#トップス胸元前面に布のしわ
Explore tagged Tumblr posts
Text
Artist: Kaedeko
#ガキ巨乳#佐々城柑奈#Kanna Sasaki#ロリ巨乳#ツインテール#twin ponytails#体操服#gym uniform#ブルマー#bloomers#乳テント#トップス胸元前面に布のしわ
5 notes
·
View notes
Text
初雪の頃【2】
面接まで
福岡で生まれた私が、言葉も感覚も違う大阪に来たのは、十歳のときだ。 父の転勤だった。初めからなじめない感じはしていた。別にイジメられたわけじゃない。ただなじめなくて、楽しくなくて、全部嘘咲いで、教室が苦痛になっていた。高学年になると、もえとの出逢いもあったけど、担任との関係が最悪で、福岡にいた頃には信じられなかった“登校拒否”をやるようになっていた。 もえは本名“萌野さやか”といって、五年生のクラスで二回続けて席が隣になって仲良くなった。全体的に色素が薄くてかわいいのだけど、二次元にしか興味がない、ちょっと変わった子だ。 担任と、そしてクラス一の秀才と関係がこじれて、私と仲良くしていたって何の得もないのに、もえは親しくしてくれた。学校に行かなくなってからは、彼女が毎週土曜日にまとめてプリントなどを持ってきてくれた。 小学校のあいだはもえ以外の友達とも浅いつながりがあったけど、中学生になって、いったん登校復帰したもののまた行かなくなってからは、友達と言えるのはもえひとりになった。 中学はちゃんと行くつもりだった。そのために、勉強だってしていた。でも、一度身についた拒絶反応を治すのは、むずかしかった。 毎朝七時に起きること。つくえに縛られて勉強すること。重い教科書をかかえて帰宅したと思ったら、大量の宿題が待っていること。 いろんな習慣がつらくて、いつのまにか遅刻や早退が増えて、クラスメイトの反感を買って、別室登校も試したけど、結局は部屋に引きこもるようになった。 高校なんて行く気はなかった。でも親が手続きした通信制高校に受験もすっぽかしたのに受かって、入学式に連れていかれた。途中からはよく憶えていない。ただこのときの狂態で、心療内科に通うことになり、面倒が増えた。 三年間、完全に光を遮絶した部屋をほぼ出ずに過ごした。外界を知覚したくなくて、常に洋楽の激しいロックで耳をふさいでいた。進学校に進んだもえも、頻繁に私の家に来れなくなった。生まれたときから一緒の、スヌーピーの毛布とふとんを抱きしめて、ベッドに横たわっていた。 人として一番新鮮な時期を、浪費するでもなく、貯金するでもなく、何にも残さずに垂れ流した。そうして、家庭も学校も壊れた十八歳の夏、私はやっと動き出して、イルミネーションのきらめく夜の街にいる。 大阪の歓楽街は、キタとミナミに別れている。 ミナミの難波から心斎橋につながる歩行者天国には、あらゆる店があふれていて、層も若者が多い。逆に、オフィス街である淀屋橋に面したキタは、高級クラブからラウンジ、バーにキャバクラといった店が密集し、客層も圧倒的に会社帰りのおじさまたちが多い。
「ここか……」
昔からある歓楽街は北新地で、そこで働く人たちは、けっこうプライドが高い。けれど、素人の私はそんなことなど何も知らず、一階から最上階までの店名が並ぶ看板を見上げて、そうつぶやいていた。 住所だけで場所を探り当てなくてはならず、似たようなけばけばしい景色をぐるぐるしてきた。パレットのように、ネオンはさまざまな色を飛びちらせている。背広、キャミソール、着物、笑い声や叫び声、煙草や香水の匂い──いろんなものが、残暑の熱気と混ざりあっている。 普段の引きこもり生活との落差にめまいがして、泣きそうになっていたところで、紫色に黒の毛��体で『ラウンジ 綾子』という看板のあるビルを発見した。 ここの��階だっけ、と求人誌の切り抜きを確認し、看板にも確かに『F5』とあるのを認める。 おにいちゃんのおさがりのような、ボーイッシュな服装しかしない私だけど、今日はさすがに化粧をして、スカートを穿いてきた。トップスは、手首の傷を隠すために、白と黒の細いボーダーの長袖だ。服装自由とあったけど、長袖はいいのだろうか。そんなことを考えながら、ビルに踏みこんだ。 エレベーターホールに行き着くと、それらしい女の人が、エレベーターを待っていた。綺麗に巻き髪をして、水色のキャミソールに共切れのマーメイドスカート、シースルーのストールをまとっている。 やっぱ長袖はダメかも、と思っていたら、エレベーターがやってきて、その人に続いてエレベーターに乗りこむ。 その人は三階で降りていった。五階にひとりでたどりつくと、いよいよ心臓が緊張でこわばってきた。 怖い。私みたいな子供が場違いなのは、分かりきっている。でも、お金欲しいでしょ? 家を出たいでしょ? そのためには── 大きく息を吐くと、顔を上げた。行こう。面接に落ちるのは承知の上だ。動かないと始まらない。勇気を振り絞って歩き出し、エレベーターのすぐ隣にあった『ラウンジ 綾子』の扉を押した。 低くジャズがかかっていた。クーラーのきいた絨毯に踏みこむと、右手にカウンターがあって、左手に店内が広がっていた。狭くはないけど、そう広くもない。 全部で、六席だ。中央にある棚の上の花瓶に、大きなブーケがささっている。 カウンターを見た。同じように、こちらに注目している人が数人いた。 男の人がふたり、女��人がひとりだ。女の人はカウンターに一番近い席に座り、スパンコールのついたミニワンピースを着ていて、ケータイを開いている。男の人ふたりは黒服で、ひとりはカウンター内に立ち、ひとりはカウンターの席に腰かけている。
「……えー、と。おはようございます」
カウンターに腰かける男の人に言われて、きょとんとしかけたものの、慌てて「おはようございます」と消え入りそうに返す。 どうしよう。ぜんぜん知らない雰囲気だ。
「あの、面接に来たんですけど……」 「面接? ああ、今日やったっけ。──ジュン、茶淹れて」 「はい」
カウンター内の男の人が動いて、腰かけている人は立ち上がって手招きしてくる。
「こっちおいでや。ママはまだ来てへんから」 「あ、は、はい」
オフにしたケータイとかが入っているリュックを抱きしめて、そろそろとカウンターに近寄る。花の香りがただよった。 女の人はケータイに向き直り、腰かけていた男の人は自分が座っていた椅子をしまい、その隣の椅子を引く。私は、緊張で誰の顔も直視できないまま、その椅子に腰かけた。
「今日、ママ同伴やったっけ」 「ちゃうと思うけど」
ケータイをいじりながら訊いてきた女の人に、椅子を引いてくれた男の人は返す。 カウンター内の、ジュンと呼ばれた男の人は、私の前にすっとコースターを引いて、その上にお茶と氷がそそがれたグラスを置いてくれた。喉がからからで、できれば飛びつきたかったけど、そんな度胸もなく、恐る恐るグラスを手に取ってひと口舐めた。きんと冷えていて、苦味も少ない、おいしい烏龍茶だった。
「何歳?」
椅子を引いた男の人がいきなり振ってきて、「えっ」とまごつきながらも、「十八です」とどうにか答える。
「十八⁉ うわー」 「智月、もう二十四やわー」 「おばはんやな」 「うっさいわ。ショウくんに言われたくないねんけど」
何か、めちゃくちゃ大阪弁だ。大阪に来て引きこもりになった私は、この地に来て五年も経つのに、標準語だ。会話そのものをしなくて、博多弁は忘れてしまった。
「ママ、もうすぐ来ると思うから」
カウンターの中にまわる、ショウくんと呼ばれた男の人に言われ、電話の人か、と思いつつ、こくんとしておく。膝の上のリュックを置きなおし、もう一度、店内を見まわす。 左側がフロアになって四席あり、右側に二席ある。その境に花瓶の乗った棚があり、何か収納できるようだ。カウンターは四席で、奥にはボトルが無数に並んでいる。カウンターの右隣にドアがあって、『化粧室』と書いてあった。そして、化粧室の向かいにクローゼットがある。 ママかあ、と小さく肩をすくめた。どんな人だろう。雑誌には『気さくで明るい』と書いてあったものの──。 烏龍茶をちろちろと飲んでいると、女の人たちが出勤してきた。ワインレッドのドレスを着ていたり、クリームイエローのスーツを着ていたり、みんな“夜の女”という感じで格好いい。 あんなふうになれるのかな、と不安になっていると、「おはよう!」と鮮やかなピンクのスーツを着た女の人が、颯爽と入ってきた。
「おはようございます」
ショウさんとジュンさんが声を揃えて返し、女の人たちも同様に返した。砕けた感じがない。もしや、と思っていると、女の人も私を見た。
「今日、面接の子?」 「あ、は、はい」 「あはは、そんな緊張せんでええから。あたしがママの綾子な」 「あ、えと、佐々木ゆりです。よろしくお願いします」 「うん。ちょっと待ってな。ショウ、そこのメモ帳取って」
ママはカウンターの中を指さし、ショウさんはしめされたメモ帳とボールペンをママに渡した。受け取ったママは、テーブルにそれを置く。
「ここに、名前と住所と電話番号書いて。電話番号はケータイのな」 「あ、は、はい」 「書けたら言ってな」
ママはテーブルにマスコットのついたケータイも置くと、私の後ろを通りすぎ、カウンターの奥に行ってしまった。 私はボールペンを取ると、震えないよう気をつけながら、言われた通りの事項を記していく。書き終わると顔を上げた。正面にいるのは、ショウさんとジュンさんだけだ。
「書けた?」
ショウさんに言われてうなずくと、「ママ」とショウさんはカーテンをめくって奥に呼びかける。何やら声が返ってきて、すぐママはこちらに戻ってきた。 脚長いな、なんて思っていると、ママは私の隣の席に腰かけてメモ帳に目を通す。いくつか質問され、たどたどしく答えていると、「いつから出れる?」と問われて、ぽかんとする。
「あ、いつからでも。明日でも大丈夫です」 「明日から。ほな、さっそく入ってもらおか」 「あ、あの、いいんですか」 「ん、何が」 「雇ってもらえるんですか」 「うん。当たり前やん」
唐突すぎて、まばたきをしてしまう。受かった、のか。こんなに簡単に、受かるものなのか。何しろ、面接というものをしたのが生まれて初めてなので、比較できないけれど。
「あ、そうや。名前、何にする?」 「名前、ですか」 「源氏名。うちにゆりちゃんいう子はおらんけど」 「あ──……、えと、考えてきます」 「そう。じゃあ、あとの細かいことは、彼に訊けばいいから」
ママはそう言って、ショウさんをしめす。
「この子、ここのチーフやから。──ほら、名刺出して」 「あ、はい」
ショウさんはカウンターを探り、私に名刺をさしだしてくる。 藤林章悟。 私は名刺を受け取り、その名前を眺めた。顔を上げると、ショウさんと目が合ったので、引き攣らないように笑みをしておいた。「よろしく」と言われて、同様に返す。 ショウさんとジュンさんを見較べる。ショウさんは人懐っこい感じで、ジュンさんはクールな感じだ。どっちかというとショウさんのほうが好きかなと思った。ふたりとも、二十台半ばといったところだろうか。
「じゃああたし、用事あるから」
そう言ったママは、さっさと店をあとにしてしまった。えっ、ととまどってしまう。帰っていいのだろうか。まだいたほうがいいのだろうか。 おろおろしていると、「まあ」と声がかかる。
「まだ、客おらんし。茶飲んでから帰りや」
私はショウさんを見て、そうするほかなく、こくんとしてグラスを手に取った。
【前話へ/次話へ】
1 note
·
View note
Text
◇準備していたもの /およそ3300字
ひとつ前の記事(長いので読まなくていい)で 「Vアバターをこしらえた」と書きました。
それがこちらです。 (Tumblrは画像を上部に表示できるはず……)
画像にも載っていますが、 衣装は『ゆずはこ』様で購入しました。 ******************* 製作者twitter - 柚里 様 https://twitter.com/yuuri_may BOOTH - 商品ページ https://booth.pm/ja/items/4642681
FANBOX - BOOTH商品利用規約 https://yuzuhako.fanbox.cc/posts/3580987 *******************
画像のなかにもわちゃわちゃ書いていますが、 私好みのシルエットと装飾の数々で、 一目見た瞬間に「これだ!!」となりました。
前述の記事では、人様の製作物の利用に かなり慎重になる方針を固めていましたが、 幸い、製作者の柚里様が 細かく利用規約を明記してくれていたので、 安心して活用できると思います。
VRoid界隈ではポピュラーなのかも知れませんが、 素材の改変が可能なのも良いところです。
特に 「■禁止事項(データ改変後も一律で禁止)」 との記載が、とても助かります。
改変後も親作品と同等に扱えるので、 「形とか色とか変え過ぎてもはや原型ないけど 一応、元データとして利用しているのよね……」 といったときにも、親作品の情報を記載するか 迷わずに済むということです。
でも原型が無くなるほど改変できるなら、 公式プリセットから改変した方がいいと思うけどね。
今は素材をお借りしている立場ですので、 各所��しつこく、親作品の記載をしていきます。 今後利用する予定の音や映像素材も同様に。
しつこく記載していくぶん、 お借りする親作品は極力絞りたいところです。 でないと概要欄がソースまみれになりますから。
そして、自分で作れるものはできるだけ作る! いつかは自分で満足のいく衣装も作りたいですね。
そもそものVアバターモデル(VRM)ですが、 VRoidを使ってカスタムしています。
プリセットやデフォルト設定だと 右上の証明写真のような、 ぼけーっとしたヨリ目のキャラしか作れないので、 ちまちまちまちまとパラメータをいじって、 可愛くも凛々しい顔面ができあがりました。
4月4日にお洋服をブースト購入して、 今回の画像を作ったのが4月14日なので 衣装改変込みで、およそ10日掛かっていますね。 (Vroidをインストールしたのも4月4日です。)
体型や肌のテクスチャは、実は ゆずはこ様の衣装にサンプルとして 同梱されていた少年を改変して使用してます。 (そちらも利用可能とのことだったので)
ただVRoidで少年の体型を作るのがむずかしくて、 腕は細くできないし、上半身は逆三角形だし、 ふくらはぎも腰も異様に太いし(私基準です)。
現実の私を3Dスキャンした方が よっぽど少年の体型に近いよ。(168cm46kg)
けれど、柚里様の製作された 『星とリボンのハーフパンツセットアップ』は、 VRoid男性モデルのムダにたくましいところを みごとに中和してくれています。
全体的にかなーりタイトめに作られていながら、 トップスもボトムスも裾が広がっているので、 「身体はもっと細いのかな」と錯覚します。
ただし、かなりタイトな作りですので、 パラメータをイジっていない男性モデルに着せると シルエットが大きく崩れてしまうことと、
背中から伸びている帯のような飾りが マント扱いなので、足の動きに追従します。 ヒラヒラせずに身体にくっついているので、 三角座りなどをすると「もちゃぁぁ」っとなります。
なのでポージングの際は気を付けること。 あるいはいっそ外してしまうことです。
私は、あとから太ももの高さまで短くしました。 テクスチャを書き換えるときは、 マントのボーンが湾曲しているので、 布が真っ直ぐになるよう調整しましょうね。
さてここからは、この素敵お洋服についての イイところを細かく語っていきたいです。 先ほども言いましたが、やはり 最大のポイントは計算された着やせ感です。
ゴツい肩の部分は、襟飾りのフリルが覆って、 肩側面の厚そうな飾り(実際は厚みゼロ)によって これまた肩回りを小さく見せてくれています。
この大きな襟飾りが極めて有能で、 実際は厚みがほぼゼロなのに、 厚みを感じるようなデザインになっています。 これにより、大胸筋にあたる部分も 「実際はもっと薄いのかな」と感じられます。
サスペンダーもまっすぐな一本のバンドではなく、 腰の方でハの字に分かれています。 単純な見た目のオシャレもさることながら、 このハの字の広がりによって、 なんと腰にくびれができているように見えるのです。
腰回りがNintendo Switchの外周よりも 小さい私にとっては、腰の細さも大切です。
着やせ要素は下半身にももちろんあって、 ボトムスの裾は先ほどの通りなんですが、 ソックスとブーツにも匠の着やせ術が光ります。
黒いストライプソックスは現実でも 脚細着やせ効果を生み出してくれますが、 こちらのソックスには、ふくらはぎに装飾があります。
VRoid男性モデルの、 短距離選手のようにムダにせり出した腓腹筋を 例によって、厚みのありそうな装飾が覆っています。 正面から見れば、腓腹筋がまるで無いかのように! これがソックスに凝らされた工夫です。(推測)
ブーツもやはり、足回りを細く華奢に見せています。 喇叭状に広がったハイカットを 正面でV字に下ろすデザインが、 足首をとっても細く見せています。
3Dモデルとしては適正なサイズ感なのですが、 「足の細い少年少女が、ゴツい靴を履いている」 そんな夢のある仕上がりに錯覚させてくれます。
見れば見るほど、施された工夫のすべてが、 華奢な少年を演出するために盛り込まれていて、 男性キャラのエディットに極端に弱いVRoidでも 手軽に、可愛らしく中性的な少年を作れます。
そして、なんと言っても、 【ひざが露出していること】!! これが、少年の幼気さを表現する上で もっとも重要と言っても過言ではないファクターです。
帝王シエル・ファントムハイヴも、ひざを出します。 2Bお姉さん大好き9Sも、ひざを出します。 そこには、様式美が存在しているのです。
ツンデレツインテは可憐さを異性に見せつけるために 自らの意思でニーハイから太ももを露出しますが、
彼らは、だれかに見せつける意思があるでもなく、 視えざる何者かによって、ひざを露出させられt……
失礼しました。
少々熱くなりすぎたようです。
こんなことを、激細成人男性が語っても、 気持ち悪がられるだけですから、ほどほどに。
そうです。私は成人した男性なのです。 そんな私が、少年のアバターを使いこなせるのか?
