さん「同じ九州出身の大先輩JURASSICのドラマーSHINGOさん!速い8BEAT、跳ね系の16BEAT、シャッフル、歌物、バラッド、叩けないBEATがない方、腕と胸の筋肉がでか過ぎて衣装用意するの大変!にも関わらず足が細いっていう外人体系!楽屋では一緒に九州弁、普段おっとりなのに電話はすぐ切りたがる。文字数!」https://twitter.com/takuinakajima/status/1598262021153169408
中島卓偉STAFFさん「中島卓偉 メディア情報 1/2 【RADIO】コメント出演決定! e-radio(FM滋賀)『MUSIC BREAK』@eradio_official ON AIR ①12/13(火)20:55-21:00 ②12/15(木)21:55-22:00 コメントゲスト: #中島卓偉 番組HP https://t.co/kCWKXrNYMO #卓偉 #FM滋賀 #eradio」https://twitter.com/helter_takui_st/status/1598240485302312961
中島卓偉さん「植田真梨恵ちゃんとのバンド2マン! ベースには戦友TAKUMAくんが参加! ファンクラブ受付は明日まで! ファンクラブ受付は明日まで! ファンクラブ受付は明日まで! この日の2マンは凄いんです! ファンクラブ受付は明日まで! #植田真梨恵 #中島卓偉」https://twitter.com/takuinakajima/status/1598264215873019905
中島卓偉STAFFさん「中島卓偉 メディア情報 2/2 【RADIO】コメント出演決定! 12/8(木)16:00-19:00 ON AIR エフエム・クマモト『RADIO BUSTERS』@fmkradiobusters パーソナリティ:MASAKI コメントゲスト:#中島卓偉 番組HP https://t.co/o96qTnsNFp ネットラジオ radiko https://t.co/Jg31XsFusi #卓偉 #fmkrb #FMK https://t.co/aAOLvxm2I0」https://twitter.com/helter_takui_st/status/1598240737505722368
ROCK_AND_READさん「【RR103チラ見せその2(kein)】 #kein Amazon https://t.co/jPhcEM2LpG tower https://t.co/IZ2YIwdqNZ https://t.co/gnlynWFlMa」https://twitter.com/rock_and_read/status/1598262312674406400
こもだまり|昭和精吾事務所さん「なんと! 同じ場所にいらしたのですね。 (まずは犬神ご来場ありがとうございます!) 中盤で流れた「俺のどこかに二十歳がある」を繰り返す『永山則夫への70行』が我らのボスである昭和精吾の若き日の語りです。 詩劇に特化した形式の公演もあるので、ぜひこちらも体感いただきたいです。」https://twitter.com/mari_air/status/1598271522921385985
Ryuichi Kawamuraさん「北風ピューピュー🙃 ブログ更新しました! https://t.co/y7dLaRN6eL」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1598272147163467776
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/mOBUypy3zn」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1598275721075388416
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/suUIdW2IWz」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1598276564537380865
Hydeさん「#HYDE #黑ミサ #富良野 #リハーサル #黑ミサ2022inFurano https://t.co/Dy9VHpSsyX」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1598280565438173184
YOSHiPON※luin1/20池袋手刀単独公演さん「明日は渋谷club asiaで vez with TEARS OF THE REBEL!!! またvezとして先輩方と共演できる喜びと 楽しみと色んな気持ちでいっぱいです。。 vez観ないと損しますよー 笑 そんな感じで明日お待ちしてます! TEARSは年内は納め、よろです。 https://t.co/xbUwOSLjYj」https://twitter.com/YOSHIP0NxxxTOR/status/1598270152688427008
L'Arc-en-Cielさん「【お知らせ】 明日、12/2(金)の読売新聞(朝刊)にPrime Videoで配信が決定した 『L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary』の広告が掲載されます! ぜひチェックしてみてください! #プライムビデオにラルク降臨 #LArcenCiel #ラルク #LArcPrimeVideo」https://twitter.com/LArc_official/status/1598270696471289857
0 notes
order-design-tshirt · 5 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
『お誕生日会Tシャツ 作成』
お誕生日会で使用される、Tシャツ製作のご依頼を頂きました☆
記念品やプレゼントTシャツなど、1着からご製作が可能です♪
この度は、ご依頼を頂きまして誠に有難う御座いました!
オーダーデザインTシャツ
174-0075 東京都板橋区桜川3-13-12 TEL:03-6785-5555 FAX:03-6782-2222 Mail:[email protected] HP:http://order-t.jp/ Twitter:https://twitter.com/OrderDesignTee Blog:http://ameblo.jp/order-tee/ Facebook:https://www.facebook.com/kamiita.t Instagram:https://www.instagram.com/order_design_tshirt/ Tumblr:https://order-design-tshirt.tumblr.com/
1 note · View note
chaukachawan · 3 years
Text
9月10日の役者紹介
はいどうもこちら9月7日お昼下がりのクオリアです。33期です。野良の幕班員の仕事がないのでこっそり役者紹介していこうと思います。
ウチのマイメン神友ズッ友フォーエバーきびのまきび。何度バ先を聞いても人を殺すバイトと言われ、クオリアだけには家の場所を教えないよう先輩に釘をさしたらしい。それでも君は私のズッ友。
これで何度目か知らないが君のセンス全てが好きさ。でも僕の見ている君はきっと氷山の一角なんだろうね……そんな!氷山の一角だなんて!じゃあ全ての力が解放されたらどうなっちゃうの?!次回��黍、はじめてのモルカー」デュエルスタンバイ!
ふう。
やらかすと怖いから同期から先紹介しちゃお。
竹之内かの
雰囲気だけでちゃうかの汚れを浄化し、優しいアロマの香で包み込む。その柔らかな笑顔の前では皆鼻の下が伸びきるため、真剣佑さえ3頭身になるとの噂も。可愛らしい雰囲気とは裏腹に、鼻の底に潜む狂気が沸々と泡立つ。これがパンケーキの泡なのか、マグマなのか私には分からない。しかし、天然かつ一品ものであることは確実だ。
田中かほ  
彼女の笑顔は次世代のエネルギーとして日本中が期待を寄せる。余りにもにっこりかわいいために最近ビリケンさんが自信喪失中とのこと。しかし、ゆるゆるした空気に釣られてなめてかかってはいけない。すぐ様舌先の刃でとどめを刺される。ハニトラにかかった気分だよ全く。そんなとこもす
余談だが大道具の出席率は150%。1ミリも関係ない映像編集を手伝ってくれたしめちゃくちゃ優しい子。努力家な彼女には見習うべき点がおおい。
山根拓己
アラビア山脈の奥底には険しくも厳しい砂漠がある。そこに眠るオアシスを巡り、人々は幾千もの争いを繰り返していた…。争いは熾烈を極めたが、その中でも初回裏敗退を果たし、地区予選に進めなかった一族がいる。かつあげを恐れた彼らはせめて幼き者だけでも、イカダを使って赤子を海に流した。それこそが彼、しあらである。そのため、彼は30歳になったらシカゴに帰らなくてはならないらしい。
ベジ山ハム太郎
なんか野菜がいっぱい入ってる。私はハムサンドよりもたまごサンドの方が好き。多分食べ進めると中にいちごジャムとかはいってると思う。何でいちごジャムなのー?って聞いたらエヘヘへへって笑いながら「だってさー、美味しくない?ジャムってさあ、何にでも合うねんなぁ。エヘヘへへっえ、美味しくない?美味しくない?なあハク、美味しいよなぁ?なぁ?」て言うと思う。絶対。
君安飛那太
可愛い。可愛いけど可愛いと思ってはいけない。なぜなら奴はあざといからだ。前世で橋本環奈の爪の垢とか飲んだに違いない全くもう羨ましいぜ。いいヴォイスでいいキャラが繰り広げられるため君のシーンは飽きの来ない面白さがある。キレッキレな演技には見習うべきところが多い。あと可愛い。
頬張りマスト
最近上野動物園を脱走したパンダ。笹と竹の見分けに苦戦している。
#劇団ちゃうかちゃわん
オペさん
藤丸翔さん
右手にナグリ、左手に灯台、その口うねり出すは鋭きツッコミ。「1人三種の神器」というあだ名が着いたのも納得だ、その全てが一等品なのだから。彼が1人立っているだけで会話の盛り上がりが違う。一見滑りそうなボケだって彼の手に掛かればA級ギャグに早変わりするぜ。これには平野レミもびっくり。
スダチさん
うどんに入れると美味しいが、ちゃうかのちゃわんに入れるともっと美味しい。人々を釘付け、否、インパクト付けにする映像を華麗に作り続ける須田さん、その鋭い眼差しの先には一体何が見えているのか。たまに楽屋裏でお菓子をつまむ様を見かける。有能細身イケメンがお菓子もぐもぐしてるの可愛い。映像余裕持って出したかったごめんなさい
久保勇貴さん
あいも変わらず忙しそう。オムニ期間くらいまでは会う度に印象が変遷していた。今のところはダークブルーで描かれてる3日後ピンクとかになってるかも。制作会計などまとめるお仕事が多そうだけどストレスまで抱えちゃダメよ適度に除いてね。と、言っても頑張ってしまうのがくうやさんなんだろうけど。
私の本名頬張りマストなんで苗字が「ほ行」じゃないですか。そうすると大体最後に回されるんですよ。給食で好きなおかず選べるみたいなのあったんだけど大抵唐揚げとか残ってなくてなんか鯖の塩焼きでがっかり、みたいな。なんで今回はオペさんを間に挟もうと思いました。名付けてオペサンド!すだちうどんの次に美味しそう。
先輩方
敬称は略しませんが敬語は略します。あぶり焼きとかしたら出てくるかもしれないです。あぶり焼きしないでください。
でぃあっ♡さん
でぃあさんが立ち上がると風がお辞儀し、空気が弦をはり始める。その圧倒的なプロポーションの良さに空いた口がマンホールになりそう。だけど何か教えてくれる時はとっても優しい。これは33期への自慢だが私はでぃあさんと柔軟を組ませていただいたことがある。どうだ羨ましいだろうでへへへ。
ひろせんせーさん
CVが豪華とのことでこの夏話題沸騰中。たちまちTwitterのトレンドを掻っ攫い、街にはグッズが溢れかえった。何のとは言わないが演技を始めた瞬間役が憑依して、貫禄まで滲む彼の演技力たるや。因みにアドリブもツョツョっぽい。なんてこったぱんなこった。
島﨑愛乃さん
鈴を転がしたような透明な声と花を摘んだような朗らかな笑顔のこっこさん。こっこさんの歌声を例えるなら夏に雑貨屋で売ってる、ピンク色の小瓶にちょこんと詰まった可愛らしい飴。ついつい手に取ってしまい、時々カランコロンと鳴らして楽しい、でも頬張ったらゆるゆる溶けちゃう、そんな飴。
おはようさぎさん
余りにもいい人。力作業も編集も演技もラップも全部すげぇのにその上いい人だから33期の尊敬の眼差しを掻っ攫ってる。信念に少年漫画をめちゃくちゃ感じる。ぶびさぎょうで理想の恋について(私が)語ってたらいつの間にやらガウスさんが話してた。黒の組織の話に移り変わってた。なんでやねん。髪色なんでも似合ってて凄い。
土下座したい
謝りたい気持ちが先行しすぎたまずい。舞台の上ではエモを、放課後にはハケを自在に使いこなす我らがぶびチの橋本悠樹さん。私は後輩に怒らないことで定評のあるはっしーさんを悉く困らせてしまったため顔向けが出来ない。なので二度とペンキを撒き散らさないことを50回くらい誓おうと思います。私はそうなれないことを知った上ではっしーさんにめちゃくちゃ憧れている。センスもノリの良さも色々。だからなんだって話だけど迷惑かけるかもしれないが見守っててほしい🙇‍♀️
津島ヨモツさん
演出家と役者、2デッキ使いののちぇさん。31期Tシャツもドタイプです。せんびののちぇさん入れたら3デッキかもしれない。後、先輩としても優しいのが伝わってくるしお話面白いし1、2、3…あれ?もしかしてNデッキ使い?のちぇさん最初めっちゃしっかりした人かと思ったらしっかりしてるんだけど偶にふにゃふにゃしてて可愛い。
堀文乃さん
圧倒的な演技力と唯一無二の安定感を誇るカリスマらめるさん。凄すぎる人って周りの人が遠慮して近づけなくなったりしがちだけど(後輩の身分だと悪気なくそうなっちゃう)そうならないのはらめるさんのお人柄ゆえ。私たちにも積極的に絡んでくださってしかもめっちゃ優しいから「らめるさん〜🥺」ってなる。仕事あまり抱えすぎないでお体ご自愛ください🙇‍♀️
中津川つくもさん
よく絡んでくださる優しい先輩。いっぱいお話しできるのめっちゃ嬉しい!舞監としてのしっかりしたつくもさんと、普段の明るく優しいつくもさんどっちもカッコいいんだもん憧れちゃうよねー。あ、あとダンス💃がお上手すぎてポケ〜って見惚れてまう。なんて言うか…美しい。あと立て看の作り方は大体つくもさんに教えていただいた。カフェ行きたいですカフェカフェ。  
なしもとはなさん
あまりにもハマり役。はなさんがセリフを喋る度に関係ない私にまでグッとくるものがある…グッとね…こうグッと…。ぐはっ!
後輩と喋ってくださる時めちゃ優しい。前、稽古で2人になった時私のセリフ読みにめちゃ付き合ってくれた。あとコーナンの場所もめちゃ教えてくれた。めちゃめちゃ美しくて優しい先輩。めちゃっ。
雑賀厚成さん
演技や部署で絡まない人(私)にもお疲れ様〜とか声かけてくれたり兎に角優しいシドさん。この前音響会議のお菓子くれた。やったね!喉にカセットテープ飼ってるタイプの人間。先輩曰くKing Gnuが“よすぎる“らしいので今度リクエストしようと思う。私の目の前で歌ってくれないかな…チラッ(p_-)
杏仁アニーさん  
全部署の裏方における圧倒的ハイセンス、柔らかな微笑みと眼差し、息飲む演技力、悪人のパンダでさえ涙しそうな優しさ…どの角度から見ても完璧すぎてルービックキューブが土下座するレベル。ちなみに後輩の私は頭が半分くらい地面にのめり込んでる。めりめり。センスがハンパないし仕事のキャパもエゲツない。けど無理はしないでほしいよドラゲナイ。
トニーー板倉さん
電車で鉢合わせたため奴は隣にいる。ここらへんから9月10日世界線のクオリアですどうも。魅惑のヴォイスとアフロを武器にちゃうかの奴隷となった男、とにさん。照明しかり稽古しかり全体像を俯瞰するのに長けてる人だと思ってる。面倒見良いし、1番頼りにしてる先輩。だる絡みしてごめんねウザかったら練4から突き落としてもいいよ、怪我のない範囲で。
西田幸輝さん
ゆるゆるとした空気感を醸し出しながら舌先から放たれる言葉は切れ味抜群。ギャップ萌え選手権審査員賞を受賞した経歴は伊達じゃない。ちなみに伊達巻は美味しい。頼もしき大道具の方。なんか大道具上層部って共通する空気感ないですか?え、ないかな。なかったらごめん。ないかも。声のトーン好きです。衣装も似合ってます。ちゅるちゅる。
暁あじろさん
ニトロさん。名前が美味しそうなちゃうかランキング8位くらいを飾る強者。高身長イケメン抜群の運動神経などモテる要素のよりどりみどり風見鶏パック。でもどことなく"こっち側“の雰囲気を持ち合わせてるのがいい出汁になってる。こんな失礼な私にも優しく接してくれたことからも根っからのいい人だと伺える。頼りにしてますニトロさん🙇‍♀️
山内詫助さん
オレオの何がいいってさ、クッキーの間にクリームが挟まってるところだよね。でさ、オレオさんの良いところってさ、その優しさの間に神的なセンスとマグマのような謎が挟まってるところだよね。紹介するならそんな感じの人だと思っている。ちなみにオレオさんの深淵は覗いたことないからわからない、当たり前か。
西岡克起さん
神の経路と書いて神経と読むが、そのことを実感するのがこの方。抜群の運動神経、寸分狂いの無い書、圧巻の演技力、すぐ始まるジャン負け…凄い、あまりにも凄すぎる。彼の身体には神が駆け巡っているに違いない。会話途中で「ねぇクォーリー散歩いこー」とか「自販機行こー」とか思い立ったが即行動って感じの誘い方してくれる。んで着いてくと大体楽しい。西岡さんが楽しい人だからね、これからもいっぱい話してほすぅい
かけうどんさん
誰とも共有できなかったところでシンパシーを感じるため、先祖で交流があったのかもしれない。万屋の店員と客とか仙人と弟子とか。ひねくれてると言っていたが、そのひねくれを真っ直ぐ貫けるのがロッドさんなのだろう。世間に合わせてひねくれを捻じ曲げてしまう方が実はひねくれなんじゃないかうんぬんかんぬん…あと竹川食堂行きたすぎる料理作ってくんで招待してください🙇‍♀️
高井下高井戸店さん
センスいいとか多才とか言われ慣れてるでしょ?でもなんぼあっても困るもんじゃないですからね、何度でも言いますセンスいいし多才かよ。習ってないピアノを練習したりギリシャ神話や日本史��本借りてるところを見た。自分が思う良いものに対して向き合ってどんどん吸収していく人なんだろうな。センス良いって結局はそういうことを言うんだろうなと思ってる。あとお化粧した時のお顔が可愛くて好き。あとロビさんとお話し出来ると嬉しくて心がぴょんぴょこするのでもっと話しかけて良いですか?
 
2 notes · View notes
jinsei-pika-pika · 4 years
Text
思いをかたちにするスタイリスト、北村道子インタビュー portraits jan 14, 2019 7:10 pm
michiko kitamura
photographer & interviewer: chikashi suzuki writer: tomoko ogawa
portraits/
北村道子さんが手がける衣裳や彼女の言葉に触れると見えてくるのは、北村道子という生きる哲学のかっこよさだ。その哲学が、服になり、仕事になり、彼女そのものを形づくっている。唯一無二の個性を持ちながら、約40年、一切の妥協をすることなく、今目の前にある人物とその人が着る服と対峙してきた。そんな彼女が、前著『衣裳術』から10年ぶりに、俳優34人、写真家6人との10年にわたるコラボレーションを記録した『衣裳術2』をリリースした。2000年代初頭に角田純氏がアートディレクションを手がけていた雑誌『X-Knowledge HOME』にて、北村さんを撮影したことをきっかけに出会い、以降、コラボレーションを続けるフォトグラファーの鈴木親氏を聞き手に迎え、型破りで刺激的な北村道子さんの仕事術について語ってもらった。
portraits
jan 14, 2019 7:10 pm
北村道子さんが手がける衣裳や彼女の言葉に触れると見えてくるのは、北村道子という生きる哲学のかっこよさだ。その哲学が、服になり、仕事になり、彼女そのものを形づくっている。唯一無二の個性を持ちながら、約40年、一切の妥協をすることなく、今目の前にある人物とその人が着る服と対峙してきた。そんな彼女が、前著『衣裳術』から10年ぶりに、俳優34人、写真家6人との10年にわたるコラボレーションを記録した『衣裳術2』をリリースした。2000年代初頭に角田純氏がアートディレクションを手がけていた雑誌『X-Knowledge HOME』にて、北村さんを撮影したことをきっかけに出会い、以降、コラボレーションを続けるフォトグラファーの鈴木親氏を聞き手に迎え、型破りで刺激的な北村道子さんの仕事術について語ってもらった。
Tumblr media
Photo by Chikashi Suzuki
鈴木親(以下、鈴木):僕が、北村道子さんという存在を初めて意識したのは、大学のときに観た映画、『幻の光』(95)なんですよね。北村さんの衣裳って、何という印象もなく普通に映画としてスーっと入ってくる。でも、もう1回観るときって、ディテールをよく見るじゃないですか。そうすると、衣裳がすごく綺麗だなと思う。変なリアルさもないんだけど、ファンタジーが入っていて。何%の嘘と何%の真実みたいなものの割合を、映画ごとに全部変えているというか。
北村道子(以下、北村):それは、いつも私が思ってる思いだよね。さすが親くん、大学で先生してるだけあるなぁ!
鈴木:映画の雰囲気に合うようにスタイリングしているから、絶対作品の邪魔はしないんです。『バットマン』(05-12)シリーズの衣裳と同じ方向性ですよね。Christopher Nolan (クリストファー・ノーラン)作品と一緒で、現実だと嘘っぽいけど完全に嘘にはならない。でも、映画の中ではちゃんと映えている。逆に、ガチガチにリアルにスタイリングをしちゃうと、たぶん映画としては全く面白くない。ノーランとかがやって「エポックメイキングだ!」と言われていたようなことを、偉ぶることもなく、普通にスッとやっていたというのが、北村さんなんですよ。
北村:でも、日本では叩かれているんですよ。
鈴木:『幻の光』が?
北村:そう。まず、私の関わった映画はみんな、日本の映画監督にも叩かれているんですよ。『幻の光』に関しては、誰が送ってくれたのかはわからないけど、フランスの『Figaro』をはじめ、ドイツ、イタリアのみんながメディアで取り上げてくれたんです。あまりに取り上げてくれるから評価されるようになってきて、ヴェネチア国際映画祭で賞を取って、逆輸入的に話題になったんです。当時、主役の江角マキコさんは、基本的にモデルだったじゃないですか。モデルが「自分のために何かやりたい」という雰囲気を出してくると、私、拒否感が出てくるの。だって、江角のためにやる映画というのは、おかしいじゃないですか。それまでに、10回くらい断ったんですよ。それで、引き受ける条件として、葛西薫と藤井保を突っ込んだんです。
鈴木:それで、あの本、『ESUMI』(リトルモア )ができた?
