#ヤバスギルスキル
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ラッパ我リヤ🆕album『ULTRA HARD』に”ヤバスギルスキルPT.10”で参加しましたよ〜。 発売は3月29日、チェック喜州👀 #ラッパ我リヤ #韻踏合組合 #ヤバスギルスキル10 #ヤバスギルスキル #東京支部 #大阪本部
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2015/09/11 BEAT SCIENTISTS 〜HIP HOPのおとづくり〜 特別編 feat. Mummy-D (RHYMESTER) & PUNPEE
「『PUNPEEの持ってるアンダーグラウンドの世界での面白みが、RHYMESTERとやると変にポップになっちゃったね』とか、『RHYMESTERはPUNPEEのトラックを乗りこなせなかったね』とか、いろんなアクシデントが起こる可能性があったわけで。でも、そういうときじゃないと“マジック”って起きない。ある程度の予想がつく人たち同士だと、失敗はしないけどマジックも起きづらい。だけど、『PUNPEEとRHYMESTERなんて、どうなっちゃうの!?』って、このタッグなら思うじゃん。俺たちも思ったしさ。それが良い方向にちゃんと進んだと思う」 -- Mummy-D
原稿を引用から始めるが、『「DEEP INSIDE of FILE RECORDS CLASSICS -compiled by YANATAKE & SEX山口-」発売記念座談会!』においての、YANATAKE氏、SEX山口氏の発言に非常に興味深い一節がある。 YANATAKE「当時(90年代後期)の流れとしてプロデュースがDJ PREMIER、PETE ROCK、それからMummy-Dって作品は、とにかくバカバカ売れたんだよね」 SEX山口「『Produced by Mr.Drunk』のクレジットがある作品は二枚買わなきゃいけなかったんです」 この証言は、Mummy-D a.k.a. Mr.Drunkプロデュースの作品が、当時如何に需要されていたか、そして、訴求力を持っていたかを表わす重要な記憶だろう。RHYMESTERの諸作はもちろんのこと、YOU THE ROCK“BLACK MONDAY'96 feat. MIC MASTAZ”や、SOUL SCREAM“字幕”、MELLOW YELLOW“PIZZA & COKE”など、数々の日本語ラップ作品のプロデュースを手がけた90年代。童子-T“少年A”やKICK THE CAN CREW“ONE FOR THE WHAT, TWO FOR THE WHO PT.3”などのHIP HOP作品はもちろん、椎名林檎“尖った手口”の編曲や、竹内朋康とのバンド:マボロシの結成など、音楽的な広がりを展開した2000年代。そして、トラック・メイクは控えつつ、RHYMESTER作品においてはトータル・ディレクションを手掛けるという意味でのプロデューサー的な立ち位置に変化した現在……と、Mummy-Dはその制作手法や方向性、提示をその都度で変えながらも、音楽シーン/HIP HOPシーンの最前線に立ち続けてきた。 そして、その現在においての結実点として、アルバム「Bitter, Sweet & Beautiful」をRHYMESTERとしてリリースしたが、その作品において、5曲という最多のプロデュースを手掛け、フィーチャリングとしても参加したのがPUNPEE。そ��臨機応変で絢爛なサウンド・アプローチ、その都度で進化する制作手法、根底にあるポップ・センス、そしてどこか人を食ったような毒っ気は、Mummy-Dのこれまでのプロダクションとも通じる部分を感じ、その相性(それはもちろん、RHYMESTER/PUNPEE共に、互いの新たな持ち味を引き出し合っているという意味でも)は抜群だった。 この稿では、Mummy-DとPUNPEEの両者に、「Bitter, Sweet & Beautiful」の制作論から、お互いのトラック・メイクに対しての考え方、Mummy-Dの制作の原点からキャリア(PUNPEEのキャリアについてはこの企画の第一回目を参照あれ)など、多岐に渡って“プロデュース”という部分を語りおろして頂いた。 インタビュー:高木“JET”晋一郎
■「Bitter, Sweet & Beautiful」においてのPUNPEE君へのオファーの理由などについては、様々なインタビューでRHYMESTER側からお話がされているので、今回はPUNPEE君がオファーを受けての心境などからお話を伺えればと思います。 PUNPEE「最初は、Dさんが俺のミックスCD『Movie On The Sunday』を聴いて興味を持ってくれて、その流れでAmebreakの伊藤さんが引き合わせてくれたんですよね。その後に5曲入りぐらいのデモ・トラックを送ったら、Dさんから『次の作品では結構お世話になりそう』って返事を頂いて。それで『……ん?次は結構お世話する感じなのか?』って(笑)」 ■「お世話してしまうのか」って(笑)。Dさんに伺いますが、そのデモの段階で「結構お世話になる」と思ったのは何故ですか? Mummy-D「色んなトラックをもらう中で、最もユニークで面白いトラックが詰まってたんだよね。いろんなインタビューでは“ポップ・センス”とか“音楽的幅”って言ってるんだけど、それだけじゃなくて、強烈な“毒”を感じて、それが面白かったんだよね。それで、『次ではかなり頑張ってもらうことになりそうだな』って。RHYMESTERはトラック・メイカーにオファーするとき、イメージの伝え方を(トラック・メイカーの)タイプによって変えてて。オーダーメイドがビシッと出来る人にはテーマを細かく伝えるけど、逆に『細かく伝えると出来る手が狭まっちゃうかな』っていう人には、もっとザックリと伝えたり。極端に言えば、『RHYMESTERにトラックちょうだ��』ぐらいしか伝えなかったり。それで今回に関しては、BACHLOGICやKREVAにはトラックをオーダーするとき、『今回のアルバムはタイトルに“BEAUTIFUL”って付ける』ってことを、仮だけど伝えてたんだよね。内容的��も“メロウネス”だったり、AOR的な雰囲気になるってイメージも伝えて、その上でトラックをオーダーしたんだ」 PUNPEE「BL氏には毎回テーマを伝えるんですか?」 Mummy-D「ケース・バイ・ケースかな。具体的に言うと“ONCE AGAIN”のときは、『RHYMESTERの再始動一発目』っていうテーマでオーダーしたんだよね」 ■内容よりも、外側のテーマ性でオーダーしたというか。 Mummy-D「そうオーダーしたら、あのトラックが来てたんだ。逆にBLの方から“ハードル”を設定したトラックを、彼の判断で作ってくれる場合もあって」 PUNPEE「『こういうトラックでラップするRHYMESTERはどうでしょう?』的な」 Mummy-D「そうそう。BLが『トラックの面で明るい/メジャー・コードの曲もやってほしい』ってハードルを提示してくれたのが“WALK THIS WAY”のトラックで。そういう流れがありつつ、今回は作品の内容やコンセプトを詳らかにして、その上でオーダーメイドしてもらったんだよね」 ■PUNPEE君に対してはオーダーはあったんですか? Mummy-D「P君には『何も言わない方がいいだろう』って、何も伝えずにトラックだけもらったんだよね」 PUNPEE「なんにも言われなかったっす(笑)」 Mummy-D「基本的に、初めて一緒に仕事をする人には、最初の段階ではほぼ何も注文しないでトラックをもらうんだよね。そうするとそのトラックの中に、その人の中にある勝手な“RHYMESTER像”だったり、RHYMESTERに対する願望みたいなモノがポロッと出てくるから(笑)。『俺たちこういう風に見られてるんだ!』っていう発見もあってスゴい面白いんだよね。前作『ダーティーサイエンス』のIllicit Tsuboi君のときもそうけど、『何が出てくるかが分からない』のが楽しみなんだ」 PUNPEE「デモ・トラックはRHYMESTERを想定して作りつつ、色んなタイプのトラックを投げたんで『これ、全部入るのかな?』って最初は不安でしたね。RHYMESTERのラップが載ったことを想像して、ボツにしたトラックもあって」 ■最初に渡したトラックは、ストックじゃなくてRHYMESTER向けに作ったモノだったんだ。 PUNPEE「一曲以外はそうでしたね」 ■“SOMINSAI”もRHYMESTERに合ってると思ったというのは、すごく尖った感覚にも思えるんだけど。 PUNPEE「あのトラックにRHYMESTERが載ると、より『日本っぽいお祭り感』が出るかなって思ったんですよ。RHYMESTERのラップって『日本っぽい』と思うし、それが合うかなって」 ■それは「日本語ラップっぽい」ということ? それとも“和”ということ? PUNPEE「強いて言えば後者ですね。トラックに関しても、Dさんのトラックは和の部分を感じるんですよ。ラッパ我リヤ“ヤバスギルスキル Part 3 feat. Ark”とか、K DUB SHINEさんの“説明不要(Mr. DRUNK REMIX) feat. RHYMESTER”とか。RHYMESTERの“リスペクト feat. ラッパ我リヤ”もそうなんですけど、日本のお祭り感というか、『日本っぽいトラック』の雰囲気を、Dさんのトラックからは感じてて」 Mummy-D「は〜。なるほど。“ヤバスギルスキル Part3”は……いいよね、あの曲は自分でも好き(笑)。ブルースのギター・フレーズとかが好き -- 多分、CYPRESS HILL……というかDJ MUGGSの影響だと思うんだけど、そのスケールが和のスケールに似てるかもしれないよね。演歌スケールに若干近いというか」
PUNPEE「外国人が聴いたら『なんだこれ!?』『独特だね』って感じるだろうなって思うトラックが、Dさんの作品には多いと感じるんですよね。理論的に何でそう思うかは具体的に説明できないんですけど。でも、MACKA-CHINさんが作ったDABOさんの“徒然草 feat. HUNGER and MACCHO”にもそういう部分を感じますね」
Mummy-D「でも、さっきP君について“ユニーク”って言ったけど、それはトラックに『日本的な部分を感じる』ってことでもあるんだよね。だから、俺もP君に日本的なモノを感じてる。USのHIP HOPを追いかけてると思うし、その影響ももちろん感じるんだけど、同時に『それでもPUNPEE独自の色が出ちゃってしょうがない』ってトラックだと思うんだよね。そこには日本的な部分も入ってくるんだと思うし、それは俺も同じかもなって」
PUNPEE「やっぱり、USが若干軸にはありますね。THE NEPTUNESが流行ったときはそこに影響されたし、TIMBALANDがスゴいビートを出せば、そこにも影響されて。その上で、エッセンスとして自分の歌だったり、ビート感を加えて自分の作品にしている部分があります。Dさんもそういう感じなのかなって思うんですけど」
Mummy-D「そうだね。やっぱり『その時代感』は出したいってどこかで思うよね。最近は何が時代だかよく分かんないし、何周もしちゃってるから、開き直ってる部分もあるんだけど」
■PUNPEE君にとって、RHYMESTERとの制作作業は如何でしたか?
