#お揃いスニーカー
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スニーカー2足目
パンプスの靴擦れがひどく、スニーカー生活に
主人とお揃いのスニーカーにしました☺︎
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濡れた鼓動
「みんな」の中で染まれないのに染められて
倒れこんだ地面は、朝から降っている小雨で湿っていた。 べちゃっと、頬や服に泥が飛び散って染みこみ、思わずついた手のひらのせいで、爪の中まで黒くなる。でも、そんな地面から立ち上がる前に、スニーカーの靴底が僕の肩を踏みつけ、じっとりした落ち葉の中に顔を抑えつけられる。 冷たい泥の匂いが、味に感じるほど鼻腔に雪崩れこんでくる。
「泥に顔突っこんで、土下座しろよ」
雨が沁みる目だけでも上げようとすると、がっと後頭部を硬い靴底で蹴られる。その衝撃に小さくうめいて、頭の痛みを抑えたい手をこらえて、落ち葉に額をこすりつける。
「ご、ごめ……ん、なさ……」 「はあ? こんな雨の中、お前なんかといてやってるんだぜ。『ありがとうございます』だろ」 「あー、担任マジムカつく。何でこいつの世話を、俺らにさせんだよ。ぼっちのまま、ほっとけばいいのに」 「まあまあ、こいつを助けてやったら、内申書良くしてくれるらしいからいいじゃん」
そう笑った声が、「ぼっちじゃなくなって嬉しいだろ?」と続けて、爪先で僕の顔を上げさせる。
「うわ、顔きったねえ」 「ったく、何で転ぶんだよ。担任には、自分でつまずいたって言えよ」 「妙な言い方したら、お前のこと不登校にして、人生終わらせるからな」
傘の下から唾が飛んできて、ぬるい粘液が首筋を流れた。 一月の雨は静かだけど、冷えきっていて、服を透けて肌を凍てつかせる。視界も灰色がかっているけど、手元の朽ちた枯葉は生々しく茶色だ。
「なあ、言わねえのかよ。塾もあるのにさあ、お前なんかの相手してやってんだぜ」 「あ……ありが、と──」 「聞こえねえんだよっ」
背骨にぎしっとかかとが刺さって、声がもれた。僕はやけに熱い涙をこぼしはじめながら、それに気づかれないようにうなだれて、自分を辱める言葉を口にする。
「ありがとう、ございます。……僕、なんかを、助けてくれて」
三人の傘が、ぱたぱたと雨粒をはじく音が響く。ひとりが噴き出すと、残りのふたりもげらげらと笑い出した。
「ヒくわ。泣きながら礼言ってるぜ」 「頭おかしいよなー」 「こいつは、こういうのが嬉しいってことじゃん? これからもよろしくなっ」
地面に伏せた頭を躙られ、顔面に泥と落ち葉が広がる。 やがて三人は、塾がうざいとか女子とつきあいたいとか言いながら、裏庭から立ち去っていった。僕はぼやける視界の中で、校舎沿いの椿が落ち、毒々しく赤く崩れているのを見つめていた。 雨が、軆の温柔を奪っていく。震えた息が白い。脳もこわばって痛い。 ゆっくり、科された攻撃に障らないように、身動ぎして起き上がった。ぐちゃ、ぐちゃ、と不潔な音が所作に絡みつく。 地面には、剥き出しの土より落ち葉が多かったせいか、思ったより服は黒くなかった。それでも、顔はひどく汚れていると、臭いで分かる。雨に打たれてびしょびしょだし、体操服に着替えて帰ったほうがいいかもしれない。 がくがくする膝を、時間をかけて整えると、僕はよろめきながらその場をあとにした。 手洗い場で手や顔を洗って、三階に向かう。 五年一組が、僕の教室だ。あの三人も同じクラスだから、びくつきながらドアをゆっくりすべらせた。 教室には誰もいなくて鍵は締まっているかと思ったけど、ドアは開いた。誰かいるのかと、おそるおそる���間から教室を覗くと、後方のロッカーの前に黒髪の後ろすがたがあった。 女子だ。誰だろ、と一瞬思ったけど、その日本人形のように綺麗に長さが揃った髪で、クラスメイトの羽森さんだと分かった。 どうしよう。こんなすがたで入れない。やっぱこのまま帰ろうかな、とランドセルを持ち直した拍子に、残したパンの入った給食ぶくろが、重みでごそっと垂れ下がった。 その音に羽森さんが振り返って、澄んだ声で僕の名前をつぶやいた。僕はなぜか恥ずかしくて、頬をほてらせて、後退ろうとした。すると、「待って」と羽森さんは僕を呼び止めた。
「何かあったんでしょ、それ」
僕は、濡れて泥があちこち染みた自分の服を見下ろした。ぎゅっと、ランドセルの肩ベルトを握る。
「……着替え、ようって。体操服と」 「いいよ。私、リズを見てるだけだから」 「り、リズ?」 「エリザベスのこと。女子はリズって呼んでる子が多いんだよ」
羽森さんの前には、そういえば、ロッカーの上の置かれた飼育ケースがある。 このクラスは、その中で「エリザベス」という謎の名前をつけられた蜥蜴を飼っていた。この学校は校庭に面した野原があって、そこで簡単に蜥蜴が捕獲できる。 でも、今は冬眠していた気がするけれど。冬眠前に野原に逃がしたほうがいいと先生は言ったものの、絶対死なないように世話をするとか一部生徒が主張して、人工冬眠させているらしい。
「羽森さん……も、エリザベスの世話、してるの?」 「うん。わりと」 「冬眠中も、見れるんだね」 「すがたは見れないよ。ただ、この土が乾いてたら、霧吹きとかしてあげて、水分に気をつけなきゃいけないの」 「……はあ」
僕は、エリザベスに触らせてもらったこともないから、よく分からない。ただ意外に思いながら、そろそろと教室に踏みこみ、自分の席にランドセルを置く。 紺色のランドセルには、何枚か枯葉が貼りついていた。弱いため息をつきながら、それを剥がす。 羽森さんが、また飼育ケースを眺めているのを確認してから、湿った服を体操服に着替えた。タオルで軆についた汚れも拭くと、ランドセルを背負って、羽森さんを振り返った。 羽森さんは、腰をかがめて、腐葉土がつまった飼育ケースを眺めている。
「いつ、起きるの?」
何となくそう問いかけると、羽森さんは振り向いてくる。
「あったかくなってからだから、三月頃かなあ」 「……そっか。詳しいね」 「爬虫類とか好きだから」 「す、好きなんだ」
臆面のあまり、どもってしまう。僕は子供の頃、ロープと思ってつかんだものが蛇だったことがあって、正直、爬虫類はあんまり得意ではない。 僕の反応に羽森さんは笑い、「変わってると思っていいよ」と言った。そして、かがめていた背筋を正し、こちらに歩み寄ってくる。
「ついてる」
僕はまだ身長があんまりないから、羽森さんと��線が変わらない。もしかしたら、羽森さんのほうが高いかもしれない。羽森さんは、僕の髪から、かたちの崩れた枯葉をはらいおとしてくれた。
「あ、……ごめん」 「ううん。こういうの、先生には言わないの?」 「先生が、みんなと仲良くしなさいって、あのグループに僕を入れたから」 「そういうの、違うと思うけど。離れていいんじゃない?」 「そしたら、先生が親に言うって言ってて。その、協調性がないとか、僕のせいでクラスがまとまらないとか」
羽森さんの綺麗な二重まぶたの瞳が、僕を映す。 僕はうつむいて、「帰らないと」と言った。「分かった」と羽森さんも引き止めず、「私が鍵預かってるから、帰っていいよ」と言った。僕はこくんとすると、何となく「ありがとう」とかぼそくだけど言って、背中を丸めて教室をあとにした。 それからも、相変わらず、イジメは続いた。 気をつけてみると、羽森さんは、確かによく飼育ケースの前に立っていた。ほんとに好きなんだな、と思った。女の子は、爬虫類とかは嫌いだと思っていた。 変わってると思っていいよ。 羽森さんの言葉がよみがえって、そうじゃない、と思った。「みんな」と違う。それは変わっているのではなく、自由だということだ。 みんなと仲良くしなさい。先生にそう言われて、こんなグループの中にいて、僕はぜんぜん自由じゃない。縛られて、捕らわれて、「みんな」の中で染まれないの染められて、僕は羽森さんみたいに強くなれない。 どんな状況におちいっても、周りに流されない自分を持てなかった。殴られても蹴られても、やり返せない。取られる程度のお金を持っておいてしまう。体育倉庫に閉じこめられても声が出なくて、見つけた先生には、なぜ早く叫ばなかったのかと怒られる。 こんな自分が嫌いだ。こんな自分でいることが苦痛だ。みんなに抗えない自分が憎い。イジメてくるみんなを、抑えつけてくる先生を、怨んだり殺したりする勇気はない。代わりにどんどん自分を憎む。 僕が悪いから。僕が弱いから。僕が情けないから。 全部僕のせいだ。すべては僕が引き起こしているのだ。誰も悪くない。僕のせいだ。僕のせいだ。僕のせいだ。 だったら、僕は自分を殺してしまえばいいのだろうか。そしたら、すべて解決するのではないか。誰も僕の存在で不快な思いをせず、わざわざ痛めつける手間も省ける。僕が死ねば、世界はうまくいくのではないか。
『死ねばいい僕に 生まれてきて 本当にごめんなさい 死ねばいいと 教えてくれた人 ありがとうございます』
五年生が終わった春休み、六年生もこのクラスで一年間過ごすのかと考えて、脳が粉砕されるように途方に暮れてしまった。 宿題がない代わりに、ノートに何度も文章を書き殴って、遺書を考えた。先生が切っかけだと書こうか。あの三人の名前を書こうか。された仕打ちについて書こうか。 いろいろ考えたけど、もし自殺が失敗したとき、余計なことを書いていたら、いっせいに世界を敵にまわすことになるのを案じてしまう。絶対に、確実に、死ねばいいのだけど。その覚悟さえあるなら、せめて告発できるのだけど。僕の手は、本当に死ぬと思うとがたがた震え��しまう。 ほんとに死ぬわけない。簡単に死ね��わけがない。そんな気休めをどこかで握りしめて、遺書でさえ、みんなに怒られないような、そんな内容しか残せなかった。 おとうさんはいつも通り会社で、おかあさんは買い物に行っていた。 僕は片づけたつくえに遺書を置いて、リュックを背負って、一階に降りた。玄関で、いつもの黒いスニーカーを履く。 外に出ると、少し曇っていたけど、四月にも入ったから風は温かかった。おかあさんの趣味のガーデニングから花の香りもする。 これから僕は、住宅街の裏手の未開発の森に行く。僕のこの家がある住宅街も、以前は森だったらしい。伐採をくりかえしているけれど、森はまだ鬱蒼としている。 奥のほうで、手首をしっかり切って、風邪をひくと飲まされる眠気が強烈な薬を飲む。そして眠ってしまえば、寝ているうちに出血多量になれるかもしれない。 いや、かもしれないでなく、そうならなくてはならない。何でこんなことをしたんだと訊かれたくない。訊かれたら全部、話さなくてはならない。先生やみんなが悪いみたいに、僕が被害者であるみたいに、おとうさんとおかあさんに知られてしまう。 薄い雲が太陽をさえぎる下で、アスファルトを歩きながら、不思議とさわやかな気分だった。学校に行くときの、どろどろした感じがまったくない。 これから死ぬ。僕が終わる。やっとみんな僕を認めてくれるかもしれない。僕なんか死ねばいいと言った人、思った人、そんな人たちに褒めてもらえる。本当にやってみせたら僕に気づいてくれる。死ぬしか能がないのだから、全力で僕は僕を殺しにいく。 家並みが途切れて、野菜畑の中を進むと、道がなくなってきて木が生い茂ってくる。ぱき、ぽき、とスニーカーが枝を踏んで、乾いた音が響く。 冬の枯葉が残っているけど、地面に土は覗いている。