#ノッティンガム城
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moto-sun · 5 years ago
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#この機会に 数年前に行った旅行のメモの続きー。 . ロビン・フッドのノッティンガム。 写真はノッティンガム城 のはずが、早朝過ぎてノッティンガム城開いておらず。 . #とりあえず #ロビンフッド の銅像に挑戦する #おバカな私 . #ノッティンガム #ノッティンガム城 #nottingham #nottinghamcastle #robinfood . #may #2018 #英国 #uk #JAL旅で出会ったカラフル (Nottingham Castle) https://www.instagram.com/p/B_AY9vSjS7l/?igshid=u6wgyouw3cp1
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natsukikurai · 6 years ago
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UK & EUROPE
【旅日記① ✈︎】
「久しぶりに故郷のガーナに帰るのがとても楽しみなの」
そう嬉しそうに言っていたのは空港からのホテルに向かうシャトルバスで偶然���緒になった女性だった。故郷を想う彼女の気持ちがジワッと伝わって来た。
台風の影響で飛行機が大幅に遅れていたため、トランジット先のドバイで一泊する事に。もし、飛行機が予定通り飛んでいたらこの出会いは無かった。そう思うと遅延もなんだか悪くない。他にもスイスに物理の勉強に向かう学生さんや、スペインへ旅するカップル、世界中を旅するおじいさんも。みんなおんなじ境遇なだけに、自然と会話が弾んだ。出会いとは面白いものだ。
無事にスコットランドのグラスゴー空港に到着。ボーダーでのVISAの確認でだいぶ待たされたから、預けた僕のスーツケースが一つだけ、グルグルとターンテーブルで回っていた。
グラスゴー空港から、エディンバラへ向かう。たくさんの観光客が訪れる街で、メインストリートは賑やかだけど、一本路地を抜けると静かで、シンプルな道が続いている。
町並みを眺めながら、滞在先のアパートで少し休憩した。
さて、エディンバラ、グラスゴー、ベルファスト、ダブリンとスコットランド、アイルランドの4日間続くライブの始まりだ。
いつもツアーの最初は自分たちのリズムを、タイミングを、会場の空気を確かめながら演奏している。8月のノースアメリカの感覚が残っているけど、また一から探していこうと、今回は新曲や、今までやったことのない曲も取り入れてみた。
ツアーの中での課題は色々あるけれど、一つ「サウンド作り」がある。どこでもそうだと思うけど、自分たちの求めているサウンド、質感を表現できたらとても嬉しい。でも、なかなかそうはいかない。PAの人とのコミュニケーションがとても大事になってくる。その場限りの生み出す音をもっと大切にして行きたいと思う。
そして今回、初めての経験が一つあった。グラスゴーのお客さんがStuの歌を完璧に覚えていて、一緒になって歌ってくれたこと。しかもStuより大きな声で。笑 でもそれはすごく感動的で、忘れられない夜になった。一緒に口ずさむわけでもなく、一緒になって歌う。なんだか、今の「シェア」する時代の流れを感じた夜だった。
ベルファスト、ダブリンのライブも大盛況に終わってひと段落。次はイングランドのマンチェスターへ。
と、思ったら予定していたフェリーが悪天候でキャンセルに。
僕らには少し時���がある。アイルランドの少し南にある街、キルケニーへ車を走らせた。
アイルランドのキルケニーは���かのスポーツ競技があったようで街が沢山の車で溢れていた。僕らはホテルに着いて一息つくと外をぶらぶら散歩した。少しゴツゴツした石畳み、カラフルなお店、小さなトンネル、大きなお城、そんな街並みを楽しみながらアイリッシュの音楽を聴いて食事をした。