PUNPEE「『うわ〜……辛い!』とかはなかったです(笑)」
Mummy-D「フハハ!そんなこと聞いてないし、今言われても困るよ!(笑)」
PUNPEE「そうっすね(笑)。でも、タイトにタイムリミットが決められたりとかもなかったんで、楽しく制作させてもらいました。でも、このアルバムを通して俺のことを知らないような人も、自分の制作したトラックを聴くことになるじゃないですか。だから“SOMINSAI”とか“モノンクル”は好き勝手やらさせてもらいましたけど、“フットステップス・イン・ザ・ダーク”は、RHYMESTERやRHYMESTERのリスナーに寄せたと思いますね。このトラックなら、RHYMESTERが載ったときにシンフォニーみたいな感じになるし、リスナーもそういういう部分を聴きたいだろうなって」
■“Kids In The Park feat. PUNPEE”は、PUNPEE君の方から「(アルバムに)入れてほしい」と推したそうですが。
PUNPEE「良いメロディ感もあるし、自分のキャッチーな側面がよく出た曲が出来たと思ったんですよね。発表したり提供する���ラックはどれも自信があるんですけど、その中でも単純に『キタ!』っていう手応えがすごく大きかった。俺のカラーが特に出た曲だったからこそ、RHYMESTERにやってほしかったんですよね。それは、自分よりも大きなフィールドで動いてる、発信しているっていう部分も含めて」
■ただ、アルバムの制作リミット的にはギリギリのタイミングで上がったトラックだったようですが。
Mummy-D「かなりギリギリ。すごく良い、P君の代表曲になるようなトラックだから、慌てて作るよりも、正直『アルバム作り終わってから仕切り直そうよ』って感じでもあったんだよね。だけど、『どうしても入れたい!』って言うんで『じゃあ頑張りましょうか』って。でも、急にそんなこと言われて『じゃあやりますか』って思えるのは、今までならBLかツボイ君ぐらいだよね。俺たちにそんなことを言ってくる人もなかなかいないだろうし。その意味でも『Bitter, Sweet & Beautiful』のサブ・プロデューサーみたいなスタンスに、P君がいたってことだと思うね」
■では、今回の制作を振り返ると、どんな感慨がありますか?
Mummy-D「どっちにもプラスになったんじゃないかな。ヘタすると、このタッグはどっちにもマイナスになる恐れもあったから(笑)」
PUNPEE「(笑)」
Mummy-D「『P君の持ってるアンダーグラウンドの世界での面白みが、RHYMESTERとやると変にポップになっちゃったね』とか、『RHYMESTERはPUNPEEのトラックを乗りこなせなかったね』とか、いろんなアクシデントが起こる可能性があったわけで。でも、そういうときじゃないと“マジック”って起きない。ある程度の予想がつく人たち同士だと、失敗はしないけどマジックも起きづらい。だけど、『PUNPEEとRHYMESTERなんて、どうなっちゃうの!?』って、このタッグなら思うじゃん。俺たちも思ったしさ。それが良い方向にちゃんと進んだと思う」
PUNPEE「今作みたいにアルバムにコンセプトがあって、それに基づいて作品を作るっていう経験が、自分的には初めてのことで。だから自分の曲に意味が生まれて、それが他の曲や全体の構成に繋がっていくっていうのは面白かったですね」
「俺としては、"死ぬまでにひとつやりたい"こととして、定番のブレイクビーツを作りたいっていうのもあるっすね。自分の作った曲がブレイクビーツになって色んな人に使われたいなって」 -- PUNPEE
■なるほど。では話は大幅に変わって原点的な話を伺いたいんですが、PUNPEE君のRHYMESTER体験を教えてもらえますか? PUNPEE「渋谷TOWER RECORDSでのインストア・ライヴを、スペースシャワーTVで観たのが最初だと思いますね。多分98年、俺が中3のときだったと思います。宇多丸さんが『私はハゲ!』って言って、それをDさんが指差すって言うアクションを、友達とゲラゲラ笑いながら見てました」 Mummy-D「フハハ!よりによってそれかよ!(笑)」 PUNPEE「だから、『面白い人たちだな〜』って(笑)。ただ、その当時は感覚的/聴感的にHIP HOPを聴いてたんで、BUDDHA BRANDとかキングギドラの影響の方が大きかったです。だけど、自分がもう少し大人になったときに『グレイゾーン』が出て、それを聴いて『噛み砕いて楽しい』とか『トンチの効いた言い回し』っていう部分に驚いて、そこから『リスペクト』とか、それまでのRHYMESTER作品を改めて聴き直した感じですね。あと、Dさんがビート・メイカーとしてはMr. Drunkっていう名義で制作されてるのも『なんで名前変えてるんだろう?』って不思議で。なんで名前変えてたんですか?」 Mummy-D「……おぼえてない(笑)」 PUNPEE「『俺に言わせりゃ』のときはどうだったんですか?」 ■全曲RHYMESTER名義ですね。 Mummy-D「あのとき、俺はサンプラーを持ってなかったんで、ネタを持ってきて、Dr. Looperの持ってたEnsoniqの鍵盤型のサンプラー(註:Ensoniq MirageやEnsoniq EPSなどシリーズがあった)に取り込んで作ってたんだけど、(レコーディング・ミキサーに)流し込みが出来なかったんで、パブさん(DJ PMX)の家でトラックとして再構築してもらって、それをスタジオに持って行ってたね。自分でサンプラーを買ったのは、『俺に言わせりゃ』が出来た直後だったと思う」 PUNPEE「『FRONT』誌では93年って言ってました」 Mummy-D「あ、ホント?(笑)」 PUNPEE「最初は何のサンプラーを買ったんですか?」 Mummy-D「AKAI S950っていうラック型のモノラル・サンプラーと、RolandのMC-50っていう単体のシーケンサー」 PUNPEE「サンプラーを買った理由は、やっぱりトラックを作りたくて、ですか?」 Mummy-D「そうだね。ラップより、トラックを作りたい欲求の方が当時は強かったと思う。機材買う前から、このネタとこのネタを組み合わせると……って脳内で組み立ててたから」 PUNPEE「ビートを作りたいと思ったキッカケは?」 Mummy-D「でも、ビートを作りたいって思わない人の方が不思議じゃない?」 PUNPEE「『ラップだけでいい!』っていう人も多いじゃないですか」 Mummy-D「そうか。でも、やっぱり俺は“音派”なんだと思うよ。ラップも音として捉えてるから。だから制作のモティヴェーションは、『ラップ・ゲームで勝ちたい』とかじゃなくて、『音を作りたい』だと思う。その気持ちは今でも変わらない。トラックを作るのも音を作ることだし、カッコ良いラップを載せるのも音を作ることだから。意味やメッセージを伝えたいっていうことももちろんあるけど、根本的には音だよね。トラックとラップが渾然となって、『カッコ良いグルーヴ』を作りたい」 PUNPEE「トラック・メイクは最初に機材を買ったときが一番楽しかったですか?」 Mummy-D「いや、その後にE-mu SP1200を導入してからが一番楽しかったかなぁ。制作は常に楽しいんだけどね」 ■SP1200を導入して楽しかった理由は、あの独特の音質ですか? Mummy-D「それもあるね。勝手に音が『立つ』し、サンプルするまで音色がどう変化するか分からないのも楽しみだった。でも、フタ開けてみたら中身はすっからかんなんだよね、あの機材。『これしか部品ないの!?』って(笑)。ただ、俺はSP1200をあんまりグルーヴ(フレーズ/ループ)には使わなかったんだよね。ドラムを単発で録って、ドラム・マシンとして使うときがほとんどだった。長いループはS950で録って」 ■Dさんのプロダクションの一連を振り返ると、その時々の音の変化、進化に順応していったように感じますが、そうやって変化していくのは何故ですか? Mummy-D「『飽きちゃう』からだよね、同じことやってると。それに、やっぱり最新のHIP HOPが好きなんだよ。今だって新譜はバリバリ聴いてるし、そのときのトップ・プロデューサーの音が好きだし、それが刺激になる。SPの音が終わっても -- それはDJ PREMIERが一時元気をなくしてからっていうことでもあるんだけど -- THE NEPTUNESやTIMBALAND、SWIZZ BEATZに影響は受けたしね」 PUNPEE「でも、トレンドがサンプリングから弾きに変わったときに、抵抗感はなかったですか?」 Mummy-D「正直、最初はSWIZZ BEATZが全然受け付けなかった。THE NEPTUNESは生っぽいフィーリングがあったんで最初から大好きだったけど、SWIZZ BEATZとDMXの組み合わせとか、苦手だったね〜(笑)」
