Valentine Dinner Show in Kure - Sarah Àlainn Quartet
Valentine Dinner Show - Sarah Àlainn Quartet
2024.2.5 Kure・Hiroshima
丁度呉でのバレンタインディナーショーから一週間が経ちました。
バレンタインにセトリとサラッと舞台裏をご紹介!
Sarah
1. As Time Goes By
2. A Time For Us~永遠の愛
3. Nuovo Cinema Paradiso
Jazz Ballads
4. My Funny Valentine
5. Misty
6. Up-tempo Love Medley
Love to Love You Baby
Lovefool
Can’t Take My Eyes Off You
呉・日本
7. Eidelweiss
8. 無限に広がる大宇宙「宇宙戦艦ヤマト」
9. 糸
Idol/Self-love
10. アイドル
11. Laisse Tomber Les Filles
Europe
12. Tout, tout pour ma chérie
13. Spain
Encore
14. I Wish
15. Can’t Help Falling In Love
16. Lovin’ You
今回は日本の最強ジャズメンとのサラカルという豪華編成。選曲をギリギリまで悩みました。
私にとって初となるバレンタイン・コンサート。
そもそも、私はほとんど恋愛の歌がない。カバーしたレコーディングにも限りあり。
広い意味での愛の歌に拘って来た自分に、バレンタインという課題で悩む悩む。
サラジオでも極力バレンタインの時はラブソングを避けて来た私。
そう、どちらかというと、苦手派。
バレンタインやクリスマスは何かとプレッシャーに感じる。もっと素直に愛を表現したい。愛の記念日なら、先ず自分を大切にしてるか確かめたい。毎日ボロボロ傷だらけにしている我が身。精神的な傷の話ですが、今回のサライブは距離が近く、アッパーな選曲に合わせた足を出すサラスタイルにすると、早速怪我をされてないかと心配されたお便りがラジオ局に。あれは去年フランスの石畳で転んだ時の傷。当初は50倍酷かった。表面でも傷は中々すぐ綺麗に治らないものですね!(写真はメイクと光のせいでほぼ見えない)
さあ、どうするよ選曲。
毎回来られるサポーターさんに新しい作品を見せたいという思いで極力選曲を変えて来ましたが、アルバムの曲を楽しみにしてる方の為に、今までの録音に目を通す。
本当にラブソングが少ない。
しかし、私はシネフィル。映画音楽ならお任せを。
丁度イタリアでピアニストのクリヤ・マコトさんと共演した2曲があるではないですか。オリビア・ハッセーに恋した(私が)、Zeferelli監督の「ロミオとジュリエット」より『A Time For Us~永遠の愛』。ヴァイオリンソロでは狂ったジュリエットを表現してます。
A Time For Us 〜永遠の愛 / Romeo and Juliet
イタリアのドラマー🥁さんも今でも聴いて下さってるという「Nuovo Cinema Paradiso」から愛のテーマ。
作曲家のAndrea Moricconeの前で生で歌った経験は宝物です^_^
しかし、ロミジュリはアカペラからスタート。せっかくのディナショーなので、客席を通りたい。そうして、せっかくのジャズカルなので、jazzyな一曲から。
Time・永遠の愛繋がりで『As Time Goes By』をチョイス。クリヤさんとの配信ライブで演奏した以来。モノクロ名画で「Casablanca」で流れる愛の歌。
片手にワインらしき🍷ものを、もう方にはマイク。客席を回りつつ、サラッと英語質問。��“Here’s looking at you kid”. この表現を知ってる方は?
近くにいらっしゃった男性は気持ちよく拍手。残りの皆さんシーン。ディナショーでクイズからスタートするこの人の性格って?と思われたのだろうか。
これは名台詞「君の瞳に乾杯」。日本語訳がまた素敵ですね。呉に来てKureた皆様に乾杯🥂
サラの定番曲から次はジャズバラードへ。
『Misty』は近年レパートリーに入れてる曲で、『My Funny Valentine』はお初。どちらも低音でスモーキーなサウンドが醍醐味。ウィスキーに例えるとLagavulinと言うところでしょうか(好きです🥃)。
こう言う気怠く歌う曲は凛と立つよりハイチェアに座って歌うとより雰囲気が出やすい。しかし丁度いい椅子がない。
大好きな舞監さんに、ピアノに寄ってみたら?との一言で、人生初めてのポジションからの歌唱。立ち方、動き方、寄り方、慣れないなりに雰囲気を味わう。
クリヤさんのピアノソロをこんなにじっくり観れる特等席ではないですか。ライブ後クリヤさんから、あんなに近く演奏を見られたことがなく、緊張したとのこと🤣
ビルボードの時もスペースがあればまたピアノと一体になってみたいものだ。
ここからも新曲!MC不要なメドレーですね。
この編成だからオシャレに盛り上げていけたラブメドレー。
最初はDonna Summerの大人の愛の歌から。
オリジナルでは彼女は自分の声を重ねていくので、ルーパーの出番だ!ライブでループした音源とバンド演奏を交互して行くうちに、ループがずれてくるというリスクは毎回ありますが(あまりライブでイヤモニをしないのでクリックが基本ない)、今回は本番で見事にずれてしまいました。く〜〜。おそらくペダルを踏むタイミングが甘かった。またこれはいつかライブでリベンジしたい。
メドレーで一番聞きなれないものがあれば、こちらかな?私はドンピシャ世代。日本では分かりませんが、オーストラリアやヨーロッパではずっとラジオで流れてたヒット。これは現代のロミジュリ「Romeo + Juliet」で大ヒットした『Lovefool』。監督はオーストラリア出身のBaz Luhrmann。歌はスエーデンのバンドCardigans。英語で歌うヨーロッパのアーティストが多くて当時は全て勝手にアメリカかイギリスのバンドだと思い込んでいました。嫌というほどラジオで流れてたので歌う日が来るとは思っていませんでしたが、改めて聞いて楽譜を見ると、面白い転調やふわりがあるシャレオツなポップスだなと。
そしてラストは、自然と手拍子したくなるあの曲。君の瞳に乾杯してからの、『君の瞳に恋してる』。
サビはもちろん、バースもブリッジも全てキャッチー。これも改めて、なんとよく書かれてる一曲!インストのジャージャッジャージャッの部分は腰を振りながらヴァイオリン演奏。意外と筋肉を使う。
元気なラブソングも、悪くない。ライブでは曲の成り立ちや自分の思いを語れる唯一の場でもあるのでMCは欠かせないですが、このような説明不要で体と耳で楽しめる曲がいかに快感か。おそらくお客様にもその楽しさが伝わったかと。ますます、みんなと歌える、動けるオリジナル曲を作りたいと思えてきました。
MCといえば、今回は広島弁や呉独特の言葉もチラホラ。ブログだとイントネーションが伝わらないので、東京以外でのライブに是非!
必ずその土地の言葉で話すようにしてます。
そんな呉と言えば、色々ありますが、私にとっては一目惚れした、こちら。
本番、カリンバを弾きながら、エーデルワイス愛を語った独り言。*呉弁でご想像下さい。
「私は一度呉で野外ライブをしたことがあって。
そこで、一目惚れしました。
その日から、私にとって、呉といえば、たちまち、Edelweiss。生物だから、広島にいても、食べれない
月日を経て、遂にEdelweiss 発祥の地で、ソロコンサートが実現しました!
本日、月曜日…休日!
明日、火曜…休み!
もう、わやじゃ!
幻のEdelweissに、手がたわん。叶わぬ恋のようだ。
ほいでな、ご存知かもしれませんが、Edelweissという歌があります。
オーストリアを象徴する花 Edelweiss 。
Sound of Musicに出てくるこの歌の歌詞。
『小さくて、白くて、私に会えて嬉しそう』
そう、あの時のEdelweissのクリームパイは、まるで私を見上げて、こう言った:
『たべんさい』
ほいでな、そんな、私の片思いが、なんと、呉阪急ホテルまで響いたらしく、奇跡が起こりました。。。*パク*」
サラジオへのお便りでも、何人かがこの場面が1番涙した、良かった、と綴られていました。
私は甘党ではありません。なのにこのパイの味が何年経っても忘れられない。呉阪急の皆様に感謝しきれません。
ステージでは一口パクリ。片手でカリンバが弾きづらいは、右利きでないので、本当に一口しかフォークで取れないは。
そして、クリームは歌う前は避けたいもの。しかも次の曲はアカペラで始まるから逃げ場がない。
このタイミングで何かを飲むと間が悪いし、エーデルワイスへの注目が薄れる。舞台では伝わらない、裏サラの以外と大変だった一面。
次の選曲に?されてた方。
呉と言えば大和。「宇宙戦艦ヤマト」もインスパイアされてたと言うことで『無限に広がる大宇宙』。松本零士氏の記念日も近かったですね。
SAYONARA “Adieu Galaxy Express 999” 「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」The Infinite Universe “Space Battleship Yamato” 無限に広がる大宇宙「宇宙戦艦ヤマト」| Sarah Àlainnサラ・オレイン
ラストは定番の『系』弾き語り。
そうだ、こちらも本来ラブソングでしたね。
自分にとっては日本で出逢った方とのご縁を意味する一曲です。呉・広島・日本に関連するメドレーの最後ということもあり、いつもとちょっぴりアレンジを変えました。
【糸】《LIVE》Orchestral Vers.|サラ ・オレイン|カバー|Sarah Àlainn
エーデルワイスを始め、自分にとってはこの三曲は故郷への愛を意味しています。戦争なんかなくなればいい。こんなに世の中に素晴らしい縁と愛に溢れている。
さぁて、ここから最後、アンコールまでどれもアッパーな曲!生涯で最もエネルギーがあるサライブになりました。
ヒールで自分なりに踊り、筋肉痛の日々が続きました。
沢山涙を流して来たから、こう言う賑やかで笑顔になる曲はスッキリ。クリヤさんも今まで1番楽しくバランスが良いセトリと言われてぶち嬉しい。
日本のメドレーに引き続き、まずは日本の『アイドル』ソングへ。星野アイちゃんの愛の歌!
