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#ボードしない組は温泉
kgotakasaki-blog · 7 years
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社員達とスノーボード♪ #すべて雪のせいだ #ゲレンデ #社員旅行 #ボードしない組は温泉 #神立高原スキー場 #神立 #春スキー #kandatsu #snow #snowboard (神立高原スキー場 Free Ski School)
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oharash · 5 years
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白砂の花びら
海沿いの俺のまちは、夏も冬も日本海からの潮風に守られている。この日はどういうわけか 普段よりずっと日差しが強く、昨日よりおとといより気温がだいぶ上昇していた。冬にはあおぐろく染まる北陸の空でも夏はそれなりに抜けるような青さを見せる。一種の雰囲気を感じて振りあおいだら、立ち枯れたみたいに生えている電信柱のいただきに、黒くうずくまる猛禽の視線と俺の視線がかちあった。
 海沿いの道は温泉へ向かう車が時折走り抜けるだけで、歩いているのは俺たちだけだった。俺の半歩後ろをついて歩くユウくんはスマートフォンを構えながらあれこれ撮影している。ポロン、ポロンとこの世界に異質なシャッター音が溢れて落ちる。
 バグジャンプのふもとまでたどり着くと、彼は先ほどの猛禽をあおいだ俺みたいに首をまわして仰いだ。
「映像で見るより大きい。ていうか高い。スキーのジャンプ台みたいだね」
 俺の貸したキャップとサングラスが絶妙に似合わない。卵型のユウくんの輪郭にウェリントン型のフレームは似合っているのだけど、ユウくんがかけるとアスリートというより、田舎の海にお忍びでやってきたはいいけれどただならぬ雰囲気を隠そうともしないセレブリティに見える。
 バグジャンプは体育館を改築した旧スケボーパークに隣接している。パークに置きっ放しのブーツと板からユウくんに合うサイズを選んでフィッティングして俺もブーツを履き、板を持って2人でバグジャンプへの階段を登った。
 登り切ると眼下に日本海が広がる。日本も世界もあちこち行ったけれど、俺は今も昔もこの景色を愛している。光をたたえた海は水平線へ行くほど白くて曖昧で、潮風が俺たちの頬を撫でた。ユウくんが歓声をあげてまたシャッターを切る。
 ユウくんの足をボードに固定しでグリップを締めた。いざとなったら抜けるくらいゆるく。アスリートのユウくんは自分の身体感覚に敏感だからかスタンスのチェックは一瞬だった。「まず俺が滑るから見てて。俺はスタンスが逆だけどそこは気にしないで」「トリックやってくれる?」「やんない。ユウくんのお手本だから滑って跳ぶだけ」フェイクの芝の上に板を滑らせる。重心を落として体重を全て板にのせ、軽く弾ませてスタートした。視界がスピードをもって背後に駆け抜けてゆく。軽く踏み切ってそのまま弧を描いてエアクッションに着地した。板を足から外して体を起こし、バグジャンプに取りすがってユウくんに電話をかける。「こんな感じ。ターンとかしないで普通に滑り下りればオッケー。スピードでて怖くなったら力抜いて。体重偏らせる方が危ないから。踏切のときにもどこにも力入れないで。そのまま落っこちる感じでいけば今みたいになるから」「YouTubeで見たのと同じ絵だ! すっごい。俺今北野アヅサの練習見てるよすごくね?」「俺の話きいてる?」「聞いてる聞いてる。体をフラットにして変に力入れないで、姿勢の維持だけしておけばオッケーってこと?」「そう」「りょーかあい」
 ユウくんがバグジャンプのてっぺんで右手を掲げる。スマホを動画撮影に切り替えて俺も手を挙げた。板をしならせて、ユウくんがスイッチした。レギュラースタンス。腰を軽く落とした姿勢はいい具合にリラックスしている。ユウくんの運動神経に間違いはないけれど、万が一ケガがあったらという不安が喉につかえた。俺の心配を茶化すようにその姿はあろうことか一回転してエアクッションに沈んだ。
 「ありえない。回転しくじってケガしたらどうすんの」
「狙ったんじゃないよ。ちょっとひねってみただけ。エアってすごく気持ちいいんだね。横の回転なら慣れてるけど縦の回転はないから、めっちゃ新鮮。空が見えるし楽しいし着地気にしなくていいなんて最高。両足固定されてるのはちょっと怖いけど」