PUNPEE「そうだったんですか。俺はリアルタイムで“RUFF RYDERS ANTHEM”とか大好きでしたね」
Mummy-D「あれが一番イヤだったかも。『なにこれ!!ダッセー!!』って(笑)。でも、その後EVEぐらいから『おや?』と思い出して、『なるほど、これはダサカッコ良い!』って感覚になって今に至るというか」
PUNPEE「俺は最初『カッケー!』、それから『ダッセー!』になって、今は『ダサカッケー!』になりました(笑)」
Mummy-D「そういう周期が(笑)。最近はあんまり特定のビート・メイカーを注視はしてないんだけど、それでも最新のHIP HOPは聴いてるね」
Amebreak伊藤「影響を受けたトラック・メイカーは多いと思いますが、ザックリ言えば、DJ PREMIER派なのかPETE ROCK派なのか、D.I.T.C. 派なのか、それとも……」
PUNPEE「俺はPREMIERですね、その中だと。自分の初期の作品はモロにPREMIERに影響受けてました」
Mummy-D「俺もやっぱりPREMIERかな」
Amebreak伊藤「例えば、DIAMOND Dとかではなく?」
Mummy-D「ああいうストイックさは俺にはないね。何かをやらない、削ぎ落とすことで自分のカラーを作るってタイプではもともとないから」
PUNPEE「なるほど」
Mummy-D「D.I.T.C.はカッコ良いし好きだけど、ああいったストイックなネタ選び勝負だけじゃなくて、もっと俺はいろいろやっちゃいたい、足しちゃいたい方だから」
PUNPEE「日本人のトラック・メイカーで意識した人はいましたか?」
Mummy-D「MICROPHONE PAGERのDJ GO君から受けた影響が一番デカいかもしれない。実際、しつこく電話してSP1200の使い方教えてもらったし。それを、俺はDJ CELORY (SOUL SCREAM)に伝授したんだけどね。」
■Dさんは、トラックを作るときはどこから作りますか?
Mummy-D「今は受注生産が主だから、その時々によるんだけど、まっさらな状態で作るとしたら、やっぱりレコードを聴くところから始めると思うよ」
PUNPEE「サンプリングですか」
Mummy-D「うん。最終的にサンプリングしなかったとしても、イメージの素にするために、レコ屋でごそっとレコード買ってくるか、自宅(のレコード)掘りするか」
Amebreak伊藤「あんまり高いレコードは買わないっていうことを、以前仰ってたと思います」
Mummy-D「そうそう。俺とKREVAはウ◯コ(レコード)買いで有名だから(笑)。でも、試聴してヤバイと思ったら金に糸目は付けないし、それもその時々によるね。だけど、基本的には高いけどどう化けるか分からないネタのレコードを買うんだったら、同じお金で安いレコードをいっぱい買って、その中からサンプル・ソースを探すかな」
PUNPEE「僕もレコード、CDが基本ですけど、YouTubeで聴いて見つけて、それをヤフオクで買ったりしてますね」
■この企画の一回目で、ネットなどで聴いたフレーズを弾き直して使うとも言ってたけど。
PUNPEE「そうですね。フレーズやコードを頭に入れて、それを弾き直してっていう使い方もしますね。Dさんに聞きたいんですけど、“The X-day”のフレーズは弾いてるんですか?」
Mummy-D「弾いてる。あの曲はコードから作り始めて。でも、弾いてるって言っても、左手で一本指、右手で3〜4本、そうやって組んだらそれを速くしたり遅くしたり、アルペジエイターかましたりして、完成に持っていくというか。でも、コードだけは自分の好きなコード進行で作ったね」
PUNPEE「コードから作るのって楽しいですか?」
Mummy-D「うん。メロウな曲を作るときは楽しいよ。なんで?」
PUNPEE「俺は苦痛でしょうがないんですよね……」
Mummy-D「そうなんだ。でもギター弾けるから得意なんじゃないの?」
PUNPEE「やっぱりサンプリングから入ってるんで、そっちの方が得意なんですよ。だから同時に、サンプリングじゃなくてゼロから作れる人に対して、コンプレックスも感じてて」
Mummy-D「でも分かる。鍵盤とProToolsでポチポチやるっていう、その作業自体は楽しくないもん。だからMPCで作ると『うっひょ〜!(パッドを叩く動き)』ってなる(笑)。加えて、サンプリングじゃなくて弾きだと、自ら“事故”を起こしていかないとHIP HOPっぽくならないんだよね。弾きで何も意識しないで作ると、ホントにキレイでツルツルしたトラックになってしまって、『これのどこにラップを引っ掛けていいんだ?』ってぐらい、まとまっちゃうんだ。サンプリングで作る場合は、元々の音源が綺麗だったとしても、それに他の色んなものをくっつけたりぶつけたりすることで、文脈上おかしなことになるんだよね。且つ、その部分にHIP HOP的な匂いがプンとするんだ」
PUNPEE「例えば不協和音とか」
Mummy-D「それから、サンプル・ソースそれぞれ録音環境の違いだったり、盤の状態による鳴りの違いとか。それらが組み合わさって、そこにラップが載った瞬間に生まれる違和感に、HIP HOPが匂い立ったりする。だけど、弾きでただ作ってると、音楽的に間違いがないし、音ごとに齟齬はないけど、組み合わさってもキレイで何も面白くはならない。だから、BLも弾きで作るけど、そこには注意して自ら“事故”を起こしてると思うんだよね。頑張ってクラッシュさせてると思う」
PUNPEE「ポロッとサンプリングとかを入れたりしてますもんね。“LONG RED”(MOUNTAIN)の音色使ったり」
Mummy-D「うん。BLもブレイクビーツ回帰してるし、みんな何かがつまらなくなってるんだろうね」
PUNPEE「Dさんの一番好きなサンプルって何ですか? 多分“FUNKY PRESIDENT”(JAMES BROWN)っすよね?」
Mummy-D「ハッハッハ!なんで決め付けるんだ!(笑)」
PUNPEE「GROUP HOMEの“SUPA STAR”とかKRS ONEの“OUTTA HERE”が好きだから、そうかなって」
Mummy-D「なんだよそれ! 他にも好きな曲はあるよ!(笑)」
PUNPEE「よく使ったネタは何でしたか?」
Mummy-D「SPとサンプ��ーっていう構成のときは、ループにとりあえず組み合わせるドラムがTHE ISLEY BROTHERS“FOOTSTEPS IN THE DARK”だった。太くて柔らかいけど、音自体にあんまりカラーがないから、使いやすくて」
PUNPEE「確かに、なんでもハマる音色かもですね」
Mummy-D「でも、やっぱり『ULTIMATE BREAKS & BEATS』に入ってたネタが基本にあるよね」
■では、PUNPEE君が一番フェイヴァリットなサンプリングネタは?