この曲はテレビを始め、ファンクラブでリクエストされたとんでもない曲。日本語だから尚更難易度がお客様に伝わる=盛り上がる。やります🤣
何とも癖になる。複雑な愛の歌ですね。アニメ「推しの子」お勧めします。ドロドロとした芸能界が垣間見える。今回もJazzyなアイドルをお届け。クリヤさんとはお初で不思議な転調に笑ってました。
続いて丁度50年前のフランスのアイドルの一曲。フランス・ガルが歌う『Laisse Tomber Les Filles』。
いつもとは違う人格になり、気怠くコケティシュな表現に。演じられるからとても好き。
セクシーでキュートなサウンドですが、これはセルフラブソングと言っても良いでしょう。訳す���「女子をなめんな!」。
服装、喋り方、仕草。見た目によらず、中身が強いものをなめてはあかん。ヒールを履かない男性嫌いのフェミニストのイメージ、なくしましょう〜
アイドルといえば。。もう少ししたら一つシェアできることが。。!お楽しみ!!
そして、フランス繋がりで去年生で見に行けたポルナレフ!Tout Tout ! 楽譜は母が70年代の時に買ったもの。
なぜか日本で大ブームだったMichel Polnareff。FFの作曲家の植松伸夫さんも母世代で、ポルナレフを絶賛。きっとリバイバルが来る!と。ライブの時の動画を見せたら一ファンとして「生ポルだ〜」と仰られたのがなんともスイートでした。まだまだ現役で活躍されてます!日本でツアーがあればぜひ行かれて下さい!最高に盛り上がり、声も演奏も美しい。
『シェリーに口付け』して、次で最後じゃけぃ!
FranceからラストはSpainへ!サッカーではありません。
サントリーホールでフルオケとのJazz!LIVE音源があります。Jazzやアッパーな曲は殆どライブでしかやってないため、配信だけでもサラなる進化を共有できたら嬉しい。
Spain <LIVE>
さて、アンコールへ。さっとバービーサラスタイルに早着替え。因みに本編の赤ドレスはマレーシアで一目惚れした一着。
盛り上げて終わるパターン!去年のビルボードでこのメンバーと初めて歌って演奏したStevie Wonderの『I Wish』。
以来ハマりすぎて、ソロの時その時のライブのテーマに合わせた選曲を入れて行く。
I Wishのウォーキングベースの上からどうやって上手く別の曲をはめていくか。元々短調の音楽の方が乗りやすいので、『また君に恋してる』は意外と入りやすい!
地元ネタの時にたまに演歌を歌いますが、これまた気持ちい。ジャンルが掛け離れていればいるほど、面白いフュージョンが生まれる。
その前には短いリフで、Dreams Come Trueの名曲から「Love, love, love」、Beatlesから「She love’s you yeah yeah yeah」、「All you need is love」。
ラストは会場全員とのコール&レスポンス!舞台上からもしっかり皆さんのお声届いていました。5月のビルボードでもこんな風にまた一体になりたい!!
そう、丁度今年の日本での活動のスケジュールが全て出ました。是非とも盛り上げて最高な思い出を皆さんと作りたい!
また会える日までオリジナルで一体になれる曲を作ってみますね。
サラバンドと楽しく、激しく、ラストを迎えた後、アンコールのアンコールで、サラッとワンウーマンショーへ。
以前ヴァイオリンと歌で動画を撮ったプレスリーの『Can’t Help Falling In Love』。生でも聴きたい!とのことで、初めて披露。
伴奏にはヴァイオリンのPizz。事前に録音したハモリをルーパーから流しつつ歌唱。
Can't Help Falling In Love’
ディナーショーなので、最後は客席へ。盛り上がる曲はたくさんあったので、最後は一人一人に囁くMinnie Ripertonの『Lovin’ You』。
歌いながら退場。待っててね、エーデルワイスよ。
呉・広島の皆様、遠くからいらした皆様、雪の!東京からいらした皆様、
「Happy」なValentineになりました。
バレンタイン・ヴィーガン・クッキーも無事皆さんの元に届いたみたいで何より!動画もサラッと見れたかな?バレンタインライブで歌ったあの曲もサラッと歌ってます。
私はバレンタインの手作りサラメシとワインのコンビの後気づいたら寝てしまっていて、ブログが今日になってしまいました><
今夜の手作りサラメシ
❤︎白茄子(野菜あまり食べなかった時代から茄子好き)
❤︎ブルスケッタ
❤︎キッシュとクリームシチューの合体?
見た目は崩れてアレだけど、愛いっぱい
❤︎ヴィーガン・クッキー🍪
さて、次のサライブは恒例の八ヶ岳へ。いよいよプロデュースさせて頂いたカリンバを皆さんと演奏できる!
サラ・オレイン天上の音楽
2024年3月16日(土)
14:30開場 / 15:00開演
八ヶ岳高原音楽堂
SARAH ÀLAINN オリジナルカリンバ
台数:限定150台(予定)
受渡:2024年3月17日(日)9:30~ 八ヶ岳高原音楽堂にて
※当日シリアルナンバーNo.1~50迄(予定)の抽選会を行います
木材:八ヶ岳産天���カラマツ
アンバサダー:サラ・オレイン
大自然がお好きな方、落ち着いた、アコースティックスタイルがお好きな方は八ヶ岳がおすすめです。
アッパーで盛り上がるスタイルが好みの方は、Billboardと名古屋で。
31 notes
·
View notes
日本語だとサラッと読めてしまうがゆえに理解した気になってしまうんだけど、フランス語だと(まぁここらへんはサラッと読めなくもないけれど)日本語よりかは時間がかかるし、わざわざフランス語で読んでいる時点でサラッと読む気もないのでめちゃくちゃ「つまり…こう…力点が…垂直に…ほーん」などと考えながら読むことになっている。
ルネサンスだとこういう構造的な話よりも人文主義とか宗教とかポリフォニーとかの話になるからなぁ、なんで建築理解するために哲学を…!と思わなくもないんだけど、イタリア・ルネサンス選択したんだから哲学もやれや以外の言葉がない。
0 notes
2023 S/S NEW‼︎ 本日のゲリラ⚡️ライブご覧頂けましたか? アーカイブもありますので是非ご覧くださいませ♪ →@remite_official QVCでも大人気のFIOREロゴニットが入荷しました♪ FIOREはイタリア語でお花🌼という意味です。 ロゴのフォントがカジュアル過ぎない可愛さ。 インターシャ編みで程よい肉感がありつつも サラッと素材で毎日着たい軽量ニットです。 ゆったりとしたサイズ感なのに、着痩せして見える 配色使いが秀逸です👍 背中心の縦ラインの縫い代が背中をスッキリ見せです。 裾スリットは腰まわりをもたつかせず、着脱しやすく デザインのポイントです。 knit ¥12,100-. ネイビー、オフ size M・L skirt ¥18,480-. ホワイト、ブラック bag ¥37,400-. シルバー、ゴールド ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ いつも投稿をご覧いただき ありがとうございます 𝖱𝖤𝖬𝖨𝖳𝖤立川タカシマヤ𝗌.𝖼.店 インスタグラムでは 新作アイテムや𝖭𝖤𝖶𝖲を 毎日更新しております📷 ぜひフォローをお願いいたします☺︎ ▼▼▼ @𝗋𝖾𝗆𝗂𝗍𝖾_𝗍𝖺𝖼𝗁𝗂𝗄𝖺𝗐𝖺 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ #𝖱𝖤𝖬𝖨𝖳𝖤 #𝗋𝖾𝗆𝗂𝗍𝖾 #リミーテ #立川タカシマヤ𝗌𝖼 #立川セレクトショップ #𝟦𝟢代ファッション #𝟧𝟢代ファッション #𝟦𝟢代コーデ #𝟧𝟢代コーデ #大人カジュアル #大人可愛い #大人女子 #春コーデ #インポートセレクトショップ #QVC #FIOREロゴニット #配色ロゴニット #インターシャ #透かしチェックフレアスカート #格子柄フレアスカート #ブロックチェックフレアスカート #RIPANI #リパーニ #イタリアバッグ (Remite リミーテ立川) https://www.instagram.com/p/CphniX8Ptb1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
📛 1471 「のだめカンタービレ」 #4カラ6。
2021年9月13日。二ノ宮知子さんの 「のだめカンタービレ」 が すこし大きめな B6サイズの新装版として再発売されました。という訳で、毎月1冊ずつ発売されるらしい (全13巻予定)、二ノ宮知子さんの 新装版 「のだめカンタービレ (講談社 2021年)」 を読んでいます。今回は 「Lesson 4」 というお話です。ある日のノダメグさんは レッスン室から廊下にビローンと伸びていた 延長コードに右足を取られ、食していた途中のおにぎり (具はたらこ) をコロリと落としてしまって涙しています。そんなところに延長コードを抜かれて停電した練習中のロックでエレキなバイオリニストがレッスン室からバッと飛び出して来ます。彼の名は ミネ・リュウタロウ (21才)。バイオリン科2年、学校裏の中華屋 “裏軒” の��子息です。そんなミネーは 涙をぽろぽろこぼしていたノダメグさんを見て (かわいい!?) と頬を赤らめ、ピアノ科2年なノダメグさん (20才) に 試験の伴奏をお願いします。その日の夜、おとなりのパイセンの部屋に “突撃 となりの晩ごはん〰︎♡ (byよねすけー)” したノダメグさんは パイセンから 地鶏のカプリ風を作って貰います (最近パイセンの部屋に頻繁に通い妻しているノダメグさん)。「美しい音楽は 美しい生活からでしょ♡」 とノダメグさんは 2週間前、パイセンに 実家から送られてきた (炭化させた) アジの干物にハート型マヨネーズ♡ を手料理して “恋の出前大作戦♡” を決行するのですけれど、パイセンから 「"手料理" というなら これくらいのもの作ってから言え!」 と “ミレリーゲ・アラ・パンナコン・イ・ブロッコリ (イタリア語)” なる、いつかのハリー・ポッターが ディメンターを追い払ったときに詠唱していた “それ” のやうな名の料理をもてなします。あまりの美味しさにたまらず 「アンブレーラ!!」 するノダメグさん。食事を終え 「ふぁー 結婚っていいもんですね〰︎♡」 なんて言いながら床にゴロンゴロンしているノダメグさんは ふと 「ベートーベンのバイオリン・ソナタ5番 (春) って知ってマス?」 とパイセンに尋ねます。
