#ガバメントを持った少年
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mangacapsaicin · 2 years ago
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shinobu kaze’s the boy who has government || 風忍の『ガバメントを持った少年』
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strangemonochromes · 6 months ago
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Violence & Peace (ガバメントを持った少年) // Shinobu Kaze
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kiitatakita · 5 years ago
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聴講メモ 堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会共同シンポジウム ~個人情報保護法の見直しと医療・防災における個人情報の利活用~
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料等からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
開催案内:https://horibe-morita20190820.peatix.com/ 日 時:2019年8月20日(火)10:00〜17:30 会 場:津田塾大千駄ヶ谷キャンパス 主 催:堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会 共 催:一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)     一般財団法人情報法制研究所(JILIS) 後 援:個人情報保護委員会     国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター      理化学研究所AIP(依頼中)     情報法制学会(ALIS)     情報ネットワーク法学会     一般財団法人日本情報経済社会推進協会     一般財団法人日本データ通信協会     株式会社KDDI総合研究所
(以下、敬称略)
※午前は聴講できず。メモ無し。
総合司会:高野一彦 関西大学教授・堀部情報法研究会理事
開会 10:00 開会の挨拶 堀部 政男 堀部情報法研究会 会長
第1部:我が国における個人情報保護法制のこれから
10:05〜10:35(30分) 1.基調講演「個人情報保護委員会の設置と役割」   堀部 政男 一橋大学名誉教授、前個人情報保護委員会 委員長、KDDI総合研究所 招聘研究員 10:35〜10:55(20分) 2.個人情報保護法三年ごと見直し(法改正)に向けて(ビデオ)  宍戸 常寿  東京大学教授 10:55〜12:30(95分) 3.パネルディスカッション 「個人情報保護法の見直し:中間整理とパブコメ」 司会:高野 一彦  関西大学教授 小向 太郎  日本大学教授 佐脇 紀代志 個人情報保護委員会事務局 鈴木 正朝  新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長 山本 龍彦  慶應義塾大学教授
12:30〜13:30 昼食(60分)
第2部:我が国における医療情報の利活用 13:30〜14:00(30分) 4.基調講演「個人情報が命を救う! 〜 医療と防災における個人情報の活用と保護のバランス〜」  森田 朗  森田行政学研究会 会長、津田塾大学教授・東京大学名誉教授、一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)理事長
医療情報を活用する、日本の医療、世界の医療の発展のために活用すべき。JUMPで活動。
IT推進本部デジタルガバメント分科会会長。
デジタル化がもたらすもの 先進諸国のめざす方向 マイナンバーの活用推進
『第3の波』でも指摘されているが、IT技術をもっと活用すべき。 個人情報の活用、IT技術の活用にはリスクもある。リスクをコントロール、最小化し、ベネフィットを最大にする。
給付、サービスの最適化 一定の基準で平等、公正に。正確に、早くするために個人IDの活用
民間企業が利益のために活用することによる問題
今日の議論における欠落  比較衡量の視点の必要性  リスクを最小化しつつ、メリットを最大化する リスク”ゼロ”は非現実的  私的企業活動と公共的利用  通常時の制限と非常時の活用 利用制限と収集制限   収集しても利用を制限する方法もある  制度整備の促進を 被害者の救済策と被害拡大の抑制   ある程度のリスクが発現した場合に、どうやって被害を最小化するか
現代の医療  疾病構造の変化 高齢化と生活習慣病  医療技術の発展 個別化医療 希少疾病  医療政策の転換 治療から予防へ これらを実現するためには、全国民についての生涯にわたる健康情報の蓄積が必要 PHR
医療分野における情報活用 1.個々の患者に対する最適な医療の提供 2.生涯にわたる国民の健康管理 3.医学及び医���品・医療機器等のイノベーション 4.医療資源の最適配分 5.医療保険財政の持続可能性
国民IDと情報の結合  全国民に付番されたIDに基づいて、各所に保存されている健康情報を紐づけられることが必要  →個人情報保護との調整が必要  現状:レセプト(NDB)、DPC、がん登録、特定健診等の既存のDBの結合が課題  医療分野におけるIDの活用は決定済。ただし、マイナンバーは使用しない。被保険者番号を使用し、識別子を使って過去の被保険者情報と結合  ①研究・開発のために匿名化されたビッグデータの活用  ②個別患者の治療において、過去の診療情報の活用を可能に    機微性の高い情報にどうやってアクセスするか
医療等情報の連結推進に向けた被保険者番号活用の仕組みに関する検討会 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05744.html
災害時の個人情報活用  災害時   多数の被災者と限られた救済資源   効率的な安否確認、家族等の安否・所在確認の必要性   医薬品等の必要物資の調達とデリバリー   避難所での生活支援  海外   ID(カード)の活用による情報の結合と共有   非常時における本人確認と救済支援活動の効率化   日常的な個人情報システムの整備   個人情報保護の仕組みと有効かつ効率的システムの構築 リスク評価を含む費用対効果の分析
非常時に使うためには平時に情報の蓄積が必要だが、リスクを無視していいというものではない。 比較評価をして、便益、リスクを取捨選択しなければならない
システムを作るときのコストは産出されるが、長期的なベネフィットは試算されていない
14:00〜14:30(30分) 5.「個人情報保護と医療・医学研究 憲法の観点から」  曽我部 真裕 京都大学教授
基本権同士の調整の問題 情報法の問題であるとともにその背景にある憲法の問題でもある
多くの憲法学者は、憲法で保障されるプライバシー権には自己情報コントロール権が含まれ、個人情報保護制度はそれを具体化したものであるとする。
憲法学説の主流:自己情報コントロール権説  憲法13条で保障 プライバシー権理解は私人間にも通用
佐藤説 道徳的自律存在としての個人
自己決定の観念  実定法上、どの程度貫徹されているか  そもそもなぜ自己決定が必要なのか?
個人情報保護法において同意が果たす役割は限定的  行政機関個人情報保護法では更に余地は限られている。
GDPRではもっと同意��プレゼンスは大きいが、限られている。
それ自体が人格的自律に深くかかわるようなものとは異なり、プライバシーの文脈での情報自己決定は、ごく一部のセンシティブ情報を除けば、それ自体が人格的自律に関わるものでは必ずしもなく、手段的なものだと理解される。
社会通念上不当な取り扱い及びそれに起因する不利益を防止するのが目的で、自己紹介・同意の要素は基本的はそのための手段
「同意」は本当に有効か
医療の発展による社会全体の便益 学問の自由 介入制限 研究者共同体の自律
個人情報保護法76条1項3号の趣旨は? 実体法的? 権限分配的?
2000個問題 研究倫理指針
規制の統一性
論究ジュリスト24号
14:30〜15:00(30分) 6.「医療分野におけるAIの活用と法的課題」  新保 史生  慶應義塾大学教授
汎用型AIの開発は途上 薔薇色の夢から現実的な用途へ
AI利用への信頼は?
AIによる読影 医師の診断と異なる場合は?
インフォームドコンセントが意志の責任軽減の手段になってしまう?
希少疾患は患者が分かってしまう確率が高い。通常の疾患でも6割程度は特定可能
過剰反応と過小評価
カルテ等の診療情報の活用に関する検討会報告書
診療録の作成・保存は義務
責任の所在が問題
東京地判平成7年7月28日  承諾が必要
自己決定を由来としてインフォームドコンセント
説明すればいいのか?
自己情報の開示請求権の行使という考え方もできる
21st Century Cures Act
第3部:我が国における防災情報の課題 15:15〜15:45(30分) 7.「防災と名簿」  加藤 尚徳  KDDI総合研究所・理化学研究所AIP
防災と2000個問題 南海トラフ地震 要配慮者名簿の取扱
医療トレーサビリティ推進協議会
真備地区の水害と個人情報の問題  避難所により避難者情報の取扱いに違い  体育館に紙の名簿を張り出すところもあった  受付票の電子化を住民が申し出たが、個人情報への配慮から行われず  別の小学校では住民の個人のPCで入力し、出力したものを張り出した
協力機関に受付票は開示されなかった
被災者 「何回も何回も、同じことを聞かれた」
発災する前に必要な情報は取得する必要がある
倉敷市連合医師会  個人情報保護の観点から情報が共有できない  どこに誰がいるのかさえ分からない   昼間、作業している人に晩御飯がない…  必要な支援��繋げられない   在宅被災者の問題 自宅から動けない人と医療
指定避難所に逃げられない 名簿の重複とメンテナンス
災害に関連した3つの名簿  要支援者名簿…事前に名簿化   共有前提 要支援者の定義にばらつき 手上げ方式  避難所名簿   複数作られる 管理者不明・不在の名簿 名簿の拡散  被災者台帳…行政(基礎自治体)が作成 住基台帳とリンク   罹災証明の発行に使われることも 物が中心
3つの名簿は相互関係がないので、紐付けできない
基礎自治体ごとに作られるので、リンクしない 非住民は捕捉できない
単一ID(国内)を使った紐付け+お薬手帳、レセプト、銀行口座、センシングデータ 等々
IDの悉皆性を担保できるか 異同を捕捉できるか 時間軸の中でシームレスに繋げられるか 他の情報追加できるか
レセプトデータ(GS-1コード)
第4部:総 括 15:45〜17:20(95分) 8. パネルディスカッション 「防災、医療と個人情報の利活用」  司会 森田 朗 津田塾大学教授/JUMP理事長  鈴木 正朝  新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長  山本 龍彦  慶應義塾大学教授  加藤 尚徳  KDDI総合研究所・理研AIP
す 3・11で問題が浮上。もう1つの問題は老々介護。医療・防災についてはみんなが考えてくれる。具体的な利活用の問題はシンパシーを得やすい。共通、具体的な問題から考えていく。
や 医療IDを用いた連携については監視国家論からの批判があるが、自分は肯定的である。自由の促進の面もある。システムを作り、どういう場面でファイアウォールを引き抜くのか?医療情報の利用目的は多様。「公共の福祉」の濫用は不信感を招く。製薬会社がどれくらい責任を持つのか?AI関係ではデータの偏りの問題がある。少数派の診断の品質。 スマホを持っていない人の情報は取りこぼされる。
か 防災の場合は、FWを引っこ抜く時期は明白だが、事前の情報収集をどう進めるか。IDがないが故のFW無し状態。バックグラウンドで動くIDは不可欠ではないか。
も 行政の現場で、どういうときに何が必要なのか。認知症で独居の高齢者をどうやって助けるのか。その人達に同意を取るということは?