PUNPEE「SUGAR BILLY GARNERの“I GOT SOME”ですね。GANG STARR“B.Y.S.”とか、RHYMESTERだと“マイクの刺客”もそうですよね。俺としては、"死ぬまでにひとつやりたい"こととして、定番のブレイクビーツを作りたいっていうのもあるっすね。自分の作った曲がブレイクビーツになって色んな人に使われたいなって」
■お二方とも、トラックもラップも手がけられるので、その上で伺いたいんですが、自分のトラックに自分のラップで載るのと、人のトラックにラップで載るのとでは、感覚的な違いはあったりしますか? Mummy-D「ケース・バイ・ケースかな。自分で作ったトラックなのに、全然乗れないってこともあるから。例えば、“B-BOYイズム”はオリジナルと、“B-BOYイズム (80’s Remix)”の二種類が正規でリリースされてるんだけど、その両方とも俺がトラックをやってるんだよね。だけど、オリジナル・ヴァージョンを作るとき、オリジナルのトラックじゃ全然上手くラップできなくて。だから、同時に出来てたリミックスの方のトラックを聴きながらラップしてるんだ。それで、そのラップをオリジナルのトラックに載せ替えてて」
PUNPEE「へー!」
Mummy-D「意外でしょ? ラップに関しては俺はリミックスで録って、宇多さんはオリジナルで録って、それをまとめてる。だから、俺のヴァースに関しては、リミックスの方がオリジナルっていうか(笑)」
PUNPEE「BPMは一緒でしたっけ?」
Mummy-D「一緒だね」
■ただ、リミックスの方は、オールドスクール・エレクトロ調の重心が低いタイプですよね。
Mummy-D「そうだね。オリジナルみたいな疾走感っていうわけではない。そういう感じで、自分のトラックでも、載せやすいのと載せにくいのがあるし、結局、レコーディング・ブースに入るときは誰のトラックであろうと、『そのトラックに上手く載ること』しか考えてないよね」
■ラップもトラックも両方手掛けることによるメリットはありますか?
PUNPEE「俺は『シャシャれる』ってことですかね(笑)。プロデュース作品にラップを自分で入れることも出来るし、『P』っていう声を入れて、自分のトラックだってことをアピールも出来たり」
Amebreak伊藤「P君が歌ったり、自分の声を入れたりするのは……」
PUNPEE「THE NEPTUNESとかSWIZZ BEATZの影響だと思いますね。彼らみたいに、その人なりの“印”をトラックに入れることが必要なのかなって」
Mummy-D「俺もSOUL SCREAMの“コンパス -Mr.Drunk Remix-”のリミックスとかに声を入れてたりしたけど、そういうハンコの押し方がPUNPEEと似てるかな」
PUNPEE「もちろん、シャシャれることだけが絶対じゃないですけど、歌モノのリミックスをしたときに、ラップのヴァースを付けて返したり、世界観に肉付けが出来たりできる。ラップが出来ることでそういう要素を加えたり、全体的なプロデュースやリミックスが出来ると思うんですよね」
Mummy-D「作業環境の違いもあるよね。P君は自宅で録ることも多いからそれが出来ると思うんだけど、俺は昔ながらの、スタジオに入って考え��タイプだから、簡単にヴォーカルを入れることが出来なくて」
Amebreak伊藤「『ラッパーの気持ちが分かる』という面でのメリットは?」
Mummy-D「それはあるかな、ある程度は。『ラップが載ったときのことを考えると、これ以上、このトラックには音を足したらダメ』とか、『ここまで踏み込んだ方がラップが映える』とかは、普通のトラック・メイカーよりは分かるかもしれない。KEN THE 390のプロデュース(“FANTASTIC WORLD”)をしたときに、『彼の声に対してトラックのキーを上げた方が美味しいところに行くぞ』っていうのが感覚として分かるから、そこで修正したり。そういう、ラッパーだから分かる部分はあると思うね」
PUNPEE「リミックスや外部プロデュースでのフェイヴァリット・ワークは何ですか?」
Mummy-D「OZROSAURUSの“045BB”はすごく好きだな。MACCHOのラップ自体が好きだし、手応えもある」
PUNPEE「西寄りな雰囲気もありますよね」
Mummy-D「ちょっとそっちに近づけたけど、でもビートは“FUNKY PRESIDENT”(笑)」
PUNPEE「やっぱり好きじゃないですか(笑)」
Mummy-D「言われりゃそうだね(笑)。“ヤバスギルスキル Part 3”も好きだし、フェイヴァリットなのはあの時期の作品かな。やっぱり、あの時期以降は『迷ってる』部分があるんだよね。例えば“HEAT ISLAND”も、もっと先のことをやりたいのにやれてないっていうジレンマを感じるし。そういう風に、2000年代に入ると、90年代後期よりも、もっと音楽的に欲深くなってるから、そういう悩みや迷いが強くなってるんだよね。だから、自分のフェイヴァリットを選ぶとしたら、素直に“自分”が出せてる時代の曲になるかもね」
PUNPEE「ビートで初めてお金をもらったのっていつでした?」
Mummy-D「最初に外部でプロデュースしたのって、RIP SLYMEとかMELLOW YELLOWだったと思うんだけど、順番は覚えてないな〜。でも、ギャラは一応もらってたと思う」
PUNPEE「ライヴはノルマ払ってました?」
Mummy-D「話が全然ビート・メイクと関係ないじゃん!(笑)」
PUNPEE「単純に、いつから音楽がお金になったのかが気になるんです。俺はノルマばっかり払ってたし、ギャラもらえるようになるまで何年もかかったんで……」
Mummy-D「なるほどね。『YOUNG MC IN TOWN』は自分たちの主催イヴェントだったけど、みんなで分配できるぐらいのギャラにはなってたね。結局ファミレス行ったらなくなるぐらいのもんだけど。なんとなく、音楽制作でお金が取れるようになったと感じたのは25〜6歳ぐらいのときだから、『エゴトピア』ぐらいの時期かな。音楽業界の景気も良かったから、アンダーグラウンドのラッパーのビート提供やリミックスでも、それなりにお金は払ってもらえて」
■MICADELICでもですか?
PUNPEE「“有視徹戦 Mr. Drunk REMIX feat.宇多丸”ですね」
Mummy-D「MICADELICが一番安かった、と思う(笑)。でも、5千円ってことはなかったよ。まあ、別にギャラ云々じゃなくて、面白い仕事だと思えば、ギャラがいくらだろうがやるんだけど、当時はアナログも売れてたから、みんなそれなりに払ってくれて。だから、今の方が大変だと思うな」
PUNPEE「ちょっとマニアックな質問なんですけど、“口から出まかせ feat. King Giddra & Soul Scream”のプロデュース��クレジットが「Mummy-D & Zeebra」になってますが、どういう分担だったんですか?
Mummy-D「ギドラのパートはZeebraが作って、RHYMESTERとSOUL SCREAMのパートは俺だね。当時、Zeebraの方が良いサンプラーを使ってたから、ギドラの部分だけ音の抜けが良いんだよね。俺の作った方はS950だから、ちょっと沈んでる。で、Zeebraの使ってるビートは“FUNKY PRESIDENT”(笑)」
PUNPEE「あと、JAMES BROWNのリミックスが出来なくて悩んだけど、一晩酒呑んで作ったら出来たっていうのをどこかで読んだんですけど」
Mummy-D「“GET ON THE GOOD FOOT (Mr. DRUNK MIX)”だ(「ジェームス・ブラウン アルティメット・リミキシーズ」収録)。やったね、その仕事。でも、酒呑んで作るのは毎回だから……(笑)。そのときは、JBのリミックス盤を作るっていう企画だったんだけど、その素材として、JB’sの演奏のパラ・データ(註:バンド・パートごとの演奏音源)がもらえたんだよ」
PUNPEE「あー。デカいですね!」
Mummy-D「『マジで!そんなのもらえるの!』って。しかも、もらったらスゲェ良い音で、昨日録ったみたいな音なんだよね。JBのカウントで演奏が始まって、終わると取り巻きが拍手するっていうのまで入ってた(笑)。それぐらいスッゴい臨場感のある音で。その素材をもらって、どこかを切り取ってループすればHIP HOPになるかなと思ったら、始めから基本はループの曲だし、始めからHIP HOPを感じる音だったんだ。だから、ちょっと切り取るぐらいじゃJB'sの劣化版にしかならなくて、作りながら『HIP HOPってなんなんだろう……』とかまで考えちゃって。あの曲は苦労したね。呑んだら出来ちゃったけど(笑)」
■インスト曲としては、上記曲や「ILL-CENTRIK FUNK」収録の“Hit it! Mr.Drunk”がありますが、あまり長尺のインスト曲は作られてませんよね。
PUNPEE「あのインスト好きですよ、俺」
Mummy-D「あのときも『もう、どうすればいいんだ……』って泣いちゃって(笑)。TR-808とTR-909のビートを順繰りに使うっていうテーマは決まったんだけど、そこから作っても作っても、『これって曲として成り立ってるのか?』って。インストとしてはアレが最初に作った曲だったのもあって、正解が分からなくなっちゃったんだよね。だから、インスト作るの下手なんだよ、俺」
■ラップが載って完成するということですか?
