#ジノルル
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huwara · 6 years ago
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ジノルルまとめ
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kainose31 · 7 years ago
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ジノルル
 生まれながらの許嫁がいる。などと言うと、どこのドラマか小説の設定だと一笑に付されるかもわからないが、現実問題としてルルーシュ・ランペルージには婚約者がいる。一つ年下の、それも同性の。その名をジノ・ヴァインベルグという。  幼い頃の写真を見返せば、誕生日にもクリスマスにもその姿はしっかりと写されていた。当時は気にすることもなかったが、物心ついた頃、大人になったらジノと結婚するのだと告げられた日には、妙に納得をしてしまったことを覚えている。それぐらい、ジノという人間の存在はルルーシュにとって居て当たり前のものだった。  生まれながらにして結婚相手が決められているという現実に、それも相手は同じ男だということに、何一つ疑問を抱かなかったというわけではない。だが、異を唱えるにはルルーシュは自身の生まれた家の大きさを理解しすぎていたし、ここで自分が嫌だなどと言おうものなら、その矛先が妹であるナナリーに向くことは明白だった。それだけは防がなければならない。  妹の結婚相手として認められないような、そんな男だというわけではない。  むしろ、条件だけを見れば文句のない好物件と言えるのかもしれない。名門ヴァインベルグ家の四男で、容姿においても学力においても、そうして性格についても問題はないときた。――ただし、ある一点を除いたら。 「あぁ、髪を切ったんだ? 似合うね。前髪が短くなったおかげで、頬にキスがしやすくなった」  滅多に足を踏み入れることのない一年生の廊下に、降り立ったとたんにそんな声が聞こえてくる。ここは一体どこのクラブや社交場か。あの男がいるだけで、とたんに周囲の空気は変わってしまう。 「長いのと短いの、どっちが良かった?」 「そういう質問は、意中の相手にした方がいいんじゃないのかな?」 「だからあなたに聞いてるんだって言ったら?」 「嬉しいね。でも、美人を独り占めしてなんて理由で、他のクラスメイトに恨まれたくはないな。これでも私は平和主義者なんでね。穏やかな学校生活を満喫したいと思ってるんだ」  天性の才能と、これもまた評すべきなのだろうか。  処世術の一つだと言われてしまえばそれまでだが、仮にも『婚約者』が他の女に言い寄っている図などは見たくはない。いや、言い寄られているのはもしかしたら彼の方なのかもわからないが、どちらにしろ視界に映る光景としては同じことだ。  くるりと踵を返した、そんなルルーシュの背中にかかる声があった。 「あ、副会長!」  無理やり生徒会などに引きずり込まれたため、他学年においてもルルーシュの知名度は高い。よりによってこんなところで声などかけなくてもいいだろうと、思いながらにも無視することなどもできず、ルルーシュは声の先に軽い笑みを向けた。甲高い声が上がり、そうした反応には正直悪い気はしないものの、今ばかりは少し早足になってしまった。ならざるを得なかった。  どれだけ早く足を動かしたところで、その気になれば、ルルーシュよりも遥かに長身のその相手には追いつかれるだろうと、わかってはいても自然と両足は動いてしまっていたのだ。 「先輩!」  案の定、馴染み深い声はすぐ後ろから聞こえてきた。口の中で舌打ちを漏らしつつ、ルルーシュは速度を落とさぬままに短く答えた。 「何だ」 「何だって、何か用があったからわざわざこっちの階にまで来てくれたんじゃないんですか?」  用なら確かにあった。母から預けられた、この紙袋を渡すという用事が。中身は本か何かだろうか。急ぎのそれだとは思わなかったが、どうせなら帰る前に済ませてしまおうと思った結果がこれだ。  小さく息を漏らしてから、いつの間にか隣を歩いている男の胸に、押し付けるようにしてルルーシュは紙袋を突きつけた。 