空気が澄んでいて、木の匂いや鳥の鳴き声が立ちこめている。人影がないのを確認しながら、どんどん進んでいった。 そのうち、突き出した枝が頭に当たったり、蜘蛛の巣が大きく張ったりしてくる。茂る木の葉も頭の上を覆って、雲がたなびく空が小さく遠くなる。木陰が増えてきて、ちょっとだけ風が冷めていても、寒いほどではなかった。いつのまにか、地面は冬の枯葉がまだこんもり重なっているようになって、足音もざくざくという音に変わった。 そのへんに来て、ようやく立ち止まった。靴底が少し地面にめりこむ。 このあたりで、木の陰に隠れてやればいいだろう。今何時なのか分からないけど、翠蓋もあって薄暗い。 木と木のあいだに軆をひねりこんで、低木をがさがさとかきわけて、枯葉が降り積もった小さな空間を見つけた。そこに木のあいだから軆を通して踏みこむと、息をついて座りこんでみる。茶色に朽ちた枯葉と小さな枝がクッションになって、柔らかかった。深く息を吸いこんで、よし、とリュックからカッターと風邪薬とペットボトルのお茶を取り出す。 先に手首を切ろうとしたけど、薬でうとうとしてから切ったほうが、加減が分からなくなって深く切れるかもしれない。風邪のときに一回一カプセルの薬を、とりあえず一シート、お茶でちょっとずつ飲んでいった。 ちゃんと眠くなるかな、とそわそわして、横たわったほうがいいかと思って、落ち葉の中にそっと倒れこむ。 土の匂いが優しかった。蹴り倒されて、頭を踏まれて、いつもはあんなに、鼻の面膜を痛めつけるのに。 ゆっくり頭を地面に埋めると、まだ生きている鼓動が、耳元まで響いてきた。血の流れている音まではっきり聴こえる。首筋や胸元が、どくん、どくん、と脈打って、その音を聴いていると、それがこもりうたになって意識も視界もぼんやりしてくる。 意外と効いてきた、と思い、頭のそばに置いていたカッターに手を伸ばそうとしたときだ。 突然、何かの感触が手の甲の上を走った。大袈裟にびくっとして、つい身も起こしてしまった。一瞬、何だったのか分からなかったけど、僕が寝転がっていたあたりの枯葉がかさこそ動いたので、やっとそれが何なのか分かった。 小さな蜥蜴だった。黒い目と短い脚を動かし、ささっと走っていく。僕は目をこすって、それを見つめた。蜥蜴は転がるカッターの上も乗り越えていき、枯葉と同じ色なので、すぐ見分けがつかなくなってしまった。 羽森さんを、思い出した。たいていの女の子は好まないと思っていた爬虫類を、好きだと言っていた女の子を。 でも、変わっているのではないと僕は思った。そう、彼女は自由で、自信があって、自分を大切にしているのだ。僕は自分が窮屈で、嫌いで、殺そうとしている。 視線を落として、小さく息を吐いた。 だけれど、こんな僕でも、たいていの人が好きにならない僕でも、愛してくれる人がいたら……僕が死んだら、たとえば、おとうさんとおかあさんは── ぽっかりした胸の穴が、突然、息を絞めつけてきた。僕が死んだあとの、僕が遺すことになるかもしれない人を想うと、涙があふれてきた。 薬でぐらぐらする頭で、わけが分からないほど泣いていた。痛々しい嗚咽が、深い葉擦れの中を彷徨う。顔を地面に伏せると、やっぱり土の匂いが優しい。枯葉が僕の涙を含んで、少し黒ずんでいく。そこに顔をこすりつけ、鼻をすすって僕は泣きじゃくった。 やがて、ひた、ひた、と冷たい感触がふと触れてきたかと思うと、曇っていた空が雨を落としはじめた。僕の涙だけでなく、春雨も枯葉を濡らしていく。 すっかり周りが湿った匂いに囲まれ、枯葉もべちゃりと僕の軆に絡みつく。僕はごろんと、その濡れた地面に仰向けになると、正面から雨を受けた。 切断しようとした血管が、軆に張り巡っているのを感じた。泣いたせいで、心臓が早く打って脈を刻んでいる。僕は、まだ傷つけていない左手首を目の前に持ってきて、蒼い血管���見つめた。 ここを切ったら、自分を逃げられる? 違う。それは、自分を捨ててしまうということだ。 魂が能面のようになって、みんなと同じになる。あんな奴らと同じ、正体のない奴らになる。 それは、嫌だ。僕はもっと、「僕」を生きていいのだ。そう、僕を愛して、僕を信じて、僕を生きる。 冷たく濡れていく枯葉の中に沈みこみ、その朽ちた匂いに目を閉じた。 深呼吸して、鼓動を聴く。血にまみれた、僕の生きている音。本当に、あの日落ちていた椿のように、毒々しいほど傷ついている。 それでも生きている。 血を通わし、赤く濡れて、僕はまだこんなに鮮明に生きている。
FIN
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2024.03.21
日に日に気温下がってるんすけど…
さびぃ
やっと帰宅。
大谷翔平の通訳の水原一平さんが
不法賭博をして、6億8千万の負債額を
大谷翔平の口座から送金返済した
みたいなニュース。
個人のギャンブルで約7億円って、突っ込めんの??
アメリカだし、嵌められたのもあるやろなぁ
過去最高額の契約した大谷翔平だし
彼のルーティンやメンタル崩すのに
パートナーの水原一平を、嵌めるのは
頭の良い悪い奴は、そりゃ考えるわな
先日まで、大谷翔平結婚!嫁さん!と
わちゃわちゃしてたが、一掃したニュースだな
でもね。
前日まで大谷翔平と田中真美子さんが
お揃いの服にお揃いのスニーカー!とか
下らない報道してたけど、韓国入りする前の
飛行機前での集合写真の、あのジャージは
球団から支給されたものだろうし
水原夫妻、大谷翔平夫妻、山本選手、通訳さんの
6名全員同じ服だしペアルック。
もっと言うと、飛行機内でのドジャースの選手も
みんな同じ服���
それでも、報道は、大谷翔平夫妻2人がペアルック!
とアナウンスする訳。
今回の通訳の違法賭場もアメリカメディアでしか
発表してなくて、日本のメディアは横流しの報道
なんだか微妙だな〜と思いつつ
確実にメンタル削られた大谷翔平が
開幕第二戦を行ったが、そりゃ絶好調とは行かんよ
これによって、不調が続き
記録も何も無くなれば、とんでもない損失
無念ではあるが
どうか、クリアになって欲しい
10年来の付き合いのコンビだもんな
そう簡単では無いよ…
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ボロボロになったスニーカーを2足処分して1足買う。川口春奈ちゃんとお揃い!今ってadidasの紐なしのやつディスコンなのね…あれ好きで何足も買ったのにー
Get rid of two pairs of tattered sneakers and buy one pair.
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6月に入り、いよいよ梅雨が近づいてきました。わざわざのある長野県東御市も、週末から梅雨入り…との情報も入っております。
雨の日は出かけるのが億劫になりがちですが、防水性を備えた靴があると気持ちが全然違ってくるものです。
わざわざでは、雨でも快適で、履き心地よく普段使いもできる そんな雨の日が待ち遠しくなる靴を揃えています。
雨の日だからこその足元を、逆に楽しんでみませんか?
・
▼810s KITCHE|ムーンスター https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=154042510
▼810s HOSP|ムーンスター https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=154042610
厨房や病院など、専門分野の現場に寄り添った靴作りのノウハウを活かし、機能性はそのまま、日常に馴染むデイリーユースの靴に仕上げたムーンスターの810sシリーズ。
厨房仕事を長らく支えてきた「KITCHE」と、ナースシューズが基となっている「HOSP」のソールは、濡れた場所でも滑りにくいよう、床面に吸い付くマルチストッパーソールを採用。この作りなら雨の日のお出かけも安心です。
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▼ALW SIDEGOA|ムーンスター https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=163359629
ムーンスターのサイドゴアブーツは全天候に対応したモデルです。ラバーのおかげで防水性に優れており、夕方から天気が崩れるかもしれない日にも選びやすい一足です。
▼ALWEATHER|ムーンスター https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=163359860
あまりレインブーツっぽくない靴がお好みでしたら、見た目はスニーカーながら側面のラバーがしっかり水を弾いてくれる「ALWEATHER」が合うかもしれません。
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▼KIDS RAIN|ムーンスター https://wazawaza.shop-pro.jp/?pid=167443479
雨の日、お子さまには長靴「KIDS RAIN」を。お手入れが簡単で汚れにくい素材を使用しています。足先の丸みのあるラインがつま先にゆとりを持たせてくれるのも嬉しいです。
・・・・・・・・・・・・・・・ ▼わざわざオンラインストア https://waza2.com/
▼わざわざのパン・お菓子 https://kinarino-mall.jp/brand-2482
▼【限定クーポンが届くかも】メルマガ登録はこちら https://wazawaza.shop-pro.jp/secure/?mode=mailmaga&shop_id=PA01189522
#パンと日用品の店わざわざ #わざわざ #wazawaza
#moonstarshoes #ムーンスター #810s #エイトテンス
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着物のコーディネートを考えるのって楽しいよね♪
12月に会社の非常勤の偉い人と出かけるの。それほどかしこまった場所じゃないんだけど。お出かけっていうと最近は着物だから、ジャケットを着る偉い人に合うような洋服、まぁなくはないけど。最近通勤もスニーカーで、ヒールの靴を履かなくなっちゃったから、途中で痛��なっちゃったらイヤだなぁと思って。一時期、ヒールの靴が好きでカツカツ歩いてたんだけどな〜。あ〜、でも草履を買い替えたいと思ってたのよね〜。
12月だからクリスマスコーデにしようと思って。
白い麻の葉模様の着物がちょっとキラキラ雪の結晶や星に見えなくもないね。八掛も赤系だし。帯は、手鞠柄がクリスマスのオーナメントみたいかも。合わせる小物もあるけど、半衿・帯揚げ・帯締めを赤で揃えようかな〜。キラキラ帯留をするのもいいな〜。と考え中ですっ(๑˃̵ᴗ˂̵)
