トレンドを見極める方法の一つとして、オシレーターでギャンファンを利用してみよう!AXIORYで、Autochartistを利用しよう!!
株式投資や、為替取引をするとき、価格の強気下落中の下降トレンドへの投資は、かなり人気のある長期戦略です。なぜなら、安売りバーゲンセールだからです。日本円を売って米ドルを買うという通貨ペア 「USD / JPY」や、もしくは、長期の強気トレンドにある他の通貨ペアに注目し、下落してジャンプするのを待ちます。通貨ペアが低いときに買い、上昇トレンドが続き、利益確定を待ちます。
しかし、「安く買って高く売ればいい」と口で言うのは簡単ですが、安値で通貨を買って、逆に損失が膨らんだというトレーダーが多いのも現状です。 少しの価格下落が、ストップロス(ロスカット, 損切り)に達するまでどんどん強くなり、ストップロスされ、市場から強制退場させられます。 そして、思ったようにうまくいかない事象は、何でも間違ってしまうという「マーフィーの法則」が発動し、ストップロス(ロスカット, 損切り)された後、上昇し始め、損してしまうトレーダーもたくさんいます。
我々投資家に必要なのは、我々がいつ、通貨を買うという「エントリー」をして、強制ロスカットされることなく強気のトレンドに乗ることができるように、どのくらいの強い相場なのかを把握することです。 このブログの管理人がトレンドを見極めるのに効果的だと思う戦術の1つは、「ギャンファン」と「オシレーター」を組み合わせることです。 これにより、下落相場で通貨を購入する適切なタイミングを、より高い精度で予測できます。
全てのギャンファンには、オシレーターが必要だ
ギャンファンの仕組みは非常に簡単です。 下の図のように、トレンド全体のトレンドラインサポートとしてメインギャンラインを引き伸ばし、「ギャンファン」という概念を使用すると、上下の代替トレンドラインが得られます。
しかし、「ギャンファン」という概念を利用するときの一番の難しいことは、どの代替トレンドラインが実際に保持され、トレンドを継続できるかを判断することです。
「ギャンファン」を利用すると、今までよりもトレンドを見極めやすくなります。
それにもかかわらず、ギャンファンをオシレーターと組み合わせると、ギャンファンは、はるかに正確になります。 ギャンファンと同時に、使用できるオシレーターは、MACD、ストキャスティックオシレーター、移動平均オシレーターなどです。
以下の図を見ると、ギャンファンがトレンドの転換である可能性と思われる3つのポイント「A、B、C」を暗示していることがわかります。
A地点とB地点では、トレンドが上昇すると思われても下降してしまう「だまし」ですが、Cはトレンド転換点です。 C地点でのみ、オシレーターが負から正に移動し、運動量の変化を示唆し、これが真の支持線であることを示します。
「だまし」を避ける3つのコツとは?
ギャンファンを利用するとき、他のテクニカル分析と同様に、「落とし穴」や「だまし」を見分けるために、最善の注意を払わなければなりません。 最も一般的な「だまし」を回避するためのいくつかのトリックを以下に示します。
ギャンファンのチェック
はじめに確認しなければならないことは、主要トレンドラインの上に「ギャンファン」のメインラインを描いたことです。 トレンドの転換点から、以下の図のようにギャンラインを描く必要があります。これは、以下の図に示すように、上昇トレンドか下降トレンドかを認識するための主な「トレンドライン」を目視して理解するのに役立ちます。
スキャルビングや、数分程度の短期トレードで「ギャンファン」を利用しない
「ギャンファン」を1時間以下の短い間隔で測定することは可能ですが、これらの短期間では、オシレーターの効果ははるかに低くなります。 また、オシレーターと併用することによってギャンファンの精度が向上するので、オシレーターがない短期間では、ギャンファンの精度が大幅に低下します。この場合は、「ギャンファン」は利用せずに、異なるストラテジーとテクニカル分析を使用しましょう。
通貨ペアに注意
オシレーターと親和性のある「ギャンファン」を使って分析する最大のリスクの1つは、トレンドが強気から弱気に変わった場合、ギャンの支持線や抵抗線を突破して価格が動いてしまうことです。 トレンドの変化を見極めることができない場合や、ペアが2〜3回、「ギャンファン」の支持線や抵抗線を上回らなかった場合には、警告サインが表示されます。 これは、ペアの抵抗が大きいことを示しています。 トレンドがまだ強気もしくは弱気であることを少なくとも二重にチェックした方がリスク回避につながります。トレンドの認識に対して確実な確信が持てない場合は、取引を一時期休止して、様子を見ることも必要です。
「ギャンファン」とは?