Vアバターを用意するにあたって、 いろいろな手段や見た目を考えましたが、 『可愛さ』と『男の子』であることは 外したくありませんでした。
これはキャラ付けでもバ美肉思想でもなく、 声も含めて「もっとも自分らしい状態」だからです。
��でに辞めた趣味ですが、 『声劇』という遊びがありまして、 その界隈で3年間、いろんな演者様や作家様と 演技での掛け合いや日常会話を積み重ねて、
最終的にできあがった私のイメージ役柄が、 『15~6歳のあざと賢い少年』でした。 (最終的には自分でもそれを推してました)
次の記事ではいよいよ、 エディットしたVアバターと お借りしたすてきお洋服を使って、 映像を撮影したいと思います。
「さっさと撮って投稿すればいいのに」 とお思いかも知れませんが、 如何せん、ネットでの表現活動に 抵抗感を覚えるようになってしまった身ですので、 ひとつひとつ考えながらやっていきたいのです。
台本はこれから考えます。
それじゃあまたね。
1 note
·
View note
Text
探偵は出られない Ⅱ
ショッピングセンターに閉じ込められてしまった。出入口が施錠されてしまったわけではない。自分が出て行けないのだ。発見されるのを恐れて。
名探偵マダム・リーなのになぜ逃亡しているのだろうな? 探偵なのに探偵に追われている。追われる理由を探してみても案の定記憶喪失で何も思い出せない。私を探しているのは金田一少年と、知らない男性だ。見つかったら何を追及されるのか1ミリもわからない。
婦人服コーナーでパジャマを買って着替え、少しでも見た目に変化をつけようとした。パジャマはネル生地でやわらかい。そのまま陳列された衣服の群れにまぎれて、しゃがんで身体を縮こませた。婦人服コーナーに金田一たちが入ってくる…こんな簡易な方法では、すぐに見つかってしまう。でも、不安と同じくらい、安全は保たれているという感覚もあった。
ここは地元にかつてあったショッピングセンターなのだ。2階建てで、2階には服や文房具の店があった。アメカジが流行った頃にチェック柄のネルシャツを買ってもらった覚えがある。ユニオンジャック柄が流行ったときはその柄の入ったトップスも。パンク好きの少女であった。
布に隠れながら、「騎士団長殺し」で、無意識の攻撃として現れる男の脅威(彼は自身が女性に許されざる行いをしていることに対して総括できていない)から逃れるため女の子が衣装ダンスに入るシーン、衣装ダンスにあった女の子の母親の衣服が彼女を守るという箇所を思い出す。また、「サバルタンは語ることができるか」で紹介されていた、おそらくは人ならざる力によって次から次へと布が出現し、女性が危機を脱する場面…これらを想起する。このショッピングセンターにある衣服によって私は守ってもらえるはずだ。幾度となく母と来た、何の変哲もない、ゆえに郷愁の象徴となっている場所で。
��突に福音は訪れる。布のあいだで身を隠して祈っていると、あるビジョンが目の前に生まれた。いずみ様! 私のミューズだったそのひとが立っていた。自分の内部から投影されたかたちで加護という現象をみている、ということだろう。彼はいまだに私の魂の一部を構成しているのだ。
はじめてあった瞬間美しさに目を奪われ、後日「いずみさんは、彼女が自分の顔しかみていないことが不満らしい」という噂を聞いた。そんな噂があるくらい、すさまじく美しかったのだ。私は彼の内部をみたくなった。まあ、彼に限らず私はすぐひとの内部をのぞきたがるくせがあるけれど。どういうロジックを持っててどんなライフヒストリーがあるのか知りたがる。
機会が来たのは、お茶をしていたときだった。私が音楽活動をしていると知って、「君はいいね、うらやましいよ好きなことがあって。俺なんかなにもないもんな」と言った。鮮明に記憶している。
「趣味はあるでしょう」 「映画鑑賞くらい。みるだけだし…」 「立派な趣味じゃないですか。ふつうはみるだけですよ…」
彼はしばらくして大学を去り、故郷へ帰った。縁のあった会社に就職したそうだ。さらに何年かあと結婚もしたらしい。きっと今幸せだろう。でも…あのとき彼は絶望していたのだ。埋没できない自分に対して。表情口調すべてが物語っていた。何にも埋没できなければ、おそらく世界の見えかたは死ぬほど味気ないにちがいない。社会学的にいえば、終わりなき日常、思想の宙吊り状態か。定められた役割もなく魂を投じるに値する何かを得られなければ、とてもつらい、のだと思う。うらやましいとは、既に埋没できるもの(音楽)を得たことに対してだろう。我々はその点で断絶があった。
私は必要なことばを口に出来なかった。撤退していく(それは京都から引っ越すということでもあるし、他人では正確に言い表せないたぐいの精神の動きでもある)彼を留めるか、そうでないにしても一度はふりかえるに値することばを。彼の地獄を緩和することばを。いやしくも創作活動にコミットしているくせにな。
だが今なら言える。やっと言語化できた。あなたは私が待望していた存在だったのだ。切実に。これは恋じゃないよ、だけど焦がれていた、いずみという存在が自分の中の何かを掻き立て、もっと書け、もっと書けと奮い立たせるのだ。まったくの他人の魂の一部を書き換えたのだ。たいていの人間はミューズになど出会わない。一生にたった一度でも邂逅できれば神に感謝すべき、そういう存在だった。
一言一句残さず開示すべきであった。しかし機会は失われた。切実極まる待望は、西へ西へいってしまった。以後の私はというと、ゴドーを待ち続けても来ないし、都合よくものごとを解決してくれる機械仕掛けのゼウスもいないと知っているから、ジタバタ文章を書き続けている。
あなたが夢に現れるなら、どんなに危険な領域に入っても加護はまだあると信じたい。失ってしまってからが勝負、なのだ。既にないからこそ鮮烈な福音はいつまでも楔として胸に打たれている。
0 notes
Text
【2017年秋冬AFWT ハイライト5】レビュー後編/広がるスーパーミックスと再解釈
(写真 ハイク)
2017-18年秋冬・東京コレクションでは英国趣味や柄ミックスが着姿に品格と華やぎをもたらした。服の前後を逆にするような、思い切った解体も登場。様々なアプローチで従来のおしゃれを再解釈する試みが相次いだ。欧米で広がるファッションショー見直しの動きを受けてか、会場選びが発表形式でも新たなトライアルが目に付いた。
◆ハイク(HYKE)
もともとミリタリーやアウトドアにシンパシー(共感)を示している「ハイク(HYKE)」は「Amazon Fashion Week TOKYO」に初参加した。インスタレーション形式で発表したコレクションでインスピレーションソースとしたのは、ライダースジャケット、フライトジャケット、アウトドアクロージングの3つ。ただし、そのまま持ち込むのではなく、「ハイク」らしい解体や読み換えを施して、エスプリを利かせている。
ぶれないテイストがシーズンを追うごとにファンを増やしている。ウィメンズでこれほどミリタリー濃度が高いブランドは異色と言える一貫したテイストで、腰が据わっている。オリーブグリーンの見慣れたフライトジャケットには大胆なリモデルを試み、フロントファスナーを消してプルオーバー風にしたり、両袖をカットオフしたり。ヘルメットバッグをすっきり変形させたバッグも登場させた。
革のライダースジャケットも襟と袖をなくし、背中にファスナーを配した。アウトドアからはポンチョ風アウターを持ち込んだ。胸元にはアフガン巻きスカーフにも似た、首に巻いたナプキンのようなネックウエアをオン。クールな���イヤードを組み立てた。パンツスーツ風のセットアップも披露。ボトムスではレギンスライクな細身パンツの上からスカートを重ね、深いスリットからパンツを露出させている。
着丈の長いアイテムを重ねて、縦落ちイメージを強めている。セットアップのジャケットも着丈が長い。ロンググローブや付けハイネックなどの小物も使って、チラッと素肌をのぞかせる仕掛けは、フェミニンとギミックを響き合わせる演出だった。
◆ハナエ モリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)
「ハナエ モリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)」の天津憂デザイナーは「不ぞろいの美」を押し出した。左右が均等な服はほとんど登場させず、徹底的にアシンメトリー(非対称)のシルエット美をうたい上げた。単に左右をずらすのではなく、異なる素材やディテールを1着の服に同居させ、着姿に静かなドラマを注ぎ込んでいる。
ワンピースの左右どちらかだけにプリーツやラッフルを配して、女性の多面性を示すかのように深い表情を引き出している。ドレスの肩は片側だけ素肌を露出。布を斜めに走らせ、優美なドレープを生んだ。巧みにバランスをずらし、視線を誘い込む。斜めの落ち感がしなやかなボディーラインを印象づける。
ピンクベージュのつやめいた生地で仕立てたワンピースは流麗な着映え。クロップト丈のパンツスーツも提案した。特別なシーンだけでなく、デイリーにも使いやすそうなすっきりとしたシルエットのワンピースも用意し、バリエーションを広げていた。
量感を操って、ノーブルなたたずまいに仕上げている。袖先が広がったベルスリーブ、左右で極端に丈の異なるスカートを見せた。小物にウィットを利かせ、ブランドアイコンの蝶々はヘッドピースとしてあしらった。バッグに取り入れたのは、箱根名物の寄せ木細工。この木目モチーフはドレスにも迎え入れて、布と木のマリアージュを試していて、日本的な美を新しいかたちで表現していた。
◆ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)
ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」の丸山敬太デザイナーは、取り壊しが迫るソニービル(東京・銀座)の1階にある、日本初のロンドンパブ「PUB CARDINAL(パブ・カーディナル)」を舞台にプレゼンテーション形式でコレクションを発表した。真っ赤な内装は重厚感と華やぎがあり、「大人の社交場」のムード。妖艶な世界に浸り込める空間となっていた。
酒とおしゃべりを楽しむ「パブ」というシチュエーションにふさわしく、モデルたちはソファでくつろいでいたり、トランプを手にしていたりと、リラックスした様子で来場者を迎えた。デザイナーが主催したナイトパーティーに招かれたかのような形で、来場者は間近に新作を感じることができる。今回のテーマは「SWINGING」。その言葉が象徴する通り、遊び慣れた大人がナイトライフを楽しむような装いが披露された。
モデルがまとっていたのは、洋の東西を自然に融け合わせた装い。英国と中国のクロスオーバーが丸山流のつやめいたボーダーレスルックに導いている。ラメのニットやベルベットのワンピースがミステリアスな気分を立ちこめさせていた。
とりわけ目を惹くのは、鳥や花を刺繍したオリエンタルなモチーフ。お得意のチャイナドレスの新バージョンも見せた。一方、英国趣味もふんだんに盛り込まれていた。千鳥格子のトップスにボーダー柄スカート、レジメンタルストライプのアウターという英国柄のトリプルミックスも用意。名探偵シャーロック・ホームズを思わせる帽子も取り入れている。全体に漂うのは、ヴィンテージライクな風情。あでやかさとノスタルジーが重なり合って、時代を超えた大人の女性イメージを醸し出していた。
◆ミントデザインズ(mintdesigns)
ランウェイショーではない、目新しい発表形式を選んだのは「ミントデザインズ(mintdesigns)」。2016年8月にオープンした、東京・青山にある路面旗艦店を舞台にした。ショーウィンドウに登場したモデルたちを来場者がショップの外からウィンドウ越しに眺めるという、インスタレーション形式で新作を披露した。
「She is so British...」というテーマ通り、英国テイストをふんだんに盛り込んだ。かわいらしくもおてんばな女性をイメージしているという。「じゃじゃ馬娘」の雰囲気はオーバーサイズのシルエットに写し込まれた。大半のアウターがダボッと羽織る仕立てで、伸びやかな気分のレイヤードに導いている。
英国調のバラ花柄や、ハウンドトゥース(千鳥格子)、グレンチェックなど、たくさんのブリティッシュモチーフをあしらった。生地の面でも英国志向を打ち出し、ヘリンボーン柄のツイードといった大人っぽい素材を取り入れている。ただ、単純に伝統的モチーフを迎え入れるのではなく、オリジナル柄を得意とするこのブランドらしく、配色や柄ミックスに工夫を凝らした。ライトグレーやローズレッド、サックスブルーがアクセントになって、ポジティブで若々しいムードが生まれている。
透ける生地やウール、ベロアなど、風合いや質感の異なる様々な素材を組み合わせて、レイヤードの表情を深くした。ストライプ柄の長いシャツ、布をたっぷり使ったロングスカートのような「長め丈」のアイテムを重ねて、縦落ち感を強めている。
コートの袖をまくり上げたり、ワイドパンツの裾を深く折り返したりといった小技が気負わないムードを寄り添わせた。メタリックゴールドのウイングチップは足元にグリッターを呼び込む。英国趣味を随所に生かしながらも、やんちゃなストリート感を交えて、自分らしさを主張したがるガーリー気分を宿らせていた。
◆ミューラル(MURRAL)
昔のロンドンガールを思わせる懐かしげなルックを披露したのは、松村祐輔氏と関口愛弓氏が手がける「ミューラル(MURRAL)」。髪の毛をくるくるとカールさせたツインテールのモデルたちは、「NOSTALGIA」というテーマにふさわしく、古着っぽいムードを帯びた装いをまとった。ボーダー、チェック柄、レオパードを重ねるような、入り組んだ「柄on柄」が着姿をファニーに彩った。
ガーリー感とレトロ風味を巧みにねじり合わせている。小物や靴がキュートで元気なイメージを注ぎ込んだ。かつてのロンドンブーツを思い起こさせる、花柄刺繍入りのチャンキーヒール・ブーツが足元を飾る。履き口がのぞくソックスがガーリー感を高めた。パフィにふくらんだキャスケットも愛くるしい。
赤がキーカラーのチェック柄をあちこちに取り入れた。深く折り返したジーンズの裾にもチェック柄の別生地をあしらっている。ブーツを飾った花柄刺繍はフーディーやアウターにも登場。シャイニーなベルベットも着姿をつやめかせている。幸福の象徴であるハートが真ん中で割れたりずれたりしているモチーフも繰り返し用いられていた。
ミニワンピースをはじめ、初々しいムードのアイテムをそろえた。カットソーの上からキャミソールを重ねたり、首周りに細いリボンを巻いたりといったスタイリングにも愛らしさやコケット感が漂う。過去を振り返るだけの懐古趣味ではなく、ノスタルジーとモダンガーリーを交差させるアレンジがエイジレスな「大人少女」の雰囲気を醸し出していた。
新たなトレンドを打ち出すというよりは、既存のファッション表現にひねりやずらしを加えて、ムードをモダナイズする動きが広がった今回の東京コレクション。外国勢の参加が増えて、グローバル感が強まる中、各クリエイターは「東京で発表する意味」をあらためて問い直し、西洋の「モード文法」から自由な立ち位置を生かした「新・東京モード」を探り当てようとしていたように見えた。
Text by Rie Miyata
Photo by Ko Tsuchiya
#riemiyata#report#2017aw#tokyo17aw#afwy17aw#tfw17aw#murral#mintdesigns#hanaemorimanuscrit#keitamaruyama#hyke
1 note
·
View note
Text
結婚準備1
この投稿では、身に付けるもの
ドレス
ブライダルインナー・ストッキング
靴
アクセサリー・サッシュベルト
ブーケ
の記録を書く。
さて、ドレスから。
自分で言うのもなんだし、���人たちに聞いても想像しづらいかもしれないが、カラードレスはさておき、ウエディングドレスに対する興味は人一倍強いと思う。
時折、自分が結婚式を行うならどんなドレスがいいのか、とひとりオンラインドレスショップを眺め、妄想に耽っていた。
ウエストラインが綺麗に出るのは当然、胸や背中にハミ肉があるなど言語道断、しかしながら、レンタルドレスでは完全に自分の体に合わせるのは厳しい…というわけで、セルドレス一択だった。
ドレスは、式場の雰囲気と合わせることが必要なので、レンタルだとこだわらなければプラン内で借りるのが一番安いし効率的で、会場が決定してから選ぶのが一般的なのだと思う。しかし、私たちのスケジュール的にそんな余裕はなかった。
1軒目は、事前に参加したブライダルフェアの経験からインポートもののデザインが好みだとわかったので、インポートドレスを専門に扱っているセルドレスショップに行ったが、お財布と体型のいずれにもマッチせず、早々に諦めた。 インポートドレスはバストがそれなりにある人には向かない、というのが感想。
友人たちには安いドレスショップもいくつか紹介してもらったが、2軒目にして主要都市であれば展開しているAimerで購入した。まだ会場が決定していなかったが、ホテルや結婚式場などのしっかりした結婚式よりも、少しカジュアルにゲストハウスやレストランでやることを想定していたし、自分が歩き回ることも予想済みだったので、丈は床すれすれ、トレーンも長くはなく、軽いものを選んだ。
レンタルドレスにしない分当然ながら値段は張るが、自分の思う通りにサイズを調整できるのはよかったし、運命を感じたドレスはトップス付きだったので2パターンの着こなしができるのもよかった。
上記のようにデザインの好みなどがそれなりにあって気に入ったドレスでも、着られないものがある。肌が弱いというのは人によって差はあるものの、色々と苦労があるもので、ドレスに関しては胸元やトップスが関門だった。購入したドレスにセットでついてくるトップスはスカート部分同様、刺繍が入った裏地なしのオーガンジーで、柄は素敵だったがいかんせんチクチクして痒すぎて、とても長時間着ていられるものではなかった。。また、興味のあったハイネック&長袖のトップスが思っていたよりもしっくりきたため、これを追加した。
二次会のドレスは、ギリギリまで悩んだものの、激安サイトや海外ブランドのワンピースの購入を止め、Creemaで出品しているr-decoにお願いした。披露宴用のドレスの試着��数回経験していたからできたのであって、最初からオンラインショップのみで済ませるのは後々問題が発生する可能性が高い思う。 おそらく、デザイナーさんと思われる方とやり取りしていくのだが、お互いの文章の癖が相性悪く、誤解や内容を繰り返すことが多発して、発生した作業ではなくて精神的に疲れた。ドレスの品質は悪くないが、ネットでやり取りするのは限界があることと、相性も大事だな、とつくづく思った。
デザインは、「このドレスの胸元・ウエストラインで、こっちのドレスのスカート部分がいい」と言う感じで、手書きのラフ、参考画像などを送り、採寸は夫の手を借りて数値を送り、製作に入った。その後、完成品を試着したら胸の位置が合っておらず、加えてウエストがぶかぶかで、安全ピンを打って、詰める数値を送って直してもらい、日付が危なかったので会場に直接送ってもらってどうにか間に合った。
このドレスに関しては、当初、パニエを使用しない予定だったが、試着してみると合ったほうが良さそうだったので自分で購入した。ドレスの前丈が短いため通常のドレス用は使えず、探し出したのはロリータファッションを取り扱うお店のもの。 オンラインショップであっても、東京と大阪や京都あたりに実店舗を構えるところもあるので、オンラインショップの存在は案内はするけれど、紹介はしたくない、と言う感じ。頼むのであれば、時間に余裕を持ってor近場に住んでいるのが圧倒的に有利。参考にどうぞ。
次の敵はブライダルインナーだった。
ドレス試着時には販売しているブライダルインナーもお借りして合わせて確認しないと、イインナーがドレスからはみ出したりすることもある。ブライダルインナーは補整力が強く、ブラ+ニッパー+ガードルが一番補整が利き、逆にビスチェのみの人もいる。どの組み合わせを選ぶかはドレスのスタイルにもよるし、花嫁本人がどこまで頑張るかもあるので、試着は絶対条件だ。
と言いつつ、私自身はドレス用の下着をいくつか試着したが痒くなったり予算に見合わなかったりで、結局はウェブサイトを隅々まで読んで検討した結果、フラダンスの下着も作っているくらいだから大丈夫だろうと、楽天で販売しているブライダルインナーハグで購入した。結果は当たりで、ボーンが硬すぎず、それでいてきちんと補整が利き、ブラ+ニッパー+タップパンツの三点セットで1万円ちょっとだった。それまで試着したものはビスチェで1.8万円などで、ワコールやトリンプでもビスチェだけで約1万円なので、安い。
それから、ブラのパッドは厚みを自由に調整できる空気入れ式のものを追加購入した。左右差があるのは仕方ないことなので、「盛ってるのか?」とか聞いてくる外野は気にしない(冗談半分で言っているのだろうが、この言葉は結構傷つくので、経験がある人には言わないことをオススメする)��
パッドを片方に2枚いれて調整しても動くとずれたりするので、動き回ることが前提だった私にはとてもいいアイテムだった。 下着も試着した経験から探せたと思うので、初めての人はドレスショップかブライダルインナー専門店での試着をオススメする。
このショップでは、式直前になって、すっかり忘れていた白いハンカチなども購入することになった。身に付けるものが一式揃うのはありがたい。
二次会用のドレスが到着して試着した際、披露宴で使用するブライダルインナーでは見えてしまうことが判明したので、後悔しないようにということで、急いで背中が空いているドレス用のインナーを購入した。NuBraを利用できればよかったのだが、これまた肌荒れの問題があって、選択肢に入らなかった。
インポートものを安く販売しているのをたまたま見つけたのは幸いだった。ボーンが8本入っていて画像で見ていたよりも全然しっかりした作りでよかったが、カップのインナーが痒すぎて、これはどうにかしたい、と思い、ダメ元でお直しのチェーン店であるマジックミシンに持ち込んだところ、二重ガーゼを貼り付けるという対応をいただけた。しかも3千円。材料費込みなので、ものすごく安くすんだ。
後日、ブライダルインナーで有名なショップから同様のビスチェが新作で出ていることを知ったが、お直し代込みでも2倍以上のお値段だったので、結果としては変わらなかったと思う。
楽天では、ブライダル割と言うのがあって、登録するとショップで配布されているものとは別に、ブライダル割に参加している��ョップで使えるクーポンなどがもらえる。ぐるなびなどでもやっているように、式場の斡旋など色々やっているので確認して見てもいいかもしれない。
下着に続いて、ストッキングについて。
こちらは普通の着圧ではなく、医療用ストッキングを購入。 披露宴ではひざ下丈、二次会では前が膝丈のフィッシュテールドレスにしたのでタイツ型を履いた。むくみが目立って見えることはなく、血栓症にもならず、安心して1日を過ごすことができた。特別な理由がない限り、高価な医療用を履く必要はないと思う。参考まで。
靴はセミオーダーメイド。
身体的理由により、ヒールが5cm以上あるものは結構厳しい。しかし、結婚式といえば、ヒールがあって、白色が普通。おそらく、靴だけのレンタルもできたのでしょうが、ロケーションフォトも当日撮るつもりだったので、朝から夕方までを問題なく歩き回るべく、悩んだ末に銀座かねまつのクチュリエでセミオーダーにした。結婚式ということにこだわらず式後も使えるように、デニムにあう色、かつ、安定性を考えてストラップ付き、できれば足が長く見えるようにTストラップ、ヒールは5cmで少し太めで…と要望満載でしたが、そこはセミオーダー、満足のいくものが出来上がった。
