#エシクの王書
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描いた絵を画集にしました💙❄♪
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あくまのささやき
誘惑ってことじゃなくて
ツイッターのログです
2016年1月31日
美しい死に彩られた水の魔性が音楽の正体で、それが人魚だ
2016年7月4日
【ハプルシュカの鬼】
水の流れる樹木の呼気を吸って生きる鬼が居た 人間の娘と恋に落ちたが 人間は二人を忌まわしいものとして追放し 森を焼き払ってしまった 鬼は飢えて死んでしまい 娘は鬼を喰らい生き延びた 肚に宿していた子を産み 人食いの部族の祖となった
2016年7月21日
死なせないほどに発達した医療で生命を見失っていく 水中はその恐怖と暴力性に支配されている 彼等はその支配に自覚的で 「愛」と「鬼」は共犯者の立場で鬼の頭に付き従う
2016年8月4日
理性が働けば「優しくできる」けど、野性的で直情的なほど「感情を理性によって多様化できない」ほど、残酷で冷徹な判断をするもので、だからチルハさんは「愛情深い」ゆえに「冷酷」な女 彼女の決断力や行動力、取捨選択のはやさに迷いが無いのは本編の通りで、 その容赦の無さや決断のはやさは、自分の中で大切なものが明確過ぎる、理屈を捏ねたりして時間を掛けないことが要因かなと思う 機械の冷たさとは違う 愚かで未熟で幼稚な残酷さに近い
2016年11月15日
モンテクリスト伯、ラマムアの花嫁、カヴァレリアルスティカーナ、オペラ座の怪人、ドリアングレイの肖像、アラビアンナイト、カンタレラ ルクレツィアという名前が好き
2017年1月6日
見返り美人 というのはいいね 背中というのは一方的に見詰められる姿だ、それが、ふとこちらを振り向いて、視線を受け止められてしまったときのぎくりとする感じ。 それにひとの軸である背のすじが、中心で螺旋をえがいているのも美しい
2017年2月20日
ああ、駄目だ、彼は酷く優しくて それが酷く恐ろしい いま沢山の棘が刺さって、そこから無数の皹の入った、一押しすれば砕けるような、僕が触れたらお仕舞だ 彼の優しさは凶器になって、今の僕の在りさまをすべて破壊してしまうだろう 彼のいちばん酷いのは、それをわかってしているとこだ 僕を壊すつもりで居るんだ、それで構わないと思ってる 醜く二度と使い物にならない取り返しのつかない破壊でも、どんなふうに砕けても、破片で彼を傷めても、それでいいと思ってる 僕が、彼を愛しているから
2017年3月13日
「本当はずっとずっと怖かった、突然居なくなってしまった彼への喪失が、信じてき��ものが嘘だったと思い知るのが、自分の現状を彼のせいにできないのが、彼は僕に価値なんか与えなかったってことが、彼は僕を傷つけることで一切傷つきやしないってことが、ずっと、ずっと怖かった」
2017年6月3日
「厄災」と「悪」はぼくにとってちょっと違うモノで 「厄災」は自然現象、 「悪」は人の現象
2018年1月17日
あいしたひとはさいしょ人間で 次は蝶に生まれ変わった 次は魚 次は鳥 わたしはあきらめられなくて、生まれ変わる度姿をかえて おなじいきものになって ずっと追いかけ続けた
次に人間になったとき わたしは人間の心が わかるようになっていたのに 魂はいびつに壊れて身体から溢れ出した
2018年2月4日
ぼくは人間は逆咲き花だと思っていて 本来人を擬花するなら下半身が花弁部だと思っている けれど香澄は逆
仮想現実証明、現実を元にして作られた仮想現実を元にして「この世界は仮想現実である(仮想現実と同様の仕組みに基づいているからだ)」と論じている証明がある 香澄はそれを思い出す
2018年4月30日
神は作り出される、あなたが神だと信じたものは 人間かもしれない 現象かもしれない 悪しき存在かもしれない
信仰は 好きにすればいい 神はいないという証明はできないのだから 悪魔がいないという証明ができないように
信仰のない人間はいない
ぼくたちは 大抵は 自分たちが存在していると信仰してる ぼくたちは自分たちが存在しているという裏付けがほしい 存在しないということは証明できないから その存在を どこに置くのかと言うことを、ぼくたちは考える 疑いもせずに
それは認識である それは実存である それは神の意識である と
2018年11月24日
耳の構造的には聞こえない音、は 果たしてほんとうにすべて幻聴で、すべてぼくの個体の異常なのだろうか?