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居酒屋アルバイターだった私が客の傾向を偏見で語る 1.大学生 どう飲んでも可愛い。吐いても許せる。案外ちゃんとしている。言葉遣いも丁寧。客単価は3000円ほど。いっぱい飲むと意気込んでビール3杯で終わる。 基本誰でも歓迎だが、歳を誤魔化して飲もうとする未成年は可愛くない。舐めるなよ小僧。 2.証券マン だいたいキープボトルがある。飲み方は丁寧だが、居座る傾向がある。長尺でくだを巻く。焼酎は水割り。仕事の話がメインで店員に絡む頻度は少ない。しかし、酔っ払うと愚痴がひどい。明日も待ってる。 3.教師 マナーは悪い。飲み方も雑。頼んだものを覚えていない。日頃の激務を酒で流すようである。脳の処理能力は居酒屋においてはミリレベルと化す。日頃脳がフル回転ゆえに仕方ない部分も多くある。モラリストゆえに店員には絡まない。吐くこともしない。ただ、雑なだけ。よろこんで片付けます。 4.老人 個人で来店する人はみんなとっても良い人。飲み方もかわいい。ウイスキーにチョコもいれちゃう! 団体客となった瞬間、傍若無人に振る舞う。持ち込みドリンク!営業時間無視!騒音レベルの話し声!! でも、帰るときに「ありがとう」ってみんな言ってくれる。長生きしてね! 5.ファミリー 来店した瞬間、子どもの年齢を推測し、お子様セットを用意。キッチンのみんな!ポテトをあげてくれ!ケチャップは多めだ!高確率で母がハンドルキーパー。居酒屋は家族の団欒を守ります!全国の子育て世代にとって少しでも安らぎの場所でありますように! ん、もう20時過ぎたぞ帰れよ。 6.ソロ(メンズ) スマートオブスマート。普通にカッコいい。けっしてくだはまかない。店員さんには絡む、ここで差がつく。 1人で来たいのか、1人でしか来れないのか。 前者は静かにだし巻きをつつき、日本酒をすする。後者はうるさい。おい、隣に絡むな。 7.ソロ(ウーマン) レア。だいたい喫煙者。 むろんカッコいい。近づいたら殺されそうなオーラを出す。そしてかわいいカクテルを飲む。 行き帰りはタクシー。私生活は謎。絶対に聞くなよ。 8.カップル 仲睦まじくて何より。しかし、年齢が高くなるとそうはいかない。個室?通すものか。オープンなところで健全に恋の盃を乾かすがいい。いいか、動物になるなよ。片付けんのは店員だ。気持ちよく仕事をさせてくれ。 9.上司と部下 最も同情する。経験則からくる上司の自慢話、成功体験。よかれと思って話す上司の快楽に付き合うしかない可哀想な部下。割と長引くのでたいてい部下が酔い潰れる。上司が介抱し、上下関係が築かれる。その後、部下が友達と来店すると実に気楽そうでよかった。でも潰れないで。 10.居酒屋店員 客の中では神。こちらの事情をよく知ってくれている。料理が遅くとも待ってくれるし、最後は片付けまでしてくれる。 仕事モード忘れて飲んでもいいんだぜ!2軒目からご一緒していいかな! 11.合コン だいたいめんどくさい。 100歩譲っていい感じになったとしてもだ。あの幹事役の青年がトイレにいったときにさんざん「アイツはない」みたいな話をしていただろう。仲間だろう!何言ってんだ!帰りが遅かったからトイレに見に行ったら吐いてた。アイツはない。 12.警察 教師とタメをはるくらいに雑。だが、序列がしっかりしているので若手がよく動く。しかし、態度は基本横柄。公務員は忙しくストレスがたまるんだなぁとしみじみ感じていた。日本の安全のためには彼らを労らねばならない。 13.保育士 カラフルなカクテルがテーブルに並び、サラダをつつき、チーズをおいしそうにほおぼり、口を揃えて「仕事やめたい」と言う。 若手の女性ほどその傾向が強い。居酒屋でさんざん思いの丈をぶちまける。たいてい座敷を希望するが靴箱にブーツが入らない。ぜひ履きやすい靴でお越しください。 14.体育会系(男子) 屈強な身体が揃い、座席は狭く感じる。上級生の言うがまま、ビールはピッチャーで注文。プロ野球も顔負けのピッチャーの続投は店員からすると準備が楽で良い。ビール樽が切れると面倒だが、気持ちよく飲んでくれてスッとする。飲み放題の元をとって去っていく。だいたい荒れる。 15.マイナーサークル ほどよく盛り上がる。めちゃくちゃ早口で会話は展開される。たいていスニーカーを履いている。割と顧問の先生が飲み会好き。この顧問の先生は別に専門でないこと��多い。いつの間にか一��瓶がテーブルに置かれている。気分よく先生を飲ませ、支払わせて帰る。それが処世術だ。 16.バイト卒業生 懐かしさを求め、帰ってくる。現役はシンプルに嬉しい。そして、アルバイト業務を代わりにはじめる。口癖は「なんかいろいろ変わったね」。そう、もうあなたのいる場所ではない。今の仕事と向き合おう。今日くらいゆっくりしていけよ。あ、片付けはこっちでするから皿はそのままで。 17.芸能人 何回か接客経験がある。ニオイが違う。割と明るく飲む。テレビでいじられている芸人もやはり「テレビの人」になり、相当華がある。そんな華のある人も酒の前ではただの人。サインくださいも握手してくださいも言えなかったが、店長あんたレジ前で握手してんじゃないよ。片づけやんなさい。 18.建築関係 入店と同時に全員分のビールを注ぐ。ひとりくらい下戸がいて、たいていオレンジジュースを頼むと「お前可愛いなぁ」みたいなひと笑いが起きる。ノンアルだっていいじゃない。 彼らのおかげで我々の生活は安全なものとなっている。流した汗はビールで補給して明日もがんばってね! 19.美容師 オシャレないでたちで20時以降に来店。実は閉店後にミーティングを行い、練習もする。お客様の美をしたてる彼らはありとあらゆるドリンクを注文するのでドリンカー殺しである。仕事の話はなく、プライベートのことばかり。店長は優しく従業員の悩みをしっかり聞く。金遣いは良い。 20.すべてのお客様(ラスト) 居酒屋でやっちゃいけないことはラベルの向きとかじゃなくて、 ・◯◯時ラストオーダーですは「早よ帰れ」の社交辞令と知る ・飲みもしないお冷を全員分頼む ・店の前にたまる だ! ここまで読んでくれてありがとな!おいしく酒は楽しもうぜ! いっぱい読んでくれてうれしいのでエピソードを一つ投下します。 合コンで「ない」と言われていた男の人ですが、レジ前で高いループを描くゲロを吐きました。 我々店員からも「ない」判定を下し、「平成のマーライオン」という異名を獲得して帰路につきました。 掃除したのは私です。店長…!
ぬさんはTwitterを使っています
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三輪隊と出水の小説(二次創作)
【三輪隊+出水】ディズニーランドに行ってみた
「ディズニーに行ったことがない? マジで?」
三輪隊作戦室の和室である。本部の中でも和室がある作戦室はここしかない。今は、打ち合わせを兼ねたお茶の時間だ。
ナチュラルに馬鹿にされた気がして、三輪秀次はむっとして、言い返した。
「だって、遠いだろう?」
「三門からバスが出てんじゃん?」
米屋陽介である。
バスと言っても、夜行バスだ。夜を徹して走るそのバスに三輪は乗ったことはない。
夏休みの話だ。正確には夏休みのシフト申請の話だ。今年は、まとまって休みがとれるかもという話の延長上で、ディズニーランドに行きたいなどと米屋が言い出したのだ。個人ランク戦をやっていれば満足、という彼にしては珍しい発言である。
「えー、じゃあさ、章平はいったことある?」
「一応、ありますね。上の弟がスターウォーズが大好きなので」
「ちょっとまて、スターウォーズとミッキーとどう繋がるんだ」
「そこからかよ」
まあ混乱しますよね、と古寺章平に場を取りなすようになだめられても、ますます納得のいかない気持ちになる。
なんだ、ディズニーランド、全国民が行かねばならないのか。ミッキーに挨拶を義務付ける法律でもあるのか。
「俺も行ったことがないな」
奈良坂透が口をはさむ。
思わぬ方向からの援護だ。
「ほら見ろ」
「俺はスター・ツアーズがあるのは知ってるけど」
「スタ…?」
「奈良坂もかよ」
「玲がいるから、なんとなく行きそびれたな」
奈良坂の従兄妹である那須玲は体が弱い。ボーダーに入隊以前は、夏はほぼ外には出られなかったらしい。
「私は小さい頃に何回か行ったわね」
月見蓮は急須から三煎目を淹れながら、話を引き戻した。
「楽しいところよ。行ってみたら?」
「三輪隊現着ぅ」
「出水、現着ッ」
初めて乗った夜行バスは消灯してしまえば、すんなり眠れた。ステップを降りて、荷物を受け取る。朝日が眩しい。
あれよあれよという間に決まったディズニーランド行き。こんなに気軽に行けるのか。
最初に話が出た三輪隊に、米屋から話を聞いた出水公平が俺も行きたいと乗っかった。これ以上、誘うとシフト全体に影響が出そうだったので、先着順で出水までとした。組織はつらい。
三輪隊は元々、仲のよい部隊ではないつもりだ。隊の戦略があり、役割があり、そのために必要な実力があって成立している。こうして三門市以外に全員で出かけるのも、任務外は初めてかもしれない。
紅一点の月見はやんわりと断ってきた。今度、友人と行くことにしたらしい。
バスから降りて、人の流れが同じ方向に向かっていく。
「暑くなりそうだな」
「コンビニでおにぎり買って並んでる間に食べとくぞ」
出水が慣れている。出水は、家族でよく行くのだそうだ。米屋は三輪にマウントをとっておきながら、小学生以来だという。
「なあ、これ恥ずかしくないか」
「中に入れば普通だって」
三輪がさっきからソワソワしているのは、男子高校生五人の格好が白いシャツと黒のパンツ黒のスニーカーで揃えてあるからだ。ご丁寧にリュックも黒の指定だ。正直、バスにのるときも違和感ありまくりだったのだが、隊服と思えばいいじゃんと説得されたのだ。
さて、入場である。入場してすぐ、スマホアプリをいじっていた出水が大体の計画を立てている。
「ファストパスとったから、まず…」
「あの、もしかして、ボーダーのイズミさんですか?」
「え!?」
突然、高校生らしき女子に声をかけられて、出水は固まった。見知らぬ女子に声をかけられたこと、身バレしていること、この二つが彼を混乱させていた。
まずい。三輪も内心あせる。奈良坂が離れた途端にこれなのか。現在、奈良坂は古寺とともにポップコーンを買いに行かされている。イケメン圧力で、集団の第一印象を彼がかっさらっているうちはよかったが、実は出水は有名人である。
嵐山隊ほどではないが、ボーダーA級一位はメディアへの露出が多いのだ。何人かがスマホを構え始めた。ボーダー隊員の露出は根付がコントロールしている。もちろん、隊員と明かしたSNSは公式以外は禁止だし、個人でアカウントを持っていたとしても監視される。年頃の青少年を抱える組織にも関わらず、恐ろしいことにネットにおけるトラブルは今まで皆無である。根付は有能な男なのだ。
ある程度は仕方のないこととはいえ、囲まれてパシャパシャとシャッターを切られるのは面倒なことになりそうだった。
脇に控える米屋に一瞬目配せする。米屋もわかっている。出水の腕をひっつかんでダッシュしようとしたところに、空気が動いた。
「あ、ミッキー」
何人かが呆けたような声を出した。
夢の国の王様の登場である。グリーティングだ。反対方向からはパートナーであるミニーマウスもご登場である。
全方向に手をふる二人に、カメラと視線は向いていく。
そこに、
「ミッキーいるね」
それぞれ両手にポップコーンを入れた紙箱を持った奈良坂と古寺が帰ってきた。
「どう? 初ミッキー」
「…あいつ、スゴイな」
「は?」
