#ビクトール・ポルスター
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Girl/ガール
この監督の「CLOSE/クロース」が良かったので観てみましたが、 共通して主人公の俳優ありきで、 恐らくそれがないと成り立たないレベルの高いキャスティング。
この映画出演以前にも数多くのテレビコマーシャルやミュージックビデオに出演とのことで、 バレエのシーンは本物だし、それ以外のシーンも素晴らしい。
トランスジェンダーについては、 男性器を利用して女性器を作ることを望んでいるものの、 周囲からの好奇の視線に晒され、自身の欲求の高まりにも耐えきれず、 ついに強硬策に出てしまうという、 環境的に進んでいるとはいえ、やはり厳しい現実。
LGBTQについては思い込みや利害によって、 実際はそうでないケースも多いらしいですが、 本当に本当で悩んでいるケースの辛さは、 わかろうと努力はしてみるものの、難しいですね。
テレビ界やネットなどで稼ぐためにまき散らす輩が減って、 現実にきちんと対応できる世の中が来るよう祈ります。
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女とは
映画の感想3本まとめて。まずは前作「イーダ」が素晴らしかったので観たパヴェウ・パヴリコフスキ監督「コールド・ウォー あの歌、2つの心」から。
冷戦下のポーランドで引き裂かれた男女の悲恋ものかと思いきや、これは共産主義をも吹っ飛ばす男女の激しい愛の「冷戦」の映画でした。民族舞踏団に所属するズーラの美しさと歌声にすっかり魅了されてしまったので、奔放さもやむを得ないかと。テンポよくあっさりと描かれているせいかあまり気にならないけれど、結構二人共やっていることがエグい・・・。しかもラストでびっくり!実話な上にまさか監督の・・・と白目になりました。ズーラ、恐ろしい子!
映画館にポーランドの民族衣装が飾ってあって可愛かったです。劇中何度も歌われる民謡「2つの心」が素晴らしいので、そこにも注目!終わった後、「オヨヨ〜♪」と、つい口ずさみたくなると思います。それにしても監督はいいネタいっぱいもってるねぇ・・・。
次は「Girl/ガール」です。女性の体になりたいと願うララのお話。これも実話ベースなんですね。ブルーが印象的な美しい映像とバレエシーンとは裏腹に、描かれる現実は予想以上にシビア。
足の痛みをこらえながら不安を打ち消すように回り続けるララの姿を見ていると「一人でなんでも抱え込みすぎないで!」と彼女の父親のような気持ちに。でも、ラストのララの眼差しはまっすぐ明るいもので救われました。ララ役のビクトール・ポルスターの存在感も素晴らしかったな〜。
最後は香港映画ブームの頃、高校・大学生だった私には懐かしいフルーツ・チャン監督の「三人の夫」です。
まず客層が9割シニア男性だったのにびっくり。内容が内容なだけに女優さん目的?確かに裸やセックスシーンは多いのですが、ムイの「底なしの性欲をもつ」という設定があまりにも度が過ぎていてエロいというよりはむしろコミカル。トラックの荷台でのシーンはやりすぎだろ!とつい笑ってしまいました。
開発が進んでいく都市部に取り残されたように、海の上で暮らす三人の夫とムイの姿は今の香港の象徴でもあるのかもしれません。最近のデモ活動のニュースを見ても思うのですが、香港の人々には日本にはない熱量を感じます。��曜日はちゃんと選挙に行かねば、とあらためて。
話がそれましたが、様々なタイプの「女」を描いた3本でした。
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体は男の子だけど心は女の子の物語。
葛藤、苦しさ、決意、夢、焦燥、あきらめ、絶望。 が淡々と描かれている映画。
ベルギー映画は「告白小説、その結末」「エンジェル 見えない恋人」「RAW 少女のめざめ」最近きてる、ベルギー映画。フランス映画と似ていておちがない。それが人生の縮図という感じでとてもすき。オチもなければ報われもしない。ここで終わるの?っていう感じで終わっちゃうのすごい素敵。
こんかいはオチあったな、、
わたしはトランスジェンダーじゃないから完全に理解して共感するのは難しい。そんなに焦らなくてもいいじゃんと思ったり、落ち着いて、人に当たらないでと思ったりしちゃう。まあ自分が体験できないことを第三者目線や共感で疑似体験するのが映画なんだろうけど、それがとてももどかしく感じてしまったなこの映画。
監督はルーカス・ドン、この映画が処女作。 主演はビクトール・ポルスター、このこも処女作。
今後も注目すべき二人。
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