#お気軽錆転換
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便利になったね。 #お気軽錆転換 (前川農場格納庫) https://www.instagram.com/p/Co087rPhJXa/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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クラシック・ミニのラバーコーンを交換して乗り心地を改善してみました。
タイヤ交換のついでに足廻りの整備のご依頼頂きましたm(_ _)m
前回点検時におススメさせて頂いていた箇所ですが・・・
ハイローキットがMAXまで上げられています。乗り心地も硬く、突き上げも大きいので、他の部分に悪影響が出る前に改善しましょうという事で今回ラバーコーン交換を主とした整備を行なっていきます。
早速分解して点検していきます。スイベルハブやアームなどを外して・・・
サブフレーム内に収まっているラバーコーンとハイローは予想通りにすっかり固着して外れてきません(汗)叩いてこじってを繰り返してようやく取り外し。
分解しながら不具合のある箇所もリストアップしていきます。まずは左ドライブシャフトのインナーブーツから漏れがあり・・・
左側のスイベルハブはハブシールが抜けてきていて、内部のベアリンググリスが飛び散っている状態でした。
ハイローキットはアジャスタライドが使われていて、特に問題ないのですが・・・
ハイローキットとアッパーアームをつなぐ部分にあるナックルジョイント。出来れば一部のみ入れ替えてボールシャフトは再使用したかったのですが・・・
うーん。残念・・・。底の部分が平らにカットされているパーツが組まれていました。
その他ショックアブソーバーはカヤバ製の物が��いており、状態は良好。リバウンドバッファも問題ないのでこの辺は再使用します。
サブフレームもチェック。今回はラバーコーンからラバーコーンへの交換なので大丈夫そうでしたが、稀に取付け部を潰していたり、割れていたりする個体もあるので毎回点検します。この子は状態良好でした。
そして本丸のラバーコーンの状態ですが・・・。AT車という事もあり過去最大級の潰れ具合でした。
お約束の新品ラバーコーンとの比較です。見事に半分位になってますね〜。
新車装着から約25年、距離数は少なめですがゴム質もカチカチに硬くなっており、既にサスペンションとしての役目は終えている状態でした。
今回は数種あるラバーコーンの中から、定評のあるドゥ・トレーディングさんのMOULTON-AVON D.O SPECを使いますので、かなり乗り心地の改善が期待出来ます。
再使用出来る部分もあるので、追加部分を含めて再度見積りしオーナー様へご報告。同時作業で出来る部分でもあるので、追加分も含めて作業のオーダーを頂きました。
まずは各パーツの洗浄から・・・
ハイローキットをリペアしたり・・・
アッパーアームも洗浄し両端のニードルベアリングをチェック。ナックルジョイントが入る部分の手直しをしてから
WAKO'Sの塩害防止塗料を使って防錆塗装します。
アッパーアーム両端のグリスシールは交換しました。
ナックルジョイントは交換するので、アジャスタライド用のシャフトが太いタイプを取り寄せました。
新品ですがそのまま使うのは怖いのでバラしてチェックします。
先端が平らにカットされているとソケットを削ってしまい、早期に破損する恐れがあります。右が今回使う新品でこちらは球状なのでOKです。
組み合わせるナイロンカップとダストブーツは・・・
ナイロンカップは触った感じで硬すぎで粘りが無く、割れそうな感触。ゴム製品は日本製に勝る物は無いので・・・
両方とも別なパーツに入れ替えます。
組んでしまうと見えなくなりわかり難いので構成を再現してみました。
今まではこうでしたが・・・
今度はこうなります。
サスペンションは全体のバランスが大事で、この他ショックアブソーバーやブッシュ類の状態も含めてのトータルバランスですが、これだけでも乗り心地が改善されるのが分かると思います。
そしてサブフレーム側も手直しをしていきます。アーム両端のグリスシールがあたる部分のバリや異物を取っておくと、シールの早期破損を防げるので小加工して・・・
防錆塗装します。
追加分の整備へ。左のド���イブシャフトを外してインナージョイントを分解。
メクラ栓からオイルが混入していてジョイントのグリスの粘度が落ち、ジョイント本体を壊す原因になるので修理します。
メクラ外してシールし直し・・・
新しくグリスを詰めてバンドを交換。これでOKです。
デ���サイドオイルシールからの漏れは無かったのですが、ついでの作業なので・・・
サイドシールも交換して・・・
ジョイントポッドを取付けます。
追加分その2。左側のハブシールはシール交換だけでも出来るのですが・・・
グリスが散っており状態も良くないので補修していきます。
此方もまずは分解して洗浄しチェック。ベアリングはTIMKEN製で・・・
少々レースの焼けはありますが、目立ったカジリや損傷は無いので・・・
ベアリンググリスを詰め直して、両端のオイルシールを交換してリペアしました。いずれも早期発見・処置したので今後の無駄な出費は抑えられたと思います。
これで仕込みは完了し整いましたので組付けしていきます。
これから少しハイローを伸ばしていきますが、新品ラバーコーンだとこの位の伸び量です。
こんな感じで組付け完了です。
入庫時に全体的に車高を下げて欲しいというご依頼もありましたのでリヤの車高を調整。
今回はフロントのみの作業になりましたが、リヤのラバーコーンもフロントほどではありませんが潰れて硬くなっています。他の部分も一部不具合を抱えている状態なので、この辺は後々にでも正常化出来ると良いですね。
夏&冬タイヤセットを洗ってから取付け��・・・
着地して試運転しながら新品ラバーコーンの初期沈みを取っていきます。ある程度落ち着いたらまずは狙った車高に合わせて・・・
サスペンションのストロークチェックとトー角を調整。
試運転していても、以前のような跳ねや、ガツンとした衝撃も無くなり、ミニ本来の乗り心地を取り戻しました。
新品ラバーコーンはもう少し初期沈みがあるはずで、その分を見越してフロントの車高を少し上げて、落ち着いたら狙った車高になるようにしてあります。
もし車高が下がり過ぎた時は、交換初回の車高調整はサービスしますので、お気軽に申し付けくださいね。
ご依頼ありがとうございましたm(_ _)m
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ユートピアを考えていた。
このなだらかなスロープをのぼる体はだいぶ軋んでいた。皆が支える滑車は見事に装飾され様々な色合いを纏い蔦をおおく絡めている。そこのミチを抜けると断層にあたるから、低く照らし尽くした桟道はなんぼもなく、曲線に沿って地下を巡ってください。厳粛な門扉は硝子でできており遠くまで見渡せていたが、ちょうど突きあたりの掉尾を飾るからなんてこともない、そこはゆるりとあればいい。 歩みだすときはどうせ坂道を転げるように自由を求める、いつかの雨晴れ。ひときれ振りまく苦笑いに流れるらしい わたしの日常は、腐った美術館だと畫けば、 fragileをのみこんでいった 無意識の傾げ、やわらかく暗がりを抱擁する低い空に神の皓さは具象する、湿っぽい賢者であろうと叩き壊した少々の本音はやはり馨り、あたりいちめんないような感覚と憂いたすべては酔彩、 (溜息、)羽とすれば咲くがいいか。 四六浮き積と漂う媒体、崩してむき出しに沈シンだ柔肌と、ちょうど上澄みの配列をいつかと散り敷かれる、 つまらない祝日がたどたどしく腰をおろして。 どうやら、読みかけの頁 と混じりあい 孤独を拐かしたように感じ、生身の体はまた地に湛む 一夜の姿を見せ/考える/ジオラマだと勝手、わらえばいいけど。しかしだよ。この雨はやまなかったが、あなたはやわらかなかおをして、たまにかがやいてみえる。 繊細は腐静仏と吸い寄せられ ひとつぶの常ジョウは物換星移 いま暁のことですから ハンドルNでは風刺画にもなりゃしないが そうだな これは焼けた砂浜の車をやめて、素足で降り立ち おんなはまた/猥りがましいから胎をさすって。ビーチハットを目深に被り、奥に統べるように干潟を浚い、この瞳もなにもみえやしないが。キャンバス上を、流れてゆく先々を想像したとき���。――と、まあそんなしあわせがほしかった。そう、声なき声で。いつかの稚気をそぎおとした某名のひとつとして、 それともなにか適した通勤バスのなかは温室じみて、しばらく床に落ちた水加減が混じり、座席はテンプレートのように日差しが溶け込み、にわかにひっくりかえした特徴は天地に蒼くざわめいた。 決して。軽く蒸れ乾いた沈黙(額縁)を、のそのそと 這い出ると/おおごえで/振り向けば、主張がない/視覚を 片々な素材を塗り重ね、或いは くたくたな結び目の一方に火をいれたばかりのものは、枢ククリ地図を片手に押し開き、この状態を完璧なものだと、一途にあり。こわばる実を幾つか抱いた木々がまたヒトカズに入イる。独自な悪路にさしかかるワダツミの質感までがアサギと可溜り、珠海の鳳獄や銀竜草ユウレイタケと解き、あっちこっちに群生し、おどろくほど弱い罠だとひとつ摘みとり、瞬く間に枯れて、どうせまわりはおだやかに過ぎゆくのですから もはや風であれ繋がれ、ほつれ目からそれぞれの人相を窺う、あるべきところへ薪は焚べられたのです。 怖気とは苦しみで悲しみで飼い殺した未知不明の蛇行を挟んでここに、種を蒔く。 無遠慮な灌木が芽吹きはじめる。侘しさが降り注ぎ窓に並ぶ。例えるなら眼鏡ごしに平行線の感傷とする。なにを掴み取ればよいのか。なにより御承知のとおり 喜劇覚書など粛々と眠るまえに ――ここに、延ばして掻きとるだけの今とは、ただただ下る 生活と通過する故に、蝋燭を立てインクを溢すのだから。その質感とあれば消沈の舵は荒廃を取り分け旨は潮流をややこと更け、刻としてうつほと孕む一筋のひかりを掴もうと手を伸ばし、ぬくみだけが輪郭と繊細に沁みて ……行く先をはじまりとみようが、柔らかな陽が透きとおったリネンのカーテンから現にみちみちて。シンプルないたみばかりが喉元を絞めるから。���覚めているようでどこか夢の最中あり、秒針も忙しない鼓動が重ならずに呼び起こしただけ切り抜きなのです (ひたぶる視覚に沿って包まれていたと、おもわれる、堺はまたどこかで傷付いて、脳裏ではたくさんのオリが生まれては消えていくのだ) ではやがて十坪に満たない明日になったら、赫々たる尊びも、ね――もう褪せた夏の秘色を解いたばかりの、あれら連中(労働者)はハリツケの丘を一蹴する。タンパク質が絵にかいたようなifの夢 (同時に朝もやと書き置き、手繰り寄せた白湯を啜った) 沖から外を眺め見ることが叶うよう、彫り込まれた深い庇が一夜のように天赦し、ゆるくズレていくと 人生のにぎわいにあたる。のちに複製され、舌の先まで熱い手のひらの流れに、記憶の隅に複雑に追いやられてしまい、なにもないほど、あたりまえになる このおとこの口から、光沢のある眼球まで感覚を欠けて、斜めから錠を取り付け、(まったく大袈裟な微睡みだと咳き込んでさぁ) 順序よく咀嚼させたものです。 ぬるい愚直なれ、鬱蒼とある なんぼか くねくねと、 まんべんなく虚脱感を肉体に添えるからだと 些細な歴史と覗き込めば銀河の畔もなれはて、一朝の圧倒を縫ってそれほど充てる、澪標の跡は手のひらだけに催涙雨と成す しかし豊かな光や深い影が情け無いかも知れません。いまやあなたの芝居がかった振る舞いも幅広く、自然という退廃美と永久欠番の黒鍵と奏でる自白なども、いろを混ぜ合わせ、憐れみひとつも感じないから。膿んだほとぼりとはきっと反復する、ほんのつかのまの名画だとして ではループする7番線の占いは―― 「どうってことねえの。」 ――もしシーラカンスの脊柱は太い中空の管~左右を除する足音が発する。そうしたなかで皆それぞれに閉ざされていて、晴た口吻のまどかに手を付けた展望のあぶき、かろやかに伏し拝みしどき、受け皿を序す貽貝の毒はへばれども堅く。くどくどとそれを憔悴爆撃とすくんでも老いても あれらはどうであろう《多機���携帯端末と徘徊���る》 、と―― 並んでいるところに立って おとこは むかっていた、 碑錆びた名残りとある廟のようでも。 天体観望会は、アンタレスだけ満たし、うららかな裏を反して。考える葦であればびくともしない性格で。悠長に眠っているくせに。月蝕のあいだじゅう表情が消える。 (あなたのネグリジェを、黄昏が、さりげなく梳いたという) にんげんは俯瞰してみれば限りなく小さく、日常の如何にのっぺらとしたことよ。あの手この手も、多少の変化にびくつきながら過ごす、懐かしさもちょっとしたありえない夢も、抄録コラージュしたばかりで 気づけば景観を彫像する箱庭であるのに、ほんのすこしかいま見る窓辺では霧のむこうにある、風景とはひやりとなみだしたり、肖像がほころびたりするけれども、春がまた濡れている あなただとして 〈枝と花で飾る、ことを。〉 おもいかえしては此等、あるがまま 〝恣意ている〟から ゆらぎ (尾ひれがつく。そう想われるのだ) すりつぶす星の粒が、ゆがんだ波が寄せては引いて、いつかの桜花を兆すまで闇が浮かび落ちる、わずかな影が同形な足で真直な選を追いたら、すくわれ続ける。うたかたの日は昇り、また沈み、一匹の貧相な観賞魚アナタをおもいえがく 爛れた流星痕とは口遊んだ野火だったから 況して、それからずっとひかりはリビングダイニングに処方箋を継ぎ足す。あなたから仕切られた曲線で、くすんだ指で 蝶尾がそこら中ともしらぬものを仄カタムけ、真っ白に潰されたひかりに値いし、天穹と深海をいずれも結ぼれるように反射した六畳一間に わたしと金魚鉢ひとつ、空蝉と置いてな(筆舌に尽くしがたい) 2024/07/27
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モップもリフレッシュ。家では裸足で過ごしたい私ですが、犬小屋に住まわせて頂いている状態なので、このカインズの回転モップが重宝しております。お店と事務所でも使用していたので3セットのうちモデルチェンジしていた1セットを使用してましたが、回転軸の中身の錆を取る技というか手間が合わないので最新式を購入。変わってるところとそのままな部分があると読んだ読みが今回はドンピシャ!娘のチェックもクリア。新型もこのバケツを使いまわせる。傷む部分が限られる事が分かったので、次回の狙い目が見えました。交換部品だけ買うと技が!?でもまたこれらも進化すると思うので買い足しは止めておきます。まー気持ち良く回る回る。早速、夜中でも床モップ。子供達の抜け毛もオシッコもキレイに拭き取れて、裸足で歩くのが堪らん。軽さが違います。ロック機構も簡単なレバーになってました。 (カインズホーム Fcサンプラザ糸満店) https://www.instagram.com/p/CpF0IfjPDM3/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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0008
ボクはカチコチ頭の偏屈で漱石枕流、想像力や独創性の欠片も持ち合わせておらず、知識や記憶で夢を否定し既成概念の甲冑が無いと歩くことすらままならないタイプの人間だ、と言う自覚に加え他人にとってもそうでありたい、誰が見てもそう見られたいと言う思考から成るアイデンティティを維持するための言動を心掛け且つ実行し、それを繰り返している、つまり、“発想の転換”や“視点を変える”なんてことができない、しかも“できない”、のに“できないんじゃなくてしないんだよ”って風を装って生きている、できるふりをするのは周りがボクに対して抱いている(抱いているであろう)イメージを損なってはならないって高飛車な発想によるもだ
惰性で生きながらえるだけの平均にも手が届かないようなレベルで暮らすなか、将来を憂い家計を案じるボクの生活に、彼の発想(実際にはまだ知らないはずなのに雄々しく温かく計り知れぬ強大な彼の影響力を、…を、なんと言うべきか、魂、魂で感じていた)はあってはならない麻薬だった、分かるだろ?
だから、だからずっと避けて来た、四つの漢字から構成される彼の名前、意識に深く根を張った真剣な眼差しや笑顔を、そう言う系のサイトに並ぶ記事タイトル、誰かのシェア、サムネイル、棚に並ぶ背表紙を、平台に積まれたその顔に目を瞑り続けていた
それなのにターニングポイントってやつは案外あっけなくやって来るもので、例えば食わず嫌いが思いがけず口にした瞬間に好物に逆転したり若い頃からずっと拘っていたことが歳を取ってどうでも良くなってしまったり
そうしてボクは、一冊の本を、寝食どころか”大好き“な仕事を忘れて読み終えた
この本は危ない
ページを進めば進むほど、屈強なプロレスラー、例えば、例えばって言ってもほとんど知らないんだけどプロレスラーってやつを、そんな中で、そう、大国アメリカを象徴するビジュアルの、Hulk Hogan辺りにこのカチコチ頭を鷲掴まえられて、本来の頭の中心、下垂体から中脳・海馬周辺を軸に、前後左右上下に向けて力いっぱい揺さぶられているような、何なら時間軸までまとめて4Dにシェイクされているかのような感覚だ、火花を伴って目が眩み脚が震え、何度も何度も息を吐いた、1ページ1行1文字ごとに、湧き上がる希望・羨望・欲望に願望が全身を駆け巡って行くのが分かる、本来そんな反乱分子は外部から入って来るなりボクがボクと言う人間の運営を一任している現実君と恐怖君が左脳から現れていとも簡単に沈静化してしまう、が、しかし、未だ震える手足、頭の中から聞こえてくる脈の音、外部からの侵入ではないってことだ、そう、希望はボクの心臓から生じ拍出されているってことなんだ
バロウズの「ジャンキー」や「裸のランチ」で読み知れる麻薬中毒者たちの感覚、今、本屋には行けない
もう、彼の名前しか目に入らないかもしれない
現にこの本の92ページにある電話番号を自分のiPhoneに登録した、向こうもiPhoneであることが画面に現れ、次はLINE、日頃上司との接触を嫌いオープンにしていない自動追加をタップして更新をかける、これもまた即座に本人のアカウントと繋がった、でもメッセージは送れない、何か言われたらどうしよう、その時ではなくまたその時なのかもしれない、トークルームを開いては閉じ、閉じては開いた
ボクは今、ボクによって研ぎ澄まされた自制心の片隅に小さな変化を認めている、小さいけれど明るく温かい変化、自制心を錆びさせる幼く柔らかい変化を
脈拍が、随分と落ち着いてきた、仕事に戻ろうと思う
今日はいつもより安心して「ただいま」を言えた気がする
LINEの友だちリストにある彼の名前と写真はお守りだ、いつか封を解いて中を覗いてはみたいけれど
いつもより長く浸かったお風呂から上がってボクは
長い未来への心配が少し減った(認識できなくなった)
家に対する不安が軽くなった(家族の支えを感じられるようになった)
誰かからの期待を知らんぷりできるようになった(そんなもには初めから無かった)
「独立国家のつくりかた/坂口恭平」を読んでボクは
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新卒がSIerとして1年働いた結果見えた、深い深い闇の話
4/1で社会人生活1年目なので、そのまとめとしてなんか書こうと思いました。
とあるそこそこ大手の常駐先でSEをしています。最初に配属された時はJavaの研修を受ける程のド素人でした。 大手あるあるですが、その常駐先では殆どの人がホストコンピュータを日々アセンブラやPL/I、COBOLでプログラミングして運用保守しています。
対して僕は分散と呼ばれる世界に居ます。業務用Webアプリやデスクトップアプリを作り客先に納品したり既存の資産をメンテナンスする事でお賃金を頂いておるわけですが、当然そこにあるのはむかーしむかしにVBや生のJavaで書かれた、錆びついたシステムです。酷い所は未だにWindows2000サーバーが動いてます。一番新しくてStrutsかな。
しかし人間関係に関しては神だったのでなんとか1年働けました。本当にいい人しかいない、素晴らしい職場だと思います。なのでブラックとは思いませんし、この手の話はうちだけじゃないはず。(友人に聞いたら似たような状況でした)
ここでは自分が1年働いて感じた大手企業あるあるの闇をご紹介します。1年で感じ取れるほどなんです、マジで。
Excelは世界共通言語、故にすべてのドキュメントはExcelで書かれなければならない 正直一番辛いです。何のためにWordが同じパッケージの中にあると思ってるんだ。。。Excelは表計算ソフトであってドキュメント制作ソフトではありません。という主張も「うちのルールだから」の一言でブロックされてしまいます。あまりにも辛くて一度「Sphinxっていう便利なやつがあるんですけど…へへっ…」と進言してみましたが1分で記憶から消えたようです。
今は怒りに任せてマークダウンで書いたドキュメントを送り付けたりしています。勿論案件内ではExcelでやってますが、よく「それ表とか作れるの?」と言われます。お前表はExcelでしか作れないと思ってるのか???
後の話に出てきますが便利なものを知っていても勝手に導入出来ないのも割とつらいですね。これはしょうがない部分もあるかもしれませんが。
あと就職して真っ先に嫌いになったワードは「しょうがない」と「慣れる」です。
導入されているものが大体5年以上古い 作業用PCは当然のようにWindows 7、Officeは2008です。バージョン管理にSVNを用います。僕が来て初めてのミーティングで「Gitは使わないんですか?」と質問した所解答は以下のようになりました。
Yes 0% No 0% なにそれ 100% このご時世そんなことある?どうやったらGitとエンカウントせずにSE続けられるんだ。
よくよく聞くとSVNの導入もつい最近だったようです。それにGitHubの存在も知らないようだったのでそりゃそうか、アハハ!と笑うことが出来ました。怪談話じゃないですよ?
CIがない、どころかテストコードを書いた人間が一人もいない そんなことある?(2回目)どうやったらテストコードとエンカウントせずにSE続けられるんだ!(2回目) 流石にぶったまげました。テストケースをExcelにばんばん手で書いていきます。
完成したら厳重なレビューを受けた後手作業で実行します。当然漏れがあったりバグがあったりすると手戻りでケース作成からやりなおしです。人月商売してる癖にこういう所のコストは気にも留めないのがより一層腹立ちます。あと品質管理どうなってんだ!
今ではすっかりExcel操作に慣れ、ケース漏れがあってもしょうがないなと思えるようになりました。成長したなぁ。
エビデンスを審査出席者分刷り上げ全員でレビューする黒魔術が毎日数十件行われている 環境破壊は気持ちイイZOY! これでもかというくらい紙を刷ります。こりゃインクで飯食ってる会社は儲かるわけですわ。ここでもExcel文化からは逃れられません。テスト結果はスクショしてExcelに貼り付け印刷します。今、書いてるだけでも情けなくてムカついてきました。何やってんだ俺は…。
レビューは色んな偉い人に向かってします。説明を受けた偉い人が更に偉い人に内容を説明するためしっかり伝えなければなりません。またエビデンスは説明用の資料となるため写真に吹き出し付けて「表示されているためOK」のように分かりやすくします。編集していいんか?それ
レビューを無事終えたら責任者にハンコを頂きます。各部署の責任者からもハンコを頂くためスタンプラリーをします。そして客先へ説明後ハンコを頂きます。最後に資料に穴をあけキングファイルに閉じて終わり!閉廷!Excelファイルの残骸は共有フォルダに残します。じゃあなんで印刷したん?