僕らは大体、生活のリズムが似ている。 歩くペースも、起きるタイミングも、歯を磨くスピードも。笑 そして食の好みも似ているのが不思議。 この旅ではもう5回くらいベトナム料理を食べている(極端な所も似てる)
フェリーの日程を1日ずらして、ダブリンからウェールズへ。そしてイングランドのマンチェスターへと車を走らせた。
イングランドには会いたい人がたくさんいる。少しずつだけど会いたい人に実際に会って、繋がっていけている。本当にご縁というものに感謝したい。
マンチェスター、ノッティンガム、ロンドン、サウサンプトン、ブライトン。5日間で5公演の始まり。
24食分持ってきたインスタント味噌汁はあと10食ほどに…
旅の途中にて
目が合う度にウィンクしてくれるおじいちゃんと、何度も何度もハグしてくれるおばあちゃん。何にも知らなかった18歳の僕に本当に優しくしてくれました。12年経っても、お帰りと言ってくれる。
大切な時間。
あっという間に時間が過ぎて行く。気づけば、17日間で14本のライブが終わったところ。
少し前になるが アイルランドからイングランドに入りマンチェスター、ノッティンガム、ロンドン、サウサンプトン、ブライトン。 どれも満員のお客さんと一緒に熱いライブ。特に印象に残ったのはロンドンでのライブだ。いわゆるライブハウスみたいな箱だったのだけど、お客さんが、思い思いに床に座って、寛ぎながら聴いてくれた。そして僕が久しぶりに感じたことは、照明がLEDでは無かったので、どんどん室内が、ステージが、暑くなっていく。これ、すごく久しぶりに感じた。ライブハウスならではのというか、前はこういう感じだったなぁって。そしてとても良いなあと思った。
ブライトンの街と茅ヶ崎の街を重ねながら出発。トンネルを抜けてフランスへ。
エッフェル塔の近くに滞在出来たので、少し散歩をする。エッフェル塔の周りには観光客用の塀?のようなものが設けられていた。どうしてこうなっちゃうんだろうと、そんな話をしながら、みんなに愛されている塔を青空の中、クッキリと見た。
“身体をその土地に委ねてみる”
という事をこの旅では少しながら意識しているが、こういった偉大なものを間近で見た時、自分がまるでタイムスリップしたような感覚になる。ずっと昔から愛されて続けて来ている���のにはそういった、時間を超える力があるのだと思う。
フランスの公演も大盛況、僕らはベルギー、ドイツ、オランダへと向かう。
天気にも恵まれ、晴天続き。まるで夏のように暖かい。僕の名前は ”夏の樹”という意味なんだと、ここでも晴れ男っぷりをアピールしておいた。笑
ベルギー、ドイツ、オランダでの5公演を終えた。どの公演も大盛況に終わり、ライブのリズムの中に躍動感が生まれてきたように思う。リクエストなども受けたりしながら、僕らは毎日のように演奏している。
この何日間か、NYからカメラマンの友達の Sanae Ohno さんが合流してくれたので、リハーサルの様子やライブ写真を撮ってもらえる事に。とても有難い。 僕もStuも、写真が好きだけど、どうしても2人でのライブ写真や、オフショットなどは撮れない。一緒に旅してくれる仲間がいる��はなんて素晴らしいんだろうと思う。
アムステルダム公演はソールドアウト。そしてこんなに素晴らしい会場で演奏させてもらった。教会に響く自分たちの音楽を、客観的に楽しみながら聴けたような気がする
アムステルダムでは19歳の頃から一緒に演奏してる Arisa Safu が聴きに来てくれた。長い長い、バンドメンバーだ。Stuを紹介してくれたのもArisaだから、こうやって繋がって本当に嬉しい。
Arisaは生き生きといていた。自分らしくいれるっていう事はとても大切な事だと思う。そしていつも頑張っている姿に勇気をもらう。
ありがとう。
ロッテルダムのライブを終えてオランダからドイツに入りハンブルクへ。そしてデンマークのコペンハーゲン、ドイツに戻りベルリン、ポーランドのワルシャワへと旅路は続いた。このツアーの山場と言っても良いかもしれない。起きてすぐに出発、長い移動、演奏、寝る。この繰り返しだ。