「母さんからだ」 「マリアンヌさんから? あぁ、頼んでた物かな。ありがとうございます。良ければ……」 「じゃあな」 「いや、せめて言い終わるまで待って下さいよ」  苦笑を漏らしたような気配が伝わってきたが、それよりも伸びた腕がルルーシュの手首を掴む方が早かった。上り階段の手前で、乱暴にその手を振り払うこともできない。半ば睨み付けるように見上げるルルーシュに対し、その男――ジノは、どこまでも浮かべた笑みを崩さなかった。こういうところが可愛くないのだと、胸中でルルーシュが吐き捨てていることなど、きっと当人は知らないのだろう。 「せっかく届けて下さったんですから、帰りは家まで私に送らせて下さい」 「母さんに頼まれたから届けただけだ。別におまえのためじゃない」 「それでもいいじゃないですか。せっかく新車を買ったのに、まだ先輩は一度も乗ってくれないし。おかげでずっと助手席は空いたままなんですよ」 「乗せる女なんて幾らでもいるだろう」  反射的に、ついそんなことを言ってしまった。  言った後にはっとした。これではまるで、嫉妬しているようではないか。……いや、してもいいのだろうか? 仮にも婚約者なのだ、主張をする権利は確かにある。あるはずなのだと思ったところで、だから何だと言うのだろうか。  自分たちは、好き合ってその立場を選んだわけでもないというのに。 「いや、だから違う、今のはそうした意味ではなく、俺が言いたいのは――」 「乗せる相手なんていませんよ」 「おまえにそんなことを言わせたいわけじゃない! おまえは好きにしていいんだ。俺は本当にそう思ってる。将来的なことは別としても、せめて学生の間ぐらいは自由にする権利だってあるだろう。恋愛と結婚は別だ。少なくとも俺達の間では、だからつまり……」 「ルルーシュ」 「……っ」  鼓膜に届いたのは、低い声だった。  名前を呼ばれたのは、いつぶりのことだろう。幼い頃はずっとそう呼ばれていた。それ以外の呼び名なんて存在していなかった。変わったのは、ジノが中学に上がった頃からだ。学校内での呼び方が、いつしか当たり前のものになっていた。校内で過ごす時間が、一番長いものになっていたから。  もちろん、周囲のだれも。  教師の一人だって。  自分たちが婚約をしていることなんて、知りはしないのだけれど。 「あなたは私の婚約者ですよ」 「……知っている。だが」 「そうである以上、私が一番に優先するのは、いつだってあなたしかいないんですよ」  ジノはきっと。  この、ルルーシュよりも一つ年下な、その癖身長ばかりぐんぐんと伸びていく生意気な幼馴染は。  ルルーシュよりも、今の現状を受け入れているのだろう。そうとしか思えなかった。透き通った蒼い目は、昔から何も変わらない。それが今はどうしてか胸に痛い。 「私がエスコートするのも、助手席に乗せるのも、ルルーシュ、あなたしかいないんですから。……大人しく、私に送らせてくれますね?」  脅しなのかそうでないのかまるでわからない。そう言ってやろうかとも思ったが、手首を掴む手はいつもと変わらず優しかった。恐らくここでルルーシュが嫌だと言おうものなら、ジノはこのまま大人しく引き下がるのだろう。そうわかってしまうのも、偏に付き合いの長さ故だ。 「……わかったよ」  ため息と同時に吐き出した言葉に、ぱっとジノは笑顔を浮かべた。大型犬を連想させるその笑みが、決してルルーシュは嫌いではなかった。ただ、それが決して婚約者に対する恋愛感情ではなく、あくまでも幼い頃から見知っているが故の情であることは、ルルーシュ自身だれよりもよくわかっていた。 「ありがとうございます」 「送る側が言う台詞じゃないだろう」 「何を言ってるんですか。あわよくば先輩に近づきたいと思っている男がこの学校内にもどれだけいるのか、それを考えると私は毎日気が気じゃないんですからね」  とたんにいつもの『後輩』の口調に戻ったジノは、すぐに支度をしますと言い終えてから教室へと戻って行った。 「――どうしたものかな」  離された手首を冷たく感じて、ルルーシュは思わずもう片方の手でその手首を抑えた。けれどそれは、逆に手の平の大きさを如実に知らしめるだけで、ため息を漏らしつつルルーシュは自身の教室へと戻って行った。鞄を取り、婚約者の待つ新車へと向かうために。
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