つづいて
2021年9月13日。二ノ宮知子さんの 「のだめカンタービレ」 が すこし大きめな B6サイズの新装版として再発売されました。という訳で、毎月1冊ずつ発売されるらしい (全13巻予定)、二ノ宮知子さんの 新装版 「のだめカンタービレ (講談社 2021年)」 を読んでいます。今回は 「Lesson 5」 というお話です。ノダメグさんは チアキパイセンの家から (朝) パイセンと並んでガッコーに向かう ひとりの女性を見かけ (前回のお話の最後、部屋に入るふたりを見かけ)、気持ちが “どガーーン (白目)” ってなります。バイオリンのミネリューとの練習も 白目状態で クスっと笑みを浮かべたり涙したりと感情が ディメンターに “しあわせ” を吸われたひとのやうな、ピアノどころではないノダメグさん。そんなノダメグさんに 「オレがくってけてやる!!」 と、ノダメグさんの首根っこを引っ捕まえて、問題の失恋相手のいる外庭のベンチに向かうミネリューでしたけれど、読書中のパイセンと、そんなパイセンの前に現れた女生徒を見て 「負けだ」 と呟き 「あんないい女と付き合っているチアキが おまえに振り向く可能性は万にひとつもないだらう!」 と酷いことをいいます。「というわけで 潔く諦めて練習しやう!」 と 泣き面にビーしてくるミネリュー。そんなこんなで ノダメグさんの自宅で練習するも 白目は変わらぬノダメグさん。そんなノダメグさんは ミネリューの実家 (裏軒) から持ってきた たくさんの料理 (餃子、チャーハン、麻婆豆腐、麻婆茄子、麻婆春雨) に目もくれず、ただただ 「先輩に会いたい」 と涙します。と、そんなところに (部屋の鍵は開いていたのでせうか?) ふらっと現れる チアキパイセン。パイセンは 聞くに耐えない近所迷惑 (ふたりの演奏は外にダダ漏れだった模様) に ガッと文句を言い、そのついでに ミネリューのバイオリンを スッと借りて、サラッと バカうまな演奏を披露 (ジュニアなころ、ウィーンのコンクールで優勝したことがあるらしい) して、ノダメグさんを しゅてきしゅてきでムラムラにさせます。
つづけて
2021年9月13日。二ノ宮知子さんの 「のだめカンタービレ」 が すこし大きめな B6サイズの新装版として再発売されました。という訳で、毎月1冊ずつ発売されるらしい (全13巻予定)、二ノ宮知子さんの 新装版 「のだめカンタービレ (講談社 2021年)」 を読んでいます。今回は 「Lesson 6」 というお話です。前回の終わり頁から チアキパイセンにムギュッとくっついていたノダメグさんは ミネリューに首根っこをグイッと掴まれ、レッスンという名のマクー空間に引き戻されます。ある日の夜、右手に Beethovenの楽譜、左手にはお茶碗を持って 縫い物をしていたパイセンの部屋に転がり込むノダメグさんは パイセンに 「ちょっとバイオリン弾いてみてくれませんか?」 とお願いをします。パイセンと合わせたノダメグさんは 翌る日、ミネリューに パイセンからのメッセージをアドバイス (4つ) します。そんなこんなで 試験の日が訪れるのですけれど、ノダメグさんは 風邪を引いてしまって 床にぶっ倒れているところを (パイセンに) 発見されます。危しノダメグさん、そしてミネリュー!
..
0 notes
UN-SYMMETRY EUROPEAN GOAT LEATHER & LEATHER MESH SHOULDER BAG BLACK MADE IN JAPAN 🇯🇵 ¥34,000(税込¥37,400) https://shop.colors-store.com/?pid=142366365 UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)の内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグとイタリア製※LISCIO(リスシオ)の レザーメッシュバッグを組み合わせリベットで留めショルダーバッグにした定番のバッグです。 メッシュバッグ部分は、1枚革に切り込みを入れることにより立体的になるようにデザインされている UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)オリジナルデザインのユニークなメッシュバッグで、シーズンによって素材や形を 変えてリリースされています。 今シーズンは、内側に程よい厚みがありながら柔らかく、滑らかでマットな質感の高級ヨーロピアンゴートレザーのバッグを使い、外側のメッシュの部分にはイタリア製のLISCIO(リスシオ)という程よい厚みがありながら、 滑らかな質感とソフトさを感じさせる上質な革を使って、ショルダータイプでリリースされました。 一般的にゴートレザーは、サラッとしなやかでソフトな触り心地でありながら、非常に頑丈なレザーといわれています。 ヨーロピアンゴートレザーのバッグの裏地は、かつてアメリカの某有名家具店などでも使用されたことのある高級ファブリックのエメラルドグリーンとブラックのジャガードインド製生地が贅沢にも施された、見えないところにもデザイナーのこだわりが感じられる作りです。 内側のバッグもメッシュバッグも非常に柔らかく、肌触りもソフトで高級感とエレガントさを感じさせる仕上がりです。 内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグのマットな質感があり落ち着きある雰囲気を、外側のBLACKメッシュの LISCIO(リスシオ)の革が全体の印象をグッと引き締め、高級感とどこかノスタルジックな雰囲気を演出しています。 色は、同じブラックで敢えてコントラストを付けず上品に、革の素材感のコントラストを見事に調和させているのが UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)ならではです。 素材自体の魅力を活かし、上品さとカジュアルさが良いバランスで共存している為持つ人や合わせる服によって、 様々な印象で持つ事が出来ると思います。 職人の手により一つ一つハンドメイドでつくりだされているこちらのバッグはシンプルな作りの中に人の手の温もりを 感じることができる仕上がりです。 あたかも『シャレード』でAudrey Hepburnが、『勝手にしやがれ』でJean Sebergが『サントロペブルース』でMarie Laforetが、 『ある愛の詩』でAli MacGrawが持っていたような端正でノスタルジックな雰囲気です。 カジュアルスタイルにもドレスアップしたスタイルにもいろいろなコーディネートを楽しんで頂けると思います。 カラーは、ブラックのみです。 ※【LISCIO】 「LISCIO」はイタリア語で『滑らか』という意味があります。 その名の通り吟面はスムースな仕上げで渋なめし独特のしっとりとした深みを醸 し出しています。 イタリア植物タンニンなめし協会が認める古典的な渋なめしの製法の中でも、牛脂をメインとした100有余年の 伝統的な「バケッタ製法」で作られた革素材です。 そんな伝統のヌメ革を鞣しているサンタクローチェにあるタンナーは、「革らしい革」作りのために気の遠くなる時間をかけ、 こだわりのレシピを 使用する明確なコンセプトに基づいて染め鞣しをしている希少なタンナーになります。自然素材の味を生かす薄化粧仕上げのため生前の傷やトラ(首部分のシワ)などは隠れにくい反面、 使い込むほどに艶と味の増す風合いは革を知る者にとっては風格のある上質素材の証です。 #unsymmetry #goatleather #goat #meshbag #meshshoulderbag #colors #liscio #italyleather #europeangoat #カラーズ #colorsinstag https://www.instagram.com/p/CFgqN-XDb_7/?igshid=1xa3dv04ag1hy
0 notes
🇩🇪
こんにちは、みなさん、こなつです。
読んでいただきありがとうございます。
.
このブログは、某先生から近況情報をお伝えくださいという
御達しがあったことや、Instagramめんどくせー
ということもあり始めました。
留学後半戦になってからではありますが、
多分たまに更新するので、見ていただければ幸いです。
.
1月から現在までの出来事を、水のごとくサラッと紹介いたします。
.
1月!
大学始まる前の語学学校、めっちゃキツかったです。
でも友達もたくさんできました。イタリアにも行きました。
ヴェネツィア、きれいでした。
.
2月!
大学の授業が始まりました。心理学部の交換留学生は、
英語のゼミ(少人数でプレゼンが必須の授業)しか取れませんでした。
教育心理学と社会心理学のゼミを取るものの
難しすぎてついていけませんでした。
他の授業では、ドイツ語会話とドイツ芸術(英語)を取りました。
ドイツにいるのに、ドイツ語の授業は1つで、
私何してるんだろうという気持ちもしばしばありました。
そんなときは、韓国人の友達とご飯を作ってお互い励ましあっていました。
.
3月!
ここでの生活、授業にもだいぶ慣れてきました。
みんなでパリのディズニーに行ったり(東京のもいったことない)、
自尊心についてのプレゼンをしたり、留学生してるなというかんじでした。
あ、鍵もなくしました。あのとき助けてくれた友達は、
もう韓国に帰ってしまいましたが、今でも連絡を取り合っています。
本当にありがとう。
イースター休みはオーストリアやスイスなど旅行しました。
.
4月!
始まりはフランス(またかよ)、お友達に会いに行きました🇫🇷。
プレゼン地獄月間で、今週はドイツ語、来週は英語、
再来週はドイツ語みたいな感じでした。
そうゆう時は、日本人のお友達と古着のお祭りに行ったり、
一緒にお弁当作ったりして息抜きをしていました。
たのしかったなぁ🍙。
.
5月!
学校ももうすぐ夏休み、という感じで比較的、緩めな日々を過ごしていました。
ビザが取れなくて、役所の人にガン無視されて泣きながら
家に帰ったのもいい思い出?です。ほんと大っ嫌い、あのばばあ。
おいしいものばっかり食べてました、5月は、はい、友達のおかげで。
とりあえず、ピザ屋の看板犬を貼っときます。
.