高機能エディタ「サクラエディタ」の前に震えて眠れ サクラエディタは凄いです。自分で好きに文字色変えられますし、文字コードも変換できる。辞書を登録すればシンタックスハイライトも意のままです。Grep機能があるのも優れものです。そして何より軽量でメモ帳感覚で使えます。
ホストで仕事されている方々はもっぱらこのサクラエディタにソースコードを貼り付けてdiffったりmargeったりしてるようです。当然のように全文真っ黒ですが、そこに疑問を感じる人は一人もいないのがプロフェッショナルを感じさせます。
ところで皆さんサクラエディタはWindows専用って知ってましたか?知りませんよね、vimやvscode使いの方にとってこんな些細な事はどうでもいいでしょう。しかし標準化された世界では貴方は理から逸脱した異邦人なのです。
余談ですが隠れて秀丸使ってる人が居ました。センスいいね。
自分よりフロントエンドに詳しい人間が周りに居ない 新しい技術の導入がない以上、新しい技術を学ぶ人間もいないというのは当然の結果です。特にフロントエンドに関しては��著でES6やSaasといった現在では一般的な技術も存在が知られていなかったりします。npmによるライブラリ利用なんて夢のまた夢。なので自然と自分が「最も知識のある人」になるわけですが、これがとても厄介で仕事で使おうと思っても何らかの理由で却下されることがおおいです。
例えば、 「運用、保守できる人物がいないのでその技術は採用できない」とか 「その技術は誰も検証していないので採用できない」とか 「自社で作ったフレームワークがあるからこれを使いなさい」とか
まあ他にもいろいろありますが大概はこれらに行きつきます。特に3番目がやばくて今や殆ど保守されていない旧世代の遺物の塊だったりします。こんなんつこうたら逆に生産性落ちるがな!と言いたくなるような悲しい出来ですが、自社ブランドという肩書はよっぽど強いようです。それと流石に耳を疑いましたがHTML5じゃないwebアプリケーションが未だに新規案件で立ち上がっているとか。無法地帯か、ここは。
こんな有様なので自分のレベルアップも望めず、世の中から置いて行かれる恐怖と日々戦いながら勉強によって何とか補っています。家に帰ると疲れて自己開発なんてやってられないので通勤中に専門書読んだりしてます。通勤片道2時間だから暇なんです。本読むの大好きで良かったですが、実際に手を動かして体感している同期達とはやはり差は開いてしまいますね。
出来る人が沢山埋もれている すげー頭いい人や知見の深い人がわんさかいます。まさにフルスタックエンジニアと言えるような何でも屋さんまでいらっしゃいますが、勤続20年や30年のベテランの方ばかりです。一緒に仕事していて勉強になりますが、その実力でなんでこんな事やってるの?という気持ちで悲しくなってきます。転職したら年収倍になるよ、きっと。
継続は力とはよく言ったものですけど、新たな学びのない環境に置かれてしまうとどんどん腐って一部でしか機能しない不良品になりかねません。プログラマーには35歳定年説があります、まさにこういう事だろうと思いました。こうならないようにしたいものです。
学びもたくさんあった さて、結構悪口書きまくりましたが学びも多かったので箇条書きですがまとめます。大手ならではの体験も多くて楽しかった。
大規模トラブルの発生とその対応を高みの見物できた このままじゃやばいという絶望感から始めた勉強を共有したらチームのレベルアップに繋がり共有の大切さを感じた 色々アウトプットしてたら新人の割に結構できる奴みたいな勘違いをされて信頼度アップ 単純に頭の良い人の仕事っぷりを間近で観られた どこは悪くてどこは良いのかちょっとだけ分かるようになった 現場に合った技術展開の大切さを知った それとただの端末検証に100万とか使ったり、1台7億のホストコンピューターを飼っていたり大手の力をそばで感じられたのはとても良かったと思います。
おわり ここに書いてある事の殆どが今では一般に普及した技術で改善できるものです。それなのにやらないのはやっぱりコストの高さという一点に集約されます。続けていく方がコストが高いと頭で分かっていても、巨大な組織程動けないものですね。
これ4月1日書いてるので嘘かと思われそうですが、実体験です。本年度もここでお世話になりますが、絶賛新天地を探索中です。ベンチャーの方が向いてそうだなって気づけたのも良い収穫だったと思います。失った1年を取り戻さなきゃそれで死んじゃうかもしれないので頑張ります。そしてこれから就活する未来のプログラマーへエールです。
絶対に派遣/請負はやめとけ 以上です。
https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:KbnYqyAkzEUJ:https://qiita.com/sirootosan/items/43226b6707ab6dc9d6af+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=ms-android-huawei
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夢の話。
旅行というより野外学習でその場所にいた。悲鳴のような黄色い声に海に近付くと、大きな船の先端に若い男女が、水面際につま先を引っ掛けて掴まって、揺れる船体にキャアキャアと賑わっている。それは迷惑行為だ。近付いていくと男女はこちらに気付いて、遊んでるだけですから、落ちませんから、と言って断った。もちろんその心配もしていたけれど、そういうことではないと思いながら、錆びれた船にキャッキャ捕まり揺れる若い子に言い返す気分でもなかった。
踵を返しその場を離れる。少し間を開けて先程の男女が後ろを歩くのがわかる。同じ賑やかで楽しそうな黄色い声。前方から細身で長身の、いかにも人の良さそうな顔をした年配の男性がくる。若く見積もっても五十代後半か。仮に廣造とする。後ろからくる若い男女のうち一人の少女が、廣造に気安く声を掛けた。少女は仮に江利菜としよう。江利菜は高校生か大学生程度。ただ孫と祖父のようなというよりは、江利菜は女として軽薄に廣造を落としているつもりでいたし、廣造はそうとわかりながらそんなつもりもなくただ人の良さでそう振る舞って甘やかしているような印象だった。江利菜は廣造の腕を捕まえ、友人たちに話すのと同じ勢いで、けれど甘えるより少し強いるような口調で廣造に前のめりに腰を折らせ、その背にスマホを置くように構えてまるで写真台のようにして騒いでいる。その様子ははたからみて不憫に見えた。
寮のようなところへ戻る。部屋で幾人かと作業をしていた。他愛もない話。突然部屋に入ってきた男が、何かの作業時間のスケジュールを告げる。男は仮に恭二とする。恭二は寡黙で美麗で優秀な存在だった。ただ愛嬌は一切なく笑みもしなければ口調も平坦であることで、みな一歩引いていて、憧れながら触れられないようなところにいる。事務的な内容とはいえ恭二のスケジュールを押さえられることは珍しい。それは恭二と共に作業するということで、それはまるでデートに誘われたような、何かに許されたようなものだった。
場面転換。何かフィギュアのようなものを手に薄暗い一室。そこにはある夫婦がいる。旦那の方にフィギュアを箱ごと見せる。偶然手に入ったものだったが必要ないので売りにでも出したいけれどどうだろうか、と相談。あれこれ検討されながら映し出されたブラウン管の画面で何かを見た。覚えていない。
場面転換。寮のそばにある施設のようなところ。ホールのようだけれど、簡単な展示もしているような。その建物の前にある手洗い場で友人を見つける。少し思い悩んでる様子。仮に由紀。由紀は廣造のことが好きだった。それは恋だった。廣造が江利菜と付き合いがあることを知っていて、由紀が悩んでいることを私は知っていた。私は自分が見た廣造と江利菜の様子を告げた。江利菜があまりに我が儘な態度で、廣造をまるで従者のように扱っていることを告げた。由紀はそれを聞いていてもたってもいられないというように、施設の中に駆け込んだ。そこから、私が廣造と江利菜を見たあの場所に行けることが前提の行動だった。私も後を追って駆け込む。由紀をひとりで行かせるべきじゃないと思った。けれど行ってしまうと、恭二との約束をすっぽかすことになる。荷物を置いていく場所を探しながら密かに葛藤する。管理人の小部屋のような、事務所のようなところへ置いてしまおうとすると、それをとめる声がして、振り返ると廣造がいた。廣造なのか、廣造と同じ顔の別人なのか、人の良さそうな顔のまま少しだけ厳格な印象。廣造は荷物を安全なところに預かりながら、本当に行くのか確認を取る。私は行くことを決心していた。廣造はここからあの場所への渡り舟の人夫らしかった。
籐を編んだような舟はものすごいスピードで進んだ。腰を下ろせば私をすっぽりと隠してしまうほど深い船体。見えるのは舟の内側だけなのに景色が景色ともわからない速さで目の脇を抜けているのがわかる。圧されて進行方向に背を向けていたのを、せーので体勢を翻した。少し安堵。廣造は舟の端で船頭をしていて、明らかな光があるでもないのに逆光に佇む姿は小さく笑んでいるように見え、どこか妖しい。��の舟は異空間を進んでいる。
火山のような扱いでの山の峰の成形の映像。博物館やなんかの紹介ビデオのようなもの。岩塩のような薄いオレンジ色の乳白の表層。熱で盛り上がり棘のような柱がむくむくと立ち上がる。そこから徐々に冷えるとある温度から急に峰に沿って結晶がピキピキと生え、そうして剣山のような鋭く美しい柱状の結晶の峰が生まれる。その一帯をまとめた資料館のようなところへ来ている。そこで何かを見なければいけなかった。展示された資料の中からひとつ、探さなければならないものがあった。順繰りに回る。共に来た友人は由紀ではなくなっている。はしゃいで展示を見ている。別行動だ。途中お手洗いに寄る。忠実なことに生理だった。
展示スペースを抜けると、そこは駅の一画だった。すぐ傍に改札から続く階段がある。ハンカチで手を拭いて、ふと顔を上げると階段から見知った男性が上がってきて、目が合った。あっと言うような顔をして、彼は愛想のいい顔で嬉しそうに笑った。私はつい気持ちが焦り、大河くん!?と声を上げた。どうして?というかごめん!と立て続けに言う。恭二との約束には大河の参加も予定されていた。それをすっぽかした私を追って電車でここへきたようだった。恭二と大河は入れ替わったようで、けれどきちんと別の存在のような気もしている。私は恭二に憧れを抱いていて、大河が私に小さな好意を持っているであろうことを知っていた。青と白の入り混じった爽やかなふんわりとゆるめのセーターを着ているのが妙に印象的だった。私は大河の腕を掴んで、さりげなく場所を移動させようとした。共にいる友人に大河を合わせたくなかった。正確には、大河に好意を持っていて、そのことを私に話してくれている友人に、約束をすっぽかされながらどうやら事情を把握してわざわざ私に会いにここまでやってきた大河を合わせたくなかった。けれどそう言う時こそ、起きてほしくないことは起こり、展示を見終えた友人が顔を出した。その瞬間に大河を押しのけ移動させようとする私とそんな私を気にせずに軽く抱き止めるようにする大河の姿が彼女の瞳にどう映ったのか、一瞬で、まるで傷付いたような僅かな表情の変化があった。私は大河から離れて、彼女の誤解を解こうと駆け寄る。
そうして夢から覚めた。
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2021/4/25
朝、日差しで目が覚める。今日は隣町の親分にご飯をご馳走になるから、早めに支度をして、散策がてら隣町まで歩くことにする。今日も鈴の鳴りがいい。玄関から外に出ると、三軒となりのSさんが玄関先で何かしているのが見える、長髪がゆっさゆっさ揺れているのが遠目からも見える。歩いていくと、Sさんはカメのお世話をしている。目が合ったものだから、つい「こんちわ~」と挨拶してみると、無言で会釈だけ返してくれる。音を察知して、鈴に視線の動くのがわかる。
暗渠づたいに隣町まで。この暗渠通りには民家の玄関先の花や、雑草の花が点々と続く。いつも花摘みに行く公園とはちがう種類の花がたくさんあって押し花たましいをくすぐられる。いまは無人になっていて、建て壊しにもならず、もうすぐで廃墟になる寸前の木造家屋がある、庭には井戸もある。石造りの旧土手から小さな階段がのびていて、すぐに樹に遮られて行き止まり。階段のひび割れからは雑草が繁っていて、相当の年月を思わせる。もしかすると、ここが小川だった時分から階段はここにあって、小川に下りていくための道だったのかもしれない。いったん暗渠がひらけて、複数の団地とそのさなかに慎ましやかな緑の���園がある。公園は雑草がぼうぼうで黄色い花がたくさん咲いている。ここを秘密の花園と名付ける。秘密の花園の奥に暗渠はさらに続いてゆく。暗渠はやがて川に突き当た��、その対面に待ち合わせの駅がある。待ち合わせの時間には少し余裕があるから、しばらく川沿いを歩く。鳥や亀や昆虫をかたどった銅板が柵の上に立てられていて、くり貫かれたほうの空洞の銅板も柵に張り付けられている。川が二つに枝分かれるところまで歩いて、駅に引き返して親分を待つ。スーツケースをもった女のひとも誰かを待っている。改札のほうを見ていると、後ろからチリンチリンと自転車の呼び鈴、女のひとがスーツケースをほっぽって自転車の男のひとに駆け寄る。男のひとが「あれ、カゴに乗せてく?」と言う。自転車のカゴにスーツケースが収まるはずもなくて、斜め向きにほとんどはみ出たスーツケースを女のひとが支えながら、男のひとは自転車を押してゆく。親分がニコニコ微笑んで登場、春らしい薄いベージュのジャケットを羽織っている、おじいさんのくせに洒落てるなぁと思う。これ、やるよ、と紙袋をもらう。受け取るとその紙袋はずっしり重たくて、なかには大量のさつまいもが入っている、安納芋と紅はるかだという。せっかくご飯をご馳走になりにきたのに、ほんとうにどこのお店もお酒は提供していないようで、親分がまえから行きたがっていた(行きたいけど行列に並ぶのがイヤで行けなかった)人気のラーメン屋に並ぶことにする。親分は時間に対して几帳面なひとで、こんな行列に並ぶなんて普段ならあり得ないな、でも、今日は仕方がないし、せっかくだから並んでやるか、なんて言いながら、けっこうウキウキで店内の様子を覗いている。この町が地元の親分から、この町の昔のはなしを聞く。並びはじめて40分ほどでようやくラーメンにありつく。ラーメン全部のせ。美味しい! チャーシューの下から大好きなほうれん草が出てきてうれしい。ふたりともスープを底まで飲み干して店をあとにする。親分にホームセンターまで案内してもらって、また明日。
でかめのゴミ箱と、観葉植物のチェック。ゴミ箱はちょうどいいのがない。それにしてもこのさつまいもをどうしよう。もらったはいいものの、ぜったいに食べないだろうなって思っていたら、ふと、いも好きのNさんことが思い浮かぶ。ヨシッと連絡しようとしたら、なんともちょうどよくNさんからほうからもリプの通知がきている。いもの件を伝えると、なんと、いまから取りに来てくれるという。うちのほうに帰りながら、去年のことを思い出している。親分の地元からうちのほうは長くゆるやかな坂道になっていて、坂道が段々にずっと続いている。去年の暑くなってきた季節、その日も親分からご飯をご馳走になった帰り道で、Nさんにもらった歌詞を見ながら、続いてく坂道って歌っていたのを思い出している。親分とNさんには不思議な縁があるらしい。
公園を通過して��の公園口に着くと、ちょうど道路を挟んだ駅の対面に手を振るNさんの姿! 路線バスが通って姿が見えなくなる、バスが過ぎ去って、Nさんはさっきよりも大きく手を振っている、信号が青になって駆け足ぎみで合流、このあいだTさんもこの横断歩道をひらひら渡ってきたっけなってことを思い出しながら。もらったさつまいもをそのまま渡す、青いイヤリングがいいね! そのままなし崩し的に散歩へ。昨日、Rくんから連絡をもらったことをはなしつつ、はるか遠くの海へ送り出してしまったことをかなり後悔しつつ、Tさんも呼ぼうよって言ったら、さすが準備のいいNさんはすでに誘っている。じぶんのなかではRくんはRくんなんだけど、Rくんのことを呼ぶとき、なんか恥ずかしくて、Oくんって苗字のほうに言い直してしまう。
Sさんの家の前まで行ってカメ(顔がSさんに似ているような気がする)を見る。またしても、じぶんの声が聞こえる現象。でも、それ以上によく響いている鈴の音。Nさん、猫を散歩させてるみたいって言う。近所の暗渠からスタート、道端のたんぽぽに反応するNさん、そういえばとたんぽぽの綿毛のリースのはなしになって、たんぽぽの綿毛の不思議とたんぽぽリースの作り方を学び、たんぽぽだらけで大変なことになったNさんの部屋のことを知る。押し花のはなしにも。色黒のモヒカンのひとが今日もいる。イチゴミルクみたいな白と赤の花からいい匂いが漂ってくる。階段のところで大通りに突き当たり、見晴らしのいいマンションにのぼることにする。今日はいつものマンションではなくて、その近くのマンションにチャレンジしてみる。エレベーターの中に騒音注意の張り紙、そこに描かれた騒音に苦しむひとのイラストをNさんがかわいいって。耳を塞ぐひとの左右に騒音のパチパチがあって、その色が赤や黄色の危険色ではなく、なぜか青と緑という優しそうな色をしている。最上階に着いて、ドアが開くと、そこがいきなり家のなかというか事務所みたいになっていて、大慌ててドアの閉じるボタンを連打する。ひとつ下の階におりる。このマンションは外側に面しているのが吹き抜けの螺旋階段だけで、しかも、けっこう老朽化していて錆びなんかが目立ち、急に底が抜けたらと思うと足が震える。Nさんは普通に平気そうで、柵から顔を乗り出して、遠くのほうや真下をのぞいている。スマホで写真も撮る。スマホは完全に柵のそとに出ていて、落とすんじゃないかととても心配になる。落とすな、落とすな、落とすな、と念じるとほんとうに落ちちゃいそうだから、落とせ、落とせ、落とせ、と念じる。Nさんが遠景を指差すのにつられて、じぶんも知らずしらず柵のそとに顔を乗り出している、ハッとそのことに気がついて、こわっと身を引っ込める。今日は晴れつつも雲が盛大にひろがっていて、雲の隙間から巨大なカーテンのような光の帯が注いでいる。Nさん、これちょうど今日買ったんです、とフクロウのかばんから出てくるのは雲の図鑑。Nさんのかばんから毎回なにかが出てくるなぁ、ほんとうに四次元に繋がっているのかもしれないと感心する。図鑑のなかから今日の雲を探す。隙間から注ぐ光の帯は、天使の梯子というらしい。いつか花火の日の夕暮れにみたケルビンヘルムホルツ雲の写真も図鑑にちゃんと載っている。NさんがUFO見たことある? って言うから、見たことあるよって答える。遠景にくっきりと白い線を伸ばす、あの給水塔を目指して歩いてみることにする。さらっと口にしたし、さらっと書いてもいるけれど、心の中では胸の高鳴りが大変なことになっていた! 冒険は唐突にはじまる! 小学生の夏休みの午後、テレビで観ていらいの『鉄塔 武蔵野線』のことを思い出している。どこかの映画館でかかれー!
一階のロビーで住人とすれちがう、Nさん、こんにちはーと住人のフリをする。地上にもどってくると、あんなに高くそびえていた給水塔はどこにも見られない。歩道橋を渡って大通りの向こう側へ。歩道橋からも給水塔は見えない。ふだんは歩道橋にのぼるだけで高いところにいるような気がするけれど、もっと遥かに高いところについさっきまでいた今にかぎっては、ずいぶんと低いところにいるような気がするってことを言うと、Nさんも同じことを思っていたみたい。いも、重いだろうなぁ、交代で持とうよって持ち掛けようとしたら、Nさんはいもを全部かばんの中に入れて背負ってしまう。いま思えば、途中で鈴の付いた軽いかばんと交換してあげればよかったなぁと反省! 反省してます! 給水塔は見えないから方角とカンを頼りにそっちのほうを目指す。また鳴りはじめる鈴の音にNさんが猫を散歩させてるみたい。曲がりくねる墓場道のカーブの向こうから自転車に乗った家族がやってくる、音でそのことがわかって、カーブの先に顔を覗かせると、いきなり自転車が目の前にあってわっとびっくり。おぼろげながら記憶にのこる一軒家のわちゃわちゃした玄関先。コンビニでお茶割りの茶割り、我ながらこれは天才的な発明である。お寺に寄る。葬式か法事帰りの黒い服の一族がいて、中学生くらいの女の子が小脇に故人の額縁写真を抱えている。お堂の裏手の杜、Nさんでもきいたことのない鳥の鳴き声、たまに絵馬たちの風に揺れる音をききにくるところ、絵馬に書かれた目がこわいとNさん、たまに来るのに目のことには気づかなくて、この社には眼病に御利益のある目の神様が祀られているらしい。おたがい目には疲れを感じているから参拝する。賽銭箱に投げ入れられるNさんの五円玉がきんきらきん。墓場をぐるっと一周して入口にもどる、峠のだんご屋さんのような休憩所。
方角とカンを頼りに給水塔を目指す。学校がある。前にもいちど、この学校に出くわした記憶がある、そのときは体育館からバスケットシューズのキュッキュッと鳴る音と、審判の笛の音と、応援の音がきこえていたような気がする。学校のなかも探検してみたいと思ったけれど、そんなことを喋っていたら校門の守衛さんとばっちり目が合ってしまい断念。犬に唐突に吠えられてからだが宙に浮いたのはいつだっけ? ベランダから飼い主さんがごめんなさいって。暗渠を捕まえる、階段のキケン、キケン、キケン。どうやら、このあいだTさんと歩いた暗渠のようで、Tさんが歓喜して写真を撮っていた子どもの絵がある。給水塔は行方不明で、でも、とりあえずこの暗渠をつたっていけば川に辿り着けることがわかって安堵する、給水塔があるのはきっと川の近くにちがいないから。観葉植物の育て方の秘訣、Nさんの元気いっぱいなアクションがおもしろすぎる。
暗渠を抜けたところにカラスがいて立ち止まる。のどのところに変な膨らみのあるカラスで、どうやらカラスのほうもこっちの存在を認知しているようで、顔を頻りに動かして両の目でこっちを見ようとしているようにみえる。こんな至近距離でカラスと対面するのは生まれて初めてのことで、それはやっぱりNさんが隣にいるからなのか、手を伸ばせば触れそう、クチバシのカーブがかっこいい。落ち葉がしゃくしゃく。はじめてNさんに会ったときに見た額縁から飛び出すキリンがこんなところにもある、キリンだけではなくパンダのバージョンもあって、パンダは逆に額縁の世界に入ろうとしている。ポップコーンのマシーンでポップコーンをつくる子どもたち、マシーンの愉快な声、兄弟みたいな二人が出来上がりを待っていて、じぶんたちもわくわくで出来上がりを待っていて、いちばん年上のクールな感じの女の子もやれやれって感じで遠巻きに兄弟と出来上がりを待っている。ようやく完成、そしたら遠くから見ていた女の子がスッと兄弟のなかに割って入って、まるで横取りしたかのようにポップコーンのカップを手に持っている。Nさんとふたり、あの子がとるの?! ってツッコむ。カラスの鳴き声がきこえる、道角を曲がると、その主はカラスそっくりの鳴き真似をする女の子、顔を空に向けて鳴いている。川の橋を渡って、工事現場の迂回路を歩く。やたらと険しい山道のような迂回路で、急勾配な丸太の階段をのぼったところに緑に囲われた変な空き地(兼迂回路の続き)がある。木肌の模様がおじいさんの顔になってもごもごと喋り出しそうな樹がある。いい場所だなぁ~とNさん。丸太の階段を下るところで、おたがいに何か喋りはじめようとして声がかぶさる、Nさんが声をとどめる。同じことがほかにも何度かあった。川沿いにもどってくる、きのう映画で観たような川沿いに群生する菜の花たち。広い球技場があって、そこなら風景がひらけて給水塔が見えるかもしれないと立ち止まって辺りを見渡してみる。ないな~と諦めかけたそのとき、Nさんが給水塔を発見! かなり近くまで来ている! でも、ここからが意外と遠くて、近づいて行こうすればするほど、給水塔のほうも場所を変えて遠ざかっているように思える。さっきまでは鉄塔と鉄塔のあいだにあったはずの給水塔が、鉄塔の近くまで来てみると何故かもっと遠くにある。急に強い風が吹きはじめる。夕方、雨の降り始める合図のような。一軒家の軒下にしゃがんでいる女の子のところから何かが風に飛ばされてくる、絵具の筆入れのようなそれをNさんが追いかけて女の子に渡してあげる。満月に限りなく近い、白い透明な月が見える、うさぎの餅つきがくっきりと。
大通りに突き当たり、ついに目と鼻の先に給水塔の半身が見える。給水塔の背後にはさざ波のような雲が暮れの陽光を薄っすらと反射させている。雨が降るという予報だったけれど、雲を散りばめながらも空は淡い水色をしていて、歩いてきた方向に振り返ると、なんと、なんと、なんとまあ、あの夏の輪郭と陰翳のある入道雲が夕陽に照り輝いている! あの入道雲の下はもしかすると大雨かもしれなくて、どうやら給水塔を目指して歩いているうちに雨雲が逃げていたらしい。雨が降りそうなときは給水塔を目指して歩けばいいんですねっとNさん。
ついに、とうとう、給水塔の真下に辿り着く。もっともっと延々と遠ざかってくれたらよかったのにって想いがすこしありながら、真下から望む給水塔のあまりの凄さに感動して写真を撮りまくる。淡い水色の空に真っ直ぐ伸びる白い給水塔、高すぎて写真にも納まりきらない、給水塔の下で風に揺らいでいる樹の緑の陰翳がなおのことよい。いよいよ日が暮れてきて、白く点滅していた給水塔の光が赤色に点滅するようになる。
隣接する区営の施設に行ってみる。大きな窓の前でダンスの練習をする二人組。なかには銭湯と温水プールがあって、プールと銭湯の混ざったようないい匂いがする。温水プールを上から展望できる小さなデッキがある。歓喜して泳ぎの様子を眺める。沈みかけながら泳いでいるおじいさん、おじいさん頑張れ、おじいさん頑張れ、おじいさん頑張れ、あとちょっと、もうすこし! 数いるスイマーのなかでも推進力がいちばん素晴らしく、ひときわ目を引く女のひと、とくにバタフライでの泳ぎがイルカの泳いでいるように美しい。外にもどると、すっかり日の暮れた濃紺の空、給水塔のすぐ隣に月光がひかっている。カメラを向けてみたけれど、月のほうは上手く映らない。
たくさん歩いてお腹が空いたから、お弁当を買って、川沿いのベンチで食べることにする。川の上を一匹のコウモリがずっと右往左往している。あのコウモリは何を食べて生きているんだろうなぁと考えていたら、Nさんがぼそりと同じことを口にして、まったく同じこと考えてたって言う。その川は数時間まえに枝分かれを見た川の延長線上。橋から川を覗くと、トサカみたいのがあるペンギンみたいな水鳥が暗渠から水の流れ出る合流地点で水の流れをじっと見つめている、魚が流れ出てくるのを待っているんだろうか。歩道橋、そのすぐ向かいが駅のホームになっていて、電車を待っているひとがいるのが何か不思議な感じ、電車がきてホームのひとたちが見えなくなる、電車が走り去ると、ホーム上にいたひとたちがひとりもいなくなっている、当たり前のことなんだけど、そのことにふたりで驚いている。ずっと足を動かしていたから足がじっとしてくれなくて、川沿いのベンチで足をバタバタさせながら色んなはなしをする。時おり、川沿いを電車が走り過ぎる。窓のなかに映る人影。過ぎ去る電車の数だけ帰りの時間が差し迫っていることを知らせる。この電車の行き先は二人の帰り道の乗換駅で、この川の行きつく先もどうやら同じ場所らしくて、それならいっそのこと川沿いを歩いていきたいと思うけども……。
どちらでもなくバスで帰ることにする。路線バス大好き。けっこう時間が経ったのに謎の水鳥はまだ同じところにいる。バスのなかでMさんの「天使に消された分の記憶を取り戻したい」のはなし。この毎日の日記も「天使に消された分の記憶を取り戻したい」と思いながら書いている。駅に着く。お別れのときはいつもしょんぼりしてしまうけれど、Hさんの必殺技を見習って元気よく! 元気よく! ふと、唐突に思い出す、それは何年もむかしのこと、生理のこないAさんのはなしを聞いていた夜、その明け方にくる、朝のS駅でAさんを見送りながら大声で叫んでいる「Aさ~ん! 無事に生理きてよかったね~!」これから出勤するひとたちが声の内容にびっくりして驚いている。べろべろんに酔っぱらっていて、そんな声を上げたことは憶えていなかったけれど、後日Aさんにあれはほんとうにすごい嬉しかった、通りすがりのひとたちの驚きも痛快で最高だったって言われたことは何となく憶えていて、へええ、そうなのって何となくよかったなぁって思っていたときの、失っていたほうの記憶がふっと唐突によみがえる。色んなことをはなして、やっぱりさいごに思い浮かぶのは、このあいだの帰りのとき、Tさんとじぶんが時の止まったようにまったくおなじような表情をしていたということと、それを見ていたNさんのこと。そんなことになっていたなんて全く気付かなったし、あのときは、ただただしょんぼりしているじぶんがそこにいて、その様子をNさんの目を借りて俯瞰してみると、ちょっとあまりにも可笑しすぎてニコニコしてしまう。たまにはしょんぼりした顔もしてみるもんだね。
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MINI TRAFALGARクーペ #6
いよいよ今回で修理も最終章です。結構な長編なのでトイレは先にw
前回からの続きで、水温の上がりが悪いのを点検していきます。
診断機の水温データの動きから、サーモスタッドが怪しいので分解していきます。
一応88℃開弁のサーモでしたが、バラツキの多い海外製なので・・・
単体テスト。やはり80℃位で開き始めます。これが原因でしょう。
交換準備へ。古いガスケットを剥がして・・・
サーモハウジングは面がかなり荒れているので、砥石で入念に面を出してから・・・
ウェットブラストでクリーニング。
ヘッド側も同様に。ネジ山クリーニングして・・・
面出し。
日本製88℃サーモスタッド、日本製ハウジングガスケット、ホースバンドも交換します。
サーモスタッド交換完了。
再度診断機を繋いでエア抜きしながらデータチェック。
水温は90℃まで上がるようになったのでOKです♫
ついでにステッパー値もアジャスト。
エアクリーナーを付ける前に、ゴミ侵入防止でスポンジ貼り付け・・・
エアクリーナー取付けてエンジン廻りは完成です。
続いてステアリング廻りへ。ガタがある部分は一掃していきます。
まずはステアリングコラムシャフトから・・・
ロアーブッシュ磨耗大・・・
アッパー側は見事に���け散ってました。
ラックとの嵌合部分のスプラインは無事なのでひと安心。
まずは新品ロアーブッシュを小加工して組み付け。
車体に戻す前に、フロアに少し錆が出ているので・・・
清掃して防錆処理しておきます。
コラムシャフトを組付けてアッパーブッシュを組込み。
ETCアンテナが曲がって付いているので、外すついでに取付け位置を変更します。
配線やアンテナケーブルも乱雑なので・・・
まとめておきました。
ラックセンターを出してステアリング取付け。これで室内側コラムシャフトのガタは消えました。
続いてギヤボックス側へ・・・
ラックハウジングの・・・
ブッシュが砕けてガタが出ていたので・・・
純正相当品質なブッシュで交換します。
ついでに左右タイロッドにもガタがあり・・・
ラックブーツも破損部分があるので両方共に良品を使って交換します。
まずはタイロッド組付けて・・・
ラックブーツ・タイロッドエンドと組付け。これで部品交換する部分は全てOK
最後に一手間。ラックピニオンのプリロード調整をしてステアリング廻りのガタは完全に消えました。
続いて外装的な部分も少々。
バンパーに当たっている黄色の牽引フックはこれからのイメージに合わないので、純正のアイボルトへ戻します。
せっかくなので左側も・・・
黄色クロメート風に塗装して・・・
取付け。
そうなると当然赤のテープが巻かれたハーネスも気になる訳で・・・
黒テープで巻き直して取り回しを変更しておきましょう。
デスビガードが付いてなかったので取付けました。雨天時のトラブル回避に役立ちます。
ワイパー・・・
戻します。
オーナー持ち込みのバイザーを取付けて・・・
試運転して車高バランスを整えて・・・を繰り返し、落ち着いたところで、まずは狙った車高に合わせたら・・・
肉厚タイプのリバンプを取付け。
ネガティブキャンバーなので、それに合わせたトー角へ調整して・・・
最終チェック。
&・・・・
各部増し締め・・・
塗装
OKです♫
あまりメカニカルな部分だけ直していてもアレなので、ドレスアップ的なお楽しみも。第一弾は見た目がイマイチなマルチリフレクターのヘッドランプを交換します。
ヘッドランプ交換と追加してもコネクター交換くらいかとお伝えしてしてましたが・・・ヘッドランプのアウターリムを外す瞬間から嫌な感触が・・・
左は錆びていますが普通にクリップが付いていましたが・・・
右はクリップが留まる部分が破損しており・・・
リムスクリューはブチルゴムで包んで差し込んであるだけでした(汗)いや〜こういうテキトーな裏ワザが思い付くなんてサスガです!どうりで車検受けた後に物が落ちる訳だ・・・。
破損箇所から修理は不可と判断し、ヘッドランプボウルを取外します。
外し物のUSEDが無かったので部品取り車から外して使います。
一度綺麗に洗浄して・・・
一部穴あけ加工がされていたのでグロメットで塞いで・・・
こちらを使います。
軽くボディを磨いて・・・
シーティングは良品なので再使用します。
リベットで組付け。
ターミナル作製して結線して・・・
ライトコネクターは問題ないので、スモール配線のみ加工
ヘッドランプは精密リプロのPL700を使います。やはりミニにはカットレンズが似合います(o^^o)
ヘッドランプ取付け。
光軸調整して・・・
リムクリップは防錆処理して、スクリューは新調します。
これが適当なやり方かとw
無くなっていたJAPマグナMk-2のセンターキャップを、お仲間ショップさんから送って頂きましたm(_ _)m ありがとねー。
取付けて・・・
ステッカーのご要望も頂きました♫
これで今回のミッションはコンプリートです。生まれ変わった足廻りとハンドリングで乗り易く、楽しいミニに生まれ変わりました。
内装・外装と色々ありますが、これから徐々にやっていきましょう♫
大変お待たせしました。ご依頼ありがとうございましたm(_ _)m
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天気が安定しない日。
私が外に出た時は大雨が降っていて、
カフェに着いた時には霙?雹?が降っていて。
職場を訪れる頃には、空は晴れ渡っていて、
買い物を済ませる頃には、強い風が吹いていた。
今は外が轟々と音を立てている。風の音。
無人であるはずのお向かいさんの家の室外機が自然に回るぐらいの風みたい。
春だなぁ。
今日は10時半ごろまで寝ちゃいました。
起きて二度寝じみたことをしました。
お腹が減って目覚めて、Cafe de lipaさんへ行こうとして、
雨が降り始めて、逃げ惑う建築現場のお兄さんたちを横目に傘をさして向かっていました。
だんだん風が強くなり、やばいこれ傘さしてたら危ないのでは…?