北村:そう。その二人を入れるならと、映画を受けたんですよ。衣裳合わせも自分で5トン車借りて、是枝さんと私でやったんですよ。
鈴木:是枝さんの中でも、『幻の光』は良かったですけどね。リアルさがあるんだけど、何となく違う。現実にいないけどいそうな人物という感じがすごくして。だから、正直に言うと、ストーリーというよりは、映像が綺麗だったという印象が残ってる。
北村:どの映画でも、私は孤独で独りぼっちなんです。黒澤明監督もドローイングや着色をやっていたのと同じように、洋服を作っている。それが当然だと思うのよね。自分の中でそういうものが映画だと思うじゃない。映画というものを私はミケランジェロ・アントニオーニから出発していて、女優で一番好きなのは、モニカ・ヴィッティなんです。だから、映画を観ていて、彼女は裸足で道を歩いているという表現から、シナリオがわかるじゃないですか。全部通して観たあとは、たとえば、あそこであの椅子がどう��て出てくるのか、そこをもう1回観ることを何度���していく。そういうふうに、自分で映画の洋服の表現力というものをマスターしていったんですよ。
鈴木:それが正しい見方ですよね。
北村:それから自分で衣裳をやるようになって、「監督が描いたドローイングはないの?」と聞くと、「え?」と返ってくる。しょうがないから、それを私がやっていく。役者には絵コンテがあったほうが、わかりやすいじゃないですか。それを元にみんなやっていくようになってきたの。『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(08)もそうだった。それはもう、孤独になっていくよね。
鈴木:北村さんが人物像をほとんど作っているんだと思ったのは、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)の裏話を聞いたとき。採用されなかった設定なんだけど、主演の柴咲コウはゲイのための老人ホームにいて、白いシャツに薄く赤い下着が透けている。それが、「女性の性の部分をグッと抑えているけど、残っているという表現だ」と言われたとき、もう台詞は要らないなと思った。その服だけで人物像が成り立つじゃないですか。ビジュアルで表現することって、ビジュアルだけで一気に全てが入ってくることがあるから、言葉も超えてしまうことってあって。
北村:それ、正解です。小津安二郎監督がやっていた、原節子の二の腕から見えるブラジャーに私は辿り着いたんですよ。あの時代にそういうふうにやっていたなぁって。そうやって脚本を読み込んでで、ドローイングしていくタイプなんですよ。だから、プロデューサー側から「こういう普通の長袖で綿のシャツでこういうのにしてくれ」と言われるようになったときに、「じゃあ、どっち側をあなたたちは取るんですか?」という話になった。私は、そこから衣裳合わせに行かなくなったの。
鈴木:(笑)。
北村:アクセサリーも同じで、全く合わないアクセサリーや時計をみんな持ってくるのよ。美術の小道具さんがダンボール箱で持ってくる。そういう儀式なんですよ。「ここから選んで」と言われるんだけど、私は「え、なぜこれを使わなきゃいけないの?」って。長年ダンボールに入ってて、カビ臭いもん。それで喧嘩になっ��、「私は降ります」ということになる。思いをかたちにして表現するときに、役者側の意見が強いんだったら、監督は要らないんじゃないのと思っちゃうのよ。
鈴木:それじゃ、映画にならないですもんね。
北村:そう。『幻の光』も、その衣裳に対する思いみたいなものがあるわけ。石川県・能登で育った自分の子どもの時代の冬というのは、やっぱりモノトーンで世界が見えてた。私がアイスランドに行ったときに、能登と同じだなと思った。それを作品の中にフィードバックしたの。私、監督って、もし日本の作品だったら、あらかじめ役者を想定しながらシナリオを書いていると私は思っていたんです。ところが、私が衣裳をやるというとき、役者は誰も決まっていないんですよ。だから、想定してやってなきゃいけない。
鈴木:だいたいの当て書き、みたいな感じで進めますよね。
北村:うん。「例えばどういう人ですか? その人、私が交渉しますよ。あなたたちがしないんだったら」という話になってくるわけですよ。
鈴木:でも、以前は衣裳部の人がやるのが衣裳だったけど、北村さん以降、衣裳という考え方で映画にスタッフとして入る人たちが出てきた。伊賀(大介)くんとか三田(真一)くんとかは、北村さんのメソッドみたいなものがあったから、その後にスッと入れたんだと思う。
Tumblr media
Photo by Chikashi Suzuki
北村:はじまりの話をすると、私は若い頃に、ものすごい広告業界に入って、300人を前にして恥をかいたんですよ。それは、メンズウェアが何たるかを知らなかったからです。イギリスの大物の撮影で恥をかいたから、そのギャランティをいただいて、「私、1年間この国に残ります」と言って、サビルロウのリージェントストリートとボンドストリートをくまなく調べたんです。洋服について全くわかってないお姉ちゃんがイギリスに行って、ボンドストリートを歩いていくと、ここでは全部揃うんだということがまずわかったの。
鈴木:シャツ屋も靴屋も帽子屋も時計屋も全部ありますもんね。
北村:そう。とにかく、メンズをマスターすればTPOがわかる。なぜって、メンズの人たちが、女の人たちをエスコートしていくわけじゃない。
鈴木:本当にそうなんですよね。CHANELの服も、基本的にニットは男性の下着だったり、ツイードは男性のスポーツウェアだったり、男性の生活に合わせて女性はどうするかということを考えて作られていたし。
北村:そうなんですよ。勉強してから日本に帰ると、飛行機でみんなロングホースの靴下を誰も履いていないんです。みんなカジュアルな靴下を履いて、モチャモチャしてて。こんなにひどい国なんだってわかって、そういうことを良しとしている自分がいたんだと。それが日本がアマチュアリズムなんじゃないかと私が言っているところなんですよ。普通は、何も知らないことを恥ずかしいと思わなきゃいけないじゃない。私がそれだったんです。そこからですね。
鈴木:コートもチェスターやステンカラーとチェスターの間みたいなローデンコートってのがあるんだけど、そういうタイプを着ているとあの人は貴族系なんだなとわかる。日本は、そういう習慣が一切ないですもんね。
北村:そうだよね。海軍にしても、デッキシューズを履いてないじゃないですか。そういう意味で、やっぱり、衣服にステートメントがないんですよ。
鈴木:日本人だと、良くも悪くもTPOにとらわれ過ぎて、コスプレ化しちゃう人はいますよね。生活の中で着ることは普通のことなのに、儀式になっちゃってる。それに関して、北村さんの上手さが際立っていたのが、『バベル』(06)のときにカンヌのレッドカーペットで菊地凛子ちゃんに CHANEL を着せたことです。ハリウッドに行って、ハリウッド俳優に囲まれているアジア人は目立たないことが多いけど、どんだけ目立ったかっていう(笑)。でも、悪目立ちだとブーイングものじゃないですか。賛否両論がちゃんとあるように、上手く北村さんはやってるんですよ。それは、どういうふうに着せるべきかをわかっているからですよね。あの後すぐですからね、Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)が凛子ちゃんをピックアップしたの。
北村:身も心も凛子ちゃんに尽くしました。カンヌに行くときに、まず1個だけココ・シャネルのバッグを持って行ったほうがいいと。それから、Karl LagerfeldのFENDIのバッグにドレスを詰めて、2カ月分のサングラスから靴までも全部トランクに入れて渡したんですよ。そうじゃないと、ランチやディナーのときに困るから。それで、カンヌを歩くときはこの中から着なさいって。全部、返してもらってないな(笑)。
鈴木:イブニングと昼間のドレスって全然違うけれど、日本ってそういう生活習慣はないじゃない。そのTPOは守られているのにアバンギャルドっていうのが格好いいんだけど、北村さんはそれを全部やってて。例えば、カンヌで浅野(忠信)さんが着ていたスーツ、どれだけサイズが合ってるのっていうくらい合ってた。でも、それだけじゃなくて、男性は目立ち過ぎちゃいけないんだけど、ちゃんと目につく。絶対に俳優さんに恥をかかせないんだけれど、映画と一緒で、ちょっとした違和感を出す。ネクタイだったりチーフだったりで一部だけ異物感を出してるんですよね。本当に上手い。俺が言うのも何だけど(笑)。たぶん、その人の個性をきちんと見抜いてるからできる。
北村:もう、その通り!
鈴木:それって、本当にわかってる人じゃないと絶対にスタイリングできないから。単純にTPOがわかればいいってことでもなくて、本人が着ている感じにプラスアルファで違和感を出していて。普通に見たらスッとはしてるんだけど、「なんか気になる」みたいな要素を探って、ズラしているというか。でも、他が完璧だから何も言えない。凛子ちゃんも未だにずっと CHANEL のファミリーだけど、アジア人でヨーロッパのいわゆる上流階級にいきなり入れるわけがないから、最初のインパクトがたぶんあったんだと思う。
北村:私、1回彼女を映画で降板させたことがあるんです。まだ菊地百合子でやっていたとき。そしたら、当時所属していた事務所の社長が凛子ちゃんを連れて、その理由を問いただしに来たんです、渋谷の私の事務所に。ちょうどそのときに、別の用事でカメラマンの小林響が偶然いたのよ。響は関係ないんだけど、あえて第三者がいたほうがいいやって思っていてもらったの。第三者によって今まで思ってなかった言葉が出てくることがあるのよ。それで、私は凛子ちゃんに、「今に絶対違う映画がやってくるから、そのオーディションを受けたほうがいい。そのために、名前はRで発音ができたほうがいい。外国では発音しやすいから」と言ったの。ハッタリだけど(笑)。「じゃあ、凛とした凛子にしよう」って。そうしたら、彼女が「私、変えます」って言ったのよ。それで社長が、「お前いい加減すぎる。この人、嘘ばっかり言ってる女なんだから」って。
鈴木:それで、菊地凛子が誕生したと。
北村:そう。彼女、その後、本当に『バベル』(06)が決まったのよ。オーディションに行くとき、「私が女優だったら、裸で行くよ!」って言ったら、「わかった! コートの下は裸にする」って言って、本当にそうしたかどうかはわからないけど、監督が「わかった、君の役を作るから」となったらしいのよね。意味あったよね、ちょっとした嘘も博打も。響がいなかったら、凛子という名前は出てこないのよ。あいつクソみたいな男だけど、よくいてくれたよ。
鈴木:写真家としてはワールドワイドなのに(笑)。
北村:凛子ちゃんって、どんな取材でも応じるよね。飛行機に乗って自分で行くんですよ。本当に少しのスペースしか露出がなくても、「大丈夫、行く!」って行くんだって。あれは見習うべき姿勢だと思うよ、女優たち。
鈴木:それは、北村さんが教育したからですよ。
北村:私はさ、親くんから洋服を学んでるよね。
鈴木:いやいや。
Tumblr media
『衣装術2』(リトルモア)
北村:私の中で、渋谷の雑踏とか公園の隅っこで撮るというアイディアは全くないもん! もともと、『衣裳術2』(リトルモア )でまとめた雑誌『T.』の連載企画を持ってきたのは、親くんと門間雄介くんだったし。
鈴木:『T.』でもこの連載だけ、テンションが違いましたよね。でも、今なら特にそうだけど、雑誌を買ってもらうのに特別なコンテンツが絶対ほしいじゃない。昔から日本の雑誌で多いのは、だいたいプロモーション取材のタイミングで同じ顔の表紙がバーっと並んでて、独自のチョイスがない。アートディレクターの大橋 修さんはすごく抵��して、独自のチョイスを作らないと意味がないって、北村さんという異物をページの中に放り込んだという(笑)。
北村:でも、二人とも先に辞めちゃって。そうしたら、大橋くんが「北村さん、俺は続けたいから、毎回カメラマンを変えていくというのはどう?」っていう話になって。
鈴木:北村さんは、「こういうふうにしよう」と強引には、自分から言わないタイプだからね。
北村:そう、言わないです。大橋くんから、「続けてほしい」と言われたときに、「ほかの記事もファッションにはならないの?」って聞いたの。映画雑誌だから、そこは変えられないということで、「じゃあこれが最終的に書籍になるんだったら、目的がある」ということで続けて、それでリトルモアに頼み込んだのよ。
鈴木:北村さんが撮影しているシリーズも面白かったです。『衣裳術2』の表紙になった写真とか。
北村:そのときは、カメラマンが誰もいなかったんですよ。タカムラダイスケと言われても、その人の写真知らないじゃない。そしたらタカムラくんが、「北村さん俺のこと知らないから、俺がアシスタントやります」って言って。それで、凛子ちゃんの旦那の染谷将太くんを最初に撮ったんですよ。この連載で、私は親くんとのゲリラ撮影を、ものすごく覚えてるんですよ。親くんとやった新井浩文くんの撮影が、私、相当ショックだったのよ。後ろに警察官が写ってるの知ってる? あれ5分後だったら、「君、何してるんだ!」って来るやつでしょう? もう笑っちゃうよね。あれは計算して撮ってるんでしょう?
鈴木:一般の人は基本的に肖像権があるじゃないですか。警官は、公務員だからないんですよ。
北村:すごいよね、実際に来るんだから。
鈴木:そういうのが好きなんですよ。
北村:やっぱりね。だから目立ったところで撮影するんだ。
鈴木:そう。
Tumblr media
『衣装術2』(リトルモア)
鈴木:撮影時間をコンパクトにやるということは、考えてはいて。撮影って、下手に長時間やることが多いでしょう? でも、テンションってそんなに持たないじゃないですか。北村さんは瞬発力が半端ないから。持続力よりは瞬発力に北村さんのすごさがあるから、それは狭い範囲でぎゅっと終わるほうが、逆に良く出るというか。新井くんの撮影は、目黒の駅の線路を挟んで前後だけだから、実質半径300mとかの移動で終わったし。
北村:ああいう撮影をするのは、親くんだけですよ。まず皇居で撮るでしょ。渋谷は交差点で撮るじゃない。あとは御苑とかね。「こんなの平気で撮ってるの?」って思って。でも、ついていくと面白いんだよね。隅っこにいて、オロオロしてるのは私だけでさ。安藤政信くんの撮影なんて、ホームレスのいる隣に連れていくのよ。
鈴木:中央公園ですかね(笑)。
北村:あれカシミアのスーツよ?本当に場所を見つけるのが、上手いのよ。「こんなところあるの?」って感じで。
Tumblr media
『衣装術2』(リトルモア)
鈴木:でも真面目な話、違和感を北村さんが入れてくれるから、街中でも成立するんですよ。ただ、普通に街で撮ったら、ただのストリート・フォトになっちゃう。北村さんとの撮影だから、普通のロケーションがちょうどいいんです。一瞬普通に見えるけど、よく見ると違和感があるのは、たぶん普通の服じゃないというのが一番大きい理由だから。北村さんと『Purple』を初めてやったときに、凛子ちゃんがモデルだったんだけど、普通のスタイリストなら100%絶対ダメって言うくらいの台風が来て。だって、80万円くらいするコートだし、濡れるに決まってるし。でも、北村さんが言ったことで忘れられないのは、「全部濡れちゃえばわからない」っていう(笑)。
北村:だから、親くんの手口で嵐の中の池松壮亮くんの撮影もやったのよ。
鈴木:俺、すげぇなと思って。ラッキーと。北村さんは、乱暴に扱うけど、最高に丁寧にも扱うというか。普通だったら濡らして買取だけど、ちゃんとカシミアの質をわかっているから。
北村:あれが日本の洋服ならびちゃびちゃですよ。池松くんの撮影のときも台風が来て、じゃあTOM FORDを借りてこようかって。そしたら、大森克己さんはiPhoneで撮ってたらしいの。
鈴木:iPhoneは雨でも大丈夫なんですよ。フィルムのカメラはダメだけど��
北村:親くんは、フィルムで撮ってたじゃない!
鈴木:そう。正直に言うと、カメラは別に壊れても買い換えられるじゃない。でもこの台風は過ぎ去ったらもう撮れないから。
北村:でもね、Balenciaga、濡らした写真を『Purple』で使ってくれたんだよね。決められたルック通りじゃなかったのに。
鈴木:しかもそのときってNicolas Ghesquiere (ニコラ・ジェスキエール)がデザインを始めたばかりだったから、崩すのはダメだった。洋服の着方も全部指定で、「確実にやってくれ」と言われていて。しかも、広告は『Vogue』と『Purple』にしか打っていない時期で。
北村:そういや、『Purple』で押井守もやったじゃない。日本テレビまで行ってさ。
鈴木:押井守さんがまだアニメ好きだけの支持を受けていた頃、今みたいな存在じゃなくて。ちょうど、日本のモデルで誰か面白いのがいないかと話していて、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』(08)を観てたから、北村さんに話したら、北村さんも押井さんが大好きで。『ブレードランナー』(82)の影響を受けてはいるけど、逆にハリウッドにも影響を与えたような人だから、立場上、凛子ちゃんと同じようなものだって。海外の評価が異常に高いから、これは北村さんがやるしかないでしょうと思って。
北村:会話が止まらなかったよね、二人で。『ブレードランナー』の話になって。Ridley Scott(リドリー・スコット)のことをようやく会話できる奴がいたって感じで。
鈴木:映画のプロデューサーからは、一切ファッションの要素はない人だと聞いていて、「着るかどうかはわからないですよ」と言われていて。事前に、スタッフの書かれたシートを渡しておいたら、たぶん北村さんの名前を見て押井さんはすぐわかったんだと思う。ボサボサの髪を期待してたら、髪の毛をきれいに切って待っててくれて(笑)。北村さんの用意したライダースを「これどこの?」とか言って、着る気満々で嬉しそうにしてましたよね。
北村:その後、同じのを買いに行ったんだよね。懐かしい。
鈴木:Maison MargielaのニットにMarc Jacobsのジャケットを着せたんだけど、本人が着てる感じを残すために、今だったらおしゃれなダッドスニーカーだけど、そのときは全然だった本人のスニーカーを履かせてた。
北村:私物みたいだったよね。
鈴木:北村さんって、本当にその場に生きている人だから。例えば、通常の撮影だと、俳優さんや女優さんが初めて仕事する人だったりすると、服をいっぱい持ってくるんです。逆に、僕が「これを外して」と言っても、外させなかったりする。それだけあったら、被写体本人が選びたいとなっちゃうじゃない。親切にしたら、その後の仕事に繋がる可能性があるじゃないですか。たぶん、そこまで考えてやっている。
北村:頭いいね。
鈴木:このシューティングというよりは、次の指名とかコマーシャルとかも考えてる。ビジネスとしてやってたらそれは正論なんだけど、カメラマンからすると、目の前の撮影が上手くいけばいいだけで、もしその後に被写体に嫌われようがかまわないと僕は考えてるタイプ。北村さんは俺よりもっとハードコアで、撮影で4コーディネートを使うと言ったら、4半くらいしか持ってこない。サイズが合わなかったときとか、場所によってちょっと変えるとかくらいですよね。
北村:だって重いし。
鈴木:それは、目の前のシューティングが上手くいくことをすごく考えてるから。カメラマンからすると本当に、正直に言うと超やりやすいんです。俳優さんに服について説明するのも、カメラマンがするよりも、北村さんがこれはこうだからいいって言ってくれたら、それで通っちゃう。
北村:上げるもんね。親くんはヘアメイクのAMANOくんをいびっているだけでさ。ロケバスの中、人の悪口ばっかりだからね、私たち。
鈴木:(笑)。人って、その場に生きることっていうのが、大人になればなるほどできない。子どもは単純に言うと、その一瞬を生きてるじゃない。だから、若い頃ってすごく瑞々しさもあって、大人になればなるほどその瑞々しさに憧れる。北村さんは、みんなよりも先輩なのに誰よりもその場に生きてて、その一瞬が良ければいいという考えですよね。
北村:そう思わない?
鈴木:本来、人生ってそういうものというか、その一瞬が積み重なっていくと良くなるし、すごく先のことを心配しても本当はしょうがないんだけど、それができる人っていうのは、立場ができればできるほど少なくなってくる。でも北村さんは、映画でも全部それをやってるから。
北村:ライブなんです。
鈴木:そう、その場を生きてる。好奇心と共に。
北村:好奇心がなくなったら、やることないんじゃないの? と思ってる。
鈴木:哲学もそうだし、最近の量子力学や物理学もそうなんだけど、結局人の思いみたいなものが全部の形を変えるとなってる。人の意思が介在したときに、実際の物が動くというのが最新の物理学の考えらしいの。北村さんって、たぶん、そういう意思が明確だから。
北村:私はけっこう若いときから三木成夫を読んでるじゃない。だから、生命って、水と油という相反するものが、実は心と体、脳と体として、そこにあるってことを最初から読んでるから、何というか、波動がどうやっても上手くいかないなというときは、「水と油だからしょうがないんじゃない?」という感じだし、素数を大事にしてるから。3とか5を。4になったら、どっかで乱したくなってくるんだよね。
鈴木:哲学と物理学が、今はほぼ一緒みたいになっている。北村さんの時代は哲学を学んで、その哲学が服になってる。実際、北村さんの思いみたいなものが衣裳に入るということは物理学が証明している。その場に強い意思がちゃんと介在している、観察者という人だからね、やっぱり。
北村:本当に先生だねぇ、親くん。
鈴木:「気持ちは伝わらない」ってよく言うけど、物理学上、今の量子学では本当に伝わっているとされていて、北村さんの撮影を見ていると、たとえ他の人と同じものを持ってきたとしても、何かが違く見える。その何かっていうのは、もしかしたら強い思いなのかもというのはすごくある。
北村:親くんと『GQ』の15年周年でTOM FORDのルックを撮影して、TOM FORDから絶賛のメールが来たんですよ。
鈴木:ヒップホップの男の子で、IOくんって子なんだけど、まぁ、きっとTOM FORDは着ないでしょ。それをポコっと着せて。普通の人が来たら、演歌歌手みたいになるのを。
北村:北島三郎だよね。TOM FORD側としては、ものすごくいいカシミアの服を用意していたんですよ。でも、私は行ったときに、「これしかないの?」って言って、ヘビメタみたいなのを使っちゃったのよ。
鈴木:やっぱり、着丈とか、スラックスの裾をブーツに入れるとか、そのバランスみたいなのが絶妙に上手い。もちろんサビルロウとかの着方がわかってるからなんだけど。本人が履いてきたブーツにそのまま入れちゃって、バッと出てきたみたいな格好良さがあって。
北村:またさ、ウィンドウにベースが並んでる、みたいな楽器屋にロケに行くんだもんね。あれは、トムちゃんが「Nice!」って言ったのわかる。
鈴木:さっき話した、同じ服でも北村さんが持ってくると違く見えるというその差って、もちろん北村さんって細かく見てるところもあるんだけど、コンセプトを全部を通して綺麗に見た後に、現場はライブにする。そこがすごく上手くて。たぶん、撮影の前までは全部緻密に考えてる。その準備がハード。写真や映像って、その場の偶然性みたいなものが入らなければ、広告になっていっちゃう。その偶然性が入ることで、エディトリアルとして一番美味しいところが撮れる。コマーシャルだったら絶対決めていくけど、北村さんはそこでも無茶苦茶するっていうのはよく聞いてるから(笑)。撮ってる側からすると、そこの要素っていうのが一番強いところ。ハプニングだけを入れるのはできるし、緻密にやれと言われたらできる人はいるけど、その両方は矛盾するじゃないですか。さっきの水と油じゃないけど、矛盾するものを両方入れられる。しかも自然に。そこが、北村さんにしかできないところですよね。
北村:ありがとうございます。
鈴木:例えばファッションって、1年か2年過ぎるとすごく古く見えちゃうところがある。30年とか過ぎるとまた新しく見えるけど、10年だとしょぼく見えやすい。でも北村さんのスタイリングって、わかりやすい表現をすると、強度があるんだよね。本人に合ってるとか、写真に合ってるとか、映画に合ってるスタイリングだから、もちろん時代性はちゃんと入ってるんだけど、いつの時代に見てもよく見えるというか。だから、10年前のものを今見ても、一切古く見えない。それがすごいなあと。
北村:それ、けっこう褒めてるよね?
鈴木:褒めてますよ。例えば、Joe McKenna(ジョー・マッケナ)というスタイリストも、北村さんと同じようなメソッドでやっている。海外でもそういう人って少ない。彼は、分厚いハードカバーの本とか出すような人だから。北村さんはヨーロッパで生まれていたら、ハードカバーの本をもう5冊くらい出してると思う。
北村:一応、2冊は出してるんだけどね(笑)。
Tumblr media
Photo by Chikashi Suzuki
<プロフィール> 北村道子(きたむら・みちこ) 1949年、石川県生まれ。サハラ砂漠やアメリカ大陸、フランスなどを放浪ののち、30歳頃から、映画、 広告、雑誌等さまざまな媒体で衣裳を務める。映画衣裳のデビューは85年、『それから』(森田芳光監督)。07年に『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(三池崇史監督)で第62回毎日映画コンクール技術賞を受賞した。著書に『Tribe』(朝日出版社)、『COCUE』(コキュ)、『衣裳術 2』『衣裳術《新装版》』(リトルモア)がある。2019年1月21日(月) 、東京・文化学園にて、「北村道子さんトークショウ」(17:30入場/18:00開始)を開催予定。1月10日(木)より出版社・リトルモアHPで観覧予約開始。
<書籍情報> タイトル 衣裳術2 著者 北村道子 装幀 大橋修 価格 ¥2,000 判型 A5判 /192ページ 発行日 2018年12月 出版社 リトルモア HP: www.littlemore.co.jp
【関連記事】 写真家・鈴木親インタビュー
share
michiko kitamura
思いをかたちにするスタイリスト、北村道子インタビュー
3 notes · View notes
hi-highmt · 3 years
Text
朝から大汗、3年半振りの大野山
Tumblr media
3年半振りにJR御殿場線の谷峨駅から、西丹沢の大野山に登ってきました。
朝、相模大野(小田急線)で乗り換えるのを忘れて、片瀬江ノ島行きの快速急行で藤沢まで運ばれるというトラブル発生(間違いに気付いても区間が長くてなかなか降りられず、本当に焦りました…)。 慌てて接続を調べてJR東海道線に乗り換え、国府津経由で現地へ向かい何とか事なきを得ましたが、危うく皆さんをお待たせするところでした(予定より30分ほど早く家を出ていたから間に合ったんですけどね…)。
ちなみに谷峨駅は自販機とトイレがあるだけの小さな無人駅。 JR東日本管轄の駅からICカードで入場の場合、出場が出来ませんので、必ず切符を用意しましょう(切符は下車時に車掌さんに手渡し)。 国府津や松田など、JR東海管轄の駅からはICカードでの入退場が可能です。
Tumblr media
朝から大汗をかきましたが、お天気に恵まれて気持ち良くスタート! 跨線橋を渡ったら、田んぼの真ん中の道を進みます。
Tumblr media
山頂まではこまめに標識が出てくるので安心です。
Tumblr media
今日のメンバーも全員健脚さん。酒匂川に架かる嵐橋を渡って、左折します。
Tumblr media
二股を右に登って暫し道なりに進むと、民家の脇に登山口が現れます。 (案内の板が外れて、壁に立て掛けられていますが、左手に入って行きます)
Tumblr media
ハイキングコースにはススキが茂っていました。 前に来た時もススキがあったけれど、1月だからここまででは無かったような。
Tumblr media
害獣除けの扉を開け閉め(こちらのルートだけに合計3箇所ありました)。
Tumblr media
見覚えのあるバイオトイレと、その奥の東屋。
Tumblr media
この木彫りのキジも、だいぶ色褪せたなぁ…。頭に苔まで生えちゃって。 大野山歩きの楽しみは、この木彫りの彫刻を探す所にもあるかも知れません。 奥に写っている東屋の前には、前回同様に梅干しやミョウガの酢漬けなどが入った無人販売のクーラーボックスがありました。
そして、お金を払わない人がいるのでしょうね、「合計額が2千円ほど合わなかった、ちゃんと支払って!」という内容の貼り紙がありました。 無人販売所って、日本だから何とか成り立つシステムなんでしょうけどね…。
Tumblr media
山の中腹に生えていた栗の木。撓わに実っています。
Tumblr media
シソ科のヤマハッカ(山薄荷)の花。そろそろ終わりかけですね。
Tumblr media
キバナアキギリ(黄花秋桐)。こちらもシソ科。
Tumblr media
ずっと見晴らしの良い道なので、徐々に標高が上がっていくのを体感できます。
Tumblr media
また扉を開け閉め。これは3番目の扉だったかな?