ギャンファンとは、株式取引やFX取引をするための取引市場の価格が、本質的に幾何学的かつ周期的であるという考えに基づいたテクニカル分析の一つです。 ギャンファンは、「ギャンアングル」と呼ばれる一連の線で構成されます。 これらの角度は、潜在的な支持線と抵抗線を示すために価格チャートに重ねられます。 以下の画像は、トレンドの変換点での、数分という短期間ではない近未来の価格の変化を予測するのに、「ギャンファン」が役立ちます。
ギャンファンの主なポイント
・ギャンファンは、W.D. Gannによって開発されました。
・ギャンファンはトレンド転換点を原点とする「直線」です。 ユーザーが開始点を選択すると、線が未来に延長されます。
・ギャンファンは、45°の角度を中心にして、度数法で表されたおおよその角度「82.5°、75°、71.25°、63.75°、26.25°、18.75°、15°、7.5°」を描写。
・ギャンファンは、低または高ポイントで開始されます。 結果の行は、将来の潜在的なサポートと抵抗の領域を示しています。
ギャンファンがトレーダーに伝える内容とは?
トレンドの方向と強さを判断するために、中央の45度の線の上下に斜めの線が引かれています。
ギャンファンは。「W. D. Gann」によって開発されました。時間と価格のバランスに関する理論に基づいて、トレンドの転換点を原点として、そこから引いた直線から45度の角度がチャート作成に理想的な角度であるとW. D. Gannは、主張しています。
ギャンファンは、指定されたトレンド反転レベルから伸びる中央の45度の角度線から描画されます。トレーダーは反転点でギャンファンを引き寄せ、支持線と抵抗線の位置が、将来に拡大することを確認します。
ギャンファンの45度の角度線は、チャート上の45度の角度に揃える必要があります。 45度の角度を見つけるには、��ラフ作成プラットフォームで角度ツールを使用します。
45度の線は1:1の線として知られています。これは、価格が単位時間ごとに1単位上下するときに価格が45度の角度で上下するためです。 ギャンファンファンの他のすべての線は、1:1の線の上下に描かれます。トレーダーは、ギャンファンチャートの1:1の線の上下にさまざまな数の線を使用できます。その他の角度は、2:1、3:1、4:1、8:1と、1:1の線の境にして、1:8、1:4、1:3、1:2の価格設定時間の動きに関連付けられています。
1:1行が主要な指標です。ただし、チャーティストは、独自の裁量で行を追加する選択肢があります。上昇トレンドと下降トレンドの両方で、1:1線は反転を検出するのに役立ちます。下降トレンドでは、1:1線を下回る価格は弱気とみなされます。上昇トレンドでは、1:1ラインを上回ったままの価格は強気と見なされます。したがって、1:1ラインは抵抗線およびサポート線として機能します。
ギャンファンが描かれた追加の線は、抵抗線およびサポート線としても使用されます。ギャンは、価格が1つの角度を移動した場合、次の角度に向かう可能性が高いと考えていました。たとえば、価格が45度の角度(1:1)を下回ると、26.25度の角度(2:1)に下がります。価格が1:1を下回っても、必ずしも全体的な上昇トレンドが終わったわけではありません。価格は2:1でサポートされ、その後上昇し続ける可能性があります。そうは言っても、価格が2:1の線に下がった場合、1:1未満の下落は少なくとも短期的な弱さを示す可能性があります。
ギャンファン利用時の「ギャンアングル」の計算方法
ギャンファンを利用するとき、傾斜角度である「ギャンアングル」\( \theta \)を理解しなければなりません。
\( xy \)平面に置ける格子点に置いて、 正方形の一片を単位時間とすると、その単位時間内に価格が正方形の高さまで上昇する場合、正方形の左下から右上に線を引くことができます。 その線の傾斜度は45°になります。
1つのボックスの高さを上げるのに2つの正方形が必要な場合は、2:1であり、上昇角度は45度よりも平坦になります。 1つのボックスの時間枠が1:2の間で価格が2つのボックスの高さまで上昇する場合は、その角度は45度よりも急な傾きになります。 ギャンファンには、価格と時間の比率の動きに基づく角度が次の比率で組み込まれています。
・1:8の場合は「82.5°」
・1:4の場合は「75°」
・1:3の場合は「71.25°」
・1:2の場合は「63.75°」
・1:1の場合は「45°」
・2:1の場合は「26.25°」
・3:1の場合は「18.75°」
・4:1の場合は「15°」
・8:1の場合は「7.5°」