当日は朝の8時から夕方19時まで履きっぱなしの歩きっぱなし、立ちっぱなしで、クロークなどを担当されたスタッフさんに「今までみたご新婦の中で一番座っていなかったと思います」と言われたほど(笑)結果的に足の裏に水ぶくれができることもなく、小指に靴擦れ防止のバンドエイドを貼って無事に済んだ。
アクセサリーは手持ちのもので。
祖母が母にプレゼントし、私が母から受け継いだ真珠のアクセサリーがあって、今となってはかなり貴重なデザインであることがクリーニング時に判明し、きちんと使おうと思ったので購入などはしていない。
かかったお金は、クリーニング代のみで、いずれも立体的なモチーフの指輪・イヤリングで約一万円。クリーニングは結婚指輪を購入して以来、お世話になっている県内でも超老舗、高級腕時計を取り扱っているお店にお願いした。社長が元々はアクセサリー職人であったらしく、上述のように、私が持ち込んだ真珠のアクセサリーに対して絶賛されており、おそらくクリーニングも社長がしてくださったのだと思う。真珠のネックレスもあって糸替えしたものの、トータルコーディネートの結果、結婚式では使用しなかったので割愛。上記の料金には含めていない。
お色直し後は後述するブーケが生花だったので、アクセサリーはシンプルにしたいと思い、今は販売していない、淡水パールつき��イヤーカフスのパールの反対側にカラーストーンがついたものを身につけた。こちらは、以前、友人の結婚式に参加する時に購入してあった。
アクセサリーの使用(予定)は下記の通り。
場面 挙式・披露宴前半 披露宴後�� 二次会 素材 真珠 真珠・ストーン スワロフスキー 形状 円錐型 イヤーカフス・サッシュベルト イヤークリップ
二次会用のイヤリングを購入したのだが、二次会直前はかなりわたわたしていて、なんと身に付けるのを忘れていた。。こちらはCreemaで♡choco macaron♡さんに時間がないと無理を言って対応いただいたにもかかわらず、だったので、後悔している。
サッシュベルトは作家さんに依頼。
Aimerや他のドレスショップなどでも販売しているが、サッシュベルトは普通に買うと高い。なので、私の中で値段とデザインのバランスが取れていたPetit Rireさんにお願いした。ちょっとトラブルはあったものの、お色直し後のドレスに合っていて、依頼してよかった。
ブーケは形状にこだわった。
ブーケはドレスの次に目立つと思う。花材も形状も色々ある。ブーケと一緒にヘッドドレスについても書いておく。
突然だが、私は割と重度の腱鞘炎。マウスのスクロールが大っ嫌い(痛いから)で、焼きそばが作れない(重すぎて菜箸で混ぜられない)。これとは別に、後遺症が理由でショルダーバッグは右肩にかけられない。そして、ブーケは一般的に手に持つものである。持ちっぱなしである。個人的には、ありえない。
というわけで、ドレス同様、色々妄想に耽っていた時に得た知識をフル総動員して、以下のようになった。
花の種類に関して先に説明しておくと、ほんわか系にはしたくなかったので、かすみ草は一切使わなかった。また、バラもなぜだかブーケには使いたくなかったので、色々と注文が多くなってしまった。。
場面 挙式・披露宴前半 披露宴後半 結婚式二次会 素材 アーティフィシャルフラワー、プリザーブドフラワー 生花 デニム ・生花 色 白、緑 青、紫 青、紫 主な花の種類 アジサイ、ダリア アジサイ、トルコキキョウ アジサイ ブーケ形状 ショルダーブーケ アームレット アームレット ヘッドドレス チュール付きコーム 花材 同左
という組み合わせで、それぞれの製作者にブートニアも作製いただいた。使用した場面ごとに説明していく。
挙式・披露宴前半のお花
ショルダーブーケはその名の通り、肩にかけるブーケ。生花だと高額になるのと扱いが難しいので、綺麗なアーティフィシャルフラワーを扱っていて、ブライダルブーケの作成に慣れいてる方にお願いしたく、atelier Lierreさんにお願いした。とても丁寧なやり取りを経て出来上がったものは、披露宴で大好評だった。ドレスがトップス��りだったので、肌あたりはあまり心配しておらず、作家さんが付属でつけてくれていた安全ピンのおかげで、ロケーションフォトや余興で動いていてもズレがほぼなかった。
ヘッドドレスは、pour vousさんにお願いし、かすみ草をなくす代わりにアジサイなどの花材を増やしてくださった。プリザーブドフラワーなので式後もショルダーブーケ同様飾れてオススメ。
披露宴お色直し後のお花
お色直し後は、装花をお願いしたお花屋さんに、ブーケの代わりとしてアームレットとヘッドセットをお願いして、作っていただいた。本来であれば装花のお花屋さんはプラン内の金額で通常のブーケを作ってくれるのだが、私はショルダーブーケと決めていたので、2点セットが可能だった。装花と同じ色合いでの依頼だったので会場の雰囲気ともずれることなく、また、カラードレスを選ばなかった代わりにもなったと思う。
結婚式二次会のお花
二次会は夫と二人で”デニム”をテーマにすることに決めていたので、マーメイドローズさんにリストレットとブートニアをデニムのアジサイのみで作製いただくことを打診し、快く引き受けてくださった。
想定外だったのは、リボンが細かったためよく動く手首ではすぐに緩んでしまって留められず、リストレットではなくアームレットとして使用した。フィードバックしておこうと思う。
長くなったが、以上がドレスをはじめとした、身に付けたものの準備過程。
私の場合はこう考えた、という参考でしかないが、試着など押さえておくべきポイントは共通すると思う。
もしもご相談などお話があれば、コメントなり他のSNSなり、連絡いただけば対応します。
0 notes
Text
ローカルベンチャー最前線:有限会社モーハウス 光畑由佳さん(前編)
授乳はタブーか
公共の場で泣き続ける赤ちゃんに迷惑顔の人々。よく見かける光景だ。懸命にあやしても泣き止まず、その場を動くこともできない場合、その保護者は射るような冷たい視線に耐えるしかない。
今年20周年を迎えた授乳服ブランド「モーハウス」の光畑由佳(みつはた・ゆか)代表も、電車でそんな経験をした一人だ。
「何をやっても駄目。おなかがすいているのは、内心、分かっていました」。とにかく泣き止ませたい一心で、ついに胸のボタンに手をかけた。そして、授乳が終わるまでの長い緊張。大勢に見られている気がして、いたたまれず、ずっと下を向いていたと言う。
さらに、光畑さんの体験を後から聞いたママ友は、同情するどころか、「電車で? 信じられない!」と、たたみかけた。しかしそれは、多くの女性の共通の感想だったのかもしれない。
では、人前での授乳はタブーなのだろうか。「乳児連れは家にいろ、外出なんかするな」という意見は、正論なのだろうか。赤ちゃんと母親が排除される社会は、健全なのだろうか。
▲光畑由佳さん
この一件で、赤ちゃんと出かける時に生じるバリアーを自覚した光畑さんは、湧き出る疑問と向き合い続けた。「もっと授乳室を増やして」といった市民運動を起こす発想にならなかったのは、他力本願が苦手で、陳情して待つより即行動! と考える性分だからだ。
「2人目でやっとかなった母乳育児を、外出のために辞めるなんて変な話でしょう。なんとか手が届く値段で可能な解決方法がないかと考えました。そして行き着いたのが、授乳服だったんです」。大学で衣類の構造を学んだ光畑さんらしい結論だった。
光畑さんによると、授乳服は民族衣装に近い。授乳用のモーハウスブラの構造は、着物の合わせに似ている。女性の着物にだけある身八つ口(みやつくち)は、授乳服のスリットのようなもので、「それに隠す機能をプラスしたのが授乳服」と聞くと、とても納得がいく。
▲2人目を育児中の光畑さん
授乳服はパスポート
初めての授乳服は、カレンダーの裏を窓に貼って型紙を描き、布を裁って、自分で手作りした。それを着て過ごしてみた光畑さんは、心底、感動した。
「便利なんてレベルじゃない。着ることでマインドが180度変わったんですよ。よく『パスポートを手にした』と表現するのですが、これさえ着れば、もう障害なく、赤ちゃんと、どこへでも行けるし、何でもできる。子どもを泣かせたり、待たせたり、授乳室を探してさまよったりしなくて済むんです」
▲いつでもどこでも、肌を見せずに、さりげなく授乳。同社が開発した各種授乳服は特許を取得済み
光畑さんは2人目を母乳で育てるまで、外出にバリアーを感じたことはなかった。そんなタイプの母親でも、授乳服を着ただけで、「子育てってこんなに自由でいいんだ」という大きな開放感を得られたと言うのだ。
「今までの気持ちとの落差の分だけ、私でも我慢していたんですね。世の中のお母さんなら、なおさらでしょう。子育ては我慢とセットじゃない。ポジティブな感情だけで構成できる。そういうことを、みんなに教えてあげなきゃって、強く思いました」
これが、グッドデザイン賞など数々の賞を受賞している授乳服ブランド「モーハウス」の最初の一歩だった。
気が付いたら売上1,000万円
試行錯誤しながら授乳服の原型をつくった光畑さんは、理系科目が得意。大学の被服科では、衣服を構成する線や面が、どのような形状なら換気や保温の機能を��揮するかといった物理寄りの研究をしていた。建築が好きなのも、服の構造と共通点が多いからだ。
原型は、自身が実験台になったり、初期のお客さんになってくれた近所の友人たちから意見を聞いたりして、ブラッシュアップしていった。
生地は、故郷の岡山県倉敷市で調達した。実家に帰るたびに、5,000円や1万円のポケットマネーで数着分の布を購入したという。「本当に小規模でしたから、あまりスタートすることに対する不安は無かったですね」と笑う。
倉敷はジーンズや学生服の産地。「放課後の遊び場が生地屋ぐらいしかなくて。よく、ふらりと遊びに行きました」。商店街育ちの光畑さんにとって、生地屋は庭のように身近だった。
授乳服を広めるためにはクオリティーが重要なので、プロの縫い手探しには力を入れた。ちょうど当時は日本から縫製工場が消えゆく時期で、流出した経験者に恵まれた。また、今より子持ち女性の就職先が少なかったため、その受け皿にもなれた。
「同じ金額でも工場に払うより、外で働けないお母さんたちに払ったほうが断然価値があるし、そういう人のほうが丁寧な仕事をしてくれる」。ノルマを課さず、他社の仕事より単価を少し高めに設定。知人や行政機関の協力を得られ、縫い手は少しずつ増えていった。
大卒で株式会社パルコに就職し、展覧会企画などを経験した光畑さんには、デザイナーの知り合いも多かった。結婚して、茨城県つくば市の郊外に引っ越すため仕事を辞めたが、授乳服づくりでは、前職の関係者が何かと助けてくれた。
▲工場で丁寧に手作りしている
そして、少しずつ売れる数が増えていき、気が付いたら年間売上が1,000万超に。ごく自然な流れで、光畑さんは、法人化を決意した。
当時は、社会起業という言葉もない時代。CSR(企業の社会的貢献)も知られておらず、企業の良い活動も、売名行為と誤解されかねなかった。そのためブランド名の「モーハウス」とは異なる社名でスタートした。その後、社名をブランド名に統一して今に至る。
「モーハウス」は、お母さん(mother)と創業地である自宅(house)をイメージして命名した。
▲茨城県つくば市にあるモーハウス社屋
��母さんには価格がネック
ここまで順調に見えるが、実際は、そうではなかった。ごく初期のころ、喜んでくれると信じていたお母さんグループに商品を披露したら、ほぼ全員にそっぽを向かれたのだ。「授乳期は短いのに、高価すぎる」という批判を耳にして、光畑さんは絶望感を味わう。
モーハウスの授乳服(トップス)は、1着5,000円から1万円前後。偶然、粉ミルク1カ月分ぐらいの価格となり、「それなら皆、出せるのでは」と考えた。日本製で、しかも手作りで、しかも耐久性が高い衣服として、妥当な価格設定だと思っていた。
だが一方で、産後の職場復帰や就職が難しいお母さんたちが簡単に財布を開かない事情も理解できた。電車内で冷たい視線を浴びた時も、多くの大人が赤ちゃんに慣れる機会がないのだから仕方ないと感じた。光畑さんは、怒りや嘆きにおぼれそうになっても、「これは社会環境の結果であって、彼らに非はない」と冷静に分析して、そのつど立ち直る人なのだ。
少数かもしれないが、きっと授乳服を必要としている人がいる。もっと遠くの人に知らせよう。「こういうライフスタイルがあるんだよ」「子育ては我慢しなくていいんだよ」と伝えよう。日本のお母さんのライフスタイルを変えたい! という光畑さんの思いは、ますます強くなった。
インターネット普及前だったので、パソコン通信に自社PRを書き込んだ。地方のミニコミ誌にも手紙を書いて紹介してもらうなど、めげずに草の根的な営業を続けた。
広告は、あまりに高くつくので一切出さず、代わりに、前職のツテをたどって、新聞記者にPRして記事を書いてもらった。各地方版に掲載されれば各社に電話して、記者との縁をつないだ。一斉に30紙ぐらいに載った時には、さすがに、かなりの反響があった。
求人広告を試したこともあったが、会社の理念に共感して、自主的に応募してくれる人たちに勝る人材はいないというのが結論だった。
「モーハウスはメディアです」
興味深いことに光畑さんは、自社を洋服屋とは言わない。単に作って売ることより、「日本のお母さんを変える」ことに重きを置いているからだ。そして、「モーハウスの活動を続けてこられたのは、『これは情報発信だ』という確信があったから」と断言する。
▲「快適母乳生活」を発信するため、ステージ上で授乳する「授乳ショー®」を1999年から続けている
子どもの頃から、おとなしい割に情報発信は好きで、文章を書いて配ったりしていたという光畑さん。大人になってからも、仕事で編集に携わったり、前職で展覧会を担当したり、「面白いと思ったことや新しい価値観を広めたい気持ち」を強く持っている。
授乳服をツールとして、女性の人生が子供か仕事の二者択一ではないことを示すために、光畑さんは、「できるだけ極端な例を見せる」というユニークな戦略を立てた。ステージ上で授乳する「授乳ショー®」や、赤ちゃんを抱っこして授乳服で出勤するワークスタイルといった、モーハウスを体現し、なおかつ一瞬で多くの人に影響を与えるイベントや働き方の提案だ。
「子どもがいたらできないと思われる事柄の極端なものを見せていきたいんです。極端なものを見せることで、その間が埋められていくと思うから」
▲取引先のフリーランススタッフも、子連れで打ち合わせに来る
母乳は働くお母さんの味方
モーハウスが発する「母乳を諦めないで」というメッセージには、実感がこもっている。20年間という、赤ちゃんが成人してしまうほどの長い期間、同社は子連れ出勤を実践し続け、「母乳があるほうが、仕事がラク」と証明してきたのだ。
母乳なら、哺乳瓶と違って手が空くので、電話もパソコン仕事もできる。仕事をしたいから断乳するという行為は、子連れ出勤が可能な場合は、全く逆効果なのだ。「こうやって常識をひっくり返すのが、すごく面白い」と光畑さんは愉快そうに笑う。
▲授乳服を着て、赤ちゃんと一緒にパソコンに向かう社員
子連れ出勤は、赤ちゃんにもメリットがあった。0歳児の頃から親とオフィスに通うことで、社会性が育つのだ。「いろいろな人に接して育つから、少々のことでは動じません。親のトイレ時間も全然平気で待つことができて、戻ってきた親が拍子抜けするほど」と、スタッフは語る。
赤ちゃんはいずれ、活発に動き回る幼児になる。遠方から通勤していたスタッフが、家の近くの保育園に子どもを入れ転職するケースもあるし、有資格者だったスタッフが元の職種に戻ることもある。同社は、退社を「卒業」と言い、再入社も認めている。 中には子どもを次々と産んで、何年も子連れ出勤を続けるスタッフもいるという。私たちが訪問した日も、オフィスには4人ぐらいの赤ちゃんの姿が見えた。同社に男性の正社員はいないが、外部スタッフとして関わっている男性はいる。
ふとオフィスの壁に目をやると、年月日と名前の付いた目盛りが手書きされていた。こ��を出入りする社員や取引先の子どもたちの身長の記録だという。20年間、親子に開かれてきたモーハウスの職場には、子どもたちの成長も刻まれているのだ。
▲創業当時のひとこま。何組もの親子と共に育ちながら、オリジナルの授乳服を開発した
モーハウスの働き方改革は、商品の授乳服以上に注目され、全国紙にもたびたび取り上げられた。まさに「モーハウスはメディア」である。
しかし光畑さんは、「お母さんたちの���質的なところは、まだ全然変われていない。ライフスタイルを届けきれていないし、授乳服自体も届けきれていない。そういう無力感は、いまだにあります」と表情を曇らせる。子連れ出勤を他社に先駆けて実践してきた同社は、もっと劇的な世の中の変化を期待していたに違いない。
今年は20周年という大きな区切りだが、「そんなに実は、めでたくないんですよ。ここまで続けてきても、まだメディアとしての役割を果たし終えていませんから」と、あくまで自己評価は厳しい。
飽きっぽい性格と自称する光畑さんが授乳服の事業を継続しているのは、まだ「やり切った感」が得られていないからだと言う。本物の女性活用、社会のダイバーシティが実現するまで、光畑さんのチャレンジは続く。
【PROFILE】 光畑由佳(みつはた・ゆか) 会社名:有限会社モーハウス 所在地:茨城県つくば市梅園2-17-4 mo-baco2F 設立: 2002年(創業:1997年) 代表者:光畑由佳 資本金:300万円 従業員数:パート・アルバイト含め約50名 事業内容:授乳服の製作・販売、授乳服を通した情報発信
次回(後編)は、授乳服のモーハウスが展開している店舗や、「ライフスタイルをつくる」活動、それから、今後の展望をご紹介します。
<取材:橋田知世 ライター:瀬戸内千代>
0 notes
Text
来須・A・鷹臣
*部品構造
-大部品: 来須・A・鷹臣 RD:103 評価値:11 --大部品: 森国人 RD:9 評価値:5 ---部品: 長い耳 ---部品: 長い髪 ---部品: やせぎす ---部品: 皮の服装 ---大部品: 森国の特色 RD:5 評価値:3 ----部品: 雄大な森 ----部品: 一見して森に見える村 ----部品: 高度な瞑想通信 ----部品: 森の中の塔 ----部品: 大水車と河の鉄 --大部品: 外見的特徴 RD:4 評価値:3 ---部品: 小柄な体 ---部品: 黒髪 ---部品: チャイナ服っぽい恰好 ---部品: 白い帽子 --大部品: 性格 RD:2 評価値:1 ---部品: 変なところでこだわる ---部品: 贔屓の引き倒し --大部品: 生活能力 RD:6 評価値:4 ---部品: 一人暮らし時代 ---部品: 家庭料理 ---部品: 紅茶を淹れる ---部品: 整理整頓 ---部品: 小物づくり ---部品: おしゃれの努力 --大部品: 衛生兵 RD:14 評価値:6 ---大部品: 衛生管理 RD:2 評価値:1 ----部品: 器材管理 ----部品: 雑菌を追い出す ---大部品: 救急バック(低物理域) RD:5 評価値:3 ----部品: 概要 ----部品: 止血帯 ----部品: 特殊ガーゼ ----部品: チェストシール ----部品: NPA ---部品: 軍衣 ---部品: 帽子 ---大部品: 医療従事者研修 RD:5 評価値:3 ----部品: 参加資格 ----部品: 期間 ----部品: 座学 ----部品: 実務訓練 ----部品: 戦闘訓練 --部品: 精霊回路 --大部品: 精霊戦士 RD:15 評価値:6 ---部品: 精霊戦士とは ---大部品: エレメンタル・ローズの記録(システム1) RD:5 評価値:3 ----部品: 散歩 ----部品: 水の軍団 ----部品: 武術訓練 ----部品: 虐殺阻止 ----部品: 最初から遅れなく毎日 ---大部品: エレメンタル・ローズの記録(システム2) RD:6 評価値:4 ----部品: ビルの上を渡り歩く ----部品: 水の矢 ----部品: 防御障壁 ----部品: 水のヴェール ----部品: 殴る ----部品: 2万の精霊 ---大部品: 精霊使い RD:2 評価値:1 ----部品: 使役 ----部品: 慰撫 ---大部品: 精霊との交流の記録 RD:1 評価値:0 ----部品: 海での出会い --大部品: 鍛錬 RD:30 評価値:8 ---部品: 地道な努力 ---大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8 ----大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3 -----部品: 筋トレの重要性 -----部品: 怪我の予防 -----部品: フロントランジ -----部品: 腹筋・背筋 -----部品: 腕立て伏せ ----大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1 -----部品: 準備運動の効果と重要性 -----部品: 良好なコンディションを保つ ----大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3 -----部品: インターバル走 -----部品: レペティション -----部品: ペース走 -----部品: ジョグ -----部品: ビルドアップ走 ----大部品: フォーム RD:6 評価値:4 -----部品: 正しいフォームの重要性について -----部品: 正しい姿勢を保つ練習 -----部品: 足の出し方 -----部品: 使う筋肉 -----部品: 腕の振り方 -----部品: 呼吸の仕方 ----大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2 -----部品: ペース配分 -----部品: ランナーズハイ -----部品: クールダウン ----大部品: 道具 RD:5 評価値:3 -----部品: 靴 -----部品: 帽子 -----部品: ワセリン -----部品: 動きやすい服 -----大部品: 女性用 RD:1 評価値:0 ------部品: スポーツブラ ----大部品: 食事 RD:3 評価値:2 -----部品: 走る前の食事 -----部品: 水分の取り方 -----部品: エイド --大部品: 魔法使いとしての経験 RD:3 評価値:2 ---部品: るしにゃんの魔法使い ---部品: 魔法使いを着用する上での責任感 ---部品: 雷撃の魔法 --大部品: 秘書官 RD:19 評価値:7 ---大部品: 概要 RD:4 評価値:3 ----部品: 帝国宰相シロ任命 ----部品: 服装規定 ----部品: 職務倫理 ----部品: 標語 ---大部品: 日常業務 RD:4 評価値:3 ----部品: 宰相府の窓口業務 ----部品: 礼儀作法 ----部品: チームワーク ----部品: 上司の裁可 ---大部品: 高い事務能力 RD:9 評価値:5 ----部品: 広報 ----部品: スケジュール管理 ----部品: 宰相への取り次ぎ対応 ----部品: 書類チェック ----部品: 物品手配 ----部品: 資料整理 ----部品: クロスチェックの重要性 ----部品: 吏族出仕資格 ----部品: 編成事務能力 ---大部品: 家庭的能力 RD:2 評価値:1 ----部品: 職場清掃 ----部品: 簡単な料理
*部品定義