Tumblr media
ススキが両サイドに群生しています。
Tumblr media
ススキ野原の向こうの山頂にはゴルフ場。OBを出したら大変そうですね。
Tumblr media
スカイツリーと同じ高さ、634mまで登って来ました。 このウサギ、前は風化してボロボロだったけど…リニューアルバージョンかな?
Tumblr media
景色だけを見ていると秋の風情にも思えますが、とにかく暑い!蒸し暑い! 登山道の陽当たりが良いからか、10月とは思えないほどの大汗をかきました。
Tumblr media
そして今回も富士山は雲の中〜!残念!稜線は見えるのになぁ。
Tumblr media
気を取り直して山頂へ。ここから10分と書かれています。
Tumblr media
電波塔の向こうの雲、まだ夏の空って感じですね。もう10月だけど…。
Tumblr media
大汗かきかき、大野山の山頂に到着!標高723.1m。
Tumblr media
南側の景色が見える木陰で、私達もランチにしましょう!
Tumblr media
のんびり1時間ほど休んで、もういちど富士山をチェック。やっぱりダメか〜。
Tumblr media
丹沢湖はよく見えました。
Tumblr media
帰りは「薫る野牧場」の入口前を通って、地蔵岩コースで。 ちなみにここでは牛乳などは買えません。 麓のカフェやお店で販売されていたりするので、そちらで楽しみましょう。
Tumblr media
長〜い階段を下る途中、こちらにもウサギが。後ろの像、怖いよ…。
Tumblr media
牛さんも1頭だけ見かけました。ちょっと痩せてるなぁ。
Tumblr media
まだまだ階段を下りますよ〜。やっぱりこっちを登りにしなくて大正解。 前回はこの長い階段下りで膝をやられたけれど、今回は大丈夫!
Tumblr media
崩落箇所あり。でも山側に迂回路があるので通れます。
Tumblr media
水子地蔵の案内版。今回も寄り道してご挨拶して来ました。
Tumblr media
お地蔵様からほどなくして、登山口に到着です。 こちらはウリ坊でしょうか?可愛いですね〜。
Tumblr media
キツツキも以前より少しお色直しされているような気がします。
Tumblr media
途中の製材所の脇にいるのは、タヌキかな?
Tumblr media
古宿には公衆トイレと、カフェとして利用されている旧共和小学校。 どうやら数々のチェーンソー彫刻はここで作られているようで…。 校舎の奥には大野山が見えます。
前回は「日本で1番山の中のボクシングジム」の前を通りましたが、今回は小学校で右折し、茶畑の前を通って下山します。
Tumblr media
民家の脇にいた丹沢キャサリン(赤・妹)&丹沢クリステル(青・姉)。 上着の色以外、全く同じに見えますけど…双子ですかね?
Tumblr media
道端には山ガチャなるものが設置されていました。 上段の缶バッチは100円、下段のフィギュアは500円!
Tumblr media
車道沿いにも幾つかの木彫りが。これは、ウミガメ?
Tumblr media
カエルと猫。猫の指す方を振り返ると…
Tumblr media
確かにチラッと山頂が見える!あの木の下でランチしていたのね〜。
Tumblr media
少し下ると、キツツキの掲示板にチラシが貼られていたカフェ・リーフスが。 瓶牛乳を扱っているようです。 メニュー脇にはヒル除けの塩も置かれていました。 忘れていたけど、ここも丹沢。ヒル、やっぱりいるのね〜。
Tumblr media
更に歩いて、山北駅手前の「やまきたさくらカフェ」にピットイン! お目当ては山頂の「薫る野牧場」のソフトクリーム。
Tumblr media
ソフトクリームは5種類あって、どれにするかかなり迷いました…。
Tumblr media
で、結局全員違うものを注文。私はコーヒーゼリー&ソフトクリーム。 今日みたいな暑い日にはソフトクリームがピッタリです。 気持ちの良いテラス席でリフレッシュ!
Tumblr media
ちょっとレトロな山北駅。駅前は昭和レトロを売りにしているようですね。 トイレでササッと汗臭いTシャツを着替え、帰路につきました。
トラブルもあったけれど、久々の神奈川遠征、楽しかった〜♫
0 notes
kusodream · 3 years
Text
2021年9月の夢
- 2021年9月30日 木曜日 4:17 夢 カエルという名前は「めしべをたべる」みたいな言葉が縮まってカエルになったらしい。 そらまめみたいなとかげを触る。 部族の人が円になって踊っている。 父がそれらを研究しているらしい。
白いツルツルした竪穴に入る。中は90度に曲がっている。女子に追われている。同級生と中へ入る。 安全なところを探す。例えば畦道の納屋など。体を隠すためにはまずそこが体の入る大きさかどうか見なければ……とエロ本隠し選手権で得た知識が役立っている。 誰かを祝うために土手でクラッカーを鳴らす。ほとんどが鳴らない。最後の二つだけが鳴り、細いテープが放物線を描いて高く飛ぶのが見える。 水川かたまりがいる。 良くも悪くもない夢。
- 2021年9月29日 水曜日 6:50 夢 先生助けてクラス、通常せんたすというものがある。
船に乗ると台風なのか大荒れ。今にも沈みそう。 怖い。降りる。船着場の屋台。煮魚を見ていたら買うと思われて店員の高校生みたいな子に手配される。
電ガマに黄色いビーフンみたいな麺がヒタヒタに入っている。引き上げてボウルにうつす。 ハライチ。岩井にめちゃ髭。話しながら顔を近づけていって頬をくっつけるギャグみたいなやつがある。 よつばとっぽいキャラクターを紙粘土で作ったもの。腕が折れる。 10人くらい女性がいる。一人一つアイシャドウを割り当てられており、ペアになりたい女性とアイコンタクトで組む。春っぽい色の女性と組む。爪に海の絵を描く。
中国のスーパーにいる。 母がねじねじの赤い棒と青い棒を買い、当たりが出て10本追加で渡される。折れた部分は店員さんが口に入れてたりしてすごい雑でこっちらしいと思う。 日本でいうところのイオンなのか。男性用の紐パン屋やタトゥー屋もある。写真を撮る。
- 2021年9月28日 火曜日 6:33 夢 実家。正月の雰囲気。食卓の窓側の席におじいちゃんがいる。モスグリーンのセーターの下に赤い襟付シャツを着ていて、すごくしっかりした顔をしている。ハグして元気か聞くと、施設で過ごすのは気が休まらないみたいなことを言う。そうかあ。少し現実とのギャップの違和感があるが、環境が変わったから刺激が良いのかな?と思う。餅を焼く雰囲気がある。しばらく手をつないでいるが、やがておじいちゃんは席を立つ。
布団シーツの中に青緑色に光るタマムシみたいなゴキブリがおり、スプレーを噴射する。浮き上がりながら逃げていくがやがて死ぬ。マクドナルドの紙袋の中にも一匹いる。ノズルが入る隙間だけ開けて、あとはガムテで密閉しようかなと思い、そうする。
飛行機に乗りすぎて飛行機に乗るのは足を洗うためだという人。べつに飛行機は足が洗いやすいというわけでもないのにと思う。だがコックピット側のトイレは段差がそうなっているらしい。 パソコン室。ノートにしていた野帳が先生?のノートに挟まれている。2冊。キミドリ色の野鳥もある。ゴミ箱。けんごが来る。
- 2021年9月27日 月曜日 8:40 夢 文鳥を二羽飼っていて、一羽が死ぬ。ポトリと横になる感じ。 銀行のようなところ。朝礼。人たくさん、バタバタしている。前の列の丸椅子にゴミが置いてあり、黒い液体が滴っている。拭くものを探す。三枚の資料の上に座っている人。Tさんに絵を描いたふせんを渡す。このガヤガヤの中で画板で原稿やってる人がいる。 Tさんと外に出る。パスタ屋、洋食? ケーキ屋などどれに行きたいか話す。 目的の場所に歩いて五分ほどで着く。雨上がりっぽい雰囲気のオフィス街、アーケードの入り口。以前に焼き菓子を売っていると思った店の雰囲気が変わっていた。入ると女子高生みたいな数人がいる。店内がコの字型に進行方向を決められていて、カウンター内は多めに店員がいる。すごく小粒のパステルカラーのチョコレート菓子みたいなものがガラスケース内にある。ツヤツヤの落雁のようでもある。そう高いものではなく、1つ80円くらいか? それを別途平たい専用のギフト箱を購入して、詰めて送るという趣旨。食べることがメインではないかわいさ重視のものもある。出る。
- 2021年9月26日 日曜日 6:07 夢 パトレイバーみたいな3人の女が登場する漫画?アニメ?を見ている。女の描き方がすごく良い、テンプレート的じゃなくて。 親戚の子供が家に寄っていく。机から落ちた時に背中を擦りむいていて、インフルエンザにかかるおそれがあるので病院で軟膏を塗ってもらっていた。 私の母に連れられて戻ってきて、声がでかい、とにかく元気。 知らない人の部屋。スキップフロアで漫画がたくさん置いてある。人がいなければ読める。 持ってるものを見せろと言ってくる。薬袋に文庫の漫画を入れていたが、裸体のシーンがあったことを思い出して子供には見せなくないなという感じがある。 Dさん。忘れ物を回収に行く。引き取り表みたいなレシートがあり、見ると期限切れ。 ごみごみした店内。
- 2021年9月25日 土曜日 7:13 夢 高橋一生の横顔のイラスト、角膜が異常にデカく描かれている。吸血鬼に関するフィクション。
- 2021年9月24日 金曜日 6:47 夢 部屋の中。前の住人が置きっぱなしの細いデスク。2、3台。入子構造。ピーナッツが洗い場にある。 社会人向けの勉強本。を書棚に平積みしているHさん。ポケモンの有名な人。香山哲さん作画。氷ステージの話。 バラバラになったトカゲやワニのおもちゃが転がっている。とりいさん。アカウントを見つけた気がするが気のせい。
- 2021年9月23日 木曜日 7:16 夢 スラムダンクの人。オレンジ色のタートルネックを着て向かいに座っている。高校の入学式だがどこの高校かわかっていない。千葉なんとか高校。 私の友人の同人誌を勝手に回し読みしている。そんな読み方をするものではないと憤慨し取り上げる。ボブヘアの女性が去ろうとし、黄色い本を置いていくように言うと、それは彼女が自費で購入したものだと分かる。置いていきましょうかと聞かれ、私にそうする権利はない、また読んであげてください(?)と言う。
- 2021年9月22日 水曜日 7:56 夢 実家。唐揚げがあり、妹がつまみ食いしている。私も食べる。 手羽元と大きい四角い唐揚げがある。 軟骨のところをくれるなら四角い唐揚げを譲ると持ちかけられ、妹は本当に優しいなと思う。 祖父が出かけていく。
- 2021年9月20日 月曜日 8:04 夢 Mが経費でフィリップスの体温計などを購入しており、引っ掛かりを感じる。私物では。 Mの家族が二人、病気で亡くなったと連絡が入る。
ショッピングセンターの吹き抜け空間から大急ぎで地階へ降り、走って遠ざかる。外は暗く、人通りがない。追われているというか、鉢合わせしないように急いでいる。道を進むと門扉があり、女性二人がタクシーを拾おうとしている。私はマフラーがひっかかる。 間に合えば乗せてもらえたのに。
- 2021年9月18日 土曜日 8:38 夢 学校。自動車。 モンゴルナイフさん。記事のオチ。障子の枠に動画をはめ込んでいるが、無料版のロゴがちらほらある。 明日、共産主義について作品の概要を絡めた発表をしなければならない。 オッドタクシーのヤノに関する情報。
- 2021年9月17日 金曜日 8:06 夢 ご近所のH家の整骨院。 紙コップの中に値札。 高いところから降りる。 妹、降りると見せかけてお茶を飲んだりおにぎりを食べたりしている。笑いが起こる。 おもちゃ屋。記憶を思い出す感じとワールド生成が同じ。
- 2021年9月16日 木曜日 8:58 夢 実家の自室(という設定)を片付けている。 左のひきだしを開けると記憶にないパンやミスドやクロワッサンがたくさん出てくる。砂糖が層になって固まっている。恐ろしい、と同時にまだ食えるかなとも思う。あまりに原型を保っているので。 服も出てくる。今の雰囲気のものが多い。 アンパンマンの形のキャラメル色の飴が3つあり、1つ食べる。味はなし。 外箱を捨てた動物型の石鹸。 運動するためにゴムバンドを貸してもらう。以前に譲ったもの。 別の人とその話をするが、イヤな感じが出ないように気を使う。
- 2021年9月15日 水曜日 7:43 夢 どこかで働いている。薄暗いバーのようなところで中華飯を食べてから帰宅する。私含め3名。
- 2021年9月14日 火曜日 8:25 夢 釣りに行く 車の中にものを残さないようにと連れに言う ロッドを伸ばし組み立てるのだがやり方がよく分からない 隣に鈴木もぐらがいて聞こうとする 水に浸かる 数人は早く引き上げても良いとのことで決を採るが、Iさん(会社の人)のグループだった。
- 2021年9月13日 月曜日 8:19 夢 高所に横一列で座っている。 いつも昼食にパンを食べる人 という人が隣に座っている。見た目はシルバニアファミリーのよう。 すごくギリギリで落っこちそうなくらい。 その人はぐるぐるの渦巻パン。 自分はクロワッサンのフレンチトーストのようなもの、そして袋に入ったコオロギ? カナブンのようなもの 虫は食べられるが、暗いから大丈夫だっただけで明るいところで食べるのは怖い。 ドラゴンボールのUFOキャッチャーの表示を読む。
- 2021年9月12日 日曜日 7:15 夢 ビーフシチューの試食の鍋が置いてある。 感染予防を気にしている かをりさんがいる 手帳の線を定規で引いている点を誉める 霜降り明星がいる すごく面白いものを見る シンプルでかわいい蓋つきの茶器でお茶を飲むことにする 山崎に話しかけられる 6人掛けテーブルの座れるところに座る グミの実(とされているもの)を食べる 中央に細長い種が入っているのを警戒して食べているが、ナスのような種だった。それよりも外皮が硬くて口に障るらしい。 小さなグレープフルーツのような実がありえないくらいたわわに実っており不吉。
- 2021年9月10日 金曜日 6:48 夢 潰れたATM機器がおいてある施設の中に入る。診療所の一角だったらしい。
- 2021年9月9日 木曜日 6:54 夢 換気扇からでかいコザクラインコが入ってこようとしている。
- 2021年9月8日 水曜日 7:00 夢 幽霊の出る部屋。 妹が賃貸している。ベッドで眠っており、寝付けない日にパタパタ手を叩いていると、壁から合いの手が聞こえたとのこと。 収納がとにかくでかい。入り組んでいる。祖母の古い家みたい。 さっきとドアのサイズが違うんじゃないかと指摘され、アッと思うが、閉じると合ってるので視覚的にそう見えただけだった。 チーズケーキでも焼こうかなとする。 眠る。妹が手に腕を絡めてくる。怖いのだろう。 何度もあり、中にはピアノ、グランドピアノじゃなくてもっとちゃちな小さいピアノが収納されている。
トランブルーのクロワッサン5つ。3000円くらい。 とんこつラーメン屋の近くに来たということはパン屋が近いということだと言い合う。 この場で食べない選択をした人達用に、小皿にコロッケを乗せて卵を割り、何か副菜を添えたものを持ってきた のりべーがいる。人と連絡を全く取り合っていないそうで、空っぽのタブレット端末を見せてくれる。ゲームのアプリが一つ入っている。ピッコロ・前衛隊員・みたいな画面が出る。 ご飯を食べている。唐揚げが盛られた皿がある。 目の前にKがおり、何か意地を張って唐揚げには手をつけないという態度を取っている。 店員さんなのか若い中国人みたいな女性がさらに追加の唐揚げを持ってきて置く。Kも取って食べ、今日は途中でお菓子を食べなくても済みそうだという旨のことを言った。
学校の風景。半ズボンの女子制服。
- 2021年9月7日 火曜日 6:46 夢 Tさんの事務所?にいる。昼寝をすると言っている。 父に何か映画を見た話をする。一本しか観れていないことに気づく。 寒い屋外。犬猫が柵の中で遊んでいる。細い路地。 母がいる。母を追いかける。指一本で手を繋いでいると、生後間もない弟がしぎ死んだことを思い出すのでやめろと言う。 狭い店舗。CD屋。オザケンみたいなアーティストがライブか何かをしている様子。隣の雑貨屋。砂場とかで型抜きするためのカタ。
- 2021年9月6日 月曜日 6:46 夢
- 2021年9月5日 日曜日 6:56 夢 インド、乗合バス。屋根から滑り落ちそうになる。順に座っていく。親しい人がおらず、ほとんど喋ってない人と話す。改名していた。静ではなく静香(しずかお)。 ローションをこぼす。 顎下まで水がきている部屋。 順平の友達。 文法の暗記。授業。
- 2021年9月4日 土曜日 7:09 夢
- 2021年9月4日 土曜日 7:09 昨日の夢
- 2021年9月2日 木曜日 6:53 夢 ビーチを歩いている。コの字型に曲がったビーチで、道案内をしてもらうのだが分かりにくい。BBQをする。風が強く難儀する。
- 2021年9月1日 水曜日 7:33 夢 ウリマトスさんの誕生日らしい 古家二つを購入して若者で大騒ぎしながら住んでいる
1 note · View note
xf-2 · 6 years
Link
 ご家族の高齢化もあり(ということは被害者も高齢化していくということで)、ここしばらく、救出運動の中で「もう待てない」という言葉が何度も語られてきました。
 しかし、今回の米朝首脳会談を基礎にして拉致問題の今後の対応を進めるなら「いつまでかかるか分からないが、まだ待て」ということになります。ストックホルム合意の二の舞です。日朝でやるといっても米国が体制を保証し、米韓合同軍事演習も中止して、場合によっては在韓米軍も撤退させるというのでは北朝鮮の最大の脅威はなくなったわけで、真面目に交渉に応じるはずはないからです。
 日本がカネを出さないといっても、トランプ大統領が「非核化のカネは日本と韓国が出す」と言ったのは安倍総理も何らかの言質を与えたからでしょう。「そのうちうまいこといくからさあ、今は我慢して出しといてよ」と言われても、米国頼みでやってきたのですから断ることはできないでしょう。やり方はどうするのか知りませんが、国民が止めなければ結局その方向に向かうはずです。
 トランプ大統領が米韓合同軍事演習を「挑発的な戦争ゲーム」とし、「カネがかかるからやめる」と言ったのは米国の中でも驚きをもって受け入れられているようです。予測不能な大統領ですからこれからも何をするか分かりません。本当に「もう待てない」なら、今回の米国頼み戦略(?)は失敗だったという認識の上に新たな戦略を立てるべきです。そうしなければミッドウェーの後の帝国海軍のような結果になるのではないでしょうか。
北朝鮮船・船体の一部・遺体の着岸漂流一覧(平成30年6月1日現在確認分) 《平成28年(2016)以前》------------------------------------------------- ※確認出来たものを逐次入れていますが、あくまで氷山の一角です。実際には遥かに多くの事件が起きています 昭和62年(1987) 1月20日 福井沖 漁業資源監視船「ズ・ダン9082号」(約50トン・鉄鋼船)が男女11人を乗せて亡命。(620201読売東京) 平成2年(1990) 10月28日 福井県美浜町久々子海岸 ベニヤ板製の工作子船と思われる船(長さ8.3m幅2.5m 船底からビニール袋に密封された乱数表2枚と換字表1枚、日本製とみられる白紙の手帳)(021030読売東京) 11月2日・11日 美浜町沖合や海岸 遺体2体(20代~40代) 平成10年(1998) 12月2日 島根県隠岐郡西ノ島町 遺体1体(男性) 12月16日 島根県浜田市 遺体1体(女性) 12月16日 島根県隠岐郡五箇村(現隠岐の島町) 遺体1体(北朝鮮軍兵士)(110127読売大阪夕刊) 12月21日 石川県河北郡七塚町(現かほく市)遠塚海岸 遺体1体(女性兵士・労働党候補党員証を身に着けていた)。 12月25日 福井県大飯郡高浜町和田海岸 丸太組みのいかだとロープでつながれた男性遺体3体(軍服姿、腐乱し一部白骨化、死後1~3カ月 30~50代、身長1m60~70センチ 胴体と足に直径約20センチの球形ブイ数個が付いていた)。(101225読売大阪夕刊) 平成11年(1999) 1月14日 福井県三方郡三方町(現三方上中郡若狭町) 遺体1体(北朝鮮軍上佐とみられる。「私たちの船は朝鮮人民軍26局4地区副業船、船籍は元山市」「昨年11月に兵士ら15人が乗船して出港したが機関故障で冠水、漂流した」と書かれたメモや航行に関する書類)(110127読売大阪夕刊) 1月22日 鳥取県鳥取市浜坂鳥取砂丘 遺体1体(北朝鮮軍兵士)(110127読売大阪夕刊) 平成13年(2001) 12月16日 遺体1体(男性・30~60歳 一部白骨化 紺のランニングシャツと緑色のパンツ 死後2~3カ月 数百m離れた場所に男性の北朝鮮公民証)(131231読売東京) 12月 新潟県佐渡市鷲崎海岸 木造船(ハングルで洪原と記載)・遺体1体(赤十字の照会で「1955年生まれで昨年10月8日漁に出たまま行方不明になった」とのこと)(140129読売新潟北版) 平成14年(2002) 1月4日 石川県能美郡根上町(現能美市)山口町グリーンビーチ 木造船(長さ約6m)(140108読売石川版) 1月5日 石川県羽咋市一ノ宮海岸 木造船(長さ約6m 前方にハングルと数字)(140108読売石川版) 1月9日 石川県河北郡宇ノ気町(現かほく市)大崎海岸 木造船(長さ約3m、幅約1.5m 後方にハングルと数字)(140110読売石川版) 1月11日 石川県羽咋市大川町釜屋海岸5日の木造船漂着地の南500m 鉄製船(長さ約5.9m幅約1.5m船首に文字らしきもの) 3月19日 石川県輪島市小池町海岸 木造船(長さ6.5m幅2.5m 後部に発動機。船首部分内側にハングルが書かれたプレート)(140320読売石川版) 4月11日 北海道爾志郡熊石町(現二海郡八雲町)見日海岸 木造船(長さ約6m70センチ幅約1m50センチ 船尾にスクリューがあったがさびて動かずエンジンも付いていなかった)(140411読売札幌版夕刊) 12月28日 石川県河北郡内灘町宮様海岸 遺体1体(身長約1m62、20~50歳、死後1~6カ月、金日成バッジ) 平成15年(2003) 1月10日 新潟県岩船郡粟島浦村釜谷の消波ブロック 遺体1体(頭部白骨化、身長約1m70、黒の長袖シャツと黒の靴下)・木造船(長さ約9m幅約2m船首部分に漁網) 3月5日 新潟県柏崎市海岸 遺体1体(男性・20~40歳 下半身のみ 165㎝  茶色作業ズボン、青色ももひき、黒色半ズボン、北朝鮮紙幣死後半年前後) 平成16年(2004) 12月2日 新潟県佐渡市 遺体1体(男性 40~60歳 152.5㎝ B型カーキ色軍服様長袖、カーキ色軍服様長袖シャツ、グレーハイネックセーター、青色長袖シャツ、茶色ベルト) 平成18年(2006) 1月4日 京都府舞鶴海上保安部管内 木造船(180131読売大阪朝刊) 1月 鳥取県内に4隻の木造船が漂着(180126読売大阪朝刊) 1月24日 鳥取県西伯郡大山町 木造船(180126読売大阪朝刊) 1月25日 鳥取県鳥取市伏野海岸 木造船(長さ5.65m幅1.4m)(180126読売大阪朝刊) 1月30日 京都府京丹後市久美浜町箱石海岸 木造船(180131読売大阪朝刊) 平成19年(2007) 6月 青森県西津軽郡深浦町 木造船・生存者4人 (191227読売東京夕刊記事)11月中旬以降北朝鮮からの木造船16隻が漂着、新潟と石川の海岸が大部分。 