となります。この角度はテクニカル分析を利用している投資家にはよく知られている角度ですが、この角度は、厳密には違います。つまり、上記の角度は、数学的には、不正確なのです。
トレンド転換点からの単位時間を\( x\)とし、トレンド転換点からの価格を\(y \)とし、ギャンアングルを\( \theta \)とすると、以下の式が成り立ちます。
\[
\tan \theta=\frac{y}{x}
\]
この\( \theta\)を正確に求める必要があります。正確さこそが、トレンドを正確に測るのに必要だからです。
任意の実数\(x \)に対して、\(\tan x \)は、周期\( \pi \)を持ち、任意の整数\( n\)に対して、\(x= \frac{\pi}{2}+n\pi \)では定義することはできません。そこで、\(-\frac{\pi}{2} \[
\frac{d}{dx}(\tan x)=\frac{1}{\cos^{2}x} > 0
\]
が成り立つので、狭義単調増加します。したがって、関数\( f(x)=\tan x \)を表す写像
\[ f: ( -\pi /2, \pi /2 ) \rightarrow ( -\infty, \infty ) \]
は、全単射となるので、任意の実数\( y\)に対して、\( y=\tan x \)となる\( x\in ( -\pi /2, \pi /2 ) \)がただ一つ存在します。したがって、\( \tan x \)は、\(-\frac{\pi}{2} すると、トレンド転換点からの単位時間\( x\)と、トレンド転換点からの価格\(y \)に対して、求めるギャンアングル\( \theta \)は、
\[
\theta =\arctan \frac{y}{x}
\]
となります。よく知られている値は、
\[
\begin{eqnarray}
&\arctan 1=\frac{\pi}{4},\ \arctan \frac{1}{\sqrt{3}}=\frac{\pi}{6},\ \arctan \sqrt{3}=\frac{\pi}{3},\ \arctan 0=0&\\
&\arctan (-1)=-\frac{\pi}{4},\ \arctan \left(-\frac{1}{\sqrt{3}} \right)=-\frac{\pi}{6},\ \arctan (-\sqrt{3})=-\frac{\pi}{3}&\\
\end{eqnarray}
\]
ぐらいです。つまり、任意の実数\( x\)に対して、\( \arctan x \)を具体的に求めるのは、難しいと思われます。そこで、以下の冪級数を利用します。
\[
\arctan x=\int_{0}^{x}\frac{dt}{1+t^{2}}=\sum_{n=0}^{\infty}\frac{(-1)^{n}}{2n+1}x^{2n+1}, \quad (-1\leq x \leq 1)
\]
しかし、上記の冪級数は、\(-1\leq x \leq 1 \)でしか定義されていないので、\(x \[
\arctan x+\arctan \frac{1}{x}=\frac{\pi}{2}
\]
が成り立つことを利用すれば、\(x すると、以下のように、比較的に精度の高いギャンアングルが得られます。
\[
\begin{eqnarray}
&\arctan \frac{1}{8}=\sum_{n=0}^{\infty}\frac{(-1)^{n}}{2n+1} \left(\frac{1}{8} \right)^{2n+1}=0.1243549945\cdots &\\
&\arctan \frac{1}{4}=\sum_{n=0}^{\infty}\frac{(-1)^{n}}{2n+1} \left(\frac{1}{4} \right)^{2n+1}=0.2449786631\cdots &\\
&\arctan \frac{1}{3}=\sum_{n=0}^{\infty}\frac{(-1)^{n}}{2n+1} \left(\frac{1}{3} \right)^{2n+1}=0.3217505544\cdots &\\
&\arctan \frac{1}{2}=\sum_{n=0}^{\infty}\frac{(-1)^{n}}{2n+1} \left(\frac{1}{2} \right)^{2n+1}=0.463647609\cdots &\\
&\arctan 2=\frac{\pi}{2}-\arctan \frac{1}{2}=1.107148718\cdots &\\
