#タイムトラベラー様のお言葉
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moko1590m · 9 months ago
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あなたに本当に向いてる仕事は、3000年後に生まれます。 そっちのあなた、3000年前にはありましたね。
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hummingintherain · 3 years ago
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タイムトラベラー
 小学生の頃である。長いRPGを進めた先で、少年は子供心に大きな幻滅を経験した。  世界を脅かす悪の親玉、魔王を倒すために、村人Aであった主人公は旅をする。木の棒から始まったあまりに弱々しすぎる武器を片手に、雑魚敵を丁寧に倒しつつ、賛同する心強い仲間にも出逢いながら、各地に点在するボスを倒す。主人公は少しずつ強くなっていく。やがて強大な魔王にも太刀打ちできるほどの巨大な力を得て、ラストダンジョンへと登り詰める。長い道のりを経て、遂に魔王に辿り着く。主人公も仲間も傷つきながら、長い戦いの末、ついにHPゲージを削りきって、最終ボスが倒れる。  世界を救う華々しいエンディング。  待ちに待った瞬間。スタッフロールに、壮大な曲が流れ、感動もひとしお。  最後にただ一文、ドヤ顔が見えるような、THE END。  長い旅路を終えて昂揚感に浸ったまま、つづきからを選択してからが問題だった。  見覚えのある景色。魔王にいざこれから向かうという一番手前のセーブ場面。信頼する仲間に話しかけても、みんな決まり切った台詞を吐くばかり。いよいよ魔王との対決だとか、これが終わったらゆっくりしたいけどちょっと寂しいだとか、ここまでいろんなことがあっただとか、創造性の無いアンドロイドのように繰り返す。つまり、まだ戦いは終わっていないのだった。  なんでだよ、倒したじゃん。  つづきから、じゃないじゃん。  倒した後、平和になった世界でずっと遊べるんじゃないのか。  勿論、ゲームにはストーリークリア後のやりこみ要素が存在している。待ち受ける魔王をすっぽかして、魔王の支配される世界を悲嘆する無数の人々を放置して、主人公たちは別の目的のために更に強くなっていく。彼等の時間は永遠に止まったままだ。そしてそれは主人公の半身であるプレイヤーも同様だ。魔王を倒した後の世界を経験することはない。  その事実に衝撃を受け、少年はコントローラーを投げた。やってられるかこんな虚しいこと。
「ヒロキ、起きて」  可愛らしい、天使みたいな声が聞こえる。  青年が瞼を開けると、見覚えのある顔が見えた。木漏れ日の逆光を受けてやわらかな影の中で笑っている。いわゆるヒロイン枠のキャラクターだ。幼なじみで、主人公が旅を始めるにあたり、心配しつつも応援してくれた。ストーリーの中盤でパーティに参入し、魔王を倒す仲間として一角を務める。 「お昼ごはん持ってきたよ」  そう言って、朗らかに笑うヒロインは籠に詰めてきたサンドイッチを見せた。やわらかな白いパンに色とりどりの具材が挟まれていて、実に美味しそうな外見をしている。  ヒロキは起き上がり、しばしヒロインと談笑しながら、サンドイッチを頬張る。  淡い色をまとった丘に一本のへんてこな樹が立っている。かつてそこには伝説の剣の眠る祭壇へ続く隠し通路が隠されていた。そんな思い出深い樹の根元に二人は並んでいた。そこからは、彼等の住む村を含めて、なだらかな世界の展望が開けている。  丘の斜面には、小さなモンスター達がたむろしている。冒険を始めたばかりの頃は、木の棒で叩くしかなく、随分と苦戦した。今、ヒロキたちは強くなり、近付けば自然と弱いモンスター達は逃げていくようになった。それはそれで寂しいものがあったが、強さを自覚できる瞬間であった。  視線を遠景に投げれば、遠くの山々の向こうにまで世界は広がっていて、見えない場所にまでヒロキは足を運んだことがある。海にも、砂漠にも、火山にも、果ては空の上にまで冒険していった。未知との対面を繰り返してきた。宝箱を開けて一喜一憂し、レベルアップに心躍った。刺激的で退屈のない毎日。世界を余すことなく解剖していくような旅。次はどんな場所が待っているのだろうと、心震わせていたものだった。  だけど、本当は、まだ見ていないなにかがあるはずなのだ。世界は広く、何かしらのドラマがどこかに眠っているはずだ。  ヒロキはずっと信じていた。魔王を倒しても、冒険は続き、仲間と共に未知へ挑戦していく、��んな日々を渇望していた。ヒロインとの甘い時間も良い。仲間はふるさとに帰り、おのおのの人生を歩んでいるかもしれない。