Mummy-D「インストだと、トラックの展開と音色だけでいろんなことしなくちゃいけないから、それが大変じゃん(笑)」
PUNPEE「音だけで引っ張るのは大変ですよね」
Mummy-D「それが得意な人もいるけど、そういう人のトラックにラップを載せると、今度は密度が高すぎちゃったりして」
■PUNPEE君もインスト曲は少ないですね。
PUNPEE「OIL WORKSのコンピ『Oilworks Presents / The Visionaries EP 』に入ってる“Salary Madness”で一曲やってるんですけど、ちょっと悩みましたね。でも、Dさんのインストを聴き直したら、音の抜き差しで生まれるHIP HOPの美学があの曲にあったんで、それを参考にして組み立てていって。だから、すごく勉強になりました」
Mummy-D「あのときは、如何に手を加えないでイ��るかっていうミニマリズムで曲を作ってた時期なんだよね。とにかく引き算を目指してた頃だったから、余計にインストは苦手だったかもしれない。だけど、今は足し算が大好きだし、展開が変わったり、3番でビートが急に変わるとか、Bメロ!Cメロ!」
■大サビ!とか(笑)。
Mummy-D「そうそう。そういう展開の多さだったり、音の膨らみだったりっていう『足し算』が好きになってるから、あのときよりはインストが上手く作れるかもね」
■RHYMESTERでは「グレイゾーン」付近から、Dさんのプロダクションに足し算的な切り口が強くなっていったと思うんですが、それと同じ年にバンドというアプローチで始まったユニット:マボロシでの「ワルダクミ」がリリースされているのが非常に興味深いと思います。その意味では、音楽的な広がりを求めたときに、竹内朋康さんというプレイヤーとの共同作業を選択されたのは何故だったんですか?
Mummy-D「マボロシに関しては、タケ(竹内朋康)ありきっていうのもあるんだよね。タケに『一緒にバンドやろうよ』って言われて始めたっていうのもあるし。でも、後押しになったのはやっぱりN.E.R.D.だね。今だから言うけど、N.E.R.D.やりたかったんだよ、ぶっちゃけ(笑)。それぐらい、N.E.R.D.の影響は大きかった」
■マボロシがプロデュースした“I Say Yeah!”(註:PUSHIM/RHYMESTER/HOME MADE 家族/マボロシ/May J.によるシングル)は、その影響をすごく感じますよね。
Mummy-D「THE NEPTUNESには1stの『IN SEARCH OF』から一気にヤラれてたし、それ以前からファレルの音色やコード感が好きで、ああいったサウンドが作ってみたいって思ってたんだよね。そう思ってたときに、タケと一緒に作ったら“ザ・グレート・アマチュアリズム”が出来ちゃったから、これは可能性がすごくあるなって。しかも『タケのギターを掘ればいくらでも曲が出来る! もうレコ屋に行かなくていいかもしれない!』って(笑)。それでマボロシを本格始動したんだよね」
■PUNPEE君は楽器も出来るので、それでサウンドを膨らませる部分もあると思うんですが。
PUNPEE「簡単なアコギやギター・ソロは足せるんで、それで展開を作るときもありますね」
Mummy-D「実際、今回のPUNPEEのトラックには、相当生楽器が入ってるんだよね。元トラックだとそれがすごく分かる。ベースも生で弾いてたりするよね。ズレズレだったりするんだけど(笑)」
PUNPEE「それをProToolsの画面上で合わせて完成させるんで(笑)」
Mummy-D「楽器が出来るのに、バンド的なアプローチをやらないのが意外だよね」
PUNPEE「一回、弟(5lack)に提案したことがあったんですよ。PSGの次はバンドで出さないかって」
Mummy-D「BEASTIE BOYSみたいじゃん」
PUNPEE「そしたら『そんなのみんな想像するでしょ。ダサいよ』って当時、即却下されて」
Mummy-D「厳しいな〜、弟(笑)」
■KEN THE 390君のLIQUIDROOMワンマンで久々に登場したマボロシを拝見して、やっぱり稀有なグループだし、また活動してほしいなと思ったんですが……。
Mummy-D「俺もやりたいんだけど、残念ながら俺がひとりしかいないって部分がネックなんだよ。やりたいことはいっぱいあるし、アイディアもあるんだけど、今はRHYMESTERを回転させないといけないから、そっちに集中しようと」
「俺らはどこまでいってもファンクの未来形なのかなって、自分でも思う。今はHIP HOPをやってても、そこにファンクとかブラック・ミュージックって制約のない世代の子たちもいるけど、俺たちはどうしてもファンクが根っこに出ちゃうんだよね。それが持ち味なんだと思うよ」-- Mummy-D
■RHYMESTERの活動再開後、Dさんの立ち位置として作品のトータル・ディレクションという部分を手がけられ、トラックにはあまり携わられなくなりましたね。 Mummy-D「もう分業しないとクオリティ・コントロールが保てないって判断したんだよね。トラック・メイク自体、労力を昔と比較すると、倍どころじゃないぐらいのクリエイティヴィティが必要になってると思う。“ガラパゴス”は3rdヴァースのビートを変えてて、そういうのは簡単だけど、3番のためだけにイケてるビートを作らなきゃいけないわけじゃん。だから、単純計算で二曲分以上の労力が必要ってことだよね。だから大変だよ、今は」 ■ワンループのみで進むというのは、今は難しいですからね。 Mummy-D「制作の分業化が進んでるのは、そういうこともあると思うよ。それに、メジャー以降はサンプリングの問題もある。お金の問題だけじゃなくて、今はもうちょっと解消されてるかもしれないけど、前はサンプリングのクリアランスを取るのに時間がかかったんだよね。しかも、OKかは許可が出るまで分からないから、制作進行にその不安要素を組み込むのは難しい部分もあって。だからインディの頃みたいに、『サンプリングして、一晩で組んで、イエ〜俺天才〜』みたいな(笑)、楽しいサンプリングでの作業は難しくなっていって。それに、自分の興味や憧れが、THE NEPTUNES/PHARRELL以降には、バンド的な質感も含めてきっちり音楽しつつも、HIP HOPの感覚があるものに移っていったし、それが自分が出来ていないって感じるようにもなって。だから、トラックに関しては外部プロデューサーに任せて、それで出来た時間は、歌詞のクオリティだったり、作品全体の構成力だったりを上げるために費やすようになったんだよね」 ■RHYMESTERの新作では“The X-DAY”を手掛けられましたが、その数は増えそうですか? Mummy-D「アイディアやイメージは、あるはあるんだけど、自分の中でそんなに納得がいってないんだよね。メンバーに聴かせると『いいじゃん!』って言ってくれるんだけど、自分的にはちょっと……って。いろいろ(な方法論や手法が)出来るようになったとは思うんだけど、一方で『俺がやりたかったのってこれだっけ……?』って。作ってもそういうジレンマも生まれてしまう。誰かラッパーが載ってくれて、そこにマジックが起きるんなら提供したいし、嬉しいんだけど、今作ってるトラックに自分が載ることを想定すると、自分ではマジックが起きないような気がしてしまって」 ■PUNPEE君は、自分でトラックを作って、これに自分はハマらないって思ったりする? PUNPEE「あんまり、自分のラップを想定しながらトラックは作らないですね。カッコ良いトラックが出来たら『じゃあこれをどうしようか』って後から考えます。トラックって作ってると、あるときからメロディとかフロウが浮かんで、そこで固まっちゃうときがあ��んですよ。でも、人に提供すると自分が想像したものとは全然違う形で返ってきたりするんで、そこに新しいマジックが起きると思うんですよね。“SOMINSAI”のフックも、絶対自分では浮かばないフックだなって思ったし」 Mummy-D「言ってたよね。でも、逆に言えば俺はアレしか浮かばなかった」 PUNPEE「それが人と一緒に作る楽しさだと思いますね。Dさんは作風としてメロディ感が強くなってきてると思うんですけど」 Mummy-D「最近はもうアリかなって。やっぱり、メロディの持つ『フック力』ってスゴいじゃん」 PUNPEE「それはありますね」 Mummy-D「そこは解禁しちゃっていいかなって。『マニフェスト』のときはまだそれを強くは思わなかったけど、だんだん強くなってきてる」 PUNPEE「どうやってメロディを作るんですか?」 Mummy-D「なんとなく頭の中で鳴ってると思うんだよね、それはリリックを書いてるときに。でも、それが自分の声の美味しいところ(音程)に合うかは分からないから、スタジオに入って歌ってみて、決めていくかな。だけどヴォーカリストではないから、上で歌うと上ずっちゃうし、下で歌うと密度が出ないし、ってことも起きるんだよね。今回だと“The X-Day”はもともと作ってたトラックから、自分の声が一番響くところまで音程をトランスポーズして完成させたんだ」
■再始動後はメロディ/フックの強度を高めるという部分も推し進めてると思うんですが、それは“ポップス”という部分にも繋がると思います。その意味では、“HIP HOP”でありながら“ポップ”の強度を求めるのは何故ですか?