&\arctan 3=\frac{\pi}{2}-\arctan \frac{1}{3}=1.249045772\cdots &\\
&\arctan 4=\frac{\pi}{2}-\arctan \frac{1}{4}=1.325817664\cdots &\\
&\arctan 8=\frac{\pi}{2}-\arctan \frac{1}{8}=1.446441332\cdots &\\
\end{eqnarray}
\]
となります。ここで注意すべきことは、上記で計算した\( \arctan\)の値が、実数値(弧度法)であり、度数法ではないということです。従って、上記の値に\( 180/\pi\)をかける必要があります。すると、
\[
\begin{eqnarray}
&\arctan \frac{1}{8}=0.1243549945\cdots \times \frac{180}{\pi}=7.125016349\cdots ^{ \circ } &\\
&\arctan \frac{1}{4}=0.2449786631\cdots \times \frac{180}{\pi}=14.03624347\cdots ^{ \circ }&\\
&\arctan \frac{1}{3}=0.3217505544\cdots \times \frac{180}{\pi}=18.43494882\cdots ^{ \circ }&\\
&\arctan \frac{1}{2}=0.463647609\cdots \times \frac{180}{\pi}=26.56505118\cdots ^{ \circ }&\\
&\arctan 2=1.107148718\cdots \times \frac{180}{\pi}=63.43494882\cdots ^{ \circ }&\\
&\arctan 3=1.249045772\cdots \times \frac{180}{\pi}=71.56505118\cdots ^{ \circ }&\\
&\arctan 4=1.325817664\cdots \times \frac{180}{\pi}=75.96375653\cdots ^{ \circ }&\\
&\arctan 8=1.446441332\cdots \times \frac{180}{\pi}=82.87498365\cdots ^{ \circ }&\\
\end{eqnarray}
\]
となります。ギャンアングルの精度がかなり上がりましたが、小数点がずっと続いています。一体、上記の数がどのような数なのかをこの記事ではしっかりと調べていきます。
今、\( s > 0 \), \( t \geq 0 \)を整数として、0以上の整数\( n \)に対して、以下の漸化式を満たす数列\( \{a_{n} \}_{n=0}^{\infty} \)を以下のようにとります。
\[
\begin{eqnarray}
&a_{0}=1,\ a_{1}=s&\\
&a_{n+2}-2sa_{n+1}+(s^{2}+t^{2})a_{n}=0&
\end{eqnarray}
\]
また、\( 0 \[
\cos\theta=\frac{s}{\sqrt{s^{2}+t^{2}}}, \quad \sin\theta=\frac{t}{\sqrt{s^{2}+t^{2}}}
\]
を満たす定数とします。すると、\( s\)と \(t \)は整数なので、上記の漸化式に\( n\)に関する帰納法を適用することによって、\( a_{n}\)はすべての0以上の整数\( n\)に対して、整数となることがわかります。では、上記の漸化式の一般項\( a_{n}\)を求めてみましょう。まず、数列\( \{\boldsymbol{x}_{n} \}_{n=0}^{\infty} \)を以下のようにとります。
\[
\boldsymbol{x}_{n}=\left(
\begin{array}{c}
a_{n} \\
a_{n+1} \\
\end{array}
\right)
\]
すると、漸化式\( a_{n+2}-2sa_{n+1}+(s^{2}+t^{2})a_{n}=0 \)は、以下のように行列を用いて表されます。
\[
\boldsymbol{x}_{n}=A\boldsymbol{x}_{n-1}\quad (n\geq 1)
\]
ただし、
\[
A=\begin{pmatrix} 0 & 1 \\ -(s^{2}+t^{2}) & 2s \end{pmatrix}
\]
です。すると、
\[