日常に戻って酸いも甘いも経験しているかもしれない。だけど、あの冒険以上に刺激的で魅力的な時間が果たしてあるだろうか。  本当に、これでおしまい、だったのだろうか。  そのことを、ヒロインに尋ねた。おしまいなのだろうか。もう冒険は終わったのだろうか。 「続いているよ」  当たり前のように、彼女は目を丸くして言った。 「ヒロキが続けたいと願う限り、私たちを忘れない限り、冒険は続く」  それは、魔王を倒しても? 「勿論」  ふ、と彼女は頬をやわらげた。 「これは、ヒロキの人生だし」  青年は首を傾げる。ゲームの中の話なのに? 「ゲームだけど、ゲームじゃない。だって、ヒロキの人生の中で、この世界に出逢って、ヒロキは冒険をしたでしょ。だから、ゲームは、ヒロキの人生でもあって、ヒロキが生きていればゲームは続いていくし、ヒロキが忘れないでいたら、ヒロキの中で私たちはずっと生きている」  いつの間にか青年の周りには、懐かしい仲間たちが勢揃いしていた。  青年の脳裏には、かつての冒険の記憶が巡っていた。ドットで構築された世界には現実に接近したリアリティがなくとも、ありありと現実のように浮かんでくる。ゲーム画面を通じて、青年の頭で想像された世界の細部。仲間たちの台詞から広がる挙動や表情。夢中になってのめりこんだ架空世界を、かつての少年はこよなく愛していた。 「冒険に出よう」  心強い仲間達が声を揃えた。立ち上がったヒロインの手に引かれて、ヒロキは恐る恐る立ち上がった。
 博喜の人生は続いている。  いまや3Dグラフィックがゲームの主流となり、2Dドットは懐かしいだとか古びただとか古風なものとして扱われがちだ。ソーシャルゲームの台頭によって、昔に比べると据え置きゲームは伸び悩み、博喜の世代では画期的であった携帯ゲームすらも世間から離れつつある。手軽さを世界が求めている実感がある。それとは裏腹に、ゲームには作り込みが求められている。グラフィックも音楽も許容容量も昔とは段違いに進化を遂げ、表現の幅が広がった分、より高度な要求をされるようになった。  ストーリークリアをしたら、それで終わり。  それが仕方の無いことではあると、今はよく理解している。それにストーリークリア後の世界を描くゲームも多く存在していることも解っている。  博喜の中には、あのゲームが人生の基盤となり、あのゲームの続きで冒険をしているのだという意識があった。人生とは冒険だ。勿論、現実には、海を常に渡ったり、砂漠をじっと歩き続けたり、火山の内部に踏み入れたり、ましてや空の上の町に行くなど有り得ない。けれど、博喜の中には常にあの世界が広がっている。あの続きを、今も冒険し続け、まだ見ぬ世界を開拓し続けている。そう考える時、博喜は小学生の頃に立ち戻る。興奮も幻滅も直接的な痛みのように経験した、純粋な感性を思い出す。過去と現在、そして未来を行き来し、さながらタイムトラベルのごとく、幾度も振り返っては未知を構築している。道ばたの、あるいは洞窟の奥に隠されている宝箱を開けていくように。  シリーズものの続編や、リメイクが売れる中、会社は新しいRPGの企画を採用し、地道にキャリアを積んできた博喜もそのメンバーに抜擢された。  新しい世界は、あのゲームの世界とは異なる。けれど、地続きになっている。  新規チームで最初の飲み会が成された。流石にゲーム好きが集まっているだけあって、話題もゲーム話に熱が籠もりやすい。その中で、比較的新参者である博喜には、どこかのタイミングで決まった質問が飛んでくる。影響を受けたゲームについてである。  数え切れないくらいある。それでも、博喜は一つだけ挙げる。忘れるはずがない、夢にまで出てきたキャラクター達の表情、言葉、冒険の記憶、音楽、どこかに眠っているはずの、地図に載っていない部分に夢を馳せながら。  ぼくらの人生は、ゲームによって創られている。
 了
「タイムトラベラー」 三題噺お題:救う、これでおしまい、アンドロイド
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adamu3 · 4 years ago
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クモが出ます。クモが出ます。
苦手な方向けに警告文を出しておきました。
今日は、案内所がお休みだった(投稿日とはズレがあります)
特別急ぎの要件があるわけでもないので困らないと思っていたけど、開いていないならいないで物足りない感じがする。
タヌポートのログインボーナスはどうなっちゃうのかしら。しれっと一日目からなのかな?
夜も更けているけれど、広場ではエックスエルとタコリーナが大きな声で大合唱をしていた。
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これこれ〜!見たかった住人の行動の一つ!