す 日本の戸籍制度は世代間を貫いて情報が整理されている。一方で、新たなDBは腫れもの扱いされている。 平時の有事に備えた名簿整備は生存権に関わる。法制度が父権主義的に立ち入ることについて提示し、反応を見てもいいのではないか。理論を緻密に積み上げ、やっていいこと、やってはいけないことを考える。
や 同意至上主義、同意絶対主義というのは、��この地域、どこの国でも取っていない。リスクを防ぐための保護を先に考える必要がある。リスクを踏まえた制度作りが必要。集合的同意の調達と制度 地域包括ケアにおける同意の弊害については、平時のFWであり、発災時の利用をどうするか、正当に使うことをどうやって担保するか。
か 「同意」といった場合、誰に対する同意なのかで違ってくるのではないか。対国家と私人間では違うのではないか。p2pかc2pか2gか。主体をベースに考えられていた同意が、目的に依ってくるのではないか。 データ活用における財政目的をどう考えるのか。
や 保険医療制度の維持と密接に関係している。パブリックなインタレストとガバメントのインタレストが混同されることがある。財政はパブリックというよりもガバメントの利益。ガバメントの利益であることを正面から言って、説明を尽くす。ナッジの議論、健康ファシズムの問題。ナッジが効きすぎると強制になってしまう。
も 財政上に必要なのはアグリゲートされたデータ。個票ベースのデータは必要だが、必要なのは蓄積と数量。エビデンスベースドポリシーメイキング 基礎データを集めておくことは国民にとってプラスになるが、何の為に、誰に使わせるかは注意が必要。 データを資源としてどのように評価するか。
す 金の切れ目が命の切れ目になるのが社会保障制度の問題。国内の分断が共感ベースでの社会保障を切断しかねない。憲法がどこまで支えてくれるのか。 DBの便益を最大化し、リスクを最小化するために、憲法が防波堤になるように、今のうちに検討すべきではないか。大きな弊害の前哨戦として。 最低限をどこに設定するか、価値観の確認をしたい時期。
や 憲法が要請している福祉国家の在り方自体を再検討すべき時期であるということには同意する。どこが民主主義に委ねることができない部分か。救貧の部分はそれであるが、防貧と混同されている。生活保護制度は救貧である。
か 組織的なボランティアは情報もきれいに使う。海外での支援の経験があり、費用についても計画的。精神論で乗り切るのは勘弁してほしい。根性論で社会設計して、根性論で乗り切れというのはあんまりだ。データを蓄積して分析していくことが必要。防貧の面でお金を削っても生きていけるだろうというのは根性論。データを積み上げ、緻密に見ていくべきではないか。
す エビデンスベースで政府を小さくしていくというのが大局であろうが、様々なデータで支えていくしかないだろう。濫用を規制し、どのようなデータを集めるかはパターナリスティックに政府が進めるしかない。この分野に注力するというのを決める。濫用抑止の為に透明性を高めて欲しい。資格の確認、直罰規定などで確認ができるように、権力側の動きを可視化できるように、制度を作ったうえで、プログラムによる社会へ。愚行権と全体に関わる部分の切り分けが必要
や ボランティアに税制的な優遇措置やポイント付与というやり方もあるし、スコアと結びつけるやり方もあるが、それも問題が出てくるのではないか。
か 仕組みがないと情報が使えない、情報が保護できないというところがある。情報管理の仕組み、資格を作って、災害時の情報管理を行うということはどうだろうか。防災の局面では必須ではないか。
も 情報をどうするかということを考えるときに、自由権が重要ではあると思う。 20世紀の後半からは受給権が重要になってきた。「健康で文化的な最低限度の生活」をエビデンスに基づいて決めるためにはきめ細かいデータ���必要ではないか。
や どれくらいのお金が必要で、どのようなアーキテクチャが必要なのか、エビデンスに基づいて国民の同意を得ることが必要。データを出すために、どれくらいの特定性が必要なのかは重要。マイナス面をきちんと言っておくのは必要。
も 民主的に政治で決めると言った時に、1票の価値を厳密に同じにするということはどれくらい重要か。
や 最高裁は1対1を憲法は厳密に要請してはいないとしている。
も 都市部の利益が反映されやすい。政治的なバイアスが出てくるのではないか。選挙制度のもたらすバイアスをどうやって是正するか。 世代ごとに代表権を変えるという議論もある。少なくともそういう事実があるということをデータとして出していく、その為のデータ収集は必要。
す エビデンスの一定割合は個々人のデータになり得る。ルールメイキングをする場所をある程度、収斂していく必要があるだろう。人口減少で地方自治が全うできないという段階に至った時に、地方の仕事と中央の仕事を仕分けていくときに、個人情報の扱いを寄せていく必要があるのではないか。 広域災害時のルールはどうなるのか。法治国家の空白ができてしまうのか。テロの時はどうなるのか。先送りはできない。今回の改正でどうなるのか。
も AIが入って来た時にどうなるのか。
や 医療、防災とAIではデータの偏りが気になる。どういうデータを使ったのかが重要になる。マイノリティを弾いてしまうということがあり得る。アルゴリズムの適正さ、データの公正さをチェックする機関が必要になるのではないか、検証可能な仕組みも必要では。
か AIとデータの処理という観点から考えると、偏りによる差別をどう防止するか。処理の禁止、処理に付されない権利の保障、処理に対して異議申し立てをできる権利が考えられるが、最後のものが重要ではないか。 探索の為に解析する段階では広範なデータが必要になる。防災のように万人の命が懸かっているものについては、対象からの除外ではなく、結果に対する異議申し立てが最適ではないか。
す 防災においてはAIによる意思決定支援が初動段階ではあっていいのではないか。 日本はAIでも劣後するのではないか。ゴミデータではなく、構造化され、クレンジングされたデータがでてきた時に初めてAIを使えるのではないか。 やってはならないことをピン止めする。
も AIを入れなかった場合、なんでやるのか。開業医の高齢化が進んでいる。支援をさせる仕組みを入れる方が良いのではないか。高齢者の運転事故の問題もある。災害の場合、非日常の判断を求められる。判断の支援を積極的に考えて良いのではないか。
閉会 17:20〜17:30 閉会のことば  森田 朗   森田行政学研究会 会長
何の為に法制度があるのか。日本社会が変わりつつある今、維持するために、何をすべきか。 基本的なデータを集め、利用については厳しいチェックを入れる。FWを具体的にどのようにしていくのか議論すべき。
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kamitaba · 4 years ago
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風忍自薦短編集 ガバメントを持った少年 / 太田出版
風忍
古書
アングレームで受賞したと聞いて。
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skf14 · 5 years ago
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02190221-4
「こんにちは。照り焼きチキン一つとブラックコーヒー、ください。」
「こんにちは。お疲れ様です。いつものですね。650円です!」
移動販売車でサンドイッチを売る彼女に見惚れてから、毎日のように昼休みの行列に並んでいる俺はなかなかマメな男だと思う。昼なんてそもそも食べることすら少なかったのに、今や毎食サンドイッチ。健康なのか不健康なのか。
今日、俺の後ろには誰も並んでいなかった。ここらはオフィス街で、彼女の存在を認識してる輩は沢山いる。今だ、と、商品の支度をしている彼女へ、ここぞとばかりに話しかけた。
「ねえ、どうしてこの店を?」
「ああ、私、元々パン屋をしてたんです。でも、お店構えてるだけじゃ、お客様がなかなか増えなくて。なので、こうしてお昼時に働く皆様へ、直接お届けしてるんです。」
ありがとうございました、またいらしてください。と笑顔で渡された紙袋を受け取りながら、職場へと戻るこの時間が幸せで堪らない。社畜の唯一の安らぎ。
戻ったオフィスで、呆れ顔の奴に絡まれた。ここ数日俺の食べてるサンドイッチが気になってるらしいが、ライバルを増やす気はない。申し訳ないが、奴には情報を与えていない。仕事上では味方であっても、今は敵。
「またそれかよ、アンタサンドイッチに命でも救われたの?」
「あはは、そうかも。顔のウケがいいんだよなぁ、感謝。」
「自分で言うかね、それ。昼飯なんてらしくない。」
「食べてみると案外良いものだよ。お前こんなとこに引きこもってないで、昼飯くらい食えばいいのに。」
「は、結構です。」
嫌味を言われたって何も響かない。ああ、出会いは唐突に、偶然の積み重ねで生まれる物語。
そこから、わざと遅い時間を狙って彼女を尋ねては、色々な話をした。なぜパンが好きなのか、好きな本のこと、映画のこと。彼女を知れば知るほど、興味が湧いた。1日に交わせる会話が多くない分、日々コツコツと彼女との時間を積み重ねていった。
そうして彼女と出会ってから2ヶ月ほど経った頃、いつもと同じようにサンドイッチを買いに行くとそこ��は、いつもと違う、悲しげな顔を必死で笑顔に変えている彼女の姿があった。
「何��、あったんですか。」
「あ、いらっしゃいませ!今日も、いつものにされますか?」
「ねぇ。どうしたの。」
車内の彼女の細い腕を思わず掴むと、一瞬体をぴくりと震わせたあと俯いてしまった。やりすぎたか、と手を離した刹那、彼女のか細い声が聞こえる。
「今夜、20時に、向かいの喫茶店で会えませんか。」
「20時ね、大丈夫だよ。待ってる。」
その時感じた動悸は、当たって欲しくない部類の不安を感じ取ったものだった。でも俺は知っている。こういう時の勘は、当たるものだと。
「末期の膵臓癌が、見つかったんです。」
「それは君に?それとも、旦那さん?」
「え、あ、旦那に、です。」
「その...聞きにくいんだけど、余命、は?」
「もう、半年も持たないだろうって...」
言葉を失って泣き始めた彼女へ、そっとハンカチを手渡して思案する。話すべきか、手を差し伸べるべきか。結果によっては彼女は不幸になるかもしれない。ただ、俺は、こうして目の前で絶望の色を浮かべて泣いている彼女を今、助けたい。それしか考えられなかった。
「貴女に隠していたことがあるんだ。」
彼がそっと取り出した名刺には、なんだかよく分からない横文字の肩書きに混ざって、「メディカル」の文字があった。まさか。
「医師、ではないんだけど。うちの会社は、新薬の開発と、それに係る臨床実験を行なってる。一応、政府直属の機関として。」
トントン、と指し示した箇所にガバメント、の文字。成る程。学のない私には分からない、遥か遠い世界のきっと凄く高いビルで働いてるエリートなんだわ、この人。確かにいつも、紺無地のスリーピースを着て、靴も綺麗だった。でも、どうして今これを?
「実は今、末期癌に効果のある新薬の開発に携わってるんだ、俺。」
「えっ?」
「まだ未認可の薬で、治験の許可もまだ降りてない。ただ、マウスでは既に絶大な効果があると証明されてる。」
「何、それ...その薬があれば、あの人は、」
「そう、助かる。」
もう何も見えないと思っていた世界に、微かに光が差したように見えた。それはとても淡くて、また雲が流れてくれば一瞬で見失ってしまうようなそんな光だったけれど、でも、私はそれに向かって手を伸ばす以外の方法を知らない。
「ただ、一つ、その薬を使用するにあたって条件がある。」
「何?」
「それは、契約を結んでからでないと言えない。ごめん。今の政府は例の宇宙人達と密接に繋がっていて、政府に関わる人間の会話は基本傍受されるようになったんだ。俺も話せるギリギリまで今話してる。」
「...私も、旦那も、元気で生きられるようになるのよね。」
「ああ。あの薬で治療されれば、確実に。条件も、命や健康に関わることでは一切ない。」
それなら、と、覚悟は出来ていた。涙で滲んでいた視界を拭って、少し不安そうにその提案をしてくれた彼を見つめて、息を吸って、少し吐く。頭を下げ、一言。
「お願いします。彼を、助けてください。その為なら、どんな契約でも致します。」
「分かった。ありがとう。じゃあ、この紙に貴女と、彼の署名を。契約内容は、「持てる権利を全て、この治験の責任者である俺に委ねる」こと。勿論、命の保証はする。危ないことはさせない。」
もう最早日常と化してしまった、唐突に空間に現れたその紙を手渡される。彼の名前の欄は空白になっている。彼の、少し色素の薄い茶色の目を見つめて、また溢れそうになる涙を堪えて、深々と頭を下げた。まだ夢見心地で、こんな奇跡が起こっていいのか、とにかくよく分からないまま、毎日サンドイッチを買ってくれるお客さんが神様だったと、それだけは身に染みて分かった。
今から病院へ行って署名をしてもらう、と告げると、彼は私から伝票を取り上げて、行って来てください。名前さえ書いてもらえれば、あとは勝手に回収するから。お代は、ここのコーヒー代で結構です。と微笑んでくれた。