6月!
学期も終わり、たくさんの友達が帰ってしまいました、涙。
でも、こんなに別れが惜しいと感じられる友人ができて、
ドイツに来てよかったなと思いました。
湖の側で食べたフルーツおいしかったなぁ🍉
.
7月!
始まりはモロッコでした🇲🇦。初のアフリカ、楽しかったです。信大の留学フレンズのsちゃんと毎日笑いたおしていました。
そのあとは、お母さんがはるばるドイツに来てくれました。
一緒にフィンランドとドイツ国内を旅しました。
今、ドイツで生活できているのは、両親のおかげなので
すごく感謝しています。
写真はモロッコ猫とフィンランドカモメwith 少年です。
.
あと、誕生日でした!
友達がサプライズしてくれて嬉しかった!
.
と、こんな感じでした。
今、8月は、というと大学はまだ夏休みで、
暇なのでドイツ語の語学学校に通っています。
そして韓国語も勉強し始めました。
こう書くと真面目そうに見えますが、
グダグダYouTubeを見て1日を終えることもあります。
.
やっぱり、言語も文化も異なる国で生活するのは、
そんな簡単なことではないし、ストレスも多いです。
あんまり気づいてないけど。
でもまあ何とかなるし、嫌だったら逃げたり、
文句言えばいいし、適当に力みすぎず、息抜き多めで楽しんでます。
.
以上、超long近況報告でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、またね。Tschüss
0 notes
夏が終わろうとしてますね。 - ちょっと涼しくなるとミルクを使ったドリンクがよく出ます。時々メニューを見て、「カフェラテとカフェオレの違いってなんですか?」と聞かれるのですが、皆様はご存知ですか? - どちらもミルク入りのコーヒーという意味で、イタリア語とフランス語の違いなんです。つまりコレはイタリアとフランスでコーヒーといった時に出てくるものが違うという事です。イタリアはエスプレッソ、フランスは通常の?ドリップコーヒーです。 - まとめると… カフェラテ→エスプレッソ+ミルク カフェオレ→ドリップコーヒー+ミルク - 話がそれますが、イタリア語ではドリップコーヒーにミルクを入れたものを「カフェミスト」といいます。前職の某大手コーヒーチェーン店ではそう呼んでたんですけどね…認知度的にカフェオレの方を使用しております笑。 - さて、気を取り直して… この2つ、味わいは結構変わります。 - エスプレッソはかなり濃厚なコーヒーなので、ミルクと合わせてもしっかりコーヒーの味わいが楽しめます。 - 一方ドリップコーヒーはミルクと合わせるとサラッと飲める印象です。hazeru coffeeのカフェオレ、夏場は水出しコーヒーとミルクを合わせております。個人的には、この夏ケニアの深煎り水出しコーヒー+ミルクの組み合わせにハマっておりました。 - メニューには載せておりませんが、もし飲んでみたいという方いらっしゃいましたらお声かけ下���い。後味にケニアのフルーティさがほんのり漂いサイコーなんです!!水出しコーヒーは9月10日前後までの予定です。もう終わり頃に言ってすみません… - では、明日も10時からお待ちしております! - ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 9月開催セミナーのご案内 ●焙煎セミナー 日時:9/4(月)10:00-12:00 参加費:3,000円 内容:欠点豆の選別から焙煎、焙煎したてのコーヒーの試飲まで、コーヒーができるまでの裏側を大公開。欠点豆の選別は体験してもらい、焙煎はこちらで行います。初心者の方も気軽にご参加頂ける内容ですよ〜 - ●PRANA CHAI WORK SHOP 日時:9/4(月)①14-16時 ②18-20時 参加費:3,000円 内容:チャイの基本の入れ方から、アレンジチャイに挑戦していただくセミナーです。講師はプラナチャイジャパン代表取締役 野村功太朗 氏にお越し頂きます!不定期開催のスペシャルセミナーです。おうちチャイのスタートにいかがですか? - ●フードペアリングセミナー チョコレート編 日時:9/21(木)10:30-11:30 参加費:2,000円 内容:Minimalチョコレート全種類とhazeru coffeeのコーヒー全種類をテイスティングし、ベストなペアリングを体感して頂きます! - ご予約は店頭、メール、facebook・Instagramのメッセージからどうぞ。 - ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ - #hazerucoffee #coffee #spcialtycoffee #coffeegram #coffeestand #roastery #toyama #ハゼルコーヒー #ハゼル珈琲 #コーヒー #スペシャルティコーヒー #自家焙煎 #富山県 #富山市 #古沢 #cafelatte #espresso #ethiopiaguji #cafeaulait #カフェラテとカフェオレの違い #カフェミスト #秋の気配 (hazeru coffee)
0 notes
『天皇の美術史』刊行記念鼎談
髙岸 輝 先生
五十嵐 公一 先生
橋本 麻里 先生
美術との出会い
――本日は来年1月から刊行開始する『天皇の美術史』の企画編集委員である髙岸先生と五十嵐先生、そして今、テレビや雑誌などでご活躍中の橋本先生にお越しいただきました。まずは、先生方が美術に携わるようになったきっかけをお聞かせ下さい。
髙岸 もともと僕はデザイナーの仕事に憧れがあったんです。
橋本 そうだったんですか!
髙岸 美術と歴史とはずっと好きだったのですが、高校卒業となると進路を決めなければいけない。そのとき文系・理系という分け方に収斂されることがすごく嫌で、ハタと見ると芸術系という部門が(笑)。
橋本 第3の道ですね。
髙岸 はい、芸大に行きたいなと思って。一番やりたかったのは車のデザイン。イタリアの工業デザイナー、ピニンファリーナとかジウジアーロとか、本当はそちらに行っているはずだったけど道を外して…。
五十嵐 初めて聞きました(笑)。私は美術にまるで興味がなかったのですが、たまたま高校3年生のときに読んだ高階秀爾先生の『名画を見る眼』(岩波新書)が面白かった。絵画に意味や歴史があることを知ってからです。
橋本 髙岸先生はそんなに早くからデザインに関心を? 早熟ですね。
髙岸 子どものときから図工に得意意識があって。
橋本 五十嵐先生は見る方だった?
五十嵐 何も作れません(笑)。作っても「よく頑張ったね」という感じ。
髙岸 今でも作る側にいた自分というのを常に思い描いてしまうんですね。
橋本 あったはずのもう1つの人生…。
髙岸 今ごろ僕の車が走っていたかな、とか思います(笑)。
五十嵐 美術史でそういう人はいるかな。
髙岸 結構、実技崩れという。
橋本 実技崩れ(笑)。
髙岸 芸大は多いと思います。第1巻の増記隆介さんは東大ですが実技も。
五十嵐 日本画を描いていたそうですね。
髙岸 橋本さんはどうですか。
橋本 私も図工は好きでしたが、美術に深い関心はなかったですね。私の場合、研究者だった伯父の影響で文化人類学に興味を持っていましたが、ベルリンの壁崩壊や天安門事件があった時期で、つい浮気をしてICUに入学、国際関係を勉強したんです。国連機関に就職しようと考えていたのですが、結局また文化人類学に引き返して、双墓制(両墓制)をやりました。
髙岸 まだ美術の美の字も出てこない。
橋本 卒業後、就職したのがいけばなと現代美術の二刀流の出版社だったんです。そういうものを仕事として扱っているうちに、美術や茶の湯などに関心を持ち始めて…。その後、独立したライターになったときに、現代美術と日本美術の両方について書く人がほぼおらず、両刀使いができるというので、いろいろな形で便利に使っていただくうちに、こんなことになっていました、という経緯です。
日本美術ブームの到来
髙岸 2000年の少し前くらいから、日本の古美術研究や展覧会が変わってきましたよね。展覧会にはお客さんを入れなければいけなくなったし…。
橋本 その変化のきっかけは何なのでしょう。いわゆる「日本美術ブーム」は、京都国立博物館(京博)の若冲展から、という言われ方をしますが。
髙岸 その時期に博物館にいた五十嵐さんは肌で感じていた?
五十嵐 新聞社の巡回展にはお客さんが来る。でも、自主企画展はお客さんが来ない。そういう状態が少し変わってきたように感じていました。
髙岸 お客さんも展覧会の企画も変わった。昔は東博(東京国立博物館)本館の特別展でも閑散としていて、どこか「研究者しか相手にしていません」という構えがあったし、京博の常設展はそれが長く続いた。院生がギャラリーで学ぶには最高の環境でした。図録もアカデミックだけど、デザインは凝っていなかった。それが90年代の終わりぐらいに、京博の図録が急におしゃれになり始めた。
五十嵐 デザイナーが入るようになったんだと思います。また、展示のデザイナーなんて昔はいなかったですよね。
髙岸 94~95年くらいまでは、国立博物館の展覧会でも企画者の顔が見えた。それが今残っているのは京博?