 回転数のあがったユウくんは頰を火照らせて躁気味に笑っていて、まばたきが減って口数が多くなってるのが余計に危うい。教えてくれというので絶対に無茶はしないことを約束させて、基本の滑りにもう少し解説を加え、簡単なトリックをひとつレクチャーした。もともと体ができていることもあるしユウくんの身体と脳は笹の葉のように研ぎ澄まされていて、俺の言葉の通りに体を操っていく。終いにはタブレットでお互いの滑りを録画し、「ここ、ユウくんは左に落としたいんだろうけど下半身がついてってない」だとか「アヅはこのときどこを起点に体を引いてるの?」だとか結構真面目にやってしまった。休憩のたびにユウくんは海へ体を向けて「船」だの「カップル」だの「カモメ…ウミネコ? 」だの、言葉を覚えたての子どもが看板を読みたがるように単語を頭の中から取り出して眺めていた。「ジャンプやばい。やればやるほど考えたくなってやばいやつ。ね、夕ご飯の前に海行こ」とユウくんから言い出した。
   行く、と言ってもバグジャンプを降りて道路を横切り防波堤を越えればもう砂浜だ。ボードを片付けて、軽くなった足でアスファルトを踏む。防波堤の上に登るとユウくんはまた海の写真を撮り出したので、その足元にビーサンを並べてやる。俺も自分のスニーカーを脱いでビニールに入れ、バックパックにしまう。
 やや遠くから犬を散歩するじいさんがこちらへ歩いてくるくらいで、ここは遊泳区域でもないので先客はいなかった。ユウくんは「砂浜やばい、何年振り」だの「ここ走ったら体幹鍛えられそう」だの「日本海は綺麗だって聞いてたけど本当だね。うちの県の海水浴場は海藻ばっかりだよ」だの俺の相槌も必要とせず軽やかに波打ち際へと歩いて行った。
 波に脚を浸したユウくんの半歩後ろにたつ。そのまっすぐ伸びたかかとのうしろで、黒や茶色の細かい砂利が水のふるいにかけられて一瞬まとまり、また瓦解していく。そこには時折海藻だとか丸まったガラスの破片だとか、たよりなくひらひらと翻る桜貝だとかが浮かんでは消え、俺はなんとなくユウくんの白いかかとその様を眺めていた。
     ユウくんは「俺札幌雪まつりやる」と言い出し、それはどうやら砂で何かを造ることだったようで、黙々と建造を始めた。俺はごろんと横になって脚をのばし、自然と目に入ってきたユウくんの、キリンの子どもみたいに野生的な首筋についた砂つぶを眺めていると、風にあおられたその粒がハラハラと飛び散って俺の目に入った。ユウくんの向こうでは空が乳白色になるポイントと遠浅の海の水平線が交わりハレーションを起こしている。
 キャップをかぶせているとはいえユウくんを長時間砂浜で太陽光にさらすのはよくないだろう。日焼け止めはバックパックの中に入っているけれど…そう思いながら目をしばたいているうちに意識が遠のいていく。次に目に入ったのは呪いの像みたいな謎のオブジェだった。「…それって」「どう? 自由の女神」「ゲームにとかに出てきそう。調べると誰かの遺書とかみつかるやつ」「アヅひっど。辛辣。砂と海水だけで作るの難しいね。ねえ、どこかの国にね、砂の像の本格的な大会があるんだって。砂と海水だけで最低でも高さ1m以上のものを作るの。砂浜一面にたくさん城だとかオブジェだとかが作られるんだけど、どれも満ち潮になると流されちゃうから、その日だけ。ヨーロッパっぽくないよね。その侘び寂び精神って日本っぽくない?」「侘び寂び精神?」「ほら日本人って桜が好きでしょ。すぐ散っちゃうハカナサ的なもの込みで。何かそういうこと」
 ユウくんはスタイルの悪い自由の女神の頭部を指先で整える。俺たちの一身先まで波がきてまた引いていった。ここも満潮時には水がやってきて、その呪いの女神像も今夜には海に還る。
 大学生になって夏休みの長さに驚いた。中高をほとんど行けてなかった俺にとって、夏休みは授業の進行を気にしなくていい気楽な期間だった。それにしたって大学の夏休みは長い。俺は授業があろうがなかろうが練習漬けの毎日だが、この2ヶ月という期間を世の大学生は一体何に使うのだろう。
 大学一年生の冬、2度目のオリンピックに出てからメディアからのオファーが目に見えて増えた。俺自身も思うところがあって露出を増やすことにした。15歳のときもメダルひとつで世界が変わったけど、あのときはそれでも中学生だったからか(すぐ高校生になったけど)競技の注目度の低さからか今考えれば優しいものだった。夏季オリンピックへの挑戦を表明してからは練習練習練習スポンサー仕事練習練習といった毎日だ。調整のために海外にいる日も少なくない。
    だからこの2日間だけが、きっと本当の夏休みになる。