平成20年(2008) 1月10日 福井県福井市西二ツ屋町海岸 木造船(長さ約6m幅約1.5m 船尾に船外機、船首にハングルが彫られていた)(200112読売大阪朝刊) 3月26日 秋田県男鹿市北浦入道崎海岸 木造船(長さ約5.8m幅約1.4m 側面や船尾にハングル)(200326読売秋田版) 平成23年(2011) 9月 輪島市沖合で木造船に乗った脱北者9人を救助(後に韓国に移送) 9月26日福井県三方郡美浜町関電美浜原発敷地内の岩場 木造船の一部(230927読売大阪朝刊) 平成24年(2012) 1月6日 島根県隠岐郡隠岐の島町��久岬沖 木造船・生存者3人(9日に北に引き渡し)・遺体1体(241224読売島根版) 1月19日 島根県隠岐郡隠岐の島町 木造船(241224読売島根版) 2月22日 島根県隠岐郡隠岐の島町 木造船(241224読売島根版) 2月27日 島根県隠岐郡海士町 木造船(241224読売島根版) 4月4日 島根県隠岐郡隠岐の島町 木造船(241224読売島根版) 11月28日 新潟県佐渡市大小海岸 木造船(長さ約12.8m幅約3.4m エンジン 船首にハングル 捕った魚を保管するスペース)・遺体5体(成人男性 雨具とみられるビニール製のズボンを履き、船内に長靴 死後2~3カ月 一部白骨化 長時間海水に漬かっていた形跡があり、船が一度沈没した可能性 1体は推定年齢30~40歳代前後、身長約170cm、長袖灰色シャツ、紫色ハイネックセーター、赤色半袖Tシャツ、 下衣は紺色ナイロン製ズボン、灰色ズボン、水色スウェットズボン、 黒色ボクサーパンツ、黒色靴下ほか紳士用黒色デジタル腕時計着用)(241129読売新潟版他) 12月1日 新潟県佐渡市赤泊杉野浦の海上 木造船(長さ約10m 船内からイカ釣り用の針)・遺体1体(年齢40~50歳前後の男性 死後1~2カ月 胃の中に食べ物なし 遺体は屍蝋化 身長約167cm、 着衣は緑色ニット帽、紺色フード付長袖ジャンパー、黒色長袖作業着、紺色ベスト、 胸に鷲マーク入り紺色長袖トレーナー、紺色ランニングシャツ、 下衣は灰色防寒ズボン、ホック式ベルト、紺色ビニール製ズボン、こげ茶色股引、 緑色ブリーフパンツ、両足に白色と小豆色の格子柄靴下、 ゴム製長靴(サイズ25.0cm、上部中央ハングル)着用) 12月1日 新潟県佐渡市北鵜島の海岸 木造船の一部(右舷部分とみられる長さ約4メートルの木片 船首付近にハングルと数字) 上記の者は、平成24年12月1日午後0時13分頃、佐渡市において、 転覆した木造船内にて遺体で発見され死後1~2カ月経過していると推定されます。 遺体は火葬に付し、遺骨は当市の真楽寺にて保管)。12月12日 石川県輪島市 木造船(長さ約11m幅約3.5m 船首両横にハングル、漁網や釣り針)内から遺体1体(一部白骨化) (270110読売記事では「輪島市沖合で木造船の漂着や漂流が相次ぎ、漂流した船体の近くで3遺体が見つかる」) 平成25年(2013) 11月15日 新潟県佐渡市沖の海、姫津沖約5.5キロ、木造船(船尾水没 操舵室上部に赤い塗料でハングル、ジャンパーのような衣類) 12月18日 新潟県岩船郡粟島浦村 木造船(長さ約12m・幅約3.5m 船首にハングル 船内からイカ釣り漁の針や「朝鮮平壌」と書かれた箸)・遺体1体(身長約1m75センチ、防寒ジャンパー着用・死後数週間)(251218読売東京朝刊) 12月25日 秋田県男鹿市北浦湯本 木造船(長さ約12m幅約3.5m船内に漁網など)・遺体3体(251225読売秋田版)※300512時点でも現存 12月28日 新潟県長岡市寺泊野積海岸 木造船(長さ8.25m幅2m 船首に数字やハングル)(251229読売新潟南版) 12月29日 新潟県柏崎市西山町石地海岸 木造船(長さ6.6m幅1.7m 船首に数字やハングル)(251230読売新潟南版) 平成26年(2014) 8月 石川県珠洲市沖合で北朝鮮船の乗組員4人救助(後に大連経由で帰国) 平成27年(2015) 1月9日 石川県羽咋郡志賀町安部屋漁港北400m 木造船・生存者1人(服などが入っている透明ビニール袋を所持 61歳 後に帰国) 7月23日 青森県下北郡佐井村矢越漁港 木造船1隻(271209読売) 10月27日 青森県下北郡佐井村福浦漁港 木造船1隻・遺体1体(271209読売) 11月1日 秋田県山本郡三種町沖 木造船(271209読売) 11月2日 秋田県男鹿市 木造船(271209読売) 11月14日 新潟県佐渡市岩首漁港沖 木造船(長さ約13m幅約3m 黒ずんだ船体にハングル リュックサックに金正日バッジ)・遺体1体(上下黒の衣服)荒天のため12月2日に海保が引き揚げ発表 11月 石川県輪島市沖木造船3隻・遺体10体(産経ニュース・ TBS動画ニュースサイト・毎日新聞11月28日) 11月6日 北海道松前町沖 木造船・遺体2体(271107読売東京朝刊) 11月14日 新潟県佐渡市沖 木造船・遺体1体(271209読売) 11月19日 秋田県能代市沖 木造船・遺体2体(271209読売) 11月20日 石川県輪島市沖 木造船3隻・遺体10体(271209読売) 11月22日 福井県越前町沖 木造船・最低でも7人とみられる遺体・遺骨(271209読売) 11月22日 新潟県佐渡市沖 木造船(271209読売) 11月23日 石川県輪島市沖 木造船の一部(271209読売) 12月2日 青森県下北郡佐井村長後牛滝漁港 木造船(船内にハングルの書かれた救命胴衣)・遺体4体(海保の司法解剖結果で死後1~6カ月経過 靴にハングル)(271207・1209読売東京朝刊) 12月2日 兵庫県美方郡新温泉町沖 木造船の一部(271209読売) 12月7日 石川県金沢市沖 木造船(271209読売) 平成28年(2016) 5月20日 青森県下北郡風間浦村易国間桑畑漁港近く 木造船(長さ約6.7m幅約1.5m 左舷船首部分にハングル)(280522読売青森版) 6月5日 青森県むつ市大畑町大畠漁港沖 木造船(全長約9m幅約2.3m 船体に海藻が付着 右舷船首部分にハングル)(280607読売青森版) 10月17日 青森県西津軽郡深浦町沖(十二湖駅近くの岸壁に引航) 木造船(281018読売青森版) 10月18日 青森県下北郡佐井村沖 木造船(長さ12m ズック、手袋、靴下など)(281029読売青森版他) 10月29日 青森県下北郡佐井村牛滝漁港 木造船(長さ6.2m幅2.53m)(281029読売青森版) 10月30日 青森県つがる市七里長浜 木造船(長さ16.2m幅4m 船首に赤色数字 船内にロープや網)(281101読売青森版) 12月5日 京都府舞鶴市 木造船(北朝鮮5000ウォン紙幣2枚、漁具など)・遺体9体(一部白骨化)(TBSあさチャン) 《平成29年(2017)以降》--------------------------------------------------- ※出典については逐次書き加えています。石川関連のほとんどが北國新聞、新潟関連の大半は新潟日報の記事です。 平成29年(2017) 1月1日 新潟県糸魚川市筒石 木造船の一部 1月6日 新潟県上越市柿崎区 木造船 1月6日 福井県三方郡美浜町菅浜弁天崎南1キロ 木造船(船体にハングルのような文字 船内にエンジンの一部とドラム缶)(290106読売大阪朝刊) 1月7日 福井県小浜市犬熊 木造船 2月7日 島根県隠岐郡隠岐の島町神尾 木造船 2月11日 石川県金沢市 木造船 2月15日 京都府京丹後市間人 木造船 2月15日 京都府舞鶴市瀬崎海岸 木造船 3月8日 島根県隠岐郡隠岐の島町油井 木造船 3月14日 石川県輪島市門前町 木造船の一部 3月18日 石川県羽咋郡宝達志水町 木造船(長さ約5m幅約1.5m 船尾の白い板にハングル)(271209読売) 3月22日 石川県羽咋市寺家町 木造船 3月28日 京都府京丹後市 木造船 4月28日 秋田県男鹿市入道崎灯台西300m 木造船(長さ約10m幅約5m)・遺体1体 5月1日 北海道函館市函館港 木造船の一部 5月2日 新潟県佐渡市石名地区 木造船 6月1日 新潟県佐渡市鷲崎地内 木造船 6月26日 兵庫県香住町余部海沖 木造船(「0제16749」と記載 男性遺体1体身長約168センチ) 7月31日 島根県隠岐郡隠岐の島町福浦 木造船の一部 8月9日 島根県隠岐郡西ノ島町三度埼 木造船 9月6日 青森県西津軽郡深浦町大間越 木造船 9月25日 北海道室蘭市東町 木造船の一部 11月7日 新潟県佐渡市羽茂三瀬地区 木造船(長さ13.7m幅3.7m 「888-88879」の数字記載) 11月15日 秋田県西400キロ沖(大和堆北方EEZ外)転覆した木造船 3名救助 11月16日 秋田県西沖(大和堆)木造船 遺体4体 11月16日 秋田県にかほ市 木造船 11月19日 青森県北津軽郡中泊町小泊 木造船(長さ8.7m) 船体にハングル表記 11月20日 青森県西津軽郡深浦町大間越 木造船(長さ12.6m 「913185」の数字記載。スクリューやエンジンが残っていた)周辺で救命胴衣6個発見 11月21日 山形県鶴岡市暮坪海岸 木造船(長さ7m) 船体にハングルや「89829」の数字が記載(庄内ブルーリボンの会資料には全長10mとの記載あり) 11月23日 新潟県佐渡市南片辺 木造船(長さ約10m幅約2m 船体にハングルと数字が記載 エンジン 周辺から漁網やイカ釣り針、防寒具など) 11月23日 秋田県由利本荘市マリーナ 木造船(長さ20m) プレートにハングルで「チョンジン」と記載。生存者8名 内2名が近くの民家に行ってインターフォンを鳴らしたことで上陸が分かる(従って検疫を受けずに上陸した9。証拠品である船はマリーナに係留していたが県警が見失い、後に破片の一部を回収。 11月24日 秋田県男鹿市宮沢 木造船(長さ約14m幅約3.2m 船首付近に「556-60756」と記載)・遺体8体(白骨化)・北朝鮮製たばこ等 11月25日 新潟県佐渡市藻浦崎 木造船の一部(「88737」の記載)・遺体1体 11月26日 新潟県佐渡市石花 遺体1体 11月26日 北海道松前郡松前町小浜 木造船の一部(船首部分長さ4m 黒く塗られ数字のようなもの記載) 11月26ないし27日 青森県西津軽郡深浦町艫作(へなし)椿山展望台西200m 木造船(船首部分に「2093」の数字が記載) 11月27日 石川県羽咋郡志賀町西海 木造船の一部 11月27日 石川県羽咋市 木造船 11月27日 石川県珠洲市三崎町小泊沖 漂流船(長さ12m幅2.5m 船内に「264軍部隊 軍船」と記載された紙片) 11月27日 青森県下北郡佐井村 木造船(長さ12.3m幅3.6m 船首に115489 エンジン付き 後部は一部破損するも櫓はほぼ原型) サイズ24センチ男物革靴(ヒールの高いシークレットブーツ様のもの)と英文の書かれたジャケット(要確認) 11月28日 北海道松前郡松前町松前小島 木造船(長さ約10m 「朝鮮人民軍第854部隊」との記載)・生存者10名 11月28日 山形県鶴岡市鼠ヶ関沖 木造船・遺体3体(うち2体の衣服に金日成バッジ) 12月2日鶴岡市温見漂着、12月4日遺体漂着 11月28日 石川県輪島市舳倉島沖 漂流船2隻 11月30日乗組員21名が北朝鮮僚船に救助される。 11月30日 新潟県佐渡市藻浦崎 遺体1体(地元で聞いた話では遺体はなかったとのこと) 12月1日 青森県西津軽郡深浦町森山海岸 木造船(長さ約10m幅約2.4m) 12月1日 新潟県佐渡市両津湾 木造船 12月1日 山形県鶴岡市鼠ヶ関マリーナ 木造船の一部 12月2日 新潟県佐渡市小木江積海岸 木造船(長さ約9.8m幅約2.3m)・遺体2体 12月2日 秋田県山本郡八峰町八森岩館付近海岸 木造船(ハングルの書かれたバケツ)・遺体1体 12月2日 山形県鶴岡市米子漁港 木造船(長さ10m弱)遺体3体(4日に漂着 庄内ブルーリボンの会) 12月4日 新潟県柏崎市西山町石地付近 木造船の一部 12月4日 新潟県長岡市寺泊大和田 木造船 12月4日 新潟県新潟市西蒲区角田浜沖 木造船 12月4日 秋田県にかほ市海水浴場 木造船の一部(ハングルの書かれたバケツ、缶詰)・遺体1体 12月4日 青森県西津軽郡深浦町北金ヶ沢 木造船(12日に遺体→別記) 12月5日 新潟県佐渡市高千漁港 木造船(幅約3.1m) 12月5日 新潟県新潟市 木造船漂流(ブロックに衝突し大破)・遺体2体 12月5日 山形県鶴岡市マリーンパーク鼠ヶ関 木造船の一部(庄内ブルーリボンの会) 12月6日 青森県西津軽郡深浦町入良川河口付近 木造船(「915430」と記載) 12月7日 秋田県男鹿市五里合漁港北100m砂浜 木造船(「913300」と記載)・遺体2体 12月7日 秋田県山本郡三種町 木造船1隻(ハングル表記のライフジャケット) 12月7日 新潟県佐渡市北狄(きたえびす)地区海岸 木造船・遺体1体 12月7日 新潟県佐渡市和木沖 木造船・遺体1体 12月7日 福井県坂井市三国町サンセットビーチ 木造船の一部 12月7日 山形県鶴岡市マリーンパーク鼠ヶ関 木造船の一部(庄内ブルーリボンの会) 12月8日 新潟県佐渡市水津漁港 木造船の一部(幅約2.8m)・後に男性の遺体1体発見 12月8日 石川県珠洲市長橋町 木造船の一部(後に流出し2月22日珠洲市大谷町海岸に漂着) 12月9日 石川県珠洲市笹波町 遺体1体(一部白骨化し性別不明 死語数か月 セーター、シャツ着用 12月9日 新潟県村上市府屋海岸 木造船 12月9日 新潟県佐渡市岩谷口海岸 遺体1体 12月9日 新潟県佐渡市姫崎沖 遺体1体 12月10日 山形県鶴岡市堅苔沢海岸 遺体1体(上半身のみ) 12月10日 新潟県佐渡市石名沖 木造船(幅約3m) 12月12日 新潟県柏崎市荒浜 木造船・遺体2体遺体は白骨化しており、服や身の回りの物も無かった。船はその後産業廃棄物として処理。白骨化した遺体は火葬後、無縁仏として埋葬。 12月12日 新潟県村上市沖 木造船 12月12日 青森県西津軽郡深浦町十二湖海浜公園 木造船(「912358」と記載) 12月12日 新潟県佐渡市宿根木 木造船の一部 12月12日 青森県西津軽郡深浦町北金ヶ沢千畳敷橋付近海上 遺体3体(12月4日の漂着船が岩にぶつかって破損し中から流れ出たものと思われる) 12月12日~13日 石川県羽咋市 木造船の一部 12月13日 山形県遊佐町吹浦西浜海岸周辺 遺体1体 12月13日 山形県鶴岡市鼠ヶ関マリーナ 木造船の一部 12月13日 秋田県潟上市出戸浜海水浴場付近 木造船・遺体2体 12月13日 秋田県男鹿市北浦入道崎灯台南約2km 木造船(長さ7m幅1.9m) 12月13日 秋田県秋田市浜田 遺体1体 12月13日 新潟県村上市瀬波温泉海岸 木造船(「632-90452」と記載) 12月13日 新潟県胎内市松浜海岸 木造船 12月14日 秋田県秋田市雄物川河口近く 木造船2隻・遺体6体 12月14日 青森県西津軽郡深浦町白神浜 遺体1体 木造船の一部 12月14日 新潟県長岡市寺泊郷本海岸 木造船・人骨5本 12月14日 新潟県佐渡市鵜ノ瀬鼻沖 木造船(全長約13.5m幅約3m) 12月14日~15日 石川県羽咋市志賀町 木造船の一部 12月15日 石川県金沢市金沢港沖 木造船 12月15日 新潟県佐渡市下相川 木造��(長さ約13m幅約3m 岩場で大破したがそれ以前はイカを干すヤグラや集魚灯の一部も残っていた) 12月15日 青森県下北郡佐井村津鼻崎南 木造船(船首に「567-66341」)1週間前の漂流時には船全体の形があったがその後時化で崩壊し海岸に各部分が海岸に漂着) 12月15日 山形県鶴岡市五十川海岸 遺体1体 12月16日 石川県羽咋市千里浜インター付近 木造船の一部 12月16日 青森県深浦町田野沢 木造船(「547-66205」と記載) 12月17日 石川県珠洲市 木造船の一部  12月18日 新潟県佐渡市鷲崎沖 木造船 12月18日 山形県鶴岡市湯野浜海岸 木造船(長さ10m弱) 12月19日 秋田県にかほ市飛字餅田海岸 木造船・遺体2体 12月19日 石川県羽咋郡志賀町 漂流船(海保は発見できず) 12月20日 石川県羽咋郡志賀町 富来漁港(西海漁港) 漂着船 12月21日 新潟県佐渡市関岬 木造船(長さ11.6m幅2.75m 船首にハングル表示) 12月21日 新潟東港沖18キロ 木造船 12月21日 新潟県岩船郡粟島浦村釜谷 木造船の一部(縦1.5m横1.2m) 12月21日 青森県下北郡佐井村沖 木造船(転覆した状態で網にひっかかっていた 船尾に「0-세・98180단천」)・遺体4体(佐井村資料には記載なし)佐井村資料には女性もののようなビニールと思われるバッグ、ライフジャケットなどが写っている。バッグの中身はタバコ、タオル、歯ブラシ、書類らしきものなど) 12月23日 石川県羽咋郡志賀町 木造船(長さ約8.4m幅約2.2m 15日に金沢港沖を漂流していた船と同じ番号が船体に記載) 12月24日 新潟県新潟市 新潟港沖12キロ 木造船(21日のものと同じ可能性あり) 12月24日 山形県鶴岡市油戸漁港付近 木造船の一部・周辺に遺体4体 12月24日 山形県酒田市浜中海水浴場周辺 遺体1体(星型マークがバックルに付いた布製ベルト) 12月25日 新潟県佐渡市羽茂大橋 木造船(長さ約10m、幅約2.2m) 12月29日 鳥取県鳥取市気高町奥沢見海岸 遺体1体(ハングルが書かれたタグのついた黒い長袖ジャージと長袖Tシャツ、ズボン下着用。身長約170センチ、頭部はほぼ白骨化) 12月29日 新潟県新潟市西蒲区越前浜海岸 木造船の一部(長さ3m幅1.6m高さ1.43m 煙突あり) 平成30年(2018) 1月2日 新潟県村上市馬下(まおろし)地先海岸 木造船(長さ10.5m幅3.0m) 1月4日 秋田県山本郡三種町釜谷浜海水浴場 木造船の一部(長さ約8.1m幅約2m 船底及びスクリュー) 1月4日 新潟県佐渡市北田野浦 木造船の一部 1月4日 新潟県柏崎市西山町大崎地先海岸 木造船の一部(船尾部分長さ1.9m幅1.9m) 1月4日 秋田県山本郡三種町釜屋浜海水浴場南側 木造船の一部(船底部分長さ8.1m幅2.0m) 1月4日 石川県羽咋郡志賀町 遺体1体(推定年齢30~50歳・身長約164センチ・黒色系のジャンパーやシャツ、ズボン着用。ハングルが書かれたタバコ、腕時計、電池、紙束などを所持。 1月5日 新潟県佐渡市相川鹿伏 木造船の一部 1月5日 石川県白山市沖 木造船(長さ約13m幅約3.5m 船首にハングル) その後不明 1月6日 秋田県由利本荘市松ヶ崎漁港 木造船の一部(長さ4m幅約2m 白地に赤の数字) 1月7日 京都府京丹後市網野町 木造船(長さ約10m幅約3m ハングルのような文字の書かれた板が付近に漂着) 1月7日 新潟県佐渡市入桑漁港 木造船の一部 1月8日 新潟県新潟市西蒲区間瀬海岸 木造船(長さ約5m幅約1.5m) 1月8日 秋田県男鹿市野石申川海岸若美漁港南1km砂浜 木造船の一部(長さ約7.7m幅約1.9m船底とエンジン) 1月10日 金沢市下安原町安原海岸 遺体1体(年齢不詳顔などの一部が白骨化。黒色のジャンパーと青色のズボンを着用。身元や国籍の分かるものは身に着けていなかった) 木造船(遺体から15mの距離 長さ16m幅高さともに3m 船尾にプロペラ 船体にハングルや数字などの標記見つからず 船内から16日7遺体発見 船首付近に4人、真ん中あたりに3人が折り重なるように倒れていた。セーターやトレーナーを着ており目立った外傷はなかった。 金日成と金正日の並んだバッジ1個) 1月21日 新潟県粟島八幡神社から200mの海岸 木造船の一部(船尾 長さ1.2m幅1.3mのコの字型 赤字でハングル2文字が書かれていた) 1月24日 石川県羽咋郡志賀町西海千ノ浦海岸 木造船(長さ8.15m幅1.9m高さ1m平底型 船体に白く614という番号記載 コールタールのようなもので塗装、傷み激しく長期間漂流したものと推定 近くに「10465료대」と書いた木片あり) 1月24日 山形県鶴岡市湯野浜海岸 木造船(長さ5.45m幅1.5m) 1月28日 石川県羽咋市新保町(志雄パーキングエリアの北約400m)木造船(長さ5.871m、幅1.87m 船体に黒い塗料。目立った損傷なし ハングルと「9-964」の記載) 1月30日 石川県羽咋郡志賀町大津、上野の境界近くの海岸 木造船の一部。不鮮明だが「3682370」と白い文字で船体に記載。 1月31日 山形県鶴岡市マリンパーク鼠ヶ関 木造船の一部 2月2日 石川県金沢港北西約64キロ沖 木造船。船体に文字や数字とみられる表記。 2月2日 秋田県由利本荘市出戸字浜山の海岸(西目漁港北東1キロ) 木造船の一部(長さ4.5m幅約2.7m 船体に赤い字で「556-60269」と記載 2月4日 秋田県由利本荘市親川河口付近 木造船の一部(長さ約5.4m幅約1.9m 赤い数字のような文字が記載) 2月7日 石川県輪島市名舟町海岸 木造船(長さ約5m幅約2m 「760-75200」と船体に記載)  2月9日 石川県かほく市白尾海岸 木造船(船体に番号表記) 2月10日 石川県羽咋郡志賀町 木造船2隻(1隻は海士崎灯台北500m、長さ約12m幅約2m 船首部分に「505-64271」の番号記載があり1日に金沢港沖で発見された漂流船と思われる。もう1隻同灯台北約200m、長さ約5.4m幅1.5m 船尾破損 文字番号等記載なし) 2月11日 石川県加賀市美崎町漁協加賀支所から400m海岸 木造船(長さ約18m幅約5m 船首右舷に「504-66272」と記載)(300212北國) 2月13日 石川県羽咋市一ノ宮町一ノ宮海岸 木造船(長さ約7m幅約1.85m)(300214北國) 2月13日 石川県輪島市門前町池田海岸 木造船(長さ約4.35m幅約1.08m 船体にハングルと番号表記)(300214北國) 2月13日 石川県羽咋郡志賀町西海千ノ浦海士崎灯台近くの海岸 木造船(長さ約5.6m幅約1.4m 船首と船尾にハングルと番号表記)(300214北國) 2月13日 秋田県男鹿市野石字五明光海岸三種町との境から南約1.3キロ 木造船(長さ約10.1m幅約2.1m 船内にエンジンと漁網を巻き上げる機械 船体に「29488」とハングルの記載) 2月15日 石川県羽咋郡志賀町百浦海岸 木造船(長さ9.7m幅約2.19m スクリューとエンジンあり) 2月20日 石川県金沢市金沢港北西20キロ沖 木造船(長さ約6m幅約1.5m 船首に「4233」の記載) 2月21日 石川県輪島市塚田長塚田橋付近の岩場 木造船(長さ5.75m幅1.83m 無動力船)(300222北国) 2月21日 石川県輪島市門前町鹿磯漁港付近砂浜 木造船の一部(平底部長さ3.81m幅1.83m左舷側一部が残る プロペラ軸受け部金属を確認。(300222北国新聞) 2月22日 石川県輪島市深見町海岸 木造船(全長10m幅2.65m 船尾にスクリュー)(300223北國) 2月24日 秋田県能代市浅内字砂山海岸能代ロケット実験場南西約5キロ 遺体(北朝鮮との関連不明、一部白骨化した男性、身長約165センチ、着衣や履き物はなかった)(300225秋田魁) 3月6日 石川県輪島市名舟海岸 木造船の一部(全長4.5m幅2.2m遺留品は見つからず)(300307北國) 3月10日 石川県羽咋郡志賀町大島(おしま)漁港南側約180m海岸 木造船の一部(最大長5.2m 赤い数字「5129-61247」 船首に日本製ゴムタイヤを使った緩衝材)(300311北國) 3月12日 石川県羽咋郡志賀町安部屋海岸 ハングルと数字の書かれた木製標識・人民軍軍帽・究明浮輪(300313北國) 3月13日 石川県金沢市内灘海岸 木造船の一部(船首部分 長さ2.1m コールタールのような塗料・範読できない文字が表記)(300314北國) 4月17日 石川県珠洲市能登町布浦(ぬのうら)海岸 木造船(長さ6.1m、幅1.7m、深さ0.8m 船体にハングルや数字が記載)。 5月16日 北海道爾志郡乙部町 木造船の一部 5月31日 青森県中泊町小泊漁港付近 木造船