Mummy-D「戦ってかなきゃいけないからだよね。そういうところ(ポップ・シーン)と。それは、リリース物としてもそうだし、フェスとかでもそう。だから、自分たちからにじみ出るポップ・センスだったら、いくらでも武器にしようと思ってる。そりゃシンガー呼んで、サビ歌ってもらって、大ヒットした方がいいけど -- WIZ KHALIFAとかB.o.Bもそういう方法論だし -- それを日本でやっても、『ヴァースをラップする人』としては認められるかもしれないけど、作品全体としては認められにくいと思うんだよね。だから、アーティストとして全体で認められるには、『バンドとして』認められるには、俺たちがフックを歌わなきゃいけないと思う。カッコ良いものを作ればいいってだけじゃなくて、どう見せるかも重要だからさ」
■DさんとPUNPEE君には、共通として「ポップ・センス」という部分があるのかなとも思うんですが。
PUNPEE「それもあるし、共通点として、新しい波が来ると『それぐらい俺も出来るぜ!』ってならないですか?」
Mummy-D「そうだね〜!」
PUNPEE「弾きが流行ったら『こういうことでしょ?』、誰かが歌ったら、『こっちの歌の方がいいでしょ?』みたいな」
Mummy-D「完全にそうだね(笑)」
PUNPEE「新しいのが生まれると、悔しくてやってみるっていうのはありますよね」
Mummy-D「『俺にも出来る!』もあるし、『出来るようになりたい!』もあるよね」
PUNPEE「挑戦したくなりますよね。それがモティヴェーションになる」
Mummy-D「単純に音楽的なスキルを上げたいんだよね。ミュージシャンとして強くなりたい」
PUNPEE「俺より若い奴が流行の方法論を器用にやってると『くっそー!』ってなりますもんね(笑)」
■改めてキャリアを振り返ると、Dさんの��ル・プロデュースするアーティストや、プロデュース・アルバムがないのはちょっと意外にも思えて。
Mummy-D「そういう動きもやってみたいし、『全曲俺のプロデュースでやってほしい』って話はもらうことも多々あるんだけど、それは今じゃないかなって。もう一皮剥けたときにやろうと思うね」
■PUNPEE君はRAU DEF君の「ESCALATE」でエグゼクティヴ・プロデュースを手掛けたりという動きもありますが。
PUNPEE「普通にトータル・プロデュースをするのは好きですね。全体のバランスとか構成を考えるのは、トラックのプロデュース作業と似てる部分もあって」
Mummy-D「俺も、『トラックも込み』って拘らなければ、エグゼクティヴ的なプロデュース作業はやってみたいね。実際、starplayers recordsで誰かをリリースするときはそうなると思う。それは大いにやりたいね」
■『プロデュースする』という、誰かアーティストを立てて、そこに自分のアイディアやエッセンスを込めたり、良さを引き出すという行為の醍醐味はなんですか?
PUNPEE「『今までこの人のこういう部分は引き出してなかった』とか『この人だったらこういうアプローチが自分なら出来る』っていうことを思いつくと最高ですね。あと、最近は個性の強い人に頼まれることが多くなったので、単純にストックのトラックを渡すんじゃなくて、その人の個性に合わせた、自分なりのアプローチが出来るのが楽しいです」
Mummy-D「どんなトラックを提供するかってこと自体が、その人へのメッセージになるよね。『君はこのトラックだったら今までより映えるかもしれない!』とかさ。その時点から“プロデュース”って作業は始まってるよね」
■例えばDさんのトラックでPUNPEE君がラップしたりという、今回の逆の動きなどは考えられますか?
PUNPEE「それは考えてますね。Dさんの昔のトラックとか欲しいです」
Mummy-D「ああ、それはKREVAにも言われた」
PUNPEE「SPとかで作ってた時代のトラックを聴かせてほしいなって」
Mummy-D「過去のトラックは全部2ミックスにしてテープに録ってたんだけど、それをもう持ってないんだよね。SPのデータは、あるはあるけど、フロッピーが読み込むのかどうか……」
PUNPEE「DさんとJINさんのふたりでビートを作ったRHYMESTERのアルバムも聴きたいですね」
Mummy-D「それもよく言われるんだけど、う〜ん……まあ、ね……」
■メチャクチャしみじみした声が出ましたね。
Mummy-D「ハハハ。気持ちも分かるんだけどさ、大変なんだよ」
PUNPEE「“キング・オブ・ステージ”の宇多丸さんのヴァースにあるように、『フューチャー・ファンク』っていうのがRHYMESTERのジャンルかなと思うし、それはDさんとJINさんのトラックから感じる部分なんですよね」
Mummy-D「なるほどね。確かに、俺らはどこまでいってもファンクの未来形なのかなって、自分でも思う。今はHIP HOPをやってても、そこにファンクとかブラック・ミュージックって制約のない世代の子たちもいるけど、俺たちはどうしてもファンクが根っこに出ちゃうんだよね。それが持ち味なんだと思うよ」
Amebreak伊藤「『COMPTON』のDR. DREとDJ PREMIERの共同作業じゃないけど、例えばDさんが選んだ素材をP君が料理するとかっていうアプローチもあるのかなって」
PUNPEE「あー、それはやってみたいですね」
Mummy-D「面白そうだね。そういうのもやりたいけど、PUNPEEはとにかく早くソロ・アルバムを作れ!!(笑)」
PUNPEE「……頑張ります(笑)」
Mummy-D「RHYMESTERを手伝ってくれたことが、PUNPEEのフル・アルバムに繋がってほしいし、そのときには関わりたいなって思ってるんだよ���」
PUNPEE「制作のタイミングは7回ぐらい逃してるっすね(笑)」
Mummy-D「超〜完璧主義だからね。ケツがなければ自分の作品、一生ブラッシュアップし続けちゃうような気がするな。だから、よく『MOVIE ON THE SUNDAY』が出たなって」
PUNPEE「あれも、散歩したりドライヴしたり、遊園地で聴いたり色んなシチュエーションで聴いて、どこでもフィットするように考えたりもして」
■……確かにそれだと相当時間がかかりそうな(笑)。
PUNPEE「でも『COMPTON』が刺激になったんで、自分も頑張ろうかと」
Mummy-D「フフフ。タイミングが世界レベルだね(笑)」
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好きな人、29日ほんとに来るらしい。仕事終えてそれから向かってくれるらしい。アーーー。会えるッッッ‼︎ ハァァァァ。グルングルンだ。色恋沙汰の地獄だ。どういう感情だ⁉︎ 会っちゃえば愛されていない悲しみよりも見たり聴いたりできる喜びが勝ってしまうんだろう。お電話で声聞いてるだけでもそうなんだから。アホだな。アホだよ。 28日からskiilkiilsとOMSBとケンゴとペケたんと君島さんと遊べるの、超ヤバい。超ヤバいとしか言いようがない。ビルメンバーの濃さ。そんで29日は彼らの音楽を経験できるんでしょ。まあそれがメインなんですけども。ヤバすぎる。ヤバスギルスキル。その様子をタッキーに撮ってもらうの、楽しみスギルスキル。心身もげそうだ。フゥーーッッ‼︎ 東京にいる好きな人も八戸にいる好きな人も、みんなみんな集まる夜だ。八戸でやるイベントとしてヤバいのはもちろん、東京でも珍しいメンバーだ、私個人的にもメチャクチャ贅沢な夜になる。いくちゃんフェスである。ハチャメチャに楽しんじゃおう…‼︎
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INDOPEPSYCHICS feat. RAPPAGARIYA / skipp - ヤバスギルスキルPART2 (REMIX)
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2017年のアレ