    俺も俺で慌ただしかったが、そのパブリックな動き全てがニューストピックスになるユウくんのそれは俺の比ではなかった。シーズンが終わっても出身地にモニュメントが造られたりタイアップの観光案内が造られたり、国内のショーに彼が出演すると報じられた瞬間チケットの競争率がはね上がったり。そんな彼がスカイプで「夏休みをやりたい」と言い出したときは、いつもの気まぐれだろうと俺は生返事をした。しかしそれはなかなか本気だったようで「海行ったり花火したりする‘ぼくの夏休み’的なのやりたい。田んぼに囲まれた田舎のおばあちゃんちで過ごすみたいなワンダーラン���感をアヅとやりたい」と彼は食い下がった。
「俺と? ユウくんのじいちゃんばあちゃん家ってどこにあるの?」
「うちの実家の近所。長閑な田舎感ゼロ」
 成人男子の頭をふたつ持ち寄ってしばし考えたものの、俺たちは家族旅行の記憶もまともにない。物心ついた頃から休日は練習だし、旅行=遠征だ。「国内がいいな。海…沖縄?」「このハイシーズンにユウくんが沖縄行ったりしたらめっちゃ目立たない?」「うううん、目立つのは仕方ないけどアヅとゆっくり過ごせないのはやだな…じゃあ何かマイナーなところ」そんな場所が即座に出てくるような経験はお互いにない。だからしばらくお互いスマホをつついてるうちに俺が「海と田んぼあって田舎で特に観光地でもない、ウチの地元みたいな場所っしょ。何もないところって探すの逆に大変なんだね」と口を滑らせたのは特に他意のないことだった。
「アヅの地元‼︎ 行きたい、スケートパークとかあのバグジャンプとか見たい。日本海って俺、ちゃんと見たことない。アヅの家見てみたい」と食い気味に言われて面食らったものの悪い気はしなかった。知らない土地に行くより気安いし何よりうちの地元には人がいない。両親は友人を連れていくことにはふたつ返事だったが、それがユウくんであることには絶句し、地味に続いている友人関係だと告げるとやや呆れていた。でもそんなの普通だろう。だって高校生を過ぎて、友人のことを逐一両親に話す必要なんてない。ユウくんがただの同級生だったらそんなこと言わないっしょ、と胸に芽生えたささやかな反発はそれでも、訓練された諦めによってすぐに摘み取られた。
 砂の上に起き上がり砂をさらっていくつか貝を拾い、謎の像を写真に収めているユウくんに声をかける。「そろそろ晩メシだから帰ろ」夏の太陽はそれでも夕暮れにはほど遠く、西に傾いた太陽の、ささやかに黄色い光がものがなしい。振り返ったユウくんの顔はなぜか泣きそうに見えた。その頰は午後5時の光線の中でもはっきりわかるくらい白くて、まるで俺が拾った桜貝の内側のようだった。彼の唇がちいさく動いたけれど、波の音に消されて何も聞こえない。かりにユウくんの目から涙がこぼれていたとして、そしてそれが流れる音がしても、波の音にかき消されてしまうだろう。「疲れたっしょ。車持ってくるから待ってて」。踵を返そうとしたらTシャツの裾を掴まれた。俺はユウくんの白い手を包んでゆっくりほぐした。「大丈夫、すぐ戻ってくるから」
 スケートパークの駐車場からラングラーを出し、国道へゆっくりと出る。ユウくんが防波堤の上で所在なさげに棒立ちになっているのが見えた。  
   まず落ちたのは母親だった。ユウくんがメディアで見せるような完璧な笑顔と言葉づかいで挨拶しスポンサードされている化粧品メーカーの新作を渡す頃には、母の瞳は目尻は別人のように下がっていた。そこには緊張も俺たち兄弟に向けるようなぶっきらぼうさも消え失せ、俺たちにとってはいっそ居心地の悪いほどの幸福が溢れていた。さすが王子様。さすが経済効果ウン億の男。さすがおばさまキラー。夕食が始まる頃には遠巻きに見ていた弟も積極的に絡み出し、ヤベエとパネエを連発していた。野心家なところがある父が酔って政治的な話題を持ち出さないかだけが心配だったが、父はあくまで俺の友人として接することに決めたようだ。ユウくんの完璧な笑顔、お手本のような言葉に少しだけ負けん気を混ぜる受け答え、しっかり躾けられた人の優雅な食事作法。兄は居心地が悪そうに俺の隣でメシを食っていた。俺と兄だけは今、心を連帯している。スノボをとったら芯からマイルドヤンキーな俺たちと、歯の浮くような爽やかさを恥ともしないユウくんではあまりに文化が違う。いつも感じている座りの悪さがむくむくと膨らむ中、母が産直で買ってきたであろうノドグロの刺身と名残のウニだけが美味かった。
 風呂上がりには念入りにストレッチをした。俺の部屋では狭いので居間でふたりで体をほぐす。ユウくんの体はゴムでできているように関節の可動域が広く、股割りを始めたときは思わず感嘆の声をあげた。俺もケガ防止に体は柔らかくしている方だが到底叶わない。いくつかペアストレッチをしてお互いの筋肉を触る。「アヅすんごい鍛えてるね。腹筋は前から板チョコだったけど大胸筋と下腿三頭筋ヤバい。何してるの?」「体幹メインだからそんなに意識してないけど…直で効いてるのはクリフハンガー。後で動画見よ」「もっと筋肉つける予定?」「んん、もう少し空中姿勢作りたいから、体幹は欲しいかな」「アヅがこれ以上かっこよくなったら俺どうしたらいいの…POPYEの表紙とかヤバイじゃん。ユニクロであれだけ格好いいとか何なの。あっ俺、明日は新しいスケートパーク行きたい」「マジ? ユウくんにスケボーとかさせれらないんだけど。怖くて」「うんやんなくてもいい。アヅが練習してるの見たい」ユウくんの幹のような太ももを抑えながら、俺は手のひらで彼の肩をぐっと押した。