3 notes · View notes
hamadder3 · 4 years
Text
デカトロンに出会った話
1-3 デカトロンとの出会い 皆さんは「デカトロン(Decathlon)」というスポーツ用品メーカーをご存知だろうか。わたしは先週知った。本社はフランスにあり、各種スポーツ(80種類とか言ってたような)にそれぞれ対応するオリジナル製品を開発、それらを大規模店舗で販売するというスタイルを取っているという。わかりやすく書くと、ジャンル的にはワークマンプラスに似ていて(※ワークマンの方が後)、販売スタイルはイケアに似ている感じ。そういう店だ。
しかしわたしは店舗より先にとある通販で出会った。母親のインスタに広告で「リュックが税抜354円!」と宣伝されてきたのだ。インスタの通販リンクというと、例えば吉田カバンを騙る偽通販の宣伝がデカデカと出てくる治安の悪い場所だと思っているので、リュックが500円でおつりが来る値段なのは普通に詐欺だろう…そう思ったのだが、それにしては商品の型番などが明記されている。型番がわかるということはつまり、本来の値段を調べられるということだ。本当にその値段で売られているものなのか、確かめてやろうじゃないか。私はそう考えて、そこにあった型番とブランド名――"デカトロン"を検索窓に入れ、Enterキーを押した。
結果として、立派な「デカトロン公式ストア」が出てきた。 そして、問題のリュック、母親が欲しがった色は税込みで390円だった。ほぼ同じ値段である。
「正気か?」最初の感想はそれだった。だってリュックでしょ?その値段で利益が出るの?意味がわからなかった。よく見てみれば、リュック以外のものもすさまじく安い。普通の値段でも十分安いが、クリアランスセールを覗くと、-20℃を耐え抜く上着が一万円を切っていたり、運動用のTシャツは490円。スノボやスキー用の下着も490円。全部税込み。豊富な品ぞろえと想像を絶する価格崩壊。それがわたしの物欲を刺激した。 わたしは母親のリュックを自分が公式で買うと宣言、母親のリュックと、これまた値段が壊れた790円の20lリュック、運動用Tシャツと下着、水筒用プラスティックボトル、そして滅多に見かけないような「砂漠歩き用シャツ」なるものをカートに入れ、購入。砂漠歩きシャツを買ったせいで無事送料が無料になり、わたしの初デカトロンは終わった。
祝日をまたいだので3日後に商品が届いた。 値段はまともじゃないが、まともな会社だった。 商品も、おおむね縫製もきれいで、十分コストパフォーマンスに優れていると思わせるものだった。 もちろんリュックも。軽いのはさることながらポケットも必要十分な数あり、癖が少ないので普段使いに持って来いに思えた。総じて、大当たりの福袋を開けたような気持ちだった。
…通販で衝撃を受けたわたし。その次は?もちろん店舗だ。
デカトロンの店舗は日本にもあり、現在は西宮と幕張にある。幕張はわたしが中高時代を過ごした地であり、土地勘は大いにある。場所も、その昔友人と隠れて寄り道した「新都心じゃない普通のほうのイオン(イオン幕張店)」の1階だということで、迷わず行くことができた。せっかくなので母親と行くことになった。
幕張と言っても、総武線��駅の「幕張」駅から行くと地獄を見る。懐かしの駅ではあるが、あそこは全く栄えていない。せいぜい肉屋のコロッケがおいしいくらい。栄えているのは海浜幕張駅の側なのでそちらを目指す必要がある。目指し方には西船橋乗り換えで京葉線の「海浜幕張」駅に直で行くか、「幕張」駅から京成線の「幕張」駅まで移動してそこからマリンスタジアム方面行の路線バスに乗るか、「幕張」駅から反対側の出口に出てコミュニティバスで海浜幕張まで行くか…まあ色々あるのだが、今回はその時の最速の方法として、「幕張」駅のひとつ前、「幕張本郷」駅からマリンスタジアム行の長い緑の路線バスを使う方法を取った。(ややこしい) バスに乗ると、ちょうどバスの真ん中に電車の連結部のような蛇腹があって、バスが曲がるたびにそこも曲がる。二人掛けの席で前のつかまり棒をつかめばあっという間にアトラクションに。バスはくねくね曲がりながらしばらく走り、富士通を過ぎ、イオンの本社を過ぎ、やがて海浜幕張駅周辺に来たところ、「テクノガーデン」停留所でわたしたちは降りた。
そこからは少し歩く。テクノガーデン周辺は元々そこまで派手ではなかったが、それでも、たくさん貼られた臨時休業や閉店の貼り紙は、今が「まともじゃない」ことを深く感じさせられた。 ROOM DECOという家具とかいろいろのお店を抜けると、問題のイオンに辿り着く。そこにはテラスデッキがあり、高校の頃寄り道するわけでもなくただ遅くまで適当に歩き回っていたらそこのスタバのテラスでくつろいでいた音楽の先生と目が合って危なかったことなど、しょうもないことを思い出したが、その時にはなかったものがあった。スタバはまだあった。しかし、その横にテントが増えている。それはもちろん、デカトロンの商品だ。 視線を上に向けると、イオンの看板の下、ガラス一面にデカトロンの看板があった。遂に国内2番目のデカトロン直営店、デカトロン幕張に到着したのだ。
通りに面した出入り口からイオンに入る。ここまではイオンだった。右には知らないイタリア料理屋があって(昔はピエトロのレストランだったはず)、そしてスタバがあった。ここまでは昔と大きくは変わっていなかった。しかし、左を向くと、そこは別世界だった。 白と青のブランドカラーに包まれた空間。商品のコーナーを仕切る壁は白で、その上に明るい青でそのコーナーがどのジャンルの運動に対応しているかが記されている。日本語は少なく、それがわたしには異国の雰囲気を感じさせた。 母と「とりあえずフロアを一周しよう」というルールを決め、柱のそばにあった買い物かごを取った。しかし、手で持つ以外の別のハンドルがある。それは曳いて回るための引手だった。よく見るとかごの底に車輪がついている。かごというお供を連れて、わたしたちは歩き始めた。
広大なフロアに並ぶ色とりどりのアパレルやギア。そのどれもが洗練されたルックスを持ち、思わず手に取りたくなるが、簡単に手に取ってしまっては後の会計が大変なことになる。すると自分に合ったものを吟味する必要が出てきて、それがまた楽しい。あと、実物がそこにあることで、「これが似合う活動的な自分になりたい」とか、そんなことを思ったりもした。 あと、フロアを廻っていると、自分とは接点がない種目でも入門用のウェアやアイテムが必ず置いてある。それらを見てしまうと、「自分にも始められるかもしれない」と思ってしまったりした。総じて、デカトロンの店舗は「未体験のものへの入口」が大量にある場所だった。
吟味したつもりだったが、結局9,000円使った。 今回買ったフリース、リュック、プラスティックボトル、ボトルカバーは絶賛活用中だ。 できることなら、もっと自由にこれらを外で使いたいと願うのは、わがままではないはずだ。
Tumblr media
0 notes
order-design-tshirt · 5 years
Photo
Tumblr media
『飛鳥山ミュージックフェス 音の滝 vol.2』 昨日、北区王子の飛鳥山公園で無料音楽フェス「飛鳥山ミュージックフェス 音の滝 vol.2」が開催されました☆ 今回、一般販売用のフェスTシャツと、スタッフ・出演者用のTシャツをご依頼頂きましてフェスにも参加をさせて頂きました! 炎天下の中、沢山のご来場者と演奏者の方々全てが一体となり、無料とは思えないとても素晴らしい音楽フェスとなりました♪ 来年も開催されるみたいなので、今回来れなかった方は是非ご来場頂ければと思います! Tシャツをご購入頂いた皆様、また出演者の皆様、この様な機会を与えて頂いた運営スタッフの皆様、この度は本当に有難う御座いました!! オーダーデザインTシャツ 174-0075 東京都板橋区桜川3-13-12 TEL:03-6785-5555 FAX:03-6782-2222 Mail:[email protected] HP:http://order-t.jp/ Twitter:https://twitter.com/OrderDesignTee Blog:http://ameblo.jp/order-tee/ Facebook:https://www.facebook.com/kamiita.t Instagram:https://www.instagram.com/order_design_tshirt/ Tumblr:https://order-design-tshirt.tumblr.com/ #飛鳥山ミュージックフェス #音の滝 #otonotaki #飛鳥山公園 #音楽フェス #Tシャツ #プリントTシャツ #オリジナルTシャツ #オリジナルプリント #上板橋のTシャツ屋さん #オーダーデザインTシャツ (上板橋のTシャツ屋さん) https://www.instagram.com/p/B2I0AsdhRFs/?igshid=eiejhyawrkba
1 note · View note
eveningtracks · 7 years
Text
大阪2DAYS後編はSUNSHINE MOONLIGHT一日店長→GEEKS AND FREAKSです!ソロになってから大阪に行くのも初めてだったのにまさかの同じ月に2DAYS×2本!笑
SUNSHINE MOONLIGHT(以下、SSML)もFLAKE RECORDSと同じく、PSEPを取り扱いたいと連絡をくれたお店の一つです。SSMLはmascotboyさんとそのださんが始められたお店で、masさんのデザイン、セレクトした洋服やアイテム、そのださんが買い付けに行ったヤバイぬいぐるみ、おもちゃが置いてある超素敵なお店です。
masさんとは結構昔からの知り合いで、イノウのライブを観に来てくれたり、僕らが大阪に来ると美味しいお店にアテンドしてくれて、それでさらに大阪が好きになりました。超重要人物!PSEPを置いてくれてる流れで一日店長やりませんか?と声をかけてくれました。もちろん、俺が何をすればいいのだろう?ってのはあったのですが、「ただ居てもらえればいいので!」との事だったので、その言葉を鵜呑みにして快諾しまし た。笑 あと、せっかくなら何か一緒に作りましょうと誘ってもらって、masさんの提案でスウェットとパーカーを作る事になりました。デザインはPSEPのアートワークを担当してくれた最高男こと、obakにお願いしました。ワンマンで作ってくれたTシャツが素晴らしかったので、obakとなにか作りたいなーとぼんやり考えてはいたのですが、一人だと機材を持つのに精一杯で、物販を持って行けないので、なかなか進められずにいました。結果最高すぎるアイテムが出来たので、このタイミングで話をくれたmasさんにはまじで感謝です!
Tumblr media
そして、直前で谷口カレーのフードが決定しました!谷口カレーはmasさんが紹介してくれためちゃくちゃ美味しいカレー屋さんで、しばらく行けてなかったので、ぜひ一緒に行きましょうと約束をしていました。しかし、一日店長の日が定休日!それが判明して結構ガックリ来ていたのですが、なんとmasさんが谷口君にフードで参加してくれるようにお願いしてくれました。これには感動しました。。
これで準備は万端!自分にも出来ることはないかと模索した結果、新幹線のホームで「ごまたまご」を購入して大阪に向かいました。そして、一日店長開始の4時間ほど前にお店に到着。初めての事でテンションが上がりすぎてしまいました。笑 その間、masさんのリアル店長ぶりを勉強したり、カセットコレクションを見せてもらったり、近所の名店ミートショップ・ヤマタツでコロッケを買い食いしたりして、お店の通常営業を邪魔しつつ、大いに楽しみました。 いよいよ、一日店長開始の17時に!正直どれくらいの人が来てくれるか想像できなくて、全然来なかったらmasさんと谷口君に申し訳ないなと思っていました。結果的には友だちも含め、めちゃくちゃ沢山の人が来てくれました!中には神奈川県から来てくれたカップルも!(じゃあ神奈川で会えば良かったじゃん!笑)さんだるズのあずきちゃんは岡山からPSEPを買いに来てくれました。他にも中村佳穂ちゃん、 おとぼけビ〜バ〜 のぽっぷちゃん、翌日のGEEKS AND FREAKSのクルーの皆さん、本当に嬉しかったです。こういう風に翌日のイベントと繋がる感覚が2DAYSの醍醐味だなと強く感じました。スウェットとパーカーも一日でほとんど無くなってしまいました。
Tumblr media
そして、翌日はGEEKS AND FREAKS at 心斎橋CONPASS!ラジオDJの板東さえかさん、三原勇希さんを中心としたクルーによる同年代で集まって遊び場を作ろうという趣旨のイベントに誘って頂きました。こういう友達同士でやってるイベントに呼んでもらえるのはとっても嬉しい事です。たまにあるんです。呼ばれて行ったのに、着いたら全員無視で、なんで呼んだの?みたいなイベントが。笑 それの対極!楽屋にいても出演者、スタッフさんが「高校生の時から聴いてます!」とか「ラッシュボールで観ました!」とか話しかけてくれて、そんな状況で気合いが入らないはずがない!
リハ終わりで同じ心斎橋のSUNHALLでKan Sanoさんのイベントに出演する七尾旅人さんと中村佳穂ちゃんに会いに行きました。本番はダダ被りなので、不可能でしたが、旅人さんのリハを見る事が出来ました。旅人さんはgroup_inouをイベントに呼んでくれたり、すごく良くしてくれて、 ヘヴンリィ・パンク:アダージョでぶっ飛ばされた自分としてはずっと恐縮しっぱなし。。久しぶりにお話しさせてもらったのですが、相変わらずめちゃくちゃ優しかったです。機材の話が出来たのも嬉しかったです。その後、佳穂ちゃんのライブを観て、今日のSUNHALLはミラクルな一日になるんだろうなーと確信して、自分のライブに戻りました。
Tumblr media
CONPASSはお客さんが入ってさらにバイブスが高まっており、自分もその波に乗って楽しくライブができました!ライブ後も沢山のお客さんが話しかけてくれて、嬉しかったです。ソロライブを初めて観に来てくれたお客さんも多かったみたいです。
夏の宮崎でも感じたのは、同じ場所に数日間滞在して、ライブをすると自然とストーリーが出来て、素晴らしい体験になるという事です。この2DAYS×2本を通して、それが確信に変わりました。スケジュールの都合上、難しい部分もありますが、こういう機会はなるべく増やしていきたいと思いました。
P.S. 新幹線に乗る機会が増えたのですが、乗り過ごしてしまう気がして全く寝れないし、ホームに停まってる時間が短くて未だに緊張します。どうしたら解決できるでしょうか?
1 note · View note
enola-fune · 5 years
Text
世界細胞組合合唱鉄橋団(タイ・バンコク/カンチャナブリ1998.11.28~12.3)
※おことわり
この文章は1日目のみ過去にサイトで公開したもののログを再編し、それ以降の日程はGN4号や記憶のすみずみから引っぱり出し、なおかつHDDに残ってた画像データを元に再編集したものとなります。画像につきましてはMr.ワイを除いて顔の判別がつきにくいものを使用しておりますご了承ください。
_____________________
1日目
前日の昼過ぎまで仕事だったのでかなりべろんべろんの状態で 羽田行きの飛行機に乗り込む。 羽田から成田までの移動で疲れ切って、成田のホテルに着いたときにはもうすでに夜7時を回っておりました。 その夜に行程中ずっと同室予定の方と合流。
当日はホテルを朝8時のバスで出発。 集合場所、なんか覚えがあると思ったら、去年の点検隊のときの集合場所と 同じ方向でした。(部屋は違ったけどね) 待合室の入口に「世界細胞組合合唱鉄橋団 御一行様」とかかれた看板があったので 写真に収めていたら、スタッフらしき人に 「その姿、写真に撮ってあげるよ」なんていわれる。 なんなんだ、このやたらノリのいい人はw
Tumblr media
全員集合し、説明その他もろもろの時間。 さっきのやたらノリのいい人は今回の団長代理・O井さんでした。 彼は当時のライブでPAなどを担当されてたスタッフさん。 そしてそして、お待たせしました名誉団長・福間さんの登場!(O井さんがそう言っていた) みんながいっせいにカメラを向ける。
ひょっとして、O井さん面白い人だな(笑)
福間さんは団長として挨拶をしたのはいいが、O井さんが ビデオに撮るのを忘れてしまい、しょうがないのでもう一度。 我々団員に渡されたブツは、名札と特製ケースに入ったカセットテープ2本、 そして点検隊ロゴ入りオペラグラスでした。
Tumblr media
このとき、我々が乗る飛行機はジャンボにみえるがなんであろうとB29というように、と 平沢さんの伝言として添乗員さんに言われてしまった。 B29・・・それじゃ、他のお客さんは知ってて乗ってるのかしら・・・
飛行機に乗り込み、いざ出発!!!
水平飛行になり、カセットテープの1本目を聞く。 そしてそこでの平沢さんの衝撃の一言。 「家畜と粗大ゴミを乗せて・・・」 ちょっとまったぁぁぁっ!!! か、家畜?そ、粗大ゴミ? わ、私たちって一体・・・。 人間扱いされてないの?ひょっとして(ひょっとしなくてもそうだろっ!)。
内容としては「戦争のときに損傷を受けたWorld Cellがきちんと作動しないために 本来ならばB29は原爆を乗せてヒロシマに向かうはずなのに、歴史がねじくれてしまい 家畜と粗大ゴミを乗せてタイに向かっている」ということである。 それじゃあ、いまこれに乗っている名誉団長も家畜ってわけですかい?ええっ? いや、それ以前にこれに乗ってるほかの方々も家畜ですか。
約6時間でタイに到着。 しかし、暑っ苦しい・・・。むわっときたよ、空気が。 自分の荷物をかっさらっていざ、バス乗り場へ!!
しかし、そこで待ち受けているのはバスなんていう洒落た代物ではなかった。 そこに待っていた乗り物は家畜運搬用のトラック!!(マジで) も、もしかしてあれに乗れと? やっぱり家畜なんですね、私たち。 まぁこのような旅行に参加する人たちは頭のネジがぶっとんだ人しかいないので 笑いながら文句っぽいことはシャレで言うのがお約束。
トラックの横には何か書かれた横断幕がはってあり、 とりあえず数字の「30」しか判別できない。 「30」ってなんかいやな予感がする。 (この垂れ幕に書いてあった言葉は「日本人売ります 1人30バーツ」だった。30バーツ=100円少々)
しかもマスクが配られた。排気ガス対策らしい。 実際、ホテル着いてから鏡を見たらマスクしてたのに鼻のあたりが黒かった。ヤバイ。
Tumblr media
同じ班の人たちが別れ別れになってしまい、「○○さーん!!」「××さーん!!」って感じになってしまった。 そうこうしているうちにトラックが動き出した! うちらが乗っていたトラックはかなり空いていたんですが、後ろのトラックが・・・(笑) ひでぇギュウギュウ詰めだよ。うわー、このトラックでよかったかも。(失礼) しかし、ここで気がついたのだが名誉団長は後ろのトラックの助手席に座っている・・・。 ということは、運転手に気に入られた家畜ってことですか?(ごめんなさい) ああっ!しっかりとビデオに収められている!! 他の観光バスに指差されるし、現地人には笑われるし、もう何も怖くない。
しかし、どうやらトラックはホテルとは反対方向に向かっているらしい。 すると、どこからともなく声がする。 「あれはなんだ!!」 声の主はヒラサワファンにはもうおなじみのあの方。 そう、あのMr.ワイである。 彼が指差す方向には小西さんが!!しかもいくつかのスーツケースが!!
これは一体・・・。 「この中の何人かの荷物が売られています、値段は35万KAMEARIだそうです」 か、KAMEARI?なんじゃその単位。 荷物の持ち主が呼び出される。 幸いにして(この場合は不幸にも)自分の荷物ではなかった。 自分の荷物がなかったので詳しいことは分かりませんが どうやらお釣がクギだったようで。 なぜクギなんだろう。
買い戻した荷物には「10P」と書かれた紙と1人だけ 封筒に入った手紙らしきものが貼ってありました。 ポイント制ですか、今回の点検隊は。
どうにかホテルへ到着。 しかも高級ホテルだよ・・・家畜運搬車両が高級ホテルに横付けされて 降りた私たちにウェルカムフラワーをばらまくんだよ。
待遇に温度差が生じて風邪ひくレベルだよ!!!
そしてたぶんみんな気が付いてなかったと思うんだけど、吹き抜けの天井に赤い布が下がっていたんだ。 そう、まさに「救済の技法」のあのジャケットのように。 (本当にホテル側にお願いして下げてもらってたようです) (なぜみんなが気が付かなかったのか、それはクリスマス前の時期でその飾りなどと同化してたから)
とりあえず宴会などを行うホールに集合し部屋割りとミーティング、タイから1名ODDさんという青年が合流。 彼は昨年P-MODELが出演した「ASIA FOR THAILAND」というイベントでファンになったとのことで 今回の(トンチキ過ぎる)旅に参加したいとのこと。
さっき小西さんから渡されたという手紙を班ごとに配布。
Tumblr media
以上、これが手紙の内容です。 擬胸弟・・・(笑) 上手いこと言うなぁと班内で感心してしまった。
部屋に入ると、洗面台にメッセージが!!!
Tumblr media
夕食などで外出のためロビーに集合。 そこには必ず名誉団長がいる。 そして当然のようにフラッシュの嵐。
夕食のため、チャイニーズレストランへ。 ナプキンの置き方が・・・救済の技法? 見ると普通の折り方の折り目がついていてちょっとおちゃめ?