浮き足立つ気持ちが抑えられない。駆け出した背中で、喫茶店の扉がカランコロンと閉まる小気味のいい音が聞こえた。
「ありがとう。貴女のサンドイッチ、好きだったよ。」
後悔していないと言えば、嘘になる。ただ、こうして彼が元気になって私と共に暮らしてくれている現実がある以上、何も言えない。あの男は、薬剤の投与が終わった後ふらりと姿を消して、それきり一度も私たちの前に現れない。ただ、政府の宇宙人達が、生きていく上で最低限の物資を供給してくれる。ただ、それだけ。
私と彼は、人権を無くした生き物になった。
想像し難いこの状況は、野良人間、とでも言えばいいのだろうか。街を歩けばジロジロと見られ、電子機器は全て所持を制限された。住む家は奪われ、政府の人間が用意した小屋で2人、生活している。互いに会話することは出来るが、周りの人間に対して話しかけても回答は得られない。お腹が空いたらご飯のお皿を鳴らす、投げる、持ってうろうろする。そういった意思表示しか許されなくなった。
部屋には無数の監視カメラ、勿論全ての権利を捨てた私達に、プライバシーはない。自ら死ぬ権利もなく、どこの誰からか分からない寿命を互いに50年与えられ、「番」と呼ばれるペアになって、こうして、地べたを這いつくばって生きている、毎日。生きている、と呼べるのか?分からない。
眠る前、主人と愛を確かめ合う癖がついた。私達は、私たちの中に限って、まだ人間でいられた。思想は自由だ、権利を奪っても奪われない。私達は下衆のお遊びに巻き込まれた、善良な市民。人間。
考えたくはないが、あの男がいなければ、今ここに、彼はいない。そう思えば、命があって最低限の生活は保たれていて、考える方が疲れてしまう。
そうして、考えることを捨てようとしていたある日、部屋に響いた声は、あの日以来姿を消していた性根の腐った男の声だった。
「暇ならいつもみたいに子作り、してくれても構わないんですよ。」
「っ...ふざけんな!」
「よく、話しかけられたわね。貴方。」
「僕、あなた方の飼い主なんですけどねぇ。おかしいなぁ。ははは。まぁまぁ怒らないで。」
唐突に、彼に抱き締められた。その手は微かに震えていて、そういえば彼は、この男のことを私からの話でしか知らないことを思い出した。目覚めたら病気が消えて、人権も消えていた、なんて、背筋が寒くなる悪夢だろう。ごめんなさい。子供も何故かできない、自由もない、何もない場所でただ生きてるだけの人生を、私は愛しい貴方に与えてしまった。抱き締め返せば目線が私に向いて、そして、大丈夫だよ。と一言囁いてくれる。
「お二人にいい知らせ。この実験の内容を一部変更することになりました。拍手。」
声の奥の方で嫌々拍手をさせられる音が聞こえる。弾むその声に、不快感しか湧かない。あの実直そうで、好青年だった男は誰だったのだろう。今になって、あの男のことを何も知らなかった事実に気付く。地球人なのか、宇宙人なのか、どういう人間で、名前はなんなのか。
「なんと、彼、旦那さんに、人権をお返しします。おめでとう。」
「...は?」
「は、って。喜び方他ないの?まぁいいや。てことで、契約、ね。金額はとりあえず10万。貴方が人間に戻って少し遊ぶには十分な金額でしょ。で、結ぶの?結ばないの?」
「ま、待て、彼女はどうなる?」
声の主はブフッ、と汚く吹き出してから、よく分からない技術で声を私へと近づけて囁いた。
「あなたは、ずーっと家畜のまま。だって、そうしてまで望んだでしょ?彼の、イノチ。」
一言一言が心に刺さって虐められていた幼少期を思い出し呼吸が段々と浅くなっていく。やめて、わかってる、わかってることをなぜこうして。あぁ、嫌がらせか。肩を抱いていた彼の手がするりと離れ、1人で床に投げ出された。
「...契約を結ぶ。」
見上げた彼はさらさらと宙に浮かぶ書類へ、目を通すこともなく名前を記入��る。記名が終わった刹那、彼がばたりと床へ倒れた。慌てて駆け寄り姿の見えない声の主���探して叫ぶと、からからと笑い声。
「あはは、大丈夫。人権がなかった頃の記憶を消すだけ。安心して、あなた達の愛、は消えないから。さ、目覚めるよ。」
彼は、人間になった。
どんな気持ちなんだろう、病気で寝込み、目が覚めたら、人権を失ったパートナーと政府の監視の下、生き続けなければいけない世界になっているというのは。
恐ろしいもので人間は、適応能力が恐ろしく速い。最初、男へ怒鳴り散らし部屋を破壊しかけ全てに腹を立てていた彼も、日が経てば怒ることはなくなり、ただ私を、以前と変わらず人間として大切にしてくれるようになった。
部屋に流れる、「野良人間」を捉えた盗撮動画も、政府の人間が私に対して行う邪険な扱いも、無視、してくれていた。
「ねぇ、愛してる。貴方がいれば、どんな場所でも天国よ。」
そう言って施そうとしたいつものキスを拒まれた瞬間、それなりに平穏だった、平穏だと思い込んでいた歪な世界が壊れる音がした。
「え?」
「よく考えれば、お前、ペットなんだよな。今。受け入れさえすれば、俺は自由になれるんじゃないか?なあ、そうだろ!」
「ねえ、何言ってるの、落ち着いて、」
部屋にはなんの音声も流れてこない。彼は見えない男に話しかけながら、ぶつぶつと独り言を溢している。不意にそのうろつく足を止めて、縋り付く私を見下ろして、振りかぶった掌で私の頬を張り倒す。目の前に星が飛んで、べしゃり、床に落とされたゼリーのように投げ出された身体から、絶望が溢れ出し温度が下がっていく。
彼の、冷たい声が冷えた身体に降り注ぐ。
「聞き分けがないから、躾だ。」
ノックを無視していたら盛大なため息と共に扉が開かれた。マナー違反だ、と笑えば、いつも通り不健康そうな顔をした奴にどっちがだよ。と舌打ちを返される。おかしいなぁ。
「訳が分かったよ。ボス、人の顔使って遊ぶの趣味悪すぎない?」
「だって身近にいてサン��リング出来る容姿の整った人間、君しかいないから。」
俺の姿を見て顔をしかめた彼に苦笑して、つけてあった人工皮膚のマスクを脱いだ。馴染みのある顔に戻った俺を見た彼は少し呆れた顔で、目線を下へとやる。にやり、口元が歪められて、その表情はまるでロケットを作る少年のようだと、俺はなかなか地球人の、とりわけこの男の性格を理解してきたらしい。
「どう、使い心地は。」
「失敬したのもバレてたか、ごめんね。」
「分かるわ、あの雌犬の子どもだから、管理は特に厳重にしてんのにさ。それを持って���るのはボス、アンタくらいだよ。」
ずるり、と手に持っていたソレから、彼を真似て生やしたペニスを引き摺り出した。感覚系統まで再現した母星の技術を誇ると共に、その好奇心の塊を作り出した執念に乾杯したい気分だった。
掌サイズの、ペットボトルより少し太い胴体。下方には穴があり、女性器の入り口によく似た肉の襞が設けられている。扱いている最中、引っかかるように残された肘から上の細い腕と、ペットボトルの先端に残されたリカちゃん人形のような小さな頭。掌ほどのその頭にはサイズに似合わない大ぶりな口のみが残されており、AV女優もびっくりな艶のある声を上げていた。何度も聞いた、あの女の声で。
「呼吸器と声帯のみ残して後は排除、中はただの肉壁じゃなくきちんと子宮一式そっくりそのまま移してある。最高のオナホールだろ?」
「見たら分かるでしょ。一瞬、自分が地球人になったかと勘違いする程には没頭しちゃった。」
「「悪趣味。」」
粘液と精液で光るソレを手持ち無沙汰にしていた俺に、「もうコピーは残してるし、好きにしていいよ。」と言ってくれる彼。テレパシーを使って尚俺の思考を汲み取れない同じ星のものより、察しがいい。
「ありがとう、じゃあ最後のお楽しみを。」
「ああ、最高のやつじゃん。どーぞどーぞ。」
抜けていたペニスをもう一度ソレに挿し直し、野球ボールほどのソレの頭を掴んで、段々と力を込めていく。掌に伝わる卵の殻にも似た圧力と、そして一箇所が僅かに撓み、軋み、ヒビが入って、潰れる手のひらのこの、温かみとぬるつきと、満たされる何か。
「いい顔。アンタ、多分地球人向いてるよ。」
「は、はは、向いてないよ。」
こうして思う。やはり。
人間とは、面白い生き物だ。
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honyade · 5 years ago
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若林恵 × 今野良介 × 吉田泰己トークイベント 『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』(黒鳥社)『DISRUPTORS 反逆の戦略者』(ダイヤモンド社)刊行記念
『WIRED』日本版前編集長・若林恵の責任編集によるムック『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』が12月9日に、『WIRED』UK版元編集長デイビッド・ローワンによる『DISRUPTORS 反逆の戦略者』が12月18日に発売されます。 同時代に『WIRED』の編集長を務めた2人による2冊。 『NEXT GENERATION GOVERNMENT』では人口減少によって社会が疲弊し「公共」が痩せ細っていくなか、デジタルテクノロジーの可能性を正しく想像することで、新しい公共のありかた、新しい行政府の輪郭をつかもうとし、『DISRUPTORS 反逆の戦略者』では〈シリコンバレー式〉バイアウト駆動型によるイノベーションに疑問を持ち、わくわくできるような本物のイノベーションを起こす、革新的アプローチで目に見える成果を挙げている組織を探して世界中を周ります。 こ��2冊の刊行を記念して、『DISRUPTORS 反逆の戦略者』の巻末解説も執筆している若林恵氏と、日本語版の編集を担当した今野良介氏に加え、特別ゲストとして、経産省情報プロジェクト室で行政サービスのデジタル・トランスフォーメーションの推進を担当する吉田泰己室長補佐も交え、ディスカッションを行います。 なぜ今次世代ガバメントなのか、なぜ今シリコンバレー以降を考えるのか — 一見離れて見えるこれら2冊の隠れたテーマを、トークを通じて浮き彫りにしてゆきます。
※①『NEXT GENERATION GOVERNMENT』1,980円(税込) ②『DISRUPTORS』2,420円(税込)、いずれかのご購入予約で参加頂けます。
※*書籍の発送はございません。イベント当日に受付にて、あるいは『NEXT GENERATION GOVERNMENT』のみ、ご希望の方には事前に店頭にてお渡しいたします。
【プロフィール】 若林恵(ワカバヤシ・ケイ) 1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。 早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。 2000年にフリー編集者として独立。 以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。 音楽ジャーナリストとしても活動。 2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。 2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『NEXT GENERATION BANK 次世代銀行は世界をこう変える』(黒鳥社/日本経済新聞出版社・2018年12月刊行)。 HP
今野良介(コンノ・リョウスケ) 1984年東京生まれ。早稲田大学第一文学部文藝専修卒業。 2008年日本実業出版社入社。 税金、法律、システム開発などの実務書を中心に、子育て、自己啓発書なども担当。 2015年ダイヤモンド社入社。書籍編集局第一編集部所属。生涯担当書籍は全47冊。 担当作に『読みたいことを、書けばいい。』『システムを「外注」するときに読む本』『落とされない小論文』など。 最新刊『DISRUPTORS 反逆の戦略者』現在、担当書籍9作連続重版中。
吉田泰己(ヨシダ・ヒロキ) 1983年生まれ。経済産業省商務情報政策局情報プロジェクト室 室長補佐。 東京大学公共政策大学院卒業後、2008年経済産業省入省。 法人税制、エネルギー・環境政策を担当の後、2015年から2017年までシンガポール国立大学ビジネススクールでアジアのスタートアップエコシステム、同公共政策大学院、ハー��ードケネディスクールで海外のデジタルガバメントの動向について研究。 2017年7月より現職、事業者向け行政手続デジタル化を推進。 今年8月に『21世紀の『公共』の設計図』を取りまとめている。
日程 / 2019年12月16日 (月) 時間 / 19:00〜20:30 開場 18:30〜 料金 / 1980円(書籍代) or 2,420円(書籍代) 定員 / 110名 会場 / 本店 大教室
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ittf24 · 7 years ago
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世界通貨のリセットが始まった
ジム・ウィリー:世界通貨のリセットが始まった - 今これらの2つの主要イベントを見る
2018年6月5日 39 13414
ジム・ウィリー氏によると、現在、リセットが進行中であり、今や世界金融システムにおけるこれら2つの重要な出来事を見ている時です...