と、いつもならイヤホンをつけて歩いている道を、そんな余裕もなく傘が壊れないように歩いていました。
傘の布部分の錆色を見て、あぁそろそろ傘買い換えよう、と思いながら。
Cafe de lipaさんで、注文し終わった頃に霙?が降り初めて、
思わず店員さんに声をかけてしまいました。
天気やばいですねー、なんて。
そんなお話に気軽に乗ってくれる店員さんが嬉しいです。
今日はナチョスとキャラメルマキアートとコーヒーゼリー。
今は晴れているのに、その時は雨が降っていたので雨の日ポイント押してもらいました。
ラッキー。
ちょっとして、職場にヘルプが必要かなーと覗きに行ったら、
普段夕勤で働いている可愛い後輩ちゃんがいて、え、え!?ってなりながらも私も今日働く体力はそんなに無かったので、よろしくお願いします…!状態でした。
職場の先輩方とお話ししたりして、今日はちょっと元気をもらえたかな。
帰る頃にはいいお天気。
雑誌と、安くなっていたフルーツ羊羹を母にホワイトデーとして買いました。
ちなみに、バレンタインデーは送り合いとか何もしていないので、
母に驚かれましたとさ。
帰宅する頃、Amazonから荷物が届いたりしました。
最近手荒れが酷いので、ハンドパックを購入しました。
これは第一便で、実は二便が存在します。(笑)
一緒に届けてもらえればよかったのですが、倉庫が違うのか、在庫を抑えられなかったのか、こちらは金曜日に届くそうです。
あ、中身はハンドパックです。(笑)
週2回ぐらいで、しばらく保つ量を買いました。
あんまり出先で買い物したくないので、送ってもらおうかなーなんて。(出不精
爪のケアもしたいけど、今は手のケアで精一杯…。
職場柄ネイルもできないし、うーん、うーん…。
昨日指先だけのパックをしたのですが、結構しっとりしました。
今調子も良さそうだったのですが、そちらはもう販売が終了しているみたいで。
だって裏面の値札見たらもう今は無い駅ビルのお店の値札だったし、消費税は8%だったけど貼ってあるテープとか変色してたし…(苦笑)
結構昔に買ったものでも、意外と手指になら使えるものですね。
古いものから順番に使っていって、ケアしたいと思います
時節柄手洗い消毒を奨励されるし、職場でもそれが必要になるので…洗い物もあって、洗剤が強くて手がボロボロなんですよね。
積極的にケアしていかないと死んでしまう。
ささくれができると剥いてしまう損な性質の人間です。
傷ができると食品扱えなくなるから、今は我慢しているけど、
気になると無限に気になる性質も持ち合わせているので、どうにか発生する前に抑えておきたい…です…。
いやぁ、ひさしぶりにゆっくりしたお休みです。
こんな風の強い日だから外に出る気も起きないし。
ゆっくり紅茶でも淹れて、過ごそうかなー。
もうすぐ15時。おやつの時間ですね。
今日のおやつは何かしら。
先日先輩から頂いたバウムクーヘンでも頂こうかな。
最近祖母の顔を見ていないので、
多分元気にしているだろうけど、あとで様子を見に行こうかな。
一緒に住んでいる(?)ので、アクセスは簡単、階段を下りるだけです。
何かお菓子を持っていかないと、〇〇食べる?と勧められてしまうので(苦笑)、おやつの時間に遊びに行こうかな。
あ、でもアンナチュラルの続きも観たい!
消毒液が底をつきそうです…。
早く、そういったものが普通に手に入る世の中に戻って欲しいです。
1個でいいんです。欲張らないので、1個だけ買わせてください…。
マスクも、まだあるものを使うので、どうか消毒液のスプレーだけください…。
もうドラッグストア行くのも疲れました…。
職場でも取り扱いがなく、以前一瞬見かけた時ケチらず買えばよかったなぁとすごく後悔しています。
今日は外に出られそうもないし、ドラッグストア遠いし…はぁ。
通販だと法外な値段or送料取られそうなので、しばらくは除菌用ウェットティッシュで拭くしかないかなぁ。
一応物用の99.9%除菌ウェットと、除菌用だけどノンアルコールのものと、純水使用のウェットと持っているのですが…うーん、消毒はスプレータイプが嬉しいなぁ。
昼間はこうもお腹が空かないのに、
夜になるとお腹が減るのが不思議です。
特に寝る前。
おやつはいらないのに、夜食はいる。
逆転して欲しいです。
おやつは食べるから、夜食は勘弁して欲しいです。
太るから。
これ以上太っていい事も無いだろうし…
いいお天気で、散歩に出かけたいけど、
外の轟々とした風の音が、出ないほうがいいぞと言っています。
花粉も大量に浴びるし、何より前に進めなさそうです。
髪の毛もまとめないとゴシャゴシャするでしょう。
でもな、本当にいい天気なんだ…。
写真を撮りに出かけたい���
部屋の中からだと、割れにくいワイヤー入りのガラスを使っている私の部屋の窓からはリアルな写真を撮れません。
丈夫な窓は台風の時とかありがたいけど、部屋から外の写真がうまく撮れないのは残念…。
朝焼けとか、結構きれいに見えるんだけどな。
母から貰い受けた自転車代をまだ支払えていないのですが、
来月でいいよ、と言われました。
来月の方がいっぱい働いて収入が見込めるから、その時でいいとのことでした。
私的には、さっさと払ってもやもやしない方が気持ちはいいのですが、
残念ながら母の言う通りなので、今月は節約して、来月お給金が入ったら支払うことにしました。
自転車1台、後ろかご付きでまだまだ使えるのに破格で譲ってもらえるので、本当にラッキーでした。
まだ自転車を使って外出はしていないのですが(歩いたり公共の乗り物を使うクセが抜けない)、これからお世話になると思います。
明日はバイトです。
明後日からまた少し休みがあって、土曜日が今週の出勤日になります。
そのあとは、1日休んで月火木金。
しばらくはその姿勢で頑張れたらいいな。
お休み中には、妹ちゃんの誕プレを買いに行ったりしようかなと思っています。
木曜日に婦人科を入れてしまったので、木曜日は強制外出が決まっています。
水曜日は明日のバイトの翌日で疲れているかもしれないので、ゆっくりできるかなぁ…と思って敢えて空けてみました。
多分体力は有り余っているので、また町田とか行っちゃうかな?
いやでもあまり外出してもまた散財してしまうしなぁ…。
木曜日…かなぁ。
美容室もそろそろ行きたいけど、先日母に前髪を切ってもらっていて前髪の長さに関しては支障がないので、髪が多少ガビガビしていますがもうちょっと先に行こうかなー、んーでも行きたいなぁ…みたいな感じです。
多分今月はバイトで忙しくしているので、行かないかなと思います。
来月、しっかり行こう。
お金があれば長さを調節したり梳いてもらったりしたいのですが、
その辺はお財布と相談かな。
髪はまだ伸ばしていたいけど、ボソボソが嫌なのでちょっと量を減らしてもらったりしたい。
まだ18時ですが、
ちょっと長文になったので今日はここまで。
明日も更新できるかは、今のところわかりません。
疲れていたら寝てしまうかも…?
ではでは。
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飛び石によるボディの傷をタッチペンでお手軽に補修する方法【誰でもできるカーメンテ】
■飛び石傷は、放置せずに、タッチアップペイント(タッチペン)で対処しましょう 高速道路を走っていると、前方にトラックを発見、そのまましばらく後ろを走っていたら「ビシッ」と飛び石をもらってしまい、ボディに小さな傷が…(泣)、という経験をされている方は多いのではないでしょうか。プロの板金塗装を頼むほどでもないけど、そのまま放置もしたくないというあなたに、タッチアップペイントを使ったメンテナンスをご紹介します。 ●飛び石傷は塗装がはがれてしまっている クルマを擦ってしまったという傷と、飛び石による傷は性質が異なることが多いです。ボディの塗装の上に傷が乗っている状態なのか、そもそもの塗装がはがれてしまっているのか、これにより対処方法は異なってきます。 走行していると悩まされるのが飛び石傷、対処法はタッチペンです。 飛び石傷のように、硬く鋭利なものがボディの塗装面に当たり、塗装そのものをはがして壊してしまった際には、部分補修のタッチアップペイントを使用します。塗装面の上に乗った傷は、汚れと同じようなものなので、コンパウンドなどの研磨剤で磨いていくと落ちていきますが、飛び石傷にコンパウンドをかけても、そもそもの塗装がはがれているので、状況が良化することはありません。はがれた塗装には、塗装をし直すという対処法が必要になってきます。 ●タッチペンの選び方とカラーナンバー 油性ペンほどの太さや大きさのパッケージに、塗料と小さな筆がセットになっているのがタッチアップペイントです。手軽に補修ができるアイテムとしてカー用品店やカーディーラーで販売しています。 タッチアップペイントは安価に手軽に傷の修理ができるアイテムです。 クルマの色は、例えば一口に白といっても、様々な色味の白があります。メーカーごとにボディカラーには「カラーナンバー」と呼ばれる番号が割り振られており、この番号で色を���別しているので、マイカーと同じカラーナンバーのタッチペンを購入することが重要です。カラーナンバーは、型式表示プレートや、ステッカーとして車体に記載されていて、エンジンルーム内や運転席ドア周辺、助手席ドア周辺に表示されていることが多いでしょう。インターネットに車両型式とボディカラー名を入れると、カラーナンバーを検索できるページもあります。 ●タッチペンの使い方 マイカーに合ったタッチアップペイントを購入したら、さっそく使ってみましょう。 まずは、飛び石傷を受けた部分をアルコールなどで脱脂して綺麗にします。汚れやほこりを取り除き、塗料を乗せやすくします。 傷の部分が綺麗になったら、さっそくタッチペンを使用していきます。付属の筆の先に、少しだけ塗料をつけて、傷がついている個所に塗料を置いていきます。筆で塗るのではなく、塗料を垂らして置く、というイメージで施工しましょう。 一度塗料が付いたら、少し乾かしてから数回に分けて塗り重ねていきます。ボディの塗料が欠け落ちて抜けているへこみを一度に埋めようとせずに、薄く薄く重ねていく方が仕上がりが綺麗になります。 塗るよりも塗料を置くという使い方で、タッチペンは上手く使えるでしょう。 塗っては乾かしを繰り返して、欠けた塗装の穴が埋まったところで第一段階の作業は終了です。そのまま、塗料が完全に乾燥するまで数日、時間を空けます。 数日たって、塗装の内部まで乾燥が進んだら、磨きの作業を行います。用意するのは耐水サンドペーパー(#400、#800、#1000の3種類)と、コンパウンド(#3000、#5000、#10000の3種類)です。 タッチペンを付けた部分の周囲を、マスキングテープで四角く覆います。サンドペーパーで不要な部分まで削り取らないようにするためです。タッチペンを塗った部分は凸凹しているので、その凹凸が分からなくなるまで、耐水サンドペーパーの番手を上げながら磨いていきます。凹凸を指で確認しながら、削っていきます。 凸凹していた表面が滑らかになったら、保護のために貼っていたマスキングテープをはがし、コンパウンドをかけていきます。こちらも番手の低いものから高いものに順に変えていきながら、耐水サンドペーパーでついた削り跡を消していきます。丁寧に磨いていき、削り跡が消えて光沢が出てきたら完成となります。仕上げにワックスやコーティング剤を塗布しましょう。 ●まとめ 飛び石傷は、塗装の剥がれや欠けが起きていることになり、そのまま放置すると、ボディの錆が出たり、塗装の割れが広がっていく可能性もあるので、早めの処置をお勧めします。塗るよりも落とすという感覚で、タッチアップペイントを活用していきましょう。 (文・写真:佐々木 亘) あわせて読みたい * クルマと道の仲介役はタイヤ! 空気圧を適正にすれば燃費アップや重大事故も防げる!【誰でもできるカーメンテ】 * ワイパーのふき取りが悪いと思ったら、自分で交換してみよう!【誰でもできるカーメンテ】 * 運転中に見慣れない警告灯が点灯したら、落ち着いて色や状態を確認!【誰でもできるカーメンテ】 * 「クルマの血液」と言われるエンジンオイル、日常での注意点は?【誰でもできるクルマのチェック!エンジンオイル編】 * ウォッシャー液は薄めて入れない、そのワケは?【DIY:ウインドウウォッシャー液の補充】 http://dlvr.it/RPYbTk
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WEB内覧/バスルーム
今回は、我が家のバスルームをご紹介します 内覧記事や間取りが気になる方は、左上の黒い四角のTAGS内からPlanカテゴリーをお選び頂くと、過去の詳細記事をご覧頂けます^^
こちらが全体 ご覧の通り、我が家のバスルームはとてもミニマルです 意匠だけでなく、機能としても本当に最小限なのです…! 一般的なバスルームに標準装備されているようなものが ほぼ、ないかもしれません…😂
自分たちにとって必要なものだけに特化して 不必要なものを全て取り除いた状態にして頂きました
バスルームは、隣接したパウダールームと一体的に空間を繋げることを最優先にしました(パウダールームの記事はこちら)
素材も色も統一して、物理的にも仕切りを曖昧にして なるべく広く見えるようにしたくて
それを実現するためには、ユニットバスは選択肢にできず、必然的に造作バスとなりました
造作バス=高額というのが通説ですが、我が家は決して予算が多い家庭ではないので、造作で金額が上がりがちな原因を容赦なく取り払う工夫を沢山しています
まずは、FONTE TRADINGのトータルセットを取り入れることで大きくコストダウンすることが出来ました(品番:ST-T505-160-1/現在は販売終了) これで約20万程減額になったかと思います 造作に至るまでと、メーカーの詳しい記事はこちらをご参照���ださい
浴槽は、ご覧の通り本当にシンプルで 左官の土台にバスタブを埋め込んで、塗装等を乗せ、隙間をコーキングして頂いたものになります
元は減額もかねて置き型のバスタブを導入しようと思っていたのですが 我が家の場合、何故か左官の方が安かったのです だったら掃除もラクだし腰にも優しいし埋め込み型に…とこの形になりました(もちろん、置き型・埋め込み型どちらにもメリットデメリットはあります) 左官だと超お手間がかかるのにホント何故だったんだろう? こういうこともあるから、何度もこのブログでお伝えしているのですが造作でお考えの方は、諦める前にまずは見積もりをとって頂いてください…! バスタブは1600mmで、身長177cm&163cmの夫婦が深めに背もたれに寄りかかっても足を折ったりすることもなく(むしろつま先届かなくて一瞬慌てること多い…)ゆったりと入れる広さです
夫がショールームでサイズ感を何度も確かめて楽しく決めた思い出です^^
私達が行った時はフォンテさんのショールームは小さめで必要最低限な内装でしたが、今は移転してさらに素敵になっていると思うので気になった方は是非行ってみてくださいね
浴槽には、建築家Wさんが工夫してくださったポイントが^^
片方の端だけ、少しだけバスタブより土台をはみ出させることで ちょっとしたスペースを作って下さいました キャンドルだったり、音楽をきくのにスマホを置いたりと なにかと重宝しています こういったほんの数センチが、暮らしを豊かにしてくれることをWさんはよくご存知です…すき
バスタブ水栓もFONTE TRADINGです
最近は風呂釜から直接給湯するスタイルも多いですが 我が家は壁付けです 掃除もラクなので特に不便はありません 給湯ボタンもバスルーム内にはあえて付けていません
バスルーム内に付けると… 意匠に気をつけなくてはいけなくなる(スタイリッシュな給湯ボタンは当然高額になり使える給湯器も限られる)し 壁に凹凸が増える分、掃除も大変になるし 何より、夫婦で好きな温度が壊滅的に違うため、根本の温度をいじることは戦争になるので 和睦のためにもパウダールームの収納スペースに隠蔽しています それゆえ、サーモスタット付の高機能水栓も不要でした 自分の手元のさじ加減で毎回温度調節出来るシングルレバー混合水栓が最高なんやで…! また、給湯器は必要最低限の機能のものを選んでいます ノーリツのGQシリーズ オートストップさえついていてくれれば充分だったので 追い炊き機能がないことで15万ほど減額しています 追い炊きは、家族が多い・かつ全員別々のタイミングで入る・エコの観点が強い方には本当に頼もしい機能ですが 夫婦二人ではシャワーと併用で普通に水道代が安いのと 私が潔癖で水を頻繁に使い回せないので 我が家には不要という判断です (賃貸時にあった追い炊き機能を1度も使いませんでした)
どうしても同じ水を使いたい場合は、足し湯派です 毎日が足し湯の場合でも、追い炊きとは月額+300円ほどの差 給湯器の寿命約10年分で追い炊き機能グレードアップ分の元は絶対にとれない計算でした
入りたいときにお湯を溜め、流用するならお湯を足すライフスタイルで、 温度を保とうとする概念がないので、風呂蓋もありません
シンプルにすることで芋づる式に要らないものが出るので、ここの減額調整に苦痛はありませんでした^^
こちらは、シャワー水栓 浴槽の給湯も、シャワーも、そしてパウダールームの水栓も 全てフォンテさんの同じハンドルで統一しています 本来はハンドルを上向けに付けるのですが、我が家では水のしたたりを考慮してあえて下向けに付けて頂いています こうすると水の溜まりと無縁になります^^
元々、水栓のセットでバータイプのシャワーホルダーがついていたのですが こうやって3点の丸で並列にしたかったのであえて使いませんでした 替わりに、グローエのホルダー(品番:28622000)を施主支給しています メーカーによる違いが出てしまうかと覚悟していましたが ツヤ感も色も奇跡の一致でデフォルトかのようになりました…しゅごい
角度可変タイプではなく決して使い���すいとは言えないので、今後もし理想の形が出たら可変タイプに変えるかもしれません^^ 写ってないですがシャワーハンドルは現在廃盤になってしまったようです 先日不具合が起きたので工務店さんが補償で交換してくださり、今は最もデザインが近いもの(品番:SP-HD46)を使っています そしてシャワーとは別で一般的には足元の方にも水栓(カランと呼ぶのでしょうか?)があったりすると思うのですが、それもつけていません 我が家で使うのはシャワーだけで、使わない水栓は掃除の手間でしかないので 本来足元につけるシャワー水栓を、先ほどのバスタブ水栓として使っているんです^^ 水栓を一つ減らすことでも���万円の減額になっています
我が家のバスルームの最大の特徴は FRP防水仕上げであることです
FRPとは繊維強化プラスチックのことで 軽くて強く、不飽和ポリエステル樹脂+ガラス繊維のシートの上にトップコートを塗るだけで防水できるので よく漁船やバルコニーなどに使われていますが 一般的に室内の仕上げなどにはあまり使われません 造作バスの場合、仕上げでタイル等を使うと 材料費も手間代もかかるので高額になる原因になります 我が家はFRPを仕上げにすることで、大きく減額しています
日中の陰影が一番出やすい時間に撮影したのですが うっすらと繊維が浮かぶテクスチャーが伝わりますでしょうか?
私は基本的になんでも、柄がなくフラットなものを好むので この仕上げは本当に賭けでしたが… 工務店さんが何度も繊維をサンディングして規定よりも厚めにトップコートを乗せてくださったので、本来のFRP仕上げよりは凹凸が少なくなっていて、ちょっと距離をとって全体的に見てみると普通の壁に見えるくらいの仕上がりになりました
また、厚みのある繊維をはりつけていくため必然的に角には丸みが出ます ピン角が好きな私はそこも心配でしたが、この丸さがなんともいえない柔らかな印象で、とても優しい空間になったと思えています^^ 大判のタイルも大好きなので床だけでも奮発して導入するか最後まで悩みましたが…!自分でもビックリするほどFRPを好きになれたので、予算を優先して勇気を出して選択して本当に良かった😭
壁、浴槽、パウダールームの床まで一切の繫ぎ目がなく、まさにシームレスな状態が美しいです これは、むしろFRPでなければ実現できなかったことでした メンテナンスは、トップコートを塗り直すだけなので、一般的な経年リフォームに比べ、かなり低価格です 質感さえ気にいってしまえばメリットが多いと感じます^^ デメリットとしては 滑ります!凄く滑ります!! プールサイドと同じだと思って下さい 走ったらライフセーバーに怒られちゃうやつです
でも、毎日使っているうちに アイスバーンでも転ばない雪国の人みたいなスキルがつくので大丈夫です (目に見えないけど、塗料が若干削れてくるのか薄く石鹸カスがつくのか足元は次第にツルツルではなくなります)
パウダールーム側からの天井の見上げです
ご覧のように、バスタブ側にはガラス仕切りがありますが ドアはつけていません ドアを取り払っただけで、取り付け金具なども含め15万程減額となりました
その替わりにシャワーカーテンをします 普通にガラス扉よりも目隠しになるので機能としても優秀です
カーテンレールは存在感を最小限にするために あらかじめ天井内に埋め込んで設計して頂きました Wさんの丁寧なお仕事です^^
シャワーカーテンがあるのでガラス仕切りもなくていいけれど FRPとガラスの組み合わせが好きなので唯一の贅沢ポイントとして残しました また別記事でご紹介したいのですが 私は完全室内干し派で、ここは洗濯動線でもあるので カーテンレール付近にステンレスのランドリーパイプをつけて頂いてます
朝はパウダールーム・夜はバスルームで歯磨きするルーティンなのですが ドアがないと どちらの空間からでも歯ブラシをサッと取れるので とてもストレスフリーです 賃貸では洗面所からわざわざお風呂に持って入ったり それがイヤになって2ヶ所に置いたりで地味にめんどくさかった…
お気付きかもしれませんが、鏡すらつけませんでした😂
鏡がない状態でフッツ〜に1年くらい過ごしてた(真横のパウダールームにバカデカ鏡があるから遠目にそれを使ってた)のですが 夫がバスルームで髭剃りをするようになったので今は置き型の鏡を足しています 鏡は、MOEBE/ミラーφ20cmブラック 凄くシンプルでなんのことはないように見える鏡なんですが、ここまで極限に線を削ったデザインのものはあまりないのでありがたいです (好きすぎてブラスバージョンもデスク横で使ってる) もちろん、バスルームのように多湿な場所を想定していないと思うので今後錆びるかもなのですが MOEBEは鏡を簡単に取り外せるので、いずれ防湿加工のオーダーミラーに交換すればいいかなと思っています でも入浴後に自分の体より入念に拭いてるせいか案外錆びない 顔だけ映ればいいか〜と弱気なままφ20cmにしたのですが、少し離れればバストアップまで映ります バスルームなんてどんなに気を付けても水垢がつくから、鏡は大きくなればなるほど掃除も大変なのに、今まで大体の賃貸バスルームはどこも大きめの鏡だったので、“大きくなきゃいけない”と無意識に毒されていたかも…我が家にはこのサイズ感で充分だったようです
バスタブサイドには、隙間があって 何もないように見せるバスルームの収納の要です!