Tumblr media
ごく普通の食事でごく普通におなかがいっぱいになり、 そろそろパッポン通りで店を探すのである。 班毎でガイドさんがあてがわれ、当班のガイド・マイさんにつれられて夜の街に出る乙女たち。 しかし、アレだね。怪しげな商品しか置いてない屋台ばかりで笑いがとまらないよね。 (主にコピー商品とか変な日本語が書かれたシャツとか) ガイドさんいわく、「もうすぐ、もうすぐ」。 と、そのときさん然と輝く「KING」の文字!! そして客引きのおねーちゃんに「コッチ、コッチ」と呼ばれる私たち。
そう、そこはおそらく大半が擬胸弟と思われるおねーさま方が水着姿で踊っている いわゆるゴーゴーバーだった!! 「あ!あそこ見て!!!」 誰かの声で一斉に向こうに視線が走る。 その視線の先には…いたー!! あのお方が!! な、なんか骸骨もいっしょだ。これがQUITE-0が派遣した「死」? しかも横には謎の行商人(笑)の姿が!!
我先と、あの方がいる向こう側へ行こうとすると「この先は班長だけ」と言われる。 しかたがないので、班長さんに全てを託し私たちしがない班員は待機。 どうやら、我が班が1番目をゲットしたらしい。 日ごろの行いがよいから(んなわきゃない)
ここで活躍するのがいただいたオペラグラス(ロゴ入り)!! ああ、よく見える…なわきゃねーwww カウンターの前の方に陣取ってる見知らぬオヤジのせいで あのお方の姿が全然見えない・・・。 同じ班の人といっしょになって「オヤジ!どかんかい!!」なんて言いながら。
全部の班が到着し、気がついたらいつのまにかあの方はいない。 んで、外に出たら骸骨を持ってはるか向こうへと去った後でした。 もうすでに骸骨しか見えなかった・・・。(T T)
なので、パッポン通りを少し見学してから自由行動。 でもたいして興味が無い上、疲れきっていた自分と同室のお嬢さんはマクドナルドの前で ガイドのマイさんとちょっとお話。 すれ違う綺麗なお姐さんの大半は元オトコだという見地を得てパッポンの夜はふける。
_____________________
2日目
本日のスケジュールは夕べゴーゴーバーで1番に到着したから 「午前中はバンコク市内観光、午後は前半レコーディング体験、後半ショッピング」となった。
バスの座席にこのようなメッセージが。
_________________
諸君は、大事な人物を見逃している。 その人物をよく知ろうとする者は大きな秘密に近づくだろう。
ヒラサワ _________________
なかなか意味深なメッセージである。
バスが動く前にワイさんがバスに。
Tumblr media
「みすたーわいの でいりーにゅーす。」 「きのう、しんかんせん のぞみごうが ひろしまに げんばくをおとしました」 (日本語がたどたどしいので全部ひらがなで表記しました)
初日のカセットの内容の通り、どんどん時空が歪んでるようです。
午前中は市街地の観光。 昼食はまたもチャイニーズレストラン。
昼食が終わり、いよいよ今回の点検隊の特典「スパルタレコーディング体験(死の証言の録音)」である。 住宅街にある大きなお屋敷、ここはタイの国民的歌手ピ・ジェイさんのプライベートスタジオで 最近の作品(1998年当時)はここでもレコーディングされてるというまさに聖地。
前日ゴーゴーバーに1番に到着したためレコーディングも1番最初。 スタジオに入り、黙々と作業する福間名誉隊長(今日は仕掛け人側サイド) 指示を出す平沢さん、奥のほうにいる小西さんとワイさん。 作業現場は撮影OKだったので準備が整うまでフラッシュの嵐。 撮影するのに夢中になってたらGN4号の点検隊レポに必死でカメラ構えてる姿の写真が掲載されてて のちのち盛大に冷や汗をかくことになるが知ったこっちゃないw
準備が整ったのでいっせいにレコーディングブースへ。 すごいドキドキする。
「あなた方はこれから村人として歌っていただきます」という指示で民衆のコーラス撮り。 ソロで音をとりたい、という参加者が指名されたり(声に特徴があって採用したようです) 「もっと村人っぽく」などムチャぶりもありましたが緊張しっぱなしのレコーディング体験は終了。
「とっとと出て行ってください」とツン100%の扱いでスタジオを出て行ったとき、ワゴン車が横付けされた。 次のレコーディング班が買い物ミッションに出たはいいが時間を過ぎても帰ってこなくて 突風のワゴン車で捜索に出されたんだそうで…お疲れさまでした。
次の買い物ミッションからルール変更で時間制限ありの1品だけ購入。 「サッパウロ」というものを指定された店で買って来いという。 店は日本語が通じないのでODDさんにタイ語を教えてもらい、いざ出発。 ちなみに「サッパウロ」というのはタイ語でパイナップルのことでした。
道の脇にある屋台で試食しつつ無事にサッパウロを購入したが 班員の持ってる時計がみんなバラバラで(私にいたっては時計持たない派だったw)時間がないと猛ダッシュ。 みんな必死だったんだよ…(まずお前は時計を持ちなさい)
後半レコーディングの班が到着したので入れ替わりでレコーディングスタジオを後にしてショッピングの時間。 前年のバリ島のときはほとんど買い物の時間が取れなかったのでこれはありがたい。 職場用にとりあえず買うものを買って、後は涼しい場所で休憩して班内交流。 班内にバリ島で顔見知りになった人がいたので(初日の集合場所でお互い「今年も来たんだー」と挨拶したくらい) そういった意味でも心強い班ではあった。
夕食のお店はスタジオの近くで、平沢さんがレコーディングするときは大体ここで食事してるとの話。 豆腐と海苔のスープが出たときは全員テンションおかしくなる。(必ず食するメニューと聞いてたから) しかし普通に肉も魚も出る。そりゃそうですよね。そういえば初めてタイらしいメニューだなと気が付く。
この日の行程はこれで終了なので、ホテルのすぐ近くのコンビニでカップヌードル買って同室のお嬢さんと食べ比べ。 だってずっと気になってたんだもん。トムヤム味のやつとか。 食べ比べながら何がきっかけでファンになったのか、とかいろいろ話は尽きない。 出発前日のホテルでもいろいろ話してるのにね。ふしぎ。 次の日はカンチャナブリに移動なので荷物整理して、早めの就寝である。
_____________________
3日目
2泊したバンコクのホテルとはお別れ、カンチャナブリに向けてバスで出発。 バスが動く前にまたもワイさんがバスに。
「みすたーわいの でいりーにゅーす。」 「てんのうが おなくなりになりました げんごうが カメアリに なりました」 (日本語がたどたどしいので略)
時空の歪みがそろそろシャレにならない方向になりはじめてるからね。 (メインストーリーの大筋はKINGと同じ遺伝子を持つヒラサワにしんでもらわないといけない) (普通に考えても きがくるった シナリオだよなぁ) (そもそもインタラWORLD CELLで東京も大阪も人道的な選択肢選んだらBADエンドってどういうことだよ)
バスで2、3時間と聞いてるのでずっと死生観について想いをめぐらすもお腹がすくので全て台無し。
日本でいうなら高速道路のパーキングエリアっぽい場所にバスが止まり、降ろされる。 広場に怪���い人が、謎の行商人・小西さんの姿。 彼は「死の鉄道乗車専用シール」の売人で、コレを購入しないと次の日の行程に支障が出るらしい。 ちなみにお釣りは釘です。なんなんだKAMEARI(単位)…
近くに怪しいワゴン車がいる。絶対この中に平沢さんおるやろ。笑いをこらえて見てるやろ。
再びバスに乗り、少しして添乗員さんの携帯が鳴る。 「平沢さんから連絡が来ました。すいませんが話を聞いて車内の皆さんに伝えてください」と言いながら 通路挟んですぐ後ろの席にいた私に携帯電話を差し出す添乗員さん!!! そりゃもうガタブルさせながら添乗員さんにメモ紙とペンを借りくっそ汚い字(車内はゆれるから)でなんとかメモを取る。
Tumblr media
(実はメモした紙を画像に納めたんですが記憶違いでずっと別のイベントでメモしたものだと思いこんでました) 正直言います、電話越しの平沢さんの声はあらゆる意味でクリティカルヒットです。 精神力が一気にレッドゾーンです。どうしてくれるんですか!うそ!ありがとうございます!!!
「さっき露天商から買ったチケットはニセモノです」 「死の鉄道に乗るのに必要なのは『ダイカーサークル』『ユーザーカード』『ターミネーター』です」
がんばってメモしたのがここまでで、たぶんユーザーカードのありかのヒントを言ったのかもしれないけど 普通に記憶にないところを見ると限界だったんだよきっと…(号泣) ほんと同じバスの皆さんすいません、でもきっと他の方が受け取ったとしても同じような結果になる気がします。
バスが到着したのは共同墓地。 第二次大戦で犠牲になった連合軍が眠る場所。 この墓地に行くことで、戦争の現実を知ってほしかったんだろう。
ここの入り口にユーザーカードがあった。
Tumblr media
ユーザーカードとともに入っていた手紙
Tumblr media
手紙に書かれた「漂流する家屋」は昼食で利用する水上レストラン。 タグボートのような小さな船でひっぱって動かすみたい。 食事が終わると一斉にカメラをスタンバイさせる参加者、中にはバズーカのような望遠レンズのツワモノも。 (一気に前の方に集まって転覆しないだろうか、それだけが心配だった) 鉄橋が近づき、人影が見える。片方が平沢さん、もう片方は誰?
Tumblr media Tumblr media
人影が見える場所から赤い布が下ろされた。カンチャナブリはまさに救済されたのだ。
Tumblr media
徐々に近づいて、片方の人影が花を撒き始めた。こちらがガイコツを従えた平沢さんだ。 優雅に花を撒き、よく見ると笑顔だ。なんという光景だろう。こんな光景が見られるとは。 あの橋はナーシサス次元への入り口だったのかもしれな���。 なんという粋な演出だ。ちくしょう。
Tumblr media
ホテルに到着。
Tumblr media
ここから夕食までは自由時間ということで荷物を開けてなんやかんやしてたら電話が鳴った。 同室のお嬢さんはお手洗いに行ってしまってるのできっと添乗員さんからだろうなと軽い気持ちで電話を取ったら
「私はヒラサワと呼ばれている者です」 (本日2度目の電話ショックで声が出ないレベルの驚きと戸惑い)
「今から言うことは一度しか言わないのでよく聞いてください」 (もうこの時点で魂抜けかかってるが、なんとかベッドサイドのメモ紙を引っつかんでミミズののたくったような字を書く) (改めて見直しても何書いてるのか全く判読不能だった。無理もなし) (「ダイカーサークル」のある場所のヒントだった)
まさか平沢さんの電話を2度も受け取る羽目になろうとは誰が予想したか。 たぶんこの先の運をこの日だけで全振りしてしまった気がする。
なお、ダイカーサークルは既に他の班の方に見つけられてたというオチが。 なにせ自由行動の時間だったので、荷物置いてすぐに鉄橋に行った人も多かったらしく 電話を受け取れなかった参加者が結構いたみたい。
…なんかほんと、すいません(とおいめ)
夕食はO井さんと福間さんの手品、福間さんの「おしえてSys1コーナー」(自分でタイトルコールしてた) 平野さんのクイズ大会、参加者の簡単な自己紹介、など濃い内容ですっかりと忘れてたことがあるんだ…
「私がターミネーターになります!」
後ろのテーブルから聞こえてきた。 そう、部屋に入ったとき確かにターミネーターのヒントが書かれた紙があったのだ。
Tumblr media
本当に記憶からすっぽ抜けてました。(それもこれも平沢さんからの電話のせいです)
夕食が終わり、部屋に戻るとメッセージがドアの隙間に差し込まれていた。
Tumblr media Tumblr media
ものすごい壮大なこと書いてますけど、これ、要するに巨大な電車ごっこですよね?(台無しィ!) 巨大な電車ごっこやりながら死の鉄道に乗るって、どんなどSプレイだよ。 最高だな!!!(何かが壊れる瞬間)
_____________________
4日目
本日は死の鉄道とずっと呼んでいるが本来の名前は「泰緬鉄道」ですからね。 巨大な電車ごっこするために駅に向かいますよ。 名誉団長・福間さんを先頭にみんなで電車ごっこですよ。 周りに笑われる前に自分達が笑えば気にならないんだよ!(きが くるってる) 絶対どっかからこの光景見てるでしょ平沢さん!知ってるんだからね!!!
Tumblr media
列車���無事乗り込み、少し長い旅。 特別車両とは書いてあるけど窓ガラスなんてないし椅子も硬くて、でも非日常感がすごいので楽しい。
Tumblr media
そして福間さんと小西さんも同じ車両に乗���ているので参加者のカメラ構えてる姿がシュールすぎる。 途中、おやつのドーナツとお水を戴いたので完全に観光気分だが、目的はあくまでも「死の証言」を運んで 死の無い男に死を与えるということを忘れてはいけないのだ。
駅(というにはあまりに野っぱら)に着き、列車で通った鉄橋を歩いて洞窟へ。 高所恐怖症には割りときつい。 そこには仏像があるため観光スポットになっているようです。
この洞窟の奥に白いドレスを着たJHEMさんの姿が。 ミスコン荒らしという異名があるくらいの別嬪さん。 バンコクで収録したあの「死の証言」を流し、JHEMにそのテープを渡す福間名誉団長。
駅に歩いて戻り、昼食。 下に川が流れてて、いい景色。
JHEMさんからのメッセージ
Tumblr media
なにやら橋近辺の様子がおかしい。 なんかあるな、とカメラの用意を着々と。
Tumblr media
トロッコで 来た。
Tumblr media
JHEMを載せて我々の目の前を通り過ぎる。 これで「死の証言」が無事にヒラサワの手に渡ったわけだ。
トロッコが過ぎてもまだ集合がかからない、ということはまだ何かあるな。 下の川だ!
Tumblr media
イカダに乗ったヒラサワの姿が!!! しかもさっきまで一緒にいたガイコツがいなくなってる。 そう、逃れることのできなかった「死」がついに消滅したのだ。
Tumblr media Tumblr media
イカダはすごい遠くまで流れて、姿が小さくなるまで見送ることができた。
ようやく集合がかかり、バスでホテルに。 夕食はヒラサワ主催のパーティー(というふうに行程表に書かれている)なので、気合入れてオシャレする参加者多し。 同じ班の人は浴衣着てた。着付けできるって強いなぁ。
この日はクワイ川鉄橋で花火があるということで、夕食前に観覧。 花火の前に流れる音と光は第二次大戦を模したもので、決して楽しい話ではないが忘れてはいけないために こうしてエンターテインメント性を押し出してるんだろうなぁ。
花火が終わり、エンディングパーティー。 ここからは箇条書きで。
・ヒラサワ象に乗って登場 ・昨日の夕食で実は平沢さんと小西さんがこっそり衝立に隠れて見ていた ・しかしその理由が「福間の手品が見たかった」だったのは笑うポイント ・福間さんの質問コーナー、福間さんがあまりにバカ正直に質問に答えるから誤解が生じかねない、と補足説明する親切ぶり ・QUITE-0の正体は現地参加のODDくん。途中で姿見えなくなるし道理で怪しいとw ・スタッフO井さんの口上がいちいち面白すぎて突っ伏して笑うヒラサワの姿を見たぞ
パーティーも終わり掛けに勇気を出して差し入れを渡す。 すぐに開けて食べてくれたのは気持ちはちゃんと受け取りましたのメッセージとして受け取らせていただきます。
最後にガイコツのペーパークラフトを燃やして、ストーリーは終了。
お疲れさまでした!
_____________________
5日目~6日目
ストーリーは全て終了したので、ここからはバンコクに戻り観光。 買い物したりタイスキ食べたり疑胸弟のキャバレーでショーを見たり。 点検隊なのにゆるゆるなスケジュールだな!(前年のバリ島はもっとカツカツだったから尚更)
6日目の朝に成田に向かい全行程終了。 関わった皆さんお疲れさまでした!
1 note · View note
Text
2019年・夏【往路】
【はじめに】
8月9日、仕事を片付けて帰宅。さて、明朝から旅に出るぞ!と、上機嫌に洗濯を回していると何やら・なぜか・何かがおかしい。アマゾンプライムで流していた「いろはに千鳥」の音が急に消えたのだ。アレ、アイフォンで流してるはずだけどな?そろっとアイフォンに目を遣ると画面は真っ暗、全く充電されていないのである。アラ、旅直前にして壊れちまった!これは困るなあ、とトチ狂ったようにガシャガシャ充電のケーブルを抜き差し。しばらく格闘し爽やかに汗を流した直後、気付く。愕然。もしかすると。ハア。ご名答である。普段、マックにぶっ刺したハブ経由でアイフォンを充電しているのだ。その通り。なんと「ひんし」だったのはアイフォンではなくマックの方だったのだ(通りでアイフォンまで電気が通らない)。さて、ド真夜中。ポケモンセンターなら24時間営業・無償かもしれんが、アップルストアは要予約、はてさて一体おいくら万円掛かるのかしら。どうあれ、マックをマサラタウン(実家)まで連れて行くのは取り止めだ。旅行先で細かい仕事を片付けるつもりだったのになあ。しかし、自宅に置いておくとはいえ旅から戻ってもマックが壊れたまんま、というのは色々とマズイ。ライトニングケーブルと闘い続けたボクサーは、明朝アップルストアに殴り込むべく改めて拳を高く掲げるのであった。余談だが、ポケモンセンターのお仕事って、とってもブラックではないだろうか。ずっとナースのネーチャンいるよなあ。兎にも角にも、明日はホワイトな林檎マークに向かい「めざせ!ポケモンセンター」すると決めて、私は軽やかに寝落ちしたのであった。
【1】
明朝。日付で言えば8月10日。フツーに寝坊した。11時半、めちゃくちゃ素敵なお昼時である。マックどうのこうの、の件で出発を遅らせたが、そもそも朝の出発は難しかったのではないか、いやはや。さて、9時過ぎ。早速アップルストアに問い合わせる。お姉さんの声・電子音ver.が流れた後、人間のお姉さんが対応する。「あの、マックがブチ壊れてしまって」(中略)「赤坂見附のビックカメラであれば本日受付可能です」。というわけで、「まずは湘南を目指して」「熱海をカメラに収めたい」はずの青春のひとり旅は、「まずはポケモンセンターを目指して」「赤坂のビックカメラに任せたい」を経由して始まることが確定。マック赤坂当選ならぬ、マック・赤坂見附・通せんぼである。
最寄りの中野駅発、中央線・丸ノ内線を乗り継いで赤坂見附へ。ビックカメラに到着するや否や、特筆すべき話題もなく私のマックはカウンターの奥へと引き取られ消えて行った。達者でな、というかお前壊れるタイミング考えろや、という本音ダダ漏れで見送った後、急に腹痛が。こちらのダダ漏れはヤバイ。一旦四ツ谷駅まで移動し、やけにオシャレなトイレへと駆け込んだ。ハイ。ここまでの文章を、電車を乗り継ぎ、だらだらと、最終的にはトイレでウ◯コしながら書いている。この上「性春18禁」などとタイトルを決めてしまったので最早ほとんどスカトロAVである。フツーに出発してフツーに終わると思っていたけれど、どうも私はいつでも地獄を突き進むらしい。こんな調子ではございますが、「性春18禁ひとり旅」開幕です。
【2】
四ツ谷で始まるとは思っていなかった「性春18禁ひとり旅」。元々1日目で京都まで行きたい!と思っていたけれど本日の残された時間を考えると中々に難しい。難しいならいっそ四ツ谷でめしを食ってしまうか!と思い切り、街へと飛び出した(「飛び出した」と言っても駅前の横断歩道を一本、二本渡っただけだが)。パッと目に入った店に入ろう、と決めてテキトーに歩いていると「アジア大衆料理」を謳う独特なカラーリングの看板を見付けた。冷静に考えると、「アジア料理」って何やねん。店の前にはベトナムと書いてある。ドアにはパッタイの写真。最早和食すらあるんちゃうか?という謎の店構え。ええやん、入ったるわ、と猛スピードで飛び込んだ。横断歩道を渡るのとはワケが違う。店に入ると気のイイ感じのオバチャンが「イラッシャーイ」とお出迎え。「アジア料理屋のオバチャン」って一体ナニジンやねん、というツッコミは色々とアレなので避けておき、颯爽と席へ着く。一人も客おらんがな。オバチャン大丈夫かいな。メニューをパッと開いて目に入ったのはパッタイ(タイ風やきそば)だった。どうやらイチオシらしくデカデカと載っているのだ(キャッチコピー付き)。なるほどタイ人の方なのね、とアジアンオバチャンを呼ぼうとしたその時。オバチャンが客入っとんのに華麗にYouTubeをみているではないか。「オイ注文やで」と声を掛け「コレくださいな」とオーダーするその間、私はタイ風焼きそばのことなど一寸と考えていない。オバチャンが何を視聴しているのかが気に掛かって仕方ないのだ。目を細めて画面をみる。みえないので姿勢を変える。おっ、みえた。アレ?並んでんの漢字だな。ん?コレ中国版「朝まで生テレビ!」的なヤツじゃね?うむ、どうやらオバちゃんは中国の方らしい。しかし中華料理はメニューに並んでおらず、「エスニック」と括られる系の異国の料理の写真ばかりが載っている。一体全体彼女はどういうルーツの方なのよ、と小さな飲食店で「坩堝」的な何かすら感じてしまっている。
【3】
色々な生き方があるもんだね、と妙に感心して間もなく気付く。アレ、この店厨房ないやんけ!ぐるぐる店の中を見回しても、ない。暫くぎょろぎょろと周りを眺めているとアジアンオバチャンが、私が口を開くまでもなく質問事項を読み取り、「リョウリハ、ウエヨ」と先回りして教えてくれた。二階で料理しとんのかいな。わざわざ持って降りるんかいな?と思ったその時。ウィーン。リフトである。こういうタイプの店でリフト採用しとんのかいな。高架下と駅二階両方に入り口あるタイプのマクドナルドかい。
色々とツッコミどころのある店だったが、こういう類のぐちゃぐちゃ感はなぜか憎めない。遂にオバチャンはYouTubeをみながらめしを食い始めた。ぜんぶ許しましょう。もう暫く滞在したい気持ちもあったが、せめて今日中に熱海までは出てしまいたいのである。金を支払い出発する直前、オバチャンが話し掛けてきた。「ナツハ、オヤスミカイ」「あい、休みでこれから旅しますねん」。そう伝えると急にオバチャンが奥からゴソゴソと箱ティッシュを取り出した。旅にティッシュ?旅人を見送る中国特有の伝統か?ワケもわからずティッシュを引き出す私。困惑する私に、オバチャンが「ハナミズ」と。私が鼻水垂らしてるだけかいな。気付かんかったわ。どんなタイミングでティッシュ差し出しとんねん。ありがとう。
やることなすこと一つとして納得できない店だったが、妙に愛らしく思えてしまう。今回の旅はこんな素朴な出会いから始まった。いや、まだ始まってないのか。ちなみにマクドナルド四ツ谷店のパッタイは大変すこぶるビミョーであった。
【4】
「青春18きっぷ」には、「四ツ谷」と判子が押されている。さて、まずは新宿へ。湘南新宿ラインと東海道本線を乗り継ぎ熱海を目指すのだ。そう言えばフツーに「性春18禁ひとり旅」なんて言っているが、これって一体なんぞやと。ハイ、私の故郷は東京より西に下ったその先の、鳥取という地にありまして。そちらを終点と定めて夏・冬に鈍行ひとり旅(帰省)を決行しているのでございます。この度も御多分に洩れず東京は四ツ谷を始点(図らずも)として旅が始まろうとしているのでした。「性春18禁」に深い意味・意図はございませんので悪しからず。