よるジムウィリーのゴールデンジャッカス
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購読:  ハットトリックレター
Jim Willie CB、 "HAT TRICK LETTER"の編集者
上記のリンクを使用して、グローバルな村の勢力によって悪化させられた多数の不均衡によって負担された持続不可能なシステムを維持しようとしているパニック状態の試みの中で、働いている非常に重要な要素のカバレッジを含む有償のリサーチレポートを購読する。歴史的に前例のない進行中の崩壊は、危機的な中央銀行家や不十分な経済顧問によって創られ、その干渉が世界の金融システムを不可逆的に改変し、損害を与え、緊急に金のアンカーを金に押しつけた。分析には、米国経済と米国連邦準備制度の金融政策による金、原油、米ドル、国債、市場間のダイナミクスが含まれています。
木材!!それは巨大な樹木を伐採するロガーの間の森林産業における標準的な叫びです。3つの最も大きいヨーロッパ経済の同時銀行危機の準備をしてください:ドイツ、フランス、イタリア���米国とロンドンセンターは、危機を回避することはできません。
もう一度試してみてください。TIMBERRRR !! 著しく重要で衝撃的な出来事が発生する寸前です。ヨーロッパ最大の銀行はドイツ銀行です。クレジット・デフォルト・スワップはコストが上昇していますが、株価は一桁台に落ち込んでいます。複数の1兆ドルのデリバティブを管理するヨーロッパの事務所の拠点である偉大なD-Bankは、財政的な失敗に直面しています。それはヨーロッパ全土で最大の銀行です。事業セグメントのすべてが損なわれ、出血時にお金を失う。さらに、イタリア政府債のための大きな債券保有者です。イタリアの銀行システムは最終的に認識されている死の淵にあります。彼らの最近の選挙では、ジャンクスが1年以上にわたり安定した分析範囲で期待していた銀行システムの失敗に直面して、公然と議論された。しかし、イタリア債務の債券保有者が大きいのはフランスです。Societe GeneralとBNP Paribas(大手2大銀行)を襲った大規模な銀行危機がまもなく起こることを期待してください。
2016年に、ハット・トリック・レターは、イタリアの銀行間で非常に高い不良債権を警告した。HTLetterは、政府債券のデフォルト・スワップ・レートの上昇について警告した。それは債券不履行のカバレッジの標準的な国債に対する保険料率です。リーマン・ブラザーズの失敗(JPMとGSaxによる殺害)の少なくとも3ヶ月前に警告したのは、このCDSwapの上昇率でした。しかし、イタリアの銀行破綻の伝染が主要なポイントです。2年前、フランスの大手銀行は、ドイツの銀行と比較して、イタリアの債務に対するエクスポージャーの3倍の規模になったことに注目してください。スペインと米国の銀行もまた影響を受けるだろう。下のグラフは2016年7月からのものです。
グローバル通貨リセット
グローバル通貨のリセットは、ファンファーレやパレード、あるいは主要プレーヤーによる正式な公式声明ではほとんど始まっていません。多くの場合、RESETの計画と実行に向けたイベントやステップがあり、これは非常に破壊的であり、リーマンの失敗を比較するとかなり軽微に見えます。ジャッカスは、主要なソブリン債がサブプライム化され、中央銀行がQEを維持し続けていることから、システマティック・リーマン・イベントとなることを一貫して呼びかけてきた。量的緩和のもう一つのより良い名前は、無滅菌タイプの債務貨幣化による高額通貨インフレである。国家経済の残骸、貧困、銀行破綻の驚異的な成果については、ジンバブエと南米を参照してください。ジャッカスは、QEの金融政策が大手銀行を救済したこと、あるいは少なくともある程度の時間をかけて買収した公的流動性の強化を通じて、数年間説教してきた。しかし、その結果���有形の経済に深刻な損害を与えることになった。QEは本質的に経済を殺しました。2006年以来一度も停止していない慢性的な不況から大きな被害を受けた銀行は、フィードバックループによって打撃を受けました。ビジネスの失敗はエネルギー価格の低下と結びついて、大手銀行に打撃を与えました。彼らはまたUSトレジャリーの債券利回りの上昇によって傷ついている。経済成長の嘘は、ひどく奇妙な価格のインフレから、毎年約5%~7%の間であった。証明のために、ジョン・ウィリアムズとのシャドウ・ガバメント統計を参照してください。したがって、真のインフレ調整後のGDPは、リーマンの破綻前から毎年マイナス2%からマイナス4%となっています。
リセットが進行中です。多くはその要素です。上海のゴールド・オイル・人民元先物契約のように。東国のSWIFTの代替手段として機能するクロスボーダーインターバンク決済システム(CIPS)のように。Belt&Road Initiative全体は、大部分が建設、大半は東半球、6億ドルは米ドル建てで実施されていない、大規模な6~8兆ドルのプロジェクトの会議表を構成しています。多くのものが開発中の非USDプラットフォームであり、そのうちのいくつかはBRICS開発銀行のようにしばらく存在しています。最近、新しい作品がBRICS Gold Platformで写真に掲載されました。私の疑惑は、トルコがUSTreasurysやEuroBondsのようなソブリン・サブプライム(有毒な)債券の転換において、すぐにトルコがその役割を演じるかもしれないということです。ユーロ中央銀行がこれらの有価証券を補助していることを除いて、ギリシャ政府債券のように、イタリア政府債は10%の利回りを受けることを覚えておいてください。
2つの主要イベント
堅実な接続を備えた賢明で非常によく知られた情報源が開発の重要な方向性を提供しています。タイミングは常に困難です。彼はすぐに金融市場の大きな変化の中で、改革と解決策の波を完成させ、世界的な金融危機を引き起こす2つの重要な出来事に目を向ける。債務再編のように、われわれが知っている金融界の完全なリストラを期待する。その結果は、ゴールドスタンダードと銀行準備金の金資産を最終的に賞賛している中央銀行が金を中心とした財務構造になります。この変化は、ゴールド・スタンダードの実施だけでなく、中国人民元とおそらくは暗号通貨にとっての重要な役割に向けて見られます。確認は主流のメディアから来ている。全体的リーマン・イベントの間に、「Everything Bond Bubble」のバストと呼ばれる(QEの二乗から)、いくつかのソブリン債が不履行となり、失敗による苦痛の結果となる。今後のバストでは、一部の全国銀行システムが崩壊するだろう。
同時に、次世代の技術が解き放たれます。独占企業にとっても社会にとっても破壊的なものになるでしょう。それは、技術を抑制した多くのエネルギー企業にとって、壊滅的なボールとして作用するだろう。RESETでは、現金戦争と負のレートに関して、銀行家のキャバルによって発揮されるいくつかの厳しいルール(ゲームではない場合)を期待しています。彼らは集中力を維持し、透明性を欠いています。中国の長老たちは、西側諸国の多くの重要な権力機構に対する支持を放棄した後、RESETプロセスを推進している。ゴールド・バックの中国元は、新しい枠組みの一部として期待されている。
今後の混乱では、グローバルパラダイムシフトの一環として、大きな変化が起こります。改革と必要とされる解決策では、貴金属の抑制制御と足かせが脇に押されます。資金源は、ゴールドがこれ以上支配することができないので、USDollarのための多くの遅れや有利な結果の見通しなしに、急速に展開する主要な出来事の期待を持っています。彼の富の50%のようなものが金金金属に投資された巨大なエジプトの金投資家を念頭に置いてください。賢明な投資家は、キングダムドルが運命に陥ったときに、PMだけが大きな打撃を受けて生き残ることを期待しています。情報源は、価格とニュースの抑制がどれほど長く維持されているかを特定していない。確かに別の年を過ごすことはないでしょう。非USDプラットフォームでは、イベントは高速かつ幅広く収集されます。ところで、ソースはサンタ自身、シンクレア氏ではありません。
ソースはこれを強調した。彼は起こるように設定されている2つの重要な世界的に重要なイベントを待っています。それを止めることはできません。どちらも強力です。彼は自分たちが何であるかを知っていますが、開発の詳細な詳細、非常に明確なイベントを提供する自由はありません。彼らは金と銀の価格をリリースする近々のトリガです。ゴールドがリリースされると、シルバーは飛行します。彼は、グローバル通貨リセットが、現在の形態と比較して、金融界の完全な再構築において予期しないいくつかの予期しない側面をどのように持つかを強調した。彼は、今後の危機管理ではないにしても、計画された再編、計画、テスト、実施の一環と思われる。
Jackassは、サウジアラビアの原油販売が人民元建てで行われたことを契機に、重要な誘因事件を推測しようとした。彼は避けていたが、中国人とアラブ人の間にすでに確実に起こっていることを認めた。次の私の推測は、非USDプラットフォームの開発を記述することでした。彼は、2つの重要な出来事が短期間のスケジュールで進行中であると繰り返しました。Jackassは、Deutsche Bankとイタリアの銀行システム全体で短期間の混乱について言及する前に、詳細を述べましたが、まだまだ一般的です。
これはイベントスケジュールのシーケンスとして展開されます。彼は銀の金属が悲惨な状態にあることを強調した。さらなる��省の上、Jackassは、世界的な財務体制全体を変え、金需要を引き出す主要なグローバルキャブバンクの広範な閉鎖が起こるかもしれないと考えている。残りの銀行は、予備の正式に保有されている資産のための金金地帯に有利な彼らのUSTreasury Bonds、EuroBonds、UKGilts、およびJapGovtBondsの大きなスワスを取り替えることができました。RESETは、世界の銀行システムを準備金管理システムのソブリン債務から金に向かってどのように移行させなければならないかを決定する。その後の金価格の上昇は、銀行の健全な支払能力を確保します。少なくとも金は、中央銀行が生き残るための闘いにおいて、USFedとEuroCBのちょうど9兆ドルの毒性国債の蓄積に悲惨な決定を下した。
巨大なグロテスクな混乱を引き起こすいくつかの潜在的なキーイベントがあります。他のものは深刻な影響イベントに関係し、中断を継続することも確実です。2つの出来事に関するジャッカスの推測は、最初に、ドイツ銀行の失敗とイタリアの銀行システムの崩壊の組み合わせです。2番目の推測されるイベントは、上海金 - 石油人民元先物契約の上に座るように設計されたゴールドトレードノートの導入であり、介護者の一時的移行の役割で金銭貿易ノートと交換可能な中国元の可能性のある発表である。2つの重要な出来事についてのジャッカスの推測は、推測が見苦しいと思われ、推測された推測されたように思われるので、はるかに優れた記述子であることを必ず確認してください。
潜在的な主要イベントのリスト
非常に重大な世界的ゲームチェンジャー
ドイツ銀行の破綻、再編の話、デリバティブ複合体の破裂
イタリアの銀行システムが崩壊し、多数の銀行運営が完了
EUの出口で新しいリラ通貨として発表されたイタリアのソブリン通貨
ロンドン金属取引所、人民元ベースの金属契約を締結
COMEX&LBMAは、石油と通貨の統合の喪失制御からの破裂
上海GOR契約の上でGold Trade Noteを正式に開始
他のアラ��人および他のアジア人によって採用された中国への人民元のサウジアラビアの石油販売
ロンドンはAMBANメンバーシップを受け、RMBハブの開発で東を反転させる
深刻な影響
中国のデザインと努力に支えられて、非米国のプラットフォームを盛り上げる
ドイツとフランスは正式にロシア制裁を終結し、
西側諸国でもCIPS銀行取引システムの採用が拡大
BRICS Gold Platform、ソブリン債の金への転換を発表
中国、金兌換の元を転換可能なゴールド・トレード・ノートの形で発表
中国は元金の通貨バスケット、ゴールド、他の商品
金、原油、鉄を含む新しいIMF SDRバスケットの導入
EU、貿易相手国との対外貿易でユーロ支払いを開始
通貨危機による新興市場の破綻
開かれたNATOの骨折とEUは独立した軍事安全保障を追求する
金銭��政策の失敗の証明
グローバルRESETは既に始まっています。USFedは、恐ろしい慢性的な不況を明らかにする、金利の慢性的な減速をもたらしました。異端QE金融政策の中で、6年以上にわたって損害賠償が行われています。このチャートは2018年の終わりまでしかない。不作法が壁に当たっている。多くの苦境が見られるUSTreasurysを除いて、債券市場に関する議論に加えてください。USFedは、高利回り(ジャンク)債券市場だけでなく、資産担保証券(住宅ローン債券)市場および企業債券市場全体を管理することはできません。遠方の市場は新興市場の舞台であり、恐ろしいダメージを与えている。定量的な締め付けはすでに重大な問題を引き起こしています。それはすべて手の込んだプロジェクトのように思えます。したがって、USFedの新しい議長は、確かにウォールストリートの経験のない銀行家のキャバルプレーヤーではありません。
以下はボイスからのもので、マイナーな編集を行います。チャートは1月1日に終了するデータです。"カオスは、債券市場から横の部分の多くの部分を入力しましたが、具体的な経済の中心にもっと明らかに悪化しました。あなたが思うよりずっと簡単です。お金の速度は劇的に減速し、経済の一部のセクターではゼロに近づいています。それは乗客が窒息する旅客ジェットからの酸素を遮断するのに似ています。オーストリア経済学院に、不正投資が最終的に崩壊するクラックアップブームシナリオについて説明します。地震に襲われた津波によく似ています。財政と経済のシステム全体は、粉砕するためにscrapyardに行く必要がある合計車のようなものです。しかし、銀行家と政府当局者は、音楽を十分に送り、豊富な宣伝活動を続けようとしています。過去に実践されたように、戦争さえもシステムを救うことさえありません。ライフシステムシステムの画面を見ている集中治療室では、グローバルシステム全体が機能していません。私が見るのが最も魅力的なのは、誰もがRESETを待っているという事実ですが、すでにRESETプロセスに入っています。それは始まった。すべてのこの大惨事の混乱には信じられないほどの機会があります。運命は紙の資産ではなく、貴金属にあります。ゴールド&シルバーの資産は真のお金から生き残り、紙の資産は燃え尽きるが、繁栄するだろう」
Jackass氏は、貴金属は非常にうまくいくと予測していますが、紙の資産(株式など)は大幅に下落する前に、最終的なバーストを上回る可能性がありますが、期間は不明です。RESETに関する最後のメモとして、盗まれた遺産の遺産、債務免除、世界貧困への終結、銀行家の暴動、軍の武装解除について話し合うために、もう一日それを残しておいて���ださい。これらは政治的なマスタードを積んだ、議論の余地のあるトピックです。
現在の危機におけるハットトリック・レターの利益。
ゴールデンジャッカスの購読者として、私はあなたの毎月の調査に入る膨大な情報と定式化の背後にある情熱の感覚を実際に与えるので、あなたのインタビューを聞くのを大いに楽しみます。私は認めなければならないが、それはほとんどの時間私の地獄を恐れる。それでも、私は世界のためにそれを見逃すことはありません。私はあなたの研究から深い分析と正確な予測で本当に客観的な洞察を持っていると、私と私の家族に重要な救命の利点を与えると感じています。そして、私はそれを誠実に意味します。
(オンタリオ州のマイケルズ)
「私はあなたの意見との完全な合意のためにではなく、長年にわたり頻繁に正しいことが実証されているので、優れた解説の忠実な後援を続けました。あなたが間違っていると、あなたはそれを公然と認めています。あなたは、本質的に、私は真実であると主張しています。それは、あなたを世界問題の他のほとんどの専門家と区別しています。
(ハワイのPaulR)
「私は5年以上、ジム・ウィリーが出している無料の情報(記事、インタビューなど)を熱心に取り入れてきました。ちょうど最近、私はついに急落して有料の加入者になりました。膨大な量の情報、分析の結び付き、そして論理的な予測が各レポートに含まれているため、私の期待が吹き飛ばされたので、これをはるかに早くやっていないのは残念です。
(サウスカロライナ州のJosephM)
ジム・ウィリーは、西側諸国が直面している極端な金融危機を警戒する唯一の明確な声である、私たちの年齢への贈り物です。彼は彼の貴重な情報源からの情報を統合して偏った分析のユニークなスキルを持っています。2007年以来、彼は17以上の正確な予測呼び出しを行いました。それぞれ、少なくとも1年先の予測呼び出しでした。彼の作品を読んだり、彼のインタビューを聞くと、何が起こっているのか、何を期待するか、そして何をすべきかを知ることができます。
(ニューメキシコ州チャールズ)
パラダイムの変化が確実に起きている。あなたのレポートと分析は歴史的な文書であり、将来の世代に何がなぜ間違っていたのかを正確に説明することができます。あなたの文章がそうするように、タイムライン上に物事を綴る書かれた他の記述はありません。私はJackass形式の情報を持つことによって決定が大きく影響を受ける非常に影響力のある少数の人々と共有します。このようなメガスケールでシステムが崩壊し、すべてが終了するところで頭を包むことは困難です。しかし、その後、宇宙は平衡に向かって努力し、最終的にはすべてがバランス���取ります。
(The Voice、ヨーロッパのゴールドトレーダーソース)
Jim Willie CBは、マーケティングリサーチと小売予測の統計分析者です。彼は統計学で博士号を取得しています。彼のキャリアは25年以上続いています。彼は経済的な資格の限界に支配されずに財務編集者の世界で繁栄することを目指す。彼の無料のウェブサイトを訪れて、トップフライトの著者からの記事をwww.GoldenJackass.comで  見つけてください。定期購読に関する個人的な質問については、[email protected]までご連絡 ください。
Jim Willie: The Global Currency Reset HAS BEGUN – Now Watch These Two KEY EVENTS
June 5, 2018 39 13414
Jim Willie says the reset is in progress now, and now is the time to be watching these two key events in the global financial system…
by Jim Willie of Golden Jackass
home:  Golden Jackass website                  
subscribe:  Hat Trick Letter
Jim Willie CB, editor of the “HAT TRICK LETTER”
Use the above link to subscribe to the paid research reports, which include coverage of critically important factors at work during the ongoing panicky attempt to sustain an unsustainable system burdened by numerous imbalances aggravated by global village forces. The historically unprecedented ongoing collapse has been created by compromised central bankers and inept economic advisors, whose interference has irreversibly altered and damaged the world financial system, urgently pushed after the removed anchor of money to gold. Analysis features Gold, Crude Oil, USDollar, Treasury bonds, and inter-market dynamics with the US Economy and US Federal Reserve monetary policy.