シャワーカーテンをしまうのはもちろんなのですが soilのバスマットをたてかけるのにも使っています
バスマットって私にとって 踏まないように無意識に避けちゃったり (お風呂上がりの綺麗��足でしか踏みたくない) 掃除の際もちょっと厄介だったりする存在なのですが
ここならパウダールーム側の動線も塞がないし 影干しも出来るので、この隙間が活躍しています
窓側のバスタブサイドには掃除道具を隠しています😳 吸盤をガラスにつけて底面を浮かせて 水分が必ず逃げるようにしています
普段はバスタブの死角側につけておいて 引き違い窓を引き出しの役割にしてでサッと道具が取れるように^^ 窓も床も、毎日お風呂あがりにスキージーで水切りをしています このバスルームを維持するために必ずやろうと夫婦で決め、続かなかったらどうしようと思っていたけど、一滴も残さずとか完璧じゃなくてもいいからザクッと水を切ろう〜やらないのとは大違いだよねぇ〜というスタンスにしたことで、続けられています 毎日の習慣にして3年目です
バスルーム正面から
我が家のサッシは基本的にブラックなのですが バスルームとパウダールームは他の窓と完全に縁を切っているので 唯一シルバーにしています
ここにブラックのサッシではコントラストが強すぎるし 水垢が目立ってしまうからです
当然ながらデメリットとして、窓は壁よりも室内温度が逃げやすいため 浴室乾燥暖房機はマストで設置しています (冬はさらに遠赤外線の補助暖房も出しています!無風で立ち上がりが超早いものを選ぶのが大切です^^) ヒートショックは本当に怖いし 洗濯物を干す際も乾燥機能が必要だったので 予算が上がろうが意匠が乱れようが、ここは削ってはいけないところでした 最小限なデザインのプロダクトにして頂いてます(品番:V-242BZL)
窓を付けることは、上記のようにデメリットもありますが それを凌ぐメリットがあるので我が家は窓を入れて本当に良かったと思えています 入浴中、坪庭を見ること これは本当に癒しになっています…😭 日中は明るい自然光だったり 夜にかけては坪庭のアッパーだったり それを通して坪庭のハイノキを見て お風呂入ってるだけなのに全力で光と影を楽しめる…! (坪庭の記事はこちら) 大きな窓があると通風もとても早いので、バスルームにありがちなジメジメも一切ないですし ヒートショックだけしっかり対策しておけば、私個人としてはこんな幸せなことないよという仕様です〜😭
最後に バスルームで最もこだわったのは シャンプー等の小物をどう置くかだったかもしれません…! このブログでちょこちょこお話させて頂いているのですが 私はデザインだけのインテリアを飾るのがとても苦手(ヘタクソ)で、自分が日頃ガチで使う日用品を、使いつつ飾る傾向にあるので 日用品選びに命をかけるタイプです
そのためシャンプー達をより使いやすく、美しく見えるように置きたいな〜とバスルームというよりむしろ展示みたいな感覚でシミュレーションしました ディスプレイする際は、ギチギチに詰めず物同士の余白を多めに取りたい人なので、バスルームの横幅全てを使って収納棚を作って頂いてます 横長フラットにしたことで無駄な凹凸やひっかかりがないし、余白があるから置いてる物をちょっとズラすだけでザッと拭けちゃうので掃除の際も凄く良いです^^ 棚の奥行きは設計上は100mmでしたが、FRP防水で角にアールがかかっているので実質80mmくらい シャンプーなども問題なく���っています そして高さ これはお店のディスプレイを少し勉強して“ゴールデンゾーン”(最も商品が視認しやすく、魅力的に見え、手に取りやすい位置)を意識することにしました😂
足元から110cm…これです…! もしこれより低かったらパケが美しく見えないし これより高かったらプッシュボトルが使いにくかったと思います 実際に使ってみたら利点はそれだけじゃなくて シャワー位置がシャンプーより下なので 水滴が飛びにくいし、ボトルの底面がカビにくいし はじっこの方に置いてあるものなんかお前は本当にバスルームの住人なのかというくらい乾いています この棚は本当にシンプルなんだけど控えめに言って最高、優勝…👏
価格も包み隠さずお書きしますね
バスルームは合計で、約60万円でした 一般的に浴室の予算は約100万、造作バスだとさらに50万アップと言われる中で これはけっこう凄いんじゃないかな…(���ごい) とにかく、我が家のバスルームは デフォルトでつくものがあまり無いんです でも自分達に必要なものは全てあります😊 逆に要らなかったものを全部取れたこと 欲しいものだけを洗練できたことで 現状本当に暮らしやすいです 我が家の家づくり全てに共通することですが、 施主の私達が優先順位を明確にし 建築家Wさんが常に丁寧な設計をしてくださり 工務店さんが上を目指す施工をしてくださったことで 三位一体となって出せたいい結果だったと思います
以上、我が家のバスルームでした^^ 長い記事にお付き合い頂き、ありがとうございます!
●我が家と同じように建築家と家を建てている方のブログ集はこちら。 これから家づくりをされる方は是非ご参考ください。
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短編集その1 商店街
果てのない、長く長く続く一直線の道のり。 商店街、という言葉を聞いたことがあるか。 それは、この世界で一番ありふれたどこにでもあるもの、という意味で、だいたい空気と同じようなものだ。あって当たり前。人々の周りを無言で取り囲んでいる。 きみがいる建物の一歩外へ出て、左右を見てみろ。地平線を越えてどこまでも遠く、この商店街は続いている。顔を上げて、上の様子を確認してみろ。頭上をどこまでも覆う、やさしいクリーム色のアーケード。雨も雷も台風も、このアーケードの向こうで鳴っている音、という意味だ。 全てを覆い尽くす商店街。まるで、その外側を秘密で隠しているような。
彼女らを乗せた車は、今日もかたいアーケードの下を軽快に走った。鮮やかな赤色の車体に白抜きの文字で『10番街糸電話修理店』と書かれており、ラジオからはノイズだらけの愉快な音楽が流れている。 「もうちょっとちゃんと合わせてくんないかな」 篠田が言った。 それはハンドルを握っている方のことで、むやみやたらと踏み込むアクセルに全霊を捧げている女のことだ。 「無理だって」高野が返す。助手席で地図を片手にレモネードを飲み、顔面へ惜しみなく風を当てている。「揺れるもん」
地図、という言葉は聞いたことがあるだろう。およそ一番何の役にも立たないもののことだ。アイボリの背景の上に、グレィのインクで道路が印刷されている。所詮どこまで行っても商店街なのだから、地図も縦に一本の線が入っただけの代物だ。 「それ、見るのやめたら」篠田が口をへの字に曲げた。「どうせ知ってるでしょここ」 二人を乗せた車は、音楽を響かせながら商店街を走り続けた。開いている店はまばらだ。人影はちらほらと見えるが、ずっと遠くまで対向車の姿はない。 途切れることもなく続く、所狭しと店のひしめき合う、果てのない直線。 それがここにある、商店街というものの全てだ。 どこまで商店街があるのか、いつからこうなっているのか、実のところは誰も知らない。本当はどっかで輪になって繋がってんじゃないの、と篠田は考えている。 ちょうど彼らの生業である「糸電話」がそうなのと同じように、だ。 二人が車まで引っ張りだして出掛けたのには、理由がある。ひとつは、遅い昼食をとること。もうひとつは、その糸電話が関わる仕事のためだ。 車のセンターコンソールに置かれたラジオは、簡単な無線も兼ねている。見かけは古いが、職場からの指示を受け取るのに便利なスグレモノだ。 ところどころ錆が隠し切れなくなってきたこの機械は、ただでさえうるさいノイズを一層ひどくした後、つめたい氷飴にカフェオレを混ぜたような声を受信した。 「篠田さん、スミレ、聞こえてるかな」 「スミレ出て、私運転してるから手が」篠田が目配せをする。 「はいよ」 高野は飲みかけのレモネードをボトルホルダに置き、ラジオから無線の送受信ができるモードに切り替えた。がさついていたノイズが一気に収まる。 「聞こえてるよ。ただいまお食事のため北上中」 「はいはい。セキグチです。今朝の修理の依頼なんだけど」 「おっ、あれ結局住所分かった?」 「ついさっき連絡付いて、やっと。ナビに送るから行ったげて」 「おっけーい。準備してから向かいまーす」
準備と称して車が停まったのは、薄暗い内装をした寂れた店の前だ。 看板にはよく分からない変体仮名のようなものが掲げられているが、読めたものは誰一人としていない。誰もよく分かっていないので、たった一文字のその看板からとって「一文字���」と呼ばれている。 高野は残り少なくなったレモネードを取って車から降り、一文字屋の奥へ入っていった。 一文字屋には、所狭しとシックな木製の棚が並べられている。そこに収まっているのは巨大な金魚鉢だ。透明なものから色つき硝子のもの、砂利の敷いてあるものそうでないもの。どれにも数匹の金魚がひらひらとヒレを遊ばせている。 店の一番突き当りには青白い蛍光灯が灯っていて、その下には、カウンタに置かれた年代物のレジスタがある。カウンタには一人、皺くちゃの婆さんが座っていた。 蛍光灯のためなのか、その一帯だけが妙に明るい。それとも、婆さん自身が発光しているのかもしれない。 「ばあちゃん、こんちは」 「おやぁ。久し振りだね」 婆さんは俯き加減だった顔を上げた。膝に載せた焼き物の鯉を撫でている。 「ばあちゃんまたヘンなもの手に入れて」 「かわいいだろう。この前、鯉が一匹逃げちゃってね。その代わりさ」 「ばあちゃん鯉なんか飼ってたっけ」金魚ばっかりだと思ってたな、と高野はカウンタに肘をついた。「あのさ、私ね、仕事で5番街まで行くんだ」 「そうかい。あすこはこの前新しい横丁ができてたよ」婆さんは撫でる手を止め、そう言った。 「そう。私も初めてだから地図を買いに来たの」 「あるよ。待っといで」 婆さんは焼き物の鯉を高野に押し付け、ふらっと立ち上がって棚の陰に消える。しばらくがさごそと何かを掻き回すような音が聞こえたあと、腕に大判の印刷物を抱えて戻った。 「いっつも助かるよ。ばあちゃんとこ何でもあるね」だめもとのつもりで来たのに、と高野がはにかむと、老婆は満足そうににっかりと笑った。 「いいんだよぉ。ついでにこれも持ってきなさい」 皺くちゃ婆さんは金魚鉢を手渡した。中には瑞々しい美味しそうな煮物が詰められている。「サービスだから」 高野はうんと目を輝かせ、婆さんに勝るとも劣らぬくらいに発光した。 「ありがとうばあちゃん。いつも悪いね」 高野は一文字屋を辞すると、皺くちゃの婆さんから受け取った地図と金魚鉢を両手に抱えて車へと戻った。 持ちきれなくなったレモネードのグラスは、婆さんへのプレゼントにしてきた。きっとあれにもそのうち金魚が入るだろう。 車の傍では、篠田が口をへの字に結んで高野を待っていた。 「カーナビもあるし、絶対要らんってそんなの」 「持ってても損にはならないでしょう」 高野は構わず後部座席に荷物を放り込んだ。勢い余って煮物がぼとぼとと零れたが、彼女は構わず助手席に戻る。すぐに篠田も運転席にどかりと座った。 「だってお金の無駄じゃん」 「健全な消費活動だよ。なにがだめなの?」 「呆れた」キーが回され、ぶぅんと大きな音が発生した。エンジンの音なのか、篠田の唸り声なのかは判然としない。「全部ツケにしとるくせに」 篠田が思う存分に唸り散らしてタイヤを回している間、高野はじっと購入したばかりの新しい地図を眺めていた。そして時おり、思い出したように窓から顔を出して外を見上げる。 アーケードはいつもどこまでも、変わりのない黄色さで人々を覆い尽くしている。ときたま隅のほうがくすんだように汚れていることはあるが、その程度はコーヒーの底に溜まった砂糖のようなものだ。 「ここんとこ、天気変わらんねぇ」 高野が考えていることを察した篠田は、まっすぐ前を向いたまま言った。 「天気っていうか、そもそも、時刻がね」 アーケードの下からは、その向こうがどうなっているのかを知る手立てはない。ぼんやりと明るい光が差し込み始めれば朝、暗くなり始めれば夜だ。 過ぎ行く時間を区切るための基準はおよそこれだけしか存在しないので、商店街での時間の流れ方は非常に曖昧だ。 そしていつの間にか、その頼みの綱まで動かなくなったのだ。 「いつからだっけ」 「さあ……十日ぐらい昼間のまんまな気がするけど、私」 「気まぐれもいい加減にしてほしいよな」 篠田は後部座席に向けて片手をへにゃへにゃと動かした。高野がすみやかに金魚鉢を取って寄越すと、篠田は皺くちゃ婆さん産の煮物をひょいとつまんで食べ始める。 単純だが奥の深い味わいで、婆さんの人生の長さがそのまま煮詰められたかのような滋味だ。 一部では、婆さんが物心ついてよりこのかた一度も水を替えたことのない金魚鉢の水で煮ているからだ、とまことしやかに囁かれている。 「お蔭で午前だけのはずだった仕事が大幅に伸びちゃったじゃん。そのせいで事務所の食堂は閉まっちゃうし、わざわざ外食しに出る羽目になるし」 午前というのは、朝起きてから、何となく区切りがついたような気になるまでの時間帯のことだ。したがって、人によって午前がいつまでかは変わる。 しかし、なけなしの昼夜の差すら消え失せた今となっては、一体いつからいつまでが午前かという合意の形成には困難を極めた。 「何にせよ、私がばあちゃんの店で買った煮物がこうして昼食となり、お腹をふくらしているんだもの。健全かつ正当な消費活動だったと言えるでしょ」 「買ってはないと思うけど、まあ、そんで良いよ」 篠田は高野の消費活動を褒めたつもりはこれっぽっちもなかったが、良いと言われたその部分だけを切り取って理解した高野は、フンフンと鼻を鳴らした。 面白くないので話をそらすことにする。 「いつまで眺めてんの。それ」 「へ?」 篠田は顎で高野の地図を示した。よくもまあ延々と代わり映えもしない紙切れなんて見ていられるな! と付け加えてしまいそうになったが、それは飲み込むことに成功した。 代わりに全部表情に出た。 「うるさいな、いいじゃん。面白いんだよ、お店の名前とか、全部載ってるし」 「寄ってあげないからね」 篠田は顔を顰める。高野の寄り道に付き合っていては、いつ目的地に辿り着けるか分からない。 「ちょっとそこで停めてもらっていい?」 「今の話聞いてたか?」 「吐きそう」
カーナビの表示には『8番街』と出ていた。ここから先は、普段の仕事でもあまり訪れない場所だ。 辺りは薄暗く、ひんやりとした涼気に包まれている。天気が変わったからではない。8番街のアーケードはツタ植物に覆われ、左右の建物もほとんど呑み込まれつつあったからだ。 人の姿も碌にない。 おおかたこの区画は、油断しているうちに何やら生えだしてしまい、伐採が面倒くさすぎて放棄されたのだろう。 枯れた頃に戻って来ようと様子見しているのか、人が離れたことでますます爆発植物楽園と化してしまったか、どちらかだ。 車を路肩に停め、ハザードランプを点ける。助手席の馬鹿が車内で吐いたら大災害だ。ハザードの名には相応しかろう、と篠田は高野を車外へ蹴り出した。 高野は「すまんね」とでも言いたげに手をひらひらと動かし、側溝へと向かっていった。 しゃがんで溝の中を覗き込む。水は予想外に美しく澄んでいた。 これ、側溝かな、と高野は首を傾げた。随分と水深があるようだ。木漏れ日が水中できらめいて、青や緑や黄色に複雑に光っている。そのもっと下は真っ暗だ。どこが底か分からない。 こんなとこに吐くのは申し訳ないなあ、と高野は思う。思ったがそれとこれとは別なもので、迫り来る嘔吐感は否応なしに胃の中身を逆流させた。 すると、不意に水の中を赤色に照らすものがある。なんじゃろな、と訝しんで見つめていると、それは水底の淀みから躍り出た真っ赤な鯉だった。 軽やかに上層まで泳ぎ、ついさっき高野が水面に浮かべた不躾な流動食をぱくぱくと吸い込んでいる。これは運命かな、と確信した高野はむんずと鯉を鷲掴みにした。
「なにあんた、それなに」 「鯉だよ」 車の傍へ戻った高野は、自慢げに捕まえたばかりの鯉を見せびらかした。 「どうしたそれ!」 「いかにも獲ってほしそうな顔でノンビリ浮上してきたから」 「なにそれ。溝にいたってこと?」 「そうそう、そうだよ。どうしよっか。折角の煮物吐いちゃったし、こいつ捌いて食べる?」 「厭だなぁ、あんたのゲロ食った魚でしょそれ」篠田は今世紀最大に顔を顰めた。 「なんで分かった」 「とりあえず。金魚鉢にでも入れときなよ」 車は再び発進する。鯉は大人しく水を湛えた金魚鉢に浮かべられ、ちゃぷちゃぷと左右に揺られた。 かつて煮物が入っていた鉢だが、まだ吐瀉物で汚染されていないと思われる側溝の水を掬って持ってきたのだ。 10分ほど走ると、篠田は好奇心に負けたのか、片手をステアリングから離して鯉をつつきだした。 「こいつ、なんで溝なんかにいたのかなぁ。あ痛っ!」 篠田は急に走った刺戟に手を引っ込めた。まるで、非常に強力な静電気を喰らったように痺れる。 「なんだ今の」 「おお、すごい。こいつ、デンキウナギならぬデンキゴイなのかな」 「そんなやつ、いてたまるか」涙目でヒリヒリする手を振りながら篠田は抗議した。「あんたがまずやられろよ!」 「だから言ったでしょう、運命だと思ったって。こいつにも分かってたんだよ」 相手にしていられない、と篠田は無視してアクセルを踏み込んだ。苛立ち紛れにかっ飛ばしたのが半分。腹が立ったのがもう半分だ。 やがて鬱蒼としたツタの森を抜けた。代わりにアーケードを支える鉄骨からはパステル色の塗装が剥げ、てらてらとぬるい光を反射している。 カーナビの表示は『6番街』と表記を変え、進むべき道を指示する矢印は向きを変えた。ふと見ると、確かに唐突に横道が伸びている。 これが新しくできたっていう横道か、と篠田は納得した。ちらりと高野を盗み見ると、デンキゴイに地図を読ませていた。馬鹿はあてにならない。 「ここで左折」 篠田は一応馬鹿に話しかけた。 「どうぞしてくださーい」 高野は相変わらず鯉と戯れたまま返事をする。篠田はため息をついて一度バックに入れ、車を切り返し、横道に突っこもうとした。が、その直前でブレーキが踏まれる。 「だめだ」 篠田はもう一度溜め息をついた。 「なんで?」 「ちょっとは前見ろよ。この幅、車入らんわ!」 高野がパワーウィンドウを降ろして確認すると、なるほど前進すればバンパはへこんでタイヤが詰まって動けなくなっていただろう。新しくできたという横道は狭かった。 「あとちょっとなのに」 篠田は脱力してシートにもたれた。 「うーん、これはしょうがないよ。要るものだけ持って歩いて行こう」 「そうだね……そうしようか」 車から降りた二人は、カバンや工具箱、必要になると思われるものをトランクから引っ張り出した。それらを片っ端から抱えて歩き始める。 「気が遠くなるなあ」 篠田は両肩に工具入れを掛け、ぼそりと呟いた。 「歩いても一時間ぐらいでしょ」巨大なラージサックを背負い、腕には金魚鉢を抱えた高野が笑う。「楽勝だって」 「カーナビが持っていけないからなぁ」 「だからさ、ほら。買っといて良かったでしょう、地図」 「うーん、認めたくないけど、あとはあんたが頼りだなあ」 「よしきた」 横道を抜けると、別の商店街に出た。 商店街の横にはまた商店街があるという事実は、六十年ほど前から指摘されていて、それは時たまこうして新たな横道が誕生するから明らかになったことだった。ご丁寧にも横道には横道用の小さなアーケードが覆い被さり、商店街同士を繋いでいる。 別の商店街に出ると、アーケードの色はクリームから薄いピンクに変わり、頭上には『5番街』と大書された吊り物が下げられていた。 こうした吊り物自体は、住民が邪魔と感じて取り外さない限り、珍しいものではない。 「これを右に曲がって……途中で通行止めの区画があるから、そこだけ二階の臨時通路に登って迂回する、みたい」 高野が地図を片手にぼそぼそと呟いた。 「ばあちゃん、よくこんな所の地図持ってたな」 高野の言う通り、一時間少し歩いたところで、目印と伝えられていた看板が見えた。『青山理髪店』と書かれたそれは、チリチリと小さな音を立てながら光っていた。 静かに扉を押し開け、中に入ってみる。店内は清潔に整っているが、人気はない。入り口すぐのカウンタには、呼び鈴が置かれていたので、試しに鳴らしてみた。 すると、カウンタの背後にある上り階段からどすどすと足音が聞こえてきて、眠たい牧羊犬みたいな顔の男が姿を現した。 「やあやあ、こんちは、修理屋の人ですよね」 「どうもー、10番街糸電話修理店です」高野が答えた。「えっと、お電話の、佐山さん?」 「そうです。僕が佐山」 そう言って彼は二人と握手をした。 「青山じゃないんだ」 篠田は思わず言ってしまった。 「こっちは借家なんですよ。本当の僕の家はこの隣」 佐山は二人を手で招いて、階段を昇っていった。二階はごくふつうの居室になっていて、現代感あふれる一階とは打って変わったオールド・タイプの木造様式が印象的だった。 そして、廊下の突き当りの壁が唐突に破壊されて巨大な穴になっているもの印象的だ。 「僕の家と行き来できるように、壁を抜いたんです。生家の一階は古いから、どうも建付けが悪くて、玄関が開かなくなっちゃったんですよ」 「そうなんですね」 高野は家と家の隙間を乗り越えて言った。腕の中の金魚鉢がちゃぷん、と音を立てる。 「直してほしい糸電話は、この下です」 佐山に案内された先は、彼の生家だという建物の一階だった。 もう営業している様子はないが、こちらはどうやら扇屋だったらしい。薄い硝子のはまった箪笥に、色褪せた扇が何枚も飾られていた。 店の一画に、床面が一段落ちたスペースがあり、そこの壁だけ腰板が外されている。普段は腰板に隠されているだろう位置には、横長の銀色をした蓋があり、『西81番』と書かれていた。 「これですね」篠田は壁に近づき、傷めないようにゆっくりと蓋を開けた。「拝見します」 蓋の中には、十数本の糸が張り巡らされていた。色はどれも同じ白だが、材質や太さがそれぞれ違う。これが彼女らの修理している糸電話の正体だった。 蓋は、糸電話のごくごく一部を覗き込める開口部でしかない。糸はそのずっと先まで、どこまでも長く続ぎ、大きな大きな円を描いてひとつなぎの輪になっている。ちょうど、商店街を髣髴とさせるように。 もう何百年も前から、この糸電話と形容される物体を利用して情報を保存する技術が活用されてきた。糸は一つの大きな輪になっているので、一旦どこかから音を吹きこめば、振動は輪を伝って永遠に流れ続ける。 やがて時が流れ、技術の進歩とともに、音として保存されてきた情報は、振動を0と1に見立てた二進数の情報に変わっていった。今でも、そのやり方で糸電話に大切な情報を保存する習慣は引き継がれている。 「確かに、糸がいくらか絡まったりしているようですけど」高野が中身を覗き込んで言った。「何が保存してありました?」 「声です。祖父の声。データ自体はバイナリで格納したみたいなんですけど」 「あれ。お詳しいんですね。バイナリなんて」 佐山は後ろから興味津々に作業を眺めている。篠田が肩にかけていた工具箱を開き、様々な器具を取り出していく。 「遺言だったんですけど。つい先日ですね。昔、家の7番糸に残したデータがあるから読んでくれって」 「それはそれは……」 高野は篠田からピンセットのような器具――止振子を受け取った。一時的に糸の振動を止めるためのものだ。問題の7番糸がもつれている部分を左右から挟むように数本留める。 「お悔やみを申し上げます」 「ありがとう。まぁ、ですから、糸のデータが知りたくて」 「すぐですよ」 篠田と高野は、二人がかりで手際良く糸のもつれを取り除いた。すぐに止振子を外し、糸の振動を再開させる。情報の喪失を引き起こさないため、職人の腕の見せ所となる作業だ。 次いで復元器と呼ばれる機械を糸につなぐ。こちらは、もつれた糸同士で混線してしまった振動を正しく選り分け、元に戻す機械だ。 「これで作業自体は終了ですね」篠田が腰に両手を当てる。「ですけど、おじいさまが昔に保存されたなら、今とはエンコード形式が違う可能性があります。そうなると、普通の機械では再生できないので、今、私たちが形式を確かめることもできますが……」 「ああ、じゃあ、お願いします。ぜひ」 「分かりました」 二人はカバンからコードを引き出し、端子を糸に接続した。反対側の端子を四角い機械に接続し、更にその機械から伸ばした配線をノートパソコンにつなぐ。これで糸の振動を読み取り、四角い機械、すなわちデコーダに送ることで、圧縮された情報を解凍することができる。そうして初めてパソコンで表示することが可能になるのだ。 ところが、 「あれ?」 篠田は頓狂な声を上げた。 「デコードエラーだ」高野が横からパソコンの表示を見る。「他のデコーダは?」 二人は次々にパソコンと糸の間の仲介をするデコーダを取り換え、いずれかの機種で解凍ができないかを確認した。だが、相変わらず画面にはエラーが吐き出されたままだ。 「おかしいな。形式が古いってだけじゃなさそうだ」 「どういうことですか?」 佐山が顔を曇らせた。 「未知のエンコード方式で保存されていますね、これ」 彼女らは腕を組んだ。独自の方法で圧縮されていた場合、解析するのには途方もない時間を要する。一朝一夕に解決する問題ではなくなってしまうのだ。 考え込む二人の傍で、金魚鉢の鯉がちゃぽんと水音を立てた。 「糸……、端子、電気信号……。電気、あっ。デンキゴイだ」 高野が思いつきに口を滑らせると、すぐさま篠田が反応した。 「お前、いきなり何言ってんの?」 「鯉だよ。この子は電気をピリピリできるでしょ。きっとよく分かんないバイナリも変換してくれるよ」 「あのなあ」 「この子は地図も読める賢い子だって」 怒りを顕わにする篠田と呆気にとられる佐山を尻目に、高野はデコーダを押しのけて金魚鉢をセットした。水の中へ端子を放り投げる。 すると、しばらくの間��置いてから、パソコンの画面に文字列が表示された。 「んな、馬鹿な」 篠田は目を剥き、阿呆極まりない形相となった。佐山が二人の隙間から画面を読もうとする。 「『絡繰時計の発条を巻いてやれ』……ですか?」 「絡繰時計? この文章、正しいですか? 何か心当たりが?」 「ええ、あります。二階の部屋です」 佐山は慌てて走り出し、階段を上り始めた。反射的に篠田も立ち上がり、後に続く。 「ええっ、ついてくの?」高野は金魚鉢を置き去りにした。 佐山が引き戸を押し開いたのは、二階でも一番奥まったところにある部屋だった。 六畳か、八畳ほどはありそうな板間で、部屋の殆どを大きな機械が占めていた。大部分は木でできているように見え、歯車や梃子や滑車がたくさん付いている。中央には円形の文字盤があった。 「止まってる」 彼は小さく息を吐いた。どうやら、時計は気付かないうちに止まっていたものらしい。篠田と高野も時計に近寄り、精緻な技工の妙を眺めた。 「なんじゃこりゃ」 佐山は時計の側面に回り、膝をついた。きりきりと何かを回す音が聞こえる。どうやらそちらに発条があるようだ。 ふと、篠田は高野の肩をつついた。ぱくぱくと口を動かし、酸欠の鯉のような表情をしている。 指は時計の文字盤を指していた。 「なんだよ。どうしたの」 高野もつられて文字盤を見る。文字が書かれていた。時刻の表示とは別だ。中央あたりに、たった一文字だけ、何かが刻印されている。何と書いてあるか分からない、変体仮名のような文字が。 「これ、一文字屋の」 高野がこぼすと、篠田は頷いた。 そこへ、突如として盛大な作動音が部屋に響きわたり始めた。佐山が発条を巻き終えたらしい。時計は動き出し、針も回り、佐山は二人の傍へ歩いてきた。 「ありがとうございます。遺言、やっぱりこれだったみたいですね。祖父はこの絡繰時計に、随分執心でしたから」彼はそろって酸欠の鯉と化した二人を見て、首を傾げた。「どうかなさいました?」 「あのう、差支えがなければで、いいんですけど。この文字は」 「ああ、これですか? これは、祖父のサインです。花押気取りなんですね。祖父がこの時計を作ったから」
遠いし見送りは不要ですよ、と断ったのだが、佐山は結局二人が車に乗るまで歩いて着いてきた。5番街は来た時よりも少し薄暗くなり、夕暮れ時の静けさを孕んでいた。 二人は改めて別れの挨拶をし、車に乗り込む。Uターンをし、滑り出すように静かに走り出させると、車内のミラーに手を振る佐山が写っていた。 アーケードを透ける光は、どんどん赤みを増し、それと同時に弱く細っていく。商店街は、ごく久しぶりの夜の到来を告げたようだ。 パワーウィンドウを開け、顔に風を浴びる高野が最初に切り出した。 「時間、動き出したね」 「うん」 篠田はヘッドライトを灯した。 「これは、ただの私の想像なんだけど」 「うん」 「時間は勝手に動き出して、私たちも勝手に時計を動かした? それとも、あの時計が動いたから時間も動いた?」 「何を馬鹿なことを。でも」 篠田はわずかに後部座席を一瞥した。一仕事終えて、ぐっすりと眠りこけるデンキゴイが金魚鉢にたゆたっている。 「私もいろいろ思うよ。ばあちゃんはなんであんな新しいとこの詳しい地図を持ってたんだろ。ばあちゃんの屋号はなんで佐山さんのと同じなんだろ。これって、偶然?」 「さあね」 高野は首をひねった。 「この鯉と私も運命だし。鯉と佐山さんの糸電話も運命かも。じゃあ、いっぺんこの鯉をばあちゃんに見せてみて、もしもばあちゃんが逃がしちゃった鯉だったら、この鯉とばあちゃんと佐山さんは運命だったってことかな」 篠田は、ヘッドレストに頭を預け、肩から少し力を抜いた。 「私、いつもスミレの言ってる事よう分からんし、今もだいたい分からんけど、気持ちだけは分かるような気がするよ」 二人を乗せた車は、静かに来た道をひた走った。 早く本店に戻って、セキグチに修理完了の報告をしなければならない。 一文字屋の、皺くちゃの婆さんに鯉を見せるのも。 頭上をどこまでも覆う、クリーム色のアーケード。雨も雷も台風も、今晩は音を立てて騒ぎまわることもないだろう。なぜだか、そんな気がした。 全てを覆い尽くす商店街。その内側で起こるいろいろなことを、やさしく秘密で隠しているような。
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依頼いろいろ
サリエルちゃん、ヴェリーさんといっしょ