**部品: 長い耳 他の人種よりも長く尖った耳を持つ。このおかげか、比較的高い感覚を有し、周囲の状況を把握するのに役立っている。
**部品: 長い髪 森国人は男女ともに髪を長く伸ばしている。これは髪は魔力を溜めることができ、魔法に近しく生きている森国人としての特徴である。
**部品: やせぎす 森国人は一様に痩せぎすの体型をしている。筋力面でか弱くはあるが、代わりに身軽さに秀でており木々の生い茂る森の中ではその間を飛び移ったりと有利に動ける。
**部品: 皮の服装 動物の皮をなめした素材で作った衣服。行動を制限されるため、各々が好みの部位に部分的に身に着けている。勿論必要とあらば鎧の様に面積の大きいものを着用する。
**部品: 雄大な森 名前の示す通り国土の多くを森林が占めており、森国人はその森と共存して生活を送っている。森は隣人であり信仰であり生活の糧であり、彼らはその大いなる自然に敬意を持って生きている。
**部品: 一見して森に見える村 森国はその名の通り国土の大部分に森林が広がる国である。そこに住む森国人の住居も森と共存するために一見すると森にしか見えないような、木々の中に家々を作り暮らしている。
**部品: 高度な瞑想通信 森国人は木々を介しての瞑想通信が可能である。これは高物理域のネットワークがない代わりに発達したものであり、木々に触れることで遠方とも連絡が可能となっている。
**部品: 森の中の塔 魔法に秀でる森国人は、星を読む知識も有している。日々党に上り星を読み、その動きから未来やあるいは深遠を読み解く試みをしている。
**部品: 大水車と河の鉄 自然豊かな森国では、水源も豊富��その領土内を大小様々な水流が流れている。その川縁には水車が建てられ収穫した小麦を挽いたり、川底を攫って砂鉄を得て加工に使用されている。
**部品: 小柄な体 約140㎝。長身が多い森国人の中では特に小柄であるが、飲酒が可能な年齢である。おそらくこのせいで銀河さんに子供扱いされていた面もあるような気もするが、きっと気のせいである。
**部品: 黒髪 願掛けで伸ばしていた頃は地面すれすれまで伸びていたが、今は太ももあたりで切り揃えている。今更短くするのもなんだかなと思っている。魔力貯蔵にもなるので手入れにはそれなりに気を使っている。
**部品: チャイナ服っぽい恰好 赤色のチャイナ服っぽいトップスに、スカートの場合が多い。似たようなものだが気分でいくつかバージョンがある。
**部品: 白い帽子 個人ACEの来須・A・銀河から貰ったもの。裏地に精霊回路がプリントされていて、筋力を上げてくれる。精霊手取得のキーアイテムになる。らしい。
**部品: 変なところでこだわる 変なところにこだわり、変なところで大雑把さを見せる。こだわる時は頑固な一面が強く出るため、なるべく客観視できるように気にかけてはいる。
**部品: 贔屓の引き倒し 銀河さんと初めて会った時、銀河さんへの鷹臣の態度について本人からいただいたお言葉。初回から注意されてるが、たぶんあまり直っていない。気を付けます。
**部品: 一人暮らし時代 るしにゃん王国へ入国から青空微笑勲章受章により銀河さんと暮らし始めるまで、一人暮らしだったため基本的な家事をこなすことができる。
**部品: 家庭料理 自分の食事は自分で賄わなければいけないことから、一般的な家庭料理を作ることができる。実際には作業や仕事に明け暮れると店が開いてる時間を逃しているという。
**部品: 紅茶を淹れる 銀河さんの好きなものが紅茶のため、紅茶党になった。もしかすると食事より気合を入れている。個人的にはブラックティーで飲むのが好きである。 喉を痛めたときは蜂蜜���りなどで飲む。
**部品: 整理整頓 苦手なりにとりあえずごく一般レベルにはできるように頑張っている。技族という職務上油断していると書籍が無制限に増えていくので、本棚の管理は特に気を付けている。
**部品: 小物づくり 銀河さんへの贈り物を度々自作しており(お守り、ブレスレット等)、技族ということもありそこそこ手先が器用。
**部品: おしゃれの努力 センスがないことは自覚しているが、本格的デートの際などTPOに合わせて着飾ることができるように努力している。
**部品: 器材管理 治療に必要な器材の数、状態を常にチェックし、十分な数を清潔に確保しておく。戦場では使用できる器材や補給経路に限りがあるためこの管理は大変重要になってくる。
**部品: 雑菌を追い出す 医療従事者は可能な限り治療スペースを確保し、そこを清潔に保つ義務がある。小まめに清掃洗濯を行い、感染症を予防し治療に相応しい場とする。
**部品: 概要 衛生兵が前線で治療を行う際に必要な器材を詰め込んだバック。丈夫な布を立体裁断で効率よく器材が詰め込まれるように作られており、使用者が使いやすいように後付のポーチも個人でつけている。
**部品: 止血帯 手足の出血を抑えるための帯。丈夫な布で作ってあり、きつく締め付けて止血するために使う。手足に巻いた後巻き上げ棒で更に締め付け、そのままホルダーにはめることで大量出血を抑える。
**部品: 特殊ガーゼ 止血のための薬草を煎じたものを染み込ませたガーゼ。患部に直接宛てて血液を凝固させる。首など、止血帯で手当てできない部分はこのガーゼの上から通常のガーゼ、包帯を巻いて手当てする。
**部品: チェストシール 胸部への穿通創や、包帯では圧迫できない皮下出血のときに使う。粘着性と殺菌効果を持たせるための薬草をすり込ませてあり、未使用時は油紙で包んで機密性を保っている。n特に胸部への負傷で肺に空気が入って、肺を潰さないためのもの。
**部品: NPA 負傷者に意識がない場合にこれを使って気道を確保する。潤滑剤を入れて鼻に差し込んで使うチューブで、低物理域では目の細かい薄布を筒状にして油紙を間に挟みながら糊で圧着していき、消毒を繰り返したものを使う。
**部品: 軍衣 軍属であることを示す服装。赤十字の腕章をつけることで衛生兵の身分をわかりやすくしている。それ以外については通常の制服に順ずる。
**部品: 帽子 腕章と同じく赤十字を大きくあしらった帽子。こちらも衛生兵の身分を示しているもので、混乱する戦場での判断のしやすさを助けるものである。
**部品: 参加資格 衛生兵の研修に参加するには以下の条件を満たしている必要がある 一、編成され出動した経験、もしくはこれからその予定と意思のある者 二、医療技術を学び、これを修めるのに必要な知力と体力を有する者
**部品: 期間 通常三週間~一ヶ月ほどの研修期間が設けられる。その中でより実践的な技術や知識を学び、戦場でもすばやく対応できるスキルを身につけていく。
**部品: 座学 前線での応急処置などが主な任務となるため、外傷対応の為の人体への理解、生物兵器への初期対応など必要な知識は多岐に渡る。 これらを過去の事例を元に集中的に学んでいく。
**部品: 実務訓練 戦場では応急手当の早さが患者の生死、後遺症の有無などをわける。そのため、如何にすばやく的確な治療を施せるかが重要となる。 訓練では繰り返し観察、手当て、後方医療への申し送りなどをスムーズに行えるようシュミレーションを繰り返す。
**部品: 戦闘訓練 衛生兵は前線での行動が主な任務となるため医療従事者訓練といえど、体力向上と患者視点からの理解を深める為に戦闘訓練も行われる。 主目的は自衛と負傷者の保護である為、武器の携帯は最低限となるが、だからと言って兵として半人前でよいということはない。
**部品: 精霊回路 世界に普遍的に存在する「力」の場を操作する回路。 エレメンタルサーキットともいう。回路図(模様)が正確なら、どんな物質の上にプリントしても正確に動作する。通常物質に描くものだが、一人を追いかけるために肌に直接模様を入れている。
**部品: 精霊戦士とは 自然現象を操る精霊使い、その戦闘術を精霊戦士と呼ぶ。 精霊とは、人ではない心と、その心が引き起こす現象のこと。精霊と心を通わす者は、人ではない心を理解するがゆえに時折人の範囲からも逸脱する。また、妖精とは違い複数の固体を操りうるものである。 戦士とは、戦うしかない状況と戦わなければならない覚悟の双方が結実した場合に成立する状態を言う。戦士階級に所属する人間は通常、戦士を高く評価し、惜しみなく賞賛する。それは自らを褒めるためではなく、自らがこうありたいと願うからである。利害関係を逸脱して動く人のこと。
**部品: 散歩 何よりも体が資本と思い、朝夕に歩き始めた。最初はすぐにへろへろに頼りなかったが、毎日続けることにより歩みがどんどん軽やかになっていく。
**部品: 水の軍団 水の精霊の力を借りた場合の補正がかかるようになった。以後、水関係の自然現象を引き起こすことが得意になる。
**部品: 武術訓練 散歩や筋力トレーニングを重ね、体が軽くなってきたので武術の訓練を始める。基本的な対人戦闘と、集中力アップのために弓術を始めた。
**部品: 虐殺阻止 この時だけ右手に10万の精霊が宿り邪悪を滅ぼせと叫ぶ。その声を聴き、それまで鍛えた体を持ってその邪悪に颯爽と躍り出た。
**部品: 最初から遅れなく毎日 ぐるぐるしながらそれでも毎日コツコツとエレメンタル・ローズを続けていた結果。まだ螺旋を回しているけれど、それでも心折れずにやり続けている証。
**部品: ビルの上を渡り歩く 毎日コツコツと鍛え上げた体には、もう森の木々の間を駆け抜けることとビルの合間を飛び回ることに大差はなかった。
**部品: 水の矢 水の精霊の力を借りて、無数の矢に��て放つ技。数本を束ねることで威力を上げることができるほか、曲射で撃つことも可能。
**部品: 防御障壁 精霊の力で防御障壁を展開する技。大きさや強度は協力してくれる精霊の数に加えて踏ん張る自分の体力も重要となる。
**部品: 水のヴェール 水の精霊の力を借りて、水による防御障壁を展開する技。防御障壁としての役割に加え、レーザー光線を拡散させることができる。
**部品: 殴る 全身に走る精霊回路が痛みを伴いながら起動し、唸りをあげて、鍛えた拳で特に何の変哲もなく力いっぱい殴る。
**部品: 2万の精霊 ”新宿・ビルの戦い”において助力をしてくれた精霊たち。本人はT8で敗北することとなり、悔しさで真剣に大泣きしたが彼らと銀河さんが力を貸してくれたことは絶対に忘れないと心に誓っている。
**部品: 使役 精霊使いが精霊を使役する場合、力は地水火風の4体系に分類され、彼らの力を借りて様々な自然現象を引き起こす。
**部品: 慰撫 精霊の力を借りて自然現象を引き起こした場合、精霊たちは現象の規模により疲弊するため常に精霊の状態に気を配っている。
**部品: 海での出会い 一番最初の出会い。2007年小笠原でのことである。後に個人ACEになる来須銀河(改名後は来須・A・銀河)との出会い、彼の歌に合わせて波が動いた。この時、海の妖精も見ている。
**部品: 地道な努力 森国人は決して体力的に優れているとは言い難い種族ではあるが、それでも鍛えることが無駄になるわけではない。 特化している魔法の修行も大事だが、肉体も鍛える必要があると考え鍛錬を始めた。
**部品: 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。
**部品: 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。
**部品: フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。
**部品: 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。
**部品: 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。
**部品: 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。
**部品: 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。
**部品: インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。
**部品: レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。
**部品: ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。
**部品: ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。
**部品: ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。
**部品: 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。
**部品: 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。
**部品: 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。
**部品: 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。
**部品: 腕の振り方 小指と薬指��軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。
**部品: 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。
**部品: ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。
**部品: ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。
**部品: クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。
**部品: 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。
**部品: 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。
**部品: ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。
**部品: 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。
**部品: スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。
**部品: 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。
**部品: 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。
**部品: エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。
**部品: るしにゃんの魔法使い るしにゃんは元々が���追いの国であったことを踏まえ、星見司が多くいる国だった。そのため、るしにゃんの魔法使いは星見司としての側面も強く持っている。
**部品: 魔法使いを着用する上での責任感 魔法使いと世界移動に関する事件が過去にあり、そこに関わっていた関係でその後国内の魔法使いの状況改善のために、魔法使いを積極的に着用し内政に参加している。 個人職を取った後も魔法使いを外さずに組み込んでおり、また自分の言動が国内の魔法使い達に影響を与える自覚を持ち、責任を改めて自覚するようになった。
**部品: 雷撃の魔法 元々は学問の神様である藤原道真公にあやかった飛び梅の雷撃という絶技があったことから、さらにあやかっている。 普通の雷撃の魔法である。
**部品: 帝国宰相シロ任命 帝国宰相シロが、己の仕事の補佐のために任命した者たちのことを秘書官という。その出仕内容は宰相府のあらゆる事務作業を一手に引き受けること、だけではなく治安維持、戦闘参加も含まれる。公然の秘密だが、別に帝国だけでなく共和国からも秘書官として任命されているものは多数いる。
**部品: 服装規定 基本的に支給された制服を着ることが義務付けられているが、通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下で結構地味。しかそれが正装になると軍帽付きのやや派手な礼装だし、夏服は機能性が良く明るい雰囲気に見えたり、と結構バリエーションがある。さらに、戦闘訓練への参加のためにジャージやらパイロットスーツな場合もある。結局は本人が着たくて仕事に支障のない服装を着ていることが多い。
**部品: 職務倫理 極秘情報や公開前資料も扱うため、情報の扱いには慎重にならなくてはならない。また、公共の利益のために行動する場合は、公正中立であることが求められる。
**部品: 標語 「出来ませんはいいません、だからマイルを寄越しなさい」を標語(モットー)とする、なんでもやっちゃう宰相府の秘書官部隊、と呼ばれることもある。業務であればなんでもやります。
**部品: 宰相府の窓口業務 宰相府は、行政窓口として結婚届を受け付け婚姻証明書を発行している。帝國発行の婚姻証明書が珍しいので、宰相府で申請を出す者も少なくないらしいが、この申請窓口も当然秘書官の仕事である。証明書発行と一緒に記念写真を(コスプレで!)撮影することができるのでなかなかの人気があった。
**部品: 礼儀作法 帝国高官と仕事をすることも多く、更には皇族をはじめとするVIPに会う機会も多いため、最初の研修は礼儀作法をたたき込まれるところから始まる。
**部品: チームワーク 作業が降ってくると誰からともなく手が挙がり、報告・連絡・相談を常に意識した作業チームができあがる。一人に作業負荷がかからないよう、あるいは作業を一人で抱え込まないよう気をつけている。
**部品: 上司の裁可 作業の仮完成時にはとりまとめ担当、秘書官長、必要であれば宰相の裁可を仰がなければならない。また、作業中に不明点が出た際、自分だけで判断せずに同様のルートで相談することも大切である。
**部品: 広報 宰相が発する声明や公布はもちろんのこと、宰相府として発表する政策発表、場合によっては宰相府が出すCMまでの広報を担当している。声明発表や政策発表はいいんだが、CMになると企画からやらないといけないので結構大変という噂がある。
**部品: スケジュール管理 宰相が何時に高官と会合を開くとか、面会の管理などのスケジュール管理も秘書官が行っている。秘書官に相談なくスケジュールがいきなり変わっている事もあるので、本当に気が抜けなくて大変な作業である。
**部品: 宰相への取り次ぎ対応 担当秘書官(ルーチンでみんなで決めている)が、宰相に取り次いでほしい案件やアポイントメントを取りたい面々の対応窓口になり、スケジュールの中に割り込ませたり質疑をまとめたものを宰相に出し、それの返事をもらって担当者に返答したりと窓口対応する業務。担当者には多方面から一斉にメッセージが飛び込んでくる。結構大変。
**部品: 書類チェック 秘書官では様々な書類を扱っており、それが規定の書式に沿って記述されているか、誤字や事実と異なる記載がないか等をチェックする。 曖昧な点は資料に当たったり、他の者に聞いたりして確認し、必ずダブルチェックが入るような体制を引いて書類チェックをしている。チェックがメイン仕事の日も少なくない。
**部品: 物品手配 宰相府藩国をハブとした帝國各国間の輸送の手配や、帝國軍を含む宰相府藩国を母体とする各軍の資源消費処理、それらのための事前の輸送手配を一手に引き受けていた。
**部品: 資料整理 入国管理から宰相府政策から秘書官室の備品予算表まで、ありとあらゆる書類を系統立ててまとめて整理することも業務の一つである。 きちんと整理することで、後日参照したい資料をすぐに取り出すことが可能となる。
**部品: クロスチェックの重要性 人間誰でも一人で作業をしていると抜けや間違いを起こすものである。秘書官は仕事の完成前にかならずクロスチェックの行程を挟む。これは任命初期からたたき込まれる職業的習慣とも言えるが、実際にミスを事前に発見修正して助けられることもしばしばある。
**部品: 吏族出仕資格 秘書官は高い事務処理能力をもち、秘書官のまま吏族出仕も可能である。事務方の仕事に責任感をもってあたり引き受ければきっちりこれを成し遂げることから、宰相だけでなく尚書、藩王会議からの信頼も厚い。
**部品: 編成事務能力 東方有翼騎士団を含む、さまざまな宰相府藩国部隊の編成が必要になった際、この編成を行うのはもちろん宰相府秘書官であった。宰相と秘書官長により決定された編成方針に従い、あるときは燃料掘りのための藩国部隊、あるときは治安維持のためのチップボールを使用する歩兵部隊、とさまざまな編成が行われるため、秘書官各位に対して、主編成スキルとクロスチェックのための編成講義も行われた。
**部品: 職場清掃 元々、宰相府藩国では国民の存在を認めていなかったこともあり、秘書官は職場において身の回りのことを任せられる者がいなかった。たとえば、清掃である。山積みの資料と、数多の書類が飛び交う部屋に他の者を入れられるのか、という別の問題も存在する。
**部品: 簡単な料理 宰相府内から出ずに食事をしようと思うと、キッチンで作るか弁当を持ち込むくらいしかない。その事情は宰相も同じで、宰相の食事を秘書官が作ることもある。
*提出書式