TIMBER!! That is the standard cry in the forest industry among loggers who cut down giant trees, the warning to step aside for the great impact. GET READY FOR THE SIMULTANEOUS BANKING CRISIS IN THE THREE BIGGEST EUROPEAN ECONOMIES: GERMANY, FRANCE, ITALY. The United States and the London Centre will not be able to avoid the crisis.
Try that again. TIMBERRRR !! An event of monumental importance and impact is on the verge of occurrence. The largest bank in Europe is Deutsche Bank. Its credit default swap is rising in cost, while its stock price has entered single digits in a powerful decline. The great D-Bank, site of the European office in management of the multi-$trillion derivatives, is on the verge of financial failure. It is the largest bank in all of Europe. All of its business segments are impaired and losing money in a hemorrhage. Furthermore, it is a big bond holder for Italian Govt Bonds. The Italian banking system is in the death throes, which has finally been recognized. Their recent elections openly debated pathways in the face of banking system failure, which the Jackass has been expecting for over a year in steady coverage with analysis. However, the bigger bond holder for Italian debt is France. Expect a massive bank crisis to emerge very soon that wrecks Societe General and BNP Paribas, its two largest banks.
Back in 2016, the Hat Trick Letter warned of very high Non-Performing Loans among the Italian banks. The HTLetter warned of rising government bond credit defaults swap rates. It is the insurance rate on a standard government bond, in coverage for default of the bond. It was this CDSwap rising rate which warned at least three months in advance of the Lehman Brothers failure (killjob by JPM and GSax). But the contagion for the Italian banking failure is the main point. Notice that back two years ago, the French big banks had triple the size of exposure to Italian debt, versus the German banks. The Spanish and US banks will also suffer from the impact. The graph below is from July 2016.
GLOBAL CURRENCY RESET
The Global Currency RESET has begun, hardly with fanfare and parades, or even formal public statements by the main players. Many are the events and steps toward the planning and execution of the RESET, which will be very disruptive, and make the Lehman failure seem rather minor by comparison. The Jackass has consistently called what comes to be the Systemic Lehman Event, since major sovereign bonds have become subprime in quality, kept sustained by central banks with their QE. Another better name for Quantitative Easing is hyper monetary inflation with debt monetization of the unsterilized type. See Zimbabwe and South America for the wondrous outcomes in national economic wreckage, poverty, and bank insolvency, just two examples. The Jackass has been preaching for several years that the QE monetary policy has saved the big banks, or at least through bolstered official liquidity having bought them some time. But the consequence has been to render severe damage to the tangible economies. QE has essentially killed the economies. The feedback loop has struck the banks, which suffer great damage from the chronic recession which has never stopped since the year 2006. Business failures have combined with lower energy prices to cause a wrecking ball to hit the big banks. They also have been hurt by the rising bond yields for the USTreasurys. The lie on economic growth has been about 5% to 7% every year, from severely gimmicked price inflation. See Shadow Govt Statistics with John Williams for proof. Therefore, the true inflation adjusted GDP has been minus 2% to minus 4% every year since before the Lehman failure.
The RESET is in progress. Many are its elements. Like the Gold-Oil-RMB futures contracts in Shanghai. Like the Cross-Border Interbank Payment System (CIPS) which will function as the SWIFT alternative for Eastern nations. The entire Belt & Road Initiative forms a massive $6 to $8 trillion conference table of projects, mostly construction, all in the Eastern Hemisphere, and none conducted in USDollar terms. Many are the non-USD platforms under development, some of which have been around for a while like the BRICS Development Bank. Lately, a new piece has been put in the picture, with the BRICS Gold Platform. My suspicion is that Turkey might soon play a role with it, in conversion of sovereign subprime (toxic) bonds like the USTreasurys and EuroBonds. Keep in mind that Italian Govt Bonds deserve a 10% yield, like the Greek Govt Bonds, except that the Euro Central Bank has been subsidizing these toxic (in)securities.
TWO KEY EVENTS
An astute and very well-informed source with solid connections has provided important direction on the development. Timing is always difficult. He looks toward two key events that soon will trigger a global financial crisis, complete with a wave of reforms and solutions sought, all amidst great changes in financial markets. Expect a complete restructuring of the financial world we know it, as in debt restructure. The result will be a gold-centric financial structure, with central banks honoring finally the Gold Standard and the gold asset in banking reserves. The shift will be seen toward not only implementation of the Gold Standard, but also the Chinese RMB and possibly a key role for crypto-currencies. Confirmation is coming from the mainstream media. During the Systemic Lehman Event, otherwise called the bust of the Everything Bond Bubble (from QE squared), some sovereign bonds will be defaulted upon, with painful consequences from the failures. During the upcoming bust, certain entire national banking systems will collapse.
At the same time, next-generation technology will be unleashed. It will be both disruptive to monopoly corporations, and society also. It will act as a wrecking ball to many energy companies who have suppressed the technology. In the RESET expect some hardline rules (if not games) exerted by the banker cabal, with respect to war on cash and negative rates. They will attempt to maintain their centralized power and absent transparency. The Elders of China are driving the RESET process, after having abandoned support for many key institutions of power in the West. A gold-backed Chinese Yuan is anticipated as part of the new framework.
In the upcoming chaos, tremendous changes will come, as part of the Global Paradigm Shift. In the reforms and much needed solutions, the suppression controls and shackles for Precious Metals will be shoved aside. The source has expectations of key events unfolding rapidly, with no prospect of much delay or favorable outcome for the USDollar, since Gold cannot hold back any longer. Bear in mind the gigantic Egyptian gold investor, where something like 50% of his wealth was invested in gold bullion metal. The shrewd investors expect only PM to survive the big burn that comes, and not much else, surely not paper assets when the King Dollar suffers its fate. The source is not certain how much longer the suppression of price and news can be maintained. It surely will not last another year, more like at most several months. Events are picking up in accelerated speed and breadth for the non-USD platforms. By the way, the source is not Santa himself, Mr Sinclair.
Then the source emphasized this. He awaits two key globally important events, which are set to occur. Nothing can stop them, and both will be powerful. He knows what they are, but is not at liberty to offer further details, very clear events in development. They are near-term triggers, which will release Gold & Silver prices. Once gold is released, silver will take flight. He stressed how the Global Currency RESET will have some very visible unexpected aspects in a complete restructuring of the financial world versus its present form. He seems to be part of the planned restructure, planning, testing, and implementation, if not the upcoming crisis management.
The Jackass tried to guess on the key trigger events with Saudi oil sales taken in RMB payments. He was evasive but admitted that is a certainty already to occur between the Chinese and Arabs. My next gambit guess was to describe the development of non-USD platforms. He repeated that two key events are in the near-term schedule in progress. Before the Jackass could mention the near-term chaos with Deutsche Bank and the entire Italian banking system, he offered more details, but still somewhat general.
This will unfold as an event schedule sequence. He gave emphasis that silver metal was in dire shortage, the deficit growing worse with each passing month. Upon further reflection, the Jackass believes a widespread shutdown of principal globalist cabal banks might occur, which would alter the entire global financial framework, and unleash the gold demand. The remaining banks could then replace a large swath of their USTreasury Bonds, EuroBonds, UKGilts, and JapGovtBonds in favor of Gold bullion for the formally held assets in reserves. The RESET would then dictate how global banking systems must migrate toward gold and away from sovereign debt in their reserves management systems. The rising Gold price in the following years would ensure the banks of healthy solvency. Or at least gold will aid the central banks in their struggle toward survival, which have made disastrous decisions in the accumulation of $9 trillion of toxic sovereign bonds just in the USFed and EuroCB.
Here are several potential key events to force a grand grotesque disruption. The others pertain to deep impact events, also certain to continue the disruption. The Jackass guess on the two events are first a combination of Deutsche Bank failure with Italian banking system collapse. The second guessed event would be the introduction of the Gold Trade Note, designed to sit atop the Shanghai Gold-Oil-RMB futures contracts, with a possible announcement of interchangeable Chinese Yuan with the Gold Trade Note in a caretaker temporary transition role. Be sure to know that Jackass conjecture on the two key events is a much better descriptor, since guess seems flimsy flighty and conjecture seems educated calculated.
LIST OF POTENTIAL KEY EVENTS
VERY SERIOUS MAJOR GLOBAL GAME CHANGERS
Deutsche Bank failure, talk of restructure, with rupture of derivative complex
Italian banking system collapse, complete with numerous bank runs
Italian sovereign currency announced as new Lira currency in EU exit
London Metals Exchange launches RMB-based metals contracts
COMEX & LBMA rupture from lost control of integration with oil & currencies
Formal launch of Gold Trade Note atop the Shanghai G-O-R contracts
Saudi oil sales in RMB to China, adopted by other Arabs and other Asians
London flips East, with RMB Hub development, following their AIIBank membership
DEEP IMPACT DISRUPTIONS
Flourishing non-USD platforms, led by Chinese design and efforts
Germans and French formally end Russian sanctions, thus flipping East
CIPS bank transaction system gains wider adoption, even among Western nations
BRICS Gold Platform announces conversion of sovereign bonds to Gold
China pre-announces gold-backed Yuan in form of convertible Gold Trade Note
China announced Yuan backed by basket of currencies, Gold, other commodities
Introduction of a new IMF SDR basket that includes gold, crude oil, iron
EU opens door to Euro payments in external trade with trading partners
Emerging Markets rupture on debt defaults, due to currency crisis
NATO fractures in the open and EU pursues independent military security
PROOF OF MONETARY POLICY FAILURE
The Global RESET has already begun. The USFed has brought about a chronic slowdown in money velocity, which reveals the horrendous chronic recession. Damage has been done for over six years during the heretical QE monetary policy. The chart is only through end of year 2018. The malinvestments are hitting the wall. Add to the discussion on the bond market, aside from the USTreasurys, where much distress is seen. The USFed cannot manage the entire asset backed securities (mortgage bond) market and the corporate bond market, let alone the high yield (junk) bond market. Far afield is the Emerging Market arena, with scary damage. The Quantitative Tightening has caused severe problems already. It all seems like a scuttle project. Thus the new chairman of the USFed is certainly not a banker cabal player, with no Wall Street experience.
The following is from the Voice, with minor edits for flow. The chart is for data ending January 1st. “Chaos has entered many parts of the lateral portions from the bond market, but more visibly worse to the center of the tangible economy. It is all much simpler than you think. The Velocity of Money has slowed down dramatically and in some sectors of the economies have gone close to zero. It is much like cutting off oxygen from a passenger jet, where the passengers suffocate. Refer to the Austrian School of Economics describing the Crackup Boom scenario where malinvestments finally collapse. It is much like an earthquake triggered tsunami. The entire financial and economic system is like a totaled car that needs to go to the scrapyard to be crushed. However, the banker cabal and government officials attempt to keep things going with plenty of music and ample propaganda. Not even wars will be saving the system, as has been practiced in the past. The entire global system is defacto in an Intensive Care Unit watching the life support system screen. What is most fascinating for me to see, is the fact that everybody is waiting for the RESET, whereas we are already in the RESET process. It has begun. In all this cataclysmic turmoil lies an incredible opportunity. The fortunes ahead are in precious metals, and not paper assets. The Gold & Silver asset will survive and thrive since true money, while the paper assets will burn.”