人魚は聞こえない音の存在を常に意識している
2018年11月30日
「亡骸は空蝉に似てる」 「この殻のなかに、あの人が居たんだ」 「どろどろに溶けて魂になって出て行ってしまった」
空蝉は 現し身 生きた人が纏うそれを死んだ者は纏っていない 生から死へひとまたぎする過程でそれを脱ぎ捨ててしまう 現世に残された殻にはあの人の面影ばかりが宿る
2018年12月3日
現し身には生きた人とか この世って意味があるそうだ
蝉はお盆が終わるころに居なくなってしまう虫だったらしいけど 今はどうなのかな 気候がちょっと違ってきている気がするけれどどうなってるだろう
2018年12月4日
ピアノの調律をしてもらった
調律の時間よりも長く、ぼくが演奏したり 彼と話す時間をとる 二人で穏やかに過ごす ぼくはこの時間が嫌じゃない
彼はもうずっと調律をしてくれている人だ 一流の調律��
この人の前でぼくは一人で居る時のように振る舞える 傍に居られても 即興できる 大切な相手
2019年1月15日
たとえば 雪が愛ならば、ひとが認識するとき、愛情は0℃以下の想いのこと
1月23日
ぼろぼろ泣きながら薬を飲んで透明な滴がたのグラスをローテーブルに置いた 窓辺で 床に座り込んで カーテンのレースが破れていて光を遮るものが何もなかった 揺らぐこともなく外の明るさが室内にあって 水の入ったグラスを照らしてた 美しかった
2月2日
「ありがとう、ゆっくり眠りたかったんだ」 って言って、目が覚めた 今朝の夢
2月7日
レディ・ジェーン・グレイの処刑
2月12日
水族館で 背丈より深い広い水槽に、背丈くらいまで水が入ってて 水槽の上が開いていて、手前は深い水だけど、奥には岩場が続いていた 水槽の前には木の長椅子が置いてあって そこにずっと座って見ていた
大きなウミガメや魚が泳いでた
水槽に隔てられて決してさわれないことが、こんなに近くに居させてくれる、 まるで水の中にいるようなのにそれ以上近づくことは無くて、ぼくは息苦しくも寒くもない、穏やかで、一方的に見詰めて
2月19日
今日は一日中曇り空で薄暗い一定の光が時間の経過をわからなくしてた こういう日は全部ぼやけて存在の輪郭もあやふやになる 視界の端で焦点をなくしてぐにゃぐにゃに歪む世界がほんとうの景色なんじゃないかって考える
まだ体調が刺激に耐えないから普段しないのに読書なんてしてみようとして 文字を目で追ったら読もうとした部分から外れた先の展開が蛇の交尾みたいにもつれてのたうった 集合体が無秩序な規則に従ってページ上にびっしり蔓延ってるようで怖くて本を閉じてしまった
すべてではないけど、今日までの記録
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ドルシェ:きっしー
ナージュ:鳴瀬
小舞踊:姫歌さん
エシク世界の宝飾品は動物の死体から取れた骨や甲羅や鱗や角や牙や爪や…、とりあえず「動物の死体を装飾に加工したもの」
国全体でみんな人々が着飾っていて、みんなキラキラしたものを身につけてるのは、生活や仕事で共に生きたモノの死をずっと身につけてる感じ
アスラが身につけている宝飾品は、人の死体かもしれない
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短編紹介
エシクの王書
これはまだ「愛」という概念が広く認知されていない世界。ファンタジーです。
或る国だけが「愛」の神を信仰し、その存在を感覚できる。
神は王の器に宿り 人々は王を愛し 王も人々を愛していた。 そうして神は王を介して人に干渉し 人々は王を介して神の愛を享受する。