   両親はユウくんをエアコンのある客間に通すように俺に言ったけれど「コンセプトは夏休みに友達んち、だから」と言って俺は自室に布団を運んだ。六畳の俺の部屋は俺が大学の寮へ移ってからもそのままにされている。どれだけモノを寄せてもふたり分の布団を敷けばもうスペースはない。ユウくんは俺の本棚の背表紙を指でなぞりながら「教科書とスノボ雑誌以外なんもねえ」と楽しそうにしている。さっき風呂から出たばかりなのにもう肘の内側や膝の裏が汗ばんでいて、ないよりはマシだろうと扇風機をまわした。「もう寝る?」「んん、寝ないけど電気消す」窓を開けて網戸を閉め、コードを引っ張って電気を消した。カエルの鳴き声が窓の外、群青色の彼方から夜をたなびかせてくる。それは記憶にあるよりずっと近く、耳の奥で遠く響いた。
 ユウくんは行儀よく布団に収まって俺の側に寝返りをうった。「自由の女神像、流されたかな」「多分ね。見に行く?」「あっそういうのもいいね。夜にこっそり家抜け出して海行くとか最高。でもいいや、そういう夢だけでいい」指の長い手のひらが、探るように俺の布団に潜り込んでくる。俺の指をつまむようにして指を絡めた。
「…何もしないのって思ってるでしょう」「うん」「今日は何もしないよ。ここはアヅの家だから。セックスして翌朝親御さんの前で息子やってるアヅも見てみたいけど、我慢する」ユウくんはいつもそうやって自分をあえて露悪的に見せる。思ったことだけ言えばいいのに、と心がざらついた。
「どうだった、うちの地元」
「うん、最高。アヅと歩いて、バグジャンプ見ただけじゃなくて跳べて、海で遊べたんだよ。こんな夏休み初めてだよ。バグジャンプからの眺め最高だった。一生忘れない」
「大げさ…」
 ユウくんの目はほとんど水分でできてるみたいに、夜の微かな光を集めてきらめいていた。その目がゆっくりと閉じられるのをずっと見ていた。指先にぬるい体温を感じながら。
   率直にいって覚えていないのだ。その夜、本当に何もなかったのか。
  眠りの浅い俺が微かな身じろぎを感じて起きると、ユウくんが窓辺にもたれていた。布団の上に起き上がって片膝をたてて窓枠に頰を押しつけるようにして、網戸の外へ視線を向けている。俺の貸した襟のゆるくなったTシャツから長い首と鎖骨が覗いていて、それが浮かび上がるように白い。
 扇風機のタイマーは切れていて夜風が俺の頰を心地よく撫でた。俺の部屋は二階。窓の外では田んぼが闇に沈んでいる。目が慣れてくるとそのはるか先に広がる山裾がぽっかりと口を開けるように黒く広がっていた。ユウくんの膝と壁の微かな隙間から細かな花弁を広げてガーベラみたいな花が咲いている。彼の足元から音も立てずシダが伸びていく。教育番組で見る高速再生みたいに、生き物として鎌首をもたげて。ユウくんは微動だにしない。名前のわからない背の高い花がもうひとつ、ユウくんの肩のあたりで花弁を広げた。
 海の底に沈んだみたいに静かで、どの植物も闇の奥で色もわからないのに、そこには生々しい熱が満ち満ちている。
  布団の上を這って脱力しているユウくんの左手の人差し指と中指、薬指を握った。ねっとりした感触に少し安堵する。
「アヅごめんね。起こしちゃったね」
 ユウくんは首だけを俺に向けて囁いた。
 背の低い葦がユウくんの膝を覆う。ずっと気づいていた。右足首の治りが芳しくないこと、それに引きづられるようにユウくんが心身のバランスを大きく欠いていること。
「ねえ、春からずっと考えてるんだ。今まで俺強かったの、俺が完璧に滑れば誰も叶わなかった。でもそうじゃない潮の流れがきちゃった。アヅ、日本選手権の前にテレビで‘誰でも何歳でもチャレンジはできる’って言ってたでしょう。あれ聞いて俺すごいどうしようもない気持ちになったんだよね。腹立てたり嫉妬したりした。お前まだ二十歳じゃん、俺も二十歳だったら、って。アヅとスカイプするたびに思い出しちゃって、一時期ちょっとダメだった。でもアヅに連絡しちゃうし、そういうのって考えるだけ無駄だし、もちろんアヅも悪くないし。なんか今までは細かいことに迷うことはあっても大きなベクトルを見失うことってなかったんだよね。世界選手権2連覇するとかそういうの。でも今わかんない。引退もしたくないけどどんどん前に行くガソリンみたいなのがない。スケート以外も何もやる気おきない。ゲームも立ち上げるの面倒くさいし音楽も聞きたくない。でもこういうことって最後は自分で何とかすることだから誰に言っても仕方ないし、自分の中で消化するしかないんだけど。アヅはどんどん先行っちゃうし。それがすごいカッコイイし。好きだけど嫌い。でも俺にとって世界で一番カッコイイのアヅだな。アヅみたいに必要なこと以外は喋らないでいたいな。アヅの隣にいるのすごい誇らしい。これ俺のカレシーって皆に言いたいくらい。それが言えないのもすごい嫌だし。何かもう何もかも」