大部品: 来須・A・鷹臣 RD:103 評価値:11 -大部品: 森国人 RD:9 評価値:5 --部品: 長い耳 --部品: 長い髪 --部品: やせぎす --部品: 皮の服装 --大部品: 森国の特色 RD:5 評価値:3 ---部品: 雄大な森 ---部品: 一見して森に見える村 ---部品: 高度な瞑想通信 ---部品: 森の中の塔 ---部品: 大水車と河の鉄 -大部品: 外見的特徴 RD:4 評価値:3 --部品: 小柄な体 --部品: 黒髪 --部品: チャイナ服っぽい恰好 --部品: 白い帽子 -大部品: 性格 RD:2 評価値:1 --部品: 変なところでこだわる --部品: 贔屓の引き倒し -大部品: 生活能力 RD:6 評価値:4 --部品: 一人暮らし時代 --部品: 家庭料理 --部品: 紅茶を淹れる --部品: 整理整頓 --部品: 小物づくり --部品: おしゃれの努力 -大部品: 衛生兵 RD:14 評価値:6 --大部品: 衛生管理 RD:2 評価値:1 ---部品: 器材管理 ---部品: 雑菌を追い出す --大部品: 救急バック(低物理域) RD:5 評価値:3 ---部品: 概要 ---部品: 止血帯 ---部品: 特殊ガーゼ ---部品: チェストシール ---部品: NPA --部品: 軍衣 --部品: 帽子 --大部品: 医療従事者研修 RD:5 評価値:3 ---部品: 参加資格 ---部品: 期間 ---部品: 座学 ---部品: 実務訓練 ---部品: 戦闘訓練 -部品: 精霊回路 -大部品: 精霊戦士 RD:15 評価値:6 --部品: 精霊戦士とは --大部品: エレメンタル・ローズの記録(システム1) RD:5 評価値:3 ---部品: 散歩 ---部品: 水の軍団 ---部品: 武術訓練 ---部品: 虐殺阻止 ---部品: 最初から遅れなく毎日 --大部品: エレメンタル・ローズの記録(システム2) RD:6 評価値:4 ---部品: ビルの上を渡り歩く ---部品: 水の矢 ---部品: 防御障壁 ---部品: 水のヴェール ---部品: 殴る ---部品: 2万の精霊 --大部品: 精霊使い RD:2 評価値:1 ---部品: 使役 ---部品: 慰撫 --大部品: 精霊との交流の記録 RD:1 評価値:0 ---部品: 海での出会い -大部品: 鍛錬 RD:30 評価値:8 --部品: 地道な努力 --大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8 ---大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3 ----部品: 筋トレの重要性 ----部品: 怪我の予防 ----部品: フロントランジ ----部品: 腹筋・背筋 ----部品: 腕立て伏せ ---大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1 ----部品: 準備運動の効果と重要性 ----部品: 良好なコンディションを保つ ---大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3 ----部品: インターバル走 ----部品: レペティション ----部品: ペース走 ----部品: ジョグ ----部品: ビルドアップ走 ---大部品: フォーム RD:6 評価値:4 ----部品: 正しいフォームの重要性について ----部品: 正しい姿勢を保つ練習 ----部品: 足の出し方 ----部品: 使う筋肉 ----部品: 腕の振り方 ----部品: 呼吸の仕方 ---大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2 ----部品: ペース配分 ----部品: ランナーズハイ ----部品: クールダウン ---大部品: 道具 RD:5 評価値:3 ----部品: 靴 ----部品: 帽子 ----部品: ワセリン ----部品: 動きやすい服 ----大部品: 女性用 RD:1 評価値:0 -----部品: スポーツブラ ---大部品: 食事 RD:3 評価値:2 ----部品: 走る前の食事 ----部品: 水分の取り方 ----部品: エイド -大部品: 魔法使いとしての経験 RD:3 評価値:2 --部品: るしにゃんの魔法使い --部品: 魔法使いを着用する上での責任感 --部品: 雷撃の魔法 -大部品: 秘書官 RD:19 評価値:7 --大部品: 概要 RD:4 評価値:3 ---部品: 帝国宰相シロ任命 ---部品: 服装規定 ---部品: 職務倫理 ---部品: 標語 --大部品: 日常業務 RD:4 評価値:3 ---部品: 宰相府の窓口業務 ---部品: 礼儀作法 ---部品: チームワーク ---部品: 上司の裁可 --大部品: 高い事務能力 RD:9 評価値:5 ---部品: 広報 ---部品: スケジュール管理 ---部品: 宰相への取り次ぎ対応 ---部品: 書類チェック ---部品: 物品手配 ---部品: 資料整理 ---部品: クロスチェックの重要性 ---部品: 吏族出仕���格 ---部品: 編成事務能力 --大部品: 家庭的能力 RD:2 評価値:1 ---部品: 職場清掃 ---部品: 簡単な料理
部品: 長い耳 他の人種よりも長く尖った耳を持つ。このおかげか、比較的高い感覚を有し、周囲の状況を把握するのに役立っている。
部品: 長い髪 森国人は男女ともに髪を長く伸ばしている。これは髪は魔力を溜めることができ、魔法に近しく生きている森国人としての特徴である。
部品: やせぎす 森国人は一様に痩せぎすの体型をしている。筋力面でか弱くはあるが、代わりに身軽さに秀でており木々の生い茂る森の中ではその間を飛び移ったりと有利に動ける。
部品: 皮の服装 動物の皮をなめした素材で作った衣服。行動を制限されるため、各々が好みの部位に部分的に身に着けている。勿論必要とあらば鎧の様に面積の大きいものを着用する。
部品: 雄大な森 名前の示す通り国土の多くを森林が占めており、森国人はその森と共存して生活を送っている。森は隣人であり信仰であり生活の糧であり、彼らはその大いなる自然に敬意を持って生きている。
部品: 一見して森に見える村 森国はその名の通り国土の大部分に森林が広がる国である。そこに住む森国人の住居も森と共存するために一見すると森にしか見えないような、木々の中に家々を作り暮らしている。
部品: 高度な瞑想通信 森国人は木々を介しての瞑想通信が可能である。これは高物理域のネットワークがない代わりに発達したものであり、木々に触れることで遠方とも連絡が可能となっている。
部品: 森の中の塔 魔法に秀でる森国人は、星を読む知識も有している。日々党に上り星を読み、その動きから未来やあるいは深遠を読み解く試みをしている。
部品: 大水車と河の鉄 自然豊かな森国では、水源も豊富でその領土内を大小様々な水流が流れている。その川縁には水車が建てられ収穫した小麦を挽いたり、川底を攫って砂鉄を得て加工に使用されている。
部品: 小柄な体 約140㎝。長身が多い森国人の中では特に小柄であるが、飲酒が可能な年齢である。おそらくこのせいで銀河さんに子供扱いされていた面もあるような気もするが、きっと気のせいである。
部品: 黒髪 願掛けで伸ばしていた頃は地面すれすれまで伸びていたが、今は太ももあたりで切り揃えている。今更短くするのもなんだかなと思っている。魔力貯蔵にもなるので手入れにはそれなりに気を使っている。
部品: チャイナ服っぽい恰好 赤色のチャイナ服っぽいトップスに、スカートの場合が多い。似たようなものだが気分でいくつかバージョンがある。
部品: 白い帽子 個人ACEの来須・A・銀河から貰ったもの。裏地に精霊回路がプリントされていて、筋力を上げてくれる。精霊手取得のキーアイテムになる。らしい。
部品: 変なところでこだわる 変なところにこだわり、変なところで大雑把さを見せる。こだわる時は頑固な一面が強く出るため、なるべく客観視できるように気にかけてはいる。
部品: 贔屓の引き倒し 銀河さんと初めて会った時、銀河さんへの鷹臣の態度について本人からいただいたお言葉。初回から注意されてるが、たぶんあまり直っていない。気を付けます。
部品: 一人暮らし時代 るしにゃん王国へ入国から青空微笑勲章受章により銀河さんと暮らし始めるまで、一人暮らしだったため基本的な家事をこなすことができる。
部品: 家庭料理 自分の食事は自分で賄わなければいけないことから、一般的な家庭料理を作ることができる。実際には作業や仕事に明け暮れると店が開いてる時間を逃しているという。
部品: 紅茶を淹れる 銀河さんの好きなものが紅茶のため、紅茶党になった。もしかすると食事より気合を入れている。個人的にはブラックティーで飲むのが好きである。 喉を痛めたときは蜂蜜入りなどで飲む。
部品: 整理整頓 苦手なりにとりあえずごく一般レベルにはできるように頑張っている。技族という職務上油断していると書籍が無制限に増えていくので、本棚の管理は特に気を付けている。
部品: 小物づくり 銀河さんへの贈り物を度々自作しており(お守り、ブレスレット等)、技族ということもありそこそこ手先が器用。
部品: おしゃれの努力 センスがないことは自覚しているが、本格的デートの際などTPOに合わせて着飾ることができるように努力している。
部品: 器材管理 治療に必要な器材の数、状態を常にチェックし、十分な数を清潔に確保しておく。戦場では使用できる器材や補給経路に限りがあるためこの管理は大変重要になってくる。
部品: 雑菌を追い出す 医療従事者は可能な限り治療スペースを確保し、そこを清潔に保つ義務がある。小まめに清掃洗濯を行い、感染症を予防し治療に相応しい場とする。
部品: 概要 衛生兵が前線で治療を行う際に必要な器材を詰め込んだバック。丈夫な布を立体裁断で効率よく器材が詰め込まれるように作られており、使用者が使いやすいように後付のポーチも個人でつけている。
部品: 止血帯 手足の出血を抑えるための帯。丈夫な布で作ってあり、きつく締め付けて止血するために使う。手足に巻いた後巻き上げ棒で更に締め付け、そのままホルダーにはめることで大量出血を抑える。
部品: 特殊ガーゼ 止血のための薬草を煎じたものを染み込ませたガーゼ。患部に直接宛てて血液を凝固させる。首など、止血帯で手当てできない部分はこのガーゼの上から通常のガーゼ、包帯を巻いて手当てする。
部品: チェストシール 胸部への穿通創や、包帯では圧迫できない皮下出血のときに使う。粘着性と殺菌効果を持たせるための薬草をすり込ませてあり、未使用時は油紙で包んで機密性を保っている。n特に胸部への負傷で肺に空気が入って、肺を潰さないためのもの。
部品: NPA 負傷者に意識がない場合にこれを使って気道を確保する。潤滑剤を入れて鼻に差し込んで使うチューブで、低物理域では目の細かい薄布を筒状にして油紙を間に挟みながら糊で圧着していき、消毒を繰り返したものを使う。
部品: 軍衣 軍属であることを示す服装。赤十字の腕章をつけることで衛生兵の身分をわかりやすくしている。それ以外については通常の制服に順ずる。
部品: 帽子 腕章と同じく赤十字を大きくあしらった帽子。こちらも衛生兵の身分を示しているもので、混乱する戦場での判断のしやすさを助けるものである。
部品: 参加資格 衛生兵の研修に参加するには以下の条件を満たしている必要がある 一、編成され出動した経験、もしくはこれからその予定と意思のある者 二、医療技術を学び、これを修めるのに必要な知力と体力を有する者
部品: 期間 通常三週間~一ヶ月ほどの研修期間が設けられる。その中でより実践的な技術や知識を学び、戦場でもすばやく対応できるスキルを身につけていく。
部品: 座学 前線での応急処置などが主な任務となるため、外傷対応の為の人体への理解、生物兵器への初期対応など必要な知識は多岐に渡る。 これらを過去の事例を元に集中的に学んでいく。
部品: 実務訓練 戦場では応急手当の早さが患者の生死、後遺症の有無などをわける。そのため、如何にすばやく的確な治療を施せるかが重要となる。 訓練では繰り返し観察、手当て、後方医療への申し送りなどをスムーズに行えるようシュミレーションを繰り返す。
部品: 戦闘訓練 衛生兵は前線での行動が主な任務となるため医療従事者訓練といえど、体力向上と患者視点からの理解を深める為に戦闘訓練も行われる。 主目的は自衛と負傷者の保護である為、武器の携帯は最低限となるが、だからと言って兵として半人前でよいということはない。
部品: 精霊回路 世界に普遍的に存在する「力」の場を操作する回路。 エレメンタルサーキットともいう。回路図(模様)が正確なら、どんな物質の上にプリントしても正確に動作する。通常物質に描くものだが、一人を追いかけるために肌に直接模様を入れている。
部品: 精霊戦士とは 自然現象を操る精霊使い、その戦闘術を精霊戦士と呼ぶ。 精霊とは、人ではない心と、その心が引き起こす現象のこと。精霊と心を通わす者は、人ではない心を理解するがゆえに時折人の範囲からも逸脱する。また、妖精とは違い複数の固体を操りうるものである。 戦士とは、戦うしかない状況と戦わなければならない覚悟の双方が結実した場合に成立する状態を言う。戦士階級に所属する人間は通常、戦士を高く評価し、惜しみなく賞賛する。それは自らを褒めるためではなく、自らがこうありたいと願うからである。利害関係を逸脱して動く人のこと。
部品: 散歩 何よりも体が資本と思い、朝夕に歩き始めた。最初はすぐにへろへろに頼りなかったが、毎日続けることにより歩みがどんどん軽やかになっていく。
部品: 水の軍団 水の精霊の力を借りた場合の補正がかかるようになった。以後、水関係の自然現象を引き起こすことが得意になる。
部品: 武術訓練 散歩や筋力トレーニングを重ね、体が軽くなってきたので武術の訓練を始める。基本的な対人戦闘と、集中力アップのために弓術を始めた。
部品: 虐殺阻止 この時だけ右手に10万の精霊が宿り邪悪を滅ぼせと叫ぶ。その声を聴き、それまで鍛えた体を持ってその邪悪に颯爽と躍り出た。
部品: 最初から遅れなく毎日 ぐるぐるしながらそれでも毎日コツコツとエレメンタル・ローズを続けていた結果。まだ螺旋を回しているけれど、それでも心折れずにやり続けている証。
部品: ビルの上を渡り歩く 毎日コツコツと鍛え上げた体には、もう森の木々の間を駆け抜けることとビルの合間を飛び回ることに大差はなかった。
部品: 水の矢 水の精霊の力を借りて、無数の矢にして放つ技。数本を束ねることで威力を上げることができるほか、曲射で撃つことも可能。
部品: 防御障壁 精霊の力で防御障壁を展開する技。大きさや強度は協力してくれる精霊の数に加えて踏ん張る自分の体力も重要となる。
部品: 水のヴェール 水の精霊の力を借りて、水による防御障壁を展開する技。防御障壁としての役割に加え、レーザー光線を拡散させることができる。
部品: 殴る 全身に走る精霊回路が痛みを伴いながら起動し、唸りをあげて、鍛えた拳で特に何の変哲もなく力いっぱい殴る。
部品: 2万の精霊 ”新宿・ビルの戦い”において助力をしてくれた精霊たち。本人はT8で敗北することとなり、悔しさで真剣に大泣きしたが彼らと銀河さんが力を貸してくれたことは絶対に忘れないと心に誓っている。
部品: 使役 精霊使いが精霊を使役する場合、力は地水火風の4体系に分類され、彼らの力を借りて様々な自然現象を引き起こす。
部品: 慰撫 精霊の力を借りて自然現象を引き起こした場合、精霊たちは現象の規模により疲弊するため常に精霊の状態に気を配っている。
部品: 海での出会い 一番最初の出会い。2007年小笠原でのことである。後に個人ACEになる来須銀河(改名後は来須・A・銀河)との出会い、彼の歌に合わせて波が動いた。この時、海の妖精も見ている。
部品: 地道な努力 森国人は決して体力的に優れているとは言い難い種族ではあるが、それでも鍛えることが無駄になるわけではない。 特化している魔法の修行も大事だが、肉体も鍛える必要があると考え鍛錬を始めた。
部品: 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。
部品: 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。
部品: フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。
部品: 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。
部品: 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。
部品: 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニ���グの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。
部品: 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。
部品: インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。
部品: レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。
部品: ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。
部品: ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。
部品: ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。
部品: 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。
部品: 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。
部品: 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。
部品: 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。
部品: 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。
部品: 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。
部品: ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。
部品: ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。
部品: クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。
部品: 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。
部品: 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。
部品: ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。
部品: 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。
部品: スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。
部品: 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。
部品: 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。
部品: エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。
部品: るしにゃんの魔法使い るしにゃんは元々が謎追いの国であったことを踏まえ、星見司が多くいる国だった。そのため、るしにゃんの魔法使いは星見司としての側面も強く持っている。
部品: 魔法使いを着用する上での責任感 魔法使いと世界移動に関する事件が過去にあり、そこに関わっていた関係でその後国内の魔法使いの状況改善のために、魔法使いを積極的に着用し内政に参加している。 個人職を取った後も魔法使いを外さずに組み込んでおり、また自分の言動が国内の魔法使い達に影響を与える自覚を持ち、責任を改めて自覚するようになった。
部品: 雷撃の魔法 元々は学問の神様である藤原道真公にあやかった飛び梅の雷撃という絶技があったことから、さらにあやかっている。 普通の雷撃の魔法である。
部品: 帝国宰相シロ任命 帝国宰相シロが、己の仕事の補佐のために任命した者たちのことを秘書官という。その出仕内容は宰相府のあらゆる事務作業を一手に引き受けること、だけではなく治安維持、戦闘参加も含まれる。公然の秘密だが、別に帝国だけでなく共和国からも秘書官として任命されているものは多数いる。
部品: 服装規定 基本的に支給された制服を着ることが義務付けられているが、通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下で結構地味。しかそれが正装になると軍帽付きのやや派手な礼装だし、夏服は機能性が良く明るい雰囲気に見えたり、と結構バリエーションがある。さらに、戦闘訓練への参加のためにジャージやらパイロットスーツな場合もある。結局は本人が着たくて仕事に支障のない服装を着ていることが多い。
部品: 職務倫理 極秘情報や公開前資料も扱うため、情報の扱いには慎重にならなくてはならない。また、公共の利益のために行動する場合は、公正中立であることが求められる。
部品: 標語 「出来ませんはいいません、だからマイルを寄越しなさい」を標語(モットー)とする、なんでもやっちゃう宰相府の秘書官部隊、と呼ばれることもある。業務であればなんでもやります。
部品: 宰相府の窓口業務 宰相府は、行政窓口として結婚届を受け付け婚姻証明書を発行している。帝國発行の婚姻証明書が珍しいので、宰相府で申請を出す者も少なくないらしいが、この申請窓口も当然秘書官の仕事である。証明書発行と一緒に記念写真を(コスプレで!)撮影することができるのでなかなかの人気があった。
部品: 礼儀作法 帝国高官と仕事をすることも多く、更には皇族をはじめとするVIPに会う機会も多いため、最初の研修は礼儀作法をたたき込まれるところから始まる。
部品: チームワーク 作業が降ってくると誰からともなく手が挙がり、報告・連絡・相談を常に意識した作業チームができあがる。一人に作業負荷がかからないよう、あるいは作業を一人で抱え込まないよう気をつけている。
部品: 上司の裁可 作業の仮完成時にはとりまとめ担当、秘書官長、必要であれば宰相の裁可を仰がなければならない。また、作業中に不明点が出た際、自分だけで判断せずに同様のルートで相談することも大切である。
部品: 広報 宰相が発する声明や公布はもちろんのこと、宰相府として発表する政策発表、場合によっては宰相府が出すCMまでの広報を担当している。声明発表や政策発表はいいんだが、CMになると企画からやらないといけないので結構大変という噂がある。
部品: スケジュール管理 宰相が何時に高官と会合を開くとか、面会の管理などのスケジュール管理も秘書官が行っている。秘書官に相談なくスケジュールがいきなり変わっている事もあるので、本当に気が抜けなくて大変な作業である。
部品: 宰相への取り次ぎ対応 担当秘書官(ルーチンでみんなで決めている)が、宰相に取り次いでほしい案件やアポイントメントを取りたい面々の対応窓口になり、スケジュールの中に割り込ませたり質疑をまとめたものを宰相に出し、それの返事をもらって担当者に返答したりと窓口対応する業務。担当者には多方面から一斉にメッセージが飛び込んでくる。結構大変。
部品: 書類チェック 秘書官では様々な書類を扱っており、それが規定の書式に沿って記述されているか、誤字や事実と異なる記載がないか等をチェックする。 曖昧な点は資料に当たったり、他の者に聞いたりして確認し、必ずダブルチェックが入るような体制を引いて書類チェックをしている。チェックがメイン仕事の日も少なくない。
部品: 物品手配 宰相府藩国をハブとした帝國各国間の輸送の手配や、帝國軍を含む宰相府藩国を母体とする各軍の資源消費処理、それらのための事前の輸送手配を一手に引き受けていた。
部品: 資料整理 入国管理から宰相府政策から秘書官室の備品予算表まで、ありとあらゆる書類を系統立ててまとめて整理することも業務の一つである。 きちんと整理することで、後日参照したい資料をすぐに取り出すことが可能となる。
部品: クロスチェックの重要性 人間誰でも一人で作業をしていると抜けや間違いを起こすものである。秘書官は仕事の完成前にかならずクロスチェックの行程を挟む。これは任命初期からたたき込まれる職業的習慣とも言えるが、実際にミスを事前に発見修正して助けられることもしばしばある。
部品: 吏族出仕資格 秘書官は高い事務処理能力をもち、秘書官のまま吏族出仕も可能である。事務方の仕事に責任感をもってあたり引き受ければきっちりこれを成し遂げることから、宰相だけでなく尚書、藩王会議からの信頼も厚い。
