#エリザベスデヴィッキ
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ナイト・マネジャー(The Night manager)②
キャストが素晴らしかったのでひとりずつ。
①トム・ヒドルストンasジョナサン・パイン 見始めたとき、トムヒが007になった姿を想像できてたんですよ。。それが見終わって原作も読んだら、確かに似合うけど、トムヒがボンドになったらジョナサン・パインの二番煎じになってしまうんじゃないか、それはあまりにももったいなさすぎる。と思ったくらい魅力的なキャラクターなんです、パイン。原作ではもっともっと彼の過去や思考がル・カレおじいちゃまらしく深く繊細に描かれておりまして、ル・カレ作品だけでなくスパイ小説のスパイとして名を連ねてもいいくらいなんだな~。ドラマではエンターテインメントとしての性質上か、そこまで深い掘り込みはされてなかったように感じたのですが、リスクジャンキーとしてのパインーエレガントで美男で“イギリスの精華”でありながらとてつもない暴力性と暗さを抱えてなお人を惹きつける男をトムヒの華やかさをもって演じておりましたね~。 原作ではキャスティングの決め手はこれなのか?ってくらい尻が素晴らしいというような描写がありました。
②ヒュー・ローリーasリチャード・ローパー 肝心なこと。これ主役はトムヒなんですが、ポスターの通りパインvsローパーなのですよね。対峙する男という役で、本当に申し分ないヴィランでした。そしてローパーも負けず劣らず、人を惹きつけることに天性の才能を発揮する男なのですよ。“イルカの笑み”原作のローパーは血も涙もない悪の武器商人でジェドに対しても彼女を美術品のように所有しているようなところがあるのですが、ヒュー・ローリーのローパーはそこに人間くささを加えて(子煩悩であり、ジェドに嫉妬心をむ��出しにする場面があったりね。)、原作より一層魅力的になったのはジョナサンよりローパーかも。“世界一の悪”ですが最後小物のようにあっけなくやられちゃった感はね、①で述べたル・カレおじいちゃまの考える現代の悪人たち、をよく投影しているなあと思いました。 ピンクのリネンシャツにピンク味ある赤のコットンパンツを合わせるセンスの持ち主。でもなぜか似合うんだ。 ③オリヴィア・コールマンasアンジェラー・バー 原作はレナード・バー。男性から女性に変わってます。別に最初から妊婦設定ではなく、コールマンにオファーしたら妊娠を理由に断られてじゃあ妊婦の設定にするから。となったんだって。妊婦設定だからといって物語の進行上妊婦である必要はまったくないってところが良いです。そういうのいいよね。セクシュアリティと同じで。~である必要はないということは~であってもかまわないでしょう。ということで。 妊娠○?ヶ月のMI職員、いいじゃないですか。ローパーを追い詰める役どころですが、底にしっかり秘めた情熱や信念があって、でも普段はそんなところぜんぜん見せない一見普通のおばさんなところがさ~~味がある~~~。 CIAの職員さんとのバディ具合がすてきでした!過去に間違いなく何かあったらしく、「Mr.バーと一生添い遂げるつもり?」「彼を愛せないのは私の責任なの」という会話を監視中にさらりと交わす。そんなこと言いながら、深夜へろへろで帰宅したら夫が子供部屋を作っていて微笑む・・・と旦那は旦那で愛してるんだな~というのが伝わってくるんですよ。ジョナサンとジェドの関係が原作よりあからさまでして、こちらは完全ドラマのオリジナルなんですが、かえってル・カレおじいちゃま味がありました。 原作のレナード・バーは登場人物の中で一番好きなんですよね。彼のジョナサンに対する想いがスパイとスパイマスターの限りない親密性のようなそれを超えてジョナサンのとりこになってるような、いかにもル・カレ印の愛で。 原作のレナード・バーも、ドラマのアンジェラ・バーもどちらも魅力的です。 ④エリザベス・デヴィッキasジェド デヴィッキ様!デヴィッキ様!お美しいすぎ!!スタイルよすぎ!顔ちっちゃすぎ!!トムヒとのキスシーンであまりにデヴィッキ様の顔がちっちゃすぎるためトムヒの顔がでかすぎて(本来トムヒも相当8頭身スタイルなはずなのに・・あれ??)とすごい錯覚に陥りました。 セクシーなんだけどどこか少年ぽさがあって、裸のシーンも生脚を見せつけるシーンもへんないやらしさがないのですよね。そのうえ小ざっぱりした茶目っ気があって、素敵。 デヴィッキ様��何をやっても美しいけど、今のところジェドが一番好きかも。ショートカットに薄化粧に、でも衣装はフェミニンってバランスがさいこー。衣装がすべてデビッキ様の長身に合う、フェミニンだけど甘ったらしくはない大胆なカットのものばかりで。どこのだろ~~。衣装デザイナーさんいい仕事したなあ。
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