#チハジ
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針突の悲しい真実
奄美地方に古くから伝わる〝針突〟
「チハジ」と読み、一般的には「刺青」である。
伝説は「奄美の姫は政略的に九州地方の王族に強制的に嫁ぐことになった。島から離れることがどうしても嫌な姫は、どうしたら嫌われるかを考えた。当時の九州地方では罪人の手や足に刺青を入れる習慣があった。そこで姫は、自ら手足に幾何学模様の刺青を入れたのだ。それを見た九州地方の王様は〝こんな汚れた女は島に追い返せ〟と激怒。姫は島に返され、島の愛する男性と結婚した」
これ物語は伝説として残されたが実話だと信じられ、恋心の美しい表現として〝針突〟は美化されてきた。
いつしか琉球時代の八重山諸島では「夫を持つ妻」つまり結婚している証として手の甲に分かりやすく針突を入れる習慣となり、それは戦後女性のファッションとされ、今日では「沖縄の刺青ハジチは〝女性の誇り〟等と美化されている。
〝針突〟の本当の意味は「浮気防止」「不倫防止」なのだ。
特に、琉球八重山地方では血が濃くなる事を避ける意味もあった。
決してロマンチックな風習ではない。
1899年、明治政府が刺青を禁止したことで「針突は沖縄県民の憧れから排除の対象にされた」と近年訴える団体や歴史の研究者が現れている。
禁止されてから今年で120年。
専門家は「ハジチを通して、歴史や差別の問題を知ってほしい」と話すが、それらは戦後に都合良く美化された歴史の創作だ。
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