「いや、マジで」
出水も同意見のようだった。
出水情報が拡散された様子はなかったが、念の為、変装とはいかないまでも、印象を変える目的で服を着替えることになった。
ワールドバザールで売っている派手なTシャツと派手なサングラスだ。変装になるのか甚だ疑問だったが、周りをみわたすに、この国ではこの服装が通常運転らしい。
「え、俺だけ?」
「いや。全員で買おう。そういうものなんだろう?」
「カチューシャも買おうぜ」
「暑そうだな」
「ヘアバンドもありますよ」
着替えてしまったあとは、もう、並んで乗って食べて歩いて、また並んで。
「換装体、ミッキーにするとよくね?」
「最強感あるよな」
「畏れ多いな」
「…三輪」
「頭が大きいから狙いやすいな」
「狙撃手コワ」
「著作権的に言うと難しいですね。コラボすれば別ですが」
「根付さん、太刀川隊だけやりそうじゃねえ?」
「うわ、やりそう」
モンスターインク・ハイドアンドシーク前である。
「…俺はやめておく」
「あー、わかる。目玉」
「ネイバーにしか見えない」
��イク・ワゾウスキを始め、目玉を強調したデザインのモンスターたちがトリオン兵に見えるのだ。
昼のパレードの時間だ。
バズ・ライトイヤーのアストロブラスターでレベル7をカンストした狙撃手二人は今はボソボソとミッキーの狙撃位置を相談している。
「やめろ」
「仮定ですよ、意外と射線が切られていて上手く作ってあるので、面白いです。でも、ほら救護所の屋根あたりからだと」
「狙撃手コワ」
シンデレラ城前で、奈良坂が那須に動画を送るという。約束らしい。
「玲、見てる?」
イケメンは石畳の上で、スマホを持ったまま、ぐるっと回ってみせた。三六〇度の景色が伝わったはずだ。
『とても素敵ね。今度は行ってみたいわ』
「案内できるようにしておくよ」
『あ、ごめんなさい、透くん。那須隊で行こうって約束しちゃって…』
「…そう」
日はもう沈んでいる。
「けっこう疲れたな」
米屋がそんなことをつぶやいた。当たり前だが、今日はトリオン体ではない。
「そうだな」
彼にしては今日はおしゃべりが少なかったように思う。
「やっぱり個人ランク戦のほうがよかっただろう」
「と思うじゃん? 」
それ以上は続けず、彼はニヤリとしただけだった。先ほどの夜のパレードで見たチェシャ猫のような笑い方だった。
ここは、何度か通る羽目になるシンデレラ城前の広場だ。あちこちに灯されたランプが眩しく、計算して創られたであろう配置が美しかった。
締めくくりはとにかく、お土産である。
月見ヘは当然、ボーダー幹部、太刀川隊面々、家族に他の部隊にスタッフと、送り出してくれた人々に感謝を。
古寺は、スターウォーズ関連を買いまくっている。弟ではなく、自分用ではないだろうか。
自分用か。
確かに、何か記念が欲しいかと考える。
「え?これ?」
「バスに持ち込めるのか?」
三輪は最後にミッキーの形をした風船を買った。
帰ってから、自分の部屋で手を離してみる。風船はふわりと浮き上がり、天井にくっついて、さらに上昇しようとする。その姿は、ちょうど朝、目が覚めると一番最初に目に入り、何日かの間、三輪に幸せな目覚めをもたらしたのだった。
終わり
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初雪の頃【12】
ソニックマニア
例のコミュニティサイトにアクセスしまくるせいで、パケ代がものすごいことになっていた中、ユイにauから定額ケータイが出ることを教えてもらった。 即乗りかえることにして、ちょうどクリスマスの日、仕事前に真っ赤なボディの新しいケータイを手に入れた。自分名義だから、もうケータイ代のことで親にとやかく言われることもない。 一番最初に電話をかけた相手はショウさんで、今日あの日えらんだドレスすがただと言うと『見たかったなー』と言われた。 カレンダーはいよいよクリスマスに突入していた。昨日のクリスマスイヴは、ママのお膳立てで初同伴した。 なじみのお客さんだったし、連れていかれたお店の料理もおいしかったのだけど、気疲れして、やっぱり向いてないなあ、と同伴というものに距離を感じただけだった。 クリスマスはお店も華やかだった。ビンゴ大会でお客さんが一番初めに当てた商品がはずれのティッシュで、あれ買ったの私だ、と内心申し訳なくなったりした。お客さんが取っかえひっかえやってき��、私は相変わらずトロかったけど、ママの機嫌はよかった。 クリスマスが終わると、今度は��年会の予約がいくつも入る。そして、大晦日、新年── 私いつになったら辞められるの、とずんと落ちこみながらも、今は久々の休日で、仕事の帰りに深夜のコンビニで買った雑誌をめくっていた。 その雑誌でKOЯNのソニックマニア来日が取りあげられていて、私はベッドをごろごろした。 いいなあ。行きたいなあ。でも、南港ってどこだろう。インテックスってどこだろう。ひとりで分かるなら行きたいなあ。気合で行けるかなあ。 でも、もう一月だし。KOЯNの出演は大阪は一月三十一日。今からチケット取れるかな。「あーっ」とかひとりもだえて、雑誌に顔を伏せる。 KOЯNは、私にとって特別なバンドだ。初めて聴いたアルバムは『Issues』で、ライナーを読みながら聴いた。フロントマンでヴォーカルのジョナサンが、幼い頃、虐待とイ��メを受けていたというくだりで「お涙ちょうだいバンドか」などと思った。けど、アルバムをくりかえし聴くうち、ジョナサンが涙をもらうために“誰かに”歌っているのではないのが伝わってきた。 ジョナサンは、“誰か”でなく“自分”のために歌っているのだ。それはともすると自慰行為だけど、ジョナサンは“自分”を昇華させつつ、同時に訴えることに成功していた。私は残念ながらその才能がなく、小説も自慰止まりだけど、ジョナサンは私が憧れていた離れ業をやってのけていた。 それからアルバムも全部揃えて、KOЯN──というか、ジョナサンの世界にのめりこんでいった。セカンドとサードなんか、すぐ聴きたいのが勝って、ちょっとケースに傷があったのに買ってしまった。いつもの私なら、美品を取り寄せてもらうのに。 KOЯNは歌詞を紙面に公開しない。だから、何て歌っているのか分からないのに、父親と確執のある私は、やっぱり“Daddy”が衝撃だった。 “Daddy”はジョナサンが父親に受けた虐待を題材にしていて、感情をこめすぎて途中から歌が嗚咽になり、嗚咽が罵倒になり、罵倒がすすり泣きになり、最後まで歌い終えずに終わる。とにかく、KOЯNは私の暗い水底にまで響く音楽をぶちまけるバンドだった。 そのKOЯNが来日する。やっぱ生で見たいな。ユイにメールで相談したりして、三十一日が近づくほどやきもきしてきた。そして、結論── どうにかなるだろ! とチケットを取ってしまった。 そのことはすぐショウさんに話した。すると、『俺もソニマニ気になってんねんなー』と返ってきた。確かに、ソニックマニアはSlipknotやEvanescence、気になるバンドも出演予定だ。ちなみにショウさんは私より洋楽に詳しくて、若手発掘にも余念がない。ソニックマニアにはほかにも気になるバンドが出演を予定しているそうだ。 ショウさんに保護者になってもらいたかったけど、新しい仕事がソニックマニアあたりで始まるらしい。「ひとりで南港行けるか分かんないです」とか甘えた愚痴をこぼしてみると、参戦できなくても、南港まで送ってもいいとショウさんは言ってくれた。 ��も、ショウさんはKOЯNの出演日を東京のタイムテーブルで二月一日だと思っていたらしい。「三十一日ですけど……」と私が言ってみると、神が舞い降りて、「じゃあ一緒に行くわ」ということになった。 でも、いざソニックマニア当日になると、Slipknotを始め、出演キャンセルが相次いだ。見たかったバンドがキャンセルになると、ショウさんは不貞腐れて相変わらず遅刻して待ち合わせ場所にやってきた。 それからインテックス大阪への電車乗り継ぎはすさまじく、ひとりで来なくてよかった、と寒さの中で本気で思った。絶対に迷子になっていただろう。 無事インテックスに到着して入場すると、サマーソニックにも行ったことのあるショウさんは、人が断然少ないと驚いていた。とりあえず荷物を預けると、場内をうろうろする。 ここのどこかにKOЯNのメンバーがいるんだよなあ、と思うとどきどきした。ジャケの中でしか見たことのなかった人たちと、同じ空気を吸っている。 初めてのライヴで、耳というより軆で聴く爆音にびっくりしたり、物販なんかも見たりしていると、日も暮れはじめていよいよ大トリのKOЯNのステージが近づいてきた。 ホール内のオールスタンディングの客席は、すでに人がぎゅうぎゅうだった。KOЯNが大トリ、その前がSlipknot、そしてその前がEvanescenceの予定だったけど、前述通り、SlipknotはキャンセルになったのでEvanescenceがKOЯNの前にひかえた。施設内にステージはふたつあって、私はKOЯNのステージ側を選んだ。Evanescenceも観たかったけど、Evanescence側にいたらKOЯN側に移動できそうにない。 始まるまでまだ三十分以上あるのに、落とされた照明の下は興奮と熱気があふれていて、しっかり立っていないと押されるまま転んで踏みつぶされそうだ。
「大丈夫?」
ショウさんの声にうなずきつつも、さっきまで真冬の寒風にやられていたはずが、汗ばんでくるほどの混雑によろけそうだった。 スニーカー脱げそう、と崩れかけた体勢を、ショウさんが腕を取って支えてくれる。そして私の隣から背後に器用に移動したショウさんは、私の背中をぎゅっと抱きこんできた。
「あ、え、ショウさ──」 「こうでもせんとはぐれるやろ。さつきちゃん転びそうやし」 「す、すみません」 「あ、さつきちゃんが嫌?」 「い、いえ、その……ありがとうございます」
ショウさんはちょっと咲って私の頭を撫でると、シートベルトみたいに私の腰に腕をまわした。うわ、お腹出てること気づかれる。そんなことをどぎまぎ思っている中、ショウさんは自分の足を踏みつけてきた人を殴り返すとかやっていた。 冬の厚着でショウさんの体温は分からないけど、周囲の昂揚で私の体温が上がってくる。今、私、ショウさんの腕の中にいるんだ。男の人とこんなに密着するなんて初めてだ。ショウさんこそ嫌じゃないのかな。私はめちゃくちゃ幸せだけど── 「暑くなってきたなー」と言うショウさんにうなずいたりしていたときだ。突然、背後で花火が上がるように歓声が聞こえた。Evanescenceだ、と振り返っても、ここからでは人混みで見えない。スクリーンも、柱みたいなもの��邪魔して見れなかった。
「うわ、ここ場所最悪。ぜんぜん見えへんやん」 「……ですね」 「あ、歌始まった」
エイミーの歌声が力強く響きはじめたけど、曲順なんか憶えていない。そんなことより、演奏が始まっていよいよ観客が混乱し、そのぶんきつくショウさんに抱きしめられることでいっぱいだった。 ゆいいつ、“My Immortal”の切ないメロディは印象に残った。ずっとこうしていたかったからかもしれない。ずっと、こうやって、大好きなショウさんの腕の中で── Evanescenceの出番が終わると、ついにKOЯNだ。メンバーがぞろぞろと現れ、スタッフとセットしてあった楽器を調整すると、発狂した熱気にたたきつけるように “Right Now”からショウが始まった。 でも、私たちの位置はステージからほど遠く、メンバー五人のすがたをはっきり目に焼きつけるのはむずかしかった。うろうろせずに早く前のほう陣取っておけばよかった、などと後悔していると、「さつきちゃん、行くで」とふとショウさんが言って、え、と問い返す前にふわりと足が地面を離れた。