五十嵐 京博とは一緒に仕事をさせてもらったことがありますが、頑張っておられますよね。
橋本 独立行政法人化以降の流れが、結果的に今、日本美術の展覧会に多くの人が足を運び、テレビ番組のコンテンツにもなり、という状況に結びついているのだとしたら、今の状況をプラスに、ポジティブに評価していいのでしょうか。
髙岸 以前はアカデミックな組織運営だったとおもいますが、今は観客の目を強く意識していることが伝わってきます。日本美術がブームといわれているけれども、いつかは終わると思っています。だから今、ぎりぎりのところで美術館・博物館は努力しているのではないかと思うのですがどうでしょうか。
五十嵐 これまでの様々な研究成果を吸い上げて展覧会を作っている。頑張って吸い上げているという状況ではないでしょうか。
髙岸 例えて言うなら、昔は地下に石油はいっぱいたまっていたけど、吸い上げて地表に出すパイプが細かった。今はどんどん吸い上げているから、枯渇に向かわないか心配です。
五十嵐 それを何とかしたいとう意図が、このシリーズにはあります。その鉱脈として権力、天皇に目をつけたわけです。
橋本 これまで手をつけられてこなかった鉱脈だろうと。
髙岸 天皇だけとか、権力そのものだけで日本美術を通史的に編むということは、今まで意外となかったのではないかと思います。
シリーズ誕生と伊藤若冲
五十嵐 初めてこの話が出てきたのが、2011年8月。吉川弘文館から新しいシリーズを作るので、どうですかと声をかけてもらって。
髙岸 私も五十嵐さんも吉川弘文館から単著を出していますが、これらの延長線上にある「権力と芸術」というのが、大きなテーマになるかな、と思いました。
五十嵐 言い出しはどちらともなく。
髙岸 とにかく一本筋を通したシリーズものがいいよねという話をし、考えられるキーワードは何があるだろうか、ということでしたね。
五十嵐 最初は一人一天皇という方針があったのですが、影響力の強い天皇、そうでもない天皇がいて。
橋本 濃い薄いがある。
五十嵐 ええ。それで構成も大きく変わりました。
橋本 大正までで終わらせたのは、あまりにも現代史に過ぎ、まだ研究の対象になり得ないからですか? その先にある現代の天皇と美術というテーマは、非常に気になります。
髙岸 おっしゃるとおりで、美智子皇后は美術に精通されていて、皇族の方で研究者もいらっしゃいます。そして、今の美術館の現場に行啓される。
五十嵐 美術館だけでもないですよね。
髙岸 そういう方々が、広い意味での美術史にかなり重要な役割を果たしているという気はします。
五十嵐 「展覧会に天皇がいらっしゃいました」というと、ニュースになりますよね。
髙岸 その辺は橋本さんの方が(笑)。
橋本 いや、よくは分からないのですが、権力と美術ということでいうなら、今の天皇にはいわゆる政治的な権力はない。かといって文化をつかさどる権威であるという立場でもない。彼ら皇族が美術に関わることを許されているのは、権力と関わらない分野だからということで、生物学を研究なさったり、美術館に行幸啓なさったりということなのかなと思うのですが、近代以前とは反転した状態にある現在の天皇と美術の関わりについては、やはり読みたかったところです。
髙岸 2年前、三井記念美術館の「東山御物の美」展では会期末ぎりぎりになって行幸がありました。まさに室町時代の北山殿とか室町殿への行幸が再現されていて、本来、それは政治以外の何物でもなかったわけですが…。美術というのは文化の領域に属するということで、今の天皇が政治に関わることをうまく回避できる部分でもある。でもまったく政治的でないかといわれれば、そこは研究の余地がある問題という気はします。
五十嵐 でも、この点は扱えなかったかな。全6巻を作るだけで精一杯でしたから。
髙岸 もう少し歴史の検証を待ちたいところですかね。今やってしまうと、1次資料ではあるけれども、検証、研究した内容と言えるかどうか。各美術館で行幸啓をお迎えした方にインタビューをして、実際にどういうお言葉があったかなど、すごく知りたいですが。
橋本 折々にいろいろな方からそのあたりの話を伺うと、面白いエピソードを話してくださるので、かなりあるはずです。
髙岸 このシリーズがいったん終わって、その後新たに、という形があるかもしれません。
橋本 現在の日本美術ブームの中で、核になっているのは伊藤若冲ですが、その中でも最も愛され、人気の高いコレクションが御(ぎよ)物(ぶつ)の中にあるのも面白いですね。
五十嵐 若冲は私が担当する第5巻の時代なのですが、出てきません(笑)。というのは、5巻は御所障壁画に注目したからです。御所障壁画は江戸在住の狩野一門が描くことになっていました。ところが1788年の天明の大火で御所が焼失し、それが変わります。御所再建は幕府の仕事だったのですが、その頃の幕府はお金がなかった。そこで御所障壁画制作を京都在住の絵師たちに任せたわけです。安くあがるからです。その際、土佐家と鶴沢家に京都在住の絵師たちをまとめさせた。その結果、土佐家と鶴沢家が注目される。京都の人名録である『平安人物志』では、天明の大火以前の序列トップは応挙、2番目は若冲です。ところが、天明の大火以降は土佐と鶴沢が最上位、それ以外の絵師がその下のランクになるんですよね。
髙岸 面白いですね。
五十嵐 18世紀後半、確かに応挙や若冲は、天明の大火以前の京都で大変な人気があった。ところが天明の大火で、新たな絵師の序列ができてしまう。それが京都の絵師たちの活動を、つまらなくしたのかもしれませんね。
髙岸 つまらなくなったというと買ってもらえなくなるので(笑)。
五十嵐 そうですね。言葉を選ばないといけないですね。
髙岸 辻惟雄先生が「奇想の画家たち」を再評価し発掘した。発掘したということは埋めた人がいるわけで。
橋本 埋まっていた状況があるわけだ。
髙岸 その状況は、今までほとんど語られてこなかったわけです。掘り起こした人を評価すると同時になぜ埋まっていたのかを見れば、掘り起こしたことの価値も、もっと上がってくる。
橋本 同じような事例は、文化の別の領域でもあったのでしょうか。秩序の回復といったらいいのか、ある自由な状況が、そうではない状況に移行する、ということが。
五十嵐 ほかの文化はどうでしょうか。ただ、天明の大火は京都の大事件だったように思います。それまでの比較的自由だった状況を変える契機だったのではないでしょうか。
髙岸 そうすると、今は天明の大火以後みたいな状況になっているのか…。
五十嵐 ついでに言うと御所障壁画を描く絵師は登録制だったんですよね。絵師は登録業者。だから、今の公共工事のやり方と御所障壁画を描く絵師の選ばれ方というのはよく似ているんです。
天皇と美術
――各巻の内容、見どころについてお聞かせ下さい。まずは第1巻から。
橋本 毎年この時期に奈良博で正倉院展が開かれていますが、天皇による文物のコレクションの始まりはあの頃からですね。
五十嵐 後白河法皇がものを集めてきたことと、正倉院でものを集めたことを第1巻を担当した増記さんがなぞらえて論じているんですよね。そういう視点はものすごく面白いと思います。
橋本 聖武天皇の妻の光明皇后が正倉院にコレクションを残した。そこには、例えば中華皇帝のコレクションを意識するような部分はあったのでしょうか。
髙岸 少なくとも後白河の時代、北宋の徽宗の美術コレクションというのは、すでに日本で認識されています。
橋本 憧れの対象になっているんですね。
髙岸 第1巻でかなり明確になっていると思います。中華皇帝のコレクションと、権力とを直結させるような考え方は、古代国家の中で重要な役割を果たしていた、ということになっています。
五十嵐 第1巻は扱う時代がすごく長い。よくまとめてくれたなという感じです。
橋本 平安末の院政まで入っている。
髙岸 実は鎌倉まで入っているんです。
橋本 第1巻と第2巻は微妙に重なり合っているようですね。
五十嵐 個性の強い天皇が出てくるので重なってしまうんです。
髙岸 第1巻から第3巻までの要になっているのは後白河で。
橋本 3冊共に出てくるのですね。
髙岸 後白河の大仏開眼供養。源平合戦で焼けた後の大仏開眼で、最初の開眼のときに使った筆を正倉院から持ってきて、そこでちゃんとループするんだと。
五十嵐 面白い点に注目したなあ、と思いました。
橋本 完璧なページェントですね。
髙岸 続く伊藤大輔さん担当の第2巻はシリーズで最初に刊行されるのですが、これがまた濃い1冊で。
五十嵐 加須屋誠さんが、そのまま単行本になりそうな原稿を書いてくださった。ページ数は大幅にオーバーでしたが、全部もらわなければ損だと皆で判断しました。
橋本 後白河・後鳥羽・後醍醐がいて、もうお腹いっぱいという感じで。
髙岸 橋本さんからみても、14世紀はすごく印象の薄い時代というか…。
橋本 美術の通史だと、南北朝はさらっとスルーされちゃうんですよね。
髙岸 これまでの研究はいくつか山があって、その山から谷を埋めていくというやり方できてるから、仏教美術だと平安、鎌倉がひとつの山、次の山は桃山あたりの近世絵画。谷底の日陰になっていたのが14世紀。だから、鎌倉時代の絵巻・彫刻・仏画で、よくわからないものは全部14世紀に放り込んできたわけです。
五十嵐 ところが、頼朝の神護寺3像の。
髙岸 そう、あれで状況が変わったんですね。伝頼朝像が14世紀のちょうど真ん中だという話になって。
橋本 あれは何年でしたっけ。
髙岸 1345年が最初の2幅です。後のもう1幅が51年ごろですから本当に真ん中なんです。今まではほとんど注目されていない、分からないものを放り込んでおくブラックボックスみたいな。
五十嵐 そう、ブラックボックスですね。
髙岸 そういうところが14世紀だったのですが、後醍醐という強烈な帝王がいて、そのブラックボックスを後醍醐中心に見直すと、実は大変豊かな場所だと。僕は若冲の発見に匹敵すると思っているんです。辻先生の『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫)で18世紀が面白いと分かったとすれば、今回の第2巻で「南北朝、実はすごいよ」ということが、日本美術史でほぼ初めて分かったのではないかと思います。
橋本 歴史の分野での南北朝、後醍醐ブームは昔からありましたよね。なぜそれが美術史に反映されなかったのでしょう。網野善彦さんのようなトリックスターがいなかったから?