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拍手をすると、二人揃って照れていた。かわいいね。お歌の練習は朝の方が良いと思うけどね。でもまだ誰も眠っていないからセーフかな。
案内所がオープンしたら、いよいよキャンプサイトを建てて……本格的に住民を呼び込めるようになるので楽しみ。島民代表は、みんなと話したくて仕方ないんだ……。キザ系住民は言動が面白くて女の子が大好きなあたり、好感が持てるから楽しみなんだ……。
今作、リセマラをする気もタイムトラベラーになる気もない。来たままを受け入れていくつもりです。苦労して抜いた雑草が生えられても困るしね。のんびり暮らしてゆきます。
というか、あっ!
こいつ渡したクリスマスセーターをすでに脱いでやがる!あんなに喜んでおいて!
なんて言ってね〜〜。あげた物はもう、その人の物だから好きにしてほしい。
海へ行くと、ジョニーと再会した。
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そうだよ(人による)。
ジョニーは色味も見た目も好みだし(かもめ!)旅行のおみやげをくれるから好きだ。初めて会った時には『スカルキャンディ��スク』をくれた。
お気に入りで、別記事内の写真の端にもちょこちょこ写っているけれど、家の横・たいまつを背にした位置どりで門番がわりに飾らせてもらっている。夜に見ると、部族の祭壇のような趣きがあって良い。
今回も楽しみだな〜無事に帰れよ。
今日も今日とて黙々と素材集めをしていると、蠢く影を発見する。
噂のタランチュラ!!!!!
実ははじめましてではない。これこそ書けば良かったのにまるっと忘れていたのだけども、一度目に出会った時「悪いようにはしないから!」とエゴ満載ににじり寄ったものなら彼方からあっという間に距離を詰められて、刺されている。
暗殺者失格!基礎からやり直せと背後のプロシュートがうるさかったあの日。忘れもしない。そもそも忘れるほど前のことでもない。
今回失敗するとアナフィラキシーショックで戦闘不能になる可能性があるので慎重にいきたい。
この日のために予習はバッチリしました。アイツが威嚇のために前足を上げたら、止まる。その要領で行けば良いらしい。ありがとうインターネット!
木からぶら下がってくるクモよりも、ふさふさで可愛い。気がする。ダレン・シャンを読んでタランチュラを飼うことに憧れた時期もありました(小さな蜘蛛さえ、直接は触れもしないくせに)。
いざあ。
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にじり……にじり……。
写真だけ見ると……気のせいか…………間抜けだ……。
こいつは売らずに家で飼う。欲しい。と欲望を滲ませつつ網を構えたら、素早く威嚇のポーズを取られる。��わいい。小さな体躯で人間様に歯向かうつもりだ。このガッツが良い。
本当に、威嚇ポーズでない時に近づいても向かってこない!すごいぞ。だるまさんがころんだ的なアレね、これは。
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ヤッタ〜〜〜!
共に家で生きようネ。……もはや、メローネとの夢のマイホームというより博物館倉庫もどきになりつつある我が家。
タランチュラ、ホルマジオが主に仕事用で「使わせてくんねェ〜かぁ?」と見にくるかもしれない。
この子はだめ😠
と返事をする時の、マジではないが冗談でもない声音の練習をしておく。
島民代表は、島にいる住人全員と一日一回は必ず会話をすることを心がけているため、マキバスターの家に向かう。
先にキャンベラが来ていた。
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あらあ〜
あら〜〜!!!!!!!