  感情の揺れるままにユウくんは喋り、彼の語彙の海に引きずり込まれる。その偏りというか極端さというか、きっとこれが海水なら濃度が濃すぎて生き物は死んでしまうし、雪山だというのなら環境が過酷すぎて大した植物は育たない、そういったものに窒息しそうになった。俺たちの語彙や世界は圧倒的に貧しくて何も生きていけない。そこには美しさだってカケラもない。「よくわかんない。死にたくないけど、いなくなりたい」
 幾重にも重なるカエルの声。降り注ぐような虫の声。こんなにもたくさんの生き物が泣き喚いているのに、そしてこのやかましくて力強い音楽が月明かりに照らされ満ち溢れている世界で、それでも虚しさしか感じられないユウくんが哀れだった。誰も見向きもしないやせ細った貧弱な空虚を大切に抱えているユウくんが。
  ユウくんの背後に虚無が立ち彼の肩をさすっていた。けれどそはユウくんとほぼイコールの存在で、彼にとっては他人に損なわせてはいけない自らの一部だった。それは誰にも意味付けられたり否定されたり���定されるべきではない。
 勝ち続ける、他者より秀でる、新しい技術を得る。けれど俺たちの誰も等しく人間であるので、それには自分の体を損なう危険が常に伴う。けれど誰にもう十分頑張った、と言われても表彰台の一番上が欲しいのだ。
 そして自分の体が重くなってゆくこと、誰かが自分より圧倒的に秀でるであろう予感を一番先に感じるのも、自分自身だ。
 ユウくんは空いている右手でなく、俺とつないでいる左手をそのまま持ち上げて頰をこすった。子どもじみた仕草で。
 ユウくんは孤独な惑星の住人で俺はその惑星のディテールの何一つもわからない。ただ俺もただひとりで惑星に佇んでいるという一点だけで、俺と彼は繋がっていた。
「アヅ、キスしたいな」
 繋いだ手はそのままに、俺は体を起こして膝でユウくんを包む葦とシダに分け入った。草いきれの中でユウくんのうなじを掴んでキスをする。最初は触るだけ、次はユウくんの薄い舌が俺の唇を舐めた。そのままゆっくりと歯を探られればやがて頭の芯が痺れてゆく。ユウくんの唾液はぬるくて少し甘い。音をたてないように静かにキスをしながら、指に力を込めた。これだけが本当だと伝わりはしないだろうか。
 こんなキスをしたらもう後戻りできない。俺の足に蔦が絡みつく。空虚が鳴る。胸を刺されるような哀れで悲しい音だった。
 次に目を冷ますと空が白んでいた。寝返りを打つうちにユウくんの後ろ髪に顔を突っ込んでいたらしく、それは麦わら帽子みたいな懐かしくて悲しい香りがした。スマホを引き寄せて時計を見ると4時半。ユウくんの肩は規則正しく上下している。そこは正しく俺の部屋で、布団とテレビと本棚、積まれた衣装ケースがあるいつもの光景だった。ユウくんの足元に追いやられていたタオルケットを引き上げて肩までかけてやった。
 首を傾けて窓の外を見る。抜けるような晴天にほんの少し雲がたなびいていた。手付かずの夏休み、2日目。俺はユウくんの腹に手をまわして目を閉じた。
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endekashi · 5 years
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再び、湯オンセ〜ン。
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ボンジ湯〜ル。温泉ソムリエの♨︎三九です。今日は、成り行きで、ついこの前行ったばかりのワイルドな温泉に再び行ってきました。という訳で今回は、この温泉の特徴を紹介しましょう。泉質は、含硫黄 マグネシウム・カルシウム 炭酸水素塩温泉[硫化水素型](低張性中性高温泉)で神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、疲労回復、慢性皮膚病、糖尿病などに効くそうです。そして源泉の温度はなんと43.1℃!熱い訳です。え?オメーそれ小屋のホームページの情報コピペしただけだろ?シャラップ!ほんじゃ、いってみよ〜!