髙岸 文学でも『太平記』の研究はすごく盛んで、歴史では常にホットであり続けている14世紀が、美術史で注目されてこなかった理由というのは…。
五十嵐 柱になる作品がなかったところに頼朝像が出てきたからではないでしょうか。
橋本 やっと拠りどころになる、足掛かりになる作品が見つかった。
髙岸 このインパクトはかなり大きいですよね。
五十嵐 そんな第2巻が、最初の刊行というわけです。
髙岸 私が担当している第3巻。室町・戦国は、日本の歴史の中でも江戸と並んで天皇の権威が最も落ちてきた、最も存在感が希薄だったといわれている時代です。一方で、足利将軍や戦国大名、そして天下人が出てきます。金閣(北山文化)・銀閣(東山文化)や大坂城・安土城・聚楽第(桃山文化)が美術の象徴だったといわれるのですが、最近、歴史の研究を見ていても、彼ら武家側の支配者たちが天皇と深く関わり、公家社会と混然一体となっていくことが見えてきました。将軍と天皇が一体化し、ハイブリッド化していくことによって新しい武家政権は古典を手に入れ、天皇の側は古典を維持するためのお金を得た。お互いウィンウィンで、文化と経済、あるいは権威と生活、それぞれの交換が成し遂げられる時代です。戦国時代の天皇は、権力としては衰退の極みといわれていたけれども、すごく立派な書を書くんです。これには超然とした迫力を感じます。
五十嵐 できれば書(宸(しん)翰(かん))を扱った章が、どこかに欲しかったですね。
髙岸 宸翰というのは天皇自身がアーティストでもある。
橋本 それこそ正倉院に入っているコレクションの中で、制作者の個人名が立っているものって書にしかありませんよね。日本で「美術」と見なされたものの始まりで、かつ天皇家のコレクションの中でも重んじられてきたのは書だと思うのですが、同時に彼らが書けば宸翰となる。そういう意味では、ぜひ書で1章を立てていただきたかったです。
髙岸 鑑賞者、あるいはコレクターとしての天皇だけではなくて、制作者側の天皇という話ですね。天皇本人、あるいは宮中でさまざまな女性皇族たちが、実は絵を描いたり、飾り物を作ったりということで活動している。そのことの意味は結構大きかったことが、第3巻、第4巻で見えてきました。作り手の問題というのは、今回注目したポイントのひとつです。
五十嵐 野口剛さん担当の第4巻、私が担当した第5巻で江戸時代を扱っているのですが、門脇むつみさんが注目したのが、江戸時代前期の大物である後水尾天皇。たくさんの子どもたちが描いた絵、書はどんなものかというのを論じてくれました。
髙岸 野口さんの原稿は、琳(りん)派(ぱ)と天皇の関係をかなり深く追究しているので、これも画期的なものですよね。
五十嵐 私は第4巻で、御所障壁画の通史を書きました。先ほど言ったように、天明の大火以前、江戸在住の狩野一門が御所障壁画を描いていました。彼らに注目して時間軸をつくったという感じです。続く第5巻は天明の大火以降。光格・仁孝・孝明天皇の時代です。少しマニアックになっ��しまったかもしれません(笑)。
髙岸 いまだかつてない充実した史料です。
五十嵐 どのような選考があって京都在住の絵師たちが御所障壁画を描いたのか、その実情を暴いたのが武田庸二郎・江口恒明両氏の論文です。そして私は、江戸時代の最後の天皇である孝明天皇について書きました。ペリーが浦賀に来てから急速に日本は変わるのですが、天皇の周りで美術は動いていったという話です。最後の第6巻は塩谷純さんの担当ですが、まるごと明治天皇に注目したという内容になっています。明治天皇が美術史に果たした役割はそれだけ大きかったということですね。
髙岸 このへんは橋本さんもいろいろと。
橋本 御真影の問題とかも含めて、問題山積ですね。
髙岸 まさに現代に直結するような…。帝室博物館もそうだし。
橋本 近代的な美術の制度がみんな天皇絡みでつくられていくという。
五十嵐 最初の天皇の写真が隠し撮りだったと書いているのは第六巻でしたね。
橋本 そんなことして大丈夫だったんですか(笑)。
髙岸 今でいう盗撮(笑)。
橋本 では、公に認められた御真影ではなくて。
髙岸 それが民間で流布するという面白さですよね。伝統的な皇室だけれども、西洋的な技術や表現の受け入れ口にもなっているということです。正倉院からしてそうですが、ヨーロッパやアメリカも含め、広い意味で唐物受け入れの公式な窓口としての天皇、というのは全巻を通してのテーマです。さっき紹介しなかったけど、第3巻の黒田智さんの観点も大変面白い。安土桃山時代に後陽成天皇が地球儀を見たという話です。そのことの象徴的な意味。
五十嵐 黒田さんが書いてくださった章は刺激的ですよね。
髙岸 先ほどの加須屋さんの14世紀論というのも、初めてだけれども、黒田さんの16世紀論というのも、初めて全部まとめて論じています。ありとあらゆる江戸の美術のベースになっているものは、16世紀に出そろうわけですが、その辺の問題を地図まで含めて見ています。
五十嵐 秀吉が大坂城で持っていた書画リストの新出資料があるんです。
髙岸 結構、東山御物が流入していることとか。
橋本 そういう意味で、茶の湯は1つ大きな受け皿だったと思うのですが、武家に好まれた墨蹟中心の掛け物に、歌(うた)切(ぎれ)が入ってくるのも16世紀です。
髙岸 和物もそこから再評価ですよね。
橋本 貴族、公家たちが持っていたものが使われるようになる。そして、それに価格がついていく。
髙岸 細川家もずいぶんと、その価値付けの問題とはかかわっていますね(笑)。
橋本 価値の「創出」は重大です。公家にも切実な貧乏脱出作戦ですから。
髙岸 信長にとって茶道具などを蒐集、強奪、展示、下賜する最大の理由は由緒だと。どこかの戦いで城を陥としたときに、こういう大名からこれを奪ったんだということを茶室で語りたいために、そこにポンと置いておく(笑)。そして茶室に来た人とのファーストコンタクトで、「いやこれ、最近手に入れて。このあいだ松永弾正がね」と語るような、極めて生々しいものですね。
橋本 ということは、モノそのものの価値というより、物語消費。
髙岸 だから、由緒書きというものをとにかく信長は必要とした。またそれを書く専門のライターが、この時期につぎつぎに出てくるわけです。
橋本 それこそ今の歴史学における信長の描き方というのでしょうか、信長がどういう目的をもって彼の戦いを戦っていたのか、その見方が近年大きく変わってきていますよね。そういうあり方とも…。
髙岸 深く関係してきますね。安土城も茶道具もそうですけれども、視覚的な形になったものを信長がどう活用したかということがかなり明確になった。それを秀吉は、忠実にトレースをしている。そういう意味ではいい師弟関係、2人で1つみたいなところがあります。
橋本 権力と美術。でも信長の、弱体化する天皇とその秩序を守る将軍、そして将軍を支える自分、というあり方と、その由緒書き主義みたいな感じは、すごくシンクロしていると思いました。
五十嵐 秀吉は無邪気に天皇に近づいていったように見える。信長は利用するために天皇に近づいているけど、秀吉は近づいていって官位をもらったり、関白になったり、天皇を聚楽第に呼んだり…。
髙岸 そういう無邪気さが許されるだけの天下の安定と、莫大な経済力が。一方、家康はそこから一歩引いてかなり慎重にやっていた。
五十嵐 家康は鎌倉幕府をサンプルにして、京都から離れたところに幕府をつくったから、どっぷりではなかったんでしょうね。江戸から天皇をコントロールするというやり方ですよね。
髙岸 後白河が持っていた絵巻を、源頼朝は見せてやるといわれたのにあえて断ったという有名なエピソードがありますね。おそらくそれを地でいったのは家康だったと思います。実は家康も結構、絵巻をコレクションしている。あの人は本が好きだから。
五十嵐 そうすると、後水尾天皇が後白河の役割かな。
髙岸 本人たちが意識するしないにかかわらずなぞってしまっていたんでしょうね。
興奮と期待と
――最後に本シリーズについて一言ずつお願いします。 五十嵐 どの執筆者の方にも、少しでも新しい史料を加えて何かしようという姿勢があったような気がします。ありきたりの通史の本にはなっていません。そんな点を理解していただけると嬉しいですね。 髙岸 企画編集委員として各原稿の最初の読者として接する幸運に立ち会っているのですが、皆さんいろいろな意味ではみ出しています(笑)。ですから、問題作がたくさん詰まっていて、五十嵐さんがありきたりではないと言った意味は、そこですね。まったく新しい切り口をひとつ設定するだけで、美術史の叙述がかくも豊かになるのかという新鮮な驚きというか。 五十嵐 皆さんの原稿を読んで興奮しました。 髙岸 興奮と同時に、打ちのめされるんですよ。すごい書き手のものを共著として読んでしまったときの、「やられた」という感じを今回は何度も味わいました。 五十嵐 サラッと美術史を勉強しようという方には違和感を与えてしまうかもしれないけれども…。 髙岸 本シリーズに出てくるさまざまなストーリーは、今後、美術館で学芸員の皆さんが企画をされるときの種になると嬉しいです。 橋本 今日お話を伺って、14世紀の問題、16世紀の問題など個別に読みたいテーマもたくさんありましたし、同時に天皇という切り口を作ったことで見えてくるものもさまざまにあるように思います。単に美術史の問題として終わるのではなく、読み手自身がそこから、権力とは何かという問題意識を持つこともできるはず。政治史であったり、もう少し大ざっぱに日本史といってもいいですが、そちらの方面からではなかなか見えにくい日本の権力のあり方のようなものが、このシリーズを通じて明らかになってくるのではないか、という期待がありますので、そういう意味でもとても楽しみです。――本日はありがとうございました。(2016年10月29日)
0 notes
【YOUTUBE】#StayHome
「夢が終わったと思わないで…🙏」
This time last year, sang this in Italy. My thoughts are with everyone in Italy x
SALVE A TUTTI IN ITALIA. I MIEI PENSIERI E LE MIE PREGHIERE SONO RIVOLTE A VOI E AI VOSTRI CARI. NON VEDO L’ORA DI TORNARE A VISITARE L’ITALIA PRESTO. CON AMORE, SARAH x
Don't Dream It's Over (Alta Marea)/Crowded House
Arranged, filmed, edited by Sarah Milan Àlainn
アレンジ、撮影、編集、by サラ・オレイン
↓
https://youtu.be/HAID-LjW9fc
Full vid on YouTube🎬
〜Sarah Àlainn Official YouTube〜
Subscribe, like (if you do😉), and enjoy! 🤍
From serious to silly, music to mayhem!