The Jackass adds that precious metals will do very well, but with a transition period of unknown duration, while the paper assets (like stocks) might have a final burst upward before major decline is witnessed. As a final note concerning the RESET, leave it for another day to discuss restored stolen legacy wealth, debt forgiveness, end to global poverty, defanging the banker cabal, and disarming militaries. These are controversial topics loaded with political mustard, without much clarity or reliable information.
HAT TRICK LETTER PROFITS IN THE CURRENT CRISIS.
“As a Golden Jackass subscriber, I greatly enjoy listening to your interviews because it really lends a sense of passion that lies behind the tremendous body of information and formulation that goes into your monthly research. Though I must admit, it scares the hell out of me most of the time. Still, I will not miss it for the world. I feel that having a truly objective insight from your research, in depth analysis, and accurate forecasts gives me and my family an important life saving advantage. And I mean that sincerely.”
(MichaelS in Ontario)
“I have continued my loyal patronage of your excellent commentaries not so much because of my total agreement with your viewpoints, but because you have proven yourself to be correct so often over the years. When you are wrong, you have publicly admitted it. You are, I suppose by nature, an outspoken and irreverent spokesman for TRUTH against power, which differentiates you from almost all other pundits on world affairs.”
(PaulR in Hawaii)
“For over five years I have been eagerly assimilating any and all free information (articles, interviews, etc) that Jim Willie puts out there. Just recently I finally took the plunge and became a paid subscriber. I regret not doing this much sooner, as my expectations were blown away with the vast amount of sourced information, analysis tied together, and logical forecasts contained in each report.”
(JosephM in South Carolina)
“Jim Willie is a gift to our age who is the only clear voice sounding the alarm of the extreme financial crisis facing the Western nations. He has unique skills of unbiased analysis with synthesis of information from his valuable sources. Since 2007, he has made over 17 correct forecast calls, each at least a year ahead of time. If you read his work or listen to his interviews, you will see what has been happening, know what to expect, and know what to do.”
(Charles in New Mexico)
“A Paradigm change is occurring for sure. Your reports and analysis are historic documents, allowing future generations to have an accurate account of what and why things went wrong so badly. There is no other written account that strings things along on the timeline, as your writings do. I share them with a handful of incredibly influential people whose decisions are greatly impacted by having the information in the Jackass format. The system is coming apart on such a mega scale that it is difficult to wrap one’s head around where all this will end. But then, the universe strives for equilibrium and all will eventually balance out.”
(The Voice, a European gold trader source)
Jim Willie CB is a statistical analyst in marketing research and retail forecasting. He holds a PhD in Statistics. His career has stretched over 25 years. He aspires to thrive in the financial editor world, unencumbered by the limitations of economic credentials. Visit his free website to find articles from topflight authors at www.GoldenJackass.com. For personal questions about subscriptions, contact him at  [email protected]
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socialmoviesblog · 8 years ago
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■MV[不協和音]のメモ
▼欅坂46の4thシングル「不協和音」のMVを視聴。神曲「サイレントマジョリティ」から1年…また「ヤバい欅ちゃん」が帰ってきた!と感じ驚喜した!(注1)
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▼これは「偏った考えをした欅ファンの意見」だと断ったうえで書くが、自分がなぜ欅ちゃんにハマったかといえば、やはり「サイマジョ」で感じたMVの「ヤバさ」にある。(注2)
 ▼そして今回もかなり「ヤバい」!(※ちなみに、ここで書いていることはメンバー本人たちのことというより、映像の中の「革命アイドル欅ちゃん」の話だと思ってほしい。)
▼まず、東アジアでは北朝鮮の核問題��ど極度の不協和音が鳴り響き、欧米でも移民排斥騒動、入国拒否騒動、テロなどの不協和音が鳴り響くこのご時世に、ズバり「不協和音」というタイトルをぶっこんでくるところが凄い!
▼多様性がもたらす「不協和音」におびえ「僕(ら)は嫌だ」とばかりに異物を排除したがる人々の心(サイレントマジョリティの心?)が、移民追い出しや、入国禁止、自国の考えと異なる他国への挑発攻撃など「閉じた世界」を生み出している。その「閉じた世界」を生み出そうとする動きこそが、世界に「不協和音」を呼び込んでいる。
▼その悪夢のような現状に「大人の調整」ではなく「さらに大きな不協和音」を突きつけ、「閉じた世界」を開こうとするべく「discord上等!」を叫ぶその姿勢はとてつもなく「ヤバい」!
 ▼この「閉じた世界からの脱出」こそ欅曲に共通する世界観。たとえば「大人達の支配する閉じた社会」からの脱出をテロリストのようなダンスで実行する「サイレントマジョリティ」。たとえば、歩道橋の上につま先で立って伸ばした手の先にある「太陽」=「君」=「未来の社会」を閉じ込める「雨雲のたちこめた世界(大人たちの邪魔?)」から、傘を投げ捨て全力で走って脱出する「世界には愛しかない」。たとえば、「大切な人と過ごしたかけがえのない季節」の記憶に心を捉えられ前を向けずに「思い出という部屋」に閉じ込められた男子が、「花のない桜から満開の日を想像すること」を女子に教えられ、「かけがえのない季節」は過去にばかりあるのではなく、今の瞬間にも、そして次の瞬間にもあることに気づき「閉じた記憶の部屋」から脱出する「二人セゾン」…(…続きは補足として別記事で書く。)
 ▼そして今回のMVでも,海を渡ってどこへでも行ける(誰とでもつながれる)はずの「港」が封鎖され、その羽ばたきでどこへでも飛んで行ける(誰とでもつながれる)はずの「鳥たち」が姿を消す…そんな、闇が支配する「閉じた空間」が現れる。そこに眠らされ、引きずり込まれたのは、「革命少女てち」。だが、彼女を救い出し、「閉じた空間」から脱出するために、20人の欅革命軍がダッシュで駆け付ける…
▼それは、今を覆う「世界の閉鎖化」から「どこへでも行け、誰とでもつながれる世界」を取り戻すための闘いでもあるだろう。加えていえば、その闘いはそもそも今の「バックラッシュ(閉じた世界化)」を引き起こしたタイプの「グローバル化」とは「別種のグローバリズム」を目指すものでもあるだろう
 ▼しかし、そのことを考えるためにどんな歌詞が用意されているかといえば、これが結構やっかい。
▼「僕はyesと言わない」、「最後の最後まで抵抗し続ける」、「僕は嫌だ!」考えをねじ伏せたいなら「僕を抹殺してから行け」と力強い歌詞が続出するが、こういったフレーズから連想するのは、むしろ「閉じた世界を実現させたい方」、つまりはトランプ大統領や、金正恩らではないか。
(もしくは「教育勅語をみんなで読んで調和ある日本へ!」の籠池理事長wなど。なお、あの証人喚問に関し、俺は彼も問題だろうが、それよりも、強大な権力を持ちながら、単なる保育園の理事長を国会に呼びつけ「変なことを言えば偽証罪になりますよ!」と集団で問い詰める政治家たちの方に異常さを感じた。それに対し「僕を欺きたいなら僕を抹殺してから行け」と言わんばかりの態度で臨む理事長をみて「おっさん、やるやん!」と思ってしまったw。俺は、彼の教育思想には1ミリも共感はしないが、その「最後の最後まで抵抗し続ける」的な態度には心を動かされた。「不協和音」×「籠池さん」でMAD映像が作られそうw)
 ▼さらに言えば、これらのフレーズから連想されるのは今世界でトップクラスに「ヤバい」思想―運動、「オルタライト」ではないか。
▼「オルタライトとは●●」という完璧な定義をできる自信はないが、自分の理解で言えば、もともとは、アメリカでネットを中心に活動を展開していた右派的な思想を持つ一群のこと。彼らは「ブライトバードニュース」などのネット新聞を立ち上げ「ドイツで移民が暴動やテロを起こしている」といったフェイクニュースや、「女性は避妊するとブスになる」といったヘイトニュースなどを流していた。そんな言論活動を行うオピニオンリーダー層と、彼らの賛同者たちをまとめてこう呼んでいる(と思う)。
▼加えて、現在ではネットのみならず、彼らの宣伝作戦がトランプ大統領就任に貢献したことから、スティーブ・バノンら「政権ブレーン」となる人物も現れ始めた。そのためアメリカを動かせる勢力の1つとなっている。
▼「ライト」というが、彼らの主張していることは従来の右派の考えには必ずしも当てはまらず、言ってることを並べてみれば「支離滅裂」にもみえる。
▼たとえば…LGBT支持、同性婚支持、妊娠中絶支持、ドラッグ合法化支持…。それでいて、「差別反対」に反対、移民反対、グローバリゼーション反対、自由貿易反対、ワシントンのエスタブリッシュメント反対、大企業反対…
 ▼この並びに共通する思想など見出しがたいが、あえて言えば、「僕は嫌だ!思想」だろう。
▼「人はAであるべきなのだからBすべし」的な、自分たちの「気まま」や「ホンネ主義」を押さえつけてくる主張・正論に対し、軒並み「僕は嫌だ!」を突きつける点が共通していると思う。
▼「人は平等なのだから人種を差別するな!」「人は神によって男女という形で作られたのだから同性愛はするな!」「人は理性的に生きるべきだがドラッグは人を非理性的にするのでやめるべきだ!」「人は自由に活動すべきなのだから移民も受け入れるべし!」…こうしたタイプの物言いに対し、悪辣な手を使ってでも「僕は嫌だ!」と「不協和音」を突きつけ、既成���念を壊すことで、新しい世界を作り出す…ことが目標なのだろう。
 ▼その意味では、この「不協和音」の歌詞の世界観はオルタライトににじり寄っている…
▼いや、歌詞だけではない。彼らが好んでネットにアップする「ファッショ・ウェイブ(fashwave)」というジャンルの音楽を聴いてみたが、シンセ重視の展開も「不協和音」と似てるといえば似ている…。
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▼しかしながら、最後の最後で、オルタライト的なものをねじり返しているようにも思う。
それは歌詞をよく読めばわかるが、この歌の主人公は、仲間だろうと言うべきことは言うが、自分からは「一発も手を出していない」。
▼そこが「やられたらやり返せ!」「やられる前にやっちまえ!」的な思想と一線を画している。そこが排除のための攻撃を賛美するオルタライトとは一線を画している。
▼それは「非攻撃の攻撃」「ディフェンスのオフェンス」的な世界観で作られている。言ってみれば、その刺激的な感じおいて、オルタライトにギリギリまでにじり寄りながらも、最後の所で決別する「オルタレフト」のような思想だ(あまり政治的な色を欅ちゃんにつけると、途端にダサくなるので、もっといい呼び方があればそれにしたいが、とりあえずこう呼んでおく。)。
 ▼けれど、「仲間だろうと言うべきことは言うが、自分からは一発も手を出していない」と言えば確かに「正しい」が、どこか優等生的でもあり,つまらなく聞こえる恐れもある。
▼今は「ポスト・トゥルース」の時代。主張がいくら正しかろうと、それが心をゆさぶられなければ、「そんな真実いらねえよ」と捨てられてしまう。
▼「正しさ」のみならず感情をゆさぶる「カッコよさ」「ヤバさ」がなければいけない。「何か知らないけどアレやばいな!」と、見る人、聞く人の心を揺さぶるような「クレイジーさ」がなければならない。
▼その「ヤバさ」「美学」がオルタライトにはあってリベラルにはない。それゆえ、「正しい風の」リベラルがいつも負けて、「支離滅裂だけどヤバい」、オルタライトにどんどん人が集まる。
 ▼だから、MVの中の革命アイドルたちは、「仲間だろうと言うべきことは言うが、自分からは一発も手を出していない」を「正しく」かつ「カッコよく」みせるため全身全霊を注ぐ。「ディフェンス」をひたすらカッコよく見せることに、「非��撃」をひたすらクールに見せることに全力をあげる。
▼ダンスのほとんどは「胸を張っての突き返し」「ガード」「パンチを出させないための間合い詰め」「打ってきたパンチの高速はじきかえし」など、「ディフェンス」=「非攻撃」で構成されている。それでいて、ガンガン前に進みながらダンスが展開するので、とても「攻撃的」にみえるしカッコイイ。
▼「ディフェンスなのに攻めてるダンスってすげえ」と、ダンス批評の教養はないが素直に思った!