ヴェリーがクエストの参加を募集しています。 クエストを開始します。 こそどろA:あのじいさんもマヌケだよなァ こそどろB:こんないい天気で嵐なんかくるわけないってのにな! こそどろC:まったくだぜ こそどろ達:ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! こそどろD:嘘の情報で避難させてその間に作物をいただく 簡単な仕事だぜ……って、あ、あれは……!? Round 1 こそどろA:何ィ!?冒険者だと?! こそどろB:なんでこんなところに! こそどろC:まったくだぜ こそどろD:こうなっちゃ仕方ねぇ、ぶっ殺して畑の肥料にしてやんよぉ! こそどろ達:ヒャッハァーーッ!! ジャック : さっさと倒すぞ!爺さんが待ってる! ヴェリー : 勿論! サリエル : 下郎め、蹴散らして差し上げましょう ヴェリー : イリュージョン! ヴェリーがゆらりと移動した。 ヴェリーは[2,6]へ移動した。 こそどろは移動した。 こそどろは[5,7]へ移動した。 こそどろは移動した。 こそどろは[4,8]へ移動した。 こそどろは移動した。 こそどろは[6,8]へ移動した。 こそどろは移動した。 こそどろは[5,8]へ移動した。 サリエル : ブレッシング! ジャックは[ブレッシング]になった ジャック : 助かった! ジャックは移動した。 ジャックは[3,6]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:21 ([2,6,6]+7) こそどろは回避しようとした。 こそどろは回避に失敗した。 達成値:14 ([5,1,5]+3) こそどろに25のダメージ ([5,6,5,6]+5) こそどろは[重傷]になった こそどろは[気絶]になった ジャックは待機した。 サリエルは移動した。 サリエルは[3,6]へ移動した。 ジャックは移動した。 ジャックは[4,8]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:17 ([3,6,1]+7) こそどろに15のダメージ ([2,2,5,3]+5) ヴェリーは[1,4]へ移動した。 Round 2 ヴェリー : 撃ちすぎちゃった。ごめんね。 サリエル : そんな顔で言っても説得力がありませんが…… ヴェリー : え? ジャック : 加減して反撃されてもめんどくさいしな……!後で自警団で治療するだろ多分! ヴェリー : してくれるといいね。 こそどろは攻撃した。 達成値:9 ([1,4,1]+3) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([3,4]+2) こそどろは移動した。 こそどろは[5,8]へ移動した。 こそどろは攻撃した。 達成値:15 ([5,1,6]+3) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([1,5]+2) サリエル : ブレッシング! ヴェリーは[ブレッシング]になった ヴェリー : Thaanks!! ヴェリーは移動した。 ヴェリーは[2,6]へ移動した。 ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:26 ([5,6,4,6]+5) こそどろは回避しようとした。 こそどろは回避に失敗した。 達成値:19 ([6,4,6]+3) こそどろに22のダメージ ([5,4,3]+12) こそどろは[重傷]になった こそどろの攻撃は距離が合わず失敗した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:18 ([3,2,6]+7) こそどろは回避しようとした。 こそどろは回避に失敗した。 達成値:11 ([2,4,2]+3) こそどろに16のダメージ ([1,1,2,6]+8) ジャックのジャグリングはAPが足りず失敗した。 Round 3 こそどろは移動した。 こそどろは[5,8]へ移動した。 こそどろは攻撃した。 達成値:12 ([1,4,4]+3) ジャックは防御した。([5,5,5]+5) ジャックのクリティカル! ヴェリーは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 ジャックは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 ダメージをすべて軽減! ジャックに0のダメージ ([3,1]+2) こそどろは攻撃した。 達成値:14 ([2,6,3]+3) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([3,5]+2) ジャックは攻撃した。 達成値:13 ([1,3,4]+5) こそどろは回避しようとした。 こそどろは回避に失敗した。 達成値:12 ([1,6,2]+3) こそどろに15のダメージ ([2,3]+12) こそどろは[気絶]になった ヴェリーは移動した。 ヴェリーは[3,8]へ移動した。 サリエル : 『聖抜の光』! こそどろに光が降り注ぐ! 達成値:11 ([3,3,6]-1) こそどろは抵抗しようとした。 こそどろは抵抗した。 達成値:15 ([2,6,4]+3) こそどろに9のダメージ ([6,2,3]+10) こそどろは[重傷]になった こそどろは[気絶]になった こそどろの攻撃は距離が合わず失敗した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:21 ([5,6,3]+7) ヴェリーはWillを使用した! こそどろたち:む、むねん…… こそどろは抵抗しようとした。 こそどろは抵抗に失敗した。 達成値:11 ([3,4,1]+3) こそどろに39のダメージ ([4,3,5,3,6,6,6]+8) こそどろは[重傷]になった こそどろは[気絶]になった ジャックの移動はAPが足りず失敗した。
ある日のこと、冒険者の宿「羊のしっぽ」にて。 冒険者たちは今日も各々の目的のために 依頼を求めて掲示板を確認していた。 出遅れたのか、依頼書の枚数はほど少ない。 選り好みができる身分でもないこの身ではあるが 少しだけ溜息をつきたくなりながら、一枚の紙切れを 手に取って内容を確認する。 【地下遺跡の探索および危険の排除】 依頼人:ディムト村の学者 報酬:50ルド 内容:ディムト村郊外で発見された、地下墓遺跡の探索。 内部には危険と思しき亜人が徘徊しているため その排除も依頼内容とさせていただきます。
また、学術的・歴史的に価値があると判断したものを 持ち帰っていただき、それらが資料になりうるならば 追加報酬もお支払いいたします。 遺跡探索。 これまたオーソドックスな依頼ではあるが 依頼内容を見るに、条件は決して悪くない。 アルマ:ああ、その依頼ですね。 つい先日届いたもので、まだ誰も受けていないんですよ。 急を要するものでもないですし・・・。 アルマ:少し遠い村の依頼ですし、こちらで受けるか 少しだけ迷ったんですけど・・・・・・。 リーンの冒険者なら信頼ができる、だなんて言われたら 悪い気もしなくって。 依頼書と睨めっこしていたのが気になったのか 宿の看板娘・アルマがそう説明を挟んでくる。 君はもう一度掲示板を確認し、他に依頼がないことを確認すると この依頼を受けることを伝えた。 アルマ:わかりました。 ディムトは東の街道を4日ほど進んだところにある小さな村です。 旅の無事と依頼の成功をお祈りしておきますね。 そう言ったいつもの笑顔に見送られ、君達は宿を後にする。 さて、とりあえずは準備を済ませ、終わり次第リーンを出るとしよう。 五日後。 旅の道中を何事もなく進んだ冒険者一行は 依頼人に案内され、件の遺跡へと足を踏み入れた。 その内部は薄暗く、壁に掛けられた松明が わずかに通路を点々と照らすのみだ。 何かが這いずるような音も聞こえてくる。 ! 入口を抜け、一歩足を踏み出した時 石扉が勢い良く閉まってしまう。 どうやら閉じ込められたらしい。 外で騒ぐ依頼人たちと情報を交換したところ 内からも外からも操作できるようなものは無いことが分かった。 ・・・先に進むしかなさそうだ。 ジャック : あっ ヴェリー : ……アンラッキー。 サリエル : 閉じ込められましたね ジャック : 仕方ねえや……先進もうか ヴェリー : ま、なんとかなるでしょう! 曲がり角の死角から通路を伺い見ると 二体の人型が徘徊しているのが確認できる。 サリエル : どちらにしても中を調べる依頼でしたからね 一瞬の後、壁に掛けられた松明の炎がゆらめくと 彼らはこちらへと顔を上げた! Round 1 ジャック : お、おい!大丈夫か!? ヴェリー : oh 遺跡の守り人 : ファイアーボール! ヴェリーに火の玉が向かう! 達成値:12 ([2,1,6]+3) サリエル : プロテクション! ヴェリーは防御した。 ヴェリーの前に魔法の障壁が現れる! ダメージを2軽減! ([]+3) ダメージを10軽減! ([5]+7) ヴェリーに0のダメージ ([5,2]+6) Round 2 遺跡人 : インビジブルアタック! 遺跡人は、敵の死角を突いて攻撃した! 達成値:17 ([6,2,1,4,3]+1) サリエル : プロテクション! ヴェリーの前に魔法の障壁が現れる! ダメージを11軽減! ([6]+7) ヴェリーに0のダメージ ([5,4]+2) 遺跡の守り人 : ファイアーボール! ヴェリーに火の玉が向かう! 達成値:14 ([2,6,3]+3) サリエル : プロテクション! ヴェリーの前に魔法の障壁が現れる! ダメージを10軽減! ([5]+7) ヴェリーに0のダメージ ([3,4]+6) ヴェリーは移動した。 ヴェリーは[8,8]へ移動した。 ジャックは移動した。 ジャックは[11,9]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:23 ([5,6,5]+7) 遺跡の守り人は抵抗しようとした。 遺跡の守り人は抵抗に失敗した。 達成値:11 ([6,1,1]+3) 遺跡の守り人に20のダメージ ([4,4,6,2]+5) 遺跡の守り人は[重傷]になった 遺跡の守り人は[気絶]になった ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:23 ([5,1,6,6]+5) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:15 ([6,3,3,4]-1) 遺跡人に17のダメージ ([1,6,3]+9) Round 3 ヴェリー : 本当に助かる……ありがとう! サリエル : いえいえ ジャックは攻撃した。 達成値:13 ([3,3,2]+5) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:8 ([4,1,2,2]-1) 遺跡人に13のダメージ ([4,2]+9) 遺跡人は[重傷]になった 遺跡人は[気絶]になった ヴェリーは攻撃した。 達成値:19 ([4,5,3]+7) 遺跡人に14のダメージ ([6,5]+5) ジャックは攻撃した。 達成値:15 ([3,3,4]+5) 遺跡人に17のダメージ ([5,5]+9) 遺跡人は[昏睡]になった Round 4 サリエル : 視界が悪いですし、気を付けて進みましょう ヴェリー : あーびっくり。 ヴェリー : 本当にそう。足元に気をつけなくちゃね~。 ジャック : おう、そうしよっか。慎重にな その小部屋の壁には多くの松明が掛けられ 遺跡の雰囲気にそぐわぬ絢爛な箱が鎮座していた。 おそらくは宝物の類なのかもしれない。 判定:罠看破 目標値:11 <= 3d+感覚補正+トラップマスタリー 達成値:12([5,2,2]+3) 判定に成功しました ヴェリー : 楽勝! 足を踏み出しかけたところで、君は気付く。 今まさに自分が踏まんとしている石畳が 不自然に盛り上がっていることに。 ・・・間違いない、罠だ! 宝箱の置いてあるすぐ上の壁に目をやれば そこには小さな穴が空いていた。 おそらくはあそこから、矢でも飛んでくるのだろう。 危ないところだった。 君は仲間にも罠の情報を伝え あらためて宝箱へ進んでいくのだった。 判定:罠看破 目標値:9 <= 3d ジャック:成功!(12)([4,5,3]) ヴェリー:失敗・・(8)([4,3,1]) サリエル:成功!(16)([5,5,6]) ジャック : 楽勝! サリエル : 天使ですからね。 ヴェリー : あーあ! 君達の誰もが、この宝箱には罠は無いと判断する。 となればあとは開けるだけだ。 ・・・宝箱の中にあったのは、ひどく薄汚れた布だった。 それを開いてみると、乾いて縮みきってしまった ミイラが姿を覗かせる。 冒険者としては残念だが、歴史的資料にはなるだろう。 君達はそれを布に包み直すと 遺跡の探索を再開するのだった。 宝箱の中にはもう何も見当たらない。 サリエル : ミイラ…… ヴェリー : 久々に観た。 ジャック : なんかお宝以外だと微妙にテンション下がるよな サリエル : 魂などは入っていないようですね ジャック : そりゃ死んでるしな……? 曲がり角から通路の様子を伺うと 三つの人影を発見した。 ヴェリー : たまに動くのもいるしね。 次の瞬間、それらは一斉に顔を上げ 奇声を上げて君達へ走り寄って来た! Round 1 遺跡人は攻撃した。 達成値:11 ([4,1,1,4]+1) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([3,3]+2) Round 2 ジャック : ってあーー!!!あーー!!一杯来た!! ヴェリー : えーーー!?!? リアクション対象のアクションを選択して下さい。 リアクション対象のアクションを選択して下さい。 遺跡人 : インビジブルアタック! 遺跡人は、敵の死角を突いて攻撃した! 達成値:19 ([4,6,1,1,6]+1) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([1,1]+2) ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:23 ([6,2,6,4]+5) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:18 ([4,6,6,3]-1) 遺跡人に16のダメージ ([2,4,3]+9) 遺跡人は移動した。 遺跡人は[0,4]へ移動した。 遺跡人は攻撃した。 達成値:14 ([2,2,5,4]+1) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([5,2]+2) ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:20 ([6,3,4]+7) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:13 ([6,1,2,5]-1) 遺跡人に18のダメージ ([5,4,1,5]+5) 遺跡人は[重傷]になった サリエル : ブレッシング! ヴェリーは[ブレッシング]になった ヴェリー : Thaanks!! ジャックの攻撃はAPが足りず失敗した。 Round 3 遺跡人 : インビジブルアタック! 遺跡人は、敵の死角を突いて攻撃した! 達成値:17 ([2,2,4,5,3]+1) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([5,2]+2) 遺跡人 : インビジブルアタック! 遺跡人は、敵の死角を突いて攻撃した! 達成値:17 ([1,3,5,4,3]+1) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([1,5]+2) ヴェリーは攻撃した。 達成値:14 ([1,5,1]+7) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:9 ([4,3,2,1]-1) 遺跡人に9のダメージ ([1,2]+8) 遺跡人は[気絶]になった 遺跡人は移動した。 遺跡人は[2,4]へ移動した。 ジャックは攻撃した。 達成値:11 ([1,2,3]+5) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避した。 達成値:17 ([3,5,6,4]-1) 遺跡人 : インビジブルアタック! 遺跡人は、敵の死角を突いて攻撃した! 達成値:18 ([5,2,2,2,6]+1) ジャックの防御はAPが足りず失敗した。 ジャックに5のダメージ ([4,6]+2) ジャックの攻撃はAPが足りず失敗した。 Round 4 遺跡人は攻撃した。 達成値:14 ([6,2,1,4]+1) ヴェリーは防御した。 ダメージを4軽減! ([]+8) ヴェリーに0のダメージ ([2,4]+2) ヴェリーは攻撃した。 達成値:13 ([2,1,3]+7) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:8 ([1,1,5,2]-1) 遺跡人に13のダメージ ([2,5]+8) 遺跡人は[重傷]になった 遺跡人は[気絶]になった ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:12 ([2,1,3,1]+5) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失���した。 達成値:9 ([4,1,4,1]-1) 遺跡人に15のダメージ ([4,3,4]+6) ジャックは攻撃した。 達成値:15 ([3,2,5]+5) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:13 ([3,3,2,6]-1) 遺跡人に8のダメージ ([3,1]+6) 遺跡人は[重傷]になった Round 5 ヴェリーは移動した。 ヴェリーは[4,5]へ移動した。 遺跡人のインビジブルアタックは距離が合わず失敗した。 ジャックは攻撃した。 達成値:18 ([2,5,6]+5) 遺跡人は回避しようとした。 遺跡人は回避に失敗した。 達成値:17 ([5,6,1,6]-1) 遺跡人に16のダメージ ([6,6]+6) 遺跡人は[気絶]になった ジャックは攻撃した。 達成値:15 ([1,3,6]+5) 遺跡人に13のダメージ ([5,4]+6) 遺跡人は[昏睡]になった Round 6 ジャック : は~びっくりした ヴェリー : びっくり。 ジャックは、ポーションを使った。 ジャックは6回復した。 ([3]+3) ヴェリーは、SPポーションを使った。 ヴェリーはSPポーションを飲んだ。 ヴェリーは9のSPを回復した。 ([6]+3) 君達が薄暗い小部屋へ進入すると 壁際で腰を下ろしている人影を発見する。 ・・・静かにしていれば反応しないようだが・・・。 判定:隠密 目標値:10 <= 3d+器用補正+ハイディング 達成値:13([6,1,1]+5) 判定に成功しました ヴェリー : 楽勝! 音を殺して歩くと、やはり彼らは反応しなかった。 どうやら生きてはいるようだが、鈍感なのだろうか? 君達はこれ幸いにと探索を始める。 君はレバーを引こうとする。 根元が錆び付き、引くのにかなり力が必要だ・・・。 判定:レバーの牽引 目標値:9 <= 3d+筋力補正+マッスル 達成値:9([1,3,5]) 判定に成功しました ヴェリー : 楽勝! レバーを引くと、ややあってから 近くで何かが動いた音がした。 ヴェリー : ……何かわからないけど動かしちゃった! ジャック : ええっ大丈夫かよそれ……! サリエル : 何が動いたんですかね ヴェリー : 多分? ヴェリー : ……? ヴェリー : 繋がってたっけここ? ジャック : いや、さっきまでは全然 ヴェリー : あ、じゃあここじゃない?きっとそうだよ。 サリエル : ではこちらに進む仕掛けだったということでしょうか ヴェリー : きっとそう! ジャック : かなあ。とりあえず行ってみるか! サリエル : はい ヴェリー : 深くまで来たね。 サリエル : ………広場ですね サリエル : ブレッシング! ヴェリーは[ブレッシング]になった ヴェリー : Thaanks!! サリエル : ブレッシング! ジャックは[ブレッシング]になった ジャック : 助かった! ヴェリー : なんかありそうだね。 ジャック : 何か居るかな? 跳ね橋を渡り、奥へ進んでみると そこは暗闇に包まれた大部屋だった。 松明一つなく、先はまったく見通せない。 サリエル : 一応警戒しておきましょうか ・・・いや、何かいる。 暗闇の奥、巨大な影がほんのわずか確認できた。 それは静かに唸ると、暗闇の中で目を光らせる。 ひとりでに灯った燭台が映し出したその正体は 見上げるほどに巨大な獣だった。 静かに目を細めてこちらを睨むそれは 獣ならざる威厳を感じさせる。 ジャック : ! 遺跡の獣:・・・――ニャアアアアアアアアアアオ――・・・ 低く響く鳴き声が炎を揺らす。 背後で扉が閉まり、それが開戦の狼煙となった。 Round 1 ヴェリー : デッッ―――カ――――! ジャック : 突っ込んでくるぞ!!! ヴェリー : イリュージョン! ヴェリーがゆらりと移動した。([5,5,5]+7) ヴェリーのクリティカル! ヴェリーは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 ジャックは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 ヴェリーは[6,7]へ移動した。 遺跡の獣 : 突進! 遺跡の獣は突進してきた! 達成値:11 ([2,6,2,1]) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) 遺跡の獣は[5,8]へ移動した。 ジャックに4のダメージ ([4,2,3]+8) サリエルは移動した。 サリエルは[4,7]へ移動した。 ジャックは移動した。 ジャックは[5,7]へ移動した。 ヴェリーのジャグリングは距離が合わず失敗した。 ジャックは待機した。 遺跡の獣 : 回転攻撃! 遺跡の獣はその場で回転しながら爪でなぎ払った! 達成値:13 ([2,3,2,4,2]) サリエルは防御した。 ジャックは防御した。 ヴェリーは防御した。 ジャックはWillを使用した! ダメージを4軽減! ([]+7) ダメージを4軽減! ([]+8) ダメージを6軽減! ([]+9) ヴェリーに1のダメージ ([5,3,4]+1) サリエルに0のダメージ ([5,3,2]+1) ジャックに0のダメージ ([2,5,3]+1) ジャックは移動した。 ジャックは[5,7]へ移動した。 ヴェリーのジャグリングはAPが足りず失敗した。 ヴェリーは[6,9]へ移動した。 Round 2 遺跡の獣 : 回転攻撃! 遺跡の獣はその場で回転しながら爪でなぎ払った! 達成値:14 ([5,1,1,5,2]) サリエルは防御した。 ジャックは防御した。 ダメージを4軽減! ([]+7) ダメージを6軽減! ([]+9) サリエルに5のダメージ ([6,6,3]+1) ジャックに0のダメージ ([3,5,1]+1) ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:15 ([3,2,3]+7) 遺跡の獣は回避しようとした。 遺跡の獣は回避に失敗した。 達成値:12 ([1,4,3,1]+3) 遺跡の獣に11のダメージ ([1,1,3,3]+8) サリエル : 『聖抜の光』! 遺跡の獣に光が降り注ぐ! 達成値:10 ([6,2,3]-1) 遺跡の獣は抵抗しようとした。 遺跡の獣は抵抗した。 達成値:21 ([4,6,5]+6) 遺跡の獣に9のダメージ ([4,5,4]+9) ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:15 ([1,3,3,3]+5) 遺跡の獣は回避しようとした。 遺跡の獣は回避した。 達成値:20 ([5,4,5,3]+3) ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:16 ([4,1,4]+7) ヴェリーはWillを使用した! 遺跡の獣は回避しようとした。 遺跡の獣は回避した。 達成値:18 ([4,5,2,4]+3) ジャックのジャグリングはAPが足りず失敗した。 ジャックのジャグリングはAPが足りず失敗した。 Round 3 ジャック : ショータイム! ジャックが演目の始まりを告げる! 達成値:10 ([1,1,3]+5) ヴェリー : Thaanks!! サリエル : 人の子よ、あなたに天使の祝福を。 サリエルは待機した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:24 ([5,6,6]+7) 遺跡の獣は回避しようとした。([6,6,6,5,3]) 遺跡の獣のクリティカル! ヴェリーは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 ジャックは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 遺跡の獣はクリティカルで回避した。 遺跡の獣 : 回転攻撃! 遺跡の獣はその場で回転しながら爪でなぎ払った! 達成値:22 ([6,3,5,3,5]) サリエルは防御した。 ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ダメージを4軽減! ([]+7) サリエルに3のダメージ ([4,3,6]+1) ジャックに0のダメージ ([4,3,4]+1) サリエル : 『聖抜の光』! 遺跡の獣に光が降り注ぐ! 達成値:11 ([3,3,6]-1) 遺跡の獣は抵抗しようとした。 遺跡の獣は抵抗した。 達成値:20 ([5,5,4]+6) 遺跡の獣に8のダメージ ([2,6,2]+9) ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:21 ([6,3,4,3]+5) 遺跡の獣は回避しようとした。 遺跡の獣は回避に失敗した。 達成値:20 ([4,5,6,2]+3) 遺跡の獣に17のダメージ ([3,4,6]+9) 遺跡の獣は[重傷]になった ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:21 ([4,5,5]+7) 遺跡の獣は回避しようとした。([6,6,6,6,3]) 遺跡の獣のクリティカル! ヴェリーは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 ジャックは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 遺跡の獣はクリティカルで回避した。 ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:23 ([4,6,5,3]+5) ジャックはWillを使用した! 遺跡の獣は回避しようとした。 遺跡の獣は回避に失敗した。 達成値:21 ([6,5,4,3]+3) 遺跡の獣に12のダメージ ([3,4,1]+9) 遺跡の獣は[気絶]になった ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:23 ([5,4,6,3]+5) ジャックはWillを使用した! 遺跡の獣に12のダメージ ([1,4,3]+9) Round 4 遺跡の獣:・・・――ニャアアアアアアアアアアオ――・・・ ジャック : よし! ヴェリー : ……?ボク攻撃当ててな……? サリエル : なんとかなりましたか 冒険者の一撃で、ついに獣が倒れる。 獣と命と燭台の火が掻き消えると 遺跡の最奥、小さな扉が音を立てて開き 光が差し込んでくるのが分かった。 サリエル : 何を遊んでいたのですか ジャック : ま、ま~弓は近い奴狙いづらいしな!な! ヴェリー : いや撃ってました必死に! ・・・・・・出口だ! この薄暗い遺跡ともついにおさらばだと思うと 君たちの顔に自然と笑みがこぼれる。 依頼で得た充足感を胸にして 君たちは遺跡を後にするのだった・・・。 クエストをクリアしました。 50ルド 手に入れた。 42経験点 を手に入れた。 初見ボーナス 1名誉点 手に入れた。 サリエル : 悪くない結果です。 ジャック : 簡単な依頼だったな! ヴェリー : ま、終わり良ければ……ってね! [報酬袋] を手に入れた。 ヴェリーは、報酬袋を使った。 ヴェリーは報酬袋を開けた! ヴェリーがクエストの参加を募集しています。 クエストを開始します。 何の変哲も無い、いつも通りの朝。 君は今日も、一日の食い扶持を稼ぐ為に 酒場に貼り出された依頼を確認していた。 ・・・・・・と。 その中に、1つの手頃な依頼を発見する。 ---街道に出没するコボルトの討伐---
【依頼内容】 先日より街道にて隊商を襲っていたコボルトの討伐。
単体では一般人にとっても然程の脅威性を持たないコボルトだが、 先日には6頭ものコボルトに襲われたとの情報が入った。 リーン近辺での安全な物資流通の為、早急にこれの 討伐を頼みたい。
――――依頼者・リーン商工会 ――――依頼主・リーン商工会代表 リーン商工会・・・そういえば、そんなものが結成されたと 広場で噂になっていた気もする。 結成直後に流通が滞りでもしようものなら、 幸先が悪いなどという話では済まないだろう。 報酬も悪くない。 君は依頼を受ける旨をアルマに伝えると、 早速コボルトが出没するという街道へと向かった。 リーンを出て、間も無く昼時という時間帯。 君はコボルトの出没報告が頻発する場所へと到着した。 宿で聞いた話によると、コボルト達は食料品の臭いに釣られるらしい。 これまで襲われた隊商も、例外無く食料品を運んでいたという話だ。 その話を聞いて、君はコボルトを誘き出す為にアルマから腐りかけの肉を譲り受けていた。 後はこの街道をゆっくりと歩いていればいいだろう。 程無く奴らが現れるに違いない。 ヴェリー : じゃあ……どうぞ。 サリエル : ブレッシング! ヴェリーは[ブレッシング]になった ヴェリー : Thaanks!! ジャック : あっ、俺か。俺。おう。良いよ? サリエル : ブレッシング! ジャックは[ブレッシング]になった ジャック : 助かった! ・・・! 今、草むらで何かが動いた気がしたが・・・。 ヴェリー : どうぞ。 例のコボルトが現れたか・・・? 目標値:12 <= 3d+感覚補正+パーセプション ジャック:失敗・・(10)([3,2,3]+2) ヴェリー:成功!(20)([5,6,3]+6) サリエル:成功!(14)([2,6,5]+1) サリエル : 天使ですからね。 ヴェリー : 楽勝! ジャック : ……無理かな~ ・・・間違い無い。 正面で、数頭のコボルトの群れがこちらを伺っている。 恐らくは襲うタイミングを見計らっているのだろう。 背後にも居るらしく、気配を感じる事が出来る。 挟み撃ちにする算段だったのだろうが、気付いてしまった以上そうは行かない。 君は武器を抜いた。 君が自分達に気付いたのを察したコボルト達は、奇襲を諦め姿を現す。 後ろで草むらを掻き分ける音が遠ざかっていくのを察するに、背後の奴らは 怖気付いて逃げ出したのだろう。 正面から戦えるのならば、コボルト如きに冒険者が負ける道理は無い。 後はこいつらを叩き伏せ、証拠を持ち帰るだけだ! Round 1 ヴェリー : じゃ、ちょっと可哀想だけど。ブチのめそうね。 ジャック : 依頼だし仕方ないよな~! サリエル : 魔の者を見逃す通りもありません ヴェリーは移動した。 ヴェリーは[4,8]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[4,4]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[3,4]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[5,5]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[2,5]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[1,3]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[6,3]へ移動した。 サリエルは移動した。 サリエルは[4,8]へ移動した。 ジャックは移動した。 ジャックは[3,7]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:15 ([2,3,3]+7) コボルトに24のダメージ ([2,6,5,5]+8) コボルトは[重傷]になった コボルトは[気絶]になった ジャックは移動した。 ジャックは[2,5]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:14 ([5,1,1]+7) ヴェリーはWillを使用した! コボルトに20のダメージ ([6,1,1,6]+8) コボルトは[重傷]になった コボルトは[気絶]になった Round 2 コボルトは移動した。 コボルトは[5,5]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[3,5]へ移動した。 コボルトは移動した。 コボルトは[2,5]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:17 ([3,2,5]+7) コボルトに23のダメージ ([6,2,6,3]+8) コボルトは[重傷]になった コボルトは[気絶]になった コボルトは移動した。 コボルトは[4,5]へ移動した。 サリエルは待機した。 ジャックは待機した。 サリエル : 『聖抜の光』! コボルトに光が降り注ぐ! 達成値:8 ([3,1,5]-1) コボルトに18のダメージ ([5,1,3]+10) コボルトは[昏睡]になった ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:19 ([2,5,3,4]+5) コボルトに20のダメージ ([4,5,1]+12) コボルトは[重傷]になった コボルトは[気絶]になった コボルトは攻撃した。 達成値:23 ([4,6,6]+7) ジャックに3のダメージ ([4]+6) ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:21 ([2,6,6]+7) ヴェリーはWillを使用した! コボルトに22のダメージ ([6,4,1,5]+8) コボルトは[昏睡]になった ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:20 ([6,1,6]+7) ヴェリーはWillを使用した! コボルトに21のダメージ ([4,3,4,4]+8) コボルトは[重傷]になった コボルトは[気絶]になった Round 3 ヴェリー : ラスト! コボルトは攻撃した。 達成値:18 ([2,4,5]+7) ジャックは防御した。 ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([1]+6) ヴェリーは攻撃した。 達成値:16 ([1,3,5]+7) コボルトは防御した。 ダメージを1軽減! ([]+2) コボルトに11のダメージ ([4,2]+8) ジャックは攻撃した。 達成値:19 ([6,4,4]+5) コボルトの防御はAPが足りず失敗した。 コボルトに12のダメージ ([3,2]+9) コボルトは[重傷]になった コボルトは[気絶]になった コボルトを全滅させた君は、武器を納める。 これで隊商も安心してこの道を通る事が出来るだろう。