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昨夜、こいやで鰻をくらい、宿で「岳」を読み耽り、ヴァイブスを高めてきたゲスト、今日もよろしくお願いします。本当は八方行くつもりだったんですが、風でリフトが止まっていたので急遽、温泉旅行に切り替えました。ただでさえ、ゆっくりめな集合だった上に予定変更でなかなか遅いスタートになってしまいました。まあ、よいとやるじゃん。
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本日の門番はユキヤスさん。おい、白馬の組合入れよ!いや、俺、小谷なもんで…。
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時折、かなり強い風が吹きます。日差しが出てればちょうどいいけど隠れてると寒いっす。
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徐々に雲は少なくなってきました。
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コルに到着。
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かなり緩んでたので魔法のワックスを使用。
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魔法が効いてる〜!
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大斜面気持ちいいー!!
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登る準備をしてると上から気持ちよさそうに降りてくるグループが。みなさん、以前えんでかしに参加してくれてたお客さん達でした〜。「いや〜いいザラメだったよ〜。つーか今から行くの!?」はい、レイジーなもんで。
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さてこっからの標高差400mがなかなか辛い。最初は温泉にグングン近づいてきてる気がして、あ、余裕じゃんって思うんですけど、温泉が見えてからはなかなか着かない。なんすかね?あれ。そして猛烈な向かい風の中、ボードを背負って歩くのはかなりきつそう。きっと彼の頭の中ではケビンがアラスカにて仲間を励ます時に言った言葉、『オレが経験した21回の嵐の中じゃ19番目の弱さだな』が聞こえていたに違いありません。そういえば登ってる途中、真っ赤なウェアに白タオルの人がヒャッホーつって滑ってったなあ。
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黙々と登り遂に到着!言っていいですか?言っていいですか?良く頑張った!!
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でで〜ん。回復の泉が我々を静かに待ち受けてくれてました。流石にこの時間は全然人がいません。
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最高ですたい!
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HP回復!ほんじゃ張り切っていってみよー!!爆風のおかげで温泉付近はちょっとクラストだったけど
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標高が下がれば見事な薄皮氷結層でしたー!!
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き、き、き、気持ちEEEEEEEEEE
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EEEEEEEEEEEEEEEEE
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EEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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これほどのスケールの中でのこれほどのザラメを味わったのが初めてだったようで、涙が出そうなくらい良かったそうです。やだ!そんな事言われたらこっちが涙出ちゃうじゃない!
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再びコルへ。今度は追い風なんで楽そうでした。
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リンゴで体力回復。うちのリンゴもこれで終わりです。
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だいぶ日も傾いてきて、帰りも走るザラメでこれまたサイコー!
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前回のようなアドヴェンチャーはしなかったけどいい沢ありました。
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いや〜急遽変更したツアーになったけど結果、良かったっすね!お疲れ山でした&おしょっさまでした!言っていいですか?また山においでよ!
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余談
帰り道、エコーランドのVEX SELECT MUSEUMにて行われている、日々進化を続ける大町のアーティスト、ASA3000の個展をテェケラってきました。5/6までやってるそうです。皆さん是非生で作品をご覧になってください!
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mazotive · 6 years
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(自創作)Phyxellerのメモ
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ツイートだと何かで埋もれちゃうので記事として残しておこうという作戦 PhyxellerというサイバーとかSFとか近未来というワードの似合う感じの創作話
キャラ紹介だけにしようとか思っていたのにいつの間にか世界観とかも書いちゃった……
Phyxeller(ふぃくせらー)は一応仮題程度のタイトル。
Phyxellerって?