どうぶつたちの清らかで尊い関係に、ヒトの欲をぶつけてしまうのは些か恐縮だけれども……不躾と呼ばれても良い。この二人のタイプの百合は好みだ。
これは一応メロナオ島日記なので、ここで熱く語るのはよしておきます。
でもね、キャンベラが「ダチ」と言っているのだからこの二人の関係性は、私がウフフと描くよりさっぱりしていて……言葉通り「ダチ」なのが良いのかもしれない。第三者が事実関係はともあれ勝手に妄想しているぐらいの方が。
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この空間が可愛くって思わずカメラを手にとってしまった。
今後も目が離せないわね。
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hiratsukathunderbird-chan · 8 years ago
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ASIAN KUNG-FU GENERATIONの結成20周年ツアー「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2016-2017『20th Anniversary Live』」が、昨日1月14日に福岡・福岡国際センターでファイナルを迎えた。この記事では1月11日に東京・日本武道館で行われたセミファイナル公演の模様をレポートする。 後藤正文(Vo, G)(Photo by TEPPEI) 開演時刻を迎え、場内の照明が落ちるといきなり山田貴洋(B)のベースイントロが鳴り響き、観客を驚かせる。最初に演奏されたのは「遥か彼方」。前方と左右を紗幕で覆い、後方に大きなLEDビジョンが設置され、さながら巨大なキューブの中に閉じ込められたメンバーが演奏しているような光景を作り出す。壮大なサウンドスケープを生み出した「センスレス」に続き、「アンダースタンド」では紗幕が一斉に落とされて場内の照明が灯り、オーディエンスは4人の姿に大歓声を送った。山田と伊地知潔(Dr)が刻む複雑なリズムが会場の空気を染め変えた「暗号のワルツ」、会場の一体感が急上昇した「君という花」が終わると、後藤正文(Vo, G)は観客に改めて挨拶。20年という歴史を振り返り「やってみるもんだね、20年。生涯これ以上のバンドは組めないって、ここ何年かで思いました」としみじみと語り「今日はフラットな感じで楽しんでください。俺らも楽しみます」と笑顔を見せた。 喜多建介(G)(Photo by TEPPEI) 「じゃあ、すげえ懐かしい曲」という後藤の言葉に続いては「粉雪」。重厚なベースラインと喜多建介(G)の高らかなコーラスが絡み合い、独特の空気を生み出す。「踵で愛を打ち鳴らせ」は、サポートメンバーの下村亮介(Key / the chef cooks me)が奏でるシンセから始まり、オリジナルと異なる趣を見せた。続くMCで後藤は、Oasisのドキュメンタリー映画「オアシス:スーパーソニック」を観たことを明かし「10代の頃に憧れたロックスターはみんなメチャクチャでね(笑)。でもあの5人がステージに立ったら、なんとも言えない魅力がある」と語る。そして「自分たちもそうなのかな、と。この4人で集まると変なパワーが出て、みんなが思ってくれてるエネルギーも一緒になってマジックが起きる。それって素敵なことだなと」とメンバーやファンへの感謝を表し、「ペースはともかく、アジカンをまだまだ続けていきたいなと思います」と、20周年を迎えての意気込みを語った。 山田貴洋(B)(Photo by TEPPEI) 後藤の「横浜の最寄りのスタジオの部屋番号が付いた曲をやりたいと思います」という紹介から「E」を演奏したあとは、「スタンダード」「ブラッドサーキュレーター」を披露。柔らかなピアノのイントロから、力強いアンサンブルへと展開した「月光」が終わると、メンバーは一旦ステージを後にした。インターバルのあと再びステージに現れたメンバーが奏でたのは「振動覚」。ここからは昨年11月に再レコーディング盤をリリースした初期のアルバム「ソルファ」の楽曲を連続で披露していく。4人は「ソルファ」のジャケットイラストをプリントしたシャツに身を包み、「リライト」「ループ&ループ」「君の街まで」といったキラーチューンを畳み掛けた。 伊地知潔(Dr)(Photo by TEPPEI) 後藤は「いいシャツでしょ?」とオーディエンスに語りかけ「12年ぶりに録音した『ソルファ』の曲をやってますけど、当時のツアーはすごい大変で。日記にメンバーの悪口ばっかり書いてた(笑)」と笑わせる。そして「『ソルファ』の曲は難しいんですけど、年を取ってスムーズに演奏する方法を見つけて。みんなに楽しんでもらえたら」と、20年のキャリアを振り返った。その後も「サイレン」「Re:Re:」と、「ソルファ」の名曲を次々と披露する4人。「海岸通り」ではバイオリニストのNAOTO率いるストリングス隊がゲストとして加わり、壮大なサウンドで本編を締めくくった。 ASIAN KUNG-FU GENERATION(Photo by TEPPEI) アンコールの声に応え、先にステージに登場した後藤はアコースティックギターを下げて「何曲か弾き語るんで、無理に立たなくてもいいですよ(笑)」と観客に語りかける。そして「ソラニン」を弾き語りで歌った後藤は、日々の曲作りについて「曲を作るときはいつもひとりぼっち。デモをメンバーに送っても全然返事が返ってこなかったり(笑)。でも何曲かがあいつらのお眼鏡にかなって、みんなに聴いてもらえると、寂しい曲作りの何がしかが成仏する気がするんだよね」と、ソングライターの喜びを明かした。その後は喜多がメインボーカルを務める「タイムトラベラー」「八景」を連続で披露する。喜多は「武道館でメインボーカルを取るというのはなかなかのもので……(笑)」と喜び、ファンを笑わせた。アンコールラストは「さよならロストジェネレイション」「新世紀のラブソング」を演奏。オーディエンスの写真撮影が許可されたこのパートでは、観客のスマートフォンや携帯電話のキラキラした光が場内を美しく彩った。すべての演奏が終わると、メンバー4人とサポートの下村は肩を組んでオーディエンスに挨拶、20周年を祝福した観客への謝意を表し、充実した表情でステージを降りていった。
アジカン20周年ツアーでファンへ感謝「みんなのエネルギーでマジックが起こる」 - 音楽ナタリー
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