#スラヴ叙事詩(ミュシャ(ムハ))は素晴らしい!
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スラヴ叙事詩とバベルの塔を観に。
2017.5.21(日)
なんだか、毎年春先(夏前)くらいには、何かしらの絵画展を目当てに深夜バスを利用している気がします。
実はそろそろ体がキツクなってきてて、青森発の最低価格バスを今後グレードアップするか、新幹線+宿泊のプランにしたい・・・と思うのですけど、どうにも金銭的に許されない気がします。子供にこれからも金がかかるしなー。(貧乏って・・・)
ということで、今回もお安いプランの深夜バスにて上野へ。
目的はというと、①国立新美術館で開催されている、ミュシャ展にて、スラヴ叙事詩を。
そして、②東京都美術館にて、ブリューゲル バベルの塔展。
この二つのイベントの内の一つについては、もう吠えそうなくらい不本意でした。ホントに。このために地方から出てきたのかと思うとイラつきのあまり吠えそうだわ。
ま、それは後程。
さて。長距離バスで上野に着いたら利用するのが燕湯さんです。朝湯できる銭湯は貴重な存在です。やっぱり朝からサッパリするには朝湯だよね。
ただ、ここの女将さんがいつも厳しくて(^^;) お風呂のマナーの細かいところがウチの近所と違うんだもの。すっごい顔で怒られました。こういうのって私がマナーを知らないっていうよりは地方差なんだと思うのだけど、そこは仕方��いのよね。気を取り直して。
今回の目的は絵画鑑賞。どちらに先に行こうかと考えましたが、一番の目的はスラヴ叙事詩(国立新美術館)ということで、上野からちょっと距離がありましたが、乃木坂(美術館は駅直結)まで行くことにしました。
毎回国立西洋美術館(上野)に足を運ぶので、そういう時は開館時間前まで上野公園のカフェでコーヒーとスコーン(かなにか)で朝食として一息つきながら待つパターンでしたが、国立新美術館の近辺に何かあるかわからず(しかも駅直結だし)、とりあえず上野のアンデルセン(パン屋さん)でドーナツとクルミパンを買いました。
美術館の開館時間は10時でしたが、少しくらい早く行っても差し支えないだろうと思いましたら、乃木坂駅の美術館との直結経路のところでは9時前にはすでに行列ができていました・・・(1時間以上待ちですか・・・)
私が着いた頃には既に10組程度は並んでいましたが、私も続いて並びます(一応)。ドーナツとクルミパンと、家から持ってきた水があってよかったなと本当に思いました・・・。
40分ほど本を読みながら待っていましたら、通路の開通時間前でしたがシャッターが開き、係の方2名が整列の指示を出してくれました。その時には後ろには長蛇の列。その時の最後尾は私がいるところからは見えませんでした。
係員の方の誘導通りに進むうち、チケットをまだ買っていない方々は別列になり、同時開催の草間彌生展も見る方(私も実は見たかったんだよな・・・)も別列になり、乃木坂駅待ち人達の中で最前列になりました。(我ながらすごい)
ちなみに、この誘導の係の方、ジャニーズの二宮くんに似てました。(特になんのアレ情報でもないですけど)
写真で察することができると思いますが、私達乃木坂駅待ちチームの他、六本木入口待ちチームもいて(写真右側の行列)、様々な列(見えないけど六本木入口待ち草間チームとか)が縦横に係員に先導されて移動していました。
暴れるわけでもなく黙って先導されている日本人ってすごいな、と思います。(この規律正しさよ!)
今回の展示で一番感動したのは構成。
足を踏み入れて一番最初に目に飛び込んでくるのがこれ
いきなり初っ端から本命のスラヴ叙事詩ですか。
その前段階の解説から(じらしつつ)入るのかと思いきや・・・この素晴らしいものをドカンと。そうですか・・・(ジーン)
どうしましょう。本当にもう、感動のあまり涙が出るかと思いました。
なんて素晴らしい・・・・
しかも、ラスト5作は撮影OKって、構成担当者さんは神ですか!?