サラッとイタリア語🇮🇹
ちょうど一年前に初めてイタリアでコンサートをさせて頂いた時に歌ったオーストラリアのバンドCrowded Houseの名曲🇦🇺イタリア人の皆様にも馴染みのある作品です。
そんなイタリアの皆さんを思いながら、家からサラッと歌ってみました🇮🇹🙏
パソコンと戦いながらなんとか動画編集できた😑
フルバージョンはぜひ、YouTubeサラチャンネルから見てね。もっと編集なども頑張ります!
〜YouTubeサラチャンネル〜
チャンネル登録、イイね(イイと思えば!)、ぜひよろしくね❤️
https://www.youtube.com/user/SarahAlainn
30 notes
·
View notes
UN-SYMMETRY EUROPEAN GOAT LEATHER & LEATHER MESH SHOULDER BAG BLACK MADE IN JAPAN 🇯🇵 ¥34,000(税込¥37,400) https://shop.colors-store.com/?pid=142366365 UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)の内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグとイタリア製※LISCIO(リスシオ)の レザーメッシュバッグを組み合わせリベットで留めショルダーバッグにした定番のバッグです。 メッシュバッグ部分は、1枚革に切り込みを入れることにより立体的になるようにデザインされている UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)オリジナルデザインのユニークなメッシュバッグで、シーズンによって素材や形を 変えてリリースされています。 今シーズンは、内側に程よい厚みがありながら柔らかく、滑らかでマットな質感の高級ヨーロピアンゴートレザーのバッグを使い、外側のメッシュの部分にはイタリア製のLISCIO(リスシオ)という程よい厚みがありながら、 滑らかな質感とソフトさを感じさせる上質な革を使って、ショルダータイプでリリースされました。 一般的にゴートレザーは、サラッとしなやかでソフトな触り心地でありながら、非常に頑丈なレザーといわれています。 ヨーロピアンゴートレザーのバッグの裏地は、かつてアメリカの某有名家具店などでも使用されたことのある高級ファブリックのエメラルドグリーンとブラックのジャガードインド製生地が贅沢にも施された、見えないところにも デザイナーのこだわりが感じられる作りです。 内側のバッグもメッシュバッグも非常に柔らかく、肌触りもソフトで高級感とエレガントさを感じさせる仕上がりです。 内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグのマットな質感があり落ち着きある雰囲気を、外側のBLACKメッシュの LISCIO(リスシオ)の革が全体の印象をグッと引き締め、高級感とどこかノスタルジックな雰囲気を演出しています。 色は、同じブラックで敢えてコントラストを付けず上品に、革の素材感のコントラストを見事に調和させているのが UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)ならではです。 素材自体の魅力を活かし、上品さとカジュアルさが良いバランスで共存している為持つ人や合わせる服によって、 様々な印象で持つ事が出来ると思います。 職人の手により一つ一つハンドメイドでつくりだされているこちらのバッグはシンプルな作りの中に人の手の温もりを 感じることができる仕上がりです。 あたかも『シャレード』でAudrey Hepburnが、『勝手にしやがれ』でJean Sebergが『サントロペブルース』でMarie Laforetが、 『ある愛の詩』でAli MacGrawが持っていたような端正でノスタルジックな雰囲気です。 カジュアルスタイルにもドレスアップしたスタイルにもいろいろなコーディネートを楽しんで頂けると思います。 カラーは、ブラックのみです。 ※【LISCIO】 「LISCIO」はイタリア語で『滑らか』という意味があります。 その名の通り吟面はスムースな仕上げで渋なめし独特のしっとりとした深みを醸 し出しています。 イタリア植物タンニンなめし協会が認める古典的な渋なめしの製法の中でも、牛脂をメインとした100有余年の 伝統的な「バケッタ製法」で作られた革素材です。 そんな伝統のヌメ革を鞣しているサンタクローチェにあるタンナーは、「革らしい革」作りのために気の遠くなる時間をかけ、 こだわりのレシピを 使用する明確なコンセプトに基づいて染め鞣しをしている希少なタンナーになります。自然素材の味を生かす薄化粧仕上げのため生前の傷やトラ(首部分のシワ)などは隠れにくい反面、 使い込むほどに艶と味の増す風合いは革を知る者にとっては風格のある上質素材の証です。 #unsymmetry #goatleather #goat #meshbag #meshshoulderbag #colors #liscio #italyleather #europeangoat #カラーズ #colorsinstag https://www.instagram.com/p/B4_VwocJhJp/?igshid=10t9pk0fk0us5
0 notes
UN-SYMMETRY EUROPEAN GOAT LEATHER & LEATHER MESH SHOULDER BAG BLACK MADE IN JAPAN 🇯🇵 ¥34,000(税込¥37,400) https://shop.colors-store.com/?pid=142366365 UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)の内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグとイタリア製※LISCIO(リスシオ)の レザーメッシュバッグを組み合わせリベットで留めショルダーバッグにした定番のバッグです。 残り少なくなってまいりました。 メッシュバッグ部分は、1枚革に切り込みを入れることにより立体的になるようにデザインされている UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)オリジナルデザインのユニークなメッシュバッグで、シーズンによって素材や形を 変えてリリースされています。 今シーズンは、内側に程よい厚みがありながら柔らかく、滑らかでマットな質感の高級ヨーロピアンゴートレザーのバッグを使い、外側のメッシュの部分にはイタリア製のLISCIO(リスシオ)という程よい厚みがありながら、 滑らかな質感とソフトさを感じさせる上質な革を使って、ショルダータイプでリリースされました。 一般的にゴートレザーは、サラッとしなやかでソフトな触り心地でありながら、非常に頑丈なレザーといわれています。 ヨーロピアンゴートレザーのバッグの裏地は、かつてアメリカの某有名家具店などでも使用されたことのある高級ファブリックのエメラルドグリーンとブラックのジャガードインド製生地が贅沢にも施された、見えないところにも デザイナーのこだわりが感じられる作りです。 内側のバッグもメッシュバッグも非常に柔らかく、肌触りもソフトで高級感とエレガントさを感じさせる仕上がりです。 内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグのマットな質感があり落ち着きある雰囲気を、外側のBLACKメッシュの LISCIO(リスシオ)の革が全体の印象をグッと引き締め、高級感とどこかノスタルジックな雰囲気を演出しています。 色は、同じブラックで敢えてコントラストを付けず上品に、革の素材感のコントラストを見事に調和させているのが UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)ならではです。 素材自体の魅力を活かし、上品さとカジュアルさが良いバランスで共存している為持つ人や合わせる服によって、 様々な印象で持つ事が出来ると思います。 職人の手により一つ一つハンドメイドでつくりだされているこちらのバッグはシンプルな作りの中に人の手の温もりを 感じることができる仕上がりです。 あたかも『シャレード』でAudrey Hepburnが、『勝手にしやがれ』でJean Sebergが『サントロペブルース』でMarie Laforetが、 『ある愛の詩』でAli MacGrawが持っていたような端正でノスタルジックな雰囲気です。 カジュアルスタイルにもドレスアップしたスタイルにもいろいろなコーディネートを楽しんで頂けると思います。 カラーは、ブラックのみです。 ※【LISCIO】 「LISCIO」はイタリア語で『滑らか』という意味があります。 その名の通り吟面はスムースな仕上げで渋なめし独特のしっとりとした深みを醸 し出しています。 イタリア植物タンニンなめし協会が認める古典的な渋なめしの製法の中でも、牛脂をメインとした100有余年の 伝統的な「バケッタ製法」で作られた革素材です。 そんな伝統のヌメ革を鞣しているサンタクローチェにあるタンナーは、「革らしい革」作りのために気の遠くなる時間をかけ、 こだわりのレシピを 使用する明確なコンセプトに基づいて染め鞣しをしている希少なタンナーになります。自然素材の味を生かす薄化粧仕上げのため生前の傷やトラ(首部分のシワ)などは隠れにくい反面、 使い込むほどに艶と味の増す風合いは革を知る者にとっては風格のある上質素材の証です。 #unsymmetry #goatleather #goat #meshbag #meshshoulderbag #colors #liscio #italyleather #europeangoat #カラーズ #colorsinstag https://www.instagram.com/p/B3EQVWwlimS/?igshid=5c46usg0rows
0 notes
UN-SYMMETRY EUROPEAN GOAT LEATHER & LEATHER MESH SHOULDER BAG BLACK MADE IN JAPAN 🇯🇵 ¥34,000(税込¥36,720) http://shop.colors-store.com/?pid=142366365 UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)の内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグとイタリア製※LISCIO(リスシオ)の レザーメッシュバッグを組み合わせリベットで留めショルダーバッグにした定番のバッグです。 メッシュバッグ部分は、1枚革に切り込みを入れることにより立体的になるようにデザインされている UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)オリジナルデザインのユニークなメッシュバッグで、シーズンによって素材や形を 変えてリリースされています。 今シーズンは、内側に程よい厚みがありながら柔らかく、滑らかでマットな質感の高級ヨーロピアンゴートレザーのバッグを使い、外側のメッシュの部分にはイタリア製のLISCIO(リスシオ)という程よい厚みがありながら、 滑らかな質感とソフトさを感じさせる上質な革を使って、ショルダータイプでリリースされました。 一般的にゴートレザーは、サラッとしなやかでソフトな触り心地でありながら、非常に頑丈なレザーといわれています。 ヨーロピアンゴートレザーのバッグの裏地は、かつてアメリカの某有名家具店などでも使用されたことのある高級ファブリックのエメラルドグリーンとブラックのジャガードインド製生地が贅沢にも施された、見えないところにも デザイナーのこだわりが感じられる作りです。 内側のバッグもメッシュバッグも非常に柔らかく、肌触りもソフトで高級感とエレガントさを感じさせる仕上がりです。 