さて、熱海に着いた後間に合えば名古屋まで走りたいところだが、はてさてどうするか迷いどころ。ビミョーなパッタイを濃い味・名古屋めしで搔き消したいのだが、そもそも電車の本数があるかないか次第なのである。一旦流れに身を任せ。
ひとり旅漸くスタート!と言ってもぶっちゃけ電車の中は暇。今回はマックがブチ壊れてしまったので、車内で映画みる・ゲームするなんてことも難しい。もうホント、やることがない。画面真っ暗のせいで、お先真っ暗である。
代わりにいくらか本棚から摘んだエッセイを持ち込んだ。この辺りを読み込んで時間を潰���たが、暫くして飽きた。コーヒーを飲んだ。お茶を買い忘れた。もうそろそろ熱海に着く。名古屋まで行きたいな、などとぼやいていたが辿り着くにはやっぱり時間が足りないらしい。というワケで、本日の終着点を浜松と定めた。その前に、どうあれ熱海で2時間ほど休むことにしたのである。
【5】
間もなくして熱海に到着した。大して歩いてもいないのに、身体が痛い。さてこの地では何が起こるか。地獄へGOしてしまう性分の私に何が待ち受けているか。地獄巡りとは、本来そんな意味ではないのだが。温泉だよなあ、温泉。温泉?いや、やっぱり熱海に来たからには海なのか?海に臨まねば。テキトーに歩いている内に、目的地は海へと変わっていた。しかし土地勘のない私はひたすらに歩き回る。テキトーに辿り着けない立地ではないはずだ。潮風の方へ(グーグルマップを見ろよ)。
暫くして海に到着した。しかし、防音壁なのか何なのか、真っ白の壁に覆われているではないか。壁の向こうに海があるのに見えない状況。思い付いたのは超古典的「高台」作戦である。シンプルに高い所から見下ろせばいいのでは?と、目に入った「何に繋がるのかワカラナイ階段」を登った(今思えばアレ、廃病院とかだったんちゃうか)。まあ良き夜景の広がること。スゲー!と言いたいものだが、流石に熱海じゃ街の光量が足りず、海は真っ暗、街明かりもまあまあ許せる程度といった感じである。この弱さ・儚さがイイんだよな、と私はにやけているが、私の周りにいたお兄さんお姉さん方はこの夜景をどう思っているのかしら。隣りのニーチャン・ネーチャンは海を見ながらラーメンの話をしていた。
【6】
海を見たら満足した。やけに満足してしまった。折角来たのに熱海は終わりかなあ。しかし、海だけで終わらせるのはどうにも勿体ない。時間もあるのでフラフラと散策した後、軽食を摂ることにした。道中、坂を登ったり階段を走ったり。熱海特有・街の高低差に体力を奪われながら、昭和の香り漂うスナック喫茶「くろんぼ」へと辿り着いたのである。
渋さと可愛らしさを兼ね備えた看板を眺めつつ階段を降りていくと、「よくある喫茶」と「よくあるスナック」が融合した憩いの空間が広がっていた(当たりだ!)。出迎えてくれたのはアジアンオバチャンとは異なるタイプのお淑やか・オバチャンだった。このオバチャンも看板・内装に負けず劣らず渋&キュートを極めている。席に着いて思わず「フーッ」と息を吐いた私に、「旅です?」と投げ掛ける渋キュー。「ええ、東京から来てんス」と返すとその後は特に何を語ることもなく、一人微笑んでいた。
ザ・日本食、花柄の皿に盛られたカレーライスと緩く冷えたアイスコーヒーをいただく。渋キューさんに向けて道中について話そうと試みたが、ぶっちゃけ道中であったことなど何もなかった(マックが壊れた、パッタイがビミョーだったなどは決して旅の話ではない)。ふと我に返る。そっか、まだ旅してないんだなコレ。そう思い始めると少し笑ける。目的も持たず、観光地を巡らず、ただ歩く。一般的に言えばコレは旅ではないのかもしれん、と思うと笑けてきた。どうせフツーに旅などできないのだ、もうこの砕けた旅を続けるのも一つアリではないか。そんなことをぼうっと考えている内に、緩く冷えたコーヒーは放ったらかしすぎて半分水になっていた。
また来ますねえ、と目処の立たない口約束を交わして喫茶「くろんぼ」を後にする。てくてくと熱海駅に戻る道中にホンモノのマクドナルドを発見した(パッタイはない)。立ち寄らねば。決してハンバーガーを食べたいわけではない。充電がないのだ。先程コーヒーを飲んだところなので、またコーヒーを頼むのと胃が破れる。紙パックのミルクをオーダーし、暫し場を繋いだ。結局充電は10%ほどしか溜まらず、胃の中の水分だけが増えたのだった。
【7】
さて。電車は走る。お次は沼津へ向かうのだ。時刻は22時。現在静岡。近くで花火大会があったのだろうか、電車の中は浴衣を纏った中高生やマイルドヤンキーたち(見た目の話)で溢れている。マイルドヤンキーといえば、いつの時代もその類の人々は見た目で何となしに分かってしまうものだが、随分私のガキの頃とはルールなのか、流行りなのか色々と変わっているらしい。昔はキティちゃんのサンダルにプーマのジャージを着た輩風のニーチャン・ネーチャンがなんかイケてる扱いをされていた。当然私は、といえば冴えないフツーの子だったために(エッヘン)。そんな文化に染まることなくコンバースのスニーカーを履いていたのだった。
充電の溜まらなかったアイフォンを触っていては後々困るからと、手持ちの本を読み進める。しかし一度読んだ本。流石に早々飽きが来る。満員電車内で座ることもできず、いつの間にか旅が面倒臭くなっている自分がいる。誰が決めたんだ、ああ。お前がやる言うたからやんけ、と自身を奮い立たせるべく、ウコンの力スーパーを激しく一気飲みした。効果は未知数(何もない)。旅に対するだらけた気持ちが芽生えた頃、取り敢えず身体だけでも沼津へと到着した。さて、ここから静岡・浜松と移動して今日の旅はお終いなのだ。後一踏ん張り、飽きずに頑張って欲しいものである。ぜひ良ければ心も、追い付いていただきたい。
【8】
浜松に到着、日付変わって8月11日0時26分。青春18きっぷに2つ目のスタンプが押された。この時期はやっぱり18きっぷで旅する人々が多いらしい。改札にスイカを翳して(あるいはイコカなのか)、すっと抜けて行く人々の横、駅員さんによる目視での確認を待つ行列が伸びていた(青春18きっぷはJR一日中乗り放題の権利を、なんと5日分も手に入れられるという魔法の切符なのである。使い方は簡単。1枚の切符に例えば「8月10日」のスタンプが押されれば、後はそのスタンプを駅員さんに見せることでどこへでも行けてしまうのである)。もちろん私も青春18きっぷを確認していただくべく、その行列に追随する。おや、私の前のオッチャンが何やら揉めているのだ。どうやら、8月10日中に浜松に到着したかったのに乗り換え等々失敗してしまったらしい。繰り返すが、日付変わって8月11日0時26分。たったの26分過ぎたことで、青春18きっぷには次の日のスタンプを押されてしまうのだ(私の場合は明日もどうせJR乗り回すからスタンプ押されてもオッケーなのだ。どうもこのオッチャンは翌日JRを乗り回す予定がなかったらしい。すると1日分の切符が無駄になってしまうんだね)。どうもこの仕組みに納得できず、ギャーギャーごねていたのだ。遂には話を捻じ曲げて、「電車が遅延したんだ!」と言い出す始末。スタンプ押さずに通せ!と。おお、駅員さんも大変やね、という気持ち半分。早くしてくれ、という気持ち半分以上(足して100%越えているのは悪しからず)。しかし強面の駅員さんは、青春18切符にそんなルールはねえんだ、とハードボイルド対応で眉間に銃を突き立てていた(嘘ですよ)。結局たったの26分にスタンプ1個を捺印され、オッチャンは儚くも浜松の地に散っていった。次に並んでいた私もスタンプを1個押されてしまう。ま、先述の通り、私は明日も旅をするので全く関係ないのだけれども。
さて、浜松に着いたはいいが、ここから何をするということもあるまい。お宿を探すのだ。残り数%しかないアイフォンでグーグルマップ。近くのカラオケを探し出す。北口に「まねきねこ」があったので今夜はここで歌い叫びながら一泊することにした。烏龍茶を注いで、14号室へ。よし、折角歌える宿に来たのだ。何か歌ってから寝よう、と何も考えなくても歌える、くるりやら何やら数曲を予約した。「ロックンロール」を歌っていると、途中金髪のニーチャンが間違えて入って来た(天国のドアを叩いている途中に地獄のドアを開くなよ)。歌い疲れて靴を脱ぐ、靴下を脱ぐ。ソファの上に横になる。グー。就寝前、タオルで身体を拭き、Tシャツを着替えたが、本当は流石に一風呂浴びたかった。明日は米原経由で京都に向かう。京都に着いたらサウナに行こう。梅湯に行こう。
【9】
アラームが鳴る。5時40分。さて、3時間ほど寝れたので旅を再開する。浜松駅から米原までは直通で2時間半。寝ようと思ったがどうも寝付けず、じゃあ本でも読むか、と読み始めて間もなく眠気が襲った。ふと目が覚めた時には既に米原。車内の人々が乗り換え時の席の奪い合いのためか、ほとんど競走馬然としている。ここが勝負だからな、とハイテンションに語るジーチャンはいざドアが開くと若者たちにガンガン抜かれていった。京都駅まで1時間。米原まで散々寝た私は、まあ座れんでもええか、くらいに考えていたのでこの熱気に共感できなかったが、案の定座れなかったジーチャンは、悔しそうに、クソ、クソ、などと申していたのが逆に笑けてしまった(言葉、ママではない)。とはいえ、ジーチャンなのですから誰か譲ってあげてもいい気がするが。
座れなかった、もとい座らなかった私は、本を読んだりアイフォンを突っついたりして時間を潰す。すると、急にオッサンがマスターベーションに興じている動画がエアドロップで送り付けられてきた。ははん、最近巷で噂のエアドロップ痴漢ってヤツだな、と若干興奮を覚えながらも充電食いそうだったので拒否しておいた。スマンな、オッサンのチ◯コ。躍動感ある下腹部の様子はサムネイルのみ拝見させていただいた。
そんなこんなで松沢呉一を読み耽り1時間を費やす。
【10】
いよいよ古都・京都府へと馳せ参じたのだった。駅構内を進んでいると、ぽてっと落ちている免許証を発見。改札出るついでに渡しておいた。これは割とどうでもよい話。
まだまだ発育している途中、伸び続けていると噂の京都タワー(嘘です)。デカブツを横目に東へと、北へと進み目指すは「サウナの梅湯」である。「性春18禁ひとり旅」の際、毎回立ち寄る素朴な銭湯。その名の通り、レトロな浴槽並ぶ向こうにサウナが併設されているのだ。カラオケで一夜を過ごした私は、汗ばんだ身体を癒すべく、この古びた湯屋の暖簾をくぐるのであった。
至福の瞬間である。汗を流して、湯に浸かる。壁面にはスタッフが手作りで仕上げた新聞が並んでいた。他に眺める物もないので、手書きの文字をじーっと追う。「京都に住んでいたわけではない、大学に入ってはじめてこの土地に来たのだ」という女子学生の手記。暫く読んで、「最近くるりの“京都の大学生”を聴く」、と続く。わかっているねえ。京都の大学生、心に来はったわ。
サウナと水風呂を繰り返し、腕時計(防水)に目を遣る。そろそろか。実はこの無計画の旅にも多少の計画が成されておりまして。なんと、同期のイラストレーター・もちがわが、丁度京都にて個展を開いているのであった。折角なら酌み交わそうと、電車乗り換え・梅湯の隙間に時間を作り、フラフラ新京極へと向かう。
【11】
五条から四条。地下鉄で走り新京極に降り立つ。「この店で昼呑みをしたい」と事前にもちがわから提案されていた酒屋(定食屋?)があった。「京極スタンド」である。12時開店に合わせて行ったのだが既に行列が続いている。早めに向かって正解だった。ちなみにスタンドへ向かう途中に、有名な判子屋さんで「ターバン男」という名の判子を買った。これもそこそこどうでもよい話。
中は素朴。「イイ意味で」小汚い単なる定食屋である。昼呑み目的で来ていることは店員・顧客ともに同意の上なのか、席に着くや否や酒のオーダーについて声を掛けられる。大瓶とグラス2つ、暫くしてポテサラ・ハモ天・冷やしトマト・うにくらげ・ホルモン焼き・ハムカツという奇跡の役満オーダーを叩き出した。いつも東京で呑んだくれている二人が敢えて京都の地でアルコールを摂取する。
「昔から京都にちらほら来てたんよねえ」「そうそう」同期・もちがわのこれまで、などというと大袈裟か、どうか。そんな類の話を聞いた。いつも会っている同期のはずが、場所と食事を変えればまた違う。そして、どう話しても、どう黙っても塩山椒の乗るハモ天は旨い(旨いなあ、と思いつつ最後の一切れをもちがわに譲った私はとてもエライのである)。ホルモン焼きはこれまでか!という量のガーリックにまみれていた。うにくらげも、クセなく絶品。
【12】
ごちそうさんでした、と出口へ。そろばんで��お会計。丁度よい程度に酔いが回った。地下鉄が来ちまうから一旦四条駅近くまで移動しよう、と炎天下のアーケードを闊歩する。東京のカラっとした熱気とは異なる、じんわりと体力を奪う熱、夏。会話も、あっちいなあ、あっちいなあ、ばかり。途中、言うても次の列車まで時間あるよなあ、ということでパッと目に入った喫茶に入った。夏バテ予防に、普段頼��ないトマトジュースを注文し、飲み干す。程良い酸味が頭をしゃっきりさせる。書き忘れていたが、京極スタンドに入店する直前に八つ橋を買った。東京からの帰省なのだから、実家で待つ家族たちは東京土産を待っているだろう。依然無視して土産は京都の生八つ橋である。正直有り難みはない(地元鳥取は言うても関西が近いので、八つ橋くらい簡単に入手できてしまうのである)。でも旨いよなあ、ニッキの八つ橋。色もイイよなあ。
さて、「めざせ!ポケモンセンター」から始まったこの旅も終盤に差し掛かっている。マサラタウン(実家)に戻るため、改札前、もちがわに見送られつつ私はエンジュシティ(京都)を旅立つのであった(というと、そもそもマサラタウンのモデルは静岡県だったはずだ。マサラタウンに向かう、というのは、はてさて「カラオケ「まねきねこ」まで戻るという意味に捉えられるのではないか。いえ、それはご勘弁願いたい)。
京都から姫路、姫路から上郡。上郡からは智頭急行に乗り換える。JRではないため、上郡から鳥取までは青春18きっぷが使えない。とはいえ、1200円のフリー切符で移動できてしまうのだから、お安いもんである。今回タイミングが合わなかったのか、上郡から鳥取まで直通で移動できる列車に乗れなかった。一旦「大原行き」に乗り込んで降車。大原から鳥取まで向かう列車を待つ。その間、何となしに待合室にあったご当地鉄道ピンズガチャガチャを回す。「スーパーはくと」が当たった。ちょっとカワイイ。
【13】
最後の列車に乗り込んだ。流石にもう何もない。後はこの列車に乗っていれば故郷、鳥取に辿り着くのだ。寝るか。ちょっと本読むか。旅の終わりをどう過ごすか考えていた、その最中。ボックス席に一人で座っている私に、一人のオバチャンが近付いてきた。私の向かいの席にドーン!と何かを投げ付ける。からあげクンである。「これ、ローソンに売っててん」。うん、からあげクンはローソンに売ってるだろね。「食べ物に悪魔ってネーミングしてんねん!(ガチギレ)」。おう、めっちゃキレてんな。その後暫く黙っていたが、車内の全員に向けて演説を始めたのだ。「コンビニは変なものを売っている!日本を取り戻せ!」といった趣旨のお話である。添加物がどうのこうの!この話をSNSで拡散しろ!だの色々とまくし立てている(正直笑い話に昇華してよいのか甚だ絶妙なラインである)。散々お言葉を述べられたオバチャンは結局、再び私の元へ来て、からあげクンを回収した(くれないのかよ)。その後、なぜか裸足で大量のおかきを食べ漁っていたのである(おかきはいいんだね)。しかし、他にも乗客がいた中でなぜ私が「からあげクン事件」のターゲットになってしまったのか。そして、なぜコンビニ嫌い・悪魔ネーミング嫌いのオバチャンは、このからあげクンを購入し売り上げに貢献してしまったのか。平和に終わると思われた私の旅は幾多の謎を残したまんま、やっぱり地獄に終わってしまうのだった。食べ物に対する意見は様々だろうが、公共の場を荒らすのはなるたけご勘弁いただきたい。ここまで書いて、今度はオバチャンから「スパイシーひまわりの種」が飛んで来た。はてさて。他の人を当たってくれ。
【おわりに】
途中、列車に乗っているだけの時間が続き張り合いのない文章になってしまうなあと思っていたところに、最高に悪魔風でスパイシーな話題が飛び込んだのだった。事故である。それはさておき、知らない間に故郷へ着いてしまった。
さて、「おわりに」という形で〆にしようとしているが、どうせ実家に滞在している間もたくさんの地獄に出会うのであろう。ちょこちょことメモして残しておくとする。さて、長々と書きましたが一旦この辺で終わります。
一体何のために書いたのか。実はこの性春18禁ひとり旅、実に3回目なのである。毎度それぞれドラマが生まれるので文章で記録したら面白そうだなと。本当にそれだけの気持ちで始めたものだったのだが、多少は笑けるエピソードが生まれたのではなかろうか(やけにオバチャン多めだったのはなぜだろうか)。ぜひぜひ、復路もご期待いただきたいのである。こんな形で「往路」編、終わります。再び地獄で会いましょう。
フチダフチコ
0 notes
mysk34 · 7 years
Text
9月12日の深夜
たまには、日記とか書いてみようと思う。ところで近頃の私は「思い立ったが吉日」という言葉がなんだか好きである。まあ、外の世界に向けて「思い立ったから」と表明しながら行動していることのほとんどが実は、自分の中ではじわじわと形成されていった結果だったりするのだけれど、「思い立ったからやってみた」と表明することで、フットワークの軽い人間だと思ってもらえたら少しは人生が、私が楽しいと思える方向に進んでいくのではないかと、そういう期待も込めて、この表明を使うことがある。いつの日か、効果があったかどうか振り返る日が来るかな。 そして、今日のこの日記も、たしかに「思い立った」から書いていることには間違いないのだけれど、「思い立ったが吉日」ではなく、少しだけ面白い夜に出会えたので書いてみようと思ったのだ。しかし、面白い夜に出会った私の主観、をただひたすら書いているだけなので面白くなかったらごめんなさい。
近頃の私は、すっかり昼夜逆転の生活で、こうして書いている今も、星野源のオールナイトニッポン(AM1:00~3:00)をradikoでリアルタイムで聞いたあとの午前4:38である。18日から授業始まるし、バイトもあるし、今週は観劇を詰め込んであるというのに、生活を戻そうという努力がない。それどころか、少し前から夜の散歩が楽しくなってしまっている。
なんていうことはまたいつか機会があれば書くとして。さっきの夜のお話を書こうと思う。
昨夜、というかちょうど一日前の今頃、朝方。今日はどんな風に過ごそうかと、昨日や一昨日したのと同じようにぼんやり考えた。考えたところでうまくいく試しはほとんどないけれど、考えるのが無意識の日課だ。私の大好きな秋葉原のメイドさんが今日お誕生日だし会いに行ってチェキでも撮ってもらおうか?いけたらいいな。少なくとも、今週観に行く演劇とライブのチケットの払い込みのためにローソンに行かなくてはいけない。メイドカフェに行くかどうかは気分次第、あとは新宿か吉祥寺か原宿か、なんでもいいから都会を歩いて帰ってくるのも良いかもしれない。高橋一生がAV会社の社長役をしていたドラマを見終わり、ひと息ついたあたりでそんなことを考えて気が付くと神社の6時の太鼓が聞こえ、眠りについた。
朝起きると、朝ではなかった。正午だった。今からシャワーを浴びたら遊びに行ける。と思ったはずなのに、気が付くと時計は2時になり、4時になり、更に6時になった。ローソンにだけ行くことにし、シャワーを浴びる。出てくると、食卓には母が作ってくれたアジの南蛮漬け、脳トレ系のテレビ。そして気が付くと9時からのドラマが始まり、結局最後まで見てしまった。
支払いの締め切りは本日23時。まだ間に合う。
22時を過ぎて家を出た頃は、半袖のTシャツにサロペットですごくちょうどよかった。カギと財布とウォークマンとスマホとリップクリームだけ携えて、ほぼすっぴんで、身軽に夏の終わりの風を切る。高円寺駅へ向かう。ウォークマンのシャッフルでは、METAFIVEなんかが流れてくる。
駅前のローソンで、演劇とアイドルのライブ2枚分のチケットの払い込みをお願いする。担当のメガネのお兄さん、こないだ荷物をコンビニ受け取りした時にもお世話になった人だ。私のこと、覚えてる?
お金を払ったり、署名したり、云々、手続きをしていると、電気の通っていないエレキギターの音が聞こえた。どうやらギターを弾きながら店に入ってきたらしい。振り返ると、青く光るエレキギターを下げたお兄さんと、背中にベースを背負うお兄さんの二人組がいた。さすが高円寺だなあと思い、盗撮してインスタのストーリーにあげたった。もちろん後姿だけだけど。
支払いを済ませ、レジのお兄さんありがとねと勝手に思いながらローソンを後にするけれど、なんだかまっすぐ帰りたくなくて文禄堂という本屋に立ち寄った。品揃えの偏りがすさまじいものの、何か本を買って帰りたい衝動に駆られ、目に入った中で気になった村上龍の『69 sixty nine』だけを買った。誰に言うつもりも予定もないけれど、ストーリー以外にも気になる理由があったから、買った。店を出ると23時を迎えるところだった。
店を出る。本を開く。やはりまっすぐ帰りたくなくて、違う道を入ろうとしたら、ガード下の「四文屋」からすごい音が聞こえた。看板が何者かによって張り倒されたのが見えた。すぐさま店員らしき声が「お客さん!お客さん!あんた看板壊したんだよ!待てよ!」と叫んだ。つい最近、この店に来たという友人にLINEを返していなかったことを思い出して、ついつい連絡してみる。
「例の四文屋でケンカ始まりそうだった。店員超怒鳴ってた」
ケンカじゃないけど、と思いながら手っ取り早く表現したくてこんな文章になった。遠くから見た高円寺ってこんな感じなんだろうな感の強い文章。こういう地元民の適当な表現が、ステレオタイプな高円寺を助長させているのではないかとも思った。怠惰をもってステレオタイプの助長に加担してしまった。
なんてことを考えているうちに、知らない道に入ってしまった。夜の知らない道は、怖い。知ってても知らなくても、いつ誰に襲われるかなんてわからないし、危険性は変わらないはずなのに。手には村上龍。もし今ここで誰かに連れ去られたり殺されたりしたら、財布の中の学生証で身元が割られて、ブックカバーで足取りが割られるのかな。現場には村上龍の『69 sixty nine』が残されていました。なんて報道がされるかな。そこに気を留めてくれる人はいるかな。そして、この地球上でたった一人、なぜその本を買ったのか、意味を分かってくれる人がいるかな。
気付くと、よく知っている道に出た。警戒しながら歩くのも疲れてきたので、そこからはまっすぐいつも通りの道を帰ることにした。ウォークマンのプレイリストのシャッフルは、Patti Smithの「GLORIA」が回ってきた。
家まで、あと少し。
22歳、大学4年生もあと半分。就活はしていない。未来の計画も何もない。
何をして、生きていこう?