▼「ディフェンス」「非攻撃」という「消極的」にみえるものを、積極的なものに変えていく…「規制概念を壊す」価値転換がここにある。実際、「進撃するが手は出さない」なんて「やられる前にやっちまえ」の分かりやすさよりもはるかに「クレイジー」だし、わけがわからないが、「何なんだこれは?」と心が惹きつけられる。
▼「どうだ!こっちの方がはるかにクレイジーだぜ!カッコイイぜ!」と、狂気の眼をして笑う3:52のてちが、そう言っているように見えてくる。そして1年ぶりにパワーアップして戻ってきたこの「狂気のまなざし」はとてつもなくヤバカッコイイ!
 ▼さらに、MVは歌詞の世界の「その先」にまで突き抜ける。「人は自由でバラバラだ」と歌詞は告げているが、その「バラバラ」になった各人が再び、海を越え、空を超えて、手を結ぶように、メンバーたちが再結集し、革命の「欅フォーメーション」を作り出す。
▼すると、その時、これまで闇に包まれていた空は晴れ、革命少女たちは見事「閉じた世界」から脱出する。
▼無論、「カッコイイけどさ。じゃあ、現実にどうしたらいいんだよ」という気分にはなる。それは俺にもわからない(笑)。
▼たとえば、北朝鮮が核を撃ってこようとしてるのに「言うべきは言うが1発も手は出さない」で済むのかよ、と。
▼だから、“リベラル”側でも最近は「日本は核の(共同)運用と、経済支援を組み合わせて北に対処すべきだ」という主張をする人も出てきた。
▼本当に危機を感じての主張だろうし、国際政治学の裏付けもあってのことだろうから立派な意見だと思う。しかし、オーソドックスな「国際政治学」が通用する相手なのか?自分だけ北朝鮮から離れて、民衆を犠牲にしてでも核を遠隔操作してきたら、こっちが核を「共同運用」しようが抑止になるのか?
▼だとすれば、やはりこの歌が言うように従来の「やられたらやり返せ」「やられる前にやりかえせ」とは違う、既成概念を壊す思想―実践が必要なのではないか(exひたすらハッキングを仕掛けて、向こうが武力を使おうにも指揮系統が遮断され続ける…など)?
 ★最後にこれまでの話をまとめる。
①世界の多様性が「不協和音」をもたらすことに怯え「僕は嫌だ!」とばかりに異物を排除し「閉じた世界」を作る動きこそが、今、世界に「不協和音」をもたらしている(入国拒否、核挑発等)。
②その「閉じた世界」を開き、「人はそれぞれ自由でバラバラだ」を実現するには「不協和音におびえる心」に対して「不協和音」を突きつけなくてはならない。
③そのためには「閉じていく世界」に対して「最期の最期まで抵抗し続ける」「この考えをねじ伏せるなら僕を抹殺してから行け」という「クレイジーな信念」が必要だ。
④しかし、「クレイジーな信念」ならばむしろ「閉じた世界を作りたい人達」の方が持っている(EX:トランプ、金正恩、オルタライト、籠池w…)
⑤それに対し、「クレイジーな信念A」VS「クレイジーな信念B」で「やられたらやりかえせ」「やられるまえにやっちまえ」的な思想でぶつかった場合は、悲劇的な結末となる。
⑥であるならば、「やられる前にやっちまえ」ではなく「言うべきは言うが、一発も手は出さない」が必要となる。
⑦だが、その考えは「正しい」が優等生的であり、ポスト・トゥルースの時代には、「クレイジーな信念を持った、やられる前にやっちまえ」の「美学(享楽)」に負けてしまう。
⑧そこで、「言うべきは言うが、一発も手は出さない」が「正しい」��つ、「カッコイイ」ものでなくてはならない。自発的に「カッコイイからこっちをやろう」と思えるようにしなくてはならない。
⑨「革命アイドル欅ちゃん」のMVは、この①~⑦をふまえたうえで⑧の実現に向け歌い、踊る。
⑩そこを渡ってどこへでも行ける「港」が封鎖され、そこを飛んでどこへでも行ける「鳥たち」が消えてしまった「閉じた世界」。暗闇に包まれた「閉じた世界」に、眠りに落ちた革命アイドルが引き込まれる。
⑪そこから脱出するべく、21人の革命アイドルが「言うべきは言うが、一発も手は出さない」が「正しい」かつ「カッコよく」「クレイジー」にみえるよう「進撃のディフェンスダンス」「攻めてる非攻撃」を展開。
⑫それは「攻め=ポジティブ」/「守り=ネガティブ」という「既成概念的分割」を壊す「クレイジーな革命のダンス」「オルタライトならぬオルタレフト(暫定)のダンス」だ。
⑬それが欅ちゃんたちの手により、本当に「正しく」かつ「カッコイイ」かつ「クレイジー」なものに見えるとき、はじめて⑧が実現する=MV的には「閉じた世界からの脱出」が実現する。見えたか否かは観た人が判断してほしい
⑬‘ちなみに欅ちゃんのMVは、毎回「閉じた世界から脱出できるか?否か?」というテーマが与えられ、実際に脱出できたように見えるか否かは、欅ちゃんのパフォーマンスにかかっている…という「世界観クリアゲーム」のようにできている(のが多い)。「高品質のドラマ」と「チャレンジドキュメント」がクロスする新しい表現になっている。
⑭そして、俺は胸を付き出しながら進むダンス(ラグビーのブラックスのハカっぽいダンス)については賛否両論あるのはわかるものの、総じてこの「進撃のディフェンスダンス」を「カッコイイ」と思った(あれはゴリラではなく「ディフェンスというオフェンス」のダンスで超斬新な着想だw!)。
⑮よって、このMVは、今の世界をとらえた上で表現されている、ものすごく「クレイジー」でかつ「志も高い」作品だと思った。
⑯ただ、それを踏まえたうえで、現実にどうしていけばいいかについては考え中だ(笑)。以上!
  (注1
▼一応「オーソドックス」な解釈も書いておく。まず前提として、今回は「サイマジョ」路線で行くのが王道だと思うし、そうなってよかった。別の路線で行けば「サイマジョが強すぎて逃げた」と逆に思われるだろう。サイマジョ路線で行って1年でどれくらい成長したかを観てほしい、そして「あの神曲を越える!」という姿勢が王道なんではないか(超えたかどうかはさておき)。だから「結局、この路線しかないんだこの人たち」とか「ずっとこの路線で行くって決めたんだ」みたいな話は違うと思う。今回は、こういう文脈があってこの曲になったので、5thはまた別の作風になるだろうし、なってほしい。そもそも「この路線」ばかりやってないし。
▼そのうえで本作を解釈。「マジョリティ」では「言いたいことを言わせない大人たちの社会」からの脱出を訴えていた。だが、支配するのは大人だけではないだろう。「いじめ」「スクールカースト」を考えてもわかるように「若者だって若者を支配する」。だからその答えとして差し出されたのが本作だろう。よって2作合わせて「日本を支配するモノ言わせない空気」への批判力がより深まった。
▼また、脅威の団結力(もう、仲良すぎ!)を誇る欅ちゃんたちが、さらに坂を登るため「なれ合いの仲の良さではなく、時には1人になっても主張を曲げない心を持った上で団結しよう」と自分たちを戒めているようにも聞えた。その意味では本作は「マジョリティ来た~」から1年経っての「アンサー&今後の方針」を示す曲と位置付けることもできるだろう。
 ▼あと「完全ファン目線」の感想も。てちはもはや立ったまま腕を突き出してるだけで「神ってる」状態を作り出せるようになった。おそるべし!あと、米さんかっこよかったで~&さとしの壁ドンもかっこよかった。また、こういう激しい曲に心の清らかなちゃぷてんは対応できるのか?とも思ったが凛としてとても美しかった!変顔からのギャップで美しさは天使級(笑)!で、かっこよさならりさでしょ、と思うも、「もうちょっと映してよ」の状態…(まあ「non-no」でたくさん見れるから許すか。モデルおめでとう!)。また、かわいい声のねるがネット上では不協和音状態だが…俺はそこまでダメとは思ってなし、「軟弱そうな子が,僕は嫌だ!と勇気を振り絞る様子を描いたものだ」という解釈もあって「なるほど」と思った。ともかく、ねる気にすんな。同じくかわいい声のみいちゃんはいいアクセントになってると思ったで~。…以上!
 注2)
▼「サイマジョ」のMVを初めてみたのは昨年6月ごろ。雑誌を読んで「なんかイイらしいよ」くらいの、ほとんど予備知識もない状態で、メンバーの名前も誰1人知らずに観た。
▼ものすごく「不穏な空気」を感じた。深夜の渋谷の工事現場に、不気味な光が明滅する中、軍服のような制服に身を包んだ女の子たちが、クーデターかテロの予行練習でもやっているかのような光景がそこには映っていた。
▼ものすごく殺気立ったものを感じた。中でも、ダンスの中心にいる女の子は、本当に人を刺しかねない凶器=狂気のような眼をしていた。「なんかすげえヤバいヤツが出てきた」と本気で思った(その時は、この人がエイプリルフールが何かも知らず、CDが何の略かも知らない超カワイイポンコツ女子だとは夢にも思わなかったw!)。
▼その凶器のような殺気立った瞳をみながら、アイドル評論家・中森明夫氏のテーゼ「時代がアイドルを作るのではない。アイドルが時代を作るのだ」を思い出していた。
▼「アイドルは人々の無意識の欲望を可視化し、人々がこれからやりたいことを先取りして体現する。だから、Aという時代だからそれを反映したAなアイドルが出てくるのではない。Aというアイドルが出てきた後で、Aな時代が到来するのだ」と、そのテーゼは言う。
▼たとえばアイドル第1号とも言われる「シンシア」こと南沙織。1971年、彼女は故郷沖縄から上京し、「17歳」でデビューするや一大旋風を巻き起こした。そして1年後の1972年、日本はこれまでアメリカの占領下にあった沖縄の歴史的返還を成し遂げた。
▼沖縄返還が起きてからそれを反映して「沖縄アイドルブーム」が起きたのではない。逆なのだ。未曾有の高度成長を成し遂げ、自信をつけた日本国民は、そろそろ失っていた沖縄を取り戻したい…そんな無意識を抱いていた。その無意識をシンシアが可視化したのだという。
▼また、1970年代後半から80年代にかけ一世を風靡したピンクレディー。彼女たちの魅力は、曲の世界観ごとに衣装もメイクも激変させてくる変幻自在さ。それまでのアイドルはどの曲でもだいたい同じような衣装で、同じようなメイクで歌っていた。彼女たちの詩を多く手がけた阿久悠氏は「ゲームが変われば世界観も変わるように、ピンクレディーを作り上げたかった」という趣旨のことを言っていたという。それから数年後に起きたのが、カセットを入れ替えれば、世界観が違うゲームを次々とプレイできる「ファミコンブーム」だった。
▼また、氏は言ってないが「総選挙」や「握手会」などのシステムを持ち込むことでフェアな競争を促し、アイドル達の切磋琢磨をねらうAKBの登場(2005年~)と、その後、先進国で盛り上がったアーキテクチャーを通じて成す「フェアで透明な政治改革運動」=「ガバメント2.0」ブームの関連性も指摘できるかもしれない(そのフィーバー感の中でオバマ政権も誕生したし、「新しい公共」を掲げた日本の民主党政権も誕生した)。
▼社会科学的に言えば立証のしようのない妄言テーゼだと思うが、面白いので、真に受けることにした(笑)。
 ▼そして真に受けたことにしてみてみると、あの「ヤバい目をした女の子」の瞳は「やがて来る暴動の不穏な空気」をとらえているのではないかと思った。
▼その後CDを買い「サイマジョ」を含めた1thシングル収録曲群を聴き、その世界観をみてみると、1970年代の英国と、昭和50年代(1975~1985)頃の日本をつなぎ合わせたもののように感じた。
▼いろいろ調べてみて、まず、あの軍服のような独特な制服はイギリスのモッズファッションを参考に作られたのだと知る。スーツのタイトさや、3つボタンなどが特徴のモッズファッションの誕生は1950年代。「70年代じゃないじゃん」と思う人もいるだろうが、そのモッズファッションに影響を受けたマルコム・マクラーレン(セックスピストルズのプロデューサー)らが、70年代に独自のひねりを加え「反逆の服」として生み出したのがパンクファッションだ。
▼「マルクスの肖像」と、「ナチの逆卍」という相容れないものを安全ピンでつなぐように強引に並列してみせ、そのどちらにも、いや、全ての硬直した「イズム」に「NO」を突きつける70年代のパンクファッション。モッズを基調としつつも、それを軍服のような、反逆の革命服のようなデザインに変形させ、硬直した大人たちの考えに「NO」を突きつける「欅ファッション」。モッズに独自のひねりを加え「反逆の服」とした2つはとても近いと感じた。
▼そこに、昭和50年代風のフォークソングや歌謡曲の風情をただよわせた「渋谷川」「山手線」などが組み合わされていく。
▼なぜ、わざわざ「今、その時代」なのか?