部品: 編成事務能力 東方有翼騎士団を含む、さまざまな宰相府藩国部隊の編成が必要になった際、この編成を行うのはもちろん宰相府秘書官であった。宰相と秘書官長により決定された編成方針に従い、あるときは燃料掘りのための藩国部隊、あるときは治安維持のためのチップボールを使用する歩兵部隊、とさまざまな編成が行われるため、秘書官各位に対して、主編成スキルとクロスチェックのための編成講義も行われた。
部品: 職場清掃 元々、宰相府藩国では国民の存在を認めていなかったこともあり、秘書官は職場において身の回りのことを任せられる者がいなかった。たとえば、清掃である。山積みの資料と、数多の書類が飛び交う部屋に他の者を入れられるのか、という別の問題も存在する。
部品: 簡単な料理 宰相府内から出ずに食事をしようと思うと、キッチンで作るか弁当を持ち込むくらいしかない。その事情は宰相も同じで、宰相の食事を秘書官が作ることもある。
*インポート用定義データ
[ { "title": "来須・A・鷹臣", "children": [ { "title": "森国人", "children": [ { "title": "長い耳", "description": "他の人種よりも長く尖った耳を持つ。このおかげか、比較的高い感覚を有し、周囲の状況を把握するのに役立っている。", "part_type": "part" }, { "title": "長い髪", "description": "森国人は男女ともに髪を長く伸ばしている。これは髪は魔力を溜めることができ、魔法に近しく生きている森国人としての特徴である。", "part_type": "part" }, { "title": "やせぎす", "description": "森国人は一様に痩せぎすの体型をしている。筋力面でか弱くはあるが、代わりに身軽さに秀でており木々の生い茂る森の中ではその間を飛び移ったりと有利に動ける。", "part_type": "part" }, { "title": "皮の服装", "description": "動物の皮をなめした素材で作った衣服。行動を制限されるため、各々が好みの部位に部分的に身に着けている。勿論必要とあらば鎧の様に面積の大きいものを着用する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "森国の特色", "part_type": "group", "children": [ { "title": "雄大な森", "description": "名前の示す通り国土の多くを森林が占めており、森国人はその森と共存して生活を送っている。森は隣人であり信仰であり��活の糧であり、彼らはその大いなる自然に敬意を持って生きている。", "part_type": "part" }, { "title": "一見して森に見える村", "description": "森国はその名の通り国土の大部分に森林が広がる国である。そこに住む森国人の住居も森と共存するために一見すると森にしか見えないような、木々の中に家々を作り暮らしている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "高度な瞑想通信", "description": "森国人は木々を介しての瞑想通信が可能である。これは高物理域のネットワークがない代わりに発達したものであり、木々に触れることで遠方とも連絡が可能となっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "森の中の塔", "description": "魔法に秀でる森国人は、星を読む知識も有している。日々党に上り星を読み、その動きから未来やあるいは深遠を読み解く試みをしている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "大水車と河の鉄", "description": "自然豊かな森国では、水源も豊富でその領土内を大小様々な水流が流れている。その川縁には水車が建てられ収穫した小麦を挽いたり、川底を攫って砂鉄を得て加工に使用されている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "外見的特徴", "part_type": "group", "children": [ { "title": "小柄な体", "description": "約140㎝。長身が多い森国人の中では特に小柄であるが、飲酒が可能な年齢である。おそらくこのせいで銀河さんに子供扱いされていた面もあるような気もするが、きっと気のせいである。", "part_type": "part" }, { "title": "黒髪", "description": "願掛けで伸ばしていた頃は地面すれすれまで伸びていたが、今は太ももあたりで切り揃えている。今更短くするのもなんだかなと思っている。魔力貯蔵にもなるので手入れにはそれなりに気を使っている。", "part_type": "part" }, { "title": "チャイナ服っぽい恰好", "description": "赤色のチャイナ服っぽいトップスに、スカートの場合が多い。似たようなものだが気分でいくつかバージョンがある。", "part_type": "part" }, { "title": "白い帽子", "description": "個人ACEの来須・A・銀河から貰ったもの。裏地に精霊回路がプリントされていて、筋力を上げてくれる。精霊手取得のキーアイテムになる。らしい。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "性格", "part_type": "group", "children": [ { "title": "変なところでこだわる", "description": "変なところにこだわり、変なところで大雑把さを見せる。こだわる時は頑固な一面が強く出るため、なるべく客観視できるように気にかけてはいる。", "part_type": "part" }, { "title": "贔屓の引き倒し", "description": "銀河さんと初めて会った時、銀河さんへの鷹臣の態度について本人からいただいたお言葉。初回から注意されてるが、たぶんあまり直っていない。気を付けます。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "生活能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "一人暮らし時代", "description": "るしにゃん王国へ入国から青空微笑勲章受章により銀河さんと暮らし始めるまで、一人暮らしだったため基本的な家事をこなすことができる。", "part_type": "part" }, { "title": "家庭料理", "description": "自分の食事は自分で賄わなければいけないことから、一般的な家庭料理を作ることができる。実際には作業や仕事に明け暮れると店が開いてる時間を逃しているという。", "part_type": "part" }, { "title": "紅茶を淹れる", "description": "銀河さんの好きなものが紅茶のため、紅茶党になった。もしかすると食事より気合を入れている。個人的にはブラックティーで飲むのが好きである。\n喉を痛めたときは蜂蜜入りなどで飲む。", "part_type": "part" }, { "title": "整理整頓", "description": "苦手なりにとりあえずごく一般レベルにはできるように頑張っている。技族という職務上油断していると書籍が無制限に増えていくので、本棚の管理は特に気を付けている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "小物づくり", "description": "銀河さんへの贈り物を度々自作しており(お守り、ブレスレット等)、技族ということもありそこそこ手先が器用。", "part_type": "part" }, { "title": "���しゃれの努力", "description": "センスがないことは自覚しているが、本格的デートの際などTPOに合わせて着飾ることができるように努力している。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "衛生兵", "children": [ { "title": "衛生管理", "children": [ { "title": "器材管理", "description": "治療に必要な器材の数、状態を常にチェックし、十分な数を清潔に確保しておく。戦場では使用できる器材や補給経路に限りがあるためこの管理は大変重要になってくる。", "part_type": "part" }, { "title": "雑菌を追い出す", "description": "医療従事者は可能な限り治療スペースを確保し、そこを清潔に保つ義務がある。小まめに清掃洗濯を行い、感染症を予防し治療に相応しい場とする。", "part_type": "part" } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "救急バック(低物理域)", "children": [ { "title": "概要", "description": "衛生兵が前線で治療を行う際に必要な器材を詰め込んだバック。丈夫な布を立体裁断で効率よく器材が詰め込まれるように作られており、使用者が使いやすいように後付のポーチも個人でつけている。", "part_type": "part" }, { "title": "止血帯", "description": "手足の出血を抑えるための帯。丈夫な布で作ってあり、きつく締め付けて止血するために使う。手足に巻いた後巻き上げ棒で更に締め付け、そのままホルダーにはめることで大量出血を抑える。", "part_type": "part" }, { "title": "特殊ガーゼ", "description": "止血のための薬草を煎じたものを染み込ませたガーゼ。患部に直接宛てて血液を凝固させる。首など、止血帯で手当てできない部分はこのガーゼの上から通常のガーゼ、包帯を巻いて手当てする。", "part_type": "part" }, { "title": "チェストシール", "description": "胸部への穿通創や、包帯では圧迫できない皮下出血のときに使う。粘着性と殺菌効果を持たせるための薬草をすり込ませてあり、未使用時は油紙で包んで機密性を保っている。n特に胸部への負傷で肺に空気が入って、肺を潰さないためのもの。", "part_type": "part" }, { "title": "NPA", "description": "負傷者に意識がない場合にこれを使って気道を確保する。潤滑剤を入れて鼻に差し込んで使うチューブで、低物理域では目の細かい薄布を筒状にして油紙を間に挟みながら糊で圧着していき、消毒を繰り返したものを使う。", "expanded": true, "part_type": "part" } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "軍衣", "description": "軍属であることを示す服装。赤十字の腕章をつけることで衛生兵の身分をわかりやすくしている。それ以外については通常の制服に順ずる。", "part_type": "part" }, { "title": "帽子", "description": "腕章と同じく赤十字を大きくあしらった帽子。こちらも衛生兵の身分を示しているもので、混乱する戦場での判断のしやすさを助けるものである。", "part_type": "part" }, { "title": "医療従事者研修", "children": [ { "title": "参加資格", "description": "衛生兵の研修に参加するには以下の条件を満たしている必要がある\n一、編成され出動した経験、もしくはこれからその予定と意思のある者\n二、医療技術を学び、これを修めるのに必要な知力と体力を有する者", "part_type": "part" }, { "title": "期間", "description": "通常三週間~一ヶ月ほどの研修期間が設けられる。その中でより実践的な技術や知識を学び、戦場でもすばやく対応できるスキルを身につけていく。", "part_type": "part" }, { "title": "座学", "description": "前線での応急処置などが主な任務となるため、外傷対応の為の人体への理解、生物兵器への初期対応など必要な知識は多岐に渡る。\nこれらを過去の事例を元に集中的に学んでいく。", "part_type": "part" }, { "title": "実務訓練", "description": "戦場では応急手当の早さが患者の生死、後遺症の有無などをわける。そのため、如何にすばやく的確な治療を施せるかが重要となる。\n訓練では繰り返し観察、手当て、後方医療への申し送りなどをスムーズに行えるようシュミレーションを繰り返す。", "part_type": "part" }, { "title": "戦闘訓練", "description": "衛生兵は前線での行動が主な任務となるため医療従事者訓練といえど、体力向上と患者視点からの理解を深める為に戦闘訓練も行われる。\n主目的は自衛と負傷者の保護である為、武器の携帯は最低限となるが、だからと言って兵として半人前でよいということはない。", "part_type": "part" } ], "part_type": "group", "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "精霊回路", "description": "世界に普遍的に存在する「力」の場を操作する回路。 エレメンタルサーキットともいう。回路図(模様)が正確なら、どんな物質の上にプリントしても正確に動作する。通常物質に描くものだが、一人を追いかけるために肌に直接模様を入れている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "精霊戦士", "part_type": "group", "children": [ { "title": "精霊戦士とは", "description": "自然現象を操る精霊使い、その戦闘術を精霊戦士と呼ぶ。\n精霊とは、人ではない心と、その心が引き起こす現象のこと。精霊と心を通わす者は、人ではない心を理解するがゆえに時折人の範囲からも逸脱する。また、妖精とは違い複数の固体を操りうるものである。\n戦士とは、戦うしかない状況と戦わなければならない覚悟の双方が結実した場合に成立する状態を言う。戦士階級に所属する人間は通常、戦士を高く評価し、惜しみなく賞賛する。それは自らを褒めるためではなく、自らがこうありたいと願うからである。利害関係を逸脱して動く人のこと。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "エレメンタル・ローズの記録(システム1)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "散歩", "description": "何よりも体が資本と思い、朝夕に歩き始めた。最初はすぐにへろへろに頼りなかったが、毎日続けることにより歩みがどんどん軽やかになっていく。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "水の軍団", "description": "水の精霊の力を借りた場合の補正がかかるようになった。以後、水関係の自然現象を引き起こすことが得意になる。", "part_type": "part" }, { "title": "武術訓練", "description": "散歩や筋力トレーニングを重ね、体が軽くなってきたので武術の訓練を始める。基本的な対人戦闘と、集中力アップのために弓術を始めた。", "part_type": "part" }, { "title": "虐殺阻止", "description": "この時だけ右手に10万の精霊が宿り邪悪を滅ぼせと叫ぶ。その声を聴き、それまで鍛えた体を持ってその邪悪に颯爽と躍り出た。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "最初から遅れなく毎日", "description": "ぐるぐるしながらそれでも毎日コツコツとエレメンタル・ローズを続けていた結果。まだ螺旋を回しているけれど、それでも心折れずにやり続けている証。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "エレメンタル・ローズの記録(システム2)", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ビルの上を渡り歩く", "description": "毎日コツコツと鍛え上げた体には、もう森の木々の間を駆け抜けることとビルの合間を飛び回ることに大差はなかった。", "part_type": "part" }, { "title": "水の矢", "description": "水の精霊の力を借りて、無数の矢にして放つ技。数本を束ねることで威力を上げることができるほか、曲射で撃つことも可能。", "part_type": "part" }, { "title": "防御障壁", "description": "精霊の力で防御障壁を展開する技。大きさや強度は協力してくれる精霊の数に加えて踏ん張る自分の体力も重要となる。", "part_type": "part" }, { "title": "水のヴェール", "description": "水の精霊の力を借りて、水による防御障壁を展開する技。防御障壁としての役割に加え、レーザー光線を拡散させることができる。", "part_type": "part" }, { "title": "殴る", "description": "全身に走る精霊回路が痛みを伴いながら起動し、唸りをあげて、鍛えた拳で特に何の変哲もなく力いっぱい殴る。", "part_type": "part" }, { "title": "2万の精霊", "description": "”新宿・ビルの戦い”において助力をしてくれた精霊たち。本人はT8で敗北することとなり、悔しさで真剣に大泣きしたが彼らと銀河さんが力を貸してくれたことは絶対に忘れないと心に誓っている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "精霊使い", "part_type": "group", "children": [ { "title": "使役", "description": "精霊使いが精霊を使役する場合、力は地水火風の4体系に分類され、彼らの力を借りて様々な自然現象を引き起こす。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "慰撫", "description": "精霊の力を借りて自然現象を引き起こした場合、精霊たちは現象の規模により疲弊するため常に精霊の状態に気を配っている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "精霊との交流の記録", "part_type": "group", "children": [ { "title": "海での出会い", "description": "一番最初の出会い。2007年小笠原でのことである。後に個人ACEになる来須銀河(改名後は来須・A・銀河)との出会い、彼の歌に合わせて波が動いた。この時、海の妖精も見ている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "鍛錬", "part_type": "group", "children": [ { "title": "地道な努力", "description": "森国人は決して体力的に優れているとは言い難い種族ではあるが、それでも鍛えることが無駄になるわけではない。