内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグのマットな質感があり落ち着きある雰囲気を、外側のBLACKメッシュの LISCIO(リスシオ)の革が全体の印象をグッと引き締め、高級感とどこかノスタルジックな雰囲気を演出しています。 色は、同じブラックで敢えてコントラストを付けず上品に、革の素材感のコントラストを見事に調和させているのが UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)ならではです。 素材自体の魅力を活かし、上品さとカジュアルさが良いバランスで共存している為持つ人や合わせる服によって、 様々な印象で持つ事が出来ると思います。 職人の手により一つ一つハンドメイドでつくりだされているこちらのバッグはシンプルな作りの中に人の手の温もりを 感じることができる仕上がりです。 あたかも『シャレード』でAudrey Hepburnが、『勝手にしやがれ』でJean Sebergが『サントロペブルース』でMarie Laforetが、 『ある愛の詩』でAli MacGrawが持っていたような端正でノスタルジックな雰囲気です。 カジュアルスタイルにもドレスアップしたスタイルにもいろいろなコーディネートを楽しんで頂けると思います。 カラーは、ブラックのみです。 ※【LISCIO】 「LISCIO」はイタリア語で『滑らか』という意味があります。 その名の通り吟面はスムースな仕上げで渋なめし独特のしっとりとした深みを醸 し出しています。 イタリア植物タンニンなめし協会が認める古典的な渋なめしの製法の中でも、牛脂をメインとした100有余年の 伝統的な「バケッタ製法」で作られた革素材です。 そんな伝統のヌメ革を鞣しているサンタクローチェにあるタンナーは、「革らしい革」作りのために気の遠くなる時間をかけ、 こだわりのレシピを 使用する明確なコンセプトに基づいて染め鞣しをしている希少なタンナーになります。自然素材の味を生かす薄化粧仕上げのため生前の傷やトラ(首部分のシワ)などは隠れにくい反面、 使い込むほどに艶と味の増す風合いは革を知る者にとっては風格のある上質素材の証です。 #unsymmetry #goatleather #goat #meshbag #meshshoulderbag #colors #liscio #italyleather #europeangoat #カラーズ #colorsinstag https://www.instagram.com/p/BzryAcil4BQ/?igshid=1n2z0hxzw2ni2
0 notes
UN-SYMMETRY EUROPEAN GOAT LEATHER & LEATHER MESH SHOULDER BAG BLACK MADE IN JAPAN 🇯🇵 ¥34,000(税込¥36,720) http://shop.colors-store.com/?pid=142366365 UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)の内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグとイタリア製※LISCIO(リスシオ)の レザーメッシュバッグを組み合わせリベットで留めショルダーバッグにした定番のバッグです。 残り少なくなってまいりました。 メッシュバッグ部分は、1枚革に切り込みを入れることにより立体的になるようにデザインされている UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)オリジナルデザインのユニークなメッシュバッグで、シーズンによって素材や形を 変えてリリースされています。 今シーズンは、内側に程よい厚みがありながら柔らかく、滑らかでマットな質感の高級ヨーロピアンゴートレザーのバッグを使い、外側のメッシュの部分にはイタリア製のLISCIO(リスシオ)という程よい厚みがありながら、 滑らかな質感とソフトさを感じさせる上質な革を使って、ショルダータイプでリリースされました。 一般的にゴートレザーは、サラッとしなやかでソフトな触り心地でありながら、非常に頑丈なレザーといわれています。 ヨーロピアンゴートレザーのバッグの裏地は、かつてアメリカの某有名家具店などでも使用されたことのある高級ファブリックのエメラルドグリーンとブラックのジャガードインド製生地が贅沢にも施された、見えないところにも デザイナーのこだわりが感じられる作りです。 内側のバッグもメッシュバッグも非常に柔らかく、肌触りもソフトで高級感とエレガントさを感じさせる仕上がりです。 内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグのマットな質感があり落ち着きある雰囲気を、外側のBLACKメッシュの LISCIO(リスシオ)の革が全体の印象をグッと引き締め、高級感とどこかノスタルジックな雰囲気を演出しています。 色は、同じブラックで敢えてコントラストを付けず上品に、革の素材感のコントラストを見事に調和させているのが UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)ならではです。 素材自体の魅力を活かし、上品さとカジュアルさが良いバランスで共存している為持つ人や合わせる服によって、 様々な印象で持つ事が出来ると思います。 職人の手により一つ一つハンドメイドでつくりだされているこちらのバッグはシンプルな作りの中に人の手の温もりを 感じることができる仕上がりです。 あたかも『シャレード』でAudrey Hepburnが、『勝手にしやがれ』でJean Sebergが『サントロペブルース』でMarie Laforetが、 『ある愛の詩』でAli MacGrawが持っていたような端正でノスタルジックな雰囲気です。 カジュアルスタイルにもドレスアップしたスタイルにもいろいろなコーディネートを楽しんで頂けると思います。 カラーは、ブラックのみです。 ※【LISCIO】 「LISCIO」はイタリア語で『滑らか』という意味があります。 その名の通り吟面はスムースな仕上げで渋なめし独特のしっとりとした深みを醸 し出しています。 イタリア植物タンニンなめし協会が認める古典的な渋なめしの製法の中でも、牛脂をメインとした100有余年の 伝統的な「バケッタ製法」で作られた革素材です。 そんな伝統のヌメ革を鞣しているサンタクローチェにあるタンナーは、「革らしい革」作りのために気の遠くなる時間をかけ、 こだわりのレシピを 使用する明確なコンセプトに基づいて染め鞣しをしている希少なタンナーになります。自然素材の味を生かす薄化粧仕上げのため生前の傷やトラ(首部分のシワ)などは隠れにくい反面、 使い込むほどに艶と味の増す風合いは革を知る者にとっては風格のある上質素材の証です。 #unsymmetry #goatleather #goat #meshbag #meshshoulderbag #colors #liscio #italyleather #europeangoat #カラーズ #colorsinstag https://www.instagram.com/p/BxtzNcED-MW/?igshid=1qhk4oit5vpnn
0 notes
UN-SYMMETRY EUROPEAN GOAT LEATHER & LEATHER MESH SHOULDER BAG BLACK MADE IN JAPAN 🇯🇵 ¥34,000(税込¥36,720) http://shop.colors-store.com/?pid=142366365 UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)の内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグとイタリア製※LISCIO(リスシオ)の レザーメッシュバッグを組み合わせリベットで留めショルダーバッグにした定番のバッグです。 SOLD OUTになっていましたが、再入荷致しました。 メッシュバッグ部分は、1枚革に切り込みを入れることにより立体的になるようにデザインされている UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)オリジナルデザインのユニークなメッシュバッグで、シーズンによって素材や形を 変えてリリースされています。 今シーズンは、内側に程よい厚みがありながら柔らかく、滑らかでマットな質感の高級ヨーロピアンゴートレザーの バッグを使い、外側のメッシュの部分にはイタリア製のLISCIO(リスシオ)という程よい厚みがありながら、 滑らかな質感とソフトさを感じさせる上質な革を使って、ショルダータイプでリリースされました。 一般的にゴートレザーは、サラッとしなやかでソフトな触り心地でありながら、非常に頑丈なレザーといわれています。 ヨーロピアンゴートレザーのバッグの裏地は、かつてアメリカの某有名家具店などでも使用されたことのある高級ファブリックのエメラルドグリーンとブラックのジャガードインド製生地が贅沢にも施された、見えないところにも デザイナーのこだわりが感じられる作りです。 内側のバッグもメッシュバッグも非常に柔らかく、肌触りもソフトで高級感とエレガントさを感じさせる仕上がりです。 内側のヨーロピアンゴートレザーのバッグのマットな質感があり落ち着きある雰囲気を、外側のBLACKメッシュの LISCIO(リスシオ)の革が全体の印象をグッと引き締め、高級感とどこかノスタルジックな雰囲気を演出しています。 色は、同じブラックで敢えてコントラストを付けず上品に、革の素材感のコントラストを見事に調和させているのが UN-SYMMETRY(アンシンメトリー)ならではです。 素材自体の魅力を活かし、上品さとカジュアルさが良いバランスで共存している為持つ人や合わせる服によって、 様々な印象で持つ事が出来ると思います。 職人の手により一つ一つハンドメイドでつくりだされているこちらのバッグはシンプルな作りの中に人の手の温もりを 感じることができる仕上がりです。 あたかも『シャレード』でAudrey Hepburnが、『勝手にしやがれ』でJean Sebergが『サントロペブルース』でMarie Laforetが、 『ある愛の詩』でAli MacGrawが持っていたような端正でノスタルジックな雰囲気です。 カジュアルスタイルにもドレスアップしたスタイルにもいろいろなコーディネートを楽しんで頂けると思います。 カラーは、ブラックのみです。 ※【LISCIO】 「LISCIO」はイタリア語で『滑らか』という意味があります。 その名の通り吟面はスムースな仕上げで渋なめし独特のしっとりとした深みを醸 し出しています。 イタリア植物タンニンなめし協会が認める古典的な渋なめしの製法の中でも、牛脂をメインとした100有余年の 伝統的な「バケッタ製法」で作られた革素材です。 そんな伝統のヌメ革を鞣しているサンタクローチェにあるタンナーは、「革らしい革」作りのために気の遠くなる時間をかけ、 こだわりのレシピを 使用する明確なコンセプトに基づいて染め鞣しをしている希少なタンナーになります。自然素材の味を生かす薄化粧仕上げのため生前の傷やトラ(首部分のシワ)などは隠れにくい反面、 使い込むほどに艶と味の増す風合いは革を知る者にとっては風格のある上質素材の証です。 #unsymmetry #goatleather #goat #meshbag #meshshoulderbag #colors #liscio #italyleather #europeangoat #カラーズ #colorsinstag https://www.instagram.com/p/BwjH2EjnMac/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=mrx4xefb2csp
0 notes