当然ながら、皆さんパシャパシャと撮っていました。(私も)
(▲)けむるモスクだなんて、幻想的過ぎ。
(▼)ミュシャの若かりし頃の自画像的な部分。
カッコいいよね。(当然右です)
この大作を観る前にスラヴ叙事詩の予習をある程度はしていたので、感動が二重奏です。本当に素晴らしい。
いったん最後まで見て、また戻ってシートに座って眺めて。本当にもう、素晴らしい体験でした。
青森にいるんじゃなかったら、もう一度といわず、何度でも行きたかったわ・・・(>_<)
本当に素敵な展覧会でした・・・(ジーン(感動の音))
当然図録は買いました。他にポストカードとマスキングテープも。(マスキングテープは私用じゃなくて下の子のお土産用。でもあの子、何に買うのかしら(笑))
その後は(日比谷公園の図書館(日比谷図書文化館)で休憩した後は)、上野の東京都美術館の「ブリューゲルのバベルの塔展」へ。
これがね、本当にガッカリ。
金出す当てがないと私は言いたい。
だって、現物(バベルの塔)をじっくりゆっくり見れないんだもの。
そんなに大きくはない絵の前を、前の人に続けて流れ作業で通り過ぎるだけしか許されず。つまらなさすぎ。
一列目は流れ作業で見せつつ、二列目はゆっくり見てもいいのだけど、様々細かい点が自慢のバベルの塔なら、二列目の距離で裸眼で満足できるほど詳しく見れるはずがない。(ゆっくりじっくり見るならオペラグラス持参が必須ね)
じっくりゆっくり(裸眼で)見れるのはまがい物だけ。拡大図とか、CGとか。
全くつまんない。本当に、金無くしです。価値無し。つまらん。(あくまでも個人の感想ですけどね)
本当に残念だった。同じ構成でやるんなら、二度と行きたくないです。青森から行く価値はないですね。皆無。
金持ちで暇なら行くかもしれなんぃげとさー
と、言いつつ、版画モチーフのこれは可愛かった(笑)
トートバックです。
私、美術展のお土産でこういうのって買ったことがないけど、可愛いなぁと思いまして。しかも、青森で持ってる人って限られそう。他の人と被らないってのは、重要よ。
「大きな魚は小さな魚を食う」ということわざをモチーフにした絵を題材にしたトートバックです。
「大きな魚は小さな魚を食う」(グロ?)
その中でかわいいトリのポストカードも買った(^^)
バベル展は図録は買わなかったけど(価値無し)、トートバックとトリのポストカードは可愛かった(^^) えへへ。
※実は展示の版画ゾーンは興味がなかったから流して見てたので、こういう絵があるのは販売ゾーンに行かないと知らなかった。ま、そんなもんよ。
展覧会を出てから、上野のカフェのテラスで生ビールとフライドポテトでゆっくりしつつ、本を読んでいました。
私空き時間があると本を読みます。なので、地下鉄に乗ったときなどに(本を読むほどの時間があるわけじゃないときに)あたりを見回すと、周りの人々がスマホをのぞき込んでいるのがとても不思議です。
ま、私はスマホの電池が無くなるのが惜しくて、という理由があるので見ないってのもあるんですけどね。
さて。
いつもはバスの到着時間までバスの停留所近辺にあるアイリッシュパブで時間を過ごすのですが、その日はちょうど貸し切りになっていたので、今回はその近くのスタバで時間を過ごすことにしました。(あぁ、上野のカフェでビール飲んどいてよかった・・・)
今回もまた、素敵な時間を過ごすことができて(バベルは「素敵」じゃなかったけど、それでも楽しかったな)、帰路に着きました。
それに、帰りはそんなに混んでなかったので運��担当のおじさまに「好きなときに座っていいよ」と言われましたので、席を移動して(異動する前は隣におばさまがいた)全然ラクに過ごせました。
ありがとう。
今回の旅行も本当に楽しく過ごせました。あぁ、とてもよかった!!
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