コボルトを全滅させた君は、武器を納める。 これで隊商も安心してこの道を通る事が出来るだろう。
君は報告の為、リーンへと帰還するのだった・・・。 あと少しで日が落ちるという頃、君はリーンへと帰って来た。 日帰りの依頼はいい。大半は疲れない物であるし、何より気が楽だ。 後は依頼主に報告をして終わりだ。 何の事はない・・・コボルトはもう居ない、これで安心だと言えばそれで済む。 その筈だったのだが。 巨大なゴーレム 「・・・・・・」 ・・・アルマ曰く、この奇妙な鎧姿のゴーレムは商工会の使いであるらしい。 使い走り気質があるらしく、街中で何かを引き受けては失敗しているのを 見掛けるので、今回も偶然頼まれてやってきたのだろう。 言語を理解はするが話す事は出来ないらしいので、こちらが一方的に 事の仔細を話して聞かせる形になるのだが、いかんせんこうも不動だと 理解しているのかしていないのか分からない。 巨大なゴーレム 「・・・・・・」 報告を全て終え向き合っていると、しばらくしてから会釈を一つして ゴーレムは宿を出て行った。
・・・正しく理解したのか。報酬は貰えるのか。 一抹の不安はあれど、とりあえず今日の仕事は終了だ。 君は溜め息をつきながら、アルマに夕食を催促するのだった。 クエストをクリアしました。 50ルド 手に入れた。 25経験点 を手に入れた。 初見ボーナス 1名誉点 手に入れた。 サリエル : 悪くない結果です。 ジャック : 簡単な依頼だったな! ヴェリー : ま、終わり良ければ……ってね! [報酬袋] を手に入れた。 ヴェリーは、報酬袋を使った。 ヴェリーは報酬袋を開けた! サリエルは、報酬袋を使った。 サリエルは報酬袋を開けた! サリエルは、報酬袋を使った。 サリエルは報酬袋を開けた! ジャックは、報酬袋を使った。 ジャックは報酬袋を開けた! サリエルは、報酬袋を使った。 サリエルは報酬袋を開けた! [ワンドのレシピ] を手に入れた。 ジャックは、報酬袋を使った。 ジャックは報酬袋を開けた! [学者の帽子] を手に入れた。 サリエルは、報酬袋を使った。 サリエルは報酬袋を開けた! ジャックは、報酬袋を使った。 ジャックは報酬袋を開けた! [ポーション] を手に入れた。 ジャックは、報酬袋を使った。 ジャックは報酬袋を開けた! [シューズのレシピ] を手に入れた。 サリエルが[アクセサリー2]に[泰然のリング]を装備しました。 ステータスの成長を確定しました。 ヴェリーがクエストの参加を募集しています。 クエストを開始します。 ~早朝、冒険者の宿「羊のしっぽ」にて~ 宿では多くの冒険者が仕事を求め、依頼書の束を捲っており 適当な仕事を見つけた者は、アルマやコルトに詳細を聞きに向かっている 君はそんな光景の一部となって、自分に合った依頼を探し始めた 暫くして、君はようやく手頃な依頼を見つける 依頼:洞窟に住み着いた妖魔の討伐 依頼人:トルア村村長 サラオム
依頼内容 村の近くにある森の中に、数匹の妖魔が住み着いた 発見者に詳細を聞いた所、おそらくオーガだと思われる
オーガ達は森の奥にある小さな洞窟を寝床にしているらしい 村人に被害が出る前に、これを討伐して欲しいとのこと 駆け出しならば手の余る仕事だが、今の君なら丁度良いだろう そう判断し、アルマの元へ詳細を尋ねに行くことにした 丁度説明が一段落したアルマが、一息ついた所でこちらに気がつく アルマ:ふぅ……あら、依頼の詳細ですか? 多くの冒険者に説明をし、多少なりとも疲れているだろうに それを感じさせない笑顔でアルマはこちらに応対する アルマ:ええっと……妖魔討伐の依頼ですね トルア村という、ここから大体徒歩2日ほど離れた村からの依頼です アルマ:数は3~4匹と、それほど多くは無いようですし… 今までの実績から見ても、安心して依頼できますね アルマ:それで、この依頼を受けますか? ヴェリーが[受ける]を選択しました 君は、その依頼を正式に受ける事にした 詳しい話は、村で直接聞くことにしよう そう判断した君は、出発するための準備を始めた アルマ:わかりました、それじゃあ頑張って下さいね! ジャック : よし!今日はこれな! ヴェリー : はーい! サリエル : 妖魔討伐、望むところですね 君は準備を整え、トルア村へと向かった ~2日後 トルア村~ 背景ファイルの読み込みに失敗しました。 幸いにも、道中は天候に恵まれ 大きなトラブルも無く村に辿りついた どうやら、未だ村には被害が出ていないようだ 妖魔の話が広まっているのか、外を出歩く者は少ないが 村の家々では炊事の煙らしきものが立ち昇っている まずは依頼人である村長から、詳しい話を聞いた方が良さそうだ 外を歩いていた村人から場所を聞き、村長の家へと辿り着いた 男性:おや…どちら様ですかな? 人の良さそうな見た目をした、壮年の男性だ 彼が村長のサラオムだろうか サラオム:ええ、私が村長のサラオムです 本来ならば村に訪れるお方は歓迎するのですが 今は少々厄介事が起こっていましてな… 君は、羊のしっぽから依頼を受けてきた冒険者であることを伝えた サラオム:おお、冒険者の方でしたか! いやはや、お早いお着きで…まずはお入りください 村長に促され、君は家の中に入った 村長の妻だという女性が、お茶を用意してくれる 一息ついた後、村長は依頼の詳細を語り始めた サラオム:さて、依頼の詳細でしたな… 発端は1週間前、村の近くにある森にて狩人が妖魔を見たようでして サラオム:詳しい話を聞いたところ、数匹の群れが居るようで… 今後村を襲わないとも限らないため、依頼をしたのです サラオム:狩人は森の近くの小屋に住んでおります 詳しい場所などは彼に聞くとよろしいかと どうやら依頼書に書かれていた内容と、大きな差異は無いようだ 君は礼もそこそこにサラオム宅を後にした さて、どうやら狩人ならもっと詳しい話を知っていそうだが… 最低限の情報は確認できた、このまま森に向かっても良いだろう サラオム:冒険者様、どうかよろしくお願いしますぞ ジャック : もうちょっと聞いてくか? サリエル : どうしますか、人の子ジャック ヴェリー : そうだね。どうせなら聞いていこう。 サリエル : わかりました 君は森の近くに立っている、木造の小屋を訪ねた どうやらここに、実際にオーガを見た狩人が居るようだが… 狩人:なんだ、客か?見ない顔だが…… 君は、依頼を受けた冒険者である事を伝えた 狩人:ああ、あんたが妖魔退治を引き受けてくれたのか そんじゃ、俺の見た事も伝えておくよ 狩人:あれは一週間前だったか、いつものように森で獣を狩ってたら 見慣れない足跡を見つけたんだ 狩人:あの森には俺以外は立ち入らない決まりになっていてな 妙に思って足跡を追ってみたら、デカい人型の奴がうろついていた 狩人:こっそり隠れて様子を伺っていたら、兎や猪なんかを捕まえて森の奥へ向かって行ってな、住処だけでも見つけようと後を追ったんだ 狩人:そしたら洞穴に、同じような見た目の奴が更に2匹と 雌っぽい奴が1匹居てな、こりゃやばいと思って村長に話したのさ …どうやら、普通のオーガ以外にも何かいるようだ 雌っぽいオーガ…? 目標値:13 <= 3d+知力補正+ナレッジ ジャック:失敗・・(10)([5,5,1]-1) ヴェリー:失敗・・(11)([5,3,4]-1) サリエル:成功!(16)([6,1,5]+4) ヴェリー : あーあ! サリエル : 天使ですからね。 ジャック : ……無理かな~ 雌のオーガ、おそらくはオーガレディだろう 通常のオーガよりも知能が高いため、警戒の必要がありそうだ ジャック : オーガってメスも居んの? ヴェリー : 一応。 サリエル : いわゆるオーガレディでしょう、かくかくしかじか ヴェリー (シカクイムーヴ) サリエル ((チョップ)) ヴェリーのダイスロール : (1d+1) -> ([2]+1)=3 狩人:俺が知っているのはこのくらいだ、何か役に立てば良いけどな ジャック : 色々居るんだな~…… 君は狩人に礼を言うと小屋を後にした 狩人:それじゃあ、よろしく頼むぜ ヴェリー : じゃ、いこうか! ジャック : おう! サリエル : ええ、いきましょう 君は依頼を遂行するため、森へと足を運ぶことにした 背景ファイルの読み込みに失敗しました。 細いながらも、人の通りやすいよう整えられた道を暫く歩き続け 君は、オーガを見かけたという森へと辿り着いた 多少薄暗いものの、木漏れ日が足元を照らしているため活動に支障はない 君はオーガの痕跡を探すために、行動を開始した ヴェリー : さーて。 君がオーガの痕跡を辿って探索をしていると、微かに何か音が聞こえた気がした 何か聞こえたような…? 目標値:9 <= 3d+感覚補正+サバイバル 達成値:8([2,2,2]+2) ファンブル! 判定に失敗しました ジャック : ……無理かな~ …恐らく気のせいだろう、少なくともオーガでは無さそうだ そう判断した君は、探索を再開することにした サリエル : こちらに水場があるようですね ジャック : あ、あれ、何かあった? ヴェリー : 水場だって! 水の音を辿って茂みを掻き分けると、小さな泉を見つけた 水は澄んでおり、飲んでも問題無さそうに見える 美味そうに見えるが、別に飲まなくても良いだろう 君はそう判断し、泉から離れる事にした ジャック : 覚えといたら後で役に立つかもな ヴェリー は全回復しました。 サリエル : ………既に飲んでいる方がいるようですが ジャック : おい?? ヴェリー : 美味しかったよ。 ジャック : ま、ま~いっか……!先行こうぜ! サリエル : 毒とかがないことがわかっただけよしとしましょう 森の中を進んでいくと、やや開けた場所へと出た 広がった視界の先に、君たちは奴らを捉える ???:……… 成人男性より一回りほど大きな体躯、苔のような緑色をした肌 子供の胴くらいはある太い腕に、相手を威嚇するかの如く伸びる二本の角 冒険者ならば見間違えるはずもない、あれはオーガだ 観察しているうちに、奴らも君に気がついたようだ オーガ:…! グァルガ!グァルガ! グォラ、グラェル! オーガの内一匹が武器を構え、もう一匹に何やら指示を出している それを聞いたもう一匹は、森の奥へと走っていった オーガ:グゥル……ゴアアァ! ヴェリー : ……普通のオーガじゃないね 武器を構えたオーガは、君への敵意を露わにする
君はそれに応えるように、戦闘態勢に入った! ジャック : っと!!来るか!? サリエル : オーガ語には明るくないのですが Round 1 ヴェリーは移動した。 ヴェリーは[11,8]へ移動した。 Round 2 オーガは移動した。 オーガは[8,6]へ移動した。 ジャックは移動した。 ジャックは[8,6]へ移動した。 ヴェリーは待機した。 サリエル : ブレッシング! ヴェリーは[ブレッシング]になった ヴェリー : Thaanks!! ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:21 ([6,4,4]+7) オーガに14のダメージ ([2,3,3,1]+8) オーガは攻撃した。 達成値:13 ([2,2,6]+3) サリエルは防御した。 ダメージを4軽減! ([]+7) サリエルに0のダメージ ([6,1]+4) ジャック : イリュージョン! ジャックがゆらりと移動した。 ジャックは[8,6]へ移動した。 ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:24 ([5,3,6,5]+5) オーガに21のダメージ ([5,4,6]+9) オーガは[重傷]になった ジャックは[9,7]へ移動した。 ジャックは[9,7]へ移動した。 Round 3 ジャックは移動した。 ジャックは[8,6]へ移動した。 オーガ : バッシュ! オーガは武器を力強く叩きつけた! 達成値:7 ([2,1,1]+3) サリエルは防御した。 ダメージを4軽減! ([]+7) サリエルに0のダメージ ([5,1,1]+4) ヴェリーは攻撃した。 達成値:16 ([4,1,4]+7) オーガに12のダメージ ([1,6]+8) オーガは[気絶]になった ジャック : ジャグリング! オーガは倒れた、いくら生命力の強い種と言えどその体力には限界がある 新人の頃ならさておき、今の君の実力は、一匹のオーガに敗北する程の物ではなかった ジャックは曲芸を披露する! 達成値:18 ([1,5,4,3]+5) オーガに15のダメージ ([5,1,3]+9) しかし、まだ依頼は終わっていない 君は討伐の証としてオーガの耳を切り取り、奥へ逃げたオーガを追う事にした ジャック : よっし!先進むか! ヴェリー : やーり、と。 サリエル : いきましょう 逃げたオーガの向かった先に進むと、細い獣道を見つけた 乱雑ながら、周囲の植物で覆い隠されていた痕跡がある この道を辿れば、奴らの住処へと辿り着くだろう そう考えた君は、獣道に踏み込むことにした 背景ファイルの読み込みに失敗しました。 サリエル : ブレッシング! ヴェリーは[ブレッシング]になった ヴェリー : Thaanks!! サリエル : ブレッシング! ジャックは[ブレッシング]になった ジャック : 助かった! 獣道を辿っていくと、いつしか開けた場所へと辿り着いた 前方には岩壁が広がっており、その一部に小さな洞窟が見える 洞窟の前では、二匹の妖魔が油断なくこちらを見据えている 奴らを仕留めれば依頼は完了だ、君は戦う為に一歩踏み出そうとした ……しかし、何故だろうか 眼前の光景に微かな違和感を覚える 何か違和感が…… 目標値:12 <= 3d+知力補正+メモライズ ジャック:失敗・・(11)([5,4,3]-1) ヴェリー:失敗・・(8)([3,2,4]-1) サリエル:成功!(14)([2,4,4]+4) ヴェリー : あーあ! サリエル : 天使ですからね。 ジャック : ……無理かな~ ……そうだ、狩人は言っていた 「洞窟には更に二匹のオーガが居た」と つまりこの森には最低三匹のオーガが居ることになる 君たちが倒した一匹と眼前に居る一匹、それとは別にもう一匹居るのだ サリエル : 数が合いませんね ジャック : マジ? ヴェリー : え、ああ。 ヴェリー : たしかに。 サリエル : オーガレディが1匹、オーガが3匹、あと1匹いるはずです ジャック : あ~!なるほどな!? 森はそう広くはない、あれだけの騒ぎで残る一匹が気がつかないとは思い難い ならもう一匹は何処に……? 残るオーガは何処に… 目標値:9 <= 3d++パーセプション ジャック:成功!(12)([3,3,6]) ヴェリー:成功!(12)([2,2,5]+3) サリエル:成功!(11)([2,4,5]) ジャック : 楽勝! サリエル : 天使ですからね。 ヴェリー : 楽勝! ふと、君は奥にいるオーガレディが、君ではない何かを見ている事に気がついた その視線を辿ると、今まさに君の背後へと回ろうとしているオーガの姿を捉える 君の視線に気がついたオーガレディが、舌打ちをして声を上げる その声に応じたのか、不意打ちを仕掛けようとしたオーガも広場へ姿を現した …奴らの様子からして、これ以上の増援は無さそうだ 今度こそ、君は妖魔たちに向けて武器を構えた Round 1 ヴェリーは待機した。 オーガは移動した。 オーガは[6,4]へ移動した。 オーガは移動した。 オーガは[5,4]へ移動した。 ジャックは移動した。 ジャックは[5,4]へ移動した。 オーガレディは移動した。 オーガレディは[3,5]へ移動した。 サリエルは移動した。 サリエルは[6,4]へ移動した。 Round 2 サリエルは待機した。 オーガは攻撃した。 達成値:13 ([5,1,4]+3) サリエルは防御した。 ダメージを4軽減! ([]+7) サリエルに0のダメージ ([2,5]+4) オーガレディは移動した。 オーガレディは[4,5]へ移動した。 オーガは攻撃した。 達成値:17 ([5,6,3]+3) ジャックは防御した。 ジャックはWillを使用した! ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([5,1]+4) ジャックは移動した。 ジャックは[6,5]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:19 ([5,3,4]+7) オーガに18のダメージ ([5,1,2,5]+8) オーガは[重傷]になった オーガは[気絶]になった サリエル : 『聖抜の光』! オーガレディに光が降り注ぐ! 達成値:12 ([6,3,3]) オーガレディは抵抗しようとした。 オーガレディは抵抗に失敗した。 達成値:11 ([1,4,5]+1) オーガレディに18のダメージ ([1,6,2]+11) オーガレディの攻撃は距離が合わず失敗した。 ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:19 ([6,1,6,1]+5) オーガに16のダメージ ([1,5,4]+9) ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:19 ([4,5,3]+7) ヴェリーはWillを使用した! オーガに18のダメージ ([5,2,5,1]+8) オーガは[重傷]になった Round 3 ヴェリー : ショータイム! ヴェリーが演目の始まりを告げる! 達成値:17 ([3,4,3]+7) ���ャック : 助かった! サリエル : 人の子よ、あなたに天使の祝福を。 オーガ : バッシュ! オーガは武器を力強く叩きつけた! 達成値:14 ([5,5,1]+3) ジャックは防御した。 ジャックはWillを使用した! ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに4のダメージ ([1,6,6]+4) オーガレディは移動した。 オーガレディは[5,5]へ移動した。 サリエル : 『聖抜の光』! オーガに光が降り注ぐ! 達成値:12 ([3,6,3]) オーガに22のダメージ ([1,5,5]+11) オーガは[気絶]になった ジャックは待機した。 ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する!([6,6,6,6]+5) ジャックのクリティカル! オーガレディは抵抗しようとした。 オーガレディは抵抗に失敗した。 達成値:10 ([1,6,2]+1) ヴェリーは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 ジャックは[劇的カウンター]を1つ獲得した。 オーガレディに26のダメージ ([6,6,6]+9) オーガレディは[重傷]になった オーガレディは[気絶]になった ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:19 ([5,3,4]+7) オーガレディに25のダメージ ([6,3,5,6]+8) 最後の妖魔が倒れ伏す 暫く警戒を続けたが、さらなる増援は訪れなかった ともあれ、これで依頼は達成だ。もう妖魔の脅威に村が怯えることは無いだろう 君は後処理を済ませ、村人を安心させるために報告へと向かうのだった ジャック : よし!終わりだな! ヴェリー : グ~~ッジョ~ブ! サリエル : はい、おつかれさまでした クエストをクリアしました。
君たちは、一つの依頼を受けて依頼人の家に来ていた 依頼人 どうもこんにちは。 貴方が依頼を受けてくれた冒険者さんね ヴェリーが[依頼の内容を確認する]を選択しました 依頼人 依頼はね、「月影草」って草をとってきてほしいの。 依頼人 どうもこんにちは。 貴方が依頼を受けてくれた冒険者さんね ヴェリーが[月影草について]を選択しました 依頼人 月影草は、昼間に日光の光を貯めておいて、 夜になると花が光り輝くきれいな草なの 依頼人 まるで、夜に光ってるお月様の影が光ってるみたいだっていうから そんな名前がついたんですって 依頼人 その性質から、日の光がよくあたる 周りに樹木があまり無い場所に沢山はえてるわ 依頼人 どうもこんにちは。 貴方が依頼を受けてくれた冒険者さんね ヴェリーが[どうして自分で行かないのか]を選択しました 依頼人 それが、最近夜に月影草が生えている場所に行っても 全然光っているのが見つからなくて。 依頼人 昼に探しに行けば見つかるかも知れないなって思ったんだけど 日光は苦手だし、もし森の深いところにあるのなら 私一人じゃ危ないかな、って思って。 サリエル : ……… 依頼人 どうもこんにちは。 貴方が依頼を受けてくれた冒険者さんね ヴェリーが[聞くことは無い]を選択しました 依頼人 そう?それじゃあよろしくね ジャック : じゃ、行ってみるか~ ヴェリー : ……行こうか! 君は月影草の自生するという森へ向かっていった サリエル : はい あった、月影草だ。 日光が足りないのかその体は小さく弱々しいが その花は月影走に違いない 君たちは月影草を袋にしまいこんだ ヴェリー : あったね。 サリエル : 陽の光がよくさす場所にあるということでしたが……(開けた場所を探す) ジャック : だなあ。なんかちっさいけど
目標値:13 <= 3d+感覚補正+パーセプション ジャック:失敗・・(11)([1,2,6]+2) ヴェリー:成功!(15)([3,2,4]+6) サリエル:失敗・・(10)([4,4,1]+1) ヴェリー : 楽勝! サリエル : 天使とて間違えます。 ジャック : ……無理かな~ 月影草の姿は見当たらない。 他の場所に生えているだろうか・・・? ただ、周囲に小さな二足歩行の足跡と、 花を千切ったような跡がのこっているのが気になった。 ヴェリー : もうちょっと探す……? あった、月影草だ。 日光が足りないのかその体は小さく弱々しいが その花は月影走に違いない 君たちは月影草を袋にしまいこんだ ヴェリー : ……お ヴェリー : 足跡だ……? ジャック : もう一本見つけたけど、やっぱこっちのも小さいな サリエル : ああ、本当ですね ヴェリー : ジャック!足跡があったよ。追ってみる? ジャック : おっ!でかした!一応追いかけてみるか! サリエル : 異論はありません ヴェリー : ボクも。 獣道に小さな二足歩行の足跡が続いている この先に何かあるかもしれないが・・ サリエル : そもそもあなたが提案したのでしょう…… 獣道に小さな二足歩行の足跡が続いている この先に何かあるかもしれないが・・ ヴェリー : …… ジャック : 俺が提案したみたいになってるな?確かに? サリエル : ブレッシング! ジャックは[ブレッシング]になった ジャック : 助かった! サリエル : ブレッシング! ヴェリーは[ブレッシング]になった ヴェリー : Thaanks!! ヴェリー : 洞窟だ…… たくさんの月影草が、日光に当たるように並べられている。 どれもこれも、 水を張った入れ物に無造作に放り込まれている 月影草を手に入れた ジャック : すっげえ数貯めてあるな…… サリエル : ここの主がため込んでいる、ということでしょうか ジャック : かもな……っと 奥にゴブリンが屯しているのが見える。 君たちの依頼はゴブリン退治ではないが・・・ ヴェリー : いる?なんか。 ジャック : まだこっちに気付いて無さそうだけど、ゴブリン サリエル : む、魔の者です、殺しましょう ヴェリー : 過激~。 ジャック : 原因だろうしな~、またこういう依頼来るかもだし倒しといて損は無いかも ヴェリー : じゃ、しょうがないね! ジャックが[月影草がなくなった原因なので退治しておく]を選択しました ゴブリン 人間! 君たちの姿を見るとゴブリン達は襲いかかってきた Round 1 サリエル : 依頼が来てからの方がいいとか言い出す人じゃなくて良かったですよ ヴェリー : お金?まさかあ! ジャック : 流石にそこまで腐ってないっての! ヴェリーは攻撃した。 達成値:20 ([6,5,2]+7) ゴブリンに15のダメージ ([5,3]+8) ゴブリンは[重傷]になった ゴブリンシャーマン : ファイアーボール! ジャックに火の玉が向かう! 達成値:16 ([6,6,3]+1) サリエル : プロテクション! ジャックは抵抗しようとした。 ジャックの前に魔法の障壁が現れる! ジャックは抵抗に失敗した。 達成値:14 ([3,2,5]+4) ダメージを6軽減! ([1]+7) ジャックに0のダメージ ([3,3]) ゴブリンは移動した。 ゴブリンは[5,5]へ移動した。 ジャックは待機した。 ゴブリンアーチャーは移動した。 ゴブリンアーチャーは[3,4]へ移動した。 サリエルは待機した。 ゴブリンは移動した。 ゴブリンは[5,4]へ移動した。 ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:20 ([1,3,6,5]+5) ゴブリンに28のダメージ ([5,6,6]+12) ゴブリンは[重傷]になった ゴブリンは[気絶]になった サリエル : 『聖抜の光』! ゴブリンに光が降り注ぐ! 達成値:10 ([5,4,1]) ゴブリンは防御した。 ダメージを1軽減! ([]+1) ゴブリンに20のダメージ ([2,5,4]+11) ゴブリンは[気絶]になった ゴブリンアーチャーは攻撃した。 達成値:11 ([2,3,6]) ジャックは防御した。 ジャックはWillを使用した! ダメージを6軽減! ([]+9) ジャックに0のダメージ ([4,6]+2) ヴェリーは移動した。 ヴェリーは[6,5]へ移動した。 Round 2 ジャック : サリィ!助かった! サリエル : どういたしまして ゴブリンシャーマン : ファイアーボール! ヴェリーに火の玉が向かう! 達成値:12 ([3,5,3]+1) サリエル : プロテクション! ヴェリーの前に魔法の障壁が現れる! ダメージを9軽減! ([4]+7) ヴェリーに0のダメージ ([2,5]) サリエル : 『聖抜の光』! ゴブリンアーチャーに光が降り注ぐ! 達成値:10 ([3,3,4]) ゴブリンアーチャーに20のダメージ ([6,2,2]+11) ゴブリンアーチャーは[重傷]になった ゴブリンアー��ャーは[気絶]になった ジャックは移動した。 ジャックは[2,2]へ移動した。 ヴェリー : イリュージョン! ヴェリーがゆらりと移動した。 ヴェリーは[5,3]へ移動した。 ヴェリー : ジャグリング! ヴェリーは曲芸を披露する! 達成値:17 ([5,1,4]+7) ゴブリンシャーマンは抵抗しようとした。 ゴブリンシャーマンは抵抗に失敗した。 達成値:12 ([6,1,5]) ゴブリンシャーマンに21のダメージ ([1,5,3,5]+8) ゴブリンシャーマンは[重傷]になった ゴブリンシャーマンは[気絶]になった ジャック : イリュージョン! ジャックがゆらりと移動した。 ジャックは[2,2]へ移動した。 ジャック : ジャグリング! ジャックは曲芸を披露する! 達成値:20 ([5,4,3,3]+5) ゴブリンシャーマンに24のダメージ ([5,3,5]+12) ゴブリンシャーマンは[昏睡]になった ヴェリーは[6,5]へ移動した。 ジャックは[4,4]へ移動した。 Round 3 ジャック : よっし終わったな 水を張った入れ物に無造作に放り込まれた月影走が ぼんやりと光を放っている 大きな生き物の爪痕が見える。 この奥に居るのかも知れない。 危ないので行くのはやめておいた。 サリエル : こちらは…… ヴェリー : ん~? ジャック : 何かありそうだけど~…… サリエル : どうやら別の魔物の巣のようですね ヴェリー : ……別の魔物! サリエル : ……さすがに天使力に不安があります、日を改めましょう ジャック : 倒しといた方がって思ったけど、消耗してるしな。 ジャック : …………天使力? ヴェリー : 今作ったみたいな名前! サリエル : 天使力 ヴェリー : まあいいや。帰ろうか ジャック : お、おう。魔力みたいなモン?とりあえず今日は帰るか サリエル : はい、参りましょう サリエル : 依頼人の家に戻ればいいですよね ジャック : だな 依頼人の家に戻りますか? 依頼者 ああ、これですこれ 依頼者 こんなに沢山! 依頼者 ちょっと元気がないですね。 やはり日光が当たるところにはありませんでしたか。 えっ、ゴブリンが月影草をとっていってたんですか? はあ、なるほど、洞窟の明かりに・・・。 そんな洞窟あったかなあ・・・。 兎に角、ありがとうございました! 君たちは報酬を受け取ると 近くの町で羽を伸ばすのだった。 クエストをクリアしました。 50ルド 手に入れた。 25経験点 を手に入れた。 ジャック がレベルアップしました! 初見ボーナス 1名誉点 手に入れた。 ジャック : 簡単な依頼だったな! サリエル : 悪くない結果です。 ヴェリー : ま、終わり良ければ……ってね! [報酬袋] を手に入れた。 ヴェリーは、報酬袋を使った。 ヴェリーは報酬袋を開けた!