送ろうとしたら質問箱に「ちょっとキミ、長すぎ」って怒られたので。 今年の俺レコ大考えたら結局コレになりました。 ・Scoobie Do「Cold Dancer」 なんだよスクービー好きマンだからじゃん、ってなっちゃいますけど、どう考えてもコレなんですよ。夏に北海道であったライジングロックフェスで聞いて以来、ずっとこの曲が自分の中心にありました。ライブにもこの曲を聞きに行くために行っていたし、アルバムもこの曲を聞きたいから早く欲しかった(って、他の曲も最高)。 海外でグイグイ来てるけど、まだ日本だとそこまでやってるのがない(ように思う)ディスコブギーを積極的に入れたり、インディーになってからずっと4人だけでやることにこだわってたスクービーが同期を導入した結果、とか色々多分話せる人は話せるんでしょうけど、そういうのはすっ飛ばして、とりあえず最高。 下手するとスクービーの中でもベスト5に入るくらいに好きな曲になりました。今年の聞納めは大晦日かな……。29日のモーションブルーは2公演とも行きます。 って、いっても、スクービー以外も結構聞いてました。が。クソ長くなったのでtumblrに垂れ流します。 ?????????????????? ここ数年、毎年のように思ってることではありますが、「今年は豊作」だったと思います。去年も豊作、一昨年も豊作。ずっと良い曲が毎月のようにリリースされていて、どうすればいいんだ、という気持ちになっていました。どうもしなくていいんですけど。 邦楽界隈ではソウルやファンクといったジャンルに影響を受けがちなモノがウケているような感じもあり、そういった手触りのものが多く出ていました。元々そういったものが好きな自分としてはありがたくもあり、同時に乱発されてる感や、普通によく出来ている「だけ」のもあるように思えて、痛し痒しな思いをしていました。 ただ、ジャズとポップスの境界あたりのだと、若手でガンガンとポップス方面に寄ってるのが多く出てて、本当に良かったです。ものんくる、WONK、CLCK/LCS、NAO KAWAMURA、けもの、らへんでしょうか。 ポップス方面じゃないジャズもいいのがあったんですけど、割りと曲で絞れないので割愛します。というか、歌モノというか、歌詞があると曲単位になったりするんですが、洋楽で歌詞もメロディーだけ聞くのとかインストはアルバム単位になったり、それこそミュージシャン単位でアルバム単位ですらなくなるので……。 とりあえず絞ったりランク付けするのは得意ではないので、パッと思いついたものを羅列していきます。ロックやらポップス界隈でよく聞いてた/聞いてるのはこんなんです。12月中旬以降に���ったのでまだ聞けてないのがあるんですが、まぁそこはさておき。 流石に1バンド1曲には絞りました。順番クソ適当。 ・Nanamura Emi「大人の言うことを聞け」 ・BaseBallBear「(LIKE A)TRANSFER GIRL」 ・SAKANAMON「クダラナインサイド」 ・YOGEE NEW WAVES「World is Mine」 ・the band apart「ZION TOWN」 ・SEVENTEEN AGAiN「SCRAP&CRAP」 ・Special Favorite Music「Royal Memories」 ・爆弾ジョニー「アクセル」 ・赤い公園「AUN」 ・OKAMOTO'S「WENDY」 ・LUCKY TAPES「Boogie Nights」 ・ものんくる「SUNNYSIDE」 ・けもの「第六感コンピューター」 ・Lucie,too「キミに恋」 ・Hamp Back「星丘公演」 ・台風クラブ「ついのすみか」 ・高橋徹也「スタイル」 ・カーネーション「Peanut Butter & Jelly」 ・ヤバイTシャツ屋さん「眠いオブザイヤー受賞」 ・スカート「さよなら!さよなら!」 ・Omoinotake「Ride On」 ・鶴「ソウル最前線」 ・UNCHAIN「Flowered」 ・RAMMELLS「CHERRY」 ・カルメラ「The Downtown Story」※インストバンドですけど ・TENDER「DRAMA」 あと、元々少し聞いていたジャンルではありますが、ヒップホップもよく聞くようになりました。相当なニワカなので色々言うのは控えます。ただ、前述したジャズ界がヒップホップ界隈と色々と一緒にやってたり、生バンドと諸々やってるのはやっぱり良かったです。 とりあえずヒップホップやダンスミュージック的なのでよく聞いたのはこんな感じです。同じく順番適当。 ・tofubeats「WHAT YOU GOT」 ・in the blue shirt「Cluster A」※今年リリースではないですが今年知ったので ・KID FRESINO「by her feat.茂千代」※カメ万 佐藤優介参加のヒップホップ、とか言えば引きがあるかしら ・泉まくら「BLUE」 ・Jinmenusagi「きっとこの夜も feat.ハシシ from 電波少女」 ・SUMMIT「Theme Song」※SUMMITというレーベル所属のラッパーによる6分超のマイクリレー。featを書くとクソ長いので省略 ・G.RINA「夏のめまい feat.田我流」 ・MAHBIE「Space Brothers feat.田我流 & Bobby Bellwood」 ・ラッパ我リヤ「ヤバスギルスキル10 feat.韻踏合組合」 ・ZEN-LA-LOCK「DOUBLE ROCK HEAVEN Feat.YOU THE ROCK」 ・KICK THE CAN CREW「千%」 ・RHYMESTER「BACK & FORTH」 ・サイプレス上野とロベルト吉野「メリゴ feat.SKY-HI」 ・鈴木真海子「Contact TOSHIKI HAYASHI(%C) remix」 ・Dony Joint「Good Times feat. Ryohu」 ・韻シスト「JAM & JAM」 ・LIBRO「言葉の強度がラッパーの貨幣」 ・あっこゴリラ「ウルトラジェンダー feat.永原真夏」 ・RAU DEF「STARZ feat.PUNPEE」 ・Ryohu「Shapeless」 ・JEVA「小規模な生活」 アイドルやらそういう界隈だと、10年近く遠ざかっていたハロプロ回帰がありました。元々去年のモーニング娘。'16の「泡沫サタデーナイト」と、13期加賀楓加入で少し戻り気味 ではあったんですが、決定的なのはモーニング娘。'17の春ツアー「INSPIRATION!」でした。つって、別にライブに行ったわけではなく、ライブ映像見て、なんですけど。 ナニで見たかは割愛しますが、元々はツアータイトルである「インスピレーション!」(モーニング娘。史上最高のジャズファンク。鈴木俊介最高。みんな大好きハマ・オカモトもオススメしてるゾ!)を今更やってる、ってので気になって見たんですが、冒頭のメドレーで自分たちの曲をマッシュアップして繋いでいくだけでなく、歌もダンスも混ぜていくのを見てとんでもねえな、と。いや、これ、本当に最高だったんで、ブルーレイ貸します。上映会しましょう。最高。 いうて、やっぱりアイドルあんまり聞いてないんですけど、こんな感じですかね。 ・モーニング娘。'17「Style of my love」 ・こぶしファクトリー「ちょっとに愚直に!猪突猛進」※今年のじゃないですけど今年知ったので ・つばきファクトリー「笑って」 ・PINK CRES.「片隅」 ・さよならポニーテール「放課後てれぽ~と」 ・RHYMEBERRY「ちょっとやってみただけ」 ・RYUTist「夢見る花小路」 ・アイドルネッサンス「Blue Love Letter」 ・Hauptharmonie「Anne Hathaway’s Morning」※今年の~以下略 あー、モー娘。新譜ヤバくて、コレ以外でも「ロマンスに目覚める妄想女子の歌」「私のなんにもわかっちゃいない」「ナルシスかまってちゃん協奏曲第5番」「青春Say A-HA」もヤバいです。ってか、この5曲しかほぼ聞いてないですけど、アルバム代の元は取ってます。これだけでも。 とりあえずダラダラと書いた上に、全然絞れてないんですけど、挙げてる曲を最後に見返してみて、間違ってないんで、間違ってないです。割りとヒップホップでグッと来たのが多かったり、なんだかんだでソウル・ファンクっぽいのが流行ってくれてよかったかな。というアレでした。
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おーさむ1周年。大好きな奴らがワイワイしてるとこ。みんなで行こうよ。 2017.10.28.(sat) 「AWESOME SATURDAYZ -1st Anniversary-」 -Every 4th Saturday- @千葉Loom Lounge Hip Hop, Japanese Hip Hop, R&B, all Good Music... entrance : Door¥2000/1D, Adv¥1500/1D <music by> Guest Live : ラッパ我リヤ DJ : NZ, ケンイージー, KZ, YUICHI, SHINGO, Lily, Funky☆G Live : 大<オ��チ>蛇, タンクトップ大輔, Coda, DIEZEL, D-SKIN, Y氏, TONE, ヨシタ, 圧接屋 Dance : Now Booking... <Guest Info> ラッパ我リヤ プロフィール 1993年に三善善三と共に結成され、後にQ、山田マン、DJ TOSHI の3名のメンバーで活動開始。 1995年伝説のコンピレーションアルバム『悪名』に『ヤバスギルスキル』を送り込む。鮮烈なスタイルを世に送り込み続けているMC's。数多くの客演やフジロック、ロッキンオンジャパンなどのフェスでも多数オーディエンスをロックして来た実力派。グループ名の由来は、いつでもどこでもラップしたがる"ラップしたがりや"と、ワックなMCを退治する"ラッパー狩り屋"という言葉の造語からきている。 96年に初の単独名義となるミニアルバム「ヤバスギルスキル Pt.2」をリリース。