「え、やっ、ショウさんっ」 「ジョナサーンって叫びや」 「恥ずかしいですよっ。ていうか、私重いし!」 「ええから叫び」 「叫べませんっ」
けっこうぎゃいぎゃいやっているのも聞こえないほど、KOЯNは爆音をかきならして、周りはすごい歓声とモッシュだ。ショウさんはやっと私を下ろすと、「危ないからここつかまっとき」と通路と客席を区切る手すりまで誘導した。私はそれに取りつくと、ああ体重、とか思いながら改めて周りを見る。 両腕を掲げたり、ヘッドバンキングをしたり、ちょっと前まで引きこもりだった私にはありえない光景が飛び散っている。私を手すりに任せたショウさんも、同様に熱狂している。もうちょっと抱きしめられてたかったな、とか思いつつ、私は周りにはついていけずとも遠巻きにKOЯNの演奏に聴きいった。 最後の曲は“Kill You”だった。ジョナサンが義母に虐待された曲だ。ジョナサンは“Daddy”をライヴでは歌えないと語っていた。この曲は歌えるんだ。ちゃんと、音楽で救われてるんだ── そう思うと、一瞬周りが見えなくなるような静けさを覚えて、泣きそうになった。
「さつきちゃん、そろそろ行こか」
“Kill You”が終わってすぐ、ショウさんに肩をたたかれた。
「え、でももうちょっと……」 「荷物預けてるやろ。早く引きとらんと、電車間に合わんようになるで」
というわけで、名残惜しくも私とショウさんはホールをあとにした。 外は真っ暗で、時刻も午後九時半をまわっている。ショウさんが言った通り、すでに荷物引き取りの列ができはじめていた。ショウさんがあんまり速く走るから、追いかける私はついその服の裾をつかんだ。 すると、ショウさんはその手を手に取って、私を引っぱっていった。ショウさんと手をつないでる──それにどきどきしていると最後尾にたどりついて、何だか恥ずかしくて、私のほうから手を放してしまった。
「今度、STATIC-Xのライヴがあんねんけど、���れも一緒に行かへん?」
とりあえず電車がなくなる前にと天王寺まで出て、もう居酒屋くらいしか開いていなかったので適当な店で遅い夕食をとっていると、ビールを飲むショウさんがそう言ってきた。お好み焼きにマヨネーズをケーキのデコレーションみたいにかけていた私は、ただ“次”が欲しくてうなずいた。 それが『綾子』を辞めるきっかけになるなんて、そのときは思ってもみなかった。
【前話へ/次話へ】
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フェンディ スニーカー コピーで快適かつスタイリッシュな足元を演出
当店で取り扱っているブランド スニーカー コピーは、オリジナルの質感やディテールを細部まで再現しており、見た目だけでなく履き心地にもこだわっています。軽量で快適な履き心地が特徴で、長時間履いても疲れにくく、通勤やショッピング、旅行など幅広いシーンで活躍します。耐久性も高く、季節を問わず愛用できるアイテムです。
さらに、フェンディ スニーカー コピーは、オリジナルに忠実なカラー展開やロゴの配置が特徴で、トレンドを意識したデザインも豊富に揃っています。韓国スーパーコピー季節ごとに新作が登場し、おしゃれを楽しみたい方にとっては飽きることなく最新のファッションを取り入れることが可能です。
品質と価格のバランスにも優れたフェンディ スニーカー コピーは、多くのリピーターから高い評価を得ています。お求めやすい価格でありながら、フェンディ コピーのスタイリッシュな雰囲気を日常に取り入れることができるため、気軽に楽しめる高品質なスニーカーです。
フェンディ 靴 コピーで、日常のファッションにワンランク上のスタイルを取り入れてみませんか?このスニーカーが、あなたのコーディネートに高級感と洗練された雰囲気をプラスしてくれるでしょう。
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セカストで、NIKE の「TANJUN」というスニーカーを、破格の1300円で中古で買ってきました。サイズも27.5とジャスト。重さは片足で、230グラムくらいあり軽量。
最近は、自転車のサドルと同じように、フカフカな履き心地のスニーカーはないかなと思っていたのですが、そこで見つけたのが「TANJUN」でした。とにかく、軽くてクッション性のあるスニーカーって、探すとなかなかないんですよね。
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【小説】非・登校 (上)
目覚まし時計が鳴る前に起きることができた朝の、清々しさったらない。
階段を降りて行くと、ママが僕を見てにっこりと微笑んだ。
「あら、今日は早いのね。朝ご飯、すぐに用意するわね」
自分でできるから大丈夫だよ、と返事をしたが、���マは忙しそうに白いエプロンを揺らして奥のキッチンへと消えてしまう。僕の頭上では、三階の天井から���り下げられたシャンデリアが、東向きの窓から射し込む日光にきらきらと輝いている。完璧な一日が始まる予感がした。そんな朝だった。
ダイニングではパパがコーヒーを飲みながら朝刊を読んでいた。
「おはよう。今日は早いんだな」
そう言うパパも、いつものようにパジャマ姿ではない。背広を着て、もうネクタイまで締めている。
「パパも早いね」
「うん。今日は、大事な商談があるんだ」
ショウダンというのがなんなのか、僕にはよくわからないけれど、それがある日はパパが気合いを入れていることはわかる。パパの気合いというのはその前髪の形に表れているのだと、いつだったか、ママがこっそり教えてくれた。今日のパパは前髪をオールバックにしていたから、これは気合いマックスってことだ。初めてママに出会った日も、パパはこの髪型をしていたと聞いた。
「そう言うケイタは? 今日は何か大事な予定があるのか?」
「まぁね」
僕はそう言いながらコーンフレークの袋を手に取ろうとしたが、そこにママが颯爽と現れて、「ほらほらケイちゃん、用意できたわよ」と言いながら、トーストと、ハムエッグの皿をテーブルに並べた。
「自分で用意できるって言ったのに」と、僕は肩をすくめてコーンフレークを棚に戻し、それから「もう、ケイちゃんって呼ぶの、やめてよ」と言うべきか、一瞬悩んだ。しかし、そうしている間にも、ママは「オレンジジュース持って来るわね」と、再びキッチンへと消えてしまった。
トーストにバターを塗り、ハムエッグを頬張っている間にオレンジジュースが運ばれてきて、最後に残り物のポテトサラダがちょこんと皿に盛られて置かれた。それらを順番に咀嚼して、「ごちそうさまでした」と手を合わせた僕は、歯を磨くために洗面所へと向かう。
歯ブラシに赤と青と白の三色歯磨き粉を捻り出していると、階段を降りて来る緩慢な足音が聞こえた。
「リスコ、起きたのか? おはよう」
階段に向かってそう声をかけると、僕の妹はまだ眠たそうな声で返事をする。
「ケイタにいちゃん、おはよー」
リスコは寝起きがあまり良くないが、この時間に一階へ降りて来たということは、今日はまぁまぁ、上出来な方だった。僕は歯ブラシを小刻みに動かしながら、廊下の柱時計を見やる。今日は僕も、良いペースだ。口をゆすぎ、洗面所を出る。
ランドセルは昨日のうちに、玄関先に用意してあった。お気に入りのマッドシューターのスニーカーもばっちりだ。ランドセルを背負い、靴を履いて爪先をとんとんしていると、ママが出て来て僕を見送ってくれた。
「気を付けて行ってらっしゃい」
僕がもっと小さかった頃は、出掛ける前にいつもハグしてキスしてくれたママだけど、さすがに最近はするのをやめてくれるようになった。僕はそれが、自分がたくましくなったような気がして、少し誇らしい。
行ってきます、と手を振って家を出た。
今日はいつもより時間が早いから、まだハカセもボーロも通学路に出て来ていない。いつもならそのふたりと一緒に登校しているが、今日は僕ひとりで学校へ向かうつもりだ。ふたりを早い時間に付き合わせるのは申し訳ないような気がしていたし、そしてそれ以上に、他の誰にも知られたくない、僕だけの秘密でもあったからだ。
どんなに仲の良い友達にだって、秘密にしておきたいことがあるのは、別におかしなことではないはずだ。
今はすっかり葉桜となった桜並木を黙々と歩く。ひとりで歩く通学路は退屈なはずだったが、今の僕はこの後に待つ出来事が楽しみで仕方なかった。ハカセやボーロと昨日観たテレビの話をしたり、僕たちが異様なほどに熱中しているテレビゲーム、スターストレイザーの進捗を確認したりすることができなくても、胸の奥がわくわくして、羽でも生えたかのように足取りは軽い。
小学校の校門をくぐると、登校してきた児童の姿はまだまばらだった。僕は早足で広い校庭を横切り、昇降口で靴を脱いだ。上履きに履き替えながら、もう完璧に位置を把握している、ナルミヤの下駄箱を横目で確認するのも忘れない。
僕の予想通り、ナルミヤの黒いエナメルのスニーカー、ブラックキュートの最新モデル(らしい。妹のリスコがそう言っていた)は、すでに下駄箱に納まっていた。やはり、もう登校しているのだ。五年二組の靴箱をざっと見渡してみたが、他に登校してきたクラスメイトはまだいないようだった。僕は心の中でガッツポーズをする。
三階の教室まで向かう。急いで来たようには感じさせず、眠たそうにも見せず、クールに、自然に。シャツの襟が折れていないか、袖口が汚れていないか確認しながら、階段を一段一段、登って行く。
三階の廊下にずらりと並ぶ教室は、灯かりが点いているクラスが半分くらいだった。まだ登校してきた児童が少ないのだ。僕が目指す五年二組の教室は、廊下から電気が点いているのが見えた。閉まっているドアを引く。大きな音を立てないように、かと言って、あまりにもそろそろと開けるのでは不自然だ。
「あれ? おはよう、ケイタくん」
僕の予想通り、ナルミヤはすでに教室にいて、水を交換してきたばかりらしい、ロッカーの後ろに花瓶を置いているところだった。
「おはよう。日直の時、ナルミヤはいつも早いね」
「そう言うケイタくんこそ、どうしたの。もしかして、日直の当番の日、間違えちゃったの?」
「あはは、そうじゃないよ。一時間目の国語、今日は漢字のテストでしょ? でも、うっかり漢字ドリルを持って帰るの忘れちゃってさ」
自分の机にランドセルを置きながら僕がそう言うと、ナルミヤは目を丸くして、それから小さく、ふふっと笑った。
「ケイタくん、いつも置き勉してるんだ、いけない子だね」
そう言う彼女の口調には、僕を蔑むでもなく咎めるでもなく、不思議とどこか楽しそうな、嬉しそうな、そんな響きがあった。僕にはきょうだいが妹しかいないが、もしも姉がいたらこんな感じだったのかもしれない、なんて思う。同���生のナルミヤを姉のように思うのは、少しおかしいのかもしれないが。
しかしナルミヤは、このクラスで一番、大人びている。透き通るような白い肌も、まっすぐに伸びた毛先の揃った長い髪も、誰かの冗談に口元を緩めるようにして笑う様も、その時の見守るような優しい眼差しも、とても僕らと同じ年に生まれたのだとは思えない。