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刀剣乱舞×CoC『一門一刀』
天に星はなく地に灯りなく、一隻の舟が川を下る。 君の向かいには黒子姿の男が一人。 男の周りには灯りのないろうそくが7つ。 君の周りには小舟が7つ。 君の胸には7枚花弁の桜が一輪。 ひとつ、ろうそくが灯される。
刀剣乱舞×CoC『一門一刀』
「さあ語ろう。俺たちの物話を」
■シナリオ形式
探索者:PC骨喰藤四郎固定、極前のほうが望ましい タイプ:ほぼ一本道 プレイ人数:1人想定 プレイ時間:ボイテキで3時間程度 傾向:RP中心 推奨技能:戦闘、目星、聞き耳、歴史
■事前準備
PCの顕現されてからのの記憶を7つ用意しておく。
■注意書き
このシナリオはフィクションです。 実在の事象をモチーフにしていますが、実在の人物団体公式諸々には関係ありません。 刀剣乱舞の世界観に個人的解釈を加えています。
この先はGM用の情報となります。
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以下、シナリオのネタバレを含みます。
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■背景
政府の調査に応じて、記憶を取り戻す実験を行ったPC骨喰藤四郎の話です。 この技術はイス人のものですので、最後に新しき偉大なる種族であるカブトムシがでてきます。 クトゥルフに詳しくない場合やセッションの雰囲気を壊す場合はでてこなくても大丈夫です。 本編中では己のルーツを辿るためより生まれる前に近い状況になっています。 それが冥界であることは事前に説明されますが忘れています。
意識が戻ると冥界下りのシーンから始まります。 謎の男との話を交わし合いながら7つの門をくぐっていきます。 謎の男は水子、刀剣男士の逸話の基礎になれなかった骨喰藤四郎たちです。 7枚花弁の桜はお守りです。 門をくぐるたびに自分の身代わりになって花びらが散ります。
ろうそくを受け取る場合、交換したPCの記憶は消えます。 最後までろうそくをひとつも受け取らない場合、謎の男との戦闘になります。
黄泉からの帰り道、振り返るとヨモツシコメとの戦闘となります。 勝っても負けても水子の記憶は持って帰れません。 代わりに差し出した記憶が戻ります。 見るなのタブーを犯した者は、なにも与えられないし奪われないのです。
■NPC
●男 刀剣男士・骨喰藤四郎の水子 ゲーム内で語られない逸話の集合体 表に出たい
●鯰尾藤四郎(変更可能) PC骨喰藤四郎の記憶を取り戻す実験に付き添っている刀剣男士
●新しき偉大なる種族(イス人) PC骨喰藤四郎の記憶を取り戻す実験を手動している
■導入
暗闇をそのまま溶かしたような水の上を舟がゆく。 天は黒々と染まり星はなく、果ても分からない。 いつから乗っているのかもどうして乗っているのかも思い出せない。 ときおり揺れる舟の上には君ともうひとり。 深々と黒い布をかぶった男がいる。 会話はない。 男の周りにはろうそくが7つ。 君の周りには小舟が7つ。 君の胸には7枚花弁の桜が一輪。
男「さあ語ろう。俺たちの物話を」
男「7つの門をくぐる先、お前はお前に生まれ変わる」 滑るように舟が進む。 男「俺が語る。お前が語る。どちらを必要とするかお前が決めろ」
君は自分の体がうまく動かせないことに気がつく。 視界が動かない。指も動かない。非常事態だが不思議と焦りも覚えない。頭に霞がかっている。
〈目星〉成功 見渡す限り灯りはない。 地平もなく天地が繋がっているようにも見える。 ただ、ここは川の上だ。それだけは分かる。 妙な浮遊感を覚えた君はSANC(0/1)
〈聞き耳〉成功 さらさらと流れる音もしない。 滑るように舟は進む。 音のない世界の居心地の悪さにSANC(0/1)
■1つ目の門・髭切
気がつけば進行方向に冠木門が立っている。 ふたつの柱の間に木を通した至って単純な作りだ。
舟が門をくぐる。 ひとつ、ろうそくが灯される。 花弁が一枚、散る。 男が口を開く。
男「これは薙刀の記憶。すっかり大人になってしまった源頼朝が座る。向かいには気に入りの大友能直がいる」 男「ここで下賜された」 ろうそくの灯りの中。 髭切と君によく似た背の高い男がいる。 ふたりは穏やかに話をしているようだ。 髭切「それで君はどこへ?」 ??「西へ向かう。能直の伴だ」 髭切「ここも静かになるねえ」 ??「お喋りは得意じゃない。変わらないだろう」 髭切「そういうことじゃないよ」 ??「?」 髭切「うーん、寂しくなるってことかな」
不可思議な光景と共に、君は感覚が戻ったと分かる。 遠く、波のさざめきが聞こえてくる。潮の香りがほのかにする。 先程までは聞こえなかった川のせせらぎも聞こえてくる。 感覚が奪われていた事実に驚愕するだろう。 SANC(1/1D3)
男「お前の番だ。顕現されてからの物語を語れ」 (PC骨喰藤四郎に顕現されてからの記憶を語ってもらう)
話し終えると男は再び口を開く。 (男の反応) 男「どちらを取る?」 言外に、物語を選べと言われているのだと分かるだろう。
▼男の話を取る ろうそくを渡される。 男「流せ」 小舟に乗せて流せということらしい。 舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くな���見えなくなる。
▼自分の話 「そうか」 一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
再び暗闇が戻り、男も黙る。
■2つ目の門・鬼丸国綱と大典太光世
2つ目の門をくぐる。 一枚の花弁が散る。
男「これは薙刀の記憶。大友家より足利に献上された」 男「九州より本土へ帰り、足利家に入った」 ろうそくの灯りの中。 豪華絢爛の部屋で大典太光世と出会う。 今のような陰鬱さはなく、屈託なく微笑む姿はどこか懐かしい。 ??「はじめまして」 大典太光世「ああ、初めまして」 ??「大きいな」 大典太光世「お前のほうが大きいだろう」 ??「それはそうだが。存在感というのか?」 大典太光世「そうだと嬉しい。外はどうだ」 ??「諍いが多い」 大典太光世「そうか……」 戦地で対面した鬼丸国綱と並ぶ。 互いに戦のにおいを纏っているが、それは彼の誇りであった。 鬼丸国綱「この前は敵だった」 ??「だが今は共にある」 鬼丸国綱「いいことだ。擾乱は鬼を呼ぶ」 ??「鬼とは何だ」 鬼丸国綱「人の欲だ」 ??「呼んでもいいのか」 鬼丸国綱「呼ばれたものを斬っている。人は喜ぶ」 ??「喜ぶのは、いいことだ」
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る ろうそくを渡される。 男「流せ」 小舟に乗せて流せということらしい。 舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話 男「そうか」 一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
問に答えると、頭がふっと軽くなる。 思考の枷が外れたことに気がつくだろう。 再び暗闇が戻り、男も黙る。
■3つ目の門・三日月宗近
3つ目の門をくぐる。 門をくぐるたびに花弁が一枚散ってゆく。
男「これは薙刀の記憶。足利家の宝剣としていた」 男「諍いの合間穏やかに続く日々」 ろうそくの灯りの中。 整えられた庭園にいる。 隣には三日月宗近がいて、言葉もなくただ寄り添って歩く。 三日月宗近「先の合戦」 三日月宗近が口を開く。 三日月宗近「活躍したそうだな」 ??「俺ではない。持ち主がだ」 三日月宗近「羨ましいかもしれん」 ??「珍しいな」 三日月宗近「俺とてそういう気分にもなる」 ??「なるか」 三日月宗近「なるな」
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る ろうそくを渡される。 男「流せ」 小舟に乗せて流せということらしい。 舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話 男「そうか」 一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
暗闇が戻り、男も黙る。
川と門をくぐるうちに君は気づくかもしれない。 強制〈アイデア〉または〈知識〉:失敗は後で処理
川下り、7つという完全に一つ足りない数字、そして門。ここは冥界である。 ひとつ進むごとに死へと着実に近づいている。 この舟は動く棺桶のようなものだ。SANC(1/1D6)
3つの話が頭に浮かぶ。 ・イシュタルの冥界下り ・ハデスとベルセポネ ・黄泉の国訪問 まるで直近だれかに聞いていたようだ。 これらの項目について、話の合間に〈歴史〉で思い出すことができる (■情報 参照)
〈アイデア〉または〈知識〉失敗処理: ただし、いま君はこの話を思い出すのに精一杯だったため、次からだ。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■4つ目の門・包丁藤四郎
4つ目の門をくぐる。 花弁が一枚散る。 男「これは薙刀の記憶。多賀豊後守高忠の元へ与えられた」 男「共に永禄の変を駆けた」 ろうそくの灯りの中。 どこかの屋敷の玄関、老人とともに立つ。 包丁藤四郎に見送られた。 包丁藤四郎「危なかったら逃げるんだぞ」 ??「刀が逃げてどうする」 包丁藤四郎「主もおじいちゃんだし、無理はいけないんだ!」 ??「無理かどうかは本人が決める」 包丁藤四郎「ああもう!骨喰兄はもっと自分を大事にしなよ!」 ??「している。包丁、息災で」 あちらこちらで炎があがり、剣撃の音が響く。 息も絶え絶えな老人のもとで険しい顔をした君の姿がある。
強制〈歴史〉 成功 : 君の知る限り、永禄の変の時点で多賀豊後守高忠は亡くなっていた。 そもそも多賀豊後守高忠に与えられなかったという記録さえあることを知っている。 ないはずの歴史がなぜか正しく見える。
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る ろうそくを渡される。 男「流せ」 小舟に乗せて流せということらしい。 舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話 男「そうか」 一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■5つ目の門・竜王
5つ目の門をくぐる。 門をくぐるたびにまた花弁が一枚散ってゆく。
男「これは薙刀の記憶。錦繍・厚板織・巻紙・金銀の豪華な土産が置かれていた」 男「松永久秀から毛利鎮実へと手渡される」 ろうそくの灯りの中。 今よりも大きな船が夜を進む。 播磨灘の上に、突如として光球が現れた。 海を渡る船を幾千万の光が囲む。 じりじりと距離をつめる光に慌てる男たち。 その中で毛利鎮実が叫ぶ。 毛利鎮実「命のある限りこの刀を離さない!」 光はふっと消えてしまう。 周囲の男「今のは一体」 周囲の男「竜宮の王か」 毛利鎮実「竜の王が骨喰藤四郎を欲しがったのか」 周囲の男「なんにせよ助かった」
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る ろうそくを渡される。 男「流せ」 小舟に乗せて流せということらしい。 舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話 男「そうか」 一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
恒例となった問答を終えた君は、自分の体が楽になるのを感じる。 手が、目が、自由に動く。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■6つ目の門・一の箱
6つ目の門をくぐる。 花弁が一枚散った。残りは、1枚。
男「これは大脇差の記憶。大阪城、羽柴秀吉の元にあった」 男「冬の陣までずっとここにいた」 ろうそくの灯りの中。 一期一振と鯰尾藤四郎が共にいる。 鯰尾藤四郎「兄弟、今日はどこで遊ぼうか」 一期一振「鯰尾、いけませんよ」 鯰尾藤四郎「奥方様のところへ行かない? 三日月さんいるんだろ」 一期一振「先日お邪魔したばかりだろう、あまり迷惑をかけてはいけないよ」 骨喰藤四郎「また来いと言われた」 一期一振「それは言うでしょうが」 宗三左文字「おや、粟田口は相変わらず賑やかですこと」 にっかり青江「うんうん、華やかでいいよねえ」 南泉一文字「お前らも大概さわが……いやなんでもない睨むな」 南泉一文字や宗三左文字、にっかり青江の姿もあり、にぎやかだ。 一の箱に笑い声が響く。 そこには骨喰藤四郎がいる。
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る ろうそくを渡される。 男「流せ」 小舟に乗せて流せということらしい。 舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話 男「そうか」 一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■7つ目の門・夏の陣
7つ目の門をくぐる。 君の胸の花弁が散る。もう一枚も残っていない。
男「これは大脇差の記憶。木村重成の手で振るわれていた」 男「夏の陣で井伊直孝と戦い、その手に渡る」 ろうそくの灯りの中。 敗戦色濃厚な陣地で戦っていた。 鎧兜をかぶった男が殺されるところだ。 骨喰藤四郎「重成」 もとより届かないと知りながら声をかける。 体が崩れ落ちてゆく。 殺した相手は骨喰を手にした。 赤揃えの男「大した刀だ。お館様が喜ばれるだろう」 連れられ進み、赤揃えの大将に渡される。
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る ろうそくを渡される。 男「流せ」 小舟に乗せて流せということらしい。 舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話 男「そうか」 一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
暗闇が戻る。
■男の正体
男「すべての門をくぐったな」 男が言う。 おもむろに頭巾を脱ぎ捨てると、そこには骨喰藤四郎がいた。 男「聞きたいことはあるか?」
質疑応答 ・選ばれなかった物語は消える、差し出した記憶は消える ・俺たちを呼んだのはそちら(※実験のこと)
男「俺たちは水子。刀剣男士の水子」 男「礎になれなかった物語たち。現れることのない逸話たち」
男「お前が受け取ったろうそくの分だけ表にでることができる」
■ろうそくによる分岐
▼ろうそくを受け取った 男「このまま舟に乗っていれば戻る。決して振り返るな」 そう言い残すと、男はとぷりと水の中へ還っていった。
ひとつずつ門をさかのぼってく。 いつか流した小舟が寄り添い、進む道を照らす。 遡る舟に付き従うように小舟がついてくる。
▼ろうそくをひとつも受け取らなかった 男「今の自分が大事か」 男「では、実力行使といこう」 骨喰藤四郎との戦闘に入る。■データ参照
■戦闘結果による分岐 ▼勝利した 男が舟から落ちて、水の中へと還っていく。 舟が反対側へと動き出す。 ひとつずつ門をさかのぼってく。
▼敗北した END-C とりかえばや
■帰り道
7の門 6の門 5の門 君は遡っていく 4の門 3の門 2の門 君は、振り返るだろうか
■振り返りによる分岐
▼振り返らない ▼男と戦った END-A 黄泉路のことは夢のまた夢 ▼男と戦っていない ▼ろうそくを受け取った END-B つぎはぎフランケン
▼振り返る 君の後ろを静かについてきた影が、青銅の槍を構える。 その影は、青銅の鎧をはじめとした戦装束に身をつつみ、おそろしく古い恰好をしている。君を静かに睥睨する視線には侮蔑の色が濃い。 黄泉の国の女戦士、ヨモツシコメだ。SANC(0/1D6) ヨモツシコメとの戦闘。■データ参照
1つの門をくぐるたびに1つのラウンドが経過する。7つ門をくぐった時点で戦闘終了。生き残ってい���ば勝利となる。
■戦闘結果による分岐 ▼勝利した END-A 黄泉路のことは夢のまた夢
▼敗北した ▼ろうそくを受け取った 舟のふちに手がかかり、骨喰藤四郎が姿を現す。 男「振り返るなと言った」 END-C とりかえばや
▼ろうそくをひとつも受け取らなかった END-D 冥界止まり
■エンディング
●END-A 黄泉路のことは夢のまた夢
(※小舟があった場合) 小舟のろうそくがいっせいに消える。 同時に小舟は失速し離れていく。 君は君のまま、なにも失わず得られずに帰る。
舟の上で気を失ったはずの君は、ベッドの上で目を覚ました。 妙な夢を見たが、なにひとつ思い出せない。 ただどこか、懐かしかった。
鯰尾藤四郎「お、起きた起きた」 ?「意識レベル正常。骨喰藤四郎、帰還」
枕元から声がする。 目をやれば、壊れた八重桜のガラス守りがあり、その向こうに鯰尾藤四郎が立っている。その掌の上にはカブトムシのような生き物。
カブトムシ?「実験終了。記憶の混濁はあるか?」 カブトムシ?「君には君の歴史を手繰ってもらった」 カブトムシ?「己のルーツを辿るため生まれる前に近い状況になってもらった」 カブトムシ?「ここまでのことは思い出せるだろうか」 鯰尾藤四郎「兄弟、大丈夫? 俺のことわかる?」 鯰尾藤四郎「……思い出せないか」 鯰尾藤四郎「ま、なんとかなるって」 鯰尾藤四郎「ゆっくり休んで」
●END-B つぎはぎフランケン
7つの門を抜けると、瞼がだんだんと重くなる。 舟の上で気を失ったはずの君は、ベッドの上で目を覚ました。
鯰尾藤四郎「お、起きた起きた」 ?「意識レベル正常。骨喰藤四郎、帰還」
枕元から声がする。 目をやれば、壊れた八重桜のガラス守りがあり、その向こうに鯰尾藤四郎が立っている。その掌の上にはカブトムシのような生き物。
カブトムシ?「実験終了。記憶の混濁はあるか?」 カブトムシ?「君には君の歴史を手繰ってもらった」 カブトムシ?「己のルーツを辿るため生まれる前に近い状況になってもらった」 カブトムシ?「ここまでのことは思い出せるだろうか」 鯰尾藤四郎「兄弟、大丈夫? 俺のことわかる?」 鯰尾藤四郎「思い出せたんだ!」 鯰尾藤四郎「ゆっくり聞かせて」
少し記憶が混乱いているが、君の頭ははっきりとする。 得た記憶があること、決して思い出せない失った思い出があること。 それだけがたしかだった。
●END-C とりかえばや
男「お前は帰れない。代わりに俺たちが行く」 骨喰藤四郎が君に触れる。 触れられたところからなにかが変わってゆく。 君の意識はゆっくりと暗転した。 もう戻ることはない。
君の本丸へは骨喰藤四郎が戻るだろう。 過去を得て、本丸のことをなにも知らない骨喰藤四郎と名乗る男が。
●END-D 冥界止まり
舟のうえで冷たくなっていく君。 代わりになる存在もいない。 舟はまた向きを変えて下ってゆく。 帰るものはなにもない。 君の本丸では、骨喰藤四郎がいた証がなにひとつ残らないだろう。
■データ
●骨喰藤四郎 SRT:10 CON:10 POW:11 DEX:12 APP:10 SIZ:10 INT:13 EDU:15 DB:±0 HP:10 MP:11 装甲:なし 技能 〈日本刀(脇差)〉50%:1D6+db 〈回避〉24%
●ヨモツシコメ SRT:11 CON:11 POW:14 DEX:8 SIZ:10 INT:13 DB:±0 HP:11 装甲:錆びた甲冑(6ポイント) 技能 〈錆びた青銅の槍〉75%:1D6+db 〈錆びた青銅の盾〉75%:あらゆる攻撃を受け流す 〈回避〉16%
■情報
●イシュタルの冥界下り 古代バビロニアの天界の女神イシュタルの冥界下りです。 7つの神殿と交換した7つの豪華絢爛な衣装をまとい冥界へと向かいます。 7つの門を開けるたびに装飾品を失い、かわりに体が軽くなります。 第1の門で、王冠を取り上げられ、感覚を手に入れます。 第2の門で、耳飾りを失い、知力を手に。 第3の門で、首環を失い、情欲と情熱を手に。 第4の門で、胸飾りを失い、野心を手に。 第5の門で、腰帯を失い、大胆さを手に。 第6の門で、腕環と足環失い、財宝を手に。 第7の門で、腰布失い、偽りと邪悪な陰謀を手に入れます。 冥界の女王エレシュキガルの怒りを買って殺されました。 しかしエアの手助けにより地上へと戻ることができました。
●ハデスとペルセポネ ギリシア神話の冥界の話です。 ペルセポネに片恋をしたハデスが、彼女をさらいました。 ペルセポネの母デメテルはこれに怒り、大地に実りをもたらすのをやめてしまいます。 困ったゼウスはハデスにペルセポネを開放するよう使者をだしました。 ハデスがペルセポネを開放する際、ザクロの実を差し出しました。 ペルセポネはザクロの実の中にあった12粒のうち4粒を食べてしまいます。 母であるデメテルの元に帰りましたが、ペルセポネは冥界の食べ物を食べたことを告げます。 冥界の食べ物を食べたペルセポネは冥界に属する決まりに従わなければなりませんでした。 食べてしまったザクロの数だけ、1年のうちの1/3だけ冥府で暮らすこととなったのです。
●黄泉の国訪問 日本神話の話です。 イザナギは亡くなった妻のイザナミにもう一度逢いたいと黄泉の国へゆきます。 イザナミはすでに黄泉の国の食べ物を食べてしまっていました。 そこでイザナミは黄泉の国の神にもとに戻れないかと相談することにしました。 決して自分の姿を覗き見ないようにと約束をして、イザナミは相談に行きます。 話し合いは長く、イザナギはつい覗き見をしてしまいました。 そこには死者の形相をした恐ろしいイザナミがいました。 妻の姿に凍りつき、イザナギは一目散に逃げ出します。 イザナミは約束を破った夫に対して黄泉の国の女達、ヨモツシコメ��命じて後を追わせました。 イザナギは機転を聞かせて地上まで来ると、大きな岩で道を塞ぎました。
■解説
■一門一刀 一つの門につき、一振りの水子がいることと一問一答から命名
■1つ目の門・髭切 鎌倉時代に源頼朝より大友能直が拝領した逸話 源頼朝と言えば髭切である この説を採用すると骨喰藤四郎が吉光の作ではないことになる PCはまだ頭がぼーっとしている段階なのでSANCは入らない PLが気づいた場合、SANC(0/1)を入れても良い
■2つ目の門・鬼丸国綱と大典太光世 足利尊氏が西国に下った折に九州大友家から献上された逸話 大友氏で一緒にいた刀で実装済みの刀が不明だったため大友は飛ばした 大典太光世、刀剣男士として顕現された姿は前田家由来の逸話が多いため 前田家に渡る前の段階では違う印象だろう、と屈託ない天下五剣 鬼丸国綱は藤さん監修、以下解説 鬼丸国綱、刀剣男士の発言は鬼にこだわるが、不吉とされるのは江戸まで下る 足利の時代の鬼丸は権力の象徴、ゆえに欲の先にはこの名剣がいた 人の手を渡り、小鬼を切るその力を誇る居丈高な名剣
■3つ目の門・三日月宗近 足利家にいた逸話 足利家にいた段階では薙刀であったとの記録があるためまだ薙刀 足利宝剣の記録を入れず他になんのエピソードを入れるのか 足利の世で箱入りの三日月と戦に出る骨喰の対比が見たかった
■4つ目の門・包丁藤四郎 足利義輝から多賀豊後守高忠へ与えられたとの逸話 豊後守は永禄の変で骨喰を振るったとの伝説がある しかしシナリオ内でもあるとおり、この人の年齢的に永禄の変へ参戦は厳しい 後代が所持していた可能性、拝領されなかった可能性などがある 包丁藤四郎は消失した方なので、とうらぶの包丁藤四郎である
■5つ目の門・竜王 戦国期には太刀になった説もあるがややこしくなるので大薙刀説を採用 松永久秀(弾正)より大友家へと渡る際の逸話 三千両相当の謝礼で大友家がとりかえした際 使者である毛利鎮が播磨灘で出会った不思議な話 面白いエピソードのある骨喰
■6つ目の門・一の箱 豊臣家に伝わる頃には大脇差になっていたためここからは骨喰藤四郎名義 とうらぶに実装されている一の箱は全員でている(2020/05/13時点) 三日月宗近は一の箱ではなく奥方様のところにいるので不在 南泉一文字、猫を斬った逸話の前後が不明だが、刀剣男士として顕現した際に呪いが付与されたように見受けられるため、話し言葉に「にゃ」がつかない
■7つ目の門・夏の陣 夏の陣の木村重成が手にしていたという逸話 一般的には町人が堀から見つけたという説が有力であり、こちらの線は薄い けれどもこれもまた骨喰藤四郎の逸話である 逸話として残っている以上、やはり骨喰藤四郎の水子である 極になっても燃えなかったことしか教えてくれない骨喰藤四郎の奥の深さ
■刀剣男士の水子 大阪夏の陣までに絞ったのにこれだけ面白い逸話が出てくる骨喰藤四郎 表にでない逸話の数々を表現するなら生まれ落ちなかった水子 1から7まですべての逸話を手に入れると、全く違う中身になる 眉唾ものからあったかもしれない景色まで、どれを選ぶのか
参考URL: 名刀幻想辞典 https://meitou.info/index.php/ 刀剣乱舞ONLINE(とうらぶ)Wiki https://wikiwiki.jp/toulove/ つるぎの屋 https://www.tsuruginoya.net/stories/honebamitoushirou/
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◆言葉狩り(ことばがり)