けれどその愛は変質します。 神の物から 人のもの��� いつしか現れた、一人の「王の器」の存在によって …
<ジャック>
主人公。 大臣の子だったが、幼少の頃に王都イェリスが機能停止し国が衰え、当時王に仕えていた父に王宮から逃がされた。国内でも国境近くの未共者が多い地域で9才まで義姉に育てられるが、まぁ色々あって(本編参照)アルフと出逢い、彼が次の国王に選ばれたため彼を王宮に連れ帰り、現在に至るまで10年間、王の傍で仕えている。
アスラとは主従関係ではあるものの、親子とも兄弟ともつかない10年間の関わりのせいか、一概にそうと片付けられないような情愛も抱く。気が強く頑固な性格でありながらアスラの言うことにはよく従い非常に素直。
<アスラ>
イェリスの神王。神の国を統べる王、なので国王でありながら信仰の対象でもある。「アスラ」は神の名で、王に即位した際襲名する。彼の「人」としての名前は「アルフ」。 元は踊り子をしていた。見目麗しく上品な美貌に、三日三晩踊り続けられる化物のような体力と精神力の持ち主。戦闘舞踊・ドルシェを舞う際の歌声はまさに地響きのよう。
信者には平等に慈悲深いが、一個人として、10年前からずっと傍で自分を支えたジャックのことを大層可愛がっている。
<ライラ>
食人族(別名ハプルシュカの鬼)の末裔。目を奪われる攻撃的な美しさを纏った少女。 アルフが一族を全滅させたため復讐に来たのかと思いきや、実際は「まぁ色々あって(本編参照)」←の時期にアルフに一目惚れし彼を探し続けていた。 ことあるごとにアスラに絡むのでジャックとはなかよし仲悪い。 神の愛については否定派。
<ジャルダン>
ダズータニアの奴隷一族だったが、イェリスの国力が衰えた際支配国の戦力としてイェリスに攻め込み、ジャックに負かされ、自国が敗れるまでの間を捕虜として過ごした。後、アスラの説得により祖国を捨て、イェリスに留まり、奴隷の立場からも解放されることになる。
アスラに感謝し、王として敬意を持っていることと、 ジャックへの親愛の情も込めて、彼等二人をシンボル化したピアスを身につける。
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或国の王女の記憶
わたくしたちの国では男も女も、国事に携わる者は印魂の儀を控えた夏の時期、小さな国土から踏み出し、見識を広げる為の小旅行へ赴きます。
国交のある地で宿泊することもあれば、見境の畔に野灯しする夜もございます。男性と女性は寝所を共にしません。暗闇に女ばかりは心細く、獣の声など響けば身を寄せあって震えてすごすも仕方の無いことでした。ある日、予定より進行の遅れた我々の一団は不気味な森の中で夜を迎えてしまったのです。不安がる供を、主という立場もあり、幼い故の無邪気さを武器に慰めておりますと、不意に物音が近付くのを覚えたのでした。
「なんの気配でしょう、王女様」
「一匹ばかりではありませんわよ…これは、結構な数では」
「王子様達にお知らせしてまいりましょうか」
「待って。ひとりではだめよ、」
慌ててしまったのか、様子をうかがうのも忘れて外へ出てゆこうとした侍女をひきとめようと手を伸ばすと、わたくしも相当怯えていたのでしょう、足元がおぼつかなく、そのまま倒れ込んでしまいました。
幾重にも張ってあるはずの遮布を引きたおし、ころがるように外でうずくまったわたくしの頭上で、「おやおや」と声がかかりました。
「これはこれは」
「見かけぬお姿の娘さん、ご無事ですか?」
手を差し伸べられその先をみると、それはなんとも美しい女性が微笑みをたたえて膝を折っておりました。