▼その時代が「これからやってくる」ということなのだろうと思った。実際、日本の財政状況は70年代のイギリスに似てきている。
▼70年代のイギリスは、第二次世界大戦中に戦費調達のために行った膨大な借金を返すめどが立たず「インフレにして踏み倒す」ことにした。
▼その結果インフレ率は15%を超えることもあった。政府としては100万円の借金が85万円近いものになるため有難いが、庶民からすると、物価が15%上がる。これには、そもそも使えるお金が少ないうえに給料UPなどすぐさま望めない若者層は大きく割を食った。
▼その結果、失業する若者も増え、不満がたまり、クラッシュが歌う「ホワイトライオット」がモチーフとしたような若者たちの暴動が街に頻発した。
▼ひるがえって現状の日本をみるに政府の借金は先進国最高水準の1050兆円超え。ここから資産を引いたとしても約440兆円の債務超過。また資産というが額面どおり売れる保障もない。それに加えて、2012年以降のリフレ政策が今や財政ファイナンス局面に入っているとも言われるため、国債発行は増え続けるだろう(税収も増えているとはいえ)。
▼さらに最近では、中央銀行が国債などを市中から大量に買い、それの代金を払うためにお金を擦りまくることでインフレ期待を上げる「リフレ理論」でもまだ「生ぬるい」として、「シムズ理論」なども出てきた。
▼インフレ期待は金融政策ではなく、財政政策こそ高められる。政府が国債で借金しまくって財政出動しまくることで、「こんなにお金を借りて、政府はもう借金を返す気がなく、踏み倒すつもりではないか」と国民に思わせる。そうすれば「政府は借金を踏み倒すためにインフレにしてくるはずだ」というインフレ期待が国民に沸き起こるだろう、という。
▼学者が言うのだから理論的裏付けがあるのだろうが、「素人」の自分からみたら「狂気の沙汰」としか思えない。
▼いずれにしろ借金は増える一方だろう。返せなければ高いインフレ率にして踏み倒すしかない。こうなれば、70年代のイギリスと同じ流れだ(インフレ率15%になるかは知らないが)。
▼また、よく言われる「世代間の年金受給格差表」をみてもわかるように、若年層になればなるほど年金をもらえず、払い損となっていく…こうした現状を指し「世代間虐待」という言葉もある。
▼加えて藤田孝典氏「貧困世代」を読んでも、若年層の貧困度合はかなりヤバいことになっている。たとえば、氏の試算では稼働年齢層の若者で、(社会が劇的に変化しない限り)一生貧困のままにとどまることがほぼ確実な人々は約3600万人に上るそう。多く見積もり過ぎかもしれないが、他にも、直近20年の間に20~24歳の男女の貧困率は10%上昇。学生の生活費は1990年には1日2460円だったのが2014年には897円まで低下。人口10万人あたり15~34歳の自殺は、20人。先進国中トップ。…と、「もう、そういうのうんざりなんだよ」的なデータが続々でてくる。さらに、家庭の事情で1人で働いて高校へ行くも、賃金の安い工場くらいしか働き場所がなく生活苦にあえぐ女子高生の事例も。彼女は言う。「早く18歳になりたい。風俗で働けるから」と。
 ▼話が難しければ、今の現状をこういうふうにまとめてくれている人もいる。 
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▼思わず笑ってしまうが、「この人の言うとおりじゃないか!」とも思う。今は「うすら笑い」を浮かべてやりすごす余裕もかろうじてあるが、やがて「おい大人!お前らいいかげんにしろよ!」と、不満が爆発することも大アリだ。
▼そうなれば、別に煽っているわけでもなく、煽りたくもないが、暴動も十分ありうるだろう。
▼よく欅ちゃんの曲を聴いて「この厨二病が!世間はそんなに甘くないんだよ!」みたいに言う人がいるが、「いや、普通に怒るよ!これから先を考えたら」と、俺などは思ってしまう。逆に「今の社会にモノ申したって、うまくいくはずないんだから下を向いて我慢して生きていきましょう!」みたいな歌を10代の子が歌ってたらどうすんのよ、と思う。
▼また、暴動というが、通常想像するタイプの、国会前に大勢がつめかけて「●●反対!」みたいない分かりやすいものだけを想定していない。
▼「じゃ、何なの?」と聞かれると具体的なイメージは乏しいが、たとえば「保育園落ちた。日本死ね」騒動のようなものも考える。1つの「怒りの書き込み」が、思わぬ経路をたどって国会のイシューにまで登るような。そんな訳の分からない経路で騒動が波及していく新しいタイプの「暴動」もありうるのではないか?
 ▼そうしたことが「ゆくゆくは起こりうるか」…と、思っていたら、この年の秋、海を渡ったアメリカではまさに「サイレントマジョリティ」たちの民意が大爆発し、前代未聞の大統領就任劇が起きた!
▼これをもって、ネット上でも「サイマジョはトランプ就任の予言説」がささやかれるようになった(俺はこれについて半分同意するが、半分同意しない)
▼加えて言えば、この年の8月には「ボブ・ディランは返さない」が2thシングルの収録曲として発表されたが、その数か月後にボブ・ディランがまさかのノーベル賞を受賞。さらに、そのあと失踪し「ボブ・ディランは返さない」ならぬ「ボブ・ディランが帰らない」騒動が引き起こされた。おそるべし!ゆいちゃんず!(笑)
▼ともあれ、そんな「ヤバさ」を含んでいるのが欅ちゃんのMV(の世界観)の魅力だと思っている
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mangacapsaicin · 1 year ago
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shinobu kaze’s the boy who has government || 風忍の『ガバメントを持った少年』
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strangemonochromes · 5 months ago
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Violence & Peace (ガバメントを持った少年) // Shinobu Kaze
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kiitatakita · 5 years ago
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聴講メモ シンポジウム「スコアリングを巡る法的問題」
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料等からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
開催案内:https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2020/200207.html 開催日時:2020年2月7日(金)18時00分~20時00分 会  場:弁護士会館17階 1701会議室 主  催:日本弁護士連合会
(以下、敬称略)
司会 星原直子(札幌弁護士会/消費者問題対策委員会委員)
開会の挨拶 小池達哉(福島県弁護士会/日本弁護士連合会副会長)
近年あらゆる分野でAIの利用が広がっている。 中国では決済サービスを通してスコアリングが社会のあらゆる場所に広がっている。 自分が知らないうちに、自分に点数がつけられているということは気持ちがいいものではない。
第1部 基調報告
1 事業者におけるスコアリングの現状 板倉 陽一郎 (第二東京弁護士会/消費者問題対策委員会副委員長)
シンポジウムは以前から企画していたが、リクナビがあのようなことになるとは思わなかった。 現在、問題になっているのは従来の信用情報ではなく、独立したスコアリングサービス。 伝統的な信用情報は基本的に外部提供されないか、スコアとして提供してはいない。 独立したスコアリングサービスは連携が前提。
J.Score 金利優遇サービス 無担保ローンにスコアを使う 加味して使う。 ドコモスコアリング ドコモレンディングプラットフォームの機能の1つ  新生銀行が利用 補助として LINE Score LINEウォレットの機能の1つ こちらも加味 Yahoo!スコア パートナー企業に提供する形式で展開 不利になることには使わないとしている  現在は作成開始はオプトイン
2 スコアリングの法的問題 板倉 陽一郎 (第二東京弁護士会/消費者問題対策委員会副委員長)
個人情報、個人データ、保有個人データに該当
利用目的規制  作成していることを表示しなければいけない?  利用目的をどのように表示しているか?  信用スコアの第三者提供する場合、前の2つには違いがあるか?
本人関与規制  開示請求  訂正請求  利用停止請求
信用情報機関に関する法的規制  貸金業法、割賦販売法、銀行法
信用情報機関の信用情報は厳しい規制がかかっている
情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会(金融データWG)
GDPR  21条 異議を述べる権利  22条 プロファイリングを含む個人に対する自動化された意思決定
3 信用スコアについて-近未来と未来を見据えて- 山本 龍彦 氏 (慶應義塾大学法務研究科教授)
適切な形での利用はあり得る
目的が限定され、扱う情報も限定されているスコアもある
ポジティブな側面  ファイナンシャル・インクルージョン  より正確な信用力の予測  良きナッジ  デジタルプラットフォーム上の正確な信頼指標  逸脱行動の抑制
ネガティブな側面  ブラックボックス問題   テクニカルブラックボックス 何をどう判断したのか  不適切なデータの混入可能性と検証困難性   端末を課した人のデータが混入  「萎縮効果」による行動の自由と多様性の縮減問題    特定のスコアが市場支配的な力を持つと、そのスコアの基準に合わせた行動をみんなが取ってしまう  差別の再生産問題   人種、ジェンダー、代理変数(居住地など)  バーチャル・スラム
いま議論しておくべきこと スコア監視国家にしない為に  スコアの多源性を維持すること  スコアの算定に使うべきでない情報を括り出すこと   自ら修正・変更できないような属性はスコアの算定に使うべきではない  透明性と「ブラックボックス」についてぎりぎりの調整を図ること  スコアについてはその影響の重大性に応じて「人間の関与」を含めた異議申し立ての手続きが必要な場合がある(スコアの不確実性)  健全なスコア利用社会を維持するためのアーキテクチャを構築すること
第2部 パネルディスカッション  ■パネリスト   山本 龍彦 氏   ��口 康太 氏 (ジャーナリスト・『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書、2019年)共著者)   池本 誠司 (埼玉弁護士会/消費者問題対策委員会委員)   板倉 陽一郎  ■コーディネーター   土井 裕明 (滋賀弁護士会/消費者問題対策委員会委員)
中国・信用スコアの現状(高口康太氏)
芝麻信用の一番大きなサービスは割賦払いの限度額決定 スコアが高くなるとヴィザの申請が楽になる 毎月、ポイントが変化する。毎月、クレジットカードの色が変わるようなもの ゴミ出しスコアも存在する
一般の中国人はテキトーな使い方をしている。
ダメ人間だけを排除する仕組み
クレジット過剰与信規制と個人信用情報の活用
ど スコアリングで与信審査はできるのか。
い 従来の審査に加味する程度。
ど 最後は人間が決めるのであれば、それほど心配することもないのでは。
た 中国では人治からAI治へ?
や 北京AI原則では人間中心を謳わない。
ど 基礎データの誤り、アルゴリズムの不備に対してどのような異議申し立てを保証するか。中国はあまり気にしないのか。
た 今は目に見える実害が出ていないので。道徳的信用スコアの方は、困ることが出てくるかもしれない。離脱できないものは実害がある。
ど スコアリングの使い道について、このようなものには使ってはいけないという議論も出てくるのではないか。
い 性別、住所は米国では忌避される。ナッジは大きな影響を持つ。扱いやすい人要請になる可能性がある。
や 顔認証のようなものも、誰がそれをやるのか、何の為にやるのかは重要である。セクトラル方式でやるか、使いまわしをするかでは大きな違いがある。 緻密に議論する必要がある。
い 自己情報コントロールとの関係。基礎情報が間違っていることを訂正できないと困る。
ど 選択の自由がなくなっていくのではないか。
い 情報を出す、出さないはコントロールできるようになってきている。が、みんなが使っていて、使っていないものを排除したいという形になっていく恐れがある。形骸化した同意については、リクナビ事案で厚労省が危惧を表明している。
ど リクナビ事案に言及されたが、実際の被害はどうなのか。
い 突然、オワハラを受けたという話がある。
ど 中国では人の採用にスコアリングを使うか。
た 最近では聞かなくなった。中国の場合は、やってみて拙かったものは、こっそりやめる。
い クレジットの信用情報については、法改正等、大きな争点になってくる。基礎情報が誤っていないかどうか、開示できないものを組み込まない、分離して、把握できる状態は維持する。
※産業構造審議会 商務流通情報分科会 割賦販売小委員会 報告書  https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shomu_ryutsu/kappu_hambai/20191220_report.html
た スコアリングの問題はスコアリングに限らない。スコアリング事業に手を出していない企業はデータを使っていないわけではない。
や スコアリング、プロファイリングについては、競争法的な観点を。統計的な少数派が不利にならないように。説明については限界がある。内部的にアルゴリズムの適正性を担保するガバナンスの仕組みが必要。ガバメント・アクセスの問題はスコアリングとセットで考えるべき。スコアリングには限界がある。
い データポータビリティを認めると、階層の固定化につながる可能性も。
閉会の挨拶 黒木和彰(福岡県弁護士会/消費者問題対策委員会委員長) デジタルの中に自分のアバターができてくる。これは自分なのか、そうでないのか。誰がそれを動かすのか。
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mangacapsaicin · 2 years ago
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strangemonochromes · 5 months ago
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Violence & Peace (ガバメントを持った少年) // Shinobu Kaze
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strangemonochromes · 5 months ago
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Violence & Peace (ガバメントを持った少年) // Shinobu Kaze
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strangemonochromes · 5 months ago
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Violence & Peace (ガバメントを持った少年) // Shinobu Kaze
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strangemonochromes · 6 months ago
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Violence & Peace (ガバメントを持った少年) // Shinobu Kaze
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