彼女の細い指先は、教室のオルガンを優美に奏で、花の絵に繊細な色を塗り、習字の時間には力強くも整った字を書き、授業の板書を美しくノートに写していく。僕はナルミヤと同じクラスになって、すぐに彼女の魅力に気が付いた。そしてこのことは、僕だけの秘密にしておこうと決めた。
僕は自分の席で漢字ドリルを取り出し、漢字を覚えようとしている振りをしつつ、ナルミヤのことを眺めた。彼女は僕に背を向けて、黒板に新しいチョークを並べていた。今日もいつものように、水色の水玉模様のパッチンヘアピンが、彼女の左耳の上、艶やかな黒い髪に留まっている。
日直になると、朝と帰りに当番の仕事をこなさなくてはいけない。朝は教室の花瓶の水を取り替えたり、植木鉢に水をやったり、生き物を飼っているクラスでは餌をあげたりする。それから、黒板に新しいチョークを並べて、黒板消しを綺麗にする。どれも時間のかかる仕事ではないから、普通に登校してきてからでも十分に間に合う。でもナルミヤは、日直の当番が回って来た日、いつもより早く登校して来て、その仕事をする。
そのことに気付いたのは、ナルミヤが前回、日直の当番になった時だった。学校に宿題を忘れて帰ってしまった僕は、翌日に早く登校して、そうして偶然にも、その事実を知った。だから今回は、僕も早く登校して、彼女が日直の仕事をこなすところを、こうして眺めることにしたのだ。
教室にいるのは、僕とナルミヤ、ただふたりだけ。
少しすれば、クラスメイトたちが登校してきて、教室はいつも通りのにぎやかな空間になる。ふたりだけでいられるのも、ほんの短い時間だ。何か今のうちに言っておくべき言葉を、僕は探そうとしたけれど、でもこの静けさを大切にしたいような気もする。
僕はパパの今日の前髪を思い出しながら、僕も気合いを入れた前髪にすべきだっただろうか、と思った。猛烈なアタックをしてママと結婚したパパは、ナルミヤとふたりきりでいるこの状況で何も話しかけない僕を見たら、「そんなんじゃ駄目だぞ」と怒るだろうか。でもママなら、僕の気持ちをわかってくれるかもしれない。おしゃべりが必要な訳じゃない。ただそこに居てくれるなら、それを見つめることが許されるなら、それだけで僕は満足した気持ちになる。それは、やるべきことがすべて終わって、家族におやすみを言って布団の中に潜り込む時のような、そんな気持ちに似ていると思う。
黒板消しを手に取ったナルミヤがこちらを振り向きそうな気がしたので、僕は目線を彼女から外して、手元の漢字ドリルへと向けた。
「ねぇケイタくん、こないだ聞いちゃったんだけど」
ナルミヤは黒板消しクリーナーのスイッチを入れながら、そう話しかけてきた。ナルミヤから話しかけてくるとは思っていなかった僕はびっくりして、思わず彼女の顔を見る。彼女は黒板消しにこびり付いているチョークの粉をクリーナーに吸い込ませている最中だった。ぶいいいいいいんという間抜けな音が、教室に響いている。
「ヒトシくんとキョウイチロウくんと、スタストの話、してたよね」
僕はその言葉に、再度びっくりさせられた。まさかナルミヤの口から、ヒトシやキョウイチロウやスタストの名前が出て来るとは、まったく思っていなかった。ヒトシというのはボーロの本名で、キョウイチロウはハカセの本名だ。スタストは僕たちがハマっているテレビゲーム、スターストレイザーの略称。
「う、うん。そうだけど……」
僕たちは教室でも廊下でも、スターストレイザーの話をよくしているから、どこかで会話を聞かれたのかもしれない。彼女が僕たちの話している内容を覚えていたということが、なぜか少し嬉しかった。
「ケイタくんもやってるの? スタスト」
「やってるけど……」
「ケイタくんは、強い?」
ナルミヤが黒板消しクリーナーを止めた。教室は再び静かになる。
ナルミヤが僕を見ていた。彼女の大きな瞳。ふたつのそれが僕を見ていた。その目に、もっと見つめてほしいと思う気持ちと、お願いだからこれ以上見つめないでほしいと思う気持ち、その両方が湧き上がった。
「ねぇ、ケイタくんは強いの?」
「えっと……弱くはないと思うけど、僕よりもキョウイチロウの方が強いよ。キョウイチロウが考えてきた攻略方法を、僕たち三人で検証してるんだ」
「トチコロガラドンが倒せないの」
トチコロガラドンは、スターストレイザーに出て来る敵モンスターの名前だ。その名前を知っているということは、「倒せない」ってことは、まさか。
「もしかして、ナルミヤもスタストやってるの?」
僕の問いかけに、彼女は小さく頷いた。意外だった。ナルミヤがテレビゲームをしているところを、僕はまるで想像できていなかった。彼女がクラスメイトとテレビゲームの話をしているところを、少なくとも僕は聞いたことがない。
「……私がゲームするなんて、変かな?」
僕は慌てて首を横に振った。
「変じゃないよ。ただ、少しびっくりしたものだから」
スターストレイザーは、いかにも女子が好きそうな、洋服を集めて着せ替えするゲームでも、畑で作物を育てて収穫するゲームでも、家を建てて家具を並べるゲームでもなく、宇宙から飛来する巨大で不可思議な敵を殺していくゲームだ。このクラスでスタストを遊んでいるという話を聞いたことがある女子はいないし、男子だって、全員がプレイしている訳じゃない。いや、女子だとヒナカワがプレイしているらしいけれど、あいつは筋金入りのオタクだから、特殊なケースだろう。
僕とボーロだって、ハカセから、「このゲーム面白いよ、皆でやろうよ」と言われるまで、そんなゲームが発売になったことすら知らなかった。テレビでコマーシャルが流れることもなかったし、電器屋さんにソフトを買いに行った時も、ゲームコーナーの新発売の棚の隅っこに、ぽつんと置いてあっただけだ。そんなマニアックなゲームを、ナルミヤが遊んでいただなんて。
スターストレイザーは、発売から半年以上経った今も、攻略本という物が発売されていない。十二人の操作キャラクターと十二種類の使用武器をプレイするたびに自由に選択することができ、どれを選択するかによって戦略が変わってくる。ひとりでもプレイすることができるが、インターネットを介したマルチプレイにすれば、戦略の幅が大きく広がり、同じ敵でも倒し方は数十通りあり、どのように倒したかによってストーリーが細かく分岐していく。だから僕とハカセとボーロは、いつも「どの敵をどう倒したらストーリーがどうなったのか」を報告し合って検証し、ゲームクリアに向けて最適解の近道を模索している。
「トチコロガラドンが、いつも第八都市を壊滅させちゃって、そこでゲームオーバーになっちゃうんだよ」
「第八都市は、壊滅させるしかないんだ」
「え……?」
僕の答えに、ナルミヤは大きな瞳を真ん丸にした。
「あれって、都市を壊滅させるのが正解なの?」
「そう。僕と、ハカセ……キョウイチロウとヒトシと、三人で何度も調べたけれど、どう隊列を組んで戦略を練っても、最終的に第八都市は壊滅する。だから、トチコロガラドンを倒すための本拠地を第八都市ではなくて隣の第七都市に置いて、そこから出撃するしかない。第八都市は、見捨てるしかないんだ」
これは僕たち三人だけで辿り着いた結論ではなく、ハカセの家のパソコンでインターネットの掲示板を見た時も、同じ結論が導き出されていた。世界じゅうの、顔も知らないプレイヤーたちもまた、同じように見つけ出した答えなのだ。「絶対に何か他の戦略があるはずだ」と検証しているプレイヤーは今もいるが、第八都市を陥落させずにトチコロガラドンを倒したという声は、確認した限り、まだない。
「そうだったんだ……。私、てっきり都市を守り抜くのがあのゲームのルールなのかと思ってた……。そうなんだ、見捨てるしかないんだね」
驚きつつも、小さく頷きながらナルミヤはそう言って、それから微笑んだ。
「全然知らなかった、すごいね、ケイタくん。教えてもらって良かった。今日家に帰ったら、早速やってみるね」
そう言うナルミヤの笑顔があまりにも嬉しそうで、僕もなんだかとても嬉しくなって、そして同じくらい、胸が苦しい感じがした。でもその苦しさが、本当はちっとも嫌じゃなくて、むしろ心地良くて、僕はそんな風に、嬉しくなるような苦しさを感じたことが初めてで、一体どうしたら良いのか、ナルミヤになんて言えば良いのか、わからなくなった。
そこで教室のドアががらりと開いて、クラスメイトたちが数人、教室にぞろぞろと入って来た。登校してきたクラスメイトと「おはよー」の挨拶を交わしたところで、ナルミヤはくるりと僕に背を向けて、綺麗になった黒板消しを置き、新しいチョークをてきぱきと並べてから、廊下に出て行った。日直の仕事を終えて、廊下の水道に手を洗いに行ったのだろう。
その後も続々とクラスメイトたちが登校して来て、教室の中はいつも通りのにぎやかさになった。ハンカチで手を拭きながら帰って来たナルミヤは、僕の席の方に来ることはなく、自分の席に戻ってしまった。僕は彼女との会話が終わってしまったことを名残惜しく思った。
でも今日の短い会話で、ナルミヤと共通の話題ができたことは大きな収穫だった。今度一緒にスタストをやろうよ、と声をかけてみようか。僕がナルミヤの家を訪ねるのと、彼女にうちへ来てもらうの、どっちの方が良いんだろう。
本当は、トチコロガラドンの攻略方法だって、あんなあっさり教えるのではなく、「今度、僕が一緒に倒してあげる」とでも言えば良かったのかもしれない。僕のパパだったら、きっとそうしただろう。僕たちが何度も挑戦して掴み取った倒し方を、簡単に教えてしまうのではなくて、ナルミヤと一緒に検証しても良かったはずだ。僕はそのことを少し、今になって後悔した。
「あ、ケイタ! やっぱり、先に学校に来てたんだな!」
そう言いながら教室に飛び込んで来たのはボーロで、その後ろから、
「ひどいよケイタくん、ひとりで先に行っちゃうなんて!」
と、文句を言ってきたのはハカセだった。
「ごめんごめん、漢字ドリル、学校に置いてきちゃってさ」
僕はそう謝ってみたけれど、ボーロの目は吊り上がっているし、ハカセの顔は泣き出しそうだった。親友ふたりの僕への非難は、先生が教室に入って来て、「さぁ皆、自分の席に着いて」と言うまで続いた。僕はふたりの話を聞いているふりをしながら、途中何度か、ナルミヤを見つめていたのだけれど、彼女は僕には気付いていないようで、一度もこちらを見ることはなかった。
「朝の会を始めましょう。今日の日直はナルミヤさんね、お願いします」
先生にそう促され、ナルミヤの凛とした声が、朝の教室に響き渡る。
「起立」
椅子をがたがたと鳴らしてクラスメイトたちは起立する。僕も立ち上がりながら、「今度、一緒にゲームをしよう」と、放課後にナルミヤを誘ってみよう、と決めた。
ナルミヤとふたりで秘密の攻略方法を発見することができたら、どんなに幸せだろうか。もしかしたら誰も発見することができなかった、第八都市を壊滅させないでトチコロガラドンを倒す方法が、ナルミヤとだったら見つかるかもしれない。彼女を見ているとそんな風に、僕はなんでもできるような気分になってしまうのだ。
と、いうのはすべて、僕の妄想だ。
現実の僕は、廊下の床に片頬をつけたまま、中途半端に閉められたカーテンの隙間から射し込んで来る、冷たい光を見ていた。光を見てそれを冷たいと感じるのは、光がカーテンの青色を透過して部屋じゅうが青っぽく見えるからなのかもしれないし、もしくは僕が布団どころかカーペットさえ敷かれていない、冷え切った廊下に横になっているからかもしれない。