「ちゃんとしなきゃ」という念に苛まれた小中学生時代、不登校な自分が恥ずかしくて嫌で嫌で、学校に行けなかった日は、たとえ母の買い物の付き添いでも外を出歩くことすらできなかったほどに真面目だった私が、今ではニート目前である。いや、バイトなどで何かしら働く気はある。
しかし、日本国民の太いルートを外れている自覚は、すごくある。
ロロとLADYBABYのチケットの払い込みを期限ぎりぎ���まで放置し、それだけのために2歳から住み続けているこの高円寺の夜をチークとアイラインだけで歩き、終えた足で村上龍を買い、ゆらゆら帝国やMETAFIVEやPartti Smithを聞きながら読みながら歩いて帰る22歳に、なった。
足もとは、履きつぶしたリーボック。服は、ビレバンで買った2枚1000円の白Tシャツに、珍しく古着屋で1500円で手に入れたボロのサロペ。カバンはキャセリーニで買い物をしたときに入れてもらった所謂エコバック。アイロンもあてていない髪は少しうねっていて、アシンメトリーに切りそろえてある通称姫毛は女子受けがとても良いしかわいくて気に入っている。左耳だけ出すように長い髪をかけて、東京藝大のフリマで買ったイヤリングをその左耳にだけつけた。右手の薬指にはアーマーリングをして、首には黒い紐を巻き付けてある。
ヒールもしくはサンダル的な何かを履いて、髪は茶色でアイロンがあててあって、化粧をちゃんとして、かばんは合皮で、財布はサマンサタバサ。音楽はテイラースウィフト。という人間にはなれなかった私の姿が、いつもよりくっきりと見えた。
私はいつになったらヒールがはけて、サンダルの可愛さを理解できて、髪を綺麗に巻いたりアレンジしたり染めたりできて、サマンサタバサの財布を持つのだろうか? そういう人生の方が、きっと生きやすいに決まっている。もしくは、スニーカーもしくはヴィヴィアンのロッキンホースを極めるなり、亀川千代並みのストレートロングの黒髪ぱっつん姫カットまで進化するなり、コムデギャルソンの財布を持つなり、という道もある。
この喩えが早まった二分法であることやこじつけくさいこともわかっているつもりだけれど、そんな風に考えてしまうのだった。さあ、どうやって生きていこう?
・・・ではでは。今夜のドラマに出てきてくれた皆さん、ありがとね。
1 note · View note
kurihara-yumeko · 5 years
Text
【小説】ひとでなし
 このひとでなしが。
 兄は吐き捨てるようにそう言って、席を立った。
 真っ赤な顔をして、数人の客と店員たちの視線を集めながら、テーブルの隙間を縫うように店を出て行く。
 私は目だけでその背中を追った。ガラスの向こう、陽の光を浴びた彼の背広が滑らかな光沢を放っている。そのどこか品のない銀色の上着を見て、私は鰯の群れを連想していた。
 魚料理にすればよかった。
 この後、運ばれてくるはずの料理のことを思い出して、少し後悔する。
「お客様、大丈夫でございますか」
 年配の店員が近付いて来て、私にそう声をかけた。
「ええ、大丈夫です」
「お召しものが汚れてしまわれましたね」
「ご心配なく。よくあることなのです」
 私はそう答えながら、店員が差し出してくれたタオルでメロンソーダが滴っている頭を拭った。店員は濡れたテーブルをせっせと拭いている。
「先程のお客様が注文された料理ですが、注文を取り消し致しましょうか?」
「彼は、何を注文したんでしたっけ」
「鮭のムニエル定食をおひとつ」
「では、私が注文した和風ハンバーグ定食を取り消して、ムニエルの方を持って来てもらうことはできますか?」
「はい、かしこまりました」
 年配の店員は恭しく頭を下げて、テーブルを離れて行く。空になってしまったメロンソーダのグラスをさりげなく片付けることも忘れなかった。
 あの店員は、どうして兄が注文した方の料理を私が食べたいと思っているのか、不思議に思っているかもしれないな、と予想する。
 再びひとりになった私は、窓から表の通りへと目をやる。すでに兄の姿はどこにもなかった。彼は昔から、道の途中で別れた後、決して後ろを振り返ったりしなかった。あの男とは違う。私の姿が見えなくなるまで、いつまでもそこに立ち尽くしている、あの男と、兄は違う。
 去り際、兄が私の顔にぶっかけていったメロンソーダは、髪や顎をつたってワンピースの胸元まで緑色に染めていた。黄色の花柄の中に浮かび上がる淡い緑色は、葉のようにも見えなくはない。全身をまんべんなくこの緑色に染めたら、この染みも目立たなくなるだろう。そういう柄の洋服にしか見えなくなるはずだ。
 だが、「メロンソーダをもっとかけてください」なんて、店員にも、ときどきこちらの様子を窺うように見つめてくる他の客たちにも頼めない。
 服のことは諦めよう。この後、身なりを気にしなければならない相手と会う予定がある訳でもない。砂糖水のにおいがする頭髪も、化粧が崩れた顔も、濡れた衣服も、街ですれ違う人々は誰も気に留めない。そう思うとなんだかほっとして、私はテーブルの隅にあった灰皿を手元まで引き寄せ、煙草に火を点けた。
 兄は、私が煙草を吸うのをひどく嫌がった。女のくせに、と罵った。だが、それは私が女だからではなくて、彼が嫌煙家だっただけだ。だから今まで吸えなかった。鼻から煙を出しながら、ニコチンが身体じゅうに浸透するのを待った。
 テーブルに出しておいたスマートフォンのLEDが青白く点滅していることに気が付いたのは、その時だった。手に取ると、不在着信を示している。その時刻はほんの数分前、ちょうど、兄がメロンソーダをぶちまけた頃だった。電話がかかってきたことに、気付かないでしまったようだ。
 後で必ずかけ直そう、と思いながら、煙草を親指で弾いて灰を落とす。
 まだ午前中、昼前であることもあって、店の中は比較的空いていた。混んでくるのはこれからだろう。客が少ない時間帯でよかった。後ろの席に誰かいたら、メロンソーダの飛沫が飛んでいただろう。
 煙を吐きながら、心の中の穴がじわじわと塞がっていくを感じていた。気分が落ち着いたのだ、と思い、今までの状況においても私は常に落ち着いていた、取り乱していたのは兄であって私ではなかった、とも思った。
 彼は私を「ひとでなし」と言った。
 ひとでなし。
 小さく声に出してみる。唇に挟んだ煙草が転げ落ちそうになる。
 私はひとではなくなってしまったのだろうか。真っ昼間、小さな洋食屋で罵声を浴びせられ、緑色した甘い液体をかけられるような私は、ろくでなしではあるけれど、まだひとであるはずだ。
 短くなった煙草を灰皿へと擦りつける。二本目の煙草に手を伸ばしながら、兄は今どうしているだろう、と考えた。
 私は今、泣いてもいないし怒りもしてない。彼が嫌った煙草を吸いながら、彼が注文し、彼が食べるはずだったムニエルが出てくるのを、彼がいなくなった席で待っている。
 彼は今、泣いているのかもしれないし、怒り狂っているのかもしれない。道端で誰かの副流煙に顔をしかめ、空腹を抱えたまま、どこへ向かっているのだろう。
 私たちは一生わかり合えないし、もう会うこともないのだろう。でもそれが、なんだかごく自然で、当たり前のことのように感じる。もっと早くこうなるべきだったような気さえする。
 私は少しして運ばれてきたムニエルを前に、両手を揃えて祈った。
 それは彼がどこかで幸福になりますように、という意味を込めての祈りだったが、私の口はさも当たり前のように「いただきます」とつぶやいた。
     電話をかけてきた相手に折り返し連絡しようとスマートフォンを手に取ったのは、部屋に帰ってシャワーを浴びた後だった。
 メロンソーダが染みになったワンピースを脱ぎ捨て、熱いシャワーを浴びて化粧さえも落としてしまうと、身も心も軽くなったような気がした。裸のままバスタオルに包まってベッドに転がる。シャワーを浴びた後は、こうしているのが心地良い。こうしていると、自分が日頃、いかに多くのものを身に着けているのかを考えさせられる。
 あの男は私がこうして寝転んでいると、決まってセックスに持ち込んだ。私が誘っているとでも思っていたのだろうか。彼は事が終わるとすぐに衣服を着た。何も身に着けないでいることが、恐らく不安だったのだ。いつもこまごまとした多くのものを鞄に入れて持ち歩いていた。何も持たないことの快適さなんて、知らないのだろう。
 そんなことを思い出しながらスマートフォンを操作し、着信履歴を見る。「達」とだけ登録してあるその人物からの、不在着信があったことが記録されていた。
 たつ。
 その名前をそっと声に出してみる。名前を呼ぶことも、なんだかずいぶん久しぶりだった。彼から電話がかかってきたことなんて、今まで数えるほどしかない。何かあったのかもしれない。そう思いながら、リダイヤルの文字をタップする。
 呼び出し音は鳴らなかった。間髪入れずに、彼が電話に出たからだ。
「もしもし」
「もしもし、達?」
「律。今、もう一度かけようかと思ってたところ」
 達は電話の向こうで、どこか安堵したような、呆れているような、疲労の色を感じさせる溜め息をついていた。最後に耳にした時と変わらない、懐かしい声。
「さっきは電話、出なくてごめんなさい」
「いや、いいよ。少し、気分転換に話がしたくなっただけだから」
 妙な感じがした。彼が今までそんなことを言ってきた覚えがなかったからだ。やはり、何かあったのだ。私は無意識のうちに、身体に巻き付けていたバスタオルの胸元をぎゅっと握っていた。
「何かあったの?」
「少しね」
 私の声がこわばったのを感じ取ったのであろう達は、ははは、と小さな笑い声を漏らした。彼はわかっている。自分が笑うと、私が少なからず安心するということを。だからときどき、私のために笑ってみせてくれる。
「もしかして、またお母さんと揉めたの?」
「あの女はいないよ」
 達はそう言ってから、少し間を空けて、
「もういない」
 と、言い直した。
「達、会いに行こうか?」
 私がそう提案した時、彼はしばらく返事をしなかった。長い長い沈黙だった。通話の向こうから、パソコンのマウスをクリックしているような音だけが断続的に聞こえていて、それさえなければ、私は通話が途切れてしまったのではないかと思っただろう。
「達?」
「ああ、ごめん。うん……」
 彼はそう言ってからまたしばらく考え込んだ様子で、たっぷり黙り込んだ後、
「そうだな、会おうか」
 と、答えた。
 彼がそう言ったので、私は心底ほっとした。
「今、何してるの? もしかして、仕事中?」
「ソリティアやってる」
「ソリティア? ああ、パソコンに入っている、トランプのゲームのこと?」
「そう」
「忙しい訳じゃないのね?」
「ソリティアで忙しいよ」
 私は彼の冗談に笑った。それから時計を見た。まだ午後一時を回ったところだった。時間は、まだある。
「これから支度して電車に乗るよ。三時か、四時くらいには、そっちに着くから」
「今から来るの?」
「だって、早い方がいいでしょう?」
 そこで、達は何かを言いかけたが、でもはっきりとした言葉にすることはなかった。今度はほんの少し黙った後で、
「わかった」
 と、返事をした。
「それじゃあ、また後でね。電車の時間がわかったら、また連絡するから」
「うん。じゃあ」
 通話を終えてから、私は大急ぎで支度に取りかかった。服を着て、軽く化粧をして髪を梳かす。放ってあった鞄を拾い上げ、忘れずにスマートフォンと部屋の鍵を仕舞う。ストッキングを穿く時間も惜しく、素足のままサンダルを突っかけて外に出た。
 達は少し、様子がおかしい。
 電話では口にしなかったが、やはり何か、電話をかけてくるだけのことが、彼の身に起こったということだろう。
 駅までの道を駆けた。改札を通り、目的の電車があと十分もすれば来ることを電光掲示板で確認して、そこでやっと一息つくことができた。売店でミネラルウォーターと、たまたま目についた小説の文庫本を一冊買った。
 達の住む街まで、ここからだと電車で二時間かかる。その間の暇潰しが必要だった。
 電車に長く揺られる時は、いつも何か書籍を買うことにしている。駅で購入して、読み終えたら駅で捨ててしまう。今日手にした小説は、知らない作家の作品だった。題名にも聞き覚えがない。普段は読書をしないので、私が詳しくないというだけかもしれない。
「暇なら、本を読んだら」
 そう私に提案したのは、あの男だった。彼は読書家で、多忙な時間の隙間を見つけては本を読んでいた。自室の書棚には零れ落ちそうなほど本が積み上げられていた。
「そうしようかな」
 私がそう答えた時も、彼は分厚い本を膝に乗せ、ソファに行儀よく座っていた。
「何か、本を借りて行ってもいい?」
 あの男は開いた本のページに目線を落としたまま、ただ黙って眉間に皺を寄せていた。彼は自分の持ちものが自らの管轄から外れ、どこか遠くへ行ってしまうことを嫌っていた。結局、彼は死ぬまで、私に一冊も本を借りることを許さなかった。
 走って汗ばんだ背中に衣服が張り付いているのを感じながらミネラルウォーターを飲んでいると、電車は時間通りにやって来て目の前で停車した。開いたドアから乗客が降りてきて、入れ違うように私は乗り込んだ。
 車両の中に乗客の姿はまばらで、午後の日射しを受け、心地良い暖かさに満ちている。
 あと二時間。
 どんなに気持ちが急いだところで、あと二時間、私はここで大人しく座っているしかない。その事実が私の焦燥感を少しばかり和らげた。早く会いに行かなくちゃと心は焦ってばかりいるのに、ゆったりと腰かけて二時間を過ごすなんて、不思議だ。
 そうして走り出した電車の中で、私は文庫本を開く。
 読み始めてわかったが、それは殺人事件を扱った小説だった。
 河川敷で見つかった、ひとりの女子高生の死体。そこから始まった、少女ばかりを狙った連続殺人事件。主人公はその事件を追う刑事で、被害者と同じくらいの年齢のひとり娘が、別れた妻と一緒に暮らしている。殺された被害者の少女たちと、自分の娘を重ねつつ、犯人を追っていく。
『明日は私が殺されるかもしれない。今や、この街に住む誰もがそう思っていた』
 そんな一文が、なぜか目に止まり、私はもう一度、その文章を目で追ってから、ページから目線を上げ、車両の中を見渡した。大学生らしい男性がひとりと、中年らしき女性が四人。お互い他人同士なのだろう、離れた席に座っていて、誰も口を利いていない。手元のスマートフォンを操作している人がふたり、ひとりは私と同じように何か書籍を読んでいて、最後のひとりは肩をすぼめるようにしてうとうととしている。
 きっとこの車両の中には、明日自分が殺されるかもしれない、なんて不安に思っているような人間はいない。乗客たちは皆、落ち着き払った表情をして、のどかな午後を過ごしている。
 誰も、自分が殺されるかもしれないなんて、普段は考えもしない。
 街を歩いていたら突然、自動車が猛スピードで突っ込んでくるかもしれない。乗っていた電車が脱線して大事故を起こすかもしれない。人混みの中で通り魔に後ろから襲われることだってある。でも誰も、そんなことは考えない。この車両の中に、殺人犯がいるかもしれないなんて、思わない。
 ああ、煙草が吸いたい。
 私はそう思いながら、手元の文庫本を閉じた。本の内容に飽きてしまった。犯人がどこのどんなやつかなんて、興味がない。犯行の動機なんかどうだっていい。
 窓の外に目をやった。ちょうど電車は川に架かる橋の上を走行していた。車窓の向こう、橋を構成する鉄骨の向こうに河川敷が見えた。小説の中では女子高生の死体が無残にも転がっているはずのそこは、西日をきらきらと反射する川面と、風にそよぐ青々とした草原、アスファルトで舗装された道を行く、犬を散歩させている老人の姿しかなかった。
 もし今、私があの河川敷に立っていたら、きっと煙草を吸いたいなどとは思わなかっただろう。横たわる死体を前にして、もうすっかり満足するまで、いくらでもニコチンを吸っては吐き出すことができただろうから。
 そう思いながら、私は座席に座り直し、殺人犯がいるかもしれない車両の中で忌々しく瞼を降ろした。
     私の手の中にあるカードは機械に読み取られ、ぴっ、という短い音を立てた。帰りの電車賃がもう残っていないことを確認して、それでも開いた改札を出る。
「達」
「律」
 電車は脱線することもなく無事に目的の駅に着き、私は改札の前に立っていた達と再会した。
 彼は最後に会った時と変わらない、胸元がだらしなくたるんだ着古したTシャツと、すっかり色褪せて擦り切れそうなジーンズ姿だった。ただ、髪も髭も伸びすぎていた。目の下の濃い隈のせいで、まるで目玉が窪んでいるように見える。少しだけ、あの男の面影を思わせる容姿。
「早かったね」
「電車は時刻通りだったよ」
「うん。早かった」
 そんな冗談にまた私が笑うと、達も少しだけ口元を緩めてみせた。彼は自分のために微笑んだりはしない。いつも誰かに笑顔を見せたくて、笑ったような表情をしてみせているだけだ。
「律、腹減ってない? 俺、まだ飯食ってなくて」
「そう。何か食べようか」
 私はそう答えてから、胃の中にいるであろう鮭のことを思い出した。
「ファミレスでいい? 金ないから」
 しかし、そう言いながら歩き出した彼に、私は何も伝えなかった。
 達は、仕事を辞めてしまったのかもしれない。
 根拠はわからないけれど、私はその時、そう思った。
「今日は、兄さんが訪ねて来たわ」
「へぇ」
「父が亡くなったんですって」
「そうなんだ」
 達の声は、乾いていた。そこにはどんな感情にも濡れていない、まっすぐな響きがあった。
 私は兄にメロンソーダをかけられて逆上された話をするべきか悩んだが、結局、口にはしなかった。きっと達は、そんな話をしたら不機嫌になるに違いなかった。
 少し先を歩く彼の顔は、どこか遠くに思いを馳せているように見えた。私たちは一緒にいた頃から、あまり多くを語ってはこなかった。語る必要がなかったのだ。私たちは、とてもよく似た性質をしていたから。
 駅を出てすぐのところにあるファミリーレストランに入った。安っぽいチャイムが私たちの存在を誰かに知らせている。いらっしゃいませ何名様ですか。二名で。お席の方、禁煙、喫煙、どちらになさいますか。きんえ、まで言いかけてから、達は、
「喫煙で」
 と、答えた。私が喫煙者であるということを、その時思い出したのだろう。
 午後四時を回ったファミリーレストランは、電車の車両のように人がまばらで、私たちは四人掛けの席に案内された。すぐ近くにふたり掛けのテーブルがあるにも関わらず。四人席が空いている時は、優先的にこちらへ振り分けされる仕組みなのだろうか。それがサービスというものなのかもしれないが、私も達も、まるで自身の半身を失ったかのように、隣を空席のままにして向かい合わなければならなかった。
 私たちはメニューを開き、すべての品書きに目を通さないうちに注文したい料理を決めた。店員を呼ぶためのボタンを押したのは達だった。私は煙草に火を点けて、灰皿を引き寄せる。私はホットコーヒーを、達はエスカルゴの料理を頼んだ。
「エスカルゴ?」
 店員が立ち去った後、私は煙を吐きながら達に尋ねた。
「好きなの?」
「不味いよ」
 達はこちらを見もしないでそう答えた。今のは際どいジョークだった。私が思わず鼻で笑うと、彼も小さく笑ったので、それで冗談を言ったのだと気付いただけだ。
 料理が運ばれて来るまでの間、会話はなかった。私たちは料理を待つこの時間が嫌いだった。酒を飲んでからアルコールが身体の隅々にまで回る、それまでの時間も同様に嫌っていた。私たちは不機嫌になると決まって口を閉ざし、そしてそれは、相手に対する最低限の誠意と優しさだった。
 煙草が一本吸い終わった頃に料理は運ばれて来た。いただきます、と手を合わせ、達はお手拭きで乱暴に手を拭ってから、エスカルゴ料理に取りかかった。
「それで、一体何があったの?」
「人を殺したんだ」
 彼はエスカルゴ料理を口へ運びながらそう言った。
 そう、と私は返事をした。視界の隅、テーブルの上に達が指を拭いたお手拭きがくしゃくしゃに丸められて置かれており、それがまるでトマトソースでも拭き取ったかのように、うっすらと赤色に染まっていた。
「偶然ね、私もなの」
「律も?」
「そう」
「いつ?」
「今日」
「ふうん」
 食事をしながらした会話は、それだけだった。
 食事中は口を開くなと、あの男に厳格にしつけられた私たちは、今でもそれを守ろうとしている。達が母を殺し、私が父を殺した、今日でさえも。
 食事の代金は、達がすべて払ってくれた。私たちは店を出て、川沿いにある寂びれたラブホテルまでの道を歩きながら、また少し言葉を交わした。
 西日をさんさんと放っていた太陽はビル群の向こうに消え、空は幻想的なピンク色だった。吹いてくる風はどこか冷たく、私たちは下を向いて歩いた。まるで後ろめたいことでもあるかのように。
「殺して、どうだった?」
「別に何も」
「そう」
「うん」
 道路を走る車の騒音に、私たちの会話は途切れ途切れになった。
 ホテルのボーイは疲れた顔で私たちに部屋の鍵を渡した。ボーイが私と達の顔をほんの一瞬、交互に見比べていた。見比べたってわかるはずがない。私たちは二卵性で、外見は何も似ていないのだから。たとえ外見以外、すべてが非常に似通っているのだとしても。
 部屋に入って、最初にシャワーを浴びたのは達だった。私は水が流れる音を聞きながら煙草��吸った。
 今日は何回、シャワーを浴びることになるのだろう。頭からかけられたメロンソーダは、シャワーのうちに含まれるのだろうかと考えて、ひとりで可笑しくなった。
 今日は二着もワンピースを駄目にした。どちらも服に染みをつけて。お気に入りのワンピースに染みついた血痕は、きっともう落ちないだろう。あれはあの男が、私が殺したあの父が、買ってくれたお気に入りだったのに。
 私もシャワーを浴びてから、裸でふたり、シーツの中で遊びながら、また少しだけ会話をした。
「どうして殺したの?」
「理由なんてない」
「そうなんだ」
「そっちは、どうして?」
「どうしてかな……。何かちゃんと、理由があったような気がしたんだけど」
「理由っていうのは、行動する以前には必要だけれど、すべて終わってしまった後には、もうどうでもいいものだね」
「うん。確かに」
 私たちの本質を覆い隠している膜が重なり合う。決して交わり合うことはないはずのその境界線が、不意に揺らぐ。溶けて、ほどけて、流れ出して。自在に動かせるはずの四肢は、自身の意思から遠く離れたところで、欲を貪る卑しい道具と化している。
 こうしていると私はいつも、自分が粘土か何かになったような気分になる。人の手は容易く私をこね回し、形を変えていく。本来の形など、とっくに忘れた。抗おうと思えばそうできたはずなのに、私はただの土くれと化すばかりだ。兄の時も、父の時も、胎内で同じ時を過ごして共に産まれてきた、達が相手の時であっても。
 こんな時、あの男は私のことを憐れんだ瞳で見下していた。父はいつもそうだった。可哀想なものばかり愛していた。喜劇よりも悲劇を好み、幸福よりも不幸を求めた。
 夫に愛想を尽かされた妻。身体を交えた兄と妹。愛されなかった双子の片割れ。父に犯される娘。母を犯す息子。子供を猫のように捨てた親。子供に猫のように殺される親。
 私たち双子はあの男に集められた、不幸の断片のひとつにすぎない。だから恐らく、これは私たちの意思ではなかった。
 同じ親から同じ日に産まれた私たちが、偶然にも同じ日に、親を殺めた。
 明日自分は殺されるかもしれない、なんて考える人はいない。同じように、明日自分は人を殺すかもしれないと考える人間も、またいない。私たちの生き死にと自らの意思が全く無関係であるように、私たちが自身の肉親を殺したこともまた、私たちの意思とは関係がない。
 無責任だろうか。責任転嫁だろうか。
 このひとでなしが。
 兄に言われた言葉を思い出す。
 遠くにサイレンが聞こえた。私たちの時間は、もう長くは残されていない。でも、私はまだ、ひとであるはずだ。
「ねぇ達、私はひとでなしだと思う?」
 そう尋ねたのは、訊いてみたいと思ったからだ。私が唯一愛したこの同胞は、一体どう返事をするだろうか、と。
 短い吐息と共に果てた私の弟は、のしかかるように身体を重ねたまま、つまらなそうに欠伸をしていた。それからおもむろに顔を上げ、私の顔をまじまじと見つめた。
「お前は、ひとでなしだよ」
 あの男に少しだけ似た、私とは似ても似つかないその顔は、それから、ついばむようなキスをしてくれた。
 了
0 notes
order-design-tshirt · 3 years
Photo
Tumblr media
使いやすいインク 使いにくいインクがあります。 それは室内温度、湿気、色、季節によって全く違います。 だから楽しいです。 @order_design_tshirt @m.uehara #プリントtシャツ #オリジナルtシャツ #クラスtシャツ #上板橋のtシャツ屋さん #オーダーデザインTシャツ (上板橋のTシャツ屋さん) https://www.instagram.com/p/CbFB8AtvtUK/?utm_medium=tumblr
0 notes