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◆言葉狩り - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/言葉狩り 言葉狩り(ことばがり)は、特定の言葉の使用を禁じる社会的規制を否定的に表現した言葉。1993年に起きた筒井康隆の作品「無人警察」をめぐる一連の事件の中で扱われ世間に浸透した。 何をもって言葉狩りとするかは、差別そのものと同様、用語が使用された場合ごとの関係者の主観に基く部分が大きい。規制が過剰あるいは不適切と考える立場からそのような用語規制を否定的な意味合いで言葉狩りと呼ぶ。「言葉狩り」とされた用語のいくつかは放送禁止用語になっていることもある。また、「イメージが悪い」などの理由で用語を安易にすり替え、問題の根本解決になんら繋がっていないような杜撰な対応に対しても用いられる。 ◆筒井康隆断筆事件から『蘭学事始』まで - 京都産業大学 https://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/199404.htm 関西大学『人権問題研究室紀要』29号、1994年4月 はじめに 一九九三年九月、人気作家であった筒井康隆氏は作家活動をやめるとして、「断筆宣言」をし現在に至っている。ことの起こりは、同年七月八日、日本てんかん協会が角川書店発行の『高校国語Ⅰ』に収録されている筒井作「無人警察」がてんかんに対する差別を助長するとして削除を要求したことに端を発する。筒井氏が著名なSF作家であったことやその筒井氏が断筆に至ったこともあり、この事件は新聞や雑誌でたびたびとりあげられ、さらにこの事件を扱った単行本も数種刊行されるなど、差別と表現をめぐる問題としては『ちびくろサンボ』絶版[(1)]以来の多くの人を巻き込んだ論争になっている[(2)]。この事件の一連の経過は、月刊『創』一九九三年一二月号の特集「差別表現とマスコミタブー」において詳しく整理されており、日本てんかん協会の抗議文、角川書店の回答書、筒井康隆氏の「断筆宣言」などが網羅されているので、そちらを参照されたい。本稿では、この事件のなかでなされた論争のメインテーマであった「表現の自由と差別」および「無人警察は差別小説か」の二点について若干論じた後、そうした議論の中で見落とされていると考える「既に存在する差別をつつき出すことの是非」について論じる。 ◆「差別表現」を考える 差別-被差別関係の「ねじれ」と他者化 http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/socio/satoh/ronbun/tsutsui.html 1.はじめに 「差別表現」あるいは「差別語」をめぐる問題は、近年マスコミでも大きく取り上げられ、様々な立場の論者によって活発な議論がくりひろげられてきました。とくに、筒井康隆氏の小説「無人警察」については、筒井氏の「断筆宣言」をきっかけに議論が沸騰し、非常に多くの人が意見を表明しています。 しかし、これまでの議論の多くは、(差別)表現の規制の是非やその方法、差別への抗議のありかたやマスコミの対応など、どちらかと言えば二次的な問題に終始し、発端となった小説そのものの評価は十分行われてこなかったように思えます ◆無人警察 - 書評 http://www.jscf.org/jscf/SYOHYOU/tutui.htm ★書名 「無人警察」 (筒井康隆著、角川文庫「にぎやかな未来」から、1972年) ★書評 (中島) 「四つ辻まで来て、わたしはふと、町かどの街路樹にもたれるようにして立っている交通巡査に目をとめた。もちろん、ロボットである。小型の電子頭脳のほかに、速度検査機、アルコール摂取量探知機、脳波測定機なども内蔵している。 歩行者がほとんどないから、この巡査ロボットは、車の交通違反を発見する機能だけをそなえている。 速度検査機は速度違反、アルコール摂取量探知機は飲酒運転を取り締まるための 装置だ。 また、テンカンを起こすおそれのある者が運転していると危険だから、脳波測定機で運転者の脳波を検査する。異常波を出している者は、発作を起こす前に病院へ 収容されるのである」 ◆筒井康隆のてんかん騒動の顛末は?断筆宣言したワケ! https://anincline.com/tsutsui-yasutaka/ さらに、角川書店が、「無人警察」を無断で教科書から削除したことに怒って、筒井康隆は断筆宣言します。 ... 筒井康隆は、1934年生まれの81歳。1960年代から1970年代にかけ、ナンセンスで反権威的な筒井康隆の作品は、大学紛争に明け暮れていた全共闘 ... ◆筒井康隆のてんかん騒動の顛末は?断筆宣言したワケ! https://anincline.com/tsutsui-yasutaka/ 筒井康隆の断筆宣言は、表現の自由を守るための孤高の戦い 筒井康隆が、SF作家として、すでに大家となっていた1993年のことです。角川書店発行の高校国語の教科書に収録されることになった「無人警察」で、癲癇の記述が差別的であるとして、日本てんかん協会から抗議を受け、数度にわたり交渉を行ったものの決裂。さらに、角川書店が、「無人警察」を無断で教科書から削除したことに怒って、筒井康隆は断筆宣言します。 以後、この問題は、さまざまな障害者団体や人権団体、文学界、出版社を巻き込み、「表現の自由とはなにか」という問題に発展、論議は紛糾。翌年には、筒井康隆個人と日本てんかん協会での合意が成立し、1996年末、筒井康隆は断筆を解除しましたが、この間、筒井康隆は、一表現者として、孤独な戦いを強いられました。 ◆言葉狩り - Enpedia https://enpedia.rxy.jp/wiki/言葉狩り 2018/06/28 特定の言葉の使用を禁じる社会的規制を否定的に表現した言葉。 筒井康隆と「言葉狩り」 言葉狩りという用語は、1993年(平成5年)に起きた筒井康隆の作品「無人警察」における一連の事件の中で扱われ世間に浸透した。 ◆教科書における文学とフェミニズム ー表現は自由であるのか― file:///C:/Users/asahi/AppData/Local/Temp/18号%25uFF0F教科書における文学とフェミニズム.pdf 佐 々 木恵理 1.はじめに 英語教科書を性差別の視点から 検証する 作業の中で、こと 文学作品については、作品そのものが教材としてふさわしいかどう かを議論することは、こ れまで避けられてきたように思われる 。 なぜなら、教科書の中の作品を議論 の射程に入れることは、作品または作家本人に問題を突きつける可能性が高く 、教科書の文学作品を直接的に批判するためには打破すべき壁が���まりに 厚いためである 。 この教科書と文学に関わる諸問題に一石を投じたのがてんかん患者に対する差別的内容に関する論考である 。 そこでは、教科書で文学を扱うことの難しさと、文学を巡る議論の否定的側面が見事に浮き彫りになった。 1993年 7月 、日本てんかん協会は、角川書店発行の高等学校教科書『国語 I』 (92年検定、94年度から使用)に転載された筒井康隆の「無人警察」の小説中に、てんかん患者に対する差別的表現があるとして、この小説の教科書からの削除、さらに文庫、全集の回収なども求めた。 そのために、原作者である筒井は「言葉狩りと表現の自由」へと議論の矛先を転じたのであった。 こうし た奇妙な論点のすりかえが起こり得たのは、ひとつには、原典の文学作品と教科書の中の文学作品の、表現形態としての絶対的な差異を無視したことにある。 またもうひとつには、原作者が直接この議論に介入したために、筒井の文学者としての権威を失墜させることなく、差別問題を扱おうとする論客の姿勢の甘さが露呈した点である 。 次元の異なる要因が混在したとで、結果として教科書の中の差別表現についての有効な議論も起こらず、 また責任の所在も放置されたままになってしまったと言えよ ◆筒井康隆氏の「慰安婦像ツイート炎上事件」をどう捉えるべきか? https://blogos.com/article/217513/?p=2 2017/04/07 ・筒井氏の作風は本当に「差別」と「不謹慎」なのか? 筒井康隆氏の代表作と言えば、実写化(大林宣彦監督)およびアニメ化(細田守監督)もされた『時をかける少女』がまずいの一番に思い浮かばれることであろう。事実上記ハフ紙は、”「時を駆ける少女」の作者の妄言”として韓国で報道されている旨を伝えている。 細田監督の平成版(と私は勝手に呼称している)『時をかける少女』の印象が強い人々は知らないかもしれないが、『時をかける少女』はティーン向けのジュブナイルSFであり、筒井氏の王道的作品ではなく、むしろ補助輪的作品と言えよう。前述したように、筒井氏はそのデビュー作『お助け』が江戸川乱歩に認められるや、痛快な社会風刺の効いたSF短編を数多く書き、本格長編SF『48億の妄想』、『馬の首風雲録』、『霊長類南へ』などを60年代末期から続々と上梓された。 ◆筒井康隆『パプリカ』論 - C-faculty http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~houki/2009zemi/nagakubo/tsutsui.html 07E1101021E 長久保 智裕 目次 序論 本論 第一章 『パプリカ』の世界設定 第二章 物語の二重構造 第三章 ヒロインの二重構造 第四章 『パプリカ』に見る「超虚構性」 第五章 筒井康隆にとっての「夢」 第六章 アニメーション映画『パプリカ』と筒井康隆の他メディアへの影響 結論、終わりに 参考文献 序論 筒井康隆という人物は小説家・劇作家・俳優と様々な顔を持ち、またその作風もパロディやスラップスティック、本格SFなど多岐に渡る。 近年では東浩紀との交流からライトノベルという比較的新しい、言ってしまえば若者向けの文学作品(当論文ではライトノベルを文学として扱うことの是非という点に論旨を置いているわけでは無いので、ここでは便宜上文学作品と呼称させて頂く)に興味を示し、雑誌『ファウスト』に掲載された『ビアンカ・オーバースタディ』でライトノベル作家デビューを果たすなど、とても高齢とは思えぬフットワークの軽さを見せている。 挿絵は人気ライトノベル『涼宮ハルヒシリーズ』のいとうのいぢが担当していることなどから見ても分かるように、 近年の、加えて言えば高齢の文学作家には珍しい程アニメや漫画等のサブカルチャーにある種の親和性を持った作家であると言えるだろう。 ◆pdfファイル - 立命館大学大学院先端総合学術研究科 file:///C:/Users/asahi/AppData/Local/Temp/kk01.pdf 「錆びた炎」問題の論点とその今日的意義 北村 健太郎* 1.本稿の目的 文学作品に障害者/病者が描かれることは多い。 そして、作品に描写される障害者/病者の姿は、「個々の作家の 障害者観を示すとともに、その時代の社会一般の対障害者観をも如実にうかがわせるもの」(花田[2002:3])で ある。 その一方、文学作品は「障害とその人をあらわすことばが、ときに『差別語』、あるいは『差別を助長する』 などという言い方で、抗議の対象とされる」(生瀬[1994:93])こともある。 血友病1を扱った戦後日本の代表的な作品として、有馬頼義『失脚』[1958]と、小林久三『錆びた炎』[1977]が 挙げられる。 それぞれの血友病の描写は、その当時の血友病/血友病者2への典型的な眼差しを示している。 どちらの作品にも共通するのは、血友病者が怪我による出血を���れる親に隔離保護されて育てられる様子が描かれている点である。 二日市安は『失脚』の「血友病だったために、外傷による出血を恐れる両親に外出を禁じられ、隔離同 然の少年期を過ごした」(二日市[2002:202])という設定は、自身の経験と重なって強烈な印象を受けたと述べて いる。 江戸川乱歩賞を受賞したこともある小林久三の推理小説『錆びた炎』は、血友病者本人から強い抗議運動が行われた作品である。 それは、朝日新聞の推理小説評論で『錆びた炎』における血友病の誤った医学的記述が指摘されたことに始まり、血友病者本人たちによる抗議運動、小林や他の作家/評論家の反論へと展開していく。 以下では、『錆びた炎』の血友病の誤った医学的記述の問題点と、それをめぐる抗議と反論の全体を総称して、「錆びた炎」問 題と呼ぶことにする。 「錆びた炎」問題と構造的類似性を持つ問題としては、1993年の日本てんかん協会による、筒井康隆『無人警察』への抗議3が挙げられる(生瀬[1994:91-172] )。 もちろん、文学作品をめぐる異議申し立ては、障害/病気に限 ったことではない。特に近年、人種差別、性差別など様々な場面で行われてきた。 こうした軋轢は丁寧に分析される必要があるが、本稿ではそれらに深く立ち入ることはしない。 本稿は、「錆びた炎���問題に対する抗議運動が、抗 議運動を行った血友病者本人たちの歴史にとってどのような位置付けや意義を持つのかを考察することに主眼を置 くからである。 広くは「言葉狩り」と称されるこの種の議論に「血友病の歴史」という時間軸から考察を試みたい。 本稿では、第一に、『錆びた炎』への抗議と反論の詳細を追いながら、「錆びた炎」問題の論点を検討する。 第二に、「錆びた炎」問題を通じて、1970年代の血友病者が置かれていた社会的状況を描き出すことを試みる。 最後に、戦後日本の血友病者の歴史にとって、「錆びた炎」問題での抗議運動にはどのような歴史的意義があるのかを考察する。 ◆言葉狩り|松川行雄(ストラテジスト/小説家)|note https://note.com/yukiomatukawa/n/ne3a2b0b333bb 2019/09/29 これは249回目。昔から非常に不思議、かつ不愉快なことがあります。 「言葉狩り」です。 いわゆるなんでもかんでも差別用語と決め付け、歴史も伝統も、味わいもない無味乾燥な言葉ばかりが増えてきています。 その実、日本人の心の中には、人の痛みを自分のものとしてとらえることができない、しようともしない陰湿な差別感が、静かに深く培われていっているような気すらして、恐ろしいのです。 本編は、いわゆる不適切表現が頻発しますので、あまりびっくりしないようにしてください。 たとえば、「つんぼ(聾)」という言葉がある。 現在のメディアは、「耳の不自由な人」「聴覚障害者(聴覚障礙者)」などと言い換えている。 まったく頭をまっさらにして欲しい。一体、どちらが差別的な効果があると思うだろうか? 「つんぼ」という言葉には、「障害」という直接的な表現はない。 実際、この言葉の語源は不明である。 調べてもはっきりしないのだが、考えられることの一つにこういうことがある。 聾という字は、いかにも「龍」と「耳」の合成字である。 龍というのは、ときに「あいまい」であることを意味しているのは間違いない。 たとえば、「朧月夜(おぼろづきよ)」の朧などは、その典型的な使用例である。 ということは、恐らく耳の能力がおぼろであり、あいまいで、はっきり聞こえないということを意味しているようだ。 何のことだかわからない不明瞭な表現をするのが、古来の日本語の特性でもある。 さしさわりのあることを、できるだけ曖昧にしてぼかすのだ。 つまり、「つんぼ」という表現は、直接的に「不自由である」「障碍を持っている」といった表現よりも、はるかに日本人なりに気を遣って来た文化の一端であることは、間違いない。 はっきりした表現にしないで、忖度(そんたく)しろよ、ということだ。 ◆思い出し話:言葉狩りとちょっとした言語学とちょっと怖いかもしれない話。 https://note.com/hisao9105/n/n1299a0f90f11 2020/01/10 kaztod83 表題の通りだけれども、ちょっと思い出した話を書いてみます。 最近ではなりを潜めた「言葉狩り」。 世界的には人種差別、日本の場合では特にジェンダーやフェミニズム等の問題と合わせて提起が盛んだったのは00年代の終わり頃まででしょうか。 この運動自体が悪いという事は何もなかったわけです。 物事を推し進める為には是正は大事なプロセスで、そしてその〈言葉による差別の排斥〉という理念は大いに肯定され、歓迎されるものでありました。 ◆言葉狩りは必要なのか 2019-06-07 ゲイル file:///C:/Users/asahi/AppData/Local/Temp/2-gail-kotobagari.pdf 目次 1. 言葉狩りとは 2. ポリティカル・コレクトネス 3. 「ちびくろサンボ」問題 4. まとめ 5. 参考文献 1. 言葉狩りとは [湯浅94] 出版の自由と差別的表現の問題から生じた、差別を利用 した過剰な表現の制約 出版のメディアの課題となっている ◆「ポリティカル・コレクトネス」は言葉狩り? 花王の事例が問う論点 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65307 差別的かどうかを議論するよりも… 2019/06/20 石田 健 株式会社マイナースタジオ代表取締役CEO 花王のプロジェクトと「言葉狩り」 13日、花王は働き方改革や家事分担について提唱する「#BeWHITE」プロジェクトを休止、関連サイトの閉鎖を発表した。12日にプロジェクトを公開してから、わずか1日の出来事だった。 ネットには「#BeWHITE」に対して批判的な声よりも、差別や炎上に対して過度に敏感とも取れる姿勢を疑問視する声が広がっている。中には、ポリティカル・コレクトネスが「言葉狩り」であることの証左だという声も見かけられた。 つい「職場」での働き方みたいなものだけがやり玉にあがりがちなご時世ですが「家事」は毎日あるし、なんだったら死ぬまで続きます。 だからそんな「家事」の在り方にもそろそろ目を向けてもいいのかも。 #BeWHITE https://t.co/14NmVXaGk1 pic.twitter.com/fOuzn0bJSY — 花王 アタック (お洗濯全般) (@kao_attackjp) 2019年6月12日 本件の特質性は、炎上の結果としてキャンペーンが中止に至ったわけではない点だ。6月13日の共同通信によれば、「『ホワイト』は肌の色を連想させ、肯定する表現が人種差別に当たるとの指摘が社内からあった」とされており、社内の自主判断によってキャンペーンを取り下げたことがわかる。 ◆人種差別連想でサイト閉鎖 花王「ホワイト」表現 - 産経ニュース https://www.sankei.com/life/news/190613/lif1906130036-n1.html 2019/06/13 花王は13日、社内の働き方改革や家事の分担を提唱する「#BeWHITE」と名付けたプロジェクトを一時休止し、関連サイトを閉鎖すると発表した。「ホワイト」は肌の色を連想させ、肯定する表現が人種差別に当たるとの指摘が社内からあったという。 花王のPR会社によると、家庭用洗剤「アタック」の強力な洗浄力や、社員の働き方に配慮した企業を「ホワイト企業」と呼ぶことにちなみ、プロジェクト名に「ホワイト」の文言を入れた。社員を対象にした仕事や家事に関するアンケートを基に、働き方を見直したり家族間で家事を分担したりする必要性を訴える内容。社員が出演する動画も公開していた。 花王ファブリックケア事業部の新たな取り組みとして12日にサイトを開設し、13日に指摘があった。再開時期は未定としている。 ◆障害者差別に『言葉狩り』は有効なのか - Togetter https://togetter.com/li/810248 2015/04/19 孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife 2015.04.17 35年くらい前、小学生の甥っ子が「わ、身体障害者みたい!」と嘲笑うように言ってたのが忘れられない。カタワは差別語だから使ってはいけません、と教えられた甥っ子は、「正しいことば」で差別をしていた。言葉を狩ることが有効だったかどうか、教育現場もきちんと検証してみるといいのに。 三増 紋右衛門(新春のお祝いに独楽は如何ですか? @mon_emon 僕の頃(25年くらい前?)周りが言ってたのは「シンちゃん」でしたね。 「シンショウ」は、その後だったかな? 最近また、新しいのを耳にした様な…。 伯父さんが重度の心身障がい者だったので、ふざけて使うのを耳にする度、つらかったです。 黒雪 @kuroyukihime_ 片輪はだめ、と言ったら別の言葉探すのね。 かたわ少女、やらせたいわ。 ◆本当はトモダチなんて1人もいなくていい https://toyokeizai.net/articles/-/57447?page=2 平川克美×小田嶋隆「復路の哲学」対談(3) 東洋経済オンライン編集部 2015/01/16 6:00 小田嶋:そうなんです、完全に正しいんです。この考え方を受け入れないかぎり、性差別とか民族差別のいちばん深刻なところが解決しませんから。ただ、このハラスメントの概念を拡大していくと、とても厄介なことが起きる。 わかりやすい例は、言葉狩りですよね。別に差別の意図はなくても、「言われたほうが嫌な思いをする言葉は使ってはいけない」という論理自体は正しい。でもその結果、たとえば「バカチョンカメラ」なんていう言葉を使ってはいけないことになってしまう。「チョン」は朝鮮人のことじゃないんだけど、誰かが「朝鮮人を馬鹿にしている」「差別語だ」と言い出すと、途端に使えなくなってしまう。 平川:言葉狩りというのは、かえって差別を増長するようなところがあるよね。 責任を取れる大人がいないと、正義は横行する 小田嶋:「もともとは違うんだ」と言っていても、聞く側に「君たちがそのつもりじゃなくても僕たちにはそう聞こえて不愉快だ」という人が現れた瞬間、「じゃあこの言葉はお蔵入りにしよう」ってことになっちゃうんです。 平川:新聞なんかだと「障害者」も「障碍者」と書けって言われたりするよね。 小田嶋:ああいうのも大っ嫌いですね。おためごかしですよ。だって、それを言うなら日本経済新聞の「經」の字って、漢和辞典で見たら「首をくくる」という意味だって書いてありましたから。ひらがなで書かないと「日本首くくり済み新聞」という意味になってしまうとも考えられる。 ◆ポリティカル・コレクトネスとは?「言葉狩り」は必要である | ヨッセンス https://yossense.com/political-correctness/ ちょっと聞き慣れないカタカナ語「ポリティカル・コレクトネス(political correctness)」という言葉があります。 ポリティカル・コレクトネスについて、ネガティブに「言葉狩り」と揶揄する人もいますが、これは必要なのでしょうか? 今回は「ポリティカル・コレクトネスってなに?」ということや、必要なのかどうかということについてわたしの考えをまとめます。 この単語自体がネガティブな印象を持っていますが、私が言いたいのはちゃんとした置き換えを提示する「ポリティカル・コレクトネス」は必要だよってお話です。 言葉狩り? わたしの書いた記事にこちらのようなものがあります。 『嫁』って言葉はダメだろ! https://yossense.com/word-yome/ 夫を『主人』って呼ぶのはダメだろ https://yossense.com/master-husband/ そして、これらの記事に対して「それって言葉狩りじゃないの?」という意見があります。 たしかに「言葉を禁止させようとしている」という側面を見ると「言葉狩り」でしょう。 「言葉狩り」って言うと、すごく悪いことに聞こえますが、わたしはこう思っています。 ◆【放送禁止】言葉狩りすれば差別がなくなる?【差別用語】 | にちプチ https://nichi-petit.com/entry/kotobagari 2018/06/25 「障害者」という表記が「障がい者・障碍者」に変わって久しいですね。 僕は家族に障害を持った人間がいるのでこういう言葉や状況、結構目につきます。 最近だと「奇形」を別の言葉に置き換えようなんつー話もあって、僕らが知ってた言葉に続々とNGが出されつつあります。 目次 言葉を変えれば問題が解決するのか? 言葉に絶対的な価値なんてない 悪者を作れば誰かが潤う あれも、これも、なんでも変わってしまう 100個のありがたい言葉より1個の普通の行動 ◆「奇形」を含む医学用語の置き換え提案 日本小児科学会からの経過報告 - 日本医学会 file:///C:/Users/asahi/AppData/Local/Temp/h30material_s5.pdf 患者や家族の尊厳を傷つける恐れのある医学用語の��. 1. 差別や ... 家族への説. 明を行う際に、「奇形」という言葉は非常にきつい響き ... 奇形」を含む医学用語の置換えを検討しており、骨子がまとまったら日本医 ... そもそも欧米の医学用語がとくに言い換えをしていないのに、その語から翻 ... 患者・家族の心情の精神的ダメージが強いと考えられる欧語を最優先して、 ... 患者家族への配慮による置き換えには総論としては賛同する. ◆「奇形」を別の言葉に言い換え、日本医学会が検討…患者・家族の心情に配慮し http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/752.html 投稿者 魑魅魍魎男 日時 2016 年 5 月 31 日 「『奇形』を別の言葉に言い換え、日本医学会が検討…患者・家族の心情に配慮し」(読売 2016/5/30) 医療現場で長年使われてきた医学用語「奇形」について、日本医学会は、患者や家族の心情を傷つけやすいとして、別の言葉に言い換える検討を始めた。 候補としては「形態異状」「形態異常」などがあり、今年度内の決定を目指す。 医学用語は専門的な言葉で、病名や症状の表記が混乱しないよう、各学会などが話し合った上で、日本医学会が統一した言葉を用語辞典に掲載。学術論文のほか、日常の診察では、カルテの記録や、患者と家族への病状説明に使われる。 「奇形」は以前から、「当事者の子どもや親を傷つけやすい」という声が多かったため、医学的にもニュアンスが正しく伝わる別の言葉へ言い換えることにした。「奇形」は、生まれつき姿形が正常でない状態で、英語では anomaly、malformationなど複数の言葉がある。日本医学会の医学用語管理委員を務める森内浩幸・長崎大教授(小児科)は「医者だけでな く、患者や家族も違和感なく使える言葉にしたい」と話している。 -----(引用ここまで)------- それだけ、奇形が激増しているということです。 いくら言葉を換えたところで事実を覆い隠すことはできません。 (関連情報) 「原爆よる奇形児を取り上げた助産婦の証言」 (広島の視線 2012/10/7) http://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/30256009.html
「戦後広島で産婆さんしていた方から聞いたという話が衝撃的すぎると話題 (日々雑感)」 (阿修羅・赤かぶ 2012/10/16) http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/145.html
「福島事故後、余分な腕・足を持って生まれた赤ちゃんが急増・原因は放射能・多くは中絶・死産の高い数(ENENews)」 (阿修羅・ナルト大橋 2016/5/2) http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/610.html
「産婦人科に勤務の看護士「最近奇形が多い」 「一番多いのが、口唇口蓋裂、次に多いのがダウン症」(原発問題)」 (阿修羅・赤かぶ 2014/2/18) http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/419.html
「じわりと増え始めた奇形児(鎖肛、口蓋裂・・) (院長の独り言)」 (阿修羅・赤かぶ 2013/8/8) http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/826.html
「福島の妊婦、7人中5人がダウン症や奇形児、流産の恐怖(福島県は「死灰の街」になった)」 (阿修羅・こーるてん 2012/7/12) http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/552.html ◆改訂・心理学用語集 https://www.komazawa-u.ac.jp/~karube/tani/terms.html 【あ行】 【か行】 【さ行】 【た行】 【な行】 【は行】 【ま行】 【や行】 【ら行】 【わ行】 インデックス ◆インデックス 心理学用語集 https://www.komazawa-u.ac.jp/~karube/tani/yogo.html#top この「心理学用語集」は,ゼミ生達が作成したものである。 用語集は逐次更新されています。 用語説明等には,不備な点がある場合があります。 <参考文献> 心理学辞典 誠信書房 新版・心理学事典 平凡社 応用心理学事典 丸善 心理学辞典 有斐閣 重野 純 心理学がわかる P183~189 朝日新聞社 心理学概説 八千代出版 性格心理学ハンドブック 福村出版 カウンセリング事典 誠心書房 心理学史への招待15(現代心理学の背景) サイエンス社 ◆河野太郎の雨男発言を批判したマスコミに「言葉狩りが酷い!」と炎上する事態に https://yukawanet.com/archives/kouno20191029.html 2019/10/29 昨日の報道ステーションを見ていた方は突然の速報に一体何が起きたのかと驚いた人も多かったことでしょう。結論から言いますと、河野大臣が「私は雨男」と発言した事を速報でニュースにしたわけです。実際に観ていた人は「速報で流す内容ではない」「マスコミの言葉狩りが酷すぎる」と煽るような報道の仕方に批判が上がる事態となりました。 河野太郎「私は雨男」 産経ニュースWEST @SankeiNews_WEST 河野太郎防衛相「私が雨男���大臣となり台風3つ…と言われるが、そのたび自衛隊員が出動・奮闘…誇り持てる自衛隊を」 https://www.sankei.com/politics/news/191028/plt1910280060-n1.html
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