眩しさに目を細めながら、寝ぼけたままの僕はその光が朝陽だと理解して、室内の壁にかかっている時計へと目を向けた。時計の示す時刻と部屋の中の明るさは、午前中だとしたらあまりにも暗く、午後だとしたらあまりにも明るく、それを妙に思うよりも早く、秒針が動いていないことに気が付いた。昨日の夜に止まったままになっているのであろう時計から目線を逸らし、「電池を交換しなきゃ」と思ったものの、電池がどこにあるのかわからない。そこで、この家に時計は壁のそれひとつだけだと思い出す。運良く新品の電池を見つけたところで、時計がそれしかないのだから、正しい時刻に合わせることもできない。
今は何時なんだろう。
せめて母親の携帯電話があれば、時刻を知ることができる。部屋の中をもう一度見渡してみたが、母親の姿もなければ、部屋の隅のローテーブルの上にいつも置かれている携帯電話も見当たらない。母親も携帯電話も、外出したまま、戻って来ていないようだ。
母親が不在であることに安堵と��胆が入り混じったような気持ちになりながら、僕は床から起き上がり、まずはトイレへ、それから洗面所へ向かった。トイレにも洗面所にも、その隣の脱衣所にも、浴室にも、���族は誰もいなかった。用を足して手を洗ってから顔を洗う。
洗面所の鏡には、皮脂にまみれた髪が額にべったりと貼り付いている僕の顔が映って、顔を洗うついでに蛇口の下にまで頭を突き出し、髪を濡らしてごしごし擦ってみたけれど、物事が好転したようにはまったく思えなかった。どこかにあるらしい傷に、水がしみて痛かった。
何日も着替えていない服からは饐えたような臭いがしていたし、手も足も少し擦るだけですぐに垢が剥がれ落ちた。もう何日間、風呂に入っていないんだろう。この部屋のガスが止められてからどれくらい経ったのか、思い出せない。今はこうしてトイレも使えるし顔も洗えているけれど、水道が止められる日も近いのかもしれない。
いつ洗濯したのかもわからない、黄ばんだタオルで濡れた髪を拭きながら洗面所を出た。さっきまで横になっていた廊下を踏みしめて部屋に入り、ローテーブルの下に転がっていた煙草の箱とライターを拾って、ベランダへ続く窓を開ける。
窓の鍵は開いたままになっていた。素足のままベランダに出て窓を閉めてから、箱から煙草を一本引き抜いて、口に咥えて火を点ける。息を大きく吸って鼻から煙を細く吐きながら、外が思っていたよりもずっと明るいことに気が付いて、もしかしたら、もうとっくに学校へ向かわなくてはいけない時刻になっているのかもしれない、と思った。
室外機の上に置かれた灰皿に灰を落としていると、アパートの下の通りをふたりの小学生男子がおしゃべりしながら歩いて来るのが見えたので、僕は咄嗟に、ベランダに置かれた目隠しパネルの陰に隠れるようにしゃがみ込んだ。そうすることで彼らから僕の姿は見えなくなり、僕からも彼らの姿が見えなくなったのだけれど、わざわざ顔を確認しなくても、僕はそのふたりが誰なのかを知っていた。同じクラスのハカセとボーロだ。
ハカセというのもボーロというのも、本名ではなく、あだ名だ。ハカセと呼ばれている、分厚いレンズの眼鏡を掛けた背が小さい男の子は、確かキョウイチロウというのが本名で、もうひとりの、ボーロと呼ばれている体格の良い坊主頭の男の子は、ヒトシというのが本名だ。ヒトシというよりフトシという感じだけれど、そう呼ぶと泣くまで殴られるので、誰も間違ってもそうは呼ばない。クラスメイトのほぼ全員が、ふたりのことをハカセ、ボーロを呼ぶので、僕はそのふたりの名字を思い出すことはもうできなかった。
ふたりは近所に住んでいるのか、仲が良いのか、登校の時間になるといつも決まって、おしゃべりしながらこのアパートの前の通りを南から北へと歩いて行く。朝から元気が良いことに、ふたりの会話はベランダにいる僕にまでよく聞こえてくる。
話の内容は、昨日観たテレビのことか、スタストとかいうゲームのことがほとんどで、ときどき、マッドシューターの最新モデルがかっこいいだなんて、スニーカーの話をしていたりする。今日はなんの話をしているのだろうと思いながら、目隠しパネルの陰で煙草を吸っていると、僕がそこにいることなんて知りもしない彼らが、いつも通りおしゃべりをしながら歩いて行く。
「なぁ、聞いたか? 昨日皆がしてた噂話」
「ナルミヤさんの話でしょ? あんなの信じられないよ。何か証拠があるのかなぁ」
「でもほら、火のないところにナントカって言葉もあるだろ。何にもないのに、ナルミヤがエンジョコーサイしてるなんて噂、出回る訳ない」
「あれって、ヒナカワが言い出した話だよね。ヒナカワってほら、ナルミヤさんと仲良くないじゃない。なんでヒナカワが、仲良くもないクラスメイトの秘密を知ってるのか、不思議に思わない?」
「なんだ? ハカセはナルミヤの噂が嘘だって疑ってるのか? 信じたくないって? なんだハカセ、お前、もしかしてナルミヤが好きなのか?」
「ち、違うよ! ただ僕は、ヒナカワがナルミヤさんを嫌いだから、あんな噂を広めたんじゃないかって思ってるだけで……」
「なんでヒナカワがナルミヤを嫌ってるってわかるんだよ?」
「だってほら……ナルミヤさんは美人だけど、ヒナカワはブスじゃん……」
僕は短くなった煙草を灰皿に押し付けて、火を消してから立ち上がる。部屋に戻る頃には、ハカセとボーロの会話は聞き取れないくらい、ふたりはもう遠くへ行ってしまっていた。
一本抜き取ったことが判明しないことを願いながら、煙草とライターを元通りローテーブルの下に置き、それが不自然に見えないよう、あたかもずっとそこに転がっていたことを装うようにその角度を微調整してから、台所の方へと目を向けた。
電気を点けないといつも薄暗い台所は、窓の近くからでは中の様子がよく見えない。僕は意を決して、台所へと近付いた。食べられる物がほとんどなくなってしまって久しい台所は冷え切っていて、とても静かだ。冷蔵庫のコンセントはとっくの昔に引き抜かれているし、蛇口も長いこと捻られていない。
時計の秒針さえも止まってしまった今、家の中は恐ろしいほどに静かだった。ただじっとしているだけでは、この空気に取り込まれて、僕まで透明になってしまいそうな、そんな錯覚に陥りそうになる。僕は台所の入り口に立って、その薄暗がりの中を覗き込んでみた。
台所の床の上にはどす黒い色をした水溜まりが広がっていて、その中心には、僕の父親が倒れている。
たいした深さもないはずの水溜まりの真ん中で、溺れてもがいているかのように、こちらへ右手を伸ばしたまま、どこか遠くをじっと見つめたまま動かない父親は、もうかれこれ二日はこのままの状態で、脈を確かめるまでもなく、完全に絶命していた。心臓を刺し抜いているのであろう包丁の切っ先が、父親の背中から突き出していて、その汚れた銀色だけが、暗闇の中で妙にはっきりと見える。それはひどく恐ろしい光景だった。
怖いからなるべく見ないようにと過ごしてきたけれど、一度目を向けてしまうと、まるで縛り付けられたかのように身体が固まり、目線すら動かせなくなってしまう。ずっと見つめ続けたところで何も変化など起きないのに、僕は間違い探しでもしているかのように、目の前の光景を食い入るように見つめている。
ふと、父親の身体の下に広がっている水溜まりの中に、何かが転がっているのを見つけた。今まで何度か台所を覗き込んでいたけれど、それに気が付いたのは初めてだった。
あれはなんだろう。恐る恐る、水溜まりへと近付いた。その時、突然父親の右手が動いて僕の足首を掴んでくるところを想像してしまい、思わず悲鳴を上げそうになった。けれどそれは僕のただの妄想で、実物の父親はやはりぴくりとも動かない。明らかにこちらを見ている様子のない���目が、それでも僕を見つめている気がして、何度も父の顔を見てしまう。家にいる時はいつも父の機嫌を窺って過ごしていたけれど、死んでからも顔色を窺わなくちゃいけないことが急に馬鹿馬鹿しく思えてきた。それでも、一度想像してしまった恐怖から逃れることはできない。僕は怯えながら水溜まりに落ちている小さなそれを拾い上げる。
ねちょ、という感触がして、指に赤と黒の中間色のような色が付着する。「それ」も僕の指を汚したのと同じ液体がべったりとこびり付いていて、摘まみ上げた「それ」がなんなのか、最初はわからなかった。「それ」は小さくて、金属でできていて、何かを挟むような形状をしていた。
しばらく見つめているうちに、僕の目は「それ」にまだ汚れが付いていない部分があることを発見し、そしてそこに描かれているのが水色の水玉模様だと認識した時、僕はナルミヤのことを思い出した。
透き通るような白い肌、まっすぐ伸びた長い髪、大きな黒い瞳。ナルミヤは僕のクラスの一番美人な女の子で、いや、きっと、学校で一番の美人だ。けれど誰も、彼女が笑ったところを見たことがない。というのが、もっぱらの噂だった。
ナルミヤは笑わない。そして、人前で口を開くことはほとんどなく、開いたところでつっけんどんな、素っ気ない言葉が棘にまみれたような声音で吐き捨てられるだけなのだった。彼女がクラスメイトを見つめる時、それは眉をひそめるように細められた冷ややかな眼差しで、ぱっちりとした瞳が台無しに思える。ナルミヤの美しさは、男女問わず誰でも彼女と仲良くなりたくなるような、ずば抜けた輝きがあったけれど、当の本人がそういう具合でしか他人と関わろうとしないから、誰も彼女には近付かない。しかし誰ともつるもうとしないその姿勢が、彼女の美しさをより一層引き立てているように見えなくもない。
ナルミヤは孤高だ。クラスメイトの誰にも似ていない魅力が、彼女にはある。
僕は指先で摘まんだ金属片を見つめたまま、どうして今、彼女のことを思い出しているのか不思議であったが、やがてその水色の水玉模様が、ナルミヤの左耳の上、髪に留められているパッチンヘアピンの模様だと気付き、そしてこの金属片が、彼女のヘアピンなのだとわかった。
これはナルミヤの物だ。だから、彼女に返さなくてはいけない。
そう思った僕は洗面所に引き返し、ヘアピンを洗った。赤黒い粘着質な汚れは、執念深く擦り続けているうちに流れ落ち、それから、自分の手もよく洗った。もう何日も風呂に入っていない僕の頭を拭いたタオルでナルミヤの私物を拭くことをなんとなく躊躇して、軽く水を切ってから、僕はそれをズボンのポケットへと入れる。
学校へ行ってみよう。ナルミヤはきっと、登校しているだろう。
汚れがマシな靴下があったら履こうかと思ったが、そんな物はどこにも見つけられず、僕は裸足のまま玄関へ向かった。
玄関の土間には、僕のスニーカーと父親のくたびれた革靴と、妹のリスコが落ちていた。リスコは手足を縮めるようにして土間にうずくまり、まるで芋虫のようだった。うつ伏せの姿勢のまま、そこにじっとしているので、顔は見えない。ぐっすり眠っているのか、僕がすぐ側でスニーカーを履いても、ぴくりとも動かなかった。
僕と同じように���っと入浴していないリスコの髪には、ところどころ綿埃が付着している。その髪は明るい茶色をしていて、これはリスコが母親にねだって市販の薬剤で染めてもらったからだった。茶髪になったことが嬉しくて、はしゃいでいた妹の様子をまるで昨日のように思い出す。でも今は、その髪も汚れきっている。
妹はいつから、ここで寝ているんだっけ。