さらにその背後の暗がりから、幾人もの、彼女に見劣りしない美しい人々が姿を現します。
「座長、その方、この間通り過ぎた谷合の王国の姫君だよ」
「…なんと。これは、手を差出すなどご無礼を。」
手を差し伸べるのは包容力ある上のものがするべきこと。そのことを知っているようで、彼女はそのすらりとした白い手を下げてしまいました。後から顔を青くして外へやってきた侍女達も、彼女らの��を見てほっとしたり驚いたりと、わたくしの後ろで主の対応を待っています。なんとかおきあがり、今度は自ら手を差出しました。
「よろしくってよ、美しい方々。ここで出会った巡り逢わせを喜びましょう。」
「…ありがとうございます」
相手がわたくしの手を取りその甲に口付けると、様子を伺っていた周囲から糸の切れたようなざわめきと溜息が溢れ出しました。わたくしなどまだなんの力も無いというのに、改めて自分の立場を自覚させられます。
ようやく言葉を交わし始め、我々が彼等を旅芸人の一座だと知り、互いの事情を理解してきた頃、今まで誰とも話そうとしなかった女性がこちらに歩み寄り、顔まで覆っていた布を首元で解いて言いました。
「ギヴォン、少しいいかい?」「なんだい、アルフ」
座長さんはギヴォンというお名前のようで、なんとそう呼び捨てにした声は男性のもの。驚いて顔をまじまじと眺めたわたくしは、息の根が止まるかとおもわれました。
女性と思っていた美貌は傍で見ると中性的で、まるで神が姿を貸しているのかと疑うほどでした。長い髪と剥き出しの肌、愛らしい顔立ち。…アルフ。なんて、綺麗なひとなのでしょう。その聖性を纏った存在の彼が、目の前の地面にかしずくようすが、背徳的にさえ感じられました。
「姫君。驚かせてしまったおわびに、我々の技を」「ああ、いいね。…アルフの申し出を、お受けいただけますか?」
「…はい」
答えると、アルフが微かに笑いかけたような気がしました。
わたくしが頷いた瞬間、暗がりに溶けるようにゆらめいていた人影が皆、その美貌を露にしました。瞬く間に灯が煌めき一帯を照らし、彼等の手に楽器が現れ音を奏で、木々の合間を舞台に人々が踊りだしました。水や焔が、ヒトの手から生み出され、旋律を紡ぐこの声は、アルフの声。
「我が故郷に宿る彼の 胸に刻め その歓びを」
帰郷の唄。
「姫君がご無事で帰られるように、祈ってくださっているのかしら」
「…そうね」
一際光をうつす白い手足に視線を奪われ、一層可憐に舞うその女性ばかりを目で追ってしまう。…違う、女性ではない。アルフだ、ああ、わたしあの人のことがとても気になるの。
恐ろしかったはずの暗い森を忘れて見世物に見蕩れるわたくしの表情が、おかしかったのでしょうか、アルフはわたくしと目が合ったとき、それはそれは優しく笑いかけてくれました。
「愛らしい姫君に幸いあれ!」
森を切り取った異空間のように、この場だけが夢の世界。
楽しくきらびやかな夜が、波打つように、駆風のように過ぎ。
「もう、お別れなのですね…」
「私達は未共の者故。住む世界が違います、高貴な王女様」
アルフの方をちらとうかがうと、彼は自分の肩にとまった白い鳥を撫でていましたが、私の視線に応えてくれました。彼は私が手を差出すと、その平に自分の飾り羽をふたつ乗せたのでした。
朝もやの中、別れを惜しみながら遠ざかる彼等のことを、わたくしは生涯忘れまいと誓いました。
そして、再び相見えた彼は—————
本編→ http://alflayla.tumblr.com/
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