DJ KENSEIのプロデュースの元、アンダーグラウンドヘッズを狂喜乱舞させるドープな「我リヤワールド」を確立。 97年には、MC Qが自ら党首となって立ち上げたレーベル、"走馬党Entertainment"から「言葉の科学」をリリース。98 年にはファーストフルアルバム「SUPER HARD」を発表、インディーズながらも約7万枚のセールスを記録した。 2000年、Dragon Ashとの「Deep Impact feat.ラッパ我リヤ」がオリコン総合2位にランクインし、累計セールスはミリオンに至る。ジャンルの壁を越えたコラボレーションにも積極的に参加し、幅広い層からの人気を得る。そして同年、満を持して発表した2nd Album「ラッパ我リヤ伝説」は20万枚のセールスを記録し、JAPANESE HIPHOPシーンにおけるハードコアスタイルを世間に知らしめ、その人気を不動のものにした。 03年には、ヒップホップスターとしてのステータスとも言える映画主演を「3on3」にて実現。同名のサントラ盤も手掛けた。更に、年に一度のHIPHOPの祭典「B-Boy Park 2003」のテーマ曲にラッパ我リヤの「NORINA」が大抜擢、当日のステージでも見事にラストを飾った。そして、2001年の「日本改造計画」発表後、約2年振りとなる 4th アルバム「RG A.I.R. 4th」を発表。この作品は、その意外性が大きな話題を呼んだ ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)との競演等もあり、バラエティに富んだ作品となった。 03年9月、名曲「yeahと言え」から最新ポッセ・カット「K.I.D」までを収録したベスト盤「BEST of RG」をリリース。そして、05年8月に5thアルバム「RAPPAGARIYA」、06年10月には6thアルバム「NO HIPHOP NO LIFE」、7thアルバム「MASTERPIECE」を立て続けにリリース。 メンバー各々のソロアルバム、クルー『走馬党』としてのアルバム発表等を経てついに2017年、衝撃のニュースがやって来た! ラッパ我リヤ×MS!! まさにときは満ちた!! 満を持してMS Entertainmentへ移籍。 2000年のコラボ以降、約17年ぶりのKj(Dragon Ash)とのコラボ曲や、MURO、サイプレス上野、KOJIMA(山嵐)、韻踏合組合等との熱いタッグマッチも収録される、実に8年ぶりとなる大傑作アルバム「ULTRA HARD」リリースとなり、iTunes HIPHOP チャートでも首位の座を! ついにULTRAHARDを引っさげ ラッパ我リヤ ツアー 2017 〜ULTRAHARD〜 開始された! ヤバスギル!、聞き逃せない!! Don't Miss it ‼
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BAD HOP「MOBB LIFE TOUR」 @ 京都BUTTERFLY
「Ocean View」!YZERRくんからT-Pablowくんへのパスザマイク。ヤバスギルスキル!
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音楽と風景。 ・ ・ 昨日の音楽と風景の模様。 広島のアサラトプレイヤーの演奏。 まずは中学生アサラトプレイヤー! カイシュウくん! まだ中2です…笑 ヤバスギルスキルDEATH… ・ ・ そしてMENDERさん! 口琴も披露してました。 いやーこれがリズムを刻むとゆう事です。 二人共ヤバスギルスキルDEATH… ・ ・ そしてこの子! 可愛すぎた… アサラトが気に入りすぎてMENDERさんのプレイ見てマネしてます!笑 カワイイスギルスキルDEATH! ・ ・ アサラトはお子様でも誰でも楽しめる楽器です! ・ ・ 皆んなで振れれば楽しいのにな… アサラト人口増やしたい… ・ ・ おれは講師出来んけー講師招いてワークショップ的なのやろうかな… ・ ・ #尾道 #onomichi #音楽と風景 #雨に降られて室内で #逆に良かった #音の反響 #アサラト #asalato #広島 #カイシュウくん #menderさん #小さなアサラトプレイヤー (グリーンヒルホテル尾道)
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【テレビ】ラッパ我リヤ、今夜「フリースタイルダンジョン」で「ヤバスギルスキル 10」 http://ift.tt/2o4n4BP
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ラッパ我リヤ、今夜「フリースタイルダンジョン」で「ヤバスギルスキル 10」 https://t.co/5Ggv2pVHaB https://t.co/4K93xbaljo
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ラッパ我リヤ「ヤバスギルスキル 11 feat. R-指定, KZ, KBD from 梅田サイファー」【Music Video】
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本日より発売です DADDY PLAYER ONE 2〜3年に一度 HIDADDYが自分の参加した作品を集めて MIXするヒダ地獄シリーズ第7弾 2019、生まれて初めてラップをした redbullのB-BOYのISSEIとのコンビネーションは新曲 客演やプロデューサーが豪華なのも毎回やばいけど、今作品に遂にヒダディーの嫁が参加、次男や双子の娘の声も収録、ヒダ家感たっぷりなところがまさにダディー な一枚 、全23トラック MIXも自分でやるHIPHOPを感じれるDJ HIDADDYの約60分の音楽で綴る物語である 01.INTRAW 02.REAL GOLD .DADDY version 03.RHYMEorDIE .DADDY version 04.風林火山 .DADDY version 05.MASTREPIECE .DADDY version 06.FOR THE RAPER. DADDY version 07.ASAGGATA .HIDADDY.HARDY.IVO.LITO ある朝の6時から一二三屋でノリでREC 08.ヤバスギルスキル10 ラッパ我リヤfeat 韻踏合組合 09.YBKMN Mr.MUSICIANx韻踏合組合 10.The Magic 韻踏合組合 Pro.MAKI THE MAGIC 11.踏んだり蹴ったり .韻踏合組合 12.skit ~OKAIMONO~ 13.SUPERMARKET .韻踏合組合 .Prod SAGEGREEN 14.失礼やなほんと feat.Young Yujiro.HIDADDY.Jin Dogg&ERONE.Prod.Warkar 15.INTERNATIONAL Nkyru feat.HIDADDY 一二三屋にいきなり来た外国人と成り行きでREC 16Take it Easy Rap .B-BOY ISSEI.HIDADDY .Prod YAMAOKA 17.The Source .WILYWNKA feat HEAD BANGERZ Prod NOAH 18.AKIN DO.TEAM HIFUMIYA[HIDADDY.CIMA.BIG MOOLA.WILYWNKA] Prod DEFLO 19.WAGARAFIRE.TEAM HIFUMIYA[HIDADDY.CIMA.BIG MOOLA.WILYWNKA] ENDRUN 20.哀愁のチューン.韻シスト[studio韻シストremix]WILYWNKA HIDADDY 21.始りは勘違い. WILYWNKA HIDADDY Prod GUNHEAD 22.magic hour .HIDADDY.HARDY.マイドリ.TURTLE HEAD.ある日 店で暇な夕方にREC 23愛がすべて exclusive HIDADDY 章楽 BONSAI STUDIOにてREC ALL MIX ヒダディー help AKIO BEATS https://www.instagram.com/p/Bvxz2plBtJY/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1s3pwio1fea12
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ラッパ我リヤ「ヤバスギルスキル 10 feat.韻踏合組合」【Music Video Short Ver.】 (via ラッパ我リヤ)
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ラッパ我リヤ「ヤバスギルスキル 10 feat.韻踏合組合」【Music Video Short Ver.】
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