まずPhyxel(フィクセル/Physical+Pixel)という造語があって、意味は物理的ピクセル、つまり手で触って動かせる画面上のあのドットみたいな、いわゆるSFにある「浮いて触れる液晶画面」の素子みたいなやつ……と、3Dプリンタの「命令次第で立体的な物が作れる」の特徴を兼ねたような存在。 そしてそれにPhyxellerはソレにerがついて「フィクセルを操る人」という意味。
世界
めっちゃくちゃに退廃してる。SFだとおなじみだね。
あるとき地中からデミオンという有害物質が煙のようにモクモクと出て、浄化しきれなくなったと判断した国々は半球状の巨大なバリアを作って遮断することでデミオンから身を守ろうとした。
やがて長い年月を経て、バリアの外にあった街や自然を含むほとんどの生命はデミオンによって死滅し、焦土のような風景が広がり外界と区別されるようになった。 それに対して中はホログラムで彩られた空や自然があり、発達した機械文明で人は不自由なく暮らしている。
デミオンは吸って即死というものではなく、デミオンの含まれた空気を吸って体内に一定量蓄積されると痺れや目眩や倦怠感なんかを引き起こし、もっと吸い続けると呼吸器や心臓、抵抗機能などなどが停止して死んでしまう。 ある程度なら吸っても時間経過によって体内で浄化されるけど、衰弱の反応が起こると浄化機能も衰弱するので、デミオンを相殺する物質リミオンの摂取以外では回復しなくなる。
ちなみにリミオンは外界に点在する泉やガスの噴出口などから採れるが、デミオンの流出量に比べるとかなり少ない。
外界に出てそれらの物質の調査を行ったり、時折国内に侵入しようとする外界生物(大体はデミオンによって突然変異した獣)を駆除する組織があって、それをBLOXという。 BLOXは予てより活動の補助的技術だったフィクセルを、武器や重機などのメインの技術として扱う実験を始めた。最近打ち出されたのは「意のままにフィクセルを操る」実験。これが後にフィクセラーを生むことになった。
薄紫髪の子
たまに落描きと称して描いていて、なおかつPSO2でも再現して遊んでるこの青年の話👋
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▲ちなみにこの武器の青い部分なんかを作っているのがフィクセル。本来はその土台である装置ごとに作れる形が決まっているけど、フィクセラーはこれを自在に変形させられる。
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名前はミカバ・キルヒコ もともと名前のキルヒコに漢字表記はなく、名字のミカバは弥伽婆と書く。 ただし文化的に漢字が廃れてしまったので弥伽婆と書けるのは彼くらいしかいない。
デミオンによる突然変異で、生まれた時からライラックの髪色をしている。(こういった遺伝異常は割と常識)
小さい頃から寡黙で真面目でいわゆる勉強しか趣味のなさそうな凹凸のないガリ勉気質で、しかして国が定めた知能基準を超えている、稀にみる天才児。 フィクセルを自在に操るための命令変換用チップを脳や体に埋め込む実験の実験体に選出され、その手術に同意してコンピュータと並ぶ計算能力とスキャン用の機械眼(左目)を得てBLOXに所属するフィクセラーになった。
しかしチップを埋め込んだ副作用によって余計に機械的な人格になり、フィクセラーのコンセプトであった「意のままに」の「意」さえ発生しない状態になってしまった。
第一主人公
よく描いておきながらキルヒコは第二主人公で〜す。 それで、無感情で非人間的な状態に陥った彼を戻そうとした研究所に残った最後の方法が「手術前の日常を続ける」こと。
そうして招かれたのは彼の唯一の親友であり主人公のこいつ。
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シグレ・ケイ ロケットエンジンによって浮遊する「フライトボード」を使ったスポーツを趣味にしている生意気で負けず嫌いで小難しいことが嫌いな青年。漢字では四暮 京。
フライトボードは一般家庭でも移動手段として用いられる機体でありスポーツの一種。 彼は生まれ故郷のクリムゾンで、このボードアクションの大会で3冠を達成するほどの上級ボーダーだった(現在住んでいるのはスマルトという国)。 キルヒコにボードに乗る楽しさを教えて中級ボーダーレベルにまで仕立て上げた張本人。
手術によって機械的になった彼の人格矯正に関わり、研究者の言いつけも破ってボードに誘い出したり口論の末に殴りかかったりするなどをして(最低…)、人格を少しずつ復活させることに成功。 キルヒコがフィクセラーに選ばれたことについては喜んでいたが、人格が落ちて片目を機械眼に換えられたということを聞いてめっちゃキレた。
昔のある時からデミオンに対する耐久力を失い、室外で活動する時はリミオンの含まれたパッチを顔や体に貼っている。 粗暴な性格やそういった体質があってBLOXに所属できる素質は全くないのだが、フィクセラーの行動管理人という裏口を設けられ強制入隊させられている苦労人。
互いに感情的になることの大切さと冷静になることの重要さを教わっているようなそんな仲。 後に一緒に任務に出たりする良きバディでもある。
※ここからもホントに仮案くらいだし超ややこしいのでテキトーに読んで()
国とか