\boldsymbol{x}_{n}=A \boldsymbol{x}_{n-1}=A^{2} \boldsymbol{x}_{n-2}= \cdots =A^{n}x_{0}
\]
となるので、\( A^{n}\)を求めればいいことがわかります。まず、行列\( A\)を対角化(Jordan標準形)してみましょう。今、0でないベクトル\(\boldsymbol{p} \)に対して、
\[
A\boldsymbol{p}=\lambda \boldsymbol{p}
\]
とおきます。すると、ベクトル\(\boldsymbol{p} \)は0ではないので、行列式
\[
\det (\lambda I -A)=\lambda^{2}-2s\lambda +s^{2}+t^{2}=0
\]
を満たします。この式を行列\( A\)の特性多項式と言い、特性多項式の根\(\lambda \)を固有値、\(A\boldsymbol{p}=\lambda \boldsymbol{p}
\)となるベクトル\( \boldsymbol{p}\)を固有ベクトルと言います。では、オイラーの公式\( e^{i\theta}=\cos\theta+i\sin\theta\) (ただし、\(i=\sqrt{-1} \) )を利用してこの特性多項式を解くと、固有値は、
\[
\lambda=\sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{i\theta},\quad \sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{-i\theta},
\]
となります。すると、\(\lambda=\sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{i\theta} \)に対する固有ベクトルの一つは、
\[\left(
\begin{array}{c}
1 \\
\sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{i\theta} \\
\end{array}
\right)\]
となり、\(\lambda=\sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{-i\theta} \)に対する固有ベクトルの一つは、
\[ \left(
\begin{array}{c}
1 \\
\sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{-i\theta} \\
\end{array}
\right)\]
となります。この2つの固有ベクトルは、互いに一次独立なので、対角化可能となります。したがって、正則行列\( P\)を
\[
P=\begin{pmatrix} 1 & 1 \\ \sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{i\theta} & \sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{-i\theta} \end{pmatrix}
\]
とおくと、
\[
P^{-1}AP=\begin{pmatrix} \sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{i\theta} & 0 \\ 0 & \sqrt{s^{2}+t^{2}}e^{-i\theta} \end{pmatrix}
\]
となるので、
\[
P^{-1}A^{n}P=\begin{pmatrix} (\sqrt{s^{2}+t^{2}})^{n}e^{in\theta} & 0 \\ 0 & (\sqrt{s^{2}+t^{2}})^{n}e^{-in\theta} \end{pmatrix}
\]
となります。したがって、
\[
\begin{eqnarray}
A^{n}&=&P\begin{pmatrix} (\sqrt{s^{2}+t^{2}})^{n}e^{in\theta} & 0 \\ 0 & (\sqrt{s^{2}+t^{2}})^{n}e^{-in\theta} \end{pmatrix}P^{-1}\\
&=&\frac{1}{\sin\theta}\begin{pmatrix} -(s^{2}+t^{2})^{\frac{n}{2}}\sin((n-1)\theta) & (s^{2}+t^{2})^{\frac{n-1}{2}}\sin(n\theta) \\ -(s^{2}+t^{2})^{\frac{n+1}{2}}\sin(n\theta) & (s^{2}+t^{2})^{\frac{n}{2}}\sin((n+1)\theta) \end{pmatrix} \\