\n特化している魔法の修行も大事だが、肉体も鍛える必要があると考え鍛錬を始めた。", "part_type": "part" }, { "title": "長距離走の訓練", "children": [ { "title": "筋力トレーニング", "children": [ { "title": "筋トレの重要性", "description": "ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "怪我の予防", "description": "走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "フロントランジ", "description": "太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "腹筋・背筋", "description": "ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " 腕立て伏せ", "description": "腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "トレーニング前の準備", "children": [ { "title": "準備運動の効果と重要性", "description": "怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "良好なコンディションを保つ", "description": "疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "トレーニング方法", "children": [ { "title": "インターバル走", "description": "数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "レペティション", "description": "インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ペース走", "description": "一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " ジョグ", "description": "一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ビルドアップ走", "description": "最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "フォーム", "children": [ { "title": "正しいフォームの重要性について", "description": "長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " 正しい姿勢を保つ練習", "description": "走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " 足の出し方", "description": "走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "使う筋肉", "description": "小さ��筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "腕の振り方", "description": "小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "呼吸の仕方", "description": "ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "走る際気を付けること", "children": [ { "title": "ペース配分", "description": "走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "ランナーズハイ", "description": "走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "クールダウン", "description": "長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "道具", "children": [ { "title": "靴", "description": "基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "帽子", "description": "つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " ワセリン", "description": "服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "動きやすい服", "description": "気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "女性用", "part_type": "group", "children": [ { "title": " スポーツブラ", "description": "女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" }, { "title": "食事", "children": [ { "title": "走る前の食事", "description": "穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "水分の取り方", "description": "水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "エイド", "description": "30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" } ], "expanded": true, "part_type": "group" } ], "expanded": true }, { "title": "魔法使いとしての経験", "part_type": "group", "children": [ { "title": "るしにゃんの魔法使い", "description": "るしにゃんは元々が謎追いの国であったことを踏まえ、星見司が多くいる国だった。そのため、るしにゃんの魔法使いは星見司としての側面も強く持っている。\n", "part_type": "part" }, { "title": "魔法使いを着用する上での責任感", "description": "魔法使いと世界移動に関する事件が過去にあり、そこに関わっていた関係でその後国内の魔法使いの状況改善のために、魔法使いを積極的に着用し内政に参加している。\n個人職を取った後も魔法使いを外さずに組み込んでおり、また自分の言動が国内の魔法使い達に影響を与える自覚を持ち、責任を改めて自覚するようになった。", "part_type": "part" }, { "title": "雷撃の魔法", "description": "元々は学問の神様である藤原道真公にあやかった飛び梅の雷撃という絶技があったことから、さらにあやかっている。\n普通の雷撃の魔法である。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "秘書官", "part_type": "group", "children": [ { "title": "概要", "part_type": "group", "children": [ { "title": "帝国宰相シロ任命", "description": "帝国宰相シロが、己の仕事の補佐のために任命した者たちのことを秘書官という。その出仕内容は宰相府のあらゆる事務作業を一手に引き受けること、だけではなく治安維持、戦闘参加も含まれる。公然の秘密だが、別に帝国だけでなく共和国からも秘書官として任命されているものは多数いる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "服装規定", "description": "基本的に支給された制服を着ることが義務付けられているが、通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下で結構地味。しかそれが正装になると軍帽付きのやや派手な礼装だし、夏服は機能性が良く明るい雰囲気に見えたり、と結構バリエーションがある。さらに、戦闘訓練への参加のためにジャージやらパイロットスーツな場合もある。結局は本人が着たくて仕事に支障のない服装を着ていることが多い。", "part_type": "part" }, { "title": "職務倫理", "description": "極秘情報や公開前資料も扱うため、情報の扱いには慎重にならなくてはならない。また、公共の利益のために行動する場合は、公正中立であることが求められる。", "part_type": "part" }, { "title": "標語", "description": "「出来ませんはいいません、だからマイルを寄越しなさい」を標語(モットー)とする、なんでもやっちゃう宰相府の秘書官部隊、と呼ばれることもある。業務であればなんでもやります。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "日常業務", "part_type": "group", "children": [ { "title": "宰相府の窓口業務", "description": "宰相府は、行政窓口として結婚届を受け付け婚姻証明書を発行している。帝國発行の婚姻証明書が珍しいので、宰相府で申請を出す者も少なくないらしいが、この申請窓口も当然秘書官の仕事である。証明書発行と一緒に記念写真を(コスプレで!)撮影することができるのでなかなかの人気があった。", "part_type": "part" }, { "title": "礼儀作法", "description": "帝国高官と仕事をすることも多く、更には皇族をはじめとするVIPに会う機会も多いため、最初の研修は礼儀作法をたたき込まれるところから始まる。", "part_type": "part" }, { "title": "チームワーク", "description": "作業が降ってくると誰からともなく手が挙がり、報告・連絡・相談を常に意識した作業チームができあがる。一人に作業負荷がかからないよう、あるいは作業を一人で抱え込まないよう気をつけている。", "part_type": "part" }, { "title": "上司の裁可", "description": "作業の仮完成時にはとりまとめ担当、秘書官長、必要であれば宰相の裁可を仰がなければならない。また、作業中に不明点が出た際、自分だけで判断せずに同様のルートで相談することも大切である。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "高い事務能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "広報", "description": "宰相が発する声明や公布はもちろんのこと、宰相府として発表する政策発表、場合によっては宰相府が出すCMまでの広報を担当している。声明発表や政策発表はいいんだが、CMになると企画からやらないといけないので結構大変という噂がある。", "part_type": "part" }, { "title": "スケジュール管理", "description": "宰相が何時に高官と会合を開くとか、面会の管理などのスケジュール管理も秘書官が行っている。秘書官に相談なくスケジュールがいきなり変わっている事もあるので、本当に気が抜けなくて大変な作業である。", "part_type": "part" }, { "title": "宰相への取り次ぎ対応", "description": "担当秘書官(ルーチンでみんなで決めている)が、宰相に取り次いでほしい案件やアポイントメントを取りたい面々の対応窓口になり、スケジュールの中に割り込ませたり質疑をまとめたものを宰相に出し、それの返事をもらって担当者に返答��たりと窓口対応する業務。担当者には多方面から一斉にメッセージが飛び込んでくる。結構大変。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "書類チェック", "description": "秘書官では様々な書類を扱っており、それが規定の書式に沿って記述されているか、誤字や事実と異なる記載がないか等をチェックする。\n曖昧な点は資料に当たったり、他の者に聞いたりして確認し、必ずダブルチェックが入るような体制を引いて書類チェックをしている。チェックがメイン仕事の日も少なくない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "物品手配", "description": "宰相府藩国をハブとした帝國各国間の輸送の手配や、帝國軍を含む宰相府藩国を母体とする各軍の資源消費処理、それらのための事前の輸送手配を一手に引き受けていた。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "資料整理", "description": "入国管理から宰相府政策から秘書官室の備品予算表まで、ありとあらゆる書類を系統立ててまとめて整理することも業務の一つである。\nきちんと整理することで、後日参照したい資料をすぐに取り出すことが可能となる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "クロスチェックの重要性", "description": "人間誰でも一人で作業をしていると抜けや間違いを起こすものである。秘書官は仕事の完成前にかならずクロスチェックの行程を挟む。これは任命初期からたたき込まれる職業的習慣とも言えるが、実際にミスを事前に発見修正して助けられることもしばしばある。", "part_type": "part" }, { "title": "吏族出仕資格", "description": "秘書官は高い事務処理能力をもち、秘書官のまま吏族出仕も可能である。事務方の仕事に責任感をもってあたり引き受ければきっちりこれを成し遂げることから、宰相だけでなく尚書、藩王会議からの信頼も厚い。", "part_type": "part" }, { "title": "編成事務能力", "description": "東方有翼騎士団を含む、さまざまな宰相府藩国部隊の編成が必要になった際、この編成を行うのはもちろん宰相府秘書官であった。宰相と秘書官長により決定された編成方針に従い、あるときは燃料掘りのための藩国部隊、あるときは治安維持のためのチップボールを使用する歩兵部隊、とさまざまな編成が行われるため、秘書官各位に対して、主編成スキルとクロスチェックのための編成講義も行われた。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "家庭的能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "職場清掃", "description": "元々、宰相府藩国では国民の存在を認めていなかったこともあり、秘書官は職場において身の回りのことを任せられる者がいなかった。たとえば、清掃である。山積みの資料と、数多の書類が飛び交う部屋に他の者を入れられるのか、という別の問題も存在する。", "part_type": "part" }, { "title": "簡単な料理", "description": "宰相府内から出ずに食事をしようと思うと、キッチンで作るか弁当を持ち込むくらいしかない。その事情は宰相も同じで、宰相の食事を秘書官が作ることもある。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" } ]
0 notes
Text
【2018年春夏AFWT ハイライト2】 大胆な色やディテール 気分はファニーで形は装飾的
(写真 アキコアオキ)
2018年春夏シーズン向けの「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO、AFWT)は主要ブランドが従来よりポジティブで踏み込んだクリエーションを披露した。基調はファニーでデコラティブ(装飾的)。常連の人気ブランドはグローバルトレンドと調和しながら独自色をアピール。若手や中堅はこれまで以上に切れ味を鋭くした。公式日程の開幕前に看板ブランドの「まとふ」がランウェイショーを開催したのに加え、シーナウ・バイナウ式のファッションECサイト「シーナウトウキョウ(@SeeNowTokyo)」との連携ショーも始まり、AFWTの運営全体でも多様性が深まった。
◆まとふ(MATOHU)
(Courtesy of MATOHU)
「まとふ」は「かざり」をテーマに選んで、ナチュラル感を帯びた装飾美をうたい上げた。今まで以上に派手なイメージを打ち出したと語るデザイナーだったが、色数は増えたものの、誠実な手仕事感と落ち着いたムードはこれまで通り。日本の祭りを思わせる華やかさが加わって、明るいエネルギーが注ぎ込まれていた。
ランウェイショーの舞台に選ばれたのは、東急プラザ銀座の6階にある「キリコラウンジ(KIRIKO LOUNGE)」。ちょうどこの場所で「まとふ」の展覧会が開催される前日というタイミングでもあった。天井から吊り下げられた壮麗なシャンデリアに似つかわしいルックは、従来の「わび」「さび」的雰囲気よりカラーリッチであでやか。シグネチャー的なアウターの「長着」も総花柄で彩られた。
多彩なコラボレーションが表現の幅を広げた。帽子は「オードモードヒラタ」の石田欧子氏が手がけ、バッグの金銀箔はアーティストで伝統工芸士の裕人礫翔(ひろと・らくしょう)氏が担当。アクリル・アクセサリーはジュエリーブランド「ミスティックフォームス(Mystic Forms)」(播安芸子氏、長野大洋氏)が協力している。
力強く咲き誇る牡丹の花をはじめとする、オリジナルモチーフの花や鳥が着姿をポジティブに演出。まばゆいメタリック素材も自信や主張を帯びさせている。京都の西陣織も取り入れた、テキスタイルの上質感が装いに気品をもたらしている。グローバルトレンドがやや表面的なデコラティブに向かう中、「まとふ」なりの解釈を試みた「かざり」は華美に走らず、つやめきと静けさを融け合わせていた。
◆ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)
一見、シンプルに見えて、実はトリッキーな装いを提案したのは、今回が東コレで12回目のショーとなった「ドレスドアンドレスド」。服を着るという行為そのものの意味を問いかけるかのようなルックを並べた。
もともと「服を着る・脱ぐ」という正反対の意味を持つブランド名を掲げるだけあって、今回はハーフヌーディーの風情を帯びさせ、コンセプチュアルな着姿を打ち出した。ファーストルックは2人のモデルが並んで登場。ランジェリードレス風の薄手ワンピースはスリットが深く、センシュアル(官能的)なムード。肌の露出が多めでありながら、どこか気高さも宿している。
脚が透けるストッキング風のパンツや、ヌードカラーの極薄トップスは「服を着ている」と呼べる、ぎりぎりの線を探るかのよう。背中にはバラをあしらってロマンティシズムを漂わせている。右脚はフルレングスで、左脚はももがのぞくショート丈という、左右で極端に丈が異なるパンツを引き合わせて、さらに着姿をざわめかせた。
ウィットフルな仕掛けを相次いで繰り出した。Tシャツは袖が左右合わせて4本もあるという不思議なフォルム。ヌーディなチュールの上に施した花刺繍は立体的な見栄え。正統派風のジャケットは左右で着丈をずらしてある。ウエストポーチもボリュームに起伏を付けていた。極めつけは背中にブラを配したメンズのルック。フィナーレではトップスレスも披露した。
「服を着る・脱ぐ」「男と女」「大人と子供」など、相反する要素をあえて組み合わせた。「IN BLOOM」というテーマに沿って、思春期をイメージして花盛りの装いをうたい上げている。「裸の表現を、どこまで服を使って示せるか」を試したというデザイナーの言葉の通り、メンズはきわどい線まで迫り、ウィメンズはハプニング的なレイヤードを組み上げていた。
◆ジーヴィージーヴィー(G.V.G.V.)
チアフルな柄で華やいだのは、「ジーヴィージーヴィー」のランウェイ。会場は東京プリンスホテルのガーデンアイランド。ストライプ(縦縞)柄と水玉(ドット)模様をキーモチーフに据えて、マリンルックを陽気に彩った。
マリンルックのシンボル的な存在のセーラー服はアイコンの大襟を前後で逆にして遊びを利かせた。ストライプは大胆なまでに太い。ドット柄ワンピースもファニーな雰囲気。チェック柄の上に水玉模様を乗せる柄ミックスも披露。花柄も加わってマルチモチーフで着姿がポジティブに華やいだ。
ディテールでクラシック感を引き出している。チュールのレイヤー、あごひも付きの古風な帽子などがレディー感を薫らせる。ボウタイブラウスも淑女ムードを呼び込んでいる。コルセットの締めひもを思わせるレースアップをあちこちに施し、フェティッシュな気分も忍び込ませている。
セーラー服に加え、チャイナ服、ナイトガウンなどを取り入れて、着姿のバリエーションを出している。アイキャッチーなビッグ襟にパフィなたっぷり袖といった、ボリュームの変化も装いを弾ませていた。ドラム(円筒)形のウエストポーチは愛くるしい表情。パテント素材のアウターやチュールのソックスなど、質感の異なるアイテムを引き合わせて素材ミックスを印象づけている。柄の組み合わせに目配りが行き届いていて、「柄on柄」コーディネートの可能性を広げていた。
◆リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)
母と息子の親子デュオとして知られてきたが、今回から村上亮太氏のソロブランドに変わった「リョウタムラカミ」。思い切ったリスタートにふさわしく、ファーストルックからチャレンジングな提案で見せた。
ミリタリー風ジャケットの上半分を引きちぎって、下半分だけを残したかのようなコルセットジャケットが全体のキーアイテムに据えられた。ボタンを連ねたジャケットを、腰の位置で着るような着映えが目新しい。低い位置に巻いたコルセットのようでもあり、着姿に意外感をもたらしている。このコルセットジャケットをフェミニンなワンピースに重ねたレイヤードはジェンダーを交差させていた。
左右の大胆なアシンメトリーや、メタリックシルバーの素材使いが大人感やフューチャリスティック(未来感覚)感を招き入れた。ミニスカートや網タイツもフェミニンなムードを醸し出している。
小物やディテールにも遊び心を感じさせた。帽子の天井部分をくり抜いて、首の位置に落としたようなネックウエアはトリッキーな見栄え。水瓶を肩で支え持った女性を描いたノースリーブトップスを着たモデルには同じ格好で歩かせた。胸元に吊したハート形のミニバッグ、ウエストに配したビッグポケットなども着姿に起伏をもたらしていた。
来場者はオールスタンディングで、ダンスクラブ風のショー構成。このブランドならではの愛らしい手書きタッチのプリントや、手仕事の温かみを感じさせる刺繍・パッチワーク風ディテールは健在だが、全体にエッジィさが増して、新たなステージを目指すモチベーションが感じられた。
◆ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)
今回のAmazon Fashion Week TOKYOでは、ニューヨークから広がった「見てすぐ買える(シーナウ・バイナウ)」式の試みが取り入れられた。ファッションECサイト「@SeeNowTokyo」は若手3ブランドのファッションショーを支援。ショーで発表した直後から新作の予約を受け付け始めた。対象になったのは「アキコアオキ」「ケイスケヨシダ」「モト ゴー」の3ブランドだ。
「ケイスケヨシダ」は1970年代のヒッピー気分をモダナイズした。サイケデリックな色と、あちこちをカットアウトしたウエアをスポーティーテイストとミックス。反抗心とヌケ感を交じり合わせている。
多用した手法は思い切ったカットアウト(くり抜き)。ジャケットは前立てを残して身頃をぽっかりと切り取って、ロングジレ(ベスト)のようなフォルムに解体。アスレジャー風のジャージトップスの上から、テーラードライクなジレを重ねて、涼やかでアクティブなレイヤードを組み上げた。
量感でもセブンティーズ気分をまとわせた。膝でいったん絞って裾はフレアのパンツはベルボトムのヒッピー姿を思い起こさせる。シャツをずり落としたようなワンピースもスリリングな着映え。紙をはさみで切り抜いたようなカットアウトが挑発的な重ね着ルックに見せている。
カットソーをノット(結び目)でつなげて輪っかをこしらえたり、腰巻きを前後でひっくり返したりと、ユニークなスタイリングも提案。70年代の無力感や当時のヒッピー精神が今のムードに似ていると語ったデザイナーは、ルールにとらわれない着こなしに、現代ならではのヌケ感やフリーダム意識を写し込んでいるようだった。
◆アキコアオキ(AKIKOAOKI)
「アキコアオキ」は重層的なレイヤードに、あえて秩序を崩すかのようなディテールを組み込んで、今の空気感をまとわせた。ブラトップ、コルセットなどのランジェリーアイテムを、重ね着の一番上からオン。オーソドックスな着こなしの約束事を揺さぶるスタイリングが次々に提案され、大人女性のモード服としての魅力を感じさせた。
シャーリングやひだ、たるみなどのディテールで布の表情を引き出した。肩や袖には切れ込みを入れて肌をのぞかせ、決まり切った服の「かたち」に異を唱えている。スポーツウエア風のドローコード(紐)をぶらさげ、深々とスリットを切れ込ませ、着姿に動感を添えた。