国の全てには半球状のバリアが張られており、その根本に厳重なゲートを設け、そこを出入りして国々を移動できる。 バリアの内側は空を映すホログラムで満たされていて、ある程度決まった流れで晴れや曇りや朝夕なんかを映して旧来の空を再現してる。 半球状というと東京ドームみたいな大きさを想像するかもしんないけど、規模的には北海道くらいあるんじゃないかな。(適当)
国ごとにキーカラーを定めていて、特に外界調査に出ている時は国の判別に困らないようにエンジンが出す光の色などに適用している。
BLOXは三大都市に一つずつ設置されていて、政府や軍隊とは別でそれなりの権力がある。
スマルト ほぼメインになっている三大都市のひとつで、晴れ渡る空色のネオンが特徴。 守りと安心に徹した国づくりをしていて、バリアが最も堅牢で空気中のデミオン濃度も最も低い安全国。医療技術やAIやそんなハイテク技術がめざましい印象。 その代わり中に住む人々は他国に比べると消極的で神経質な傾向にある。クリムゾンの人間を自己中心的で横暴な人だとして避けたがる。
クリムゾン ケイの故郷でもある国。夕暮れの赤いネオンに包まれ、街中が派手な電光と騒音で彩られる国。 大きさから三大都市のひとつとして数えられるけど、度々バリアの根本を掘って侵入する外界生物がいて安全性はとんでもなく低い。そして掘った穴からデミオンが流れ込むためデミオン濃度も高く、耐性の弱い人間は住むことができない。 外界生物の駆除のために武器開発が進んでいて、各国のBLOXや軍隊にも普及している。 デミオンの遺伝作用や不安定な環境が連鎖して、人々は攻撃的な性格になりやすく、治安の悪いスラム大国でもある。 スマルトの人間をやさしい環境でぬくぬく育った甘チャンだと罵る人が多い。
ジョンブリアン 身体の一部を機械に置き換えることでデミオンの悪影響を無効化する技術を進め、それの成功によって様々な国を取り込み三大都市のひとつに成り上がった技術大国。乱立する工場が放つ黄色い照明光に照らされる国。 手足を義手義足に変えた人々が多く、中には頭以外の全てを機械化した人や、部品をフィクセル製にすることで変形自在な身体を手に入れた人もいる。いわゆるサイボーグの国。 対応力と修復度が高く、侵略や汚染を受けてもすぐに立て直せる力があり、比較的安全ではあるが、工場の乱立によって別の大気汚染が心配。
そのほか
食生活 いわゆるディストピア飯はまだ普及してない……けど、都市が増え自然が減った影響で、肉や野菜などなどの自然食材は高級品扱いになったため、食感等々を似せた合成食品の研究は騙せるくらい進み、それのおかげで逆に普通に料理が味わえる状態。 近未来なので1つ食べるだけで1食分の栄養素が〜という食品はたくさんあって、そういうのはBLOXの調査隊や作業員などが利用する。 ついでにデミオンの濃度や耐久力の関係でリミオンを定期的に摂取しないと健康に支障が出る人は、リミオンの含まれたアメとかグミとかタブレットみたいなものを持っていて、一息つくごとにヒョイっと食べたりしてる。ケイの使っているパッチは遅く長く効くというタイプなのであれは別。
動物と自然 ペットや家畜や動植物園で保護されている生物は繁殖に失敗していなければ大体生きてる。 スマルトではほとんどの地域がペット禁止で野良犬や野良猫もほとんどいない。ジョンブリアンは割と自由。クリムゾンは野良犬だと思ったら外界生物だったということがザラにある。 渡りの習性を持った鳥はバリアにぶつかって死んでしまう(orバリア形成時までに帰ってこなかった)ことがあって、カラスのような知能のある鳥とかニワトリみたいな飛ばない種族だけが中に残った。 建物の乱立や地下開発などで植物が根を下ろす場所はもう鉢の中くらいしかないけど、水栽培や空気栽培などの技術もあってホソボソと存続中。 街中で見れる植物はほとんどフィクセルとホログラムの掛け合わせで、季節や気温に沿って変化はするけど、所詮はやっぱりホログラム。う〜んディストピア。
敵 外界ではデミオンの作用でクリーチャー化して生きている外界生物がいて、しょっちゅう外界調査の妨げになる。 自分より汚染されていない個体を捕食しようとするので、別に人間相手でなくても外界生物同士が争うことはある。 首が3つあるとか毒ガスを吐くとか超常的な進化を遂げているやつが多くて、変化の仕方によっては建物の残骸が体にくっついて無機的なゴーレムみたいになってる生物もいる。 廃墟や手付かずの地下施設がそのまま巣になっている。
生物のいくつかが変化しながら生きているんだとすれば、人間だって生存可能な気もするけど……。
フィクセルとホログラムって違うの フィクセル→触れる ホログラム→すり抜ける
エネルギーとか そこらへん工学っぽいのホント分からないので適当に言うと殆どが電気。 燃焼系のものなんかは発電のために使われる程度。(じゃあロケットエンジンは?) 反重力とかすごいギジュツがあると思う。乞うご期待。
総括
SFとかファンタジーって技術関連をどこまで教科書みたいに体系化させたらいいのか分かんないよね。この記事を書く時にいちいちWikipediaのジェットエンジンとかロケットエンジンとかネオンとかのコーナーを読んでしまったが全然分からん…なんだこれは……。
ロボメカの練習として彼らや世界の物ものを描いていきたい所存。ジョンブリアンの人々はエグいくらいの改造人間デザインにしたいデスね。あと外界のクリーチャーとか。
創作はコレ以外にもあったりするけど、それの紹介はまた別の機会で。 興味を持ってくれた方々ありがとうございましたです。
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