\end{eqnarray}
\]
したがって、\( \cos\theta=\frac{s}{\sqrt{s^{2}+t^{2}}}, \quad \sin\theta=\frac{t}{\sqrt{s^{2}+t^{2}}}\)の関係と\(
\boldsymbol{x}_{n}=A^{n}x_{0}
\)の関係から、
\[
a_{n}=(s^{2}+t^{2})^{\frac{n}{2}}\cos(n\theta)
\]
となります。ここで、すべての0以上の整数\( n\)に対して、\( a_{n} \)が\( \sqrt{s^{2}+t^{2}}\)の整数倍ではないとき、\( \frac{\theta}{\pi}\)は、無理数になります。背理法で示しましょう。実際に、\( \frac{\theta}{\pi}\)が有理数だと仮定します。すると、
\[
\frac{\theta}{\pi}=\frac{q}{p},\quad (ただし、p > 0とqは互いに素な整数)
\]とかけます。すると、\( \theta=\frac{q}{p}\pi \)なので、
\[
a_{n}=(s^{2}+t^{2})^{\frac{n}{2}}\cos \left(\frac{nq}{p}\pi \right)
\]
となります。すると、すべての0以上の整数\( n\)に対して、\( n=kp \)となる整数\(k \)が存在するので、
\[
\cos \left(\frac{nq}{p}\pi \right)=\cos(kq\pi )=(-1)^{kq}
\]
となり、この時、\( a_{n}=(-1)^{kq}(s^{2}+t^{2})^{\frac{n}{2}}\)となり、\( a_{n}\)は、\( {\sqrt{s^{2}+t^{2}}}\)の整数倍となってしまいます。これは、すべての0以上の整数\( n\)に対して、\( a_{n} \)が\( \sqrt{s^{2}+t^{2}}\)の整数倍ではないという仮定に矛盾します。
まとめると、以下のことが言えます。
\( s > 0 \), \( t \geq 0 \)を整数として、0以上の整数\( n \)に対して、以下の漸化式を満たす数列\( \{a_{n} \}_{n=0}^{\infty} \)を与えます。
\[
\begin{eqnarray}
&a_{0}=1,\ a_{1}=s&\\
&a_{n+2}-2sa_{n+1}+(s^{2}+t^{2})a_{n}=0&
\end{eqnarray}
\]
また、\( 0 \[
\cos\theta=\frac{s}{\sqrt{s^{2}+t^{2}}}, \quad \sin\theta=\frac{t}{\sqrt{s^{2}+t^{2}}}
\]
を満たす定数とすると、
\[
a_{n}=(s^{2}+t^{2})^{\frac{n}{2}}\cos(n\theta)
\]
となり、すべての0以上の整数\( n\)に対して、\( a_{n}\)は整数となり、特に、\( a_{n}\)が\( \sqrt{s^{2}+t^{2}}\)の整数倍ではないとき、\( \frac{\theta}{\pi}=\frac{1}{\pi}\arctan\left(\frac{t}{s}\right)\)は、無理数になります。言い換えれば、\( \frac{\theta}{\pi}=\frac{1}{\pi}\arctan\left(\frac{t}{s}\right)\)が有理数になる時、\( a_{n}\)が\( \sqrt{s^{2}+t^{2}}\)の整数倍となる0以上の整数\( n\)が存在するということです。
すると、1:1以外の上記のギャンアングルは、すべて無理数であることがわかります。例えば、
\[
\arctan \frac{1}{8}=0.1243549945\cdots \times \frac{180}{\pi}=7.125016349\cdots ^{ \circ }
\]
を見てみましょう。\(s=8, t=1 \)の場合なので、\(\sqrt{s^{2}+t^{2}}=\sqrt{65} \)となり、
\[
\frac{a_{1}}{\sqrt{65}}=\frac{1}{\sqrt{65}}=\frac{\sqrt{65}}{65},