レディーライクな量感が華やかさを盛り上げる。コンパクトトップスとスーパーワイドパンツのようなめりはりも忘れていない。アームウォーマー風のボリューム袖、膝下がマーメイド風のパンツが着姿に抑揚をつけている。シャーベットグリーン、ウォーターブルー、アイシーピンクなどのやさしげ色がフェミニンな気分を盛り上げた。
半透明のビニール系ウエア、サスペンダー風に肩から吊ったボトムスがスポーティーで若々しいイメージを印象づける。横一直線の裾は少なく、帯状の布が膝下で躍る。カッチリとまとめすぎないで、程よい破綻や乱れを織り込んだアレンジがかえって大人っぽく映る。随所に仕掛けとたくらみをはらんだ縦長シルエットのレイヤードが型にはまらない女性像を描き上げていた。
Text by Rie Miayata (http://www.apalog.com/riemiyata/)
Photo by Ko Tsuchiya(MATOHU除く)
#matohu#dressedundressed#gvgv#ryotamurakami#keisukeyoshida#akikoaoki#riemiyata#afwt18ss#tokyo18ss#report
0 notes
Text
【2018年春夏LFW ハイライト4】ミニ丈が復活、スポーティーと英国調をミックス
(写真 ヴェルサス ヴェルサーチ)
中盤を迎えたロンドン・ファッションウイークで勢いづいたのは、ミニ丈ワンピースに象徴される若々しくスポーティーな装いだ。ニューヨークで始まった「アスレジャー」の流れに、英国らしい手仕事感や気品を交わらせた提案が相次いだ。テロやブレグジットといった暗い影を遠ざけるかのように、明るい色や家庭的なムードも多く見られた。
◆アニヤ ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)
(Courtesy of Anya Hindmarch)
1970年代の英国郊外に暮らす主婦というイメージを、「アニヤ ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」はコレクションの柱に据えた。ランウェイの中央部には作り物の「我が家」が置かれ、部屋の扉からモデルが現れる仕掛け。装いも一昔前の英国ホームドラマで主婦が着ていた、大襟でゆったりした「ハウスコート」を復活させ、レトロかわいい雰囲気を招き入れている。前髪に巻いたヘッドバンドも懐かしげなパーツだ。
古風なだけではなく、スポーティーやユーティリティーの気分も持ち込んだ。フード付きワンピースはアウトドアとフェミニンをねじり合わせた。壁紙をモチーフにした花柄がノスタルジーに誘う。キルトやアップリケ、刺繍などのハンドクラフトを取り入れて、人肌のぬくもりを添えた。
さめたトーンのグリーン、イエロー、ピンクが「古き良き時代」のイメージを寄り添わせる。シャツドレスもヴィンテージのたたずまい。ミニ丈に整えて初々しい着姿に仕上げている。大ぶりの眼鏡やニーハイのストッキングも古風な主婦像を思い起こさせる。
朗らかなムードは、見る者の心を和ませる。猫モチーフのバッグやアルファベットのチャームもプレイフル。全体にのどかで落ち着いた郊外の市民生活を懐かしむ空気を帯びた。日常をいつくしむようなクリエーションは、ファッションウイーク開幕直前にも地下鉄テロに襲われたロンドンを覆う動揺や不安とは対極にある落ち着きや安心への願いを服に込めたようにも見えた。
◆マーガレット ハウエル(MARGARET HOWELL)
(Courtesy of Margaret Howell)
奇をてらわない、洗練されたシンプルさを印象づけたのは「マーガレット ハウエル(MARGARET HOWELL)」。シャツやスカート、パンツの基本形を軸に、細部を磨き上げるクリエーションで「丁寧な日常」にふさわしい装いを組み立てた。
白と黒、グレー、カーキ、ネイビーといったベーシックカラーにとどめ、色数を抑えた。そこに、ウィメンズでは珍しいブラックシャツを投入。シャープでスタイリッシュに整えた。マニッシュとの調和を進め、黒シャツ、黒パンツに白ベルトという引き締まったスタイリングも披露した。
大襟の白シャツを、裾折り返しの深いブラックパンツに引き合わせ上下ツートーンを構成。シャツ裾はきっちりウエストイン。着崩さない分別を薫らせている。黒と白のチェック柄も使って、静かな色コントラストを際立たせている。
シャツドレスやボウタイブラウス、プリーツスカートで品格をまとわせた。シルクのネッカチーフもクラシック感を宿した。濃色ソックスにメンズ革靴のコンビネーションを繰り返した。ボウタイブラウスとショートパンツの合わせに、サマートレンチを重ねるといった、ジェンダーレス風味の着こなしも、こなれた着映えにまとまっていた。
◆ヴェルサス ヴェルサーチ(VERSUS VERSACE)
(Courtesy of Versus Versace)
世界でも指折りのファッション校「セントラル・セント・マーティンズ」を発表の場に選んだのは「ヴェルサス ヴェルサーチ(VERSUS VERSACE)」。ランウェイで打ち出されたのも、1990年代を思わせるナイトクラビング風味の装い。英国トラッドや「アスレジャー」の気分を加えて、当時よりはソフトにアレンジしてみせた。
英国への敬意を込めて、帽子まですべてチェック柄で統一したパンツルックでスタート。でも、アウターは袖がないロングジレ仕立て。トップスはビキニで、大胆に素肌を露出。ドラマティック感をまとわせている。ロングジレは流れ落ちるシルエットが多かった今回のキーアイテムになっていた。
やさしげなグラムのテイストでアーカイブを若返らせた。メタリックシルバー色の使いが程よくまばゆい。繰り返し登場した深めのバケツハットがハイキングに出掛けるかのようなのどかさを添えた。
ミニ丈ドレスを何種類も提案して、今回のロンドンで目立った「ミニ復活」を印象づけた。赤と黒を交わらせて、挑発的なコントラストに整えている。ジグザグ模様もたびたび登場して、着姿に勢いを乗せた。デニムの上下セットアップやカウボーイジャケットのディテールを投入。ウエスタン色を差し込んでいる。ブランドロゴのビッグプリントを盛り込んで華やがせたのも、このブランドらしかった。
◆エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)
(Courtesy of MM6 Maison Margiela )
プレゼンテーション(展示会)形式を選びながら、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)は道行く人の視線も呼び込んだ。通りに面したガラス張りのショーウインドー内にモデルが立ち、招待ゲスト以外にもオープンなコレクション発表となった。ショースペースの内側にはゲストだけが入れて、ラックに架かった新作を間近で確かめることができる仕組みだ。
「Community」「Collaboration」「Simplicity」。今回のコレクションに託したメッセージからは消費者とのつながりを期待する意識や、シンプルを目指すコンセプトが読み取れる。コレクション全体は白が主体で、ストリートテイストを帯びた。路上アートのグラフィティ(落書き)を思わせる文字をぎっしり書き込んだベストやニットトップスが着姿にメッセージの力をまとわせている。
ジェンダーレスの装いが目立つ。白と黒、インディゴに色を絞って、プレーンでクリーンなたたずまいに整えている。素朴な風合いのスリーブレスアウターはボディーラインを隠すシルエット。大きな布袋を手でじかにつかむバッグには放浪者のムードが漂う。
透明なプラスティック素材で仕立てたトップスの上から、クラフトテープ風のテープを巻き付けて、上半身を「梱包」したようなアイテムも登場。コンセプチュアルアートにも通じる見栄えだ。正面の切れ込みが極端に深いVネックはブランドロゴを大きく胸に配したが、Vゾーンの素肌にも「M」が描かれている。
「MM6 London Presentation 2017」とプリントされたTシャツとスウェットは発表から1週間、ロンドン市内の「MM6」ブティックで販売された。多くのブランドで見られるブランドロゴの復活はこのところの目立った動きだが、コレクションの体験と記憶を共有できるような文字選びは接点を増やす試みでもあるようだ。
◆エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)
(Courtesy of Emporio Armani)
(Photo by Lillie Eiger、Courtesy of Emporio Armani)
今回のロンドンで最大級の関心を集めたのは、ミラノが地元の「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」の引っ越し参加だった。街中を避けて、あえて町外れの殺風景な場所を会場に選び、シャーベットカラーで彩った、キュートで若々しいコレクションを披露した。
海をモチーフに、潮風を感じるような涼やかでフレッシュな装いをたくさん送り出した。魚やカニ、ホタテガイなどの絵柄をカラフルにちりばめたパンツ・セットアップは陽気でチアフル。格子の大きいチェック柄にもピンクやアイスブルーを生かして、マドラスチェック風に華やがせている。
ミニドレスがガーリーテイストを演出。バッグの斜め掛けも元気感を示した。パステルトーンのシースルー・ドレスは海辺のパーティーに似合いそう。ショートジャケットとワイドパンツの組み合わせも軽快だ。
蛍光イエローがジャケットやバッグで使われ、着姿にアクセントを加えた。赤のジャケットに白のパンツといった「赤×白」のコンビネーションも視線をとらえる。バンドートップス(チューブトップ)の上からジャケットを羽織るような肌見せにも誘っていた。
ビッグロゴを胸に置いたTシャツに、シルバーのシャイニーパンツで合わせる、90年代風味のスタイリングを披露。ジャケットの上から薄いパーカを羽織るという、意外なサマーレイヤードも見せた。
小物で繰り返し使われていたのは、ミリタリー調のベレー帽。ガーリーな装いを程よく引き締めている。トップが平らな紳士ハットも品格を添えた。涼やかなキュートネスが全体に感じられ、ブランド全体が若返ったかのよう。ポストミレニアル世代への目配りもうかがえた。
Text by Rie Miyata
★2018年春夏ロンドンコレクションの画像・記事はこちらから
#report#london18ss#riemiyata#anyahindmarch#margarethowell#versusversace#mm6maisonmargiela#emporioarmani
0 notes
Text
【2017年秋冬AFWT ハイライト3】レビュー前編/素材感やディテールに新味
(写真 まとふ)
「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」になって2度目の東京コレクション(2017-18年秋冬)では、素材感やディテールで従来のクリエーションを踏み越えるような試みが目立った。素材ではレザー、ディテールではスリットが打ち出されている。スタイリングではレイヤードに工夫を凝らす提案が相次いだ。
◆まとふ(matohu)
日本の伝統的美意識をクリエーションの根っこに据えて、「日本の眼」という連続シリーズに取り組んでいるデザイナー2人(堀畑裕之、関口真希子)は今回、「いき」をテーマに選んだ。江戸時代の町人文化を象徴する美意識���あり、意味合いを微妙に変化させながら現代にも受け継がれている。
「いき」の反意語が「無粋」や「野暮」であることからも分かる通り、あざとさや力み、くどさを遠ざけつつ、着物の裏地に凝るような細部へのこだわりを見せるのが本来の「いき」。今回のコレクションではこの基本的な態度を継承しながらも、現代的な解釈を加え、時空を超えたクロスオーバーに仕上げている。東京タワーを望む、東京・芝の増上寺をショーの会場に選んだのもタイムスリップ感覚を味わえる場所だからだ。
キーモチーフに据えたのは、ストライプ(縦縞)柄。ブルー系や赤×黒などの色と組み合わせた。縦落ち感を印象づける効果も発揮して、スレンダーな着映えに導いている。色では青みがかった紫をキーカラーに選び、垢抜けたムードを帯びさせていた。素材の面ではレザーを多用した。ファーストルックから青紫のレザーパンツを投入。革特有のクールな質感がレイヤードに深みをもたらした。アウターも背中側のウエストが絞ってあり、自立した女性のイメージを引き寄せている。
その一方で、袈裟に用いるシルク生地や、上質な西陣織の布を生かして、つやめきや色気を忍び込ませた。風を受けてひるがえる裏地のあでやかさはレイヤードの表情を深くしている。シグネチャーアイテムの長着(ながぎ)を組み込んだレイヤードは縦長シルエットと異素材ミックスが利いて、趣深く映った。
性別に関係なく匂い立つような色気を醸し出していて、男性が主役だった江戸時代の「いき」に、現代のジェンダーレス感覚をねじり合わせたような新解釈を示している。ノーカラー(襟なし)ジャケット、ハイネック、パンツの3点アンサンブルや、ワンボタンのカシュクールジャケットにパンツを合わせたセットアップなどは、性別を超えて「格好いい」と感じられる装い。
これまで重ねてきた「日本の眼」が残り2回となり、新たな取り組みも広がっている。織物の「銘仙」を再評価した企画展を2017年1月に開催したのに続き、青森県津軽地方に伝わる刺し子技法の「こぎん刺し」を4月のミラノ・サローネで紹介するプロジェクトも準備が進んでいる。
◆サポートサーフェス(support surface)
「サポートサーフェス(support surface)」はコレクションの発表会場に、話題を集める豊洲のランニングスタジアムを選んだ。都心エリアでは珍しい、空が広い感じがよかったと、研壁宣男デザイナーは言う。披露されたコレクションは、どれも奇をてらわないものの、持ち味のカッティングが冴え、控えめなフォルムの中にも静かな主張があり、華美な装飾に頼らない成熟したミニマルを感じさせた。
定評のある仕立てのよさは、鋏を入れる相手が布から人工レザーに変わっても変わらない。今回は人工レザーをキーマテリアルに据えて、重たく見えないレザールックを提案した。まるで布のようなレザーが持つつやめきが強さとフェミニンを印象づけていた。人工レザーに箔を貼って、光沢を増す特殊加工が装いを一段とつやめかせていた。やさしげなふくらみを帯び、輪郭に味があるシルエットは、大人女性にふさわしいオーバーサイズフォルムといえそうだ。
お得意のドレープに加え、ギャザーも取り入れて、立体感の豊かなディテール表現に深みを与えている。胸元やスカートに採用されたファスナー使いもアクセントとなって、女っぽさが匂い立つ。繰り返し登場した赤やイエロー、多色使いのフラワー柄が華やぎを添えた。
◆ウジョー(Ujoh)
「ウジョー(Ujoh)」はレイヤードルックの進化形を見せた。何枚も重ね着しているのに、重たくもかさばっても見えない。むしろ軽やかでポジティブな気分を呼び込んでいる。そのライト感覚レイヤードを支えているのは、計算されたスリットと縦長シルエットの強調だ。
ニットトップスの裾に深々と何カ所にも刻んだスリットはもはやスリットの枠を超え、太幅短冊のよう。ワイドパンツにはボタン付きのスリットを配した。スーパーロング丈に仕立てた異形のシャツワンピースは縦長イメージを目に飛び込ませる。
レイヤードの組み立てにも目新しい趣向を凝らしている。ロングスカートの下にパンツを忍ばせたり、アウター背中のひじあたりからラッフルをのぞかせたり。アウター袖のひじから先だけに、分厚いファーをマフ風に巻き付けて、ノーブルな量感を示した。スリーブレスのロングコートは縦長感が強い。シャツ仕立てのコンビネゾンもすっきりしたシルエットを描く。
ボマージャケット風のジップアップ・ブルゾンにバリエーションを持たせている。デコルテを開けたオフショルダータイプや水玉模様をあしらったシルキーなタイプをそろえて、マニッシュとフェミニンをねじり合わせた。パターンに定評のあるデザイナーはアシンメトリーのニットやベルト付きのジャケットなどを用意して、見慣れたウエアそれぞれの「ありきたり」を覆してみせた。さめたピンクやオリジナルの格子柄は大人っぽい雰囲気を寄り添わせていた。
◆ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)
「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」はスリットをキーディテールに選んで、見た目にも心理的にもオープンとクローズドを交錯させた。性別にとらわれない「ジェンダーレス」は一段と自然に表現されている。
コートの袖や裾に深く切れ込ませたスリットはファスナーで自在に開け閉めできる。SNSが浸透して、簡単に他人とつながることができるようになった現在では、プライバシーをさらしたり隠したりしながら他者や社会と接している。大胆に開放しているが、気分次第で閉じることもできるスリットはSNS時代のメタファー(暗喩=たとえ)ともなっている。
短め丈のアウターは横に広いオーバーサイズのシルエットで、アイキャッチーに仕上げた。縦に長いコートも打ち出して、量感を揺さぶった。キャップのおでこには「CONTROL」の文字を上下逆さまに配した。「支配」や「管理」を意味する、ネガティブな言葉をあえて逆転させたという。ファーストルックでもモデルにフルフェイスの黒いヘルメットをかぶらせ、ミステリアスなイメージを醸し出した。
ジェンダーレスをさらに推し進め、タキシード風ワンピースを提案。ネクタイも締めた。マニッシュなコートの下には透け感を帯びたレーススカートを組み合わせている。これまで通り、メンズとウィメンズのモデルが同じランウェイに登場。メンズのウエストアウトしたシャツはミニスカートのようにも見えて、性別の違いを意識させないアレンジはさらにこなれて見えた。
◆ティート トウキョウ(tiit tokyo)
岩田翔氏と滝澤裕史氏がデザイナーを務める「ティート トウキョウ(tiit tokyo)」は布の質感で装いに深みを出した。ジャカード織やツイード、裂き織り生地、シルキー系ファブリックなどを響き合わせて、異素材ミックス感を印象づけている。光沢を宿したつややかな生地を切り替えのような形で混じり込ませ、質感にも起伏をもたらした。
服と場面の間柄をずらす「シーンフリー」の演出を試みた。パジャマ風のセットアップは繰り返し登場。リラクシングなたたずまいと、上下そろいのまとまり感が趣深いムードを生んだ。トップスの上から薄手のブラトップを重ねるレイヤードはランジェリーの巧みな街着使い。ベストを着ているかのような軽快な着映えに導いた。
リボンひもをあちこちから長く垂らすディテールを繰り返した。袖口をはじめ、裾、肩、腕からも細いリボンを垂らしで、動きに応じて遊ばせている。エレガントに広がるベルスリーブ、指先まで隠す「スーパーロング袖」と組み合わせて、指先をドラマティックに見せた。
スタイリングでも踏み込んだ実験的アレンジを披露。コートの右袖だけに腕を通して、残った左半分は背中で遊ばせた。その状態でコートの上からベルトを巻いて、ウィットフルな後ろ姿に仕上げている。
◆モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)
Courtesy of Motohiro Tanji
ニットに特化したブランドの「モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)」は、見慣れたニットアイテムにトリッキーな解体と再構成を試みた。テーマは「上下対称(Reflected in the water)」。地上の景色が天地反転して水面に映る「逆さ富士」のような構図をイメージ。実際に上下で対称的なニットセーターも用意した。
先シーズンと同じく、ボトムスのジーンズ(デニムパンツ)に合わせてコー��ィネートしている。王道ジーンズがニットトップスの「奇想」を引き立てて、リアルな着こなしシーンが浮かぶ提案。
トップスの枠をウィットフルに踏み越えた。「着るマフラー」風のアイテムは袖を通さず、朗らかなレイヤードに導く。上下対称のセーターは裾にもネックホールがもう1つ開けてある。上半身をしっかり覆うという常識を破り、右身頃のないタイプやほとんど身頃レスのタイプも披露した。
量感をプレイフルに操った。首周りと裾にニットを巻き重ねた「こぶ」上の張り出しディテールを施し、意外な起伏をもたらしている。結び目を使って、自然なふくらみもこしらえた。ボレロ風のショート丈を用意したほか、背中にもドラマを宿し、これでもかとばかりにニットの可能性を押し広げた。
コンセプチュアルなシルエットをかたちづくりながらも、やわらかいニットならではの穏やかな質感が生きて、アバンギャルドでありながらほっこりしたムードが漂う。1枚で着ても見栄えがするのどかな「主役ニット」。編み物の表現を一段と掘り下げていっているのを感じさせた。
◆アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)
「アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)」はデザイナーがますます深めている「ファスナー愛」をパンキッシュに表現した。今回はサポート企業のリストの筆頭に、世界最大のファスナーメーカー、YKKが名を連ねている。テーマは「BREAK DOWN WALLS. ZIP UP DIFFERENCE」を選んだ。つないだり開いたりできるファスナーの特性は、世界に広がりつつある「閉じる」政治傾向の対極に位置する。
ダンサーのGENKIとヒューマンビートボクサーのKAIRIによるパフォーマンスでショーがスタート。ブレイクダンスとパントマイムをミックスしたようなダンスを披露した。作品には今回もファスナーがたくさん付けられ、機能性とギミックの両面でクリエーションを特徴付けている。開閉自在のファスナーは、ブルゾン袖の途中に仕込んで、想定外のポジションに開口部をこしらえる工夫を見せた。
象徴的なアイテムは、口を横長のマスク上に覆い隠すレザーウエア。結んだ唇のように、ファスナーが横一直線に走り、クールな緊張感を顔に添える。ブルゾンやパンツにもレザーを多用。オーバーサイズのアウターは背中側に透ける薄布をロングヘアーのようになびかせ、革のハード感とのコントラストを際立たせている。金属製ファスナーの冷ややかさにもオーガンジーがやさしさを添えた。
量感を巧みに操った。アウターにボリュームを持たせる半面、腰から下はスキニーボトムスで合わせ、細感を引き出している。ブルゾンはリブ編みの袖先を細く絞り、ふくらみに起伏をつけた。ボリューム逆に、アウターのひじから先をファーマフでくるんで、ユーモラスなボリュームのアレンジも見せた。アーティスト・イラストレーターのTADAOMI SHIBUYAとアクセサリーブランド「CHRISHABANA」とのコラボレーションも相乗効果を生んで装いに変化をもたらしていた。
Text by Rie Miyata
Photo by Ko Tsuchiya(matohu、support surface、Ujoh、DRESSEDUNDRESSED、tiit tokyo)
#riemiyata#report#2017aw#tokyo17aw#tfw17aw#afwt17aw#acuodbychanu#matohu#supportsurface#tiittokyo#ujoh#dressedundressed
0 notes