リスコは昔から寝起きの機嫌が良くない。起こそうとして噛みつかれたことも一度や二度ではないし、あの父親でさえ、眠っているリスコを起こそうとはしない。だから僕は、妹には触れることなくスニーカーを履き、その横を黙ってすり抜けた。
玄関のドアを開けて、外へと出る。家の鍵は持っていないので、ドアを閉めても鍵は閉められない。僕が不在の間に誰かが訪ねて来て、うっかり妹を起こしてしまうなんてことが、なければいいのだけれど。
家から一歩外に出ると、不思議と気持ちが楽になった。僕が家の中にいるとどことなく居心地が悪い理由は、そこに両親がいるからだと今まで思っていたけれど、母親が帰って来なくなり父親が呼吸をしなくなっても、やっぱり家の中にはいたくないというのが、僕の本心らしかった。比較的軽い足取りでアパートの階段を降り、学校へ向かうための通学路を歩き出す。スニーカーの中に溜まった砂が、たちまち足の裏にまとわり付くのが気持ち悪かった。
どうやら小学生が登校する時間はとっくに過ぎているようで、もうどこにも黄色い帽子やランドセルを身に着けた子供の姿を見つけることはできなかった。ひとりでとぼとぼと学校へ続く道を歩きながら、そういえば僕のランドセルはどうしたんだっけ、と考えた。
学校へ行くのであれば、ランドセルくらいは持って行っても良かったかもしれない。でもどうせ、教科書もノートもないし、鉛筆は皆折れているし、ランドセルだけあってもどうしようもない。
葉桜になった桜並木を歩いて行くと、途中、一本の桜の木の陰に、思わぬ人物の姿を見つけた。ナルミヤだった。
彼女は桜の木にもたれかかるようにして立っていた。しかし、登校の時に被るように言われている黄色い帽子も、真っ赤なランドセルもない。足元はいつもと同じ、エナメルの黒いスニーカーだったが、黒と白のワンピースは、学校の制服ではなかった。ナルミヤは僕に気が付くと、まるで汚物でも見るような目をして、顔をしかめた。
「……ケイタくん」
「おはよう、ナルミヤ」
「……おはよ」
「ここで、何してるの?」
「別に」
「学校、行かなきゃいけない時間じゃないの?」
ナルミヤは僕から顔を背けるように真横を向きながら、それでいてその目は、突き刺すように僕を見ていた。
「そう言うあんただって、学校は?」
「今、行くところ」
「……その格好で?」
「うん」
「あっそ」
僕はポケットの中からパッチンヘアピンを取り出して、ナルミヤへ差し出す。
「これ」
「……何それ」
「これ、ナルミヤのでしょ」
「なんであんたがそれを持ってるの?」
「僕の家に、落ちてた」
「…………」
「これをナルミヤに返そうと思って、それで学校へ行くところだったんだ」
「…………」
ナルミヤはまるで引ったくるように、僕の手からヘアピンを取ると、すぐさまそれをワンピースのポケットへと仕舞った。横を向いたまま目だけで僕を睨んでいるのは、変わらなかった。
「そのために、来たの?」
「うん」
学校に辿り着くずっと手前で、ナルミヤに会えたことは予想外だったけれど。
「それだけ?」
「うん」
「…………」
彼女は僕を睨みつけていたが、やがて、その目線さえもそっぽを向いた。
「ケイタくんさ、わかってんの?」
「何を?」
「あんたのお父さん殺したの、私なんだよ」
「うん」
僕は頷いた。
「私のヘアピン、証拠じゃん。私が殺したっていう証拠」
「そうかな」
「だって殺人現場に落ちてるんだよ。犯人が落としたんだって、思うでしょフツー」
「そうかも」
「ケーサツ呼んでないの?」
「呼んでない」
「なんで呼ばない訳?」
「うち、電話ないし」
ナルミヤの目がさらに細くなる。細くなればなるほど、僕を貫くように視線が研ぎ澄まされていくように感じる。しかし今、彼女の目は僕の方をまったく見ようとしていなかった。
「はぁ? 電話なんかなくたって、ケーサツくらい呼べるでしょ。近所の人とか、お店の人とか」
周囲の大人に助けを求めれば良い、と言いたいのだろうか。しかしナルミヤは、それより先の言葉を口にはしなかった。
「あんたのお父さん、どうなってんの?」
「どうもなってないよ」
「どうもなってないって?」
「そのまま」
「あれから、ずっと?」
「そう」
「…………」
ナルミヤは最大級に嫌そうな顔をした。
「…………きもちわる」
ぺっ、とナルミヤは僕に向かって唾を吐いた。彼女の唾液は、放物線を描いて僕の足下へと落ちる。僕がその唾液の、白いあぶくを見つめていると、ナルミヤは心底不機嫌そうな声で、怒鳴るように言う。
「用が済んだらさっさと失せろ。二度とその面を見せるな」
それはまるで、僕の母親が言いそうな言葉だった。けれど彼女が僕の母親に似ているとは、ちっとも思わなかった。ナルミヤの方がずっと綺麗だ、と思った。
学校へ向かおうと思ったけれど、目的はすでに達成してしまったし、もう何もすることはないので、僕は家に戻ることにした。さっき出て来たばかりなのに、もう引き返すのかと思うと、それだけで足が重くなる。結局、僕はあの家から逃れられないのだろうか。のろのろと歩きながら、一度だけ後ろを振り返ってみたけれど、もうナルミヤの姿はなかった。
ナルミヤはどこへ行ったのだろう。あの格好だと、学校へ向かった訳ではないような気がする。彼女も家へ帰ったのだろうか。それとも、僕の予想もつかないような場所へ向かったのだろうか。
帰っている途中、どこからかサイレンの音が聞こえてきた。パトカーのサイレンだ。家が近付くにつれて、その音はどんどん大きくなっているような気がした。
寝ていたリスコは、この音で起きてしまうかもしれない。寝起きの妹の相手をするのは、考えるだけで嫌な気持ちになる。妹なんて、一生あのまま、目覚めなければ良いのに。もしくは、リスコはもうとっくに、死んでいるんじゃないだろうか。起こしたくないから触りたくなくて、ずっと土間に転がしたままにしていたけれど、本当は、もう二度と目覚めないのかもしれない。
アパートの前まで来ると、そこには三台のパトカーが停まっていた。近所迷惑を考えてか、さすがにサイレンは鳴らしていなかったけれど、赤色灯がくるくるくるくる、風車みたいに回っている。目の前の光景に呆然としていると、二部屋隣に住んでいるおばさんが駆け寄って来る。僕の家のドアは開いていて、中から出て来た警察官が階段下にいる僕を黙って見下ろした。
やっぱり、家の鍵をもらっておけば良かったな、と僕は少なからず後悔して、今度母親に会ったら、ちゃんとそれを伝えようと思った。でもそれと同時に僕は、もうこの家に二度と母親が戻って来ないような気もした。
と、いうのはすべて、僕の妄想だ。
現実の僕は、きちんと制服を着て、黄色い通学帽を被り、ランドセルを背負って、玄関で靴を履こうとしている。ママは僕の後方、廊下の奥の部屋の入口で、中にいる妹のリスコに熱心に声をかけている。
「リスちゃん、もう出掛ける時間よ。いつまでもぐずぐずしているなら、ママは先にケイちゃんを学校へ送りに行くけど。ねぇ、本当にいいの?」
リスコは部屋の中から何か返事をしたらしかったが、なんて言ったのかまでは聞き取れなかった。
「そう、じゃあ先に行くからね。ケイちゃんを送って帰って来たら、ママと一緒に学校へ行きましょうね」
ママはそう言うと、廊下を早足で歩いて来た。
「ケイちゃん、先に行こう。リスコは後で送るから」
僕は黙って頷いた。ママは仕事に行く時の洋服を着ているのに、靴はいつもの黒いヒールではなく、コンビニに行く時のピンク色のサンダルを履いた。僕を小学校へ送ってからそのまま会社へ向かうのではなく、どうやら本当に、また家へと戻って来るつもりらしかった。でも、ときどきママは間違って、そのサンダルで会社へ行ってしまうことがあって、だから僕は、ママがサンダルを履いたことを指摘するかどうか悩んだ。
けれどママの言葉の端々が、妙に尖っているように聞こえることに気が付いたので、そのことを口にするのはやめた。決して表情に出さないように努めているようだったけれど、ママが今までになく緊張しているのがなんとなくわかった。 僕はアパートの階段を先に降りて駐車場の車のドアの前に立ちながら、玄関を施錠したママが後から階段を降りて来るのを待った。車の鍵を操作したのか、唐突にピッと車の鍵が開いたので、僕は後部座席に乗り込んで、さっき背負ったばかりのランドセルを隣の座席へと置く。運転席に乗り込んだママが何も言わないままシートベルトを締めて車のエンジンをかける。ルームミラーで後部座席の僕をちらりと見て、いつもだったらそこで、「ほら、シートベルトしなさい」と言うはずだったけれど、今日のママは「じゃ、行くわよ」と言っただけだった。
※『非・登校』(中) (https://kurihara-yumeko.tumblr.com/post/766015430742736896/) へと続く
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2022.12.12
なんだかゴッツイ日本酒!
またまた周年祝いで頂きました
本当にありがとうございます😊
こりゃ、皆で一献行きますかっ!(^^)
で、片付けして、3時過ぎには店を出て
ラッキー🐕散歩して帰ろと、いつものルーティン
外は雨。寒い…と思いながら
ラッキー🐕が遊び疲れるのを待ってると…
急激にダッシュするラッキー🐕
イノシシか、鴨か、野犬か、猫か?
とにかく何かを追い掛けて、猛ダッシュ。
すると、揉み合ったのか激しく暴れ回る音…
鴨や、青鷺が、激しく鳴きながら飛び立つ…
…………ん……… ラッキーが見当たらない…
どうやら揉み合った後、
1.5mくらい下の池に落ちたらしい
池と言っても、運の良い事に工事の為、
池の水は抜いてあるので溺れてる訳は無い
1.5mくらいなら楽勝で登ってくるだろう
それくらいのポ��ンシャルは持ってる🐕
しかし、待てど暮らせど上がって来ない
雨は強くなる一方だし、傘持ってねぇし…
夜中、否 朝の4時に何やってんだ!!と
怒りながら懐中電灯を車に取りに行き、
池を照らすと、泥濘にハマったラッキー🐕さん
そりゃ、ダッシュも出来ない(笑)
イコール…登って来れない
ワイ…雨の中、ドジ犬を助けに泥濘に降りてくの?
スニーカーなのに??
まぢ勘弁しろよ…
池の淵で、手を差し伸べても
ラッキー🐕のハーネスは掴めず…
反対側に行けば、登れそうだけど、
泥濘横断出来るか??
(日中は、↑こんな感じの場所)
懐中電灯で、対岸を照らし、ラッキー🐕に
あっちから登れ!と言うと
意味が分かったのか、照らされた先の
対岸の壁を目指して歩き出した。
そこから、グルっとワイも対岸へ回り
再び、懐中電灯で、このルート通って登って来い!
っつうと、ちゃんと登って来ました(^^)
泥だらけだけど…
コイツ、賢いんだか?バカなんだか?
それより、救出劇終了は朝の5時
それから風呂入れて、洗ってやって
現在、朝6時。
オカンは起きて来てて、洗濯機の給水ホースから
水が漏れてる…とホザいて来る
調べると給水する蛇口自体から水漏れしてる
見た感じ、経年劣化のパッキンが原因クサい。
しかし、朝6時で道具は揃わず
しかも雨。
とりあえず寝かせて下さい
ホームセンターが開く頃に起きて、直しますので…
とんだ災難の日なんだな…今日は。
オバケなんか信じないから、ワイは寝る
お刺身野菜
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