\quad \frac{a_{2}}{\sqrt{65}}=\frac{8}{\sqrt{65}}=\frac{8\sqrt{65}}{65}
\]
となり、\( a_{1}, a_{2}\)は共に\( \sqrt{65}\)の整数倍ではありません。そして、\( a_{n}, a_{n+1}\)が共に\( \sqrt{65}\)の整数倍ではないと仮定すると、
\[
a_{n+2}=16a_{n+1}-65a_{n}\equiv 16a_{n+1} \mod \sqrt{65}\mathbb{Z}
\]
であり、(ただし、\( \mathbb{Z}は整数の集合\))
\[
\frac{16}{\sqrt{65}}=\frac{16\sqrt{65}}{65}\not\equiv 0 \mod\sqrt{65}\mathbb{Z}
\]
なので、\( a_{n+2} \)は、\( \sqrt{65} \)の整数倍にはなりません。したがって、\( n\)に関する帰納法から、全ての0以上の整数\( n\)に対して、\( a_{n} \)は、\( \sqrt{65}\)の整数倍にはなりません。つまり、\( \frac{1}{\pi}\arctan \frac{1}{8}\)は無理数となります。
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AXIORYは、透明性の高いデータを赤裸々に公開
AXIORYは、スリッページの発生率や約定スピードの分布など、取引するときに、必要なデータをウェブサイトで赤裸々に公開しています。Axioryが顧客の取引を邪魔したり、恣意的にスプレッドを大きくしたりしていないという明確な根拠を示しています。
Axioryの概要
運営会社Axiory Global Ltd設立年2013年7月31日営業拠点No. 1 Corner of Hutson Street and Marine Parade,
Belize City, BelizeライセンスIFSC No.IFSC/60/255/TS/19預託証拠金の取り扱い
(分別管理、預託金保険)完全信託分別管理(全額保証)最大レバレッジ400:1最小(初回)入金額20,000円, 200USD口座通貨建てEUR, GBP, JPY, USD追証ゼロカット対応なので追証なしマージン・コール50%ロスカット20%約定モデルECN, STP, NDD日本語対応のサポートデスク日本語対応口座タイプスタンダード口座、ナノスプレッド口座
MultiTrader, Multi Account Manager 入出金方法国内銀行送金(by Curfex), 海外銀行送金,
クレジットカード(VISA),
SticPay, bitpay取扱金融商品CFD取引, FX取引コモディティ (商品取引),
原油 (石油、オイル), 株価指数 (株式指数、Index、Indices), 貴金属(金、Gold)取扱通貨ペアAUD/CAD, AUD/CHF, AUD/JPY, AUD/NZD, AUD/USD,
CAD/CHF, CAD/JPY,CHF/JPY,EUR/AUD, EUR/CAD,
EUR/CHF,EUR/CZK,EUR/GBP,EUR/HUF,
EUR/JPY,EUR/NOK,EUR/NZD,EUR/PLN,
EUR/SEK,EUR/USD,GBP/AUD,GBP/CAD,
GBP/CHF,GBP/JPY,GBP/NZD,GBP/USD,
NZD/CAD,NZD/CHF,NZD/JPY,NZD/USD,USD/CAD,
USD/CHF,USD/CZK,USD/HUF,USD/JPY,USD/NOK,
USD/PLN,USD/SEK,XAG/USD,XAU/USD
計40ペア (取扱通貨ペア) 取引プラットフォームMetaTrader4(MT4), cTrader, Webトレーダー(by Fortex), MultiTrader
・Fortexによって提供されているWebTraderとcTrader Webは、全てのOSに対応。ソーシャルトレードMultiTrader
10万ドル以上の証拠金の残高がある方限定なので敷居が高い表示桁数5桁取引単位1Lotあたり100,000通貨最小取引単位0.01ロット=1,000通貨
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source http://kaigai-invest.blog.jp/axiory/autochartist/gann_fan
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