街並みをゆっくり眺める。なんて暇は無いので、その街に感じる色や、匂いや、人の雰囲気を少しでも頭にインプットしている毎日。実際に来てみないと分からないことがたくさんある。
2人の体調はというと、僕はとても良い。8月のアメリカツアーからの教訓から、食事の量を減らし、炭水化物を控えるようにしている。Stuは8月に疲れで喉を痛めてから声の調子がいまいちで、���間合間に蜂蜜レモンジンジャーティーを飲んでいる。毎日90分以上歌い続けるからそれは疲れるよなぁと横で心配しながら見ている。
旅は、良いことばかりでは無い。
体調はもちろんのこと、ストレスも溜まってくるだろう。イライラする事だってある。
うまくいかないときはどうするか。辛そうにしてる人が隣にいたらどうするべきか。
考えるしかない。向き合うしかない。行動するしかない。
旅は自分を見つめる、そんな貴重な時間を与えてくれる。
道はオーストリアのウィーンへ。
オーストリアのウィーン、チェコのプラハ、そしてまたドイツに入ってフランクフルト、シュトゥットガルトのライブを終えた。そして明日はドイツの最後の都市ミュンヘンでのライブだ。
ハードなツアーは3週間くらいが身体的にも、集中力的にも限度かなと思っていたけど、ここにきてさらにいいライブができていると思う。一つ壁を越えることができたかな。 余計なことを考えなくなってくるし、何より経験。音響がやりにくくても、照明がチカチカ眩しくても、いい音楽を届けることだけに集中できていると思う。
そして本当に感謝したいのは、それぞれの街に僕らの音楽を好きでいてくれる人たちがいること。それは噂だったり、ラジオだったり、SNS、ネット配信からだったり、いろんなところから繋がって一つの会場で一緒に歌を歌っている。幸せな瞬間だ。
明日のミュンヘンは約400名のお客さん。
会場中に響く歌声が今から待ち遠しい
もう、いよいよここまできたかという気持ち。ライブも残すところ4本。ミュンヘンでは満杯のお客さんと一緒に歌い、素敵な町並みを歩き、眺める。そして壮大な景色を見ながらスイスへと移動した。感動の毎日だ。
前にツイッターで書いたけど、こういった心動く物事に出会った時 "家族や、友達にも見せてあげたい" という気持ちが強くなってきた。自分が感動するものを違う人の心で見たら、どう感じるだろう。子供が見たら、どう思うんだろう。強くそう思うようになった。
今は世界を旅しているけど、僕は日本をまだまだ知らない。行ったことがある場所なんて数えるほどだ。
旅の途中で、ふと、来年家族で旅をしようと思い立った。
まずは日本から。新しい感動を、家族で一緒にと。
そしていつかこのツアーで回った場所に家族で戻ってこれたら、少しは案内できるかな。
この旅は、未来に繋がる旅になっていると実感している。
今日でラスト公演。2人とも出来ることを精一杯やる。終盤になると集中するのはそれだけ。
スペイン、マドリードはソールドアウト。感謝を込めて演奏しよう。
行ってきます。
終わりに 
こんな経験はなかなか出来ないと思う。
“楽しい旅はあっという間”
と、言うのが普通だと思うんだけど、今回の旅はすごく長く、濃く感じた。楽しいことも、辛いことも、全部一緒に旅したから。その分、時間がゆっくりと過ぎていき、自分と向き合う時間をくれたんだと思う。
2人で、15カ国40日間30公演。移動距離13000キ��、全部車移動。
数はたいして重要じゃない。
楽しい事だけじゃなく、辛い事と向き合いながら、相手のことを想いながら、旅出来たこと。
苦しい時、ふと見た景色に心洗われる経験。
自分の無力さを感じること。
そしてそこから新たな自信へと繋げる道を見い出すこと。
それをこの旅の中で経験出来た事は本当に貴重だと思う。
長い間待っていてくれている家族、応援してくれた皆さん、聴いてくれたたくさんの方に本当に感謝したい。
本当にありがとう。
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